アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 アイビスパーティー 』 6ページ ■
2024年5月19日




GM/本日は『アイビスパーティー』最終回です。よろしくお願いします!
琢磨/よろしくお願いします! セッション時間ギリギリまでホットケーキを3段焼いてた。間にあって良かった。
八重花/3段ホットケーキ、浪漫ですね。
縹/もう字面が美味しい。
崇号/今日はよろしくお願いしまー……あっ、違う!
GM/おや?
崇号→陽子/オンラインセッションのコマ、陽子じゃなくて崇号でやってました。えへへ、間違えちゃいました。
八重花/崇号お兄様のお顔が見れてハッピーです。
琢磨/タカが帰ってきたみたいでハッピー。
縹/祟号くん、取り戻そうね……!
陽子/控室の崇号は焼いてもらったホットケーキをちょっとだけ分けてもらいます。
縹/ハチミツたっぷりかけて……。
八重花/バターもたっぷり置いて……。
GM/アヒルちゃん達と一緒にみんなの分を作っていればいい。
陽子/では崇号はこれからホットケーキを無限に生成するお仕事を始めてもらいます。
八重花/ホットケーキパーティーだ! 番外編は決まりですね。最終回目前に番外編が決定してしまった。
陽子/イガちゃんが過去に作ったシナリオ『さいきょうのカレー卓』みたいなこと、またやりたいな。
八重花/つまりさいきょうのホット狂気も作れますね。
琢磨/ホット狂気!?(一同爆笑)
陽子/番外編セッションの名前、決まっちゃったわ(笑) しゅうらちゃん! 『カレシ卓』のときみたいにまたタイトルロゴを作ってね(一同笑)


 ●クライマックスフェイズ1 〜最後の抵抗〜

AF判定「金神顕現」
 ・1回目 金神を牽制せよ   【体力】【反射】 難易度:20
 ・2回目 金神から離脱せよ  【知覚】【幸運】 難易度:30
 ・3回目 金神の急所を探れ 【理知】【意志】 難易度:20
 ・4回目 金神へ刃よ届け   【命中値】 難易度:40

 「金神と戦っていく」演出に成功すること。成功した場合、「クライマックス戦闘」に突入する。
 4人のPCは1人1回、4種類のテーマに沿ったAF判定を順々に挑戦する。
 AF判定の演出内時間は、1時間〜2か月ほどを想定。
・1回目 金神を牽制せよ→活動を開始した金神の動きを止めるように戦ったり、直接コンタクトを取ってみたりできる。「金神と戦う」がテーマ。
・2回目 金神から離脱せよ→戦闘から逃げる。金神の目が届かない場所へ行く。「金神から離れる」がテーマ。
・3回目 金神の急所を探れ→「金神を倒す方法は無いか」を探る。文献を読んだり、誰かに聞いたりする。「決定的な情報を得る」がテーマ。
・4回目 金神へ刃よ届け→再び金神のもとへ向かい、クライマックス戦闘突入する。「金神を倒しに行く」がテーマ。


GM/それぞれ協調行動は禁止。1人で難易度20〜40を攻略してもらいます。
琢磨/まずは1回目、「金神と戦う」を琢磨がやります。

 ・1回目 金神を牽制せよ   【体力】【反射】 難易度:20
 活動を開始した金神の動きを止めるように戦ったり、直接コンタクトを取ってみたりできる。「金神と戦う」がテーマ。

GM/多くの能力者が、金神と戦い始める。金神はぼんやりと立っているだけだったが、襲い掛かってきた能力者をその目で認知すると、槍が飛び、その能力者を突き刺した。突き刺したと思ったら他の6人も次々と突き刺されていく。
琢磨/君たちは一旦退け! ヘリコプター内から身を乗り出して、負傷した彼らに声を掛ける≪叱咤激励≫。
GM/ヘリで来た!
琢磨/ヨウ子の乗ってるヘリに同席してます!
陽子/跡部母ですから運転できます。
八重花/かっこいい……攻殻機動隊みたいだ!
GM/(モブ能力者になって)「いや、仲間をあいつにやられた! 俺達が奴を止めなければ!」
八重花/冷静さを欠くとDEATHですわよ〜! ぐわ〜!
縹/そんなやり取りしている間にも、モブたちは槍に刺され続けている……。
琢磨/君らの気持ちはよく分かる! しかし故に今は体制を立て直せ! この場は、この身が引き受ける! ≪悔改めよ≫。
GM/アクション映えしますよね、琢磨。
陽子/最高のイケメンなんですよ、マストダイ!
琢磨/台詞と同時に負傷した彼らに向かってアンプル≪興奮剤≫を投げる。使え、足しにはなる筈だ! 自分も一本打つ、≪強力調合術≫。
GM/「あっ……ありがとう……」
琢磨/ヘリが金神の真上に着た瞬間……では、陽子さん。気をつけて。行ってくる。刻限だ! ≪処刑時刻≫、言葉と同時にヘリから飛び降りる。
陽子/私もすぐに加勢するわ! ところでヘリには陽子と琢磨ちゃん以外に誰か乗ってます?
縹/縹は一方その頃してますね。
八重花/八重花も別行動してそうかな〜。
琢磨/彼女の言葉に視線で応える。その視線も金神に向かう。落ちていく黒いスーツ姿が小さく映るだろう、≪葬送の衣≫。
GM/スーツを≪葬送の衣≫って表現するの、好き。
琢磨/怨霊の負を収束させた刃を抜き、まずは一刀。ちょうど飛来してきた槍と打ち合う。≪凶々しき武器≫。
GM/次々、次々、次々。無限の槍の錬成。飛んでくるゲートオブバビロン。
琢磨/一撃を落としただけではキリがない。更なる力が必要だ。怨霊の負を今度は四肢に収束させて、狙って飛来するものを落とす。≪封印の牙≫。負の収束はやがて外骨格と化して、末端から体を覆う。黒い鎧が音を立てて顕現する、≪闇の勇姿≫。
GM/鎧モードだ。
縹/かっこいいー! 変身バンクがライダー!(笑)
八重花/みんなの憧れじゃないですか!
琢磨/朱指時代に憧れていた殲の刻。それを模した姿。装甲を纏った姿で、飛来する槍を今度は足がかりにし、彼の元へと駆けていく≪邪の道は此方≫。……タカ!
GM/虚空を見つめています。
琢磨/眠たいのか。あるいは、この身を視線から外そうとしているのか。
GM/虚空を見つめてますが、槍で次々と……ですね。
陽子/た、琢磨ちゃんを攻撃しないで〜……!
琢磨/次々と飛んでくるなら、それも足がかりに。全身の筋肉をバネに行使して、跳ぶ。跳ぶ。≪怪力無双≫。
陽子/作画が良い〜!
八重花/1秒の作画枚数100超えたな〜!
縹/映画館で見てえ〜!
GM/映画館で見た〜!
琢磨/夢むように虚空を見つめる彼。まるで心も全て、禍々しい神に明け渡したかのように。それが、それが無性に気に入らなかった。……タカ! こっちを見ろ!! ≪異端審問≫。
GM/お〜、凄い演出。
琢磨/君のことは取り戻す! 取り戻すつもりだが、今ここにいるのは対峙する相手だろう!? なら……なら! この身をしっかり見ろ! 奥底に眠る彼を揺さぶるように、声を掛ける。今、君が殺そうとしている相手のことくらい……見ろ! ≪罪ありき≫!
陽子/あまりに台詞が上手すぎる。
八重花/戦闘の密度が濃い……。
GM/これでもうエンディングまでいきたいぐらい熱い。
琢磨/声とともに一太刀を浴びせる。きっと応えるのは槍ばかりだろうが、それでも! 見ろ! こっちを見ろ! 見た上で……抗え! 呑まれた者として、足掻き切れ! ≪故に報いを≫。この身の相棒がそんなに弱い男ではないことを、この身は良く知っている!
GM/「…………」 反応があるか、どうか。判定をお願いします。
琢磨/(ころころ)達成値10。よし、成功! タカがやる時ぁやる男だと信じてますからね琢磨は、有事に爆上がりするタカの精神年齢を!

 『金神を牽制せよ』で判明する情報。
 武器を重ねた結果、琢磨は思う。「金神は殺せる」と。
 彼は無敵ではない。総力で叩けば活動停止できると確信する。
 クライマックス戦闘で金神の【HP】を0にすれば死亡し、世界滅亡・生命滅亡の危機から脱することができるだろう。
 それは同時に、日ノ本崇号のロストを意味する。


琢磨/……そうだ。殺すこと、それが我らの目的ではない。もしもの手段は取りたくない。だからあくまでも事実として、この情報を持ち帰る。
陽子/あくまで琢磨ちゃんは「崇号を連れ戻す」なんだね。
琢磨/……ぎり、と、万力こめて刃が軋む音。未だ届かず。ならば、後に託すのみ。またな、タカ! 口惜しくとも、今はまだ!
縹/琢磨くんは優しいな……。
陽子/……プレイヤーとしては崇号を連れ戻すのは大賛成だし、そのスタンスは崩さない。でも、陽子は別アプローチしてこうかな。
GM/お、陽子は殺す動き?
琢磨/暗殺の母だもんな。
縹/解像度を落とさないで!(笑)

 ・2回目 金神から離脱せよ  【知覚】【幸運】 難易度:30
 戦闘から逃げる。金神の目が届かない場所へ行く。「金神から離れる」がテーマ。

GM/金神が次から次へと群がる能力者たちへと顔を向ける。その視線の先に……陽子がいた。
陽子/あ、もしや……おっきした?
琢磨/激を飛ばしたからおっきしたかもな。
GM/陽子がそのターゲットになる。貴方は「絶対殺す7人の中に含まれてしまった」。途端に彼からの総攻撃が始まる。どうにか金神の目が届かない場所へ行こう。難易度30に成功すれば生還成功とします。
陽子/琢磨ちゃんのめざましコール、成功したかも〜! ではヘリコプター乗ってた陽子、ヘリのまま金神へバララララララ突貫! 直前でヘリを捨てて飛んで逃げる!
GM/派手!(笑)
縹/ハリウッド映画みたいなことしてる(笑)
陽子/≪猛る身体≫だから無傷ですってんころん! もちろん金神にヘリが直撃! ふはははは鋼鉄のひき逃げを食らえー! ≪乱舞≫。
八重花/鋼鉄のひき逃げ!(笑)
琢磨/轢き逃げ乱舞、強い(笑)
陽子/もちろん琢磨ちゃんがあばよした後なので安心して。
GM/(モブ能力者たちになって)「ぎゃー」
縹/モブー!?(笑)
陽子/モブーっ!? ……なんてことを!(一同爆笑)
縹/金神のせいにした!(笑)
琢磨/君のせいですよ!(笑)
陽子/夫が爆破には爆破でモブを守ってくれました、≪英雄の宣言≫。
八重花/風圧でモブが離脱していく!(笑)
縹/さす沖!(笑)
陽子/許せないわ金神!
GM/この点に関しては無罪。
陽子/沖田もそーだそーだと言っております。で、金神の具合はどう? ひき逃げされたのは初めてでしょ? ゆっくりしてきなよ……。
GM/崇号、ひき逃げ初体験でした?
崇号/経験無いよぉ。
GM/……爆音と真っ赤な屋上に、立ってる金神。無傷のように見える……が、血も流れている。無敵ではないと琢磨が悟った通りだ。【HP】が0になれば死にます。
陽子/ちゃんとダメージは通ってるようね、ヨシ! ……しかし参ったわね、今のが私の考えられる一点集中最高火力だったんだけど。≪単一化≫。
GM/まだやられないぞと立ってます。
陽子/……こっち見なさい、と大股開いて仁王立ち。≪武闘家の血≫どどん。怯まないわ、≪聖戦士の血≫。
琢磨/かっこいいぞいいぞ〜!
GM/見ますね。目覚めた金神が、じいっと。
琢磨/ちゃんとおっきできたね〜。
GM/僕えらい〜?
琢磨/えら〜い!
縹/こら! 甘やかさないの!(笑)
八重花/字面だけだとかわいいんだけどなあ! 火の海なう。
陽子/……貴方が見たものが皆死ぬ、見たものを皆殺す。そういう装置に仕立てられた。この半年間、貴方は色んなものを見てきたでしょう。それは全て貴方に殺させるために見させられた半年間だった。……さいっあく! 利用されて可哀想!
縹/陽子ちゃん……。
陽子/貴方が紗々音の旦那のもとで見てきたのは、殺すため? 違うでしょう。楽しくて嬉しくてみんな愛おしくって見てきたものでしょうに! そんな無邪気な心を利用してきたやつが、憎くてたまらない! 私も思うわ、近くに居た琢磨ちゃんだってそう思っているのはさっきの叫びでよく分かる! ……貴方自身がそう思わないといけないのよ! おばか!
琢磨/ヨウ子の台詞で泣いてしまってる……。
陽子/光兵から聞いたわ、貴方は「守る人」だって! 「お世話になってるひょうさんや相棒を今度こそ守りたい」って、「仲良くなれたやえちゃんを守れたらいいな」ってうちの子にこぼしてたでしょう!? ≪護りの契り≫。
GM/おお……崇号の特技で、崇号を演出してる。
陽子/それが、そんなことしちゃ……ダメ! 貴方のためにも貴方は戻ってこなきゃダメなのよ! 崇号を≪カバー≫。
琢磨/泣いちゃう……。
陽子/ぜーはー言いながら……指を立てて、ガンドを真正面から打つ! ≪片手武器≫。
GM/琢磨とは違うかっこ良さだ。これで『現在難易度:10』かな?
陽子/【幸運】4だから期待値の6が出れば成功する。イケるイケる。(ころころ)達成値9で失敗。期待値が出れば成功するわガハハ! とか言ったな! あれは嘘だ。
GM/あっ、遠坂凛要素がこんなところで!(一同笑)
琢磨/同じ戦場にいるってことで≪叱咤激励≫を使うのはダメかな!?
GM/OKです!
陽子/叱咤激励くださーい! 陽子が、槍に刺されそうになる……!
琢磨/よく言った、陽子さん! ≪叱咤激励≫で+2。成功させます。……刺されたかと思っただろう。
陽子/思いっきり突き刺される……と思ったが!
琢磨/がぃん! 黒い鎧が、思い切り槍を叩き落す。見ろ、と言ったのはこの身だからな。ならば、見られた者は守るさ。
陽子/琢磨ちゃあ〜ん! すきすきだいすき!
縹/もうこの絵面だけで興行収入100億いきましたわ。
八重花/最高だった。
GM/無事に陽子は琢磨によって猛攻を回避できた!
陽子/……よし、今よ! 琢磨ちゃんが助けてくれたところで、夫に声。沖田猛によって絨毯爆撃させます。それで逃亡よ〜!
GM/ドガガガガガガと絨毯爆撃。陽子と違ってモブ被害は出しません。
縹/さすがベテランエージェント!(笑)
GM/(沖田になって)「≪乱舞≫は範囲(選択)なんだよ!?」
琢磨/えらすぎる沖田くん(笑) 応、退こう!
陽子/よし、金神も怯んでいるわ! 総力で叩けば殺せる、未来はあるわよ! ……もちろん、信じてるからね!
GM/では、その爆撃を……吹き飛ばすものがあります。金神の槍ではありません。後ろに待機していた、男の魔術らしき炎がそれを相殺していきます。
八重花/武蔵さん……。
琢磨/やっぱり来るよな……。
GM/武蔵がダメージ軽減特技を使ってあげました。なのでまだ金神は死にません。
陽子/……いやらしい男!
縹/いやらしい男。色んな意味で。

 『金神から離脱せよ』で判明する情報。
 金神の隙をついて逃亡した陽子は思う。「金神の動きが不自然な動作をしている」と。
 本気になって貴方を殺しにきていたと思うが、それなら何故、足を一切動かさないのだろう。飛行できる金神なら不自然ではないのか?
 陽子は「金神の右か左、どちらかの足が不自由である」と確信する。
 無敵ではなく、さらに足も不格好。金神は完璧ではないのかもしれないと思いながら、貴方は去ることができる。


陽子/お? ……逃亡しながら、琢磨に声を掛けます。ねえ、気付いた? あんよ。
琢磨/……あんよ。不自由そうにしていたな。
陽子/確かに空を飛ぶなら足はいらないんだけど……なんか、不器用な足取りね。元の崇号くんもそうだったの?
琢磨/いや、彼は身軽だったよ。屋根の上を駆けられるくらいに。
八重花/するっと出てくる情報がかっこいいな。
GM/崇号は対魔忍なのでむしろ高速移動の人ですね、めっちゃ足が速くて強い筈です。
陽子/さすが対魔忍。……もしかしてこれ弱点とかになるのかしら?
琢磨/ああ、その情報は有益だ。あの神は万能ではない。それはきっと、彼を取り戻すヒントになるだろう。……有難うな、陽子さん。鎧越しに少し笑う。
陽子/というか鎧作画が良すぎてヤバイんだけど。劇場版じゃなかったら許されないわ。許した。推しの超作画助かる。
琢磨/戻る頃にはしゅるしゅる外骨格といて元のスーツ姿ですよ(笑)

 ・3回目 金神の急所を探れ 【理知】【意志】 難易度:20
 「金神を倒す方法は無いか」を探る。文献を読んだり、誰かに聞いたりする。「決定的な情報を得る」がテーマ。

GM/では、3回目の縹さんのシーンにいきましょう。「金神を倒す方法は無いか」を探る。文献を読んだり、誰かに聞いたり……縹さんはどうしますか?
縹/陽子ちゃんと琢磨くんが金神にアクション仕掛けてる間、おじさんは教会で調べものしてましょうかね。
琢磨/かっこいい、探偵さんだ。
陽子/一同バタバタ教会!(光兵になって)「チャカポコチャカポコが必要だったら言ってくださいね!」
縹/……教会の蔵書を徹底的に漁って、この状況をひっくり返すヒントは無いか探す≪逆転運命≫。古い書物で読めないやつなんかは≪バベルの唄い手≫で解読。
陽子/電子データも書面も石板も出てきそう。
GM/ありとあらゆる図鑑とかも出てきそう。
縹/ちょっと魔王さん、暇なら手伝ってくださいよ。≪コネ「魔王の落とし子」≫。教会の資料室なら魔王さんおるやろ?
陽子/実は忘れがちですけどね、アクセンは表向き「教会の資料を作る仕事をしている留学生設定」なんですよ。
八重花/忘れるどころか初めて聞いたレベル。
琢磨/留学生の顔じゃねえんだよな(笑)
GM/魔王としての顔しか見たことねえからな(笑)
縹/≪コネ「古川財閥 古川家」≫とか≪コネ「居酒屋さきがけ」≫とか≪コネ「ハンター協会」≫とか≪コネ「心霊治療医院会」≫とか、あらゆるコネを使って金神の弱点を…そして剣菱武蔵の経歴や生涯を探る。
陽子/青森さんとか、じぅっとした生き物とか、ハンター達や夜輝さんを頼ったりとか!
縹/実際、金神の情報は古川とかさきがけにコンタクトを取ると出てきそうだしね。……調べながら、あのとき祟号くんと琢磨くんを≪棺の門≫で受肉させなければ……彼らの≪断末魔の叫び≫を聞かなければ、こんな事にはならなかったのだろうか、とふと考える。
琢磨/み……。
縹/いや、たらればを今更考えても仕方ない。あのときはあれが最善だったんだと悪い考えを思い直す。≪逆さ落ち≫。……毎日教会に籠って、文献や史料や資料を読み漁り、過去に埋没していく≪過去視≫。
GM/根詰めてる。
縹/金神化したといっても、陽子ちゃんたちの報告にある通り完全ではない。完全な神をあいつは作り出せなかった、そこに突破口が……肉体の不完全さなら蛭子か、片足の不自由さなら鍛冶神か。強力な神であればそれだけ、伝承に縛られ……金神、五行における金、相剋であるなら火に弱い……。
GM/「伝承に縛られ」、それは、きっと当たっている。調べて無意味ではない。
縹/……牛頭天王、か。
GM/金神を倒したやつですね。または同一視説ある。なお、金神=スサノオというとんでも同一視説もある。後世の後付けなんですが「なんでスサノオなんだよ!?」ってやつですよ。
縹/スサノオ、なんでも同一視されるな……。
陽子/ちなみに崇号はヤマトノオロチである。
縹/金神=スサノオ説があるなら、ヤマタノオロチの系譜である祟号くんを依代にしたの面白すぎるな。ってずっと考えてますね。
八重花/頭の良くなる卓……(笑)
琢磨/知識が深すぎる……。
縹/そしてこれだけ調べた結果、我々に有利になりそうなことが色々なことが分かるのであったー! ≪未来の吐息≫。【意志】で振ります、慢心駄目絶対!(ころころ)1ゾロファンブル。
琢磨/ああー!?
縹/≪リライト≫しますします! 達成値6! 成功です、あっぶね!
八重花/あって良かった!
GM/さすが[世界遣い]!

 『金神の急所を探れ』で判明する情報。
 金神は陰陽道における方位神だ。ならば陰陽道を調べなければ。五行相剋図を発見する。
 金神は最強の殺戮の神だが、言ってしまえば「攻撃力最高なだけで防御は普通なアタッカー」に過ぎない。
 そもそも金神は、完全な神ではない。「ただの殺戮の神」だ。倒された逸話もあり、そこから5つの記念日が制定されているほどだ。


縹/五行相剋、やっぱり出るか。
琢磨/ちょうどさっき五行の話してましたもんね?
GM/五行相剋の説明、ミドルフェイズ中にやるつもりだったんですが、縹さんが見事「爆破の形って五芒星じゃない?」って言ってくれたおかげで出さなくても良くなりました(笑) 実は「7月7日に神社で爆破が起きて被害者が出た」とき、七夕祭りのシーンにネタ晴らしとして出すつもりだったんですよ。
縹/なるほど〜。
GM/琢磨も察した通り、金神は殺そうと思えば殺せる。「ただの殺戮の神」に過ぎないからだ。
陽子/ただの殺戮の神……そのワードだけで強いんだが(笑)
縹/普通の人間は殺戮されるだけなんだよ。

 さて、人体を正面から仰向けにして属性を当てはめると、「頭は青の木」「右腕は黒の水」「左腕は火の赤」「右脚は金の白」「左脚は土の黄」になる。
 そして討伐された金神においてもその弱点は最も重要で、守らなくてはならない動作的弱点は……「左脚は土の黄」である。
 結論、「左脚を霊力拘束してしまえば金神は顕在した力を失くす」に至るだろう。
 ……「金神が表からいなくなれ」ば、「潜む崇号は目覚められる」か?


 『イベントキー:鎖2』
 非常に強力な拘束具を利用して金神を無力化させる手段を表すイベントキー。
 クライマックス戦闘で、金神の【HP】を0(AF判定に成功)にした直後、使用可能。
 使用した場合、金神は消滅。使用しない場合、金神は通常の処理通りに死亡する。


琢磨/あ、鎖。
縹/鎖……そういえば陽子ちゃんが工場で拾ったって言ってたな。
陽子/あるわ。陽子が回収したもの。
八重花/これをすれば……崇号お兄様が、帰ってこられる!
琢磨/良かった! 嬉しい……!
陽子/航先生のおかげで世界が救われるね。
GM/そう言うとなんか嫌。
縹/正しく使われれば世界が救えるんだよな、航先生の発明品……(笑)
GM/金神は左脚を狙われたおかげで5つのバラバラ死体にされて封印されました。さて、ここで左脚を狙って明確に封印してあげることで……またおねむになると。すると、崇号がおっきする!
陽子/器に2人以上魂があっても、魂の操舵席に座れるのは1人のみ。金神が寝れば、崇号が交代する!
八重花/左のアキレス腱、狙わせてもろて。
陽子/そうそう。アキレス腱を狙えばアキレウスも倒せる。
縹/アキレス腱を切ってもアキレウスは死ぬまでのタイムラグで大暴れするじゃん(笑) ……金神はなんとかなりそうだ。だが……紗々音は。
GM/紗々音は?
縹/……紗々音について、調べられます?
GM/何を、でしょうか。
縹/紗々音を取り戻す手段を。……このまま金神を封印したところで、世界が巻き戻る訳じゃない。
琢磨/ああ……。
縹/…………。眼鏡を取って、目頭を押さえて……シーンエンドで。
GM/これ、シナリオに無いことなんですが、出るべきだと思うんですよね。
縹/はい?
GM/魔境のカケラ。
縹/うわ。
八重花/そっちか。
琢磨/出ちゃうか……。
陽子/……はい。出ると思います。悩んでいる子がいたら、来ます。優しいですから。
GM/3回目の判定的にはもうシーンは終わりになりますが、思い付きでロールしますね。……どうやったら救えるか。それを考え続ける縹。
縹/調べ物が一段落した当たりで、礼拝堂で一人。珍しく誰も居ない、静かな礼拝堂で考える。
陽子/教会のみんなは、外に出て戦っている最中……。
GM/時を戻す手段は無いか。世界をやり直させることはできないか。死んだ愛する妻を取り戻すことはできないか。考え続ける縹。
縹/……このままじゃ、俺はただ紗々音を死なせるために取り戻しただけだ。
GM/そうして辿り着く。「無い」、という結論に。
縹/……は、はは、なんのための、30年だ。紗々音を探して、取り戻して、そして無残に死なせるためだけの30年だったと。……くそが。
GM/でも、世界を戻すことはできた筈だ。どうやって?
縹/どうやって……。
GM/異端が、明確に悪いものが、最悪の惨劇を引き起こせば。これ以上の最悪を惨劇を創り出すことができたなら。
縹/今以上の……。
GM/例えば、みんなみんな貴方の手で殺して巨悪に太刀打ちできない状況を作り出すとか。やってみなきゃ、わかんない。
琢磨/囁いてる………。
八重花/絶望のために希望のある言葉を囁きますな。
縹/なるほどな……。そうして世界が金神によって滅べば、流石に腰の重たい神様も慌てるってか。
GM/どうせ全員消える世界なら、最悪の世界を貴方が先に作っちゃえば? 最悪の状況に陥らないと動かない。貴方の妻の死は、最悪とみなされなかった。悔しいでしょう? 貴方が最悪に導いてあげなきゃ。
縹/そうだな。……最愛の人をむざむざ死なせるような世界なんてクソくらえだ。

 GM/今日のオススメポイント! 「琢磨と陽子と八重花を縹が殺そう!」 そうすれば世界は崩壊確定 セッションはバッドエンドでお疲れ様だけど、次の縹は頑張れるよ

琢磨/殺しやすいように油断してよ〜っと
陽子/ええ! あの人がいきなり私達を裏切るなんて考えたことないわ〜
琢磨/そうそう、縹さんは恩人なので殺意を向けて来るとか考えもしないもんなあ!
陽子/紗々音の旦那が狂乱するなんてナイでしょ!
琢磨/全然余裕で寝首かけますよ♪
八重花/バッドエンドに率先して進みたがる(一同笑)
GM/世界崩壊しなきゃ大事な人が助けられないんだから、世界崩壊を促進しなきゃ! 戻るわよ! 貴方が全員殺せばだって世界崩壊確定じゃない
陽子/イガGMがキャラロールするマキョウ様、メスガキ成分多いな(笑)
縹/……そう、あいつも思ったんだろうな。あの8月の熱い日に。そりゃそうだ。目の前で大事な人が死に、傷つき、多くの人間が苦しんでいく世界なんて「無くなった方が良い」。……はあ、と礼拝堂で顔を俯かせる。端から見れば、神に祈ってるように見えるだろう。
陽子/かつての少年のように。
GM/そう、かつての少年が「どうしたら人を救えるか」と悩み続けたように。
琢磨/奇しくもかつての少年と同じように、救うために踏み外していく。
縹/もしここで、誘いに乗って、全てを最悪にすれば、もしかしたら金神が現れる前に時が戻るかもしれない。あの廃墟で、二人の怨霊を見付ける前に戻れるかもしれない。怨霊を、問答無用で浄化してしまえば、剣菱武蔵と高橋繭子の目論見も狂うだろう。そうすれば、テロで死んだ人も救われる。紗々音も、死なずに済むかもしれない。
GM/そのためには、戻らなきゃね! 戻るために、貴方が動かないと!
陽子/その不自然なぐらい自然な囁きが、ずっと縹さんの耳元で……。
琢磨/自分で導き出した結論のように……。
縹/…………。そうだな、戻るか。礼拝堂の長椅子から立ち上がる。
GM/やったぜ!
縹/ああ、戻らないと。いま戦ってるみんなのところに。
GM/やるの? やるの?
縹/金神、止めてやらないと。泣いてる子供がいるからな。
GM/……金神に世界崩壊させないと、貴方の望みは叶わないのでは? 六千億を殺させようよ〜。
縹/そんなことして、俺の女房が喜ぶと思うか?
GM/貴方に再び会えて嬉しい! 貴方も再び会えて嬉しい! ……違うの?
縹/ああ、そうして俺は六千億の命を見殺しにした罪の意識で異端堕ちするんだろうよ。そうして、やっぱり結局紗々音は死ぬんじゃないか。……そういう、未来を視た。
GM/…………。長椅子から立ち上がって歩き始めた耳元には、声はもう届かない。
縹/あまり人を馬鹿にするなよ、邪神。
GM/囁きは消えた。「(・3・)ちぇ〜」
琢磨/ちょいちょいしをんを感じる。
陽子/分かる。このマキョウ様はしをんちゃん味(笑)
八重花/かわいいねえ(笑)
GM/囁きは消えました。なので貴方は……紗々音のいない世界を助けに行く。そうですね?
縹/紗々音を取り戻したい、生き返らせたい、それは切なる願いだ。だが、そのために紗々音に顔向けできない生き方は出来ない。紗々音の前ではいつだって、格好いい鴨頭草 縹でいたいんだよ。だから、邪神の誘いには乗らない。乗れない。俺は、あいつにはならない。
GM/……金神の弱点を知った縹は、あいつにはならないと決心した縹は、進み始めました。

 ・4回目 金神へ刃よ届け   【命中値】 難易度:40
 再び金神のもとへ向かい、クライマックス戦闘突入する。「金神を倒しに行く」がテーマ。


GM/という訳で、ある意味一番自由なAF判定シーンです。金神や武蔵と対峙してもいいし、「よし行こう!」というシーンでも構いません。「金神を倒しに行く」がテーマをどうぞ。
縹/情報はちゃんと共有しますよ!
八重花/助かる〜。始める前に、≪マイガーデン≫を使用。AF判定の難易度減少率を−2から−4に変更します。
縹/つよつよだ!
陽子/難易度30ですら失敗する奴もいるからな! 安全に行くといいわガハハ。
八重花/怖い話してる……(笑) 八重花は、直前まで先輩と話しています。その後に現場に駆けつけます。
GM/ほうほう、芽実と?
八重花/話していたのは勾玉の複製ができるか、とか。
GM/勾玉の複製ができるか、可能ですね。正確には「芽実が思い描いたものを絵にすれば」できます。
八重花/例えば、時間を跳躍できる道具を新たに生み出すことも?
陽子/「ドラえもんのタイムマシーンを描いて」とかお願いすれば?
GM/ドラえもんのタイムマシーン、描けます。タイムマシーンも描けるし世界破壊爆弾も描けますよ。ありがとう、詳細な設定を残した藤子不二雄。
琢磨/なるほど! できそう!
縹/それは……芽実ちゃんが大丈夫なんだろうか、代償的な意味で……。
八重花/確かに代償は気になる。
陽子/代償、あるんだっけ? いっぱい魔力を使うとかだっけ?
八重花/なんか凄く疲れるとか言ってなかったっけ。……先輩は、その絵を描いた後、体調を崩されたりはしませんでした?
GM/(芽実になって)「……実は、凄く崩す。実は実は、前にお蕎麦を帰った後もね……ずっと寝込んでたんだ」 代償:寿命です。
琢磨/うわ、あかん。
八重花/この蕎麦のために!?
陽子/蕎麦を描くために寿命を削ったの!?
GM/「でもまあ、『寿命の前借り』って言葉もあるし? イメージ的には『モンエナ3本飲んで描いた力作の蕎麦』ってだけだよ」
縹/エナドリ扱いやめーや!
八重花/私はモンエナ3本飲んで3ヶ月入院した人を知っています。良い子はやめよう、まじで。
GM/ぶっちゃけますと、「クライマックスなど必要なものを芽実に描かせると、彼女の運命はエンディングフェイズで分岐します」 もちろん例として出した蕎麦以外を描かせた場合です。
縹/余命何年だ言えー! カフェインの過剰摂取はシンプルに死だぞ!?
GM/……てか、モンエナ3本で入院ってマジすか? GMは実はエナドリをちゃんと飲んだことがない。
八重花/私が知っている入院のケースは高校生の子でした。先輩と同じくらいです。
GM/そうなんだ……(笑) 今のところPCは芽実に何も描かせてないです。なのでまだ寿命があります。
陽子/それ……「描かせたら、芽実ちゃんは死ぬ」って宣言されたようなものじゃん。
八重花/武蔵様を描いた後、体調は大丈夫でしたの……?
GM/「めっちゃつらかった〜!」(笑)
琢磨/「(笑)」じゃないよぉ!
縹/やめよう。神殺しの魔剣とか描かせたらダメだよコレ。
陽子/「NPCの命の代わりに入手できるアイテム」、最終手段だよ……。
縹/女子高生の命を代償に紗々音を蘇らすとか、ダメダメのダメ!
八重花/抱きしめるわ……熱烈に。私は、ずっと後悔していたんです。
GM/「後悔?」
八重花/もう貴方に、魔法を使わないでほしいって言っていたのに、私はまた、何かを生み出してほしいと、一瞬でも願ってしまった。
GM/「でもそれは、私ができるものだから。……しないと、大変だというなら、するべき、じゃないの?」 ルール的にはPCは、特にPC3は彼女にそれを命じることができます。
八重花/できたとしても、罪を一緒に背負うと言いながら、都合のいいことしてもらうのは良くないと思うんです。……撒いた種を、取り出すなら、方法は他にもあると私は、思ってる。
GM/「でも、それ判んなくって……」
八重花/判んないけど、私、探してきますから。
GM/「……それなら」 芽実は、ある私物を八重花に押し付けます。「これあげる」 いわゆる『これを私だと思って』です。
八重花/わわ?
GM/「塾で貰ったバッグに私のアレとかコレとかソレを詰めるね。私の物いっぱい詰めるよ! これで、私といっしょにいつでもいると思って!」
八重花/先輩の!? 私物じゃあありませんか! 生活できちゃう! 人生が豊かになっちゃう……!(一同爆笑)
縹/この場に縹が居たら背中めちゃめちゃ連打されてたな(笑)
八重花/先輩も入っていいんですよ〜? いやだめだだめだめ! 安全な所にいてください!
GM/異次元バッグにはいっぱい入るのでなんでもあげます。
八重花/異次元バッグを貰います。大事に大事に、抱えます。
GM/「行ってらっしゃい!」 送り出す声。
八重花/……行ってきます! 必ず、正解を探して持ってくるので! 待っててください!
GM/「うん!」
八重花/家を出て、外に飛び出す。走って、走って、市街地を抜けて。建物がどんどん消えていく。焼き払われちゃった街を走って……見上げればもう、あの輝くように眩しい金色の神様が見えるんじゃないか。
陽子/すげー絵になるダッシュ……。
琢磨/映像で浮かぶな……。
縹/新海誠感。
八重花/息は切れていて、足も震えてる、けど、約束したから、と心を奮い立たす。≪心身置換≫。地面を蹴り上げて跳躍する スカートから大量の触手のような腕が伸びて、地面を押し上げてそのまま、上空へ…≪ホムンクルス生成≫。
琢磨/かっこいい〜! スタイリッシュうどん。
八重花/うどんが≪俯瞰の誘惑≫持っているからそのまま飛べるといえば飛べる。
GM/スカートから何か出るアクションっていいですよね……。
陽子/『ブラックラグーン』のロベルタとか……『武装錬金』の斗貴子さんとか……。
八重花/『まどマギ』のマミさんもスカートから銃を出すし……。
琢磨/『化物語』のひたぎちゃんの文房具とかも……。
縹/セーラー服の下から武器や武装が出てくる女子が嫌いなオタクいる? クソデカ主語。
八重花/上空は少し、寒い。空は真っ赤で、自分の手が血まみれみたいに見えて、これからすることに少し怯む。≪紅蓮の指≫。たくさん一緒に仲良く楽しく遊んだ人に、攻撃を向けるなんて、初めてすることだから、怯む……。
琢磨/演出がとてもエモーショナル。
八重花/見下ろせばみんなで遊んだ場所がたくさん見つかって、あんなに楽しかったのに、もう過去なんだって、あの場所はもうなくなってしまったんだって、涙がこみ上げる。≪マイガーデン≫
陽子/全部消した。全部、崇号が消した。
八重花/でも、元に戻らなくても、取り戻せなくても、後戻りでできる人がまだいるから、戦わなきゃ。≪幻想式≫。
GM/戦わなきゃ。だから走る。戦うために。
八重花/空を駆けた先にはもう、金神が見えるかな。……お兄様。
GM/現在戦闘中です。ターゲットロックオンして……それぞれを殺していく。次々に刺し貫いていくよ。
陽子/……彼はもう、もう既に何万人も殺している……。
八重花/それでもまだ、彼が戻れるんだって、信じてる。
GM/信じて、いく。
八重花/先輩から貰った鞄から、スケッチブックを取り出します。八重花のスキルウェポンのイメージはスケッチブック。
琢磨/先輩とシンクロ……どっちも描くことで世界に影響を及ぼす女の子達。
八重花/まだ絵は上手く描けないけど、記号的なものならば全て覚えているから、全て書き出せる。≪賢者の脳髄≫。覚えてるのは母がくれたひとつの手帳。もともとの職場から、貰ってきたものなんだって。≪魔導書≫。
縹/奈奈緒ちゃん、盗んできたの?(笑)
八重花/手帳の中に描いてあるのは魔法陣。うどんを強化するために、機関で開発されていた強化術式、≪刻印増強1・2≫。
GM/うどんパワーアップ術式展開!?
八重花/母の職場がどこか八重花は実は知ってる。琢磨お姉様と、崇号お姉様兄様が生きてた場所だ。≪機関「チルドレン」≫。何重にも書き重ねた巨大な魔法陣が中空を漂う魔力を吸収し、膨張し、強大な魔力を内包していく。……お兄様! 私たち、どんなことがあっても、貴方のことが大好きですから!
陽子/ああ……。
八重花/だから、きっとまた、これが終わったら一緒に、遊びましょうね。息を吐く。覚悟を決める。心臓の音がうるさい、でも、やらなきゃ。≪暗黒の渦≫。お願い……自分の作り出したホムンクルに命令を出す。瞬間、魔法陣を突き抜けて強大な魔力を帯びた光線が、金神を、貫く。≪這い寄る混沌≫!
GM/貫いた!
八重花/白いうどんが光を吸収して乱反射! したところで、命中判定します!(ころころ)達成値20!
琢磨/拡散させてるのかっこいいな! つよつよ! シャイニングうどーん!
GM/八重花は決めた。思い出をこめた、決死の一撃。もうこれ以上被害を出さないために、決意してその一撃を金神に向けた。その手ごたえは……ある。明らかに金神は、よろめいている。ダメージが入っていると思える。
八重花/はあ、はあ……お兄様! だいぶ魔力を吸われたので息も絶え絶え……。
GM/負傷し、ゆらめき……苦痛に顔を歪ませていた。君も知っている崇号の顔で。
八重花/お兄様!
陽子/極悪。
琢磨/隙あらば曇らせてくるGM。
縹/心が2つある……。
GM/「立て。君ならできる筈だよ」 男が……剣菱武蔵が、囁く。金神に、巧みに洗脳するように「君ならできるよ」と先導する。だから……金神は立ち上がる。その言葉が絶対だと言わんばかりに。
八重花/剣菱武蔵……! 初対面です。
陽子/気を付けて八重花ちゃん! あいつよ! 見るからに邪悪なあいつが剣菱武蔵よ!
八重花/……やめて! もうお兄様を苦しませるようなことを言わないで……!

 『金神へ刃よ届け』で判明する情報。
 倒すにも武蔵がそれを妨害する。供給源である武蔵を消滅させる手段は無いか。
 そもそも武蔵を生んでしまったのは、芽実が原因だった。
 ……芽実が絵さえ描かなければ、筆さえ折っていてくれれば、こんな事態にはならなかった。君はそう思う。


八重花/でも、画家は描かないと死ぬ生き物だから……。

 そこで八重花は思う。「筆を折る」という言葉を。
 「生命を生み出すような絵を描く姿」に感動した邪神は、筆に命をこめる力を与えた。
 では……命を与えない、筆を折るという行為をしてみたら? 命は失われるのではないか?
 しかし芽実は絵を描くことをやめていない。でも「お金」は消えてしまった。なら、言葉通りの意味なのでは?
 ……貴方は、「美術部の後輩が渡してきた物」を思い出す。


縹/……筆を、折る。
琢磨/筆を、物理的に、折る……!
陽子/鉛筆を折ろう。……あったよ! 異次元バッグの中に! 学校に放置されていたという筆記用具が!
八重花/……ウズマキからカバンを取り出す!
GM/あります。鉛筆。スケッチブック。ペン。絵具。色々。八重花は鉛筆を取り出せました。
八重花/この、鉛筆で剣菱武蔵を描いていたなら……! その場で折ります! 高校生女子も鉛筆は折れる!
琢磨/膝を使えば一撃!
陽子/小学生だって、先っぽの芯を折れちゃうもんね!

 ばきっと八重花は鉛筆を折った。
 「あ」
 突然、武蔵の体が揺れる。
 まるで電波障害が起きて映像が乱れるように、武蔵の体だけがノイズ交じりにジジジとブレ始めた。


GM/「その絵を描いた筆を折る」、正解です。
琢磨/アタリだ!
GM/幼い芽実は、お金の絵を描いたときに使った鉛筆に力を入れすぎてバキッと折ってしまいました。でもそれは、芽実的にはよくあることでした。鉛筆を山ほど持っていた彼女にとっては日常的な行為だったため、記憶にすら残らなかったのです。
縹/子供、力加減が出来なくてクレヨンとかクーピーとかボキボキ折るしね。
八重花/デッサンをやってると普通に鉛筆は描いてる途中に折れるしな。
陽子/普通に芯の先が折れるだけでも該当するなら、いつでも起きてしまう行為ではある……。
琢磨/確かに「中の人達もできる」「子供でもできる行動」だ。
縹/気付けばすぐ出来るスイッチだった……。
陽子/しかも、何気ないシーンで登場したアイテムを使ってのギミックだった。まさかの学校シーンが伏線だったとは!
琢磨/ささやかなイベントにもちゃんと意味があるの、いいね!
GM/そうして筆を折られた剣菱武蔵は、明らかに致命傷を負う。武蔵の体が消滅する。【HP】0になって即座に退場! いなくなる……そう思った瞬間! 繭子が叫ぶ。「武蔵様、どうか私の命をお使いください!」 繭子が叫び、即座にその首をかき切った。
縹/こらーっ!?
琢磨/判断が早い!
GM/武蔵の【HP】0→【HP】1D6まで回復。姿はブレたままですが、武蔵は居残ります。そして繭子は死亡します。
八重花/す、全ての場面が壮絶すぎる……! 息を呑んで、それを見つめている。
GM/(武蔵になって)「……私は、まだ生きている。とはいえ、私の無限の再生が終わってしまった」
琢磨/でもあとは、一撃で処せる。
陽子/「今だ! かかれーい!」ってコト!?
GM/ってコト。「今まで通り何度も斬りつけられても死なない、というのではなく……限りある命になってしまったな。ならば……ここでもう、決めておかなければならない。世界を救う、平等な死を。どうか金神よ、叶えなさい」 洗脳じみた声で、金神に命じる……!
八重花/させない!
GM/ああ、させない。そう八重花は……そして一同は、突撃していくことができる。命中値による一撃を受けた金神も……よろめいた体のままターゲットにできる。あと、一息だ。真のクライマックスフェイズ、移行します。


 ●クライマックスフェイズ2 〜世界崩壊前決戦〜

AF判定『クライマックス戦闘 武蔵&金神』
 ・【ダメージ】
 ・難易度:7×7人×7人×7人=2401
 ・ラウンド制限:2

「後が無い武蔵と金神の【HP】を0にする」描写に成功すること。
※2ラウンドが経過(2ラウンド目クリンナッププロセス終了後)で、強制終了。
※「武蔵の1D6点残った【HP】を0にした」という描写をした場合、イベント発生。
※「アイビスパーティー以外のキャラクター(奈奈緒・夢野・咲守・一真・光兵など)」の描写をした場合、自身のダメージ+20。
※EX判定あり。ある行動をした場合、特別イベント発生。


陽子/「難易度:7×7人×7人×7人=2401」……これ、今までの犠牲者の数になってる?
GM/はい。もし4回目の事件が回避できなかったら、難易度がさらに2401×7されてました。
琢磨/難易度、爆裂大上がり。
八重花/数字がでけえでけえだ。
縹/川越様を呼んできて!
陽子/という訳で今回難易度:2401なんだけど、普通なら2ラウンドでクリアーは無理ね!
琢磨/となると、EX判定が肝か。
八重花/鎖は使うとして……あと何かあるかな?
縹/勾玉とか……?
陽子/うーん、やりながらEX判定が何か考えないと。ということで……参上! 八重花ちゃん、さっきの凄かったわね!?
琢磨/お見事、天を裂くような一撃だった。現れます。
陽子/よくやったわ私の八重花ちゃん! 既にあいつブレブレじゃないの! さっすが!
八重花/褒められると泣いてしまう……ほっとして。
縹/芽実ちゃんの魔法を破る方法も見付けたんだね。……喪服を脱いでいつものコート姿でやって来ます。
GM/喪服、脱いだんだ。
縹/格好つけないとね、最後ぐらい。
八重花/みんながいると心強い!
琢磨/……剣菱武蔵の方を見て、刀の柄に手を掛ける。機だな。
陽子/好機よ! 残り【HP】は1D6と見た! 今なら倒せる!
GM/誰でも「武蔵に1D6以上ダメージ与えました」とAF判定で演出した時点で武蔵は完全ロストとなります。現在はまだ健在です。「……あともう少し、もう少しで、金神は……力を全て発揮する」
陽子/もう黙りなさい!
八重花/終わりですよ、全部。
GM/「前のような光を。今度は、全てが終わるまでしてみせよう? できるだろう、私の……」
琢磨/それが来るよりも先に、貴様が眠る刻限だ。
陽子/終わらせてみせるからね! 覚悟なさい!
琢磨/ああ、終わらせる。恨みを、貴様を斃すという己の任を。
八重花/私は、この先にある未来を見たい……! だから、倒します!
縹/……あんたの願った事、悲しんだこと、苦しんだこと、多少は理解できる。そして、それが叶う手段に手を伸ばしたことも。……あんたがあんたの愛のために世界を終わらすなら、俺は俺の愛のために世界を救うさ。

 ブレた顔のまま、男は笑う。声に操られて神も動き始める。2人が、君達4人を視界にとらえた。
 「終わりにしよう。終わりにしてみせよう。
 君達は特等席で世界の終わりを見るといい。残された生者の特権だ」


GM/――クライマックス戦闘、始めます。

【行動値】
 縹:13
 陽子:13
 金神(崇号):13
 八重花:12
 琢磨8:


 戦闘開始前に、縹は陽子と『契約』。PCたちは『供給』で3〜4D6点回復した。

【金神の行動】
 発射。1D6で使用能力値を決めて、難易度を設定する。1D4をして、対象を決定する。
 選ばれた対象は対抗判定をする。失敗すると、槍発射。数十万人が死に、全員の【正気度】1D6点減少。


陽子/数万人が死ぬ攻撃してくる!
八重花/でかいでかい!
縹/やめろお! おじさん今【正気度】6なのよ!
GM/武蔵がいっぱい連発できるように今まで回復させておきました。なので毎ラウンド宝具連射です。
琢磨/怖すぎるな……こんにゃろ!

 セットアップで縹は≪魂装支援≫を琢磨に使用、琢磨は≪処刑時刻≫を宣言した。

GM/では、【行動値】最速の縹さん、行動をどうぞ。
縹/EX判定、気になるんだよねえ……。
陽子/何か行動が思いつくならどうぞ。
縹/勾玉を、取り出す。……握り込んで剣菱武蔵を殴るしか思いつかねえなあ!?
八重花/あとはそれを壊す、とか? おもむろにオブジェクト破壊?
陽子/投げるとか?
縹/いやでもこれがあれば、時間跳躍できる……かもしれない?
琢磨/謎空間発動とか時間跳躍とか、試すのありですね?
陽子/そもそも勾玉にはコントローラーが無いと言っていた。 コントローラーってあるの? そもそもコントロールできるものなのか……?
八重花/今のままだと難しい感じでしたよね……?
縹/鎖を試してみるとか?
GM/「鎖は【HP】が0になったときに使うもの」ですね。
縹/あ、そっか。……これ、行動遅延できます?
GM/できます。
縹/じゃあ、一旦待機します。多分、何かをしなきゃいけないのは判るんですけど、明確に何をすればいいのかちょっと思いつかんので……。
GM/OKですよ。ヒントは……実はこれから出していきます。なので、ラウンド2が終わるまでに頑張ってください。では、次は陽子。
陽子/えっとですね、なんと陽子……というか使用している崇号のデータ、ダメージが全く出ない! 防御特化PCだからですね! だからAF判定にはご協力できそうにない。……メタな推理をしますと「たった2ラウンド8人で難易度:2000の攻略は無理」です。私の『AW』肌感覚がそう言っている。
琢磨/うんうん。
陽子/なのでちまちまと「演出で難易度を減少させる」地道な行動よりも、絶対に「難易度を大幅減少させる方法」を先にするべきなんです。ではそのためのヒントはいつ出る? 私がGMなら「敵・金神のターン」か「ラウンド最後とか区切りがいいとき」か「武蔵様が死んだとき」にします。
八重花/「武蔵様が【HP】0になる描写でイベント発生する」って明言されてますしね。
縹/それなら……一番タイミングが近い「金神の行動」まで様子を見る?
陽子/はい。直近である「金神の行動」を見たいです。なので陽子も待機します!
GM/待機OKです。……金神、動き始めます。

【金神の行動】
 発射。1D6で使用能力値を決めて、難易度を設定する。1D4をして、対象を決定する。
 選ばれた対象は対抗判定をする。失敗すると、槍発射。数十万人が死に、全員の【正気度】1D6点減少。


縹/こっち来い!
GM/まずは使用能力値を決定します。(1D6ころころ)【幸運】判定で、対象は(1D4ころころ)……縹さん。
縹/来たわ。
琢磨/グッド!
陽子/幸運はラッキー!
縹/こっちを見ろ、俺を見ろ!
GM/槍を、数十万人を一度に殺す槍を出そうとします。(ころころ)難易度15です。縹さんは【幸運】判定で15が出れば成功です。
八重花/出目がでけえ〜!
縹/金神を睨みつける!(ころころ)13……≪君に幸あれ≫を使用! 達成値に+4、合計17で成功です。
陽子/グッド!
琢磨/ナイス!
八重花/拍手!
GM/では2射目の核は打たれません。
縹/お前がその槍を撃つ未来は、無いぞ。
GM/縹の体が、急激に吸い込まれるような感覚に陥る。
縹/うっ!?
GM/風が吹く。足場が揺れ、金神に引き寄せられる。何故か突風による縹は吸引される。
陽子/引き寄せられてる!?
縹/踏ん張る……! いや、むしろ、引き寄せられてやるか?
琢磨/招かれてる……のか?
八重花/何かが起こる予感……?
GM/そうですね、体が金神に引き寄せられるように強風が吹きます。縹さんを引き寄せて致命的な一撃を与えようとしているのか? そうかもしれない強風だ。
陽子/これは招かれてると見るのよ! 好機だと思って!
縹/風に乗って、そのまま金神の方へ。
GM/縹は引き寄せられる。目の前には、ぼんやりとした顔の金神。少し虚ろで、俯いてもいる。攻撃をしてきていたが、目を伏せている。
縹/……見てない、こちらを……?
八重花/見ないようにしてくれてる?
縹/寝起きか? たかごくん。呼びかける。
GM/「………………」
縹/たかごくん、起きなさい。
琢磨/…………。もしかして、「ぎゅ、してあげる」とか……?
GM/「…………――……」
縹/こっちにおいで。
GM/では……マーサーさん。めーっちゃ眠くて寝たいとき縹さんに「起きなさい。こっちにおいで」って言われたらどうしますか? ロールしてください。
陽子/はいはいはい!?(一同爆笑)
八重花/ここでバトンタッチ!?(笑)
陽子→崇号/め〜っちゃ寝たい〜! ……でも、起きない訳ないよね? 大好きなひょうさんに起きなよってモーニングコールされてるんだからね?
縹/たかごくん。……手を伸ばす。あの時みたいに。
GM/引き寄せられていた縹は、もう少しで手が届く場所。手を伸ばして、届いてもいいです。
崇号/……ひょう、さん? ……おはよう、の時間? むにゃ……。
縹/寝ぼすけめ。おはようの時間だよ、起きなさい。
崇号/……ぎゅ。
縹/手を、握った。
崇号/……起こして。ぎゅ〜……。
縹/寝ぼすけの上に甘えん坊か、仕方のない子だ。ぎゅ。
崇号/……えへへ、ぎゅ。起きる……起きるよ、僕。もう暗闇じゃない、怖くない。
八重花/かわいいねえ。
琢磨/ほっこりする。
GM/金神が、槍を向けるでもなく。攻撃してこない縹さんの手を取った。幸せそうに。

 【EX判定:崇号に●●する】
 「現在の難易度から÷7(切り捨て)」する。これは、どのキャラが何回でも可能。


GM/現在の難易度:2401のままでした。なので、÷7して「現在難易度:343」になります!
琢磨/ヨシ!
八重花/やった〜!
縹/ほら、目が覚めた? 君の相棒も待ってるよ。
崇号/……ひょうさん。おはよ……むにゃあ。
GM/「だめだよ。寝なさい」 洗脳完了、戦闘継続。武蔵の声により崇号はまた意識を失います。
崇号/おやすみ!
琢磨/キャンセルしやがった!
八重花/寝かしつけが入った!
GM/縹さん、妨害する武蔵による炎の攻撃で吹っ飛ばされてください。握っていた崇号の手が離れていきます。
縹/ちっ……! 先に悪い大人をどうにかしなきゃってことか!
琢磨/やっぱりあいつをなんとかしなきゃだな!
八重花/子育てセッションみたいになってきた。寝かしつけAF判定VS親の教育AF判定。
GM/ハグというか、「崇号が喜ぶ目覚めをしてあげる」ですかね?(笑) という訳で、再び金神が攻撃を始めます。
八重花/叔父様、もっと強く抱きしめるのよ! みんなでハグしまくるんです!
縹/でも、剣菱武蔵をどうにかしないとまた寝かしつけられる……!
琢磨/ならば、処す!
縹/頼もしい。それをした後にまた「現在値÷7」をすれば……AF判定成功できる範囲になる。
崇号→陽子/ひょうさんのハグで目覚めるとかヒロインかよ……。いやヒロインだわ。これ黒桜だわ。
縹/俺は衛宮士郎になってしまった……!?(笑)
GM/ていうかこのシナリオ、『フェイトステイナイト』をイメージしてPC1が士郎、PC2が桜で作ったんですよ。
琢磨/ヘブンズフィールか、めっちゃ運命ですね(笑)
八重花/さっきダイスが縹さんを選んだの、運命でしたね! まぐわっても許すよ?(一同笑)
陽子/とんだヘブンズフィールだよ! でも確かにこれ、普通だったら年頃の男女でやるあるあるの構図だな?
GM/そう、あるあるです。このセッションの主人公がおじさんでヒロインが身長190cmのオスだっただけで……(一同爆笑)
陽子/この場合、琢磨ちゃんが遠坂凛ポジションすぎる。
GM/八重花はライダーさん。
琢磨/わかる(笑)
縹/陽子ちゃんは……大河!?(笑)
八重花/確かにおば様、道場を開いてくれそう!
GM/どうも、武蔵が間桐臓硯です。
縹/言峰じゃないんだ?(一同笑)
GM/そんな訳で金神は戦闘描写を続けますね。金神が槍でうどんを次々と刺していきます。そして武蔵が炎で焼きます。
八重花/焼きうどんじゃん(一同爆笑)
縹/美味しそうな匂いしてきちゃったじゃん……(笑)
陽子/崇号くん、そんなにおうどん食べられないでしょ!? いっぱい作るのやめなさい!
GM/崇号は食べないけどみんなに食べさせるためいっぱい作ります。
陽子/偉いね〜
琢磨/いい子だね〜。
縹/おじさんの胃袋じゃそんなに食べれないよ!(笑)
陽子/おじさんの「食べられないよ!」の顔もまた崇号にとってはご馳走だし、作ったら作ったで琢磨ちゃんが食べてくれてハッピー。
琢磨/おう、任せろ(笑) 『すずめの戸締まり」で出てきたポテサラ入り焼きうどんが食べてみたいな〜。
GM/そう焼きうどんをしてますが、次は八重花のターンです。目覚めない金神が八重花を襲います!
陽子/ぶっちゃけ八重花ちゃん、ダメージ出る!? ≪這いよる混沌≫持ちならダメージ出るよね!? それなら攻撃してほしいな!
八重花/とりあえずいろいろ使っていくか〜! ≪幻惑の衣≫+≪這いよる混沌≫+≪魔導書≫+≪御供の舞≫で攻撃。命中判定!(ころころ)20! 令呪ください〜。
陽子/どうぞ令呪! 横から、光兵の爆弾がぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんって飛んできます。陽子からの令呪で+20、光兵の描写で+20して!
縹/ボンバーマン!?
琢磨/爆弾、跳ねるんだなあ(笑)
八重花/絶対一瞬びくってする(笑) 追加で、≪機関「チルドレン」≫を使用して+10。
琢磨/……光兵がいるなら、夢Qからの+20。「──“真鍮製の向日葵の花を庭に植ゑた 彼の太陽を停止させる為”」 真鍮色の向日葵畑の幻影が一瞬浮かび、うどんと爆弾に強化が付与される。
GM/おおお、夢Qからの全体バフだ!
縹/かっこいいー!
陽子/え、夢野久作かっこ良すぎでは?(笑) そんなおばさんファミリーから+60のプレゼントよ!
縹/≪禍福のさざなみ≫を使用。(1D6ころころ)3、成功したのでダメージ+20どうぞ!
八重花/やった〜。……投げ入れられた爆弾の後ろから「お勤めご苦労」って八重花の肩を叩いて、一真が通り過ぎ、槍を一閃薙ぎ払っていく。一真から+20!
陽子/言い方カッコイイ〜!
八重花/ちなみに母は動きが早すぎて目に見えなかった。+20。
GM/さす母(笑)
縹/この卓の母たち、強すぎない?(笑)
八重花/今の母、【正気度】0だから……。
縹/ああ……ささねーちゃん、いないもんな……。
琢磨/不意に、中空に糸が閃く。「守りは任せていいスよ」 ぶっきらぼうな口調の少女が、周囲で戦うエージェントたちに降りかかる槍を叩き落していく。咲守から+20!
八重花/きゃ〜! 咲守ちゃん!
陽子/兄妹コンボだ!
琢磨/これでめちゃめちゃダメージプラス入るな!
GM/ですよ。それだけの人が参加する戦いですから。
陽子/キャンペーンのラスボス戦闘だからね! ……そして、それに八重花ちゃん自身のダメージも入る。
八重花/熱いなあ! ダメージ計算しますからみんな好きなうどんの話でもして。
琢磨/きつねうどん! たぬきうどんや肉うどんも好き、鍋焼きも好き! 鍋たらふく食べた後の〆のうどんも好き!
縹/冬季限定の玉子あんかけうどん。とろろうどんも好き。
陽子/陽子はザルの冷うどん! 光兵はホクホク油揚げきつねうどん! 崇号はうどんいっぱい食べてるみんなのお顔すきすきだいすき!
GM/武蔵は……焼うどん……。
八重花/衝撃的な事実すぎる(一同爆笑) 機関時代のとき、食導で焼きうどんを振る舞われてたんだ?(笑)
GM/だって武蔵はそばよりうどん派かなって。
陽子/分かる。あと言うなら照行おじさんはテンプラそば派っぽいもんな。ちなみに七那は触手が大好き
縹/麺類ですらねえ(笑)
琢磨/というか、それで言うと……武蔵さん、好物を今作ってやがる(一同笑) この熾烈な戦いの合間に焼きうどんを食ってる武蔵さんを幻視してる(笑)
GM/一本松は何でも食べます。何でも食べます。
陽子/えっ、歴代機関PCの麺類好みを暴露するターンですか!? 我威はブタラーメン!
縹/我威くん、1D100ケース買うのやめなさい。はにゅうめんとか好きですね。
琢磨/は力うどん好きですよ。餅2つ入れたやつ。よなは自分で打ったお蕎麦好きですね。冷たいのより温かいのが好き。
縹/波央はカレーうどん好きだよ。
八重花/ちなみに我がPCはみんなうどんではなくコロッケ蕎麦が好きです。もっとみんなの好みを聞いていたいからゆっくり計算するね。
陽子/計算はして!(笑)
八重花/(ころころ)ダメージは、264点です! みんなのうどんパワーを吸ったうどんが輝きを放った。
琢磨/凄い固定値! 凄い出目!
縹/出目も6が多いな!
陽子/『現在難易度:343分の264』だ!
八重花/あとは崇号お兄様にハグするだけよ!
GM/ではそこに……一応演出しておきますね。武蔵が、八重花に近寄ります。
八重花/びくっ。
琢磨/事案。
縹/おまわりさん! こいつです!
GM/ざっと駆け出し、手には刀。斬り付ける! というアクションをするので察知できたなら回避できます。回避してもいいですし受けてもいいです。……斬る!
八重花/……逃げない! 八重花は一歩も引きません。代わりに刀を、紙のように滑らかな触手が絡みつき動きを止める。
GM/では、刀は取られる。武器が弾かれる。空になった手から、炎。何故か体内から炎が発せられた。炎が八重花を纏い……!
八重花/きゃあ! なんで炎が……!?
GM/八重花は察する。「やっぱりこいつ、早めに倒さないと!」と。じゃないとどんどん悪さも妨害もしますよ。
陽子/……このままだと、達成値が難易度を上回ってもクリアさせない気がする。
GM/はい。難易度上回ったって悪あがきしてやるぞ〜って感じで色々攻撃を仕掛けてきますね。
琢磨/……琢磨の気持ちを大事にしてやりたいのでトドメを刺しに行きたいですが、縹さんは望むなら介錯を任せます。
縹/ん〜……正直どっちでも美味しいなあ、という気持ち。
GM/GMとしてはプレイヤーの相談優先で、みんなが倒したい描写を自由にしてくれ、なんですが……個人の趣味を言えば、「弱い女」と煽った先である琢磨にトドメ刺されたら興奮します。
縹/性癖に正直。
陽子/マジでこのGM、自分の性癖に正直(笑)
八重花/いい趣味、グッドです(笑)
縹/琢磨くん的に、祟号くんを助ける方と武蔵さんを倒す方と、どっちが成仏ポイント高い?
琢磨/……タカは取り戻したいと思ってます。けれども、こんなにも信頼できる仲間たちが居て、懸命に呼びかけている姿を見たら……そっちはきっと安心できるかもしれない。だから、怨霊になった原因であり、そして自分の果たすべき任務である「剣菱武蔵の討伐」を……果たしたい。
縹/そう。じゃあ、届かなかった刃を届けておいでよ。30年越しの任務完了だ。
八重花/八重花は一歩引いた先にいるお姉様に託します。……お姉様「左腕」ですわよ、と囁いてすれ違いざまに引きます。
琢磨/……応、了解した! 彼女の助言をしっかりと、バトンを受け取る!
GM/そこまで八重花が言ってくれるしみんな察してくれているので……。左手から炎を出す武蔵は、八重花を攻撃するだけでなく崇号も守護(ダメージ軽減)するように周囲を燃やしていく。そして……縹が調べ上げていた通り、金神の彼は、炎に纏わりつかれていく。
陽子/あれは……!?
GM/炎の呪縛が、金神に纏わりついている。火や赤に金は弱い。
縹/ああ、火は金に克つから。相性の問題だね。
陽子/守ってるっていうか、その炎で洗脳してるってコト……!?
八重花/なるほど、ならば炎を止めれば万事OKと!
縹/そう。……火は水に勝てない。
琢磨/相棒を見上げる。存外優しい声音をひとつ。……今、解放するよ。
陽子/……うん……!
琢磨/……そうして、睨む。忌々しい左腕を。
GM/再び……ウズマキから刀を取り出す。応戦しようとする炎の男。【HP】1D6でも立つ。
琢磨/水に、勝てない。反芻する。同時に、己が纏う負の揺らめきが、細やかな水蒸気のように変化する。黒い霧が滞留する。罪ありき……は必要ないな 罪は克明だ。
縹/ひゅ〜!
陽子/最高作画シーンが来たな!?
GM/水の呼吸!(笑)……炎が周囲を犯す。皆を包み込むように赤が広がっていく。いつかの爆撃の中のように。遠いいつかの地獄絵図と同じように。
琢磨/(ころころ)クリティカルは無し。ダメージは……(ころころ)42点!
GM/『現在難易度:343分の306』。……そして、6点以上を武蔵に、与えた。琢磨の刀は、届く。
琢磨/……縹さんの≪魂装支援≫によって使わされた魂が、水と変じ、刀を覆う。黒い霧の中、駆け出す。その足は闇の勇姿、負の収束によって鎧になる。



琢磨/先ず、狙うのは左腕。黒い霧が炎を鎮めようと展開する中、彼の左を刃が断とうとする。
八重花/おおお!? 鎧姿に変身した!
陽子/殲の刻ってったらねえ!? 最高の戦士よ!
縹/かっこよ!
GM/武蔵はその間合いを察せられない。戦士に距離を詰められる。
琢磨/深い霧が、きっと間合いを狂わせた。踏み込む、駆ける、吼える! ──この身は、朱指所属の北斗辺 琢磨! 剣菱武蔵、貴様の命に刻限を与えにきた者だ!
GM/「……ッ!」
琢磨/左腕は断つ。そして、心臓を狙う。
GM/腕は、断てた。武蔵の腕が無くなる。その断面から……ぶわりと炎が、鳥が羽根を羽ばたかせるように現れる。
琢磨/貴様は……!
GM/(ユウメイイスタディオになって)「やあ^^」
八重花/そんなところに!?
陽子/いたの!?
縹/「やあ^^」じゃねえんだわ!
GM/「反撃するね^^」 ぶわわわわと炎が大きく舞う!
縹/オートカウンター……!
琢磨/覚悟の上だ!
GM/……だが、もうその反撃も、琢磨には届かない。それよりも琢磨の刀が速い。2撃目の心臓への一撃は、既に放たれていた。
琢磨/刺し違えたって構わない。その意気が、速度を緩めさせなかった。
GM/心臓へ。刺し違えたってという決意が、意気が、圧倒的速度が、武蔵の心臓へ飛び掛かる。――炎の鳥ごと、男の赤い心臓を貫いた。
琢磨/貫く。深々と。柄が、男の体に当たる。



GM/その美しい引導を渡したのは、琢磨だ。琢磨は確信する。自分は……果たしたのだと。琢磨は、任務を終えた。
陽子/やった……。
八重花/……凄い光景だ。
琢磨/刃越しに絶命を感じて、ゆっくりとその体から鉄を引き抜く。
GM/「ああ、二度目の……死……私は……救済を……」
琢磨/果たせなかったな。……恨み言くらいは聞く。
GM/「我が始祖が……道満法師が、呪いをしいた人々への贖罪を求めた、あの日々のように……祈りを……人々を……平等に……」
縹/始祖……。
琢磨/どのみち、手段があれでは破綻していた。だが、死者に鞭打つつもりはなく。
GM/「終わりだ……二度目の死を、受け入れよう」
琢磨/潔い男だ。
縹/悪縁もこれで終わりか。
GM/「ふふ。では……最期に餞別だ。大本開祖の出口なお教祖は金神をこう評価した。『金神こそがこの世の根本の神であり、世の立替えを起こす』のだと。その偉大な神が……時の力まで手にしてしまったら? 何もかも……できてしまうかもしれないな……」
琢磨/……時の力。
GM/武蔵、ロストします。
縹/……倒れた。
琢磨/……踵を返す。いつまでも骸を眺めている趣味はなく。足は止めないまま。それでも、今際の言葉は確かに聞き遂げて……救える鍵になるかもしれない、のか? 失われた命を。今もなお失われゆく命を……。ならば、皆に届けよう。通信機も、況してや、そこに繋がる先もない時代の今……任務達成、オーヴァー。それだけ呟き、皆の元に駆けて行った。
陽子/ひいん! かっこいい!
八重花/成し遂げて帰ってきた〜!
縹/……逝ったか。遠目でそれを見届ける。
GM/金神が、纏っていた炎から逃れます。次は……待機していた縹さんですね。あ、じゃあ最後にピンチにしよう!
琢磨/ピンチにされる?
GM/平和に終わるのがもったいないので足掻きますね! 金神の動きがおかしい。飛行して攻撃をしていた金神が、不安定な動きになる。
陽子/待って
縹/おや? 金神の様子が……?(笑)
GM/『現在難易度:343分の306』です。まだラスボス戦は終わってません。あまりにカッコイイ琢磨のアクションシーンで成功してないのに終わった感を出されたらやるしかないよね、暴走!
琢磨/暴走するじゃん!? 終わった感まだ出してないよぉ!(笑)
八重花/まだ1ラウンド目も終わってないし! ね!(笑)
GM/やるしかないよな暴走! ……落下する。飛行していた彼が、力尽きるかのように。塔から。
陽子/え?
八重花/お兄様!?
GM/コントロールを失くした鳥が、終わるかのように。はい、マーサーさん。
陽子/呼んだ!? 今度は何!?(一同笑)
GM/「すっごい眠くてその上で落下しているとき手を差し伸ばされたらどうする?」 はいっ!
陽子/すっごい眠いのに落下してるの〜!? 眠いからな〜! すぐに手を出せないよね〜! 塔から落下します。
琢磨/大喜利が始まった(笑)
縹/ざっけんな、掴んだ手を引き寄せる! 落ちていく祟号くんを追いかけるように、自分も空から落ちる≪逆さ落ち≫!
GM/落ちた。
陽子/落ちたー!? 陽子はその行動に目玉飛び出すよ! ちょっ、旦那! うどんマンみたいに飛べるの!?
縹/いや、普通に自由落下だよ。
八重花/こらー!?
縹/暴走する金神の力は≪パイロキネシス≫の火で封じる。金には火を、例えそれが邪神の炎出なくても、多少の効果はあるでしょ。
陽子/なるほど! 火で飛行速度もブーストできるのね!?
縹/え? そんなサイボーグ009みたいなこと、おじさんに出来るとでも?(笑)
八重花/活路を見いだせたと思ったのに!(笑) 叔父様〜! ダメだったらうどんが≪背徳の従者≫するからね〜!
縹/まあ、その辺は≪魂装支援≫でそこらに精霊にちょっと助けてもらう。空を落ちる、堕ちる神を追いかけて……。まったく、手間のかかる子だよ!
崇号/……落下しながら、その声に、崇号は目をうっすらと開ける。
縹/ほら! いいかげん起きなさい!
崇号/……ひょうさん……?
縹/はい、おはよう!
GM/落下しながら、2人で挨拶。
琢磨/父子かわいいねえ(笑)
縹/君を支配する剣菱武蔵はもういない! 金神の力も弱まってる! あとは君の意思次第だ!
崇号/もう……僕は、起きていい……?
縹/君の目覚めを待っている人がいる! いつまで相棒放っておくつもりだ!? 君の、唯一無二の≪一心同体≫の相棒だろう、琢磨くんは!
崇号/……起きる……!
GM/縹の呼びかけにより、現在値の難易度から÷7します。その結果、『現在難易度49分の309』。
縹/クリアした。
GM/AF判定クリアー、「金神の【HP】が0」になります。死亡でいいですか?
崇号/良くなーい! 正気に戻って起きた崇号が、縹さんの元へ飛ぶ! 縹さんの身体をキャッチ! そのまま飛ぶ!
縹/勾玉を持ったまま祟号くんにキャッチされます!
GM/なんかタイバニみたい。
琢磨/わかる、タイバニ(笑)
陽子/崇号の左脚に例の鎖を巻くわ! 鎖を息子の爆弾風船に乗っけておいたわよ!
縹/それ爆弾いる!?(笑)
GM/危なくない!?(笑)
陽子/ふよふよ鎖つき爆弾と左脚の近くへ行った! パァーン! かわいく破裂して途端鎖がぐるぐるーっと崇号の左脚に巻きつきます。
琢磨/爆弾というか風船かな?(笑)
八重花/息子便利だな(笑)
GM/……ぐるんぐるんと生き物のようにそれは金神の左脚に巻き付く。そして力を強く吸収し、金神は完全に崇号へ……。あ、GM、何も考えずにノリで落下させちゃったんですが、早くどっかに着地してください。落下死しちゃうんで。
八重花/ノリだったんだ……(笑) 行け、うどん! 皆さんの魔力を吸って膨張したうどんを下に配置しています!
縹/≪未来視≫で安全な場所見付けておきましたよ!(笑) なので、2人してうどんの上に落下! ぼふん!
崇号/ぽよーん!
GM/うどんトランポリンの上で、着地完了。
琢磨/おうどんクッションの上でぽんよぽんよしてる2人、可愛い(笑) 八重花、よくやった! 「無事か、2人とも……!?
崇号/……ひょうさん、ぎゅー。ぶじ?
縹/無事だよ。祟号くんも、大丈夫?
崇号/……ぎゅ! おはよ!
縹/おはよう。……まったく、やっと終わったな。
八重花/なんか……みんな、生きてますわね。何回か死んだ心地でしたが。
琢磨/それもそうだな、でも……生きてる! 戻ってきてくれたから、いい。
GM/無事ですね。……では、ここでクライマックス戦闘を終わりにします。これから……「勾玉が崇号のもとにあるエンディング」へ参ります。……勾玉が、どこにも無い。
縹/あれ?
GM/縹が持っていた勾玉が、消えた。
縹/さっきまで、手に持ってたんだが……。
八重花/……お兄様、食べちゃった?
崇号/ふえ?
GM/勾玉は……八重花の言う通り、「崇号の中にあった」。
琢磨/え? ……ああ、もしかして、これで「コントローラーがある」ってことになるのかな。


 ●エンディングフェイズ1 〜創生〜

 教会で調べ物をした縹はふと思い出す。こうじゃないかと解釈する。
 ――大本開祖の出口なお教祖(実在の宗教家)は金神をこう評価した。『金神こそがこの世の根本の神であり、世の立替えを起こす』のだと。
 この世の根本の神。全ての世界を創造し、世界の全てを創造する「全知全能の神」。
 万能とはその名の通り「何でも出来る完全無欠」。
 金神は当初は殺戮の神として最悪を司っていたが、牛頭天王によって左脚を崩され、五つに引き裂かれ、代わりにその亡骸に「代理の玉(翡翠・水晶・琥珀・瑪瑙・鼈甲)」を詰られ崇められた。
 そうして「全時代なんでもできる凄い神だってこれから敬うから悪さしないでね! マジ頼む!」と願いをこめられた。


縹/ああ、御霊鎮めですね……菅原道真公とか平将門公とかと同じ。そして、翡翠……。
GM/「左脚から封印された崇号」が伝承にならって「玉(勾玉)」をその身に吸収し、「全時代なんでも神」になるのは、必然である。……という考察なんだ。
琢磨/凄い神様になった?
八重花/やったね?
崇号/えっへん。
縹/祟号くん、神様になっちゃった……なんでもできる神に……。

 GM/集まって無事を確認しあう5人のもとに、龍の聖剣が現れます。

縹/あ、聖剣。
八重花/寿司食ってたロリ。
GM/今更。とても今更な登場です。龍の聖剣も「今更な出番だけど」と言わんばかりの顔です。
陽子/自覚、あるのね。
GM/「……私は今回、出番は用意されて無かった。出番があるところまで到達しなかった。お察しの通り、もし世界が一番最悪の形になってくれさえしたら、私達は動き出せたかもしれない。でもそれは、今を生きる貴方達を見殺しにする行為だった。……だから私達は合わせる顔など無いの」
縹/まあ、そういうルールの穴を突いた極悪人がいた。そういう話だろう。
陽子/うん。でも……来てくれたわね?
八重花/見捨てないで見守ってくれてた証拠じゃないですの。
琢磨/そうだ……出来る限りで見守ってくれた、それだけでも感謝だよ。
GM/「今、私ができること。それは、『今の貴方達』に対してできる都合の良いアドバイスよ」
琢磨/ふむ? アドバイス?
GM/「金神、いえ『金神を封印して勾玉を得て全能神になった日ノ本 崇号』。貴方はその称号通り……全能神になったわ。ここまでくるには、金神を目覚めさせて封印させなければならなかった。勾玉を取り込める距離に置かなければなかった。その条件が揃ったことで、貴方は、真に『なんでもできる存在』になれたの
崇号/ふええ。
GM/「今の日ノ本崇号なら、本当に都合よく、『貴方が死ぬ』という運命以外の世界を、捻じ曲げられる。本来の立場の私なら『そんな異端じみた行動を許さない!』って止めるものだけど……貴方は異端じゃなくて、神だから。止めないわ。世界を終わらせなかった、貴方達が手に入れた結末だからね」
琢磨/……金神によって亡くなった命が、亡くなっていなかったことにできる、のか?
GM/できます。
陽子/……金神以外にも亡くなった命が、亡くなっていなかったことにもできる?
GM/できます。
縹/それは時間をやり直すではなく、現時点で状況で戻ってくる……?
GM/なんでも、できます。
琢磨/街も壊れていなかったことに、できるのか?
GM/好きに≪世界創造≫してください。このまま進むも良し、好きに改変するも良し。時間をやり直すでもいいし、現時点からみんな復活させてもいい。ただ、ハンドアウトのキャラメ段階からある「PC2は死亡した」という事実だけは覆えません。
八重花/凄いね。……先輩が、武蔵様を描いた事実も消せるかな?
GM/できます。
縹/……芽実ちゃんの力を、失くすことも?
GM/できます。
琢磨/それなら、彼女の寿命がいくばくか戻ってくるな。……思い出の場所も、全て戻ってくるのか。
GM/できます。できないのは、一つだけ。
縹/祟号くんと琢磨くんの死を覆すことはできない……。
陽子/「崇号が死んで、神になる可能性」を無にすることだけはダメ。琢磨ちゃんの死は崇号の死と同等のものだからこの神様誕生要素のため覆せないと。
GM/はい。それ以外はなんでもできる。街を再生させる、でもいい。街は元から壊れてなかった、でもいい。全知全能万能神だから。
崇号/できるなら、みんなしたいよ。全部したい。それと……あのねあのね。
縹/うん。
琢磨/なになに。
崇号/みんな、みんな良くしたい。良くしたい……けど、僕は……タクが死んだままは、やだな。タクは凄い人だから、また生きてほしい。タクの死を覆すことはできないけど、また生きることは、できるんじゃないかな?
八重花/転生、とか?
崇号/うん!
琢磨/……この身としては、成仏してもいいくらいには満足してしまったけれども。君が「やだ」って思ってくれるなら蘇生もありではあるが……。いや、それでも。この身は北斗辺琢磨として、生きることを望むよ。
GM/……つまり?
琢磨/再スタートの方を望みますね。剣菱武蔵に殺された後、再び縹さんに≪棺の門≫で肉体を定着してもらいたい。
縹/転生ではなく、蘇生ね。
陽子/新しい命じゃなくて、死んだ琢磨ちゃんの魂を蘇生する方を選ぶのね。
縹/ああ、分かった。……祟号くんは、どうしたい?
崇号/僕はね……可能なら、1990年、タクと僕が死んだときから『全部』を良くしていきたい。ひょうさんが悲しい想いを一切しないように全部直すためにも、全部を作り直したい。芽実ちゃんの寿命も全部戻してあげたいし、その方が……やえちゃんがいっぱいめぐみちゃんと遊べるでしょ?
琢磨/最高では?(笑)
縹/「家族が心中しなくていいように」とかできたらいいな。
GM/「ユウメイイスタディオに会わなくする」とか。
八重花/焼き鳥をこの世から消す方法、検索。
崇号/めぐみちゃんは焼鳥に会わない。両親も心中しない。それでも、神町芽実としてやえちゃんに出会えるような世界に作り変える。楽しそうなめぐみちゃんが、もっと楽しそうにやえちゃんに出会えるようにする。
八重花/……本当に、優しい神様ですわね。
GM/全能神なら、全てが都合良くできます。
崇号/みんな楽しい時間、ずっと過ごせるように、する!
縹/……そこに、自分は含まれてる?
崇号/……ダメじゃないかな、僕を含むの。
八重花/ダメな訳がありますかしら。
琢磨/含んで欲しいよ、この身としては。
崇号/でも、数十万人を殺した、自分を止める能力者たちも殺めた、ささねさんも殺めた、のに……?
縹/おいおい、それじゃあ何のためにおじさんたちが命を張って君を助けたの。数十万人を殺し、能力者を殺し、紗々音を殺したのは金神だ。祟号くんじゃない。祟号くんじゃ、ないんだよ。
琢磨/全部良い方向にって思って、一生懸命にそうしようとしてくれる君が含まれないのは……寂しくなってしまうよ。
陽子/陽子もこう言いますね。……ここに反対者3人の顔を曇らせることって、貴方やるべきことなの? 違うんじゃないの? 全部を幸福にしてみなさいよ、全能神なんだから!
琢磨/よく言ってくれた。
八重花/そうです。崇号お兄様は聞いていなかったかもしれないけど、私、これが終わったら一緒にたくさん遊びましょうって、お願いしたんですのよ。
縹/そうだそうだ。
崇号/…………。また……ひょうさんたちのおうち……いたいな……。
縹/いいよ。
崇号/そこで、遊びたいな……。
八重花/遊びましょう、たくさん。
琢磨/ああ、楽しいことをたくさんしような。
縹/その方が、紗々音も喜ぶ。
崇号/じゃあ。……そうする! ……ひょうさん、やえちゃん。僕らが死んで30年、定年60年の折り返し節目である9月のある日に、僕とタクを迎えに来て。……僕達、待ってるから。
縹/ああ。
八重花/必ず。
琢磨/気長に待つよ、楽しみにな。
崇号/9月9日の事件は起きないよ。悲しいものを探しに来るんじゃない。ただただ、2人でお散歩してきて。
琢磨/夏の名残に心霊スポットを散歩、いいものだ。
縹/街で噂の心霊スポットを見に行くだけだな。……だってそこはただの空き家で、一家心中の現場になった場所じゃない。
崇号/うん、心中してない。めぐみちゃんのお家は、ただただ親戚の神町家といっしょに二世帯住宅を始めただけ! 引っ越しちゃったから廃墟なだけ!
GM/では、しばしの別れの時です。
八重花/また、あとで。
縹/ああ、またね。
崇号/ちょっと世界の書き換え、慣れてないから、遅くなるかもだけど……は、初めてだし……。
琢磨/焦らずゆっくりでいいんだぞ、根詰めずにな。
崇号/初めての書き換えなので! 頑張る! ついでに令和ちゃんの温度設定も改変する。
縹/それはマジ頼んだ。
八重花/ついでに日本の円安も改善してもろて。
縹/コロナも無かったことにして。
琢磨/それはお願いしたい。切実。
八重花/でもインフルエンザには優しくして(一同爆笑)
GM/では……皆は、少し目眩がする。ちょっとだけ目を瞑ろう。おやすみ。
崇号/おやすみ……。
GM/……そうして、崇号だけが目を覚ます。ウズマキの中。夢を見ているときも、一瞬だけここに来た。ここは、時空の狭間。
崇号/マスタースクリーンの内側だね。『無貌の雪』参照。
GM/そうです(笑) という訳で、ここで色々と君は書き換える。この世界を。自在に。自由に。……平穏に。
崇号/ふええええGMシナリオ執筆方法なんて言語化されてないから難しいよおおお!(一同笑)
琢磨/今、シナリオに手を加えてるんだな(笑)
八重花/こねこね(笑) 崇号お兄様、初めてのGM。まずはロリから渡されたルールブックを読み込みましょう。
琢磨/アドリブ力を生かせ! 誰か、ココアを差し入れしてあげて(笑)
縹/禁則事項に触れると「ここやり直し」って言われちゃうんだ……(笑)
崇号/えーと! ここがこうなるとここがこうなるから、こう辻褄合わせをして……もういいや! そのときが来たら後はノリで決める!(笑) ってことで世界をこねこねしました〜!


 ●エンディングフェイズ2 〜再会〜

 ――1990年9月。崇号は、この日、死亡した。
 廃墟の中。琢磨は嬲り殺され、絶望の果てに崇号も死亡する。それだけは変わらない。


崇号/剣菱武蔵の……ここまでの暗躍は、変わらない。
GM/ああ、ここまでは変えられない。変えられるのは、崇号が死んだこの後の世界だ。どうぞ好きに変えてください! ……武蔵は、死んだ崇号から金神造りのための儀式を始めます。
崇号/させない。……すぐさま、何者か数人が駆けつける足音がする。朱指の数十人体制だ。
GM/(武蔵になって)「……ちっ」
崇号/剣菱武蔵が何日生き延びたかは知らない。でも沖田猛の話によると何人もの能力者を返り討ちにしてきたという。その人数ですら僕は改変する。許さない。
縹/強い!
崇号/僕が死んだ瞬間から絶対に逃さない! 逃げようとするなら足に怨念がしがみつく! ……殺された無数の怨念が!
琢磨/いいぞ! 精神年齢、今、爆上がってるぞ!
八重花/かっこいいぞ〜!
GM/「なん……だ?」 これから順調に儀式しようとしたのに、予想外の瘴気の数に驚く。
崇号/駆けつけろ! ……剣菱一本松!
GM/――ブゥン!
崇号/斧が剣菱武蔵を襲う。崇号が死んだその直後、機関最強の戦士によってその体は捕らえられる。数秒も自由は逃さない。
縹/……もう最初から、最強戦力投入した。
琢磨/一本松さんなら確実だもんな。
八重花/最強すぎる……。
GM/すぐさまその討伐された体は、部隊によって迅速に回収される。そしてそれを実行した人物は、「すまない」……そう2人の遺体に、すぐ駆けつけられず助けられなかった命に、謝罪した。
崇号/ありがとう。少しでもエンポニティスによる被害が減った。ありがとう。
琢磨/本当にありがとうだよ。
GM/きっと朱指のみんなが2人の遺体を丁寧に回収しますよ……今度は弔ってお墓にも入るよ。
琢磨/感謝。
縹/良かった……。
GM/そんなことがあったのが30年前。令和の今、縹と八重花は……何故か夜道散歩をしていた。
縹/高坂さんから「最近、若い子たちが心霊スポット巡りをしていて危ないから、ちょっと見回りしてもらえるかな?」とか頼まれたんでしょう。
八重花/夜風が心地良い9月ですわ〜。
縹/たまーにガチスポットがあるから危ないんだよな。
GM/うわ、なんか霊力が高そうなとこ発見。
縹/おっと、ここだね。足元気を付けて。
八重花/でもなんだか、ちょっぴり懐かしいところですわね。
GM/その一軒家、入ろうとしたとき……縹のスマホに連絡。
縹/お?
GM/紗々音からのラインです。「卵のパック全部割っちゃったwwww今日の夕飯たまご三昧だからよろしく」 元気に草を生やす楽しそうな紗々音のスタンプ付きです。
縹/おいおいおい。
八重花/叔父様、一人で食べ切れます?
縹/全く仕方ないなあ。八重花ちゃん、帰りうちに寄って行かない?
八重花/ええ〜? 私も尽力しますけど、力不足ですわよ〜?
縹/持って帰っても良いからさ〜。一真くんとか呼べない?
八重花/うちは今日みんな出払ってますの〜。あと数年前から愚兄と同じ食卓は囲まないようにしてますの(一同笑)
GM/(紗々音のライン文になって)「八重花ちゃんが来てくれるなら出し巻き卵を作ろっか。甘口? 辛口? どっちがいい?」
縹/だって。あ、俺は甘口が良い。
八重花/甘口が好き〜。叔父様他に食べてくださるアテは無いワケで?
縹/うーん、陽子ちゃんちに今から連絡するのもなぁ……。
崇号/こうなったらいっぱい食べる子でも連れていくしかないな〜。
琢磨/へっくし(笑)
縹/知らない家なのに、何故か足は自然とある部屋に向かう。
GM/ぐわん。ある場所に入った途端、頭に一瞬、靄がかかる。ぐらんぐらんと頭がシェイクされる。そして……ゆっくりと、記憶が統合されていく。
縹/んっ。……ここ、は……。
八重花/あれ、ここ……お兄様と、お姉様に会った場所……?
縹/そうだ、俺たちは……祟号くんの力で……。
八重花/9月に会おう、って約束して……。
GM/さあ、全員記憶あり状態で、4人再会しましょう!
琢磨/崇号と琢磨で2人同じ部屋にいることにします。
縹/ふと、部屋の奥で立っている人物の姿に気付く。……あ……。
GM/縹は、霊体を2つ、見つける。それを聞けば八重花の目にも、2人が見える。
八重花/ああ……!
崇号/タクの後ろに190cmの巨体が隠れています。
縹/隠れてる(笑)
琢磨/ほら、隠れてないで。ちょっと笑って、相棒の頭をぽんとする。
GM/縹と八重花は発見した。しっかりと立って2人を出迎えている霊体と、彼女に隠れている大きな霊体を。
縹/やあ。
八重花/お待たせしました。お兄様もお姉様もお変わりなく!
琢磨/なんの、あまり待ってないよ。久しぶりだ、お二人とも。楽しいことがあるなら結構すぐだな、30年って。
縹/一応聞いておくけど、成仏する? それともおじさんの手を取る? 手を差し伸べる。
崇号/とるー! すぐに、ぎゅ!
縹/ぎゅっ。 ≪棺の門≫を使用。不確かな存在が、確かな肉体を得ていく。
崇号/ぎゅ! ……タク、ぎゅ! すれば! ね! オープニングフェイズと同じ圧縮言語。
縹/zipファイル解凍してえ?(笑)
琢磨/ふふ、そりゃ勿論。順番待ちをして……ぎゅっと。
縹/琢磨くんも同様に≪棺の門≫を使用。
琢磨/肉体を取り戻す。懐かしい感覚が、する。
八重花/ふふ、生きてる。
崇号/えっと、死んでるよ? 怨霊だもん……ううん。神様、だもん。
八重花/そうだった。
GM/うん、2人は怨霊ではない。琢磨も、こみ上げる炎などない。
琢磨/穏やかなものです。
縹/ただの地縛霊だ。さてと、早速だが2人に頼みがある。
琢磨/お、なんだなんだ?
崇号/……何か、書き換えたい世界でもある?
縹/紗々音が割っちゃった卵の始末、手伝ってくんない? 今なら卵料理いくらでも作ってもらえるよ。
八重花/この人数なら丁度いいですもんね(笑)
琢磨/まかせてくれ! ごはん!
崇号/タク! 30年ぶりのごはんだよ! 食導のうどんぶり!
GM/出撃前夜が、うどんだったんだ……?(笑)
琢磨/ああ、嬉しいな! 肉体を得て早々卵パーティーとは!
崇号/朱指のみんなでうどん食べたんだ〜(笑) あ、ちなみに崇号もだし巻き卵は甘口派です!
琢磨/甘口は美味しいもんな。琢磨はどっちも好きです!(笑)
GM/ここにいるみんな、全員甘口いけるんだ(笑)
崇号/新頭領、すっごく食べる。タクみたいにキラキラ食べる人。すきすきだいすきだった。
琢磨/ああ、新頭領も気持ちのいい食べっぷりだったよなあ。流石にこの身も勝てんな!
縹/君らの言う新頭領…時代的には剣菱一本松、だったか。
八重花/あら、母の上司ですわ。
琢磨/そうだぞ、凄く強い人でな! 言いつつ、歩きつつ、久しぶりの外ににこにこ。
縹/そうやって9月のちょっと暑い夜道を帰る。ただいま〜。お客さんいっぱい連れて来たよ。
GM/縹がみんなを連れて自宅に踊ると、既に出来上がった大量の卵料理。そして……「あれ、八重花ちゃんだけじゃないの?」という、びっくり顔の紗々音。
縹/ああ、ちょっとそこで新しい従業員を拾ってきた。
GM/「従業員!? ……あ、でも人員増やしたいって話をこの前してたような」
縹/そうそう。ほら、人手が欲しい〜って言ってたろ。
崇号/……ぺこ!
琢磨/お邪魔します。新しく働かせてもらうことになった北斗辺 琢磨です! こちらは日ノ本 崇号!
崇号/たかご、です! 好きなものは……ささねさんの卵雑炊、大好きです!
GM/「食べる前から早くない?」
縹/ツッコミが早い(一同笑) ああ……作るのが面倒な茶碗蒸しにまで手を出して。
崇号/タマゴ多めのポテトサラダまで作ってる〜!
八重花/力作揃いですのねえ。
GM/「食べてから好きになるか決めていいわよ。という訳で新入社員さんたち、座って座って。八重花ちゃんもね。召し上がって」
八重花/はい、ご相伴に預かります。
縹/自己紹介は食事しながらでもできるでしょ、ほら、座った。
琢磨/ああ! 食卓にわくわくと着こう。
崇号/わーいわーい! 甘めの出し巻きすきすきだいすき〜。
八重花/オムライスうまー。
琢磨/茶碗蒸しも旨いなぁ!
GM/卵料理を食べようとする八重花のもとに、芽実からこんな連絡が入る。「みんなで行くコンクール打ち上げ、場所はここでいい?」 楽しそうな遊び場所の相談です。
崇号/ああっ、美術部のみんなで打ち上げに行くことになってる〜!
GM/その通り。かつての世界では、テロ事件があったため美術部全員が揃って行けなかった。だが、この世界では楽しい打ち上げが予定されている。
八重花/「シェイキーズ、大賛成ですわ!」と送信。……良かった、先輩も幸せそう。あんな悲惨な事件は無かったんだもんね……。
GM/そうしてご飯を食べ始めた八重花のスマホには、少しだけ……じっくり悩んで打たれたメッセージが一つ。
八重花/ん?
GM/「来年の春から、高校を卒業する私だけど、一人暮らしが決定したので……もし八重花ちゃんが良かったら、二人暮らしでも……なーんてね!」 冗談ともとれるようなオチで、そんなメッセージが。
琢磨/結婚だ。
八重花/椅子から転がり落ちます。
崇号/オムレツおいし……わあっ!?(笑) ごろんごろんしたよ!?
縹/八重花ちゃん!?
琢磨/八重花、どうした!? 言いながらもご飯食べてる。
八重花/スマホを両手で握りしめて、先輩! ちょっと! 詳しく! ねえ!?
GM/塾を最近行き始めたからちょっとそっちの宿題で忙しいからメッセージ見ません〜
琢磨/いたずらっこかわいい〜
八重花/も〜! 唸りながら叔父様のスネを連打しました。
縹/高橋繭子も真っ当な先生になってるんだろうなあだだだだだだだだ!? 脛は、脛は止めなさい! 弁慶も泣いちゃうんだよ!?
八重花/私の方が泣きそうなんですの〜。
縹/悲しい子がおじさんのスネを太鼓の達人みたいに叩いたりしないのよ!
崇号/わあ、連打凄い。……やえちゃん、いいこいいこ。悲しい? 出し巻きあげるね、卵あーん。
八重花/あーん……あま。まあ、嬉しいかも。
崇号/良かった! ……やえちゃんの幸せな世界にできたなら! 崇号なりの いたずらっこ顔。
GM/あ、崇号のせいになった(笑)
八重花/たかごお兄様、最高ですわよ。
琢磨/ふふ、嬉しいなら良かった。相棒が最高なら猶更に。
縹/……ふふっ、そうだな。


 ●エンディングフェイズ3 〜約束〜

GM/これでエンディングが終わりなんですが、一つだけやりたいシーンがあります。いいですか?
縹/どうぞ〜。
GM/花火大会がしたいです。9月って、まだ花火大会しているところもあると思うんですよ。
琢磨/成程! 普通にやってますよ。
崇号/全然9月はまだ夏休みだよ!
縹/あるある、10月ぐらいまでやってたりする。じゃあ、琢磨くんと崇号くんの2人と合流した翌週ぐらいに開催されたとかで。前は事件でバタバタしてたからそれどころじゃなかったろうし。
崇号/やえちゃんもお友達と行きたいのでは?
八重花/絶対行きますし浴衣も着ますわ。
崇号/お兄ちゃんとかお母さんとも行きたい?
八重花/愚兄と母は無かったことに。
縹/一真くんは咲守ちゃんたちと行きなさい!(笑) 奈奈緒ちゃんは陽子ちゃんたちと行きなさい!
琢磨/きっとみんな行ってますよ(笑)
崇号/僕も、僕も〜。タクも、タクも〜。
八重花/叔父様も、お兄様もお姉様も浴衣を着ましょ!
GM/それぞれがそれぞれ遊びに行く。琢磨も崇号も八重花も、それぞれの時間を楽しむ。もちろん縹も。
琢磨/屋台飯フルコンプしただろうな。
崇号/僕は一真くんや光兵くんや咲守ちゃんと初めましてじゃないけど初めましてしてきます!
琢磨/タカえらい、友達いっぱい作ろうとしてる!
八重花/みんなと連絡先交換して友達いっぱい作るんだろうなあ。
崇号/でも基本、大人しいのでタクの後ろに隠れる。
琢磨/よしよし、一緒に行こうな。
縹/俺は紗々音と2人ででデートします。
琢磨/ひゅー(笑)
縹/浴衣は夏の祭りの時に気まぐれに着るだけ。紗々音もだけど、新しいの欲しい〜とか言わないの?
GM/(紗々音になって)「いいの。思い出の浴衣よ。『今度こそ』来られて良かったわね」
縹/……お前。いや、うん。そうだな。
GM/「うん、そうよ」 にっこり。
縹/何度でも行こうな。
GM/「来年の夏とかもいいかもね? 7月7日でもあるみたいだし」
縹/ああ、七夕の花火だろう? あれも行きたいな。どっか遠出しても良いし。
GM/「今から約束ね。ちゃんと覚えていてよ」
縹/お前もな。
GM/「あ、ポムポムプリンのお面かわいい。買って……あの子にプレゼントしちゃおうかしら」
縹/良いんじゃないか。きっと喜ぶ。
崇号/わーい
琢磨/嬉しい贈り物だなあ、良かったなあ。
縹/じゃあ、俺は琢磨くんに屋台飯いっぱい買ってあげるか。え、もう制覇した?
琢磨/2週目行けるぞ、もぐもぐ(笑)
崇号/やえちゃーん! やえちゃーんプリンくんのお面見てー! ……あ、神社裏に行っちゃった? めぐみちゃんと何するんだろ?(一同笑)



GM/30年前の浴衣姿と同じように、縹と紗々音の2人は祭の影に消えていく。楽しげな一同の声を聞きながら……。


 アナザーワールドSRS
    『 アイビスパーティー 』   END





GM/これにて『アイビスパーティー』、そして『狂った果実』、『絶糸絶命』を含めた3部作セッションを全て終わりにします。お疲れ様でした!
一同/ありがとうございました〜!
縹/お疲れさまでした! 楽しかった!
崇号/3部作完結、おめでとうございます!
八重花/あっという間だった! 最後まで凄いシナリオとギミックだった。
琢磨/すっごいドラマティックな展開で震えてる。最高。
GM/長すぎワロタ。
縹/最後までたっぷりだったよ〜!(笑)
GM/『狂った果実』第1回のセッション日が、2023年7月8日です。そして完結の今日が2024年5月29日なので……。
八重花/ほぼ1年……!
崇号/いや、1年しかやってないの!? 凄い熱量のあるキャンペーンでした……。
八重花/「シン」って付けて2年目に突入するべきじゃ?(笑)
GM/この3部作は、剣菱武蔵というNPCの設定ありきで作ったシナリオです。そういう意味ではすみませんでした。
縹/いや〜、めっちゃ楽しかったです! なんであんな純朴な少年がドスケベ大王になっちゃうんですか?(笑)
琢磨/突然変異すぎる。
八重花/武蔵様、本当に魅力的な男だった。固形物を食べるという事実が凄かったですね(笑)
縹/武蔵さん、うどん食べるんだ……。
GM/うどんぐらい食べますよ(笑)
崇号/神になったよ! 相棒!
琢磨/神になったの嬉しいね〜! いいこいいこ、偉いぞ。良い神様になった。
縹/生まれたての神様だ。
崇号/えへへへ〜。でもってタクも、ロストじゃない!
琢磨/なんやかんや生きたなあ。最終回で成仏するかなって思ってたので、生きた生きた。
GM/みんな死んで戻しました。でもあそこまでいくのはみんなが頑張った証があるからです。
縹/第二の人生、楽しんで!
琢磨/楽しみます。屋台メシ2周目。
八重花/にしても、五行のくだりとか凄かったな……セッションのギミックが濃密なのだ。
崇号/あれ良かったねえ。正直に申しますと、「金神」という用語はこの卓で出会うまで初見の情報でした。ちゃんとウィキペディアで調べるとある立派な神様だったし、節句のこととか何にも知らなかったのでお勉強になりました。
八重花/五行の図とか写真を撮って謎解きしましたもん〜!
縹/オカルトギミック、めっちゃわくわくした〜!
崇号/縹さんが探偵をしてたのが凄い〜!
琢磨/ほんと凄かったな、ギミック解き!
GM/頑張って作ったシナリオでした! ……色々あった設定を暴露しますね。1000年前、蘆屋道満は京で悪さをしてたんですよ。呪術で。
縹/存じ上げております。
八重花/悪い猫ちゃんですもんね(笑)
GM/でも、安倍晴明に倒されて改心して、故郷で「この呪術を人々を救うために頑張ろう、全国を回ろう」と思いました。
琢磨/改心したんだなあ。
八重花/えらい猫ちゃんだぜ。
縹/リンボ! 見習って!(笑)
GM/全国行脚と救済をしながら、「私の子孫もみんなのために術を使ってあげるんだよ〜」とお願いしました。そうして1000年後……日本政府が「それやめよ? 近代的な日本人になろ?」と言ってきて、当世の剣菱家「えええ……」。
八重花/大日本帝国くんさぁ(笑)
GM/幼い武蔵、「なんか全国行脚やめろって言われた……どうしよ……故郷の相生と同じ名前の相生橋近くでどうやって人々をこれから救済するか考えるか……」と悩んでいたとき、原爆の被害に遭います。
崇号/あ〜、直撃しちゃった……。相生橋は、投下目標地点にされたんだもんね。
GM/しかし通りすがりの能力者がダメージ軽減したので無傷だったぜ! あとは縹さんが勾玉を通して見た通りですね。無傷な少年が狂ったのは必然。
崇号/SAN値直葬。
八重花/あれは誰でもなるよね。
GM/そして邪神ユウメイイスタディオに見初められ、呪術を使って救済……原爆で一切合切消えて楽になった世界を、今度は自分の手で作ろうとしました。
崇号/原爆が広島に投下されたこと、そこで無傷で助かってしまったこと、ユウメイイスタディオに見付かったこと。それが悲劇の始まり……。
琢磨/なるほどな……。
縹/あ、そうそう。助けてくれたあの人はどうなったんですか?
GM/一応あの後、嵐山さんは死んだ……んですけど、武蔵が頑張って蘇生しました。何故らもうそのときには「左腕の中にユウメイイスタディオ(生命を操れる神)」がいたので。
縹/……他の人たちは平等に死を与えたのに、その人だけは蘇生させたんだ……。
八重花/頑張っちゃったか……。
崇号/「原爆の光こそが人々を平等に殺して救済になるに違いない」と決意したのに、「一人だけ蘇生してる」? それって……。
琢磨/一人を選んで生かした時点で平等は破綻してるのにな。……きっと当人は気付いてないんだろう。
八重花/人間らしくてとても良い……。
GM/まあ、その蘇生された人、『違う卓』で憲子に酷い目に遭わされるんですが。このシナリオには関係ない話です。
崇号/その人、照行おじさんのお兄さんですよね。……やっぱクソデカ男の感情じゃないか。むさしさまが機関の当主の全てを盗んだのも……。
GM/武蔵が機関の技術を盗んだのは、執着ですね。盗んだおかげで『狂った果実』の邪神召喚も、『絶糸絶命』の異空間作成も、『アイビスパーティー』の鎖を使った儀式もできたんですよ。みんなに出会えて嬉しいです
崇号/狭山と憲子と航先生が「殺す」って目で見てる。
八重花/悪魔合体してる(笑)
縹/そこ3人に睨まれたらもうダメだよ(笑)
GM/あ、あと今回のネタ晴らし。PCが芽実に何かを描かせてたら、もちろん芽実は死亡します。その時点で【正気度】1D6点減少です。
八重花/こえー話しとる! 描かせる誘惑に負けなかった!
琢磨/描かせなくて良かった〜。
GM/武蔵との接触で【正気度】−1D6。2射目が発射されて被害が出たら−1D6。3射目発射でも−1D6。そして芽実の死で−1D6。結構【正気度】が減るシーンが多いですね。
崇号/エンディングフェイズで金神の力を使えば世界は元通りになるとはいえ、そのエンディングフェイズに行く前に【正気度】0になったらゲームオーバーだもんね……。それにしても、崇号はとても良い役を貰えました。陽子も続投で連れてきて正解でした。
琢磨/最高だったよ、2人とも。
八重花/本当に2人とも救いでしたよね。
縹/陽子ちゃん、マジ良い女〜!
琢磨/光属性のイイ女だった。タカはめちゃめちゃいい子でよぉ!
八重花/お姉様のロールが余すとこなく格好良かった。
縹/琢磨くんの鎧姿、めっちゃ良かった!
崇号/鎧の立ち絵をずっと温存していて、ラストに登場したの、めっちゃ良かった。サプライズで拍手した。
琢磨/あれ、温存じゃなくて突貫で作った画像なんすよ。
GM/突貫なんだ!? 凄い! みんな劇場版作画でした。琢磨のかっこいいアクションも、縹の悪魔のささやきシーンも、八重花の駆け出したクライマックスもみんな良かったです。
縹/魔鏡様に急に来て頂いて申し訳ねえ(笑)
琢磨/マキョウ様の演出、良かった……。
八重花/メスガキムーブで良かった(笑)
GM/「殺しちゃえ 殺しちゃえ
縹/やーだよ。「人間を無礼るな!」ってシーン、好きなんですよね。
崇号/エモさがどのシーンも最高値だったよ〜。あと、「過去のPC達が登場するとダメージアップする」ルールは良かったね!
縹/過去PCの追加参戦、凄く良かった! まさにキャンペーンものって感じ。
八重花/ヒーローが映画で最後集結するのと同じくらい熱かったよね。
崇号/あと……イベントスチル、どれも良かったね!
八重花/どのスチル美しかった〜。ご尊顔〜。
縹/アクリルパネルにしてください(笑)
崇号/個人的に好きなシーンを挙げると、クライマックス戦闘の難易度減少の方法が「勾玉や鎖など重要アイテムを使うこと」ではなくて「仲間達のおはよう」が正解なの、良いですね。
琢磨/ただ心を伝える、交流する……それが正解。良い。縹さんが真っ先に「おはよう」って言ったの本当に好きで……!
八重花/エモいよな〜。
縹/どれも楽しかったです、ありがとうございました! 次回、番外編セッションもお待ちしてまーす!




END

アイビス卓ギャグ番外編セッションに続く

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