アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 LOVE AGAIN SYNDROME 』 1ページ目 ■
2010年6月19日




GM/それでは、リプレイ収録用単発『アナザーワールドSRS』セッション、始めましょう!
一同/はーい、宜しくお願いしますー!

 今回、「『アナザーワールドSRS』の解説リプレイ制作」というコンセプトのもと、制作者のGMのもとに4人のプレイヤーが集まってくれました。
 メンバーは……ルール校正を担当し、現在進行形で様々なリプレイに参加してくれている、
すずか
 『Forget-me-not Scarett』のアンジュなど、多くのマーサーGMセッションに付き合ってくれている、
なちこ
 そして、マーサーGMでのリプレイ作品では初登場となるサークルの後輩の
ろって犬熊猫の4名!
 「リプレイ用セッションやるよ!」という声掛けに快く参加してくれた4人に感謝感謝です。


GM/始めに『アナザーワールドSRS』の説明ですが、このゲームは「どんな世界でも再現できる汎用システム」として開発されました。一応「現代異能もの」が一番やりやすいと推奨してますが、やろうと思えば剣と魔法のファンタジーも可能です。

 このゲームでは、基盤としてF.E.A.R.の『アルシャードシリーズ』で有名な「スタンダードRPGシステム(通称SRS)」を使用しています。
 SRSは、「3つまでのクラスを組み合わせてキャラクターメイキングをするする、2D6+能力値ボーナスで判定するシステム」です。
 詳しくは、公式サイト、またはウィキペディア記事をご覧ください。行為判定のルールなどがまとめられております。


GM/まずは、今回のシナリオで使用するハンドアウトを公開します。3パターン用意しているので、その中から自由に選んでねー。

【ハンドアウト:PC1】
 コネクション:矢島祭  関係:好意  推奨クラス:特に無し

 君は矢島祭と中学時代、同じ時間を過ごした。
 中学を卒業し離ればなれになっていたが、美しい思い出のまま君は再会を果たす。
 だが、君は死んだ。矢島祭と同じ時間を過ごしたがために。新しい生を受けた君はどう過ごすべきなのだろう?

▼NPC1:矢島祭(ヤジマ・マツリ)
 性別は男女どちらでも可。推奨は異性。PC1と同い年。
 中学時代は周囲から信頼されクラスでも目立った存在だった。運動部。

【ハンドアウト:PC2】
 コネクション:速見  関係:依頼主  推奨クラス:聖職者 or 処刑人

 教会から任務だ。
 数日前から一般人が昏睡状態から目を覚まさないという謎の事件が起きているという。事件の捜査をしてほしいというものだった。
 これ以上被害者を出さないために。それが君に与えられた任務だ。
(セッションを依頼を受ける役。オーソドックスな進行役。また、PC1とPC3をまとめる役でもある)

▼NPC2:速見(ハヤミ)
 性別は男女どちらでも可。依頼主。
 PC2と同じく教会に属している者で、PC2は何度も事件の解決を依頼されたことがある。橋渡し役。

【ハンドアウト:PC3】
 コネクション:聖剣  関係:自由  推奨クラス:魔術師 or 世界遣い or 稀人

 世界は確実に巻き戻っていた。
 君が過ごした筈の5月をまた過ごすことになったのだから、絶対に巻き戻っていた。
 君の前に聖剣が現れる。「PC1がこの事件に大きく関わっているのよ。助けてあげて」

▼NPC3:龍の聖剣
 人外。超越的な話題をする金髪の幼女。とってもふしぎ。

【ハンドアウト:4】

 ハンドアウトパターン1〜3を兼用する。
 PC1の場合、同じ中学に通い矢島祭を知っている。
 PC2の場合、教会に所属し速見から依頼を受ける。
 PC3の場合、共に時間を跳躍した者。


プレイヤー2・なちこ/あ。ハンドアウト3のコネクションって、あのロリですよね?
GM/うん、『ロリループシリーズ』に出てくるロリです。その知り合いになって、今回の事件に関わってもらいます。

 ここで簡単に、推奨している基本世界設定の説明です。
 この世界『ゼフィロス』では、『異端』と呼ばれる怨霊や魔物が、人を「単なる快楽の為に」襲います。異端にとって人々の抱く負の感情はご馳走であり、苦しんだり死んでしまったりすることが大変好ましいこととされています。
 しかし「虐げられているだけではいられない!」と、『教会』という異能専門の警察組織が立ち上がりました。教会は人々を救うために戦う秘密結社です。異端に苦しめられている人々を助けるために教会は今日も能力者に依頼を出しています。
 そんな凶悪なモンスター達と能力者達の異能バトルを楽しむことができるゲームなのです。

 以上が、ライトで「いかにも異能バトルジャンルっぽい世界設定」でした。
 それ以外に、『アナザーワールドSRS』では、こんなことも起こっています……。

 異端は、意味も無く己の快楽の為だけに人々を傷付き、命を奪います。
 『神様や世界本人など偉い人達』は、この現状を快く思っていません。異端によって人々が死んでしまうことは悲しいことであり、『神様や世界本人達』はなんとかこの悲劇を阻止したいと考えています。けれど『世界』は直接異端に手を出すことができない。なので彼らは間接的に人々を助け、援助するやり方を始めました。
 それが、
『異端によって殺される前まで時間を戻す』というやり方でした。
 この方法が効率的なのか良いのか悪いのか、人それぞれが思うことでしょう。ですが、異端によって殺され、世界によって蘇らせられた人々は、また異端による死を待つでしょうか?
 『自分の生き死ににどう立ち向かうか』が、このゲームシステムのテーマになっています。

 ……代表的な『神様や世界本人など偉い人』の1人が、「ロリ」と言われている幼女です。
 詳しく知りたい人は、『ゴーストハンター02・リプレイ〜パラドックスの椿』を始めとする、ロリループシリーズをご覧ください。


プレイヤー3・ろって/PC1ハンドアウト……一度は死んじゃうんですね。
プレイヤー4・すずか/でも復活すると。ちなみに、何レベル開始ですか?
GM/初期段階でのスタートということで、キャラクターレベルは3で作ってもらいます。全員知り合い設定で、何度か教会からのお仕事をこなしたことがあります。
プレイヤー4・すずか/(ハンドアウトを読み切って)やりたいハンドアウト、ある?
プレイヤー2・なつこ/うーん……PC2がやりたいかな。仕事人間はやりやすそうだし。
プレイヤー3・ろって/それじゃあ、PC3やりたいです。ロリに会ってきますね。
プレイヤー4・すずか/それなら某キャンペーンでPC1をやっているので、PC4のハンドアウトを貰いまーす。
GM/……決まったね、PC1。
プレイヤー1・犬熊猫/あ、はい、頑張ります(笑)

 相談の結果、ハンドアウト配分は以下の通りに。

プレイヤー1・犬熊猫/PC1ハンドアウトを選択。
プレイヤー2・なちこ/PC2ハンドアウトを選択。
プレイヤー3・ろって/PC3ハンドアウトを選択。
プレイヤー4・すずか/PC4で、PC3ハンドアウトを選択。

GM/では、ハンドアウトも決まったところで、本格的にキャラクターメイキングをしていきましょう! 今回作るキャラクターは、初期レベルの「キャラクターレベル3」で作っていただきます。

 選べるクラスは、以下の12通りです。
▼魔術を学ぶ[魔術師]。魔法で攻撃したり、他人を妨害する魔法使いタイプ。
▼超能力を操る[感応力師]。回復能力で癒したり、ダメージを軽減させる僧侶タイプ。
▼武器を持って戦う[闘士]。最前線に立って戦い、味方を庇う戦士タイプ。
▼更に戦闘に特化した[狂戦士]。能力値を最大限上昇させ破壊力を叩き出す戦士タイプ。
▼遠距離攻撃を主とした[狩人]。射程の長い攻撃が特徴で、知覚力も高い盗賊タイプ。
▼霊を使役する[霊媒師]。攻撃補助、全体回復、モブ使役やNPC操作などする魔法使いタイプ。
▼組織のサポートを受けた助力者の[聖職者]。仲間を助ける戦闘を行う僧侶タイプ。
▼同じく組織からサポートを受けた戦闘員[処刑人]。戦闘能力は勿論、薬物を作成したり、モブ使役したりと万能戦士タイプ。
▼物体を再構築や分解する[領域遣い]。攻撃魔法に特化した破壊力ある魔法使いタイプ。
▼世界の理をねじ曲げてしまう力を持つ[世界遣い]。クリティカル、ファンブル、振り直し、シーン操作など奇跡を操る万能戦士タイプ。
▼特殊な生まれなどを表す[稀人]。ふしぎな生活を送ることを描写しやすくなる種族クラス。
▼禍々しい闇の存在である[異端者]。敵である「異端」での生活を描写しやすくなる種族クラス。

 この中から3種類選択し、クラスから得られる特技を選んでいきます。


GM/
じゃあ、例としてPC2の人のキャラメをおっていきたいと思います。……どんな感じのキャラクターにしたいかイメージ、かたまった?
プレイヤー2・なちこ/(暫く悩んで)……はい。[聖職者]を2レベルと、[稀人]を1レベルにします。
GM/その場合、[聖職者][稀人]の能力値を見ます。

▼聖職者の能力基本値
  体力 : 5  反射 : 4  知覚 : 4  理知 : 4  意志 : 4  幸運 : 3
▼稀人の能力基本値
  体力 : 4  反射 : 5  知覚 : 4  理知 : 4  意志 : 3  幸運 : 4


GM/能力基本値を、選んだ3つ分全てプラスします。つまり【体力】は、「聖職者5+聖職者5+稀人4=14」になります。これを6つの能力値全てにやっていくと……。

▼PC2の能力基本値
  体力 : 14  反射 : 13  知覚 : 12  理知 : 12  意志 : 11  幸運 : 10


GM/……上のようになります。このとき、キャラメ時のボーナスとして、好きな能力基本値に+1することができます。考えるべきことは、判定に使用する能力ボーナスは「能力基本値÷3」で求められるため、できるだけ3で割り切れる数であるべきだということです。

 PC2は、キャラメボーナスを【体力】に割り振ることに決定しました。
▼PC2の能力基本値(最終決定版)
  体力 : 15(÷3=5)  反射 : 13(÷3=4)  知覚 : 12(÷3=4)  理知 : 12(÷3=4)  意志 : 11(÷3=3)  幸運 : 10(÷3=3)
 もしPC2が力仕事のシーンなどで【体力】判定をする場合、プレイヤーは「2D6+体力ボーナス5+修正値」で達成値を算出します。


GM/能力値が決定したら、戦闘値を算出してください。【反射】と【知覚】が高ければ物理命中値が、【理知】と【知覚】が高ければ霊力命中値が、【体力基本値】が高ければ最大HPが、【意志基本値】が高ければ最大MPが高くなります。
プレイヤー2・なちこ/(戦闘値を算出し、クラス修正なども記入しつつ)……[稀人]は霊力寄りのせいか、霊力命中の方が物理命中より高くなりましたね。
GM/霊力の武器を持った方が有利になるね。……では次に、ある程度の数値が出たら特技を取得していきます。

 特技とは、キャラクターの持つさまざまな特殊能力や魔法、技術、特殊な装備などを表わすデータのことです。
 
1レベルを取得した際に、PCは「好きな特技を2つ取得」します。このとき、必ずうち1つ「副特技」から取得しなければなりません。(例:主特技+副特技、もしくは、副特技+副特技)
 またキャラクターメイキングの際は特別に、クラスによって取得できる2つの他に1つ「ボーナス特技」として、選択した自身のクラスから主副関係なく1つ取得することができます。
 レベルアップの際も同じく、PCは「好きな特技を2つ取得(うち1つを副特技から取得)」します。どのクラスでも取得方法は変わりません。
 レベルアップしたクラスの主特技を取得するかわりに、一般特技を取得することもできます。


GM/気を付けてほしいのは、この『アナザーワールドSRS』では武器や防具、回復アイテムは全て特技によって取得されます。「スキルウェポン」と言われるものが武器であり、この種別の特技を取得しないと武器で戦うことができません! 戦いたい人は、必ず1つはスキルウェポンを取っておきましょう。

 こうして、全員でアレコレ言いながらデータを整えること数時間……。

GM/
そして最後にライフパスを振ります! 『重要キーワード』『背景』『特徴』『ボーナス効果』の4つを決定して、キャラクターを完成させます。

 データが完成し、ライフパスを振り、全員でどんな関係になろうか、どんなキャラクターで関わっていくかを相談……。
 全てが完了したら、シナリオ本編を始まりです。

GM/……用意出来たね? シナリオを開始する前に……まずはPC全員、自己紹介をしてもらいます。PCナンバー順からお願いします。

プレイヤー1・犬熊猫(以下、灯也)/キャラクター名は、多中灯也(たなか・とうや)です。クラスは[闘士]を2レベル、[魔術師]1レベルです。性別は男性、年齢は23歳です。
GM/主張したいことはある? 軽く設定とかあったら言ってね。
灯也/えーと……4月に入社したばっかの新入社員です。基本ですます口調で喋って、一人称は「僕」でいこうと思っています。
GM/特技は?
灯也/持っている特技は……≪片手武器≫≪撃滅≫≪死闘の半身≫≪魔の結界≫≪強化手術:体力≫≪勇気の瞳≫≪斬り返し≫です。≪片手武器≫で命中判定が2回できて、≪斬り返し≫で更に命中判定を振り直せるという……「何回ダイス振るんだ!?」っていうキャラメにしました(笑)
プレイヤー2・なちこ/実際にそれだけ振り直せるといいねぇ……(笑)
GM/ちなみに、ハンドアウトで出てくる矢島祭さんの設定だけど……これは『彼女』でいいね? 性別はどちらでも可能なんだけど。
灯也/はい、『彼女』でお願いします。

 多中 灯也 (プレイヤー名:犬熊猫)
クラス:[闘士2/魔術師1]
  体力:15(+5)  反射:12(+4)  知覚:12(+4)
  理知:12(+4)  意志:12(+4)  幸運:12(+4)
  HP最大値:21  MP最大値:17
重要キーワード:(魔術師の)一族  背景:大切な(日常)を失っている
特徴:自己嫌悪している  ボーナス効果:ウェポン(物理)+2ダメージ
職業:会社員  性別:男  年齢:23

GM/了解しました。……じゃあ次、PC2の自己紹介をしてもらいましょう。
プレイヤー2・なちこ(以下、アイザック)/はい。キャラクター名はアイザック=ブラックモアです。クラスは[聖職者]レベル2、[稀人]レベル1。性別は男で、年齢は……見た目28歳ですが、とりあえず『吸血鬼神父兼エージェント』と言えば大体伝わっていただけるかと(笑)
GM/ああ、ある意味ド直球(笑) すごく絵に描いたようなアレだ。
アイザック/キャラ絵を描いてて凄く恥ずかしかったです!(笑) 特技は≪浄化の一撃≫≪叱咤激励≫≪霧暴き≫≪情報隠蔽≫≪友の華≫≪無音の外套≫≪悔改めよ≫≪興奮剤≫です。
GM/ではGMからの質問。ハンドアウトに速見さんという上司というか同僚というか……依頼を持ってくる役がいるんだけど、これは『彼』ですか『彼女』ですか?
アイザック/んー……個人的に、今回の卓、女の子成分が少ないので女の子の方がいいかなー。
GM/じゃあ『彼女』にしましょう。アイザックの年齢は28だっけ? なら速見さんも28歳ぐらいの『彼女』にするね。

 アイザック = ブラックモア (プレイヤー名:なちこ)
クラス:[聖職者2/稀人1]
  体力:15(+5)  反射:13(+4)  知覚:12(+4)
  理知:12(+4)  意志:11(+3)  幸運:10(+3)
  HP最大値:22  MP最大値:18
重要キーワード:人ではないもの(吸血鬼)  背景:(チェス)が好き
特徴:中性的である  ボーナス効果:≪興奮剤≫を初期取得している
職業:神父兼エージェント  性別:男  年齢:28

GM/では、PC3の自己紹介お願いします。
プレイヤー3・ろって(以下、奏志)/はーい。キャラクター名は、夜鷹奏志(よだか・そうじ)です。性別は男で、年齢23歳です。キャラクター内で関係が持ちたかったので、PC1の灯也と中学時代の同級生という設定にしました。ライフパスで『放浪』が出たので、音楽やりながら放浪していることにしました!
GM/……灯也は新社会人になったというのに、君はまだ風来のミュージシャン……。
奏志/オレの歌を聞いてくれる人はみんな家族だーっ!(笑)
GM/クラスは?
奏志/[狂戦士][処刑人][世界遣い]をそれぞれ1レベル取っています。特技は≪巨大武器≫≪単一化≫≪本能の拐引≫≪封印の牙≫≪赤の君≫≪逆転運命≫≪乱舞≫を取っています。
GM/前線系だねー。主張したい設定はある?
奏志/ストリートミュージシャンで、売れません! キーボード弾きながら頑張ってるんです! 妹に世話を焼かれています!(笑)
プレイヤー4・すずか/売れないってザックリ言っちゃった!(笑)
アイザック/って、キーボードだったんだ!?(笑) ミュージシャンって言ってたからギターだと思ってた!
奏志/だって、ギター持ってると「それが白兵武器?」って言われそうですもの。
GM/ギターは白兵武器だよね。
プレイヤー4・すずか/ですよね。白兵武器ですよ。
奏志/そう言われるのがイヤなので、斧を装備していることにしました(笑)

 夜鷹 奏志 (プレイヤー名:ろって)
クラス:[狂戦士1/処刑人1/世界遣い1]
  体力:21(+7)  反射:15(+5)  知覚:10(+3)
  理知: 6(+2)  意志: 8(+2)  幸運:13(+4)
  HP最大値:29  MP最大値:13
重要キーワード:放浪(音楽家)  背景:家族(2)人
特徴:世話焼き  ボーナス効果:ウェポン(物理)+2ダメージ
職業:夢追人  性別:男  年齢:23

プレイヤー4・すずか(以下、琴子)/では、PC4の自己紹介いきまーす。キャラクター名は夜鷹琴子(よだか・ことこ)です。先程のPC3の奏志さんの妹になります。女の子の12歳です。
GM/唯一の女の子になったねー。
琴子/クラスは、[感応力師][霊媒師][領域遣い]をレベル1ずつ。特技は≪空間知識≫≪興奮剤≫≪大地の防御壁≫≪清浄の使者≫≪念動障壁≫≪霊的神経≫≪過去視≫≪食物錬成≫を取得しました。攻撃一切無しの完全サポート役です。
GM/主張したいことは?
琴子/ランドセルです。
GM/(キャラクターシートを見ながら)違う、ランドセルにヘッドホンだよね!?
琴子/です! どっかの金髪ツインテールロリと被らないように、黒髪ロングのロリにしました!
奏志/可愛いなー、良いなー!(笑)
GM/ハンドアウトPC3の2人にご相談。コネクションにそのロリが出てくるんだけど、ロリと顔見知り設定でいいですか?
琴子/……不思議なロリに会ったことある兄妹?
奏志/「琴子のお友達か?」って言えばいいんですね。
琴子/こんなちっちゃいお友達はいないわよ! 琴子は12歳だし!
GM/小学校1年生と6年生だもんな。
奏志/そっか、琴子はお姉ちゃんになったんだな。
琴子/なんか違う。……という訳で、ロリとは知り合いということにしておきましょう。

 夜鷹 琴子 (プレイヤー名:すずか)
クラス:[感応力師1/霊媒師1/領域遣い1]
  体力: 9(+3)  反射:10(+3)  知覚:12(+4)
  理知:15(+5)  意志:15(+5)  幸運:12(+4)
  HP最大値:15  MP最大値:24
重要キーワード:中毒(音楽)  背景:両親不在
特徴:不幸である  ボーナス効果:≪興奮剤≫を初期取得している
職業:プロ妹  性別:女  年齢:12

GM/それじゃあ自己紹介が終わったところでー……オープニングシーン始めるよー!


 ●オープニングフェイズ/アイザック 〜スタートライン〜

 ――5月1日。
 アイザックは、彼女に呼ばれて待ち合わせをしている。
 時刻は早朝3時。人々が寝静まる時間だが、彼は眠気など感じなかった。
 何故なら元々は夜に生きる者。彼女達に生活を合わせるようになって何年が経ったか。……それは兎も角、彼は静かに彼女を待っていた。


GM/最初のオープニング……PC2のアイザックからいきます。
アイザック/はい。
GM/アイザックはある女性に呼ばれてここに来ました。場所は……教会の中でいいかな?
アイザック/教会にしましょう。そんな時間だとファミレスかコンビニぐらいしか開いてる店もないしな。……そっちでもいいけど。
琴子/おい、吸血鬼!(笑)
GM/約束の時間になると、礼拝堂の扉がキィと開く。「アイザック、いる?」……彼女こと、速見が顔を出す。
アイザック/時間通りだな、速見。
GM/「貴方の仕事に支障が出ないように間に合わせて来たのよ。ちょっと早すぎたぐらいかしら?」
アイザック/いや、問題無い。
GM/「これからワタシが話したいことは判っているわね。仕事の話よ」
アイザック/ああ。……話を促します。
GM/早速教会のエージェントとしての仕事話を速見はし始めます。「1週間前、4月25日から、昏睡状態から目を覚まさないという事件が……今日まで3人出ている」
アイザック/3人……。
GM/「新種のウィルスという訳でもなく、医学の面からも太刀打ちはできなそう。教会は『被害者は何らかの能力を使われ意識を奪われているのではないか』と判断したわ。……貴方にその犯人探しを手伝ってほしいの」
アイザック/犯人は言わずもがな、異端や悪霊になってくるか。
GM/コクリと頷きます。「被害者の共通点は今のところ見付からない。見境なく襲っているように見える。罪の無い一般人を増やさない為にも教会は見逃すことはできない。貴方ならやれるわね?」
アイザック/おかげ様で、労基法にそろそろ触れそうだな。そういったことなら了解した。……最近になって外周りになったから正直体がしんどいって言ってるけど(笑)
GM/「やっと5月よ、貴方も4月1日から部署が移動になって今日までよく頑張ってきたわね。……でも、もうちょっと働いてちょうだい」
アイザック/判ってる。私が休めるにはまだまだ先は長いな。
GM/「見境なく襲ってる犯人は早く処罰しなきゃだしね。悲しき異端だって浄化してあげれば救いになるでしょう。……なんて、吸血鬼の貴方に言うのはおかしいかしら?」
アイザック/違いない。……私も、与えられた力を正しき事に使わないのはどうかと思っているぞ。
GM/「前にも一緒に戦ってくれた『彼ら』にこれから声を掛けてみるわ。その方が貴方も心強いでしょうし。すぐに呼んでくるわ」
アイザック/お前の手を煩わせていいのか。
GM/「実働の貴方達をサポートするのがワタシの仕事よ。だから……彼らに声を掛けるまでもうちょっと休んでいてね、アイザック。体は大事に」……気遣ってくれます。
アイザック/それは『キュンッ!』とかしておけばいいんですか(笑)
GM/いいよ、『キュンッ!』としたって(笑) ちなみに速見さんの詳細ですが、スーツ姿のキリッとした女性で、年は27〜8歳ぐらい……君と同い年ぐらいの教会のエージェントさんです。
アイザック/ま、吸血鬼なんですけどね。……速見、お前、この後ヒマ……じゃないんだな。
GM/「え? そうね、これから連絡をしようと思ってたんだけど」
アイザック/そうか。
GM/「……なに? そんな言い方だと気になるわよ」
アイザック/何か飲もうと思ったが、人間には辛い時間だよな。お前は仕事もあることだし、また明るい時間に誘おう。
GM/ああ、なるほど。真面目な顔で何を言われるかと思ったら、単なるお茶へのお誘いだと判って速見は笑います。「ありがとう。またちゃんと明るい時間に誘ってね」
アイザック/……『キュンッ!』(笑)
GM/「それじゃあ一先ずはおやすみなさい。……目覚めた先で、宜しくね」


 ●オープニングフェイズ/灯也 〜バッドエンド〜

GM/次はPC1、灯也くんのオープニングシーンです。

 灯也は、今年度の新入社員としてこの世に生まれた。

奏志/え、新入社員として生まれてきたの!?(笑)

 4月1日に入社式を迎え、1ヶ月が過ぎた。
 同僚達は言う。
「俺はもう限界だ。国に帰る!」
「もう駄目だ! 俺は奴隷になるために生まれてきたんじゃない!」
「俺は屋上で風になるんだ!」


灯也/怖っ!(笑) お前ら落ち付けよ!? 社長だって話せば判ってくれる筈だ!(笑)
GM/まあ、今日は5月1日です。ちなみにその日って土曜日なんですよ。ゴールデンウィークは全日休みだから安心したまえ。今日から連休だよ。
アイザック/オアシスですね。
琴子/ヘブンでパライソだね。
GM/そんな5月1日、青空の下、君が息抜きに買い物しに外に出て歩いていると……街の中、後ろから女性の声に引き留められる。「多中くん……多中くんでしょ?」
灯也/えっ……。振り向きます。
GM/「やっぱり多中くんだ!」……見ると、どこか見覚えのある女の子。
灯也/も、もしかして……矢島さん?
GM/「覚えていてくれた! 良かったー!」……とサッパリした爽やかな笑顔の女の子の名前は、矢島祭。中学の卒業式以来の再会だ。「今日は土曜日だからお仕事お休みなの?」
灯也/君も?
GM/「ううん。アタシ、まだ大学生なんだ。今、大学3年生。午前の授業が終わって帰るところ」
灯也/え、そうなの? そ、そっか……。
GM/「多中くん、これから何かある?」
灯也/いや、特に。
GM/「そっか、久々に会ったんだからさ……」
灯也/暇なら紅茶でも飲みに行く?
GM/……ぷっ!(笑)
奏志/紅茶限定なんだ!?(笑)
灯也/ごめん、コーヒー飲めないんだ。
GM/いや、そーゆーんじゃなくて(笑) 一緒にお話するように仕向けようと考えてはいたけど……紅茶限定されるとなんだかな(笑)
アイザック/『灯也はコーヒー飲めない』って重要メモに書いておきますね(笑)
GM/(気を取り直して祭になって)「嬉しいな、2時間ぐらいならアタシも時間空いてるし……美味しいお店でも知ってるの?」
灯也/うん、この近くに……。オススメの店を教えます。
GM/「じゃあ行こう! あ、あとケータイのアドレスも教えてよ」
灯也/いいよ。赤外線でビー。
GM/連絡先も交換して、お店に入って懐かしい話をします。……話しているうちに、彼女は中学時代から明るい性格のクラスメイトだったなと思い出します。君は仲良くしてたのかな?
灯也/あー……きっとそっと憧れてたんですよ。
奏志/そっと憧れてたんだな……甘酸っぱい(笑)
アイザック/で、彼女は誰にでも分け隔てなく付き合ったんですね。
GM/ちなみに、彼女はとあるスポーツでとっても有名でした。フィギュアスケートです。
灯也/おおっ。
GM/中学でもよく表彰されてたなぁ。スポーツにも明るく、サッパリした性格からも何事にもポジティブで明るい女の子でした。
灯也/へー。お茶飲みながら、あそこの会社に勤めてるんだよとか話します。
GM/「え、あそこの内定貰ったんだ! 社会ってどんな感じ?」
灯也/乾いた笑い方で)アハハハハハハ。
GM/「訊かない方が良かった?」
灯也/いやとても良い会社だよアハハハハハハ。
GM/「……多中くん、疲れているみたい。いいよ、グチったって」
灯也/まあ、仕事は大変だけど、同僚がたまーに姿を見せなくなってきたけど……(笑) 良い場所だから頑張っていけるよ。
GM/「いいんだよ、相談してくれたって! 話すだけでも気はラクになるよ! アタシ、そういうの大歓迎だから!」
灯也/あ、ありがとう。
GM/「何かあったらなんでも言ってね! ……あ、ごめん」
灯也/……ん? なんで謝るの?
GM/「だ、だって、久々に会って数分でこんなベタベタされたら嫌って思うでしょ。アタシ、突っ走る癖があるから……自覚してるつもりだけど」……どうやら彼女は明るい性格だけど、落ち込むのも早いらしい。
灯也/気にしなくていいよ。そう言ってくれて嬉しいから。
GM/「ご、ごめんね! こういう性格直さなきゃってちゃんと判っているのに……」
灯也/それはそれでステキだよ。
奏志/……。今、ナチュラルに口説いたよね?(笑)
琴子/……うん。フラグが立つ音がした(笑)
GM/こりゃ口説かれたね。……ちょっとだけ赤くなって、笑う祭さんです。「……そういや多中くんってそういうトコ、中学のときからあったよね」
灯也/い、いや、僕も思ったことがつい口に出ちゃうタイプだから……。
GM/「アタシと同じ、突っ走っちゃうタイプなのに……多中くんの場合は優しくて、ずっとステキだと思うよ」
灯也/う……ありがと。
GM/「…………。あ、ああ、もう時間だね!」
奏志/あ、話逸らした(笑)
GM/「そうだ、ゴールデンウィークって予定ある? ……5月3日、空いてる?」
灯也/あ、ああ。今のところ予定は無いよ。
GM/「なら夜、飲みに行こうよ! お互い大人になったんだもん、いいよね!」
灯也/ああ。いいね、それ。
GM/「……いいの、即決して? 折角の休日なんだし、嫌だったら断ってくれてもいいんだからね!」
灯也/嬉しいくらいだよ。
GM/「……ん」
アイザック/……なに、この甘酸っぱい空気(笑)

「それじゃあ、また明後日!」
 頬を少しだけ赤らめて、その日は彼女は走って去って行った。

 ――そうして迎える5月3日の夜。
 待ち合わせの場所に、少し遅れて彼女はやって来た。
 前に会ったときとは違う服装。登校するときとは違う雰囲気。「いたいた、多中くーん!」


灯也/ああ、うん、可愛いなぁ(笑) 僕もそわそわしてたけど、ちょっと頑張ってオシャレしてきました。
GM/……なんかさっきから『電車男』って言葉が脳裏を掠めるんだよね(笑)
アイザック/まさにそんな感じというか……(笑)
灯也/でも、彼女が折角ご飯に誘ってくれたのに断るのもアレだし……(笑)。
GM/そんな不安な灯也くんを引っ張って、祭さんは「飲みに行きたい場所があるの!」と、良い感じの居酒屋に入ります。
灯也/おっと。お酒飲みますよ。
GM/「あのさ、鈴木美那子(すずき・みなこ)って覚えてる? アタシと仲良かった子。鈴木も社会人1ヶ月目で頑張っているんだけど、いきなり『中学の同窓会をしたい!』って言ってきてね。良いお店ないかなーって探してたの」
灯也/へえ。じゃあ来られて良かったね。
GM/「うん、すっごく雰囲気の良いお店だからまた来るのいいね」……ニコニコと色んなおしゃべりをしながら飲みます。
灯也/こっちも……つられて話してしまいますね。
GM/「アタシはさ、まだ大学生だから暇があるけど……他のみんなはもう社会人になってる人の方が多いんだよね。鈴木とは毎日のように話してるけどさ、でも最近……立ってる世界が違うんだなぁって思っちゃって寂しかったの」
灯也/立場の違い……確かに、10年ってやっぱ早いよね。
GM/「多中くんも疲れた顔をしてるのは、新しい環境に慣れるのに大変だからだよね。……アタシが助けになることとかできないかな?」
灯也/えっと、それは……?
GM/「なんでも相談に乗るよ。今はお酒の場なんだし。ここはハッチャけていい場所なんだから!」
灯也/相談かー……。何か話したいことがあったら、ね。言いながら、3杯ぐらい飲みます。
GM/彼女はポンポンと話を尽かせないぐらいに話し続けます。……そうしてると、あっという間に2〜3時間経ってしまって、もうオヒラキにしようかなという時間になってしまいました。
灯也/じゃあ……そろそろ。また今度、会おうよ。
GM/「うん! 今日は楽しかったよ、みんなの色んなこと聞けて! 同窓会をちゃんと企画したら連絡するから、そのときはアタシに嫌な顔しないで会ってあげてよ」
灯也/会うよ、もちろん。
GM/「んー。そう直ぐに言ってくれるから、多中って凄くイイ奴ねー」(笑)
琴子/……2つ目のフラグが立つ音がした(笑)
灯也/話しながら彼女を送りますね。
GM/「アタシのマンションはすぐそこだからー」と歩きます。……歩き続きます。そこで……彼女がハッとします。
灯也/ど、どうした?
GM/「……。多中くん、アタシの助けになってくれる?」
灯也/う、うん。
GM/「じゃあ、ちょっとそこの道で待ってて」
灯也/……そこ?
GM/「そこ」
灯也/うん、判った。
GM/「……すぐに戻って来る」……タタタと、祭さんは走って行きます。
灯也/あ……。目で追いかけるだけにしておきますね。……何かあったんだろう?
GM/回避判定お願いします。(ころころ)あ、6・6で命中クリティカル。
灯也/えっ、これは当たれと言っている!?(ころころ)10といって避ける……けど無理!
GM/いきなり君の頭を後ろから殴りつけられる。
灯也/ガッ!? ……そ、そのまま倒れます。
GM/倒れた君を、取り囲む者達。
灯也/え……ゆっくり顔を上げてみます。
GM/上げた先に『あるもの』が見られるか、【知覚】判定をしてください。難易度は8。
灯也/(ころころ)ぴ、ぴー!? ファンブルが出ました!
奏志/おいしい、クリティカルとファンブルかよー(笑)
GM/一生懸命顔を上げるが、視界がボヤけてよく見えない。ただ数人のシルエットの中で、目が爛々と光り……額に異質な光を感じる。
灯也/異質な……光?
GM/「一体誰が?」……そこで思う。自分は能力者だ。一般人よりそこそこ丈夫な筈だ。でも倒されたということは……?
灯也/あ。……ヤバイ!
GM/男らしき影が、君にトドメを刺そうと『腕』を振り下ろす!
灯也/もう一度回避していいですか!?
GM/いいよ。(ころころ)こちらは15。
灯也/(ころころ)15……受動側優先だから避けた!
GM/君は何とか力を振り絞って攻撃から避けた。そこで気付く……ここ、人の多い繁華街だった筈だ。どうして誰も助けてくれないんだ?
灯也/はっ。周りを見ます。
GM/居るのは、君を襲う者達のみ。
灯也/け、結界……張られた……?
GM/……君に、数人が襲いかかります。意識を失ってください。そして……。

 目を覚ます。
 見えたのは自分の部屋の天井だ。間違いなく、4月から1人暮らしを始めたアパートのあの部屋だった。
 灯也は思う。「嫌な夢だったな……」


灯也/あ、あの夢、一体何だったんだろう……。起きて、時計を確認してみます。
GM/まだ朝の6時だよ。
灯也/なんだ、まだ寝られる時間じゃねーか。
GM/時計を確認した瞬間、携帯電話がプルルと鳴る。ディスプレイには教会関係者の……速見さんの名前が映し出されている。
灯也/電話に出ます。もしもし?
GM/(電話先の速見になって)「こんな朝早くでゴメンナサイねー。前の任務から数日経ったけど元気? またお仕事を頼みたいの」
灯也/……あ、はい。
GM/「ん? 声、疲れているように聞こえるけど平気?」
灯也/あ……その、嫌な夢を見て……。夢のことをちょっとだけ話しますね。
GM/彼女に話すのか。(ニヤニヤした笑みを浮かべたような声で)「……中学の同級生に再会した。良い夢ねぇ?」
灯也/い、いや! 重要なのはそこではなくて!(笑)
GM/「やっぱり貴方、最近疲れてるから怖い夢見ちゃうのよ。これからゴールデンウィークが始まるんだからさ、楽しい予定でも立てちゃいなさい」
灯也/……ん? ゴールデンウィークが始まる、ですか?
GM/「だって今日は土曜日だもの」
灯也/……土曜日?
GM/「朝9時にいつもの教会で待ってるわ。……幼馴染さんのことを考えるのもいいけど、ちゃんとお仕事忘れないんでね」。電話を斬ります。
灯也/だ、大丈夫ですよ!(笑) ……言って、自分も電源を切ります。
GM/携帯電話のディスプレイを再確認すると、そこには『5月1日(土)6:00』って表示されている。
灯也/……夢……なの……か? ま、とりあえず……外に出る準備をしようか。


 ●オープニングフェイズ/奏志&琴子 〜リトライ〜

 5月3日、月曜日。
 平日だけど平日じゃない。今日は学校も無いなんというフリーダム。
 ゴールデンウィーク真っ只中。人生を謳歌する兄妹は今日も……!


奏志/人が居そうな所に出て、演奏しに行きます!
GM/休みなんだし人なんてどこにもいっぱい居るだろ。
琴子/とりあえずミュージシャンの定番として、ガード下がいいと思うの!
奏志/えっ、ゴールデンウィークなのにそんな所でいいの?
琴子/いきなり何故かダイスをころころ転がして)琴子の【理知】が13だって言ったから多分大丈夫だと思うの!
奏志/出目で決めたの!?(笑) じゃ、妹に言われた通りガード下に行きます。
琴子/電車がガタンゴトーンプァーン。通り過ぎて行く人達……。奏志お兄ちゃん、今よ!
奏志/歌います! 『朝からカレー昼でもカレー、三食カレーでも大丈夫』!
琴子/そんな歌詞なんだ。琴子はランドセルを抱えて聴いてます。
GM/で、奏志さんの歌はどれくらい人を魅了できるんですか。
琴子/1D6振ってください。
奏志/(ころころ)6!
琴子/流石ゴールデンウィーク、いつもの5倍だわ!
奏志/やったー!(笑) 感動のあまり楽譜が読めない! ええい、こうなったらアドリブだー!
琴子/アドリブじゃないの、聞いたことなかったけどね。楽譜ぐらいは読んで! ……とりあえずこの6人を頑張って魅了して! また明日もあるわ、明日も明後日もあるわ!
奏志/そうだね、ゴールデンウィークだもん! まだまだイケる!
琴子/6月になったらこの琴子が描いたポスターでコンサート開くんだから!
奏志/か、会場取らなきゃっ!?
琴子/いいのよ、軒下かなんかで。
GM/……そんな感じで、君達兄妹はゴールデンウィークを謳歌致します。君らが住んでる場所ってどんな所?
奏志/アパートですかね? ワンルームの。
GM/ワンルームのアパートに……兄妹2人暮らしなの?
琴子/あたしが両親不在なので、お兄ちゃんと2人暮らしです。お兄ちゃんに拾われたという設定です。
GM/まるでギャルゲのようだ。
琴子/男性ユーザーにもアピールを!
GM/……では、君達はいつものようにアパートに帰ってくる。奏志さん、6人もハートキャッチできたならグッスリ眠れるね。
奏志/大満足ですね、6人も魅了できたら!
GM/……志、低いなぁ(笑)
琴子/奏志お兄ちゃん、もうすぐ累計100人突破するわよ! 頑張って!
奏志/やったぁ、累計100人いくぅー!(笑)
GM/累計100人と言われて嬉しく……2人がぐーっと眠ります。……そうしておはようございます。新しい朝が来た訳だけど、。今日は何をするつもりなのかな?
奏志/まだまだゴールデンウィークなんだから、昨日に引き続き……人の多いところに行こう!
琴子/今日こそ人もいっぱい居る駅前に行きましょう!
奏志/よし、行こう!
GM/では君達は朝8時の駅前にやって来ます。青空で良い天気だね。メチャクチャ駅は混んでいて「遠出するのかな?」って感じの人達が多いわ。
奏志/ゴールデンウィークだもんなー。キャリーをごろごろしている人が多いよ。
GM/ゴールデンウィーク初日だもんね、遠出する人も多いんだろうよ。
奏志/遠出かー。琴子、折角のゴールデンウィークなんだし行きたい所はある?
琴子/お兄ちゃん。今、訳の判らないモノローグが聞こえなかった?
奏志/(素で驚いたような声で)えっ?
灯也/『ゴールデンウィーク初日』。
奏志/(本当に驚いたような声で)……あれっ!?
琴子/……琴子のかんたんケータイを見ます。
GM/『5月1日(土)』って表示されてるよ。だってゴールデンウィーク初日だもん。
琴子/そっか、ゴールデンウィーク初日だもんね。
奏志/なあ、俺達昨日、ガード下で歌ったよな?
琴子/……お兄ちゃん。100人が遠ざかったわ!
奏志/うわああああああぁっ!?(笑) 100人が遠ざかった! オレの100人があぁー!?
アイザック/とりあえずお前ら、【理知】で冷静に過去を振り返ろうぜ!(一同笑)
琴子/(ころころ)意味も無く【理知】で判定してみる。14です。
GM/琴子ちゃんは思い出す。……そういや5月1日にこの駅前を通った時……あそこに居るパフォーマンスの人達を見て「わあ、ギターってカッコイイな!」と思った。
琴子/わあ、ギターカッコイイ。人も5D6分ぐらい来てる。……ああ、やっぱりあたし、人を操る系の特技を取った方がいいのかしら。
奏志/琴子。今、途轍もなく嫌な言葉が聴こえた気がするんだけど。
琴子/お兄ちゃんが2D6人を魅了出来ないのがダメなのよ!
GM/「そうやって能力を悪用することはいけないとして罰せられるわよ」……女の子の声がします。
奏志/わっ!
琴子/……くるっと声のした方を振り向きます。……大丈夫です、25歳までは実力で勝負してもらいます。
奏志/年齢制限ついたぁ!?(笑)
GM/「あと2年でどれだけヒトは成長できるのかしら」
琴子/3D6ぐらいはいったらいいなって思います。
奏志/4D6いってみるよッ!?(笑)
琴子/その心意気は頑張ってね! ……ところで、その声の主の詳細を求めます。
GM/君らの前に居るのは、金髪ツインテールゴスロリ姿の女の子です。以前、異端絡みの事件でお世話になったことがある……とってもふしぎなふしぎな幼女です。
奏志/琴子がいつもお世話になっております。
琴子/お兄ちゃんがいつもお世話になっております。
GM/「じゃあ……これから、ある人をお世話してもらおうかしら」
奏志/……人の世話?
GM/「貴方達、この世界に『違和感』がある。そうでしょう?」
琴子/こくこく頷きます! まるで努力がリセットされた気分です!
奏志/5月3日を過ごしていた筈なのに……5月1日になってるだなんて。
GM/「この世界は、5月3日に……5月4日になる前に一旦終わったの。そして新しく5月1日からやり直すことにした。……これが事件だって判るわね?」
琴子/そう何度もあったら世界が進まないものね。
奏志/累計人数、溜まらないもんね……(笑)
GM/「これから、多中灯也と、その周辺が大変なことになる」
奏志/灯也の……周辺が?
琴子/奏志お兄ちゃんのお友達が?
GM/「多中灯也は5月3日の夜、死ぬ。それはとても悲しいこと。多中灯也だけじゃなく彼を取り巻く世界全体が不幸になる。……その不幸から逃れるために、悲しい記憶を作らないようにするために、貴方達兄妹の力が必要なの」
奏志/灯也に何かあったのか?
GM/「これからあるのよ」
奏志/友達が絡んでるとなったら、やるっきゃないな!
GM/良い台詞だ。今のを歌詞にすればいいんじゃない?
琴子/お兄ちゃんメモって! 早くメモって!(笑)
奏志/あ、うん!(笑) そう、数少ない友達の為にもやってあげなきゃいけないんだオレは!
琴子/『数少ない』って言わないで!(笑) 人生これからでしょ!?
奏志/いや、そこは数少ない『大事な』友達ってことなんだよ。
琴子/そっか。……少しは言葉を選ぼうね、お兄ちゃん!(笑) つまり、奏志お兄ちゃんの数少ないお友達のためにも累計100人の為にも頑張りましょ!
GM/そんな事を話していると、琴子ちゃんの電話が鳴る。速見さんからの着信だね。
琴子/はい、電話を取ります。
GM/電話内容は灯也くんに言ったものと同じ。朝9時に教会に集合の旨が伝えられます。
琴子/はい、行きますね。……ところで、速見さん。なんであたしに電話したんですか?
奏志/琴子はしっかりしてるからなぁ(笑)