アナザーワールドSRS・リプレイ・ドロリア ゼロ
■ 『 ACT 2 』 1ページ ■
2011年7月31日




 ●プリプレイ

GM/それでは、『ドロゼロ』第2回を始めまーす。
宗次郎/はーい。前回の第1話から1ヶ月半ぶりのセッションですね!
サキ/【HP】も【MP】を切れて、相当カツカツの状態で2回目に臨みます……。令呪も2つ切って残り1つだし、切り札も殆ど無くなったし、≪幻想式≫もあと3回しか使えない! でもイケる!
GM/始める前に確認しておこうか。現在のフェイト総数トップは、えーと。
ファム/アーチャーとセイバーが4でトップですね。
GM/ああ、『フェイト争奪戦』の結果はPC優先なので、もしセイバーが実質トップでも優勝する(PCが自由にエンディングを演出する権利を得る)ことは無いです。だから、現在トップはアーチャーだね。
ミズキ/NPCが優勝したら、当初からGMが考えたエンディングになるだけですもんねー。
GM/そうそう。なお、現在のアサシンの状況ですが……実はAF判定の演出戦闘に参加しただけなので、【HP】と【MP】どちらも減っていません。いつでも本気で戦闘に臨めます。
ミズキ/ひー、超怖い!(笑) サムライ少女が襲ってくるー!
サキ/いや、アサシンはサムライで少女なのかどうかもイマイチ判ってないんだよな……。
GM/まだ判らないことだらけだけど、第2回セッション始めていこうか。早速ミドルフェイズからいくよー。


 ●ミドルフェイズ1/ミズキ 昼パート February 7th

GM/まずミズキさんのシーンから。……昨晩、君はルキとホテルでギュッギュしてチュッチュした訳だが。
ミズキ/なんだか紛らわしい言い方だわ。
GM/回復に専念し終えて「今日はどうしようか?」とチュッチュしながらルキが言います。
ミズキ/チュッチュしてません。
宗次郎/ルッキーの唇がスタンバイ状態だというのに無視し続けてる!(笑)
ファム/神(GM)の強制力に抗う顔をしている! これが運命に背く者の力か!(一同笑)
ミズキ/うーん……今日はどうしようかなー。ショタル(ショタの航のこと)に良い修行場所を教えてもらったことだし、修行してみようかな?
サキ/ミズキさんを? ルキを?
ミズキ/ここは……ルッキーを修行しようかと。
GM/「オオウ! それはそれは手とり足とり腰とりあqwせdrftgyふじこlp
ファム/下ネタ言うならちゃんと言えよ!?(一同爆笑)
GM/……ごめん、言ってる途中でお菓子の豆が喉に詰まったんだ……(笑)
ミズキ/「腰とり」あたりであたしがドスッて突いたことにします(笑) 今日は、ショタルに教えてもらった池でルッキー教育にいきたいますねー。
GM/では昨晩泊まったホテルから出て、池に移動する君達。マスターの教育を始めましょう。

 『AF判定:マスターを育成する』
  ・使用能力値:【体力】or【理知】or【幸運】
  ・難易度:50
  ・ラウンド制限:2ラウンド
※マスターを教育する演出をすること。このAF判定は、マスターとなるNPCは参加できない。

GM/昼間、一般人はいるけど魔法の力で誰も知覚することは出来ない。クリティカルを出した一般人や能力者しか見付けることが出来ない中、君達は修行を行います。
ミズキ/寒いからボートに乗る酔狂な客もいないか。自分は葉っぱの上に立ちます。
GM/ルキも魔法の力で池の中央、水面(みなも)の蓮の葉の上に立つよ。「それじゃハニー、始めようか!」 使用能力は何にする?
ミズキ/【体力】で鍛え直すわ! もうあんなヘマさせないんだからね!?
サキ/修行でファンブルは出すなよー(笑)
GM/では、第1ラウンド開始。どうやってルキを育成するのかなー?
ミズキ/≪海の加護≫で池に潜って、ルキの視界から消えます。そこから≪水霊操作≫を使って、水の飛礫を使ってビチャビチャ浴びせます!
GM/「おおーっと! フェイント攻撃のつもりかなー?」
ミズキ/まずは反射神経を鍛えるっ! ≪両手武器≫≪凶々しき武器≫≪破却打ち≫をいきます。
宗次郎/いきなりきた!?(笑)
GM/「その大ダメージを避けろってか!? いくよ!」ということで、『難易度:40』になりました。
ミズキ/(ころころ)おっ、出目が高い。『難易度:40分の16』です。避けてみなさいー!
GM/「もちろん避けてみせるさー!」 バシャーン! 水が激しく立つ。勘の良い一般人が「何の音?」「鳥が水の上で跳ねた音でしょ」と話し合う、そんな昼。既にルキはゼーハーゼーハーと息を切らしているね。
ミズキ/一撃死しなかっただけマシかな。≪清浄の使者≫を使ってゼーハーしてるルキを回復させます。まだまだいくわよ。
ファム/それ、拷問だ!(笑)
ミズキ/まだ倒れさせないんだからね!(笑) ≪武闘家の血≫≪聖戦士の血≫≪戦の申し子≫≪黄金の身体≫でミズキの【防御力】をガン上げします。
ファム/鱗がギッチギチだ、ダメージが一切通らなくなったぞ……本気モードだよー(笑)
ミズキ/今度は≪水霊操作≫でミズキの分身を作ります。そこから≪両手武器≫≪戦乙女の知恵≫≪殺界≫。隙ありぃ!
GM/さっきから強い特技ばっかだよ、拷問なう!(笑) 『難易度:22分の16』です。期待値が出れば……ファンブルが出なければまず成功かな。
サキ/そう言うと、ルキーノ達のことだからファンブりそうで怖い(笑)
ミズキ/(ころころ)『難易度:22分の27』……よし、クリアー!
GM/「そんな攻撃、ボクには効かゲハアァッ!」(一同笑) 目一杯修行完了しました。地上に戻りたい顔をしているルキだけど、君の鱗には彼の銃弾が掠った痕がある。ちゃんと彼は強くなっているよ。ルキーノのキャラクターレベルが4になりました。
ミズキ/はい。では[聖職者]を新しくレベル1で取ります。
宗次郎/ルッキーが[聖職者]になった! なんかキラキラし始めた(笑)
GM/アメ横でロザリオを購入しました。
ミズキ/ただのアクセサリーか(笑) 副特技はネタで≪寝台確保≫を習得してー、主特技は……もっとマスターなんだからしっかりしたところを見せてよ、ってことで≪叱咤激励≫にします。あたしを導いてくれなきゃダメ!
GM/良いレベルアップだね。(ルキになって)「よしカモーン供給しようよ! ……いや、そうじゃなくても休もうよ! 池のすぐ側に屋台があったからそっちに行こうよ!」
ミズキ/そうね。……ちょっとは逞しくはなったかしら?
GM/「この逞しくなった体は、夜に見せてみせるさ。ベッドで逞しい体を見せてもいいけど!?」
ミズキ/ドスッ。その後に≪清浄の使者≫
サキ/美しい拷問だ!(一同爆笑)


 ●ミドルフェイズ2/宗次郎 昼パート February 7th

宗次郎/前回、戦闘で敗北して帰ってきたので【HP】と【MP】はほぼ瀕死です……。
GM/瀕死かー。いつもなら朝早くから剣の素振りなど鍛錬をするけど、今朝はそれも出来ないね。
宗次郎/あー、でもやんなきゃー……ゲホゲホッ。ああ、この感覚も久しぶりだな……。
サキ/ゲホゲホッて、まさに沖田総司だな。
ファム/一度死んだときの感覚か。……でも、病気で死んで英霊になったんだよね? なら今も病気じゃないの?
GM/英霊って「伝説になっている最盛期の姿」で召喚されるものなんだよ。沖田総司は「剣が超強かったのに戦場でなく病気に敗れた」っていうドラマが有名な英霊ではあるけど、一番の伝説って言ったらやっぱり「若くして新撰組随一の剣士である」だから、病気は無関係な状態になってるんだ。
宗次郎/でも体が少し弱いってことは変わってないですね。
GM/うん、その辺はPCがご自由に。ところで盟坊ちゃんがバケツいっぱいに水を汲んで雑巾を手にやって来ます。
盟/僕が看病する!
宗次郎/雑巾やないかーい!(笑) 坊ちゃん、気持ちはありがたいんだが雑巾はちょっと! あと坊ちゃんって雑巾なんて絞ったことないだろ!? 雑巾はこうやってギューって絞るんだよっ!(笑)
盟/ギューっと絞って、総司の頭に乗っける!
宗次郎/それは地面を拭く物だから! 俺の顔面は地面じゃないよ!(笑) お気持ちはとっても嬉しいんだけどね!
盟/でも、僕が風邪を引いたときはロザリーがこうしてくれるよ?
宗次郎/それは普通の手拭いじゃないかな!? 雑巾じゃないよ! 看病してくれるのは嬉しいけどロザリーさんに既に看てもらってるからいいさ!(笑)
ミズキ/……盟ちゃんが人の看病することって、あります?
盟/無いよ、コレが初めての看病だよ(笑) それに盟なら水に塩とかシナモンとか魔術的な何かを混ぜて必死に看病しちゃうよ!
宗次郎/額から南蛮渡来の匂いがするよッ!?(一同笑)
GM/そんなことをしていると、マスターの藍さんがやって来ます。宗次郎さんの体調を伺って治療魔術を使って回復させるよ。(藍になって)「二晩経って調子はどう?」
宗次郎/おかげ様で良くなりました。ですが昼か夜、どっちかは回復に専念すべきですね。でないと乗り遅れる可能性がある。
GM/「そうね。……そうだ。教会の信頼できるクチから得た情報があるんだけど」
宗次郎/……黒須さんからの情報ですか?
GM/「そう、あの子から。なんでも街中に仕掛けを作ろうとしている動きがあるみたい。どこのサーヴァントかしら……細やかな活動はいいけど、人々に危害が無きゃいいわね」
宗次郎/……でも黒須の情報だからな。なんか信用できないな。
サキ/黒須に全然信用無いね、宗次郎さん。
宗次郎/だってエルを自宅で匿っているところを見ちゃったらな。マスターに伝えたけど軽く流されてしまったし……。今のとこ一番怖いのは黒須だ。他のサーヴァントのとこに行って根回しをしておくのも手かな……。
サキ/宗次郎さん、いいひとだなー。
ミズキ/潰し合いをしようっていうのに教えてくれるなんて、いいひとだー(笑)
GM/では次に、藍さんが去った後に命人さんがやって来ます。(命人になって)「沖田くん。君に、話があるんだ……」
宗次郎/はい?
GM/「ちょっと訊きたいんだが」
宗次郎/はい。
GM/「君、バーサーカーだよね?」
宗次郎/…………。はい?(笑) ええ、バーサーカーッスよ。
GM/「この書物を見てくれ」と、命人さんは聖杯戦争を記している本を見せます。「バーサーカーというクラスはだね、自我を失って以下略というのがバーサーカーなんだが」(一同笑)
宗次郎/……はいぃ!?(笑)
GM/「君がバーサーカーというなら、ごく普通の人間として振る舞っているのは何故だ?」
宗次郎/な、何故って……?
GM/「……これから話すことはあくまで僕の予想だが」
宗次郎/はい……?
GM/「君は元々、普通の人間だ。だが弱い体を酷使して修行に励んだ結果、『新撰組随一の剣士』という……人の領域から外れるほどの、尋常ではない伝説を作り出した。普通の人間が英霊になるって相当凄いことなんだよ」
ミズキ/他の英霊は、妖狐だったり精霊だったり怪人だったりしますからねー。
サキ/エルは神様が造った人造人間だし、祐希は概念だし、藤原さんやナタクは神様だし……。
GM/「精霊や神様だらけな英霊の中で、君は普通の人間から英霊になったんだ。どれだけ沖田総司が強大な伝説を作り出したかは判るね。……だが、その最盛期の伝説を何度も再現すると、普通の人間の体には負担が掛かり過ぎる。だから今の君はリミッターが掛かっているんじゃないか?」
サキ/省エネモードってことですか?(笑)
GM/簡単に言うと、そう。神様クラスが常時「強い伝説」を持っているのは当然だけど、実在した人間が常時「伝説モード」なのは無理。しかも沖田総司は元から体が弱い設定。普通無理なところに更に無理が重なっているから、「スイッチを入れたら伝説モードになる」便利設計になっているんじゃないか……と命人さんは話します。
宗次郎/はあ、そういうことなのか……?
GM/という訳で命人さんは「こうすればバーサーカーの『狂化』が使えるようになるよ」と、狂化のスイッチの入れ方を教えてくれます。宣言ですぐに狂化が使えるようになります。ただし、この能力を使用すると……。
ミズキ/『ドロリア』第6ループみたいなことになっちゃうんですね……(笑)
GM/うん、暴走します。「本来の力を使いたいとき、使わなければならなくなったとき、この話を思い出してくれ。……僕としては、盟が君に懐いているから今の君のままでいてほしいんだけど」
宗次郎/自我が無くなるのはなるべく使いたかぁないですね。俺も今の状態が気に入ってますんで。……使わないで勝てる方法を考えてみます。……イザとなったら使うかもしれません。負けられないのは、俺もマスターも同じですから。
GM/では、改めてバーサーカーの説明を。

 ≪+99狂化≫
 タイミング:オート。
 宣言後、使用者の全能力値に+99。
 ただし、攻撃対象決定がランダムになる。使用者のマスターは対象にならない。このときの対象決定には、NPCエキストラを含む。


GM/この狂化モードは、『クリンナッププロセスにマスターが、【意志】判定に成功』すれば解除でき、省エネモードに戻ることができます。ただ、この難易度は案外高く設定されています。
サキ/マスターが令呪で「ストップ!」って言えば?
GM/止められます。令呪の達成値+20があれば解除判定に確実に成功できるからね。成功しなければ見境なく攻撃し続けることになります。
宗次郎/……それじゃあホントに只の人斬りじゃないッスか。こちとら腐っても武士なんで、辻斬りみたいな真似はしないようにしますわ。
ファム/……はぁん! 今の台詞は鼻血吹く!(笑)
サキ/今のはなんか肝臓にくるカッコイイ台詞だったわ……(笑)
GM/GMは、総司さんの言語センスが大好きだ。ずっとそのままの君でいて! 一生汚れのない童貞でいて!
宗次郎/一応童貞は切ってますよ! 素人童貞なだけで!(笑)
ファム/いっそ処女な君でもいて。
サキ/尻の穴の話はいいから。
宗次郎/……では。このミドルフェイズでは前に戦ったことがある好(よしみ)で、ミズキさんに「黒須柊に気を付けろ」と言いに行きたい。
GM/藍さんは連れて行く?
宗次郎/いえ、マスター無しで単独行動をします。なのでミズキさん、登場してください。
ミズキ/はーい。あたしならルキの教育をし終えて屋台でヤキソバやらクレープを食べてますよ。
宗次郎/では屋台に居るミズキさんを訪ねて……。お取り込み中、すみません。
ミズキ/……ん? どなた?
宗次郎/どうも、先日は大変お世話になりました。
ミズキ/宗次郎さんを見ます。ルキを抓ります。
GM/(ルキになって)「ぎにゃあああ!?」(一同笑)
ミズキ/宗次郎さんを見たらあの夜を思い出したので、ルキを抓ることにしました!(笑)
宗次郎/俺のこと覚えてませんかね? 今は新撰組の隊服じゃないで判んねーか。
サキ/……宗次郎さんの普段の服装って、土方歳三が着てたような、ちょっと古典的でエセ洋風なジャケットだとカッコイイなぁ。
宗次郎/コーディネートは八木沼藍さんです(笑) そういやあん時の夜もこの辺りでお世話になりましたね。覚えてませんか。
ミズキ/覚えてますよ。とても恥ずかしい思いもしましたよ。……まだ昼間ですよ、戦うには早いんじゃないですか?
宗次郎/ちょいとした情報を渡しに伺いました。
ミズキ/えっ。
宗次郎/単刀直入に切り出しましょう。黒須柊という男をご存知ですか? 教会のエージェントで、監督官の松坂神父の片腕的存在の男です。
ミズキ/……松坂神父ならお世話になったことがあります。でも、黒須さんという人は知りませんね。
宗次郎/眼鏡を掛けた男で、どちらかと言うと目立たない存在かもしれません。
盟/んなコトねーよ。
宗次郎/盟ちゃん、今回の聖杯戦争の話だからね!(笑)
ミズキ/その人が……どうかなされたんですか?
宗次郎/はい。その男に気を付けた方がいい。教会の人間ですが、どうやら今回の聖杯戦争のマスターでもあるようなんです。
ミズキ/えっ、それは……。教会は中立ではないんですか?
宗次郎/中立であることを隠れ蓑に巧いこと立ち回っているようです。おそらくサーヴァントは、金髪褐色の体格の良い男。並々ならぬ力を感じる男です。もし黒須柊と関わるようなことがあればお気を付けてください。
ミズキ/ミズキは今のところ、セイバーにも接点がありませんね……。でも、わざわざ教えてくれてありがとうございます。
宗次郎/いえ、それだけなので。では俺はこの辺で失礼しま……。
ミズキ/待ってください、折角ですからあたしも情報を渡します。こっちが持っている情報といったら……。お狐様に貰った『イベントキー:アサシンの本拠地』を宗次郎さんに渡しましょうか。ビル街に変なサーヴァントが居るそうですよ。
宗次郎/それはありがたい。そんな奴が居るなんて初めて聞きました。押し掛けてしまったのに情報を貰ってしまってすみません。
ミズキ/ご、ご丁寧にどうも……。日本人気質に気圧されます(笑)
宗次郎/じゃ。俺はこれにして失礼します。と言いつつ去り際に……GM。【幸運】でミズキさんの本拠地を判定でゲットしてもいいですか?
GM/いいよ。『イベントキー:ランサーの本拠地』の入手判定ね。ミズキさんは【幸運】で難易度を設定してください。
ミズキ/居場所がバレないように万全を期そう。≪君に幸あれ≫使用します。(ころころ)15です。
宗次郎/うっ、高い。駄目か。(ころころ)追い付けないな、11なので諦めます。……でもアサシンの情報を得ただけ良しとするか。
藍/いきなり電話をするようなジェスチャーで)「総ちゃん!? 今どこに居るのよ! 外に出てるんだったらついでにタバコ買ってきてよ!」
宗次郎/(電話を受け取るようなジェスチャーで)煙草ぉ?(笑) ああ、あれは健康に良いって話ですしね。買ってきますわ。
サキ/……そうなの?
宗次郎/昔は「煙草が健康に良い」っていう説もあったんだよ。秀吉の側室の淀姫が「体に良い」って言ってたらしいし。
サキ/へえー。……まあ、沖田が吸ってたかって言ったら絶対にノーだな(笑) 藍さん、命人さんは病人なのに吸っていいの?
藍/ダーリンが居る所では吸わないよ。別室で吸ってる。ダーリンの前では可愛い私だもん!
宗次郎/藍さんェ……(笑)


 ●ミドルフェイズ3/ファム 昼パート February 7th

ファム/どうも、森ボーイです。供給して回復し……。
GM/君は美味しいカレーを食べて回復しました。
ファム/カレーで回復するのかよ!?(一同笑) 回復が終わったら、アーチャーだから存分に単独行動するか……。
GM/さて今日はどうしようか、と考えていると、屋敷の結界に何者かが入って来るよ。
ファム/ん?
GM/昼間は屋敷に篭りっきりのジェイクが「見てこい」と命令します。
ファム/言われなくとも。……一体誰が入ってきたんだ。判りますか?
GM/判るよ。君の居る屋敷の周辺に、スーツの男がふらふらしているのが見える。
ファム/……誰だ?
GM/金髪褐色の男が「ワタルー……ワタルー、どこー? えるーん……」と、ふらふらしてる。
ファム/エル? ……なんだお前か、と声を掛けます。
GM/エルはいいひとを見付けて顔を明るくします。「ファムおじさん! ワタルを見かけませんでしたか? ワタルは1D4振ってその目のシーンに登場するからGMでも何処に行くか検討がつかないんです!
サキ/こうしてエルは≪魔印≫を覚えた。
ミズキ/それ、航用GPSだったんですね!(笑)
GM/(エルになって)「ハッ! あそこの茂みの中にワタルが居る気がする!」
ファム/……がさごそ、がさ。
GM/「ワタル、こんなところに居たー!」
ミズキ/航くん、勝手に人んち入っちゃダメでしょ!(笑)
航/まったくだよ俺!(笑・ショタルになって)わーい、エルが探してくれたー! ……とエルに抱きついたとき手に令呪があるのが見えたりする(笑)
ファム/……フム、という顔だけしておきます(笑) ではここら辺で絆を深めるためにお茶でも出そうかな!
GM/お茶なんて誘ったらアホいエルも無警戒なショタルも普通に乗っちゃうよ。どうやら2人ともファムさんに対して好意を抱いているようだし。
航/じゃあ、ファムおじさんに……シロツメクサを集めたはいいけど輪っかに出来なかった謎の何かをプレゼントするね!
ファム/謎の何かって何だよ!?(一同爆笑) ちゃんと【反射】判定で輪っかにしておくね……。
GM/2人ともファムさんが出してくれたお茶を、美味しそうに楽しそうに飲みます。(エルになって)「あのね、ファムおじさん。俺、マスターとはあんまり喋らないんだけど……マスターに今度、『ファムおじさんを襲わないで』って頼んでおくよ!」
ファム/それはありがたい。……私は別に聖杯戦争で勝ちたい訳ではないしな。
GM/「そうなの?」
ファム/ああ。私は勝者にならなくてもいい。ただ、生きていたいだけなんだ。出来ることなら聖杯戦争が終わってもこのままこの世界で生き続けたいと思っている。
GM/「そ、そうなんだ……」と、病死したエンキドゥはしんみり話を聞きます。ちなみにショタルはお腹いっぱいお菓子を食べて眠っちゃったので、このときの話を聞いてません。
ファム/子供は可愛いなぁ(笑) 私は聖杯戦争に勝ちたい訳ではないが、お前の役に立つことがあるなら協力するよ。
GM/エルは嬉しそうにします。……ではここで、【理知】判定難易度10に成功したらボーナスを与えましょう。
ファム/(ころころ)12で成功。
GM/「俺、教会近くのアパートに居る」 特別にファムさんに『イベントキー:セイバーの本拠地』をプレゼントします。
航/(中の人の素に戻って)ちょっ!? 起きてショタル! ≪逆転運命≫して止めろよ! 神が決めた運命に則って脳味噌カリカリ梅サイズが勝つって判ってるけどさぁ!(一同笑)
ファム/フフ、これが神が決めた運命の力というものだよ……(笑) 私は大抵この屋敷に居るから、いつでも来るといい。
GM/「ありがとう、ファムおじさん」 お茶とおしゃべりを楽しんだエルは、眠るワタルを担いで帰ります。……ではファムさん、ミドルフェイズはどうする?
ファム/ミドルフェイズは教会に行って【MP】回復したい。あと出来ればエル関係の話がしたいね。
GM/了解。それでは……君は1人で教会でやって来ます。今日も眉毛フサフサの松坂監督官が、参加者である君を癒します。
ファム/【MP】を3D6点回復します。(ころころ)10点回復。教会に航かエルの姿は……?
GM/ありません。子供の姿を探すと、教会には隣に幼稚園があるのでいっぱい見られるよ。わーわー賑やかな声や、保母さんとお歌を唄ったりする声や、楽しげに笑っていたりする声が聞こえてくる。
ファム/窓からその光景を見て。……自分には無かった子供の頃の光景に、憧れの目で見ておきます。
GM/(小さく、少しおどおどした声で)「あの、黒須先生……ん? あれ、居ない……?」
ファム/おや。
GM/礼拝堂に、7歳ぐらいの大人しそうな少年、祐希がいます。
ファム/祐希のもとへツカツカ歩いて行く。
GM/びくっ。
ファム/目線を下に下げて柔らかく声を掛けます。どうしたんだい?
GM/「あ……黒須先生を……探しています。亜紀が『イエーイ! 黒須先生の眼鏡ゲットー!』って勝手に持ってきちゃったから返してあげないとって思って」
ファム/亜紀に眼鏡盗まれてる!(一同笑) その人を探してやろうか……と言う前に。祐希が英霊かどうか【意志】判定で調べます。(ころころ)達成値12。
GM/(ころころ)祐希は9でした、判明しちゃってください。弱々しいサーヴァントは敵意を一切見せることなく、探している人の外見を話してきます。
ファム/コイツ、サーヴァントか。……フム。教会に保護されているのか……どうだろう?
GM/ちなみに祐希の話す情報を元に色んな人に話を聞いて黒須を探してみると、なんと黒須はお昼休憩ということでラーメンを食べに行ってしまったらしいよ。
ファム/じゃあ……幼稚園から出られない祐希のために眼鏡を預かって届けに行きます。
ミズキ/探してあげるんだ?
ファム/だってホラ、サーヴァントが探している人間っていったらマスターって思うしー(笑)
GM/「す、すみません……よ、宜しくお願いします……」 おどおど。
ファム/……あんまりおどおどされると昔の自分を思い出してしまう。祐希の頭をくしゃくしゃと撫でておきます。
サキ/そんな優しいところ見せられても騙されないぞー(笑)
GM/ファムさんは黒須が行きそうな店を教えてもらい、とあるラーメン屋に向かう。店に到着したとき、ちょうど店から出てくる眼鏡の男性の姿が見えるよ。
ファム/……あれ? 眼鏡、掛けてる?
GM/スペアの眼鏡だよ。
ファム/「ダブル眼鏡にしろ」ってことかと思った(笑) 失礼、貴方が黒須……ですか?
GM/(黒須になって)「そうだが。何か?」
ファム/この眼鏡は。
GM/「……俺の眼鏡」
ファム/子供達に奪われた眼鏡を、優しい少年から預かってきました。
GM/「……ありがたく頂戴する」
ファム/渡します。……別にこっちを【意志】判定したっていいのよ?
サキ/いや、黒須なら普通にファムがサーヴァントだって知ってるだろ。それにしても……この神父、眼鏡したままラーメン食ってやがった(笑)
ミズキ/ラーメン食べるときぐらいは外すんじゃないですか?
盟/いや、黒須なら絶対眼鏡掛けたままラーメン食べるよ。そういうところ無精そうだもん。……好き!(一同笑)


 ●ミドルフェイズ4/サキ 昼パート February 7th

サキ/前回まで調子に乗っていたけど痛い敗北をしたから本気モード、今回はずっと真面目でいくよ。おっぱいぼいんぼいんもしない!
GM/それなら朝から修行してるのかな? ……君は日が昇り始める前から、寺の裏の滝壺で修行をする。
サキ/いつも扱っている札を出したり、自分が作った従者相手に、必死に黙々と修行してます。
GM/(巧になって)「おサキ。そろそろ休んだらどうだ」
サキ/脳裏にはアーチャーやセイバーの影がチラつく……。いえ、まだ足りないわ! 二度も主殿を危険に晒す訳にはいかないわ。
GM/「我々は参加者の中で最も敗者に近い存在だ」
サキ/……それは……。
GM/「おサキ、今のお前は焦り過ぎだ。慎重にならねばならん。修行も良いかもしれんが、大人しく飯を食べたらどうだ?」
サキ/……そうかもしれませんね。事実を言われてキューン……と落ち込みます。「でも貴方の為に勝ちたいの!」っていう顔をしておきます!
GM/「僕は言ったぞ」という顔で、巧さんは味噌汁の香りがする方向へ去って行きます。……彼は君が迷っていても弱っていても、「戦争から下りる」という選択はしないようだね。
サキ/……主殿、安心してください。決して負けませんから。そして主殿の前を走ります! 朝食の支度を致しますのでゆっくりおいでください!
GM/巧さんが見えない尻尾をブンブン振っておきますね(笑) 束の間の休息を味わった後、ミドルフェイズに何をするか宣言をお願いします。
サキ/では『イベントキー:アサシンのデータ』を入手したいです。登場してほしい人は……出来れば宗次郎さんに出てきてほしいです。
宗次郎/あ、はい。呼ばれたのでシーンに出ます。
サキ/場所は……神社あたりにしようかな。
宗次郎/藍さんにお遣いを頼まれて使いっぱしりになったので、一旦荷物を整理しようと神社に寄ってきます(笑) 大荷物をよいしょっと。
サキ/ではそんな宗次郎さんは、≪異常鉱物≫で作った使い魔を操りながらアサシンの情報を探っている怪しい女性が目に入ります。
宗次郎/おや。……挨拶しとくか。こんにちは。
サキ/パッと札をしまって振り向く。……先日の武の士(もののふ)か。何用じゃ。
宗次郎/単なる通りすがりです。
ミズキ/ホントだ、両手に荷物持って買い物途中ですし!(笑)
宗次郎/単なる通りすがりなんですが、貴方にはいずれお伝えしなければならないことがあったので丁度良いです。
サキ/フン。宣戦布告でもしに来たか。
宗次郎/お互い戦い合わなきゃいけないのに、わざわざ布告するなんて野暮な真似はしませんよ。
サキ/日本の侍は名乗って戦うのではないか?
宗次郎/それはあくまで形式であってですね。
サキ/……おぬし、変な男だな。
宗次郎/本題に入りましょう。教会のエージェントの黒須柊という男をご存知ですか?
サキ/主殿以外の男は興味無いですぅー(一同笑) さて、誰であったかのぅ?
宗次郎/基本的にはミズキさんに話した情報と同じことを話します。……いずれ裏かいてくるかもしれませんので、お気を付けてください。
サキ/はあ? 教会の人間がそんなことをする訳がなかろう! そんなことをやる人間が1人でもいたら聖杯戦争そのものが崩壊してしまうではないか! ……今までの聖杯戦争経験からしてそう言います。
宗次郎/え、今までの経験って……何度か出てるんスか?
サキ/妾を誰と思っておる以下略!(笑)
宗次郎/はあ、玉藻前でしたか……。講談とかで傾国の美女だとかおっかねえ女だとは聞いていましたが、貴方だったとは。
サキ/別に妾のせいじゃないもん! 妾は仕えるべき王の為に国を良くしようとしておったのじゃ! それなのに無能な政治家共が国が傾く原因を全て妾に押し付けた! まったく、好き勝手書いてくれおって! 美人描写をしてくれるのは良いんだがな!(笑)
宗次郎/……そういうコトだったんスかぁ。そりゃあ、腹も立ちますわな。清国も昔は大変だったんですねぇ。
サキ/おお! おぬし、聞いてくれるか! あのハゲの政治家共はのぉ!(笑)
ファム/……なんか宗次郎さんて、毎回女の人の話を聞く係だよね(笑)
サキ/ひとしきり愚痴って、ふう! すっきりデトックス!(笑)
宗次郎/こっちはゲッソリ(笑) まあ、大変な人生送られてきたんですね……。
サキ/……だからこそ、妾は今の主を裏切ることはない! 妾の願いは、妾の願いを主殿に差し上げることじゃ!
宗次郎/えっ。……せ、聖杯戦争で叶えたい願いって、自分の欲求とか野望とか夢とか願望だとかじゃないんスか?
サキ/だからー、聖杯戦争優勝するじゃん? 主殿が願い叶えるじゃん? 妾の分も主殿にあげるじゃん? 主殿の願いが2個叶うじゃん? 妾愛される! 一石二鳥っ!
宗次郎/……。尽くして尽くして尽くしまくって、主人からの愛を得ようと?
サキ/その通りじゃ。何がおかしいんじゃ!?
宗次郎/……非常に健気で宜しいんですけど、それでいいんスか?
サキ/まあ、願いなんぞ一度も叶ったことはないわ。一度も愛してもらったことなどない。ちょっと自嘲気味に呟く。
宗次郎/そりゃ、与えるだけの立場じゃなかなか叶いませんわな。出場者としては良くても、イイ男に巡り合わなかったんスねぇ。
サキ/それを肯定することも出来るが、一度愛した男達を愚弄されるのはあまり良い気分ではないな。
宗次郎/あ、すいません。……俺の場合、あまり周りに「女性から見てイイ男」がいなかったもんで。
サキ/ちなみに妾は新撰組の中では土方派じゃ。
宗次郎/でも土方さんってただの女好きっていうか酷い人だし恋文自慢しちゃうようなポエマーッスよ!? 商売女から素人娘まで手を出しまくって職場で恋愛トラブルになったからって奉公先から歩いて帰ってくるような人ッスよ!?(笑)
ファム/土方ダッセー!(笑)
サキ/その話は聞きとうなかったわー(笑) 大人しく山南さんあたりにしておくべきかのぉー。
宗次郎/でもあの人も明里さんがいましたし、女関係で潰れてしまった人なんで……。
サキ/なら斎藤さんは!?
宗次郎/あの人、結構長く生きたそうですね。将来性は期待できるんじゃないですか。
サキ/よしきた! ……そしてなかなか沖田総司の名前が出ない(一同笑)
ファム/お狐様、沖田は好みじゃないんでしょ(笑)
サキ/で、おぬしは名も無き隊士にしか思えないのだが。
宗次郎/一番隊隊長沖田総司だって名乗りましたよねぇ!?(一同笑)
サキ/文献には沖田総司は≪+50美形≫を持っていたと記してあったのに?
宗次郎/……もういいです……マスターの反応でもう慣れました(笑) あ、そういえば。ここで使い魔を飛ばしていたってことは何かあるってことですか?
サキ/ああ、そうじゃの。……おぬし、長い剣を構えたサーヴァントについては知っておるか?
宗次郎/奇妙な参加者がいるということは聞いております。
サキ/妾達は合間見えたこともあるが、奴にまだ痛手を負わせることは出来ていない。一番の脅威とも言える。それを調べておくのは決して不利なことではないと思ってな。
宗次郎/それもそうッスね。……宜しければその調査、お手伝いさせて頂きませんかね。
サキ/キョトン。……何故じゃ? 妾とおぬしは敵同士であろう?
宗次郎/ですけど。いずれ戦うことになったとしても、相手は少ないに越したことはないじゃないッスか。
サキ/そうかのぉ。……先に情報収集の判定をします。使用能力は【理知】で。
GM/アサシンが【理知】難易度を設定します。(ころころ)難易度10になりました。
サキ/10か。2D6振ればきっと出る!(ころころ)成功。『イベントキー:アサシンのデータ』を入手しました。使い魔の狐火に調べさせます。
GM/では君達が話し合っていると、情報収集してきた使い魔がお狐様に語り掛けてきます。……宗次郎さん的には宙に突如、火が現れたように見えるのかな。
宗次郎/わっ、鬼火だ!?(笑)
GM/火はとある光景が映し出します。……場所はビル街。とあるテナント募集の廃ビルで、電気の点いてない場所に女性が腰を下ろしている。その女性は、西洋剣を剥き出しで抱いている。
ファム/魔剣ぽいなぁ……。
GM/その剣の柄をじっくり見ることができます。禍々しい紋様がびっしりと施された剣だね。では、サキさんだけにアサシンのキャラクターシートを渡します。
サキ/(アサシンのキャラクターシートをじっくり読む)ほう……。
GM/狐火は本拠地にしているビル街から……夜、剣を持つ女性が住宅地を歩いている映像が映し出されます。
ミズキ/住宅地……?
GM/歩く彼女。追う狐火。アサシンは剣を抜き、電柱にサッと剣で傷を付けた。
サキ/……電柱に傷を?
GM/ではここで、【知覚】判定難易度12。この判定は『第2回セッションでアサシンを調べた』行動に対するボーナスイベントです。「君は狐火の映像でアサシンが電柱に傷を付ける過去を見ている。そのとき……!」
サキ/【知覚】か……≪幻想式≫を使います。(ころころ)15、成功。
GM/「そのとき!」の続きを話します。……電柱に傷を付けた彼女は、本拠地にしているビル街へと去って行く。その電柱の前に立つ、1人の男性。
サキ/……誰?
GM/年は老いた男性だ。
ファム/……んんっ?
GM/老人は電柱に付けられた仕掛けに気付く。ニヤリと笑う老人。老人が電柱の仕掛けに手を伸ばし……たが! 狐火たんは「アサシンを追え」と命令されているので老人を放置!
サキ/ああっ!? もうっ、融通が効かないんだからー!(笑)
ファム/突然狐火たんになって)「ダッテ僕、アサシン追エッテ言ワレテル! ジジイヲ調ベロナンテ言ワレテナイモン!」(笑)
宗次郎/……何か判ったようですね?
サキ/……おぬし。妾に協力したいと申したな? 宗次郎さんの周りに敷き詰めていたお札がバッと燃え、消えます。
宗次郎/わっ。
サキ/聖杯戦争とは、このような騙し合いじゃぞ。妾が罠を仕掛けておったことに気付いておったか?
宗次郎/……気付かなかった(笑)
サキ/……それでも態度を崩さぬか。不思議な男じゃのう。狐火を1匹よこします。そちらにもさっきの映像を見せる。宗次郎さんに『イベントキー:アサシンのデータ』を渡します。
ファム/狐火になって)「遊ンデー! 遊ンデー!」
宗次郎/あ、熱っ!(笑)
サキ/≪火炎術式≫相当の火に直接触れれば熱いに決まっておるだろ!(笑)
宗次郎/て、てっきりこういうもんかと……(笑) あの、情報提供ありがとうございます。
サキ/単純な協力関係を結べるかどうかと言われれば、妾は頷くことはできない。だが、妾の話を聞いてくれたから気分がスッとした。情報量として受け取ってくれ。
宗次郎/あ、ハイ。ありがとうございます(言いながら、アサシンのキャラクターシートを見る)。
サキ/……ではな。精々死ぬことのないようにの。
宗次郎/俺も貴方が成るべく他の連中にやられず、最後まで残って戦えたら……とても面白いと思います。もしそうなったときは、宜しくお願いします。
サキ/律儀じゃな。……本当に変わった男じゃ。
宗次郎/少なくとも、あの気味の悪い男よりは生きてほしいッス。あの黒い男は主従共に好きになれないんで。……そのとき、ブルブルと俺の携帯電話が鳴る。
藍/電話先の藍になって)ちょっとー、アンタどこに行ってるのよー? おつかいが終わったならさっさと帰ってきなさい! 30秒で帰ってきな!(笑)
宗次郎/す、すいませ! すぐに帰ります! ではこれにて失礼しますっ!(笑)
サキ/……妾が普通の街娘であったらおぬしに惚れていたかもしれないのぉ、と思いながらシーンを終わりにします。
GM/社がガラガラと開く。
サキ/なんですって。
宗次郎/なんですと。
GM/「ふわぁー、よく寝たー」
サキ/……ああん!?(笑)
GM/6歳ぐらいの男の子がむにゃむにゃ目を擦りながら社から出て来ます。
ファム/航ぅ!?(一同爆笑) お前は、またそんな所で入って……!
GM/「おかあさーんむにゃむにゃー……」とお昼寝を終えた航は、1D4の結果お狐様のシーンに出て、去っていくのでした。
サキ/なんじゃったのだアレは!?(一同爆笑) よく妖気バンバンかましてた所で寝てたな!?
ファム/眠くなったからって≪クリエイトゲイト≫で境内に入ってお昼寝するんじゃありませんッ!(笑)