クトゥルフ神話TRPG・リプレイ
■ 『 美味しい貴方の作り方 』 1ページ ■
2022年5月22日




 ※このリプレイには、性的表現を含んだ18禁要素・同性愛描写が含まれております。ご留意ください。


 ●プリプレイ

実散/この前のセッション、終わってすぐ解散しちゃったけど仲良し双子の話だったからエロールをしても良かったよね〜。
草摩/じゃあエロールをするシナリオをやります。



 クトゥルフ神話TRPG 『美味しい貴方の作り方』
   シナリオ製作者:ハロ様 シナリオ掲載サイト



*人数:ソロシナリオ
*所要時間:2〜4時間前後
*形式:クローズド
*推奨:PLは恥じらいを捨てる心、KPは推しのエロを追求する心。
 男性向けエロシナリオになります。常識改変から始まり、催眠・モブレ・異種姦・公開オナニー・束縛・イメージプレイなどの要素あり。



草摩/今回のシナリオは半分オリジナルです。自分はシナリオを自作で1から練るのはできないけど、アレンジや改変は好きなので今回もそうなるかな。
実散/『同居人』『猫じゃない卓・後半戦』はまさしくアレンジ卓だったもんね。でもそのアレンジが秀逸だから好きだよ。君がやりたいシナリオをやろう!
見学者・ピロ/こんばんはー! 見学しに来ました!
見学者・イガ/KPガンバレ〜。
草摩/ありがとうございます。……KPするときいつも緊張する(笑) という訳で、本日のオンセ『美味しいみちるの作り方』を始めます。



実散/オンセ画面も凄く綺麗。背景と双子の立ち絵が合うな〜!
見学者・ピロ/耽美〜!
草摩/それでは……ゆっくりしていきます。
見学者・ピロ/今話題の?
実散/まさしくゆっくり茶番劇! ゆっくりしていってね!


 ●オープニング

 実散は、ベッドの上にいる。隣には草摩がいる。夜。暗い室内にあるベッドの上に2人きり。
 穏やかな時間だ。ベッドの上で、実散はリラックスした状態でまどろむ。

実散/スヤァ……。今夜はユリちゃんセンパイはいないんだね?
KP/実散と草摩、2人きりだ。
見学者・ピロ/百合人さんはご出勤ですね。
見学者・イガ/働いてます
実散/センパイは新宿の飲み屋業だし、お休みでもない限り朝帰りの人だよね〜。兄ちゃんとイチャついてた後かな?
KP/じゃあ、それで。
実散/……事後なら、デレモードの実散だ。シーツの中で兄ちゃんに抱きついて、ふふっと笑いながら……兄ちゃん、もっとしたい〜?
KP/最高です。もっとしてくれ。シナリオ始めなくていい。
見学者・イガ/シナリオ始めて!(一同笑)
実散/兄ちゃんの胸の中に顔をうずめて言う。……兄ちゃんは、どう? 兄ちゃんもしたいのなら……続き、する? ふわふわ心地で誘う。
KP/草摩が実散を抱きしめながら、口を開く。「俺は、みちるが好きだ」
実散/うん。
KP/「子供の頃から、みちるが好きだ。ベッドの上にいたみちるが好きだ。ずっとベッドの上から離れられなくて、窓の外を見ていた、人形みたいなみちるが好きだった」
実散/うん……。
KP/「俺が医学を勉強し始めたのは、みちるのためだ。それぐらいみちるが好きだ」
実散/……知ってる。兄ちゃんが始めた努力のキッカケ、俺は知ってるよ。
KP/「俺が花の研究を始めたのは、みちるのためだ。みちるの綺麗な花をあげたかったから」
実散/……うん、それも知ってる。
KP/「俺が料理を始めたのは、みちるのためだ。みちるを俺の手で生かしたかったから」
実散/……うん……。
見学者・ピロ/……なんか、不穏になってきたな?
KP/「俺が刑事になったのは、みちると一緒にいるためで……」
実散/兄ちゃん、いつもありがと。……でも、兄ちゃんも刑事になって楽しかったでしょ? たとえ俺がいなかったとしても、兄ちゃんなりに充実した生活を送れたと思う。零課でたかひろくんやいたるくんに会えて幸せな筈だ。
KP/「ああ。零課で相模原にも会った」
実散/…………。そうだね。涼ちゃんも、素敵な出会いだった。あの子、素敵な刑事だったから。……ちょっとトーン低く言いますね。
KP/「みちるは相模原に会って変わったな。よく笑うようになった」
実散/うっ……うん。そうだね……俺が笑うようになったのは、涼ちゃんのおかげだから。涼ちゃんが俺に笑顔の仕方を教えてくれたんだよ。
KP/「それまではベッドの上のみちるだった。無表情がいつもの、みちるだった」
実散/……だよね。
KP/質問ですが、みちると相模原が出会ったのいつ?
実散/えーと……。たかひろくんがみちると出会ったとき、もう笑顔ができるようになったみちるでしたか!?
見学者・ピロ/こっちに話題が来た!?(笑) 天鴻は多分「明るくない実散さん」のことは知らないっすね。零課に異動して初めて会ったときには「明るい実散さん」だと思います。
実散/確か……実散はユリちゃんセンパイと出会った15歳頃は「まだぎこちなく笑う子」設定だったんですよ。「真の笑い方を覚えたのは涼ちゃんに会ったから」という設定なので、そうすると涼ちゃんと俺が出会ったのは高校卒業後かと。
見学者・イガ/百合人はミチルちゃんを「滅多に笑わなかった子が、オレに笑顔を見せてくれた。だから好きになった」という設定だったので、「高校時代は不器用なミチルちゃん」という認識で合っていると思います。
実散/となると……「実散が高校生のときは、笑わない子だった」「実散が零課に入ったときには、よく笑うキャラになっている」。成人後〜零課異動前に涼ちゃんと出会ったことになりますね。
KP/なら、警察学校時代から?
実散/そうかも! それに、『庭師』の設定で「HO1と相模原涼が付き合った日は、2月29日」なんですよ。
見学者・ピロ/あ、そっか、閏年。
実散/どの閏年のタイミングが明確にはできないけど、閏年を含めて3年以上が経過するので、わりと長い関係になるかと。……以上のことを考えて「警察学校に入ってすぐに出会った女友達が涼ちゃん。そこから長く付き合って、恋人関係に至る」じゃないかと!
KP/ほう、ありがとう。では……こう言います。「みちるは相模原に会って、変わった」
実散/…………。うん、変わったね、俺。こういう風に笑えるようになった。かわいいでしょ?
見学者・イガ/カワイイ!
実散/アリガトー
KP/「ベッドの上のみちるじゃなくなった。俺が好きになったみちるじゃなくなった」
実散/……嫌? 兄ちゃんは今の俺、嫌?
KP/「あの頃のみちる。苦しんでいるみちる。眉を顰めているみちる。俺のみちる。俺を作ったみちる。みちる。みちる……」
実散/に、兄ちゃん……? どうしたの? そんなに……今の俺、嫌い?
KP/がしゃり。鎖の音。
実散/鎖!?

 気が付けば、実散は檻の中にいた。手足の自由は奪われていない。さっきまでベッドの上だった筈だ。
 背後に扉が一つ。正面に両開きの扉が一つ。正面の扉の上にはモニター。横の壁には長方形の長い鏡。
 全く場所に身に覚えがない。ここはどこだろうか。SANC 0/1。

実散/場所が変わっている!? 兄ちゃん、またそういう?
見学者・ピロ/また。
実散/ごめん、またって言っちゃった(笑・ころころ)8、SANチェック成功。もう不思議空間は慣れた〜!
見学者・イガ/CoCだから仕方ないね(笑)
見学者・ピロ/メンタルオリハルコンか?(笑)
実散/兄ちゃん! あのさ……ここ、どこだろ!? 兄ちゃんには心当たりある!?

 KP/目の前には、兄がいる。

見学者・ピロ/ん? あれ……?
実散/えっ。……あれ、ですよね。
見学者・イガ/立ち絵が……いつの間にか『忘却卓』の立ち絵に変わってる?
KP/「みちる、目覚めたか。お客様が待ちくたびれている。早々に準備を進めなければ」
実散/お客様?
KP/「ああ、この瞬間がいつも、俺は……」 扉上のモニターを指差す。
実散/……も、モニター? 何なの?

 モニターに映し出されたのは、ぐにゃぐにゃと変形する虹色の画像。
 それと同時に音声も流れてくる。
『美味しい貴方を頂きます』
『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』『美味しい貴方を頂きます』

見学者・ピロ/怖い怖い怖い!?
見学者・イガ/キャー!? クトゥルフTRPG怖い!
実散/ま!? 待って! なにそれ怖いよ!? これってホラーTRPG!?

 同時に、部屋全体からベルが鳴る。
 からんころん、からんころん。
 それは実散の脳髄を焼けつくすほどの音量。頭の中を無理やり弄られている感触を覚えるほどだ。

実散/うぐ!? あぐ、痛っ……耳を抑える!
KP/耳を押さえようが、脳内に染み入るように鐘の音は鳴り響く。
実散/うううう!? 怖い、怖いよ兄ちゃん……!?
見学者・イガ/み、ミチルちゃーん……!?
KP/スッと草摩が手を上げる。途端に音は止まり、沈黙が部屋に落ちる。
実散/ぁ……と、止めてくれた?
KP/「では、この先で待っているぞ」 そう言って、檻の戸を開けた。正面の扉から出て行ってしまう。
実散/えっ、待ってるって!? ……何を!? 兄ちゃん!? せ、説明してよ……!
KP/「説明は、いらない。実散は分かってる」

 ■常識改変
 催眠によってその人の『常識』となる部分を思うままに改変すること。
 当人は疑問を抱くことすらできない。なぜならそれが当たり前だから。強い心で抗わなければ、その催眠がその人の一部となってしまう。

KP/そう書かれた紙が扉に貼られている。実散はそれを読んだ。
実散/こ、これは……何? に、兄ちゃん……センパイ……凄く心細い。
見学者・イガ/ミミミミミミ。
見学者・ピロ/時期の早いセミが鳴いてるな(笑)
KP/なんで百合人は時々セミになるんだ?(笑) さて、実散はどうする?
実散/……行かなきゃ。待ってるんだから……行かなきゃ? 兄ちゃんを追いかけます。
KP/扉を開ける?
実散/扉を……開ける。

 実散は扉を開け放つ。
 眩い光が実散を包む。一瞬、腕で目を隠してしまうだろう。
 ――再び目を開ければ、そこは舞台の上であった。
 スポットライトが実散を照らす。客席は大勢の客が入っている。今か今かの何かのタイミングをも待っているよう。
 実散が見た瞬間、割れんばかりの拍手が巻き起こった。

実散/ええっ……!?

 草摩の姿を探せば、舞台の裾でなにやらハンドベルのような鐘を持ち、実散を見て、微笑んでいる。
 「お待たせいたしました。本日の商品0026となります」

実散/……は?
見学者・ピロ/オークションだ!
見学者・イガ/ミチルちゃんが売られるの!?
KP/「では、まずは自己紹介から」 一礼。再びベルを鳴らす。からんころん。

 貴方は眉を顰めるかもしれない。しかし、貴方は意を決して前を向くだろう。
 なぜなら、貴方は『商品』だから。『商品』である自分は、自己紹介をしないといけないのだ。
 そう、やるべきことを見据えるだろう。違和感など『覚える筈もない』。

KP/ここでゲーム解説をします。貴方は商品です。そう『催眠を受けています』。実散は催眠状態です。
実散/はい……アイアム商品。
KP/なので普通に命令に従います。催眠状態から溶けない限り、普通にやってください。このシナリオでは「常識改変される探索者」を楽しんでください

 ■流れの説明
・支配人からの命令を一つこなす(自分がイく、思う存分RPするなど)。
・命令をかけるときは必ずその前に鐘を鳴らす。
・命令達成後1d100を振り、自我を取り戻せるかを判定する。
・成功で自分の痴態を思い出し、SANチェック。SANC 1/1D4。
・SANチェック後、辺りの状況を確認できる。
・鐘を鳴らされると催眠状態に戻る。
・ここから逃げ出すには支配人の持っている鐘を壊し、鍵を奪うことが必要。
・鍵を奪い、鐘を壊せたことで完全に支配から逃れられる。
・その後、最初の部屋に戻り鍵を使って扉から出ればシナリオクリア。

KP/催眠ロール→催眠から自我を取り戻す判定→取り戻したら逃げられるか→催眠される→また催眠ロール→取り戻す判定、の繰り返しです。ここから頑張って脱出してください。
実散/なるほど!
見学者・ピロ/草摩支配人……ちょっとグッときてしまうな。
見学者・イガ/かっこいい! えっちい!(笑)
KP/という訳で、催眠解除に成功するまでみちるは商品として催眠されたロールしてください。では、1シーン目から始めます。


 ●1シーン目:商品として

 舞台の上には至る所にマイクが設置してある。
 後ろを見れば大きなスクリーンが舞台いっぱいに広がっており、自分の姿が映されていた。
 観客席は、暗く相手の顔も姿もなぜか認識できない。感じるのは全身を舐めまわすような視線と荒い息遣いのみである。

実散/えっち……えっちい会場だな(笑)
KP/「みちる。まずは自己紹介を、皆様にしろ」 貴方は自己紹介をしなければならない。
見学者・ピロ/AVの最初のシーンだ。
見学者・イガ/ひゅうっ! 早送りしないぞ〜!(笑)
実散/えっと……どうも〜、花園 実散で〜す。おまわりさん、やってます。あとは……。
KP/「…………」
実散/その……。な、何を言えばいいのかな? あっ、これでもチームのリーダーとかやってまーす。学生時代は心理学の勉強をしてました、今のお仕事大好きですっ!
KP/「…………」
実散/好きな食べ物は……お寿司と苺。身長は172センチで、体重は……ここまで言わなくていい? うううう、難しいよ〜(笑)
KP/「ありがとう。では……媚薬を飲み、皆の前で見せつけるようにイけ」 貴方は媚薬を飲み、皆の前で見せつけるようにイかなければならない。
実散/……それ、絶対しなきゃいけない?
KP/「何を迷う? お前は商品だ」 貴方は媚薬を飲み、皆の前で見せつけるようにイかなければならない。貴方の常識はそれだ。迷いなく、こなさなければならない。
実散/…………。媚薬、どこ?
KP/「そこの瓶だ。手元にある」
実散/……これ、飲み干すの?
KP/「飲み干すんだ」 その隣には、大人の玩具が詰め込まれている。どれを使ってもいいのだろう。
実散/そ、そっか……普通、自己紹介には、これが必要だもんね。俺、媚薬も飲まずに人前に立つなんて……恥ずかしいことしてたね。普通に飲み干します。
見学者・ピロ/観客席大喜び。
見学者・イガ/ひゅーひゅー!
実散/ど、どうすればいいんだろう、人前で見せつけるようなイキ方って? ……兄ちゃんっ!
KP/「なんだ?」
実散/キスして!
KP/おう?(笑)
実散/いつも俺、兄ちゃんにイかせてもらってる! 兄ちゃんにしてもらえないと人前でイけないよ! 普段の実散が絶対言わないことを言います。
KP/確かに、いつものみちるは人前でしたがらない。……スッとみちるに近づく。頭を撫でて、頬を撫でる。
実散/……んっ。
KP/唇を奪い、舌を攫う。
実散/ん、んん……。兄ちゃんとのキス……もっと。してくれなきゃ、イけない……。
KP/「みちるはキスだけでイけるのか?」
実散/……イけるよ。兄ちゃんのキスがあれば、充分。凄く……体中ぽかぽかしちゃうもん。
KP/「そうか」 舌を奪う。ずっと奪う。息も奪う。
実散/ぁ、うん……んんん。兄ちゃんの……キス、好き……されると、体……すぐ、おかしくなっちゃう……。
KP/キスを続ける。周囲の視線が突き刺さる。<POW×1>ロールをどうぞ。
実散/実散のPOWは18だから、18%以下成功です。(ころころ)41、失敗。まあ、まだ成功できないよね!
見学者・ピロ/ジッ。
見学者・イガ/ジジジ。
KP/歓喜するセミ達(一同笑) 催眠状態は続きます。イってください。
実散/んぁっ……。膝から崩れ落ちる。そのまま兄ちゃんに寄りかかる。
KP/「気持ち良くなったか?」
実散/んっ……凄く、気持ち良い……。
KP/「そんなので商品としていいと思っているのか? もっとパフォーマンスをしろ。」
実散/そう、だね。これじゃ……お客さんが楽しめないよね。兄ちゃんにもっとキスしてもらいたいけど……もっとイイことしないと……。立ち上がります。


 ●2シーン目:第2段階

KP/「そうだ。みちるは商品なんだから、当然するべきことがある。一度服を全て脱ぎ、その身を晒せ。自分の秘部を見せつけろ
見学者・イガ/ひゅううううう!
KP/貴方は一度服を全て脱ぎ、その身を晒し、自分の秘部を見せつけなければならない。
実散/うわぁ……普段の実散なら恥ずかしがって断固拒否だけど、当然この実散はするんだよね。商品だからするって分かってるけど、それでも実散は恥ずかしがり屋なので恥じらいながら……全身を赤くしながら上着を脱ぎ始めます。
KP/じれったいな。
見学者・ピロ/そこが良い!
実散/……ちゃんと全部脱ぐよう。下着に手をかけて、手が止まって……でも、しっかりと脱ぐ。
見学者・イガ/いいぞー!
実散/……い、インナーも? シャツだけ残すとか、靴下だけ残すとかはしなくていいの?
KP/命令は「全て脱ぎ、その身を晒せ」だから、全部脱ぐんだ。
見学者・イガ/分かってなーい! 少しぐらいは残せー!
見学者・ピロ/シャツは残そうよ! 半脱げ!
KP/苦情が多い!(一同笑) こだわりがある客が多いけど無視しよう……でも首輪だけとかあってもいいのにな(笑)
見学者・ピロ/支配人権限で付けちゃえば?
KP/そうだな。「みちる、客席からの苦情が多いので、首輪を着けろ」
見学者・イガ/クレームが通ったぞー!
見学者・ピロ/モンスタークレーマーはそのうち摘まみ出されるよ。
見学者・イガ/(いきなりクレーマー客になって)「離せー! 俺は客だぞーっ!」
見学者・ピロ/(警備員になって)「クレーマーはみんなそう言うんすよね〜」
見学者・イガ/(残った客になって)「ふう、俺は静かに鑑賞するぜ」
KP/客の配役が変わりすぎでは?(一同爆笑) 首輪はみちるが自分で着けるか?
実散/……兄ちゃんに着けてほしいな。だって……兄ちゃんから貰える首輪だもの。
KP/「分かった」 草摩は全裸になったみちるの背後に回り込んで、首輪を着ける。
実散/きゅっって首が締まる。ちょっとだけ息苦しい……でも、兄ちゃんが締めてくれるの、やっぱり……好き。
KP/みちる……。
実散/全裸で……首輪だけ。これでやっといつもの俺だね……うん、緊張しないでやらないと。……ステージで膝をつきます。お客さんの席の方に、お尻を向ける。
KP/おおっ。
実散/頭を床に伏せるようにして、両脚を……もじもじしながら開けて、お尻を高く晒す。お尻の穴を開くように……両手で、お客様に見せつけるように……アナルを開く。
KP/みちるの秘部は、そっちなんだな。
実散/あ。
KP/性器がどっちなのか判っているな。前じゃないんだ?
実散/……あ……(笑)
見学者・ピロ/お気づきいただけただろうか。調教の成果が出てるじゃん。
見学者・イガ/調教完了(笑)
実散/途中でそれ気付いて、カアアアッて赤くなります!
KP/いいことだ。自分が何者か判ってる。
実散/あ……あう。は、恥ずかしい……! でも、しちゃったものはしょうがない! ……お客様、俺の、ここ……見てください……。小声だけど、曝け出して言います。
KP/<POW×2>ロールをどうぞ。
実散/18×2で、36%以下成功ですね!(ころころ)75、失敗。催眠解除できない!
見学者・イガ/ここですげえ解除してほしかった!
実散/でもここで解除されたらめっちゃ恥ずかしくない!?
見学者・ピロ/どこで解除されても恥ずかしいと思うが……(笑)
KP/恥ずかしいだろうな。でも解除されない。みちるの行為は続く。商品としての時間は続く……。


 ●3シーン目:第3段階

KP/第3段階から1d6のチャートですることの内容が決定します。1d6をしてください。
実散/(1d6ころころ)6です。
KP/「客の一人とイメージプレイ。存分に満足させろ」 お客様参加企画だ。
実散/お客様参加企画!?
KP/……参加したいお客様〜?
見学者・ピロ/ハーイ!
見学者・イガ/はーい!
KP/偶数が出たらピロ様、奇数ならイガ様で。(ころころ)あ、ピロさんのお客様。ステージへどうぞ。
見学者・ピロ/お席がご用意された!?(笑) わーい!
KP/「お客様、彼に何をさせたいですか? 本番なしですが、お好きにしていただいて構いません」 なお、お客様のイメージもお好きで構いません。モブでも、神話生物でも、探索者でも……みちると「したい」と思って当選した人でどうぞ。
見学者・ピロ/えっ、悩むな〜。
KP/天鴻が会場に居てもいいぞ。
見学者・イガ/タカちゃんなら闇オークションに捕まったミチルちゃんを救いに来ちゃうのでは?(笑)
実散/たかひろくん、いいひとだ……(笑)
見学者・ピロ/実散さん、未開拓ジャンルの触手としよっか!
見学者・イガ/触手プレイ!?(笑)
KP/神話生物のお客様OKなので、触手プレイももちろんOKですよ。ただし本番の無い触手です。
実散/触手のお客様だー!?(笑)
見学者・イガ/ひゅうーっ! ……この触手、手を挙げて当選したんだな(笑)
見学者・ピロ→スライム系触手/植物系触手は、なんか草摩さんと被りそうだしな……スライム系触手にしようっと。
実散/わあ、スライムだ……。あ、あの、俺……触手は初めてで……。
スライム系触手/ぶるん、とした触手が商品の肌に触れる。
実散/あっ……。ふふっ、やわらかい……。にょろにょろとステージに上がって来た触手様に、すり寄ります。
スライム系触手/ずるり、ずるりと柔らかくて冷たい触手が何本も商品の身体にまとわりつく。
実散/ふぁああ……ぷるぷるした手に撫でられるの、ふふ……凄く気持ち良い。
スライム系触手/太腿を這いずって、腹の上を滑る。
実散/ひゃっ、ふあっ。
スライム系触手/胸の上を慰撫して、口内を蹂躙して……ぐちゅぐちゅと口内を犯す。
実散/んんっ!?
スライム系触手/ぐぶり、と剥き出しの性器を飲み込む。
見学者・イガ/ひゅーっ! いいぞいいぞー!
実散/あ……大事なとこ、包まれちゃった。腕でちょっと避けようとする……でも刺激が強いので、自分から腰を、ぬるっとした感触に押し付けようとしちゃう。
スライム系触手/ぎゅ、と性器を締める触手。
実散/あうっ!? きゅっと甘く締め付けられて、びくんと全身が震える。
スライム系触手/そのまま細い触手で乳首を弄る。
実散/や……やあっ、そこっ……敏感なとこ、ちくちくしないで……。
スライム系触手/ぐぶぐぶと口内を犯し、ぐちゅぐちゅと性器を犯す。にゅるにゅるとしたものが商品の体中を舐め回す。
実散/口の中も、乳首も、腰の周りも凄く……不思議な感覚。腰が……勝手に踊っちゃう。もっと強くしてほしくて、柔らかいスライムに打ち付けようとして……。
見学者・イガ/腰振りダンスだ。
スライム系触手/腰を打ち付けようとしても、柔らかいスライムの身はその身体をずぶずぶ飲み込むだけ。
見学者・イガ/やるな、あの客……(笑)
KP/もっと辱めていいですよ。辱めきったところで、<POW>ロールにいきます。
実散/ふあああ……あああっ、きもちいい……なにこれ、きもちいいよぉ……兄ちゃん、俺っ……。
スライム系触手/丸呑みしちゃおうねえ。
実散/ふわ!?
スライム系触手/こぷん、と粘度の高い何かに身を包まれる。うにょり、うにょりと全身をくまなく愛撫される。
実散/うううう!? あっ!? ぁん!? 全身撫でられるのなんて、初めてで、きもちいいのずっと続いて、なにこれ……訳判らなくなる……!
スライム系触手/人の手では味わえない感触。顔も、胸も、背中も、性器も臀部も太腿も爪先まで全部全部全部……。
実散/きもちいいの、終んない……も、もう……もっと……奥まで……。
我に返る見学者・ピロ/そろそろ<POW>ロールしてくれ。
KP/<POW×3>ロール、どうぞ(笑)
実散/54%以下なら成功です。(ころころ)56! ダメだ、失敗〜!
見学者・イガ/惜しい!
KP/お客様、ありがとうございました。
スライム系触手/「あざっしたー! ただいまー。良い仕事したぜ!」
見学者・イガ/プロだな、アンタ……
見学者・ピロ/この前ツイッターで見た魔王軍のエロ目玉の漫画みたいだな(一同爆笑)


 ●4シーン目:第4段階

KP/第4段階も1d6のチャートで内容を決定します。1d6をお願いします。
実散/初めてのスライム姦でエロエロになった実散でした……。(1d6ころころ)1です。
KP/「バイブ付き木馬責め。木馬に跨り、バイブでイきなさい」 ……エグいの引いたな。
見学者・イガ/ひゅー! ひゅううううーっ! ガッツポーズ!
実散/うわっ。お客様、大好評やないか!(笑)
見学者・ピロ/あっちの客、テンション高いな。外国人4コマみたいになってるぞ(笑)
実散/木馬か……この命令の表記だと、ディルドが内臓されたタイプかな。……すっかりスライムに気持ち良くされて、体が火照ってます。さっき「奥への刺激が欲しい」と言ったばかり。
KP/さっきのは本番無しの命令だから。
スライム系触手/本番やると支配人さんに怒られて出禁にされちゃうからごめんね
見学者・イガ/いい仕事だったぜ、旦那
実散/もっと刺激が欲しい……欲しい。兄ちゃんを見る……。
KP/俺じゃなくて、木馬だ。バイブでイけ。そういう顔をしている。
見学者・ピロ/どんな顔だ(笑)
実散/うう、俺は兄ちゃんのが欲しいのに……。でも俺、商品だもんね。甘えちゃダメだ。……ローションボトルを貰って、分の穴にも注入。ディルドには……いっぱいかかってるよね。
KP/「ああ。存分にバイブでイけ」
見学者・イガ/一貫してるなぁ。
見学者・ピロ/正直こんな実散さんを見てどうもしない草摩さんも問題だと思うよ!?(笑)
見学者・イガ/そうだそうだー! 百合人もそう言ってる。
実散/木馬にまたがり、バイブをアナルに宛がう。お客様が見ていることも、今は殆ど考えてない……。考えているのは、これが兄ちゃんのだったらなぁってこと。
KP/いじらしくてかわいいな。
実散/そう思いながら、ゆっくりと腰を下ろす。ずぷっ……ずるっと、中へ誘う。あぅ……んっ、うう、つらい……。
KP/「スイッチ、入れてやろうか」
実散/あうっ……す、スイッチ……バイブの……?
KP/「ああ」 カチッ。運動開始。
実散/ブブブブブ。上下のピストンを始めるバイブ。
見学者・イガ/オオオオー!
見学者・ピロ/ヒューヒュー!
実散/あんっ! あうっ! あうう! 上下に動き出すバイブに、中を無造作に掻き混ぜられる……強制的に刺激される……欲しかった奥への刺激が、無遠慮に暴れて来る。
KP/気持ち良さそうだな。
実散/きもちいい……きもちいいよう……周囲のことなんて構わず、声を出す。あううう……うううううう、きもちいい……!
KP/草摩はじっとそれを見ている。客達もそれも見ている
実散/構わない……ずっと刺激される中に、身勝手に吠える。いいっ! いいよう……ぁああっ! 真っ赤な顔でとろけて、涎を垂らして、悦ぶ……。
KP/<POW×4>ロールをどうぞ。
実散/ううううう、もうう……だめっ、あううっ!(ころころ)72%以下成功で……63!
見学者・ピロ/成功した!
KP/おめでとうございます。ではみちる、正気に戻ってください。
実散/……え。
KP/催眠解除です。どうぞ、木馬の上でバイブに犯されながら正気に戻ってください。
実散/最悪かよッ!?
見学者・ピロ/ひどい!
見学者・イガ/待ってました!(笑)
KP/まず、SANチェックをしてください。解除成功することで、自分の痴態を思い出し、SANチェックです。SANC 1/1D4。
実散/え、えっ……えええええ!? どどどどどどうしろと!?(ころころ)26、成功!

 【現在SAN値】
 実散:90→89(1点減少)


見学者・ピロ/あんなスケベなことしてても我を失えないの逆に可哀想では?
実散/いっそ狂う! 無限SANチェックをしちゃうよ!?
KP/催眠解除したみちる、どうぞお好きにロールしてください。
実散/えっ……。奇数でイく、偶数でそんな場合じゃない。(ころころ)3、奇数! とりあえずイったわ。
見学者・ピロ/イッたか!?(笑)
見学者・イガ/イったな……(笑)
実散/いっ……!? びく、びくっっ! ……木馬の上で崩れかかる。
KP/「おっと、危ない」 草摩が支えて降ろそうか。
実散/あっ、あう……全裸で……人前で、こんなこと……何してるの!? ど、どうしてこんなことを!? 訳判んないよ……こんな恥ずかしいことさせて!
KP/それを口に出しますか?
実散/言います! なんとか兄ちゃんから離れて……こんなとこ居られるかぁー! 怒って逃げようとします!
KP/からんころん。

 貴方は眉を顰めるかもしれない。しかし、貴方は意を決して前を向くだろう
 なぜなら、貴方は『商品』だから。『商品』である自分は、自己紹介をしないといけないのだ。
 そう、やるべきことを見据えるだろう。違和感など『覚える筈もない』。

KP/催眠スタート。
実散/…………。
KP/「みちる。ステージに立て。商品として、ご主人を誘うときの口説き文句を言ってもらおうか。分かっているな、『商品』」
実散/…………。う、うん。もちろん、するよ。だって……俺は商品だもの。

 「めいっぱい『自分を美味しく見せなさい』」
 言われなくても、そう貴方は思うだろう。『商品』である貴方がそれをするのは、当然のことだ。
 さあ、舞台の中央へ。オークション開始だ。

見学者・イガ/ああー、なるほどね。
見学者・ピロ/ちょっと分かってきた。
実散/……これ、支配人にはバレちゃいけないんだ? 催眠解除だってバレちゃダメなんだ……兄ちゃんを騙して、奪って、そして逃げないと。
KP/うん。頑張れプレイヤー。探索者をうまく動かしていこうな。
見学者・ピロ/だいぶプレイヤー力が試されるやつだ!
見学者・イガ/でもまたミチルちゃんのえっちが見られる がんばれがんばれ