クトゥルフ神話TRPG・リプレイ
■ 『 KPCが猫拾ったって言ってるけどどう見ても猫じゃない件 』 1ページ ■
2022年3月9日




 ●はじめに

マーサー(以降、KP)/おいでませねこ! にゃーん! セッション始めるよー!
天鴻/にゃーん!



 クトゥルフ神話TRPG 『KPCが猫拾ったって言ってるけどどう見ても猫じゃない件』
   シナリオ製作者:カササギ屋 様 シナリオ掲載サイト



 ある日の昼下がり。探索者がのんびり過ごしていると、KPCからこんな連絡がくる。
 「猫を拾ったんだ。今すぐうちに来てくれ」
 首を傾げながらもKPCの家に向かう探索者だったが、KPCが抱えているのはどう見ても猫ではなく……?






百合人/新しいミチルちゃんと兄ちゃんの立ち絵だ! かっこいい〜!
実散/実散の立ち絵、絵師さんに依頼して描いてもらえました! その絵師さんに兄ちゃんの立ち絵も描いていただきまして! 兄ちゃん、結構ガタイ良いよね。
天鴻/草摩さんって意外とSTRありますもんね。
草摩/自分でも草摩のSTRが高くてビックリする。
天鴻/ここ、高STRしかおらん。
実散/……みー……。
百合人/小さき生き物、カワイイね。
天鴻/おー、よちよち。小さき命、守らねば。


 ●オープニング

KP/このシナリオは、KPC……今回は実散の自宅に集合するところから始まります。なので、たかひろくんは我が家にいらっしゃいませしてください!
天鴻/3人のお家にお邪魔しまーす。ご飯を食べに来た。
百合人/タカちゃんとご飯だ!
草摩/また俺があんみつでも作ろうか?
天鴻/この間は青椒肉絲を作ってもらったしなー。百合人さんは何が食べたい?
百合人/中華と甘味を作ってもらったなら、それ以外にしたら面白そう?
天鴻/洋食とか? ……あ、パエリア食べたい! 中の人の家にパエリアのチラシがあったから(笑)
草摩/よし、みんなにパエリアをご馳走しよう。白ワイン、パプリカ、トマト缶、あさり、エビ、パセリ……良い海鮮を用意しよう。
天鴻/やったー、パエリアが食べられる〜! あ、これお土産のジェラートです!
百合人/タカちゃんったら気が利く〜
草摩/パエリアにジェラートか、良いな。冷凍庫を勝手に開けて入れていいぞ。
天鴻/はーい。うわ、なんか色んな食材が入ってる(笑)
草摩/パエリアはチーズを上に乗せてドリアにしても美味しいらしい。あとアレンジで生ハムを入れるのもアリだそうだ。
天鴻/絶対美味しいやつだ。
百合人/ドリアパエリア! 美味しそう! 生ハムなら常備してるから追加できるね、お酒に合うでしょ
天鴻/白ワインに合いそう……贅沢な休日だ(笑)
百合人/優雅なランチ、サイコー せっかくタカちゃんが遊びに来てくれたし贅沢しましょ、昼間からワインあけるわよ〜
KP/ちなみに、実散はただいま外出中です。そろそろ帰ってくるんじゃないかと思っていると……案の定「ただいまー」という実散の声が聞こえてきます。
草摩/帰ってきた。
天鴻/あ、お帰りなさい!
百合人/お帰りなさい、ミチルちゃん
実散/もう良い匂いがするー! わーい、おいしそー! そう言っている実散は、猫っぽいものを抱っこしてます。
天鴻/猫? っぽいもの?
実散/実散に抱きついているようです。あのね、この子……あそこの道にいたの。もしかしてマオちゃんが迷子になったのかなって思ったんだけど、ちょっと毛並みが違うから別人だった。
草摩/別人。別猫か。
百合人/マオちゃんって……あの?
実散/『サイキックにゃんこ』に登場した子猫ですね。たかひろくんとユリちゃんセンパイは「言われてみれば似てるな〜」って思うけど、「マオはもっと人懐っこくて騒がしいだろう」と思えるので、別人だと判ります。
天鴻/大丈夫? 急に光ったり喋ったり猫耳が生やしたりしてこない?(笑)
実散/かわいい猫ちゃんだよ。震えていたから放置できなくて……連れて来ちゃった。
天鴻/ここ、ペット可のマンションでしたっけ?
草摩/ああ、OKだ。天鴻も住んでいいぞ。
天鴻/人権が無い。
百合人/タカちゃん、アタシ達のペットになる?(笑)
草摩/みちるも夜になると俺のかわいいペットになるぞ?
天鴻/言い方ァ!(笑)
実散/兄ちゃん、まだ昼間だよ!(笑) 実散がぎゅうっと抱きついていた子猫を見せます。
天鴻/よーし、チチチ……。


 そこにいたのは探索者が想像していたような猫ではなく、玉虫色に輝き、幾つもある目を蠢かせながら辺りを窺う、酷く醜悪で冒涜的な生き物であった。【SAN値チェック1/1D3】

天鴻/チ!?
百合人/ギャアアアアアア!? いっぱい目ある!
天鴻/え、なにこれ、これなに? 俺の知ってる猫ちゃんと違う!(ころころ)82、失敗だよ! そりゃな!(1d3ころころ)SAN3減少、最大値〜!
百合人/(ころころ)51、SANチェック成功! 隠れる! タカちゃんガード!
天鴻/盾にされた!(笑) 何これー!?
草摩/猫だな。
天鴻/どこが!? 猫はこんなに目が多くないしうにょっとしてないよ!
百合人/ネコミミなだけじゃん!?
実散/ちょっとマオより鋭い目つきだよね〜。
百合人/鋭い!? 多いよ!?
天鴻/いや、猫以外の生き物でもこんなん居ねえよ!?
草摩/なんだかキョロキョロしてるな。やはりビビっているか。
実散/そうみたい。おーよしよし、怖くないからね〜。
天鴻/なんで冷静なの、この双子? 百合人さん、どうしよ……(笑)
実散/ん? 抱っこはヤだ? はい。実散は抱いていた猫を下ろします。
天鴻/放つなぁー!(一同爆笑)
KP/偶数でたかひろくん、奇数でセンパイに寄る。(ころころ)1、センパイの足元に行きます。
百合人/ギャアアアアアア!?(笑) 来たー! タカちゃーん! ターカーちゃーん! ええええーん!
草摩/さすが猫、俊敏だな(笑)
天鴻/ひょ、ひょいっと猫(?)を掴む!
KP/もし撫でるなどして触る場合、ぬちょ……とした質感とともに宇宙の片鱗に触れた気がして【クトゥルフ神話技能+1】。
百合人/<クトゥルフ神話技能>が増えた!?(笑)
天鴻/スペースキャットタカヒロ。なにこの生き物らしからぬ感触……ええん、なんか手に纏わりついてくるよう(笑)
実散/あ、たかひろくんに懐いているみたい!
草摩/猫顔してる今のうちにパエリアを配膳しておこう。
実散/いい匂いだね〜。
百合人/普通にランチ進めようとしてるー!?(笑)
天鴻/パエリア食ってる場合じゃ無いんだよなあ!?(笑) 百合人さん、触って宇宙の深淵を覗いてみる?
百合人/やだぁ。
草摩/ストレートな拒絶だ(笑)
KP/それでは……猫に対して<聞き耳>、あと<生物学>か<博物学>ができます。
百合人/目を瞑れば猫……猫……いや手触りが……! <聞き耳>ロールします。(ころころ)39、成功。
天鴻/俺も<聞き耳>!(ころころ)6で成功です。

 <聞き耳>→天鴻、百合人が成功。
 おい、今「テケリ・リ」って鳴いたぞ。そんな鳴き声の猫がいてたまるか。

天鴻/ショゴス。
百合人/それ。
KP/<生物学>か<博物学>ロールもできるけど、する? ……いや、どっちも技能が無いだろうから、<知識>ロールで代用していいことにします!
草摩/<知識>ロールに成功したら皿にイカをいっぱい乗せてやる。
天鴻/(ころころ)<知識>ロールなら、39で成功。
百合人/アタシも<知識>で(ころころ)34、成功。
草摩/2人の皿にイカをいっぱい乗せる。判定成功したら料理が増えていくシステムだぞ。
天鴻/どんどんパエリアの皿に盛られていく…(笑)

 <知識>→天鴻、百合人が成功。
 いや、こんな猫がいてたまるか。そもそも地球上の生き物なのかこれは。

天鴻/やっぱヤベーやつじゃん! なんなのお前!? お前どっからきたの!?
KP/あ、話し掛けた。
天鴻/話しかけたらヤバいの!?(笑)
KP/「……おい、おい小僧、聞こえるか」 たかひろくん、センパイ双方の脳内に声が聞こえます。「貴様の脳内に直接語りかけている。聞こえたら口に出さんで良いから返事をしろ」
天鴻/こ、こいつ直接脳内に!? また!?
百合人/脳内に直接話しかけるのは猫の共通認識なの!?(笑)
天鴻/偉そうだな、コイツ……。聞こえたけど何、何なんだよお前は?
KP/「我は、猫だ」 目の前の、『猫ではない何か』が語りかけてきている。【SAN値チェック0/1】
百合人/嘘つけい!(ころころ)70、SANチェック失敗。わーん!
天鴻/こんな禍々しいネコチャンがいてたまるか!(ころころ)61、失敗……。こんな名状しがたき猫を見て冷静になれる方が無理では?(笑)
草摩/判定失敗したからワインは少なく注ぐぞ。
天鴻/ワインを減らされたー!(笑)
KP/「小僧、すまないが少しばかり頼みがある。しばらく我の話を聞いてくれるか?」
百合人/えええええ……?
天鴻/内容による……実散さん達に危害を加えるような内容だったら許さん。
草摩/優しいな、天鴻。
百合人/世界の生態系を組み替えるとかじゃなければいいよ……。
KP/「そんなことはしない」
百合人/ニイちゃんはしようとしたんだよ!
KP/「えっ。なにそいつ、怖い」(一同爆笑)
天鴻/見た目はお前の方が怖いんだよな(笑)
KP/「我は、人間の営みに興味があってな。長い間、人間達の暮らしを観察してきたが、外から見るだけには限界がある。そこで我は、実際に直接人間と過ごしてみたいと思った」
天鴻/ふむ。
KP/「だがしかし、本来の我の姿のままという訳にもいかぬ。そこで我は考えた。我は人間を観察していて気が付いたことがあった。人間はこの猫という種族を前にすると酷く従順になるのだ
百合人/確かに「ネコチャンかわいい〜」ってなるよね……。
天鴻/人間は猫の奴隷だから仕方ないね。ショゴスの本来の姿のままだと人間はSANチェック不可避だもんな。
KP/「そこで我は、猫になることにした」
百合人/猫になったんだ……。
天鴻/擬態ヘタクソか?
KP/「我の種族は模倣が得意なのだが、我は他の仲間と比べて不得手でな……」
百合人/本当にヘタクソちゃんだった……(笑)
KP/「だが、人間ひとりの目を欺くことくらいなら可能だ。現に、此奴には我が愛らしい猫に見えている」 そう言って、猫は実散を見る。
百合人/あ、ミチルちゃんにだけは本当に猫に見えてるんだね?
天鴻/草摩さんは?
KP/「え、知らん」(一同爆笑)
天鴻/待って! 草摩さんはこの状態を見て猫だと言ってる可能性!?(笑) ……草摩さん。
草摩/なんだ天鴻、パプリカが足りないか?
天鴻/これは猫ですか?
草摩/それはショゴスだ。
天鴻/バレてんじゃねえか!?(一同爆笑)
KP/ショゴスはSANチェックします。
百合人/ショゴスはSANチェックします!?(一同笑)
天鴻/ショゴスにSANチェックをさせる草摩さんは何なの!?(笑)
百合人/ど、どうしよう……擬態がヘタクソちゃんなこの子、応援したくなってきちゃった(笑)
天鴻/で、頼み事ってなんだよ?
KP/「我の邪魔をするな。我は、此奴の世話になりたいのだ。小僧らが何もせんのなら、我も大人しくしていよう。早い話、我を猫として扱って欲しいのだ」
百合人/ほ、ほう?
天鴻/ちなみに、お前をここに置いておくと何が起きる?
KP/「安心しろ、殺すようなことはせん。死んでしまっては我も困るからな」
天鴻/……死なす、可能性は?
百合人/そうよ、それが一番怖い話よ。
KP/では、それを危険視した2人。実散に対して判定ができます。<応急手当>か<医学>、他にも<精神分析>ロールが可能です。
百合人/ほう? じゃあ<応急手当>!(ころころ)42、成功。

 <応急手当>→百合人が成功。
 実散の顔が青ざめており、体調が悪そうだ。

天鴻/<精神分析>〜!(ころころ)93、失敗……。
草摩/残念。天鴻のあさりが多すぎたので先輩の皿に移す。
百合人/量を微調整された!(笑)
天鴻/俺のあさりー!(笑)

 <精神分析>→天鴻は失敗。

 なんかいつもよりボーッとしてる気がするな? 大丈夫?

天鴻/なんかいつもよりぼんやりしてない? おい、健康被害が出てるじゃねえか。
KP/「む」 猫ではない何かの体が小刻みに震えた……かと思うと、全身にある全ての目がカッと見開く。
天鴻/ヒッ!?
KP/その直後、探索者を強烈な頭痛が襲う。探索者は耐えきれず、その場に膝を着いてしまった。
百合人/痛っ!?
草摩/どうした? 毛繕いタイムか?
KP/「む……すまない、少し睨んでしまった」 しゅーん。反省のゴメンネをするかのように頭を下げて、猫はしゅたたと双子のもとに行きます。
草摩/かわいいな。よしよし、タマネギ食うか?
KP/「やーだー」
天鴻/タマネギ嫌いなのか?(笑) ……とりあえず、積極的に攻撃したい訳じゃないけど、ずっと一緒に居るのは危なさそう……って感じかな?
百合人/そうかもね……今は大丈夫だけど何か影響ありそうじゃん? ミチルちゃん、体あんまり強くないし……この中ではSTRもCONもSIZも一番低いでしょ。
天鴻/実散さんだけじゃなく、草摩さんも百合人さんもこのままじゃヤバそうだよ。実散さんはPOWは高いからそういう意味ではタフだろうけど……。
百合人/ミチルちゃんはPOWが高すぎるから、逆にストレスを感じなくて「変化に気付かない」可能性もあるわよ。
天鴻/だな。気付いた時には手遅れになってしまうかも……。これは、丁重にお帰りいただく方向にするしか?
実散/じゃあ、盛り付けは兄ちゃんがしてくれたし! みんなでご飯を食べよう!
草摩/いただきますをするか。あたたかいうちに食べよう。
実散/みんなー! 席に着いてー! 猫ちゃんの前にもご飯を置くよ!
百合人/どどどどうする!? 普通に進められてるよ!?
天鴻/……うーん、ここでわーわーしてても仕方ないし、飯を食いながら猫(?)の様子観察してみましょ。
KP/いただきまーす。「ふむ、腹が減ってきたな」 それが言い終わるや否や、猫はブルブルと小刻みに震え始めた。
天鴻/バイブレーションねこ?(笑)
KP/「何か寄越せ。我に合うものを寄越せ」
草摩/目の前のパエリアがあるだろう。
KP/「これタマネギいっぱい入ってるやろがい!」
草摩/パエリア食べろ。食べさせます。
KP/「やーだー」
天鴻/スパルタか?(笑)
草摩/<精神分析>で食べさせます。
百合人/<精神分析>で!?(笑)
草摩/(ころころ)16、成功。お前は猫だがタマネギを食べられる猫だ。よってイケる。いけ。
百合人/洗脳では?(一同笑)
KP/言いくるめじゃん?(笑) でも、成功したので……「ぱくっ。食べられた」
天鴻/好き嫌いを克服した?(笑)
KP/「でもでもぉ……猫はネギダメだって話なんだもん……食べたら猫じゃないじゃん」
天鴻/猫になりきろうとしている努力は可愛いんだけどさ!(笑)
草摩/大丈夫だ。人間だって納豆を食おうと思った奇抜な奴が過去に居た。そして今や、納豆はソウルフードだ。タマネギが猫のソウルフードになる日をお前が作ればいい。
KP/「お、おう……。我が、猫界の期待の新星となる!?」
天鴻/蒟蒻とかフグの白子とか、未だに「なんでこれで食えるようになったのか分からん。分からんけど食う」だもんね(笑) でも普通の猫ちゃんは死んじゃうから本当やめたげて? タマネギを平気で食う生き物は人間だけだからね?
実散/わあっ、いっぱい食べてる〜! かわいいね〜! ……そういえば、この子の名前を決めてなかったな。ねえみんな、何か良い案はある? 名前を決めよう!
百合人/名前か〜。
天鴻/ショゴちゃんしか思いつかねえっすわ……。
草摩/しょこたん?(笑)
KP/「それは人間にニンちゃんって付けるやつだぞ?」
百合人/猫にマオちゃんって付けてたじゃん。
KP/「それもそうだな……」
天鴻/言いくるめられてる(笑) あとはゴスちゃんぐらいしか選択肢が思いつかない。俺、ネーミングセンスが無いな……。
KP/「……お前らは、何故その名前になったのだ?」 では、PCのネーミング由来を教えてくださーい! 白南 天鴻、剛力 百合人、花園 草摩のこと教えて
天鴻/白南 天鴻の由来は、冬の季語の「白南天」と「鴻」から。南天には「難を転じる」で魔除けとか厄除けの意味もあるんで、『庭師』のHO3的にはぴったりかなって思って付けた。
草摩/白南天? ……ググってみたら、植物が出てきた。
百合人/花言葉は「深すぎる愛」「機知に富む」「募る愛」か。カワイイね〜 タカちゃん、冬生まれ設定だったりする?
天鴻/ですかねえ、冬か春先ぐらいっぽいな。プレイヤー的な天鴻のネーミング由来はそんな感じ。PC的には多分冬生まれなのと、「天を飛ぶ鳥」のイメージかな。
草摩/綺麗な名前の由来だな。
百合人/剛力 百合人の由来は……キャラクターメイキング時にダイスを振って能力値を決めたら、STRが高めのパワータイプだったので、強そうな名字の「剛力」にした。百合人は、「花や植物の名前にしたい」と思ってたんだよね。『庭師』のPCの実散と草摩と遊ぶキャラだったから。
KP/先日、私がKPで『庭師』セッションをしたんだけど、そのときも高STRのHO3さんの名前案の1つが「剛力さん」だったよ。みんな付けたがる名前なんだね。
百合人/あと、百合人は元々『アナザーワールドSRS』で作ろうと思っていたオカマキャラのボツ案から流用したキャラなので、オカマに似合う植物と言ったら……薔薇。でも画数的に百合にしました! ちなみに百合人の妹の名前は「のばら」という設定です。
実散/のばらちゃん! かわいい!
草摩/『呪術』って感じだ(笑)
天鴻/堅い「剛力」と華やかな「百合」がキャラに合っていて良いですよね。百合人さんのお母さんも花の名前なのかな?
百合人/百合と薔薇の親……?
天鴻/牡丹とか?
百合人/牡丹! かわいい名前! そして源氏名くさい(笑)
実散/源氏名……そっか、ユリちゃんセンパイのお母さんは、水商売の人でしたね。
草摩/それだと天鴻の親は卵かもしれない。
天鴻/俺の母親の名前は「珠子」にします。
草摩/採用された!(笑)
百合人/良い名前ね〜!(笑) 草摩兄ちゃんの名前の由来は?
草摩/『21's Gun』でも語ったけど、インド神話の「ソーマ」から。植物と医薬の要素があって、『庭師』のHO4らしいなって。
天鴻/不老不死の妙薬ですね。
草摩/名字の花園は、先に双子の弟が「花園 実散」の名前を付けていたので必然的に決定した。当初の予定だと名前は「草摩 数馬(そうま・かずま)」にする予定だった。
天鴻/ほほう、韻を踏んでいる!
草摩/頭が良さそう、数学が得意そうな名前で……でもインテリは格のポジションだったので、こっちの名前にしなくて良かった。それに「花園 草摩」の方がくさポケモンぽいし良い。
天鴻/そして、馬。足が速い……。
実散/本当だ、馬で足が速い! DEXが高いからピッタリなんだね!
天鴻/「花園 実散と花園 草摩」で対になっている名前、良いですよね〜。名付けって個人個人のセンスとか嗜好が出るから面白い。
実散/ちなみに花園 実散の由来は、実散のキャラモデルが『ヘタリア』のイタリア、『オッドタクシー』の大門弟、『魔法使いの約束』のクロエ・ミチルでして……全員弟系のキャラなんです。
天鴻/実散さんがイタちゃん、分かる!(笑)
実散/『庭師』のPCを作ると決めたときから「植物系の名前にしたい」という願望があって、しかもKPに「HO1の名字が班の名前になるよ」と言われていたので、あまり難しすぎず、綺麗な植物的な名前にしました。
草摩/花園班。言いやすくて良いな。
実散/ところでミチルを「実散」という漢字にしたら、ぷぇに「体が弱い子供だったからご両親が縁起の悪い名前を付けたんだね」と深読み考察されました。「知識のあるオタクはすげえな……」と思いました。
草摩/深読み考察(笑)
実散/それで……この子の名前はどうする? ショゴたんにするの?
草摩/クロは?
百合人/黒猫にありがちな名前だな〜。
天鴻/ヘイショ。……なんでもない(笑) フィンランド語の黒を意味するムスタっていうのも良いな。
百合人/ムスカ……。
天鴻/目がー! 目がー! 多い(一同笑)
草摩/おはぎ。
天鴻/おはぎ!?(笑) 待って、おはぎが食べにくくなる!
百合人/それはダメ、タカちゃんにダメージが入っちゃう(笑)
草摩/オニキス。
百合人/おにきす? ……宝石? あ、画像検索してみたら黒くて灰色のラインが入った石が出てきた……。
天鴻/オニキス、良いのでは?
百合人/オニキス、かっこいいね。オニという音に、強さ……神話生物らしさも感じる。
実散/でもキスですよ(^ε^)-☆Chu!!
天鴻/オニキスでどうよ、猫?
KP/「…………。嬉しい、と素直に言うのは……ううむ」 赤面する猫。
百合人/喜んでる!
天鴻/満更でないらしい(笑)
草摩/今日からお前はオニキスだ。よし、パエリアも食べたことだしデザートの時間にするか。
実散/たかひろくんがジェラートを買ってくれたの〜? 食べる〜!
天鴻/色んな味を買って来たんで、好きなの選んでくださいね〜。
実散/嬉しい! 俺はストロベリーがいい!
百合人/アタシはスタンダードなジェラートがいいな〜。
天鴻/スタンダードというと、バニラとかチョコとかかな? 
百合人/じゃあバニラ! アタシ、何でも基本から入りたいのよね。
天鴻/基本の味が美味いと大体美味いですしね。俺、抹茶味を貰ってもいいですか?
実散/たかひろくんは抹茶味、好きだよね〜。
天鴻/餡子も好きだし、きな粉も好き。
草摩/天鴻のためにきな粉を常備してるぞ。
天鴻/常備されてる(笑)
草摩/俺は余った味を貰う。つまりチョコだな。
百合人/ねえねえ、一口ずつちょうだい 抹茶もストロベリーもチョコも食べてみたーい
実散/オニキスも食べる? オニキスの前にストロベリージェラートを置く。
草摩/チョコも食べるか?
KP/「つ、冷たい、なんだこれは、寒い」 ぶわぶわぶわ! 「ヌワーッ! 冷たいぞ!」 その小さな体躯が、目の前に置かれたジェラートを吹っ飛ばした……探索者達に向かって。<回避>ロールをお願いします。
百合人/ジェラート攻撃!?(ころころ)40、成功!
天鴻/うわっ、あっぶね!?(ころころ)60、成功!

 <回避>→天鴻、百合人が成功。
 ちょっと濡れた。

百合人/ちょっとだけ濡れちゃった!(笑)
草摩/オニキス、驚いてるな。
天鴻/普通は猫ちゃんにアイスを食べさせちゃダメですからね(笑) 手や顔にかかったアイスをふきふき。
実散/では……一番濡れたのは、目の前にいた実散でした。あはは、ごめんごめん。オニキスもお口ふきふきしようか?
天鴻/実散さん、大丈夫?
実散/俺は大丈夫〜! ……実散はオニキスを抱き上げ、洗面所へ行きます。暴れてびっちょりしたオニキスを洗ってあげようとします。
百合人/手伝おうか?
KP/言いながら一歩踏み出した実散の体がグラリと揺れる。探索者が反応する間もなく、次の瞬間にはその場に倒れ込んでしまった。
百合人/えっ。ミチルちゃん!?
天鴻/実散さん!?
草摩/みちる!? 大丈夫か!?
KP/オニキスはぴょんっとその場から離れて無傷。……そして倒れた実散に寄り添う。その顔は焦っているものだ。
百合人/ミチルちゃん!? 平気!?
草摩/実散を抱き上げます!
KP/「…………」
天鴻/実散さんをベッドまで運びましょう。……おい、オニキス。危害は加えてない、よな?
KP/「……我は、何も。だが……やはり人間には負担が大きいか」 オニキスはポツリと呟く。
天鴻/どういうことだ、ちゃんと説明しろ。
百合人/ミチルちゃんは大丈夫なの!?
KP/「我は、こやつの“目を欺いている”。平たく言えば“我が猫に見えるように精神を操作している”のだ。脳に負担がかかるのは当然であろう」
百合人/直死の魔眼みたいなもん!?
KP/判りやすい!(笑) そうです、『月姫』の志貴くんは直死の魔眼を常時使用すると脳が死にます。なので魔眼殺しの眼鏡を掛けて負担を減らしているんですよね。
天鴻/そう思うと眼鏡無しでも動ける式はヤベーな(笑) 精神操作にかかる脳への負担か……。
KP/「どうやら思ったより精神の摩耗が激しいようだ……。結論を言えば、命に別状はない。休めば回復するだろう」
草摩/そうか、それは安心した。
天鴻/でも、また倒れるかもしれないんだろ?
KP/「我を見れば、な……」 オニキスは自分の為に精神操作をして実散に近づきましたが、やはり実散には負担を強いていたため、倒れてしまいました。ここで探索者達は選択できます。オニキスと戦闘をして排除するか、説得をしてお帰りしていただくか。
百合人/うっ……。
天鴻/メタな発言すると、オニキスの正体はショゴスですよね? 戦闘して勝てる気がしないんですが……。
KP/メタな回答をすると、「実散に合わせた体になっている」ことから弱体化しています。有名エネミーから下級エネミーになってるぐらいのパラメータですね。
百合人/勝てなくはないレベルか。……でも、好戦的じゃないNPCとは戦いたくないな。オニキスだって戦いたくなさそうだもん……むしろオニキス、好意的どころか、ミチルちゃんを気遣ってるじゃん?
草摩/わかる……。
天鴻/少なくとも害意は無いしな。実散さんのことだって、傷つけたくなさそうだし。平和的に解決できるなら、そうしたいな。いくら得体の知れないやつでも無暗に傷つけたくない。いっそ、猫に見えるようにしている精神操作を切っちゃうとか?
KP/「……それで、我を受け入れてくれるだろうか、この人間は?」
天鴻/受け入れてくれるかどうか、だったら、受け入れてくれそう……。
KP/オニキスは、少し小さくなり、静かに囁き始めます。「此奴は、我の真の姿を見れば、拾わなかっただろう……猫だったから、近寄ってきてくれたのだ。我のような姿の者が人間と過ごすには、この方法しかなかろう……我はこの姿が人間には受け入れ難いということをよく分かっているつもりだぞ」
百合人/オニキスちゃん……。
天鴻/……草摩さん。
草摩/なんだ。
天鴻/実散さん、このオニキスを見てどう思うと思います?
草摩/「絵本で見たテケリリちゃんだ!」と言うと思うな。
天鴻/どんな絵本!?(笑)
草摩/俺が子供の頃、みちるによく読み聞かせていた絵本だ。
百合人/平気じゃん!?(笑)
天鴻/ってことは、精神操作を切っても大丈夫じゃない? ありのままのお前を見せるのよ!(笑)
KP/……いやあ、このシナリオを読んだとき「たかひろくんとセンパイにPLで遊んでほしい〜!」とは思ったが、「実散と草摩がKPC向けではなくない!?」と思ったよね(笑) 「……いいと思うか?」 オニキスは、不安げです。
天鴻/自信を持てよ! でもここ以外じゃ通用しない自信だからそこは気を付けて行こうな!(笑)
百合人/アタシだって最初はアンタのこと、怖いと思ってたけど……ご飯を食べた数分間で少し平気になってるわよ! 少しだけだけど!(笑)
KP/怖がりなセンパイはかわいいな(笑)
百合人/ミチルちゃんならきっと大丈夫。それより……ミチルちゃんを苦しませたくないのがアンタの本心でしょ?
天鴻/実散さんならお前が猫の姿じゃなくても拾ってくれたと思うよ。もしダメだったら、俺の家に来ても良いからさ。
百合人/タカちゃん!?
KP/「えっ?」 人間にそう言われたオニキス、動揺。
天鴻/いや、だって……野放しには出来ないし。得体は知れないけど、悪い奴じゃないのは分かったし。
草摩/優しいな。……もし俺がこいつを見かけたなら拾うぞ。「よく見たショゴスだろ」って。
天鴻/よく見たショゴスって何だよ(笑)
KP/……自分を受け入れてくれる人間がいる。そう自信がついたオニキスは、頷く。するとベッドに寝かされた実散が、目を開けた。
百合人/ミチルちゃん!
草摩/みちる……。
天鴻/大丈夫か?
実散/……あれ? 俺、ベッドで寝ている……? もしかして、倒れちゃったの?
天鴻/疲れが溜まってたんだよ。
百合人/朝から外に出てたしね!
実散/俺、倒れた……? ごめんね、せっかくみんなで楽しいご飯をしてたのに……。起き上がろうとするが、つらい顔をする。
百合人/ハイハイ、そのままで平気!
天鴻/気にするなって。警察がハードワークなの、みんな知ってるんだから。
草摩/……そのままでいいから、話を聞いてほしい。
実散/なーに?
天鴻/さっき実散さんが拾った猫なんだけど……。
実散/うん? オニキスのこと?
天鴻/……驚かないで聞いてほしいんだが、実は猫じゃなかったんだ。
百合人/そうなの、猫じゃなかったのよ……!
実散/な、なんだってー!?
草摩/どう見ても猫だったけど違ったんだ。
百合人/いや、兄ちゃんは判ってただろ(笑)
天鴻/えーっと、何だっけ、実散さんが小さい頃に読んでた絵本にいたっていう……?
実散/クトゥちゃん? ハスターマン?
天鴻/色々いるな?(一同笑) しかもどっちもヤバいやつじゃん!?
草摩/「テケリリ」って鳴くアレだ。
実散/ショゴスの絵本! かわいかったよね、俺達よく歌った!
百合人/よく歌ったんだ……(笑)
天鴻/SANが減りそう…(笑)
実散/マオちゃんやニイちゃん達もいっしょにいっぱい歌ってくれたよね!
草摩/あいつら違う神格なのに歌ってくれたよな。
百合人/違う神格!?(笑)
天鴻/花園両親のSANは大丈夫だったの!?(笑) とにかくなんだ、そのショゴスってやつらしい。なあオニキス……と言ってオニキスを抱き上げます。うーん、宇宙の深淵の手触り(一同笑)
KP/抱き上げられた今のオニキスの姿は、たかひろくんとセンパイの目に見える姿そのもの。実散の目にも本来のショゴスの姿が映し出される。
天鴻/どうかな……。
実散/わ!? 毛並みが変わってる! ビックリ〜!
天鴻/もっと色々変わってるが!?(一同爆笑) ほら見ろオニキス、SANチェックすら発生しねえ!(笑)
草摩/俺だってSANチェックしなかっただろ。伏線回収だ。
天鴻/そういう伏線だったの!? まあ草摩さんが平気なら実散さんも平気だろうとは思ったが!(笑)
実散/おいで……オニキス。ベッドから起き上がった実散は、オニキスに手招きします。
百合人/呼んでるよ。
天鴻/手を離す。
KP/オニキスは実散におずおず近づく。不安げに実散を見上げる……が、実散から手を伸ばして抱き上げられた。実散はよしよしと宇宙的感触を撫でる。……あはは、ちゃんとお顔も綺麗になってるね〜。そう何事もなく、実散はオニキスを受け入れます。
百合人/本当に……何事も無かった(笑)
草摩/俺だって何事も無かっただろ?
天鴻/そっすね、何事もあったのは俺と百合人さんだけなんだよな(笑)
草摩/みちる。このショゴス、絵本から出てきたショゴスだぞ。絵に描かれたやつとまったく同じ顔をしてる。判らないか?
実散/言われてみればそうなのかも……? 絵本を読んだのだいぶ前だから、よく覚えてないや。
草摩/もしかして、ショゴ……オニキス。お前が何故そんなに実散に対して好感度が高いのか疑問だったんだが。ずっと前から、実散を知っていたからだろ?
百合人/そうなの!? ……昔から知り合いだった? アンタ、絵本から飛び出てきたの?
KP/「う、うむ。人間に興味がある、だから擬態して観察を……と言っていたが、正確には……昔から絵本を読んでくれていたこの者に興味があったのだ」
百合人/ミチルちゃんに興味?
KP/大事に読んでいてくれたから……な。我は、ずっと歌を唄って遊んでくれていたこの者に、深い愛情を抱くようになった……。だから、色んな言い訳をして、近づきたい……と思ったのは、嘘ではないのだ」 オニキスは恥ずかしそうに言う。
草摩/みちるは、ショゴスの絵本がお気に入りだったんだ。
百合人/……うわー。こんな猫相手に親近感を抱いちゃってるよ、オレ〜(笑)
天鴻/それで、猫に擬態して実散さんに近付いたのか……。それなら目的は果たせたんだし、良いんじゃないか?
KP/「うん! 良しとしよう!」
草摩/ショゴス、ヨシ!
百合人/現場ショゴス!
実散/現場猫(笑) 俺に会いたくて絵本から飛び出てくれたんだ〜!? 嬉しいな、よしよし〜!

 ED3条件:“猫ではない何か”と共に過ごすことを選択。
 こうして、探索者達の生活の中に新たな存在が加わった。
 “猫ではない何か”がこの先、探索者達の日常に彩りを……与えてくれるかは定かではないが、少なくとも退屈しない日々を送ることになるだろう。

 ◆シナリオクリア報酬:SAN回復
 シナリオクリア:1d6
 “猫ではない何か”を改心させた:1d3

百合人/平和に終わった!(ころころ)SANが7も回復!
天鴻/良かったー!(ころころ)8も回復。オーバーチャージされた!
KP/なんて平和なお昼! お疲れ様でしたー! これにてシナリオ『KPCが猫拾ったって言ってるけどどう見ても猫じゃない件』を終わりにしまー……KPを、草摩兄ちゃんにバトンタッチします。
百合人/おっ!?
天鴻/ほあ?
草摩/で、お前だけなのか? 絵本から飛び出てきたのは。
天鴻/えっ。
百合人/えっ。
KP/「えっ。知らん」
草摩/みちる。お前がよく読んでいた本、他に何があった? 俺が記憶にあるのは……。
実散/えっとね、他にはね……いじわるなカエルさんの絵本!
草摩/拷問狂か。
天鴻/えっ。なにそれ怖い! もう呼び方からして絶対ヤバイやつじゃん!?
実散/いじわるなカエルさん……通称ムンビちゃんことムーンビーストはね、人間を残虐に拷問するのが好きな子達なんだよ!
天鴻/あいつか!? 子供の情操教育に悪い絵本だな!?(笑)
百合人/そんな明確にヤバイ特性の奴が絵本から飛び出てきて、平気!?
草摩/ヤバイな。だいぶヤバイ。
天鴻/そ、そんなの捕まえなきゃじゃん?
草摩/恐ろしい神話生物が姿を見せているかもしれない。……天鴻、百合人先輩、みちる。俺は今から実家に……礼二さんの家に行ってくる。パエリアをチーズをかけてドリアにして食べていてくれ。
百合人/ドリアを食べてる場合!?(笑)
実散/……俺も行こうか?
草摩/みちるが来たいなら。
天鴻/2人だけじゃ危なくない? 俺も行きますよ。
百合人/……なんかヤバそうな所にみんなだけ行かせるなんて出来ないでしょ。アタシも行くわよ! 怖いけど!
草摩/オニキス以上のモノを見ることになるかもしれないぞ?
百合人/同じぐらいSANチェックするぞって脅してるの? 上等よ! ホラーTRPGなら怖がりさんは欲しいでしょ!?(一同笑)
草摩/ムーンビーストは手強い奴だからな。天鴻達がいれば百人力だ。ムンビ100体相手でも無双できるだろう。
百合人/ムンビ無双はイヤー!(笑)
実散/オニキス。君が……絵本を抜け出したのっていつ?
KP/「お前に会う1時間前ぐらいだ。絵本から出て、すぐ匂いを辿ってこの家の前まで来たからな。他の絵本の様子を見ていない」
実散/他の絵本も、抜け出して真っ白になってる可能性……。
草摩/俺達はゆっくりランチをしていた。あれだけの空き時間があれば何をされているか判らん。礼二さんの家に向かうぞ。……あ。俺達、ワイン飲んじゃった。
天鴻/しまった。飲酒運転になっちゃう(笑)
百合人/た、タクシー! タクシーを呼んで!(笑)
実散/オニキス、俺の鞄に入って! 運転手さんがビックリしちゃうから!
百合人/運転手さんがSANチェックして事故っちゃうから隠れて!(笑)
KP/という訳で、一同は礼二さんの家……元花園邸に向かうのであった。これより後半戦セッションを始めます。
天鴻/後半戦だー!? 『同居人』みたいな構成!(笑)
実散/はい、そんな訳で『猫じゃない卓』は以上で終了しました。とても短いシナリオだったので、「これ1日にシナリオ2本立てでもイケるな……?」と相談したところ、KPをパスしての2部構成にすることになりました。
百合人/『猫じゃない卓』、リアルタイムで2時間ぐらいで終わった! ギャグで楽しかったー!(笑)
天鴻/さくっと終わりましたね。でも楽しかったー! ……というか、危険な絵本をそのままにして引っ越すんじゃない(笑)
実散/だってただの絵本だと思ったんだもん……(笑)
天鴻/良い機会だから全部持って帰ってらっしゃい! 礼二さんが迷惑しちゃうでしょ!?(笑)
草摩/礼二さんなら大丈夫だ。礼二さん、カンストステータスある人だから。
天鴻/どうしよう、花園家に行ったら礼二さんがムンビを千切っては投げしてたら……(笑) でも何かあるたびに地下室に入られる礼二さんも可哀想でしょ!
百合人/絵本回収してあげたいけどさ、回収するってことになったら……今度はマンションがAFだらけになるよ?(笑)
草摩/地下室には他にも絵本以外も保管してる。天鴻、俺が小学校のとき作ったアイアンメイデンいるか?
天鴻/いらねーよッ!(笑)
草摩/夏は涼しいぞ。針治療にもなる。
実散/入るな!(笑)
天鴻/健康器具扱い!?(笑) いや、アイアンメイデンで血を絞って浴びて美容にしてたから健康器具であっているのか……?
百合人/タカちゃんは健康だから大丈夫!(笑)