アナザーワールドSRS・リプレイ・ビクティムガール
■ 第1ループ 『 The wrong dream 』 6ページ ■
2012年11月23日




【マップ】
 エンゲージ1:しをん、モブタコA
 エンゲージ2:小鳥、モブタコB
 エンゲージ3:鴉華羽、燐音、モブタコC
※それぞれエンゲージ1〜3は、40メートルずつ離れている。


GM/本当なら車で送るぐらい家が離れているので1〜3キロぐらいは距離はあるんですが、簡略化するために戦闘は1つのマップで起こっていることにし、エンゲージはそれぞれ40メートル離れていることにします。
鴉華羽/40メートルとするなら、一応全部「視界内」になるんですか?
GM/なります。通常の戦闘のように処理をしてください。状況ですが……大体3キロに渡るその区間にも街中にモブタコがいます。色んな家屋の中に入り込んでいますが、それら数百体をA〜Cの3体のモブトループとして扱います。
小鳥/相当な数、街に溢れているんですね……。
GM/闇タコは街を自由に歩いています。今いるモブは全て、演出で一発で倒せたようなザコです。そして先に言っておきますが……ラウンドが進めば数が増えます。
小鳥/はい。さて、どうしますかね……。
鴉華羽/と、とりあえず……離れたエンゲージに1人で居るのは危ないです。あたしの10メートル以内にいてくれれば≪カバー≫ができるので、みんな近付いてください!
しをん/でもみんな、40メートルも離れてるんだよね?
GM/あ、今いるモブタコ達だけど。触手を伸ばして君達に近付くような動きを見せているけど、破壊活動は行なっていないね。
小鳥/まだ攻撃してこないってこと?
GM/あとモブタコ達は3トループとも、【行動値】が4です。

【行動値】
 鴉華羽:12
 燐音:11
 しをん:11
 小鳥:10
 モブタコ×3:4


鴉華羽/モブタコは誰よりも遅い。先手で攻撃されることはないですね。
燐音/まずは自分達の合流が先だな。……今、どのエンゲージも40メートルずつ離れているんだよね?
GM/うん。
燐音/それなら、みんなで真ん中で集合するようにすればいいんじゃない? エンゲージ封鎖はされてる?
GM/破壊活動を行なっていない、【行動値】の遅いモブタコだけなのでエンゲージ封鎖はされていません。
しをん/行けますね! 真ん中に4人で集まりましょう!
鴉華羽/中央まで全員で移動しよう!
GM/モブタコは倒さなくていいの?
鴉華羽/≪カバー≫≪念動障壁≫の射程に入ることを優先した方がいいよ!
GM/そっか。ちなみにエリはしをんと一緒に居ますが、データ参戦はしません。しをん達と一緒に戦闘はしているけどね。
しをん/了解です。
GM/それでは戦闘開始! 第1ラウンド、セットアッププロセス!
しをん/≪闇の血統≫を使います! ダメージが1D6点上昇!
GM/他にセットアップで何かをする人は……いないね? では【行動値】順にメインプロセス、鴉華羽からどうぞ。
鴉華羽/あたしのターン! マイナー&メジャーを消費して、先輩に合わせて全力移動で32メートルダッシュします!
燐音/私も全力移動で32メートル動きます。
しをん/あたしも32メートル動きます。鴉華羽達のエンゲージには……入らない。エンゲージは分けます。
小鳥/私も近くに合流しますが、鴉華羽さん達から10メートル離れたところに独立エンゲージになります。だから20メートルだけ動くことにします。
GM/ではモブタコ達のターンだけど……襲い掛かることはしない。ゆらゆらと自由気ままに歩いています。なので、モブタコ達は20メートルずつ全員のエンゲージに近付きます。あ、小鳥のエンゲージにいたモブタコBだけは小鳥と同じエンゲージに入るよ。
小鳥/はい、仕方ないですね……。
GM/そしてクリンナッププロセスになります。
燐音/……攻撃、一切してこないんだ?
GM/移動しただけですね。そうして第2ラウンドセットアッププロセス……になるんですが、ここで闇タコの数が増えます(←ジャラジャラと戦闘マップにポーンを置き始める)。
燐音/な、なんかいっぱい来た……?
GM/「ギャギャギャギャ!」「ガガガガガ!」 のろのろ歩いているだけだったモブタコ達の周りに、動きの速い闇タコが駆けつけてきます。
しをん/やべ、さっきより強そうだ……!
GM/モブタコAのところに2体、Bのところに2体、Cのところにも2体。
しをん/6体も来た……!
GM/なお、モブタコCのところに来た6体目の闇タコは……メッチャ強そうな形をしてる。
鴉華羽/ひー!? あれがボス……!?
燐音/よりにもよって、小鳥さんと同じエンゲージに出現した……!
GM/6体いる闇タコは、みんな強そうで全て違うデータを使っています。ちなみに【行動値】ですが……。

【行動値】
 ボスタコ:15
 普通の闇タコ×5:13
 鴉華羽:12
 燐音:11
 しをん:11
 小鳥:10
 モブタコ×3:4


燐音/うわ、全部に先手を取られた……!
GM/改めて第2ラウンドスタート! セットアッププロセスで、一番強そうなボスタコが≪蜂の唄≫を使用。移動はせず、ダメージ+1D6の効果だけを受けます。
燐音/きゃあ!? あいつ、[狩人]だ!
GM/【行動値】13の5匹やモブ達はセットアップでは何もしません。PC達はどうする?
小鳥/≪空間知識≫を使用。特技を範囲化します!
GM/セットアップで動くのは小鳥ちゃんだけかな? ではメインプロセスに行こうします。小鳥ちゃんのエンゲージに居る一番早いボスタコは……鴉華羽と燐音の2人に攻撃。
小鳥/そっちに攻撃!? 範囲攻撃持ちなの!?
GM/マイナーアクションで≪乱れ撃ち≫、メジャーアクションで≪覇魔矢≫。範囲化させて≪無の射撃≫で攻撃をしてきます。
燐音/げっ!? 1点でもダメージを受けたら毒になるよ!
鴉華羽/か、回避します!(ころころ)11です。
燐音/(ころころ)回避13です!
GM/命中判定します。(ころころ)命中は、13でした。
燐音/やった、私は避けた!
鴉華羽/あたしだけ当たるならまだいい!
GM/ボスタコはダメージロール直前に≪弱点把握≫を使用。(ころころ)物理ダメージ42点。≪覇魔矢≫を使用した攻撃なので、1点でもダメージが入れば『バッドステータス:毒』になります。
しをん/げえっ!? つ、強いなぁ……!
小鳥/鴉華羽さんに≪念動障壁≫使用!(ころころ)ダメージを5点マイナスします……!
鴉華羽/け、消し飛ぶ……! そこに令呪使用!
小鳥/それなら、+20されて25点ダメージマイナス!
鴉華羽/【防御点】を引いて、13点だけ食らいます……毒になりました。い、痛い!
GM/ボスタコのターンが終わったので、次は【行動値】13無双を始めます。1体目タコAは……射程が届かない。
しをん/おっ?
GM/18メートル移動し、しをんの居るエンゲージから2メートルのところまで近寄ります。
しをん/く、来るなー! えんがちょー!
GM/でも2体目のタコBの攻撃は届く。鴉華羽と燐音の2人に≪乱舞≫≪無の射撃≫で範囲攻撃!(ころころ)命中13。
鴉華羽/し、射撃来るなよー!(ころころ)15で避けた!
燐音/(ころころ)12、当たった……。
鴉華羽/燐音先輩を≪カバー≫します! 【HP】があたしだけ減っているのは回復役にはありがたいです! 先輩、危ないーっ!
GM/鴉華羽が庇った。ではダメージロールに≪失われた日々≫使用してダメージ+3D6。
燐音/[狂戦士]か!? 一体何を失ったというんだ!?
GM/体液を撒き散らして攻撃しているんで、体液を失ってるんじゃない?
燐音/体液を撒き散らしてそのまま死ねよ!(笑)
鴉華羽/やだー! ビチョビチョになるーっ!(笑)
しをん/このっ、闇タコのくせにーっ!(笑)
GM/ダメージロールいきまーす。(ころころ)出目が低かった、物理ダメージ21点です。
小鳥/≪念動障壁≫を使用します。(ころころ)7点軽減ですけど……。
鴉華羽/10点ダメージを食らうだけなら、まだ【HP】は平気! でも……痛いっていうか気持ち悪い! 最悪ーっ!
GM/次にタコCとタコDは、燐音と鴉華羽のいるエンゲージに全力移動で移動。エンゲージに侵入して終わり。
鴉華羽/はい……近寄って来た。
GM/最後の5番目のタコDさんは、同じエンゲージに居る小鳥ちゃんを狙います。(ころころ)命中16です。
小鳥/回避します。(ころころ)回避12でした。
GM/……あ、GMがポカした! マイナー&メジャーの宣言してない! なので素のダメージだけになります!
小鳥/ラッキー!(笑)
鴉華羽/それならきっとダメージも少ないですよね? なら小鳥ちゃんを≪カバー≫で庇います!
GM/≪片手武器≫だけの攻撃!(ころころ)10点の物理ダメージです。
鴉華羽/6点だけダメージが入って……ぴーぴー。もうグチャグチャにしやがってー! ゆるさんー!
GM/やっとPCの番だよ。鴉華羽ちゃんからどうぞ。
鴉華羽/まずマイナーアクションで≪守護者の盾≫。【物理防御点】を上げます!
GM/そうだね、奴らは殆ど物理攻撃だよ。
鴉華羽/接敵しているCにウェポンで斬りかかるよ! ≪両手武器≫で(ころころ)15……おっ、ゾロ目が出た!
GM/(ころころ)当たります。≪両手武器≫はゾロ目で命中するとダメージ+1D6だよ。
鴉華羽/やった、3D6で攻撃だ!(ころころ)13点のダメージ! 痛いよ、もうーっ!
燐音/次は渡し。マイナーで≪興奮剤≫、至近にいる鴉華羽に使います。(ころころ)【MP】を……1点だけ回復だ。ごめん。
鴉華羽/でもこれであと3回≪カバー≫で庇えます!
燐音/その後にメジャーで≪乱舞≫≪巨大武器≫! 対象はCとD。(ころころ)命中17!
GM/(ころころ)両方回避できなかったので当たります。
燐音/(ころころ)ダメージは物理15点!
GM/とてもこそげます。しをんのターン、どうぞ。
しをん/こそげてる方を狙うべきだな。では≪ニュクスの冠≫≪魔導書≫で、【HP】が削れてるCに攻撃します!(ころころ)命中13!
GM/(ころころ)当たりますね。
しをん/(ころころ)よし、殺意高い! ダメージ25点+放心!
GM/それは……放心を食らう前にCが倒れるね。鴉華羽、燐音、しをんの3人の総攻撃を受ければ落ちます。
しをん/1匹、撃墜できた……!
小鳥/次は私の番ですね。……マイナーアクションでエンゲージ離脱をするべきでしょうか?
しをん/でも[狩人]のボスの攻撃はどこに行っても当たるよ?
燐音/それだったら、今は回復に専念した方が良いんじゃ……。
小鳥/……そうですね。マイナーで≪興奮剤≫を使用します。≪空間知識≫を使用しているので、全員に使えます。(ころころ)全員【MP】を5点回復してください。
鴉華羽/ありがとうー! これで5回も庇える!
小鳥/その後に、メジャーアクションで≪肉体復元≫。(ころころ)全員【HP】16点回復!
鴉華羽/ぜえぜえ、【HP】が21点まで戻った……。次は、モブのターンだけど……?
GM/ボスタコが「ゲゲゲゲゲ!」と激しく鳴き散らす。
しをん/や、やな予感しかしない……。
GM/モブ達が退却していきます。
燐音/え? ……なんだと?
しをん/退却した……?
GM/モブが3トループいましたが、シーン退場します。残ったのは、2ラウンド目から現れた6匹……いや、1匹倒したから5匹だけです。
鴉華羽/モブが、全部消えた……。
小鳥/まさか、どこかを狙っているんでしょうか!?
GM/それは判らないね。ではクリンナッププロセスになったので、鴉華羽は毒のダメージを受けます。本来なら読破1D6点マイナスなんだけど……ボスタコは≪尖る毒≫を持っているので1D6+8点の【防御点】無視ダメージを受けてください。
鴉華羽/えええっ!?(ころころ)12点も食らった……! いったーい!
しをん/……ねえ。そういや、闇タコって6体なんだよね?
GM/うん。
鴉華羽/……もしかしてさ、オープニングシーンで出てた6人てさ……?
GM/なんかプレイヤー達は嫌な予想が出来たらしいね。先を急ごう(笑)

【マップ】
 エンゲージ1:しをん、タコA
 エンゲージ2:小鳥、ボスタコ、タコE
 エンゲージ3:鴉華羽、燐音、タコD
 エンゲージ4:タコB


GM/第3ラウンドセットアッププロセスだよ。ボスが≪蜂の唄≫を使用。ダメージを地道にアップします。
鴉華羽/またかー! やめろーっ!
小鳥/私は≪空間知識≫を使用します!
GM/小鳥ちゃん以外に何もしないならメインプロセス。まずはボスタコの番だけど……。
鴉華羽/ボスタコの攻撃が始まる前に、≪鳥躍≫を使用!
GM/おお、鴉華羽がボスの攻撃より前に素早く動く!
鴉華羽/ボスタコのいるエンゲージに入って、ボスタコを叩く!(ころころ)命中15です!
GM/(ころころ)回避失敗、当たります。
鴉華羽/当たった、頑張ります!(ころころ)12点物理ダメージ!
小鳥/全力でいきましょう! そのダメージに≪禍福のさざなみ≫を使用。1D6を振ります!(ころころ)よし、成功!
鴉華羽/ダメージ+20されて、32点ダメージになりました! ゴウンッ! 棒高跳びの棒で突く!
GM/うわあ、だいぶ減ったな……。凄い感触がしたね。ボスタコの【HP】を半減するぐらいです。
鴉華羽/よしっ! これでいける!
GM/攻撃を食らったボスタコは……鴉華羽と小鳥の2人に攻撃。
鴉華羽/あたし達、ボスタコと同一エンゲージに居るんだけど……?
GM/ボスタコは≪悪雨≫を持っているので攻撃可能です。範囲を優先します。≪乱れ撃ち≫≪覇魔矢≫≪無の射撃≫で攻撃!(ころころ)命中17です。
鴉華羽/死にたくないな……(ころころ)無理です、回避ファンブル!
小鳥/(ころころ)回避12……こっちも当たる。
鴉華羽/このまま30点以上のダメージが来たら、鴉華羽は倒れます! それだったら≪カバー≫したい!
小鳥/……その前に、小鳥の回避判定を≪逆転運命≫で振り直しをやらせてください!
しをん/その回避判定に≪幻想式≫を使用!
小鳥/(ころころ)よし、上がった! 18で避けます! ダメージを受けるのは鴉華羽さんだけになった!
GM/1人だけか。ではボスタコは≪弱点把握≫を使用。(ころころ)物理ダメージ28点です。
小鳥/≪念動障壁≫を使用します。(ころころ)5点軽減!
鴉華羽/どう足掻いても死ぬので、それに令呪使用!
小鳥/25点軽減、これでノーダメージだ!
GM/うん、ノーダメージだったので毒も食らいません。鴉華羽は全て避けきった。
しをん/す、スゴーイ……!
GM/どんどんいくよ。タコAは、しをんの居るエンゲージに入り、≪戦乙女の知恵≫+≪片手武器≫で攻撃。(ころころ)命中15。
しをん/避けます!(ころころ)回避12……【HP】が低いからヤバイ!
鴉華羽/あたしが庇っている【HP】の余裕が無い……。しをんちゃん、令呪使用で避けて!
しをん/令呪を貰って、回避32で避けました!
GM/タコAが両手を伸ばして何度も攻撃を仕掛けてくるけど、しをんは全部避けました。次に、エンゲージを独立して後ろに下がっていたタコBが≪乱舞≫≪無の射撃≫で鴉華羽と小鳥の2人を攻撃。(ころころ)命中15!
鴉華羽/来ると思ったよ! ……≪魔法少女の力≫を使います!
GM/≪魔法少女の力≫を使うなら、まず1D6MPを消費してください。
鴉華羽/(ころころ)3点消費しました。4D6を振ります!(ころころ)お、6・5が出てる! 17で避けた!
小鳥/(ころころ)小鳥は回避できませんでした……。
鴉華羽/小鳥ちゃんを≪カバー≫は……しません。【HP】と【MP】を温存させてください……。
燐音/今、小鳥さんは≪空間知識≫を使っている。だから範囲回復した方が効率的だから良いよ!
GM/ではタコBはダメージロール直前に≪弱点把握≫を使用。(ころころ)物理ダメージ17点を与えます。
小鳥/生き残りはします。≪念動障壁≫を使用。(ころころ)7点軽減します。
GM/次にDさんですね。目の前にいる燐音に≪両手武器≫で攻撃。
燐音/(ころころ)ピンゾロ、回避ファンブルなのでダメージください。
GM/(ころころ)当たります。(ころころ)物理ダメージ9点です。
燐音/たったの9点だけなら、≪念動障壁≫いりません!
小鳥/了解しました。……あとは最後の1匹ですね。
GM/最後のタコEは≪殺法:重圧≫≪乱舞≫≪片手武器≫いきます。(ころころ)命中14です。
鴉華羽/あたしは≪魔法少女の力≫を使って全力で避ける! まだ1D6MP払っても倒れない!(ころころ)代償を支払って、避けます!
しをん/小鳥も≪魔法少女の力≫を使えばきっと避けられるよ……!
小鳥/でも、小鳥の残り【MP】は4なんだよ。もしかしたら使うと倒れるかもしれない。
GM/じゃあ、使わない?
小鳥/……重圧になったら、回復すらできなくなる。使って確実に避けた方が……?
燐音/でも戦闘不能になったらどうしようもない。今、小鳥さん以外に回復できる人はいないんだよ? なら使わない方が良いんじゃないかな?
小鳥/そうですね、普通に避けます。(ころころ)ダメだ……失敗。1人で受けます……。
燐音/……≪逆転運命≫で8以上が出れば避けられるんだよね?
小鳥/【MP】が残り1になります……が、≪逆転運命≫を使用してみます!(ころころ)ああっ、1足りない! 7で失敗!
鴉華羽/はい、令呪使用!
GM/小鳥は27で回避しました。生き残ったね。ではやっとPC達のターン。結構ピンチだね?
しをん/……いきましょう!

【マップ】
 エンゲージ1:しをん、タコA
 エンゲージ2:鴉華羽、小鳥、ボスタコ、タコE
 エンゲージ3:燐音、タコD
 エンゲージ4:タコB


燐音/先にしをんが遠距離攻撃でタコDを倒してほしい! そうすれば燐音がエンゲージ2に入って、敵を2体範囲攻撃することができる!
鴉華羽/令呪を使えば、2体一気に倒せるかもしれない……!
しをん/判りました、≪魔法少女の力≫を念押しで使います! 代償を支払って、≪ニュクスの冠≫≪魔導書≫をタコDに!(ころころ)やった、6が2つある!
GM/その2つの6を採用すれば、クリティカルだよ。ダメージ+1D6だね。
しをん/よしよしー! おりゃーっ!(ころころ)24点の霊力ダメージ……だけど……。
鴉華羽/この一撃を耐えられたら怖い。念には念を押して、令呪使用!
しをん/それなら、ダメージ44点です!
GM/タコD、倒れます。
燐音/よしっ! 燐音はエンゲージ2に移動して、≪乱舞≫≪巨大武器≫で範囲攻撃。命中判定に≪魔法少女の力≫を使用!(ころころ)命中19です!
GM/(ころころ)2体とも命中します。
燐音/ダメージに≪失われた日々≫を使用。……お前達異端のせいで多くの人の日常が失われた。その尊さを思い知れ!(ころころ)物理ダメージ27点!
鴉華羽/そこに令呪使用!
燐音/2体に47点の物理ダメージ!
GM/……ボスタコとタコE、2体とも落ちます!
しをん/やったー!
小鳥/小鳥のターンになったので、全員に≪興奮剤≫を使います。(ころころ)【MP】を全員4点回復。次は全員に≪肉体復元≫使用。(ころころ)おお、出目が良かったので【HP】を20点回復です!
鴉華羽/やった、全回復できた……!
GM/小鳥が終わったらクリンナッププロセス、鴉華羽は毒ダメージを受けるね。1D6+8点ダメージをどうぞ。
鴉華羽/えーん痛いよー。(ころころ)うわ、14点も食らったー! 回復してもらわなかったら死んでたー!

 第4ラウンドセットアッププロセスに移行。
 【MP】温存のため、セットアップに行動する者は誰もおらず。メインプロセスでタコAが動き出した。


GM/タコAは、しをんに≪戦乙女の知恵≫+≪撃滅≫+≪片手武器≫で攻撃。(ころころ)命中14です。
しをん/ダメージが相当上がった……来るなー!(ころころ)うわーん、当たったー!
鴉華羽/令呪を使おう!
しをん/+20したなら避けられます! ありがとう!
GM/おお、[闘士]の強いコンボが避けられた。次に、1人離れたエンゲージに居るタコBが≪乱舞≫≪無の射撃≫で鴉華羽、燐音、小鳥の3人を攻撃。(ころころ)命中は14です。
燐音/(ころころ)回避17! 避けた!
鴉華羽/3回目の≪魔法少女の力≫を使用!(ころころ)避けましたー!
小鳥/(ころころ)私は当たります……。
鴉華羽/1人分のダメージなら、あたしが≪カバー≫します!
GM/タコBはダメージロール直前に≪弱点把握≫を使用。(ころころ)14点の物理ダメージです。
鴉華羽/ピッタリ倒れ……そうだけど、1点で生き残った!
しをん/よし、良かった!
鴉華羽/こっちのターン! しをんちゃんとタコAがいるエンゲージに入って、≪両手武器≫いくよー!(ころころ)命中15!
GM/(ころころ)回避は13。
鴉華羽/(ころころ)ダメージ9点だよ!
燐音/私もタコAに接敵します。≪覇魔矢≫≪巨大武器≫で攻撃!(ころころ)命中13!
GM/(ころころ)当たります。
燐音/(ころころ)18点……ダメージに令呪ください!
鴉華羽/令呪使用!
燐音/タコAに38点の物理ダメージだ!
GM/……総攻撃を受け、タコAは倒れます。
しをん/よっしゃー! しをんは残った最後の1匹のタコBに少し近付いて、≪魔法少女の力≫を使って攻撃します。(ころころ)よし、代償1点で命中は18です!
GM/(ころころ)タコBの回避13です。
しをん/(ころころ)18点の霊力ダメージ!
小鳥/私はマイナーで自分に≪興奮剤≫を使用します。(ころころ)【MP】を2点回復。
GM/ギリギリのラインをいったりきたりですね……。
小鳥/その後、メジャーで≪肉体復元≫を鴉華羽さんに使用します。(ころころ)【HP】を15点回復!
鴉華羽/【HP】25まで回復です。本当にいったりきたりを繰り返しています!(笑)
燐音/このタイミングで、ボーナス効果『1シナリオに1回【MP】2D6点回復』を使用しておきます。(ころころ)【MP】マックスまで回復!
GM/これで全員の行動は終わりかな? 次の第5ラウンドが終了したら……強制イベントが発生します。
しをん/げっ……何が起きるんだ。

 クリンナッププロセスに、鴉華羽は10点の毒ダメージを受けた。
 そしてラスト、第5ラウンドセットアッププロセス。
 すぐにメインプロセスに移行し、最後の1体であるタコBは≪乱舞≫≪無の射撃≫を使用し、鴉華羽と燐音の2人に攻撃。しかし2人は見事出目で攻撃を回避することに成功した。

【マップ】
 エンゲージ1:しをん
 エンゲージ2:鴉華羽、燐音
 エンゲージ3:小鳥、
  (↑20メートル離れている↓)
 エンゲージ4:タコB


鴉華羽/しまった、20メートルも離れているから……全力移動で近寄ることしかできないー!
燐音/私もだ。攻撃が届かない……!
鴉華羽/しをんちゃん、倒してー!
しをん/……いきます! ラスト1回の≪魔法少女の力≫を使用!(ころころ)よし、代償が少なくて済んだ。≪ニュクスの冠≫≪魔導書≫で攻撃します! ……残り【MP】は2です。
燐音/ぎ、ギリギリだな……!?
しをん/6が出て!(ころころ)く、クリティカルは無い……でも命中は17です!
GM/(ころころ)タコBの回避13だったので当たります。ダメージをどうぞ。
しをん/高い目、出ろ!(ころころ)……22点の、霊力ダメージ!
GM/……おおっ? ほぼピッタリに近い数値で、タコBが倒れました!
鴉華羽/やったぁ!
しをん/ギリギリ落ちたー! イエーイ!(笑)
燐音/し、死ぬかと思った。生きてて良かったぁ!
GM/君達は、襲い来る……恐ろしい力を持った闇タコ達を全て蹴散らすことが出来ました。
小鳥/終わりましたね……。
GM/まだまだピンチなのは変わりないけどね。……エンディングフェイズにいくよ。


 ●エンディングフェイズ 〜終末〜

GM/戦いは終わったとと言っても、強かった6体を倒しただけ。モブタコ達は至る所に居るよ。そして人間の姿は一つも見当たらない。
鴉華羽/やっ……やだ……ううっ……。
燐音/残ったのは私達だけなのかな……。エリさんは?
GM/エリさんも戦っていました。みんなと同じぐらい負傷してます。(エリになって)「……永丘。教会には連絡したんだな?」
燐音/はい。高坂さんには連絡しましたが……。
しをん/高坂さん、どうだったんですか……?
鴉華羽/「ギャギャギャ」って言ってたよ……。
しをん/教会も、もうダメなんですか……。
燐音/……もう一度高坂さんに電話しますが、コールだけですか?
GM/いえ、電話は繋がります。
燐音/おっ? もしもし……。
GM/ゲゲゲゲゲ!
燐音/……ピッ。電話を切ります。
鴉華羽/だ、ダメ……ですか……?
燐音/……ええ、高坂さんはダメです。
GM/「……高坂が化け物にやられたか、化け物になったかてしまったか。もしかしたら化け物と交戦中で電話どころではない可能性もある」
小鳥/そう、ですね……。
GM/「私は一度教会に行ってみる。それと我が組織と連絡を取ってみよう」
鴉華羽/……あたし、病院に行きたい! 直人の所に行きたい……!
燐音/そっちも気になるけど、でも……。
鴉華羽/病院に行きます! 悩まない!
しをん/……あたしは、鴉華羽について行く!
鴉華羽/お願い、ついて来て。……直人があんな姿でいたら、あたし、正気でいられる自信が無いよ……。
小鳥/私も病院に行きます。
燐音/私は……教会へ、秋津先輩について行きます。
GM/二手に分かれますか。では先に、病院に向かった3人のシーンから。
鴉華羽/病院にダッシュ!
GM/病院に行く間も、車の中には闇タコ。クリスマスで賑わっている筈の駅前も闇タコの群れ。多くの化け物達が街中にいます。
鴉華羽/見ない……もう見ないもん……!
しをん/急いでるから、もうキャンディ爆弾をバラ撒いたりもしない……。
GM/病院も闇タコで溢れかえっています。ただ、先程のような戦闘を仕掛けてくる闇タコはいません。戦ってきた君達の姿を見て「オマエラ強イ、怖イ……」みたいに、君達を避けるように後ろに下がっていきます。
鴉華羽/全力ダッシュだよ! 直人ー!
しをん/牽制しつつ追います!
小鳥/そ、そんなに焦らないで! 必死に叱りつつ追います! 落ち着いて行動して……!
鴉華羽/な、直人ーっ! 直人の病室まで行きます!
GM/……では、3人とも【知覚】判定難易度6をお願いします。
鴉華羽/(ころころ)クリティカル一歩手前! 15です!
小鳥/(ころころ)10です。
しをん/(ころころ)8で全員成功です。
GM/沢山いる闇タコ達を蹴散らして、直人の病室に到着します。
鴉華羽/直人は!?
GM/無事だよ。外で君達がやって来たことによる騒ぎで「何かあった」と焦ってはいるけど。
鴉華羽/な、直人ー……!
GM/(直人になって)「あ……鴉華羽!?」
しをん/無事だ……良かった……。
GM/3人の姿を見て、ぎょっとする。
しをん/えっ?
GM/だって……戦った後だもの。「ど、どうしたのその格好……?」っておそるおそる聞くよ。
しをん/そ、そうだよね。ボロボロだもんね……。
小鳥/とりあえずほっとします。良かった、無事だったんですね……。
鴉華羽/よ、良かった……良かったよぉ、直人ぉ……!
GM/何があったか判らないけど、鴉華羽が泣いていることだけは判るので、直人は鴉華羽を抱きしめますよ。
小鳥/奥田くん、状況を説明している暇はありません。私達と一緒に来てください。
しをん/そうだ、この病院は危ないから……悪いけどついて来て!
鴉華羽/直人、行こう……!
GM/「そんな……大丈夫だよ。変なことなんて何も起きてない」
鴉華羽/えっ。……こんなに人が死んでいて?
GM/どうやら鴉華羽を心配させないように言ってるみたいだね。「大丈夫、何もおかしなことはないから」と、慌ててる鴉華羽を抱きしめて落ち着かせるように言います。これでも男らしく心配してるんだよ。
鴉華羽/な、直人……(笑) ありがとう……。
小鳥/無事な彼を連れて、私達も教会に向かいましょう! 病室の窓から化け物は見えます?
GM/窓から……いっぱい見えますね。ていうか廊下にも居る。それに、君達が直人に出会った後、廊下から「ギャギャギャ!」と君達の元にやって来る。
しをん/こっちに来るなら迎撃するよ! キャンディ爆弾を投げます!
GM/迎撃してくれた。病院に居たモブタコは、あっという間に体液を撒き散らして倒れます。
しをん/これで良し……!
鴉華羽/な、直人にそんなところ見せたら……。
しをん/だって安全にした方がいいよ! 近寄ってきたら倒します! これで大丈夫だよ。
鴉華羽/……そ、そうだよね。
GM/しをんちゃんが爆弾で闇タコを撃退する。闇タコ達は悲鳴を上げて逃げ惑う。そんな姿を見て直人は驚きます。「な、何を……!?」
しをん/いいよ、気にしなくて。
GM/「き、気にしなくていいって……!」 おろおろ。
しをん/……じゃあ、演出で≪ニュクスの冠≫を使って直人を放心させます。
鴉華羽/直人、大丈夫だよ……絶対守るからね……。
GM/放心……というか眠らせるような描写にしよう。「守るからね」と言ってくれた鴉華羽に対して、「違……僕が……守……」 パタリ。
鴉華羽/……直人……。
小鳥/眠る直前まで、鴉華羽さんのことを気遣ってくれるんですね……。
しをん/……鴉華羽、絶対守ってやんなよ。

 一方その頃。
 エリと共に、先に教会に向かった燐音は……。


GM/教会に向かう間も、街中は化け物で溢れています。逃げるモブタコもいるけど、君達に襲い掛かって来る強いタコもいます。
燐音/まともに相手をしていると時間を取られるので、怯ませるだけ怯ませて放置します!
GM/教会に辿り着きました。教会の前には……無数の敵がウヨウヨと、君達を待っていたかのようにいる。流石にその光景を見たエリも「うっ」と言葉を詰まらせる。
燐音/な、なんじゃこりゃ……(笑) これは戦略的撤退を選ぶべきですかね。ここで戦ってもジリ貧になるだけですし……彼女達と合流してこれからのことを考えた方が良いでしょうか。
GM/「そうだな」
燐音/他の教会の支部と連絡がつけば、増援を要請することが出来ます。それにエリさんの組織とも連絡がつけば、まだマシな状況になる筈です。
GM/「ああ。……私の組織の本拠地に案内する! 今から案内しよう!」
燐音/はい! そのように彼女達にもメールします。
GM/エリがとある方向に歩き出し『とあるマップ』に向かおうとしたとき……。「待って」と女の子の声がします。
燐音/武器を構えたまま振り返る!
GM/そこに立っているのは、金髪ツインテールの小さな女の子。
しをん/……あっ……。
鴉華羽/……ロリだ……!
燐音/ロリ!? ……プレイヤーは知っているけど、PCは知らない。……貴方、誰?
GM/「この状況を快く思っていない者の一人。貴方達の敵ではないわ」
燐音/味方ではない? 警戒して訊きます。
GM/「貴方達が武器を振わないのなら敵にはならない」
燐音/……武器をウズマキにしまいます。貴方は教会の人? 秋津先輩の組織の人? それとも……?
GM/「どちらでもないわ。でもこの状況を良くしたいと思う気持ちはある。……貴方はこの最悪な世界をどうかしたいと思う?」
燐音/当たり前でしょう! こんな状況になってどうにかしたいと思えない人間なんて、人間じゃないわ!
GM/「……その声を聞きたかった」 彼女と話していると、教会に向かっていたしをん達がやって来ます。
鴉華羽/り、燐音先輩ー! 直人は無事でしたー!
しをん/燐音先輩も無事でしたか!? ……って。その子は、誰?
小鳥/他にも無事な子が居たんですか!?
燐音/……この子は、敵ではない。でも……。
GM/合流した全員に向かって、金髪ツインテールゴシックロリータの女の子は口を開きます。「貴方達は、先程の6つの力を制するほど力を持った強力な能力者」
しをん/さっきの闇タコ達を撃退したこと……?
GM/「その力を、最悪な世界を変えるために使ってくれると言うのなら……私は手を貸す」
しをん/……世界を変える? どういうこと?
鴉華羽/この状況を変えられるの!?
GM/「貴方達が魔法少女になったときに使った≪世界創造≫。それと同じような力を、私は使うことができる」
しをん/それを聞いてピクッとします。
小鳥/……貴方は、時間を巻き戻せるの?
GM/女の子はコクリと頷きます。
しをん/この世界を無かったことに出来るの!?
鴉華羽/じゃあ、今すぐ元に戻して! だって……こんな恐ろしい世界、ダメだよ……!
GM/「私に出来るのは時を戻すことだけ。状況を変えることができるのは貴方達次第。……でも先程の力を見る限り、貴方達なら変えられるかもしれない」
燐音/時間は巻き戻せるけど、巻き戻せるだけで……またこうなる可能性もある。でも防げるかもしれないの?
GM/「ええ。ただし、時を戻すには代償は必要なの」
燐音/クェでむが「代わりに魔法少女になれ」って言ったみたいに……?
しをん/代償って……対価って何を払えばいいの?
GM/「貴方達の自由でいいわ」
しをん/何を払ってもいいの?
小鳥/……そういえば、クェでむは?
GM/クェでむは、何故かここには登場しません。「ここで私の提案を断ってくれても結構。ただし、貴方達はこの後……教会の前にいる者達と戦うことになるわ」
燐音/教会の前にいっぱいいるアレと……。それは嫌だ!
しをん/あたしはその提案に乗る! 時間が巻き戻れば……お母さんやお父さんも帰ってくる。なら乗るよ!
燐音/私も断る気は無いわ。
鴉華羽/無いよ! 直人が危ないのはイヤだもん! このままで終わるなんて絶対ヤだ!
GM/3人は頷いたね。……一度、時間を戻したことがある小鳥はどうかな?
小鳥/……苦々しい顔をしている。けど、ここで選べる選択肢は一つしかない。貴方のことを……信用してもいいの?
GM/「貴方が信用してくれたなら、それ以上の力を貸すわ」
小鳥/……みんなが乗って私一人が乗らない理由が無い。私もみんなと一緒に貴方を信じることにします。エリお姉様は?
GM/エリも頷きますよ。ロリは全員の目を確かめます。
鴉華羽/迷わないよ!
燐音/迷わないというより、迷えないかな。
しをん/断らない。……燐音先輩と話した「日常を大事にする者は異端にならない」っていう話を思い出します。あたしは、日常を守るために貴方の手を取ることを選ぶ!
GM/「ありがとう。どうか貴方達の人生と、貴方達の大切な人達の人生を守ってあげて」 ロリは、代表者として……令呪のマスターである鴉華羽に手を差し伸べる。
鴉華羽/迷わず手を取る! 直人のために……!
GM/鴉華羽が大切な人の名を叫びながら手を取る。すると、世界が真っ白くなり……真っ黒くなる。そして時間が巻き戻り始める。……その前に、あるシーンを演出しよう。

 ――12月24日。
 教会にて。高坂が使い魔の報告を聞き、叫んだ。

「何なんだ、あいつら……! 一体どうしたんだ!? 人々を襲っているぞ!」

 爆発音が響き、混乱するクリスマスの街並み。次から次へとやってくる、被害状況の報告。
 高坂の元に教会のエージェント達が集まった。その一人……アイザックが、苦々しく高坂に状況を報告する。

「……草壁巡一郎と、アンドゥ=ファナが倒れたらしい」

 同じく、アイザックの隣で……軽い調子ながらも悔しそうに、ルカが報告をする。

「三好みなみと鏡原恭介もやられたって。一緒に居た多中灯也もおそらく。……しぶとく生き残ってるかもしれないけど、多分ユズルンも……」


燐音/う、うわ……全員やられたんだ!?
しをん/わー!? そんなー!?

 仲間がピンチになったという話を聞いて、彼らと親しくしていた者達は居ても経ってもいられず教会を飛び出して行った……かもしれない。
 しかしここに残った者達が冷静でいられたという訳ではない。高坂はこの一大事に焦りながら、皆に叫ぶ。

「あいつら……相当強いぞ。おそらく奴らは遅かれ早かれ教会には来る! エージェント達を集めるんだ。みんなの力を合わせれば……そうでもしないと勝てない!」

 これは、とある12月24日の光景。
 それは一体、いつの12月24日だったのか。それは4人が知る由も無い。おそらく別の世界の話――。


GM/PC1のしをんちゃん。君は、チュンチュンというスズメの声で目を覚まします。
しをん/……はい。
GM/鴉華羽がとある少女の手を取ったのを覚えている。でも今、君は自宅のベッドの上に居る。
しをん/……むくっと体を起こします。あのことは覚えていますか?
GM/うん。全員、あの日のことを覚えています。今の時刻は、鴉華羽ちゃんがチャリアカーで起こしにきてくれていた時間。寝ていた近くにはソウルジェムがある。
しをん/ソウルジェム……。クリーム色で、光に透かすと薄い金色に輝きます。
GM/朝日に照らされキラキラと光る宝石。これが何なのか、君は全部覚えている。
しをん/魔法少女になって……あの惨劇を……。一つ一つ思い出すようにします。
GM/お母さんの声がします。「しをんー! そろそろ鴉華羽ちゃんが来るわよー!」
しをん/そのお母さんの声を聞いて……言葉が詰まる。一気に緊張が解けたように、強張っていた顔が崩れて……顔を伏せています。
GM/「どうしたでむか?」
しをん/…………。
GM/「泣いてるでむ」
しをん/……泣いてない。
GM/「泣いてないでむ?」
しをん/……涙を堪えています。
GM/ベッドの上には、白くてふかふかした生き物が居ます。
しをん/……ぽかっ。
GM/「痛いでむ」
しをん/クェでむの上に枕を置く! ……今から着替えるから。
GM/「そうだったでむ。朝のレディを気遣うでむよー」と、能天気な声。……カレンダーを見ると、今日は12月8日。それは確か……鴉華羽が「魔法少女になったよ」とメールをくれた日だ。
しをん/……もう何を言っていいか判らないよ。頭の中も混乱しているけど……やるべきことはハッキリ覚えている。身支度を整えます。……GM、ループの代償の演出をしていいですか?
GM/どうぞ。
しをん/『ライフパス:重要キーワード』の『中毒者』を、砂糖菓子から煙草に変更します。
小鳥/えっ。
しをん/日常を守るために、敢えて日常から離れる象徴ような……煙草に変更します。
GM/ああ、確かに君にとって思いっきりマイナスだね。OKです。
しをん/いつもの宝箱に煙草の箱を入れて……学校に向かいます。
GM/煙草を手にし、君は……行くようになった学校に向かう。自分の部屋の扉を開ける。そして……。


 ANOTHER WORLD
  「 VICTIM GIRL 」

 Fifth Loop 『 ...The wrong dream... 』





GM/これにて『ビクティムガール』第1ループ、終わりに致します。お疲れ様でした!
一同/お疲れ様でしたー!
GM/今回の『AW』キャンペーンでは、記憶を継続してプレイすることができます。イベントキーが消失されることはありません。日付は、全員が魔法少女になった翌日からスタートです。そしてキャラクターレベルが4から8に上がります。
小鳥/この惨劇を全部見て、覚えているんですね……。
燐音/こんだけやったら……レベル4なんてチョロイわ(笑) 覚えているってちょっとキツイよね。
GM/同じ『AW』の長編キャンペーンの『ドロリア』では1レベルずつアップしてましたが、あちらのPCの航達は全員記憶リセットでしたからね。では、『ループの代償』の説明をします。
しをん/はい。
GM/ループを経験するごとに、『【能力基本値】をマイナス3』か『現在取得している特技を2つ消去』してもらいます。
鴉華羽/ふむ。
GM/ですが、クライマックスフェイズのラスト戦闘に勝利した君達はロリからの特典ということで『【能力基本値】をマイナス1』のペナルティに留まれます。ロリが勝利した君達を見て「こんなに強いならきっと助けたら世界を変えてくれる!」って期待してくれたんでしょうね。
燐音/やった! 勝って良かったー!
鴉華羽/ロリ、ありがとうございまーす!(笑) うう、どれを削ろうかな……?
しをん/あたしは煙草中毒に戻ったから……【体力基本値】を1点減少するのがいいのかな?
GM/自由でいいよ、それに対応したキャラロールをしてください。
燐音/GM、質問です。……今回戦った敵データって、『あいつら』ですか?
GM/ええ、『あいつら』です。
しをん/ですよね! 歴代『AW』リプレイシリーズのPC1ですよね! 途中で気付いたぞ!(笑)
GM/その通りですよ。(バラッと、6枚分のキャラクターシートを見せる) 今までのリプレイに出演してくれたPC1のデータをお借りしました。きっとPC1の皆さんは今頃違うシナリオで、凄くカッコイイ活躍をなさっていたと思います。次回、『裏で活躍する彼らの様子』をまた……。
小鳥/あれ……みなみもいたの!?
しをん/みなみちゃんもいましたよ! ≪殺法:重圧≫を使ってくる敵がいたじゃないですか!
GM/君達4人の行動が、この街に住む多くの人に関わっていくのです。その代表が彼ら6人ということで……。ちなみに、エンゲージを1人離れて最後まで生き残ったのはユズルンのデータですね。
燐音/柚弦かー!? そうだね、お前も≪失われた日々≫持ってたね!(笑) そっか、一番強いボスってキャラクターレベル8の恭介くんだったんだ……。敵に回ると判るけどさ、[狩人]怖いね!
鴉華羽/まさか、倒せるとは思えませんでした……強かったし死ぬかと思った! 毒が怖いー!(笑)
燐音/「生きてて良かった公文式」だよ!(笑)
小鳥/なんだかんだ、全員生還しましたね。途中まで全滅も覚悟してました。
鴉華羽/……あたし達、彼らや両親達が化け物になった姿を倒したんだよね? 最初のうちは攻撃するの、ためらったんだよ……。
しをん/だって、異端が両親を食ったら……倒すしかないよ。
GM/うーん、まだ彼らの正体は判らないよー? それでは、次回をお楽しみにねー。




第2ループへ続く