アナザーワールドSRS・リプレイ・ワンダフルワールド
■ 『 剣 』 2ページ ■
2013年6月8日




 ●トリガーイベント/嫌な予感

GM/ある程度情報が揃って全員で共有をしていると、突然異様な魔力の気配がします。
ティナ/なにっ。
泰明/具体的にはどの辺りですか?
GM/PC1の道場です。
たまき/……嫌な予感しかしない。
結繰/む、ムかいますか?
ティナ/何事も無くても、確認するだけでいい。伏見道場へ車を走らせるぞ。
たまき/何事も無いに決まっているっていう顔で行きます!
GM/時刻は夕方5時ぐらい。道場にやって来ますが、いつもだったら竹刀の音や稽古の声が聞こえるんだけど、まったく音がしません。
たまき/まったく?
GM/もう稽古が終わったのかな? いや、そんな筈は無い。
たまき/そんな訳が無い! ガラガラと道場を開けますよ!
GM/入れば入るほど魔力が強くなります。道場には血の匂いがする。
たまき/オレんちだけど帰っていいかな?
結繰/もうキタクなうです!(笑)
ティナ/落ち着いて(笑) まずは状況を正確に確認だ。
泰明/臨戦態勢! 結界を作成! ≪還り名≫を使用して、人が立ち入らないようにします!
GM/玄関を開き、中に入って入って行きます。……ちなみに道場には人はどれくらいいる設定?
たまき/えーと、じゃあ(ころころ)15人ぐらい生徒がいました!
GM/床には門下生達15人が全員倒れています。一面、血だらけです。
たまき/……全員!?
泰明/か、駆け寄って生きているかどうか見てみます!
GM/事切れています。
たまき/うわあ……!?
結繰/つ、ついにシボウジケンにハッテンした……!
ティナ/生きている人は……いや、動いている人は?
GM/15人の子供達が血まみれで倒れている中、動いている人なら、道場の真ん中にいる。卯月くんが全身血まみれのままで座っています。
たまき/う、卯月……。ガツガツと血の海の中を近づいてぐいっと肩を引く。何があった!? 疑ってない顔で尋ねます!
GM/疑ってない顔で?
たまき/はい、疑ってない顔で!(笑) 卯月、怖い人が来たのか!?
GM/卯月くんの目は虚ろ。目の前のたまきを認識していない。
たまき/お、おい、卯月……。
GM/……だけど、今まで虚ろだった卯月の視点がすっとたまきへと定まります。その瞬間にたまきは殺気を感じる。いきなり刀がたまきの腹に来ます。
たまき/いきなり現れて斬りつけられて、驚きながらもバンっと手で払って、後ろに飛びます!
ティナ/……ついさっきまで卯月くんは刀を持っていましたか?
GM/いえ、持っていなかった。だけど今、卯月の手にはキンキラキンで美しい刀があります。資料の写真で見たような錆びた刀ではない。
泰明/……吸収し終えた村正か!
たまき/低く唸るような声で、卯月から離れろと言います! グルルル!
GM/「まだ足りぬ……血をよこせ。力をよこせ」
たまき/人の話を聞け! がおっ!(笑)
結繰/たまきサマがホえた!(笑)
GM/だってね、一番おいしそうな餌が目の前に来たんだもの。「お前らの力を貰おうか……」と刀からそのような声が聞こえ、戦闘を始めます。
たまき/やらない! がおーっ! ……GM、先に戦闘態勢を取っていたということで≪獣化≫をしていていいですか?
GM/うん、戦闘が起きるって充分判っていたしOKにしよう。そして……卯月が村正を構えると、周囲の死体達がむくむくと起き上がります。
泰明/うわっ!?
GM/どうやら力が蘇ると村正は自分が斬った死体も操ってしまうらしい。
たまき/村正を構える卯月の前で……外見を狼に変えていきます!
GM/という訳で、戦闘開始だ!

【マップ】
 エンゲージ1:モブA、モブB
 (↑10メートル離れている↓)
 エンゲージ2:村正を持った卯月、たまき、ティナ、結繰、泰明

【行動値】
 村正を持った卯月:17
 ティナ:14
 結繰:13
 たまき:12
 泰明:12
 モブ:12


GM/第1ラウンドセットアッププロセス。まずは【行動値】17の村正は、≪傲慢なる檻≫を使います。
たまき/たまきはセットアップで吠えます! がおがおー!(笑)
泰明/ヤスはセットアップで≪空間知識≫を使用。
GM/モブAは、セットアップで≪突貫≫を使ってPC達がいるエンゲージへ移動します。
たまき/げっ、移動してきた!
結繰/結繰はテから≪かたてぶき≫であるハサミをダします。アブないので、ちょんぎります〜!
ティナ/私も魔導書を取り出して戦闘態勢を取ろう!
GM/もう1体、モブBはセットアップで≪魂砕≫を使います。
ティナ/地味にダメージアップをしてきたな。……これでセットアッププロセスは終了かな? ならメインプロセス、一番最初は村正のターンだ。
たまき/く、来るなら来ーい!
GM/≪傲慢なる檻≫を使った村正は薙ぎ払います。使用する特技は≪会心の一撃≫≪戦乙女の知恵≫≪殺戮の身体≫!(ころころ)命中は15です。
ティナ/みんな、令呪が欲しいときは言えよ。(ころころ)回避13で失敗。
泰明/(ころころ)回避16です。
結繰/(ころころ)カイヒ15でヨけました〜。
たまき/(ころころ)回避19です。
GM/みんな高ぇな!?(笑) ティナさん以外全員避けてるじゃねーか!
結繰/ティナサマを≪かばー≫します。いくつダメージがクるかな、コワいぞ〜。
GM/(ころころ)ダメージロールには≪特攻≫を使いました、なのでピッタリ物理30点ダメージです。
泰明/これはイケる。そのダメージに≪念動障壁≫を使用!(ころころ)14点軽減してくれ。
結繰/アリガトウゴザイマス、【HP】は17です〜。まだまだダイジョウブ〜!
ティナ/結繰、ありがとう。このメンバー、出目が良いからうまく行けば避けていけるかもしれんぞ……。
たまき/ここで回避判定に成功したので≪カウンター≫の使用を宣言します!
ティナ/おお、ついに来たか!(笑)

 ≪カウンター≫
 攻撃をかわし、反撃する[狂戦士]の主特技。
 回避判定に成功した直後に使用。即座に攻撃したキャラクターを対象として【スキルウェポン】を使用した攻撃を行なう。「タイミング:マイナー/メジャー」の特技は使用できず、対象が射程外である、代償が払えないなど攻撃できない場合は使用不可。


たまき/これ、回避判定成功した時点でダメージロールに移行できるんですよ。なので≪巨大武器≫で(ころころ)25点の物理ダメージ……。
GM/回避と同時に攻撃なのか、それは痛い……。
たまき/……あの、≪カウンター≫って「タイミング:マイナー/メジャー」の特技は使用できないんですよね?
ティナ/うん、命中判定を振らなくてもいい代わりにマイナーの≪会心の一撃≫やメジャーの≪覇魔矢≫といった強化特技は使えないの。
たまき/それって、「タイミング:ダメージロール直後」の≪特攻≫は使えるんですか?
ティナ/使えます。
GM/うん、使えるね……。
たまき/よし! それなら(ころころ)≪特攻≫で9点追加、なのでダメージは34点に……。
ティナ/当たったときに殺る。令呪を使用!
たまき/それならダメージは、合計54点! がおがおーっ!
泰明/うお、≪カウンター≫強い!(笑)
GM/これ……攻撃するたびに攻撃されちゃうんだね。怖いなぁ(笑)
ティナ/……たまきの攻撃が終わったところで、元のメインプロセスに戻ろう(笑) ティナは村正に対して≪ニュクスの冠≫≪覇魔矢≫≪魔導書≫いきます。確実にバステを与えておきたいので、命中判定に≪幻想式≫を使います。(ころころ)
GM/おう、回避します。毒はエグいもんな。(ころころ)……ごめん、回避クリティカルだ。
ティナ/……≪幻想式≫の使用回数を減らしておきます。残念。
たまき/こういうときに、≪逆転運命≫が欲しいなぁ……(笑) 次は結繰のターンだね。
結繰/ハイ〜。イマのうちにジブンに、マイナーアクション≪しゅごしゃのたて≫をシヨウします。ブツリかレイリョクのどっちかをアげられるんですが、どちらがイイですかネ?
たまき/物理がいいな。
ティナ/うん、物理がいい。敵は≪会心の一撃≫≪殺戮の身体≫を使っていたから[狂戦士]だ……たまきくんのデータを参照するといい。
結繰/ワカリました! それなら、シーンカン【ブツリボウギョテン】をプラス5します〜。
GM/マイナーで自分を強化した。メジャーアクションはどうする?
結繰/ハサミを構えます。目の前にいるモブさんをちょんぎります!
泰明/ちょっきんちょっきん!(笑)
結繰/アナタはココでコワれてしまうがヨロシー! ハサミでちょんぎってさしあげましょ〜!(ころころ)12です〜。
GM/(ころころ)13です。
結繰/あたんなかった……たまきサマにまかせます〜!
たまき/大きな牙の≪巨大武器≫で噛み付きます!(ころころ)まあまあ、命中18です。
GM/(ころころ)回避は15です。
たまき/≪特攻≫も使いますね!(ころころ)≪特攻≫で9点追加、だから34点……。
ティナ/こいつは回避が高い。既に私と結繰の攻撃が外れている。だから当たったときに殺る、令呪を使用!
たまき/ダメージは、54点! がおがおーっ!
結繰/たまきサマのホウコウ〜! そして次は、ヤスアキサマのターンですね?
泰明/みんなまだ【HP】には余裕があるね? それならまずマイナーアクションで≪興奮剤≫を使用。皆様、【MP】を(ころころ)2点回復してください。
ティナ/2点回復、ありがたい!
泰明/メジャーは……待機しておきます。でもオートアクションで≪還り名≫を使用しようと思います。

 ≪還り名≫
 シーンに能力者以外の人間が自然と立ち寄らなくなる結界を作り出す[感応力師]の副特技。
 結界を作成する際にクラスを1つ選択。結界内に指定したクラスのキャラクターがいる場合、そのキャラクターはクリンナッププロセスの度に1D6÷2(切捨)の【防御点】無視ダメージ(軽減不可)を受ける。


泰明/クラスを1つ選択するんですけど、味方にそのクラスがいると味方にもダメージが入っちゃうんですよ。敵だけ指定できそうなクラスって判ります?
たまき/[異端者]だな。
ティナ/うん。それかモブBが≪魂砕≫を使っていたから[霊媒師]なら味方がダメージを受けないよ。でも……ここは[異端者]がいいな。ボスに当てられるし、なにより演出もしやすいだろ?
泰明/そうですね、異端と戦っているんですし! では≪還り名≫を使って[異端者]を指定、結界を張ります!
GM/OK。じゃあ次はモブ達の攻撃だ。最初にモブAは……うーん、出目で対象を選ぼう。(ころころ)ティナに≪会心の一撃≫≪覇魔矢≫で攻撃だよ。(ころころ)命中は20だ。
ティナ/食らうと毒になるな。(ころころ)回避12だよ、[魔術師]だもん。
結繰/ティナサマを≪かばー≫します! コイコイ〜!
GM/ダメージには≪弱点把握≫を使うよ。(ころころ)32点の霊力ダメージ。
泰明/そのダメージに≪念動障壁≫を使います。(ころころ)18点軽減してください。
結繰/それなら【HP】6テンでイきノコります〜。
ティナ/……いや、それだと毒が入って、クリンナップで毒の効果で死ぬ恐れがある。
結繰/アッ!? れ、レイジュをツカっていただけるとタスかります〜!(笑)
ティナ/ヤスに対して令呪を使用。プラス20カッキンしてください。
結繰/アリガトウゴザイマス! ダメージがハイりませんでした〜(笑)
GM/……次に、モブBのターン。≪朽ちゆく魂≫≪乱舞≫≪殺戮の身体≫で、範囲攻撃をします。1点でもダメージが入れば全員バッドステータス:毒になります。(ころころ)命中は、17!
結繰/≪えいびんかんかく≫をシヨウします。(ころころ)カイヒ19〜!
ティナ/避けます。(ころころ)回避16!
泰明/(ころころ)よしよし、19で避けた!
たまき/(ころころ)20で避ける! かつ、≪カウンター≫の準備!
ティナ/おおっ、みんな早いぞ! 当たったのが[魔術師]の私だけだ!(笑)
GM/全然当たらない……ならさっきの命中判定に、令呪を使います。
ティナ/おっ、ついに?(笑) このままだと全員が当たるな。でも……ここに、≪零力射撃≫があるじゃろ?
たまき/ファンブルにしましょう!
ティナ/それがいい。敵が令呪を使ったところで、オートタイミングのファンブル化の≪零力射撃≫を使用します! 魔導書を開いて、宙に無数の鋭い矢を創り出して次々投げつけます。ゾンビの動きを完封!
GM/打ち消されました!
結繰/ティナサマのオソろしいイチゲキが!
ティナ/さっきのクリティカルで回避されたからな、その仕返しじゃ(笑)

 全員が行動済状態になったため、クリンナッププロセスに移行。村正は≪還り名≫の効果でダメージを3点受けた。

たまき/これが≪還り名≫のおいしいところですよね!

 第2ラウンドセットアッププロセスに移行。村正は≪傲慢なる檻≫を使用。
 ティナはマイナーアクションでエンゲージから離脱できるようにするため≪飛行の札≫を使用。また、泰明は≪空間知識≫を使用した。


GM/村正はメインプロセスで、≪会心の一撃≫≪破却打ち≫で攻撃をします。
たまき/お、おおん!?
結繰/≪はきゃくうち≫って……?
ティナ/ダメージ固定値がプラス30される特技。おそらく奴が持っている中で一番の大必殺技だと思うんだ。
結繰/それ、ケしますか!?
たまき/うん! ≪破却打ち≫を切るのは大事!
結繰/≪ひかりのいって≫をツカいます! ≪はきゃくうち≫はナシです〜! ぴか〜っ!
GM/……≪破却打ち≫が使えなくなったので、普通の攻撃をいくぞ。対象は全員に(ころころ)命中18で攻撃。
ティナ/(ころころ)回避13……。
結繰/(ころころ)16でアたります。
たまき/(ころころ)19で避けます!
泰明/(ころころ)18で回避!
ティナ/たまきくんはもちろんのこと、ヤスさんもよく避けるなー(笑)
結繰/ティナサマを≪かばー≫します。カバディカバディ〜! ブツリだったらタショウはコワくないぞ〜!
GM/ダメージロールは(ころころ)≪特攻≫を使って、物理ダメージ30点ピッタリの攻撃。
ティナ/今回は結繰ちゃんも命中しちゃっているので、先にダメージ倍加が発生する……だから食らう合計ダメージは60点だね。
結繰/エット……それだと48テン、クらいます。ダメージを30テンハジいてくれればイきノコります!
泰明/≪念動障壁≫を使用します! ダメージ軽減できる固定値が12なので、令呪を頂きたい!(ころころ)おおっ、1D6振って6点!
ティナ/結繰ちゃんへの愛が溢れているな!(笑) 令呪を使用! ヤス、やれ!
泰明/ダメージ38点軽減です!
結繰/それなら10テンだけハイりま〜す〜!
たまき/≪カウンター≫いきまーす! ≪巨大武器≫、そしてダメージロール後に≪特攻≫の準備!(ころころ)合計で、32点の物理ダメージです!
GM/はい、かしこまりました……まだ生きています。

 飛行状態になったティナは、マイナーアクションでエンゲージから移動。
 その後、≪覇魔矢≫≪魔導書≫で攻撃を行ない、16点の霊力ダメージ+毒を与えた。


たまき/やった、毒だ! ゆっくりしていってね!(笑)

 結繰はマイナーアクションで≪興奮剤≫を使用して【MP】を1点だけ回復。攻撃を試みるが、ハサミでちょっきんアタックは残念ながら回避されてしまった。

たまき/
がおー! いつも通り≪巨大武器≫≪特攻≫でいきます!(ころころ)命中22!
GM/(ころころ)避けられるかい! 18!
たまき/ダメージロール!(ころころ)全部で27点の物理ダメージ! 令呪、今でしょ!
ティナ/今でしょ! ダメージに+20!
GM/……ぎ、ギリギリだがまだ生きている。
たまき/残念。……【HP】が心もとなくなってきたので【MP】で≪特攻≫の代償を払ったら、今の【MP】は1だよ!
ティナ/1かよ!?(笑)
泰明/や、ヤスがマイナーアクションで≪興奮剤≫を使用。その【MP】回復に令呪を頂きたい〜!
ティナ/使うべきかと! 【MP】回復に令呪を使用!
泰明/(ころころ)1D6で4、なので24点全員の【MP】を回復してくれ。
たまき/は、鼻血が出る〜(笑)
泰明/さらにそこから≪肉体復元≫を使用しまーす。(ころころ)6D6を振って……フフフ、【HP】を41点回復してください!
結繰/わーい、こっちもハナヂ〜!(笑)
ティナ/や、ヤスの回復量は安定感があるな(笑)
GM/特化って強いね。では、モブのターンだ……モブAは、複数人エンゲージにいる範囲攻撃。≪朽ちゆく魂≫で毒を入ります。(ころころ)命中は17……。
結繰/≪えいびんかんかく≫をシヨウします。(ころころ)アアン、14でした。
泰明/(ころころ)回避17です……!
たまき/(ころころ)おっと、クリティカル回避!
GM/たまきには当たらない。でも、モブは令呪を使って命中37にします。
たまき/それだと、こっちが令呪を使っても泰明さんと結繰ちゃんにはどっちも当たっちゃうか……。
結繰/≪かばー≫をするなら、イマでしょ! ヤスアキサマを≪かばー≫しますー!
泰明/す、すまない、≪念動障壁≫にもう令呪は使えないが……!
結繰/ダイジョウブです、ここでヤスアキサマがタオれたらいけません! ヤスアキサマをマモれるならホンモウです〜!
GM/(ころころ)モブAは、最後の令呪を使って、31点物理ダメージを与えます。
結繰/ゴウケイで62テンダメージをウけます。25テン、ハジければイキているけど……。
泰明/≪念動障壁≫の固定値は12点なんだ……。
結繰/これはオちましたね。結繰、パタン! アトはマカせた〜!
たまき/おおっ……これで庇う人がいなくなったので、俄然後衛が厳しくなります……。頑張って避けてね! オレは何も支援できないから!
ティナ/頑張って避けるよ!
GM/モブBは(ころころ)ダイスロールの結果、ヤスさんを攻撃することにします。
泰明/ひぃ。
ティナ/確実に回復役から殺しにきた。
たまき/よ、避けてーっ!
GM/モブBが≪会心の一撃≫≪覇魔矢≫≪幻の射撃≫。(ころころ)命中は14。
泰明/(ころころ)14で避けます! よしよし、セルフカバディ! イエスイエスー!(笑)
結繰/ジュドウユウセンで、ヤスアキサマがヨけました〜!
たまき/ヤスさん、キャラメ間違ってないよね……?(泰明のキャラクターシートを覗き込んで)うん、計算はあってる。純粋に出目が高いんだね! 凄い!(笑)
ティナ/私と同じぐらいの【回避値】なのに避けまくっている。恐ろしいぐらい出目が良いんだな(笑)

 クリンナップに移行し、村正は≪還り名≫≪覇魔矢≫の効果により二重のダメージを受ける。が、まだ落ちず。
 第3ラウンドのセットアッププロセスで、村正は≪傲慢なる檻≫を、泰明は≪空間知識≫を使用した。

【マップ】
 エンゲージ1:モブB
 (↑10メートル離れている↓)
 エンゲージ2:村正を持った卯月、たまき、泰明、モブA
 (↑5メートル離れている↓)

 エンゲージ3:ティナ

 第3ラウンドメインプロセスで、村正はダイスロールの結果……ティナを狙い、命中17で攻撃に成功させた。


ティナ/よし! ティナは避けられないとして、ヤスがここで潰れない。よくやった!
GM/そんなティナさんに(ころころ)31点の物理ダメージを与える!
ティナ/ティナは【HP】21点。【防御点】は無し。ヤスさんへの令呪も無いから……倒れます。
泰明/ああっ、すみません!
ティナ/大丈夫だ。ティナと結繰が倒れたとしても……次は、たまきのターンだから!
たまき/はい、たまき行きます! ヘイ、≪巨大武器≫!(ころころ)≪特攻≫を使って、物理23点のダメージ!
GM/その一撃を受けて……村正の【HP】が0になった。落ちるよ。モブAとBもその場に崩れ落ちて、戦闘終了です。
たまき/お、落ちたんですか?
結繰/む、ムズかしいセントウでした、オわった〜……。
たまき/……卯月は?
GM/低く唸り声を上げて、卯月はパタッ。村正は卯月の手から離れます。
たまき/卯月をキャッチ!
ティナ/泰明! 卯月くんを頼む!
泰明/は、はい! 卯月くんの様子を見ます!
GM/事切れてます。
結繰/……ええっ……。
ティナ/……≪ニュクスの冠≫で放り出された刀を捕縛する! 魔術を使って封印を試みようとしますが?
GM/魔術で拘束された刀は、「あと……あと少しで……」と呻き声を上げた後に、動かなくなります。
泰明/……これで、村正は無力化できましたか。で、でも卯月くんは……?
GM/動きません。
たまき/……獣の姿のまま卯月の体に鼻を寄せます。くんくん。くーんくーんと……やります。すりすり……。
GM/動きません。
たまき/……くぅーん……。
GM/戸口の方から足音がした。
たまき/え……?
GM/振り向くと、金髪ツインテールの女の子が立っている。
結繰/ろ、ろりんぽいん?
泰明/あ、龍の聖剣さん……こんばんは……?
たまき/この流れで龍の聖剣と聞いたら村正の仲間だと思いそうだ。グルルル!
泰明/ち、違う! 全然違う人! ストップストップ!(笑)
結繰/まってください、リューのセイケンサマはミカタです〜!
GM/ロリは周りの惨状を見て、言います。「……悲劇は起きてしまった。でも大きな悲劇は食い止められて良かったわ」
ティナ/結繰ちゃん達の反応を見て、味方だと理解してから……尋ねよう。君にはこれが、大きな悲劇でないと言うのか? 周囲の子供達の死体を見るぞ。
泰明/い、一面血まみれなんですよね?
GM/「貴方達も見ただろうけど、村正は斬って殺した死体を自在に操る能力を持っていた。だから貴方達がここで負けていたら、さらに大きな悲劇になっていたわ」 ここにいる門下生達が全部ゾンビになって街中に散れば、もっと大きな事件が起きたんだと言います。
たまき/……確かに、そんなことになったら……。
GM/「村正が完全に力を手に入れた前に貴方達が食い止めてくれた。だから更なる悲劇は食い止められたわ。ありがとう」
泰明/……で、でも聖剣さん! これ、今回死んでしまった卯月くんを含めてここにいる15人の子供達は、今日死ぬ運命じゃなかったんですよね? 本当なら!
GM/「ええ、違うわ」
泰明/これは元々定められた運命ではない、異端による不幸な死なんですよね?
GM/「そうね。……だから」
結繰/……ハイ。
GM/「もし貴方達が望むなら、代償を払って時間を戻すことができる。もう一度村正を止める気があるのなら」
泰明/……代償を支払えば?
GM/「貴方達が選んだものを差し出してくれればいい」 ループの代償を1つ選んで差し出してくれれば、時間を巻き戻すよと言います。
ティナ/データ的なペナルティは?
GM/ありません。
泰明/な、無いの!?
GM/ありません。先ほどの戦闘に勝利した報酬です。なので、演出として何か1つ代償を払ってください。
たまき/…………。
ティナ/…………。確認したい。時間はどこまで戻せるんだ?
GM/時間は今日の朝まで。ここにいる15人と卯月くんが生きている朝からスタートします。代償を払ってやり直す気があるなら。
ティナ/…………。
たまき/…………。オレは、やります。
泰明/えーと、それなら……。
たまき/……待って。質問です。エージェントである泰明さん達には、代償を払ってでも見も知らぬ子供達を救う理由はあるんですか?
泰明/えっ……。
ティナ/…………。
たまき/だってこれは「小さな悲劇」であって、「ここで食い止められたなら上々」と言ってるんですよ。
結繰/え、でも……。
たまき/神様の代表であるロリの口から、「卯月と15人の子供達は死んでも仕方ない」って言われたようなもんなんですよ?
ティナ/ああ、しかも「貴方達がループしてもいいし、しなくてもいい」という話だ。しなくてはならない、ではない。
たまき/それなら……貴方達にとって代償を払ってでも人を救う価値ってあるんでしょうか?
ティナ/無いな。
結繰/で、でも……。
ティナ/考えてもみたまえ、先ほどの戦闘はとても苦戦したぞ。ティナと結繰は戦闘不能になった状態だったし、令呪も使えない状態になってしまったぐらいだ。幸い村正を落としたことでゾンビ2体を食い止めるところだったが、危ない戦いだった。
たまき/時間を巻き戻して、同じ戦いの結果になるとは思いませんよね。
ティナ/ああ。……たまき、言ってくれてありがとう。実を言うとな、代償を払う気になれなかったんだ。
たまき/そうですよね。オレだったらそう思いますもん。……だって、救われるのはオレだけだもの。それなら、オレ1人が代償を払うのが妥当です。
泰明/……えっ!?
たまき/オレはこの道場の15人の知り合いだし、名前も知っています。友人の卯月を助ける理由も持っています。だから代償を払って再挑戦します。
泰明/……う……。
たまき/けど、そうじゃない人達まで巻き込むなんて心苦しいじゃないですか。
ティナ/……一応、たまきを止めるキャラロールはしていいかな? たまき、君の力のおかげで村正を確保できた。君の力は評価されるだろう。
たまき/でも、チャンスを貰えたんだからやるよ。
ティナ/これも良い経験だ、諦めろ。同じことを繰り返してまた勝利できるとは限らないだろ?
たまき/そんなのっ! 叩きつけるように言います。……あんたらにとっては彼らは縁もゆかりもないし、神様が直々に払っても払わなくてもいいって言ってるぐらいどうでもいい命なんだろ。それだったらオレがやればいい話だ!
結繰/…………。
たまき/龍の聖剣に向き直って、もう一度チャンスをくれって言います!
泰明/……たまきくん。君は本当に自分だけで背負い込むつもりかい? 背負い込んででもみんなを助けたいって思っているのかい?
たまき/世界とあんたらにとってはどうでもいい命でも、オレにはそうじゃないんだ。
泰明/…………。もしここで君が君一人で背負いこんでやり直したとしても……って、こういうことを言うのは野暮だな。「もしできなかったら」なんて言っちゃダメだ。「絶対にやるんだ」という気持ちが今の君にはあるんだから。
たまき/……いかにも「出来なかったらもう一周する」っていうツラをしています。
泰明/もしできなかったら、できるまで何度もやるつもりなんだね、君は……。
たまき/こくこくっ!
泰明/……僕はここの道場の子達とは何も関係が無い、赤の他人でしかない。でも君が一人に背負いこむことは見過ごせない。
ティナ/つまり、自分も代償を払うと?
泰明/彼だけに全部責任を丸投げしてしまうのは心苦しいし、彼が払うべき代償を負担して子供達を今度こそ助けようと言います。
たまき/……き、きゅーん……。
泰明/この結果に至ってしまったのには、僕にも大なり小なりの責任がある。だから君が負う代償を僕にも負担させてほしい。
たまき/泰明さん、いい人だ……(笑)
ティナ/優しすぎる大人だな、君は。……結繰は?
結繰/……リューのセイケンサマからチョクセツイライをウけたのに、それをセイコウできなかったのは、キカイテキにはフフクです。
ティナ/命じられたことをできなかったというのは、嫌だ?
結繰/ハイ。100テンではありませんから。……ワタクシは、ムラマサをトめたいです。
泰明/村正を?
結繰/アレは、ヒトをコワすキカイです。トめられるのであればナニがなんでもトめたい。タダ……ワタクシがムラマサをトめたいのは、たまきサマのタメではなく、コレはジブンのタメです。
たまき/……そう言ってくれた方がいっそありがたい。なんだか知らないけど、やり直してやるってロリに向き直ります!
ティナ/では、代償を払うとして、何を払うんだ?
結繰/ハイ。ジブンのつくりぬしのナマエをワスれます。ナマエをワスれるということは、ダレにツクられたかワカラナイキカイになるということです。
GM/おおっ?
ティナ/確か名前は……き、キテ、キテナントカさん……だったっけ?(笑)
たまき/それってつまり、「家族の記憶を失くす」並みには重たいペナルティだな……。
ティナ/しかも結繰ちゃんはライフパスに「つくりぬし」の存在をハッキリ書いているぐらいだもんね。……たまきくんは?
たまき/……はい。学校から離れます。
GM/えっ。
たまき/犬は群れの生き物なので、群れを離れるのは結構でかいことだと思います。
GM/ということは、中卒になるの? えっ、それ凄くキツくね?(笑)
たまき/一度、敵とはいえ人間を噛み殺してしまったら群れには戻れないと思うので……。学校の描写もしていたし、どうでしょう? 学校は好きだったよ、ちゃんと補講にも出ているぐらい学校には楽しく行っていたし。それにみんな良くしてくれたから。
ティナ/それって、高校で出会った知り合いを全て失くすってことだよ……。そして、たまきは知っていてもあっちはたまきのことを知らない人が生まれる。
泰明/か、悲しい……!
たまき/朝起きて掃除して、ご飯作って稽古して……たまに自分でお勉強してる。多分学校行かなくなるからエージェントになるんじゃないでしょうかね。
ティナ/ああ、なるほど。そうすると次の世界でもすんなり仕事を受けられるね。……ヤスさんは?
泰明/……こいつのライフパスの重要キーワードが「平凡」なんですけど、「極端に人に嫌われる」とかどうでしょう? 平凡というか、異様に目立つとか。
ティナ/えっ、こんなに人が良さそうな顔をしているのに!?(笑)
たまき/あとは……「犬にめっちゃ吠えられる」とか?(笑)
ティナ/好きなのに、悲しい!(笑)
泰明/では、「動物に嫌われる」ということで。犬には吠えられ、猫には引っ掻かれ、鳥には糞を落とされる人になれます(笑)
結繰/ど、ドウブツエンにイけなくなりました!(笑)
ティナ/ウサギには噛まれ、ライオンには威嚇され……(笑)
たまき/カピパラにすら逃げられ、滅多に動かないハシビロコウにはバサバサ動かされる……(一同笑)
泰明/パンダにはいつも体調を崩されていつも見られない……(一同爆笑)
GM/たまきくんは相手をしてくれる?
たまき/オレは人間なんで!(笑) でも何故か、ヤスさんを見ていると「範囲(選択)」が「範囲」になります。
泰明/ええっ、それはちょっとぉ!?(笑)
GM/では、ヤスさんは動物に嫌われるというペナルティで……(笑)
ティナ/……で、ティナなんですが。正直に申しますと、代償を払う気になれません。最悪の状況を免れたと言われてしまって、「なるほど、それは良かった」と思ってしまいました。プレイヤーとしてはちゃんと代償を払って周回プレイしたい気はあるんですが。
泰明/キャラクターとしては?
ティナ/実はティナの設定って、異端や世界について調べている研究者なんですよ。人の死に悲しんでもいないのにループしてしまったら、「ループができたという良い経験」になってしまいます。このままだとティナにとって時間跳躍はペナルティではなくメリットなんですよね。
たまき/め、珍しいケースだ(笑) 確かにティナさんにとってはラッキーですよね……ある意味、一人勝ち状態だ。
ティナ/だから、「代償を払わず記憶無しで時間跳躍したい」です。事件を他のキャラ達に持ってくるだけの、記憶まっさらな状態でのスタート……は、メタ視点的にペナルティになると思うんですが、どうでしょう?(笑)
GM/ありあり! 調査記憶が無いのは確かに代償だ!
ティナ/幸いPC2のハンドアウトが高坂から事件を貰うのでセッションには積極的に参加はできそうです。なので、喫茶店で「よく来たな、では情報収集を始めようか」と先導しますが……。
たまき/犯人は卯月です!
結繰/ウヅキサマにムラマサがトりツいてイマス!
泰明/早く卯月くんを確保しないとみんな死にます!
ティナ/お前ら凄いな!?(一同爆笑) ……って展開にしたいです(笑)
GM/判りました。ではロリは……3人の代償を聞いて、「貴方達から頂いた代償で今日の朝まで時間が戻る。ここであった出来事は全て消されるわ」と言います。
たまき/ああ!
ティナ/時を戻す、か。次の世界に行ったら私を先導してくれよ。……では、今は「またな」と言うのがいいのかな?
泰明/……はい。
ティナ/二度も三度も繰り返すんじゃないぞ。たまきは根詰めて倒れそうな奴だ。適度にやっておけ。でもやるなら成功させてみろよ。
たまき/難しいことを言われた。……でも、頷きます!
ティナ/よろしく。
GM/「時間は戻るわ」 ……ウズマキの中、目を開けると朝。自分の部屋です。土曜日の朝、3人は記憶を継続しています。
たまき/バチリと目を開けてみる。……机の上に綺麗に並べてあった教科書のスペースはすっぽり無くなっている。
結繰/キえちゃったんですネ……。
たまき/時間割が貼ってあったところには何も無い。もちろん学生鞄や制服も無い。なんだかポッカリ寂しい部屋……。自分で言っていてこれ、つらいな(笑)
ティナ/だって、電話帳を見ても友人のものが何人か無いんだよ……あるのは中学時代までなんだよ、つらいよ……。
たまき/高校1年生のときの思い出が……無くなっている。凄く空虚になっていることに唖然としますが……パンパンと自分の頬を叩く!
泰明/……ちなみに、僕はコンビニに行くと。
たまき/いつもアパートの前にいる猫が「フシャーッ!」(笑)
ティナ/いつも猫缶を買ってあげていた猫が「キシャーッ!」(笑)
泰明/引っ掻かれた!(笑) 思えばじいちゃんちで飼っていた白い犬……誰にでもシッポを振ってくれる奴だったのに、何故か自分だけが噛まれ「なんでお前はこいつに嫌われるんかのぉ?」と言われたのだった……。
ティナ/では【幸運】判定を振ってみようか、上から糞が降ってくるかの判定だ!
結繰/こ、コワイコワイ!(笑)
泰明/ウェーイ、いっそ失敗しろーい!(笑・ころころ)11ですね。
ティナ/10以上か。それなら辛うじて避けたんじゃないかな、1メートル先に糞が落ちるとかだ(笑)
たまき/糞を落とされ慣れているヤスさんにとってこの程度の回避、どうということはない!(笑)
ティナ/あと……ヤスさんが教会に行くたびに、何故かフォイに携帯電話を食べられる。
GM/フォイって動物なの!?(一同笑)
ティナ/(ルカになって)「おかしいなー、フォイはこんなことをする子じゃないんだけどねー?」
たまき/(←ルカの中の人)……いや、フォイならするわ。
泰明/泣いていいかな。


 ●クライマックスフェイズ 〜リトライ〜

ティナ/じゃあ、ティナが早速依頼を持っていこう。6月8日。昼間ぐらいに喫茶店に集まってくれとメールして……一番最初にやって来ようと思ったのに、何故か3人の方が先にいるんだろうなぁ(笑)
たまき/学ランじゃなくて私服で行きます。暇だったんで朝早くから来ましたよー!
結繰/はい、ヨばれたので〜。
ティナ/そうかそうか。今から高坂から貰った資料を見せるけどちょっと長いぞ。覚悟して読んでくれ。
結繰/ヨみました。
泰明/読みました。
たまき/読みました!
ティナ/早っ!(一同笑) 事件が起きたのは繁華街と公園だそうだ、後で行くのもいいがまずは村正についてを教会の書庫で調べて……。
たまき/(棒読みで)実は地元人が先に調べておいたのだー!
結繰/(棒読みで)ジツはヤスアキサマがムラマサについておクワしいのでしたー!
泰明/(棒読みで)実はアイザックさんから既に情報を頂いておいたのでーす!
ティナ/…………。高坂め、私だけに情報をよこさないとは何事だ。
たまき/あっ!? 凄い、バタフライエフェクト的に高坂に怒りが向けられている!(笑)
泰明/た、高坂さんごめんなさい!(笑)
ティナ/お前ら、なんでそんなに知っているんだ? だが……そのシッポの立て方、ヤル気のある証拠だな。怪しむ必要なんて無いか。
たまき/シッポブンブン!(笑)
ティナ/そうかそうか、やっぱりお前達に頼んで正解だった。私が一番出遅れていてすまない、不甲斐ないが少しでも君達の力になれるように協力しよう。全員に手を差し伸べて、ここで契約したことにしておきまーす(笑)
GM/了解です。ではこれから何をしますか?
結繰/まずは卯月くんがどこにいるかだけど……。
たまき/卯月に電話しよう! 携帯電話でプルルル!
GM/(GMノートを見ながら)えっと、ちょっと待ってね……。
たまき/電話を切る。プリンを食べる。電話をプルルル!
結繰/もっかいかけた!(笑)
GM/(GMノートを見ながら)ちょ、ちょっと待ってね!(笑)
たまき/電話をプルルル!
ティナ/ほら、土曜日だから卯月も部活動なんだよ、だからすぐに出られないんだよ!(笑)
GM/(GMノートを見ながら)……うん、真面目な子なので朝の部活動を出ています。真面目なので。
たまき/くっ、真面目! たまにはサボれよ!
ティナ/君が真面目でサボらない子だって設定したんだろ!(一同笑)
GM/で、でも中学校の土曜日だしお昼には終わることにしまーす!(笑)
泰明/すぐに中学校に向かいましょう。
ティナ/行くんだ? いいけど……全員を連れて車で卯月くんが通っている中学校まで移動します。
たまき/電話をプルルル!
GM/そろそろ電話に出るね。(卯月になって)「はい?」
たまき/もしもし? 卯月、元気か?
GM/「うん、元気。昨日も会ったじゃん、どうしたの?」
たまき/……あ、何を話すか決めてなかった(笑) えっと、昨日体調を悪そうにしていたから、心配して。近くまで来たから電話してみた。……えーと。
ティナ/「これから暇か?」
たまき/これから暇か?
ティナ/「ご飯を食べていかないか?」
たまき/ご、ご飯とか食べていかないか?
ティナ/「知り合いに割引券を貰ったんだ」
たまき/おいしいお店の割引券があるからね!
ティナ/「それ、期限が今日までなんだ」
たまき/今日までなんだよっ!
結繰/……ティナサマがスベてカンペをヨウイなさっております(笑)
泰明/す、スゲー、美しい流れ(笑)
ティナ/「お前を誘おうと思って」
たまき/さ、誘えるのはお前しかいないから!
GM/……そう言われたら行くわな、そこまで言われたら(笑) 「えっとね、部活動はお昼で終わりだから、いいよ。行く!」
たまき/学校の前で待っているから!
GM/「えっ、学校にいるの!?」
たまき/いるんだな、これが! 学校の前の怪しいガイシャだ!
ティナ/今のうちにスマホで一生懸命、近場で使える割引クーポンを探しています(一同笑)
泰明/僕らは路駐だから警察が来ないように見張っておきますね(笑)
GM/はい……(笑) では卯月は車の元までやって来ます。「たまきー……あれ?」 車の中にいる人達を見ます。
たまき/こ、この人達はオレのお父さんの知り合いです! 知り合いだから! 大丈夫、怪しい人達じゃないから!
泰明/や、やあ。
結繰/おはようございます〜。
ティナ/一度ぐらいは会ったことあるんじゃないかな、覚えてないかな? ……と、一度も会ったこともないのに「君が忘れているだけなんだ」って演技をします。たまきという人間は怪しい人達と付き合うような男か? 違うだろ。安心したまえ。
泰明/相変わらず鮮やかですね!?(一同笑)
GM/「そ、そういえば会ったことあるかなー……(笑) は、初めまして」
結繰/よ、よかったです〜。シンライされていらっしゃるんですね、たまきサマ〜(笑)
たまき/じゃあ皆さん、卯月から怪しい気配を探ってください!
泰明/はい。魔力がこめられいたり異端の気配がしないか、≪センスチェック≫で調べてみます! 【意志】判定で(ころころ)達成値13です!
GM/卯月くんの体から薄ぼんやりと青い霊的な光の反応が出た。彼以外のものを感じる。頑張って隠れているようだ。
泰明/……います。
ティナ/≪ニュクスの冠≫を使用して放心させます。
結繰/えっ!?(笑)
GM/い、いきなりやるか!?(笑)
たまき/なるほど、最初から捕まえちゃうんですね!?(笑)
ティナ/だってたまき達が一斉に怪しんでいるんだ、なら手を出しても構わないだろう? GM、抵抗するならどうぞ。ただしここは車の中、卯月くんは後部座席で四方をPC達に取り囲まれております。
たまき/エンゲージ封鎖って感じです!
ティナ/このままニュクスで眠らせて、人が居ないような場所に車を走らせます。出来れば郊外へ連れて行くぞ。
たまき/これは……誘拐犯って通報されたら何も言い逃れができないな(一同爆笑)
泰明/ま、まったくですね!?(笑)
ティナ/いや、言い逃れできる手段ならもう用意している。何故ならここに本物の友人がいる。警察も私達を誘拐犯とは言い切れない筈だ。
たまき/……詮索するのはやめよう(笑)
ティナ/これ以上の犠牲者が出ないようにするための移動だ。判定は【意志】対決ですか? それとも【命中値】と【回避値】ですか?
GM/【意志】でお願いします。
ティナ/≪幻想式≫を使います。
GM/ですよねー。(ころころ)こちら、12。
ティナ/(ころころ)【意志】で18です。
GM/そりゃデカイよ、無理だよ!(笑)
ティナ/抵抗判定をしたということは、卯月の中にいるモノが暴れ出そうとしている証拠だ。連れて行く口実には問題無い。
泰明/うわあ、うっすらとした青がドス黒い色になってきたぞー!(笑) もう完全に真っ黒クロスケです!
ティナ/暴れ出しそうになったら車を急発進します!
結繰/うお〜、Gがかかる〜(笑)
GM/卯月は眠らされて車で拉致られて、郊外まで連れてこられました……。では、まだ完全に同化していない卯月の体から村正を引き抜くAF判定を始めます。

 『AF判定:「卯月を助ける」』
  ・使用能力値:【幸運】
  ・難易度:80
  ・ラウンド制限:2ラウンド

※「村正の隠密状態を見破り、体から離す」演出に成功すること。


GM/≪生体侵入≫が【幸運】対抗なので使用能力値は【幸運】です。卯月の体から村正を引き離してください。
たまき/わあ、AF判定だ。……って、これ怖いですね、失敗したら終わりですもん。
ティナ/あ、そうだ。振り直し無いんだった、このパーティー! AF判定はめっちゃ怖い!(笑)
結繰/シンチョウにフりましょう〜!
GM/ファンブルだけは気を付けてください。それでは【行動値】順にどうぞ。

【行動値】
 ティナ:14
 結繰:13
 たまき:12

 泰明:12


ティナ/ティナからか……。≪魔導書≫を開いて、もう一度眠らせようと≪ニュクスの冠≫の魔術を唱える。ただしこのとき自分が唱えるのではなく、≪本のクチ≫で自動的に再生します。
GM/おおっ。
ティナ/自分が失敗したくないからな!(一同笑) ≪強化手術:意志1・2≫で自分の持っている魔術知識を全部引き出そうとしながら、一番良い魔術を頼む、≪幻想式≫
GM/使用特技は6つなので、難易度が12減少。80から12マイナスして、現在難易度は68です。
ティナ/【幸運】判定いきます!(ころころ)達成値13でした。
GM/『現在難易度:68分の13』です。次は結繰のターンです。
結繰/これからオきるセントウはアキらかなので、まずジブンのハサミ……≪かたてぶき≫をカマえます。ムネにある≪おまもり≫をニギりしめます。チカラをカしてください〜! ファンブりませんように〜!
たまき/ホントそれね!(笑)
結繰/あとあるのはユウキだけ! ≪ゆうきのひとみ≫でギンっとムラマサをニラみます! これでいきます〜。
GM/特技を3つ使ったので、難易度68から6マイナスして、62になります。
結繰/いきます〜!(ころころ)13でした。
GM/『現在難易度:62分の26』になります。
泰明/じゃあ先に……。周囲の状態を理解するために≪空間知識≫を使用し、≪還り名≫で結界を作成します。郊外とはいえ誰も立ち寄らないように念には念を!
GM/まず人は来ないだろうけどね。
泰明/村正について≪最奥の記憶≫で思い出します。さらに≪センスチェック≫で体のどこかにある村正を探します。
たまき/泰明さんが探してくれるのが一番です!
泰明/≪アンドショック≫で村正の一部を硬直させ、引き出しやすくします。ただし卯月くんだけには≪肉体復元≫≪超復元≫≪最復元≫のフルコンボで、彼の負担を軽くします。
結繰/フルコンボだドン〜。
泰明/≪興奮剤≫で【MP】を回復しつつ、≪覚醒具≫で確実に、≪念動障壁≫≪念動障壁・改≫で卯月くんと村正の間に障壁を張りまして、引き剥がししやすくしました。
GM/全部特技を使ったな。難易度が38まで減りました。
泰明/いっきまーす。(ころころ)12です!
GM/おっ……『現在難易度:38分の38』、ピッタリ無事に終わりました!
結繰/すごーい!
たまき/≪獣化≫しようと準備してたのにオレの出番が無いまま終わった! でもこれでオレがファンブルを出したら目も当てられなかったから良かった!(笑)
ティナ/たまきにはやることがある、それは崩れ落ちる卯月を抱きかかえてやることだ。
たまき/それだ! 犬になったまま崩れ落ちる卯月を抱えます。
結繰/……これ、クルマのナカでやってるんです?
GM/そ、外でやっていたことにしよう(笑) なので……ヤスさんが最後のひと押しをすると、意識を失っている卯月の胸のあたりが輝いて、ズルッと剣が出てきます。
泰明/てやーっ! ずるっ!
たまき/刀をクンクン! う、動かない?
GM/動きます。刀が立って浮かびます。
たまき/うわっ!?(笑)
泰明/立った! 刀が立った!(笑)
GM/刀の柄のところにあった目を開きます。
結繰/メをヒラいた!?(笑)
たまき/き、気持ち悪い!
GM/「もう……少し……だったのに……」 声というより脳内に直接響く念のようなものが聞こえる。
ティナ/もう宿主は無くなったんだ、大幅なパワーダウンをしているだろう。
GM/たまきのターンが残っていたんだよね? では、たまきはまだ完全体になっていない弱った村正を捕らえることができます。
たまき/ど、どやぁー! これ、早く封印してくださーい!
ティナ/了解した、と言って魔術で拘束します! ヤス、≪アンドショック≫をしてくれ! その間に私が無力化させる!
泰明/はいっ!
結繰/おお〜、みなさまタクましいです〜。
GM/では、全員の力によって村正は完全に鎮圧させることができました。
泰明/すぐに教会に連絡をしよう! ……卯月くんの様態は?
GM/卯月には何の問題もありません。体に≪センスチェック≫をしても何も無いです。
たまき/う、卯月? くんくん……?
GM/こてんと寝ているよ。
たまき/……くんくんとニオイを嗅いで、ペロペロ舐めます。
GM/大丈夫、卯月くんのニオイしかしないよ。
たまき/……よ、良かったー……。
ティナ/良かったな、これから先のことは教会の復旧委員会に任せよう。連絡があればすぐに高坂が来るだろうしね。
たまき/はい……では、そのまま何も無かったかのようにどっかのお店に行きましょう! 目覚めてからだと本当に誘拐犯だと思われちゃうから!(一同笑)


 ●エンディングフェイズ 〜解決〜

GM/郊外の現場に到着した高坂は、「えっ? こんなに早く解決できたの?」って驚いてます。
ティナ/ああ、私もまさかスピーディーな解決をするとは思わなかった(笑) 私に頼るまでも無かったということだ。日ごろから親友を気遣っていた彼らが迅速に対応してくれたのが勝因だったな。ラッキーだったよ。
たまき/そ、そういう勘違いをさせておこー!(笑)
ティナ/なに、頼まれただけの仕事はする。早々に報告書は用意するよ。
GM/(高坂になって)「いつもお世話になっています、ありがとう。報酬はスピード解決だからな、上乗せしておくよ」
ティナ/いや、これは……本当に運が良かったんだ。こんなことはまずない。褒めるなら彼らにしてやってくれよ。
GM/その3人は、どうしますか? 卯月が起きる前に店にいないと大変なことになる訳だけど……(笑)
泰明/たまきくん。ほら、大人のお金でご飯を食べてきなさい。そう言ってお金を渡します
たまき/わ、わーい!(笑) この恩は絶対何かで……2回生まれ変わった分の恩を3人には感じてますので!
泰明/いいんだよ、そんなこと。
ティナ/そうだな、たまきくんと卯月くんを車でお店に送って行こう。私はその後に事後処理をするがな。
泰明/うん、たまきくんをお店へ見送って、僕らも事後処理作業に向かいます。
たまき/お、オレ達2人だけでご飯に行っていいんですか?
泰明/卯月くんが起きたときに君がいなかったら困るだろう? 信頼されているんだから。
たまき/……ありがとうございますっ! 頭を下げて言います!
結繰/ワタクシも、ジゴショリのおテツダイがデキるのであればガンバリます〜……。
GM/木の影から、ろりんぽいん。
結繰/あら、カワイらしいオト! ろりんぽいんですね。
泰明/その音の方に振り返ります(笑) あ……先日はお世話になりました。
結繰/リューのセイケンサマ。ムきナオって、ヘイフクします。
GM/(龍の聖剣になって)「……貴方達が代償を払って時間を戻したおかげで、悲劇は何も起こらずに済んだ。貴方達がループをしてくれたおかげで完全に止められたわ。ありがとう」
泰明/いやぁ……良かったですね。これで当初想定していた子供達の命を救えた訳ですから。
結繰/そうですね〜!
泰明/……これで神様としては万々歳なんですよね。
GM/「そうね」
泰明/異端の脅威から守れたんですから……。
ティナ/……なんか、含みのある言い方だね?
GM/「どうしたの?」 ロリは、てってってとヤスさんに近づきます。
泰明/…………。あの、失礼とは承知で申し上げますけど。
結繰/……ヤスアキサマ?
泰明/時間を巻き戻して、ちょっとだけ世界を変えてみんなを救うことができたんだから……我々にご褒美を頂けませんか?
GM/「ご褒美? 具体的には何を望むの?」
泰明/えっとですね……あの、たまきくんと結繰自身が差し出した代償とはいえ、これから先の人生、若い彼らにとって代償があまりにも重すぎると思うんです。
GM/「…………」
泰明/なので……ほんのちょっとだけでいいんです。「元の代償を払わなかったことにしろ」とは僕には言えませんので、せめて……彼らが幸福になるよう何かを与えてはいただけませんか?
たまき/や、ヤスさん……!(笑)
結繰/ヤスアキサマァ……!(笑)
ティナ/ヤス、優しすぎるだろ(笑) しかし……ほほう、代償を交渉するとはな。
GM/「……2人が払った代償は、『元の主の名前を忘れる』と『高校生活を無かったことにする』……だったわね」
結繰/……セイケンサマ、セイケンサマ!
GM/「なあに?」
結繰/ワタクシのダイショウは、そのままでカマいません。こんなにスバラシイごシュジンサマがイるのですから、ホカにノゾむコトなどございません!
泰明/そ、そんなぁ……!
結繰/ですから、ワタクシのブンまでたまきサマのシアワセをワけてあげてください! ジィー。
ティナ/≪ゆうきのひとみ≫のこうげき!(笑)
GM/か、可愛い!(笑) 「……佐川泰明。貴方自身の代償はいいの?」
泰明/まあ、彼らに比べたら安いもんなんで。
GM/ロリは暫し考えます。「……そうよね。確かに、伏見たまきからは頂きすぎな気がするわ」
泰明/で、ですよね! そこは! なにとぞ、なにとぞ!
たまき/な……なんか、自分のいないところでしてもらっていて、ありがた恥ずかしいよ……(笑)
GM/「佐川泰明の代償は決して変えられない。それでもいい?」
泰明/はい! 是非!
GM/いい人だ。ロリは真面目な人が大好きです。
ティナ/うんうん、真面目でやる気があって、自己犠牲をしてでも誰かを助けようとする人が大好きです(笑)
GM/「……判ったわ。でも全部を無かったことにするのは難しいから……完全に戻すことはできないけど、『戻れる手段』を用意するわ」
泰明/ありがとうございます!
GM/ロリはペコリと頭を下げて、「本当にありがとう。貴方達に頼んで良かったわ」と言います。……本当にみんな、良い人で良かった。
結繰/ヤスアキサマ、カッコイイでしょう? ドヤァ(笑)
GM/微笑みながらコクリと頷いて、「じゃあね」と言いながらロリは……徒歩で帰ります。
たまき/今日のロリは徒歩だ(笑)
ティナ/ウズマキを展開するとヤスさんが驚くんだもん。
泰明/い、いや! ごめんなさい! 次からウズマキをいきなり使ってもいいですよ!(笑) ……ロリが帰った後に、結繰に話しかけます。
結繰/ハイ?
泰明/さっきはありがとな。……でも、本当に良かったのかよ? せっかく自分の家族を思い出すチャンスだったのに。
結繰/カゾクならメのマエにいらっしゃるではないですか。結繰はヤスアキサマのコト、ダイスキですよ。
泰明/……うっ(笑) あ、ありがとう。
結繰/カエっておチャをイれましょう! コンドこそウマくイれますので!
泰明/う、うん。そうだな……帰る途中でケーキも買っていこうか。
結繰/わーい! ヤスアキサマのテをヒいてカエりまーす!
GM/……一方その頃、お店に連れて行かれた後のたまきくんですが。
ティナ/食べ放題の焼肉屋においてきました。
たまき/ご飯が! おいしい! 人の金で食う肉はうまい!(一同笑)
GM/めっちゃ食ってる!(笑)
たまき/卯月ももっと食えよ! いきなり寝ちゃったけど部活をした後だからお腹すいてるだろ?
GM/(卯月になって)「う、うん。でもさっきの人達は……?」
たまき/仕事があるって言って行っちゃった!
GM/「そ、そうなんだ。……ごめんね、たまき。なんかボク、いきなり寝ちゃってたみたいで。そんなに疲れていたのかな?」
たまき/疲れていたならいっぱい食べな。なんとお金を貰っているからね! 成長期の食欲を満たすといい!(笑)
GM/2人はパクパクと食べます。お肉を食べて卯月も「あの人達はいい人だ!」と記憶します(笑)
たまき/そういえば……最近具合悪そうだったけど、なんかあったの?
GM/「うーん、なんだか変な夢ばっかり見てさ。なかなか眠れなかったんだよ」
たまき/それで昨日の練習のときグッタリしてたのか。最近物騒な事件も多かったみたいだしな。……何故か過去形で言います。
GM/……過去形なのは、気付かないことにします。
たまき/でももう心配ないよ。どんどん肉をおかわりして……ごちそうさまをします。そろそろ帰るか。明日も学校があるんだろ?
GM/「明日は日曜日だからないよー」
たまき/そっか、日曜日だった。オレ、学校に行ってないから曜日感覚が無いんだよね(笑) それに毎日でも学校に行きたかったからさー。
GM/「たまき、やっぱり学校に行きたかったんだね」 ……そんなたまきくんは、家に帰ったら復学の手続きをしているお父さんを見つけるかもしれない。
泰明/あ、復学できるんだ!
ティナ/帰ったらあの優しいお父さんが「やっぱり学校に行きたくないか?」って話をしてくれるかもしれないのか。……そうしたら巡り巡って高校1年生のときに友人になった子達と再会できるかもね。
たまき/今はそんなこと知らない! なので、卯月に「学校をいっぱい楽しんでいけよー」と機嫌良くシッポを振りながら帰ります!
GM/たまきに手を引かれて帰ります。
たまき/おいしい肉をいっぱい食べて元気になっただろ? 今夜は悪い夢も絶対見ない、休めるぞ!
GM/「そうなの?」
たまき/その筈! 根拠は無い!
GM/「なんだよそれー。でも、たまきが言うならそうなんだね」 そう言いながら、君達はゆったゆったと家へ帰っていくのでした――。

 アナザーワールドSRS
   『 剣 』   END





END

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