アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 解体神書 』 2ページ ■
2024年7月17日




GM/という訳で、弟が全員集まったところですが。
ユイリィ/全員弟じゃないよ。
波央/確かに、学さんは弟じゃないもんな。そうじゃない。
ユイリィ/ハオ、頭がイミフに侵食されてるよ。
波央/しまった、俺も【正気度】が危うい!
学/兄として弱っている弟を守ってあげないとだな。
GM/そんな優しい兄に守られている弟2人にちょっかいを掛けに来た匠太郎、無事に弟にされて返り討ちにされました。
ユイリィ/ちょっかいを掛けに来た。暇だね。
波央/暇潰しに来るから弟にされるんだ。
学/そもそもちょっかいなんて興味が無いとできないことだ。心配でもしたのか?
GM/(匠太郎になって)「別に他意なんて無いし〜。それよりも、さっき出てたっていう化物は討伐できてなさそうだね」 匠太郎の言う通り、波央とユイリィを襲った化物はウズマキへと消えていきました。
ユイリィ/みんなで追い払ってくれたみたいだけど倒せてないな。
波央/倒すどころか倒されるとこだったね。
GM/「倒してないってことはまた現れるみたいじゃんか。あーやだやだ、何したのアンタら?」
ユイリィ/わからーん
波央/俺たちが知りてえよ! こいつに事情説明するの癪〜!
学/波央とユイリィの身に何かあったんだろうか。化物から逃げながらも2人を調べないといけないみたいだな。
GM/「…………。あ」
波央/あ?
GM/「ま、そういうことで、頑張って逃げてねー。てか面倒事は早く片付けてよ! みんなのために!」 匠太郎は退場しました。
ユイリィ/何か知ってるの!?
波央/おい! なんか気付いたなら言って行けよ! 眼鏡にワサビ塗るぞ!
ユイリィ/相手の眼鏡を盗って、塗って、戻す。器用だね〜(笑)
GM/あらためてミドルフェイズのルールを確認します。まず、化物がPC1を襲ってきます! 判定に失敗すると死ぬよ!
波央/ギャーッ!
GM/成功すると生き残るよ! 2人とも死ぬとループするよ! 1人死んでも1人が生きてるならループ続行できるよ! 片方死んだままシナリオクリアーしたらそりゃ死んだままになるよ!
ユイリィ/2人で生きるか2人で死のう!?
学/2人揃って生還させたい……。
波央/PC1片方ロストは嫌〜!
GM/失敗しても死ねば時間が戻るよ! 『AW』だもんね! ただし……ミドルフェイズ中はループするとペナルティはあるかもね!?
ユイリィ/『AW』だね!
GM/この生還するための判定、「出目」が肝心だよ! もし出目が2・5で成功したら、次のシーンのPCは「2」か「5」のイベントが選べるよ! 例えばどんなに生還し続けても出目が「1」を出さない限り「1:匠太郎」のイベントは見られないよ!
学/でも、何でも選択できる6が出れば……。
GM/あと、AF判定は「難易度:1000」と提示されているけど、イベントをこなせば難易度は大幅減少するよ! ネタバレ。
波央/な、なんだってー!
ユイリィ/イベントはすればするほど良いんだな。
GM/そうそう。順当に全てのイベントをこなせばAF判定も成功圏内にはなるよ! イベントは重複しても意味が無いから全回収を目指して頑張ろうね!
ユイリィ/そこは運ゲーになるな。……出目操作系の特技、持ってないや。みんなも無いよね。
GM/この卓にはPCが2人いるので、つまり出目が4パターンあるってことだよ。波央くんが出目2・3で成功して、ユイリィちゃんが出目4・5で成功すれば、2〜5の4つのイベントから1つを選びたい放題だよ。
波央/そうなると、俺の≪友の華≫を使ってダイスを増やせる特技を取得したら便利かも?
学/特技取得ができるのは良い!
ユイリィ/あとは、低い出目でも成功させるために令呪は欲しいね。
波央/……あ、だからPC1にはハンドアウトで振り直しイベントキーが配られているんだな?
GM/そう! ここでもう一度、PC1のハンドアウトを確認するよ。

▼初期配布イベントキー:最悪な夢
 君は最悪な夢を見たことを表すイベントキー。
 タイミング:オート 回数:シナリオ3回 効果:自身のダイスロール振り直しを取得。


ユイリィ/なるほど、これが3回も使える……使わなきゃ。
波央/GMの攻撃を回避する判定って行為判定に含まれます?
GM/はい。
波央/なるか、魔法少女に……。
学/波央が、魔法少女に……!?(笑)
波央/≪コネ「居酒屋さきがけ≫は「味方PC人数D6から2D6を選ぶ」なんですけど、≪コネ「魔法少女」≫は「キャラクターレベルD6」なので、ダイス目がバラけて出せる可能性が高い。
ユイリィ/魔法少女になろう!? カワイイボクより波央が魔法少女、ありじゃん(笑)
波央/クェでむのプロトタイプでも拾ったんじゃね?
ユイリィ/プロトでむ。黒いモコナみたいなものか。
波央/モコナモドキだ。黒いクェでむ、絶対碌なもんじゃない。燐音がそう言ってる……(一同笑)
GM/きっとさっき襲撃から助けてくれた頭垓の同僚が「大変な波央にこれをあげよう……」ってプロでむをあげたんだ。
波央/うわ、なにこれキモっ!?
ユイリィ/顔だけ見ればかわいいよ!(笑)
学/黒くてクールでかっこいいよ(笑)
GM/まだプロトタイプだからデザイナーさんも試行錯誤してる頃なんだ(笑)
波央/という訳で、≪友の華≫を使用。≪コネ「魔法少女」≫を取得しました。
学/これで波央も立派な魔法少女だ(笑)
ユイリィ/おめでとう! 変身バンクは?
波央/変、身っ! 仮面ライダーうみんちゅ(笑)

 3人で『契約』の相談をした結果、波央がユイリィのマスターに、ユイリィが学のマスターに、学が波央のマスターになった。

波央/ユイリィ、しれっと学さんのサーヴァント(ルビ:おとうと)になるの回避したな?
ユイリィ/うん!
波央/元気なお返事!(笑) まあ、学さんのマスター(ルビ:おとうと)だけどな。
ユイリィ/早くこのセッションを終わりにして学さんの【正気度】回復してあげないとね。
学/【正気度】満タンだぞ? 消耗もしないぞ。
波央/エセルちゃんの〇ボタン連打受けたら治ったりしない? ほら、その、テレビ直す的な要領で……。
ユイリィ/エセルちゃん、あれでも介護ロボなんだよ(笑)


 ●ミドルフェイズ1/波央 〜疑惑〜

GM/これからどうしようかと考えていると……例の化物がウズマキを裂いてにゅるっとシーン登場します!
ユイリィ/すぐ来ちゃうんだよなあ!
波央/えーん! 沙耶の唄にお帰りください お帰りください!
学/すぐに抜刀する。
GM/にゅるっと不意打ちアタックをかましてくる化物。(1D3ころころ)波央&ユイリィは【知覚】判定難易度10をどうぞ。
学/一番難易度が低いやつが出た! ラッキーだ!
ユイリィ/(ころころ)出目は5・6。達成値15で成功!
波央/朱指〜! 集合〜!(ころころ)出目は1・5……達成値9。1足りない死。失敗したなら≪血の媚薬≫を使って……。
学/波央! まずは俺が庇う! 【知覚】なら俺は5ある。
波央/お、高い! 庇ってくれる?
GM/PC2の学さんはPC1の失敗を補うことができます。OKですよ。なお、「庇う」が失敗したら死ぬのは学さんではなく「庇う」を失敗された波央くんです。学さんの結果を見てから特技使用を宣言していいです。
波央/媚薬で生還OKか。
ユイリィ/媚薬で性感OK。
波央/大山様! 帰って!
ユイリィ/ボクの上司。
学/(ころころ)8。ごめん失敗した!(笑)
GM/媚薬で性感ガン上げしちゃう?
波央/生還ガン上げしちゃう! ≪血の媚薬≫を使用して達成値に+1して達成値10で成功! あぶねえ〜。
GM/生還! PC1が2人とも成功したため無傷。化物はそのまま消えてなくなりました。
ユイリィ/ひや〜……これ毎度するの!? 危なすぎない!? オイオイオイこれ死んじゃうわ!
GM/という訳で、成功した出目……1か5か6のイベントが選べます。
波央/俺が1出してるの笑っちゃうんですけど。
学/難しいと思われていた1がいけるな……。
ユイリィ/6も出てるけどね。
波央/ほら、6で1選んでも良いんですよ(一同笑)
GM/このルール、出目の運が悪いとマジで全然イベントが進めないと思いますよ。なのでラッキーだったってことで自由に選択してください。
学/匠太郎に会いたい?
波央/うーん、優先して開けたい情報ってどれかな?
ユイリィ/航先生は早めに入手しておいていい気がする。チャートで期待値のイベントが航先生になっているから、持っておいた方がいい基本情報がありそう。ろくでもない基本情報かもしれないけど。
学/チャームポイント。
波央/ろくでもないがチャームポイントって最悪では?
学/欠点があった方が愛おしい。
波央/欠点クソデカすぎない!?
ユイリィ/世界を崩壊させる邪神を召喚させる程度の欠点……(笑)
波央/せっかく出た1だからね、有効活用しよう。匠太郎に会いに行きます。襲われて、そのまま追いかけた感じかな。思わせぶりに去っていくんじゃねえー!

 「1:越生匠太郎に関すること」で判明する情報。
(1)越生匠太郎は何故わざわざPC1に接触を図ってきたか。その理由は、彼も命じられたからである。
(2)「内示:本日8時に頭垓△△研究所に集合。夜須庭航の指示に従うこと」 そのような指令が、御臓所属の彼にも「上からの命令」であった……が、すっぽかしたようだ。

ユイリィ/すっぽかした。
波央/御臓にチクってやる!
学/田所捜索は本来俺達4人でやる予定だったのか。
GM/正確には「波央とユイリィと匠太郎の3人の任務」ですね。学さんは「田所の知り合いだから」という理由でPC1から協力を持ちかけられた人です。

(3)「俺だって研究成果とか報告書で追われているんだよ〜。忙しいから仕事してられないじゃん。そんなのとっくに出来上がってるけどさ!」

 『イベントキー:歪んだ奇跡の禁書』
 匠太郎が得意とする能力を記したイベントキー。
 自分に向いたターゲッティングを他者に向けることができる。
 世界遣いの特性についての報告書がメインのため、この禁書を読んだから能力を習得できるというものではない(基本的には、匠太郎しか使えない特技である)。


ユイリィ/あ、これ……。これで匠太郎さんは『カレシ卓』で逃げたんだよね。
波央/そうそう。罪の無い『地獄卓』の面々がカレーにされるとこでした。榑嗣が訴えてやるッ!
GM/銀之助さんの怒りの矛先を、匠太郎自身から『地獄卓』のPC達へ移し替えたのが『カレシ卓』の出来事でした。罪の無い誰かに対象を変更できる、匠太郎さんの十八番です。
学/ひでー十八番(笑)
波央/つまり、これを使えば……いやらし眼鏡に触手デリバリーできる?
ユイリィ/いやらし眼鏡に触手デリバリー!?
GM/残念ながらこの禁書をPCたちは取得できません。
波央/チッ。
GM/以上です。判明することは以上です……が、イベント特典! AF判定の難易度を−100します。
波央/おおお!?

『AF判定:  ニ  ゲ  ロ  』
 ・使用能力値:【体力】【幸運】
 ・難易度:1000→900

※「化物から逃げる手段を探し続ける」演出に成功すること。
 成功した場合、助かる。

波央/あいつ……任務すっぽかして、その結果だけ聞いて自分の手柄として報告しようとか考えてたんじゃねえの? 許せん、≪異端審問≫!
ユイリィ/ゆるされな〜い!
波央/後で知り合いの御臓にチクってやろう、≪友の華≫。
学/知り合いの弟に話を通しておこう。
波央/知り合いの弟という胡乱な単語。
学/知り合わない弟も世界中にはたくさんいるじゃないか。
波央/知り合わない弟は赤の他人って言うんだよ!?
学/はっ。そうだな……妹もいた。
波央/そうじゃないよ?
学/性別の欄は未来に無くなるらしいしな。
ユイリィ/任天堂のゲームには性別選択、無くなっていったしな(笑)
波央/そんな話をしながら越生さんの情報をガサガサ探す。なんかもっと弱味は無いかな〜、≪超越感覚≫。
GM/匠太郎さん、何か愛嬌とかないかな。ないな……。
学/GMに断言されちゃった。
GM/だって、思いつかない……。
ユイリィ/笑顔が上手い。親譲り。
GM/その親、匠太郎さんのこと認知してなさそうんよ。
波央/とりあえず、匠太郎さんのコーヒーに唐辛子パウダーかけておきます、≪思念の刃≫。≪薬物調合≫+≪最高調合術≫+≪強力調合術≫で作った特製唐辛子パウダーだよ! 『カレシ卓』の残り!
ユイリィ/朝ご飯はそれアレンジしてカレーにしちゃお!
波央/あ、≪薬物調合≫で≪興奮剤≫をゲットしても良かったな。匠太郎さんに嫌がらせする機会に飛びついてしまった……。
ユイリィ/愛されてる〜(笑)
GM/≪興奮剤≫ゲットはまた今度で。では『現在難易度:886』です。判定どうぞ!
波央/【幸運】にしよう。(ころころ)『現在難易度:886分の11』です。


 ●ミドルフェイズ2/ユイリィ 〜敵対〜

GM/ウズマキの中からカワイイあいつがニュルっと登場! 触手に殺される時間だよ!
ユイリィ/また来た!
波央/ぎゃー! かわいくない!
GM/今度は何でロールかな?(1D3ころころ)波央&ユイリィは【知覚】判定難易度10をどうぞ。
ユイリィ/ラッキーなやつだ!(ころころ)出目は5・4。達成値13で成功です。
波央/(ころころ)出目は6・1。達成値10で成功した! そしてまた出る1!(笑)
学/1が好きだな、波央(笑) ザシュっと飛んできた触手を斬っておく!
波央/サンキュー学さん! こっちの部屋に一旦避難しよう!
ユイリィ/ありがと!
学/ふう。……油断も隙も無いな。さっさと次に移動しよう。
ユイリィ/うんうん! また6出たから自由な項目を調べられるね。……田所も気になるけど、航先生の項目は見ておきたいなって思うんだよね。
学/6あるからいけるよ?
ユイリィ/せっかくだしこの流れで航先生カチコミする?
波央/良いと思う〜。たのもー!
GM/では、仕事中の航先生のもとへやって来る君達。(航になって)「……ん? もう8時かぁ。おはよう」 かくかくしかじか。「という訳で、田所を探してきて〜」
ユイリィ/それどころじゃないんですよ〜。
波央/ていうか、その田所は何しでかしたんです?

 「3:夜須庭航に関すること」で判明する情報。
(1)田所という研究員は、頭垓で研究している『ある重要な文献』を預けるほどの男だった。
 それは『タイマストトバールの禁書』。邪神八柱の蛇の欺く神ことタイマストトバールに関する古文書解読のメンバーの一人であった。
 現在、主任研究員・夜須庭 航もこの研究には特に力を入れており、頭垓のトッププロジェクトと言って過言ではない。田所は邪神八柱研究の主力と言える存在だった。


ユイリィ/おーい!?
波央/うええええ!
学/わあ……死期が近づいてるな。

(2)信頼をおかれていた田所は、禁書を自由に扱える存在だっただろう。例えばページのコピーを持ち出したり、または実物そのものを私物のように扱うことすら可能だったかもしれない。
 もちろん「職場の研究資材を無断で持ち去る」だなんて規約違反である。常識的な所員であればしないと思われるが……。


学/そりゃ、常識的な社会人ならな。
波央/機関の研究員が常識的な訳ないだろ(笑)
GM/「最近R号事件で面倒なことになってるだろう? 警備とか防衛に関して力を入れなきゃねってなってたんだけどね〜」
学/R号事件?
GM/「R号……機関に喧嘩をふっかけてくる『レジスタンス』とかいう団体が起こす迷惑行為の総称だよ」 レジスタンスとか響きマジ悪い〜まるでウチらが悪人みたいな言い方するなよ〜という機関の意見から生まれた呼び方です。
波央/同盟軍を叛徒って言うみたいなあれだ。
学/R号……ああ、あの迷惑集団か。
GM/ええ、あの迷惑集団です。何かと機関のやること邪魔するあいつらマジむかつくよね〜。
ユイリィ/R号の連中のせいで天足商売いくつもダメになってるよ〜。
GM/まじで〜? 天足カワイソ〜。
ユイリィ/大山様もハゲちゃう。
波央/大山様はちょっとストレスで枯れた方がちょうど良くない?
学/朱指も何度も妨害されたことがあったな。回収したい素材ができなかったり……。
波央/朱指の任務も邪魔されるんだよなあ……一本松さんが怒られちゃう。
GM/「そんな危険な連中とやり合うことも多くなってきたから、『自分の身を守る手段は何かないかな〜』ってこんなの見つけてきたよ」
ユイリィ/お、なになに?

 『イベントキー:念動障壁の禁書』
 このイベントキーを所持したPCは全員自動取得できる。
 一時的に全身に高度な防御バリアを張り、まるで鋼鉄の体になる。ダメージを無効化する。
 タイミング:オート  対象:自身  代償:【正気度】1D6点


ユイリィ/あ、すげーじゃん。ダメージ無効化だ……って、全然凄くないわ。【正気度】1D6点も減っちゃう!
波央/俺はもう≪念動障壁≫持ってるんですけど、それとは別扱いで取得できる?
GM/別途OKです。
学/確かに【正気度】を1D6も減らすが、これがあれば触手に食われても生還できるんじゃないか?
GM/口の中に含まれたら何度も噛まれるからそのたびに1D6してね。とりあえずめっちゃ固くなって「食べられない!」ってなるイベントキーです。有効活用してね。
学/ベーコンエピになる特技、ゲットだ。
波央/夜須庭先生、カピカピのベーコンエピ食べて口の中ちくちくさせてほしい。
GM/じゃあ今日の航先生の朝食はベーコンエピです、ガジガジ。「ま、とりあえず研究成果だけは回収してきて。4人……いや、3人? で頑張ってきなよ」
ユイリィ/4人?
波央/ほら、すっぽかした奴いるじゃん。せんせー! 越生くんが任務すっぽかしてサボってまーす!
GM/「あ、そうなの? そこにいる彼でも使えば?」 学さんを指差します。
波央/くそ、この先生じゃダメか……やっぱ一本松さんにチクって一本松さんパンチしてもらうしか!
学/それなら一発でやられるな。……お咎めは、いつかしてほしいな。
GM/では航先生のイベントを無事こなしたことで、イベント特典を配布! AF判定の難易度を−100します。
ユイリィ/少しでも演出してAF判定の難易度を減らしておこっか。≪命の糧≫でベーコンエピ置いときま〜す。
GM/「置いといて〜。1D6時間後に食べるから〜」
波央/エセルちゃんに怒られろ。
ユイリィ/ねえ、学さん、ハオ。田所さんのアパートには車で行くつもり?
学/ああ、車なら出せるぞ。
ユイリィ/ボクね、こんなコトができるんだ。≪インビジブルマン≫+≪テレポート≫で幻獣ペガサスを召喚。ウズマキを一時的に介して瞬間移動できます。
波央/おおおお!?
ユイリィ/完全にウズマキに出入りできる訳じゃないけど、一瞬入ってすぐに外に出ます。
GM/ペガサス便だ。
波央/「お届けデース!」
学/そのペガサス!?(一同笑)
ユイリィ/ボクはペガサスナイトでペガサスに乗ってどこでも現れるってキャラ設定でした。これなら化物もおっかけてこない……とも言えないんだけどね。
波央/かっこいい〜! ユイリィの色味が紫系だから『Fate』のライダーさんみたいだ。
ユイリィ/ライダーさんの宝具ベルレフォーンっぽいのが使えます(笑)
GM/全体クイック宝具だ(笑)
ユイリィ/相手ウズマキを介して追いかけてくる、ボクと同じ道を使ってくるんだよな。とりあえず、すぐに逃げたかったら使ってね。ペガサスにいつでも声を掛けていいから、と≪バベルの唱い手≫。
学/OK、いつでも頼るよ。
ユイリィ/「ヒヒーンデース」
GM/ペガサスが完全に『遊戯王』のペガサスの声になった(笑)
ユイリィ/ところで……さっき航先生がR号事件の話をしてたよね。あれって何か関与してるのかな? ≪コネ「裏社会」≫。
波央/実は田所とレジスタンスが繋がってた……とか? あるいは、田所がレジスタンスに襲われたとか。
学/田所は頭垓ではかなりの重要人物だったらしい。その可能性も高そうだな。
ユイリィ/うん。田所は禁書をめっちゃ触ってたみたいだし、田所自身について探りを入れないといけないよね。はい、アパート着いた。≪鳥躍≫でぴょーんと来ました。
GM/「ピョーンデース!」
ユイリィ/それと……≪片手武器≫の乗馬槍を準備! 時間的にそろそろ出るよね。ハオ、警戒しとこ!
波央/ん、いつでも≪念動障壁≫張れるぞ。
学/準備万端だ。
ユイリィ/ここで【体力】判定しちゃう!(ころころ)達成値14! 『難易度:772分の25』、出目も良いしもうループしないぞ〜!


 ●ミドルフェイズ3/学 〜事情〜

GM/野外でも……奴は来る!
ユイリィ/ストーカー来やがった!
学/外でもお構いなしだな。
波央/いやー! TPOを弁えて!
GM/今度は何の判定になるかな。(1D3ころころ)お、また3。【知覚】判定難易度10をお願いします。
ユイリィ/ラッキーだな!?(ころころ)出目は4・3、達成値11で成功!
波央/優しいな、触手……。(ころころ)出目は6・5、達成値14で成功、よしよし! 襲ってきた触手に≪念動障壁≫!
ユイリィ/槍でざくっとな! 反撃!
学/2人とも出目いいぞ! 波央を後ろにして触手を蹴散らす!
GM/お見事撃退。
ユイリィ/やだやだー、慣れてきちゃった。これ、そのうち難易度15で油断して死ぬフラグじゃん。
学/油断はしない。しちゃダメだぞ。
波央/所構わず襲われるのはキツイな……何したんだ、俺たち?
学/あちらは相当ご執心だな?
GM/では、出目チェック!
波央/出目は……3、4、5、6ですね。6が出てるからどこでも選べます。
ユイリィ/アパートの前まで来た演出をしたし……田所についての4を調べていくかな?
波央/だなあ。……そういや匠太郎さんってターゲット集中特技持ちだよな。アイツがやらかして、そのデメリットをこっちに押し付けてる、とか?
ユイリィ/うわ、だとしたら最悪
波央/だから執拗に俺たちが触手に追いかけられてる、なんて流石に悪く考えすぎかな。
学/そうでないといいんだが……そこまで彼が悪人じゃないことを祈る。
ユイリィ/最悪はどこまでも考えておくといいよ、それで救われるかもしれないし。という訳で、ボクら警戒しながらアパートに入る!
GM/3人は田所のアパートに入ります。
学/再びお邪魔します。
波央/田所は相変わらずいない、と。……こんなセキュリティも何も無い部屋に重要な禁書を持って帰るなよなあ。
GM/いません。相変わらず研究員の部屋、という雑多な部屋です。君達は……以下の情報を探せます。

 「4:田所のアパートにて捜索」で判明する情報。
(1)すんなりとアパートの中を探ることができた。重要そうな書類、魔導書、データディスク……ソウルデバイス。様々な記録媒体を君達は見つけて、仕分けしていく。
 その中で、あるソウルデバイスを入手する。SDには記録・記憶が封印されており、それを脳内でビデオ再生することができる。
 それは研究とは全く関係ない、ロックさえつけてなかった。田所のVLOG(動画日記)を再生できるようだ。


学/ブログじゃなくてブイログか。
ユイリィ/わあ、この時代にVLOG。研究とは関係無い日記なんだね? 個人の日記なら見ちゃおっか!
波央/プライバシーもくそもない(笑)
ユイリィ/にこー! 「窓に窓に!」があるかも。再生しちゃいます!

(2)田所のビデオ映像を再生する。
 「いえーい。さっき、カノジョにフラれました〜……とほほ。
 渡辺に愚痴ったメール思わず送っちゃったけど、あ〜、そこそこツライな〜。ぱぁーっと酒を飲んじゃったし、気分転換に散歩でも……」


学/能天気か?(笑)
波央/世が世なら失恋配信してそう。
ユイリィ/Tic TokとかYoutubeが流行ってる現代なら普通になっているけど、2000年初頭で動画日記をつけてるのは最先端な人だな……。

 「ん? なんだあれ、綺麗な……ガラス? おいおい、トラックでも突っ込んでガラスの破片が飛び散ったとかか……綺麗だけど危ないな。
 ………………。きれいだ……」
 田所の様子が変わる。SDを次々と再生していく。


ユイリィ/なに?
学/……何を見た?

 「彼女は生きている。人外種族だと思われる。×××のような種族は聞いたことがないが、そんな種族が無いという先入観はいけない。
 肉体はバラバラで弱っていて、出会ったときが綺麗なガラスのようだったから、俺は『カケラちゃん』と呼ぶ。
 カケラちゃんは俺にとても懐いている。どうやら俺の匂いが好きらしい。匂いが好きなんて言われたのは初めてなのでドキドキするな」


波央/お、なんか怪しくなってきたぞ。
学/新しい女……いや、ペット?
ユイリィ/犬猫じゃなく、何の種族かも判らないペット……。

 1日目。カケラちゃんと試行錯誤の交流劇が写し出されている。
 2日目。カケラちゃんに情が湧いて楽しそうな日常が写し出されている。
 3日目。カケラちゃんに好意を持ち、愛情に変わり、心酔していく姿が写し出されている。
 どこからどう見ても4日目を迎える頃には、一人の女の子に夢中になっている男のように見える。
 しかしその変わり身と心酔っぷりは、傍から見ても異常だ。PCたちは真っ先に「洗脳」や「精神汚染」という言葉が思いつく。


波央/……寄生されてないか、これ。
学/やばいのと接触した……?

(3)VLOGのSDは以上だ。
 視線を感じる。窓に、窓に……何者かの使い魔がこちらを見ていた気が、した。


波央/ひえ!? マジで窓に窓にじゃねーか!
GM/ばさばさばさーと何かの使い魔は羽ばたいて去っていく。イベント特典、AF判定の難易度を−100します。『難易度:672分の25』になります。
ユイリィ/……何かが見てたな。
波央/「貴様! 見ているなッ!」だった。
学/それはどちらかと言うと俺達が言うべき台詞だった。だから言おう。貴様! 見ているなッ!
ユイリィ/学さんのシルエットがいきなり荒木チックに雄々しくなったね。……逃げて行った使い魔は、追えない?
GM/残念ながら追えません。メタなことを言うと、別のイベントをこなせば何者か判明するよ。
ユイリィ/はーい。……田所、失恋の傷心で弱ってるときに何かに接触しちゃって洗脳されたってこと?
学/おそらくな。レジスタンスとかの罠な気もする。
ユイリィ/レジスタンスとかなら良いけどね、なんか……もっと禍々しい何かにも思えるからさ。
波央/どっちかって言うと、フったカノジョの方がレジスタンスだったりして。カケラちゃん、何なんだろうな……。
学/「ガラスっぽい綺麗なだからカケラ」ってネーミング……。もしかしたらアパートの周囲に情報が落ちていそうだな。≪切先は世界の敵へ≫、警戒して術式を拡大。刀を強化しておく。
ユイリィ/かっこいい!
学/≪十字軍:異端者≫。既に奴を4回斬った。弱い部分は把握した。充分に斬れる。しかし、不意打ちされたらたまったもんじゃない。斬るのが目的じゃない。波央とユイリィを守ることを専念しよう、≪罠師のサガ≫。
波央/うーん、プロフェッショナル。
学/そろそろトリッキーな動きで2人を攫うかもしれない。全方位に警戒、≪痕跡発見≫。警戒しながらもSDなど重要なものは探していく、≪一網打尽≫。もしかしたら化物が増えるかもしれない。何をしてくるか判らない脅威の存在の可能性もある。
波央/すげえテキパキ仕事してる〜。
学/≪コネ「ハンター協会」≫、いざになったら連絡をしておこう。かつての仲間に。あれこれ言ってられない。大事な弟たちを助けるためだ。
GM/まともだ……。
学/そういや俺≪コネ「ハンター協会」≫が使えました。何か貰おうかな? 何か欲しいものあるか?
ユイリィ/PSP。
GM/時代!(笑)
波央/後で≪薬物調合≫を使って≪興奮剤≫は作ろうと思ってます。でも≪興奮剤≫はあればあるだけ助かりますね。
学/じゃあ≪コネ「ハンター協会」≫で≪興奮剤≫を注文します。いっぱい持っておきましょう。
GM/OKです、次回のシーンで到着します。
学/そろそろキリが良いからダイスを振るかな。(ころころ)6ゾロでクリった。
ユイリィ/クリティカルだ!?
GM/クリティカルは達成値30です!
波央/すごーい! 流石お兄ちゃん!(笑) めっちゃ進んだ! 敏腕エージェントだ!
ユイリィ/お兄ちゃんのおかげで令呪使ったときぐらい進んだよ!
GM/『現在難易度:660分の55』になりました。凄いわよ!
学/色々見て、あらためて2人を守ろうと決意しました。同時に……こんな目に遭わせてるものには鉄槌を下そうと決意しました。田所、すまないがお灸を据えさせてもらう。お灸を乗っけようにもまずは田所を探さないとな。
ユイリィ/わお、頼もしい!
波央/で、そんなキャッキャしてるところに来ちゃうんですね……触手が。
ユイリィ/もー! そろそろしつこーい!
波央/カケラちゃんとこの触手の関係も何なのさ!?


 ●ミドルフェイズ4/波央 〜証言〜

GM/今回の難易度は(1D3ころころ)2……「2:【体力】判定難易度12」だ。
波央/そろそろ触手が本気になってきたってこと!?(ころころ)12で成功! ぴった!
ユイリィ/ちょっと上がった!(ころころ)12で成功、ボクも成功!
学/……やらせない! ザシュ!
ユイリィ/あっぶな! 今までより動きが凄かったんだけど!? ハオ、平気!?
波央/平気平気! よし、学さんユイリィ! このまま逃げよう!
学/ああ、行くぞ!
GM/無事撃退! 出目チェックの結果、「3・4・5」でした。
波央/このまま行くなら流れ的にも5の「田所のアパートの近所で捜索」かな。……しっかし出ないな、2。
ユイリィ/2は6が出次第狙わないとかな? アパートの外へ逃亡したことだし、このまま近所を捜索しよう。

 「5:田所のアパートの近所で探索」で判明する情報。
(1)田所アパートの近く、昔ながらの商店がやっている。名前は、梅村商店。そこには店長おばあちゃんがのんびりと座っていた。

学/商店の人か。
波央/あ、そういや商店があるとかなんとか言ってたな。
ユイリィ/カワイイおばあちゃんだ〜。
GM/梅村商店という、仏田寺がある陵珊山の麓近くにある昔ながらの商店です。(おばあちゃん店長になって)「あれえ? そこのアパートから出てきたってことは、田所さんのお友達かい?」
学/そうです。たまにお邪魔しています。
波央/学さんも「弟なんです」って言わないTPOがあるんだ……(一同笑)
学/田所、よくこのお店に来るんですか?
GM/「ほぼ目の前だからねえ。田所さんったらいつもお仕事忙しくて帰るのも夜遅いし、何日も帰らないこともあるでしょう? 頻繁じゃなくてたまにの買い物だったんだけど、それでも顔を出してくれるのは嬉しかったからねえ」
波央/頭垓だしなあ。
ユイリィ/社畜だもんねえ。
GM/「最近はコンビニ行けばなんでもあるけど、取り置きや予約や預かりとかの融通は利かないからねえ。個人商店は個人の付き合い、話次第で何でもするからさあ。たまーに頼まれ品とか調達したり、洗濯物を預かったりすることがあってねえ……」 フレンドリーな老人の長話が始まります。
学/洗濯物をやってもらっていたのか……(笑)
GM/GMが子供の頃に近所にあったお店ではそういうことをしてましたね。ゴミ捨て場の管理とか、子供の預かりとか、いわば『アパートの管理人・大家さん』的なことをしている何でも屋さんでした。おそらく機関の人も何人か麓近くの商店だしお世話になってるのでは?
波央/ふんふん、結構お世話になってたんですね〜。田所さん、最近帰って来てました?
GM/「そうそう、帰ってきてたんだよお。ちょっと長く帰ってきてたのかな? ご飯をまとめて買いに来てたからねえ。誰か遊びに来てたんかねえ?」
ユイリィ/誰か……カケラちゃんのことかな?
GM/「で、良かったら、これ……田所さんに渡しておいてくれないかい。ほら、もう4日間も会ってないからさ」 田所から頼まれていた洗濯物、そして心遣いのレトルト品などを包んだ風呂敷です。
ユイリィ/あ、分かりました。お預かりします〜。

(2)中からSDを7つばかり発見する。航が回収しろと言っていたものだ。……1つ足りないが。

学/SDあった!?
波央/こんなところに!?

 7つあるが、1つ足りない。
 それとは別に、VLOGのような「音声日記」のSDも発見した。

ユイリィ/SDを他人にやるなよ!? 一般人にやるなよ(笑)
波央/いや、逆に一般人ならSDなんか使えないし安全かもよ?
学/なるほど。……風呂敷、いただきます。すぐお渡ししますね、ありがとうございます。
ユイリィ/じゃあ早速、中を確認しますね。……何がありますか?
GM/データがぞろっとあります。「ドーマサキエルの禁書」「ツヴァイククウォーターの禁書」「トゥルウスタリアルゥスの禁書」……。
波央/あかーん!(笑)
GM/「ユウメイイスタディオの禁書」「ユウストタディアスの禁書」「ドースンマナンディの禁書」「ジェリドカティの禁書」などがございました。
学/あかん! みんなある!(笑)
ユイリィ/……八柱のうち、一つないね。タイちゃんがおらんな。
波央/タイマスト……おらんな。
GM/タイちゃんがおりませんな。そしてVLOGを再生できます。
波央/商店から離れて、中身確認しよう。
ユイリィ/なんか聞きたくない気分〜。

 「このSDを再生している能力者っていったら、俺を訪ねて来た機関の人かな? 知り合いだといいんだが」

波央/田所からのメッセージだ!
学/弟の顔が見える!(一同笑)

 「これは、自分が……正気を取り戻しているときに急いで録音している。正直、いつ自分が狂気に戻るか分からない。
 俺は、カノジョにゾッコンだ。偶然出会ってしまった不思議なカノジョ……カケラちゃんが可愛くて好きでなんでもしてやりたくてたまらない」


学/……田所、どうしたんだ。
波央/やっぱり洗脳を……?
ユイリィ/【正気度】を失ってるんじゃ……?

「おかしい。それはおかしいんだ。正気じゃないんだ。普通の生活ができないぐらい彼女に見せられている。彼女を見ると、そうなってしまうんだ。
 彼女は、突然この世界に割れて来た。時空の果てで戦いがあったらしい。それに破れて、粉々になってこの時代に降ってきたという異形。
 『神々の装具』だとか言っていた」

波央/待って
ユイリィ/やっぱ魔鏡じゃん! アクセンの祖父とか川越のもとに来たやつじゃん!

 『蠱毒色の魔鏡』
 邪神八柱タイマストトバールの装具。
 かつて次元回廊(ウズマキ)の中でルティナベールという存在とタイマストトバールが対決した。その際、タイマストトバールの眷属(直属の部下)であった蠱毒色の魔鏡はタイマストトバールを庇い、バラバラになってその欠片がウズマキ中に降り注ぎ、穴を開けて様々な時代へ飛んだ。
 一つは古代のルーマニアに落ち、魔王ドゥアルクリヤと出会い、のちの魔王であるグレゴールやアクセン誕生のキッカケとなる。
 一つは平安時代の日本に落ち、橘 川越という陰陽師と出会い、のちの機関となる仏田一族誕生のキッカケとなる。
 一つは21世紀のN市に落ち、とある女子中学生の姿を模して悪さを企む。
 ……などなど、ありとあらゆる時代に出現することになった「諸悪の根源」。


波央/色んな世界、色んな時代に散った欠片の一つが……この時代にも飛んできたのか!

「俺からいい匂いがすると言って懐いてくれた。そりゃそうだ。俺は彼女にとって主人であるタイマストトバールの研究を触っていたのだから。
 懐いているから俺は殺されないでいる。でも、彼女は人間的な感情はない。道理が違う。だから恐ろしいことも簡単にしてしまう。
 彼女は傷ついていて、回復を求めている。元気になりたいんだ。そのためにはどうしたらいいか……栄養が必要。そう、餌を求めている。
 ご飯が必要だ。食べさせなきゃいけない。大好きな彼女がひもじいのは嫌だ! 食べさせなきゃいけない。食べさせてあげなきゃ……いっぱい、誰かでもいいから……。
 俺を訪ねて来た奴を食べさせてあげよう。
 俺のアパートに来た奴を食べさせてあげよう。元気にしてあげよう。少しでも元気になれば、彼女は時空を越えられる。でも少しだとダメかな? いっぱい元気を出さなきゃ完全には戻れないかな。
 時空を越えれば……彼女は元通りの美しさに……食べさせてあげよう。アパートに来た人を。元気になるために。あれがごちそうだよって言ってあげれば単純な動きなら今の彼女だってできる筈だ」


波央/だんだん正気を失って……。
ユイリィ/発狂してる……。

 「……だめだ! だめだよ、なんとか止めるのは、彼女、喉に、禁書あるから、それ……バラバラに解体して! そうすれば助かるから!」
 ブツッ。
 正気と狂気と正気を行ったり来たりする声で、録音は終わる。


学/…………。
ユイリィ/……田所はヤバイ奴に出会って、発狂してしまって、「ご飯を用意する駒」にされちゃった。
波央/……最初に田所のアパート訪問した俺とユイリィがご飯にされ、ループされるたびにご飯にされてる、と。
ユイリィ/きっと最初のループで田所が「ボクとハオがご飯だよ」って指定しちゃったんだね。単純な思考ならできるから、それに従っちゃってる……?
波央/だから執拗に俺たちだけを狙ってる。ループすれば何度でもご飯が食えるってことか。……自動餌やり機かよ。
学/装具なら……[稀人]レベル上位だ。ウズマキにも入れる。自力で次元を越えてくるぐらい、お手の物だ。神々の装具が相手ということは……正気を失った龍の聖剣と追いかけっこしてるようなもんだ。
ユイリィ/正気を失ったロリと追いかけっこ!? こっわ!(笑)
波央/無理ゲーじゃん!(笑)
GM/素晴らしい正解の例文ですよ(笑)
学/いっぱい2人を食べれば、もっと話ができるぐらいには回復するかな? ……させないが。
ユイリィ/あ……そっか、ボクらを食べれば元気になる。魔鏡のカケラが本当の蠱毒色の魔鏡に戻るかもしれないんだ。ボクらが食われたらおしゃべりできるかもね〜。嫌だが?
波央/しかもタイマストトバールの禁書を飲み込んでるのか。無理ゲーが過ぎる。さすがにこれは銀之助さんの方が優しいまであるぞ。
ユイリィ/銀之助さんが邪神の装具と同等の怖さだと思われている(一同笑)
GM/えー、この卓のプレイヤーは推理がお上手なのでネタバレ説明してないのに全部正解です(笑) 一応ネタ晴らしをしますが、化物の正体は相手は「負傷した蠱毒色の魔鏡」です。負傷したところを田所に拾われ、正気を失った田所にご飯を強請ったところ、おめめぐるぐるの田所に「最初に俺のアパートに来た子をご飯にするといいよ、ターゲッティング!」とされました。次元を越えて追いかけてくる装具とのご飯バトルがスタートです。
ユイリィ/永遠に食われる〜!
波央/さいてー!
学/恐ろしいターゲッティングしてくれたもんだ……って、そっか! 匠太郎が、報告書にしたから技術としてはあるのか!
波央/あいつが報告書にしなければ良かったってこと!?
ユイリィ/タゲ集中の技術が文面で確立されたから天才田所がそれ使っちゃったってコト!?
GM/そうです、あってます。なお、イベント特典としてAF判定の難易度を−100します。『現在難易度:560分の55』になるよ。
学/しかし、正気に戻った田所の最後のメッセージはこうだ。「彼女、喉に、禁書あるから、それ、バラバラに解体して、そうすれば助かるから」……。
ユイリィ/禁書を、解体。……どういう意味?
波央/手当たり次第に解体して、禁書を摘出ないし破壊すれば良いってことかな?
学/まだいまいち判らないが、天才田所が手段があると言っていた。じゃあ、あるんだろう。止める手段が……2人が助かる方法が。
ユイリィ/それっぽいなあ……具体的なビジョンがもう少し見えてくるといいけど。
学/もっと田所のことを知りたい。もっと田所のことを知っている人物……いるかな?
ユイリィ/カノジョ。
波央/だな。
ユイリィ/カノジョさん……今はもう元カノを探そう。
学/全然出ない2を出すか6を引いてイベントを起こそう!