アナザーワールドSRS・リプレイ・ビクティムガール
■ 第2ループ 『 abandon space 』 2ページ ■
2013年2月9日




 ●オープニングフェイズ/全員集合 〜謎ばかり〜

GM/まず情報収集シーンを始める前に、全員集合のシーンをしようか。
鴉華羽/魔法少女だよ、全員集合!(笑)
GM/どのオープニングも早い時間からだったから、その後に集合できると思うけど……休日に全員が集まるとしたら何処だろう?
鴉華羽/集まれる場所と言ったら、教会?
小鳥/そうですね。教会に集まりましょう。
鴉華羽/しをんちゃんに出会い次第抱きついて言うよ! 直人と「ごちそうさま」ってどういうこと!?(笑)
しをん/砂糖にも致死量があるんだよ。
鴉華羽/直人と一体どういう会話したの!?(笑)
しをん/単に直人に呼ばれただけだよ。あたしと何度も会ったことがあるって言われた。全くないのにね。
鴉華羽/しをんちゃんと直人が会ってた? あたしが呼んで顔を見せたのが初めてなんだよね?
小鳥/そういえば……巻き戻したあの世界で、何故か直人さんだけ無事でしたね。
しをん/うん。あたしもそこは引っかかってる。彼もループしてるとか? でも「何度も会った」と言ってもなんか違う気もする……。
燐音/彼は第1ループでも「初めましてって気がしませんね」って言ってたわ。
鴉華羽/えっ? ……そ、そういえば言ってた!
小鳥/……直人さんに≪過去視≫できませんかね?
鴉華羽/やってみるべきなのかな……。あたし達はね、龍剣さんからかくかくしかじかという話を聞いてきたよ。
燐音/龍剣さんって略した……(笑) 私は別途で魔女の調査をしている古い知り合いと話してきたわ。エリさんが所属している組織のことについてね。
小鳥/エリさんの組織についてですか?
燐音/単に柚弦さんが情報収集に失敗してる可能性もあるけど……名前以外のことが一切判らないような組織らしいわ。
しをん/一切判らないなんて変だね? 何か引っかかるなぁ。
鴉華羽/……エリ先輩が何か嘘を吐いてるかもしれないの?
燐音/嘘を吐いてるメリットも考えられないわ。秘密主義を徹底している組織なのかもしれないし、まずは本人に訊いてみるのも手ね。
しをん/ふーん。まだ何とも言えないよね。……煙草を取り出して火を点けます。
鴉華羽/……えっ!?
しをん/あっ。あー……こいつらの前でやっちまったという顔をします。
小鳥/そんな高良さんを悲しそうな目で見ます。……それが貴方の代償なの?
しをん/まあね。へらって笑います。
燐音/まずは情報収集を進めていかないと何も判らないわね。……それと、クェでむのことなんだけど。
小鳥/以前、私がクェでむに触ったときに何も見えなかったのが気になります。大抵は何かしら見えてくるのが普通なのに……。
燐音/あれとは一度ゆっくり話をしなければいけないわね。クェでむの製造元をハッキリさせたいわ。
しをん/クェでむ……お前、誰に作られらたんだ……。
GM/ベルトコンベヤーで運ばれてくるクェでむなんて可愛いね。
燐音/途中でサイズを間違えられて付けられたんじゃない!?(笑)
しをん/パーツ間違いだなんて言わないでくださいよーう! 可愛いじゃないですかー!(笑)
燐音/『魔女の結界探し』のAF判定は3分の1終わったけど、新しく現れた小項目も片付けないとね。……GM、このオープニングシーンの間にメジャーアクションは可能ですか?
GM/可能です。
燐音/今のうちに≪薬物調合≫でゴリゴリ薬剤を作ろうと思います。≪興奮剤≫を作成します。
鴉華羽/今のうちに出来るならみんなと供給をしておきたい。供給しておけば≪護りの契り≫の効果で≪カバー≫の射程が伸びるんだ! ……みんなをちゃんと守るからね! ぎゅー!
しをん/頑張るぞ、オーッ! あ、シヲンボックスと契約をしておきます。
GM/契約了解だよ。キャラクターシートのマスターとサーヴァントの欄に名前を記入しておいてね。シヲンボックスは「そろそろ煙草を吐き出していいか」ってパカパカしてます。
しをん/お前、ボックスだろ。なんで中身を入れておけないの。
小鳥/……何これ、動くの?(笑)
燐音/何故だろう、まだクェでむよりこの意思を持った箱の方が可愛いと思える(笑)
小鳥/こ、この箱、可愛い。……私の作ったマフィン食べる!?
しをん/「ぱくっ。ゲフッ! ゴホゴホゴホ! ぴくぴくぴく!」 痙攣!? ぎゃあ! シヲンボックスが息してない!
鴉華羽/シヲンボックスって息してるものなの!?(笑)
小鳥/ご、ごめんなさい! 小麦粉とか牛乳とかアレルギーがあったのかしら!?
しをん/もっと根本的な何かが原因だよ!(笑)


 ●ミドルフェイズ1/燐音 〜少女の謎〜

燐音/まずは、燐音がシーンプレイヤーになります。新たに追加された『AF判定:調査「黒い影」』をやりたいです。シーンの同行者にエリさんを指定します。
GM/どのように描写しますか?
燐音/黒い影が見えたのは遊園地だったわね? なら遊園地をエリさんと一緒に調査をしたいです。……前回のループでエリさんは遊園地に居なかったから一緒に行きましょう!
GM/エリさんはストーキングは趣味じゃなかった居なかったんだっけ。
燐音/あれはストーキングじゃないですよ、保護観察です!(笑)
鴉華羽/あたし、保護観察された……(笑)
GM/「調査だ」と言われればエリは遊園地に来ます。遊園地はクリスマス当日ではないものの、クリスマスシーズンなので賑わっています。(エリになって)「黒い影を見たと聞いたが、一体どこで見たんだ?」
燐音/私はオープンカフェで見ました。ですが別行動を取っていた神白さんも見たそうです。不特定多数の人間が訪れる遊園地は危ないですし、万遍なく調査をするべきですね。
GM/「判った。……お前達は前の世界で得た2週間分の記憶を所持しているんだよな。私と同じように」 エリは呟くように言う。
燐音/ええ。……エリさんもですよね?
GM/「ああ。この街に来て調査をした2週間分の記憶がある」
燐音/……エリさん。私達が頑張ればこれから起きることは変えられますよね? 不安げに言います。
GM/「お前が不安がるとは。2週間以上共に行動していたがそんな表情は見たことなかったな」
燐音/周りに下の子達がいましたからね。……変なことを聞きますけど、エリさんは時間を跳躍する体験は初めてですか?
GM/「覚えていない」 さて、燐音ちゃんは『シナリオキー:エリ』を持っていますか?
燐音/持っています。
GM/エリは遊園地を暫く調べた後に「休憩しよう」と提案します。
燐音/あそこのお店、スコーンが美味しいんですよ。誘ってそこを休憩地にします。
GM/「これも前の世界で食べた物なのか?」
燐音/いえ、この遊園地は私の家がスポンサーをしているので情報が入ってくるのです。
GM/「なるほど」 適当にオーダーをして席に座って一休みをします。「混乱させると悪い。先に私からあることを話しておこう」
燐音/はい。
GM/「私には記憶が無い」
燐音/なんだって。
鴉華羽/……え? 記憶が無いんですか!?
燐音/でも時間が遡った2週間分の記憶があるんですよね? ……その前の記憶が無いってことですか?
GM/「その通りだ。私は3ヶ月以前の自分の記憶が曖昧だ。3ヶ月前にこの街に配属され、上の伝令に従いこの街のとあるマンションを居住区として命令をこなし生きている」
燐音/3ヶ月前って……クェでむと接触し始めた頃じゃないですか。そのときにエリさんは魔法少女だったんですか?
GM/「既に魔法少女だった。魔女を倒すという使命感があるから、魔法少女として活動はしていたんだと思う。だがしかし、何故私が魔法少女になったのか、魔法少女になったとき何を願ったのか覚えていない」
鴉華羽/だから「願い事は何だったんですか」の質問で濁したの……?
燐音/……それを知った上でお尋ねします。エリさんが所属している第弐基関について知っていることを教えてください。協力関係としてこれから魔女対策をするためにも情報共有したいと説明します。
GM/「了解した。そういうことなら我が第弐基関について話そう」
燐音/良かった、隠されたりはしなかった……。
GM/「第弐基関は旧き一族から生じた魔術結社の一団だ。活動は、教会と殆ど同じだ」 教会は「全国に支部を持っている日本一大きい退魔組織」なだけで、第弐基関は「日本で一番じゃないけど活動している退魔組織である」と説明します。
燐音/ふむふむ。
GM/「このN市周辺には第弐基関の支部は無い。だから臨時に……とあるマップに支部を置いている」 第1ループのラストシーンで、エリさんは「とあるマップに向かおうとします」と言ってましたね。
燐音/そうだったわ。そのマップとは?
GM/「秘密結社の掟として、第弐基関に所属していない者には教えてはならないことになっている」 規則として話さないと言いますが、【理知】判定難易度12に成功すれば彼女は話すでしょう。AF判定とは違うもので、GMが要求した受動的判定なのでやってみてください。
燐音/【理知】で振ります。(ころころ)あ、ファンブルだ! AF判定でファンブルが出なかっただけ良しとしよう!(笑)
小鳥/このシーンに≪リライト≫を使える小鳥はいませんしね(笑)
GM/「規則を破るようなことをしたらいけない」と思った燐音ちゃんは、今回は敢えて言わないことにしたんですね。
燐音/ええ、今は訊かないことにします。組織の決まりは仕方ないですよね。この前みたいに教会の拠点が潰れてしまったときは教えてください。……そんな話をしながら本番のAF判定を【幸運】で判定しますか。
GM/では、描写をお願いします。

 『AF判定:調査「黒い影」』
  ・使用能力値:【理知】【幸運】
  ・難易度:50
  ・ラウンド制限:なし

※このAF判定を行なうと、『AF判定:魔女の結界探し』を行なえなくなる。


燐音/≪+50黄金律≫で遊園地内の監視カメラの映像を見直します。≪薬物調合≫≪強力調合術≫≪最高調合術≫≪興奮剤≫を使って、自分の感覚を上昇させます。その向上した感覚で≪神域の眼≫≪痕跡発見≫≪強化手術:反射≫を使って周囲を見渡します。
GM/何も見落としませんね!
燐音/遊園地を見て、前回のループのことを思い出します。あの思い出、無くなっちゃったのか……という≪失われた日々≫永丘先輩の次回のプロデュースにご期待ください!
鴉華羽/次回のプロデュースもあるんですか!(笑)
燐音/そう思いながら、≪魔法少女の力≫で怪しいモノが無いか探します。≪修羅≫でそれこそ阿修羅のごとく調べる。
しをん/ゴゴゴゴゴって、凄いオーラが燐音先輩からする!(笑)
燐音/様々な情報をかき集め、広範囲になってしまってまとまらない情報を把握する……という意味で≪乱舞≫! 調査中に邪魔だったものを≪零力射撃≫で妨害。マナーの悪い客に対して≪異端審問≫、スタッフに通報!
しをん/追っ払った!(笑)
GM/以上特技14個だと、難易度は28減少。このAF判定は『難易度:22』になりました。
燐音/【幸運】判定します!(ころころ)6でした。
GM/現在『難易度:22分の6』です。半分こそいだので、次回のシーンでは確実に成功することでしょう。
燐音/あとはみんなに頑張ってもらって……私達はお茶でも飲んで休んでいましょうか。
GM/「そうだな、茶でも飲んで体力を回復しよう」 茶を飲んでいるエリは、その茶をじっと見たりします。どうやら物事を努力して一つ一つ覚えているようだ。彼女は機械的というより慎重な性格なんだと思えてきます。
燐音/そんな様子を可愛らしいなと思っておきますね。一生懸命なんだなぁ。更に尊敬の念を深めるのでした。
小鳥/初めて食べるマフィンに私のはいかがですか?
燐音/ダメ! 私が本当のマフィンを食べさせてあげるわ!(笑)


 ●ミドルフェイズ2/しをん 〜見えるもの〜

しをん/次は、しをんがシーンプレイヤーになります。場所はさっきと同じ遊園地で。同行者はクェでむと……みんな一緒に居てほしいな。
燐音/私とエリさんがお茶しているときにみんなやって来たことにしようか。ああ、こっちですよ。しをんさん達を迎えます。
小鳥/エリ姉様ー! お久しぶりですー!
GM/(エリになって)「そちらも調査ご苦労」
鴉華羽/あ、エリさんに龍剣さんから教えてもらったことをお伝えしておきますね。かくかくしかじか! ループは何回も出来ないみたいですけど、頑張りましょう! クェでむをむぎゅむぎゅしながら言います。
GM/「把握した。一つ一つ情報をまとめていけば何とかなる。だがこの辺りで調べてみたんだが……」と、3人にミドルフェイズ1のことを話します。
鴉華羽/やっぱり黒い影は無かったんですか……クリスマスじゃないと見えないとかかな?
燐音/そんな「クリスマス爆発しろの異端」なんて嫌だ、それは柚弦の担当だよ!(笑) 私達は物理で調べるのは限界だったわ。しをんさん、魔術的なもので調べてみてくれるかしら?
しをん/了解です、後はあたし達が調べてきますよ!
GM/では、しをんさん@がんばって。
しをん/しをんさん@がんばる! まず≪魔導書≫≪魔道具≫を取り出し、≪魔の感知≫≪刻印増強≫で自分の感覚を研ぎ澄ませます。≪幻想式≫で自分の行動をサポートしながら≪闇の血統≫で異端に反応するものを探してます。
GM/異端ビーム。
しをん/異端ビームなんて出ないよ!?
GM/違った。異端センサーって言いたかったんだ(笑)
しをん/遊園地あちこち探し回っているんで多少は「どうした?」って奇異な目で見られるかもしれない。そこは≪強化手術:意志≫≪黒のヨロイ≫で気にしない! そして≪−50謹厳実直≫≪火炎術式≫で「ヤニが切れた」と煙草を吸います。
GM/お、それはうまい演出だな! 難易度が減少して……これで『難易度:2分の6』。つまりファンブらなければ成功だよ。
しをん/この場には小鳥がいるからファンブっても平気。せーの!(ころころ)よし、成功です!
GM/AF判定がクリアーしました。では、しをんが成功したのでしをん視点でGMは描写していきます。……遊園地で黒い影が無いか探していたんですよね?
しをん/はい。
GM/黒い影とは、前に戦った闇タコのことです。
しをん/はい。
GM/この遊園地に居るお客さん全員が闇タコに見えます。
しをん/…………。えっ?
燐音/ここに居る……お客様が?
しをん/客が……全員、闇タコに見える?
GM/うん。お客様だけじゃない。隣に居る鴉華羽が闇タコに見える。
しをん/えっ!? 仲間も!?
GM/鴉華羽も燐音先輩も小鳥ちゃんも、エリさんもクェでむすら全て闇タコに見えるよ。
鴉華羽/えっ、なに……あたし達が「ゲゲゲゲゲ!」って話してるように見えるの?
GM/うん。
しをん/……それ……気付いた瞬間にゾワッとしますよ! 思わず近くに居た鴉華羽から距離を取る!
鴉華羽/し、しをんちゃん? どうしたの?
GM/意識をし、自分の心を強く持てばそれは闇タコではなく人間だと、「そんなのは幻だ」と判ります。でも目の前に居る鴉華羽を鴉華羽だと意識しないで見ると……。
しをん/闇タコになる……でもそれはよく見ると鴉華羽。みんなは本当にみんな……だよな?
燐音/なんでそんな急に哲学的なことを言い出すの? 何か見えたの?
GM/しをん以外の全員も【意志】判定をしてください。クリティカルが出なければ成功しない難易度20。
燐音/(ころころ)13です。
小鳥/(ころころ)13です。
鴉華羽/(ころころ)8です。
GM/全員失敗ですね。エリも失敗したことにします。……今は普通に歩いたり物を食べたりと「意識して動いている」から全然気にならない。でもふっと無意識になる瞬間、油断すると周囲に居るもの全てが闇タコに見えてくる。
しをん/気を抜いた瞬間、そう見えるってこと?
燐音/……何気なく自分の手を見ます。
GM/見ようと思って手を見たら人間の手ですが、ただ視界に入っただけの手は焼け爛れていたり骨が見えていたり何本も指があるように見えたり、恐ろしい姿に見えてきます。
鴉華羽/ひ、ひいっ!?
しをん/イヌカレーみたいなテイストになってる!?
燐音/意識してないものが全て闇タコに見えるって、これは……どういうことかしら?
GM/AF判定に成功したしをんには黒い影の正体が判ります。黒い影の正体は闇タコ。闇タコの正体は、君にの周囲に居るもの全てだ。それは闇タコという化け物ではなく、闇タコに見えたただの人間達に過ぎない。
しをん/だから……探しても探しても見つからなかった。
鴉華羽/何それ……。あっ、調べている最中は気を張ってるから見えないってことだったんだ! だから今まで何も見つからなかったんだ!
小鳥/これは、ちょっと……。青い顔をして口を抑えています。
燐音/……つまり、あの夜……私達が倒したのは?
鴉華羽/……人?
しをん/い、いや……まだそう決まった訳じゃない……闇タコに攻撃した身としてはそれは信じたくない……。
GM/しをんが遊園地デートから帰宅したとき。君はお母さんの声を闇タコの居る所から聞いた。闇タコはしをんの元に近付いた。
しをん/はい……。
GM/同じく小鳥も、おうちに帰ったら3体の闇タコが君に近寄ってくる「だけだった」。
小鳥/攻撃は……してこなかった。
GM/モブタコ達は普通に街を闊歩していた。とある強い闇タコ達が現れ、ボスタコが何かを叫んだらモブタコ達は去って行った。
鴉華羽/……それ、「逃げろ!」って叫ばれたのかな。
しをん/あたし達が戦ったのは……普通の人間だった……。
鴉華羽/ま、待って! それだとなんで直人は普通に見えたの!?
燐音/あのとき、直人くんだけが普通の人間に見えたことが異常なことなんじゃない?
しをん/気分が悪くなったんでクェでむをひょいっと抱えます。……クェでむ。この状況も魔女の魔法なの? 気を抜くとみんな闇タコに見えてしまうような呪文があるの? どうなの!?
GM/(クェでむになって)「判らないでむ」
燐音/役に立たないな、この白いマシュマロは!(笑) 判らないの!?
しをん/クェでむは魔女を倒すために作られたんじゃないの!? それなのに判らないの? ……そういえばクェでむを作ったのって何?
GM/「クェでむを作ったのはお父さんとお母さんでむ」
鴉華羽/……えっ!?(笑)
しをん/いるの!? お父さんとお母さんが!?(笑)
GM/「しをんはお父さんとお母さんから生まれないでむか?」
燐音/そ、そのお父さんとお母さんは……人なの? それともオスクェでむとメスクェでむがいるの?(笑)
GM/「クェでむと同じ顔、形はしていないでむ。しをん達と同じでむ」
しをん/人間なの? ……誰が作って、どこで生まれたの?
GM/クェでむにこれ以上話させるなら、【理知】難易度15の交渉判定をお願いします。ちょっと難しめの難易度だね。
しをん/≪幻想式≫を使います。(ころころ)達成値18、吐け! むにむに!
GM/クェでむは話し始めます。「クェでむのお父さんとお母さんは人間でむ。彼らは魔術結社でむ。その魔術結社の名前は、第弐基関でむ」
鴉華羽/えっ!?
しをん/メイドイン第弐基関!?
GM/聞いていたエリが「えっ!?」と驚いた顔をします。
燐音/えっ、エリさんも驚いてる……? あ、そっか。エリさんには記憶が無いんだった!
鴉華羽/エリさんは3ヶ月前に「組織がクェでむと接触して」って言ってたもんね! 第弐基関に作られたじゃ話がおかしいって……。
燐音/えっと……第弐基関はクェでむを作って魔法少女を増やしている? ということなの?
GM/「クェでむは第弐基関でお父さんという製作者に作られたでむ」
燐音/お父さんの名前は?
GM/「お父さんはお父さんとしか言わないでむ」
燐音/おのれ、お父さんめ……(笑) どんな人だった?
GM/「男の子だったでむ」
しをん/男の……子? 少年という意味で?
GM/「男の子でむ」
燐音/お母さんは?
GM/「いっぱいいたけど一番のお父さんはお父さんでむ」
燐音/研究者がいっぱいいたってこと……? クェでむはいっぱいいるの? 魔法少女製造機として活動しているのはクェでむだけなのね?
GM/「クェでむは1匹だけの自信作でむ」
燐音/……第弐基関の目的は何!? 魔法少女を作って魔女を倒すことが目的なの!?
GM/「クェでむは魔法少女を作る装置でむ」 それしか話しません。では判定に成功したしをんに『イベントキー:黒い影の正体』と『イベントキー:クェでむ』を配布します。
しをん/それ以上のことはクェでむは判らない。単に自分の仕事をしているってだけなのか……。これは第弐基関について直接調べないと判らないな!
燐音/『AF判定:調査「エリの組織について」』に成功してみないと判らないようね。……なんでクリスマスになったら全部闇タコに見えるようになったのかしら? 魔女が仕掛けてきたとか?
しをん/デートが終わって気が抜けたから? 何か条件が揃ってたのかな。
小鳥/……クリスマスのとき、私達が教会にとって敵だったかもしれないんですね。ガタガタ震えてますよ。
鴉華羽/あ、あのときはしょうがなかったよ! しょうがなかったんだもん!
燐音/そうよ。あのときはやらなければやられると思っていた。今は違う世界を歩んでいるんだから……。
しをん/……あたし、日常を蔑ろにしたことにはなりませんよね……?
燐音/大丈夫。まだ守れる日常は残っているわ。まだ私達は全力を出してない訳じゃない。これから頑張ればこの間とは違う結果が待っているわ。大丈夫。
しをん/……それを聞いて、安心したように判りましたと頷きます。そうですね。すみませんでした。弱音を言ってしまって。
小鳥/私も……こくんと頷きます。
鴉華羽/気を抜くと変なものに見えてくる……気を抜かない、気を抜かない!
GM/4人登場でやって良かったね、このシーン。では次のミドルフェイズにいこうか。
燐音/……ねえ。クェでむがメイドイン第弐基関ってことはさ、あのクェでむのデザインは第弐基関の趣味?(笑)
鴉華羽/うわー、趣味悪ーい(笑)
GM/よう、第弐基関のデザイナー・ぷぇさん。
しをん/ぷぇっ! どうも第弐基関のデザイナーです! 絶対このデザイン流行るって!(笑)


 ●ミドルフェイズ3/鴉華羽 〜信じること〜

鴉華羽/次のシーンプレイヤーは、鴉華羽。直人に会いに行きたいです! みんなで直人に会いに行きましょう!
燐音/そういえば私はまだ直人くんに会ったことがなかったわ。……小鳥さん、手土産はいいからね!(笑)
小鳥/えー。折角お見舞いにワッフルを焼いてみたんですけどー(笑)
鴉華羽/という訳で病院へ。直人ー! 会いに来たよー!
GM/「うわっ! き、来てくれてありがとう!」と直人はとある物を慌てて隠します。スケッチブックとか鉛筆とか鴉華羽に見せないようにしてるよ。
しをん/ああ、鴉華羽に見せるための絵だね……(笑)
鴉華羽/それは敢えて【知覚】判定失敗して何を隠したか気付かなかったことにする(笑) 今日はね、いっぱいお客さんを連れてきたんだよ! クラスメイトの小鳥ちゃんと、お世話になっている生徒会長の永丘先輩だよ!
燐音/ごめんなさいね、騒がしくしちゃって。
小鳥/初めまして。鴉華羽さんのクラスメイトです。
鴉華羽/小鳥ちゃんはね、いつも勉強を教えてくれるの! すっごく頭良いんだよー! 勉強を教えるのはあたし無理だから、連れてきた!
小鳥/学校に復帰するときはお勉強でお手伝いできると思うの。いつでも言ってね。
GM/「そのときは宜しくお願いします。……鴉華羽、生徒会の人と仲良しだったんだね?」
鴉華羽/うん。チャリヤカーの許可を貰った!
燐音/ああ、私は昔チャリヤカーの許可の判子をきっと押したのね……(笑) 中学に復帰できるようになったと聞いたけど、まだまだ体調が万全ではないでしょう? 大変なことがあったら私に言ってね。バリアフリーにするから。
しをん/先輩は有言実行だから!(笑)
GM/生徒に優しい流石の先輩だなぁ(笑)
小鳥/あと、このワッフルはお見舞いの……。
燐音/ワッフルを私のウズマキに投げて代わりにフルーツ盛り合わせを渡します。
GM/ウズマキさんが「ギャーッ!?」
鴉華羽/ウズマキさんが可哀想!(笑)
燐音/ごめんねウズマキ!(笑)
GM/わー、高級メロンを貰って直人は驚いてるぞー(笑) 折角だからみんなですぐ食べられるリンゴでも剥こうか。
小鳥/なら、私がリンゴぐらい剥き……。
しをん/小鳥にリンゴを剥かせたらダメー!(笑)
燐音/こ、ここは鴉華羽さんが剥いてあげるべきじゃない!? 鴉華羽さんの見せ場を作るのよ、そうでしょう小鳥さん!
小鳥/そ、そうだったわ! ごめんなさい鴉華羽さん!(笑)
GM/じゃあ鴉華羽、【反射】判定してみて。
鴉華羽/【反射】ならイケるよ。(ころころ)あ、ピンゾロ。指切った!(笑)
しをん/ああっ!?(笑)
GM/……直人が、鴉華羽が切っちゃった指を持つ。
鴉華羽/あっ……。
GM/指をペロリ。とかしない。
しをん/しないのかよ!?(笑)
燐音/頑張れよッ!(笑)
GM/いつもの私の32歳ならともかく、直人は絆創膏を貼ります。
燐音/32歳ならやっていたの!?(一同笑)
鴉華羽/で、でも直人に絆創膏を貼ってもらえて鴉華羽は超ニコニコしてるよ! ありがとう、直人!
GM/ありがとうファンブル。
燐音/おいしいぞファンブル! ちょっと待って、今日はファンブル率が高いから怖いぞ! みんな気を付けろ!(笑)
鴉華羽/ずっと気を抜かず直人を見てます。化け物に見たくないから。……あ、でも気を抜いても直人は直人のままなんだっけ?
GM/直人は化け物に見えないよ。
鴉華羽/あれ? ……気を抜いた状態でみんなを見る。
GM/化け物に見えるよ。
鴉華羽/……あれれ? 直人は直人だ!
燐音/また哲学的な台詞を……(笑)
小鳥/それはつい口に出して言っちゃって、直人さんに「えっ?」って言ってほしいね(笑)
GM/「直人は直人だ!」なんて言われた直人はポカンとするよ。そうしている間にも直人はリンゴを剥き終わる。
しをん/ファンブったから直人が剥いてくれてるよ!(笑)
GM/先日までだったらナイフを持つことすら出来なかった直人が、リンゴを剥くまで回復してるんだよ。凄いことだね。
小鳥/直人さん、指は大丈夫になったんですね。
GM/「はい。いきなり動かせるようになったんです。お医者さんもスゴイスゴイって騒いでるんですよ。リハビリした甲斐がありました」
小鳥/確か絵が得意なんですよね。今も描かれてるんですか?
GM/「え……ええ」 照れながら、隠したスケッチブックを更に奥へ隠します。
鴉華羽/クリスマスに見せてもらった絵を思い出しながらちょっとだけニヤニヤします(笑) 直人、手が動いたこと以外に変わったことはない?
GM/「変わったこと……?」 しをんの方をちょっと見るけど、気のせいだと思っているので「特に無いよ」と答えます。
鴉華羽/そっかぁ……。この辺りでAF判定をやっておくかな。
GM/そうだね。直人について調べ始めてみようか。

 『AF判定:調査「直人」』
  ・使用能力値:【理知】【幸運】
  ・難易度:50
  ・ラウンド制限:なし

※「イベントキー:直人」を所持していなければこのAF判定は行なえない。
※このAF判定を行なうと、『AF判定:魔女の結界探し』を行なえなくなる。


鴉華羽/まず、小鳥ちゃんが作ったワッフルから直人を守ります。≪疾走線≫で速攻に弾き≪カバー≫し、更にそこに≪英雄の宣言≫で全員の被害を防いだ! ≪武闘家の血≫+≪聖戦士の血≫+≪戦の申し子≫でダメージを消す!
燐音/流石固いわね!(笑)
小鳥/私のワッフルが!(笑)
鴉華羽/たとえ内臓に来ようとも≪ライフコイン≫で復活! 毒物なら≪殺法崩し≫で無効化し、≪鋭敏感覚≫で全ての毒物を把握!(笑)
小鳥/GM、小鳥ちゃんが敵になってまーす(笑)
鴉華羽/≪護りの契り≫で直人を守ろうと誓います。私は≪命の糧≫があるから耐える力もあるし、≪両手武器≫≪斬り返し≫だって持ってるからきっと出来る! 私、強くなったよ! 変な物があったら≪魔法少女の力≫で見えたらいいな。……あと使ってないのは、≪鳥躍≫
しをん/飛び上がるの?(笑)
鴉華羽/飛び上がるほど直人が治って嬉しいよ!
GM/あ、それは面白い。採用で(笑)
鴉華羽/この間は大勢を守ることが出来なかった。だから≪救い主の手≫≪守護者の盾≫で今度こそ……。これで使用特技は18個。
GM/難易度が36減少し、『難易度:14』になりました。【理知】か【幸運】で判定してください。
鴉華羽/【幸運】でしようと思ったけど、≪戦士の勘≫で【体力】に使用能力を変更できますか?
GM/可能です。使用する場合は特技のコストを支払ってください。
鴉華羽/【体力】に変更したから、出目で9を出せば成功……。うーん、ちょっと難しいかな?
しをん/じゃあ、達成値が足りなかったらシヲンボックスの≪諸刃の砦≫を使用するよ!
小鳥/もし失敗しても≪逆転運命≫も使えますよ。
鴉華羽/そうだね、みんなに助けてもらおう。(ころころ)出目は6、ということは……!
しをん/≪諸刃の砦≫を使用! 達成値にプラス3して、成功させます!
GM/OK、『AF判定:調査「直人」』をクリアーできました。君は直人と話した結果、ある物に気付き……。
鴉華羽/ある物?
GM/……いや、鴉華羽はみんなと戦ってたから直人と話してはいない。描写を変更するからちょっと待って(笑)
しをん/どっちかって言うと小鳥と戦ってたよね(笑)
GM/病室に看護師さんがやって来ます。「貴方達! 静かにしなさい!」
鴉華羽/す、すみませんでした!(笑)
GM/「いくらお友達がいっぱい来たって言っても今日は騒ぎすぎよ! お隣の患者さんが迷惑しちゃうでしょ! 昨日遊びに来た森本くんみたいに静かにしなさい!」
しをん/森本、あいつ来てたんかい!?(笑)
燐音/あいつ、直人と知り合いだったんだ!(笑)
GM/(直人になって)「うん。あいつ、僕があまり甘い物が得意じゃないって知ってるのにクッキー缶を持ってきたんだよ」
鴉華羽/クッキーの犯人は森本かー(笑) じゃあそのクッキー、また貰っていくよ!
GM/鴉華羽は「確かお菓子を保管してたのはこのチェストだよね?」と引き出しを引く。そこにはお菓子の缶があった。その奥に……見慣れない本がある。
鴉華羽/見慣れない本?
しをん/なにそれ? ライフパスが『特徴/本の虫』なのでひょいっと本を見てみます。
GM/しをんちゃんが見た? ならすぐに判るよ。明らかに一般人が持っている物とは思えない。これは[魔術師]の特技で言うところの≪魔導書≫だ。
しをん/えっ。……これ、直人の私物?
GM/「あっ、うん」
しをん/……中身、見ていい?
GM/「いいよ。いつの間にか荷物に混じっていて僕にはよく判ってない物だから」
しをん/判ってない? いつの間にか持ってたって……ぺらっと捲って読んでみます。
GM/魔導書には≪ホムンクルス生成≫≪至高の傀儡≫に関する記述があります。他にも、異端に関すること……≪異常鉱物≫や使役系の魔術が多いね。
しをん/……お、おい。完全にあたしと同じ分野じゃないか! これ、自分で買ったの? 貰い物?
GM/「なんだったかな? 覚えてないや」 直人は「本当に何にも知らない顔」をしているね。でも【意志】判定難易度12で振ってみて。
しをん/(ころころ)達成値17で成功です。じっと直人の様子を見てみる。
GM/直人は物凄く巧く演技をしているのが判る。
燐音/……≪完全演技≫!? [処刑人]か!?
GM/しかも、演技を見破るのに【知覚】ではなく【意志】で判定させた理由をご説明しましょう。……成功したしをんには、彼が≪幻想式≫を使っているのが判った。
しをん/…………。直人、本当はこれ何なのか判ってるんじゃないの? 様子が変だよ。
GM/「変? 何が? 変じゃないよ」
鴉華羽/し、しをんちゃんが嘘を吐いてる訳が無い……けど、直人が嘘を吐いてるとも思えない……。な、直人?
燐音/……ねえ。この本は貴方が知らないうちに持っていて、何の本か判らないのね? ならば私達がそれを預かってもいいかしら? だって貴方には必要無い物なんだし。
GM/「いや、そんなことしなくても……」
燐音/これ、うちにある蔵書と似ているの。前から買い取りたい本にとても似ているんだけど、うちに持って帰って調べちゃいけないかしら?
GM/「けど、僕の荷物の中にあったんだから……」 直人は抵抗します。交渉で対決しましょう。【理知】判定で。(ころころ)こちらは達成値10。
鴉華羽/≪戦士の勘≫で【体力】判定に変更します!(ころころ)よし、10以上!
GM/直人は負けました。大人しく抵抗をやめます。「別にいいけど……。そんな本より、こっちのクッキーを持っていってほしいなぁ」と直人は笑います。
鴉華羽/ごめんごめん!(笑) ……ごめん、この本はすぐ返すからね。
しをん/悪かったね、こっちも何か突っかかっちゃって……。
GM/「気にしてないよ。ところで、年末近くには退院できそうだから……」と軽く流して話を変えてきます。
燐音/……別に魔導書を持っていてもいいの。何も裏が無くて持たされていたとか、誰かに操られているだけの可能性もあるから。でも問題は直人くん自身がどうこうだった場合……。
鴉華羽/そんな、直人が、そんなこと……。
GM/では、全員『イベントキー:魔導書』をゲットしてください。そんな感じでお話をして病室を出る君達ですが……君達の視界の端に黒い影が走る。
しをん/ぴくん。
GM/その正体について君達は知っている。最近やけに周りの人が黒い影に見える頻度が多くなった気がするね……。