■はじめに
2019年9月16日 「アナザーワールドSRS 5版」公開しました。
今後の更新は「5版」が中心となります。
こちらは、旧版の4版ルール(更新停止)のサイトです。
▼「アナザーワールドSRS 4th Edition」ルールPDFデータ▼
ダウンロードは、上のリンクを右クリックでどうぞ。

▼ブラウザゲームで「アナザーワールドSRS入門」▼
簡単AW講座。上の画像をクリックで別窓が開きます。
『アナザーワールドSRS』ってどんなゲーム?
「異端」という化け物と戦う能力者達になって人々を守ろう!
この世界は時間が巻き戻りやすい!
愛する人が惨劇に巻き込まれる前に異端を倒せ! 惨劇が起きて巻き込まれてしまったなら、悲劇が始まる前に時間を戻して戦え!
ループもの・タイムスリップもの・パラレルワールドものに特化した「時間跳躍 現代異能ファンタジーTRPG」!!
◆
このページは、オリジナルTRPG『アナザーワールドSRS(以下AW)』のルールを紹介している。
『AW』で描かれる物語は、我々の生きる現代の世界、ゼフィロスを舞台にした異能力者達の戦いだ。ごく普通の一般人とは違った力を持った者、能力者。この現代社会に存在する超常の力を持った者達が分身となるPCだ。
正なる神達によって生み出されたゼフィロスという世界は、常に破滅の危機に瀕している。悪しき神・欺く神と彼らが率いる眷属・異端によって危機に晒されている。そして能力者の一握りが神の手を借り、異端達によって悲惨な運命に書き換えられてしまった世界の時間を戻し、彼らの悪行に対抗していくことができる。
プレイヤーは提示されたシナリオハンドアウトを軸にして、自分の分身になるPCを作成し、セッションにおける主人公になって活躍することを想定している。
◆ おすすめ参考リプレイ
→リプレイ1/「楽園失格」(4版最新ルール使用)
ループもの。高校の文化祭にて繰り返される時間。世界観や用語説明なども掲載の、初心者向けシナリオ。
→リプレイ2/「オーバーラップシルエット」(4版最新ルール使用)
リトライもの。イベントキーを生かしたギミックや、や人外(英霊や異端)についてを描いた短編リプレイ。
→リプレイ3/「春を呼ぶ円環」(3版+ルール使用)
タイムスリップもの。時空を越える手段を得てしまった異端を追って、二人の能力者が1944年の世界へ飛ぶシナリオ。
→他、リプレイはこちら
■ゼフィロスという世界
まずは内容を理解するために必要な用語を解説しよう。
●能力者
一般人にはない特殊な能力を持った者達。異端と戦う力を持っている。先天的に超能力を有していたり、後天的に魔術を学んだりと、能力を持っている理由は人それぞれ。人生の中で「正の感情」を得ることで成長していく。
大抵の能力者(PC達)は、退魔組織『教会』に所属していることを想定している。
●異端
「負の感情」を得ることで成長する者達。
PC達の敵。欺く神によって生み出された悪しき存在。多くの異端は人々を恐怖に陥れ、食らおうとする化け物である。「より力を得たい」という本能のままに動くため、多くの「負の感情」を得るためにただ人を殺すのではなく、肉体的・精神的に甚振ってから殺そうとする者が多い。
大半は獣や禍々しい姿形をした化け物だが、ごく稀に人間と同じような格好をした魔族と呼ばれる者達もいる。また、人間であっても異端と同じように負の感情を得ることで力を得る者もいる。彼らは私利私欲のために能力を用いて人々に危害を加えるため『異端犯罪者』と呼ばれ、教会で取り締まっている。異端の力を持つ能力者のことを畏怖と侮蔑を込めて『異端者』と呼んでいたが、最近では異端の力を持つ能力者の総称になっている。
●退魔組織『教会』
日本最大規模の退魔組織。各地で起こる異端関連の事件を解決するために、登録している能力者達に仕事を斡旋する。教会と言っても、とある宗教施設とは無関係である。
膨大な情報ネットワークを管理しており、PC達が所属する「心強い団体」として登場する。
●ウズマキ
時空の歪みのことであり、能力者のみが知覚できる異空間。様々な大きさの武器(スキルウェポン)を収納することができる、四次元ポケット。魔法のコインロッカー。
中は時間が進まないと言われている。基本的に、生き物を入れることはできない。
●神に選ばれたもの
能力者には様々な種類があり、突如不思議な力を得てしまった者、代々血に力が宿ることを設定された者、生まれたときから『特例』として力を扱うことを認められた者などがいる。彼らはいかなる力の持ち主であっても、「一般人を傷付けてはいけない」「特別な力は隠さなければならない」というルールのもとで生きている。
そんな彼らのもとへ神は人の前に現れることができる配下を使い、時間跳躍の特例を授けることがある。
神は自らの手で世界に生きる者達を手にかけてはいけない。たとえ相手が悪しき神によって創られた異端であろうが、神自身が排除してしまうとその身は消滅し、また、その神が生み出した大勢の命も消滅の道を辿る。その世界で生きる者を排除するためには、その世界で生きる者達の力でなければいけない。
神の配下は異端によって運命を捻じ曲げられた者達の前に現れ、惨事が起こる前まで時間を巻き戻す。まだ何も起きていない世界で、能力者達は異端を討伐することができる。
この時間跳躍に強制力は無い。神が生み出す「人への強制力」は、生まれたときに設定されたイベント以外は無いからだ。神達の誘いを断り、異端に殺される運命を受け入れるのもまた個人に与えられた自由の一つだ。
■ルールの処理
- 『AW』の中で使用するゲーム用語やルール処理の原則について、必要な情報をここにまとめて解説しておく。
●端数の処理
割り算などの計算の結果として端数が発生した場合、基本的に切り捨てとする。
●ダイスの読み方
『AW』では、キャラクターの行為がうまくいったかどうかや乱数を表現するためにダイス(6面体のサイコロ)を使用する。『AW』では、ダイスには次のふたつの振り方が存在する。
▼nD6
n個(nは1以上の整数)のサイコロ(DはDiceの略)を振って出た目を合計すること。2D6とあった場合、2〜12の結果を得られる。
▼D66
サイコロをふたつ振り、一方を10位、もう一方を1の位として読む振り方。11〜66までの結果を得られる。
D66を行なう際は、あらかじめどちらが10の位(もしくは1の位)であるかを決めてから、ダイスを振ること。
●ROC
ROCとは Roll Or Choice(ロール・オア・チョイス)の略で、表の項目についてダイスを振って決定しても、任意に選択してもよいことを表わす。もちろん、振った後に改めて選択しても構わない。
チャートなどで、ROCするとあった場合、前記のようにして項目をひとつ決定することを意味している。また、表に0のようにダイスでは出ない数値に項目が存在する場合、その項目は任意に選択しなければならないことを意味する。
●表記形式
『AW』では、本文中で次の記号を使ってゲーム用語を表わしている。これらの用語が計算式などに使用されている場合は、その数値を代入して式とすること。
・能力値、戦闘値名は【 】 例:【体力基本値】
・計算式、及びゲーム用語として使用する言葉は[
]
例:[達成値]、[1+レベル]分
■用語集
▼GM
ゲームマスターの略。このゲームにおけるホストプレイヤー。ゲーム中の演出やさまざまなデータ処理、ルールの裁定などを行なう。
▼NPC
ノンプレイヤーキャラクターの略。GMが管理するPC“ではない”キャラクターの総称。
▼PC
プレイヤーキャラクターの略。プレイヤーの扱うキャラクターのこと。基本的にひとりのプレイヤーはひとりのキャラクターを扱う。
▼±50副特技
キャラクターの個性を付けるための演出用副特技。例えば《+50料理》を持つキャラクターなら達成値に+50が付くほど美味しい料理が作れるが、《-50料理》を持つキャラクターは料理下手なためどんなに頑張っても最終的に達成値-50(最低値は1)されてしまう。
▼エージェント
退魔組織『教会』に所属している能力者のこと。教会にエージェントとして登録しておけば、定期的に異端討伐の依頼が入ってくるようになる。大抵の能力者は表の顔(本来の職業)の陰でエージェント業をしているが、専業エージェントも少なくはない。
▼エキストラ
能力や技能などのデータを設定されていないNPCのこと。大抵はダメージを1点でも与えられると死亡する。
▼クラス
キャラクターの戦闘におけるノウハウ、能力、種族を表わす。
▼攻撃
【スキルウェポン】で攻撃や特技などを使用して、対象にダメージなどを与える行動のこと。使用する武器や手段によって複数設定できる。
▼シナリオ
『AW』をプレイするために、事前に設定するプレイ進行の指針。
▼シナリオハンドアウト
各PCにGMから配布されるモチベーションや立場を表わしたもの。ハンドアウト内で記されている「イベント」とは、シナリオ中に起こりうること。
- ▼正気度
キャラクターがショックを受けて正気でいられるかの判定に使う能力値。失敗するとバッドステータス『放心』になる。『異端堕ち』をすると減少し、0になると狂化する。
▼対象識別
敵がいかなる能力を持っているか、どのようなデータで運用されているか調べる【理知】判定のこと。
▼デジャブ判定
以前のループでの出来事を覚えているか思い出すときの【意志】判定のこと。難易度は不可能レベルの目標値20〜30であることが多く、特定の特技を取得しているとき以外はGMが指示したときにしか判定することができない。
▼特技
キャラクターの持つ、魔術や特殊な技を表わす。対戦格闘ゲームにおける必殺技、コンピュータRPGにおける魔術や特殊能力のようなもの。『AW』では、クラスのメインの顔となる強力な特技である「主特技」と、クラスの特徴などを演出する「副特技」という2つの分類に分かれている。
▼能力値
キャラクターの力の強さや頭の良さなどを表わす数値。
▼バッドステータス
単なるダメージではない悪影響を表わすもの。
『重圧』:「タイミング:常時」以外の特技を使用不可になる。回復にはマイナーアクションを必要とする。
『転倒』:移動が不可能となり、全行為判定−1D6。回復にはマイナーアクションを必要とする。
『毒』:クリンナッププロセスごとに1D6点の実ダメージを受ける。特技によって回復できる。
『麻痺』:移動が不可能となり、【回避値】が−5される。クリンナッププロセスに自動回復する。
『放心』:全行為判定−1D6。クリンナッププロセスに自動回復する。
▼プレイヤー
このゲームの参加者のこと。プレイヤーごとに個別にキャラクター(PC)をひとり担当して、セッションに参加する。
▼モブ
集団を表わすキャラクター群。3〜10人の敵を、まとめて1体のモブとして表現する。
▼ループ
経過した時間が巻き戻り、もう一度人生をやり直す、または何度も同じ時間をやり直すこと。
▼レベル
強さの段階を表わす数字。高い方がより強いといえる。
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■SRSの目的及び権利の表記
- スタンダードRPGシステム(SRS)は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ並びに井上純弌の著作物を利用したサービスです。
SRSの目的は、標準化したRPGの制作及びプレイ環境を共有し、より便利で快適なTRPG環境を作り上げ発展させることです。
SRSを利用するにあたり、この目的に同意しこのサービスに参加します。