アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 ウズマキ美化委員会 2 』 1ページ ■
2015年11月15日




 ※このページは、スカイプで適当に雑談をしていたなんちゃってセッションをTRPGリプレイ風にアレンジした「半仮想リプレイ」です。
 実際キャラクターメイキングをしてサイコロを振っていますが、話し合いで全部解決しよう精神で突き動かしているのでわりとめちゃくちゃです。
 ゲーム製作者の
マーサーと、世界観設定担当の桐生による、クロスオーバーセッションぽい何かとしてお楽しみください。


 ●プリプレイ

プレイヤー1・桐生/『ウズマキ美化委員会』のソロプレイをやろうぜ!
プレイヤー2・マーサー/シナリオクラフトだからGMなんていなくてもプレイできるよね! ピッチャーとバッターがいれば野球はできる!
プレイヤー1・桐生/なおキャッチャーがいないからボールは投げっぱなしだし、守備もいないからバッター打ちっぱなしだけどな!
プレイヤー2・マーサー/ともかくキャラメしよう。『アナザーワールドSRS 4th Edition』でリビルドしたいキャラをつれて来い!

 ――30分後。

プレイヤー2・マーサー(以下、朋月)/キャラクター名、木ノ本 朋月(きのもと・ともづき)です。『だれかのねがいがかなうころ』のPC1やってました。
プレイヤー1・桐生/このリプレイがアップされている頃には『だれねが』のリプレイが公開されていることを願おう。どんなキャラだ?
朋月/わりとリアルな中二病ぽいアーティストです。
プレイヤー1・桐生/具体的に?
朋月/14歳の頃に「J−POPなんてアレだ、洋楽サイコー!」って言い始めてブルーハーツの耳コピを始めた軽音ギター少年です。だけど、『だれねが』本編でループの代償として軽音楽部にいることとギターを弾くこと自体を失いました。最近は作詞活動に専念しています。
プレイヤー1・桐生/お、そっちの方で才能を発揮。
朋月/残念ながら歌詞の傾向はGACKTっぽい何かです。つまり何が言いたいかというとポエム少年です。
プレイヤー1・桐生/またポエムか。
朋月/音楽への心は失っていない、寧ろ失って気付く愛というのに目覚めてしまったため作詞活動は積極的になりました。本人は口にしないけど好きだったギターを手放してしまったからその鬱憤が溜まっているのかも。なので定期的に自作『GACKTっぽい作詞チャート』を振ります。
プレイヤー1・桐生/なんだそれ。
朋月/いつでもGACKTぽい歌詞が作れるという謎チャートを自作した。
プレイヤー1・桐生/そんなもんより早くリプレイ作れよ。



朋月/データ的には、キャラクターレベル5のところ『4版』で追加された[アーティスト]を3レベルも取りました。淡々とアーティストの道を突き進んでいる、そんな芸術少年をやります。
プレイヤー1・桐生/ヒロインとライバルの指定は?
朋月/ヒロインは、『だれねが』のヒロインだったなずなちゃんと恵夢ちゃんに……と言いたいところだけど、桐生が2人をどんなキャラか知らなくて動かせないだろうから、ここはマーサーのPC・ティナさんにします。
プレイヤー1・桐生/『剣』のPC2のティナさんか。どんな関係?
朋月/ティナさんは教会のエージェントではなく異端や世界のことを研究している人で、教会の協力者。朋月は教会に施設を貸したりエージェント達の生活支援をする『木ノ本アパート』の大家の子供なので、わりと出会う機会は多かったと思う。なんかあの女の人、ナタリアさんみたいでカッコイイなと思ってます。
プレイヤー1・桐生/どういう憧れだよ。で、ライバルは?
朋月/ライバルは、歴代PC1にしようと思うんだ。だって俺、PC1だし。ライバル登場を求められる結果になったら、2D6で決定したいと思う。
プレイヤー1・桐生/おお、それは面白い。2人プレイだしキャラクターがわんさか出てくれるのはクロスオーバーセッションぽくて良いな。

 木ノ本 朋月(プレイヤー名:マーサー)
 クラス:[闘士1/領域遣い1/アーティスト3]
  体力:10(+3)  反射: 9(+3)  知覚:15(+5)
  理知:12(+4)  意志:12(+4)  幸運:15(+5)
  HP最大値:27  MP最大値:24
重要キーワード:兄弟姉妹  背景:(恋心)から逃亡している
特徴:不器用である  ボーナス効果:≪L:コネ「木ノ本アパート」≫を取得
職業:高校生  性別:男  年齢:15
 スキルウェポン→≪鋼神の鉄槌≫
 闘士→≪命の糧≫ ≪鳥躍≫
 領域遣い→≪大地の勅命≫
 アーティスト→≪ミネルヴァ≫ ≪アテナ≫ ≪オーバーパワー≫ ≪スポットライト≫ ≪ラブモーション≫ ≪ステージドレス1・2≫

 ティナ=オガーシュタイン
 『剣』に登場する異端・世界研究家。長身でスーツ姿で現れるドイツ人の女性。
 高坂の知り合いで教会に協力している。ちなみに、『越境ソドム』で出てくるドイツ人の研究者というのは彼女のことである。

【歴代PC1チャート】

 2:灯也 『ラブアゲインシンドローム』のPC1である、23歳の会社員。
 3:柚弦 『アナザーイブウィークス』のPC1である、18歳の大学生。
 4:巡一郎 『サークルビショップテラー』のPC1である、31歳の執事。
 5:アンドゥ 『デイズフォールエス』のPC1である、ドゥアンのウォーリア。
 6:みなみ 『ギフトメモリーホール』のPC1である、15歳の女子高生。
 7:恭介 『アポクリズモスピリア』のPC1である、古川財閥鏡原家の次期社長。
 8:しをん 『ビクティムガール』のPC1である、14歳の魔法少女。
 9:叡斗 『アウトレイジエリア』のPC1である、弁護士見習いの法学部。
 10:明虎 『越境ソドム』のPC1である、宗教心理学の助教授。
 11:ナツメ 『ダブルダウン』のPC1である、18歳の天災(大地の精霊)。
 12:桐久雄 『狂気の使者は我にくる』のPC1である、18歳の高校3年生。


プレイヤー1・桐生(以降、まりさ)/キャラクター名は、まりさ。まりさの名字がいつの間にか正義沢 まりさ(せいぎさわ・まりさ)になっていた。
朋月/私の後輩がずっと「まりさわ」って愛称で呼んでたから「〇○沢」って名字だと思ってたんだよ。でもなんだ、せいぎさわって。
まりさ/正義に燃えるまりさっぽくていいだろ? ということで『バッドルイド』『ワンダフルワールド』で登場するまりさを使うことにする。天才美少女エージェントだ!
朋月/まりさの住んでるマンションは木ノ本アパートのものです。
まりさ/いつの間にか傘下にさせられていた!?(笑) まあ、それ繋がりで朋月と知り合いだといいか。
朋月/夜な夜な異端を狩るため街を駆けまわる14歳の天才美少女エージェントなんて良い題材じゃないか。そりゃ朋月も好きだよ。ヒロインは誰に?
まりさ/もちろんヒロインは、『ワンダフルワールド』でヒロインだったアリスに!
朋月/色んな人に『ワンダフルワールド』のヒロインはアクセンだと言われたんだが。
まりさ/そこはアリスにさせてくれ!(笑) それにアクセンはライバルにしたんだから!
朋月/やっぱりまりさのライバルはアクセンか。ちなみに朋月の副ライバルもアクセンです。アクセンとはポエム勝負をした仲です。
まりさ/なんで勝負してるんだよ!?
朋月/僅差で俺の勝ちな。
まりさ/しかも勝ってるのかよ!? あいつBL小説の攻キャラクターだぞ!?(笑)
朋月/これも全て自作『GACKTっぽい作詞チャート』のおかげだぜ!
まりさ/……あ、あと今回、追加されたライフパス特技の≪L:「ドースンマナンディ」≫を取得してみた。
朋月/特定の代償を受けるかわりに邪神の力を得ることができるライフパス特技だね。そしてドースンか。
まりさ/知恵を司る邪神「ドースンマナンディ」は金髪であることと「何かに束縛されていくこと」が代償になっているやつで、達成値操作系の特技が取得できるようになる。なので、この効果で[魔術師]の≪幻想式≫を特別に取得した。
朋月/一度死んだり振り回されたりするまりさには、危険が付きまとってくるものだしね。セッション中に束縛できそうな機会があったら積極的にペナルティが発生していくから覚悟しておけよー。

 正義沢 まりさ(プレイヤー名:桐生)
 クラス:[感応力師2/処刑人2/稀人1]
  体力:12(+4)  反射:13(+4)  知覚: 9(+3)
  理知:13(+4)  意志:14(+4)  幸運:12(+4)
  HP最大値:23  MP最大値:26
重要キーワード:勝利  背景:目が(鋭い)
特徴:土地勘がある  ボーナス効果:≪L:「ドースンマナンディ」≫を取得
職業:美少女  性別:美少女  年齢:14
 スキルウェポン→≪凶々しき武器≫
 感応力師→≪肉体復元≫ ≪念動障壁1・2≫ ≪空と心のリング≫ ≪センスチェック≫
 処刑人→≪異端審問≫ ≪黒水晶の盾≫
 稀人→≪光の一手≫ ≪マインドロスト≫
 一般特技→≪+50美少女≫
 ≪L:「ドースンマナンディ」≫の効果により→≪幻想式≫

 アクセン=ロズワルド
 『バッドルイド』『ワンダフルワールド』に登場する、大柄で目立つ赤毛の、ルーマニア人の青年。
 まりさととあるキッカケで知り合い同士になり、軽口を叩き合う関係になった。普段は一般人を装っているが、教会の協力者っぽいこともしている。
 最近は、訳あって『4版』ルールページのNPCパーソナリティーズにも掲載されている。


朋月/先に、シナリオクラフト『ウズマキ美化委員会』の仕様を確認しようか。

【ストーリー解説】
 「ウズマキ美化委員会」は、混沌と化したウズマキ内を綺麗にするために龍の聖剣に呼ばれたキャラクター達が協力してウズマキ内の清掃活動に励むシナリオパターンテンプレートである。

【今回予告】
 ふとしたことをきっかけに、君達は時空の歪み・ウズマキへと吸い込まれてしまった。
 気が付くと、君達の前には龍の聖剣が居た。
 彼女は話し始める。ウズマキ内に無駄な物が多すぎるということ、清掃活動を行わなければ今後のウズマキ利用に支障が出ること、また、このままウズマキを無法地帯のままにしておくと現実世界に(大事件チャート1D6)が起きてしまうことが予想されるという。
 君達は迫りくる危機を回避するべく、龍の聖剣の頼みを受けることにした。

【テンプレートルール】
 合流フェイズシーン数:1
 ミドルフェイズシーン数:6
 判定難易度:12
 シナリオフラグ:プライズポイント15

※合流フェイズの際に『契約』を行なっていい。
※『供給』は特定のイベントをこなさなければすることはできない。
※キャラクター達は各々「ヒロイン」と「ライバル」を決定すること。


朋月/『ミドルフェイズシーン数』は『適正人数×2』なんだけど、今回は2人プレイなのでシーン数を「2×2=4+予備の2シーン」ということで『シーン数:6』に変更したよ。プライズポイントは半分かつ4の倍数である8に変更ね。
まりさ/わりと難しくね?
朋月/うーん、どうだろ? 朋月の≪ミネルヴァ≫とまりさの≪幻想式≫があるからプライズポイントはわりと稼げそうだよ。じゃあ、ボスの正体を決めていこうか。
まりさ/『大事件チャート』を1D6で振るぞー。(ころころ)3。

 彼女は話し始める。ウズマキ内に無駄な物が多すぎるということ、清掃活動を行わなければ今後のウズマキ利用に支障が出ること、また、このままウズマキを無法地帯のままにしておくと現実世界に『各地で大爆発事件が起きてしまう』ことが予想されるという。

まりさ/おお、大爆発! 大事件だ!
朋月/朋月が『異端チャート』を1D6で振るね。(ころころ)4。

 その事件を起こしているのは、『巨人』だ。

朋月/またかよ!?(笑)
まりさ/またかよ!?(笑) このシナリオクラフト、巨人しか出ないようになってるんじゃね!?
朋月/い、いや、おかしいな、ちゃんと1D6で6種類の異端が選べるようになっているんだけど(笑) 次に、ボスの能力を決めていこうか。
まりさ/1クラス目は、(ころころ)[世界遣い]だ。
朋月/2クラス目は、(ころころ)また[世界遣い]だった。
まりさ/3クラス目も振っちゃうぞ。(ころころ)おっ、[異端者]だった。
朋月/[世界遣い/異端者]かー……。なんか、嫌な予感しかしない組み合わせなんだけど。≪世界創造≫と≪贄の儀式≫が使えるって、『AW』あるあるすぎて全然怖くないよ!(笑)
まりさ/奇遇だな、同じことを考えたところだった(笑) 次に、『ボスチャートA』でボスに正体を決めていこうか。
朋月/(ころころ)5。

 ボスの正体は、『生き血を求める愉快犯な吸血鬼』だ。

朋月/あーあーあー!? もうっ!?(笑)
まりさ/『AW』あるあるだなぁ! ……ほら! まりさって吸血鬼に殺されたって設定だったし! その諸悪の根源の吸血鬼のせいかもしれない!
朋月/そういやまりさって吸血鬼の被害者だったんだよね。運命ってやつかな、いやディスティニーってやつか。
まりさ/なんでわざわざ言い直した?
朋月/『ウズマキ美化委員会』は既にGMで何回かプレイしているけど、毎度ギャグで終わっているから今回ぐらいはシリアスにしたいと思う所存。
まりさ/ああ、有言実行できるといいな……(笑)


 ●オープニングフェイズ

朋月/オープニングを始めていこうか。さっき最後に振ったのが朋月だから、まりさのオープニングフェイズからやっていこうよ。『導入チャート』を1D6で振って。
まりさ/あいよー。(ころころ)2。
朋月/怪しい液体を飲んでウズマキの中に入ってください。
まりさ/なんでや!?(笑)
朋月/ほら飲めよ! 怪しい液体!(笑・ころころ)朋月も2だし怪しい液体を飲んでウズマキの中に入ります。
まりさ/なんでや!?(一同笑) 怪しいと思ったらなんで飲んだの!? 予測された危険は回避できたよね!?
朋月/吸血鬼巨人も所詮異端だったか。奴め、世界を歪めるとはなんていうことをしてくれたんだ。
まりさ/異端もとんだ風評被害ですよね!? っていうか吸血鬼巨人ってやたら強そうだな!(笑)
朋月/朋月は教会の前にあるちょっとした見晴らしの良い場所で作詞活動をしてます。そこで偶然まりさと出会って、怪しい液体を飲んでしまったことにしよう。
まりさ/教会の前で!? 作詞活動をして!? 怪しい液体を飲まなきゃいけないって!?(笑) ……とりあえずシーンに現れるよ。よう、良い天気だな。朋月お兄ちゃん。
朋月/ああ、まりさか。
まりさ/作詞活動、はかどってる?
朋月/うん、絶好調だよ。今日も俺は神の寵愛を受けている。
まりさ/駄目だコイツ早くなんとかしないと。
朋月/見限るの早ぇよ!(笑) まあなんだ、とりあえず自作『GACKTっぽい作詞チャート』振った結果を見てから判断してくれ。(ころころ)

 ボクがいつまでもキミのこと忘れないから
 キミを朱く染めたこの手はいつの日か洗い流せる時が来るのですか?
 忘れないから
 私ヲココデ殺シテ……

朋月/(←大爆笑している)
まりさ/突然の敬語! 突然のカタカナ! 何のシチュエーションだから全然判らないけど突然の記憶喪失と罪と別れ! やべぇV系だ!(笑)
朋月/あかん、これ思った以上に面白い上にダメージが入る! V系好きな人なら判ってくれるよね、ごめんね、中の人がV系で青春を過ごしたバンギャだから……!(笑)
まりさ/っていうか「忘れないから」が2回も被ってるんだけど。どんだけ忘れやすいんだよ!(笑)
朋月/という歌詞を大真面目に書いているどうも朋月です。
まりさ/駄目だコイツもっとやれ。
朋月/ちなみに偶然この歌詞を見かけたアクセンは天を仰いで涙を流すほど共感したそうです。
まりさ/お前ら出会うべくして出会ったんだよ!(笑) ……えっと、オープニングに戻るぞ! まりさは教会の仕事を終えてその報告に来た! 終わった! 今から帰るところだったけど朋月に会った!
朋月/まりさ、仕事は問題無かったのか。
まりさ/そろそろクリスマスが近いから「リア充爆発しろー!」って騒ぎ出す異端が多くてさ。一掃してやったよ。その任務にはティナさんとも一緒だったんだ。
朋月/ティナさんも?
まりさ/うん。あの人、物知りだし。[魔術師]と[狩人]で支援も情報収集も攻撃もできる人だから頼りにしちゃったよ。
朋月/きっとティナさん、捕らえた異端をレニさんに売るつもりだな。
まりさ/……ん? レニさんって、『越境ソドム』の?
朋月/レニさんはハンターで、異端を買いたいって人に売るような商売もしているんだって。で、フリーで異端研究なんてしているティナさんとレニさんはそれ関係で知り合い同士なんだ。
まりさ/へー、そうなのか。レニさんって、花屋のさみどりさんといつも一緒に居るから教会のエージェントだって思っちゃうよな。
朋月/その花屋だけど、最近榛名さんがバイトを始めたらしいよ。
まりさ/榛名さんって、『春を呼ぶ円環』の?
朋月/うん。ずっとヒキコモリだったけど、最近社会復帰するためにバイトを始めたらしい。接客は苦手だけど手先は綺麗だからラッピングは得意なんじゃないかな。
まりさ/ほー。お前、詳しいな。
朋月/こうやって教会の近くで住んでいると自然と情報は入ってくるもんだから。ちなみに、榛名さんは最近トキリンさんのもとで魔術を勉強しているとか聞いたな。あと確か猫のセンセイも……。
まりさ/へー。色んな人のこと知ってるんだなー。凄いなー。
朋月/そのとき突然まりさの頭上に怪しい液体が!
まりさ/なんでやぁ!?(笑)
朋月/飲みました。俺も飲みました。ウズマキあーれー。
まりさ/えっ!? そんなん!? そんなんでいいの!? あーれー!?(笑)


 ●合流フェイズ

まりさ/う、ウズマキに来てしまった……ハッ、ここは!?
朋月/ここは……右も左も上も下も渦が巻いているような不思議な空間……。落ち着こう、とりあえず自作『GACKTっぽい作詞チャート』を振る。
まりさ/お前やっぱり冷静だな!?(笑)

 何度も同じ過ちを繰り返した
 泣かないでダーリン


朋月/ぶはっ。
まりさ/おい! まだ2行しか歌詞を作れてないだろ、頑張れよ!(笑)
朋月/突然のダーリンで死んだ。なんでV系は何度も罪を犯すん……兄ちゃんなんで幾度も罪を繰り返すん……?
まりさ/作詞している本人が疑問に持つなよ!(笑)
朋月/そこに現れる龍の聖剣! 有無を言わさず「掃除を手伝いなさい!」と言われる俺達!
まりさ/えっ!?(笑) なんだって、ウズマキ内を掃除しないと各地で大爆発事件が起きるって!? 巨人と吸血鬼が犯人! 犯人を倒せば自由なタイミングで自由な場所へ出してくれる!? よーし判ったよ! あたし達がなんとかしてやるぜ!
朋月/時空の狭間で芸術に耽る。こんな運命も悪くない。
まりさ/……いや。今、どんなにドヤ顔しても何にも良いこと一切言えてないからな?(笑)


 ●ミドルフェイズ1 〜朋月1回目〜

まりさ/ちゃちゃっと掃除を終わらせて異変を止めちまおうか!
朋月/(ワクワクしながら)作詞チャート振っていい!? 作詞チャート振っていい!?
まりさ/掃除しろよッ!(笑) せめてプライズポイントを貯めてから作詞しろ!
朋月/ちぇー。4の倍数のプライズチャートのときに作詞ができたことにするよ。まずは『空間状況チャート』を振るぞ。(ころころ)7と、10だ。
まりさ/[足元が泥のように重くぬかるんでいる、美術館]だな。
朋月/ほう、美術館。アーティストの血が騒ぐ。これは作詞チャートを振るしかないな。
まりさ/つい30秒前の口約ぐらい守れよッ!?(笑)
朋月/真面目に掃除するよ。じゃあこのシーンで何が起きるか『イベントチャート』を振ってみるよ、1D6を……(ころころ)6だ。
まりさ/外に影響が出た。『ウズマキ外チャート』で何が起きたか決めるから、1D6を2回振ってくれ。
朋月/おっ?(ころころ)始めは2。
まりさ/……[シーンプレイヤーのライバル]が。
朋月/誰だ?(ころころ)10、『越境ソドム』の明虎くんだ。(ころころ)2回目の1D6は5。
まりさ/[光り輝いた]。
朋月/明虎くんが。
まりさ/光り輝いた。
朋月/…………。
まりさ/…………。
朋月/ごめん。
まりさ/謝れる人間はいい奴だって じっちゃが言ってた。
朋月/(ころころ)【体力】で掃除するね。(ころころ)出目が1と2。達成値6で失敗。
まりさ/仕方ないね。
朋月/次、行こうか。
まりさ/うん。
朋月/ごめんね。
まりさ/ほんとにな。

 現在プライズポイント:0点


 ●ミドルフェイズ2 〜まりさ1回目〜

まりさ/『空間状況チャート』でどんな場所か決めるぞ。(ころころ)9と14だった。
朋月/[どこかで水の滴る音がする、シーンプレイヤーの自宅によく似た空間]だってさ。
まりさ/うわっ、なんだここ!? あたしの部屋そっくりだ! 家賃18万ぐらいの高級マンションっぽい作りをしてるぞ!
朋月/使い魔ペットOK、結界完備、いつもニコニコエージェント御用達の木ノ本アパートのご利用ありがとうございます。
まりさ/いえいえどういたしまして。(ころころ)『イベントチャート』は2だったよ。
朋月/3だと、襲撃されて『エネミーチャート』だな。どんな敵が出るか決めるぞ。
まりさ/(ころころ)……[キャラクターレベル3のエネミー1体に襲撃]? 弱い敵が現れたな! ぱぱっと倒しちゃうぞ!
朋月/そうだね、レベル3の敵ならまりさの≪凶々しき武器≫で1ターンキルもできそうだ。だから【体力】判定で難易度12以上が出たらクリアーすることにしようか。
まりさ/あいよー。(ころころ)うっ、12でギリギリ成功……やっぱ難易度12って結構難しいな。
朋月/2D6の期待値の7が出ないと成功しないからね。ここは惜しまず達成値アップの≪幻想式≫を使っていくべきかもしれないよ。
まりさ/うん、そうしようかな……。(ころころ)ちなみにこのシーンでは【理知】でゴミ掃除しろってさ。(ころころ)13で成功! プライズポイント2点獲得だ!

 現在プライズポイント:2点


 ●ミドルフェイズ3 〜朋月2回目〜

朋月/俺のターンだな。『空間状況チャート』は……(ころころ)4と12だ。
まりさ/[強く風が吹き荒ぶ、墓地]……ううっ、なんか怖い所に来ちゃったぞ?
朋月/怖いのか? なら俺を頼っていいんだぞ。
まりさ/無表情で取ってつけたようにPC1セリフを言われても何にも思えねーよ。
朋月/俺は[闘士]で体力もあるし、男だ。だから女の子のまりさを守るのは当然だと思うけど?
まりさ/なんだそれ、かっこつけか。
朋月/そうだよ。
まりさ/そうだよ、って肯定するのかよ。あー……なんか朋月を見ていると、あいつを思い出すよ。そういう真っ直ぐとやりずらいことを言ってくるお人好しっぽいとこ。
朋月/あいつって? ……まりさのライバル?
まりさ/そう。アクセンの奴、死ねと言われたら「うん、死ぬか」とか言うし、言われたことを真っ正直に受け取って平然としているし。
朋月/仕方ないよ。あの人、魔族だし。
まりさ/えっ!?
朋月/分類は吸血鬼らしいよ。ほら、魔族は人間と同じカウントだけど異端と同じで感情を奪う側だから感情表現に乏しいし、この辺りは『ダブルダウン』『狂気卓』で詳しく説明…………って、あれ? まりさって知らなかったの?
まりさ/えっ、あっ……そ、そっか、言われてみれば! 朋月に言われて納得する。……中の人は知っていても、まりさは教えてもらってないからやっとアクセンの正体をここで知れたよ!(笑) っていうか、なんで朋月は知っているんだよ!?
朋月/冒頭で言った通りPCの事情に詳しいキャラだし、教会の協力者として礼拝堂に訪れるからそれ繋がりで会う機会はいくらでもあったし。『ワンダフルワールド』の台詞を注意して読むと結構判りやすいよ。あとポエム勝負の最中に気付いた。
まりさ/なんでや。
朋月/やたらGACKTっぽい歌詞に共感するから。
まりさ/……あ、うん、そりゃ吸血鬼だわ(笑) おしゃべりが長くなったけどそろそろ『イベントチャート』を振ろうよ。
朋月/(ころころ)1だ。おっ、『NPCチャート』だ。誰が出るかなー。(ころころ)2……。
まりさ/[シーンプレイヤーのライバル]だって!
朋月/おー、誰かなー!(ころころ)11……『ダブルダウン』のナツメくんだ!
まりさ/おおっ、前にリプレイで読んだときナツメくんのキャラ凄く好きだったんだよ! 出てきてくれるのは嬉しいな。
朋月/でもきっと初対面になるよね? だから『第一印象チャート』を振るよ。あまり面識の無いキャラクターと出会ったらどんな反応をするかを決めるチャートだよ。1D6を振ろう。
まりさ/判った!(ころころ)2だから……[好感を持たれたようだ]。やったー。
朋月/(ころころ)1。……[怯えている、睨まれている]? あ、あれ、怖がられちゃった?
まりさ/先に『NPC行動チャート』でナツメが何をしてくれるか決めよう。
朋月/(ころころ)……サイコロの結果、ナツメくんはゴミ拾いを手伝ってくれて、誰かの食べ物を拾ってくれたよ。
まりさ/おう、それっぽい。じゃあ、2メートルのでかい高校生がウズマキ内でパシャパシャと写真を撮っている。多分、なんで自分がウズマキの中に居るのか判っていない。
朋月/やあ。
まりさ/(ナツメになって)「わあっ」
朋月/朋月は190センチ近い身長があってスキルウェポンが斧を使うぐらいだから、わりと体格は良いよ。ナツメくんと並ぶぐらいの大男が声を掛ける。まりさは美少女だから第一印象は良いよね。しかも身長が140センチぐらいしかないから小動物みたいに可愛いって思ってくれるんじゃないかな?
まりさ/そんなナツメは、「どうも」といきなり現れた朋月を少し警戒する。(ナツメになって)「えっと、ウズマキの中の人?」
朋月/違う。俺達は……そう、悪戯な運命に導かれし清掃員。
まりさ/ドヤ顔したってちっとも良いこと言えてないからね!?(笑) いきなり電波なこと言われたらさすがの精霊も困惑するんじゃないかな!?
朋月/お近づきの印にGACKTっぽい歌詞を!
まりさ/困惑して逃げ出したらどうすんの可哀想だよ!?(笑)
朋月/そうでなかったらお詫びの品としてGACKTっぽい歌詞を!
まりさ/(ナツメになって)「ただ君が作詞家だということが判ったよ!?」(笑)
朋月/(ころころ)まるで昨日のことのように覚えているよ!(ころころ)キミの姿は光に包まれていた!(ころころ)消えた記憶がボクをまた狂わせてゆく!(ころころ)私ヲココデ殺シテェー!
まりさ/なにこの人怖い!(一同爆笑) これはナツメに怯えられても仕方ないよ!? えーとえーと、ナツメは「これあげるから落ち着いて!」と食べ物を渡しました!
朋月/おっ、業務用シルベーヌじゃん、ラッキー。(ころころ)【反射】でシルベーヌを掃除します。(ころころ)12むしゃあ。成功。もぐもぐ。
まりさ/後でちゃんとナツメの中の人に謝っておくんだぞぉ!?(笑)

 現在プライズポイント:3点


 ●ミドルフェイズ4 〜まりさ2回目〜

朋月/ところで朋月のキャッチフレーズは「――オレのルナ(月)がキミを狂わせていく――」らしいよ。恵夢の中の人が決めてくれた。
まりさ/TRPGのPCにキャッチフレーズを決める人を初めて見た。(ころころ)『空間状況チャート』は6と8だった。
朋月/[霧が立ち込める、病院]だって。怖いね。
まりさ/さっき信じられないぐらい怖いもんを見ちまったから全然怖くねーよ。(ころころ)『イベントチャート』は……5。あっ、何かが起きた『サプライズチャート』だって。(ころころ)4だ。
朋月/[ゴミの雪崩に巻き込まれた! プライズポイント1点減少]!
まりさ/ええーっ!? う、うわぁっ! 病院の注射器とか薬品とかがいっぱい雪崩れてきたぁー!?
朋月/えっ、それ信じないぐらい怖いんだけど。(ころころ)キミのことだけは守りたかったのに――。
まりさ/自然な流れでGACKTっぽい何かを囁くなぁ!(笑・ころころ)【意志】で、達成値13で成功! 1点減少したけど、【意志】判定で2点獲得だ!
朋月/そこに≪ミネルヴァ≫を使用!(ころころ)2点追加して、達成値15にしよう!
まりさ/おおっ! それだと一気に4点獲得だな。
朋月/なので一気に現在プライズポイントは、7点。あと1点獲得できればクリアー条件は揃う。
まりさ/やったー。ちなみにどんな演出の≪ミネルヴァ≫だったんだ?
朋月/さっきの「キミのことだけは守りたかったのに」が≪ミネルヴァ≫です。
まりさ/ポエムの力ってスゲー!(笑)
朋月/あ、プライズポイントが4の倍数になったから『プライズチャート』が振れるね。まりさ、やっちゃいなよ!
まりさ/おー。(ころころ)6だった。
朋月/[ボスは、誰かのライバルのもう1つの顔のようだ]。……1D6を振って偶数が出たら朋月のライバル、奇数が出たらまりさのライバルにしようか。
まりさ/よし、シーンプレイヤーのまりさが振るぞ。(ころころ)5……つまり。
朋月/……今回のボスは、アクセンだ。そういや『ボスの正体は、生き血を求める愉快犯な吸血鬼だ』って最初から言ってたけど(笑)
まりさ/さっきまりさはアクセンが吸血鬼って知ったばかりだよ! しかも巨人だろ。……アクセンの身長って何センチ?
朋月/180〜190センチっていう設定。ねえ、嫌な予感がしたんだけど。このセッション内にもう1人、巨人って言われるに相応しい人がいたよ(笑)
まりさ/いやいやあれはごく普通のライバルだから!(笑)

 現在プライズポイント:7点


 ●ミドルフェイズ5 〜朋月3回目〜

まりさ/これでラストにしよう! まずは『空間状況チャート』だ!
朋月/(ころころ)11と18だ。さっきから6と6がよく出るなー。行為判定で出てくれないのが気になるけど。
まりさ/それだと、[ピアノの音が鳴り響く、綺麗な庭園のお茶会会場]だ。……うわー、すっごい綺麗な場所に来ちゃったな。
朋月/なんだかここだけ青空だ……花壇も綺麗に整えられているし、庭園の中にエレガンスなテーブルがあったり、その上に紅茶セットがあって……良い香りもする。ここって掃除をする必要が無いんじゃないか? そう言いながら中を探索していく。
まりさ/龍の聖剣やルージィルが、お茶会を開くときにこの場所を使うんだろうな。ここで≪コネ「ウズマキ」≫がある人を誘って、ケーキや紅茶を楽しんでおしゃべりをしてるんだ。
朋月/へー。ウズマキの中って本当に不思議だなー。ここに龍の聖剣が住んでいるようなもんだもんな、そりゃゴミだらけにされたらおこだよな。
まりさ/ゴミ拾いの必要は無いかもしれないけど、一応軽く掃除をしておいてあげようか。『イベントチャート』を振ろう。
朋月/はーい。(ころころ)1……あ、『NPCチャート』だ。(ころころ)2だから……。
まりさ/[シーンプレイヤーのライバル]だって。……この世とは思えないほど幻想的で美しい光景を、カメラに収めている少年がいる。
朋月/あ、ナツメくん。
まりさ/よくウズマキの中のことを判っていないナツメは、「このお茶、用意したのは君達?」って尋ねてくる。
朋月/ううん、ここの原住民達のやつだよ、きっと。なぁそうだろ、龍の聖剣。
まりさ/「そうよ」と、ろりんぽいんと現れる金髪ツインテールの幼女。ナツメはビックリしながら彼女に会釈をする。
朋月/そっか、ナツメくんのセッション『ダブルダウン』はルージィルさん担当の事件だからロリと面識が無かったんだ(笑) なあ、龍の聖剣。お茶会の準備の最中だったのかな。清掃員が勝手に入ってきてごめん。
まりさ/(龍の聖剣になって)「構わないわ。だってここのお茶は、貴方達のために用意したんだもの」
朋月/俺達のために?
まりさ/(龍の聖剣になって)「まだ掃除は完全に終わってないし、外の大爆発事件もこのままだと起きてしまうけど……それでも頑張ってくれたから、せめてもの労いよ」 そう言って席に座ることを進めます。
朋月/ロリが優しい。ロリがとう、休憩をさせてもらうよ。ということだから、ナツメくんも座った座った。
まりさ/勝手に休憩のシーンにしちゃったけど、こんな空間だから仕方ないよな。という訳でそろそろ『NPC行動チャート』を振っておこうな。
朋月/はいな。(ころころ)5……おっ! [≪興奮剤≫の使用回数1回を追加してくれる]だって!
まりさ/ナツメが次第に友好的になってくれたってことだな。
朋月/ナツメくんは家事上手っていう設定だったんだよね。だから紅茶の知識なんて全然無い朋月に「こうやって飲んだら美味しくなるよ」って教えてくれたんじゃないかな。
まりさ/(ナツメになって)「いきなりお茶をカップに注ぐんじゃなくて、お湯で温めてから淹れた方がいいよ」
朋月/デレ最高か。紅茶なんて洒落たもん飲まないし、いつも御月ばあちゃんが量産した水出し麦茶しか飲まないからすっごい嬉しい。姉ちゃんも紅茶よりも仕事から帰ってきたらビールの缶をあけるタイプだから。
まりさ/(ナツメになって)「へえ、君ってお姉さんがいるんだ?」
朋月/いるよ。まだ一緒に暮らしている皐月っていう姉ちゃんが。ちなみに三月っていうイトコも同じアパートに住んでる。……と、『越境ソドム』のNPCの名前を挙げておくね。まりさは兄弟はいるのか?
まりさ/あたしはいないよ。ひとりっ子。でも昔っから教会にいるから、エージェントの人達がお兄ちゃんだったりお姉ちゃんだったりするね。
朋月/俺と同じだな。俺の家はエージェント達が住む宿舎を営んでるし、子供の頃から教会に出入りしていたから……本物の姉ちゃんもいるけど、大勢兄姉がいる。
まりさ/ナツメは「毎日賑やかそうだね」って笑ってくれるかな。和やかに話せたところで、判定いこうか。
朋月/(ころころ)【理知】で判定だ。お話をしたからかな。(ころころ)あ、6・6。クリティカルだ!
まりさ/クリティカル!?
朋月/えーと、クリティカルの処理は……プラス12として算出することにしよう。
まりさ/ということは、12+朋月の【理知】の4=達成値16か。つまりプライズポイントが5点も獲得!?
朋月/おー、プライズポイント12点で余裕でクリアーしちゃった! どんだけナツメくんのお茶が美味しいんだ!(笑)
まりさ/ロリが用意してくれたケーキも美味しい!(笑) 和菓子派だったけどこのケーキ、美味しいな!
朋月/クリアーしちゃったけどプライズポイントが4の倍数以上になったから『プライズチャート』を振っておこうか。(ころころ)2だ。
まりさ/……[ボスは、ウズマキから出て街を破壊するつもりのようだ]
朋月/……えっと……?
まりさ/ナツメが話し始める。「どうやらあの人、街を破壊する気のようだよ」って。
朋月/あの人って、アクセンさんがか。
まりさ/「うん」
朋月/やはりな。
まりさ/なんでや。
朋月/訳が判らなくてもPC1なんだからキメ顔は忘れるんじゃないって ばっちゃが言ってた。
まりさ/御月ばあちゃん なんでや!?(笑)


 ●クライマックスフェイズ 〜謎の決戦〜

朋月/それじゃあクライマックスフェイズにいくよ。まずはどんなシーンか決定して。
まりさ/(ころころ)12と12だ……。
朋月/[紅茶の香りが漂う、墓地]。……ティータイムは続いているけど、場所が物騒になったね。
まりさ/先に『カスタマイズチャート』でどんな戦闘になるかだけ決定しておこうか。朋月、2D6を振ってくれ。
朋月/(ころころ)10……うわっ、酷いの引いちゃった! [PC達全員が重圧状態から戦闘開始]だ!
まりさ/うおっ、いきなりキツイやつだな! まりさも2D6を振るぞ。(ころころ)7だから、[AF判定にクリアーしないとボスに到達しない] 『AF判定チャート』は……[ボスに操られたライバルを倒す]で、難易度は3だから……。

 『AF判定:「ボスに操られたライバルを倒す」』
  ・使用能力値:【反射】
  ・難易度:30
  ・ラウンド制限:なし

※「ボスに操られたライバルを倒す」演出に成功すること。


朋月/ナツメくん……いいひとだった……。よし、口約通りシリアスで締めるぞ。
まりさ/今までシリアスが出来てなかった口が何を言うか!?
朋月/綺麗なお茶会の会場から離れると、紅茶の良い香りはまだ漂っているけど次第に霧が立ち込めてきて、なんだか怪しい雰囲気になってくる。いつの間にかまりさは墓地のような場所に辿り着いていた。
まりさ/相変わらずウズマキって場所は不思議だな……。まりさも[稀人]だからやろうと思えばウズマキを行き来できるけど、不気味だからあまり関わりたくないね。
朋月/朋月はある場所で足を止める。そこには真っ赤な髪の男が立っていた。
まりさ/…………。アクセン、なんでこんな所に居るんだ?
朋月/まりさに声を掛けられて振り返ると、彼は偽物でもなんでもなく、まりさが知っている男だ。(アクセンになって)「ウズマキの中にはなかなか入れないものだと思ったが、運が良ければ知り合いに会えるのだな。うむ、私は実に幸運だ」
まりさ/好奇心で入っただけと言いたいのか? 
朋月/(アクセンになって)「その通りだよ。世の中にはここにおにぎりを入れたりバイクを入れたりする人もいるだろう? 現状がどうなっているのか知りたかった私は、そのまま体を滑り込ませてみた。これは便利だ。能力者の誰もが何でも入れたくなる気持ちが判る」
まりさ/そういう好奇心のせいで、ウズマキを掃除しなきゃいけないシナリオクラフトが生まれたんだよ……(笑)
朋月/(アクセンになって)「しかし興味深い。ウズマキは出る際に、時間と場所を自在に選べるらしい。これは悪い奴は悪さをし放題だな」
まりさ/ピクッと肩を震わす。……アクセン。朋月から聞いたよ。実はお前、異端なんだって?
朋月/(アクセンになって)「ああ。君が先ほど共にお茶を楽しんでいた少年と同じだよ」
まりさ/ああ、ナツメもそうだったな。……別にいきなり軽蔑しないよ。今まであたしに言わなかったのは、隠していたからか。
朋月/(アクセンになって)「訊かれなかったから言わなかっただけだ。……ああ、実際のところ、ときわ殿に『正体は隠した方がいい、出来るだけ一般人を装え』と言われていたのでね」 詳しくは、小説の方で!
まりさ/『バッドルイド』ではトキリンに言われた通り一般人を装っていた設定、『ワンダフルワールド』ではトキリンに一般人を装うなって言われたからの設定、だったよな。
朋月/うん、ややこしい人ですまない。(アクセンになって)「ときわ殿に隠せと言われて一般人として動いていたんだが、最近はときわ殿も人遣いが荒くてな。PC達が情報収集で使う資料作成をすることになった」 詳しくは、NPCパーソナリティーズで!
まりさ/めっちゃ説明口調!(笑)
朋月/この設定は初期のリプレイ……それこそ『ラブアゲインシンドローム』の頃からあった設定だったけどね。(アクセンになって)「さて、良い機会だ。世界を壊そうか
まりさ/なんでやぁ!? ついででちょうどいいって感覚で世界壊そうとすんなっ!?
朋月/(アクセンになって)「どうしてN市とA市とS市に異端が多いか。中央駅を中心にした場所で異能の事件が起きるのか。君は知っているかね?」
まりさ/は? いきなり言われて、キョトンとするよ。
朋月/(アクセンになって)「君達が出入りしているN市の教会の地下にあるものを知っているか? 貴重な禁書やアーティファクトが眠る貯蔵庫よりも更に奥深く、そこに『現界した欺く神』が眠っている」
まりさ/なっ!? まさか教会の下にあるものとは思わなかったから、驚く!
朋月/(アクセンになって)「数年前。君が今よりもずっと小さい女の子だった頃の話だ。異端を生み出す『欺く神』が召喚する儀式が行われた。儀式は成功した。それを退魔組織『教会』は大勢の犠牲を払い、取り押さえた。巨大な化け物である『欺く神』を≪啓発の鎖≫で結び、地下奥深くに封印した」
まりさ/なんだって……。
朋月/(アクセンになって)「何故この地かというと、都心から近く、それでいて一大事のとき大勢のエージェントがすぐ駆けつけられる地方都市であること。霊地としては最適だったこの地が選ばれ、その霊地の管理者であった木ノ本と切咲(きりさき)が承諾したことで『欺く神』はここで眠ることになった」 ちなみに、木ノ本は朋月のお家で、切咲は『パラドックスの椿』に出てくる名前だね。「教会を指揮する鶴瀬家と、この地を管理する木ノ本家と切咲家が『欺く神』を封印した。そう、あくまで封印だ。地下に異端の神が眠っている。神の近くに来れば恩恵が与えられるかもしれない……そう本能的に察した異端達は、無意識のうちに、もしくは意識的にこの地に導かれて来るのだよ」
まりさ/め、迷惑な話だな! だからここは異端の事件が多発しているのか……。
朋月/(アクセンになって)「誰が『欺く神』を召喚したと思う?」
まりさ/えっ。
朋月/(アクセンになって)「それはともかく、ウズマキから出るとき自由なタイミングで自由な場所へワープできるんだったな。なら私は……久々に、眠っている彼女のもとに挨拶でもしに行こうか」
まりさ/ちょっ、まっ!
朋月/そこで、朋月が右手に≪鋼神の鉄槌≫である斧を持ちながら言います。「まりさ。ばあちゃん達が眠らせた邪神に近くで『起ーきーて』なんて言われたとしたら、街を破壊するで済むと思う?」
まりさ/思わないっ! 不穏な気配を察知して、≪凶々しき武器≫を構える!
朋月/武器を構えられて、アクセンは穏やかに笑う。(アクセンになって)「なあに、私はせっかく家族に会う機会ができたのだから、挨拶をしに行くだけだよ」
まりさ/その「せっかく」で邪神が目覚めて暴れられたら困るんだよ! 最悪、龍の聖剣が予想した「大爆発事件」どころじゃなくなるだろ!?
朋月/アクセンは「怖いものを向けてくれるな」と言いながら、まりさを、朋月を……ナツメを見る。その瞬間、アクセンの≪魅了の魔眼≫が発動。ナツメがゆらりと動き出した! ということでAF判定でクライマックス戦闘をするよ!

 『AF判定:「ボスに操られたライバルを倒す」』
  ・使用能力値:【反射】
  ・難易度:30
  ・ラウンド制限:なし

※「アクセンに操られたナツメを倒す」演出に成功すること。

※ラウンド始めに1D6を振り合い、高い出目のキャラクターを先手とする。先にクリアーした方の勝利。
※難易度を減少させる際に使用できる特技の数は、1ラウンドに3つまでとする。


朋月/正直な話、アクセン自身は世界を滅ぼすことにもあんまり興味無いんだけど、彼の血筋的に「世界を滅ぼしてね!」って期待されてるお坊ちゃんなんだとまりさは判ってちょうだい。≪神託≫か≪電波受信≫的な何かで。
まりさ/天才美少女エージェントである以上、天才だし物分かり良くなきゃな。
朋月/育ちが良いので「親に会えるなら挨拶しなきゃね!」って思ってるだけの人ですので、悪気は無いです。
まりさ/害しかないけど? クッ、異端は本能的に世界滅亡願望が出っ放しって怖いね!
朋月/最近色んなプレイヤーに「だいたい赤毛のせい」っていうタグが張られるぐらいには便利な人になってる。そのうち赤毛が出てるリプレイを作るしかない。笑うしかない。
まりさ/いざとなったら泣いてもいいからな!?(笑) ってことで、誰が一番最初に行動するか、まりさと朋月とアクセンで1D6を振るぞ。(ころころ)まりさは、3。
朋月/アクセンの戦闘データは『ワンダフルワールド』で使った8レベルキャラクターシートでいいかな。(ころころ)アクセンは2、朋月が5だ。
まりさ/あ、これは勝った! 「難易度:30」でPCが2人も先なら勝てる!
朋月/二連続でファンブルが出るとは、このときの僕らには思いもよらなかったのです。あ、フラグ立てておきました。
まりさ/何故悪い方にフラグを立てた?
朋月/では朋月の番。まず……≪ラブモーション≫を使って恋を始めます。
まりさ/どういうことっ!?
朋月/正確にはナツメくんに恋を始めてもらって俺はその恋心に気付かないPC1らしい振る舞いをします。ライバルだから仕方ないね。
まりさ/選ばれたライバル可哀想!
朋月/しかしそこでナツメくんは気付くのです。「こんなところで恋が始まるなんておかしい! だって俺こそがPC1だった筈なのに!? この世界は間違っている!」 歪んだ世界に気付いたナツメくんは、正気を取り戻すのです。
まりさ/ハッと目を覚ましたナツメくんの前に立っていたのは。
朋月/≪オーバーパワー≫で仁王立ちをし、ウズマキの天から差し込む謎の光≪スポットライト≫の下に立つ俺。
まりさ/うん。
朋月/やっぱりナツメくんが可哀想になってきたので現実逃避をした彼に正気を失ってもらって今のを無かったことにします。
まりさ/THE時間の無駄っ!?
朋月/でも特技を3つ使ったので難易度が6だけ減少ね。(ころころ)『現在難易度:24分の12』だよ。まりさ、パース!
まりさ/えーと、あたしはナツメと戦いたくない。彼をこれ以上被害者にさせてはいけない。大事なPC1だからな。ボスであるアクセンが≪魅了の魔眼≫で操っているって状況なんだよな?
朋月/うん。
まりさ/つまりアクセンをボコれば終わる! 駆逐されろ魔王!
朋月/これでもかってぐらい脳筋理論だがこの上ないほど正解の行動だ!
まりさ/御託はいらない! 異端なんだから≪異端審問≫+天才美少女エージェントだから≪+50美少女≫+でっかい大剣を大きく振りかぶって≪凶々しき武器≫ー!(ころころ)『現在難易度:18分の22』で、AF判定成功! めんどくせーラスボスは〇ボタン連打だーっ!
朋月/すげえ! 何のひねりもなく殴って終わったけどこれ以上何も言えんぐらい正しい締め方だ! アクセンは拍手をして「今日の君の言葉は判りやすい。君は私に優しい女の子だ」と笑います。
まりさ/……3回目のセッションともなれば、こいつの考え方が判るようになってきたことにしよう(笑)
朋月/ふう、いきなりのシリアスもアドリブでなんとかなるもんだな。
まりさ/シリ……アス……?
朋月/これでずっと設定としてあったけどなかなか公開できなかった『AW』の世界観設定の一部が出せそうだ。思いつきで話を繋ぐシナリオクラフト、ありがとう。
まりさ/と、とりあえず……アクセンが変な動きをしてN市の地下に眠る異端の神を目覚めさせて大爆発事件とか起こす予兆みたいなもんは、全部消えたってことでいいんだな。
朋月/ついでにウズマキもお掃除できたし、赤毛もボコれたし、ロリとしてはラッキーでたまらん一日だったね。隠れてロリロリニコニコしてるロリはおいといて、エンディングフェイズにいこうか。


 ●エンディングフェイズ 〜新たな絆〜

朋月/まりさに倒されたアクセンは、むくりと起き上がって言います。(アクセンになって)「飽きた」。
まりさ/子供かッ! 早く帰ってトキリンに言われた通り新しいセッションの資料作成してるか、手下の異端に新しいセッションを始めるようにしかけてろよ!(笑)
朋月/「ああ。どっちかしてから酒でも飲みに夜会でも行こうーっと」と言いながら去っていくよ。じゃあ『エンディング演出チャート』を振っていこうか。まずはまりさ、振っちゃえ。
まりさ/(ころころ)3だ。[助けた人々から感謝される]か。……これは妥当に、ナツメに感謝されたってことかな? あたしは[稀人]だからウズマキの扱いは普通の人より得意だし、あたしについて来ればちゃんとお家に帰してやるよって言います。
朋月/ようやく目が覚めて、混乱していたけど帰れることになっていてナツメくんも安心してくれたことでしょう。あとね、ナツメくん以外にも感謝されているよ、きっと。……君の努力によって、何の罪も無い光り輝く明虎くんが救われたという話を忘れてはいけない……。
まりさ/ごめん……本当にごめんて……(笑)
朋月/ちなみに朋月はの『エンディング演出チャート』の結果は(ころころ)3だ……[助けた人々から感謝される]。
まりさ/……お前の努力によって、何の罪も無い光り輝く明虎くんが救われたという話を忘れてはいけない……。
朋月/すまない……本当にすまない……(笑) しかし良い時間だった。様々な経験ができた。ナツメくんとお茶できたことを俺は忘れない。忘れたくない……。
まりさ/どうしてV系の人は忘れる前提で物事を進めるのかね?
朋月/恵夢はお茶は好きかな、そうだ、恵夢においしかった紅茶をプレゼントしよう。それぐらい気に入ったので後々ナツメくんに銘柄を聞きに行こうっと。そんな未来予想図をうっすら描きながら、ついでに『報酬チャート』も振っておくか。
まりさ/あいよー。(ころころ)2、[何の変哲の無い平和な日常を送る]。……ああ、いいね、こういうの。
朋月/いいの、そういうので?
まりさ/あたしにとって一番嬉しいよ。なんせ『非日常に束縛される』エージェントの日々を昔っから過ごしてきたからさ。感謝されて、平和な日常を送る。最高だよ。
朋月/ほう、かっこいい台詞だ。そういうかっこいい台詞を俺も言ってみたいもんだ。
まりさ/いくらでも言えるだろ。かっこいい歌詞をいっぱい研究してるんだから。
朋月/愛ある台詞、希望に溢れた台詞、輝かしい未来を唄う台詞……心から吐けるようになれたらいいな。PC1だし。(ころころ)俺の『報酬チャート』の結果も、[何の変哲の無い平和な日常を送る]だった。まったく同じだな。
まりさ/お揃いだね。
朋月/なんか、変わり映えしなくてつまんないな。
まりさ/ううん。平和が一番でしょ。些細な変化を求める気持ちは判るけど、それ中二の特徴ってやつだぜ。
朋月/……本物の中学二年生に窘められちゃあ、いけないよなぁ。うん、大変なことが続いてたら疲れるだけだし、ここは大人しく何の変哲の無い日常ってやつでぱーっと楽しんでみるか。
まりさ/それでいいよ。良い教訓になったなら忘れないでおくんだぞー。じゃあ、全てが終わってウズマキから出ながら……。
朋月/(ころころ)

 いつか出逢えたときにはもう一度
 ボクがいつまでもキミのこと忘れないから
 忘れないから
 忘れないから


まりさ/ほんとどんだけ忘れやすいんですかね、この歌詞の人!?(笑)

 アナザーワールドSRS
   『 ウズマキ美化委員会 2 』   END





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