アナザーワールドSRS・リプレイ・DROWNING/phantasmagoria
■ 第8ループ4話 『 NEO 4 』 6ページ ■
2010年8月10日




 ●プリプレイ

GM/ドロリア第8ループ4回目を始めるよー。いきなりだけど、今回のハンドアウト読むよ。まずは、PC1秤谷航!
盟/最初からクライマックスだね!
航/どきどき……。

『PC1:秤谷航 用 ハンドアウト』
 コネクション:櫻庭祐希  関係:親愛

 聖杯戦争で戦う夜。あの恐ろしい事件は、確かに何者かによって行われていた。
 帰宅した航を待ち構えていたのは、いつも通りの平和な日常だった。
 そう、いつも通りの日常だ。


亜紀/……あれ、『いつも通りの日常』?
相馬/前回、祐希とエルがアヴェンジャーに襲われたんじゃ……。
盟/つまり、「俺達がやっつけておいたよ!」ってこと? 元サーヴァント2人組が倒しちゃった!?(笑)
航/慌てていた俺の気持ちを返して!(笑)
GM/いや、どうなのかは実際に本編を見てからのお楽しみってことで。……次に、相馬さんのハンドアウトを読むよ。

『PC2:相馬 用 ハンドアウト』
 コネクション:アヴェンジャー  関係:どうしよう


亜紀/「どうしよう」!?(一同笑)
相馬/GMから「どうしよう」って言われたらどうするかなぁ!?(笑)

 捕らわれた先からなんとか帰って来た君。
 藤原とアーチャーがいる戦力のある陣営。よし、これで勝つる!
 と言っても、倒す対象が出てきてくれない訳だが。どうしたものかのぉ。


GM/『アリアンロッド・サガ・リプレイ』を知っている人なら判ってくれる筈だ……。GMは、アンソンのハンドアウト「関係:やれやれ」が大好きなんだ(笑) なにかとアリアンリプレイ万歳して申し訳ない。
相馬/けど、ハンドアウトは判りやすくていいな。……うう、これからどうしたものかのぉ。
盟/いいじゃん、ラブラブしておけば。
GM/投げやりに言うな、PC3。そんな盟ちゃんのハンドアウトは……。

『PC3:八木沼盟 用 ハンドアウト』
 コネクション:キャスター  関係:自由

 聖杯戦争のカード、キャスターを手にした君。
 まずはあのムカつく男をなんとかしたい! 黒須の為に! そんな熱血心に燃える。
 君についてくるキャスターは次々と作戦を提示してきた。さぁ、君は彼との戦いが始まる。


盟/よし、目標は『アベを倒す』でいいや!
航/もう完璧に私怨だね。
GM/そして、最後に亜紀くんのハンドアウトを読むよ。
亜紀/はーい。

『PC4:早乙女亜紀 用 ハンドアウト』
 コネクション:ランサー  関係:愛情

 教会のパトロールの先で、君はまた新たな事件が起きたという報告を耳にした。
 共に散策をしていたランサーと話をする君。不可解な事象に、彼は悩んでいた。


亜紀/やったー! やったー! やったぁー! 悩む弁慶さんはおいしい! なにそのご褒美! ふはあぁー!(一同爆笑)


 ●オープニングフェイズ/航 〜白きもの〜

GM/まずは航のオープニングシーンです。……航はアサシンの小脇に抱えられて聖杯戦争の夜を歩きます。
航/もう小脇とかどうでもいいや(笑)
GM/(アサシンになって)「そういや昼間に会ったサムライっぽいアイツ、バーサーカーだから」
相馬/あっさりバラしやがったよ!?(笑)
航/さっくり言っちゃったよ!?(笑) バーサーカーって強敵だよね。……でもなんか、倒す気しないや。
GM/「倒したくないなら倒さなくていいんじゃね?」
航/……いいの?
GM/「アイツ、面白い奴なんだぜ」と相馬さんのループの記憶もあるアサシンはニコニコ。「で、今夜はどこに向かってみる?」
航/えーと……じゃあ、池に行ってみようか。前に変な犬を見たのは公園と池の間にある観音堂だったから。
GM/良いアイディアだ。近場の池に行けば何か判るかもしれない、そう思って航達はやって来る……と。ガキン!
航/おっ?
GM/ガキン! ガキン、ガ、ガガガ……! 何やら大きな物音がする。
航/その物音の方向を見てみます。
GM/「ギャンギャン! ググゥ、ギャァン!」
航/へ、変な犬だ!?
GM/3つ頭の犬は激しく吠え上げ、何かと戦っているようだ。……見えてくるのは、光だね。
航/光?
GM/公園の暗闇の中、若干のライトと月灯りの中……夜の闇に、白い光が浮かんでいる。ケルベロスは白い光に突撃し、反撃を受け、青い血を流して悶える。
亜紀/ああ、ケロちゃん……。青い血が零れ落ちたところにトリカブトの花が咲くんですねー。
盟/「ウウ、何スルンダ、コイツゥー!」みたいな鳴き声なのかな?
GM/その白い光の攻撃の仕方というのは、光からシュインとビームを放つような……寧ろサイコミュ兵器っぽい光線を出してくる。
航/つ、強ぇ!? ケルベロスの容態は……?
GM/見るからに不利だね。必死に光線を避けるけど、何発か当たってしまって、唸り声を上げながらどんどん後退していく。
盟/「ゴ主人ノ所ニ戻ル! ソノ後ニマタ戦ウ!」みたいな……?
GM/(ケルベロスになって)「【知覚】判定! 成功! 何カ居ル!?」……ケルベロスの首が航達の方を向く。
航/しまった。
GM/ケルベロスが航達へ猛ダッシュする。
航/……迎撃します!
GM/そして航達の横を通り過ぎて行く。「ジャアネ! シーン退場!」
航/え。
GM/白い光が航達を注目した気がした。
盟/ケロちゃん達は、航達を囮にして逃げることを選んだ!
亜紀/ケロちゃん頭良いー! アホの子から脳味噌がアンパンぐらいの大きさに戻ったねー!(笑)
航/いるよな、鬼ごっこでこういうコトする奴! くそぉ、良い戦略だ犬のクセにー!(笑) ……剣を構えて光に突撃します!
GM/襲い掛かって来た航にビームが発射される。回避判定をしてください。(ころころ)命中19。
航/(ころころ)回避13、高いな!
GM/(ころころ)霊力ダメージ17点を受けてください。ビームと言うとロボロボしいけど、『光の線が航の身体を貫いた』って感じで。
航/う、呻いておきます……。
GM/そし航は気付く。……人間が地面に倒れていることに。
航/ひ、被害者がいる!? おい!? ≪片手武器≫で白い光に攻撃してみます!(ころころ)命中20です。
GM/(ころころ)当たります。
航/(ころころ)物理ダメージ15点です!
GM/物理か……剣で斬りかかるんだから、光に突撃していくんだね。光の中へ剣を滑らせると、眩しい、熱いという感情の他に……人型に当たったような感触がしたよ。
航/目を瞑って、飛び退きます。倒れている人を見ます。外傷は?
GM/無いね。でもピクリとも動かない。
航/……今までの事件と同じか?
GM/そうして、光はどんどん薄くなり、居なくなる。……去って行ったようだ。そういえば先程自分が受けた攻撃も、痛かったけど血が出ていない。怪我は無いね。「ああ、これが精神攻撃なのか」と思います。『霊力ダメージ』だからね。
航/こっちが逃げる前にあっちが逃げてくれたか……助かったね。
GM/アサシンは航の傷を診てから、倒れている人に近付きます。「……息は、無い」
航/ん……。被害者が出たことを、教会の人に報告した方がいいのかな。
GM/「そうだな」……アサシンはナイフを天に飛ばして、≪光の一手≫を使って光を散らす。「こうやって狼煙を上げれば教会のイタチが見付けてくれるだろう」
航/イタチか。ぷちって潰したいな(笑)
GM/「悲しいけど、後は教会の連中が何とかしてくれるよ。そんなことよりワタルの方だ。怪我負ったんだし、さっさと帰って癒してもらおうぜ」……櫻庭邸に帰ります。
航/門の前にやって来て、ピンポーンと押します。
GM/(祐希になって)「おかえりなさい……平気だった? 何か軽食でも食べる? お疲れだよね……」
航/うん……何か食べるもの、頼んでいい?
GM/祐希は嫌な顔一つせずに、軽食を作ってくれます。食べている航の姿を見ながら「聖杯戦争もやって朝登校するなんて体がもつ?」と心配します。
航/ううん、心配しなくていいよ。明日もちゃんと学校行くから。
GM/「ゆっくり休めば大丈夫かな……。あ、航がいつ帰って来ても寝られるように布団敷いておいたから。10畳ぐらいの客間に、エルと一緒に寝るといいよ」
航/10畳ってデカすぎるだろ(笑)
GM/客間なんだし普通だよ。……そんな和やかな会話をしている、祐希が近付いて、航の頭を撫でる。
航/……ん? なに?
GM/「……疲れているときは、頭やお腹を撫でると元気になる……そう、お母さんが言っていたの、思い出したんだ……」
航/え、えへへ……でも恥ずかしいね。
盟/……なんか「お母さんが言っていた」って、祐希母というより航の母が言ってたのを思い出したらいいよね。
航/もしかしたらそうかも……。祐希、こんな遅くまで起きていてくれてありがとう、ごめんね。
GM/「いいんだよ……僕は航の役に立ちたいんだから。……僕はそういう存在なんだって、忘れないでね」
航/キュン(笑) ……でも、最後の言葉にちょっと引っかかるな?
GM/「じゃあ、航。ここで選択肢を渡しておくね、どっちがいいかな
航/なにそのいきなりGM口調!?(一同笑)
GM/「@僕の口からエルに『何もしないでね?』って言う。A『供給しようよ!』って言ってくるエル、僕は何も言わない」(一同爆笑)
亜紀/祐希が「エル、やめて」って言ったら絶対エルはやりませんしね!(笑)
航/え、えーと……ひ、人様のお家だし……迷惑にならない程度にします(笑)
GM/「そう……なら、もう僕はお休みするからね。……おやすみ、おやすみ」
航/なんで2回言ったの!?(笑)
盟/大事なことだから静かにしてもらうために2回言いました!(笑)
GM/ちなみに、アサシンはどうする?
航/シーン的には居られると恥ずかしいんだけど、一緒に寝てアサシンの夢は見たいし……。
盟/アサシンなら深夜のバイト行って、朝方帰ってくるんじゃね?
GM/じゃあそれで。深夜のバイトに行くってことでシーン退場しておきます。(アサシンになって)「それじゃ、お楽しみにー」
航/なんだよ、その言い方……(笑)
GM/おやすみなさーい。お布団が敷いてある部屋に入ります。……エル兄ちゃんは、既に布団に入ってもふもふごろごろしてます。(エルになって)「すごーい、ふかふかだよー!」
航/寝ようか、とエルの隣に普通に座ります。
GM/「ワタル、おいでおいでー」……航の手をギュッと握ってよしよしと撫でます。供給行為なので、1D6点回復してください。
航/えへへ。(ころころ)5点回復します。
GM/……ムズッ。
航/……どうしたの?
GM/「そ、その! ワタルは……」
航/うん。
GM/「欲情したりしない!? エクスタシーを迎えたくないかな!?
亜紀/エル、ストレート!(笑) お兄ちゃんからの積極的なお誘い!
航/だ、ダメだよ、兄弟なんだから……。普通のことを言っておきます。
GM/「き、兄弟だから……ダメなのかな?」
航/……真っ赤になって、首を横に振ります。
GM/「……イヤ?」
航/イヤじゃない! イヤじゃないけど……。今、そんなことしたら……他のことが全部どうでもよくなっちゃう。
GM/う、それは可愛い……エルも止まるな。「じゃあ……せっくすがだめならちゅーはいい!?
航/妥協してきた!(笑)
相馬/しかも全部ひらがなで言ってきた!(笑)
航/それは……ただの供給?
GM/「好きな人は大切なんだよ。疲れている大切な人を癒すんだ。良いことだって祐希も言ってたよー。俺の好きな人はワタルだもんー」
航/……それは凄く嬉しい、けど……エルの重荷になってないって信じられるまで、できないよ。
GM/「重荷?」……今までのループの記憶なんて全くないエルは、キョトンとします。「重荷なんて思ってないよ」
航/……うそ。
GM/「うそじゃない」
航/だって……もっと幸せになりたいって言ってたじゃん! 俺を育てるために10年間我慢してきたんだろ!? だから「幸せになりたい」って言ったんだろ!?
GM/わ、それは、心に来るね。聞いて悲しそうに「……そういうつもりで言ったんじゃないよ……」と言います。
航/言って……こっちの心にも来る……。
GM/「……あ、ご、ゴメンね! ワタルの気持ち、無視するところだった……俺、ヒドイことしようとしてたね、ゴメン」
航/またいつもそうやって誤魔化そうとする!
GM/「ゴ、ゴメン! おやすみ!」……エルは布団を被って眠ります。
航/……悲しそうな顔で黙り込んじゃいます。
盟/……ああ、航とエルって喧嘩したことなさそうと思ったけど、いつもこんな感じにエルが喧嘩を回避するんだね。
航/俺もぶつけるのは申し訳ないし、引いちゃうよ……。
GM/ガラッ。襖の開く音。
航/ん?
GM/眠るエルの顔に濡れた雑巾を乗っけるアサシン。
航/唐突に何してんの!?(笑) しかも布巾じゃなくて雑巾なの!?
GM/(アサシンになって)「だって、今のは無くねぇ!?」
航/しかも話聞いてるんじゃねーよ!(笑)
GM/「寝ろ! 今から俺の夢見んぞぉ!」
航/ありがたみのないシーンになったなぁ!?(笑)
GM/君は夢を見ます。
航/シーン転換が急過ぎるよ!(一同笑)
GM/その夢は、真っ白な空間で立っているだけの夢。夢だと自覚してたとき、以前エルから説明してもらった「契約関係にあると相手の夢を見る」というのを思い出す。そう、ここはアサシンの夢なんだ。
航/真っ白……。記憶喪失って言ってたから夢もこんなもんなのかな……?
GM/だけれども。……その真っ白の空間を歩くと、扉がいくつかあった。
航/えっ。……この扉、新しいな?
GM/うん、新しいね。……その扉の一つは、航のアパートのものだ。
航/あ。
GM/でも開けてみると、航の部屋だというのにひどく殺風景で、まるで一人暮らしをしているようだ。
航/……なんだこれ。……玄関に、俺の履きそうな靴しか置いてない。
盟/エルの大好きなアヒルさんとか食玩は置いてない?
GM/どこにも無いね(笑) ……言ってしまえば、『違うループの航の部屋』を見ているんです。豪華な扉を開ければティーセットの並べられたお屋敷……『第4ループ』という部屋にやって来ます。
航/これって……まさか、盟ちゃんの家?
GM/また別の部屋を開くと、部屋中に服が散らかっているけど亜紀の部屋に出たりする。『第5ループ』の部屋だ。
航/明らかに亜紀の服じゃない大きい服がある……。キョトンとします。
相馬/……記憶継続って、全てのループを覚えているのか。
GM/うん。と言ってもループの記憶継続は、『本人都合の良いことだけ』を継続するんです。全てを記憶できるほど万能じゃないし、他の愛した人の記憶が全ループ分あるのも大変でしょう? 『夢魔炎上』の義人さんも一部分しか覚えてなかったと思うよ。
航/確かに、義人さんは都合の良いことしか覚えてなかったですね。
GM/そして、一番古い扉を開くと。……女性を殺した血塗れの公園に出る。
航/…………。
GM/目を覚まします。
航/アサシン。……今の、ホントにアサシンの記憶? なんか、まるで俺の記憶を見ているようだった。
GM/「ああ、全部……俺が保存してきた大事な記憶達だ。……ちなみに、俺の名前はジャック・ザ・リッパー。ジャックって呼んでくれて構わないぜ」
航/取って付けたように言ったね……。
GM/「切り裂きジャックだって自覚無ぇんだ、当然だろ。……俺の世界は真っ白だから、どんどん記憶を増やしていきたいたいんだ。だから負けて消える訳にはいかねーんだ」
航/過去が無いから未来を増やしていきたい……ってコト?
GM/「ああ。それにしてもワタル、お前……良い10年間を過ごしてきたんだな……」
盟/……幸せそうに言った……。
航/う、うん……? 俺がジャックの夢を見たように、ジャックも俺の夢を見た……のかな?
GM/そんな感じで朝、ジャックと話していると……起きたエルが「お、おはよう!」と精一杯笑顔を作って挨拶してくる。
航/……普通に挨拶するのと無視するの、どっちがいいと思う?
盟/一番後悔するのは無視して学校行くことだと思う。ここってそういうイベントでしょ!?(笑)
航/うん、判ってる!(笑) ……エルを見て、フンッと顔を背けて学校に行く準備をします。
GM/(エルになって)「あ、ご、ゴメンねー……」
盟/ああ……なんだか「カーチャン、ゴメン」って気になった(笑)
GM/私は『フルーツバスケット』の透くんを思い出したよ。お母さんが交通事故で亡くなった朝だけ「おはよう」を言わなかったっていう……。
盟/あと『ブリーチ』の織姫な。お兄ちゃんに買ってもらったヘアピンが気に入らないから喧嘩して、その日にお兄ちゃんが事故って死んじゃうっていう……。
航/ひい、どっちも死亡フラグだー!(笑)


 ●オープニングフェイズ/相馬 〜旅立つもの〜

GM/次は相馬さんのオープニングシーンをしよう。場所は、藤原邸です。
相馬/うむ、ここは居心地が良いのぉ。ご飯もあるし!
航/正妻もいるし!
亜紀/愛人もいるし!(笑)
盟/アーチャーになって)「ホラ、お父ちゃん! ゴハンあーん! 食えよ爆発しろぉ!
相馬/それはアーチャーじゃなくて盟の中の人の台詞だろう!?(笑)
GM/そういえば、アーチャーは何故か藤原邸に居付いてるね。というか君は、最近アーチャーと藤原の相性が実は良いということに気付いた。
相馬/なにっ!?(笑)
GM/藤原さんは誠実な対応をする下っ端属性のアーチャーを「良い駒だ」と思っているらしく、また、やや狡猾なアーチャーは甘えれば何でもしてくれる藤原さんを「役に立つ人だ」とどんどん媚びているようだ。
相馬/なんと……巧く世界がまわっておる(笑) アーチャーは正義のヒーローだから野蛮なこともしないだろうし、まったりするのぉ。しかし時々思い出す……アヴェンジャーの顔……腹立つ!
GM/(アーチャーになって)「アイツ、お父ちゃんのトラウマになってるんだね。お父ちゃんがビクビクしている図ってなんかキモイよー」
相馬/なんじゃおぬし! おぬしもあの目に遭ってみるかぁ!?
GM/「助けてくれたお父ちゃんってばステキー!」
航/アーチャーの容赦ない媚びがステキー!(笑)
相馬/ふう。……藤原、おぬしでも手掛かりが掴めんか。
GM/(藤原になって)「今は最大の脅威、第8のサーヴァント・アヴェンジャーを駆逐することに集中していますが、残念ながら。まずは、原始的なことから始めてみるべきかもしれませんね」
相馬/原始的?
GM/「聞き込みです。情報収集の第一歩でしょう。アーチャーのサーヴァントは流石というところか、既に土地勘を持っている。彼を利用しましょう」
相馬/……足で稼ぐしかないようじゃな。
GM/「それに、貴方はこの数日間で様々な人脈を手に入れましたね。それも大いに活用出来る」
相馬/ああ、そうじゃな……あの小童どもに訊いてまわるとしよう。
GM/という訳で、相馬さんが外に出ることを快く思っていなかった藤原さんが、「自由に外を出歩いてもOK」と許可を出してくれます。
相馬/……外出許可が出た。ペットを外に出したら攫われたけどな(笑) 藤原、おぬしは屋敷から出ないのか?
GM/「私は使い魔を使って調べます」……お、ここで使い魔の話が出たので……。苦しげな犬の鳴き声が突然してきます。
相馬/うぬっ?
GM/ケルベロスが傷だらけのまま、ヨタヨタと現れる。
相馬/お、おいっ! 犬ッコロ、どうした!?
GM/藤原が「ケルベロス、報告なさい!」と言う。呻きながらもケルベロスは何かを話す。
航/キャンキャン言ってる犬の前で、藤原さんが真面目な声で「そうですか」。……凄いシュールな光景だな(笑)
GM/「……例の怪死事件の犯人は、発光物体? 池で暴れまわっていた……?」
相馬/なに!? 藤原、詳しく話さんか!
GM/では藤原さんはケロちゃんから聞いた情報……航のオープニングシーンであった通りのことを話します。「光……。他のサーヴァントなのでしょうか」
相馬/いや、ケルベロスのようにサーヴァントの使い魔という可能性もあるぞ。もしくはマスターかもしれん。……ケルベロスに休めと言ってよしよし撫でます。
盟/がぶ。
相馬/噛まれた!?(笑)
盟/(ケロベロスになって)「バ、バカ! 優シクサレタラナビイチャウンダカラネ!」
航/噛みながらラブ度が上がった!(笑)
相馬/と、ともかく(笑) ……ケルベロスは暫く外に出さない方がいいのぉ。では、外へ情報収集しに行くかのぉ。


 ●オープニングフェイズ/盟 〜いざなうもの〜

GM/盟ちゃんのオープニングシーンをやります。時刻は夜、場所は八木沼邸です。
盟/アヴェンジャーの情報を知りたい。けど、黒須に問い詰めてもこれ以上出ないと思うので……青森から情報入ってこないかな?
GM/青森に電話してみる?
盟/そうします。……青森、第8のサーヴァントアヴェンジャーについて何か情報は無いか? 少しでも糸口を探したいんだ。
GM/(電話先の青森になって)「すまんな! 俺、教会のエージェントだから夜のシーンは出られないんだー
盟/じゃあ何故電話させた!?
GM/……ご、ごめん(笑) 「じゃあ折角だから話しておくよ! ……聖杯戦争、強制終了できるんだぜ」
盟/な、なんだってー(笑) ……いつも通り強制終了と遺跡について知りますね。
GM/「俺も独自に調べたいと思っていたことなんだ。何か判ったらすぐに連絡する。調べて出てこないことは無いと思うぜ。だってアヴェンジャーの奴、結構外を動いてるだろ?」
盟/ああ、確かに……公園で会ったし、色んなサーヴァントと接触してるみたいだった。捕まって帰ってきたサーヴァントがいたけど、なんで帰ってこられたのかイマイチ判らないんだよね。
GM/「美味しくなかったんじゃね? なんか魅力を感じなかったんかね」
盟/確かにずっと飯食ってるような奴だし、そんなに危険そうな感じもしなかったから……。
GM/「サーヴァントは飯食わねえよ」
盟/あ。
GM/「そのサーヴァントは」
盟/不完全ってことか。
航/……今、2人が通じ合った目をしたな(笑)
亜紀/親戚同士の目でしたね(笑)
GM/「……ほら、情報を統合したらすぐに判った。助け合いって大事だねえ。何か判り次第連絡、約束してやるよ」と、電話を切られます。
盟/ありがとう。
GM/さて、【意志】判定をしてください。難易度は9です。
盟/(ころころ)12で成功です。
GM/……何かがテリトリーの中に入って来た気がした! それは、それは、キャスターが待機している部屋の方だ。
盟/ダッシュ! ≪籠脱け≫
GM/演出だけで【MP】は払わなくていいよ。……キャスターの部屋に来ると、キャスターが開いた窓の外を睨んでいる。
盟/弥生、どうした!
GM/(キャスターになって)「盟さん……敵がやって来ましたよ」
盟/……願ったり叶ったりだな。
GM/「ただ、ボクが『お断り』を入れたらすぐに去って行きました。ここで戦う気は無かったみたいですね。盟さんのテリトリー内で戦えるとはあっちも考えてなかったんでしょう」
盟/フフーン、流石僕の屋敷!(笑) ……しかし、わざわざ挨拶をしに来ただけなんて、紳士的な奴だな? 何を話したんだ?
GM/「『我々の仲間になれ』のお誘いでした」
盟/姿は見たのか?
GM/「グロかったですね。心臓に羽が生えたような生き物でした」
盟/ええっ、グロイ……ハートだと可愛いのに、心臓だと気持ち悪いなぁ(笑) あの侍のサーヴァントが言ってた気味が悪いやつ……悪趣味な色合い、まさかアヴェンジャーか?
GM/「それっぽいですね、異端のモノであることは確かです。……仲間になれば願いを叶えてやるって言ってきましたよ」
盟/願いを? 聖杯を譲るってことなのか?
GM/「さあ? 聖杯戦争って願いを叶える聖杯を奪い合うのに、願いを叶えてやるっていうのも変な話ですねえ。詳しく聞いたら良かったんでしょうけど『ボク、好きな人がいるからいけません!』って言ったらさっさと帰っちゃいました」
盟/……交渉を持ちかけてくるだけの自信のある交換条件を持っているみたいだな。でも、向こうについていたセイバーは意識を奪われていたらしい。仲間になったところで人形になるのがオチだろう。
GM/「そりゃ恐ろしい。流石に[領域遣い]の領域の中で戦うバカではなかったみたいですけど、そうでなかったら力づくでも洗脳してくるんですかねえ?」
盟/きっとそうだろう。……今夜は一日英気を養おう。明日になれば新しい情報が入って来るかもしれないからな。
GM/「了解しましたー」……では、そのまま屋敷で夜を過ごしますか?
盟/はい、今日はこのまま寝ます。
GM/では、君は夢を見ます。その夢とは、『第3ループ』であったアリスが走って来る夢です。……君はキモイ色合いの変な世界を見て、目を覚まします。
盟/ああ、目が痛い……紫とかオレンジとかバンバン使ってきやがった……(笑)
GM/「盟様、おはようございます」と目を開けるとメイド服のキャスター。
盟/なんだ夢か。もう一度寝る。
GM/「学校行かなくて大丈夫なんですね」
盟/大丈夫じゃない! キャス子、何してるの!?(笑)
GM/「ミニスカートとロングスカート、どっちが好きですか?」
盟/ロング……って違う! 朝から疲れることするな!
GM/青森さんとボク、どっちが疲れます?
盟/青森!(笑)
GM/「良かった、癒し成分がアナタに与えられて!」
盟/いや、比較的マシとかそういうレベルだからな!(笑) ていうかそんなエセメイドはいらん!
GM/「メイドさんが癒してさしあげますよー」と、一応供給扱いなので3D6点回復してください。
盟/(ころころ)全回復しておきます。で、そのメイド服どうしたんだ!?
GM/「ここ、お屋敷ですよ」
盟/あるよな、メイド服ぐらい!? そうじゃなくてなんで着てるんだって言いたかったんだけど!?
GM/「盟さん、御出立の時間ですよ」
盟/ああっ、スルーされたしご飯食べてる時間も無い!(笑) 車の中でご飯を食べるか、≪籠脱け≫で登校するしかないな……。
航/……歩いて学校来いよ!
盟/やだ、疲れるもん!(笑) ……そうだ、侍のサーヴァントがよく学校に出没するんだ。イザというときに弥生が居てくれると助かるからお前も学校に来てくれ。
GM/「判りました、行きましょう」。スカートひらひら。
航/メイドさんを学校に連れてくるなんて、エロゲか!?(笑)
盟/違う、僕が連れてきたんじゃない! 勝手にコイツがついて来たんだ!
航/その台詞がエロゲだー!(一同笑)


 ●オープニングフェイズ/亜紀 〜導かれしもの〜

GM/亜紀くんのオープニングシーンです。君は、夜のパトロールをしていると『池で戦いがあった』という連絡が入ります。青森さんとミスターBと一緒に池へ向かいましょう。
亜紀/はい。今度は池ですか……それにまた被害者が……。
GM/キープアウトの中に入って行き、被害者の遺体を見ます。相変わらず外傷の無い遺体。被害者は男性2人。仕事が終わり、食事をし終えて歩いているところを何者かに襲われたらしいよ。
亜紀/結界……も張ってなかったんですかね。
GM/青森が口を開きます。「素性が判った。近くの会社員で、ごく普通の力の無い人だったらしいな。……こりゃ、本格的に無差別殺人になってきやがった」
亜紀/心臓発作がそう何十件も起きる訳ないですもんね……誰かがやってるに違いない。
GM/「ん? 着信……って電話だわ、ちょっと行ってくる」
亜紀/あ、行ってらっしゃーい。
盟/……多分、盟からの電話だな(笑)
亜紀/その間に≪痕跡発見≫を使って調べておこう。(ころころ)12です、何か変な物が落ちてたりませんか?
GM/12か、結構高いな。……君は思った。「こんな所でトリカブトは咲かないよね?」
亜紀/け、けろーん(笑) ああ、明らかに能力者や異端が暴れた跡があるな……。
GM/それと、ある物を発見する。
亜紀/おっ?
GM/たくあんのストラップだ。
亜紀/……ん!?(笑)
GM/変に特徴あるキャラクターだったから覚えている。これは航が携帯電話に付けているストラップのたくあんだ。……ここに航が居たんだなということを察してください。
亜紀/こ、これは航が大好きなたくあん! 3つも付いてる……ハッ、そういえば航が「三つ子はレアだからなかなか出なくて頑張った!」ってよく言ってた!(笑)
航/いきなり回想の航になって)盟ちゃん、レアたくあんがなかなか出ないんだよ! ダブリいる!?
盟/同じく回想の盟になって)そんなマンドラゴラみたいなモンいらん! 見れば見るほど不気味だ!(笑)
航/(回想の航になって)なんかさー、どこのゲーセンからも撤去されちゃうんだよねー、人気無いのかなー。
亜紀/……こんなストラップ持ってるの、航ぐらいしかいないな(笑) あのー、ミスターBさーん、こんなのありましたー。

 注釈する必要なんて無いと思いますが、たくあんの設定など用意されていません。全員アドリブでマスコット作りに貢献してます。

GM/呼ばれて、亜紀の持ってるストラップを見て、「解せぬ」という顔をします(一同笑)
亜紀/これ、知り合いが持ってた物だと思うんですよ。……そういや航、「聖杯戦争に参加する」って言ってたし……何か知ってるかもしれないです。
GM/(ミスターBになって)「犯人と戦ったかもしれませんね。詳しく話をすることが出来るでしょうか」
亜紀/俺から話してみます。
航/……良かった。弁慶さんに「一般人を傷付けたのはそいつです」って言われるかと思った(笑)
亜紀/亜紀は航のこと信じてるよ!?(笑)
航/でも弁慶さんはそう思っているかもしれないもん! ……ほら、GMが意味深に眼鏡を上げる仕草をした!(一同爆笑)
亜紀/あ、亜紀から「航は絶対そんなことしません!」って言うよ! 今回のループは思わせぶりなことする悪い航じゃないもんね!?(笑) と、とりあえず、航に訊いたら何か判るかもしれません。
GM/ザッ! ……何かの物音に気付き、ミスターBが動く。
亜紀/え。……どうしました?
GM/周囲を見渡す。……眼鏡を投げ捨てて瞬時に英霊モードに変身する!
亜紀/おおっ?
相馬/変身シーンの指定が入った!(一同笑)
盟/脳内のオッサンが投げ捨てた眼鏡を拾った!(笑)
GM/その顔は緊急事態を察したような顔。ザッと消えて、どっかに行ってしまいます。
亜紀/物凄く切なそうな声で)ええっ、行っちゃうの!?
航/「もう帰っちゃうの? 終電まで帰りたくない!」みたいな声を出した!(笑)
GM/追いかけるなら【体力】で12以上。
亜紀/(ころころ)失敗、11でした……。ど、どこー!? あ、青森さん! 弁慶さんが何か気配を感じてすっ飛んで行っちゃったんです!
GM/(青森になって)「サーヴァントでもいたのか!?」
亜紀/判らないです……ああっ、凄く心配!
GM/「大丈夫! イザとなったらコレがある!」と、オッサンは令呪のある腕を見せます。「何かあったら俺が引き寄せる。平気だって、あいつ強いんだぜ?」
亜紀/そ、そうですよね……。そうだ、青森さんにもトリカブトとたくあんのストラップを見せておきます。
GM/そのストラップ、旭人が持ってたな
航/なんだって!? 俺、旭人さんと仲良くなれそうな気がする!(笑)
亜紀/航以外にそんなストラップ付けてる人がいるなんて!(笑)
盟/いきなり青森になって)「ピンクのレアたく子ちゃんなら俺も貰ったよ。ツンデレでツインテールで二―ソックスのたく子ちゃん」
航/い、いいなー!?(笑)
GM/……では、詳しい話を教会のエージェント達にしに青森さんは去って行きます。青森さんが居なくなったときに、弁慶さんが英霊モードのまま帰ってきます。
亜紀/ああっ! だ、大丈夫ですか何も無かったですか怪我は無いですか弁慶さーん!?
GM/(ミスターBになって)「……ええ」
亜紀/そうですか、ああ良かったー! ……何か気配を感じたんですか?
GM/「違うサーヴァントがいると思ったんですが……気のせいでした」……何かを思い悩んでいると、君はハンドアウトに書かれている通り思った。
亜紀/……何かあったんですか?
GM/「ご心配をかけました。父上の報告を終わったようですし、貴方も帰りましょう」……口数は只でさえ多くないのに、弁慶さんは更に無口になり、君を家へ送ろうとします。
亜紀/……弁慶さんの服をつんつん引っ張ります。
GM/「……何か有力な情報を得ましたら是非教えてください」
亜紀/……そうでなくても……何か俺に手伝えることがあったら言ってくださいね?


 ●ミドルフェイズ1/February 7th Scene 1

GM/では、全員集合のシーンをやりましょう。翌日、学校です。航さん、おはよう。
航/おはよう。……不機嫌そうに教室に入ります。
GM/そこにはなんとメイドさんと!
盟/盟が疲れた顔で立っています。
航/なんと!?(笑) 盟ちゃんどうかした!?
盟/僕もこんな形でついて来るなとは言ったんだが……。
GM/周囲の生徒達も「あれ、メイドさんだよな?」「本物のメイドさんだよな?」 ざわざわ。1限目の古文のおじいちゃん先生が驚いて入って来るけど「授業始めるんで出て行ってくだ……あ、はい、出て行かないんですか、はい、授業始めるぞー」
相馬/あまりに自然だとツッコめないんだな!?(笑)
盟/盟も抵抗することを諦めて、そのまま授業に入ります。……その後も、散々色んなことがありました(笑)
航/今日の盟ちゃんの幸福は、体育が無いことだよ。
亜紀/「ハイ、盟さん、脱いでください!」とか着替えを手伝わされただろうね(笑)
GM/そんなこんなしてるともうお昼ご飯の時間だ。メイドさんが、重箱を持って屋上に向かいます。
亜紀/あ、メイドさん!? 本物!? スゴーイ!(笑)
盟/サーヴァントの弥生だ!
亜紀/いきなりバラされた!(笑) 想像をふくらます時間とかもうちょっとくれよブーブー!(笑)
盟/疲れたんだよ、4時間ぐらい散々な目に遭ってるんだからもういいだろ!(笑)
相馬/そんなところにドロンと現れます。……うむ、今日も美味そうなニオイがするのぉ!
亜紀/あ、お侍さんだ。盟ちゃんの重箱ですが、どうぞどうぞー。
相馬/うむ、頂こう。……弥生を見て、パブラマーサで見た顔だと思います。なんじゃおぬし?
GM/(キャスターになって)「あ、お構いなく。ご交流なさってくださーい」
相馬/う、うむ、こんな可愛い子が女の子の筈が……あれ?(笑)
盟/そういえばさ、航。……ケータイのストラップ、取れてない?
航/ハッ! 俺のたくろうとたくおとたくじがいない!?(笑)
相馬/そんな名前だったんの!?(笑)
亜紀/……航、その……このストラップ、公園で見付けたんだけどさ。
航/あ、亜紀! ありがとう、獲得チェックしておくねー!(笑)
亜紀/ピンクのたく子ちゃんストラップをぷらーん。
航/そ、それは、レアたく子ちゃん……!?
亜紀/コレは、青森さんから貰ったんだ。昨日公園で何があったか教えてくれたらあげる。
航/昨日ね変な犬とね白い光がね以下略! ワーイたく子ちゃーん!(笑)
GM/あ、その前に。祐希はこの手の話になると「頼まれた仕事があるから」と言って去って行くよ。聖杯戦争に関わらないスタンスの人だからね。
亜紀/あ……祐希、ゴメンね。
盟/……しかし櫻庭先輩って忙しい人だよな。いつも何かしら用事があるし。
航/体育委員の他に選挙管理委員会と学級委員長をやってるんだって。
相馬/頼まれたら断れないんだね。
航/ていうか、自分からやりたいんだろうなぁ……日常に関わりたいんだよ(笑) たく子ちゃん欲しさにベラベラ喋ります。
相馬/……白い光か。藤原がケルベロスから聞いたものと同じだな。
亜紀/その発光物体さー、『しらたま』でいいんじゃね?(笑)
盟/じゃ、『仮称:しらたま』な(笑) そういや、昨晩おそらく第8のサーヴァント・アヴェンジャーらしき奴がモツに羽飛ばしてウチにやって来た。
相馬/モツぅ? 羽を飛ばしてぇ?
盟/ウチのサーヴァントを誘いに来たらしいよ。……サーヴァントを仲間にしようと接触してくるらしい。
航/アサシンの奴、大丈夫かな。多分今頃マクドナルドでバイトしてると思うけど……(笑)
盟/出来るだけ傍に置いておいた方がいいと思うぞ。
航/……ジャック。小さな声で呼んでみます。
GM/「あいよ」……給湯タンクの上から声がする。
航/わっ、居た!?(笑) マックでバイトしてたんじゃなかったの!?
GM/(アサシンになって)「いや、今は高校1年生を謳歌してんだよ」
航/同級生してるんじゃねー!(笑)
亜紀/航、落ち着いて。たく子ちゃんあげるから。
航/ワーイ、たく子ちゃーん!(笑)
盟/そういえば……アヴェンジャーって、金髪で緑の目の男と仲間みたいなんだよ。
相馬/な、なに? あやつがアヴェンジャーの仲間? 飯をくれたから気を許したもののそうだったのか……。
航/ご飯くれたんだ、いいひとじゃないか。……相馬さん、色んな人に餌付けされてるな(笑)
亜紀/お侍さん、このチュッパチャップスあげますのでもうあの人から変な物を貰わないでくださいね?(笑) もし毒とか入ってたらどうするんですか。
相馬/う、うむ。しかしワシに毒は効かんぞ、≪暴食≫があるからな。
航/……亜紀のご飯が食べられるんだもん、毒は効かないよね(笑)
亜紀/航、たく子ちゃん没収。
航/わーん、たく子ちゃーん!(笑)
GM/ではお互いが持つ情報を共有し合ったところで、情報収集パートに参りましょうか。
盟/現場に行って本当に痕跡がないかを調べたいな。
亜紀/なら俺は、教会に行ってアヴェンジャーと……しらたまについて調べてみたいなぁ。
GM/では、どこに行くか宣言するとき、連れていくNPCの指定をしてください。このときの選択は結構重要なので、ハッキリ宣言してね。

【ルート選択:2月7日】
 航→亜紀と共に、アサシンを連れて『教会』へ移動。
 相馬→盟と共に、アーチャーを連れて『池』へ移動。
 盟→相馬と共に、キャスターを連れて『池』へ移動。
 亜紀→航と共に、『教会』へ移動。