アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 無貌の雪 』 3ページ ■
2020年12月20日




 ●ミドルフェイズ1/リアンナ 〜二度目の母と〜

GM/シナリオ製作者いわく、この話のコンセプト・テーマは、「大好きな人のためになんでもする愛の物語」らしいよ。
リアンナ/お、おう。
ホズミ/なんでも、か……。
ジキタリアス/良いテーマだなぁ……。
令宗/ぐっとくるな……。みんながみんな、みんなが大好きだから……なんでもしてあげたい、か。
GM/ではミドルフェイズを始めていきましょう。4人全員のシーンが終わると、1993年2月2日の討伐2回目のシーンに移行します。シーンプレイヤーは誰からにしますか?
リアンナ/≪物品調達≫がしたいので早めに動きたいです!
ホズミ/時代を遡る方がいいかな、長生きの人からいきましょう。
GM/いいですね、それじゃあリアンナさんからスタートで。400年前からどう演出していくのかドキドキです!
ホズミ/1特技10年でも特技が足りない長さ(笑)
リアンナ/誰だよ、こんな長生きにしたの! 私だ!(笑)

『AF判定:1993年2月2日まで生きる』
 ・使用能力値:【知覚】【幸運】
 ・難易度:10000

※「時が戻った人生から雪御化と戦うあの日まで生き続ける」演出に成功すること。


リアンナ/まだ科学技術も発達してなくて、森も拓かれてなくて、魔女に対する風当たりが厳しくて、母親が生きている時代に戻ってしまった……。400年後のあの事件までに自分がやるべきことは……と、薬草をブチブチ引っこ抜きながら幼い姿のまま考えを≪瞬間思考≫で巡らす。
GM/ぶちぶち。
リアンナ/この後……もう30年ぐらいしたら、酷い魔女狩りの時代になってしまう。そのときオカンは、うちを逃がすために……。隣で薬草を選別してる母親を見る。
GM/まだ元気なオカンやで。
リアンナ/もしかしたら、オカンを助けることが出来るのでは? 今度は自分がオカンを守ることが出来るのでは? ≪白き守り手たち≫。
ジキタリアス/家族は守りたいですものね……。
リアンナ/幸い力は以前のままっぽいし、上手くいけばあの惨事からオカンを守ることも出来るかもしれん! それにオカンに力を貸してもらえれば、あの事件までに色々準備出来るかも! ≪さきもりの声≫。
GM/魂がそのまま時間跳躍しているので、精神が子供に戻っていません。特技は何一つ消えてないというのはラッキーですから、強くてニューゲームを生かしていきましょう。
リアンナ/自分を奮起させ、もりもりと薬草を煎じていつか役に立つかもしれない薬を調合します。≪物品調達≫でオカンから教えてもらった興奮剤プレミアムを、ごりごり調合。……あっと言う間に月日は流れ、リアンナにとっては一つ目の山場、イギリスの魔女狩りの時代を迎えます。
GM/何年もすぐ経ってしまった……。
リアンナ/迫害、弾圧から逃れながら島の中を放浪する日々。≪緊急支援≫で……同じように隠れて潜む同胞を助けたり助けられたりしながら、なんとか日々命を繋ぐ母娘。魔女だとバレて石を投げられたりするけど、特製のローブ≪戦闘聖衣1・2・3≫があるからへっちゃら!
ジキタリアス/跳弾で投げた側に返っていきそう。
ホズミ/石のダメージなどせいぜい1D6、弾ける!
リアンナ/それはそれとして石投げた奴は許さんからな! 何とか綱渡りのように生きてはいるけど……母は守れたのだろうか。
GM/ダイスを振って決めてみます? 偶数が出たら生きてる、奇数が出たら死亡で。
リアンナ/(ころころ)5で、奇数ですね……。前よりも少しは長く母親と過ごせたけど、魔女狩りの手からは逃れられず……。
GM/二度目の母との別れを経験してしまったと……。
リアンナ/「海を渡って逃げるのよ。もっと広い大陸なら逃げ切ることが出来るかもしれない」 そう言った母親に船に乗せられて、大陸へと渡った……。結局、自分はオカンを助けられず……≪悔改めよ≫できなかった。失意のうちに大陸に渡り、異端審問官の手から逃れていると、とあるダークエルフに保護される。≪コネ「魔王の落とし子」≫。
GM/あの時代のエルフの女王様(CV榊原良子)は、さぞ心強かったことでしょう……。
リアンナ/色々と魔術の研鑽を積んで、400年後に備えるのであった。【幸運】判定!(ころころ)出目が1・2! あっぶね!?
令宗/でもセーフだ。
GM/では、『現在難易度:9980分の6』です。
ジキタリアス/途方もねぇな!
ホズミ/やったぜ! 4桁になった!
令宗/桁が変わるとホッとしますね!(笑)
GM/リアンナさんはつらい日々を送る……まだまだ冬の時代は続くのでした。


 ●ミドルフェイズ2/ジキタリアス 〜伝承〜

ジキタリアス/時代的に次は、ジキタリアスのシーンいきますね。

『AF判定:1993年2月2日まで生きる』
 ・使用能力値:【知覚】【幸運】
 ・現在難易度:9980分の6

※「時が戻った人生から雪御化と戦うあの日まで生き続ける」演出に成功すること。


ジキタリアス/焚火の傍で弓を触らせてもらった幼い手はだんだんと節くれてきて、≪射法訓≫、狩人の心得を叩き込んた父によく似てくるだろう。とうさまみたいな立派な狩人になりたい! 兎追いしかの森、≪兎の脚≫!
リアンナ/兎100羽獲ってくるまで帰れま10。
令宗/厳しい!(笑)
ジキタリアス/兎追ってたらそりゃ健脚にもなるし、兎の脚400個も作れちゃいますわ!(笑) 幸運のアクセサリーや毛皮を売ったり、木の実を採取する合間、熊と弓一つで戦わされたりもする。
リアンナ/とうさま、『金カム』絵柄っぽいな?(笑)
ホズミ/クマと弓一つで戦う絵面がもうアシリパさん?(笑)
令宗/確実に強いじゃん(笑)
ジキタリアス/「俺のような立派な狩人になるんだろう? 異端との戦いはこんなものじゃあないぞ」 ニコニコ見守る父。負けるかー、≪克己の凱歌≫! 「立派な狩人になった暁には、俺の弓をお前にあげよう」と≪無の射撃≫をくれる。
リアンナ/このダークエルフ、強すぎる!(笑)
ジキタリアス/……きっとリアンナは既にどこかにいるだろう、無事かな。≪ハントマスター≫で……住んでいた森を出て、ハンターとして独り立ちをします。経験を積んできた分、一回目の人生よりも少し早い出立になった。……とうさまは弓を渡して「死ぬならば寝床の上か、そうでなくば戦って死ね」と言った。戦闘民族だから。
リアンナ/サイヤ人か?(笑)
ジキタリアス/出立の朝、戴いた矢に一通の手紙を結びつける。≪狩猟感覚≫+≪交わる矢≫+≪長距離射撃≫で……『戦える力はつけた。今から森を出て旅に出る。島国を回るつもりだが、会えたらいいな。ジキタリアス』 そんな手紙を一通、リアンナさんへ矢文として送ります。
リアンナ/わー、嬉しい! その頃には島へ戻りますね!
ジキタリアス/≪乱れ撃ち≫……はずみで二通目、三通目を書こうとして首を振る。まだ、彼女達は生まれてない。
令宗/早くオギャりたいですね。
ホズミ/早く細胞分裂したい(一同笑) ときわ様も早く生まれてほしい。
ジキタリアス/4000年は長い、1通だけでも支えに届いたなら嬉しい。ジキタリアスは地元の縁、≪太古の縁≫を伝って、日の本のハンター協会へ向かうのでした。【幸運】で振ります!(ころころ)11。
GM/『現在難易度:9960分の17』になりました。達成値15以上に到達したので、情報が入手できるターン到来です!
ジキタリアス/おっと、やったぜ!

【選択できる入手情報】
(1)顔が無い白鬼の伝説について
(2)ギガースについて
(3)機関について
(4)アルルーンについて(必須『イベントキー:機関について』)
(5)上門狭山について(必須『イベントキー:機関について』『イベントキー:ギガースについて』)
(6)上門狭山について2(必須『イベントキー:上門狭山について』)
(7)上門狭山について3(必須『イベントキー:上門狭山について2』『イベントキー:アルルーンについて』)
(8)ギガース停止方法について(必須『イベントキー:ギガースについて』)
(9)始祖について(必須『イベントキー:機関について』)


GM/「まだ狭山が生まれてないじゃん」とか「ギガースは無い時期だし、事件だって起きてない頃じゃん」という問題はありますが、後々の時代で調べられたということでよろしく。
ジキタリアス/了解です、情報いっぱい! どうしよう?
リアンナ/狭山様だけで3つも項目がある。さすサヤ。
ホズミ/まずは1〜3からですね……。後に繋がるのは2と3ですが、1も絶対調べておいて無駄じゃない。
リアンナ/そもそも鬼の討伐が任務だったから、鬼の事を調べるのは必要ね。
ジキタリアス/うーん、鬼を調べるのは確かに正しい。4と8も気になるけれど、地元や日本のハンター協会で鬼の情報を探るのはしっくりくる。1にします!
GM/了解です。後々とある伝承を調べることになるジキタリアスは、こんな知識を得るのであった。

 『顔が無い白鬼の伝説について』で判明すること。
 昔々、旅人が雪深な国を訪れました。
 旅人の前に、恐ろしい雪女が現れました。
 女の鬼は何百年も生きる慧敏で狡猾で凶悪な人ではないもので、訪れた男をいたぶって殺そうとしました。
 ですが男は女の美しさに惚れてしまい、化け物の女が望む恐怖の顔を見せません。

 悪しき女は旅の男を美味しく食べようとあの手この手を仕掛けます。
 男は負けません。女も負けじと張りあいます。
 言葉を交わし、感情をぶつけ、多くの時を過ごせば所詮は男女。2人は結ばれたのでした。


令宗/愛は必ず勝つもんな。
ホズミ/いいぞいいぞ(笑)
リアンナ/……旅人、強すぎでは?(笑)

 ですが、人ではない女は生きるために人を食らおうとしたのです。
 男の暖かさだけで腹が膨れることはなく、共に時を過ごせば過ごすほど、彼女は痩せ、
 恐ろしい化け物は見る影もなく死んでしまうのでした。


令宗/愛じゃ腹は膨れなかった……!
ホズミ/悲しい……。
ジキタリアス/それでも、男を食べなかったんだなぁ。

 男は悲しみます。
 深い悲しみに暮れる男でした。
 彼は一塊の雪に、愛してしまった女の名をお七夜の命名書のように記し、また彼女に逢えるように願うのでした。

 すると、男の想いが通じたのか、紙を籠めた雪が動き出しました。
 そこに命が灯ったのです!
 しかも真っ白なそれは、筆を使えばどのような姿も描けます。
 男が愛をこめて名前を記した真っ白のそれに、女の顔を描くのでした。
 そして女の姿になったのです!
 まるで彼を慰めるように、傍に寄り添えるように。

GM/イイハナシダナー。
リアンナ/……本当に?(笑)

 しかし、いつしか男とも別れの時が訪れます。
 人と、人ではないものですから。
 男と一生の別れを体験した紙は、誰にも見つからないまま何処かに消えてしまいました。

 ただその年、とても深い雪が降りました。
 男が鬼女と会った雪深い頃の国を思わせるような雪でした。
 もしかしたらこの雪は、男との別れを悲しんだそれが、それでも彼が求めた女の姿を追い求めて……見も心も全て鬼女になってみせようと雪を振らせたのかも。

 ――この地域・織葉では時おり大雪が降るのが『雪御化』という顔の無い変化(へんげ。妖怪)のせい。
 それはとても悲しいが、どこか人情味溢れる愛の物語として語られることが多いという。
 この逸話は、どうやら王朝国家頃・平氏政権以前(西暦1100年以上前)には成立したものではないかという民間伝承を調査した結果が出ている。
 10世紀初頭〜12世紀後期ぐらいには「顔の無い雪の鬼伝承」があったと判明します。


GM/雪国の、わりと歴史の長い伝承の妖怪だって発覚、という情報でした!
ジキタリアス/寿命差のロマンスから取れる栄養素おいしい。
ホズミ/本来愛した人の身代わりが本当に愛を抱く展開から摂取できる栄養素サイコー。
令宗/色々考えるところのある伝説だった……(笑)
ジキタリアス/西暦1100年以上前か。さすがに我々よりも昔か。ひとまず島国に向けてメール感覚で追い矢文してから、シーンエンドしますね!


 ●ミドルフェイズ3/令宗 〜再会〜

令宗/順番的に、令宗がシーンプレイヤーになります。

『AF判定:1993年2月2日まで生きる』
 ・使用能力値:【知覚】【幸運】
 ・現在難易度:9960分の17

※「時が戻った人生から雪御化と戦うあの日まで生き続ける」演出に成功すること。


令宗/1837年頃って、調べてみたら日本は「大塩平八郎の乱」の時期でした。イギリスだとこの50年後にシャーロック・ホームズが大流行するそうです。
ジキタリアス/その時代なんですね!?
GM/そう考えると、なかなか現代に近くなってきた気分がするね。
令宗/そんな時代にオギャりました。オギャってよちちよちち歩き始めたときくらいに矢文をいただくのかな!
ジキタリアス/ハッピーバースデー! よちよち歩きが出来るようになった頃に柱に刺しておきますね!
令宗/よちよち歩いて矢文を……取れない! 背が足りないのである! ≪ホムンクルス生成≫で造ったやまだくんに取ってもらいました。
ホズミ/やまだくん万能!(笑)
リアンナ/きっとやまだくん、ビーズクッションみたいに柔らかいなんだろうな(笑)
令宗/やまだくん読んで〜。(令宗の母になって)「あらあらこの子ったらホムンクルスに矢文を読ませて」
ホズミ/ママン、大らかすぎんか?(笑)
令宗/ふむふむ、ジキタリアスは今ここら辺に居るのか。ちっちゃな脳みそでレムは考えました! ≪賢者の脳髄≫で、100年以上経ってもちゃんと覚えてられます。……おそらく皆で合流するにも日本に行くのは必須。機関が目をつけてくれるように活動していこう。≪移殖の儀≫、やまだくんと一緒にね。
ジキタリアス/機関をおびき寄せよう!
リアンナ/(機関の所員になって)「そんなおびき寄せに捕まらないクマー!」(笑)
令宗/すくすく成長してやや少年体になった頃、海外支部の機関の人と交流をもち始めて、リクルートしてもらえるように取り入ったりする。≪堕落の訓え≫で「俺を日本につれていってくれ!」。
ホズミ/まぁ! れむれむさんったら、いけない人!(笑)
リアンナ/……それでおびき寄せられるの、大山様かな?(笑)
令宗/大山様なら交渉しやすそうですけどね! 大山様にお目にかかりたい!
GM/(大山になって)「君カワイイから機関の一員になっていいよ」
リアンナ/この人事、ひでえ(笑)
令宗/大山様あっさり〜!(笑) 事実上の上司が大山様になった……そうして辿り着いたのがトキリンのもと! 100数年ぶりのトキリンだ! これは感動して思わず初対面なのに抱きしめてしまうな!
GM/ということは、ホズミちゃんとも会えるのでは?
ホズミ/トキリン誕生で当時11歳の私が当然のような顔でいます!
令宗/目があった瞬間……ホズミ……って泣きそうな顔で聞いてしまうやつだ。
ホズミ/はいっ、ホズミですれむれむさん! お久しぶりですー!
令宗/ホズミは元気だなあ、変わらないなあ、ぎゅうぎゅう抱きしめてしまうな!(笑)
ホズミ/ときわ様がお生まれになった上にれむれむさんとも再会できた、今年はなんて良い年なんでしょう! 幸せー!
令宗/うんうん、とても良き年だ。これから起こる惨事に心を奮い立たせ活力とする! ≪心身置換≫! ホズミちゃんとトキリンと再会できたので判定しようかな。
GM/OKです。ちなみにアルルーンは機関を探せど、まだ存在を確認できません。機関が起こしたエルフ襲撃事件からはもう数十年は経ってるけど、まだ機関にいないのかな? 1991年頃になったら会えますよ。
令宗/まだアルルーンと会えないのは残念だが、次の機会を待とう。ハッピーな年だったので、【幸運】で振ります!(ころころ)達成値8。
GM/『現在難易度:9950分の25』です。再会を喜びながら次のシーンにいきましょう!


 ●ミドルフェイズ4/ホズミ 〜理念〜

ホズミ/ういっす、ホズミの番ですね! アップを始めました!

『AF判定:1993年2月2日まで生きる』
 ・使用能力値:【知覚】【幸運】
 ・現在難易度:9950分の25

※「時が戻った人生から雪御化と戦うあの日まで生き続ける」演出に成功すること。


ホズミ/機関生まれ機関育ち、ナンバリングされてるやつはだいたい友達かもしれないホズミであります!
ジキタリアス/友達多いなぁ……入れ替わりも多そう(笑)
リアンナ/友達100人できるかな? 生き残ってるとは限らない。
GM/そんなホズミちゃんのナンバーは?
ホズミ/D-42、母方の妖怪の血を活かして強化人間を造るべくホズミは生まれました。ナンバリングされていますが、母がきちんと嫁入りをして一族の人間になっているので、ちゃんと名前もあります。それが「忌部 火炭(ほんべ・ほずみ)」
GM/火炭ちゃんなんだ?
ホズミ/蜘蛛火という名の≪渦巻く混沌≫で、シーン内の敵全員を消し炭にできるような高火力アタッカーにするつもりだったようです。しかしご存知の通り、ホズミはアタッカーというよりサポートの特技編成。周りのナンバリングフレンズが実験でこしらえた傷も≪星の息吹≫で治しちゃう。
リアンナ/ホズミちゃんは回復ができるフレンズなんだね!
ホズミ/サポート上手になっていったのは、素質もありますが何よりホズミ自身の希望でした。転機はもちろん、一週目のときわ様との出会い。こんなにちっちゃくて愛おしい生き物がこの世にあるのか……。
令宗/ホズミちゃんも愛おしいなぁ……。
ホズミ/推しに出会って人生観がガラリと変わったホズミは、痛い実験に苦しんで≪切先は世界の敵へ≫! ≪君に幸あれ≫、人を祝福することを覚えました。だから「敵を消し炭に」という意味の火炭は名乗っていません。カタカナのホズミなのはそういう理由です。
ジキタリアス/素敵……!
ホズミ/署名をちょっと変える、それだけのことが私にとっての≪革命の旗≫だった訳です。1週目は暗い顔をして送っていた≪機関「チルドレン」≫としての人生、しかし2度目は……しんどいけど、いつか希望の光が訪れることが判っている!
GM/基本的にホズミちゃんはネアカなんだろね。
ホズミ/しかも最初から特技もバリバリ使える! もあんまり使える人アピールしちゃうと前線に放り込まれそうだな! ≪禍福のさざなみ≫!
リアンナ/ほどほどに有能さをアピールしつつ、ほどほどに手加減していこう。
ホズミ/ナンバリングフレンズのことは放っておけないので、緊急時には≪リバース≫などで助けたりもしつつ……蜘蛛火の特性は出せたけど高火力戦闘ウーマンにはなれなかったね、という元々のホズミの評価に近づけていったところ、あっという間に9年が経ちました。
GM/そして……ついに。
ホズミ/元気なときわ様と出会い! 泣きました!
リアンナ/その日、運命に出会うー!(笑)
ホズミ/ぼろっぼろに泣きました。赤ちゃんかわいい! ホズミこの子のお姉ちゃんになる! この交渉判定では≪上級世界操作≫を使ってクリティカル成功に持ち込みました! そして当然のような顔でときわ様のお世話をしつつ! 教育係として配属されたれむれむさんと再会するのです!
令宗/ジキタリアスから矢文が届いていたことだし、合流する手筈を整えたいなぁ。矢文は矢文で返す! 『薔薇園で待つ』!
ジキタリアス/矢文返し!?(笑) ……そうか、薔薇園か!
ホズミ/では、機関という≪狂気の世界≫をちょっと抜け出して薔薇園へ! ときわ様、お散歩です! 日光浴は大事ですからね!
GM/じゃあ……ときわが小学校に上がる前に、薔薇園でPC全員待ち合わせをしましょう。保育園児の年長さんぐらいのとき、ホズミちゃんと令宗さんに連れられて初めて薔薇園に行きます。
ホズミ/ときわ様、疲れたら言ってくださいね。やまだくんが肩車してくれますからね! ……チラッチラッと周囲を見てみんなの姿を探す!
ジキタリアス/矢文返しの招待状を受け取ったので、前と同じ場所にキャンプを張ってます!
リアンナ/そんなジキちゃんを回収してカフェテラスに向かいます!(笑)
ジキタリアス/カフェに連行された(笑) じゃあ……3人が来たらガタッて立ち上がる。みんなー!
ホズミ/お二人とも! ダッシュしてガバーっと抱き着きます! えーんえーん来てくれて良かったー! ううう!
令宗/うんうん、何百年ぶりの再会は良いものだ……。
リアンナ/ホズミちゃん、レム……元気そうで何よりやわぁ。
ジキタリアス/抱きつかれて耳がぴこぴこ(笑) ホズミ、ごめんな、機関だとお手紙送れなかった。手渡ししちゃお。トキワ……は、初めましての方がいいかな?
GM/挨拶をされたときわは「は、初めまして……」とおずおず返します。カフェテラスで1991年に流行ったカルピスでも飲んでますね、PCはぜひお話の続きをどうぞ。
ホズミ/私は機関生まれ機関育ちなので動きようがありませんが、皆さんはどうなるのか不安で……心配しておりました。手紙もすぐ読みます! えーんえーん!
リアンナ/もう、そんなに泣いたら別嬪さんが台無しよ。
ジキタリアス/手紙には『調べた情報とちゃんと会いに行くからな、目印は同じ赤いリボンな』って書いてあるぞ。……それと、日本のとある地方の伝承を見せます。
令宗/貴重な情報だ。
リアンナ/ちゃんと調査して準備してるジキちゃんは偉い!
ホズミ/この伝承、物凄く魔術の香りがしますね……掘り出せばきっと何か変えられる筈! 情報が私達の≪防衛用具≫になる! ……前回の最期でリアンナさんがホズミを庇った一瞬のことを思い出して、あんな運命は変えてやると決意します! ≪逆転運命≫!
GM/みんなが真面目なお話をしている横で、ときわはあいうえおの絵本でも読んでますね。
令宗/くっ、トキリン可愛い!(笑) ひらがなの練習しましょうね〜って時期か。
GM/(ときわになって)「もういっぱいひらがな書けます! 『あ』とか『お』とか『わ』とか書けてスゴイってよく言われます!」
ジキタリアス/偉いね可愛いー!(笑)
ホズミ/「ときわ」の「わ」ですものね! なんて賢いでしょう、ときわ様ったら……!
リアンナ/お勉強できるトキちゃんは偉いねえ〜。飴ちゃんあげようね〜。
GM/「わあ、ありがとうございます! ホズミさんとれむれむさん、もらいました!」 お夕飯があるからダメとか言われるかもしれないから確認して食べますね。
ホズミ/ちゃんと報告するときわ様とってもいい子!
令宗/食べてよし食べてよし 頭なでくり!(笑)
リアンナ/ちゃんと保護者に確認してから渡すべきだった(笑) トキちゃんはいっぱいお勉強してるのね?
GM/「はい! 僕、お父さんみたいになるために、いっぱいひらがな書きたいんです!」
令宗/父上リスペクトなんだなあ……と、狭山さんを思い出す。
ホズミ/ひらがなもカタカナも漢字もすぐに使いこなせるようになりますよ、ときわ様! ……えーと、【幸運】判定前に≪君に幸あれ≫を使って達成値に+4して判定します。(ころころ)達成値14です!
ジキタリアス/ガッと底上げできた!
GM/『現在難易度:9926分の39』ですね。達成値30を越したので情報ゲットのターンになりました。
ホズミ/ヤッター! 細胞分裂できて良かった!(笑)

【選択できる入手情報】
(★入手済)顔が無い白鬼の伝説について
(2)ギガースについて
(3)機関について
(4)アルルーンについて(必須『イベントキー:機関について』)
(5)上門狭山について(必須『イベントキー:機関について』『イベントキー:ギガースについて』)
(6)上門狭山について2(必須『イベントキー:上門狭山について』)
(7)上門狭山について3(必須『イベントキー:上門狭山について2』『イベントキー:アルルーンについて』)
(8)ギガース停止方法について(必須『イベントキー:ギガースについて』)
(9)始祖について(必須『イベントキー:機関について』)


ホズミ/迷いますが……機関チルドレンの立場を生かして、「機関について」を選択してみます!
GM/機関についてだね、OK。それではこちらをどうぞ。

 『機関について』で判明すること。
 超人類開発研究所機関。
 能力者や異能研究・魔道具開発を目的にした団体。最高責任者は、上門 狭山。
 異能開発研究所としては世界有数トップクラスの設備を誇り、莫大な資金力があり、太古の世から古今東西、星の数ほどある能力を記録し続けてきた膨大なデータバンクを所有している。
 日本の一企業だが、千年以上前から異能に関する書を保管していたという。その情報量は、異能研究においては世界でも指折り。
 錬金術師協会エルスのような武器・魔道具開発企業は、その桁違いなデータの提供を得ながら新商品を開発しているとのこと。


GM/この卓にはエルス所属のPCいないのですが、エルス的には「商売するため無くてはならない機関さん」という印象ですね。
リアンナ/そして、その開発された商品を機関が買ったりする訳で……。
ジキタリアス/winwinの関係……。
GM/教会エージェントなPCもこの卓にはいませんが、教会的には「人々を守る異能を解明したり、魔道具開発で人々を助ける仕事を手伝ってくれる! それなら教会も機関に資金提供しなきゃ!」という、お互い信頼し合った密接な繋がりがあります。
ホズミ/密接な……黒い繋がり。
令宗/またの名を、癒着……。
リアンナ/鶴瀬さんの登場が待たれる……(笑)
GM/ハンター協会的には、「判らないことがあったら聞けば判る凄いとこ! フリーで動くうちらにも便利な組織!」という認識でしょうか。

 自身も研究者である最高責任者・上門所長は、過去にこう語る。

「いかなる情報も受け入れ、見逃さない。どのような些細な知識も調べ尽くし、大勢の知恵を集め、全知全能を創り出す。
 我々が求めるものは『全てが記載されたディクショナリー(事典、辞典、字典、辞書)をどんな状況でも閲覧できる手軽な手段』。全てを見通す万能の目、それを生み出すために全力を懸けています」

 機関の理念は、機関の大本となった創設一族こと仏田家の始祖・橘川越(たちばなのかわごえ)と呼ばれる偉大な能力者の言葉からきているという。
 前進である、歴史ある異能結社が既に上門 狭山と同じ言葉を千年以上前から言っていたとは驚きだ(と、インタビュー記事を発見する)。


令宗/このインタビュー記事を読んでカタカナ濫用する機関出身の人達が急増しそうだな。
ジキタリアス/大ブームが来ちゃう!?(笑)
令宗/「かっけえ〜」「ディクショナリー」!「言ってみてえ〜」(笑)
ホズミ/今年の機関流行語「ディクショナリー」ですね!(笑)
GM/いいなぁ。ブームをもっと広めてほしいので、狭山さんには経営者が出演するインタビュー番組に出てほしい。
リアンナ/『ガイアの夜明け』とか?(笑)
ホズミ/ときわ様と観ました! ……今日はとりあえず、再会を祝してみんなでカルピスを飲みましょう。かんぱーい!
ジキタリアス/かんぱーい!


 ●トリガーイベント 〜2度、3度〜

令宗/……運命のお時間ですね。
ホズミ/我々の努力の甲斐も無く、時は流れ……。
GM/1993年2月2日。君達はアルルーンの死後1年後、再び織葉を訪れ、まったく同じ結末を迎えるという……。あの、セッション的には死とループが確定の展開なんですが、呆気なくシーン進行するとつまらないので描写してもいいですか?
ジキタリアス/もちろん!
リアンナ/いいよー!

 ――ホズミは、織葉市の某団地に向かう。
 2月2日、それ以前に織葉を調査していたかもしれない。あそこに、危険なアレがいると判っていたから。
 でも、残念ながら鬼の姿は発見できなかった。


ジキタリアス/……どれだけの効果を齎すかは判らないけれど、少しでも街への足止めになるようトラップやバリケードを展開しておきます。
リアンナ/きっと今回も甚大な被害は免れない……。それでも少しでも周囲の被害を減らせるように、事前に住人の避難も進めておこう。
GM/教会と警察は「えー? 事件もそんな起きてないのにそんなのする必要無いんじゃないっすかー?」と鼻ホジで聞く耳持ちませんよ。
リアンナ/札束で殴る。
GM/(札束で殴られた人達になって)「あざーす! 避難させまーす!」
ジキタリアス/多分それが一番効果的!(笑)
令宗/めっちゃ効果的に動きそう!(笑)
リアンナ/ええからさっさと動き!
GM/避難は完了しました。大雪警報を出したおかげで人々を移動させることができました。
ホズミ/去年は人まで死んだ大雪なので、住人達もさっさと避難してくれるでしょう。
ジキタリアス/よし、人的被害は極力減らせる! ありがと、リアンナ。……あの子に、誰も殺させたくないな。

 人的被害を減らして万事オッケー。……そして、臨む。
 鬼と対決した君達。両者は戦った。
 すると鬼の外身がバキバキバキと弾けて崩れ、中が現れ……その体積は、何故かどんどん大きくなり……。
 何かの違いが生まれるかと思いながら、君達は直面する。見覚えのある巨体と。


令宗/アルちゃん、次は救いたいな……!
ジキタリアス/……アルルーン。……必ず、僕らが助け出すから。
GM/そうして君達は、攻撃を繰り出すような高エネルギー体を感じる。ところで1D6を振って偶数が出たらちょっぴり悪いときわがこっそりシャドーイングしてることにします。
ジキタリアス/うぐ!?
GM/(1D6ころころ)……3、奇数だった。お留守番してるね。
令宗/偉い子だ!(笑)
ホズミ/ときわ様とても良い子です! ホズミはうれしゅうございます!
GM/(遠くでお留守番してるときわになって)「ホットチョコレートは、皆さんが帰ってくるまで封印です! 漢字のお勉強をして、皆さんが帰ってくるの、待ってます!」
ホズミ/なんていい子なんだろう……うう……帰りたい! お家帰りたい!
GM/お家帰る?
ホズミ/帰りません! 全部無事に解決して堂々とときわ様の御前に胸を張って帰りますので!
ジキタリアス/……ホズミちゃんも、偉い。
令宗/そうだな。帰りたくて、待っている人もいるけど、それでも立ち向かわねばいけない運命なんだよな。

 立ち向かわなければならない運命。直面する運命。
 それは、黒い光が、全員を……街並みを全部呑みこむように広がっていくという運命。
 全てのリソースで対抗しても、強大なギガースの力は君達を打ち払っていく。

 だから君達の2度目の人生は、これまでだ。


ホズミ/……ちょっとは何かを変えられるつもりでいたけど……同じ終わりだ……。
リアンナ/また、あそこからやり直すのね……。
ジキタリアス/「寝床で死ぬか、戦って死ね」……父にそう言われたけど、みんなには生き抜いた果てで、寝床で安らかに眠ってほしい。こんなところで、終わっていい訳がない……!
GM/意識が暗くなってブツリと切れる一同。……ここでGMは確認します。「このループ内で、上門狭山、アルルーン、もしくはときわと最も接したのは誰ですか?」
リアンナ/トキちゃんだったら、やっぱりホズミちゃんでは?
GM/……アルルーンと狭山をシーンに出すPCはいなかったしな。となると、ホズミちゃんですね。では次に、PC全員は【正気度】を1D6減少させてください。

 PC達は、【正気度】1D6減少させるロールした結果……。
 ホズミ:2点減少。(現在【正気度】8→6)
 令宗:3点減少。(現在【正気度】11→8)
 ジキタリアス:6点減少。(現在【正気度】7→1)
 リアンナ:5点減少。(現在【正気度】8→3)


GM/このシナリオでは、ミドルフェイズ中に【正気度】が0になってもキャラロストしません。その代わり、「【正気度】が0になったというイベントが発生します」
ホズミ/専用イベントがあるんだ。
令宗/怖いけど気になる〜!
GM/【正気度】で0になった人だけが迎えられる特別イベントがあるので、≪トランキライザー≫など【正気度】回復特技を使いたいときはそれを考えておいてね。
ジキタリアス/現在【正気度】1点なんですけど……特別イベントは面白そう。なので回復は保留しておきますね。
GM/では……今回のやり直しシーンは、代表者であるホズミちゃん1名を指定させていただきます。ホズミちゃん、目を覚ましてください。外で。
ホズミ/外で?
GM/雪の中で。
ホズミ/雪の中で!? 試験管の中でぶくぶくするのかと思ってたら雪の中か……ガバッと起きます。
GM/いえ、ガバッと起きる体は無いです。
ホズミ/……んん!?
GM/自分が、自分が魂だけの存在になっていると気付きます。幽霊モードってやつです。
ホズミ/あ……私の体!?
GM/身体ナッシング。どこにも無いよ。
ホズミ/体イズどこー!? ていうかここどこー!?
GM/街並み無し。目につく建築物も無し。見知らぬ林の中、体が無いから雪は寒くないけど心は寒い。
ホズミ/お、おろおろ……ときわ様……みんな……誰も居ない……心が寒い……誰か……林の中を探します……。

 GM/「随分と意識がしっかりした霊魂が彷徨っているな」

令宗/イケメンが出てきた!?
ホズミ/どちらさまで……。あっ、先に名乗るのが礼儀ですね!? 忌部 ホズミと申します、魂はこの通り元気ですが身体の方が行方不明になっておりまして……!
GM/「ふふ、丁寧に自己紹介をどうも。本当に自我をハッキリと持った魂だな。しかも雰囲気からして年頃のお嬢さんか」
ホズミ/あのう……どこかで見かけませんでしたか、黄色い着物で赤いリボンで髪を結ってる女の体……。
GM/「この辺りで君に合う肉体は無いぞ、この辺りを≪全方位視覚≫で調べ上げている天才の私が言うのだから間違いない」
ホズミ/そんな! そんな、ええと……。一体この人は橘の何越様なんだろう。
ジキタリアス/何越様なんだ……。
令宗/何越様、天才のご自覚があって大変ニッコリ。
リアンナ/誰の何越様、すげーなぁ。
GM/みんな判ってるじゃねえか(笑) 「私は橘 川越という。東の地に住まう人を異端から救う陰陽師であり、病から救う医者だ。……肉体は無くても、心細くて寒いだろう。ちょっと待っていろ」 ペラリと紙を指先でいじる。
ホズミ/うむむむ?
GM/ホズミちゃんの魂が入れる臨時の器を用意します。紙に入ってごらん、あったかいよ。肉体無い状態の魂だけとかいつ成仏しちゃうか判らないから、お入り。
ホズミ/形代だ! ではご厚意に甘えてお邪魔しまーす! ぬるん!
GM/ホズミちゃんの立ち絵が紙になりました。雪の風で飛ばされるようになりますビュオオオオオオオ。
ホズミ/ああああああ飛んでしまいます死ぬ死ぬーっ!?(一同笑)
リアンナ/魂だけの方が丈夫だったのでは!?(笑)
GM/自撮り棒みたいなハンガーをウズマキから出した川越が紙を掴みます。
令宗/物理でキャッチしてくれた!(笑)
ホズミ/はあはあっ! 雪山で遭難するかと思いました! 白い紙だと雪に同化して見つけてもらえません、危ない!
GM/「大丈夫だ、私が視覚を強化する陰陽術でどこに行っても見つけてやろう。……ここは織葉。京からずっと北東の地方だよ。君の本来の肉体が見つかるといいんだがな、どっかのシーンで

 『魂の扱いについて』
 魂は、適切な器でないと器を使役すること(肉体を得ること)は難しい。
 だが適切な器(本来の肉体)がシーンに登場し、同一人物同士が直面した際、魂の強度が強い方が優先して主導権を得て、融合する。


GM/まあ、PCは無条件で勝てます。なのでホズミちゃん、1005年の今から1977年まで頑張って生きて本来のホズミちゃんの器に乗り移ってね。
リアンナ/900年生きろと!? リアンナの倍を!?(笑)
ジキタリアス/一気に最年長になった!(笑)
ホズミ/急に……急にループの長さでトップに躍り出てしまった! 長い!(笑)
令宗/江戸の大火に巻き込まれませんように。
リアンナ/その前に応仁の乱かな。
ジキタリアス/大空襲も生き延びてほしい。……なかなかにエグイなぁ!(笑)
ホズミ/……お優しい川越様、一つお伺いしたく。今の天皇のお名前は? 西暦って言葉が通じないと思ったのでそう尋ねます。
リアンナ/ググって調べてみたら……1005年だと寛弘2年だから、一条天皇かな。藤原道長いるじゃん。
ホズミ/一条天皇って、定子とか彰子が奥さんですよね! 紫式部が仕えた人と清少納言が仕えた人だ! ……あのあのあの川越様! 私が元いたところ、もっとずっとずーっと未来のところですー!
GM/「ほう、やはり世界を渡る奴はたびたび現れるな。君の話を聞かせてくれないか? 未来の魂というならその知を深めておきたい」
ホズミ/ありがとうございます川越様! 未来のことならぺらっぺらお話させていただきますので、どうか紙のホズミをお守りください……!
ジキタリアス/ぺらっぺら。紙だけに。
令宗/座布団一枚!(笑)
GM/そう言って彼は自撮り棒でホズミちゃんを連れて行くのでした。というところで人生再スタートです!

 『時間跳躍の代償ロール』
 【正気度】を1D6減少する。
 なお、その出目が奇数だった場合のプレイヤーは、前回と同じように1D6歳から人生をリトライする。
 出目が偶数だった場合、その出目×100年前に魂だけが放り出されてリスタートする。


GM/令宗さんは3歳から、リアンナさんも5歳からスタート。しかし……ジキちゃんは1393年に魂だけの状態でどっかに放り出されます。
ジキタリアス/わあ、そりゃ【正気度】6点減少も大納得だわ。消えないようにしよ。
ホズミ/川越様がいたからホズミは【正気度】2点で済んだとこある……(笑) 私、最近平安カラオケバトル回のリプレイを読み返したので、川越様登場とってもテンションアップしました!
GM/平安カラオケ四天王バトルいいよね! ラップを唄う川越様、めっちゃ好き!(笑)
リアンナ/平安ディビジョン?(笑)
GM/川越様は『パンドラ卓』の某キャラの師匠だったり、『七夕卓』でも片鱗があったり、『夜より暗き桜』でも作詞作曲をしたりと色んなところで登場している人です。良かったらチェックしてみてね。
令宗/川越さんに各所で助けられている(笑)
ジキタリアス/リプレイ読み返したくなってきた!(笑)
GM/さて……1005年に魂だけの状態で式神ぽくなってしまったホズミちゃん。1393年に魂だけの状態で放り出された剥き出しのジキちゃん。幼児から再び再スタートする令宗さんとリアンナさん。そんな2ラウンド目がスタートします。
令宗/ジェットコースターのようなループだ!(笑)