アナザーワールドSRS・リプレイ・ワンダフルワールド
■ 『 サークルビショップテラー 2 』 3ページ ■
2011年9月25日




 ●ミドルフェイズ5/巡一郎 〜本音〜

巡一郎/お嬢様と話すシーンはしておきたいです。
GM/OK。お嬢様は……万里様のときみたいに、自分のお部屋に居ようかな。
巡一郎/では……お嬢様のお部屋の前にアインを控えさせておきます。
GM/ずん。
巡一郎/お前は威圧感あるな、≪+50絢爛≫だもんな(笑) ……お嬢様の部屋の前でノックをするか15分ぐらい躊躇います。
GM/躊躇っているとお嬢様がドアを開ける。
巡一郎/ふわあっ!?(笑) し、失礼しました。
GM/(千歳になって)「じゅっ……。く、草壁?」
篤史/屋敷の中なのに、「草壁」……。
まどか/今のはダイレクトアタックですよー!
巡一郎/心が折れますよ、GM!(笑) ……お嬢様、お茶をお持ちしましたのでご一緒にいかがでしょうか。嫌なら別にいいんだけどねとオーラを出しながら言います。
GM/「ありがとう……。今ね、草壁を呼ぼうとしてたところだったの」
巡一郎/いつも通りにお茶を用意します。……先日は、出過ぎたことを申しました。教会でどのようなことをしていたのか、香坂と曽路から聞きました。
GM/「私もみんなみたいに何かできないかって思って教会に行ってみたんだけど、圧倒的に経験不足だから任務なんて出来るかって言われちゃって……」 アイザックさんが「やる気があるならやれることからやってみろ」って言ったんじゃないかな。
まどか/置鮎ボイスで!? フーッ!(笑)
万里/自分で言ったCVイメージがみんなの中で固まっちゃったのが恐ろしいです(笑)
巡一郎/教会として出る以上、怪我をなさることも有り得るのです。我々は何よりそれを恐れているんだということを、貴方も主なのだから自覚していてください。
GM/謝って俯くだけじゃなく、しっかり聞こうとしています。顔を背けず、自分の心に草壁の言葉を刻みつけようと必死に。
巡一郎/可愛いなぁ! 抱きしめてしまいたいなぁ!(笑)
GM/「抱きしめたいなガンダム!」って感じだね。
まどか/執事様のCVイメージは中村悠一さんですか!?
巡一郎/あ、ありうる!(笑) ……力を持って生まれた以上、その力を人の為に生かしたいと思うのは当然のことですし、そのお心が立派だとわたくしどもは思います。だが貴方は、こんなにもか弱い。手を取って言います。
GM/そ、それは……獲得チェックだ!(一同笑)
巡一郎/貴方を守るようわたくしは生きてきたのですから、それを裏切らないでください。守らせてください。
GM/「……貴方はきっとそう言ってくれると思った。私も守ってと言っていたと思うの。でもそれって……5歳の私も10歳の私も、同じことを言ってた。全然私は変わってないでしょう? だから、貴方から離れようと思った……」
巡一郎/うっ……。いずれ千歳お嬢様はこの屋敷を巣立っていくことは覚悟しております。ですが、まだ貴方はお若すぎる。巣立つときまではわたくしを刀として貴方の傍に置いてください。
GM/「……ありがとう。私の手足として生きてくれる貴方のことを、とても嬉しく思うわ」
巡一郎/たとえ貴方がわたくしを必要としなくなる日が来ようとも、わたくしは貴方に仕え続けます。
GM/「……でも、寂しいわね。今、貴方の元を離れると考えたら、凄く胸がぎゅっと締めつけられた。いつか私がお嫁さんになってこの屋敷を出るとき、隣に居る相手は……」 頭ふるふる。
巡一郎/なに!?(一同笑)
GM/「え、えっとえっと! ……お茶を飲みましょう!」
まどか/……ふー、良い感じになってきましたねぇ!(笑)
篤史/可愛いですねー(笑)
万里/千歳が16歳になるまで待てよー(笑)
巡一郎/その頃にはわたくしは40歳ですよ、犯罪です(笑) お嬢様、危ないときはわたくしをお呼びください。すぐに駆けつけますから。……その、携帯電話も持ちますから(笑)
GM/「もし私が迷ったり、どこかに行ってしまったり……自分が判らなくなってしまったときは、私のことを探してね」
巡一郎/必ず。お約束します。……すみません、長い仲直りシーンにしてしまって(笑)
万里/ううん、やって良かったシーンだったよー。
巡一郎/それでは、お怪我の具合はどうですかとナチュラルに訊きますよ。お嬢様も気付いておいででしょう? 普通のものに噛まれた傷ではないと。
GM/「う、うん……見た目は変な風にはなっていないんだけど」 これでもお嬢様は前回のセッションで≪心霊治療知識≫で草壁を診たぐらいは知識はあるんだよ。
巡一郎/傷を見てみますけど、どうですか?
GM/これといって普通。もっと詳しく調べたいなら、千歳お嬢様に思い出してもらう場合は【知覚】か【理知】判定、千歳に調べたり何かを思い出してもらう場合は【意志】か【幸運】判定で振ってもらいます。
巡一郎/では、能力値が高い【意志】で振りましょう。(ころころ)OK、達成値は13です。
GM/傷を見ても知識の無い草壁には判らなかったから、千歳お嬢様に話してもらうことになりました。「犬に噛まれたと思った。でも……今考えると、あのときの感触は歯というより、もっと機械的なもので……」
巡一郎/機械的?
GM/「どちらかと言うと『挟まれた』って感じの固いものだったわ」
まどか/……人形の可能性がありますね!
万里/確かに、人工物なら「噛まれた」より「挟まれた」だな。でも河川敷で生き物っぽい動きを一瞬見たら、動物だと思うよね。
巡一郎/……街に凶悪な人形使いがうろついているという噂があります。注意をしてください。傷は後で香坂に診てもらいましょう。彼は治療の専門家ですから。
GM/「そうね。……私が噛まれたとき、一緒に居てくれた子達がすぐに治療したり、病院に連れて行ってくれたの。彼女達には悪いことをしちゃったな……。あ、今度紹介するわ。仲良くなったから」
巡一郎/お嬢様がお世話になっているお友達ですものね。……教会はそういう能力者を募っているのですか?
GM/「ううん、偶然にも私と同じように志願していた子達が3〜4人居たの」
巡一郎/そうですか。……この分なら傷も残らないでしょうし、冬なら外に出すこともないでしょうから平気でしょう。女の子の身体に傷が残ることを気にするよ。
GM/「あっ、そうだ! お兄様の誕生日の話……」と、お嬢様は現状やガーデンパーティーについてを聞きます。「4人でプレゼントを考えるのも良いわね。でも私からお兄様のプレゼントはもう、…………」
巡一郎/お嬢様は何を贈る予定ですか?
GM/「……ないしょ!」 当日まで教えなーいと、おどける姿も、先程の顔よりもずっと明るいものです。頭のピンクのリボンをふりふりと揺れてます。
巡一郎/可愛いなぁ、妖精だなぁ!(一同笑) で、では万里様といっしょに当日まで楽しみにしております。今は香坂と曽路が大学に潜入して、万里様の交友関係や趣味をチェックしている頃ですから……。
万里/じゃあ、草壁が千歳の部屋の外に出ると……俺も貴族の隣でぬーんと立ってます。ニヤニヤしながら仲直りできたかって聞くよ(笑)
巡一郎/い、いつからそちらに……謎の陳列はおよしください(笑)
万里/通りかかって部屋の前にアインがでーんと立ってりゃ、草壁が居るって判るよ。……仲直り、できた?
巡一郎/そ、それはともかく! ……万里様、川を調べに行くのも良いかもしれません。
万里/事情を聞いて、そうだなって言います。一応俺も教会に名前を置いてるし、見に行かないと……草壁と一緒に行こうか。
篤史/……でも、お屋敷をそんなに離れていいんでしょうか。ルージィルさんの忠告が引っかかります。
万里/屋敷がぺしゃんこになるってやつ?
GM/もうお屋敷に、はやぶさが落ちることになってる(笑)
篤史/ルージィルさんが「簡単に侵入されてしまう」ということが気にかかっているんですよ。
万里/あっ……。
巡一郎/……誰かしら屋敷を見張っておくのは良いかもしれません。では、万里様。アインを連れて行ってください。わたくしは≪千里眼≫を使えばシーンに登場することができます。
万里/そうか。2人で行ってくるわ。……それと、言い忘れたんだけど。
巡一郎/何か?
万里/千歳は多分「お前から離れたい」じゃなくて、「隣に立ちたかった」んじゃない? じゃ、行ってきます。
巡一郎/…………(笑)
篤史/……お、おいしい……(笑)
GM/万里様はイケメン力が高いぜ! NPCで演じられんなぁ!(笑)
まどか/今の台詞で、3回は死にましたねー!(笑)


 ●ミドルフェイズ6/万里 〜発見〜

GM/まどかちゃんとアックンが大学に忍び込むっていうけど、具体的にはどうするの。交友関係を調べるにもどうやって調べるの? プラカードを持って「万里様のお友達はいませんかー!?」って大声でも出すとか?
まどか/「万里様のお友達、募集中」ー!
GM/それだと友達がいない子のようだよ!?(笑)
篤史/万里様ってサークルには入ってないんですか?
万里/入ってるなら、アウトドア好きだし……旅行サークルかな。夏は海に行き、冬になるとスキーやスノボに行くリア充サークルだよ。
まどか/毎月の活動は飲みサーですな!(笑)
巡一郎/ユズルンや美雲ちゃんもそれっぽいですよね……リア充だし。ユズルンは弓道部と、名前だけ旅行サークルに入ってそうだ。
万里/まどかちゃんが「お友達募集中」なんてプラカードを持ってたら、美雲が「アイツにはもう充分でしょ!」って言うよ!(いきなり美雲になって)「っていうかなんでお友達を他人に探させてるの!? さびしーな! 富士山でおにぎり食うなよ!?」(一同爆笑)
GM/美雲ちゃんは万里様の女友達をいっぱい見てる顔をした! ってなんで美雲ちゃんのとき、言語センスが色々低いの!?(一同爆笑)
巡一郎/……では、先に川の探索シーンにしましょう。川に向かう万里様と一緒にアインをシーンに登場させます。≪+50絢爛≫っつらしておきますね。普通に偉そうに歩いてます。
万里/アイン、目立つなぁ……。そ、そういえばこうやって外に出るのはなかなかないよね!
GM/(アインになって偉そうな声で)「初めてだ」
万里/そ、そっか。…………。よ、良い天気だね!(笑)
まどか/リア充力で頑張ってるー!(笑)
GM/「到着した」
万里/う、うん! そうだね! 着いたぞ!(笑)
GM/「調べるぞ」 派手なコートをバッと華麗に翻しつつ調べる動作を……って言っても、コイツはまず判定ができないんだけど。
万里/は、はい! 私が調べましょう!(笑) 捜索なら≪痕跡発見≫が使える。頑張ろう!(ころころ)15で周囲をガサガサ。
GM/……とある場所に、血痕を見付ける。それと大勢の足跡を。
万里/ここが事件現場か? ……千歳、痛かっただろうなぁ。
GM/おそらく女子達がワーキャーしたであろう足跡だらけのすぐそばに……モグラが潜ったような小さな穴を発見する。
万里/なんだこりゃ? モグラか? ……まさか、罠だったりして。
GM/警戒する必要は無いと確信した万里様は、穴に手を突っ込んでみる。すると……2つの札を発見する。
万里/何っ? ……お札?
GM/さて、万里様は[魔術師][処刑人][異端者]のクラスですか?
万里/どれも当てはまりません。でも……アイン、来てくれ!
GM/コートをバサッ。ざっざっざっ。バサッ。
万里/コレを見てくれ。あー、草壁ー? 聞こえるかー?
巡一郎/聞こえております。
万里/この札を見てくれ。俺じゃちょっと判らないわ。
GM/既に≪千里眼≫のコストを払ってもらっているので、草壁が調べることが可能とします。ここは【理知】判定をしてもらう予定だったんですが、3つのクラスのうち1つでも当てはまっていれば、判定無しで判ります。
巡一郎/ラッキーですね。
GM/草壁は思った。これは、簡単に言うと……トラップを発動させる札と、人形の充電器だ。
巡一郎/充電器?
GM/トラップを発動させる札は、そのままの意味。何か条件が重なると、何かの魔術トラップが発動するようになる札。もう一つは、カラの人形を動かす動力を補うもの。この札に魔力を溜め人形にセットすることで、人形を独りでに動かすことが出来る。草壁はアインを創る際に似たような物を使っている筈。
巡一郎/電池のような物ですね。
GM/万里様が見る限り、その穴の中は……「誰かが通りかかったら魔術的なトラップが発動する」ように思えた。通りかかったところを襲う、とかかな?
万里/一体何の目的で……? トラップを置く理由があるのか?
巡一郎/トラップを置く理由があるとしたら、何だと思います? 罠の専門は万里様ですし訊きますよ。
万里/……アリス=ブロッサムズは生気を吸う魔道具を使ってたんだっけ? トラップを設置して生気を吸う目的で、この場所に……。
巡一郎/けど生気を吸うことだけが目的なら、以前病院を狙ったように人の多い場所に置きませんか?
万里/俺だったら駅に置くわ。
巡一郎/どうしてこんな人の通らない所に置いていたのか気になりますね。本拠地が近いのか、ここに誰かが来ることを知っていたのか。
万里/……≪的抜き≫を使って、【体力】判定で魔力感知をしてみます。(ころころ)達成値16です!
GM/この辺りに怪しい仕掛けや、隠されているものは無い。トラップが設置されているところには微かな魔力が残っているけど、それ以外は……ごく普通の、都合が無きゃ人なんて来ないような河川敷の下だ。そこそこゴミが落ちているけど、普通の川だしね。
万里/来るって言ったら、清掃活動をする人達や……ホームレスぐらいかな。
GM/楽園を失った悲しき戦士達ね。
巡一郎/端的に言うとホームがレスの人達ですね!(笑) ……アリス=ブロッサムズは手の込んだやり方を好むそうです。手駒を増やすやり方を考えていたのでは?
万里/まさか、人形に噛まれたら何かあるのか? 千歳、大丈夫かな……。まずは香坂に診てもらうか。
巡一郎/それでもダメならコーラック。
まどか/それでもダメならコーサッカくーん!(一同笑)
篤史/こんなときに名前を呼ばれるとは思わなかった……(笑)
万里/……ここで出来そうなことはこれぐらいだな。一旦引き上げよう。アイン、戻るぞ。
GM/髪の毛を掻き上げ、ロングコートをバサッ。ざっざっざ、コートバサァッ。
万里/定期的にコートプレイしてる!(笑) 俺もアレぐらい出来た方が良いのかな……?
GM/そんなことしたら通りすがりの美雲ちゃんが「アンタ何してんの!?」とゲラゲラ笑いながら指差すよ。
万里/いきなり美雲になって)「何!? 今の!? アンタ、キャラの方向性変えるの!? 今更お坊ちゃんキャラに変えるつもりなのー!?」(万里に戻って)ならねーよ! なる気もねーよ! それより柚弦はどうしたんだよ!?(一同爆笑) 
GM/同キャラ対決になってしまった、すまない(笑)


 ●ミドルフェイズ7/まどか&篤史 〜突撃〜

万里/そうだ、川のついでにゼミ室に置きっぱなしにしてしまった資料を取りに行こう……って大学に行くことにしよう(笑)
GM/万里様が大学に行くと、そこにはまどかちゃんとアックンの姿が。
まどか/「万里様のお友達募集中!」のプラカードを持っています!
万里/俺はもう友達募集してねーよ何やってんの!?(笑) お前ら、教会に行ったんじゃなかったの!?
篤史/ば、万里様!? 見付かってしまった!(笑)
まどか/テヘペロ!
万里/可愛くやってもダメ!(笑) こんな所でどうしたんだ? 何か探してるのか?
GM/万里様の誕生日のことで来たんだよね。
まどか/……だ、大学生になろうと思って!
万里/えっ。曽路、学校に行くの? キャンパスライフに憧れて覗きに来たのか?
まどか/ソンナカンジデスッ!
篤史/そ、その……教会に大学生の人がいまして! 学校のお話を聞いたら興味を持ってしまったらしく……。
まどか/そう! 学食でオムライスを食べたいのー!
GM/ああ、そういやフォイが学食のオムライスを食べてたっけ……(笑)
万里/そりゃ大学生のエージェントぐらいいるだろうけど。で、なんで俺の友達を募集してる流れになってるの?
篤史/それは……俺にもよく判りません!(笑)
万里/香坂が判らないんじゃしょうがない。曽路、プラカードはしまえよ。
GM/「まどかちゃんは仕方ない」で何でも通用するようになってきた。まどかちゃんに甘い世界だなぁ(笑)
万里/俺、ゼミ室に行って必要な資料を取りに行くだけだから。……なに? ついて来たいって顔してるね?(笑)
まどか/ツイテキタイツイテキタイッ!
万里/今の時間ならゼミ生しか居ないだろうし……一番うるさい美雲が帰ったから大丈夫だよな。
まどか/みくも?
万里/ああ。旅行サークルの、同じサークルの友達。時々一緒に飲むんだけど、すげーうるせーんだよ。
巡一郎/その美雲ちゃんなら、向こうで妹と男の子と一緒に万里様を指差しながらゲラゲラ笑ってる。
万里/いきなり美雲になって)「あー!? なんか聞こえるけど気にしない気にしなーい!」(笑)
篤史/その……万里様、美雲さんという方とは仲が良いんですか?
万里/うん。仲良いよ。
篤史/……なるほど。メモメモ。
まどか/ハイッ! 万里様のカノジョですかー!?
万里/それはない。
まどか/えー。違うのアックン?
篤史/俺に聞くの?(笑) 万里様のことなんだから万里様に聞いた方が……。
まどか/万里様はカノジョいますか!?
篤史/率直!(笑)
万里/今はいない(笑) フリーになってちょうど3ヶ月ぐらい。
巡一郎/……その子、馬鹿だな。クリスマス前に金持ちのカレシを手放して(笑)
万里/クリスマス会は家のことを優先させたらキレられたんだよ(笑)
篤史/クリスマスに家に居てくれて良かったですよ……もしかしたら遊園地で大事故が起こってたかもしれないんですから。
万里/まったくだよ、柚弦達と一緒にリア充爆発されるところだったよ(笑)
巡一郎/……そういえば、アインさんはどうしてるんだっけ? 連れて来たら大惨事なんだけど。1人で帰ってきても小惨事なんだけど(笑)
万里/少しでも惨事を小さい方を選んでおこうか(笑)
篤史/それでは……大学の校門前で、眼鏡を掛けたスーツ姿の男の子が誰か待っている。そんなシーンだけ見ておこうかな(笑)
巡一郎/腕時計を見ながらチラチラッ!(笑)
まどか/あ、あの人! 4回フェイントした人だ! あれぇーナンパかなー!?
GM/灯也くんは、ナンパできるクチじゃねえな……(笑)
まどか/大学を出てお屋敷に向かう途中で、「それでは、聞いてください……」の声! わぁー! ストリートミュージシャンだー! あの人達すっごく歌うまい! 100円投げとく! ぶいーん!
篤史/[処刑人]7レベルの力で超特急で投げたね!?(笑)
巡一郎/隣に居た琴子が≪念動障壁≫で、こいーん。100円キャッチー(笑)
まどか/それと、歩道橋を真っ二つにしながら帰りました! なので赤毛さんは巻き込まれてください!
万里/んなことしたらアイザックが出動するよ!?(笑)
GM/……って、今のは私に向けて言ったのか!?(笑) えっ、私のPCは歩道橋に巻き込まれなきゃいけないのね!? 覚えておくよ!(笑)


 ●ミドルフェイズ8/共通 〜当日〜

巡一郎/そろそろやりたいシーンはやり終えましたし、万里様の誕生日当日をやりましょうか。
GM/了解。それでは、1月14日になります。早朝……いや、深夜から使用人達は支度をし始めます。
まどか/たけのこにょっきーん! うにゅうぅーん!
GM/万里様。「3人が何か怪しい行動をしているか気付いてしまうか」の【知覚】か【幸運】判定をしてください。万里様が設定してくれた難易度に1人でも成功すれば、万里様に気付かれず誕生日会の準備が出来ます。
まどか/はーい!
万里/これは気付きたくないな。だから低い【幸運】で振ります(笑)
巡一郎/万里様、お優しいですね(笑)

 万里、2D6を握りしめダイスを振る。
 ころころ。
 ……出た目は、1と1だった。


万里/……あの、ファンブルが出たんですけど……。
GM/……万里様?(笑)
まどか/……万里様っ! 気付くのを拒否しましたね!?(笑)
巡一郎/……おそらく万里様は、2人を大学で案内することに疲れ果てたんでしょう。おやすみなさいませ、≪ヒュプノスの枝≫
万里/むにゃむにゃ! まさかのファンブルである!(笑) 大学に取りに行った資料のおかげで卒論はどうにかなったんだよ! どんなに大きな音がしても目覚めない!
篤史/思う存分準備が出来ますね。一生懸命最後の仕上げをします。
GM/深夜まで準備が続き、途中で千歳で眠っちゃったりして……。
巡一郎/そのときは、草壁がお姫様だっこでベッドまでお運びします。やましい気持ちの無いピュアな笑顔でね!(笑)
GM/そんなこともあったけど、今は朝。さて、万里様。君は目を覚ます。
万里/はい……。
篤史/えっと……目を覚ますと、屋敷は静かです。
まどか/誰も居ません! いつも聞こえるアイドリング音もありません!
篤史/使用人達が動き回る音も、一切ありません。
万里/んー……? ふぁーあ。なんかやったら静かじゃないか着替えて、自室を出ます。
まどか/開けたドアの先の壁に、矢印が貼ってある。
万里/うおっ!?(笑) 画用紙にクレヨンで矢印が描かれてセロテープで貼られてる!? ……何、これ?
まどか/矢印は、点々と続いている。
篤史/その矢印を辿ると……屋敷の入り口のドアに辿り着く。
巡一郎/反対側に行こうとすると、結界が張ってあって進めない。もうドアを開けるしかない。……まるで我々がサークルビショップだな(笑)
万里/何か事件の可能性が……でも、クレヨン描きだよなぁ(笑) また曽路が何かやったのかなぁ? 扉をガチャッ。
まどか/目の前には机があり、そこには「冒険の書」と書かれたメモ帳がある。
万里/冒険の書!?(笑) テンション上がった顔をします!
GM/この人、テンションが上がってるよ(笑)
巡一郎/魔導書っぽいノートの表紙に書いただけなんですけどね(笑)
篤史/最初のページには、復活の呪文が書かれている。
まどか/「生きてて良かった公文式!」と書かれている!
万里/デジャブのごとく、どういうことなの!?(笑) ……何これ?
篤史/ページを開くと、「ココ!」と庭のとある場所が記されている。地図が入ってます。
万里/庭に……行ってみればいいのかな?
篤史/庭にはすっかり生垣が出来上がっている。
万里/俺の知ってる庭とちゃう!(笑) めっちゃ複雑になっているんですけど!?
まどか/「ようこそ選ばれし勇者!」 貴方の目の前に本物のようなウサギが! ぴょこっ!
万里/ウサギが赤いチョッキを着てる……。
まどか/(今まで一度も出したことのないような渋い声で)「兄ちゃん、ついてきな」
万里/渋い声だったー!?(笑)
まどか/そのまま貴方の視界を掠めるように、ウサギは進んで行く。
万里/えええ……と、とりあえず2D6を握り締めます(笑) ≪罠師のサガ≫で【知覚】でプラスがきながら行きますよ……。
篤史/万里様が先に進み、道が分かれたところで探知をすると、目の前に広がる3つの道のうち左の道が完全にダミーだということに気付く。
まどか/左に行くと熱湯が入ったプールがある!
万里/こんな寒い日にあったかいプールなんて入ったら熱いに決まってんじゃん!? 1月の朝イチだぞ!?(笑)
巡一郎/隣の道からは「ニンニン! ニンニンなう!」って声がしている。忍者協力、庭師のゲンさん。
万里/エネミーがいるんじゃん!(笑) しかも聞き覚えのある声! ……ダミーじゃない道を、ガサガサ。
篤史/進んだ先を見上げると見上げると、風船が生垣の高い所に引っかかっている。
まどか/いかにも取ってほしそうな風船がある! キャンディちゃんが巨大うちわで風船を扇いでます!
巡一郎/ここは難易度12ぐらいの難しい行為で風船を割ってもらいましょう。
万里/……武器は取り出さないで、石ころを拾って、パシッ!(ころころ)【反射】で……10だ。ああ、惜しい。
篤史/掠った衝撃で、風船の空気がぷしゅるるる……。
万里/あー、ここは勢いよく割りたかったわー(笑)
篤史/ストンと下に包みが落ちる。開けてみると古びた感じ……に加工された鍵である(笑)
万里/汚し加工がされてる(笑) なんだ? 宝箱の鍵でもゲットした感じ? ポケットに入れて先に進むかな……。
まどか/ちょろちょろとウサギが見えます。「コッチだ……待たせるな!
万里/悪かったよ!(笑)
巡一郎/先を進むと、草が生い茂ってどうしても通れないような場所がある。「ここを通るには、つるぎが必要だな!」というウサギ。
万里/つるぎ!?
まどか/「つるぎが! 必要だな!」 2回目!
巡一郎/さっき貴方が通らなかった道に宝箱があるんじゃないかな?
万里/仕方ない、周りを探すか。一体どこに……。
まどか/ニンニンなう!
万里/ここだ、ここしかないわー(笑) ニンニンなうのところに行くけど……。
まどか/「よく来たな、勇者!」
万里/げ、ゲンさん。
巡一郎/「ゲンさんではない! ゲンジマルだ!」
万里/ゲンジマル……?(笑) ゲンジマルでいいけど、何やらされてるの?
まどか/「キサマ! 拙者が持っている伝説のつるぎが欲しいのだな!? そうはさせんぞ!」
巡一郎/そこには、これ見よがしに樽が置いてある!
万里/腕相撲でもしろって言うのか!?(笑)
篤史/【体力】判定をすることになった! 難易度は……?
まどか/庭師のゲンさんはまどかの師匠! きっとムキムキですよ!
GM/ゲンさんはまどかちゃんと同じぐらいということで、まどかちゃんが【体力】で万里様と対抗判定しようか。
万里/まどかのデータと対決か、出目勝負だな……(ころころ)お、13?
まどか/(ころころ)こちら、10です! グググと堪えますがゲンジマルの力が抜けていき、「グアアアアー!?
万里/だ、大丈夫ですか、ゲンさん……?
まどか/「……フッ、やはりな。キサマならやると思っていたよ」
万里/あ、あの……ごめんなさい、ゲンジマルでいいからごめんなさい(笑)
篤史/「さあ、その宝箱を開けて伝説のつるぎを持って行くがよい!」
万里/あ、はい。……はい(笑) 宝箱を、鍵でガチャッ。
まどか/ごーまーだーれー。
万里/今のは何!? 宝箱を開けたときの効果音なの!?(一同爆笑) しかもこの伝説のつるぎ、この前の縁日に俺がまどかに取ってあげたやつじゃん!?
巡一郎/旦那様のコレクションを持ってくる訳にはいかなかったので、その縁日の玩具になったんです(笑)
万里/夏祭りの夜で売ってた光る剣なのに、もう電池が切れてて光らないじゃん!(笑)
GM/使い回しだ!(笑) この伝説のつるぎがあれば、次の道に進めます。さあ、万里は元の場所に戻るんだ。
万里/ゲンさんにごめんなさいごめんなさい言いながら戻ります!(笑) で、生い茂った草をこの剣でどうにかしろと……?
巡一郎/電池の切れた伝説のつるぎをボタンを押すと、ティウウウンと電池の切れかかった音がする。
万里/えいっ。
まどか/茂みがサアーッと万里様を避けていく!
万里/勇者つえー!? 勇者すげー!?(笑)
GM/実際は、アインが[領域遣い]の≪自然の檻≫で退けました。
まどか/これで道が1本開けましたよー!
篤史/先にはメイドさん達がとある扉の前で集まっています。「勇者様! この紙に書かれた早口言葉を3回言ってください! そうしなければ扉は開かれません!」
万里/中の人にリアルで早口言葉対決をしろってか!?(笑) えーと……?
まどか/「かえるぴょこぴょこ」です!
万里/なんとベタな……。
巡一郎/「さあ、勇者様! 呪文を唱えるのです!」
まどか/「頑張って! 勇者様、頑張って!」
巡一郎/「頑張って万里様……あっ、ごめんなさい勇者様!」
万里/はいはい(笑) この言葉を3回言えばいいのかな? んー、これは厳しいなぁ……。
GM/ゆっくりとレコーダーマイクを、万里に向ける
万里/近い! マイクが近いです、GM!(一同笑) ……とりあえず一発目。
GM/どうぞ。
万里/……かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ。
巡一郎/お。
万里/かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこみぃ……ぴょ……うおっ!?
まどか/ああっ、噛んだ! 勇者様、惜しいですわー!
巡一郎/1機アウト! 風船がパーン! 残りの風船は2つ!
万里/残り2つ……(笑) これ、もしかしたら失敗したら「冒険の書」にあった復活の呪文を、大きな声で言わなきゃいけないとかか?
まどか/なんと! あれがまさかフラグだったなんて!
篤史/きっとアームレスリングも負けたら風船パーンだったんですね(笑)
巡一郎/熱湯風呂も落ちたら風船パーンですよ。
まどか/勇者様、テイク2!
万里/お、恐ろしい……2回目。いきます。
まどか/はいっ!
万里/……かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ。
篤史/お!
万里/かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ。
巡一郎/よし!
万里/かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ!
GM/3回成功!
まどか/やったぁー! 素晴らしいー! 勇者様すごーい!
巡一郎/せーのっ! クラッカーをパァーン!
まどか/誕生日おめでとうございまーす!(笑)
篤史/ぱちぱちぱち! おめでとうございまーす!(笑)
万里/……えっ? どうしてこうなった……ってところで、起き抜け矢印から「今日が誕生日」がブッ飛んでいたんで、やっと気付いて「ああっ!?」というリアクションをします。
まどか/素晴らしい早口言葉でしたねー、万里様ー!
万里/あ……ありがとう。っていうかゲンさんまで巻き込んで何をしてるんだよー! お前ら……このやろう!(笑)
GM/ゲンさんはお家の人ではない、時々来るだけの人なのにね(笑)
まどか/ニンニンなうしていたゲンさんも「お疲れ様っすー」って頭下げてますよー(笑)
万里/ゲンさん、マジで今日のMVPなんだけど(笑) アレをしろって言ったのは曽路か? でもあの凝ったダンジョンの構成は草壁と香坂か!?
巡一郎/原案は香坂くん、作成はわたくしと[領域遣い]のアインです。
GM/万里様の目の前にあるテーブルには、この1週間でぽろっと言ったことがあるような食べ物や飲み物が並んでいます。
まどか/えへへ、スパークリングワインが冷えてますよー!
篤史/さあ、万里様。メインはこれからですよ。……さあ、お嬢様!
GM/みんなで選んだ、4人分のプレゼントを千歳が万里様に手渡します。これは4人のプレゼントであって、千歳のプレゼントはまた別ね。先に4人の……。
万里/おっ、ありがとう。早速開けるよ、がっさごっそ。
篤史/中には、前に言っていたベルトがそのまま入っていたり。
巡一郎/大学生のお小遣いで買うには少し躊躇う値段のベルトですね。
まどか/大学のサークルの友達が選んでくれた、ネコミミが入っていたり!
万里/なに、これでニャンニャンでも言えばいいの?(笑)
巡一郎/大学のお友達から贈られてきた、ヒゲメガネが入っていたり。
万里/これで宴会芸をやれって?(笑) あー、どおりで携帯がずっとマナーモードでブルブルしてると思ったら誕生日メールが来てる。美雲も「おめ!(>▽<)はぁとまぁく!」じゃねーよ!(一同笑)
巡一郎/ワインを開けて、お注ぎします。
まどか/ガラガラとケーキを持ってきます! お嬢様と手作りしたんですー! ケーキのチョコレートプレートには血文字みたいに「ばんりさま☆おめでとうございます」!
篤史/チョコレートなのに血文字みたいになってる!(笑)
万里/そ、曽路……頑張ったんだな?(笑)
まどか/えへへ、褒めて褒めてー!(笑) でっかいケーキなので、年の数だけロウソクが並べられています! 一気に火を消すんですよー!
篤史/その前に、ハッピーバースディの歌を唄いますよ。
まどか/唄いますか! せーのっ! はっぴばーすでいっ、とぅーゆー♪
篤史/ウサギも一緒に、はっぴばーすでいっ、とぅーゆー♪
まどか/はっぴばーすでいっ、でぃーあばんりさまー♪ はっぴばーすでいっ、とぅーゆー♪ わあああぁーっ!
篤史/周りの執事やメイド達も一斉に拍手が!
万里/ふぅー! 22個分のロウソクを全部消し……。
GM/キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!
まどか/えっ!?
GM/耳に鋭い音が鳴り響く!
万里/なにっ!?
巡一郎/び、ビックリした……!
GM/いきなりの音でビックリした4人。メイドやゲンさん達が「おめでとうございまっ……」と言うところで、止まる。
万里/……止まる?
GM/キャンディちゃんやアインのようなPCが操作するキャラクターは動いているけど、一般人は身動き一つ取らない。一切。動かない。
篤史/時間が……止まった?
万里/異変に気付いて立ち上がると同時に、銃を出します!
巡一郎/バッとお嬢様を抱き寄せます!
GM/巡一郎がお嬢様を抱き寄せようとしたとき。お嬢様が包帯を巻いた腕をぐっと抑えているのに気付く。
巡一郎/お嬢様!?
万里/……しまった! 千歳の傷を診るのを忘れてた!
GM/近付く草壁に「来ないで!」と叫ぶ千歳。
巡一郎/構わず突っ込みます!
GM/その前に。包帯に巻かれた腕が、ボコボコッと膨らむ!
巡一郎/なっ……!?
万里/千歳!?
GM/子供の腕とは思えないほどボコボコと膨れ上がり、千歳の身体より腕が大きくなり……パァンと風船のように破裂する。
巡一郎/お嬢様……!?
GM/破裂。周囲が真っ白く……煙に包まれる。
まどか/お嬢様ー!?
GM/みんなの視界が真っ白くなる。煙に包まれる……けど、そのモヤはすぐに消えていく。先程までお嬢様が立っていたところには……3体の影。
篤史/一体、何が……。
GM/……そこに居るのは、お嬢様だ。……3人の。
巡一郎/は?
万里/……増えた!?
GM/千歳お嬢様が、3人立ってる。
まどか/え……えええっ!? お嬢様が、3人になっちゃった!?(笑)
GM/お嬢様の1人が「みんな! 大丈夫だった!?」と言う。もう1人のお嬢様が「草壁! 平気!?」と言う。3人目のお嬢様が「何があったの!?」と言う。
巡一郎/な……なっ!?(笑)
まどか/こ、これは……執事様! 大変ですよ!?
GM/3人のお嬢様は、周囲に自分と同じものがいると把握すると、なんで自分があと2人いるのか判らず、全員草壁に駆け寄ろうする。
巡一郎/お……お嬢様?
GM/3人全員が振り向く。
巡一郎/……≪完視≫! 1人ずつ対象識別します!
GM/1人につき難易度は30です。
巡一郎/……やめておきます!(笑) アインが≪テリトリー≫を持っているんですが、何か判りませんか?
GM/それはアインに判定をさせてください。難易度は【意志】で10。
巡一郎/(ころころ)8。失敗だ……。
篤史/≪悔改めよ≫を使いましょう。振り直してください。
巡一郎/(ころころ)くっ、下がった。失敗です。
GM/では、失敗なりにアインが周囲を伺う描写をしましょう。(アインになって)「……何者か、異物が中に居る気配はする。だがどこに異物が居るのかは判らん。……いつの間に入った? 入った気配など一切しなかったぞ」
まどか/でも、居るってことは確かなんですね……!
GM/「元から潜んでいたというのか? 私の知らぬ……『屋敷ではない中』に? ずっと居たと……?」と、アインはお嬢様を見る。
万里/まさか……傷の中に何か居たのか!?
篤史/お嬢様のお怪我はどうなってます?
GM/包帯は巻いていません。3人とも無傷で、ピンピンです。それではここで解説なんですが……3人のお嬢様は、リボンの色でキャラクター分けをしようと思います。
巡一郎/ほう?
GM/先程までお嬢様の頭のリボンはピンクだったんですが、今は……1人は赤く、1人は青く、1人は黒くリボンが変わっています。描写が変かもしれないけど、ゲーム的に色分けした方が判りやすいんでリボンの色だけが変化します。
巡一郎/なんだか『萌えCan』って感じですね(笑)
GM/3人はお互いの存在を不審がり、それぞれ離れていきます。全員草壁に寄りたがりますが、「貴方達、誰なの?」「私、本物よ!」「わ、私も本物……!」と言い始めます。
まどか/し、執事様の好きな物を答えてください!
万里/草壁に決まってるだろ。
GM/3人が真っ赤になりながら口を揃えて「そんなの言えないっ!
万里/完璧だ。
巡一郎/なに恥ずかしいこと言ってるんですか!?(笑)
万里/しかし……この中の1人が千歳かもしれないし、全員千歳じゃないかもしれないし、もしかしたら全員千歳だったりするかもしれないのか?
GM/……万里様。貴方の目には、庭のとある木の上にとある男性が立っているのが見えます。
万里/……あれは……。
GM/金髪碧眼の男性ですね。彼は微笑みながら唇を開く。あんなに遠くに居るのに、万里様の耳には……「名前を呼べば、5秒で駆けつけます。アドバイスをしてさしあげますよ」という声が届いた。
万里/何かアドバイス……? この状況を打開するような何かか!?
GM/万里様がそんな彼を見付けていると……青いリボンのお嬢様は怯え始め、庭へ逃げるようにバッと走り出してしまいます。「い、一緒に居るなんて怖い……!」
万里/ま、待て! 頼むからそのままで居てくれ! 気持ちは判るが、下手にバラけて何があったら……!
GM/1人は極端に怯えている。でももう2人が怯えていない訳ではない。お互いに距離を取って、1人は怯え、1人は強がろうとして、1人はどうしたらいいか判らずオロオロしてる状態ですね。
巡一郎/……青いリボンのお嬢様を呼び寄せます。大丈夫ですよ。
GM/その声を聞いて……青いリボンの子は、走ってその場を去ることをやめます。
巡一郎/3人をぐるっと見回して、3人分に声を掛けます。……お嬢様に何かあったら、わたくしがお守り致します。