クトゥルフ神話TRPG・リプレイ
■ 『 サイキックにゃんこ 』 １ページ ■
2022年2月12日
※このリプレイには、性的表現を含んだ１８禁要素・同性愛描写が含まれております。ご留意ください。
●オープニング：お出かけするにゃ！
マーサー（以降、ＫＰ）／念願のたかひろくんとユリちゃんセンパイの２人でのセッションをやります！ よろしくです！
百合人／よろしくお願いしまーす！
クトゥルフ神話TRPG 『サイキックにゃんこ
「(こいつ…直接脳内に…?!)」 』
シナリオ製作者：たん吉 様 シナリオ掲載サイト
気持ちのいいある日の朝、探索者２人は道端をのんびり歩いていた。澄んだ空気と晴れやかな空の下、人通りのない小さな小道へと足を進める。
ふと、探索者たちは小道の真ん中に、小さな毛玉が落ちているのを見つける。不思議に思いと近づいてみると、
それはどうやら丸まって鳴いている子猫だった。
そして子猫は顔をあげ、空に向かって
「にゃにゃ にゃ にゃ ―――――――――ん！！！！」
と鳴きながら、突然発光し始めたのだった。
ＫＰ／改変可能ということで、同じシナリオ作者さんの別シナリオのネタを混ぜて１本のセッションをやらせていただくことにしました。デートシナリオだけどしっかりと神話生物を出して判定もさせるゲームにするよ！
百合人／わーい、嬉しい！ 今日はタカちゃんが気に入ってくれるように頑張ってオシャレしてきたよ
タカちゃん気に入ってくれる？
天鴻／気に入らないことある！？（笑）
百合人／嬉しいこと言ってくれるじゃないのギュー 当ててんのよ。
天鴻／どこを！？（笑）
ＫＰ／当てられながらセッションを始めます。さて、導入でも判るように「探索者２人が街中を歩いていると猫に遭うシナリオ」です。２人で一緒に外出してください。
百合人／アタシ、双子のマンションに引っ越ししたから家具の買い出しに行きたい！
天鴻／重い物や大きい物を買うならＳＴＲ１８で手伝いますよ。
百合人／タカちゃん頼りになるー！ アタシ結構吟味しちゃうタイプなんだよね、時間掛かるけど付き合ってくれる？
天鴻／いいっすよ。俺らぐらいの身長だと色々見比べないとですもんね。
百合人／それそれ。タカちゃんの意見いっぱい聞かせてね 終わったらお礼させてよ。タカちゃんレンタル料を払わせて
天鴻／えー、じゃあ店で１杯奢ってもらおうかな。百合人さんのおススメのカクテルが飲みたいな。
百合人／タカちゃんスペシャルを作ってア・ゲ・ル
天鴻／楽しみにしてます。どんとこい肉体労働！
ＫＰ／気持ちの良い買い物の真っ最中。澄んだ空気と晴れやかな空の下。ふと、２人は小道の真ん中に、小さな毛玉が落ちているのを見つける。
百合人／ん？
ＫＰ／不思議に思いと近づいてみると、それはどうやら丸まって鳴いている子猫だった。
天鴻／野良猫かな？ 母猫とはぐれちゃったのか……。
ＫＰ／ピカアアアアアアアア！
天鴻／ヒカッタアアアアアア！？（一同笑） 光る！？ なんで！？ 猫は発光体だった！？（笑）
百合人／都会の猫って怖ぇー！（笑）
ＫＰ／しばらくして光が収まると、目を開けることができる。目の前には先ほどまで光り輝いていたのが嘘のように、元の道が広がっていた。
天鴻／うう……なんだったんだ？
ＫＰ／子猫はにゃあ、にゃあ、と鳴き続けている。
天鴻／どしたー？ お母さんとはぐれちゃったのかー？ 体を屈めて、猫ちゃんに手を伸ばす。
ＫＰ／天鴻は、隣の人を見る。先ほどまで確かに隣にいた人物そのものである。だがしかし、一つだけ非常に違和感を覚える箇所がある。百合人の頭に猫耳が生えている。
天鴻／…………。
百合人／……ん？
ＫＰ／そのような「この世の萌えが３次元に？」と衝撃を受けた天鴻はＳＡＮチェックです。（1/1D3）。
百合人／ＳＡＮ減少デカくない！？（一同笑） 最大３も減るの！？
天鴻／（ころころ）２９、成功！ 成功したけど！（笑） ……あの、百合人さん。いつの間に猫耳装備したんすか？
百合人／にゃあ！？ ネコミミ！ 何これ！？ 自分の肉体が変形してる！？ 怖っ！？ これがクトゥルフ神話ＴＲＰＧ！？
ＫＰ／それお約束で好き（笑）
天鴻／ラブクラフトが猫派だもんね、猫耳だって生えるよね！（笑）
ＫＰ／あ、相手に指摘され自分に猫耳が付いていることに気付いた百合人はSANチェックです。(1D3/1D4+1)。
百合人／だから減少デカいってー！？（一同笑・ころころ）６、成功……したけど、成功しても１ｄ３も減るんでしょ。（ころころ）３で最大値減少じゃんにゃー！？（笑）
天鴻／猫耳の代償はデカいな！（笑） そ、それどうなってすんか……感覚あるんですか？
ＫＰ／天鴻はもう一つ違和感を覚えます。自分の腰の付け根あたりに、何か長くてにょろにょろしたものが生えていることに気が付きます。それは猫の尻尾でした。そのことに衝撃を受け天鴻はSANチェックです。(0/1)。
天鴻／なんじゃこりゃあああああ！？
ＫＰ／わあ、刑事さんみたい！
天鴻／（ころころ）４５、成功！
百合人／タカちゃん、尻尾が生えてるわ！ ……尻尾、むぎゅ。
ＫＰ／感覚はあります。
天鴻／ぶわわ！
百合人／尻尾、もにもに。
ＫＰ／感覚は、あります。
天鴻／ちょっ……。
百合人／尻尾、指でつつつつつ。
天鴻／ちょっ！？ まっ、くすぐった……も、もぉー！？ やめろぉー！（笑） 尻尾ばしんばしん！
百合人／うん、かわいい。お揃いねタカちゃん！ 何なのこれ！？（笑）
【ステータス変動】
・猫の尻尾：＜跳躍＞に＋５０、＜登攀＞に＋５０の補正。
・猫の耳：猫の言葉を理解できる。＜聞き耳＞に＋２０の補正。
・猫の舌：少しだけざらざらしている。語尾に「にゃ」を付けることで猫の言葉をしゃべることができる。
天鴻／ステータスも変わるの！？（笑）
ＫＰ／本来のシナリオであれば片方の探索者に尻尾、もう片方の探索者に耳と舌ができて役割分担しますが……ＫＰはどっちも２人に搭載してほしいので全部乗せしてくれてＯＫにします。なので２人とも猫耳猫尻尾が生えたよ！
天鴻／猫耳猫尻尾のコスプレおじさん達になっちゃったじゃん！（笑）
百合人／えーん、舌ざらざらだって〜。キスするときどうなるんだろ？(^ε^)-☆Chu!!
天鴻／うわ、ザラってするう！？（笑） で、なんで俺らにこんなもんが付いてるかって話ですよ？
ＫＰ／「……にゃにゃあん、にーちゃん、どこにゃあ〜……」
天鴻／ん……？
ＫＰ／２人の脳内に声が聞こえます。声のもとを辿ると、先ほどの子猫がコロコロ転がりながら泣いています。
天鴻／こいつ、直接脳内に……！？
百合人／こいつ、サイキックにゃんこ……！？
ＫＰ／タイトル回収してくれる優秀なプレイヤー達め。「……あれ？ おれの声、聞こえるの？」
百合人／聞こえるって……君の声？
ＫＰ／「おれの力のせいかにゃ？ でも、おれ……戻し方が分からないにゃ。ごめんにゃさい」
天鴻／おお、よしよし。……名前は？
ＫＰ／「おれ、マオっていうにゃ！」
天鴻／マオくん？ まんま猫だなぁ。
ＫＰ／「……にーちゃん……え〜ん！ にーちゃん〜！ どこ〜！？」
百合人／泣いてる。迷子なの？
ＫＰ／「にーちゃん〜！ にーちゃんを探してほしいにゃあ〜！ にーちゃんならきっと戻せるはずにゃあ……でも、いないにゃ。えーん！」 ぴーぴー、うえーん。
天鴻／おお、小さき命……（笑）
百合人／おー、よちよち。これは……迷子の迷子の子猫ちゃんをどうにかすればいいやつ？
天鴻／ここに犬のお巡りさんいるしな。今は猫だが（笑） ……にーちゃんを見付けないとお前も寂しいもんな〜。
ＫＰ／「えーん……にーちゃん、探してくれる？」
天鴻／俺らもずっと猫耳と尻尾を生やしてる訳にはいかねえし……探すよ。
ＫＰ／ぎゅ〜っ！ 抱きつく！ 「ありがとにゃ〜！」
天鴻／きゃわいい（笑） 小さき命、守らねば！
ＫＰ／「にーちゃん、どこに行ったか分からないにゃ……他の猫さんに聞いて見るしかないにゃ。あっ、かつおさんにゃ！」 周囲を見渡すと、野良猫が歩いている。
百合人／おっ、猫仲間かな？
ＫＰ／野良猫がふらふらしてますね。「おれの力で猫になれた２人なら、『にゃ』って付ければ猫の言葉が喋れるにゃ！」 ちなみに他の人間には大の大人がただ語尾に「にゃ」と付けて喋っているようにしか聞こえない。
天鴻／罰ゲームか！？（笑）
百合人／タカちゃん。行って。ニコニコ。
ＫＰ／たかひろくんに言わせる気だ！（笑）
天鴻／うわーん！？（笑） ……えっと、ちょっとお尋ねしたいことがあるんだけど……にゃ……？
ＫＰ／（野良猫かつおになって）「ん〜？ 変わったデカい猫だなあ」
百合人／オレ達、猫カウントになるんだ！？（笑）
天鴻／大らかすぎる！（笑） えっと、この子が迷子みたいなんだ……にゃ。
百合人／タカちゃんかわいいー
ＫＰ／「そのちっこいのの保護者を探してるのかい？ 確か『魚がいるところ』に行くって言ってたかな」
天鴻／魚が居るところ？ ありがとう……にゃ。
【にゃんこ捜索マップ】
・魚屋
・海
・水族館
ＫＰ／マップを提示しますね。「力になれなくてすまないね、デカい猫。君は身体が大きいからいい子猫を産めると思うよ」
天鴻／産まねえよ！？（笑）
百合人／タカちゃんならイケるイケる（笑） じゃあマオちゃんを抱っこして、移動しよか？
ＫＰ／マオは「にゃあっ！」と喜んでぎゅう〜っと抱っこされる。
百合人／カワイイー。あ、そうだ。アタシの名前は百合人っていうの。言える？
ＫＰ／「……ゆりと！」
百合人／カワイイ〜！
天鴻／俺は天鴻だよ。
ＫＰ／「……たかひろ！」 ぎゅうう〜！
天鴻／お利口さん。……さて、どこから探しますかね？
百合人／どこだろうね？ ……猫が魚を盗めるっていうか貰える可能性がある場所としたら、魚屋さん？
天鴻／猫が行きやすそうな所だと、まずはそこですかね。魚屋に行く途中でコンビニに寄ってちゅーるを買おう。
百合人／ちゅーる食べよう。
天鴻／百合人さんは食うな！（笑） 猫耳はフードで隠して、尻尾は服の中に何とかしまって……魚屋に行きますか。
●１シーン目：魚屋さんに行くにゃ！
魚屋に到着した探索者達。
新鮮な魚がたくさん並んでいる。普通の買い物客や、店員、別猫が、やたら美味しそうな魚を眺めていた。
ＫＰ／さて、人間相手に情報収集を行なうには技能ロールが必要です。けど、猫相手ならロール無しに情報が手に入れられます。人間が居ても猫の前で「にゃ」って付ければ自動成功だにゃ。
百合人／「ダイスを振って成功させる」か「恥じらいを捨てるか」の二択か。
天鴻／社会的なペナルティが痛い（笑） いや〜、俺はさっきかつおくんと話をしたしな〜。次は百合人さんの番じゃないかな〜？
百合人／そっかアタシの渾身の猫語が聞きたいの〜？ 仕方ないな、猫語で喋ってやるかあ〜！
ＫＰ／なにその自信（笑） それでは１匹の泥棒猫くんがのろのろと散歩をしながら魚を狙っています。
天鴻／お、ちょっと目つきが鋭い子だぞ。
百合人／そこのイケネコさん お仕事中ですかにゃ？
ＫＰ／（泥棒猫くんになって）「……にゃ？ なんだ、デカい猫か。今から俺は狩りをするんだぞ」
天鴻／猫語を話すと猫認定になる猫界隈、大丈夫なのか？（笑）
百合人／ねえねえ、このマオちゃんの保護者のにーちゃんにゃんを探してるのにゃ 知らないかにゃ？
天鴻／さすが百合人さん……全く恥じらいが無い！（笑）
ＫＰ／「にゃ」を付けて喋っているので情報収集自動成功です。「そいつのにーちゃん？ いや、ここら辺では見なかったよ……」
百合人／そっか〜、ありがとにゃ
ＫＰ／「それより……あのちくわ、良いと思わないか？」 魚屋にて、魚ではなく練り物エリア……「最高級ちくわ」と書かれた商品がある。
百合人／ちくわ好きなのかにゃあ？
ＫＰ／「美味しそうな匂いがするにゃあ……お前達も欲しくないかにゃ？」
天鴻／泥棒猫を増やそうとするな（笑）
ＫＰ／ちくわのとても美味しそうな香りに探索者は＜ＰＯＷ×５＞で対抗ロールをすること。失敗でちくわを咥えて舐め始める。
百合人／トラップ！？（笑・ころころ）１４、成功。
天鴻／（ころころ）４５、成功。
ＫＰ／２人とも成功ですね。いきなりちくわを食べる異形にはならずに済みました。
天鴻／往来でちくわを勝手に咥えるのはちょっとダメだよ社会的に！（一同笑） 俺は理性的に買います！ ちくわを３本！
百合人／あげていいよね、タカちゃん？
天鴻／情報料ってことで猫に渡します。
ＫＰ／超営業かわいいボイスで「にゃあああん 大好きだにゃああ」
天鴻／こいつ、要領が良い猫だな……（笑）
【入手ＡＦ】
・最高級ちくわ：世界最高峰のちくわ職人が作ったちくわ。食べるとＳＡＮ１回復。
ＫＰ／ＳＡＮ回復アイテムをプレゼントします。今後の冒険にお使いください。
百合人／シリアスなクトゥルフ神話ＴＲＰＧの最中に突然ちくわを食べ始めなきゃ……。
天鴻／これ、ちくわきゅうりにしたらおつまみに良いでは？（笑）
ＫＰ／マオもにゃあにゃあちくわにゃあにゃあしてます。
百合人／マオにゃんもちくわ食べる？
ＫＰ／「食べる！ ……でも！ にーちゃんにあげる！ だから……おれ、がまん！」
百合人／にーちゃんに分けてあげるの？ 偉いね〜！
天鴻／にーちゃんが見つかったらお祝いに食べような。じゃあ、次は水族館に行きましょうか。
百合人／わーい！ タカちゃんとマオにゃんとで水族館デートね
天鴻／そういうこと、すぐ言う……。まあ、一緒に色々見て回れるのは楽しいですよ。かわいい同行者もいるしな。
百合人／楽しんで行こう〜。どうやらタカちゃんの尻尾も上機嫌だしね
天鴻／うっ。……無意識に尻尾がゆらゆら揺れてたんだな（笑）
●２シーン目：水族館に行くにゃ！
水族館はチケットを買うときにカップルと言えば割引が効くようだ。
大きな水槽で泳ぐ大迫力の魚達、そしてアシカショーが人気の水族館にやって来る。ペット同伴ＯＫのようで、客の中には飼い猫と一緒に水族館を楽しんでいる者もいた。
天鴻／こういう所に来るのは久々だから普通にわくわくするな。大人２枚チケットを買って入館〜。
ＫＰ／「にゃ！ 凄いにゃ！ 楽しそうにゃ！」 ＜目星＞や＜幸運＞ロールができます。でもお客様と同伴しているお嬢様猫に話しかければ自動成功しますにゃ。自動成功しますにゃ。
天鴻／圧が！ 圧が！（笑）
ＫＰ／猫なのに猫語を喋らないとか それはただの猫耳猫尻尾おじさん達のセッションなのよ。
天鴻／猫語を喋っても猫耳猫尻尾おじさん達のセッションなのよ（笑） じゃあ……プロ、お願いします。
百合人／プロ入りまーす！ にゃーん？ お出かけですかお嬢様にゃーん？
ＫＰ／（お嬢様猫シャーリーになって）「あら、変わった猫さんね。ここ、涼しくていいのよ」
天鴻／お淑やかだ〜。
百合人／このちいちゃな迷子さん、マオにゃんのにーちゃんがどこにいらっしゃるか知ってますかにゃ？
ＫＰ／「ああ、ニイのことね。確か……さっきまでこっちにキョロキョロしてたけど、『人の多い所に行く』って言っていたかしら？」
天鴻／……ニイだからにーちゃんなの？
ＫＰ／「ニイだからにーちゃんよ」 にーにー鳴くよ。
百合人／キョロキョロしてたにゃ？
ＫＰ／「そうよ。慌てているような気がしたわ」
天鴻／にーちゃんもマオのことを探してるのかな？ にーちゃんはマオより凄い魔法を使えるっぽいけど、本物の猫にさせられたりしないよな……。
百合人／正真正銘タカちゃんにゃんこになっちゃう？ それはそれで見たーい！ 大きくてふわふかしてカワイイネコチャン、アタシ飼いたいな〜
天鴻／ノルウェージャンフォレストキャットみたいなデカい猫……いやいやいや、冗談ですよ！？
ＫＰ／実散に言えば「うち、ペットＯＫのマンションだから猫たかひろくん飼う！」って許可を出しますよ。
天鴻／飼う算段をするな！（笑）
ＫＰ／そして行方不明になる白南 天鴻。
百合人／ホラーＴＲＰＧかな？
天鴻／それ、零課に持ち込まれる事件じゃん（笑）
ふと……２人はアシカショーを見た後に、帰りがてら展示物が目に入る。
それは世にも奇妙な造形物であった。本能的に恐怖を感じる。ＳＡＮチェック……。
ＫＰ／と言いたいところですが、「猫に人間的な恐怖は通用しねえにゃ！」と猫語を貫くならＳＡＮチェックが回避できます。
百合人／なんだこの世にも奇妙な造形物はにゃ〜！ ちくわおいしいにゃ！
天鴻／それでいいのかにゃ（笑） っていうか何なんだ、造形物？
ＫＰ／（通行人になって）「ねえ、今日コスの日だったっけ……？」「男２人でにゃーにゃー言ってる……」「そういうプレイなのかしら……」「いい大人がなんて格好を……」「かわいー」「ひそひそ」
天鴻／別の意味でＳＡＮチェックでは？（笑）
百合人／カワイイでしょー？ にゃーんにゃーん お手振り〜
ＫＰ／「キャー」
天鴻／開き直ってる！（笑） サービス精神旺盛か……？
ＫＰ／センパイが強すぎる（笑） どうでもいいけどさっきの奇妙な造形物はショゴスの一部らしいです。
百合人／どうでもいいショゴスって何だよ？（笑）
天鴻／何てもんを飾ってるんだ、この水族館（笑） い、いや〜この罰ゲームいつまで続ければ良いんですかねー！？
【にゃんこ捜索マップ】
・魚屋
・海
・水族館
・アスレチック
・大通り
ＫＰ／行ける場所が増えました。羞恥プレイがしたい場所をお選びください。
天鴻／そう言われるとどこにも行きたくねえ！（笑） うーん、行くならアスレチックか……自然公園的な所に行きます。
●３シーン目：アスレチック公園だにゃ！
屋外に様々なアスレチック器具が広がる施設だ。
元気そうなちびっこがいたりと賑わっている。今日は天気の良い日曜日だ！
天鴻／今更だけど、せっかくの休みなのに俺と出かけて良かったんです？
百合人／アタシはタカちゃんとお出かけできる日曜日、すっごく楽しみにしてたよ！
天鴻／……むう……。
百合人／それより刑事さんってお仕事、大変なんでしょ？ タカちゃんこそお休みは体を休める日だったのに良かったの？
天鴻／家でゴロゴロしてたからって体が休まるって訳じゃないし……嫌だったら断ってますよ。
百合人／そうそう、アタシも嫌だったら断ってる！ つまり嫌じゃないってコト 今日はただのお買い物があちこち行きまくる散策になって嬉しいね。ありがとマオちゃん
天鴻／うん、マオがいなかったら普通に店で１杯飲んで帰っていたな。
ＫＰ／そんなマオはあちこち散策したせいか、抱っこされてウトウトしてます。毛玉が丸くなって大人しくなっちゃってます。
天鴻／うわ、かわいい（笑）
百合人／ここまで休日を謳歌できるなんで、この毛玉に感謝しなきゃね。ふにふに
ＫＰ／「にー……ちゃ……すやすや」
天鴻／こいつの為にも、早くにーちゃんを見つけてやらないとな。
百合人／そうねえ。にーちゃんにーちゃんってミチルちゃんみたいでカワイイ 何かとそっくりで、ほっとけないわねえ。
天鴻／それこそ、実散さんが猫になったらこんな感じなのかも？
百合人／やだー！ 可愛すぎて吸いたくなる！ ずもも。
ＫＰ／猫吸いならぬ実散吸いをされた（一同笑） さて、アスレチック公園では子供達に＜目星＞などのロールをするか、森林浴してる猫に話しかけることができます。どっちにするにゃ？
天鴻／じゃあ……百合人さんが猫を吸ってる間に、森林浴してる猫に話しかける。ちょっと人目が無いか確認しつつ、良いお天気ですね……にゃあ。
ＫＰ／（お昼寝猫になって）「んにゃあ……ふにゃあ？ そっちの大柄猫さんも森林浴ですかにゃあ？」
天鴻／いや、実は人探し……じゃなくて猫探しをしてて、にゃ。
ＫＰ／「ほうほう、猫探し。大きなお体だったらすぐ探せるでしょうにゃあ」
天鴻／このちっこいのに似た子猫を見たこと無いっすか、にゃー？
ＫＰ／「…………。さっき見たにゃあ」
百合人／見たのにゃ！？
天鴻／おっ、どこどこ！？
ＫＰ／「アスレチックの上で、ぷるぷるしてたちっこいのが居たにゃあ」
百合人／上！？
天鴻／登っちゃったかー！？
猫に教えてもらった探索者達は、アスレチックを登った頂上にぶるぶるしている猫がいるのを見つける。
登りきるには＜登攀＞＋＜跳躍＞ロール（１つずつ振り、２つとも成功させるもの）をすること。失敗すると1D3ダメージ。何度でもチャレンジできる。
死にそうになったらマオがペロペロで回復してくれる。
天鴻／ぺろぺろで回復するの、凄くない！？（笑） ……俺の＜登攀＞は９０、＜跳躍＞は７５で成功する。
百合人／これはタカちゃんにお願いしよう！
ＫＰ／では１回目！ ＜登攀＞９０！ だにゃー！
天鴻／（ころころ）３０、にゃー！ しゅばっと成功！
ＫＰ／すごーい！ 周りの子供達も「オオオー！」って感激してるよ！
天鴻／次は＜跳躍＞ロールだ！（ころころ）６９、成功！ しゅたっっとマーベルヒーローみたいな着地！
百合人／成功にゃー！ キャーカッコイイータカちゃんヒーローよー
ＫＰ／（子供達になって）「おおおーっ！」「スゲー！」「でもなんであのおじさん、尻尾……？」
天鴻／見ないでぇー！（一同爆笑）
ＫＰ／では天鴻は、てっぺんでぷるぷるしていた猫を抱っこして降り立つ。「……怖かったにゃあ……」と、かつおが腕の中に居ます。
天鴻／あれ？ またお会いしましたにゃあ？
ＫＰ／（かつおになって）「にゃ？ あのデカい体格の良い子供が生めそうな猫さんかい？」 これ、猫的セクハラ発言。
天鴻／ねこハラ（笑） 産めねえっつの！
ＫＰ／「いやあ、実は……俺もにーちゃんを探してやろうと思ってあっちこっち見てたんだけどねえ。なんであそこに登ってしまったのか自分でも判らないし泣きそう。泣いてた」
天鴻／猫ってそういうとこある（笑） でもお前、良い奴だな……。
ＫＰ／「でも、高い所でビビビって判ったことがあるんだよ。猫の第六感でさ！」
天鴻／何を受信しちゃったの……。
ＫＰ／「猫は受信するんだよ。お前だって猫なんだから判るだろ。時々じーって虚空を見たくなるだろ？」
百合人／猫あるあるね？（笑）
ＫＰ／「てな訳で電波をあげるね。……にーちゃん、既にお家に帰っているのでは？」
百合人／お家に帰った？
天鴻／マオ……家猫だったのか？
ＫＰ／「マオちゃん、一度お家に戻ってみるといいんじゃないかな？」「おれの家？ にーちゃん探さないで、帰るの？」「うん。帰れ帰れ。おっきな猫がいるんだから送ってもらえ」
天鴻／マオ、自分の家がどこか判る？
ＫＰ／「……うろ覚えだにゃ。でもね！ ２人が＜目星＞と＜聞き耳＞と＜幸運＞と＜ナビゲート＞と任意の技能に全部成功してくれたら大丈夫かも！」
百合人／多くない？（笑）
天鴻／＜ナビゲート＞とか持ってねえ！（笑）
ＫＰ／「もしくは猫さんにいっぱい話しかけて帰れば自動成功だよ！ 猫といっぱいお話すると自動成功コースだよ！」
百合人／行く先々の猫に話しかければＯＫ？ 猫になりきるか〜！
天鴻／街中羞恥プレイだ……（笑） 仕方ねえっすね。
ＫＰ／さあ、猫になりきって色々話していこう！ 会話チャートをご用意したので、どうぞお話くださいませ！
【にゃんこと会話チャート（１ｄ６）】
１：相手の好きなところについて
２：相手にやめてほしいこと
３：ぶっちゃけ！ 愚痴トーク
４：最近あった可愛いエピソード
５：相手との関係で悩んでいること
６：真実の愛って何だと思う？
天鴻／哲学的な話が混じってるな……？
ＫＰ／いっぱい２人の話が聞きたいにゃあ。技能合戦の代わりに話そうね。通りすがりの猫達も聞いてるよ！ 通りすがりの人間達も白い目で見ているよ！
天鴻／うえーん！（笑）
●４シーン目：おしゃべりしながら帰るにゃ！
百合人／それじゃあタカちゃん、先手いってどうぞ！
天鴻／サイコロトーク！（ころころ）「６：真実の愛って何だと思う？」……急に哲学的な話が来るじゃん（笑）
百合人／話してにゃーん！
天鴻／真実の愛って何だろ……人によって違う気もするけど……。
ＫＰ／愛に一番重点を置くこと、とか？
天鴻／うーん……「相手の幸せ」かにゃあ。
百合人／というかアタシ、タカちゃんのコイバナが聞きたいにゃ！ ねえねえ今は恋してないの〜？
天鴻／えっ。……今は、してない、よ。最近、同僚が恋人と仲良くて良いなーって思うことはありますけどね。
百合人／うふふ、アリガト じゃあ、恋がしたいと思ったことは？
天鴻／うーん……幸せそうな２人、いや３人を見てるだけで満足かな。
百合人／オレね、タカちゃんのコト、好きなのよ。
天鴻／ふぁ？
百合人／タカちゃんの為に何でも力になってあげたいな〜ってぐらいには友情を育めている気はするの。だから、オレの大得意な分野だったら何でも頼ってよ！ それがコイバナなんだけどね
天鴻／……うん。そういうときが来たら、相談するよ。
百合人／絶対よ！ どんどん突っついてやるんだから
天鴻／めっちゃ根掘り葉掘り聞く気じゃん〜（笑）
百合人／そりゃ聞くわよ〜！ タカちゃんのこと知りたいもん お友達のコトをしっかり知りたいって思うの、フツーじゃん？
天鴻／……ありがとう。百合人さんのそういうとこ、好きだよ。
百合人／きゃっ、嬉しい！ じゃあ、アタシの番（ころころ）「５：相手との関係で悩んでいること」……この相手って誰のこと？ タカちゃん？
ＫＰ／誰でもいいよ。たかひろくんでもいいし、センパイの身近な人でもいい。
百合人／ダイスで決めようかな。「１・２：天鴻、３・４：双子、５・６：家族」で。（ころころ）２……タカちゃんに対する悩みか〜。
天鴻／え、そんな悩むようなことあります〜？
百合人／…………。あのさ、実は今日会ったときから言いたかったことあるんだけど。タカちゃん、何歳だっけ？
天鴻／３３歳だけど？
百合人／服装、ちょっと中学生っぽくね？
天鴻／グハッ！？（笑）
百合人／まさか、服をママに買ってもらってる……とかじゃないよね？
天鴻／それはないそれはない！（笑） 単にこう、動きやすい恰好を選んでたら自然とこういう服……ユニクロとかアディダスとかになっちまうっていうか！
百合人／タカちゃんのＡＰＰいくつ！？
天鴻／１３です！
百合人／平均以上あるじゃん！ でもそれ職場でスーツ着てるからよ！ 私服だと−１ｄ６されてるわよ！？
天鴻／バッサリ言う！（笑）
百合人／タカちゃん！ 次のデートの行き先は……判った！？
天鴻／えっ……ららぽーと？
百合人／許そう。アタシと並ぶに相応しい格好、見繕うわよ。いいわね？
天鴻／は、はい……拒否権が無い。ヨーカドーとか言ったらブッ殺されたかもしれないな（笑） い、いや、自分でも百合人さんと並ぶとダセえなあっていうのは分かるんですよ！？ 尻尾を足の間でくるん……。
百合人／磨きましょ！ アタシがつるっつるにしてあげるわよ！
天鴻／うう、やっぱ仕事着と同じスーツで来ればよかった……（笑） と思いながら２回目を振ろっかな！（ころころ）「１：相手の好きなところについて」だ。
ＫＰ／センパイについてでもいいし、別の人について語ってもＯＫだにゃ。
天鴻／じゃあ、職場の人の好きなとこの話をしよう。「１：実散さん、２：格、３：草摩さん」で（ころころ）１……実散さんだ。
百合人／おお、ミチルちゃんの好きなところ！
ＫＰ／わっ。実散、嬉しい！（笑）
天鴻／実散さんの良いとこは真面目で、しっかりものなとこ。零課のメンツって結構癖が強いのに、それをまとめるリーダーシップとか知識とか若いのに凄い。普通３２歳で一つの課のチーフって凄いんですよ。
百合人／……うんうん。実際一緒に働いてる子にそう言ってもらえて、嬉しいだろうねえ。
天鴻／皆のことを気遣えるし、でも冷静な判断を下せる明晰さもあるし。最近は表情豊かになってきて雰囲気も柔らかくなったし……。あの人と同じチームで働けて良かったなってお持ってます。
ＫＰ／た、たかひろくん……好きぃ〜！（笑）
天鴻／それに、実散さんの紹介が無かったら百合人さんとも知り合えなかったですしね。
百合人／まっ、いいこと言うねタカちゃん！ 往来じゃなかったら抱きついてたよ！ 往来でも抱きつくけど。
天鴻／結局抱きついてんじゃん！（笑）
百合人／それ、実際ミチルちゃんに言ってあげなよ。喜ぶよ。
天鴻／直接言って褒めてやりたいんですけど……それ言うと、何かすっごい謙遜されるんですよね。
百合人／わーかーるー（笑） なんだろうね、あの謙遜。もっと言って馴らさせてよ！ ミチルちゃんを囲んで褒める会とかする！？
ＫＰ／えっ。
天鴻／いいっすね！ やりましょう！！ 褒め倒してやろう！ 草摩さんが褒められてる実散さんを見て自分のことのようにドヤ顔しそう。
百合人／ピラミッドや国語便覧や群馬県庁の次は、何が犠牲になるんだろな……。
天鴻／都庁とかかなあ……（笑）
ＫＰ／実散が褒められてドヤ顔する兄ちゃん、見たいなぁ。実散はとっても嬉しいけど……毛玉のように丸まるよ？（笑）
百合人／第２回はタカちゃんを囲んで褒める会ね！
天鴻／えっ？
ＫＰ／それは実散も賛成です！ 俺もたかひろくんのこと褒めたいー！（笑）
天鴻／そこは……双子の草摩さんを褒める会にしません？ あと、百合人さんを褒める会もしないと不公平ですね！？
百合人／あらー、アタシは褒めるトコいっぱいあって大変よ。ネイルとか、おきにのリップとか！(^ε^)-☆Chu!!
天鴻／ミッ（笑） ……そういう前向きなとこも、好きですよ。
百合人／そう言ってくれるタカちゃんが大好き(^ε^)-☆Chu!!
天鴻／ニャッ（笑） ……もぉー、つぎつぎー！ 尻尾は意思と関係無く、ゆらゆら揺れているのであった……（笑）
→続