アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 嵐のメロディ 〜バイオリニスト編〜 』 2ページ ■
2016年3月16日




 ●ミドルフェイズ1/壬幸 〜友との交流〜

壬幸/先にNPCと交流しに行こう。【幸運】判定します。

『AF判定:交流「加賀 秀詩」』
 ・使用能力値:【知覚】【幸運】
 ・難易度:20
 ・ラウンド制限:1ラウンド

※「加賀 秀詩と交流する」演出に成功すること。


彼方/私も行こう。(ころころ)【幸運】達成値15で成功なので、協調行動に参加します!
壬幸/秀詩に会って、チケットを貰ったからこの子を紹介するよって2人を会わせます。彼方ちゃんは今売れっ子のアイドルで……
GM/(秀詩になって)「知ってる! めっちゃ知ってる! 昨日コンサートに来てくれたって聞きました! サインください!」
壬幸/早いっ!(笑)
GM/「だって可愛い! CMにも出てる子だぞ! バイトルのCMで見たぞ! キャラシの画像も可愛い!
彼方/あ、ありがとうございます〜(笑) サインをサラっと書きます。まだセンターには全然遠いんですけど頑張ります〜!
壬幸/お互いにサイン交換でもすればいいんじゃないかな、名刺交換みたいに! 秀詩には彼方ちゃんは可愛いだろって言って、彼方ちゃんには秀詩カッコイイだろって言います(一同笑)
川超/仲介、楽しそう!(笑)
GM/「夜のコンサートまで時間あるからどっか行こうぜ! 何でも奢るぞー!」
壬幸/いやいや、昨日もコンサートで大変だったんだから俺の方が奢……。
GM/「じゃあ奢ってくれ」
ユダ/早いっ!(一同笑)
壬幸/奢るって言ったがランチでサーロインステーキを頼むな!(笑) ……という訳で、今はサイゼリヤの喫煙席にいます。
彼方/どんなに小さな会話でも、≪彼方の音≫で聞き逃さず聞いてますよ〜(笑)
壬幸/≪魔道具≫であるライターを取り出して、≪火炎術式≫で火を点ける。煙草を吸って≪限定回復≫します。煙草の煙は≪法則拡大≫で広がっていきます(笑)
ユダ/ライターで火を点けるんだ。
彼方/この場における≪ステージドレス≫に煙草の匂いが付かないように、ちょっと離れます。
GM/凄い演出だ(笑) 秀詩が彼方ちゃんに「あ、もしかして煙草はダメだった?」と尋ねる。
彼方/み、未成年ですし……アイドルなのであまり喉にはよろしくないかなー。≪全方位視覚≫で目力を使って煙の流れを読みます(笑)
GM/「飯が来たらすぐ消すから。な、壬幸?」
壬幸/ああ、煙草は消して……。この時点で使用特技は7つだ。難易度が14減って、『現在難易度:6』ですね。わいわいと雑談をして、お互いの近況を話します。(ころころ)おっ、出目が5・6。成功です。
GM/お見事です。煙草を一服し、注文した料理が届きます。(秀詩になって)「色々と不安なこともあったけど、なんとか公演1日目が終わってくれて良かったよ」
壬幸/お前はやれば出来る奴なんだから、全然大丈夫だよ。
GM/「……そうだ。壬幸にはこのこと、話していたっけ」
壬幸/うん?
GM/「俺、姉ちゃんがいたんだけど……俺が海外に留学していたとき、交通事故で亡くなっちゃったんだ」
壬幸/えっ。……付き合いが長いから、そのことは知っている設定でいいかな?
GM/お会いしたことは一度か二度ぐらいしかないけど、仲の良い姉弟だったって知っていていいですよ。
壬幸/……良いお姉さんだったのに、残念だな。お葬式に行けなくてごめんな。
GM/「ううん、実は俺も忙しくて葬式には出なかったんだ。俺はケジメをつけたいから出る気でいたけど、ちょうどそのとき大事な試験があって。親も周囲の応援してくれる人達も試験を優先しろって言ってくれた。ちゃんと墓参りをしたけどさ……でも、わりとショックで落ち込んでいた時期があったんだ」
壬幸/うん……。
GM/「……姉ちゃんが亡くなってもう1ヶ月、念願のコンサート1日目が成功して良かったよ。まだ不安はあるけど安心してる」
壬幸/お姉さんはお前のヴァイオリンが好きだったし、今日のコンサートもきっと上機嫌で見てくれているよ。励ますように言います。
GM/「ああ……。あ、ごめん! しんみりした話しちゃって。俺の家族、音楽一家でさ。昨日披露したあの曲もばあちゃんの歌なんだ」
彼方/へえ、そうなんだ!
壬幸/思い出の曲なんだな。
GM/「昔、ばあちゃんが『元気が無いとき』に聞かせてくれた歌なんだ」 そう言って秀詩はあるメロディを口ずさむ。『イベントキー:ダウンポーソング』を取得してください。「うち、わりと良い家系でさ。昔、海外から輸入した楽譜とか本とかいっぱい残ってるんだよ」
壬幸/そ、そういう古い本とかって……オカルト的なことに見舞われたりしたんじゃねーの? 興味本位にふざけながら言ってみます。
GM/「オカルトとか不思議なこととか、できるならやってみてーな」
壬幸/不用意なことを言うな、馬鹿者(笑) 良い曲だから会場限定とかにした方が良くね? 外でそんなに唄うなって言っておきます!
彼方/コンサート会場限定っていうのも、なかなかかと……(笑)
壬幸/そうだ、そのうち俺も墓参りに行っていいか? 何度か会ったことあるなら挨拶しなきゃ駄目だろ。
GM/あー……確かに。じゃあ秀詩は「俺が落ち着いたらでいいか、きっと姉ちゃんも喜ぶよ」と快諾します。きっとそのうちお墓参りに行くだろうね。


 ●ミドルフェイズ2/川超 〜黒い人〜

川超/先生は体力馬鹿なので、【体力】で黒い影を探しにいきます!
彼方/せ、先生一人だと心配だから私も行きますー!
川超/行くぞ! 早くしないと置いていくぞ!
彼方/(ころころ)あ、協調行動失敗! ……だからといって先生! 夕日に向かって走らないで!(笑)

『AF判定:探索「巨大な黒い影」』
 ・使用能力値:【体力】【知覚】
 ・難易度:20
 ・ラウンド制限:なし

※「藤原幸正が言っていた『巨大な黒い影』について調べる」演出に成功すること。


川超/【体力】で勝負します! みんなを置いて黒い影を追いかけるために走って行きます!
壬幸/ああっ、置いていかれた!(笑)
ユダ/日本人とは思えぬ速さだ。
川超/走ったことで失われた青春の日々を思い返す! 走ったことでみんなを置いていき、みんなとの日々が失われていくという≪失われた日々≫!
壬幸/俺達が失われる!?(笑)
川超/あれ!? みんながいない! 今までいたみんなは何だったんだ!? 置いていったことで≪負の空間≫が形成される!
壬幸/置いていったことにショックを受けてる!?(笑)
ユダ/スタートダッシュで罪悪感とは。
川超/うおおおおおおお!? オレが! オレがみんなのことを置いていってしまったから! もういっそこの世から誰もいなくなっちまえばいいのに! ≪破壊者の孤独≫+≪凶々しき武器≫を振り回す!
ユダ/可哀想だ。
GM/深刻だな。ちなみに先生の≪凶々しき武器≫の形状は何?
川超/跳び箱だと思ってました。
壬幸/一番上のやつで殴るの!?(笑)
GM/跳び箱で攻撃か、新しいな(笑) 先生は跳び箱をウズマキから取り出し……。
川超/跳び箱を取り出して暴れる! その流れでウズマキから石灰を取り出して薬物強制使用の≪恍惚の唇≫を……。
GM/石灰って薬物カウントだったんだ!?(笑)
川超/違いました。ウズマキからドーピング剤を取り出します。みんなキン肉マンみたいになっちまえばいいんだああああ! 振り回していた跳び箱で≪会心の一撃≫!
彼方/≪会心の一撃≫で危うく人に当てそうにならない?
川超/それを≪ダイス振り直し≫で何とか避けさせる! 当てそうになってしまった人に謝るという意味で≪異端審問≫! 申し訳無いいいいいいいい! オレがオレが! オレが振り回してしまったからあああああ!
彼方/そこに追いつく私達……。
川超/跳び箱を抱えた先生が謝っている姿です。
壬幸/地獄かよ。
GM/これで使用特技は8つ、難易度が16減って『現在難易度:4』だよ。
川超/【体力】で、せーの!(ころころ)はい、成功です!
GM/成功です。先生は道端で石灰を振り撒き、跳び箱を振り回し、一般人に危害を加えかけ……。
壬幸/高坂さぁーん! こっちに新しい異端がいたんだぁー!(一同笑)
彼方/すみません! うちの学校の先生が! 教育委員会には言わないで!(笑) 先生がいなくなったら私、単位が取れないの!
川超/オレがオレがオレがぁー! オレがこんな感じだから……!
GM/(ドスのきいた低い声で)「なにをナヨナヨとしておるのだ」 男の声が聞こえる。
川超/ハッ!? お前は……?
GM/2メートルぐらいの黒人男性が立っている。「外でメソメソとしているとは情けない。それでも男か」
ユダ/でかい。
川超/そ……ソーリー?
ユダ/めっちゃ日本語を喋ってるよ! 日本人より日本人らしく喋ってるよ!(笑)
川超/は、ハワイユー?
壬幸/先生は日本語を使っていいんだよ! 相手が何者かを確認して(笑)
川超/そ、そっか! すまない! 誰だお前は!?
GM/わしゃあ貴様を心配して声を掛けてやったというのになんだその態度はああああぁ!?」
川超/ああああっ!? ありがとうおおおおお!?(一同笑)
GM/「謝罪、いや、謝礼の言葉を言えるのだな!? 貴様は知能がある人間と見える!」
川超/お、オレ、一応教師してるからな!
GM/「なんじゃいお前に教わる生徒達は悲しいのぉ? 本当にお前ごときが子供を背負って生きていけるというのかぁ? おうぅ? 情けないとは思わんのかああああぁ!?」
彼方/やめたげてよぉ!(笑) 大丈夫です、生徒が背負います!
川超/そうだ! 大丈夫だ! 今の生徒はみんな軽いぞ!
GM/ジョークに気付いて大爆笑。
川超/笑ってくれた!? 黒人さん可愛い!(笑)
GM/先生がユーモア溢れる人物だと判ったので愉快そうに笑います。「ところでおぬし。この後で人が大勢集まるような場所はあるか?」
川超/人が大勢集まるような場所か? 多い所で何をするんだ?
GM/「先にわしが聞いておるのに失礼なやっちゃの。最高のステージを探しておるのだ。それを見るためにここに現れたのだからな」
川超/わざわざ海外から?
GM/「その通り。呼ばれたのだ」
川超/誰に呼ばれたんだ? 友達か?
GM/「あんなものを友と呼べない」
川超/友達をそんな風に言っちゃいけないぞっ!
GM/「ほうぅ? わしに物申すというのか?」 凄んでみるよ。
川超/お前、カッコイイ顔をしているな! さすが黒人だ! 背も高いしな! 羨ましいな!
彼方/せ、先生……!(笑)
GM/凛々しく返された。そしてこちらに屈服しない。気を良くした彼は「肝が据わっている、おぬしのような人間に呼び出されたかったものよ!」と言います。
川超/なんだ、寝坊でもしたのか!?
GM/すると黒人は、独り言を言い始めます。「ふん……あやつの方が見つけおったか。わしを従えようとするあの馬鹿が『戻ってこい』と言ってきおった」
ユダ/従えようとする……。マスターに呼ばれたか?
川超/そんな! お前の人生はお前が決めるんだぞ!
彼方/それ一番言っちゃいけない!(笑)
GM/「確かにその通りだ」と笑う黒人男性。「良い言葉を聞いた。おぬしとならまた話をしてやってもいいかもしれな。ではな」 彼は黒い霧になってパァッと消えます。
川超/わあ!? 無理はするなよ!


 ●ミドルフェイズ3/彼方 〜魔法陣の真相〜

彼方/私がハーリケインについてを調べますね。レッツ・ハーリケイン!(笑) 【意志】で判定しますー。

『AF判定:「ハーリケインの儀式」』
 ・使用能力値:【理知】【意志】
 ・難易度:40
 ・ラウンド制限:1ラウンド

※「ハーリケインが残す魔法陣について調べる」演出に成功すること。


壬幸/俺も協調行動に参加しよう。(ころころ)【意志】達成値16で余裕成功です。秀詩との食事が終わって、別れて、彼方ちゃんの手伝いに行きます。
ユダ/ハーリケインの儀式は私も気になるからやりたい!(ころころ)失敗した、参加できなかった……ユダはみんなに委ねます。
GM/ユダポイント入りまーす。
壬幸/ユダポイントが入った!? 俺達に委ねればいいんだよ、ユダだけに!(一同笑)
川超/(ころころ)あ、先生は達成値14で協調行動OKだ!
彼方/じゃあ皆さんで私の家で調べ物をします? ≪木ノ本アパート≫に行きます。ここで実際に≪木ノ本アパート≫の効果を使用して、≪マイガーデン≫を使います!

 ≪木ノ本アパート≫
 退魔組織教会のエージェント御用達物件「木ノ本アパート」へのコネクションを持つことを表わすライフパス特技。
 木ノ本アパートの物件を舞台にAF判定を行なうときに使用。判定時に使用する特技1つの代償を0に、なおかつ、使用回数を減らさずに使用できる。

 ≪マイガーデン≫
 いつでもどこでも集中して作業ができる場所を確保できることを表わす[アーティスト]の副特技。
 AF判定の特技1つにつき難易度減少率を−2から−4に変更できる。


彼方/これで≪マイガーデン≫の使用回数が消費されません! 2回使うことができます。さあ、ここが私の庭ですよ! 自分のお家に案内します。
ユダ/年頃の女の子の部屋に入ってしまったな。
壬幸/俺達、アイドルの部屋に入っているんだな。
彼方/住人の人達はみんな判ってくれてますし、特に先生は私の監督をしてくれてますし……。
川超/ハッハッハ、オレは番犬だな!(笑)
壬幸/アイドルじゃなくても、女の子の部屋に男3人入り浸るのは良くないことだよなー(笑)
彼方/別に彼方は先生にだったら部屋の鍵を預けてもいいですけど……先生だから。
壬幸/……先生、こういう言い方はアレだけど、どんだけ男として意識されてないんです?(笑)
川超/それは仕方ない!(笑)
ユダ/先生として信頼されているんだよ(笑)
壬幸/じゃあ、そろそろAF判定を……。相変わらず≪魔道具≫+≪火炎術式≫+≪限定回復≫の煙草コンボをかまして、怒られます。
彼方/やめてくださいスパーン!(笑)
壬幸/煙を逃がすために窓を開けて≪法則拡大≫!(笑)
川超/あああっ!? 炎が!? 炎があああああっ!? 不安感で≪負の空間≫展開!(一同爆笑)
彼方/運が良ければ何も無いですって、≪君に幸あれ≫! ほら、スプリンクラーの設置もバッチリでしょうという≪ツールマスタリー≫! 煙を逃がすために窓を開けましたよね? その窓からの景色を≪全方位視覚≫で見ました。煙草の匂いがジャージと言うこの場の≪ステージドレス≫につくと嫌だなぁ……(笑)
ユダ/言い訳がましくリセッシュしておこう。
壬幸/悪かった(笑) まずは呪文のことを調べよう。自分の≪魔導書≫をウズマキから出してパラパラと検索します。
GM/≪木ノ本アパート≫の効果で難易度減少が倍掛けしてあるから、もう『現在難易度:1』だよ。
彼方/判定いきまーす!(ころころ)達成値8で成功しました。
川超/わーい! 判ったぞー!
GM/彼方ちゃんの部屋にあった資料や、壬幸くんの本を見たりして調べました。その結果、異端犯罪者ハーリケインは、召喚の儀式を行なっていたに違いない。英霊召喚の魔法陣だと確信します。

 『英霊』。
 過去の偉人・歴史的な英雄・神話や伝承に語り継がれる感情の象徴的存在の魂・概念のこと。強力な魂は魔力で肉体を形成し、実体化して再び現世に現れることができる。


ユダ/…………。呼んだ?
壬幸/じっとユダを見る(笑) 俺、こんな物騒な召喚の仕方をしたっけ……いや、ユダは呼符で来たんだった。
GM/ユダは呼符1枚で召喚できたからな(笑) 実は英霊召喚、9人ほどの血があれば部分的な代償でも完成できるそうです。ハーリケインは一度に多くの血を使うのではなく、9回に分けた事件で英霊召喚を成功させたようです。だがしかし、正しい英霊召喚ではないので出るものは間違いなく正統派ではないイレギュラーな英霊になります。
川超/大変危険だ! すぐに止めよう!
彼方/うん、危険です。私のファンにまで手が及んだら困る! 次の総選挙までになんとかしなきゃいけない!
川超/先生もちゃんと総選挙には投票するぞ! 1票だけだけど!
彼方/先生の給料だったらCD5枚ぐらい買えますよね!?
川超/先生にもジム代があってだな!(笑)
ユダ/……そういや、ゾンビのことに関しては?
GM/ハーリケインが使っていた魔法陣について調べてみたけど、ゾンビの要素は一つも出てこないよ。死体を蘇らせる要素はどこにも無いです。
ユダ/ゾンビが無いよ。……別件か。
壬幸/英霊召喚とゾンビは別の話……? どういうことなんだ?
ユダ/私は判らん。ユダは何も委ねられてないぞ。
GM/「ユダは委ねられてない」って新しいケースが誕生したな(笑)
壬幸/……もしかしたら、2体目の英霊を召喚するために追加課金でもしてるのか?(笑)


 ●ミドルフェイズ4/ユダ 〜歌の正体〜

ユダ/歌について気になるから調べてみますね。【知覚】で判定してみよう!

『AF判定:調査「歌」』
 ・使用能力値:【知覚】【幸運】
 ・難易度:20
 ・ラウンド制限:なし

※「歌について調べる」演出に成功すること。
※『イベントキー:歌』もしくは『イベントキー:ダウンポーソング』を取得している人のみ判定可能。


壬幸/【知覚】でお助けしよう。(ころころ)達成値14で成功だ。
ユダ/さすが壬幸だー!
彼方&川超/(ころころ)成功です!
彼方/この指とまれの要領で、このユダとーまれ!(笑)
壬幸/まずは歌に関することを調べないといけないな。オカルト的なものかもしれないし……と≪魔導書≫を開きますね。そして≪火炎術式≫+≪限定回復≫で煙草をスパー。
ユダ/ユダも情報収集の気合いを入れるために≪戦闘聖衣≫を纏います。
川超/みんな魔導書を読んでいるんだな!? 周りの人達が近寄らないように≪負の空間≫を使います!
彼方/≪彼方の音≫で、また違うところであの音楽を鳴らしてないだろうかと探っておきます。
ユダ/≪主の恵み≫と≪肉体復元≫を使って、新たに現界した自分のこの体に知識が宿っていないか瞑想に集中して思い出そうとしてみますが……。
壬幸/……って、みんなで手伝ったら、もうこれで成功圏内じゃないか?
ユダ/本当だ。『現在難易度:4』で【知覚】判定、頑張りまーす。(ころころ)はい、大丈夫。成功です!
GM/成功おめでとう。秀詩がおばあちゃんから継いだという歌について考えた訳ですが……。ユダがこの呪文について知っていると設定的にアウトになるので、描写を変えさせてください……。
ユダ/なら呪文を知っていそうな人を思い出した、とか?
壬幸/……俺の雇い主が禁書コレクターなんだけど、アクセンのところに行く?
ユダ/あ、それ確実かも。魔王様のところに行こう!
彼方/あ、赤毛ェ(笑)

 アクセン
 目立つ赤い髪をした、『教会の資料』製作に携わっている男性。大抵は教会の書庫にいる。
 その正体は吸血鬼の真祖(生粋の吸血種)であり、異端を束ねることができる魔族の王の一人。現在は訳あって世界各国に散らばる珍しい禁書を集めており、人々を苦しめる異端側ではなく人間達の守る教会に協力している。


壬幸/俺の雇い主がいる書庫へ行きます。勝手に入ろう! 留守でいいですよ、勝手に入るので!
GM/魔王がいつもいる場所に行くと『ダウンポーソングはこちら』という看板が立っていました。
壬幸/コノヤロウッ!?(一同爆笑)
GM/看板に書かれた矢印通りに行くと、『君達が来ると思っていたよ』という2つ目の看板が。
壬幸/腹立つぅ!(一同笑) 腹立つけど凄く助かる! 今度会ったらコーヒーでもかけてあげよう!
彼方/淹れてあげるんじゃなくてかけるんですか!?(笑)
ユダ/主よ、感謝致します(笑) 看板の先にあった情報を見ます!
GM/矢印の方向に進むと、『ここから読むと判りやすいぞ』という3つ目の看板。
川超/魔王って凄い人だな!?(一同笑)
壬幸/監視されている感がパなくて嫌だよ!?(笑)
GM/ユダは何故か揃っている資料を手に取ります。「ダウンポーソングという歌がある。≪黄泉がえりの禁書≫に記されている呪文の一つだ
壬幸/おっと、禁書ー!?(笑) 俺が集めてるやつじゃん!
GM/壬幸くんはライフパスで禁書を集める職業ですが……これはまったくの偶然です。正直、PC1が禁書探しをしていると聞いてビックリしたぐらいです(笑)
川超/……って、よみがえりって!?
彼方/だから……ゾンビ!?
ユダ/なんか親近感。
壬幸/……って、おい(笑)

 ≪黄泉がえり≫
 死を回避させる[霊媒師]の主特技。
 対象が戦闘不能になった直後に使用。その戦闘不能状態から回復する。


GM/禁書は高度な特技なので、普通は[霊媒師]クラスレベルを上げても覚えられません。一家相伝の魔導書とか、古の魔術を記録した古文書を読めば取得できるようなレア能力です。どんな効果かと言うと、ずばり蘇生です。
ユダ/ああ……蘇生、なるほど。やっぱりゾンビに繋がるんですね。
GM/対象を、どんな状態でも蘇らせてしまうというもので……。ただの≪黄泉がえり≫と違うのは、「戦闘不能になった直後」ではないこと。たとえそれが死亡状態でも、死んで数ヶ月経過した状態でも、骨になった後でも蘇生が可能なのです。しかも呪文というより音階を唱えると言った方が適切な、とても世界的に珍しい秘術だそうです。
ユダ/ほう。
GM/主旋律は≪黄泉がえりの禁書≫に記された呪文と全く同じです。メタな言い方をすれば秀詩の演奏は『対象:シーン。射程:視界。効果:シーンにいる死体を蘇らせる』になってます。
壬幸/秀詩が街中でフンフフーンって唄ったら後ろでスリラーになってたとか嫌だな!?(一同笑) 演奏すれば演奏するほどレベルが上がったりするのか?
GM/呪文を唱える人、つまり演奏をする人の[アーティスト]レベルが上がれば成功率は高くなるでしょう。ゾンビがより動くゾンビになったんじゃないかな。
ユダ/あのまま演奏を続けていたらマズかったんですね。
壬幸/……秀詩は、このことを知って曲を奏でているのか?
GM/そればかりは秀詩本人に訊いて確認するしか判りません。
壬幸/……知らないで演奏してしまっていると信じたい。
ユダ/本人に訊いてみよう。それしかない。
壬幸/ですよねー。……秀詩には信じてもらえないかもしれないけど、一応話しておくか。
ユダ/これで彼が悪さをしているのなら叱ってやらねばならない。いたずらに自然な在り方を捻じ曲げているとしたら、主に怒られるからな。
壬幸/審判の日まで寝かせてあげないとだしな。
GM/イエスもこれには苦笑い。
ユダ/友が踏み誤ろうとしているのならば引っ張り上げなくてはならん。もし知っていて使おうとしていたなら、その場合はどうするつもりだ?
壬幸/…………。力ずくで、止める?
ユダ/だんだん隣の先生に似てきたな。
壬幸/ヤメロォ! 俺はもっとインテリになりたいんだ!(笑) 「力こそパワー」と言いそうな人にはなりたくない! フィジカルには生きたくない!
川超/力とはオレだ! オレとはパワーだ! ところでフィジカルって何だ!?
彼方/先生がもう一人増えるとしたら……大変になりますね(笑)


 ●ミドルフェイズ5/彼方 〜暗殺者〜

彼方/どっちのAF判定をするべきかなー……。よし、ハーリケインについて【知覚】で調べます。

『AF判定:調査「異端犯罪者ハーリケイン」』
 ・使用能力値:【知覚】【理知】
 ・難易度:40
 ・ラウンド制限:なし

※「異端犯罪者ハーリケインについて調べる」演出に成功すること。


ユダ/(ころころ)協調行動の判定に成功しました。ユダも参加します。
彼方/ではー……秀詩さんのコンサートの前に、彼方が出てるライブがあることにします! 今からライブ行ってくるね。みんなにも来てとチケットを配っておきました。
ユダ/はいはい、行きます。
彼方/≪ステージドレス≫に着替えてステージに立ちます。本日は私がセンターの楽曲がいっぱいある! さあ、ここは私の≪マイガーデン≫だ!
川超/おーっ!(笑)
彼方/実際に≪マイガーデン≫の効果を使用します。難易度減少率を−2から−4にしますよ。≪ツールマスタリー≫である自分の武器のマイクを構えます。スキルウェポンではこれで超音波を出します。「みんな、いくよー!」
ユダ/≪空間知識≫でスポットライトがイイカンジに当たります!
彼方/≪全方位視覚≫で座席を見渡して、≪彼方の音≫でどんな座席にも音を届ける!
ユダ/うっかり出てしまった超音波を≪白き守り手たち≫でブロック!(笑) ≪主の恵み≫で彼女に神々しさをプラス!
壬幸/(オタになって)「今日のカナタン、いつもより可愛いなー!」(笑)
川超/さすがオレの生徒だ!(笑)
彼方/最前列に居た超熱狂的オタと目を合わせて、≪君に幸あれ≫します!
ユダ/その効果により、日々疲れきっている社会人は≪肉体復元≫します(一同笑)
壬幸/使用特技が10個だから、≪マイガーデン≫の効果で難易度が40減ってるね。レッツゴー!
GM/『現在難易度:1』になりました。演出のラストは「ということで、ハーリケインについて調べました」にしてください。
彼方/では……ライブを終わらせて、ハイタッチ会をしながら「情報を持っていそうな人はいないかな〜?」と探します。能力者っぽいオタに「ハーリケインについて知りませんか〜?」って尋ねます。
GM/(オタになって)「高坂さんに頼まれて情報を持ってきました〜」
ユダ/いたーっ!(笑)
壬幸/高坂さんが情報屋を雇ってくれていた!(笑)
彼方/じゃあ【知覚】で振ります。(ころころ)おお、6・6でクリティカルです!
GM/情報屋のオタは、クリティカルの素晴らしい情報を持ってきてくれたみたいだ。
彼方/ハイタッチ会、最高!(笑)
GM/異端犯罪者ハーリケインは、現代では随分ライトな印象を持つようになってしまった『裏サイト・裏掲示板』を利用して殺人依頼を受ける異能使いの暗殺者です。最近だと掲示板なんて素人でも設置できるけどし、未だにパスワードが無ければ入室できない『会員専用掲示板』やセキュリティが高い招待制のサイトはいくらでもあります。
彼方/掲示板系暗殺者……。
GM/掲示板に殺してほしい人の名前を書き込み、金を指定された場所に置いておけば、数日後には金とログは完全に消えていつの間にか相手が殺されている……というものです。≪千枚皮≫や≪幻惑の衣≫を持ったハーリケインはなかなか足がつかず、URLやパスワードは数日ももたず変更されたりと発見も難しい。異能で犯罪を追い詰める警視庁能力特命課も手を焼いてます。
彼方/金で殺人を受け持つのか……。
GM/何処かからサイトの情報が現れ、書き込む人もいて、そして消えていく。暗殺依頼側からするとラクで良いね。……しかし、これには最近ある噂が生じています。
壬幸/ほう?
GM/『書き込むと、相手は死ぬけど自分も殺されてしまう』という噂。それを証拠に、『1人目に殺された人と、2人目に殺された人』には交流があり……怨恨の関係だったそうです。
彼方/へえ!
GM/また、『3人目に殺された人と、4人目に殺された人』にも交流があったそうです。同じように『5人目と6人目』と、『7人目と8人目』にも関係があった。しかし『2人目と3人目』、『4人目と5人目』は無関係だったことが特命課の調べにより明らかになっています。つまりこれは、書き込まれた人と書き込んだ人がハーリケインによって殺されているのではないかと……。
彼方/死んだ順番が、書き込まれた人、書き込んだ人、書き込まれた人、書き込んだ人……ってこと?
GM/ええ、過去8人は。2人セットで怨恨の関係であると警察の調べで明らかになっています。
壬幸/なるほど。標的、依頼者の順番で殺されているのか。……書き込んだ方が危なくなるんだ。
GM/なんと情報屋さんがログを解析した結果、9人目の沼田博人の名前を書き込んだ掲示板を復元することに成功しました。
川超/す、凄い技術だな!?
GM/とある住宅のパソコンからサイトにアクセスしたことが判明。……その発信元手は、KAGAさんという契約者のようです。
壬幸/…………。
GM/情報は以上です。あくまで加賀さんの家のパソコンからのアクセスということで、誰が裏掲示板に書き込んだかは判らない。
彼方/……判りました。彼方はジャージに着替え、3人と合流します!


 ●ミドルフェイズ6/壬幸 〜被害者〜

壬幸/秀詩のお姉ちゃんの墓参り、そのうちちゃんと行きたいな。
GM/あ、それなら。もう一つ、AF判定が残っているんですけど……GMも思いついちゃったので墓参りのシーンをさせてもらっていいですか?

『AF判定:調査「被害者 沼田博人」』
 ・使用能力値:【理知】【意志】
 ・難易度:20
 ・ラウンド制限:なし

※「昨晩の被害者である沼田博人について調べる」演出に成功すること。


GM/彼方ちゃんのステージがあった劇場から出て、さてそろそろコンサート会場に移動を……というとき。偶然にも秀詩と、彼のお母さんと思しき女性が歩いているのを見つけます。
壬幸/あっ。
GM/それはこの辺りを知る人なら判る。彼らはお墓に向かっているようだ。時間的には今からお墓参りをして会場に行けば、全く問題無い時刻です。
壬幸/……尾行しようかな。静かに秀詩の後をついて行きます。あ、今のうちにコンサートチケットを撒いておきますね。秀詩をよろしく!
ユダ/清き一票を、みたいになってる(笑)
GM/秀詩達は墓地に入り、「加賀家」と刻まれている墓石の前で手を合わせます。秀詩は「姉ちゃん、ばあちゃんと一緒のそっちはどうだ? 今日も演奏をしてくるよ……」と物言わぬ墓石に話し掛けています。
壬幸/うん……。
GM/秀詩のお母さんが口を開きます。「秀詩、せっかくだからお姉ちゃん達に曲を聞かせてあげたら?」「うん」 ヴァイオリンを取り出して墓石の前で弾き始めます。
壬幸/ああっ!? い、嫌な想像しかできない!(笑)
GM/墓地に良い音色が響き渡ります。お墓に向けた演奏は、彼の力がこもった一曲です。
ユダ/う、うん……。
壬幸/でも……あの曲を弾いているんですよね?
GM/ええ。……おや? 何か変な音がするな? どこからする音だろう? 足元というか、色んなお墓からだ。
彼方/あっ。
壬幸/ああああーっ!?(笑) 外でやるなと言ったのに!
GM/だってお母さん的には、おばあちゃんやお姉ちゃんに秀詩の音楽を聞かせてあげたいじゃん?
川超/確かにそうだよな!(笑)
彼方/か、≪彼方の音≫があるから余計に聞こえる! 怖い!(笑) これはゾンビが動き出した音ですね!?
壬幸/これはゾンビですか?
GM/懐かしいな!(一同笑) 秀詩はちょっと弾いたら演奏を終えます。すると地面の下の音もピタッと止まります。
川超/止まった!
ユダ/ああ……迷える子羊よ、お眠りたまえ……(笑) あれは軽率に弾かせるとまずいやつだな。
GM/「そろそろ時間ね。また来るわね、おばあちゃん、澄子(すみこ)」「じゃあな、姉ちゃん。ちょっと急ぎ足でコンサート会場に行こうか」 2人は去っていきました。
彼方/……試したいことがある。
ユダ/何を?
彼方/秀詩さんとお母さんが帰った後に、試しに……あの音色をゾンビが短く目覚めない程度に唄ってみたい。これは秀詩さんが原因ではなく曲が原因なのか定めたい。
壬幸/ああ。……2人が去った後に、加賀家のお墓に行ってみます。
GM/4人は、綺麗なお花とお線香が備えられている墓石の前にきました。
川超/なむなむー。
彼方/お墓に≪君に幸あれ≫しておこう。備えている花がイキイキするように。
壬幸/それだと墓石が無駄に輝きそうだな?(笑) じゃあ、さっきの案……やってみる?
彼方/唄ってみたいです。判定は必要ですか?
GM/うーん……普通は不可能な行動かな。歌が禁書の呪文という察しがついている通り、これは魔術的なものです。なので使用する判定値は【意志】で、難易度を15とさせてください。
壬幸/難易度15か。高いな。
ユダ/(ころころ)あ、クリティカルしました。
壬幸/さすがユダ!? さすがミュージカルスター!(笑) 
彼方/わぁー!? ユダさんに唄ってもらいましたー!(笑)
GM/クリティカルか、クリティカルかぁ……(笑) じゃあ墓石の下からバーンとお姉ちゃんのガイコツがハローと出てきます。
壬幸/お姉ちゃんッ!?(一同爆笑)
川超/……ち、チッス!(笑)
GM/……えっと、軽率に姉ちゃんが目覚めてしまった。まずは意思疎通が取れるか【理知】で交渉判定をしてもらおうかな。
ユダ/交渉と洗脳の判定なら任せろ。
壬幸/ここに≪+50カリスマ≫持ちがいた!(一同爆笑) ここで≪+50カリスマ≫を使わずしていつ使うの!?
川超/今しかない!(笑)
彼方/皆さん、ユダに委ねるのです! ここで溜めたユダポイントを発揮するのです!(笑)
川超/ユダポイントは今このときのために溜めていたのか!
GM/ユダポが2000点溜まるとユダガチャが回せます。というか、ユダは英霊なんですよね……死んでる者同士だから和解するのは生者と死者よりもずっと早い。そして≪+50カリスマ≫があり、なおかつ判定クリティカル成功である……。会話を、意思疎通を完全に可能にします。
川超/こ、これは……条件が当てはまりすぎでしょう!?(笑) ユダ、凄いな!
壬幸/ユダに委ねて成功だったな!(笑)
ユダ/主の御業がちょっとお騒がせを……(笑)
GM/日本は火葬で骨だけになるのが普通です。ですが禁書の呪文によって、骨が元の人体の形へ戻り、声帯すら蘇ってしまいました。なので今回は特別に会話ができます。「……私を蘇らせたのは……貴方ですか……?」 女性っぽい声が聞こえます。
ユダ/いかにも。騒ぎ立ててすまなかった。
GM/「……ああ、ああ……ごめんなさい。本当に申し訳無い……お父さんにもお母さんにも、秀詩にも……私はなんてことをしてしまったの……」
壬幸/ん? ……お姉ちゃん、秀詩の友達の壬幸です。覚えていますか?
GM/「……ええ、覚えているわ……いつも秀詩と仲良くしてくれた……。ごめんなさい……」
壬幸/……単刀直入に訊こう。なんでお姉ちゃんは死んじゃったの?
GM/「……私が、交通事故を起こしたから……私が、あんな物を買わなければ……」
ユダ/あんな物?
GM/「……クスリ……ハーブ……」
川超/ハーブ? ……脱法ハーブ!?
GM/「私が悪いの……私がハーブなんか……沼田から買ってしまって……手を出してしまったから……。私は私にせいで死んだの……だから……秀詩は気を落とさなくていい……秀詩は復讐なんてことはしないで……しないでって……ずっと思ってたのに……」
彼方/復讐っ?
壬幸/秀詩が復讐って、どういうこと!?
ユダ/(力強い声で)安心なされよ。悔い改める者を主は見捨てはしない。
GM/「…………」
壬幸/……お姉ちゃんに脱法ハーブを販売した売人が、沼田か。秀詩はお姉ちゃんの死因を作った売人を殺したかったのかな。
GM/そろそろお姉ちゃんは喋れなくなります。でも思いついちゃったからユダ、ダイスを振って。【理知】判定で難易度10に成功したら、お姉ちゃんを連れ回していいよ。
壬幸/なんだと!?(笑)
GM/失敗したらこのまま墓石の下に戻ってお眠りしていただく。
ユダ/(ころころ)10ピッタリで成功。
GM/おねえちゃんが なかま に なった!
川超/テッテレー! ってガイコツを連れ回しちゃうの!?(笑) 委ねたくなるぐらいにカッコイイ!
GM/お姉ちゃんは元気良く馬車に飛び入っていった(一同爆笑) あくまでお姉ちゃんは一般人には認知されない、霊魂のみがユダについて行くようになりました。
壬幸/[霊媒師]の≪いとしのシト≫みたいな感じか。
彼方/ユダに全てを委ねよう!(笑)
GM/では、そろそろコンサート会場に向かわないと間に合わなくなるかも。行きましょうか。
ユダ/行こう。このチケットをお姉さんに委ねよう!
壬幸/いや、そこはお前が行けよ。お姉ちゃん、付き合わせてごめんね!(笑)
彼方/終わったら寝かせてあげましょう(笑)






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