アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 解体神書 』 3ページ ■
2024年7月17日




 ●ミドルフェイズ5/ユイリィ 〜彼女〜

GM/あの時間だよ! ごはんごはーん!
波央/あっち行って!
学/刀を向ける!
GM/(1D3ころころ)あ、1だ。「1:【幸運】判定難易度15」をお願いします。
波央/うわ、やる気満々じゃん!
ユイリィ/ゲゲー!?(ころころ)達成値12! 3足りませーん! とりあえず魔法少女ハオは見たいから早く使って!
波央/理由!(笑) 2狙いで魔法少女するか! 6D6を振ってそこから2D6選出します。(ころころ)6・5・5・4・3・1……。
ユイリィ/2だけが無い!(一同爆笑)
波央/2は無いけど、6がある!(笑) 出目6・5を選択して、達成値15で成功にします。
ユイリィ/2だけ無いで爆笑しちゃった。で、ボクは3足りないんだけど。何かちょうだい!
学/≪交わる矢≫使っていい?(1D6ころころ)+1してくれ。俺だけじゃ無理だ。ハオ、頼む!
波央/じゃあ≪血の媚薬≫だな。【HP】を8点消費して+2をして。ぶちっと手首切って高揚作用のある血を噴霧!
学/後でご褒美の焼肉で血を作ろうな!
ユイリィ/2人ともありがとう! 避けたよ、死ぬかと思ったー! サンキュー(^ε^)-☆Chu!!
GM/無事生還!
波央/あっぶねえ〜。
ユイリィ/ふう、難易度15はきっついね……でも九死に一生だしたよ。
波央/最初から難易度15で攻められていたらヤバかったな……。
学/生きているからOKだ。ハンター協会の≪興奮剤≫が届いたからそれで落ち着こう。
波央/お届け物デース!
ユイリィ/ペガサス便デース(笑)
波央/このタイミングで波央も≪薬物調合≫で≪興奮剤≫を作成します。後で『供給』もしようね〜、現在【HP】8だから!
学/やば。わりと波央の【HP】が減ってたな……。
ユイリィ/……うちらもご飯食べよ? 元気ないとダメだっていうのはあっちも同じなんだし。【HP】8点だと2D6のダメージでやられる可能性があるよ。
波央/ああ……次に行く前に、ちょっと休憩させてもらえると助かる。貧血だ……。
学/ペガサスで中華料理屋に行けるか?
ユイリィ/中華料理屋でいいの?
学/レバニラを食べよう。あとはマーボーだ。熱い食べ物は元気が出る。それに、波央の手にあるラー油は何に使う?
ユイリィ/匠太郎さんに……。
波央/目潰しするため……(一同爆笑)
ユイリィ/あ、食べやすい餃子でも買ってテイクアウトで道で食べてもいいよ!
波央/あー……お店で触手襲撃を受けたら申し訳ねえな。テイクアウト餃子だけするか。
学/お店に迷惑かけるかもしれないし、そうしようか。
GM/そんな訳で3人は中華料理屋に行き、餃子をテイクアウトしました。
ユイリィ/はーい、いただきまっしょー。
波央/触手ちゃん! 俺らより中華の方が美味しいよ!
GM/波央とユイリィ巻いて食べる。
波央/北京ダック扱い!?(笑) 餃子もぐもぐ、うまー! 『供給』したということで3D6点回復するよ〜。
ユイリィ/(ころころ)10点回復だ、もぐもぐ〜。
学/(ころころ)17点回復。……出目が5・6・6だった。めっちゃ出目が良いな(笑)
波央/(ころころ)出目が1・2・3!
学/波央!? この餃子の出目をあげたい!(笑)
ユイリィ/食欲無いのかな?(笑)
波央/ダイス振り直していい!? 『初期配布イベントキー:最悪な夢』を使って、自身のダイスロールを振り直します!(ころころ)よし、7点回復になった……。
ユイリィ/こっちの餃子よりこっちの方が食べられるかもよ?
GM/せっかくなので≪肉体復元≫もしましょう。取得した≪興奮剤≫の使い時ですよ。
波央/あ、いいですか!? 助かる! ≪肉体復元≫しますね。(ころころ)17点回復します。これで【HP】マックスまで回復した!
ユイリィ/自前のラー油かけたらおいしくなった?
GM/波央くん、実はアレンジ料理が得意なのかもしれない。せっかくだし≪興奮剤≫相当のコーラか黒烏龍茶でも飲んで。
波央/はーい、≪興奮剤≫を飲むね……。(ころころ)【MP】も5点回復です。よしよし、お腹いっぱい! 学さん、ユイリィさんきゅー!
ユイリィ/お腹満たされたね!
学/自分は満たされた。いつでも2人を守れるぞ。良い中華屋を教えてくれてありがとう、ペガサス。
ユイリィ/ドウイタシマシテデース。

 このとき、波央は学と相談して≪興奮剤≫を4つ譲ってもらう。
 そして3人は、6からの2のイベントへ移行することにした。


波央/魔法少女ったので行けます!
GM/波央の父親も草葉の陰で喜んでいることでしょう。
波央/父親生きてるよ!(笑)
ユイリィ/御臓所属らしいよ!(笑)
GM/さて、『2:田所のカノジョに関すること』は元カノと接触を図る……というイベントなんですが、どういう風に接触しよっかな。
学/カノジョって機関外なんですか?
GM/はい。機関の人ではないようでして、知り合いのPC2・学さんなら探れるという設定にしています。
波央/田所の家からカノジョに関わるものを≪超越感覚≫で探し出して、≪過去視≫で居場所を突きとめたとか?
ユイリィ/さっすがハオ! ボクの≪コネ「裏社会」≫とか、学さんの≪コネクト≫とかを使って探したんだ。
GM/情報収集が得意な面子だ。そんなことをしていると、日が落ちて夜になりつつある繁華街にて……。君達は、ある女性と出会えます。彼女の名前は、近沢。確かに田所の近くに居た女だ、と学は思える。間違いないだろう。
学/つまり……妹。
波央/違うよ。
ユイリィ/妹じゃないよ。
学/……義理の妹?
ユイリィ/違うけどまだ許せるよ。
波央/田所が弟で近沢が妹だと近親相姦カップルになっちゃうでしょ。
学/悲しいな! それはあってはならない。つまり俺の義理の妹だ。
波央/つまり、とは?
ユイリィ/早く学さんの【正気度】回復しないとね! 近沢さんに声を掛けに行くよー! どうも突然連絡しちゃってすみませーん! 来てくれてありがとうございます! 怪しまれると思ったけど来てくれたおねーさん勇気あるね〜?
GM/「……田所の職場の人、ね」 ちょっとクールで、非常に頭が良さそうな女だ。
学/ほう、クール系妹。
波央/妹から離れて。
ユイリィ/こういう人通りの激しい所で待ち合わせした方が安心するでしょ? ここで田所について話せる? 通行人が化物が見ているかもしれないけど、ご希望なら個室のあるお店にでも入るよ。近沢さんが良いならね。
GM/「……田所とは、もう5日以上会ってないわ」
波央/お? お姉さんが匿ってる訳じゃないんだ。なんで別れちゃったの、とか訊いていい?
GM/「それは……」 深刻そうな顔をする。
学/話せること、話して?
GM/「5日前に、私から『そろそろ12月で忙しい時期だしお互いの仕事に集中したいから会わないようにしよう』と言い出したの」
ユイリィ/……12月だから?
GM/「あの人の仕事がとんでもなく大変なこと、知ってる。あの人は頭良くて、悪い人じゃないけど『熱中したら一心不乱にそれしか見えない! 考えない! すぐ好きな子と合体したい!』ってタイプの人で……」
波央/最後の最低じゃない?
学/楽しいタイプなんだな(笑)
GM/「私の存在で仕事にならなくなるのが目に見えてた。だから『(せめて12月終わるまで)会わない』って言ったらフラれた〜って思ったらしくて」
波央/お、思い込みが激しいタイプ……。
ユイリィ/……面倒なタイプだったんだね?
GM/「うん……。でもあの人にはしっかりと働いて、認められて、真っ当に生きてほしいの。対立する組織の人だけど、別にあの人に不幸になってほしい訳じゃないから……」
ユイリィ/対立する組織。
学/……君、R号か。
GM/「……そうよ」
波央/あー、やっぱレジスタンスの人か。
GM/「でも、出会ったときから反機関組織だったんじゃない」
波央/付き合っている途中でそっちにいったってこと?
GM/「あの人を通じて機関を見ていたわ。どんどんと恐ろしくなって、いつの間にか私はレジスタンス側になっていたの」 身近にブラック企業で働いている人を見て、「いや労基に訴えろよ! お前がしないなら私から密告するわ!」とレジスタンスになった女性のようです。
波央/よりにもよって一番ブラックな頭垓が職場だもんな……。
学/でもそのブラック職場、物凄く稼げるからな。ハンター脳。
ユイリィ/そのブラック職場、稼げるし楽しいよ。天足脳(笑) ハオはどう思う?
学/波央は俺と同じ朱指だけど、考え方は違うだろう。俺は自ら稼げる機関に所属しようとした傭兵だから。
ユイリィ/学さんって金で機関に来たんだ? いいシュミしてるね?
学/そうだよ。お金があればいい刀をもっといい刀で使えるからね。いい力もいい形で使ってもらえて嬉しいだろう。
ユイリィ/学さん、エンジョイ勢なんだ〜。
学/表に出てない髭切を家の押し入れに入れておくのはもったいない。
波央/界隈騒然になるからしまっといてもろて(笑)
ユイリィ/むしろ存在していることを発表して美術館に寄贈しようよ……(笑)
波央/……朱指はブラックだけど、人間関係はホワイトだよ。頭垓で人体実験されたり、天足で高揚効果血液ドリンクバーされるよりマシだから。
ユイリィ/人体実験血液ドリンクバー。正直興奮した。
GM/あまりにも性癖に素直な反応!(一同笑) 「彼が読み込んでいるという禁書は、危険なものよ。取り扱いを正しくすればいいというけど、そう言って何人も死に追いやるような実験を繰り返していい訳じゃないでしょ?」
波央/真っ当。
GM/「最大最悪の悪魔実験、デーモンコア実験って知ってる? 『我々なら解明できる、自由にできる』とタカを括って挑戦し続けて大勢の研究者たちが死んだ実験。それから得られた教訓が『危険なものには触れるな』という子供でも判るもの」
波央/科学者とかってある一定以上の才能があると、代わりに倫理観どっかやっちゃうからなあ……。
GM/「……例え話が白熱しちゃった。とはいえ、彼の去年出した彼の研究成果に惚れてしまったのは事実」
ユイリィ/去年?

 『イベントキー:一核鬼の禁書』
 去年、田所が発表した秘術を表すイベントキー。
 [異端者]の≪一核鬼≫に関する研究。≪一核鬼≫とは、≪生体侵入≫で一身となった相手と完全に同化し、互いの能力値を合わせて高数値を出す合体特技である。


GM/「まったく違うものとものを『同化・融合・合体』させる技術について長いレポートが提出された。その技術に関しては田所はプロフェッショナルだったわ」
学/キメラとかフュージョン特技だ。
ユイリィ/勘のいいガキは嫌いだよおじさんが欲しがってそう。
波央/その研究に惚れ込んだお姉さんは、それでどうしたの。
GM/「どうもしない。お願いだから考え直して……と言ってそれから会ってない」 そんな君達は、彼女が持っているバッグから鳥がぴょこっと頭を出しているのに気づくかもしれない。
学/あ、鳥だ。
波央/使い魔で様子を見てたのはアンタか。
GM/そう、使い魔の鳥だ。どうやら気にはしていたようです。危いものと接触している様子も、彼女は部分部分を見ていたらしい
学/君は、カケラちゃんの姿を見たのか?
GM/「見ようとすると使い魔たちの体が竦んで、全然見てくれなかった。だから私には『ヤバイものがいる』ということだけしか知らない」
ユイリィ/使い魔は本能的に「邪神ヤバイ!」ってなったんだね。
学/見たら発狂ものだしな。
GM/「以上よ。私は彼の今の居場所なんて知らないわ。何かに夢中になってたみたいだから、それと四六時中どっかいっしょにいるとは思うけど」
ユイリィ/……四六時中、いっしょ。合体、したかな。
波央/かもな。でもアンタが田所の研究をレジスタンスの仲間に売ったり、田所の居場所を仲間に密告したり、なんてした訳じゃなさそうで良かったよ。
GM/「……できるし、しようとも思ったけど。……不幸になってほしい人ではなかったから」
ユイリィ/ふーん?
GM/「でも、ダメな人なりにそ真っ当なまま死んでほしい。変に道を誤ってほしくない」
学/了解。ちゃんと君の言葉は聞いておく。
波央/……それはちょっと遅かったみたいだよ、とは言わないでおく。
ユイリィ/やさし〜。
GM/「もし田所に手を焼いているようだったら、田所の弱点を教えておく」
ユイリィ/いいの? どこ?
GM/「あいつの技術のもっとも脆弱なところは、喉……上舌よ」 のどちんことも言う。「もしあいつがどっかに逃げたとかなら、誰かの喉だってこと。……ま、頭の片隅にでも入れておいて」
学/やっぱ口の中なのか……化物の。
波央/あー、捕食される時に暴れればいいってこと?
ユイリィ/ボクたちを食ったあの口の中に田所いるとかかな〜?
GM/彼女は話して去って行きます。イベント特典としてAF判定の難易度を−100されます。『現在難易度:460分の55』になります。
ユイリィ/だいぶ減ったな〜。
GM/歪んだ奇跡、一核鬼、念動障壁。全ての禁書を集めたPCたちは、ある考えに思い至る。化物、合体、喉にいるという弱点。そこを攻撃すれば……? 「ニゲロ」が「ニゲナイ」に変化します。

『AF判定:  ニ  ゲ  ナイ  』
 ・使用能力値:【体力】【幸運】【ダメージ】
 ・難易度:現在の難易度

※「化物にあえて食べられ、噛み砕かれて死ぬ前に弱点を攻撃する」演出に成功すること。
 成功した場合、助かる。
※化物は、PCに【幸運】判定を仕掛ける。失敗すると、「噛み砕く」が発生。PC1は死ぬ。


GM/これがクライマックスフェイズとなりますね。
ユイリィ/これをするには、あえて食べられなきゃか。
学/2人を救う手段、それは間違いなく化物を倒すことだ。化物を追い払うことはできても倒す手段はなかなか出てこない。
ユイリィ/うん。
学/でも、弱点は提示された。口を開けて口の中に入り込み、食べられる前に喉を攻撃する。それをすれば……少しは、ただの追いかけっこから脱却できるんじゃないか?
ユイリィ/時間になれば化物は現れる。……してみる? 喉攻撃。
波央/やるしかないだろ。無限に食われてらんないし。
学/食われてもループすればいいとかそういう問題じゃないしな。
ユイリィ/噛み砕かれると痛いし死ぬんだよ。死ぬと苦しいし、そんなのずっとしてたら正気じゃなくなる。
学/もう怖い生活は散々だろ?
波央/終わりにしたいなあ。まあ、失敗して死んでも学さんが仇取ってくれるでしょ。
学/嫌だよ。
波央/ええ?
学/死んだ悲しさで泣き喚いてやられちゃうかも? だから、絶対殺させないで終わらせる。
波央/ひゅー、かっこいー。
ユイリィ/その意気込みや良し! じゃ、せめて……ヒト気の無いとこ行こうか? ここで化物を待ったら大変だよ〜。ま、ボクらしか狙われないけどね!
学/じゃあ、てこてこてこと誰もいない夜の公園にでも行く。……怖い目、少しだけあってもらうことになる。強い子だから我慢できるな、2人とも?
ユイリィ/ん〜、頑張る!
波央/怖い目なんて慣れっこですよ。仮にも朱指ですよ俺。
学/そりゃそうだった、仕事っぷりは聞いてる。期待してるよ。
ユイリィ/踏ん張れハオ!
波央/ユイリィも気張れよなあ!


 ●クライマックスフェイズ 〜攻撃〜

GM/……にゅる。予感がする。奴が来る予感が。ウズマキを裂いて執拗に奴の手が空間を這い出てくる。まずは【行動値】を確認しましょう。(10D6ころころ)化物の【行動値】は41です。
ユイリィ/そんな【行動値】勝てるワケないじゃん!

【行動値】
 化物:41
 ユイリィ:16
 波央:12
 学:12


GM/まずは化物のターン!(ころころ)ユイリィに対して【幸運】難易度13の攻撃を仕掛けます。失敗すると食べられるよ!
ユイリィ/(ころころ)8で失敗。
学/≪悔改めよ≫! ダイスロールを1回だけ振り直させる!
ユイリィ/(ころころ)10。残り3足りない!
波央/これ、≪異端審問≫したら目標値が下がるかな? 下がるなら≪異端審問≫を使用、判定の達成値に−2! そして≪血の媚薬≫して達成値+1。同値避けで成功させる!
ユイリィ/ハオ、ほんと頼りになる〜! 食われそうになったのを2人が守ってくれた!
学/触手を弾く!
波央/させないぜ!
GM/では、ユイリィのターンです。『現在難易度:460分の55』ですのでどうぞ。
ユイリィ/くそ、いっぱい減らしていくしかないのか……! ≪命の糧≫でちょっとやそっとじゃボクの【HP】は削れない。≪鳥躍≫+≪インビジブルマン≫+≪テレポート≫でペガサスを召喚! 瞬時に乗り込む。片手武器の槍を出して、触手が届かないところまで空を飛ぶ!
学/空から援護を!
GM/バビューンデース!
ユイリィ/命中判定直前に槍に魔力をこめる、≪イシュタル≫! ≪クリヤボヤンス≫で弱点を見定める、喉じゃなくてもあそこなら……! ≪ソウルデバイス≫をめっちゃ入れて一撃にかける! 行くよペガサス、突撃! ≪バベルの唱い手≫。
学/ほんとにペガサスナイトだ。
GM/いいね、ファイアーエムブレムっぽい!
波央/ベルレフォーンだ!
ユイリィ/≪エリス≫で飛行状態からの突貫! ≪デュプリケイト≫で人馬一体、2人分のパワーを押し当てる! ベルレフォーン!
GM/宝具だ〜!
ユイリィ/クリティカル狙いで命中判定します。≪片手武器≫+≪イシュタル≫をSD3個で使って、(ころころ)普通の命中だ。≪L:コネ「裏社会」≫でダイスロールに+3D6させるよ!
学/いけー!
波央/令呪も飛ばすぞ! いけいけどんどん!
ユイリィ/(ころころ)ダメージ43点!
波央/そこに、令呪で+20!
学/令呪つき≪交わる矢≫を使用させてくれ。(ころころ)ダメージ+26!
ユイリィ/令呪あっげる〜!
波央/ここで最大値を出す学さん、流石すぎでしょ! 4分の1は入ったな!
ユイリィ/『現在難易度:460分の136』……ひゅうひゅうぜはー! ハオ、パス! ボクにはこれが全力だよ!
波央/いや、先に学さんが動いてほしい。……GM、≪躍動の呪歌≫を使った場合は波央のAF判定は放棄になる?
GM/うーん、≪躍動の呪歌≫は「もう一回メジャーをさせる」という説明文なんですよね。波央くんのターンをダメージが出せるアタッカー学さんに費やすのは有意義。でも……波央くんにも演出してほしいじゃん?
ユイリィ/じゃん?
GM/「学さんターン1回目→波央くんターン→波央による呪歌で『ダメージロールだけ』の学さんターン2回目」はいかがでしょう? ただし、呪歌のコストを若干増やします。≪躍動の呪歌≫の代償は5MPですけど……そこに+1D6してもいいです?
ユイリィ/コスト増えるけどダメージはできる!
波央/おお、なるほど。それでいいですか!?
学/≪興奮剤≫ならある! 補えるぞ。
波央/サンキューGM(^ε^)-☆Chu!!
学/ハオも(^ε^)-☆Chu!!
ユイリィ/学さんたち(^ε^)-☆Chu!!
波央/触手の前でイチャつく俺ら。
GM/ご飯大好き(化ε物)-☆Chu!!(一同爆笑)
ユイリィ/カケラちゃんにキスされちゃった。憲子が脳破壊されちゃう。
学/マキョウだもんなあ(笑)
波央/触手に殺されるか憲子に殺されるか、究極の選択すぎる(笑)
GM/ということで、波央くんは呪歌を有効活用してください! では先に学さんの1回目ターンをします。1回目は普通に演出して難易度を減少させてからダメージ算出をしてね。
学/≪浄化の武器≫、刀を構える。≪切先は世界の敵へ≫+≪十字軍:異端者≫、言うまでもなく、倒すべき敵と認定。相手に絶対再生できないほど大きなダメージを与えると言う≪覇魔矢≫を付与し、どんなに無数の触手だろうが絶対に斬り払う≪一網打尽≫。≪交わる矢≫で先ほど危機に陥ったユイリィを助けた。
ユイリィ/ひゅ〜!
学/≪リバース≫……生かす、死なせない、俺が生かす。最初は殺してしまったらしい。そんなことは許さない。俺を許さない。≪悔改めよ≫。≪零力射撃≫、飛んできた触手をその決意で刺し貫く。
ユイリィ/怒涛……。
学/≪罠師のサガ≫、わざと動きを鈍らせて飛ばせた触手を呼び寄せた。触手が俺の腕を取ったが、≪強化手術≫で強化した肉体はそれぐらいで悲鳴を上げない。逆にこちらに引き寄せて……≪コネクト≫、なるほど、そういう腕の動きをするのか。……読めたぞ。≪コネ「ハンター協会」≫、ハンターの勘を働かせてもっとも中心となっている腕を殺す! 利き腕を殺す!
波央/学さんの演出が全部格好良すぎる……ufoの劇場版作画?(笑)
ユイリィ/なんか『鬼滅の刃』って感じ(笑)
学/≪痕跡発見≫……おかげで喉以外の弱点を見つけたぞ。ここだな、とダメージロール! 持っている特技を全部使ってダイスを振ります。
GM/流暢な殺戮ロールだった……。
波央/触手の分類とクラスって決まってますか?
GM/分類は[異端/神霊/ボス]、クラスは[異端者]です。該当する特技があるのでダメージ追加をしてください!
学/≪切先は世界の敵へ≫でボスに対するダメージ+4、≪十字軍:異端者≫で異端者に対するダメージ+2。そして≪異端堕ち≫してダメージロール+8D6します! メインプロセス終了後に【正気度】を1D6点減少させる……。
GM/【正気度】喪失は終わった後でいいよ! まずはダメージロールをどうぞ。
学/(ころころ)ダメージ60点。令呪を……ユイリィ!
ユイリィ/あげるに決まってんじゃーん! 令呪でダメージ+20!
学/じゃあ、合計ダメージ80点だ! ……喉ではなく腕を切り裂き、落とす。去ね!
ユイリィ/バスター宝具!
学/【正気度】を減少します。(ころころ)5減って、現在3になります!
GM/単体バスター宝具によって『現在難易度:434分の216』になりましたよ。
波央/約半分か。……≪異端審問≫で食われかけたユイリィを助けるための目晦まし。≪血の媚薬≫、自分の身を削ってでも仲間を生かすぞ!
ユイリィ/それかっこい〜。
波央/≪薬物調合≫+≪強力調合術≫+≪最高調合術≫+≪肉体復元≫。傷ついても俺が治してやるから、2人は最火力叩き出してくれ!
ユイリィ/そのつもり〜!
波央/≪空間知識≫+≪念動障壁≫。2人が触手を切ってる間、周囲に感覚を広げて2人を妨げようとする触手は全部弾く。≪思念の刃≫……自分のとこにきた奴は周囲の水分を凝縮して、水滴の弾にして打ち払う。自衛程度の攻撃は出来るんだよ。これでも、一応戦闘部隊の人間なんでね。
ユイリィ/ハオやるね! でも無茶したらヤだよ〜!
波央/≪超越感覚≫……2人の支援もしつつ、触手の動きを見て弱点の、禁書のある場所を探る。≪友の華≫、≪コネ「魔法少女」≫、機関で拾ったプロでむに力を借りて、全力で2人の力になる。
GM/でむー!
波央/≪躍動の呪歌≫。よし、禁書の場所見付けた! 学さん! そう言って学さんを再行動させて、俺は判定します! 俺も≪異端落ち≫宣言、ダメージ+8D6! ≪コネ「魔法少女」≫で命中クリティカルを狙います!
学/良い出目、出ろ!
波央/命中判定!(ころころ)6・4・4・4・4・3……くそ、クリティカルならずか!
学/6が出たから実質クリティカル。
GM/それは雑すぎる(笑)
波央/でも失敗じゃないから当たります、ダメージロール! 令呪もちょうだい!
学/波央、任せろ。ブースト。
波央/さんきゅ!(ころころ)合計49点ダメージ!(ころころ)【正気度】は4点消費します。
GM/『現在難易度:420分の256』になりました。ではここで呪歌発動で学さん2回目ターン……ですが、ひとまず全員ターン終わったのでイベントだけ挟ませてくださ。……触手が、音もなく忍び寄る。
波央/わっ!?
GM/(ころころ)ダイスに選ばれたのは、ユイリィちゃん。
ユイリィ/はわ!?
GM/ユイリィのもとに、必殺の後ろから音もなく忍び寄る! ……だが、その触手がふらっと別の方向を向き、何も無い地面に突き刺さり、うねうねと戸惑うように動く。≪歪んだ奇跡≫だ。「曲がりな」
ユイリィ/あ。……くっそぉ、いいとこ見せたな。
GM/匠太郎が現れ、現在難易度を減少させます。触手が空飛ぶハサミでチョキチョキ! 選ばれたユイリィちゃんは1D6×10してください、その分難易度が下がります!
学/何もしない訳がないと思ったが、良かった。
波央/美味いとこ持って行きやがって! ありがとな!
ユイリィ/(ころころ)いーじゃん、30減ったわ。
GM/『現在難易度:390分の256』になりました。しかし……最初の刷り込みは強いのか、触手は再びPCたちを襲いだす! 呪歌分、いきましょう。
ユイリィ/いけるよ! 学さん頼んだ!
学/ダメージロールだけだな! ……現在【正気度】3だけど≪異端堕ち≫しちゃダメかな?
ユイリィ/残り3で1D6減少はダメだよ〜。
波央/だいぶ賭けだなあ。
学/でも1D6で2以下でたら面白いな。
波央/狂化した学さんと戦うのやだー!
ユイリィ/既に狂化してるんだからやだー!
学/一応命中はします。(ころころ)普通に成功。うーん、普通に攻撃か。
波央/ひどい提案がありますけど、聞く?
GM/ひどい提案、聞かせて
波央/≪異端落ち≫でダメージ上昇して、もし【正気度】0になっても、令呪消費で狂化解除できる。もしくはユイリィと学さん両方が【意志】判定に成功する。そしたら、まあ、なんとか。あんまりおすすめしねえけど……。
学/いいなあ、≪異端堕ち≫したかったんだよな。自分は8D6が好きだからします。
波央/ギャンブラーだなあ!(笑) まあ、1D6で2か1出せば良いんだよ!
ユイリィ/やっちゃえバーサーカー!
学/セイバー自称です。+8D6していきまーす。(ころころ)ダメージは合計60点。
GM/『現在難易度:390分の318』、いいかんじですね。じゃあ【正気度】消費いこうか、1D6を振って。
学/はーい。(1D6ころころ)6。
波央/殺る気漲っちゃったかあ!?(一同爆笑) これはもし≪コネ「レジスタンス」≫とか≪トランキライザー≫持っててもダメだったやつ!(笑)
学/仕方ない俺は……弟を守るため! セイバーからバーサーカーになる!
ユイリィ/もう既に変わらなかったやつだよ!
波央/血に酔っちゃった! 朱指でよく見る!(笑)
GM/という訳で見事【正気度】0になった学さんはコントロール不能になりました。
学/……あれ? そういや『一時的狂化』ってどうなるんでしたっけ。
波央/【HP】、【MP】、【防御点】以外の戦闘値が+99ですね。【攻撃力】も+99されるし、【行動値】も+99されますよ。
学/それ……良くない? このままダメージ+99は良くない?
波央/でも、対象ランダムですよ。
ユイリィ/命中対象が完全ランダムになるからボクたちも殺されるかもしれないよ。
学/なあ、ターゲッティングあるんだろ。匠太郎、やれよ。
波央/おわ?
学/シーンに出たんだろ。やれよ。
波央/……あ。これ、匠太郎さんが協力する価値ありますよね。だって、自分も攻撃対象になる。
ユイリィ/さっき割り込みイベントでこのシーンに現れちゃったもんな?
学/さっき得意げに出てきたのが運の尽きだな。このままだとお前もランダムの対象だぞ。死にたくないなら俺の攻撃対象を指定しろ。
GM/このやろう!?(笑)
波央/ひでえ話だ! 悪辣なPCだなあ!(笑)
GM/こ、こいつら……! オープニングからクライマックスまで匠太郎を翻弄しやがる! だがそれがいい。
学/ここは誰も通行人がいない夜の公園。触手と弟と弟と弟がいる。2分の1では?(一同爆笑) 俺は今からダイスを振る。偶数が出たら触手で奇数なら弟に当たる。つまり……!
ユイリィ/弟に与えられないようにするには触手対象にするしかないな!
波央/ターゲティングに協力して自分の手柄増やした方がメリットデカいぞ! あとお前が最初の任務をすっぽかしたの、一本松さんには黙っててやるからさあ!(笑)
ユイリィ/それにさ〜。昨日(カレシ卓)生き残ったばっかの部下が即日死んだら、一兄さん様が黙ってらんないからね〜!?
波央/お前がすっぽかした任務で朱指の人間が2人死亡して他部署の人間も犠牲に、なんてなったら狭山様もお怒りじゃねえかなあ!? 査定に響いちゃうなあ!
GM/ちょっとぐだったと思ったらイキイキとしやがって! 仲良しか!(笑)
学/ただ俺は触手か弟かの二択をするだけだ。ダイスロールをします。
GM/そんな訳で2ラウンドに突入です。なんと【行動値】111の学さんがトップバッターです。
学/「そんな【行動値】勝てねえよ」って言ってたのに(笑)
波央/ユイリィ、≪鳥躍≫で先手を取るのもありだぞ。
ユイリィ/やだ〜、ボクかよわいのでムリ〜
GM/先手はなんと学さんです。一応「1:触手、2:波央、3:ユイリィ、4:匠太郎」でロールして。
学/弟を刺すわけがないだろう?(1D4ころころ)3。ユイリィは弟、弟は3人、つまり匠太郎を巻き込み命中対象は匠太郎です。
波央/これが狂人の理屈!(一同爆笑)
GM/ターゲッティング! 触手をターゲッティング!
学/(ころころ)命中117で当てます。
ユイリィ/命中117でっけえ!(笑)
学/理性がないのでこのままダメージロール。(ころころ)133点です。弟を傷付ける異端は許さない、全力でお兄ちゃんを遂行する!
GM/出た、あの名言!(笑)
学/主力の腕を斬って、波央が喉を割り当てた口になる部分を引き裂く。ぱっくりと口をさかれた。入口となった場所へ……突っ込む! 口の中へ!
GM/おおおお?
学/噛み砕こうがなんだろうが中に突っ込んで刃を立てる! 喉に刃を!
波央/かっこよ!
ユイリィ/突っ込んだ!

 君は口の中だ。今まさに君を砕き、溶かそうとしている地獄の中にいる。
 顎が、動く。さあ、どうする……!?


学/確か噛み砕かれるとき『念動障壁の禁書』があれば無敵になれたな。
GM/はい、固くなります。アストロン!
学/そしてその代償は【正気度】だ。俺は【正気度】が、無い。
ユイリィ/あ。
波央/あ。
GM/あ。……突っ走っちゃったー!?(一同笑)
ユイリィ/無いものはダメなんじゃない!?(笑) あほー!? かっこいー!?
波央/どわー!? ね、≪念動障壁≫! 俺の! 自前の!
GM/ううーん!? ギミック的にはここで食われる本人が禁書を使わないと即死ではあるんだけど! ……シーン的には面白いんだよなあ!(笑) こ、この禁書は念動障壁と言いながら効果が≪大地が守護者≫みたいなやつでして……だ、だから……波央くんとユイリィちゃん!
ユイリィ/お?
GM/現在、学さんが(突っ走って)口の中に行きました。
波央/はい。
GM/本来であれば、「口の中に入ったPCが禁書があればノーダメージでトドメをさせる」というシナリオ予定でした。
学/はい(笑)
GM/「弱点を把握し【正気度】代償の禁書を使う今、PC1のハンドアウトの悪夢通りにはならないぜ! 俺は……死なない!」という筈でした。
波央/誠に申し訳ありません。
学/TRPGって面白いですね。
GM/ここにまだ正気の波央くんという「元から≪念動障壁≫が使える人」がいます。波央くんとユイリィちゃんは既に禁書を持っており、学さんというアホ……アニを救いたいと思うなら2人で使って口内の兄を救うのどうでしょう?
ユイリィ/アホが誠に申し訳ないです!(一同爆笑) でも救いたいです!
波央/救います救います!(笑)
GM/【正気度】代償は1D6なんですが、この1D6を波央くんユイリィちゃんで割るのはどうでしょう? 3が出たら1と2で2人で分け合うみたいな。
ユイリィ/OKですよ! ちなみに自分の現在【正気度】は6です。
波央/俺は3!
GM/1D6で7が出なきゃ大丈夫!
ユイリィ/わあ、危険だなあ! ……ハオ、学さんを! 救わなきゃ!(笑)
波央/(笑)が隠しきれてないぞ!(笑)
学/そんなやり取りの間も学は喉に入り込んで中で突き刺しまくる。ザクザクザク! 俺がベーコンエピだ!
ユイリィ/ベーコンエピの伏線回収。
波央/こんなとこで序盤のフラグ回収すな!(笑) あ〜もう無茶苦茶だよ!(1D6ころころ)6! 良かった、7じゃない!(笑) ユイリィ4、俺が2減少で良くない!?
ユイリィ/じゃ4減らしまーす!
GM/念動障壁の禁書……発動! おめでとう、立派なカチコチのベーコンエピですよ。
波央/学さん! それ以上いけない!(笑)

 ――学の目には、映る。視界が赤黒くても、生々しい喉の中に……とある光。

学/あれは……?
GM/バーサーカーだけどどうにか見て(一同笑)

 それは色々とが溶け合って、それでも残っている明らかな異物。
 タイマストトバールの禁書であり、重要なSDであり、そして……田所の魂そのものであり、邪神の装具の核でもある。
 弱点、そのものだ。


波央/……田所の魂。
学/問答無用。一刀両断!

 ザシュッ。
 言葉は無く。清々しく一刀両断。
 喉に貼り付いた異物は、学によってカットされた。


ユイリィ/ポリープ削除。
GM/パアアアアアアアと化物の塊が光と化す。青い昇華の光だ。残ったのは、両断した刀を構える学のみ。……いや、溶けた男の肢体もあった。
学/田所……。
GM/はい、田所は死んでます。魂を貫かれて死亡ロスト扱いです。
学/令呪で狂化も戻しました。でいいですか?。
GM/ユイリィちゃん! いいよね!?
ユイリィ/いいよ! もーどれ
波央/ついでに兄を名乗る不審者も直せないかな。
学/弟たちの涙ながらの「戻ってきて、お兄ちゃん……!」の一滴で俺は帰ってきた。ありがとう、感動的なエンディング。
ユイリィ/無いエンディングフェイズ。
波央/ユイリィ、令呪の効き悪いのかなコレ。
GM/(匠太郎になって)「アホなの? 思いっきり対象2分にして敵を倒すとかアホなの? バカしたら全員当たってたじゃん!」
学/お前が現れたから明らかに卓の空気が変わったよ、ありがとう弟……。
ユイリィ/この作戦になってセッションの進みが早くなって助かったよ、ありがとう弟……。
波央/助太刀助かったぜ、弟……。
GM/二人称が怖い! 俺からも御臓にそこのバーサーカーの【正気度】回復の手配、しておくね……」
学/優しいな! 弟!
ユイリィ/ありがとう! 弟!
波央/普通に助かる。んで、どういう風の吹き回しで助けに来たの弟?
GM/「全部そこの紫野郎(ユイリィ)が言った通りだよ! 死なれたら一兄さんに絶対睨まれるからだよ!」 ひとまずこれで騒ぎが終わった訳です。
学/元はと言えばだれが悪い……ということはない。田所の遺体を、抱く。……敢えて言うなら、狂気を誘う化物の存在が悪い。匠太郎も悪くはない。研究成果を流用されただけだしな。
波央/あんなん大型トラックに突っ込まれたようなもんですからね……。
ユイリィ/ちょー危険な化物と、運悪く田所が出会っちゃったからだねえ……うん、事故だよ。
学/とはいえ、4人で最初からやればきっともっと早く解決した。反省しなさい。
波央/そうだそうだ。
GM/「う、なんだこの説得力……まるで兄っぽいじゃないか……」
学/兄だよ。
ユイリィ/でもさ、これでもう化物騒動は終わりだね。SDも……貼り付いてたんでしょ? 喉に。
GM/「うん、あったみたいだね」 学さんがSDを回収できてます。
学/禁書の頁とSD、あったな。拾い上げます。
波央/禁書は機関に戻さないとな。
ユイリィ/タイマストトバールの禁書か〜。……近沢さんいわく、危ないものらしいよ。
GM/「危ないもんなの? じゃあここで燃やしておく?」
ユイリィ/へえ、匠太郎さんってそういうのさくっと言っちゃう人なんだ?
波央/意外。それ、俺たちにお咎めありません?
GM/「あるかもね〜。でも、どう危ないか俺知らないし」 近沢の話も、航先生の思惑も知らない匠太郎。ちなみに、そのタイマストトバールの禁書によって夜須庭航は邪神召喚を成功させてしまうので……間違いなく、機関解体事件の発端そのものです。それがあるから、『ワンアンドアナザー』の最終回が生まれます。
波央/中の人は「燃やすか」って言うんですけど(笑)
学/確かにこのタイマストトバールの禁書とやらが後のデーモンコアのような悪魔実験の一つになるかもしれない。だがそれは、仕事じゃないだろう?
ユイリィ/まあ、未来のことは判んないしね〜。ボクは全部持ち帰るべきだと思いまーす。
波央/まあ、俺たちの任務はSD7つを回収してくることだし……田所さんの遺体は持ち帰らなくても良いんじゃないか。
ユイリィ/そういう航先生からの依頼だったしね〜。
学/そっか、そういう依頼だったか。じゃあ個人的にこの遺体は持ち帰るよ。
ユイリィ/何するの?
学/手を合わせたいと思う人がいる。少なくとも彼の未来を気にした女性が、2人はいる。彼女達のためにも「田所は死んだよ、お墓に入れてあげなよ」って行政に仕向けてあげないと。
波央/……禁書と装具の核になった人の遺体なんて、持って帰っても頭垓でぐちゃぐちゃにされるだけだ。多分ね。
学/そうだね。それは嫌から、そこの御臓、いいかんじに工作して。
GM/「え」
学/田所のご遺体を実家に見せられるよう、彼のお葬式ができるように手配して。
GM/「それは任務外労働では〜!?」
学/俺【正気度】0になるよ?
波央/斬新な脅し文句だな(笑) もしもし一本松さん〜?
GM/「ちょちょなにいきなり一兄さんに連絡してるのさ!?」
波央/え、いや任務完了の報告を……。
GM/「ビビった! チクる瞬間を見せつけられたのかと思った!」
学/さあ、手配して。無事お葬式。俺【正気度】0になるよ?
GM/「マジでする目だからやめてー!」 田所さん無事にご遺体回収していいです!
ユイリィ/みんな回収して帰るよ〜。
学/ああ。一度機関に戻ろう……言いながら、改めて手を合わせます。
波央/良かった。さもなくばハラペーニョ体中の穴に詰め込むところだったぜ。匠太郎さん、きっとプギャりたかっただろうに……。匠太郎さんの扱い方を覚えた我々であった(笑)
ユイリィ/プギャりキャンセル、2回もされたらねえ?(笑)
GM/こんな見事なプギャキャンを2回もされてGMもビックリだよ(笑)


 ●エンディングフェイズ 〜褒美〜

GM/機関の本丸に戻ると航先生に「無事回収お疲れ〜。12月の給料に上乗せするからね〜」と言われました。そして、いくら待ってもウズマキから化物は現れません。それだけで君達には一番の報酬になるでしょう。
ユイリィ/良かった〜。1月に入るお金がちょっとは増える!
波央/もうあの悪夢に悩まされない! 最高!
学/無事、お葬式も終えました。……無事に終わったよと2人に報告しに行く。喪服で。
ユイリィ/お葬式、お疲れ様でした。
学/田所の実家のご両親や梅村さんや近沢さんも、最後のご挨拶ができただろう。どうして死んだかなんかは御臓がいい感じに説明してくれた。
GM/現場復旧委員会がなんとかしました(笑)
波央/学さん、そういうフォローも手厚いですよねえ。
学/弟の死。悲しくない訳がない。
ユイリィ/それはそう。……そう。
波央/うん……。
学/だけど弟は生き残れた。それは喜ばしいことなんだ。2人とも、無事でよかった。二度と死なないで良かった。何度もループなどしなくて良かったよ。
ユイリィ/二度も三度も死にたくはなかったもんね。これを毎度味わってる[世界遣い]ツラ〜!
GM/「死ねば戻れる」は「死ななきゃ戻れない」だもんな。
学/という訳で、今の兄はナイーブだ。クリスマス前にナイーブは良くない。元気づけてくれないか?
ユイリィ/美味しいご飯でも食べる? 朱指流っぽい慰めになるけど。
学/朱指流、好きだな。
波央/じゃあ朱指流に、任務達成お疲れ様打ち上げしようぜ。
ユイリィ/立ち食いじゃない中華、食べに行っちゃう?
学/ああ、あのときの『供給』は迷惑掛けないようにするためにも必死で餃子を押し込んだからな。
波央/結構急いで食べちゃったし、あん時は食欲も無かったし……今度はゆっくり食べたいな〜。
ユイリィ/んじゃ、あそこの中華屋もう一回行ってみよ〜! きっと今度はバクバク食べられるよ!
学/腰を据えてラーメンも啜りたいな。
ユイリィ/スープ餃子あるといいな〜! ワンタン!
GM/時期は12月、中旬を過ぎていく。R号事件で機関内はどこも騒がしくなっていく。それでも今は気分転換の打ち上げだと、楽しく3人は外へと出ていく。美味しい食事を、平和になった3人の時間を過ごしてください。
学/ちなみに学は機関解体事件で死にますね。
波央/死ぬの!?
学/戦うのが本望の朱指ですよ。レジスタンスとの抗争で死ぬと思います。
ユイリィ/ハオは生き残り確定組だけど、そうじゃない機関PCは機関解体事件で死ぬことが多いから……。ちなみにユイリィの生死は判らないです(笑) もしかしたらこの中華屋が最後の思い出になるかもしれない。このセッションが、波央くんの回想とかだったらいいな。
波央/うわ。
GM/波央くんの生還はセカイのイベントになっているけど、学さんとユイリィちゃんはそうじゃない。生き残って10年後の現代でこの記憶を思い返せるのは波央くんのみ……。
波央/……10年後。たまたま立ち寄った街で、見覚えのある中華屋を見付けて、ふと、ああこんなことがあったなあって……餃子、あの時と同じ味だなあって……。
ユイリィ/ひとり、思っちゃう……。
学/良い思い出になりました。俺、羽根付きの焼き餃子好きなんだ。
ユイリィ/それも食べよう! おいし〜!
波央/学さんが最後の1個分けてくれたんだっけ……ユイリィはずっとマンゴープリン食ってたな……そんなことを思い出しながら、今日は一人で餃子を食べる。
ユイリィ/また来ようね〜!
波央/……また、来たかったなあ。


 アナザーワールドSRS
    『 解体神書 』   END





END

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