アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 剣 』 1ページ ■
2013年6月8日




 ●プリプレイ

 2013年6月8日。
 とあるセッション会場にて、GM・の前に、新たな『AW』シナリオに挑戦するすずかマーサーろって辰巳の4人の姿があった。


焔(以降、GM)/それでは……単発『アナザーワールドSRS』セッション、始めます。
一同/イェー!(拍手ぱちぱち)
GM/早速ですが、ハンドアウトをお配りします。まずはそれを読んでください。



 アナザーワールドSRS シナリオ名 『剣』



【レギュレーション】
 キャラクターレベル5で開始。
 PC同士は既に一緒に仕事をしている仲である。

【ハンドアウト:PC1】
 コネクション:親友  関係:友好的  推奨クラス:闘士 or 狂戦士

 君の家は代々続く剣の流派を守る家系である。
 そのため君は幼い頃から稽古に励んできた。
 だが、最近共に稽古をしてきた親友の様子がおかしい。何かあったのだろうか? そんな矢先、事件は起こった。
▼NPC1:親友
 一般人。能力者のことは知らない。
 幼い頃からの友人であり稽古仲間。性別、年齢、性格は自由に設定可。要相談。

【ハンドアウト:PC2】
 コネクション:異端『村正』  関係:敵  推奨クラス:聖職者 or 処刑人

 君はS市の協会に所属するエージェントだ。
 最近S市で連続傷害事件が起きており、それは異端『村正』の仕業だという。
 このままではいけない。教会からの依頼である、『村正』を処刑せよ。
▼NPC2:異端『村正』
 教会が付けた通称。S市に逃げ込んだと報告が入っている異端。

【ハンドアウト:PC3】
 コネクション:龍の聖剣  関係:自由  推奨クラス:世界遣い

 ある日突然、彼女は現れた。
 少女は言う。「S市に厄介な異端が紛れ込んだ。これから起こる悲劇を止めてほしい」
 PC1の助けになってほしい、と。
▼NPC3:龍の聖剣
 とってもふしぎな金髪ツインテールの幼女。

【ハンドアウト:PC4】
 ハンドアウトパターン2〜3を兼用する。


GM/GMをするのは5〜6年ぶりなので、シンプルな調査系シナリオにしてみたよ。どうですか、皆さん?
プレイヤー1・すずか/異端『村正』を処刑せよ、ですか。舞台はS市なんですね?
GM/うん。違う土地を出しても判らなくなるだろうし、いざとなったら高坂やアイザックさんを出せばなんとかなるだろ?
プレイヤー1・すずか/ですね。他にも教会のエージェントはいっぱい居ますけど、ルカとフォイはどうにもならないんでA市にミスド食いに行ってまーす(笑)
プレイヤー2・マーサー/きっとルカフォイは「出張だ」って言い張ってA市に食べに出かけてるね(笑) 私、このハンドアウトならPC2かPC3がやりたいなー。
プレイヤー3・ろって/私もマーサー先輩と同じです。PC2かPC3がいいです。
プレイヤー1・すずか/うーん、私はPC1かPC2がいいかな?
プレイヤー4・辰巳/私はPC3かPC4がいいです。ロリに会いたい!(笑) ……となると、すずかさんがPC1確定、ろってがPC3確定だね。
プレイヤー2・マーサー/ならPC4兼用ハンドアウトでもいいと言ってる辰巳がPC4でPC3を選択して、私はPC2をやるのでいいかな。……結構あっさり配分が決まったね!

プレイヤー1・すずか/PC1ハンドアウトを選択。
プレイヤー2・マーサー/PC2ハンドアウトを選択。
プレイヤー3・ろって/PC3ハンドアウトを選択。
プレイヤー4・辰巳/PC4で、PC3ハンドアウトを選択。

プレイヤー2・マーサー/ずっと『AW』はGMをしていたので、今回は[魔術師]をやってみたいんだよ。今までやったことがないキャラクターを動かしたい!
プレイヤー1・すずか/いいですね。PC1は、えーと……「剣の家系」なんですよね。だから剣を持つようなキャラにしたいとは思いますが……ここで「[狩人]をやる!」って言ったら「空気読めよ」って感じですか。
プレイヤー2・マーサー/前衛狩人もいいじゃん。「トンファーキック! ドゴォ!」みたいなキャラでもいいんだよ。
プレイヤー3・ろって/剣を持ちつつキック! ってやつですね!(笑)
プレイヤー1・すずか/(ペラペラとルールブックを読んで)……カウンターをしよう。
プレイヤー3・ろって/カウンター?
プレイヤー1・すずか/[狂戦士]の≪カウンター≫。回避に成功したら攻撃ができるっていう特技。使ったことないからやってみたい。
プレイヤー3・ろって/返し技だ、カッコイイー!(ルールブックで特技を確認しながら)あ、私は[闘士]でカバーリング要員になってみたいな!
プレイヤー4・辰巳/それならこちらが回復支援系にしよう。特化させた方が良いな。

 そんなこんなで、レベル5分のキャラクターデータを作成し始める4人。
 ある程度データが作り終えたところで、皆で一斉にライフパスを決めるダイスロールを行なった。


プレイヤー1・すずか/ライフパスを振ります。『重要キーワード』が(ころころ)……「ねこ」?
プレイヤー2・マーサー/PC1が猫になった。
プレイヤー1・すずか/ねこ……ねこ? なんかしっくりこないなぁ。
GM/しっくりしないなら、「いぬ」に変えてみたら?
プレイヤー1・すずか/それがいい。「猫が嫌い」ってことにしましょう。……あ、「狼の血を引いてる先祖還りの能力者」ってカッコイイかも。
GM/それ良いね。何代かに一度、犬に変身しちゃう子が生まれる一族、みたいな?
プレイヤー2・マーサー/≪カウンター≫を取るってことは[狂戦士]レベル5全部費やさなきゃいけないし、そしたら[狂戦士]≪獣化≫は結構な確率で取得するよね。変身して戦う能力者って今までPCでなかなかいなかったからやってみたら良いんじゃないかな。カッコイイよ!
プレイヤー4・辰巳/白戸家のお父さんみたいだね。
プレイヤー1・すずか/それは何か違う。そうだな……仔犬の頃、猫にガブッと噛まれて遠くんに連れて行かれた過去があるので猫が怖くなりました。≪精神緊縛術≫の嫌いなもの設定も猫にしておきます。
GM/え、いいの? 猫って街中に結構いるよ?
プレイヤー2・マーサー/少しぐらいペナルティが強い方が燃えるよ!
プレイヤー3・ろって/(ライフパスころころ)『重要キーワード』は……「従者」が出ました。あっ、これなら私、お茶汲みのカラクリ人形をやりたいです!
GM/カラクリ人形?
プレイヤー3・ろって/明治か大正に造られた[稀人]のカラクリ人形で、おかっぱ頭でカラカラ喋りたいです。そして誰かに拾われたいです!
プレイヤー1・すずか/私が拾ったら犬だから埋めちゃうのでダメです。
プレイヤー4・辰巳/オモチャじゃないから埋めちゃダメ!(笑)
プレイヤー2・マーサー/(ころころ)私の『重要キーワード』は……「暗殺」か。『特徴』が「中性的」で、クラスは[魔術師][狩人]だから……。『Fate/Zero』にそういうキャラいたよね。名前、何だっけ?
プレイヤー4・辰巳/ナタリアさん?
プレイヤー2・マーサー/そうそれ! それっぽいキャラがやりたいかも!
プレイヤー1・すずか/飛行機には気を付けてください。
GM/今回のシナリオに飛行機は出てこないよ!(笑)
プレイヤー2・マーサー/飛行機が出てくるTRPGシナリオって墜落確定だよね。
プレイヤー1・すずか/もしそんなハンドアウトがあったら、ライフパスにそっと「高所恐怖症」って書くよね(笑)

 そんなこんなで雑談が続くこと数時間。キャラクターの設定部分を相談。そうして、ようやくセッションが開始だ。

GM/それでは、PCの自己紹介をしていこうか。まずはPC1から。

プレイヤー1・すずか(以降、たまき)/PC名は、伏見 たまき(ふしみ・たまき)。ポチだけどタマです。犬っぽい名前を探してたら『里見八犬伝』に行き着きました。何か宝珠ください。
GM/何かってなんだ(笑)
プレイヤー3・ろって/その宝珠を7つ集めると願いが叶うんですよね!
たまき/何か違う。職業は男子高校生で、クラスは全部[狂戦士]。亜人種の血を引いていて、先祖還りで狼に変身します。「剣の家系」というハンドアウトでしたが、犬に変身して戦うことにしました。
プレイヤー2・マーサー/クラスの子からの評判は「あいつ、犬っぽいよねー」とは言われるタイプか。
たまき/動物に例えたら10人中10人が「犬だよね」と言われるタイプです。【理知】は低いけど『特徴』が「優等生である」だから授業態度だけは良いですよ。「先生! 判りません!」「どこが判らないんだ!」「全部です!」
GM/か、可愛い(笑) 教会の仕事のことはどう思ってるの?
たまき/はい、よく存じておりません!
GM/ちゃんとハンドアウトのレギュレーションに「PC同士は既に一緒に仕事をしている仲である」って書いてあるよ!(笑)
たまき/あ、ホントだ。ボランティア活動かと思って連れて行かれた先が教会だったでござる! 教会には能力者登録してあるけど、積極的に仕事はやらないです。学生なんで! 出席と成績が本当に危ないんで!
プレイヤー4・辰巳/成績、悪いんだ……(笑)
たまき/無遅刻無欠席、ただし成績だけが悪い! 致命的です。実家は剣道場をやっていて、父から毎日のように稽古をつけてもらっています。データとしての売りは、【回避値】が12!
プレイヤー2・マーサー/【回避値】12。キャラクターレベル5で12は高い。
プレイヤー3・ろって/それって高いんですか?
プレイヤー2・マーサー/かなり高いよ。レベル8〜10ぐらいがやっと2桁突入ぐらいだもの。
たまき/前のめりな能力値の自覚があるので、それ以外のことはロールで頑張ります。主張したいことと言えば≪精神緊縛術≫で嫌いなものに猫を指定しているので、猫が怖いです。
GM/路地裏に行ったら猫がいるかどうかのロールが必要だね(笑)

NO IMAGE 伏見 たまき(プレイヤー名:すずか)
 クラス:[狂戦士5]
  体力:18(+6)  反射:24(+8)  知覚:12(+4)
  理知: 1(+1)  意志: 9(+3)  幸運:12(+4)
  HP最大値:44  MP最大値:15
重要キーワード:いぬ  背景:(遠い過去)の血を引いている
特徴:優等生である  ボーナス効果:特技1つ自動取得
職業:高校生  性別:男  年齢:15
 スキルウェポン→≪巨大武器≫
 狂戦士→≪カウンター≫ ≪精神緊縛術≫ ≪乱舞≫ ≪特攻≫ ≪自己再生≫ ≪獣化≫ ≪失われた日々≫ ≪狂舞≫ ≪単一化≫ ≪戦神の巣≫
 一般特技→≪強化手術:反射≫

GM/PC2の自己紹介にいこうか。
プレイヤー2・マーサー(以降、ティナ)/PC2の名前は、ティナ=オガーシュタインです。ドイツ人の、異端や世界について調べている研究者で年齢35歳女性。クラスは[魔術師]レベル2、[狩人]レベル3。戦闘でも役に立ててありとあらゆる分野で解説ができるような、みんなのサポートキャラを目指してみました。
GM/お、お手柔らかにお願いします……。
ティナ/後衛大砲タイプのデータで、バッドステータス放心と毒を同時に与える遠距離攻撃を≪魔導書≫で撃ち込みます。バステを与えるため【行動値】を上げて最速で動けるように作りましたし、一番最初に当てて敵のダイスを減らして「さあ皆の衆、やっておしまい!」と先導します。
プレイヤー3・ろって/アラホラサッサー!
GM/GM涙目!(笑)
ティナ/キャラの設定は、専業魔術師で異端研究家。世界の仕組みについて研究をしています。教会のエージェントじゃないけど、教会の仕事斡旋人・高坂ともコネがあります。だから高坂から「手伝ってくれないか」と言われたら「いいよ」と車で駆けつけるフットワークの軽い女性です。
プレイヤー4・辰巳/車を街中移動手段に使えますね、ありがとうございまーす(笑)
ティナ/ライフパスの『背景』は、「道場経営者の知り合いがいる」。たまきくんのお父さんと知り合いで、お母さんとも顔見知りです。教会の仕事を手伝うときはついでに道場に挨拶しに行くぐらいの仲です。
たまき/初めて会ったときは「あ、外人の人だー!」と思ってたけど、教会で任務がいっしょになって「あ、外人の人ですねー!」って知り合った。
ティナ/……君はいつまで経っても名前を覚えないな(笑)
プレイヤー4・辰巳/だってワンちゃんだからね。
たまき/脳味噌カリカリ梅ぐらいだからね。
ティナ/ちなみに……「ワンコのたまきくんが覚えにくそう」で、「[稀人]のカラクリちゃんが言いづらそうな名前」、でもそこそこ特徴的を求めた結果のこの名前にしました(笑)
たまき/覚えられません。
プレイヤー3・ろって/てなサマ? ちなサマ? 言えません!
ティナ/うんうん。良かった、この名前にして(笑)

 ティナ=オガーシュタイン(プレイヤー名:マーサー)
 クラス:[魔術師2/狩人3]
  体力:10(+3)  反射: 8(+2)  知覚:13(+4)
  理知:15(+5)  意志:21(+7)  幸運:12(+4)
  HP最大値:21  MP最大値:32
重要キーワード:暗殺  背景:知り合いに(道場経営者)がいる
特徴:中性的である  ボーナス効果:特技1つを自動取得
職業:研究者  性別:女  年齢:35
 スキルウェポン→≪魔導書≫
 魔術師→≪ニュクスの冠≫ ≪幻想式≫ ≪飛行の札≫ ≪本のクチ≫
 狩人→≪覇魔矢≫ ≪零力射撃≫ ≪痕跡発見≫ ≪神域の眼≫ ≪射法訓≫
 一般特技→≪強化手術:意志1・2≫

GM/次に、カラクリ人形のPC3の自己紹介をどうぞ。
プレイヤー3・ろって(以降、結繰)/名前はこれしかないなと思いまして。カラクリの結繰(ゆいくり)です。
ティナ/ゆっくりしていってね!(笑)
結繰/以後、結繰の台詞はゆっくりボイス風に)クラスは[とうし]4レベルの[まれびと]1レベル……≪かばー≫でみなさんをおまもりしたいとおもいます〜。
ティナ/……君は大正期の最先端技術の筈なのに、最近ネットで頻繁に聞く声に似ているな(笑)
プレイヤー4・辰巳/時代が結繰に追いついたんですね(笑)
たまき/ねえ! 兄弟に、語尾に「ナリ」って付く子がいなかった!?(一同笑)
結繰/あれはエドじだいのカラクリです。
GM/となると、明治生まれの子孫が結繰を造ったと……?(笑)
たまき/つまり……コロッケはお好きですか(一同笑)
結繰/『じゅうようキーワード』は「じゅうしゃ」。みなさんにおつかえしていきます。でもごめんなさい。『とくちょう』が「ブキヨウである」なのでウマいコトができません。
プレイヤー4・辰巳/ボーンッ!
ティナ/ボーンって、今何かが爆発した音がしたぞ!?(笑)
結繰/「じょ〜ずにヤケました〜」ってまっくろいモノをもってあらわれます。イロが1しょくならキレイだとおもいまして〜。
GM/……結繰って、普段は何してるの?
結繰/おるすばんですよ。るすばんメッセージもジュシンしますし、クチからピーガガガガガとファックスきのうがついております。クチのナカ、ウズマキなので。イザとなったら≪ねむりのしんぞう≫でカシになります。
ティナ/フリーズした!?(一同笑)

 結繰(プレイヤー名:ろって)
 クラス:[とうし4/まれびと1]
  たいりょく:15(+5)  はんしゃ:15(+5)  ちかく:12(+4)
  りち:10(+3)  いし: 9(+3)  こううん:12(+4)
  HPさいだいち:26  MPさいだいち:17
じゅうようキーワード:じゅうしゃ  はいけい:(いたん)のせいでリョウシン(ツクりヌシ)がフザイである
とくちょう:ブキヨウである  ボーナスこうか:≪こうふんざい≫をじどうしゅとく
しょくぎょう:キュウシカラクリ  せいべつ:オンナガタ  ねんれい:がいけんねんれい13さい(タイショウうまれ)
 スキルウェポン→≪かたてぶき≫
 とうし→≪じゅげい≫ ≪えいびんかんかく≫ ≪かばー≫ ≪ねっけつのぼうへき≫ ≪しゅごしゃのたて≫ ≪ゆうきのひとみ≫ ≪ぶとうかのち≫
 まれびと→≪ひかりのいって≫ ≪おまもり≫ ≪ねむりのしんぞう≫
 いっぱんとくぎ→≪こうふんざい≫

GM/最後にPC4、どうぞ。
プレイヤー4・辰巳(以降、泰明)/PC4、名前は佐川 泰明(さがわ・やすあき)。……ヤスって呼んでください。
ティナ/ヤス!?(一同笑)
たまき/犯人はヤス!(笑)
泰明/クラス配分ですが、[感応力師]レベル5全部取りました。特化回復役です。23歳男性、職業は専業エージェントです。
GM/教会一本で働くエージェントってさ、表世界では「職業:フリーター」って書くのかな?
たまき/そこは「団体職員」にしておきましょうよ。いまいち団体職員って何なのかよく判らないけど(笑)
泰明/ライフパスの『重要キーワード』は「平凡」。このメンバーの中では、とても平凡なんじゃないかと。
GM/ま、まあね。
泰明/『特徴』は「神秘が大好きである」。先祖還りで狼に変身するたまきくん、神秘をお仕事にしているティナさん、カラクリ人形……周りはみんなカオス! だから神秘が大好きでないとやっていけない!
たまき/良かったな、楽しい生活じゃないか。あ……泰明さんの『背景』に「犬が好き」って書いてあるでござる!(笑)
泰明/うん、犬好きにしておいた方が良いかなって思って(笑) それとさっきPC3の結繰ちゃんと相談したんですが、以前彼女を拾ってから一緒に住んでいることになりました。
結繰/ハイ。イマはヤスアキサマにおつかいしております〜。そういやヤスアキサマとティナサマとのゴカンケイは……?
泰明/ティナさんは教会の協力者で僕はエージェントだし、何度も合同で組んだことのある仕事仲間ですかね。
ティナ/……ああ、それならティナはたまに結繰ちゃんのメンテナンスをしに来る医者ってことにしよう。そんなキテレツな物を修理できる人がこの街にはそう居ないだろうし。
結繰/なるほどー! ドクターティナサマー、ヤスアキサマー。ネジが1ポンたりませんー。
辰巳/ああーっ!? どっかにネジいったー!? あれネットで買えないんだからな! 修理代! ごふっ!
GM/大正時代の部品だもの、アンティークで高いよね。泰明さん、頑張って稼いで!(笑)
泰明/ぶわっ(笑) 神秘に囲まれて楽しいけど修理代がかさんで貧乏! ご飯カリカリ! という、割とツッコミポジションをやっていきます!
GM/く、苦労人だ……(笑) で、ヤスさんは龍の聖剣とお知り合いなんですか?
たまき/そういやヤスさん、[世界遣い]じゃないんだね。
ティナ/……[稀人]の結繰と一緒に住んでるから、それ繋がりで出会うとかで大丈夫じゃない?
泰明/はい! 是非! ロリとお知り合いになりたいです! 出来たらいきなりロリが出て来て「なんじゃこりゃー!?」って言いたいです!(笑)
ティナ/これから知り合いたい願望であって、知り合い設定じゃないんだ(笑)
結繰/リューのセイケンサマはツヨくてカッコイイので結繰はおシタイしております〜。

 佐川 泰明(プレイヤー名:辰巳)
 クラス:[感応力師5]
  体力: 9(+3)  反射:14(+4)  知覚: 9(+3)
  理知:15(+5)  意志:16(+5)  幸運:12(+4)
  HP最大値:22  MP最大値:34
重要キーワード:平凡  背景:(犬)が好き
特徴:神秘が大好きである  ボーナス効果:特技1つを自動取得
職業:エージェント  性別:男  年齢:23
 スキルウェポン→なし
 感応力師→≪肉体復元≫ ≪超復元≫ ≪最復元≫ ≪念動障壁≫ ≪念動障壁・改≫ ≪空間知識≫ ≪覚醒具≫ ≪最奥の記憶≫ ≪還り名≫ ≪センスチェック≫ ≪アンドショック≫
 一般特技→≪興奮剤≫

たまき/そういえば、このパーティー……[世界遣い][聖職者]がいないから、振り直し系特技がないんですよね。
ティナ/ホントだ。≪悔改めよ≫≪逆転運命≫も無い。これは純粋なダイスの出目勝負になるな。
GM/それって凄く泥試合になりそう。それでは、先にNPCの確認をします。NPC1の名前は、三浦 卯月(みうら・うづき)くんにしました。
たまき/う、ウサギだー(笑)
GM/PC1・たまきの親友という設定の男の子です。一般人で、PC1が能力者であるとか犬であるなんて知りません。年齢は何歳がいい?
たまき/小学生ぐらいが良いなぁ。PC1が犬なので、飼い主の気分でいる子が良い。たまきの家がやっている剣道場に通っているので、昔から仲良しです。
GM/……小学生だとシナリオに支障が出てしまうので、中学1年生でいいですか?
ティナ/GM、シナリオの時期は?
GM/6月。
ティナ/それなら中学生になってまだ2ヶ月、制服を着慣れてなくてブカッと袖が余ったような外見のチビっ子はいかがでしょう。成長期がまだ来てない12歳とか子供ぽくて良いじゃないですか。
GM/じゃあそれで。どんな感じの子がいいか、性格の希望はある?
たまき/性格は真面目な子がいいですね。「あいつが学校や稽古をサボった? そんなことする筈が無い!」って言えるような。「あいつがサボるのはいつものことだしなー」ってキャラだと調査しにくいじゃないですか(笑)
GM/そうか、判った。性格は明るく活発、下手なことがなければ学校をサボりません。PC1のことをお兄ちゃん的な存在って思っているのかな。そんな感じで始めていきます。


 ●オープニングフェイズ1/ティナ 〜村正の反応〜

GM/最初のオープニングは、PC2のティナさん。今日は6月7日。いつも依頼を渡してくる高坂から連絡があります。
ティナ/はい。ティナは指定していただければどこにでも現れます。
たまき/じゃあ宇宙だ!
ティナ/では高坂も宇宙に来てもらおうか!?(一同笑)
GM/た、高坂は「教会に来てくれ」と連絡を寄越します。ティナさんが教会に入ってくると、高坂がいつも通り「すみません、お忙しいときに!」と無害そうに笑います。
ティナ/気にするな。そちらも大変そうだな、高坂よ。175センチ越えの中性的な女性が礼拝堂に現れます。
たまき/おお、でかいな。高坂さんは身長どれくらい?
ティナ/高坂は180センチぐらいはあるよ。
泰明/でかいコンビだなー。
ティナ/忙しそうだから時間は取らさないよ。話してくれ。礼拝堂の適当な椅子にどかっと腰掛けて、手土産のお団子でも渡します。
GM/お団子だ! 凄く嬉しそうに高坂は受け取ります! 「ああ。最近S市で連続傷害事件が起きているのは2〜3日前からテレビでもニュースが流れているのを知っていますよね?」
ティナ/ふむ。
GM/「この傷害事件の犯人が、S市に入り込んだ異端の仕業だということが判りました。教会がその異端に付けた通称は、『村正』」
ティナ/村正? またカッコイイ名前を付けたな、総支配人め。
GM/「外見は日本刀です」
たまき/日本刀!?
ティナ/日本刀に足でも生えたのか?
結繰/か、かわいい!(笑)
GM/「刀を模した姿をしている異端で、村正が狙いをつけた相手に触れさせ、意思を乗り移ります」
ティナ/ふむふむ。刀を持った相手を操ってしまうということか。
GM/「隣の県で一度退けるほど追い込んだんだがそのとき操られていた人物から別の人間に乗り移られ、捕獲できず逃してしまいました。そしてS市に同じ魔力反応があったことから、おそらくこのS市のどこかに潜んでいるのではないかと思われていたんですが、そして先日の傷害事件……」
ティナ/……なるほど。
GM/「村正は巧妙に魔力の反応を消すことができる厄介な存在。だから発見次第その場で処刑してほしいんです。教会からの依頼は、村正捜索及び処刑です」
ティナ/詳細を書かれた書類をパラパラと確認します。……ふむ、この額を出されたら断ることはできないな。
たまき/おおっ、お金がいっぱい出てるんだ……(笑)
ティナ/私以外に誰がこの任に就く?
GM/「貴方が信頼できる人物にお願いしたい。一人では荷が重いでしょう?」
ティナ/私が選んでいいのかい? では、以前……楽しくやってくれたたまきくんでも誘ってみるか。
たまき/えっ! もっと良い人いませんか!?(笑)
ティナ/せっかく呼ばれてS市に来たんだから、S市の知り合いに会いに行くもんだろ?(笑) 他にもS市に詳しい奴が居る。たまきやヤスにもメールをしてみるか。
GM/「報酬はいつものところに振り込んでおきます。詳しい資料は教会に来てくれればいつでも見られるようにしておきますので。宜しくお願いします」
ティナ/了解した。なるべく早く片付けておくよ。……とりあえずヤスくん達にも連絡しよう、と思いながら資料を読み始めまーす。


 ●オープニングフェイズ2/結繰&泰明 〜悲劇の予感〜

GM/次は、PC3の2人のオープニングフェイズにいくよ。ヤスさんと結繰は、普段どんな風に過ごしてるの?
泰明/えーと……結繰は珍しい[稀人]なので、教会が責任を持って見ています。泰明は管理責任者として自宅で保護しています。
結繰/ワーイ、ホゴされてるー(笑)
ティナ/ヤスさんって一人暮らし? それともご実家暮らし?
泰明/宿舎の一人暮らしかと……。
結繰/それなら、おるすばんちゅうにりょうりをして……。
泰明/ヤメテ!
結繰/お、おこられた!?(笑)
たまき/だって結繰ちゃん、不器用だもんな。掃除はルンバがしてくれてるし。
ティナ/ルンバの方が結繰ちゃんより優秀なんだ。
泰明/いやー、ルンバは有能で良いなー!(笑)
結繰/ぎぎぎ! くやしくてハンカチなんてカんでないんですからー……!(笑)
ティナ/でも一人暮らしの教会の宿舎だと、ルンバなんてゴツゴツ色んなものに当たって仕事なんてできないんじゃ……。
結繰/そんなルンバをタスケテあげるしごとをしています〜!(笑)
GM/結繰がルンバを助けようと手を伸ばしたとき。結繰とヤスさんの視界が真っ暗になる。おいでませウズマキ!
結繰/あ、よばれました?
泰明/えっ? ……えっ、ええっ!?(笑) うわ真っ暗!? 停電!? 何も見えねえ!?
結繰/結繰にはローソクというキノウがあるじゃろ? コレをこうして、こうじゃ! ボッ!
泰明/うわー、便利だなー!(笑)
結繰/ボッと蝋燭の火を灯すと、そこにボッと女の子の顔。
泰明/うわあああああっ!?(一同笑) はあ、はあ……誰っ!?
結繰/おひさしぶりでございます。リューのセイケンサマ。
泰明/えっ!?
GM/「お久しぶりね、結繰。元気かしら」
結繰/つつがなく。
泰明/ねえ、君!? なんで僕の家に居るの!? 幽霊とかなんか!? 好きなモノとか渡すから、家の中に幽霊憑りつくとかやめてくれませんかねぇ!?(笑)
結繰/ヤスアキサマ。このヒトはキケンなヒトではございません。
泰明/危険ではない!? でも精神的にいきなり現れて普通にされるとちょっとキツイよ!?(笑)
GM/「ただの金髪ツインテールの女の子よ?」
泰明/いやいやいや!? だっていきなりゴスロリ姿の金髪ツインテ美少女がいるんですよ!?
ティナ/黒髪おかっぱ美少女が傍に居るじゃねーか。
泰明/それはノーカン!
たまき/結繰、ノーカン呼ばわりである!?(笑)
泰明/色々茶目っ気というかオテンバだし!
たまき/……なんか、今までに無いタイプの……ロリに対する健全な反応だ(笑)
GM/「そんなに緊張しなくてもいいのよ」
泰明/す、すみません! ……なんで僕、幼女に敬語を使ってるんだろ(一同爆笑)
結繰/まっくらなのがコワイのでは?
GM/「なるほど。じゃあウズマキから出ましょう」 ポイッ。
結繰/あーれー。ウズマキからポイッとだされて結繰はヤスアキサマのうえに落ちます。
泰明/ごふっ!?(笑) ぴ、ぴくぴく……。
ティナ/結構重いよね、カラクリ人形だもん……(笑)
GM/「……そろそろ話していいかしら?」
結繰/どうぞ。
泰明/……いやその前に! 貴方は何なんですか!?
GM/「私は龍の聖剣と呼ばれているわ」
泰明/あっ、お噂はかねがね……教会の飲み会でたびたび聞いております(笑) ああ、なんか飲み物とか出した方がいいですか……?
結繰/カラカラカラ。コポコポコポ。ソチャですがドウゾ。
たまき/お茶が出てきた。結繰、便利だな(笑)
GM/お茶で一息ついて、「では改めて」と龍の聖剣は話し始めます(笑) 「……結繰。貴方の周囲でこれから起きる悲劇を回避してほしいの」
結繰/クビをかしげます。
泰明/これから起きる……悲劇?
GM/「伏見 たまき。彼が悲劇の中心になるわ」
たまき/…………。えっ、オレ!?
ティナ/そうだよ、君だよPC1!(笑)
泰明/え、たまきくんが!? なんでまた彼が……。
GM/「私から答えを言うことは出来ない。だけどその悲劇は世界にとって望まれないもの。そしてこれは伏見 たまきだけでは回避することは難しいわ。だから彼に近しい貴方に頼もうと思うの」 結繰を見ます。
結繰/……それは、いつごろおきるのですか?
GM/「近しい未来には」
たまき/カミングスーン。
ティナ/フシミ・エマージェンシー、カミングスーン(笑)
結繰/しかし、ワタクシたちだけで……そのヒゲキはカイヒできるモノなのでしょうか?
ティナ/おっ。ならそこに丁度良く、ヤスさんのスマホにティナからメールが届くことにしよう。「これから異端退治をするんだが一緒に付き合ってくれないか。伏見 たまきくんにも声を掛けようと思うんだ」という文章のメールがね。
泰明/あっ、これは……!?
結繰/ヤスアキサマ、どのようなごようけんで?
泰明/……り、龍の聖剣、さん。たまきくんの悲劇には異端が関わっていますか?
GM/彼女はコクリと頷く。「これから起きる悲劇で多くの命が失われるわ。彼だけでは済まないぐらいに」
たまき/多くの命……だと……(笑)
GM/「世界にとってはまだ小さな悲劇の一つ。けれどそれが大きな悲劇に繋がってしまう前に、貴方達に止めてほしいの」
結繰/このメール、たまきサマとごカンケイありますか? スマホのガメンをみせます。
GM/「大いにあるわ」
結繰/……であれば、やるコトはきまったもドウゼン。ですよね、ヤスアキサマ?
泰明/うん……。これで教会の仕事として受ければ報酬も得られるし、尚且つ、彼の命を救えるのだったらやらない理由が無いな。
結繰/ヤスアキサマ。カレのおてつだいしましょう。そのヒゲキをソウゾウシュはのぞまれません。
泰明/ああ、お手伝いする以外にない。
GM/「お願いね」 くるっとロリは後ろを向く。そして、とっとっと……ガチャっと玄関から帰ります。
たまき/普通に帰った!(笑)
ティナ/だってウズマキに入ったらヤスさんがビビるんだもん!(笑)
結繰/ヘイフクします。
泰明/す、すいませんしたぁっ!(笑) ……とりあえず、ティナさんに「その話、詳しく訊きたいです」って承諾のメールを送るか。
ティナ/返信した10秒後、詳細の長文メールが受信されます。
泰明/早ーい!?(笑)
たまき/もう次のメール、準備済みだったようだ!(笑)


 ●オープニングフェイズ3/たまき 〜日常の中の違和感〜

たまき/なんかもう大勢が死ぬらしいよ!?
GM/オープニングフェイズでは死なないよ。
たまき/えっ!? 死なないんですか!? 死なないんだ!?
GM/死なないよ! オープニングからは殺さないよ!(笑) では……たまきは普段、学校は真面目に行くんだっけ?
たまき/はい。真面目に補講を受けています。
結繰/補講なんだ!(笑)
たまき/いかに授業態度が真面目だろうと成績が悪ければ補講になります! 不良に混じって優等生が受けています!
泰明/いきなり先生になって)「伏見……お前は授業態度は良いからちゃんと聞いているのに、なんでコレが解けないかな〜?」(笑)
たまき/先生が解けるのがスゴイんです!
ティナ/同じくいきなり先生になって)「それと……せっかく問題が解けてるのに、どうして名前を書くのを忘れたりするかな〜?」(笑)
たまき/他にもマークシートだから気合入れて鉛筆を握ったら芯がパキッ、パキッ、パキッ……って全部折れて書けなかったテストもあります!
結繰/誰か彼にボールペンを!(笑)
たまき/でも学校生活楽しいな!
GM/楽しいなら良かった!(笑) では、君は補講が終わって夕方5時頃……家に帰ります。
たまき/トボトボ帰ります。
結繰/と、トボトボ帰ってる! 可哀想!(笑)
たまき/うう、早く家に帰って剣の修業をしよう……うっうっ(笑)
GM/家に帰ると、道場からはパシーンパシーンという竹刀の音が響いている。「お疲れ様でーす!」とみんな挨拶してくれるんですが、お父さんが露骨に「遅い!」という顔をします。
たまき/皆さん、お疲れ様です! 父さん……えっと! すみませんでした! 何にも言い訳が出来ない!(笑)
GM/(たまきの父になって)「……早く入って稽古をしなさい」
たまき/は、はいっ! ピシッと剣道着に着替えて、竹刀を持って道場にやって来ます!
GM/そうすると、12歳の男の子・三浦 卯月くんが「たまき! たまき!」とやって来ます。
たまき/おっ! 卯月、ちゃんと稽古してるか?
GM/「うん、してるよ! どうして今日遅かったの?」
たまき/…………。卯月、よく聞くんだ。毎日予習しても判らないものは判らない!(一同笑) 卯月はきっとオレより頭が良いから頑張るんだよ!
GM/卯月は……ふ、普通じゃないかな? あ、でも一般人の能力値って2だから……。
ティナ/たまきくんの【理知】は1。……一般人より低かった!(一同笑)
たまき/しかも基本値が1ですからね! ヤバさを感じる低さだ!(笑)
GM/中学生なんでたまきに何があったか、卯月も何となく察しますね……(笑) 「じゃあ、稽古しよう!」 パシーンパシーンと打ち合いをします。ですがどうしてもたまきの方が年上だから強く、卯月は一本取られてしまう。「やっぱりたまきは強いね」
たまき/いや、技術は並みくらいだ。これは力押し! わしゃわしゃと卯月の頭を撫でます。まだ成長期なんだから卯月だってこれから力を付けるさ。
GM/「そうかな……ボク、身長伸びるかな?」
たまき/肘とか膝が痛かったら伸びるさ。これからガンガン稽古をすれば伸びる筈! オレも今の卯月ぐらいのときに伸びた! ニョロニョロと!
泰明/ニョロニョロ!?(笑)
GM/「う、うん! ボク、頑張るよ!」 するとお父さんが……「たまき」と名前を呼びます。
たまき/は、はいっ。何か用ですか?
GM/「稽古のことと、学校のことで話がある」
たまき/う、ううっ!? そんな門下生の前で成績のお説教は死にますから……! もうちょっと早く帰ってきたいのは山々なんですが、数学のベクトルという敵はなかなか強敵で……!(笑)
GM/「これを使うといい」 スッととある本を手渡す。
たまき/父さん……?
GM/「父さんが現役時代に使っていた参考書だ」
たまき/父さん……! 父さんも【理知】の基本値が3ぐらいしかないんですね!?(一同爆笑)
泰明/【理知】って遺伝なんだ!?(笑)
GM/まずは1日5分だ!
たまき/ありがたく頂きます!(笑) ……それを見た門下生達が「秘伝書?」「あれって何かの秘伝書!?」ってザワザワしてる!(一同爆笑)
泰明/でもその中身は、『1日5分から始める数学マスター』!(笑)
たまき/……ああっ、判りづらいところにマーカーで線が引いてある! これで数学が倒せるぞ!(笑)
GM/「父さんは近所の会合があるから今から出る」 そう言って、お父さんはシーン退場します。
たまき/行ってらっしゃいませ!  ……道場の様子はどのような感じですか?
GM/パシーンパシーン、バリバリ稽古をしていますね。お父さんは厳しいので居なくなってもみんな手を抜くことはありません。
たまき/では……形がなってない子に指導したりします。判ることは判るんで!
GM/そんな風に他の子達の稽古を見てあげたりしていると、卯月くんが道場の隅でぼうっとした様子に気付きます。
たまき/あれ?
GM/いつもだったら真面目な子だから一生懸命稽古をしているのにね。
たまき/……卯月に傍に寄って行きます。どうした、疲れたか? 水を渡します。
GM/「……えっ? あ、ごめんなさい。ぼんやりしてた……」
たまき/風邪でも引いたのか?
GM/「えっと……」 では、【理知】で判定しようか。
たまき/無理!(一同爆笑)
結繰/ちょうど駄目な能力値の判定が!?(笑)
たまき/(ころころ)うわ、しかも出目が1・2!
ティナ/ファンブルじゃないところが逆においしい!(笑)
GM/それだと……失敗ですね。「ちょっと疲れたかな」と普通に水を受け取り、こくこくと飲み始めます。
たまき/もう気分的には大失敗だよ。……どうしたんだ、お腹でも痛いのか?
GM/「大丈夫、稽古をするよ」
たまき/半端に休憩をすると逆に疲れるからな。頑張るんだぞ。
GM/「うん」 卯月くんは稽古に戻って行って……シーンは終了します。
たまき/……【理知】が1で判る訳が無かったー!(一同笑)


 ●ミドルフェイズ/全員集合 〜情報収集〜

ティナ/ティナがたまきくんにもメールをするよ。了承したなら「喫茶店で集合しよう」という詳細も送るよー。
GM/では全員集合、情報共有のシーンを作ります。今日は土曜日、学校は無いよ。
泰明/僕と結繰は、2人揃って喫茶店に来ます。
結繰/ヤスアキサマといっしょにカラカラやってきます〜。
ティナ/じゃあ時間は昼間ぐらいかな。ティナは既にとある席に座って待ってるよ。……やあ、こっちだ。適当にコーヒーでも頼め。
泰明/はい、失礼します。
たまき/たまきは学ラン姿で遅れてやってきます! ……補講があったから!
泰明/あ、ああ……お疲れ様(笑)
たまき/補講があるのは甘んじて受けるのですが、稽古の時間が削れるのが痛いな〜(笑)
結繰/セイシンとトキのへやがつくりだせればいいんですけどね〜。
ティナ/みんな、ご苦労。まずは座ってくれ。早速で悪いんだが仕事の話だ……。高坂から貰った資料をテーブルの上に出します。
結繰/スキャニングなーう。
泰明/スキャンできるんだ!?(笑) 結繰と一緒に居れば居るほど、どんどん新しい技能を発見していくというか……。
たまき/そのうちスマホに思えてくるな。
泰明/アプリ使用料とか払わなきゃいけなくなったりする!?(笑)
ティナ/結繰、最先端すぎるだろ(笑) ……お前達、テレビで報道されているS市で連続傷害事件については知っているか?
たまき/学校で集団下校の指示が出ましたね。
ティナ/だろうな。6月は夏だし日がいつまでも明るいからな、ついつい夜まで遊んでしまう子供も多いだろう。注意しなければまた被害者が出るぞ。
たまき/でも詳しいことまでは知りません。報道されている連続傷害事件ってどんなものなんです?
GM/簡単に説明しますが、3日前、6月5日からS市で起きている事件です。被害者は2名。どちらも命に別条は無いけど、人に斬りつけられたような斬り傷が酷いため今は入院中とのことです。……事件が起きたのは、繁華街と公園です。
ティナ/どっちの事件が先に起きた?
GM/始めの事件は繁華街で、次の事件は公園です。2件とも夜の7時と8時だ。10〜20代の男性という目撃証言が入っている。鋭利な刃物を持っていたらしい。2つの事件の手口がとても似ているので、「連続傷害事件」と決めて捜査を開始し始めたという。
ティナ/村正に関しては、高坂から教えてもらったことをそのまま説明しよう。隣の県で事件を起こした異端と同じ魔力反応がS市にあったんだ。
泰明/では、この事件は村正が起こしたものと断定していいと。
ティナ/今のところはな。……村正はなんでこんなことをするんだろうな?
結繰/ええ、ムラマサはドコからきたんでしょうね?
GM/では情報収集のやり方ですが、判定は1人2回まですることができます。何を調べるか事前に宣言をしてください。あと、この時点で契約可能とします。

 一同、相談により、ティナがマスター、他の3人がサーヴァントの契約関係になることに。

ティナ/それではティナがたまき、結繰、泰明のマスターになります。
GM/契約完了です。キャラクターシートに名前を書いてください。
結繰/ありがとうございます〜。
たまき/お手!
泰明/は、反射的にお手をしてる(笑)
ティナ/よしよし(笑) 結繰もよろしく頼むぞ、頭なでなで。
結繰/なでなでたー……ポッ(笑)
ティナ/泰明もよろしく頼むぞ。
泰明/はいっ、よろしくおねがいします。ではまず……(しばらくPC間で相談しつつ)最初に、村正について知りたいです。
ティナ/高坂から貰った教会の資料の山から調べてみるか。村正の能力や行動指針が判るような資料があったらいいな。
泰明/被害者の様子も知ることができたらありがたいですね。泰明は情報収集が有利になる特技≪最奥の記憶≫を持っているので、達成値にプラス4できます。
たまき/じゃあ、一番最初は泰明さんお願いします!
泰明/≪最奥の記憶≫を使用して判定を行ないます。【理知】で情報収集だ。(ころころ)達成値15です!
GM/おお、高い。10以上なので成功です。村正は大抵は寄生して行動しているんだけど、してないときは日本刀の姿だよ。剣の大きさは剣道の竹刀ぐらい。それと、斬った人間の血を吸えば吸うほど強くなっていくらしい。
結繰/まるで、きゅうけつきみたいです……。
GM/尚且つ、適正した人間と次第に同化していきます。完全に同化してしまうと、村正を倒した際に同化した人間も死んでしまいます。
ティナ/「タイムリミットがある」と言われた気がするよ。
泰明/完全同化にはどれくらいの時間が掛かりますか?
GM/同化して、5日目には。寄生した人にもよるけど、早くて4日らしい。ただし、殆どの寄生ケースがエージェントに寄生してのことです。一般人より抵抗力のあるエージェントに寄生して5日で同化なので、一般人ならもっと早いでしょう。……それと、他県で騒動を起こした村正は以前の戦闘でだいぶ痛手を負いました。なので現在は弱体化している状態です。
ティナ/おっ、弱体化している? 被害が大きくなる前に早く見つけてやらないとな。被害者が加害者にさせられちゃうぞ。どんな人が狙われるかなどは判りますか?
GM/出来れば寄生した後に刀をうまく使いたいので強い人を求めるけど、寄生した後は無差別だね。寄生された人物は、近しい人間を決まって狙って殺すそうだ。
泰明/近しい人間を?
GM/家族や恋人、親友などが苦しむ心を楽しんで斬りたいみたい。斬ったときの相手の顔が苦痛に歪む方がおいしいらしい。
ティナ/異端め、まさに異端らしい良い趣味をしているな。
GM/調べた泰明さんは『イベントキー:村正について』を入手してね。これでいつでも資料を読み返すことができるようになったよ。
ティナ/では、私は……今までの事件についてを調べてみよう。狙われた子の共通点が判ったらいいな。ヤスさんと同じ【理知】判定を。(ころころ)よし、達成値は15!
GM/ティナさんも出目が高いな。……被害者は2人とも中学生。どちらも同じ中学校でどっちも評判が良く、恨みを買うような人間ではないとのこと。「非常に真面目な子達」というのが共通点かな。
たまき/真面目な子が襲われてる……? いや、偶然の通り魔なのかな?
ティナ/うーん、真面目な子同士のコミュニティがあったのかもよ? それと狙われたのは子供の方が抵抗力が高くないとかかな。……あ、手に入れた情報は逐一みんなに送るよ。
結繰/きゅぴーん。
たまき/結繰ちゃんがメールが受信した!(笑)
GM/ヤスさんとティナさんが資料で情報収集をしているけど、他の2人はどうするの?
たまき/現場に行ってみたいです。場所は2つあるから……とりあえず未成年でも行ける公園かな。公園は結構広いですか?
GM/運動公園的なところです。キャッキャと子供達が遊んでいます。
結繰/はしりまわるには、ちょうどいいトコロです〜。
たまき/でも事件があった所だから、立ち入り禁止になっているんじゃないですか?
GM/現場は黄色いテープが貼ってあるよ。だけど公園はいつもより警備員が多いかな。
たまき/体を使って現場である公園を調べるぞ! んにゃっ!(ころころ)達成値15です! 物を探すのは得意ですよ、犬ですから!
結繰/は、はやい〜! でたー、シュンソクのたまきとイわれるユエンが!
たまき/がおー! 陸上部に何故入らなかったと言われた男だーっ!
GM/なんだ、みんな達成値が高いぞ。……たまきは足でぐるぐると探した。怪しい所は今のところない、土曜日の公園だ。そしてちょうど良く夜間警備をしていた警備員と話をすることができた。
結繰/わ〜い! おシゴトおツカれサマです〜!
GM/公園で悲鳴がして駆けつけてみたら倒れている中学生がいて、走り去る姿を見たそうです。暗かったので明確に人影は見ていない。でも小さい影だったなというのは判ります。
たまき/小さな影か……うーむ?
結繰/そのままハンカガイのしらべてみたいんですが……?(ころころ)ガンバりました、達成値15です!
GM/さっきから全体的にみんな達成値が15で高いよ!(笑)
ティナ/繁華街の裏道には猫がいそうだけど、頑張れよー(笑) 
GM/現場を塞ぐキープアウトを越えて探索すると、足跡が判るよ。足のサイズが全体的に幼いな。
泰明/中学生だったら学校指定のスニーカーを使ってませんかね?
ティナ/おお、それだ! GM、すぐに調べられますか?
GM/えーと……被害者も加害者も、どれも全部同じスニーカーの足跡だと判ります。
結繰/フムフム、どこかにセンプクしていませんかねー?
GM/してないね。
泰明/……潜伏していないということは、通常の日常生活を送っていると?
GM/剣は宿主に寄生しているからね、完全に日常に溶け込むことが可能なようだ。それと、結繰は繁華街で聞き込みをすることで話を聞くことができました。
結繰/キキコミならトクイですよ〜! コウショウハンテイにプラスがくる≪ゆうきのひとみ≫をモっていますからね。ジィー。
ティナ/外見年齢13歳の女の子が何をという話だがね(笑)
GM/結繰は、目撃証言を聞くことができる。どうやら三浦さんちの卯月くんがこの辺りを夜中まで出歩いていたらしい。
たまき/えっ。心当たり無いぞ、そんなの……。
GM/確かにたまきはそう思います。
ティナ/比較的真面目な中学生グループが襲われていたんだろ? なら卯月くんもその一員だったって予想できないかな。
たまき/……もしくは、目撃者の盛大な見間違いだ!
泰明/まあ、そう思いたくても仕方ないけど(笑)
ティナ/卯月くんは出歩くような子じゃなかっただろう? サボっていたら「お前、どうしてサボってたんだ?」とすぐに言えるような子だな。
たまき/うん! 良い設定にしたな、オレ!(笑)
GM/卯月くんが夜中まで出歩いていたことを知った……ところで、全員判定が終わったね? じゃあ、次のイベントが発生します。