アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 ぼくのかんがえたさいきょうのカレーをたべてもらう機関シナリオ! 』 3ページ ■
2020年8月23日




 ●マスターシーン

GM/マリアくんの諸々の監視システムの話が何度も挙がっておりました。要は、「監視カメラ的なもの」だとGMは考えております。
マリア/……あっ……。
GM/という訳で別室タイム。とある人物が、君達の調理風景を監視カメラで見ておりました。

 GM/機関のトップ、上門 狭山所長です。

マリア/あー!? 狭山さんだ!
黄/ゲストが豪華〜!(笑)
GM/(狭山になって)「……で、これのどこが聯合免除のテストだと? 私にはただただ……クッキングしているようにしか見えないのだが?」
黄/クッキング楽しかったです!(笑)
波央/しかし言い方がかわいい(笑)
GM/その狭山所長の横には……御臓所属の匠太郎がいます。(匠太郎になって)「そうですね。その通りです。映像の中では料理をしているだけの4人でした」
波央/あ! てめえ!
よな/サイコさんもおった。
GM/サイコさんって呼ばれた(笑) 匠太郎は「良かったです。他に何も無かったということは、本当に良かったということです。何事も無くて」と言います。「それ以外のことがあったら……まあ、それは自分の口から言うまでもなく、こういうことになっていたでしょう?」

 『イベントキー:デストラップ フラグ』
 PCが、とある行動をしていたら即死していたことを表わすイベントキー。
 条件1:銀之助の庭である厨房を破壊したPCが1人でもいた。
 条件2:機関の幹部への暴言を口頭で言ったか。
 (実は≪無音の外套≫で隠れていた、御臓の匠太郎による密告。ただしGM判断で「大山様への暴言」は80パーセント許す)
 条件3:異端堕ちを使った。
 (一本松が異端堕ちを使用したPCを処刑する)


よな/うわ、ありがとう倫理!
GM/「ふざけて爆破オチ」なんて演出したようなもんなら、銀之助が大激怒で即死させていました。料理セッションで爆破とかふざけたことしたなら、死わよ。
黄/火柱、危なかったですね……。
マリア/大山様の暴言はいいんだ!?(一同爆笑)
波央/大山様への暴言に対する判定が甘い!(笑)
よな/大山様への暴言は皆さんも「せやな」って思うんだろうな(笑)
GM/この暴言というのは……機関には『密告』というシステムがあります。逆らう者には死んでもらうという監視体制ですね。現状、GMの目から見て明らかな暴言は無かったと判断してます。
波央/言って……ないよね? セーフ!
GM/黄さんが「銀之助さんと趣味があわない」とのことでしたが、これは銀之助さんを攻撃発言ではないと判断してます。料理の方向性の違いを語っただけですので。
波央/お互いに「美味しいものを提供しよう」という方向性は一緒だからね……。
黄/過去に目玉を飾り切りする提案をして却下されたこととかありますね〜(笑) 「銀之助さんの料理はおいしいんだから、見た目でもっとおいしくしたくない!?」というやつなので!
GM/提案であり、批難ではないのでセーフです。3つ目の『異端堕ち』は……クリティカル化を狙って達成値30を叩き出そうというPCがいたら、殺してました。
よな/真っ当にお料理しました!
波央/さすがに、料理で異端堕ちを使う考えは無かったわ。
GM/というのも、異端堕ちルールは『AW』のヒーローポイントではありません。世界観設定的には「邪悪な異端になる」ですからね。そんな危険な奴、組織にいたら殺すに決まってます。なので匠太郎は「問題は無いかと思います!」と所長に報告します。
波央/なんかこいつの報告で命拾いすんの腹立つな(一同爆笑)
GM/まあ、ぶっちゃけ匠太郎の仕事ポイント稼ぎのようなもんですからね。(匠太郎になって)「なんか怪しいな〜、ちょっと機関の為にならないんじゃないかな〜と一瞬でも思われた4人ですが、調理する必要は無いかと!」
よな/油断のならないお人だな、匠太郎さん……。
GM/(狭山になって)「ふむ。では4名は聯合の必要は無いと判断する。無駄な時間を取らせた。この件は終了する。そう4名にも報告したまえ」
マリア/はひ……生きてて良かった……。
黄/心臓に悪い……(笑)
GM/「あとカリーは私も味見させてもらおう。後で持って来るように」
よな/発音が良い!(一同爆笑)
マリア/狭山様のそういうところ、大好きなんですよねー!(笑)
GM/狭山はシーン退場します。そして匠太郎は……「ま、いっか。4人に報告しなくて!」
波央/おいっ!?(笑)
よな/こんにゃろ!?
マリア/ホウレンソウしてー!(笑)
GM/「俺の代わりになった3人は聯合コースでいいんじゃないかな、何の弁解も所長にはしてないからね〜」 ……ではここで、デストラップフラグを全回避したので特別イベントが発生します。

 「勝手な動きをすると腹が立つのは、俺も同じなんだが。……匠太郎」
 「げっ」
 匠太郎の背後に、長身の男・一本松が立つ。
 その男の背後には、人外の青年と、とある研究者の2名。そして一本松の手には、ある計画の報告書が握られていた。


マリア/ひゅう! 盛り上がってまいりました!(笑)
GM/メタな説明をすると、燕くん、榑嗣さんがいて、一本松の手元にはヨツちゃんの資料があるという『地獄卓のPCの存在』を表わす表現です。ヨツちゃんはまだこの時点では自我が無いのでシーン登場不可なの。ごめんね。
よな/自我が生えるのはこれからだもんね!

 「……勝手にお前の代わりに人を立てた結果、この通り、何の関係も無い頭垓の研究員達が怒っているじゃないか」

波央/榑嗣は「いや、本当、訳わからないまま俺ちゃん死ぬとか、ありえないんですけど!?」って怒ってますよ!
マリア/燕も「冤罪というやつでは?」と拘束された手錠をじゃらじゃらしてます!(笑)
波央/(榑嗣になって)「俺ちゃんはただ自分の研究に必要な素材探しに行っただけなのに! そしたら急に肩叩かれて『キミ、今からカレーね』とか意味判んないでしょ!? 訴訟だー!」(笑)

 「……だそうだ。簡潔に言うならば……匠太郎の勝手で無関係な3人を銀之助に殺させるのは、俺の気分が良くない。取り消させてもらう。……何か反論はあるか?」
 「ないでーす……。
 ……その、お仕置きとかしますか? このベビーフェイスに? てへぺろ」
 「…………所長に対して仕事をしてきた後なんだろう。労ってやる」


GM/匠太郎に腹パンします。
マリア/キッツイやつだ!(笑)
波央/キャー! 腹パンして! ……いや、されたら死ぬが!(笑)
GM/匠太郎は≪シュテンドウジ≫なので一発で倒れます。
よな/死の威力では!?(笑)
GM/「……匠太郎のことだからこのシーンが終わったら復活するだろ。名賀岡、仕事に戻れ」 榑嗣さんを無事、返らせます。
波央/(榑嗣になって)「どうもお世話になりました! 今度良い栄養ドリンク差し入れますね! すたこらさー!」 拘束されてた実験体のことはちゃんと見てねえです!
マリア/そっか、燕と榑嗣さんが会うのはまだ先の話だもんな……。
黄/未来の初対面に繋がるんですね……。
マリア/目の前であんな腹パンを見たら動けないわな……(笑) 大人しく一本松さんの後ろにいます。
GM/突然、一本松が後ろの燕くんに話し掛けます。「……御臓の匠太郎がお前に目をつけたのは、偶然でもなんでもなく、俺がお前を見つけてたからだ。……災難だったな」
マリア/燕は……一本松さんの言葉に目を丸くします。
GM/一本松は、天足の売れ残りや頭垓の実験体を、何故か朱指に連れ込むという「悪癖」がある。匠太郎いわく「自分のもとで殺す」そうだ。そういう趣味の男らしいよ。
波央/……悪癖……。
よな/駆け込み寺ならぬ、呼び込み寺だよな……朱指って。
マリア/……一本松さんがどうして自分なんかを気にかけてくれるのだろう。疑問しかないと思います。だから……。
GM/だから?
マリア/「災難であったとしても、貴方にそんな言葉をかけてもらえるのは幸運でしたね。随分聞いていた話とは違い、貴方は……優しい方だ」 俯きながら笑います。
GM/「……ハッ」 鼻で笑います。「縁があったら、朱指で死ぬまで働かせるかもな。覚悟しておけ。自分に運が無かったら、また」 一本松は拘束具を付けた燕くんを、元の場所に戻しに行きます。これから動き出す計画の書類を伏せながら。
マリア/「……もしも運命の巡り合わせがあるなら、またお会いしましょう」 目を細めて、その背中を見つめながら、戻ります。……寂しい背中だな、と思いながら。

 どこかの世界線では、朱指にジェイソンがいたかもしれない。そんな世界線もあったかもしれない。それは、彼には関係無いこと。
 ――伏せた置いた書類は、誰にも読まれることなく、計画が動き出す12月31日まで眠り続ける。
 どこかの経由で、その書類が外の組織・レジスタンスに伝わることもあるだろうが、それもまた別の話……。

波央/「朱指のジェイソン」って普通に怖い奴じゃん(笑) 波央の同僚にジェイソンがいた可能性もあったかもしれないんだ。
マリア/普通に前線にいた世界線、ありそうですよね……。


 ●クライマックスフェイズ

GM/君達は出来上がったカレーを持って、席に着く一本松の前に立つ。そして現れる西大家 銀之助。
よな/ごくり……(笑)
波央/ラスボスだ……。
マリア/存在感がある……!
GM/(銀之助になって)「皆さん。お疲れ様でした。よくやりましたね。……失敬、ただの失言です」
黄/褒め……られた!?
マリア/はわわ、お褒めに預かり光栄です!
よな/みんな、力を尽くしました!
GM/「頑張ったことに対して評価はします。激おこ度も昨日に比べれば格段と低くなっています。私が取り乱すことはありません」
黄/激おこ度。
波央/ちょいちょい語彙が可愛いんだよな……(笑)
GM/「あったかく美味しいうちに実食に参りますか。貴方達は、剣菱 一本松が満足するカレーを作れたか。貴方達は生きるか死ぬか、ここで決定しましょう
マリア/カレーに生殺与奪を握られている!(笑)
黄/銀之助さんも実食してくれるアルか?
GM/「もちろん。私も味見します」 その前に、このクライマックスフェイズのルールを説明しましょう。
マリア/ルールがある!?(笑)

【カレーの点数】
 AF判定の達成値に50を足したものを点数とする。
 現状の結果→よな:59点、黄:62点、波央:66点、マリア:61点。


波央/ほーん!?

【銀之助の評価(50点からマイナス)】
 1:清潔であるか。不潔な描写があった場合、−20点。エプロンをつけない、手を洗わないなどの場合、マイナスする。
 2:食べられない物が入っているか。入っていた場合、−20点。
 3:味は良いか。どう考えても不味い場合、−20点。達成値6以下のものは、まずいと判断。マイナスする。
 4:色彩豊かか。もし食に値しない色のものだった場合、−10点。アメリカンスイーツなものは、異常と判断。マイナスする。
 5:思いやりがある料理か。明らかに至らない場合、−10点。
 6:シェフの気まぐれマイナスポイント。銀之助の機嫌は良いか悪いか。作ったシーンプレイヤーは1D6を振る。
  1が出たら、−30点。6が出たら、+10点。ただし、好感度の分だけ振り直すことができる。


波央/シェフの気まぐれマイナスポイントが理不尽!(笑)
黄/手を洗うとか当たり前すぎて描写した覚えが無い!
マリア/エプロンを立ち絵から付けてたから敢えて描写しなかった! 失念してたな!?
よな/えっ、面白いな……でも生きれるかな、これ!?
GM/なおかつ、銀之助がどんどんと突っ込みを入れていきます。それによりダメージロールが発生します。
波央/波央の現在【HP】は9点ですね!? 死では!?
黄/あ、後でイニシアチブプロセスで回復します!(笑)
よな/実質戦闘だな……!(笑)
GM/実際に戦っていきましょうか。第1回戦はトップバッターよな!
マリア/ジャンプっぽい!(笑)
波央/マジでグルメバトルやんか!(笑)

 第1回戦:褪尾 よな 〜スイートビーフカレー〜

GM/(銀之助になって)「よな、貴方は……≪守護の石≫相応のエプロンを装着しましたね。素晴らしい。基本中の基本をこなしています」
よな/は、はい! しました! 尻尾にも、カバーしました……!
黄/褒めてくれる……(笑)
GM/「尻尾もしまった。素晴らしい。私がつつきたかった一番のポイントを回避しやがりました。素晴らしい」
波央/しやがりました!(笑)
よな/ありがとうございます! お耳も三角巾していただきました……!
GM/「獣特有の『それ人間が食うもんじゃねーよ』な物も入れませんでした。拙いながらも、頑張ったでしょう。珈琲、ハチミツ、林檎を全部入れる……そのような選択を、貴方はしませんでした。めちゃくちゃの味付けで、逃げなかった。素晴らしい。マイナスする必要は無いでしょう」
黄/ファインプレー!
マリア/本当に正当に料理の評価をしてくださっている!(笑) 確かに、全部混ぜちゃう演出もありうるもんな。
波央/味の評価ちゃんと見てくれる銀之助さんの好感度が上がる……(笑)
GM/「思いやり、未熟ながらも貴方は彼にエネルギーになってもらおうと気遣いができている。アドバイスに従い、他人の声もしっかりとその大きな耳で聞き入れ、幼いながら頑張ったと言えるのではないでしょうか」
黄/うんうん!
よな/ありがとうございます! 味の方向性は揃えるべきだなって思って……そういうアドバイスもありましたので!
GM/「ただ……ご飯を自分の意思では、炊かなかったようですね。『炊き立てご飯は常にありそうな食導台所なので』とまるで他人任せのような発言! 自分で炊こうという意思は感じられない!」 3D6点の【HP】ダメージを与えます。(ころころ)9点霊力ダメージを受けてください。
マリア/こわいこわい!(笑)
GM/なお、銀之助がよなに対する好感度が「1点」あるので、これでもダメージが減っています。貴方への叱咤です。
よな/叱責に、はっとした顔をして、思い切り頭を下げる……!
GM/そんな3D6を振るった銀之助の機嫌はどうか。よなは1D6をしてください。1がでたら……点数が−30点されます。
よな/申し訳ありませんでした、ご飯は確かにこちらの怠慢でした! 甘んじて受けます!(1D6ころころ)4!
黄/セーフ! 良かったー!
GM/それでは次に……一本松が実食します。(一本松になって)「……いただきます」
黄/「いただきます」を言う一本松さんを膝に受けて倒れた。
GM/死ぬの、はえーよ(笑) 「……あ、うまい」
波央/一本松さん見るとホッとするセッションか?
マリア/飴と鞭が激しいセッションですね!(笑)
GM/「……甘口は、食べやすくて良い。林檎とか、ヨーグルトとか、そういうフルーツフレーバーのカレーは、嫌いじゃない。……むしろ、好きな方だ」
よな/ふえ……拙いカレーをおいしいって言ってくれたの、ありがたい……。

【一本松の好み(加算ポイント)】
 5:フルーツフレーバーのカレー(+5点)


黄/ええっ!?(笑)
よな/へ……あれ? 好み……?

【一本松の好み(加算ポイント)】
 よなのカレー辛さ調節:3
 3か5の場合、+10点。


よな/まじで? 甘いのお好きですか、もしかして!
マリア/これは……一本松さんの好みを把握するセッションですか!?(笑)
GM/「……よな」 一本松が声を掛ける。「カレーを好きだと聞いたが、それには理由があるのか」
よな/えっと……あります。よなが初めて食べた、ちゃんとしたご飯が……子ども向けの甘いカレーだったんです。だからちょっと思い入れがあります。……でも、まだまだですね。次は美味しいご飯を炊けるようになります。
GM/「……そうか」

【好感度】
 一本松の好感度2点分、1点につき以下のことが行なえる。
 ・銀之助のマイナス点数を無かったことにする。
 ・銀之助からのダメージを無かったことにする。
 ・点数に5点追加する。


GM/銀之助のマイナス点数は無かったですし、HPダメージも許容範囲。なら一本松の好感度2点は、+10点しましょ。59+15+10=84点かな?
マリア/優しさがママ! 好評価だ!
よな/嬉しい! 凄い点数を貰えた!
波央/ここのやり取りがもう満点!(笑)
黄/お腹いっぱいです……(笑)
よな/あの! いつか必ず100点のフルーツカレーを作りますので! 良かったらそのときまた召し上がってください……! 一本松さんに頭を下げます!
GM/「……ん」 頷いて、よなちゃんの甘口カレーをずっと食べてます。

 第2回戦:黄波浪 〜激辛キーマカレー〜

GM/「さて、採点していきましょうか。黄 波浪のカレーを!
マリア/ふおお……緊張感が戻ってきた!
GM/「まず、黄 波浪。貴方は……割烹着を着て戦場に挑んだ。自前の包丁を操り、調理器具の扱いにも文句無し。三角巾を付けさせるなど、気遣いも出来ています。困ったことに。素晴らしい」
黄/ハイ! 銀之助さん仕込みなので!
GM/「手際も良いですね。スピーディに次々こなすのもポイントが高い。マイナスする箇所などてんで見当たりませんね」
マリア/おおー! 高評価!
よな/プロの腕前ですね!
GM/「食べられない物など入れる訳がない。それどころか見栄えを気にしている。卵のアイデアなど、目で楽しませる努力も惜しまない。良いでしょう。思いやりは、他人に対する的確なアドバイスの時点で合格点です。文句がつけられませんね。これは私も見習う箇所です」
波央/さす食〜!
黄/嬉しいアル……。でも褒められすぎて、逆に怖くなってきたぞ……(笑)
GM/「それにしても、貴方、日本に来ていったいどれぐらい時間が経っているのです?」
黄/(ころころ)9ヶ月アル。
GM/「なんと。1年経ってませんでしたか」
波央/日本語、お上手ですね!?
黄/言葉覚えないと死ぬアル。必死アルヨ。半年はいるけど、まだよそ者感を覚えております。
マリア/頭が良いんだな!
GM/「300日ほども日本にいますか。そして頭垓本拠地ではなく食導に入り浸り、ふむふむ、まだまだ新参者。……なるほど。自分は万人の好みがまだ理解できてないのは仕方ないと言いたいですね? ……まだ日本の味が判らないと、のたまっていらっしゃる?」
黄/え? ……え?
GM/「貴方、他人の好みを理解しようという気はあるんですか? 無いんですか?」
黄/エッ!? 日本人の人間に味見してもらったアルヨ!? ダメだったアルか!?
GM/「貴方自身がまだ味を理解してない、発展途上である、それなのに一流料理人の顔をして私に文句を言う……その態度!」 3D6のダメージです!(ころころ)10点の霊力ダメージを受けてください!
黄/申し訳ないアル〜! 辛かったアルか!? ひんひん!
よな/心臓が、きゅっとなる……(笑)
GM/シェフの気まぐれポイントいきます。黄くんは1D6をしてください。1が出たら……−30点されます。
黄/はーい。(1D6ころころ)1。……ちょっと!?(笑)
マリア/あわわ!?
GM/銀之助さんのポイントがあります! 好感度分だけ振り直せるよ!
黄/妨害しておいて良かった! ゴメンありがとう波央くん!(1D6ころころ)1。うっそおおおお!?
よな/ギャインッ!?(笑)
黄/皆さん、短い間だったがお世話になったアル。
マリア/ああー!?(笑) こ、これは≪悔改めよ≫してもいいですよね!?
よな/こう、こう……相性の悪さをひしひし感じる(笑)
黄/≪悔改めよ≫ください! また1だったら潔く死にます!(笑)
マリア/ぎ、銀之助さんお待ちください……! 再度冷静にご判断を! そして黄さんも! お言葉を改めて! ≪悔改めよ≫!
黄/ワタシのような若輩者四川人が大きな口を叩いて誠に申し訳なかったアルー!(ころころ)2!
波央/セーフ!
マリア/よ、良かったー!
黄/でも出目! 2って低い! こんなに地を這うことありますか!?(笑) 死ぬかと思ったアル!
GM/出目が良すぎてある意味、最高でした(笑) しかし−30点は無いです。おめでとうございます。では一本松に実食してもらいましょう。(一本松になって)「失礼。……いただきます」
よな/癒しタイムだ……(笑)
波央/もうダメ、一本松さんを見るとホッとする……(笑)
GM/「…………ん……」 一本松は、飲み物を探す目になります。
マリア/辛いもんね! かわいい!(笑)
黄/牛乳を差し出します。辛い物を食べたときには水より牛乳がいいって日本人が言ってたアル。
GM/「……ん」 頷いて、牛乳を貰う手。「あまり……キーマカレーは、食べたことないんだ。店にあっても、そんなに選ばない。だからこれが、美味しいかどうか……」

【一本松の好み(加算ポイント)】
 亜種:ハヤシライス、キーマカレー、カレーうどんの場合、作ったシーンプレイヤーは1D6を振る。
 偶数が出たら、一本松が好みを自覚して+20点。奇数が出たら、あまり食べなくて目新しく慣れてないため+3点。


波央/あ、マイナスは無いんだ……優しい(笑)
マリア/食への好奇心を感じる(笑)
黄/えっ、これ、出目次第で一本松さんの好みを作ってしまうということではないですか? 怖っ! 命の危機より怖くて手が震えるんですが!?(ころころ)5、よし奇数!
GM/「よし」なのか(笑) 「……前にキーマカレーを食べたのは、いつだったのか。あまり食べ慣れてないんだが、うん、うまいと思う」
波央/せ、誠実〜!(笑)
よな/真新しい味を堪能する切っ掛けになるも、ほんと……趣深い。
GM/「ただ……辛いな……」
黄/申し訳ないアル〜! ワタシの舌が控えめな辛さを認識できないばかりに……唐辛子はもっと控えめがいいアルネ。

【一本松の好み(加算ポイント)】
 黄のカレー辛さ調節:10
 辛さ:1か10の場合、−5点。


GM/でもGMは思いました。……しっかりとプレイヤー発言で「卵で辛さを調節できる」とハッキリと言ってました。
よな/卵の心遣いが、ここで活きる!?
GM/GMも辛いカレーには卵を入れて調節するタイプの辛いもの苦手なカレー好きなので、ここでマイナスしたくない。黄くんが1D6を振って……もし2〜6が出たら、辛さ「9」以下になる。1が出たら「10」のまま本当に辛いということにしてもいいかな?
黄/食べやすさは! 食べやすさはあるかと思います! ……これは1が出るのでは?
GM/もう出ないと信じて!(笑)
波央/と、頭領! 卵を絡めたらマイルドになると思います! カレー少な目でご飯多めにすくって食べたらちょうど良いと思うんですよ!
黄/(ころころ)3。出目がデッドゾーンを脱した!
マリア/良かった!(笑)
GM/「……うん。卵がマイルドにしてくれる。おいしい」 減点−5点は無しにします。
黄/優しさに拝むアル!
GM/「……なんでお前、わざわざ機関に来た?」 新参者だという黄くんに、尋ねます。
黄/研究のためアルヨ〜! 例えばおいしいごはんにHP回復効果がついてたら、効率と人生最大の幸福を同時に享受できるアル。
GM/「わかる」
マリア/即答!(一同笑)
GM/「なるほど。そのためにわざわざ日本の、こんな山奥に。物好きがすぎないか……」 うっすらと、痺れる唇を指でこすりながら笑います。
よな/死人が出る描写だぞ。
黄/ここには銀之助さんがいるアル! 彼の料理は我々の界隈では有名アルヨ〜。他に選択肢なかったアル。
マリア/異能の料理人・銀之助さん、海外にまで名が轟いているんだなぁ。
波央/異能系の料理人の間じゃ三つ星シェフ扱いされてそう。
黄/銀之助さんは厳し……じゃなくて、ワタシが未熟者のダメダメなので挫けそうになってたアルが。やっぱりもっと勉強したいアルネー。ご指摘から学ぶこと多いアル。
GM/(銀之助になって)「これがカレー勝負じゃなければプラス点数していたところですね。関係無いのでここではしませんが」
マリア/銀之助さんも素直でかわいい(笑)
よな/銀之助さんのそういうとこ、めちゃ良い(笑)

【好感度】
 一本松の好感度2点分、1点につき以下のことが行なえる。
 ・銀之助のマイナス点数を無かったことにする。
 ・銀之助からのダメージを無かったことにする。
 ・点数に5点追加する。


GM/(銀之助になって)「ポジティブなのは良いことですね。そういうところが貴方の良いところ……。さ、さっさと10点プラスすればいいんじゃないですか!?」 いきなり早口になる銀之助であった。
黄/可愛い(一同笑) はい、10点プラスさせてください!
GM/「貴方の実力は、認めてない訳ではないのですからね!」 62+3+10=75点でした。
黄/及第点ではないですか!? 一時は本当に死ぬかと!(笑) 感激します、ワーイ!
波央/良かったー! 一時はどうなるかと思ったけど! 良かったー!
マリア/ハイタッチハイタッチ!
GM/よくあのマイナスからここまで持ち直したもんだ(笑) 辛いと言いながら、一本松はぺろっと食べてます。挽肉おいしいもん。
黄/辛くても旨味があって手が止まらない四川料理は最高なんだ!
GM/四川料理は寒いから作られた熱い料理だもん、12月の冬メニューにはいいぞ!

 第3回戦:来海 波央 〜パリパリ皮のチキンカレー〜

黄/イニシアチブプロセスに、波央くんに≪セイシンオウヤ≫を使います。(ころころ)【HP】を19点回復してください〜。
波央/黄さんありがとー! 凄く感謝! 【HP】28点まで回復! 縋りつく!
黄/よーしよしよしよし。いいってことアルヨ、ファイトファイト!
GM/(銀之助になって)「……次の人。準備はよろしいですね? 来海 波央。貴方の断罪の時間が参りました。覚悟なさい」
波央/はい! すいません! 煮るなり焼くなり! スターディング土下座!
よな/波央さんはめっちゃ堅実に頑張ってたので、きっと大丈夫……。
GM/「まず、来海 波央。貴方は……雑談が過ぎる!
波央/ガハッ!?(一同爆笑) ぐうの音も出ねえ!
GM/「正直、貴方達以外も全員点数を下げてやろうかと思いました。だが率先して思い出話に華を咲かせていたのは、何を隠そう貴方のシーン! 弁解は?」
波央/ありません! できません!(笑)
マリア/あ、あっ……それは、自分が話を振ってしまったのに申し訳なく!(笑)
GM/見事な妨害でしたね、マリアくん。「実はですね、シーンプレイヤーで唯一……清潔面に関する演出が何一つ無かったのも、貴方のシーンでした」
波央/そうなんですよね、失念。
GM/「早めに終わらせよう、余裕を持とうというスタンスは否定しません。否定しませんが点数をつける目安として、準備段階を怠った貴方に問答無用で点数を下げましょう」 −20点が発生します。
波央/これは普通に忘れてた自分が悪い! 波央は普段、料理をしなさそうだもんな……。
GM/「しかし、不慣れながら昨晩からしっかり調べ物をしていた。それでこの戦闘に臨んでいた。そこは、努力していることを評価しましょう。ルーを使わずわざわざスパイスからという難しいコースを、無事こなした。これも努力の賜物です。素晴らしい心意気ですよ」
黄/あれは美味しそうで凄かったですものね。
よな/普段しない人がスパイスからチャレンジしてしっかりやってたの、マジで凄いです。
波央/ありがとうございますう……ずびっ。
GM/「何より、横着をしなかった。異能を使ってラクをしようとはしなかった。……したら即死コースでしたね。貴方の死の原因ですもの」 また≪テレキシネス≫を使おうなら特別項目でー80点しましたよ。
波央/次のレベルアップ時にリビルドして≪サイコキネシス≫切りますわ。
よな/サイコキネシスとの決別!(笑)
GM/「だからこそ! そこまでやっておきながら、雑談が過ぎる! 料理に専念して味を良くしようという思いやりが無いのですか!? 思いやりが明らかに無いと判断します! −10点!
波央/すいません! つい一本松さんとの思い出話に興が乗ってしまいました! 一本松さんに美味しいカレーを食べてもらいたいばっかりに気が逸れた!
GM/現状−20−10……合計−30点ですね。「はあああああ、大変な結果ですねこれは。2つも減点ポイントが入りました。おこポイントが2D6ダメージプラスしちゃいましょう
黄/おこポイント……(笑)
よな/ちょいちょい可愛い単語選びをなさる。生きて(笑)
波央/ドナドナが……ドナドナが聞こえる(笑)
GM/それでも波央くんへ好感度が1点あるのでダメージ−1D6。4D6点ダメージですね。(ころころ)6、5、3、3で17点の霊力ダメージ。
マリア/出目が高い! おこおこしてる!(笑)
黄/回復しておいて良かった! なんとか生存した!(笑)
GM/「ちっ、殺れんかったか」
マリア/ヤル気満々!(一同爆笑)
GM/では、気まぐれ減点に参ります。波央くんは1D6をしてください。1が出たら−30点されます。
波央/ひい、殺意……。(ころころ)2! ヨッシャ!
GM/「ちっ、まだしぶとい」
よな/めちゃめちゃ殺意が強い!(一同笑)
波央/したらば、安心してさっきの減点打ち消しに一本松さんポイント使いますう!
GM/(一本松になって)「そろそろいいか。……いただきます」
よな/癒しの時間だ〜! 一本松さんセラピー!(笑)
マリア/空気を読んで実食一本松さんかわいい(笑)
GM/「…………」 もぐもぐ。もぐもぐ、もぐもぐ。
波央/お味……いかがですか……。
GM/「…………」 もぐもぐ、もぐもぐ、もぐもぐ。
黄/スーパー癒しタイム……(笑)
よな/夢中で食べてる、可愛い(笑)
波央/いやもうほんと、不出来ですいません……。

【一本松の好み(加算ポイント)】
 1:チキンカレー、唐揚げ、鶏肉料理(+20点)


GM/おめでとうございます、最高得点です。
波央/うっそ!? まじ!? チキン当たり!?
黄/チキンが一番お好き!? 波央くん、運命力を持ってる!
GM/そう、一本松の一番好きなものはチキンカレー設定なんです! 波央くん、大当たりでした。
よな/おおー! 凄い!
マリア/一本松さんのこと分かってる!(笑)
波央/わー!? きっとカレービュッフェでチキンカレーを空にしたのを覚えてたんだ!
GM/黄くんのキーマカレーのときに偶数を出したら同じ20点を獲得だったんですが、これは時の運。
黄/奇数で良かった。
GM/奇数で良かったのかよ(笑) 一本松は無言になるほど、もぐもぐとチキンカレーを食べています。
マリア/無言で食べてるハムちゃん!(笑) たくさん食べていただきたい!
波央/うう、いっぱい食べる一本松さんが好き……お代わりも食べてください!
GM/辛さに関しては何も言いません。可もなく不可もなく、だったのでしょう。「7」設定だったからね。

【好感度】
 一本松の好感度2点分、1点につき以下のことが行なえる。
 ・銀之助のマイナス点数を無かったことにする。
 ・銀之助からのダメージを無かったことにする。
 ・点数に5点追加する。


波央/銀之助さんのマイナス点数打ち消し×2回でお願いします!
GM/66+(−20−10←無かったことに)+20=86点、かな?
黄/高得点!
波央/なんかこう、銀之助さんの逆鱗に触れて、一本松さんからの評価で持ち直すの、朱指PCっぽい……(笑) 良かった、生き残れた!

 第4回戦:マリア 〜元気が出るトマトカツカレー〜

GM/(銀之助になって)「まだまだ終わりではありませんよ。私の猛攻は止まりません」 マリアくんのカレーの実食に参りましょう。
黄/進撃の銀之助さん。
波央/そのとき機関員は思い出した……銀之助さんの逆鱗に触れる恐怖を(笑)
マリア/ひい、緊張する……(笑)
GM/「マリア。良く頑張りましたね。よく火柱を上げずに頑張りました。そうですよね? です、よね?
黄/圧が凄い(笑)
マリア/はい! はい! 今回は上げませんでした!
GM/「気遣い。大勢で相談しあって、どうやったら他人を思いやることができるか。しっかりと考えたそうじゃないですか」
マリア/は、はひ、65人全員で考えました!
GM/(一本松になって)「…………多いな……」
黄/小声でツッコミしてくれる一本松さん!(一同笑)
GM/(銀之助になって)「貴方はよくやっています。気遣いが出来ている。人ではないのによくできました。大いに褒めてさしあげましょう。食べられないものもいれていない。格好を気にしてもいた。味わいもしっかりチェックしていた。よろしいよろしい」
マリア/あばばばば! お褒めに預かり光栄です!
波央/褒められてるのに怖いんだよな(笑)
GM/「ところで、ある方から、私に直接マリアに対する苦情が入りました。聞きますか?」
マリア/は、はひ……!?

 ウズマキさん「なんかマリアのシーンでの私の扱いひどくね?」

黄/ウズマキさんー!?(一同爆笑) 泣いちゃったし焦げちゃったウズマキさんじゃないですかー!?(笑)
よな/それはよなの責任ですねー!(笑) ごめんなさいごめんなさい!
マリア/確かに、確かに設備のごとく使用していましたもんね! 申し訳なく……!
GM/「こんなところで苦情が入るなんて。やっぱり貴方、気遣いというものができてないのでは? やはり人の心が無いのでは? 未実装ですか? 少し運用休止してしっかりお勉強するべきでは?」
マリア/あ、ああっ、返す言葉もありません! 次回のアップデートはウズマキへのサポートを導入することがいま運営側で決定しました! ウズマキのクレームを聞くなんて銀之助さんも大変でしたでしょうに……!
GM/「食導はサービス業ですからね」
黄/ウズマキのクレームを聴取できる銀之助さんマジ有能。
波央/というか、ウズマキってクレーム言えるんだな?(笑)
黄/ウズマキの自我、とは……?(笑)
よな/でもつまり裏を返せば、マリアちゃんはそつが無かったってことだな。
GM/「彩りを考えて皿の盛り付けをしました。これは非常にポイント高いですね。うむ、仕事は出来ている。生肉も出していない訳ですしね」
マリア/うおお、食中毒は怖いので! 中の人が。
GM/中の人の生レバーの被害は、御愁傷さまです(一同爆笑) そう、貴方は……貴方に対するマイナス点は、無いといっていい」 基本3D6+理不尽な1D6−銀之助ポイント1D6ダメージにしておきましょう。
マリア/理不尽!(一同笑) 恐れ多い言葉で……!
GM/(ころころ)出目が5、5、4。ふむ、霊力14点ダメージをどうぞ。
マリア/あうち! ほわ、生きてます……。
GM/さあ、マリアは1D6をしてください。もし1が出たら−30点されます。
マリア/うおお、いきます!(ころころ)5、ほっとした!
黄/5、これはかなりご機嫌に近いアル 良き良き。
よな/そして、実食タイム。これでラストか。
GM/(一本松になって)「……もう最後なのか。いただきます」
マリア/んああ、セラピーのお時間だ! ほっとしますね!(笑)
GM/「もぐ。……ん、いける」

【一本松の好み(加算ポイント)】
 3:カツカレー、豚カツ、ハムカツ(+10点)


波央/お、カツ! お好みでしたか! やっぱ肉食なんだ。
よな/がっつりお肉、高評価!
マリア/お肉系が好きなの可愛いですよね。おいしそうに食べてくれるのが最高!(笑)
GM/肉パリパリを、しっかりと味わっています。辛さは……「4」でしたね?

【一本松の好み(加算ポイント)】
 マリアのカレー辛さ調節:4
 4でピタリだった場合、+20点。


よな/おおー! お見事、ピタリ賞だ!
マリア/ありがたき〜! サーバーで統計を出した可能性です!
波央/マリアサーバーの叡智の集合だ! 「一本松さんはこれぐらいの辛さのカレーの時、お代わりがいつもより多い」とかそういう統計なんだろうか(笑)
黄/統計学ができる、機械の強みだ!
GM/「……ん?」

【一本松の好み(減点ポイント)】
 嫌な物:果肉系の野菜がそのまま入っていた場合、−20点。

黄/おっとぉ!?(笑)
マリア/果肉系の野菜、嫌なんだ!?(笑)
GM/えーと……トマトが果肉系の野菜は、入ると思います。ぶちゅっとした食感がダメとか……でもこの果肉系は、「パイナップルカレー」や「茄子カレー」といった、分かりやすい果肉系として設定されていると思うんですよね。
マリア/なるほどな……。
GM/ですが、マリアくんは「生のトマトを添えてもいいかな? と思ったんですけど、カツの味を楽しんでほしいので、やめました!」とハッキリ明言しているんですよね。
黄/おおっ、言ってましたね!
GM/この発言が無ければ、−20点確定だったと思うんですよ。半減が妥当だと思うんですが、どうでしょう?
よな/妥当かと!
波央/食べれないほどじゃないけど、何かもにょる的な……。良いと思います!
マリア/ありがたや〜、お慈悲をいただき感謝! 人のことを思って料理するのって大変なんだなあ……食育を感じますね(笑)
GM/なんか良い卓になってきた(笑)

【好感度】
 一本松の好感度1点分、1点につき以下のことが行なえる。
 ・銀之助のマイナス点数を無かったことにする。
 ・銀之助からのダメージを無かったことにする。
 ・点数に5点追加する。


GM/マイナスも無かったし、点数に5点追加するで大丈夫かな。61+10+20−10+5=86点? あ、これ波央くんと同点?
マリア/わーい! なんと同着1位!
GM/(一本松になって)「……ごちそうさま。どれも甲乙つけがたい。正直、4人ともどれも美味かった」
マリア/ママがとても褒めてくれる……(笑)
波央/有りがたきお言葉〜!(笑)
GM/「どれか1位は、言えない。……キーマカレーも少し勉強したいしな」
黄/辛さ控えめのキーマカレーも試してほしいアル〜! きっとおいしいアル!
GM/(銀之助になって)「さて貴方達は見事、赤点の30点を取りませんでした。全身を真っ赤にする必要は無いということですね
マリア/赤はその言葉の通りだった!(笑)
波央/活け造りは、回避……!
黄/銀之助さんの活け造りになるのはやぶさかではないが、もっと生きたいアル! ヨカッタ!
GM/「何より、そこの人(一本松)から、そもそも貴方達を聯合する必要は無いと上門所長から報告があったと聞いております。貴方達がひどい料理を出して私をおこおこのおこにしない限り、聯合などするつもりはありませんでした」
マリア/……おこおこのおこ(笑)
黄/そうだ、狭山様にもカレーを持っていかなきゃだった!
マリア/後でこのカリー達を狭山さまの所に持って行きましょう!
GM/「貴方達は地獄ルートを回避したのです。喜びなさい、貴方達は地獄卓にはならなかった。良ろしいですね」
よな/はい、ありがたき喜び……! 閻魔様と顔合わせることにならず良かったー!
波央/地獄(を味わったけど)回避卓ですね!
GM/(一本松になって)「……それを上門所長に持って行くのを、止める義理は無いが。まだ鍋にお前達4人のカレーは、残っているのか?」
よな/はい! まだいっぱいありますよ!
波央/いっぱいあるし! 足りなかったら作り足します!
マリア/おかわりでしたらカツもまだ残っておりますとも!
GM/「いや、おかわりは貰いたいが。……朱指の連中も呼んで構わんか?」
黄/カレーパーティーアルね!?
よな/わあ、皆さんでカレービュッフェ!
マリア/きゅん……喜んで!(笑)
GM/「あと、数杯……少し迷惑を掛けてしまった連中に持って行ってやりたい」 口にはしませんが、燕くんと榑嗣さんに差し入れをしたいと頼みます。
マリア/徳を積みすぎて解脱してしまうのでは? 燕も「優しい」って言いますよ!?(笑)
よな/もちろんいいですよ! 団体さんが来ていいようにお支度しないとですね。
GM/(銀之助になって)「朱指の若い子達に『カレーで衣類を汚すんじゃありませんよ』と再三注意なさい。では私は夕食の準備がありますので失礼します。よく私の罵倒に耐えまし……あ、後は好きに楽しみなさい!」 銀之助、ツンデレ構文を用いて退場。
マリア/銀之助さん! ご指導ありがとうございました!
黄/ありがとうございましたァー! 今後ともよろしくアル!
よな/ご迷惑おかけしました、本当にありがとうございました!
波央/もう二度と≪テレキネシス≫使いません! ……銀之助さん、由緒正しいツンデレだったな(笑)
GM/それでは君達は、大勢に振る舞ってくださいね。自分達の自信作を。朱指の若い連中が「ひゃっはー! カレーパーティーだー!」と突撃してきますので。
波央/うわ! うっせえのが来た!(笑)
よな/賑やかですね!(笑)
GM/「これ全部食べていいのか! うめうめ!」 おいしいものをおいしいおいしいって食べてくれますよ。
マリア/こんなに嬉しいことはありませんね! カツ、新しいの揚がってますー。
黄/辛いカレーが好きな者寄っといでアル〜。
よな/フルーツ系が好きな方はこちらへどうぞ〜!
波央/一本松さんに食われる前に食わないと無くなるぞー! 俺もみんなのカレー食う!
黄/ワタシもみんなのカレー食いたいアル!
よな/あっ、よなも食べます! 安心したらお腹空いてきちゃいました!
マリア/私もいただきたいです! どうなることかと思いましたが、良かったですね!
GM/という訳で、長い長いカレーパーティーは続くのでした。そこに大山が現れます。(大山になって)「どれも美味しくて困ったよー」
マリア/あ、大山さんだ。
よな/ひぇ。……こそこそ、3人の影に隠れる。なんとなく苦手意識がある方なので。
黄/よなちゃんを背後にそっと隠しつつ、カレーをよそいますよ(笑)
GM/地獄卓にならなかったから私の出番はほんの少し! でもカレーは頂きにきたよ。あとね……君達のモヤモヤーっとした原因であるお調子者は、腹パンされた挙句ちょっと天足で仕事してもらうことにしたから」
波央/お、やったぜ。
マリア/あっ、教えてくださるんですね! 優しい!
GM/「なに、すこーし営業職のつらいとこを味わってもらうだけだよ。自分の実力が無いとお金が稼げないお仕事、頑張ってもらうことにした」
黄/営業職のつらいところ……(笑)
波央/酷使してほしい!(笑)
マリア/大山さん、お仕事とっても真面目なんですね。
GM/「ええ、私は真面目だから。真面目に働かない子は大嫌いなんだ。という訳でイビってくるよ!」
波央/怪我したら、俺が当直の日の朱指の医務室放り込んでください〜!
よな/ラー油地獄にするつもりだ!(笑)
波央/ワサビも塗り込む!(笑)
GM/「若い子だから無理させても大丈夫だって航くんも言ってたしいっぱい可愛がってあげるねー。……若い体っていいなぁ、できるだけ若い体がいいよなぁ〜!」 これ伏線です。
マリア/こんなところで伏線回収!(一同笑) いつでもマリアサーバーはレンタルしておりますので、ご入用でしたらどうぞ!
よな/……黄さんの後ろで、ぞわわっとします。自分ではない自分を案じる奇妙な感覚(笑)
波央/いやでも、我らはこの伏線のことを知らんので「大山様、また悪い趣味出してんな〜」ぐらいにしか思わないんでしょうね。
黄/「変態発言だー!」と思うだけですね……(笑)


 ●エンディングフェイズ 〜その後の希望〜

GM/さて、先に黄くんとよなちゃんのエンディングシーンに参ります。しておきたいことありますか?
よな/そうですね。お料理の練習しているシーンをやりたいです。
黄/黄は、銀之助さんに料理を味見してもらいたいです。
波央/おお、勉強熱心な2人だ。
GM/では……ヌッと銀之助さんが包丁を持って黄くんの背後に忍び寄ります。(銀之助になって)「勉強熱心ですね」
黄/包丁を持って近づかれるのちょっとした恐怖が!(笑)
GM/包丁は私の一部です。気にしてはいけないですよ。……で、また新たな騒ぎを起こしに厨房ですか?」
よな/め、滅相も……。カレーをもっと上手くなりたくて、お勉強ですっ。ご飯はちょっと日本酒を入れるとふっくら炊き上がるんですよね。サフランライスのほうがいいのかなあ?
黄/銀之助老師〜! 味見してほしいアル! 復習してたアルヨ、唐辛子を使わないマイルドカレーを作ってみたアル。マイルドカレーと言いながら市販の辛口カレーくらいです(笑)
GM/「……2人とも、向上心があるのは良いことです。よなはお米の知識を高め、黄 波浪は早速私が指摘した辛さを考えようとしている。……文句がつけられないじゃないですか、もう」
黄/もうってなんやねん!?(一同笑) 心臓を抑えて倒れますよ!?
波央/ツンデレ風紀委員タイプヒロインロールだ(笑)
GM/「味見をさせてください。2人とも順番に。しっかりと見てさしあげますから。……私でよろしいのなら」
黄/銀之助老師がいいアル! 味見待機列に並びます!
よな/ひん、お手柔らかに……! 言いつつもちょっとだけ、胸を張る心地でおりますね。

    ◆

GM/お次は、マリアくんと波央くんのエンディングシーンです。86点同着1位を取った2人は、朱指の頭領の執務室に呼ばれます。
波央/ひゃい!?
マリア/2人並んで立ってる感じか、緊張する……!
GM/執務室の席には、頭領が座っています。(一本松になって)「……すまんな、呼び出して。先日は、なんだ……無駄に騒ぎを大きくしてすまなかった」
マリア/滅相もございません! 一本松様が口添えしてくださったからこそ、この命があるというものです!
波央/こちらこそ、自分達の不始末に巻き込んでしまって大変申し訳ありませんでした!
GM/「……俺は、美味いもんを食べさせてもらっただけだ。あの後、朱指の連中も、お前達の料理に満足していたぞ。そこは感謝を伝えておかないとな」
マリア/でへへ、もったいなきお言葉ですね。皆様に楽しんでいただけるのが我々の至高というものです。
波央/あのカレーでみんなが、一本松さんが喜んでくれたのなら嬉しいです。
GM/「あんな事件の後だ。何か褒美でも出したらどうだと、銀之助や……大山様や、まさか上門所長にも言われてしまった」
波央/え、幹部が? 優しい!
マリア/狭山様まで? これにはパチクリしちゃうな(笑)
波央/でも航先生がいないのわかる。
GM/わかる。
マリア/わかる(笑) ……褒美と言われても、ロボットには一番難しい質問ですね。
波央/生きてるのが褒美みたいなとこあるし……。
GM/「……先日。俺は任務があったというのに何もせずに帰ってきてしまった。……部下を見殺しにして、何もせずに帰還してしまったんだ。だから、力が有り余っている」
黄/……ひょえ……。
GM/「あいつらには何かしてやることも出来なかった。せめて、目の前にいる奴だけでも……何かしてやらないとと、思った」

『イベントキー:機関での、世界創造』
 一本松が可能な限り、願いを叶える手段を貸してくれることを表わすイベントキー。
 彼は機関の幹部である。それ以上に、特殊な力もあるらしい。それを最大限使って君の願いを叶えようとする。
 機関を退職する、誰かを助ける、出世やこれから恐ろしい事件から必ず生還することなど、可能な範囲なら何でもOK。


マリア/聖杯か?
波央/聖杯かあ!?(笑)
GM/えーと、『AW』ルールブックに掲載されているNPCパーソナリティーズの中で「自由に時間跳躍できる能力の持ち主」は、龍の聖剣とルージィルと一本松だけです。任務で【MP】などを消耗していない彼は、力は残っているので貴方達の願いを……こっそり、知らないうちに……叶えようと努力します。

 自由に時間跳躍できる能力の持ち主。
 時間跳躍能力(ループさせる、タイムワープさせる、平行世界を行き来するなど)は、本来『正なる神』・『邪神八柱』などの神の能力である。

 龍の聖剣とルージィル(空の魔剣)は『正なる神』の眷属『神々の装具』であり、普段のセッションでは「神様の力を借りて」PC達を救っている。
 「世界に異端事件による問題が生じた場合、PCを時間跳躍してくれる人物として、龍の聖剣とルージィルが現れる」と判りやすく説明しているが、厳密に言えばこの2人は「PC達がループできるよう、ループの権限を持つ上司に掛け合ってくれる役」である。
 一本松は、『邪神八柱』の研究の実験体になったことで、『邪神八柱』の一部能力を使用できるようになっている。それが『時間や時空を司るドーマサキエル』の能力であり、限定的だが時間跳躍能力を所有している。詳しくは、『ワンアンドアナザー番外編2』参照。

 なお、神以外が超越的能力を使用すると体に多大な負荷が掛かる。
 龍の聖剣は「お腹が痛くなる(内臓破裂)」、ルージィルは「喀血(呼吸困難)」、一本松は「頭が割れるような激しい頭痛(幻聴つき)」などの代償を負っている。
 全員【MP】を消費してループを行なうのだが、今回の一本松は任務による【MP】消費が無い。つまり、
「【MP】が余っているし勝利したPCのご褒美に使っちゃおう!」という心意気である。

マリア/こんな凄いご褒美、凄くないですか!?
黄/ちゃんと願いをかなえてくれる聖杯だ(笑)
よな/頑張ったからこその報酬ですねえ……。
波央/そんな……普通に波央も困惑してるんだが……。
GM/できなそうな冗談みたいな夢も言っちゃってください。……できるように仕向けますから。
波央/やめろやめろぉ!(笑) えっと……自分が生き残れたのはみんなのおかげだし、自分のためだけには使いたくないなって……。
マリア/ほう?
波央/こんな職場だし、また死にそうな目に遭ったら九死に一生を得られる……とか? こんな漠然としたお願い、無理ですよね。
GM/「……死なずにいる、という願いか。戦闘部隊の朱指である以上、そう願うのは当然と言えば当然だな」
波央/そう、ですね……。いつかは死ぬと思うんですけど、今回みたいにピンチになったとき、もう一回ぐらい幸運が舞い込んでも良いんじゃないかなあって。
GM/「わかった。お前は殺さない」
波央/あ、俺だけじゃなく、マリアくんと黄さんとよなちゃんも。同じ釜の飯を食ったというか……作った仲の奴が死ぬのはしんどいっす。
黄/波央くん……。
GM/「……うん。少し欲張りな気がするが、生かしてやる」
波央/え、まじです? すっげえ無茶言ってますけど?
GM/「セカイのイベント:機関解体事件から生き残る」 これを……マリアくん、よなちゃん、黄くん、それぞれに作ります。
波央/うわー!?
マリア/おわわわ!? 凄い!
よな/ひえ……生き残れるやつ……!?
GM/まあ、波央くんにはそんな……今月末にあることなんて知らないけどね。
黄/今月末! すぐそこ!(笑)
マリア/わりと近いんですね!(笑)
GM/もし4人のうち1人でも機関解体で死ぬような目に遭ったら、時間跳躍してでも助けるよ。……発狂する前に。
マリア/あああ……泣いてしまう……。
よな/一本松さん、そういうとこだぞ……。
GM/「……で、マリアは?」
マリア/うむむ! マリアは……このお屋敷での生活しか知りません。そして、私は機関の皆さんに生んでもらって、機関の皆さんのために生きる者です。
GM/「…………」
マリア/機関の方が悲しいことは私も悲しいし、機関の方が嬉しいことは私も嬉しい。機関の中にはたくさんの人がいて、いつも忙しい人も、疲れてる人もたくさんいて……最近はずっと、一本松様が、心配でした。
波央/マリアくん……。
GM/「…………」 一本松は執務机の引き出しからキーマカレー味のポップコーンを出します。
黄/キーマカレー味のポップコーン!?(一同笑)
GM/ヨーグルトソースも出して2人に振る舞いながら「続けろ」と言います。
波央/気に入ったんですね!?(笑)
マリア/優しい! ありがとうございます!(笑) なので、マリアは、優しい一本松様に笑っていていただきたいのです。毎日ごはんを食べて、少しでも幸せな気持ちのまま最後を迎えられますように、その日までお使いし続けるのが、マリア達の願いです。笑いますね。
GM/「……ハッ、難しいことを言う。やはりお前に願いを言わせるのは、難問すぎたか」
マリア/難しいですね! 人の気持ちは、難しいです。
GM/「……俺ももし『自分の思い通りにしろ、自由意思を出せ』と言われたら困るし、困ったし、そう答えるのも分からんでもない。……約束はできんが、努力しよう」
マリア/はい! ありがたきお言葉です!
GM/一本松のセカイのイベントに「毎日ごはんを食べて、少しでも幸せな気持ちのまま最後を迎えられる……努力をする」を入れましょう。
よな/……ちゃんと努力してくれるの、いいなあ。
GM/「……以上だ。また銀之助が、あの2人の勉強に付き合ってやってる筈だ。黄とよなだけだと何かと大変そうだ。行ってやってやれ」
マリア/またカレーが食べられるのですね! ぜひ一本松様も時間を見計らってお越しください!
GM/「可能なら、な」
波央/俺も良いんですか? 所属が違いますけど……。
GM/「あいつらに付き合ってやるのは、嫌か?」
波央/全然! そしたら今度は唐揚げカレー持って行きますね! もちろん他の朱指メンの分も!
マリア/さあ! 波央さん行きましょう! 手を引きます!
波央/うわ、意外と力が強い!?(笑)
マリア/ロボなのでー!(笑)
よな/もう一度……年明けにカレーパーティーしたいですねえ。そう言っているよながいます。
黄/したいアルねー。そのときはもっとおいしいカレーを振る舞うアル! おいしさで泣かせてやるアル!
波央/おせちに飽きるとカレーが食べたいよね。
よな/ええ、年明けに。
マリア/年明けに……!
GM/君達を見送って、ポップコーンを平らげて……仕事を最低限終えて、適度に時間が経ったら、彼は動き始めます。

 「これを、何に使えという」
 少し痛む頭を揺すり、新たに交わした約束を果たすために……食堂に向かって歩みを進める。

 男は執務室を出て、食堂に向かう。

 「…………生かすためと、笑うため、か」

 向かう先は変わらず、彼の居るべき場所。――とりあえず約束してしまった食堂に、他ならない。



 アナザーワールドSRS
    『 ぼくのかんがえたさいきょうのカレーを「みんなで食べる」シナリオ! 』   END





GM/お疲れ様でした!
一同/お疲れ様でしたー!
よな/ぴい、ギャグもシリアスもほのぼのもサツバツもいっぱい詰まったシナリオだった! すっごいボリュームのシナリオだった〜!
黄/銀之助さんのツンデレがとても良かったです!
マリア/ティッシュがびしょびしょですよ! あ、マリアが途中で貰ったDMは、「お肉の好みの加点ポイント」と「甘口辛口のポイントについて」でした。
GM/そうそう。ミニセッションなギャグシナリオだったけど、情報量が多い卓でした。地獄卓の面々も即死する可能性があるし、気を抜いたらいけないしね。
波央/カレーの巻き込み事故で死にかける地獄卓組!(笑)
GM/久々に匠太郎さんのキャラロールができて楽しかった。『エゴイスト卓』でも≪無音の外套≫を使ってアサシン的な動きをしているんですよ。今回は諜報員として活動してました。
よな/匠太郎さんはギャグというか、サイコホラー要員だな……(笑)
波央/匠太郎さん、いつでも医務室に来てくださいね! 軟膏にカラシ塗り込みながら待ってます!(笑)
GM/では、頂いたシナリオの情報を全開示していきましょう。

【一本松の好み(加算ポイント)】
 1:チキンカレー、唐揚げ、鶏肉料理(+20点)
 2:ハンバーグカレー、ハンバーガー(+15点)
 3:カツカレー、豚カツ、ハムカツ(+10点)
 4:じゃがいも多め、ポテトサラダ(+5点)
 5:フルーツフレーバーのカレー(+5点)


黄/圧倒的、肉!(笑)
マリア/高校生男子のような好みでかわいい(笑)

 嫌な物1:明らかな薬物を使用した料理の場合(−20点)
 嫌な物2:果肉系の野菜がそのまま入っていた場合(−20点)
 辛さ:1が甘い・10が辛いの10段階でいうと「4」が丁度良い。
 4でピタリだった場合+20点。3か5の場合、+10点。1か10の場合、−5点。


波央/あ、だから「薬を入れます?」ってGMが確認してたのね。

 亜種:ハヤシライス、キーマカレー、カレーうどんの場合、作ったシーンプレイヤーは1D6を振る。
 偶数が出たら、一本松が好みを自覚して+20点。奇数が出たら、あまり食べなくて目新しく慣れてないため+3点。


マリア/まさかのカレー以外を作るという選択!(笑)
黄/最初はナンを焼くタイプもちょっと考えたんですよね。いずれにしろ亜種になっただろうな……。
GM/では、シナリオライターから送られてきた「一本松の好みの根拠」も掲載しておきますね。
マリア/根拠もあるんだ!?

 一本松は、薬物で大変苦しんでいる。強化人間として育った過去があり、嫌なトラウマがある。
 なので薬物を連想させる苦いものが嫌い。甘い物が好き。子供舌と判断。
「子供が好きなカレーランキング」をそのまま好みとして採用する。

黄/「子どもが好きなカレーランキング」!? そんなのあるんだ!?
よな/子ども舌なんだ! ほんとかわいい!(笑)
GM/果肉系野菜のカレーは、ランキング圏外でした。だからマイナスポイントになっているんですね。じゃがいも、ニンジンなどはOKでも、茄子やフルーツトマトは苦手カレーに入るそうです。敢えてマイナス点を設けることでゲーム性を高めたと判断してます。全てがプラスになるとゲームとして面白くないもんね。
波央/なるほど。……へー、子供の好きなカレーランキングってチキンが1位なんだ。自分も子供舌なので分かるんですが、フルーツ系は食事と合体されると「これじゃない」ってなるんですよね。フルーツサラダとか嫌い。
よな/わかりですね。私も酢豚やカレーのパイナップルは苦手です。
黄/トマトも果肉も熱したパイナップルもフルーツサラダも大好きの民なので、参考になるなぁ……。
GM/食事の好みばかりは宗教戦争ばりに争い合ってしまうので、「この卓ではこうだった」ということにしましょう。……それと、冒頭に一本松は「力を使えず任務を終えてきた」という演出をしています。
マリア/そういえば!
GM/なので「勝利者プレイヤーの為に力を使ってご褒美をあげる」という演出になるんですね。
波央/ああ、戦闘で【MP】使うとカツカツですもんね……。
GM/「プレイヤーに報酬をあげる」というシステムはいいんだけどさ。「……なんでそれ、自分のために使わないの?」って私はシナリオを読んだときにブチ切れた。
波央/あり余った力でご褒美の世界創造をしてくれる頭領は何なの!?
よな/自分を救えよ! 自分を勘定に入れていない人、好きだよ……許さねえ(笑)
黄/マスターシーンで本当に私の中の芳江が数年ぶりに暴れ狂って死にそうでした……(笑)
GM/で、私がメールで「なんでしないの!?」って問いたら、「その手があったなぁ。でも考えつかなかったから、そういうことなんだろ」って答えられました。プレイヤーのご褒美優先だよね、分かるよ。
波央/……どうして……(笑)
黄/死にました。ありがとうございました。
マリア/最初から、自分のことを考えてないんだなぁ(笑) いやほんと、カレー作るだけだったのにこんなにべしょべしょに泣くとは……。
GM/機関解体事件で邪神が召喚される以前に、マリアくん達は逃がす手筈をなって良かったね。
マリア/セカイのイベントになっちゃいましたもんねー!
よな/よなは年末に突然異動させられてションボリするけど 「年明けて春までには一旦戻りますね」ってお話をして、機関を去ったんでしょうね……。
マリア/次の日のニュースで、機関が無くなったことを知るんだな……。
よな/衝撃ですよ……。
波央/そうして波央は『悪夢卓』で救われることになると……。
GM/波央くんも機関解体事件当日まで朱指で働きますが、今日の約束があったからこそラストに生かされたことになりましたね。そんな新たな設定が生えたカレシ卓、数年ぶりの供給で死んだシナリオでした。ご清聴ありがとうございました!




END

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