アナザーワールドSRS・リプレイ・DROWNING/phantasmagoria
■ 第8ループ4話 『 NEO 4 』 7ページ ■
2010年8月10日




 ●ミドルフェイズ2/February 7th Scene 2

GM/先に教会へ行く組、航&亜紀&アサシンのシーンをしましょう。学生服3人組が教会に向かいます。
航/1人偽物が紛れているけど(笑) 教会へ資料検索に行きます。
亜紀/ちょっと資料検索させてくださーい。
GM/では、青森さんが現れます。(青森になって)「いよぉ! 調べ物に来たのか、働き者だなー」
亜紀/青森さん、こんにちはー。……あれ、ミスターBさんは?
GM/「あいつ、1人で仕事しに行きやがったよ」
亜紀/小声で言います。あ、あの……アヴェンジャーは単独で行動しているサーヴァントを狙っているそうですよ。大丈夫ですかね?
GM/「えー? あいつなら大丈夫だろー」
亜紀/そ、そうですね。でも青森さん、気を付けてくださいね……。
GM/「俺は平気だって。俺に『オネガイオジサマ、調べて〜!』って言ってきた可愛い親戚の為に一仕事してくるわー」
航/……今頃、盟ちゃんは鳥肌を立てていることだろう(笑)
GM/「渚さんの息子も頑張るんだぞー!」
航/後ろでたくあんをおもむろにムニムニしてたところをハッ!(笑) ……た、たく子ちゃんをありがとうございます!
GM/(ガラッと真面目な声に変わって)「……お前に話しておかなきゃいけないことがあったんだ」
航/はい? な、なんですか。
GM/たくあん新作が3月に発売するんだぜ
航/ま、マジでぇ!?(笑)
GM/「ああ。だからループしないで3月になるといいな!
亜紀/重みがある台詞だー!(笑)
航/くだらねぇー!(一同笑) ……教会の書物庫へ行きます(笑)
GM/では、亜紀は何度も来た書物庫へ行きます。そこには膨大な量の事件の記録、異端や神秘の書物、警察から送られてきた資料があります。
航/何を調べようか……。とりあえず『アヴェンジャーについて』と、『しらたまについて』かな。
亜紀/まずは、アヴェンジャーについて調べてみようか。
GM/『アヴェンジャーについて』を調べるなら、【理知】か【幸運】判定で、難易度は10、13、15、18以上で判ります。
航/18以上はクリティカル狙いでいかないと駄目だな……≪戦士の勘≫で【体力】で調べます!(ころころ)10です。
亜紀/(ころころ)11だな。……振り直していい?
航/うん。亜紀に≪悔改めよ≫
亜紀/(ころころ)ええっ、ファンブルが出た!? こんなところで出なくても……。
航/いや、まだ≪逆転運命≫がある! 亜紀、頑張って! ついでに≪叱咤激励≫も使うよ!
亜紀/(ころころ)13になった。これで1段階は情報レベルが上がったな……。
GM/達成値13で『アヴェンジャーについて』を読みます。以下のことが判明します。

@『アヴェンジャー』とは、聖杯戦争における『第8のサーヴァント』と呼ばれる特殊クラスである。
A聖杯戦争では基本的に7体のクラスが召喚されるが、極めてで稀なケースで8体目が召喚される。


GM/8体目が出てしまう理由は、スライディング召喚です。「先着7名様のところを、同着なんで7番目をお2人にあげます」って感じ。
航/や、優しい……(笑)
GM/ま、特例なんで深い意味は無いよ。無限に近い人の魂からたった7人を引き当てること自体も特例だしね。

Bアヴェンジャーの意味は、『復讐者』。リベンジ戦を求める者達を差す。傾向的には、反英雄(悪名により有名になった英霊)が召喚されることが多い。

航/英霊はみんな良い人っぽいのに……ナグイェブだけ率直だよなぁ。
GM/人を害することで伝説を作り出した英雄達なので、戦闘能力が高いそうです。万能戦士のセイバーと同じぐらい聖杯に近い者と言われているらしいね。
盟/……セイバーを手下にしている今のアヴェンジャーは、より強いよね。
航/……セイバーとアヴェンジャーも召喚してる黒須って、強いよね。
相馬/そして、神様レベルのライダーも召喚してるんだよ。
盟/それってチートって言うんだよ!?(笑)
航/ラスボスがチートなのは当たり前だよね!(笑)

C聖杯戦争の優勝記録を見る限り、アヴェンジャーが優勝したときに世界的大災害が必ず起きている。

GM/200年前、先代アヴェンジャーが召喚された聖杯戦争では、噴火が起きたそうです。
亜紀/なんだってぇ!?(笑)
GM/先々代のときもそうっぽいです。その前もです。
亜紀/こ、これって……今回もアヴェンジャーが優勝したら、日本沈没になる可能性が高いってこと!?
航/ど、どうなんだろ……でも反英雄が願うことってなんか怖そうだよね。……気を取り直して、次は『しらたまについて』を調べてみようか。
GM/『しらたまについて』を調べるなら、【理知】判定で難易度は12、15、18以上です。
亜紀/(ころころ)よし、12で成功だ。
GM/……流石に『しらたま』なんて項目は調べても出てこないので、なんとなーく「これって重要なんじゃないか?」と思われる資料を見付けた、という演出にします。

@人物的特徴は無く『姿形の無いもの』は、英霊伝説の中でも特に高位存在である。

航/……高位存在?
GM/例えば、普通人間には『武蔵坊弁慶は大柄』という身体的特徴や、『ジャック・ザ・リッパーは知的』という精神的特徴が人間にはあります。伝説があればもっと判りやすいです。
亜紀/うん……歴史上の人物だったらより具体的に判りますよね。
GM/フィクションであるホワイトラビットですら『ウサギである』という外見情報があります。でも、概念と上位存在にはありません。形がありませんから。敢えて姿を現すとしたら、それは『念の具現化』を行なっているということ。そんなことをするのは神様ぐらいです。

 『念の具現化と神様』についての詳細は、『第4ループ』で語られていますのでそちらを参照してください。

GM/……そこで、君達はあることを発見します。「この記述がされてる本に、めちゃくちゃ調べたあとがある」ことに。
亜紀/調べたあと?
航/ドックイヤーがあるとか?
GM/うん。しらたまについて調べた書物の殆どに折り目があったり、鉛筆痕があったり、指紋がベタベタ付いていたりする。最近この記述を調べた人がいると判ります。……では【幸運】判定、難易度6。
航/6ならいけるよ。(ころころ)14で成功です。
GM/航は……黒く長い毛……それが本に挟まっているのを発見する。
航/びよーん。……誰の毛?
亜紀/……髪が長くなったって、まさか黒須先生?
GM/いや、黒須よりずっと長いね。
亜紀/なんだって? 黒い長髪の人……居たっけ、そんな人? この長い髪の人がしらたまを調べて召喚したとか?
航/まだ判らない……。そうだ、金髪の男に関して調べたいな。今回の参加者名簿とかないのかな?
GM/……【幸運】判定、難易度8。
航/(ころころ)13で成功です。
GM/聖杯戦争の参加者の動向、戦闘行為などは全て監督官に報告されています。そのようなデータは監督官が管理していると思いつきます。
亜紀/黒須さんの部屋に忍び込んでみる?
航/……行ってみようか! でもって10年前と同じように教会に忍び込んで「テメェのせいで俺の計画が! このガキむかつく!」って顔される!(笑) 気合入れて先生の部屋に忍び込むぞー!
GM/では、黒須に見付からないように忍び込む判定をします。まさか黒須は「誰かが部屋に忍び込んでくる」とは思っていないので、≪幻想式≫などの達成値上昇特技は使用しません。(ころころ)【知覚】で11が出たので、12以上で侵入ができます。
航/(ころころ)よっしゃ、【体力】でクリティカル! 小さい頃からコソコソ行き慣れてるからなー!(笑)
亜紀/勝手知ったるなんとやら! こっちの抜け道からコソコソー!(笑)
GM/……では、黒須の部屋に無事入ります。黒須は気付いていないようです。
亜紀/よし、今のうちだー! 書類や机をゴソゴソガサガサ! 今回の参加者リストがないかなー?
GM/捜索判定をしてください。……あ、一応言っておくけど、ファンブルが出たら黒須が現れるからね。
亜紀/ドキドキ!(ころころ)13です。
GM/では、亜紀は……参加者について記してある書類を見付けます。エージェントや使い魔の報告をまとめた書類みたいだよ。
亜紀/あったー!
GM/一応報告まとめだけど、過去のループの記憶から「報告されてないけど確定情報」も書きこまれているよ。黒須は几帳面なのでしっかりしたデータが出来上がっています。
航/じゃあ、『青森さんがマスター』ってことも判っちゃいますね。……わあ、あのたくあんをくれた人、参加者だったんだ……。
GM/そうだね。今年の聖杯戦争だけど100年間分のデータとして≪越境の書≫になっています。そこには主従の組み合わせが書かれている。

 『青森恐一&ランサー』。
 『藤原幸正&バーサーカー』。
 『八木沼盟&キャスター』。
 そして、新しく書き足されたかのように……『秤谷航&アサシン』。


航/う、俺のことも知られてる……ってアレ? ライダーのマスターの名前だけが書かれてないぞ、おかしいなぁ?(笑)
GM/そして、随分古い記述の方を見ると……こんなものも発見できる。

 『安藤国見(あんどう・くにみ)&セイバー』。

亜紀/セイバー……ってことは、ジークを召喚したマスターの名前?
航/……ねえ、亜紀。この安藤さんって、亜紀が鉢合わせしちゃったっていう怪死事件の被害者じゃないか?
亜紀/う、うん。こんな名前で報道されてたよ……。

 『ナターシャ=スカラニコフ&アサシン』。
 『ファ=レイクン&アーチャー』。


亜紀/もしかして、アサシンを召喚したマスターと……。
航/……アーチャーを召喚したマスターか。
GM/安藤、ナターシャ、ファの名前の上にはバツ印がされている。そのバッテンの法則はもう判るね、死んだ人だってことだ。……では、次に見付けた書類には、死亡した人達の様子を写した写真がある。アパートの人達の写真や、安藤さん達の写真もあるよ。
航/写真の中に、金髪の男は?
GM/見当たらないね。……それとは別に【幸運】判定、難易度10。
亜紀/(ころころ)よし、12で成功。
GM/亜紀くんは思った。「……ファ・レイクンって女性は長い黒髪の綺麗な人なんだな」。
亜紀/えっ。……まさかこの人が、しらたまを調べていた……のかな?
相馬/……アーチャーはこのマスターを『危険人物だった』と言っていたが……まさか、しらたまを召喚したのはこいつか?
航/……今は、聖杯戦争の参加者名簿を探す判定だったけど、『この部屋に怪しいものはないか』の判定をしてもいいですか?
GM/うん、部屋の捜索も可能です。【体力】か【理知】か【幸運】で判定をしてみてください。
亜紀/(ころころ)【理知】で11です。
航/(ころころ)【体力】で9です。
GM/亜紀くんは引き続き【理知】で資料検索をします。……黒須さんは10年前からこの教会に居るからか、色んなことを調べているな。なんと『10年前の聖杯戦争について』の資料が出てきたよ!
亜紀/わあ、凄いのが出た!
GM/ふむふむ、なんだって? 10年前に召喚された英霊は『沖田総司』と『九尾の狐』と『オペラ座の怪人』……?
相馬/……ぶっ!(笑)
盟/ぶふぅっ!(笑)
航/す、凄いなぁ、層々たるメンバーじゃないか……!(笑)

 どうしてプレイヤー達がここで吹いたのか。
 詳しくは、まだナイショ。ただ……
『ドロリア/Zero』なる計画が進行中……とだけ記載しておこう。

亜紀/み、見て見て航! 10年前の聖杯戦争の英霊達ってさー……(笑)
GM/『エンキドゥ』。
亜紀/え。
航/あっ、エルと同じ名前だ。外国の人が参加者に居たんだね。……サラっと言っておきます。
GM/その書類をよく見ると、『黒須柊&セイバー』と『秤谷航&キャスター』の字が発見できるよ。他にも『八木沼藍&バーサーカー』……盟ちゃんのお母さんの名前もあるね。
亜紀/……え……。
航/……ぺらっとページを戻します! は、『秤谷航&キャスター』……?
亜紀/航が……マスター? ま、まっさかぁ! だって10年前だと6歳だよ、そんなまさかー!
航/はは……そうだよね。でも、同じ名前の人って見た事ないよ……。それより『黒須先生が優勝者』って記述の方が驚きだよね!?(笑)
亜紀/黒須さん、何を叶えたんだろ……本人に訊いても教えてくれないと思うけど。
GM/航が【体力】で達成値9なんだっけ? ……では航は部屋をガチャガチャ調べていると、本棚が怪しいことに気付く。お、この本棚はちゃんとした動かし方をすれば移動できるぞ!
航/わあ、地下に続く階段……動く本棚って実在するんだね!?(笑)
亜紀/前回の優勝者が残した地下に続く階段……怪しい!(笑) ご、拷問部屋だったらどうする!?
航/キャーって叫んで逃げよう!(笑)
亜紀/じゃあ……懐中電灯を片手に、カツーンカツーンと下りて行きます……。
GM/地下にやって来ました。部屋はいくつかに分かれています。資料庫的な倉庫、宝物庫、魔方陣が描かれている部屋など……。
亜紀/ど、どれも怪しい……!
航/宝物庫って、『第5ループ』で盟ちゃんが黒須に連れて来られた場所……『通称:オタク部屋』だよね?(笑)
盟/『別名:聖杯ルーム』だね。黒須にとっては『宝物庫』だろうけど!(笑)
GM/では亜紀。魔方陣に対して【理知】してみて。ファンブラなきゃ成功だよ。
亜紀/航がいるからファンブっても大丈夫!(ころころ)成功です。
GM/……この魔方陣は召喚式だということが判ったよ。しかも、何回も使われた形跡のある。バラしてしまうと、ここでエンキドゥとハーデスとナグイェブを召喚したのであろう。
亜紀/魔方陣にいくつか足したあとがある……。黒須さんが何度もここを使っていたのかな。
GM/しかも興奮剤的なお香の匂いがこびり付いていてるし、あんまり埃も無い。つまり、最近ここを使ったようだね。きっとここで達成値を上げるアイテムでも使って英霊を召喚したんじゃないかな。……ねえ、盟ちゃん?
相馬/……あ、そうか。
盟/……え? あ、ああっ、あの魔導書ぉ!? あれってお古なのか!?(笑)
航/黒須先生が召喚するとなると……さっきの参加者名簿にいなかったライダーが妥当じゃないかな。
亜紀/それに、もう1体英霊を召喚するとしたら……。
航/……盟ちゃんは、「黒須先生がアヴェンジャーと関係がある」って言ってた……それってつまり。
亜紀/アヴェンジャーも、召喚した……?
航/10年前の優勝したのにまた2体も召喚したなんて……そんなにもしたいことって何なんだろう?
亜紀/……宝物庫の方に行ってみます。調べてみますが、何か出てきますか?
GM/聖杯に関する記述や、聖杯縁のアイテムがいっぱい出てくるよ。聖杯の絵も発見できるね。
航/この部屋を見る限り、黒須先生は聖杯に執着してる……ように見えるな。
亜紀/先生って聖杯のマニアだったんだね……(笑)
航/そんなに聖杯に執着している人が、聖杯に近いものであるアヴェンジャーを召喚って、なんとなく納得だよね。
GM/では、聖杯についての記述を少し読んでみると……どうやら聖杯、『願いの具現化』は『金髪碧眼の美しい人』らしいと古今東西色んな書物に書かれています。
航/金髪碧眼……アヴェンジャーと仲間かもしれない男性と同じ……。
亜紀/でも、絵に描かれているのは女性ですよね? 男性は違う……別のもの……。
GM/……そーっと書物を本棚に戻して、そーっと帰還します。
亜紀/全部隠蔽し終えて、君達は黒須の部屋から去ります。時刻はまだ夕方頃、子供達が帰る時間で黒須先生は忙しいのか侵入者の存在に気付くことなく、君達はその場を去ることが出来たのでした……。


 ●ミドルフェイズ3/February 7th Scene 3

GM/では、相馬さんと盟ちゃんのシーンにいきましょう。君達2人は、アーチャーとキャスターを連れて池へとやって来ました。
盟/とりあえず痕跡を探してみようか。≪霊的神経≫を使用して、今この場に残っているものがないか再度見てみます。(ころころ)【意志】で17。
GM/出目が高いな。……残り香が超するね。空気が淀んでいるし、悪い空気が……ある方向からしている。
盟/……どっちから?
GM/公園からだ。池は公園の隣だからよく判る。ここが昨晩の現場だから残っているんじゃなくて、あっちが強いから隣のここまで漂ってきている……そんな感じがする。
相馬/……行ってみるか。
盟/うん。こっちだよ、ついて来て。
GM/盟ちゃんに先導されて進むと、そこは小道です。……相馬さんがバスケットを貰ったベンチがある場所、盟ちゃんが情報収集に以前やって来た場所だね。
盟/どっちにしろ、金髪男とアヴェンジャーが居た所か。やっぱりこの辺が根城なのかな。
GM/では、【意志】で判定してください。
盟/(ころころ)18です。
GM/達成値18の盟ちゃんは……悪しきオーラを漂っていくと、公園内、小道を行くと小さな古墳があることに気付く。
盟/古墳……?
GM/公園の桜が並んでいる大通りではない、少し目立たないところに、1メートルぐらいの石が積まれているだけの『古墳ぽいもの』があるんです。一応重要な文化財っぽいけど、一見石が積んであるだけにしか見えないぐらい目立たない造りだ。……そこから、淀んだものが発している。
盟/変な気配がする……こんな所から?
GM/その気配を盟ちゃんに言われて相馬さんも見ると、感じたことがある気がするね。
相馬/これはもしや、アヴェンジャーに取っ捕まったときに感じたものと同じ? あの気持ち悪い空間の入り口か!
盟/ビンゴ。ここが本拠地みたいだね。……でも、この人数で奇襲をかけるのは危ないよね。それでも行く?
相馬/アーチャーとキャスターがいるとはいえ……増援を待つ方が賢くはあるな。早乙女と秤谷も調査の最中じゃ、あいつらを待っても良いのではないか。
盟/そうだね。なんせあっちは最強のサーヴァント・セイバーを連れているんだし……。
相馬/ここは一時撤退し、集合した方が……。
GM/ではそこで、「何かに感付くか」の【知覚】判定をお願いします。
盟/(ころころ)15です。
相馬/(ころころ)8です。……くっ、8では『簡単な判定』にも成功できない(笑)
盟/それなら≪幻想式≫を相馬さんに使うよ、ここで大事なカードを切られたくはない!
相馬/すまぬ、それなら達成値が14になる!
GM/アーチャーとキャスターも判定成功したことにします。……君達4人は気付く。こちらに、誰かが近付いて来るのを。
相馬/ややや?
GM/小道に人が通ることがあっても、古墳にわざわざ来る人はまずいません。つまり意識してここへ歩いて来てるということだろう。
盟/意識的に僕達の元に近付いて来る何がいるってこと? ……隠れよう!
相馬/【体力】で隠れよう。(ころころ)13です。
盟/(ころころ)出目がいい、14で隠れます。
GM/では、そちら4人に気付くかの判定をします。(ころころ)……出目が1・2だったので、失敗です。
盟/やった。4人で隠れます。
GM/4人は隠れます。……そんな君達の前を、ミスターBが通り過ぎます。
盟/……ええっ!?
GM/彼は気付かず、古墳に近付いて行きます。
亜紀/え、ええっ? な、なんか悪い予感が……びしびしと……(笑)
相馬/……アヴェンジャーの本拠地に行こうとしてるのか? と、止めるか?
盟/でも、今現時点で盟も相馬も弁慶さんと接触は無いよ……?
相馬/そ、そうだった! じゃあ……「あやつは誰じゃ」と首を傾げるしかないな。
盟/僕も「多分教会の人じゃないかな」って思うしかないや……でも、青森と一緒に居たのを見たような気がする。
相馬/……どっちにしろ、今のワシらに奴を止める理由が無い。
盟/そのまま行かせちゃうよね……ここは見送るしかないのか……?
相馬/しかし、奴が古墳に行って何をするかを見れば、我々が古墳の前でどうすればいいかが判るかもしれんぞ。
航/ねえ、誰も言わないから先に言うよ?
盟/……何?
航/…………『触手×弁慶さん』。

 (一同爆笑)。

航/お前ら全員考えてたんだろぉ!? なら言えよ! なんでみんな言わないんだよ!?(笑)
相馬/いや、一瞬は考えたけど! 今言うべきかと悩んで言わなかったんだよ!(笑)
盟/中の人的には欲望に忠実になればこのまま見送るよ!(笑) でも、亜紀くんと弁慶さんの幸せを考えると……! 亜紀くん、『触手×弁慶さん』でもいいのっ!?(笑)
亜紀/え、えーと。
相馬/ナグイェブの肉触手に弁慶さんがらめぇされちゃうんだぞ! それでもいいのかっ!?(笑)
盟/「いやーんらめぇー!」なことを延々とされる弁慶さん! それでもいいのっ!?
航/こんだけデレてもらえるまで頑張ってたのに最後の最後で触手に持っていかれるって最悪だぞ!(すごく綺麗な笑顔を浮かべながら)最悪だぞぉ!

 このときの航、相馬、盟の中の人達のとても綺麗な笑顔がリプレイでは再現できないのが大変残念です。
 こういう顔→(*´д`*)ハァハァ


GM/で、盟ちゃん達どうするの? 行かせるの?
相馬盟/『触手×弁慶さん』でお願いします!(一同爆笑)

 GMの質問に答えてません。

亜紀/って、まだ触手が出るとは決まってませんよ!? でしょう!?(笑)
航/そうだね、もしかしたら「まだ私はここに来るべきではありませんでしたね……」とクールに言って去って行くだけのカッコイイ弁慶さんかもしれないよ。……ってみんな今不満そうな顔したねぇ!?(一同爆笑)

 こういう顔→('A`)

GM/では、見送ることで最終決定にしましょう(笑) ……スーツの男性は古墳に近付いて行き、石に手を当てます。すると途端に、彼の身体はまるで時空鞘に取り込まれるように消えていく。「本拠地にはあんな風に入れるんだ」と判ります。
盟/ナグイェブ、カメラ無いのぉ!?(一同爆笑)
GM/詳細を求めるなら中に入れ。
盟/見たい! 入りたい! すっごく内部に入りたいー!
航/判ったか、ジークが触手にらめぇされていると判ったときの私の気持ちが!(笑)
盟/凄く判った! でもさ、ジークのときはちょろっとシーンがあったじゃん!? あれで補完できたけど、ここで何にも無いなんてそんなの酷過ぎるー! プレイヤーは凄く入りたいけど盟ちゃんはメチャメチャ怪しい顔して動いてくれない! なんでぇー!?(一同笑) 
GM/……そんなことを見ている盟ちゃん。携帯電話が鳴ります。
盟/がちゃっ!
GM/青森だよ。「いよぉ!」
盟/何しに来た。
GM/お前が情報収集しろって言ったんだろぉ!?」(一同笑)
盟/……いや、それよりさ、今、お前の相方が変な所に入って行ったけど大丈夫なの?
GM/「相方って何だよぉ」
盟/幽霊騒ぎのとき、学校でお前と一緒に居た人だよ。眼鏡掛けてて目が細くて大柄で、GMがキャラロールしやすそうな人。
GM/「アイツが何だってー?」
盟/アヴェンジャーの本拠地っぽい場所に、1人で乗りこんで行ったよ。
GM/一瞬息を詰まり、絞り出すかのような声で)「……なんだよ、それ……」
盟/……青森?
GM/「え、あ……ああ。そ、それよりも情報だよ!」と焦りながらも話します。では、ちゃんと青森さんが調べてくることができるか、どれくらいの情報を持ってくることができたかの判定をお願いします。
盟/(ころころ)あ……ファンブルだ。
航/わあ、それは良い出目だ……動揺して全部素っ飛んじゃったんだね。
GM/うん、良い出目だな(笑) どっちにしろファンブルじゃ情報収集失敗だね……。色々と調べてきたのは事実らしいけど、弁慶が1人で変な行動をしてると知って取り乱してしまったようです。とりあえず亜紀くんが調べていた初歩的な情報しか聞き出すことはできせん。
盟/そっか。……ねえ、あの人は相方なんでしょ? 早く公園に来たら?
GM/「あ、ああ……。まずはこっちから連絡つくかどうかやってみるわ。流石に居なくなられるとこれからの教会の任務が困るもんなー、あはは」
盟/あの人、青森のサーヴァントでしょ?
GM/「……。判るようなこと、俺、したか?」
盟/だって、こんな状況で古墳に吸い込まれた。サーヴァント以外ありえないでしょ。……それと、今のはカマかけてみただけ。ありがと。
GM/「うっ」
相馬/う、うわぁ……(笑)
航/め、盟ちゃん、カッコイイ……!(笑)
GM/……いつもなら電話を切るぞと言っても5分はダベる青森さんも、すぐに電話を切る。おそらく相方さんに電話をするつもりなんだろう。電話を切られた盟ちゃん、どうする?
盟/……亜紀達を呼ぼうか。僕達も行った方が良いだろうし。電話をして『MAP:古墳』が出現したことを伝えます。
航/「男性が消えた」って亜紀くんに伝えたら、血相変えてそっちに行くと思うよ(笑)
盟/じゃあ伝えます(笑) 特徴は、大柄で目の細い……青森とよく一緒に居た人。
亜紀/なんだってぇ!? べ、べべべ、弁慶さん!? 超特急でダッシュしてそっち行くよー!
GM/亜紀が公園にダッシュする、それを追う航さん。……そんな航さんにメール受信だ。
航/え、誰から?
GM/祐希から。
航/ええっ、今度は何!?
GM/『今、帰ってきてくれる?』
航/ピタっと止まります。
亜紀/わ、航? 何してるの、先行っちゃうよ?
航/……ごめん、先に行ってて!
亜紀/わ、判った! 公園にダーッシュ!
航/祐希に電話します! もしもし! 祐希、どうしたの!?
GM/(電話先の祐希になって)「あ、航……? ぐすっ」
航/な、泣いてる!? どうしたんだよ、怖い人でも来たの!?
GM/「ううん、それは大丈夫だけど……。ねえ、航」
航/な、何っ!?
GM/「……エルと喧嘩しちゃダメだよ」
航/……はあっ? むう、いきなりなんだよ……。
GM/「エルと喧嘩したんだよね」
航/だって。
GM/「だってとかでもとか言わないで」
航/……でも! エルはいっつも俺の為だ俺の為だって言って……ホントのエルの言葉を言ってくれないんだ!
GM/「それが、航のことを思って言ってくれてたとしても?」
航/そんなこと判ってるよ! 判ってるし、大好きだし、いつも力になりたいと思って10年間過ごしてきたよ! ……祐希相手だから、お母さんに言うようにダダこねます。
GM/「……そう……」
航/……今の、グチャグチャで中途半端な俺じゃ全然エルに報いることなんて出来ないから……俺は強いんだよって証明しないと!
GM/「エルはね、我慢しているんだよ」
航/……何を?
GM/「……エルって、元々は乱暴者だって知ってた?」
航/はあ? 嘘だ。あんな蝶々を「ふわぁ〜、待ってぇ〜」って追っかけるような人が?(笑)
GM/「エルはね、自分が乱暴だって知ってるから嫌われないように自分を抑えているんだよ。今日だって一日中抑えている。でも……あいつの手、取ろうとしている」
航/……あ、あいつって何!?
GM/「……ぼ、僕は、そんな悩んでいるエルが暴走しないように見張っているよ。でも、エルの暴走を止められるのは……航しかいないから。えっと……いきなり説教してごめんね……」
航/……。ううん。ありがとう。(プレイヤー達に向き直って)……あの、ごめんなさい、櫻庭邸に戻っていいですか?
相馬/うん、ここは戻るべきだよ。
亜紀/このままでいくと、エルが暴走しちゃうよ。和解するといいよ。
盟/頑張れ、航。
航/……うん。……祐希、今から櫻庭邸に行くから。何が起きてるか判らないけど、エルが変なことを考えているなら、引っ叩いてでも止めて。
GM/「……判った。引っ叩いて止めておく」
盟/祐希の本気って無表情ぽくて怖いよね!?(笑)
GM/では、航は櫻庭邸に行くことになりました。ちなみに、アサシンはどうする?
航/……ぐいって裾を引っ張ります。
GM/アサシンになって)「行くぜー! ワタルを小脇に抱えて飛んで行くぜぇー!」(笑)


 ●ミドルフェイズ4/February 7th Scene 4

GM/では、先に相馬、盟、亜紀の3人が合流するシーンをやります。……公園まで走って来た亜紀くん。それを迎える盟ちゃん達、どうしますか?
盟/中入ろうよ。
相馬/早速それかい!(笑) ……おぬし、キャスターを連れて行くんじゃな?
盟/全力でかからないとやられるよ。そっちこそ準備は良いの?
相馬/……せめて、藤原に連絡しておきたい。
盟/ちょっと、後ろであちゃあちゃ言ってるだけのアーチャー! 藤原に連絡できないの?
GM/(アーチャーになって)「オレのケータイにまだあの人の番号、登録してないんだよねー」
航/ケータイ持ってるんだ!?(笑) ……相馬さんは?
相馬/ワシは持ってないわ!(笑) ……ではすまぬ、アーチャー。藤原の元へ行ってはくれんかの。
GM/「ん、いいの?」
相馬/うむ。
GM/「オレがいなくてもいいの?」
亜紀/……アーチャー、カッコイイ(笑)
相馬/ワシらとて、それほどヤワではないわ。ただ、苦戦するとは思う。その為にも手助けを頼みたいんじゃ。
GM/「……判った。すぐに連れて来るよ。オレの足なら数分で済むよ!」
相馬/もしかしたらおぬしが1人で行くとき狙われるかもしれんし、藤原が狙われているかもしれん。気を付けてくれ。
GM/「まどろっこしいコト言ってないで、ハッキリと『行け!』って言っちゃいなよ。そういう強気なお父ちゃんの方がオレは好きだよ」
相馬/……うむ、そうか。では、ワシらは先を行く。おぬしはこれから藤原をここに連れて来てくれ!
GM/「御意!」とふざけた敬礼をして、アーチャーはシュインと消えていく。超スピードで新住宅地に行きます。
相馬/失礼した。
盟/……ラブシーンはOK? さっさと行くよ。……ところで、弥生。まだメイド服のままだろ(笑) その格好のままで行くのか?
GM/(キャスターになって)「えー、戦うメイドさんってカッコ良くありませーん?」
盟/スチル絵師が泣くぞ!(笑) あと、メイド服で戦闘となると視界の端にスカートがチラチラ気になって正直気が散る!
亜紀/そうじゃなくて「元の服装の方が可愛いよ」とか言ってあげなよ!(笑)
盟/……メイド服と元の服装なら、元々の方が僕は好き……かな。
GM/それを聞いたキャスターは、くるっと回った瞬間にシュインと変身。赤チェックの服に、帽子を被り直すウサギさんになります。
盟/魔女っ子みたいな変身したけどな(笑) ……でも、その方がいい。
相馬/……おぬし、本当に男なのか?(笑)
GM/「騙されたいなら騙してあげますよー」
盟/こーら、ウチのサーヴァントになに色目使ってるのぉ?
相馬/う、うむ。では行くか。こうしている間にも中で何が起きているか判らんしの。
盟/うん、ナニが起こっているか判らんからな!(笑) ……亜紀は、行ける?
亜紀/ぜーぜー……俺は、大丈夫! 古墳を触ります! うりゃっ!
GM/亜紀くんが石に手を触れると……ウズマキに取り込まれるってこんなことを言うのかな……ぐるんと視界がまわって瞬時に身体が異空間へと消えていく。
亜紀/盟ちゃん、お侍さん、ちゃんと捕まってね! 行くよーっ!

 一方その頃。
 アサシンに小脇に抱えられ、櫻庭邸へと戻った航は……。


航/ズカズカ、靴を蹴っ飛ばすように脱いで、入って行きます! ……エル!
GM/襖を開けると、祐希のお父さんとお兄さんとおじちゃん達がエルの上に重なって下のエルが「うーうー!」暴れてる図。
亜紀/可愛い!?(笑) ギャグか、ちょっと怒る気が無くなった!
航/え、エルっ! 怒鳴りつけます。
GM/祐希は彼らに目配せすると、使い魔である彼らは去って行きます。
盟/すげえ……当主っぽい(笑)
GM/(祐希になって)「航……早かったね、まさか1分で帰ってくるなんて」
航/頑張ったよ、≪クリエイトゲイト≫をなめんな! ……潰されてたエルの前に座ります。我慢してるって何!?
GM/(エルになって)「え、何のこと!?」
航/祐希が嘘つく訳ないじゃん!
GM/「そ、そうだね!」
航/祐希から聞いたよ……10年間我慢してたって……何だよ。結局昨日言ってたこと、ホントなのかよ!
GM/「お、重荷じゃない! ワタルのこと、全然重荷なんて思ってない!」
航/じゃあ、何を我慢してたんだよ!? 幸せになりたいって言ってたのって、聖杯使いたい理由って何なんだよ!
GM/「……聖杯欲しい理由を話したら……きっとワタルに嫌われる……気がする」
航/そんなに信用できないの!?
GM/びくん。
航/こんなに好きだって言ってるのに、なんで信頼してくれないの!? そんなことで離れないよ、だって家族でしょ!?
GM/「……。頭をポカッてしてくれても構わないから、本当の願い言うね」
航/うん。
GM/「……10年前、家族になりたいと願った。その気持ちは本当。嘘じゃない。でも、今は……ワタルと家族以上になりたい」
航/……それって……。
GM/「率直に言うね! 俺、ワタルのことが好きだから、男と男の仲になりたかったんだ!
航/なんかおかしい!?(一同笑)
GM/「『男と女の仲』って言うけど俺は女じゃないからおかしいよね。でも『繋がった関係』って言ったらまるでえっちなことしか考えてないって思われそうだから言いたくなかったんだ!」
航/ホントだぁー!(笑)
GM/「……つまりね、俺は、ワタルと……お兄ちゃん以上の関係になりたいんだよ……」
航/……それって……エルの中では、聖杯に願わなきゃいけないぐらい不可能なことなの?
GM/「そうじゃないかな。だって……適切な言葉に出ないぐらい訳判らない状態なんだもん。なんでも願いが叶えてくれる聖杯なら、『ワタルの一番を俺にしてください』って叶えてくれるでしょ!? こんなこと願いたいって言ったらバカって思われるだろうけどけど! 俺は本気だったんだよ!」
盟/そのプロセスの中に『気持ちを伝える』というものは無いのか!?(笑)
相馬/……無いんだな、きっと(笑)
盟/エルの脳味噌、アンパンぐらいだろ!? 見てるアサシンと祐希が「この人バカなの?」って顔してるぞ! いや、アサシンはそれぐらいのこと知ってたよね!(笑)
航/ホントに我慢の人なんだね……エルさん、面白すぎるだろ。身構えてたのにフニャってしちゃった(笑)
GM/「俺……我慢してたんだ……こういうことは我慢しなきゃいけないって思ったから……」
航/うー……。そんなの、我慢せずに言ってくれなきゃ、俺だって判らないよ……判ってても、いつも俺のことばかり考えて我慢してるエルだから、嘘かなってつい思っちゃうよ……。
GM/「……嘘じゃない」
航/だったらもっと言ってよ。
GM/「……すき」
航/……足りない! 全然足りない!
GM/「……すき。だいすき。あいしてる。らぶ。あいらぶゆー。あいにーじゅー。うぉーあいにー。じゅてーっむ!」(一同爆笑)
盟/……なんだ、幸せじゃねーか(笑)
GM/「カッコイイ言葉とか全然言えないけれど! 一番、俺が言いやすい言葉を言うね……。俺、ワタルのことが……ずっとずっと、だいすき」
航/も、もういい……判った、照れる(笑) ……俺も、だよ。言います。ごめん、素直に受けとめられなくて。
GM/ぎゅっと抱きしめます。
航/わっ。……うん。ありがとう。
GM/いきなり疲れて祐希のような声で)「……そろそろ話、していい?」
航/祐希ごめんっ!(一同笑)
亜紀/祐希が凄く疲れた顔をしてる!(笑)
GM/(祐希になって)「昨晩のことを話すよ。……航が聖杯戦争に出ていたとき、この家に変なサーヴァントがやって来たんだ」
航/それって、アヴェンジャー!?
GM/「あいつは『仲間になれ』って誘ってきた。まさか僕のテリトリーに入ってくるとは思ってなかったから焦ったよ。だって、結界を張った屋敷に入って来ることができるほどの強力な力を持ってたってことだから……」
航/お、追い払った……んだよね?
GM/「追い払ったと言うより、断ったらあっちから去っていった。戦闘する気は無かったみたい。……あいつは言っていた。『自分の配下になれば、聖杯を、願いを分けてやる』って。その為には多くの命や魂が必要だから……元サーヴァントの力を貸せ、って」
航/元……サーヴァント? キョトンとします。
GM/「僕らのこと、ただの能力者だと思っていたかな。違うんだ……僕達は、人間じゃない」
航/……衝撃発言。
GM/「このことは落ち着いたときにちゃんと話そうね。……とにかく彼らは、力のある僕達を誘ってきた。聖杯を使いたい放題だなんてある訳ないけど、彼の力を見てしまったら……可能なんじゃないかと思えるぐらい、彼は圧倒的なオーラだった」
航/「配下になれよ、考えておくんだなーハッハッハ」と去って行ったんだね?(笑)
GM/仲間になれば聖杯をあげると言うアヴェンジャー。そんなのありえないよ駄目だよと言う祐希。悩むエル。……その後の喧嘩。
亜紀/航と喧嘩をして、行っちゃおうかなー……ふらふらするエル。
GM/ま、ぶっちゃけ航が無視したらエルがアヴェンジャーの手を取ってたんだけどね。
航/帰って来て良かったー! 祐希、止めてくれてマジありがとう! ボロリアじゃなくて祐希の家で暮らしていたからこうなったんだよ、さすが安心と信頼の祐希さん!(笑)
GM/いや、偶然なんだけどね。祐希の家に泊まることになったのも偶然だし。……でもアパートでエル1人で悩んでいたらアヴェンジャーについて行くよね?
航/専属NPCは放置するべきじゃないな、ホントに! こんなに簡単に解決したんだ!(笑) ……祐希、ごめんね、心配かけて。
GM/「ううん。……航、今はまだ話さないけど……航に話さなきゃいけないこと、沢山あるんだ」
航/そうなの……?
GM/「凄く辛いことも話さなきゃいけない。でも、ちゃんと一つ一つ受けとめていけば……全部乗り越えられる筈だよ。……頑張っていこう?」
航/うん。祐希……好き!
GM/「僕も好きだよ」
航/ありがとう、うん、ありがとう……。祐希、俺、今から公園に一っ走り行ってくるよ。亜紀や盟ちゃんを助けに行ってくる!
GM/「……僕も、行くべき?」。自分は人間じゃない、元サーヴァントだって正体を明かしたから戦力になる発言をするよ。
航/来てくれるの? ……いいの?
GM/「僕は航を『命に代えても守る』って言えない。だって、10年前に航は『死なないで』って言ってくれたから……」
航/う……?
GM/「……だけど、今は『航と帰るために戦う』って言うよ。航と一緒に行くことはできる」
航/……祐希が一緒にいてくれると嬉しい。いてくれると……俺もエルも突っ走らないで済むから。だから、来て。
GM/その声に、エルがむくりと起き上がります。(エルになって)「俺も行くからね! 行くったら行くー!」 アサシンも「力の多い方がいいよなぁ? 相馬も盟も亜紀も大事だからな、救いに行くぞ!」と寄ってくる。
航/うん! 全員集合だね!(笑) ……家を出る前に、ぎゅっとエルの手を掴んでおきます。
GM/「ワタル?」
航/ゴメンねと言って、キスします。……みんなの見てる前でな!(笑)
GM/「……う、うんっ! 怪我しないでね、大事な足腰をちゃんと守るんだよ!
航/なんかその言い方はイヤ!(笑)
GM/「うー! やっぱり俺、聖杯に言葉が巧くなるように願うー!」
航/それ、願わなくてもちゃんと学べばなんとかなるから!(笑)

 航、エル、祐希、アサシンは4人で公園……古墳に向かう。
 このとき、航はアサシンと供給し、【HP】【MP】を3D6点回復した。


亜紀/弁慶さんはアヴェンジャーに誘われてフラフラ行っちゃったんだな……うう。
GM/では、ここでマスターシーンを入れるよ。……場所は、新住宅地の藤原邸。アーチャーが風に乗って洋館に到着し、窓から藤原の居る部屋に入り込む。
盟/(アーチャーになって)「お父ちゃんが危ないんだ、来て!」
GM/そこには、藤原の他に車椅子の男が居た。
相馬/……黒須!?
GM/(藤原になって)「そうですか……貴方が、アヴェンジャーを召喚したんですね」。主の事実を知り、ショックを受ける藤原の顔。
航/貴方も他に男がいたなんて……」(一同笑)
相馬/貴方『も』!? 藤原は男運ないなぁ!(笑)
盟/藤原さん、盟ちゃんと一緒にお酒飲もうよ! 物凄く共感できるから! 黒須の愚痴を言い合おうよー!(笑)

「貴方は貴方の欲望のため、ライダーである私を召喚した。そして私を利用し、2つ目のカード・バーサーカーまでも手にした。
 それだけに飽き足らず、3つ目のカードまで……3つ目のカードは手放したとはいえ、貴方はなんて、欲深い人なんだろう。
 ……そして今、この状況、全てが混沌にまみれたこの街で、貴方は焦っている。何もかも思い通りにならない今を、貴方は……」


盟/もっと絶望にくれる黒須が見たいー!(笑)

「けれど、そんな中、貴方は満足もしている。
 幸福を手に入れて、心の底では満足している。……このフィールドを闇に染めておきながら、貴方1人救われようと? なんと傲慢な!」


GM/要約すると「『アヴェンジャーをゲットして悪さしてたら盟ちゃんの魅力に気付いたよ。俺は盟ちゃんがいればいいや』って言って全てが許されると思うなよ。お前がアヴェンジャーを召喚したせいで街中パニックなんだよ」って藤原さんは言ってるんです。
相馬/黒須に、「お前の思い通りにはなってないぞ」と指摘してくれた……。
航/それに逆上して藤原に八つ当たりする黒須が見たい!(笑) いや、今の黒須にはそんなことも出来ずに睨みつけるぐらいか……。
盟/黒須の余裕が崩れる瞬間が好きだ!(笑)
亜紀/無言で黒須の攻撃を受けとめる藤原さんって良いですよね!(笑)
GM/それはいいな。……そういうシーンにしちゃおう(笑)

 ぎっと藤原を睨みつけ、車椅子の近場にあった花瓶を吹き飛ばす黒須。
 一輪挿しの花瓶は藤原に当たり、ばしゃんと水がスーツを濡らした。
 痛みなど英霊である藤原には無い。ただ無言で黒須の攻撃を受ける。哀れむような目で、激昂する主を見続ける。
「この街は恐ろしいものになる。それは、私が願う黄泉の国よりも恐ろしい。……恐怖の神性が支配する世界……」


亜紀/「そんな世界にさせるかー!」って展開、凄く少年漫画っぽいよね!

 場面は変わって。
 ……青森は、助手席に携帯電話を投げつけた。
「何やってんだ、弁慶……!」
 令呪の消えた腕で、ハンドルを握る。


盟/つまり……今頃、アーンなことをされてるんですね!?(一同爆笑) なに!? 事後!? 事後なの!? 我々が乗り込んで行くときには終わってるの!? 見られないのー!?(笑)


 ●ミドルフェイズ5/February 7th Scene 5

GM/では、古墳の中のシーンです。航が3人を連れて古墳にタッチすると、一瞬にしてある場所にワープします。……そこは、肉壁洞窟。
航/なんかヌルッてしてるー!(笑) ……あ、亜紀ー? 盟ちゃーん? 相馬さーん? 声を掛けながら進んで行きます。
GM/至る所に血管がドクンドクンと脈打ってる洞窟を進んでいきます。……先に古墳に入った相馬さん達から描写しようか。
亜紀/弁慶さんどこですかー!? 【行動値】は一番早いから走ります!
GM/では君達が先を進んでいると……目の前に、スライムの大群が現れます。
相馬/あの気味の悪い奴の配下どもか……。刀を構えて応戦します!

 『第1関門:偽キャスターの間』
 スライムで構成された強い結界を解除せよ。難易度:【意志】判定12。


GM/『第3ループ』での聖杯の試練と似たような判定をしていただきます。この試練は、1人でも成功すればクリアーとします。失敗するとダメージが入りますが、次の試練に挑戦できます。なお、NPCの3人は判定が出来ないこととします。
盟/【意志】ならイケる! 余裕だね!(ころころ)12ぴったり。
亜紀/(ころころ)13です。えーい銃でパンパン! 気持ち悪いー!
相馬/(ころころ)12、全員成功じゃな。
GM/3人はスライムの壁をあっという間に打ち破ることができます。……次に、スライムのような体の無い存在ではなく、真っ赤な人型の兵士達が襲い掛かってきます。

 『第2関門:偽バーサーカーと偽アサシンの間』
 素早くも力強い怒涛の攻撃を回避せよ。難易度:【反射】判定13。


盟/(ころころ)8……こんなの僕達にはキツイよ!
相馬/(ころころ)くそ、6……なんで失敗するかな!
亜紀/(ころころ)失敗です!
GM/……では、この辺りで航達がザッと相馬さん達の元へ駆けつけるというのはいかがでしょう?
航/ジャックと走って駆けつけます。ごめん、遅くなった!(ころころ)……10!
盟/遅い! 航、≪幻想式≫
航/14で成功します!
亜紀/わ、航ー! がしぃって抱き付きます! ……って、なんで祐希とエルさんが一緒に居るんだ!?
GM/(祐希になって)「……みんなを守ってあげられるだけの力が、僕達にはある……それだけだよ」
亜紀/……そうなんだ。勘付いておきます。
GM/では、PC4人合流して次の試練に向かいます。……先を行くと、真っ赤な細い触手がビュルルルと押し寄せてきます。

 『第3関門:偽アーチャーの間』
 遠方からの攻撃を回避せよ。難易度:【知覚】判定15。


亜紀/(ころころ)全員失敗ですね……。
航/亜紀、≪悔改めよ≫で振り直して。もう一回やってみよう、サポートするから!
盟/ついでに亜紀に≪幻想式≫
亜紀/(ころころ)わーい、16で突破します!
GM/2人の支援によって亜紀くんが触手を撒きます。……その先には異形の者達の群れ。数が多すぎるから戦っても無駄だ。比較的安全な方に抜けろ!

 『第4関門:偽ランサーの間』
 立ち塞がるトラップを安全に解除し越えろ。難易度:【理知】判定15。


亜紀/(ころころ)1足りない、14!
航/1足りないだけならイケる、≪叱咤激励≫
亜紀/なら16で成功だ! ……あっちに行けば抜けられるよ! 死に物狂いで道を見付けます!
盟/亜紀、ありがとう! 流石『ランサーの間』だよ!(笑)
GM/……では、最終関門にいこうか。

 『第5関門:ライダーとセイバーの間』
 無数のトループ軍隊を打ち破れ。難易度:【体力】判定15。
 中央にそびえ立つ大将を打ち破れ。難易度:自由な能力値での判定20。


相馬/(ころころ)よし、【体力】18で成功じゃ!
盟/難易度20には、大地くんを使います! ≪大地の勅命≫≪幻想式≫を2倍払い、【MP】を6点消費、相馬さんに使用します!
相馬/では相馬が【体力】で判定します!(ころころ)……ぶっ、1・2だけど……24で達成します!
GM/無事成功。トループ軍団を率いていた大将を相馬さんが一刀両断します。……ちなみに種明かしするけど、もし失敗したら……偽ライダーだったら藤原さんのデータを使って最大火力の攻撃を1回仕掛けるつもりでした。
相馬/そ、そんなことされたら死ぬわー!(笑)
盟/【MP】払っておいて良かった! 持ってて良かったプチ令呪!(笑)
航/セイバーの間で失敗してたらジークの最強攻撃が、バーサーカーの間だったら相馬さんのデータを使うのか……死ぬ!(笑)
盟/大地くんを作るのはちょっと卑怯かなって思ってたけど、卑怯なぐらいが生き残るにはちょうどいいよね(笑)

 これから訪れるであろう強敵との対戦のために、ここで4人は作戦会議を練ることにした。
 まずは回復だと、亜紀の≪興奮剤≫を使用し、航と相馬の【MP】を回復。盟は自身のボーナス効果を使用し、【MP】を2D6点回復かした。


亜紀/亜紀が令呪が欲しいので、盟ちゃんと契約したいと思います。……知り合いをどうしても助けたいんだ。お願い、手伝って!
盟/うん、絶対に勝とうね! 僕も私怨だけどアヴェンジャーを絶対に倒したいんだ!(笑)
亜紀/ガシッと盟ちゃんの手を掴みます。契約完了。盟がマスターで、亜紀がサーヴァントになります。