アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 Woes unite foes 』 4ページ ■
2025年8月25日/8月29日




 ●マスターシーン

GM/3日目の夜探索が終わったところですが、早速ですがマスターシーンだ!
カタリナ/ウルドレって何?
GM/わかんないっピ……。
オーウェル/このドレーク……なんか変。
ドレーク/俺を変にさせたのは恋の病のせい。
カタリナ/思考回路がショート寸前!?
ドレーク/今すぐ会いたくないよ! マトモなキャラロールができなくなるから!

 身なりを整えている羽鳥に、アミラが控えめに声を掛けた。
 「……ねえ、エリー。少し良いかしら」
 「どうかしたのレティシア。貴女もそろそろ準備なさいな」
 「……変な噂を聞いたわ。今日のオークションで、エリーのお気に入りが出品されるって」
 羽鳥は微笑んだまま、赤い化粧水を肌に塗っている。
 「エリーのお気に入りって、わたくしよね。どうしてわたくしが競売に掛けられるなんて噂が立っているのかしら」


オーウェル/赤い化粧水……本当にエリザベート・バートリーみたいだな。あ、いま気付いたけどエリザベートだからエリーなのか?
スウィフト/バートリーだから羽鳥なんじゃない?

 「そうね、貴女は私のお気に入りね。そして、オークションに掛けられるという噂も本当。ええ、だって私がそう流したんですもの」
 にこりと笑う羽鳥に、アミラの目が見開かれ唇が戦慄く。
 「でも勘違いしないで、本当に売る気は無いのよ。羽鳥恵璃のお気に入りが早々にオークションにかけられる、なんて噂が流れれば多くの人が会場にやってくるでしょう?」


カタリナ/良かった! アミラさんは売られる訳じゃなくてただの戦略だったんだ〜!

 「多くの人が集まれば、それだけ貴女に捧げる血も増えるというもの。そうすれば、貴女はもっと美しくなる」
 「……エリー? 確かにわたくしの美を保つためには血が必要だけれど……そんなには要らないわよ」
 「ええ、そうね。でも、私の美のためには多くの血が必要なのよ。美しく愛らしいレティシア」
 羽鳥の掌がアミラの頬を包み、にっこりと更に彼女は笑みを深めた。アミラは羽鳥の意図が分からず、紅玉の瞳をまるくする

 「――アミラ・レティシア・ドラローシュ。令呪を持って命じるわ。ひとつ、今宵は血に狂いなさい」
 「え」


スウィフト/なんと。
オーウェル/そんな……。

 「ふたつ、船内の私以外の全てを食らいなさい」
 「どう、して」
 「みっつ、そしてその血肉を私に捧げなさい」
 「え、りぃ……! あ、あああっ」
 令呪の強制によって自我を塗り潰され呻く吸血令嬢を、羽鳥はうっとりとした顔で見下ろす。
 「さあ、レティシア。今日も宴にいきましょう」


ドレーク/あーもうめちゃくちゃだよ。


 ●トリガーイベント2 〜第2回オークション〜

GM/それでは現場の皆さーん!
カタリナ/現場の対魔忍です!
オーウェル/現場の山エルフです。
スウィフト/現場の僕です。
ドレーク/現場の俺です。対魔忍……オークション会場……何も起こらない筈がなく……。
カタリナ/何も無いといいなぁ! なお殺される夢は10回ほど見ている!(笑)
GM/時刻は0時前。裏オークションの会場となる劇場は、前日に比べると熱気や興奮の度合いが上がっており、参加者が落ち着かない様子なのが見て分かるでしょう。
ドレーク/おやつくんも同席させます。名前はチョコパイ!
オーウェル/そのうち名前が短縮されて「チョコ」になりそう。
スウィフト/完全に犬の名前だな。
ドレーク/かわいいチョコちゃんにかわいいサマードレスを着せたいです! パーティードレスじゃなくてリゾートワンピースがいいです!
GM/サマードレスなんだ?
ドレーク/「サマードレス リゾートワンピース」で画像検索すると幸せになります。
カタリナ/へえ、サマードレス?(←「サマードレス リゾートワンピース」で画像検索するプレイヤーたち)か、かわいい〜! 華やかでフワフワでフリフリな夏の衣装がいっぱいある〜! 超かわいい!
ドレーク/かわいいだろ? チョコちゃんは若いので観光地で動き回る前提のおめかしが似合う。
GM/旬の素材を使ってやがる!(←同じく、画像検索をするGM)うわ、可愛い服! シフォン生地の透け感が可愛いな〜。
オーウェル/(←画像検索してサマードレスを閲覧するプレイヤー)どれも綺麗だ……。男は夏のワンピースみんな好きですよ。間違いない。
スウィフト/だが男だ。
GM/チョコパイくんは「俺が……着るのか……」って顔をしてますよ。
カタリナ/でもこれ、男の子でも安心の衣装だよ。ヒラヒラのスカートではあるけど体のラインが出ないサラッと生地のワンピースだから男の娘御用達!
オーウェル/あ、なるほど。そういう需要なんだ……?
ドレーク/恥ずかしくないだろ!? だから着よう!
カタリナ/ふ、普通に欲しい……サマードレス、どれも可愛すぎる……。
スウィフト/カタリナお姉ちゃん、これ着て甲板で遊ぼう。
GM/スウィフトさん、カタリナさんに買ってあげなよ! サマードレス姿のカタリナさん、大きめのお花柄とか可愛いよ!
スウィフト/買いましょう!(笑)
カタリナ/カタリナはいつもぴっちり系の服なのでふわふわドレスなんて着たらドキドキしちゃうタイプですよ! わあ、どれもお姫様みたい〜(笑)
GM/サマードレスカタログを見ている皆さんを余所に、オークションはつつがなく進んでいきます。参加者は昨日の羽鳥の言葉や船内で流れている噂から「例の目玉商品がもう出て来るんじゃないか」「落札できるかどうかはともかく、一目見るだけでも価値があるぞ」と囁き合ってますね。
オーウェル/オークション会場に目を配る。
GM/珍しい魔道具や人外種族などが紹介されては落札されていき……。
スウィフト/ちょっと挑戦してみたりしたり。
GM/お、出品チャート表を振ってみる?
スウィフト/じゃあ1回だけ。(1D20ころころ)13……お、楽器だ。
GM/きっとモブ彦が参加してますね。「こちらはユニコーンの尻尾を弦に使用したヴィオラで〜」「1000!」「1300!」みたいな。
オーウェル/モブ彦、頑張ってるなー。
ドレーク/……あいつ、昨日「オークションで目当ての買えた」って言ってなかったか。めちゃくちゃ富豪なのでは?(笑)
GM/前日よりもどこか浮ついた調子で、オークションは進んでいきます。
カタリナ/カタリナは金銀財宝またゲットならず〜! ……ハンドアウトに記載されたものが一向に進まない(笑)
GM/そして、そろそろ終盤に差し掛かろうというころ。オークショナーがカンッと甲高く木槌を鳴らし、一瞬会場がしんと静まります。「お次はカタログナンバー99。こちらは本日の目玉商品の一角でございます」
ドレーク/話題の逸品が来るかな。
GM/舞台袖からガラスケースの乗ったワゴンが恭しく運ばれてきます。ガラスケースの中には美しい女性、いや、少女の頭部を模したオブジェが一つ。「こちらは特異な能力を持つとされる沙梁家、その直径最後の個体である少女の頭部を、腕利きの術師が加工した珠玉の逸品でございます」
オーウェル/うわ……。
ドレーク/お〜。
スウィフト/……凄いな、あんなものも価値があるんだ。
GM/オークショナーの説明に会場の空気がざわめき、一層熱が上がる。「時をも操ると言われた沙梁家の力は、現在セーフティーのため封じられておりますが……」 そう言いながらオークショナーがガラスケースを開く。すると、それまで閉じられていた少女の目が開かれ、ぱちぱちと辺りを窺うように瞬きを繰り返した。
ドレーク/動く! かわいい! 造形がいいからインテリアとしても最適だ。
GM/「特殊な魔術加工により、こちらは『生きた首』となっております。落札後、発話の有無や魔術礼装への加工などカスタマイズもご相談いただけます。勿論、能力封印の解除も可能です。美術品としてだけでなく、魔道具素材としても超一級品の品。沙梁の一族が市場に出るのもこれが最後の機会となるでしょう」
カタリナ/あれって『天塵』で登場したあの子かな……元GMとしてネタとして使われているの嬉しい(笑)
スウィフト/……あーゆーのを見ると、「世界遣いはよく売れる」ということを実感しちゃうね。
オーウェル/よく売れるんだ?
カタリナ/世界遣いは売れる、これは機関のお約束。世界遣いは他の能力者と違うことがたくさん出来る特別な存在だから。こういうオークションがそれを証明してるから、人外狩りの対象になるのでしょう。
オーウェル/…………。あの首、誰か買う奴いるか?
カタリナ/す、凄すぎる物なので……おそらく普通の富豪でも買えるか微妙ですよ。
ドレーク/ヨダレが出るほど美味しい。
GM/ヨダレ拭いて。チョコパイくんが「タオル、いります……?」って心配してるよ(笑)
ドレーク/優しい あんな悪趣味な物、異端は大好きに決まってるじゃん〜! うめぇ〜!
スウィフト/……僕はさすがに「なんかグロ」って思うっちゃうんだけど。
オーウェル/あれを見てグロいという考えがこの場に居てくれて助かる。隣が特にアレだから。
スウィフト/第一ヒトの頭部だけって思いつくものでカービィぐらいだよ。
GM/「当オークション史上でも五指に入る至高の一品。100000よりスタートです!」 オークショナーが口火を切ると、あっという間に金額がつり上がっていく。「100万、120万、150万!はい、200万!」
カタリナ/うわあ。どう考えても買えそうにない。……皆さんは買います?
ドレーク/あの生きてる頭部がどんな心情であの姿でいるかによって味が変わるねえ。「コロシテ……コロシテ……」なのか「ゆっくりしていってね!」のどっちなのかによって意欲が変わります。
GM/今日はオークションの仕組みについて説明していくぜ。
カタリナ/ゆっくり競り落としていってね! ちなみに、ドレークさん的にはどっちが好み?
ドレーク/そりゃ前者!
GM/でしょうね。もしもし鶴瀬さん。
スウィフト/今から来れる? ヘリで来て。
GM/ハワイで先回りの方が現実的だな(笑) 熱狂する会場、秒単位で上がっていく金額。オークショナーは札を上げた客を見ては金額を声高に告げていく。「そちらは……おや」 ふと、オークショナーの声が止まる。オークショナーの視線の先には、舞台袖よりふらりと現れた女が一人。
ドレーク/おや?
カタリナ/あっ、あれは!
GM/覚束ない足取りの女……アミラを見て、オークショナーは一瞬戸惑うもすぐに取り繕い客に向けて笑顔を見せる。「皆様の興奮に当てられて、次の商品が待ちきれずに出てきてしまったようです。一足早いお目見えという事で平にご容赦を」
カタリナ/夢と同じ展開! これ、これ、絶対良くない流れ……!
スウィフト/お姉ちゃん。……これ?
GM/ふらふらとステージの中央に向かおうとするアミラに、警備員が近寄ってやんわりと奥へ戻そうとする。その時、ぐしゃ。アミラの細い指が、警備員の頭を握り潰した。
カタリナ/止められなかった……やっぱり、現実!
スウィフト/……意外とあっさり来たな。
GM/突然の凶行に流石のオークショナーも戸惑い、顔が強張る。そんな彼にアミラはゆったりと近付いて……ぐしゃり。片手で首を掴み、そのまま折ってもぎ取る。

 もいだ首の傷口から流れ落ちる血を飲みくだし、アミラは顔を朱に染めて嗤う。
 「ふ、ふふ、おいしい! もっと、もっとちょうだい……!」
 嗤ったままアミラはステージを降り、恐怖と困惑で固まる参加者に近寄り、その首に噛みつく。
 「きゃあああ!」「なんだ! どうして!?」「警備員! あいつを止め、うわあああ!」


オーウェル/食事にしては、目立ちすぎじゃないか……!?
ドレーク/ステージライトでテンション上がっちゃったかな?
GM/アミラと会話をした事のある人なら、彼女の様子がおかしい事は一目瞭然でしょう。
カタリナ/正気を失わされたか、本性が出たか……。
ドレーク/あれ、今から止められる?
スウィフト/止められるといいんだけど。
オーウェル/止めるしかないだろ。……あのままだとこっち来るぞ。
カタリナ/みんなお察しだと思うけど……あれは強い、貴方たちより強い! 凄く強い! ので! 気を付けて!
ドレーク/『進撃の巨人』は10年前の作品ですよフリーレン様。
オーウェル/それは流石に嘘だよフェルン。
GM/怖い話をしてる(笑) 一階席に座っていた参加者たちはアミラから逃げようと扉に殺到するが、裏オークションの機密上施錠されていた扉はすぐには開かない。「あはははははは! だめよ、豚が逃げ出しては」
ドレーク/ちゃんと機密上施錠していていい施設だねえ! トンカツにされちゃう!
GM/ひとり、またひとりとアミラは客を屠殺してはその血を浴びて飲み干す。そして息絶えた餌たちはふらりと立ち上がり、グールとなって他の客を食らい始めた。
カタリナ/みんな死ぬしかないじゃない!
オーウェル/『まどかマギカ』も10年前の作品ですよフリーレン様。
ドレーク/それは流石に本当だよフェルン。
GM/アミラとグールたちは観客を食らい、観客たちはようやくこじ開けた扉から転がるように逃げ出し始めています。が、当然開けられた扉からはグールたちも出ていくことでしょう。ではここで、ドレークさんにイベントキーをお渡しします。
ドレーク/ってなんで俺くんが!?
スウィフト/今日はネットミームで話す日なの?

 『イベントキー:慈悲の一撃』
 回数:1ループ1回  射程:視界  対象:単体
 NPCを一人死亡させる。


GM/使用は任意です。また、会話や戦闘を試みても構いません。
カタリナ/「回数:ループ1回」……! なんて良い表記なんだ。
ドレーク/まるで『アナザーワールドSRS』に相応しいイベントキー! 慈悲の一撃、やりましょう。
カタリナ/即決。『チェックメイト・ホテル』でもドレークさんはそういう人だった。
オーウェル/……オーウェルも戦闘を、そして会話を、試みようとしますが?
GM/戦闘に関しては、現状では『難易度:∞』です。
スウィフト/アクションを取りたいならお好きにどうぞ。僕はカタリナお姉ちゃんを後ろにやっておく。
カタリナ/きゃっ(笑) カタリナは新座くんの背に隠されながら、経験談から「駄目です、みんな近寄ってはいけない……!」と警告を叫びます。
オーウェル/それでもオーウェルは会場に降り立って、飛び出していく。剣をウズマキから取り出して、手近なグールを斬り、人々を襲う彼女のもとへ……!
GM/アミラは駆け寄ってくるオーウェルさんに気付き、正気を失った目でにたりと笑いかけます。「あ、はは、野兎が飛び込んできた!」
オーウェル/……駆ける。斬ろうとする。
GM/「ふふ、あはは! もっと、もっと血をちょうだい! わたくしのために、あの人のために!」
オーウェル/自分を止められなかったのか、それとも……誰かにされたか?
ドレーク/ざっとウズマキからライフルを取り出す。膝を落とす。舌を噛みきる。血を……魔力を銃弾に落として、装填。引き金を引く。
GM/「お前も、わたくしの糧に……」
ドレーク/オーウェルの方に気を取られた瞬間、慈悲の一撃。火薬の爆ぜる轟音。吸血鬼の胸を撃ち抜く。
GM/パン、と乾いた音が劇場に響く。血に濡れた白皙の指がオーウェルさんに届く前に、慈悲の一撃が狂乱の令嬢の胸を撃ち抜いた。「あ、あ……?」
スウィフト/……人里に下りてきた熊みたい。人間の前に吸血鬼らしく出たら、こういう終わりになるよね。
ドレーク/その熊さんを森に帰してあげたかったんだけどな。二射目の銃弾もこめておく。
GM/屠った人間の血と自身の胸から流れる血の上に、アミラはぱしゃんと倒れ伏す。こふ、と口から血を吐き出した後、アミラの目からは光が失われた。
オーウェル/…………。
ドレーク/オーウェルが囮をやってくれたおかげで、動きが読みやすくなった。ありがとな。
オーウェル/……もっと理性がある女だと思ったんだが。違ったのか……?
GM/しかし彼女が死んでもグールは止まらず、目についた生者を食っては新たにグールを増やしていく。
ドレーク/おーい、親玉が死んでも動くタイプのモブだぞ。
GM/グールグルグル! 船内をグールで満たしてやるでグール!
オーウェル/エールエルエル! グールを叩き斬ってやるエルフ〜!
スウィフト/むーぐむぐむぐ、みんな燃やしてやろむぐー。
カタリナ/みんなかわいいな!(笑) 可能な限り応戦を!
GM/グール1匹1匹はそう強くありませんが、数が多い。皆さんはグール討伐のために船内を走り回る事でしょう。では、ここで【幸運】判定で難易度12を判定してください。これはあるマスターシーンを見れるかどうかの判定です。
カタリナ&スウィフト&オーウェル/(ころころ)失敗。
ドレーク/(ころころ)やったー、12で成功。
GM/あら、ドレークさんのみ成功! ではドレークさんのみ登場のシーンです。
オーウェル/やったな、PC1!
GM/では、全員が船内のグールを殲滅している途中で……ドレークさんは劇場の様子を見る。
ドレーク/船内殲滅はみんなに任せよーっと。アミラをちゃんと撃てているかな〜?
GM/劇場の中にはグールの残骸と、アミラの遺体。そしてアミラの傍に立つ羽鳥の姿を見付けます。羽鳥はアミラの遺体を見下ろし、微笑みを浮かべています。

 「ああ、レティシア。私のためにありがとう」
 笑いながら羽鳥はアミラの身体から流れる血を掬い取り、それを上へと放り投げると、降り注いだ血をその身に浴びる。
 羽鳥の黒髪に、白い肌に、スーツに、アミラの血が流れ落ちる。
 それを羽鳥は満足げに受け止め、肌に刷り込むように指でなぞって「ああ」と感嘆の息を漏らす。
 「これで私はもっと美しくなれる。貴女のおかげよ。
 でもまだ足りない。もっと、もっと浴びないと。もっともっと貴女を美しくしないと。血を飲めば飲むほど、惨劇を繰り返せば繰り返すほど吸血鬼の貴方は美しさを増していく」
 血に濡れた羽鳥はそのままステージへ上がり、放置されていたモノに手を伸ばす。

 「――能力封印を解除。ふふ、さあサリョウの首よ。もう一度、時を戻しなさい」
 羽鳥の言葉と共に、首の少女の目が見開かれる。
 その口からは声にならない呪文のような、呻き声のような、呪いの言葉のようなものが紡がれる。
 少女の瞳に、羽鳥の指が伸ばされ、食い込む。
 ずるり、と引きずり出した少女の眼球を羽鳥は……。
 「次もまたよろしく、ね」
 ごくり、と飲み込んだ。


ドレーク/……惨劇を起こして、ループをすることで美容液かけ放題! 永遠に美しくなれる! そういう寸法か。
カタリナ/なるほど〜!?
GM/それが貴方が見た最後の光景。ふと気付くと、貴方たちは綺麗な船内に居ます。グールなんていない! 死体も無い! まるで1日目のよう!
スウィフト/……日時を確認。いつだ?
GM/1日目です。「本日は『ラコンテスデサン』号をご利用いただき誠にありがとうございます。本日午後7時よりセレモニーパーティーを予定しております。皆様ふるってご参加ください」 そんなアナウンスが船内に流れているのが聞こえます。
ドレーク/1日目にループしてきたか。惨劇があった日の朝に戻ってきたなら良かったのに。じゃないとチョコパイちゃんがいなくなっちゃう……。
オーウェル/あ、モブ彦との縁も無くなっちゃったな。ギョはウズマキに避難してたからモブ彦のこと覚えてることにするギョ。
GM/「ギョ〜。モブ彦のとこにいたと思ったら戻されたギョ〜」
カタリナ/ギョはPCの装身具カウントだから、PCが記憶継続してる限り覚えているものだギョ!
ドレーク/あーあ、チョコパイちゃんにサマードレス2着目を買ってあげる計画があったのに……。
GM/もう1着目は買ってたのか。
スウィフト/残念だね、あの魔眼使いとの縁も無くなった。
ドレーク/あああああッ!!!!?
GM/チョコパイくんの時よりも激しい慟哭が(一同笑)
カタリナ/ウルドレなんて無かったんや(笑)
ドレーク/恋が終わったので死にます。
オーウェル/始まってもいなかっただろ。
GM/マジレスされた(笑)
スウィフト/チョコパイくんはもっといいところに買われなよ。
カタリナ/いや、もしかしたらドレークより鬼畜な主人のところに買われちゃう可能性だってあるから(笑)
スウィフト/……そうだ。いっそのこと僕が「カタリナお姉ちゃん」って声を掛けたあたりでループしない? 再会したところでループスタートってことでさ。
GM/良いですよ〜。
カタリナ/では、カツカツカツと入場してとりあえず自室へ……と歩いていたところを声を掛けられて、振り返り、記憶を蘇って固まる。……新座くん、覚えてる?
スウィフト/カタリナお姉ちゃん、さっきぶり。オークション、凄かったね。
カタリナ/皆さんのところへ近づく。全員の顔つきから全員があのオークション会場での惨状を覚えていると確信。いや、ドレークさんは死んで突っ伏してるから判らん。
ドレーク/死んで仰向けに倒れているかもしれない。
GM/それだと近づいてきたカタリナさんのスカートの中が見えそう。
ドレーク/あざっすッ!!!!!
カタリナ/さっきと同じぐらいの声量で感謝された(笑) ふふふ、私はスカートの下はハイレグだから恥ずかしくなんてない! 水着は見られてもOK理論!
GM/そんなBBちゃんみたいな……OKだからって大の字で倒れている人の近くで仁王立ちはしないで。
スウィフト/へー、ハイレグなんだー。
カタリナ/……新座くんに「へー、ハイレグなんだー」って言われてると照れてしまうのななんでだろう(笑) 照れたのでドレークさんは早く復帰してください! ウルドレなんてこの世に無いって諦めて!
ドレーク/めそめそ。起き上がってオーウェルの背中にめそめそ泣きつきます。
オーウェル/邪魔。
GM/仕方ないな……ドレークさん、【幸運】判定で難易度10に成功したら見覚えのある眼帯が見つかりますよ。
ドレーク/スウィフト! ≪幻想式≫してッ!
スウィフト/やだよッ!(一同笑)
ドレーク/先っちょだけでいいから! ≪幻想式≫先っちょだけでもいいから!
GM/ええい! 男なら素振りで成功させなさいよ!(笑) あと先っちょだけだと≪幻想式≫の効果が+1だけになっちゃうでしょ!
ドレーク/(ころころ)達成値11。
GM/この男、成功させたわ。
オーウェル/おい。あっち、なんか居るぞ。
スウィフト/なんか見覚えある顔が入ってきたよ。
GM/ちょうど乗船手続きを終えた宝石商が皆さんの方に歩いてきますね。
ドレーク/ぇぴ。
GM/特に皆さんに用があるという訳ではなく、一般通過宝石商です。通してください。
ドレーク/ぷゅ。
オーウェル/変な音がする。
スウィフト/そのまま何事もなくスルーして通り過ぎていってください。
ドレーク/ゅあ。
カタリナ/変な音しかしない(笑)
GM/ほら! イガさんのリクエストにお応えした襟足を長めにしたウルリヒだよ! じゃあの!
ドレーク/好きッ! お中元あとで贈るねGM! ハーゲンダッツでいいですかぁ!?
オーウェル/(高音になって)このドレーク……なんか変2。
カタリナ/変シリーズの次回作が出ちゃった。そしてGMからのお中元だったの?(笑)
GM/ウルリヒは皆さんとすれ違う時にぺこっと会釈はしますね。ビジネスマンなので礼儀は大事。眼帯の宝石商は階段を上がってVIP客席の方へ向かって行きました。なんのサービスシーンだったんだこれ。
スウィフト/PC1へのサービスはいいんだよ、とりあえず合流してからの話をしよう。……ループをしたのはなんで? いっぱい人が死んだから? 判定ありマスターシーンのことを知らないスウィフトはそう言うよ。
カタリナ/やっぱり大量殺戮が起きてしまったからかな……。マスターシーンを見てないカタリナもそう言います。
オーウェル/ドレーク、どう思う? ほら、俺の背中に貼りついてないで言って。
ドレーク/羽鳥恵璃がサリョウの首で私欲のためループを起こしてるんですぅ……ってオーウェルの背中に顔を埋めながら話します。
オーウェル/邪魔。
カタリナ/世界遣いの首によって、ループが起こされたってコト……!?
スウィフト/あー、できるのかー。うん、できるねー。僕も勾玉っていうアイテムでループを起こしているからねー。
GM/ちなみに皆さんの記憶は継続しています。また、代償も発生しているようには感じられません。なお、これから開催されるセレモニーパーティーに参加してもオープニングシーンと同じことが起こるだけですね。なのでこのまま客室に行ってもらっても問題ありませんし、パーティーに顔出ししても構いません。
オーウェル/……羽鳥恵璃は魔道具を使ってループを起こしていたと。どんな理由で?
ドレーク/美の追求のため。
スウィフト/わお、迷惑極まりない。とりあえず「羽鳥オーナーがヤバい」って認識でOK?
ドレーク/OK。オーウェルの背中に定住しよっかな……。
オーウェル/邪魔。
GM/もうロビーで引っ付き虫してないで部屋へ行きなよ(笑)
オーウェル/部屋に移動しよう。でも引き続き監視をよろしく、ギョ。
GM/「モブ彦のとこには行くギョ? もう関係無くなったから行かなくていいギョ?」
オーウェル/縁はある。行ってほしいギョ。
GM/「分かったギョ〜」 とりあえず、GMは「まだ開示してないマップがあるので調べてみよっか!」って言ってシナリオを進めようとします。
ドレーク/ミドルフェイズ再開するか。……あと行けてないマップはどこだ?
GM/未探索箇所は「客室一般」の昼と夜、「喫茶室」の昼と夜。「劇場」、あと「???」が2つあります。なお、「バー」の夜のマスター限定イベントは別の場所でフラグ回収が行われたため、こちらはクリア済みとなります。
オーウェル/バーで飲んだギョ。
カタリナ/ナッツぽりぽりしてチーズも美味しかったギョ!
スウィフト/そのバー、飲食が充実してるな。ピザトーストもありそう。食べたい。
ドレーク/ピザトーストはどっちかっていうとバーより喫茶室にありそうじゃないか?
スウィフト/ありそう。じゃあ僕はピザトースト目当てに喫茶室に行くか。
GM/また、追加項目として以下が加わります。

 ・羽鳥の私室を探す(AF判定 使用能力値:【知覚】【理知】 難易度:40)

GM/このAF判定も船内探索の回数に含まれます。
オーウェル/「2:1:1」の内訳で、2人で私室を探すAF判定に取り組むべきかな。
スウィフト/なら色々の条件を考慮して……「客席一般」昼の部、「喫茶室」昼の部、私室探索AF判定の3組に分かれようか。
ドレーク/羽鳥部屋に潜入、行きたいな〜。
オーウェル/ドレークが潜入に行くなら無難にオーウェルもついて行くべきだな。
カタリナ/ドレークさんとオーウェルさんがAF判定を担当してくれるなら、カタリナとスウィフトさんが昼のマップを分担しましょう。
スウィフト/じゃあ、ピザトースト食べに喫茶室に行きます〜。
カタリナ/ならカタリナは客室担当ですね。客室でピザトーストを食べてはいけない、そんなルールは無い!
GM/食べ歩きは困りますお客様〜(笑)


 ●ミドルフェイズ5/2日目昼 スウィフト・カタリナ・ドレーク&オーウェル

GM/最初はお腹減ってるスウィフトさんのシーンからいこっか。

 ・喫茶室
 レストランに比べるとカジュアルに利用できるカフェ。夜は一般利用できるバーにもなる。


スウィフト/喫茶店に来たならクリームソーダを注文しなきゃ。でもコーラフロートも良いよな。喫茶店のツナトーストとか良いよね……タマゴサンドも良いよね……でも当初の予定通りピザトースト? 選ぶの面倒だな、もう全部でいい。
GM/ピザトーストとタマゴサンドとコーラフロートとクリームソーダとミルクレープご注文のお客様〜。
スウィフト/ミルクレープなんて言ってたっけ? 無意識で注文してたな。食べるよ。
GM/では喫茶室でご飯が食べられるか、もとい情報収集できるかAF判定で難易度10を、【知覚】か【意志】でお願いします。
スウィフト/≪魔の感知≫、座った周りは警戒。≪魔の寵児≫、食べた分を全部魔力にします。(ころころ)【意志】11で成功。ささっと注文して食べるよ、成功。
カタリナ/血糖値爆上げ魔術師、いただきまーす(笑)
スウィフト/ミルクレープなんて一枚一枚が薄いんだからカロリー0だよ。
GM/スウィフトさん、本場のザッハトルテとかも好きそう。砂糖じゃりじゃり系の(笑) では食事をしているスウィフトさん、座席に船内で開かれているアクティビティの案内が書かれているパンフレットが置いてあるのを見付けます。
スウィフト/タマゴサンド食べながらパンフレット読みます。
GM/パンフレットを読み進めていると、劇場で行われている演劇の演目の紹介が書かれています。演目は『エリザベート・バートリー』。
スウィフト/ふーん、エリザベート・バートリー……ぺらぺら。
GM/あらすじは「とある国に美しい女領主がおり、近隣から若く美しい女性を侍女として雇っては……」みたいなことが書かれています。
スウィフト/ドレークみたい。感想を零します。
ドレーク/余だよ
GM/スウィフトさんは図書館探索済みですので、エリザベート・バートリーについての判定は省略します。図書館で読んだことがほぼそのままあらすじとして掲載されてる感じですね。
スウィフト/船の名前がアレだから、同じように演劇でも注目させてるんかね。
GM/「エリザベート・バートリー」を上演しているのはオーナーである羽鳥の意向である、ということも記載されています。
スウィフト/…………。羽鳥と話したのを思い出して、羽鳥は人間だったと思う?
GM/見た目は人間でしたね。
カタリナ/まあ、特技データで≪EP:接近困難≫を取得してたら簡単に誤魔化せますけどね。
オーウェル/≪千枚皮≫とか魔法でも姿を変えられるから種族はなんでも誤魔化せるな。
スウィフト/変身の指輪だってあるもんな……。
GM/パンフレットを読んでいるスウィフトさんに、ウェイトレスさんが「食後のコーヒーはいかがですか?」と声を掛けてきます。
スウィフト/あ、ウインナーコーヒーください。
GM/クリームもりもりかな……(笑) 「そのお芝居人気なんですよ」とパンフレットのページを見て言います。
カタリナ/……毎回芝居これやってるんです?
GM/「ええ、この船のオーナーである羽鳥様がお好きなようで…。この船の航海中は毎回やってますよ。羽鳥様もよくご観劇されてるそうで、羽鳥様に会いたい方がそちらに行くこともあるようです」
スウィフト/ふーん。……船の名前をあやかるだけに留まらず、自己主張が激しい女だなあ。
GM/ウインナーコーヒーをお持ちしますね〜とウエイトレスさんはスウィフトさんの傍を離れていきます。
スウィフト/ごくごく。生クリームおいしい。……にしても、「自分が代償を払わないループ」って……体がラクだなあ。

 一方その頃、一般客室捜索のカタリナは……。

カタリナ/潜入! 捜査! 探索! 対魔忍!
スウィフト/最後のはいらないな(笑)

 ・客室(一般)
 一般客が宿泊しているエリア。一般客室と言ってもホテルのスイートルーム並みの設備は整っている。こちらに宿泊している乗客は裏オークションなどは知らない。


GM/一般客室で何か見付けられるかな? AF判定で難易度10、使用能力値は【体力】か【知覚】でどうぞ。
カタリナ/≪機関「チルドレン」≫の研ぎ澄ました感知能力! 訓練により倍増した戦闘力をいかんなく発揮! 対魔忍仲間である姉や妹から「頑張ってね」と応援のもとで贈られた大事なもの≪守護の石≫を胸に、いざ!(ころころ)【体力】12で成功、勝利!
ドレーク/素早い。
スウィフト/さすが対魔忍。
GM/では、一般客室で調査していたカタリナさん。とある客室で話し声に気付きます。どうやら室内清掃で巡回していたスタッフたちの雑談のようです。

 「なあ、ここの部屋の娘さん行方不明なんだって?」
 「らしいな。初日から幸先悪いよな」
 「この船、前から行方不明者とか不慮の事故とか多いらしいじゃん? 夜な夜な徘徊してる女の幽霊とか出るって……」
 「ああ、あるよな、怪談話〜。今回は銀髪の女だっけ」


オーウェル/……アミラの奴、自ら食糧をハンティングしてるんだ?
ドレーク/自分で狩りができて偉いな〜。

 「銀髪の女が夜中に船内徘徊してて、見つかると海に引きずり込まれるだか生気を吸われて死ぬだか……やだな〜、怖いな〜!」
 「幸い俺たちは昼勤務だから安心しろって」
 「夜に遭ったらこえーじゃん!」
 「お前もう船下りればwwww」


GM/そんなスタッフの雑談が耳に入りました。
オーウェル/ただの「ゴリラが徘徊してるから注意」って話だったな。
GM/ゴリラが徘徊する廊下、幽霊より怖いわ(笑)
カタリナ/ふむふむ把握。……つまり、夜に客室をウロウロすることでレアモンスター・アミラのゲットチャンスが訪れるのでは? よし、この情報を後でみんなに伝えよう!
スウィフト/ミルクレープがあるから喫茶室で休憩しに来なよー。
カタリナ/わあい カタリナ、ミルクレープ大好き 皮が1枚1枚薄いからカロリーゼロ
GM/カタリナさんは喫茶室でスウィフトさんとミルクレープを食べに行くのでした……(笑)

 そして同時刻、オーウェル&ドレークのチームは……。

GM/AF判定組のお二人のシーンです。AF判定を早速どうぞ。

 ・羽鳥の私室を探す(AF判定 使用能力値:【知覚】【理知】 難易度:40)

ドレーク/≪絶対の自信≫。オーウェル、大事な話ある。
オーウェル/うん?
ドレーク/ウルリヒさんがもし現れたらお前に全部交渉を任せたいという交渉だ。
オーウェル/無いから。あいつの出番もう無いから。
ドレーク/あるかもしれないだろ俺のためにッ!(一同笑) 出して! 出さないでッ!
GM/どっちや。PCが望んだら出しますよ。また一般通過宝石商する?
ドレーク/やだぁー! ≪狩猟感覚≫で好きな人がいない方へ行きます。事件に巻き込みたくないからっ……!
オーウェル/……優しいな。俺の≪見通す眼≫では今後あの眼帯の男はいないよって見えるよ……。
ドレーク/俺がピンチのときに現れて来たらどうする? 恋しちゃう。
オーウェル/しないよ。
ドレーク/新しく出会って俺に恋するかもしれないだろ!? 俺美形ぞ!? ≪美しき我が世界≫。
カタリナ/美形であることを自覚していて大変かわいい(笑)
ドレーク/真面目に≪罠師のサガ≫でトラップ感知しました。
スウィフト/うわいきなり落ち着くな。
オーウェル/≪小さな眼≫。……ギョは「あっちは何も無いギョ、行くならこっち行けギョ」って誘導してるぞ。
カタリナ/「こっちなら安全だギョ〜」
ドレーク/ギョの目もキュピーンだギョ〜、≪神域の眼≫+≪ハントマスター≫。
オーウェル/いつでも≪片手武器≫はウズマキから引き抜けるようにしておいて、進む。……普通にいけば楽勝なんだがな。今ドレークが普通じゃないから不安だ。
カタリナ/このドレーク……なんか変!
オーウェル/もしもし栗原さんですか。≪太古の縁≫。
ドレーク/察しの悪いオーウェル!(笑) この先、死体隠しルームとか発見したらどうしよう!? ≪強化手術:知覚≫。でもまあ、人間ぶっ殺しゾーンとか見つかるか。
オーウェル/ありそう。
GM/そんな! ただの豪華客船なのに!
オーウェル/この豪華客船のオーナーは実はメチャクチャデカい力士。≪戦術指揮≫でそうプロファイリングしました。
GM/夜のパーティーでちゃんこ鍋でも出たんか?(笑)
オーウェル/……ところで、ドレーク。ちゃんと食事は取ってるか? ≪寝台確保≫。
ドレーク/取ってなーい。チョコパイちゃん食べられなかった〜。
GM/チョコパイくんは今は出品待ちですねえ。
オーウェル/力、出るか?
ドレーク/そこそこ元値があるんでなんとかなるかな、≪L:耐久力上昇≫。……なに? いざとなったらオーウェルを吸わせてくれる?
オーウェル/セロリいける?
GM/毎回入る確認!(一同笑)
オーウェル/セロリかつチンゲン菜多めのパクチー味です。
GM/味に癖があるなあ! 牛乳とか入れてスムージーにしよう!?(笑)
オーウェル/いや、パクチーはちょっと言い過ぎた。あれはダークエルフだ。
ドレーク/ダークエルフってパクチー味なんだ!?(笑) 想像しただけで口がショボショボする!
オーウェル/普通のエルフは……水菜だ。飲んだら≪殺界≫並みのダメージが入りそうなエルフの血。吸うなら俺じゃなくて、やっぱ……カタリナがいいんじゃ?
ドレーク/そうだよ、吸うならカタリナちゃんにいくよ! あんなに美味しそうなのあるのに行かないのおかしいじゃん!? 対魔忍だし! スウィフトが許すなら吸うんだけどな〜!
スウィフト/許すと思う?
ドレーク/なんか遠くから声が≪投擲≫された(一同爆笑)
オーウェル/別に積極的に吸血を推奨する訳じゃないけど、いざというときに力が出なくて負けるとかは、やめてほしい。
ドレーク/あのなー、チョコパイちゃんを吸えずにループさせられたのは俺のせいじゃなくて悪役のせいだから! そいつを殺していこうな! ≪マーダースキル≫。
オーウェル/これで『現在難易度:6』か。……ドレーク、≪ハントマスター≫があったなら【知覚】で3D6選択ロールできたよな?
ドレーク/あるから俺が振るよ〜。(ころころ)【知覚】で達成値18で成功です。
GM/達成値たっか! ≪ハントマスター≫強いな〜。
ドレーク/実は俺、ハントマスターの狩人なんですよ
カタリナ/なんか変なだけで高レベルの狩人様なんですよ(笑)
GM/超強いハントマスターなのに、本命の前では仔鹿みたいに震えてますよね。
ドレーク/思考回路がショート寸前になったら誰だってああなるでしょ。
GM/月の光に導かれてください?
オーウェル/ハートは万華鏡ですか?
スウィフト/何度も巡り合ってください?
カタリナ/同じ地球で生まれて良かったね?
オーウェル/信じているのミラクルがロマンス?
スウィフト/はい いいえ 分からない たぶん部分的にそう。
ドレーク/なんで最後アキネイターになった?(笑)
GM/ではでは、様々なトラップや幻術を躱して見破っていくと、カジノやレストランがある階の奥に巧妙に隠された扉を発見します。
スウィフト/2人で喋りながらトラップ突破してる。
カタリナ/余裕でかっこいいね〜!
GM/おそらくこの扉の先がオーナーである羽鳥の部屋なのだろう。アミラの魔力痕が感じられるとかそんなんで貴方たちは確信します。
オーウェル/ここで指輪でも使うか。どっかのスタッフに変身しておこう。
ドレーク/お、指輪を使うときがきた。GM、姿を変えてもいいですか?
GM/変身は可能ですね。
オーウェル/では、客室かどっかで噂話をしてそうなスタッフに変身します。
GM/この判定は「羽鳥の部屋を見つけ出す」までのものです。羽鳥の部屋の探索は、連続作業判定となります。

 ・羽鳥の部屋の探索(連続作業判定 【体力】9→【意志】12→【幸運】10)

GM/今回の連続作業判定は失敗したら脱落方式です。別判定になるため、行うなら次の夜シーンで判定することになりますね。というところで昼探索終了です!
カタリナ/はーい。……夜シーンの内訳もカタリナが夜の客室、スウィフトが夜の喫茶室担当で良くない?
スウィフト/うん。みんなそのままシーンを継続かな。
オーウェル/スウィフト、ずっと喫茶室で食べてるじゃねーか。
GM/昼も夜も喫茶室に居る、まるで学生のようだ(笑)
スウィフト/スウィフトは一応ライター……物書きをしているので、ワープロを喫茶店に持ち込んでよく仕事をしています。
カタリナ/煙草とコーヒーと甘いもので頑張って詰めてる作家さんだ(笑)
ドレーク/先生、進捗どうですか?(笑)


 ●ミドルフェイズ6/2日目昼 スウィフト・カタリナ・ドレーク&オーウェル

GM/さっきと同じように喫茶室→客室→羽鳥私室の順番で進めていきましょうか。スウィフトさんは夜の喫茶室に居ます。昼と違って酒類の提供もあるので、客層もちょっと上がりましたね。
スウィフト/カレーおいしい。何杯飲んでもクリームソーダはおいしい。
GM/めっちゃ食ってる……(笑) あのお客様、クリームソーダだけでもう1D10+3杯目よ。
スウィフト/(1D10+3ころころ)13杯。最大値だな(一同爆笑)
GM/もうピッチャーで提供されるレベル! お腹壊すわよ!(笑)
スウィフト/クリームソーダでお腹壊すとかクリームソーダに失礼じゃないですか?
カタリナ/そーだそーだ!
オーウェル/ソーダだけに?
カタリナ/無意識。
GM/では、夜の喫茶室の判定は【知覚】か【幸運】で難易度10です。どうぞ。
スウィフト/【知覚】で(ころころ)9、むぐ……失敗。
GM/あら、1足りない。ハヤシライスが美味しくて夢中だったのね!
スウィフト/……僕は魔法的な異変なら≪魔の感知≫で常時+3、人間的な気付きや交渉なら≪懺悔室≫で常時+3です。何か当てはまるのありませんか?
GM/では、人間的な方で+3の≪懺悔室≫を通しましょう。
スウィフト/なら≪懺悔室≫の効果を足して達成値12、成功です。
カタリナ/GMを素早く説得! 強い〜!(笑)
GM/スウィフトさんが座ってる席の近くで「今日も疲れたな〜」「明日も昼勤だったよな。夜勤じゃなくって良かったな」的な話をしている男性2人が居るのに気付きます。

 「行方不明になった女の子まだ見つかってないんだよな……」
 「銀髪の幽霊に連れていかれたのかねえ」
 「やめろよう!」


カタリナ/いたる所でで噂してるね〜。

 「そういやあさあ、倉庫の話知ってる?」
 「倉庫……って下の階の? え、怖い話?」
 「うん」
 「やだー!」
 「倉庫のある階でさあ……夜な夜な……」
 「きききききき聞こえねえし!」


スウィフト/倉庫……。
GM/そんな会話をしていましたが、相手が耳を塞いでしまいました。続きを聞くのであれば交渉したよという演出をどうぞ。
スウィフト/僕は≪上級魔術≫と≪火炎術式≫を取得しています。
GM/はい。……なんか燃やした?
スウィフト/夜のカフェテーブルには各々のテーブルにキャンドルの火が灯ってます。その噂話をしている2人組の席のキャンドルが、ゆらゆらと揺れます。
GM/ムーディーだ。
スウィフト/2人は揺れる火を見ていると、なんだか夢見心地になってきます。ふわーって気分が良くなり、なんでも話したり聞いたりしてもいいような気分になってきました。「話していいかな」「話してもいいかも」 2人の交渉が成立しました。とかいう誘導の魔法はいかがですか?
カタリナ/魔法使いの演出だ、凄い!
ドレーク/炎使いっぽくて良い!
GM/かっこいいのでOKです! では、ふわ〜となった怖がりさんは「ちょっと聞いてやってもいいかも……」って感じで耳栓を止めました。

 「倉庫のある階の奥の方からさ……呻き声みたいな物音が聞こえるんだって……夜勤の奴から聞いたんだけどさ」
 「イヤッイヤッ」
 「銀髪の女の幽霊が襲った犠牲者の怨念だとか……この船で犠牲になった人たちの地縛霊だとか……」
 「ハァッ!?(キレ)」


ドレーク/ちいかわっぽくなった(笑)
スウィフト/時代先取り口調だ。……倉庫の奥に呻き声、ね。

 「倉庫周りの当番になったら気を付けろよ〜」
 「明日だが!? バカなの!? 死ぬの!? 俺が」


スウィフト/……ふーん。夜なのでホットココアを飲みながらその話を聞きました。
カタリナ/クリームソーダ完売!
GM/明日からお子様が飲むメロンソーダが無くなっちゃったな……(笑) 喫茶室シーンの情報は以上です。また、マップに「倉庫」が追加されます。

 一方その頃、一般客室捜索継続のカタリナは……。

カタリナ/夜も夜で自然に客室廊下を歩いているごく一般のOLです〜。ムチムチィッ。
GM/一般OLからしないSEしてんな。早速ですが【知覚】か【意志】で難易度10をどうぞ。
カタリナ/(ころころ)ああん、達成値8で失敗……≪機関「チルドレン」≫を使って達成値18にして、成功にさせましょう。代償は(1D6ころころ)【HP】マイナス6しました〜。
GM/お腹空すいちゃったね(笑)
カタリナ/クリームソーダは完売速報が流れた! だけど私にはココアフロートが待ってる! 喫茶室に行けばきっとパスタだってある! 最高!
GM/では、一般客室エリアをくまなく歩きまわってちょっと疲れてしまったカタリナさんの目の端に、廊下の奥でなびく銀の髪が映った気がしました。
オーウェル/……やっぱ居たか。
カタリナ/あれは! 追いかけます。
GM/追いかけると、薄暗くなってきた夜の廊下をふらりと歩くアミラに追いつけました。
カタリナ/これが……狩りの最中? まさかこんな堂々と独りで歩いているなんて……。
GM/ふらと歩いて周りを見て、またふらと歩いてを繰り返してます。その姿を見れば、昼に聞いた幽霊の噂が立つのも無理もないなとカタリナさんは思うかもしれません。
カタリナ/声を掛けるのも……一興! 接触すべきだと思ったカタリナは参ります。カツカツカツとヒールの足音を鳴り響かせながら!
GM/びくっ。「……誰?」
カタリナ/まるで偶然出会っちゃった風を装います。こんばんは、おひとりですか?
GM/「…………」 じっと警戒した様子でカタリナさんを見ています。何故ならここでは初対面だからね!
カタリナ/何かお困りのようでしたからお声を掛けたのですが、どこかのお部屋をお探しですか? それとも人をお探しとか? 甲斐甲斐しそうに話しかけます。
GM/「…………」 じぃとカタリナさんを観察、あるいは値踏みするかのように見つめます。カタリナさん、【幸運】判定で難易度12をどうぞ。成功したら「アミラが貴方を覚えているかどうか」が決まります。
カタリナ/カタリナは【幸運】が低いんだ!(ころころ)達成値7で失敗、出目も低いなー!
GM/じゃあ、今回は分かんなかったな。
スウィフト/デジャブなんて無かった。
GM/「少し散歩をしていただけ。混ざりものに用は無いわ。お下がり」 つーんとカタリナさんに固い態度を取りますね。
カタリナ/貴方は吸血鬼ですね、と今の会話で分かったように言います。
GM/「だったら何。吸血鬼が夜の散歩を嗜んではいけないのかしら」
カタリナ/夜の散歩を嗜んでいる貴方……良ければ、私と、私の知り合いの人達とご一緒しませんか? そういう夜の誘い、吸血鬼であればお嫌いではないでしょう? デートに誘います!
GM/「…………」 ふむ、とちょっと思案しますね。「……見知らぬ人間の部屋に上がり込むなんてはしたない真似出来ないわ。エリーにも許可を取らないと」
カタリナ/そっか〜。……ちなみに、これは皆さんに提案です。いいかげん殺戮トリガーイベント前にドレークとアミラが出会うシーンを作ってあげられない? さすがにドレークとアミラの会話ゼロ状態はダメでしょ。
ドレーク/え、俺くんのための提案!?
オーウェル/あー、そうだな……ことごとく接点を全部外してるのは確かに良くない(笑)
スウィフト/今のところのドレークとアミラの接点、狙撃ぐらいだろ。
カタリナ/ハンドアウトの時点で縁があるのに実際会ってないのは悲しいでしょ! というかドレークはちょっとは会う努力をしなさいよっ!
ドレーク/会いたくなくて会わない訳じゃなく、運が無いからだもん!(笑)
GM/「……招待を受けないのも貴族として失礼な話ではあるわね。なら、お前、正式にわたくしを夜会に招待なさい。個人の部屋に上がり込む無作法はしたくないわ。レストランというものがあるでしょう、そこでなら受けてあげる」
カタリナ/正式にご招待……ぜひともさせてください。レストランの名前を言います。あそこのあの時間、いかがです? お会いしてほしいお人がいるんです。
スウィフト/お会いしてほしい人、魔王の息子。
オーウェル/本人登場。
ドレーク/後ろから原曲を歌いながら現れてくるやつだな。
GM/ドッキリにも程があるんだなあ!(笑) 「分かったわ。それなら受けましょう」 ディナーイベントは追加イベントにしますので、探索回数にはカウントしません。
カタリナ/プレイヤーからのふと思いついた提案でしたがご検討ありがとうございます! よーし、PCみんなでアミラとご飯食べよ〜!
GM/「ああ、そうだ、会食する相手の名前を知らないのもおかしな話ね。お前、名は何と言うの」
カタリナ/●●会社の黛カタリナと申します。
GM/「カタリナ、ね。ふん、聖人の名を付けるなんて人間って本当に不遜……こんなこと、前も言ったかしら? いえ、気のせいね」
カタリナ/ループものあるある、記憶が無い人が同じ台詞を言ってしまう展開はエモだよ(笑)
GM/「話はこれで終わり? ならわたくしはもう行くわ」
カタリナ/よろしくお願いしますとバイバイしました。熊エンカウント回避! ありがとう熊さーん!

 一方その頃、羽鳥の部屋に潜入真っ最中のドレーク&オーウェルは……。

ドレーク/人間のスタッフの格好してまーす。
オーウェル/どっからどう見ても人間のスタッフです。
GM/周囲のスタッフは「羽鳥様のお部屋の清掃当番か。よろしくな〜」と言って特に怪しんだりはしません。

 ・羽鳥の部屋の探索(連続作業判定 【体力】9→【意志】12→【幸運】10)

GM/この連続作業判定は失敗したPCはそこで脱落となり、次の判定には参加できなくなります。1人でも最後の判定までクリアできたらOKです。脱落した場合は、支援も不可となります。部屋のセキュリティに引っかかって追い出されるとかそんな感じになります。
オーウェル/もちろん俺は支援特技なんてありませんのでご安心ください。
ドレーク/俺が≪交わる矢≫を持ってるから2人で一緒にゴールしよ
GM/まず1回目、【体力】判定難易度9からどうぞ!
オーウェル&ドレーク/(ころころ)成功。
カタリナ/2人とも【体力】が+5もある! 凄い!
GM/次は【意志】判定で難易度12ですね。難易度は高めだぞ、頑張れ。
オーウェル/(ころころ)9で失敗。3足りない。
ドレーク/(ころころ)11で失敗。≪交わる矢≫は自身には使用不可だから、オーウェルに使用します。(1D6ころころ)4!
スウィフト/+3以上だ! 成功!
ドレーク/オーウェルは成功! 俺は脱落! ……早々に去ったってことで騒ぎにならずに出ていく。次のお掃除場所に行きまーすバイバイキーン!
オーウェル/ありがとう、異端者ばいきんまん。
GM/ばいきんまんは異端だな(笑) ドレークさんは警報が鳴る前に脱出しました。セーフ。
オーウェル/ばいきんまんのためにも最後の判定頑張ろう。(ころころ)【幸運】10、ぴったりで成功。良かった。
GM/お、ぴったり成功だ! ……ではまず1つ目成功の情報から。羽鳥の部屋にある衣服や装飾品を見てみると、それらが全て魔道具であることが分かります。
オーウェル/魔道具が多いな。
スウィフト/うちの実家で製造したり輸入輸出してる物もいっぱいあるかな〜。
GM/魔術師であれば身に着けるものが魔道具であるのは不思議ではありません……が、所謂【防御点】を上げるものばかりであるのは少し引っかかる気がしました。
オーウェル/ふむ?
GM/1つ目は以上です。2つ目の情報は、羽鳥の部屋の捜索をする際にバスルームから血の匂いがするのに気付きます
オーウェル/…………。
GM/バスルーム、行きますか?
オーウェル/行きましょう。
GM/バスルームは真っ赤に染まっています。その血は浴室の壁や床にこびりついていて、1日や2日で出来たものではないというのが分かるでしょう。蓄積汚れです。
スウィフト/バスマジックリンが必要……。
カタリナ/いっそカビキラーで落とさなきゃ……。
ドレーク/ブラッドバスか。お肌綺麗になるためにやりますねえ。
GM/そして、その血からは多くの魔力を感じます。人のものでは無い、魔力を多く含んだ存在のものであることは明らかです。
オーウェル/アミラのためか……いや、そのマスターの方針か。ドレークの話では、アミラ以上に血の執着が強そうなのはマスターの方だった。何の種族を主食にしてるんだか……どっちにしろ、失望は止まらない。鼻がイカれる。
GM/2つ目は以上です。3つ目の情報は、ベッドルームにて。クローゼットから1冊のノートを見付けました。
ドレーク/お、日記タイムかな?
オーウェル/ノートを読む。ぱらり。
GM/それは研究メモのようです。

 「1985年3月、人狼族の娘から血を採取。獣臭くて使い物にならない」
 「1972年5月、エルフ族の血を融通してもらう。思ったより効果がない。自分には合わないようだ」
 「1945年5月、ドイツが降伏。暫く欧州での調達は難しそうだ。日本も危ない、少しアメリカで身を隠そう」
 「1920年1月、日本の妖怪……人魚というものを捕まえてみた。悪くはない」


オーウェル/……食事のメモ、かな。
GM/筆跡はどれも同じで、淡々とどんな人外種族が自分の身体に合うかを試しているメモのように見えます。
スウィフト/同一人物だとしたら、長寿だな〜。

 「1870年8月、妖精は身体が小さすぎて必要量を確保するには数を集めなくては」
 「1829年12月、吸血鬼の血。文献にある通りだ、あの人の遺した言葉の通り。この血が一番美しくなれる。他にも合うものがあるかもしれない、もっと試さなくては」


オーウェル/ドレーク、吸血鬼がベストだってさ。
ドレーク/モテちゃってごめんな〜!
カタリナ/前向きだなー(笑)
GM/メモを遡ると、1800年代ごろから研究が続けられているようです。
ドレーク/人魚の肉でも食べたんじゃない?
オーウェル/にんギョ〜。
GM/メモのところどころに「船を使って世界中の人外種族を集めよう」「多くの人を集めて、資金を調達し、美しいものを集めて」「機関とやらから声がかかる。利害の一致」といった記述も見て取れます。
カタリナ/機関と利害の一致(^ε^)-☆Chu!!
ドレーク/いっぱい色んな種族お取り寄せできます(^ε^)-☆Chu!!
GM/最悪お取り寄せだ!(笑)
オーウェル/鶴瀬、こちらです(笑)
スウィフト/その結果が派遣された僕らだよ。
GM/そして最後、その研究メモの1ページに次のような記述を見付けます。

 「私には特異な力は無い。それでも、誰よりも美しくなれる。エリザベート・バートリーのように。彼女もまたただの人間だったのだから」

オーウェル/ただの人間……。
カタリナ/「分類:人間」のラスボスだっているんだよ
GM/どこ庭先生のことだ?
ドレーク/いったい夜須庭何なんだ。
オーウェル/人間でも頑張って生きているなぁ。殺します(一同爆笑)
GM/では、その研究メモからひらりと一枚の紙片が落ちます。
オーウェル/ぺらりひらり。落ちたメモを読もう。
GM/その紙には文様のような、呪文のような、今でいうQRコードみたいなものが描かれています。唯一読み取れるのは「サリョウ」という言葉のみです。オーウェルさんは[魔術師]か[感応力師]ですか?
オーウェル/[闘士]で[聖職者]で[稀人]です。
GM/魔術の知識や、あるいは物品から情報を読み取る能力は無い、と判断します。オーウェルさんは「この紙なんか分からんけど、魔術とかそういうの詳しい人に見せたら何か分かるかも〜」って思いました
オーウェル/なんだこれ? 判るのは……スウィフトかな。
スウィフト/僕の所に持ってきて。……ちなみに、今調べたらQRコードって1994年頃からあるらしい。この時代だとやや普及したての頃かな?
オーウェル/持ち帰っちゃおう。盗んじゃえ。
GM/盗人だギョ! 羽鳥の部屋の探索は以上です。バレないうちに部屋から出られました。
オーウェル/サリョウ……やっぱあの首が何か関わってくるのか。そう思いながら部屋に戻ります。
ドレーク/おかえり〜。先に部屋に戻っています。
スウィフト/おかえり。ココア飲んで待っています。
オーウェル/変身を解く。……ここにカタリナはいる?
カタリナ/いない方がいいならまずは登場しないでおきますよ。ひと段落したらお邪魔しますね!
スウィフト/じゃあ、カタリナお姉ちゃんはまだいない部屋だ。お姉ちゃんがこれから来るって言ってたから、夜食を買っておいたよ。
ドレーク/サンドイッチがいっぱいテーブルにあるギョ。
カタリナ/4人前だから4D10個ぐらい?(4D10ころころ)19サンドイッチ。
GM/パーティーセットかな?(笑)
オーウェル/夜食にしては量が多すぎなんだが……(笑)
ドレーク/でもカラオケで真夜中に唐揚げとかポテトがあるパーティーセットを注文すると幸せになるよな。
スウィフト/分かる〜。サンドイッチもぐもぐむぐむぐ。
オーウェル/そんなパーティーセットの前に、ばばっと例のメモを出す。
スウィフト/むぐ〜? メモを見よう。
ドレーク/それがあの部屋の戦果か?
オーウェル/ああ。ブラッドバスや大量の魔道具もあったよ。
ドレーク/これ、カタリナが来てから相談するか?
オーウェル/それでもいいが……羽鳥オーナーと懇意にしている業者が、機関だ。そしてカタリナは機関に所属している。取捨選択はしてから話した方がいい。
カタリナ/冷静だギョ〜。PC同士であるとはいえ、実態は敵対組織なのでその辺は都合良く扱ってください!
GM/ではその紙は、呪文のようなQRコードみたいなものが描かれています。魔術師であるスウィフトさんであれば、それが圧縮された魔術書……あるいは禁書の類であることが判ります。読み取るのであれば【理知】または【意志】で難易度15。≪暗号解読≫や魔術に関するような特技があるならボーナス付与OKです。
スウィフト/GM、スウィフトは「サポートを行なう魔法」の≪幻想式≫と「強力な魔法を取得してることを表わす」≪稀有なる才能≫を持っています。そこそこ才能も知識もある前提で、かつ「禁書や古文書の翻訳で給金を得ている」設定です。『OA最終回』では実際そういう仕事をしていました。何かボーナスになりませんか?
GM/では、+2でいかがでしょう?
スウィフト/ありがとうございます。2D6+13で(ころころ)達成値18で成功。
オーウェル/既に固定値が凄い!(笑)
GM/ファンブル以外成功だった!(笑)
スウィフト/ファンブル出すかもしれなかったけど、先にドレークがファンブルになってくれたからありがとう。
ドレーク/俺の理性が蒸発したおかげの成功だ。
GM/ご褒美に後でウルリヒを出しておこうね。
ドレーク/ぴゅえ。
オーウェル/空気漏れの音かな?(笑)
GM/では、スウィフトさんは圧縮された魔術書を解凍、翻訳します。失敗したら文字化けしてたね。翻訳した魔術書の内容は「サリョウの首について」。主にサリョウの首に掛けられた封印術式とその解除方法、およびサリョウの首……沙梁家の特異能力についての取り扱い説明書のようです。
ドレーク/読んで〜!
スウィフト/魔道具は好きだから喜々として読んじゃおう。

 ・封印術式について。
 沙梁の力は取り扱いが難しいため、基本的には令呪による封印を施す。持ち主は必ずサリョウの首と契約を結び、最低1画は用いて能力を封ずること。


ドレーク/説明文から滲むこの負の感情! うめえ!
オーウェル/匂い付きティッシュかな?

 ・封印の解除方法。
 封印と同じく令呪を用いて解除する。あるいは令呪を無効化する魔道具を使用することも可能だが、沙梁の力が暴走する可能性があるため原則禁止とする。
 サリョウの首には「契約主に従う」という暗示をかけているため、権限譲渡時までは必ず契約を維持すること。
 また、権限譲渡時は速やかに再契約を結ぶこと。

 ・サリョウの首の能力について。
 沙梁家は世界遣いの一族であるため、時を戻す、時間を操る能力に長けている。ほとんどの力は検体解体時に失われてしまったが、眼球と脳に依存する機能はまだ生きている。


スウィフト/一番読みたかった肝心な項目がやっときた。やっぱサリョウの首って、「時間を操る魔道具」なんだね。
カタリナ/生きた勾玉みたいなもんだよ!
ドレーク/……勾玉がアホみたいな便利奇跡アイテムなだけで、普通、時間跳躍アイテムなんて不都合な物だよな。
オーウェル/それはそう。でも世界遣いは、生きてる限りその力が無限に使えてしまうから……。
カタリナ/結論、世界遣いは売れる。朱指が狩っちゃう!
ドレーク/高額取引がされる、天足が儲かる!(笑)

 一つは「時を戻す能力」これは一度きりしか使えない特異な能力である。
 何故ならばこの能力は本人の生命が脅かされる、失われる事で発揮される力であるからだ。(過去の沙梁家検体による実験により実証済み)
 二つ目は「記憶の譲渡、継続」サリョウの首が持っている記憶・記録、または使用者の記憶・記録を他者へ譲渡、または並行世界へ継続することが可能。サリョウの瞳を摂取することで可能な模様。


GM/ゲームデータ的には≪オレンジの記憶≫などですね。記憶があるSD(眼球)を飲み込むと記憶を継続したままループできる、と考えてください。
スウィフト/お〜。データで保障された設定、安心する。
GM/本来であれば、ループの記憶の継続は使用者、羽鳥のみが対象となるはずですが……そこに上位互換を持った人がおるじゃろ。勾玉を持った人がいることで、その持ち主と周囲にいた人間にもそのサリョウの首の効果が適用されてしまった……という効果です。
スウィフト/勾玉か……。ちなみにスウィフトが持っている≪越境の書≫は、勾玉のつもりで取りました。
ドレーク/勾玉はありとあらゆるループアイテムの中で完全上位互換だよな。
カタリナ/さすが上門狭山様の研究!(笑)
GM/ほら、勾玉を作るのに沙梁家の人もご協力していただいてるでしょうしね。狭山ちゃんと憲子ならするでしょ?
オーウェル/する。
スウィフト/する。
ドレーク/するする。
GM/した結果がこれってワケ!
カタリナ/みんな憲子への信頼が凄い(笑)
スウィフト/だって、憲子だしな……。
ドレーク/憲子なら、どんなゲスでもするから……(笑)
オーウェル/憲子はこの世全ての悪だしな(笑)
GM/なんなら首を加工したのも憲子のつもりでいましたよ。
カタリナ/憲子への絶対的(負の)信頼!(笑) 全員言いおる!
GM/憲子、美少女の生首って好き?
カタリナ/嫌いな憲子おる? いねーよなぁ!
スウィフト/ワイトもそう思います。

 ・サリョウの首は生きている。
 生きているため契約も可能であり、死亡させることも出来る。生きた人間を飼うものと思い、取り扱いには十分気を付けること。


GM/取扱説明書の記述は以上です。
ドレーク/オークションのときも言ってたけど、この首は「コロシテ……コロシテ……」なのか「ゆっくりしていってね!」なのか、どういう感情でいるのか気になる。
GM/人格……憲子ならどうすると思う? GMは残すと思う。感情を残した上で、表には出せないようにするとか?
ドレーク/ひゅ〜! 表情固定系のASMR大好きです! おすすめの音声作品ありますよ!
スウィフト/また上級者の話してる……。
GM/お気持ちだけ頂いておきますね〜。まとめると、「首は時間跳躍グッズだよ!」「取り扱いには十分注意してね!」「生きてるから死ぬよ!」って感じです。そして、時間跳躍のプロである皆さん……。
スウィフト/はい。
GM/時間跳躍すればするほど……経験を積んだ人ってどうなる?
ドレーク/経験を積む。
オーウェル/レベルが上がる。
スウィフト/正気を失う。……あっ。
オーウェル/あ〜……それか。
GM/ループはもう、10回は繰り返されてます。
カタリナ/だねえ! カタリナが10回以上夢を見ているってことは10回【正気度】減少してるね……やばいね!?
スウィフト/一応……僕だって、熱海旅行のおかげで回復してるけど、正気じゃないおじさんだからね?
GM/正気じゃないおじさんおいしい。おっといけないヘキが。
オーウェル/そういえば熱海に行ったのは、「ループしすぎで【正気度】が無いスウィフトのための慰安旅行」だったな……。甘味を食べまくっているのも回復の為だもんな?
スウィフト/そうだよ、僕が喫茶室のメロンソーダを品切れにさせたのも正気を取り戻すためだよ。
GM/本当でござるか〜?(笑)
スウィフト/……まあ、羽鳥オーナーも正気じゃないから「船にいる人を全滅させちゃえ!」ってバカな考えになっちゃったんだねえ。納得。
ドレーク/もしかしたら初回のループの頃は、もっとこぢんまりした規模だったかもしれないな。
GM/最初のループは「オークションに参加してた人たちだけ食べさせよ」だったのが、今では「船の中の人みんな食べさせちゃお」になってたり……?
スウィフト/充分ありえるよ。……そうなるとさ、次のグレードアップはどうなると思う?
ドレーク/……「到着したハワイの住民みんな食べよ」とか?
オーウェル/船の犠牲だけじゃなく、島まで被害がいくかもしれないのか。
カタリナ/それは大惨事! ただでさえグールを生み出す力があるんだから、ハワイに到着次第被害拡大もありえるかも。
GM/切嗣だったら船ごとバズーカで沈めてるところですね。
スウィフト/鶴瀬くんならできる。
カタリナ/あ、そろそろカタリナがシーンに登場してもいいですか? では……コンコンコンとノックして皆さんのお部屋にお邪魔しまーす。
スウィフト/いらっしゃい。
カタリナ/お邪魔します、うわサンドイッチの山! 美味しそう!(笑) そんな感じでいただきますしてから……明日の●時にレストランでアミラさんと会食をしませんかと3人をお誘いします。
ドレーク/デートのお誘い? ……凄いセッティングしたね?
オーウェル/出来る奴だなぁ……。
スウィフト/面白い提案だね。何か企みでもあるの?
カタリナ/企みというほどではないんだけど、私は……オークション会場で暴走した彼女を見たとき、「普通じゃない」と思ったの。
オーウェル/それはそう。あのアミラは普通じゃなかった。
ドレーク/いかにも暴走吸血鬼だったなぁ。
カタリナ/あらためて私は今日「普通の彼女」と話をしてみて、あれは異常だったと確信したの。……やはり彼女ともっと縁を作るべき。彼女と話せば、交流を重ねれば、惨劇を起こす対策を一緒に練られると思う。
ドレーク/本当にそう思う? 気まぐれで食べるのが普通の種族だよ。「なんとなく暴走した」が答えだったら?
オーウェル/全部がそうとは限らないだろ。
カタリナ/「意識するだけでブレーキになる」理論ですよ。事故率は「気を付けて」と言えば減る。……ちゃんとアミラさんと話して、事情を聞き出すなり私たちが話せることを聞かせるなりすれば何か変わるかもしれない。そして、今の私は「生存」を何よりも優先しているので……その手助けとして皆さんに一緒に来てくれると、心強いです。
オーウェル/ああ、俺は行く。アミラの事情を探れたら御の字だ。
カタリナ/あとドレークは早く彼女に接触しろ。PC1なんだから。
ドレーク/ほんとそう! 俺が会いたくない訳じゃないんだからね、運が悪くて会えないだけだからね!(笑) サプライズゲストとして原曲を流しながら「本人ご登場!」ってアミラの後ろから現れるしかない……。
GM/原曲って何?(笑)
カタリナ/そんな訳でデートの約束をみんなとしました! あと話してもらえる話を聞くよ。
オーウェル/サリョウの首についてペラペラと説明。
スウィフト/……GM、提案です。僕は勾玉をイメージして≪越境の書≫というループ系特技を取得しています。
GM/はい。
スウィフト/スウィフトがアミラに「デジャブを引き起こせさせるチャンス」を与えることができませんか? さっきカタリナお姉ちゃんのシーンで【幸運】判定をしていたやつをまたさせたいです。
GM/ほむほむ?
スウィフト/個人的には一番「前の世界のデジャブ」を覚えてほしいのはアミラです。事件の全容を覚い出せとは言わないので、なんとなく交流をしたオーウェルやカタリナのことを思い出せる程度になれませんか?
オーウェル/……もしアミラがオーウェルのことを思い出してくれると、気が楽だ。仲良くなった分が取り戻せるようで嬉しい。
GM/では「次のオークション時間帯でアミラと接触し、デジャブチャンスを設ける」のはいかがでしょうか?
スウィフト/ぜひお願いしたいです。……好感度0より好感度1の方が一緒にご飯をして楽しいしね?
カタリナ/素敵なアイディア! 【幸運】判定成功してあげたいね!


 ●トリガーイベント3 〜第1回オークション(2回目)〜

GM/航海2日目の夜も更け……1回目のオークションが始まる時刻となりました。オークション自体は前回と同じように進んでいきますね。
カタリナ/皆さんと一緒にオークションに来ました。
ドレーク/俺は、チョコパイちゃんを……買う!
GM/チョコパイくんもちゃんと出品されてますよ。
ドレーク/少ない額が提示されているところいきなり「2億だ」ドンッってやる。
オーウェル/なんかの社長みたいなこと言い出したな(笑)
スウィフト/そんないきなり値段を張り上げて買ったら「その子を狙ってたのかな?」って思われるよ。
GM/ほな、ドレークさんは【幸運】判定で(ころころ)難易度9に挑戦してもろて……成功したらチョコパイくんゲットだぜ。
ドレーク/ここでチョコパイちゃんをみんなで買いたくなる魔法の言葉をあげようか。
カタリナ/ほむ?
オーウェル/魔法の言葉?
スウィフト/≪幻想式≫って言うんじゃないだろうな。
GM/碌でもない提案な気がしますが、聞きましょう。
ドレーク/俺がチョコパイちゃんをここで買わなかったらスウィフトとオーウェルにサマードレスを着させます。
スウィフト&オーウェル/買おう(一同爆笑)
GM/別にGMは2人がサマードレス着てくれても一向に構わんッ!(笑)
オーウェル/オークション絶対勝て。
スウィフト/判定に≪幻想式≫って使っていいんだっけ?
GM/自分のマネーだけで勝負してくださーい!(笑) オーウェルさんとスウィフトさんも可愛いから着たっていいじゃない!
スウィフト/僕はおじさんです。
オーウェル/ただの山エルフ闘士です。
GM/こちとら似合わない女装が大好物GMだぞ!?
スウィフト/変態っ!
ドレーク/みんなに着せたいドレスコレクション作るからなー!?(ころころ)達成値10! やった成功!
GM/あ、成功した。チッ(一同爆笑)
スウィフト/獣人の子が救われて良かったよ!(笑)
カタリナ/おめでとうチョコパイゲット! とりあえず一番かわいいサマードレスを注文しよ!(笑)
GM/とにかく、チョコパイくんは無事ドレークさんの手元に来ました。可哀想に。
オーウェル/来てくれてありがとう。可哀想に。
スウィフト/勇者よ歓迎する。可哀想。
GM/(チョコパイになって)「なんで感謝されてんだ……?」(笑) というやり取りをしている間にもオークションは進み、羽鳥が最後の挨拶をして閉幕します。
ドレーク/挨拶が終わったらアミラのもとで向かうのでいいんだな?
オーウェル/ああ。今回は、カタリナの商談をしに行くかわりにスウィフトが向かう。
GM/ロビーに行けば、羽鳥の傍にいるアミラを見付けることができます。
カタリナ/さすがに羽鳥さんと切り離すことはできないかな……?
ドレーク/俺が羽鳥さんと話している間にみんながアミラへ行く、とかでもアリだよ?
オーウェル/なるほど、囮か。
スウィフト/じゃあその作戦で。ドレークが羽鳥オーナーに挨拶してる最中にささっと僕が行く感じで行きます。
GM/どうぞどうぞ。羽鳥はロビーでオークションに参加してくれた客と歓談していますね。
ドレーク/俺も参加者なので話に行きます〜!
GM/(羽鳥になって)「あら、イングラム様。オークションは楽しんでいただけましたか?」
ドレーク/いい買い物ができましたよ〜!
GM/「それは良かった。確か獣人の子を落札されてましたかしら。お眼鏡に叶ったようで何よりですわ」
ドレーク/あの子は絶対欲しいって狙ってたんですよ いいオークションを開催してくれてありがとうございます
スウィフト/そんな話をしている横で、何気なくアミラに近寄って……別に何かをするっていう訳じゃなく近寄って……。カタリナお姉ちゃん、僕に寄っかかって。
カタリナ/えいっ!
スウィフト/おっとお姉ちゃんが転んだせいでバランス崩しちゃった〜。おっとっと! うわ、偶然にもアミラの体に触れてしまった! 勾玉タッチ、【幸運】判定させます。
GM/ではスウィフトさん、まず1D6を振ってください。
スウィフト/(ころころ)5。
GM/【幸運】判定の難易度を15から10に減少させます。勾玉パワー! アミラと接触したスウィフトさんが【幸運】判定難易度10をどうぞ。
スウィフト/やったー。≪幻想式≫を使って達成値+4します。(ころころ)達成値16で成功。
GM/ではでは、羽鳥がドレークさんとの会話をしている隙にアミラに接触したスウィフトさんたち。「痛っ、もう、なに……」
スウィフト/思い出せ! 以前の世界の記憶!
カタリナ/失われた日々! 蘇る時間!
GM/「……お前はっ……」 ドレークさんの後ろにいるオーウェルさんの方にも目を向ける。
オーウェル/アミラを黙って見ている。明らかに、見知った者の顔で。
GM/「……エリー、少し外へ行っても良いかしら」「ええ、構わないわ」 アミラはカタリナさんとオーウェルさんに目配せすると、そのまま劇場の外に向かいます。彼女を追うことは可能ですが、どうしますか?
カタリナ/追いましょう!
オーウェル/ああ。きっと頭はぐちゃぐちゃで不安定になっている筈だ。少しはフォローしてあげたい。
スウィフト/僕も一緒に行くよ、デジャブさせた張本人だし。ドレークは羽鳥オーナーの引き止めを頑張れ。
ドレーク/はーい。……あれ、また俺、アミラと接触なし!?(笑)
GM/ご本人登場焦らすなぁ!(笑) ではドレークさんは羽鳥と性癖トークでもしていただいて。
ドレーク/えっ、羽鳥さんも表情固定絶頂ASMR好きです!?
GM/「私は感覚遮断からの強制解除が好きね」
カタリナ/また上級者の会話してら。
GM/それでは……アミラは劇場から少し離れた広場で、オーウェルさんとカタリナさんたちを待つように立っています。近付いてくるオーウェルさんたちに、まだ少し警戒しつつも、それでも接近を止めることはありません。
オーウェル/近づく。……体調は大丈夫か? 気遣う声を掛ける。
GM/「オーウェル、だったかしら。会うのは初めての筈なのに、知ってる気がするわ」
オーウェル/……そうだ、俺はオーウェルだ。
カタリナ/平気ですか〜と一緒に駆け寄るカタリナです!
GM/「そっちのカタリナは、先刻会うよりも前に……会ったことあったわね?」 怪訝そうに、カタリナさんの顔を見ながら言います。
カタリナ/はい。実は、そういうことです。
スウィフト/僕はあくまで後方観察。2人の後ろをついて来るスウィフトです。
GM/「そっちの黒い男は……知らないわね」
スウィフト/どうも、初めまして。
ドレーク/腹黒い男です。
スウィフト/違うよ(一同笑) 腹黒くなんかないよ。
GM/「ここで既に会ったことがある? でもわたくし、この船に乗るのは今回が初めてなのに」 まだ混乱してる風です。
オーウェル/混乱中だろうから、まず第一に伝えておこう。お前と戦うことがあるかもしれなくても、少なくても俺はお前と戦いたくない。味方でありたい。
カタリナ/私も、です。貴方と絶対戦いませんとは約束できませんが、私は貴方の敵ではありません。貴方を守りたいと思っている者です。
GM/「……?」 きょとんとしてる。「守る? 何から? この船にわたくしを害するものなんてなくってよ? 害するものがあったとしても、血袋ごときわたくしの敵では無いわ」 上位人外ムーブします。
カタリナ/そうですね、そうですけど! ……貴方が苦しむ展開にはしたくないって思っている人がここにいます! どうぞ、よしなに!
オーウェル/どんなに弱くたってちっぽけだって「守りたい」は言ったっていいだろ。
GM/おめめまんまるにしてきょとーん。
スウィフト/あー……2人が突っ走りすぎだから僕から言うけど、単に「いきなり現れた不審者だけど君の敵対する気は無いよ」って言いたいだけだよ。君だってそれは匂いで分かるだろ……この2人が「負の感情を剥き出しにするエルフと吸血鬼ではない」ことぐらいは。
カタリナ/負の感情、出してないよー!
オーウェル/出してないよー。
GM/「……それは分かります。ええ。お前たちがわたくしに敵意を抱いていないことぐらいは。ただ……どうして? 分からない。何故わたくしを守るだの、敵ではないだのと、言えるのか」
オーウェル/お前の違う顔を見た。
GM/記憶が全部戻っている訳では無いので、分からないという顔をします。
オーウェル/俺たちは今のお前ではないお前を見た。それが何なのか、知りたい。そのためには、まず……お話をしたいッピ。お話は大事ッピ!
カタリナ/君、本当にタコピーにハマってるねえ!?(一同爆笑)
オーウェル/だってお話するとハッピーになるっピ。とりあえず話すっピ。……アミラ、お前は明日、暴走する。
GM/「……お前はわたくしが暴走する未来を視た、ということ?」
オーウェル/うん。お前は明日の夜、暴走する。本能が解放されたか、別の要因があったのか。暴れて大勢を殺した末に……お前は死ぬ。
カタリナ/デデン!
GM/「そんな……暴走だなんて、そんな、恥辱に塗れた姿を、わたくしが?」 アミラは唇を戦慄かせています。暴走して殺戮を犯したということが彼女にとってはかなりショックだったようです。
カタリナ/プライド高いから?
GM/人間の前で暴走して食い散らかすなんて、裸を見られるよりショックだよ、多分。「そんな姿を晒すぐらいなら死んだ方がマシよ……!」
カタリナ/「無作為に殺戮すること」の罪の意識なんてものは無いから、それよりも「そんなことして自分が破滅すること」の方が嫌って考えか〜(笑)
GM/「でも、どうしてそんなことに……下級吸血鬼どもならともかく……」
オーウェル/そういう話、明日できたらいいな。
カタリナ/……明日の会食で、お話しましょう。お待ちしております!
GM/「……ええ、わたくしも楽しみにしておくわ」
オーウェル/気を付けろよ。って言ってひとまずは解散かな。
GM/じゃあ……アミラと入れ替わりでドレークさんが合流したってことにしましょうか。
ドレーク/合流しました〜。話は終わった? こっちはちょっと怖かったよ。推し同人作家の話でなんとかお茶を濁したけどさ〜。
スウィフト/「怖かった」?
ドレーク/あっちはループ記憶保持の可能性があるだろ。直接俺は前のループで戦ったり関わった訳じゃないから、きっと俺のことを敵視してないと思うけどさ〜。
スウィフト/それでものらりくらりと危険な女と会話してきたなら、ドレークは大した奴だよ。
GM/そういうひりつきそうなトークをひっくるめて、推し同人作家の話をしましたでまとめるの何?(笑)
オーウェル/……明日、アミラとの会食。羽鳥も来るかな?
カタリナ/1人で来てくれたら嬉しいな……。
GM/これはPC側希望のイベントなので、「1人で来て」と言えば1人で行きますよ。
カタリナ/1人で来て 蝶よ花よで持て囃しまーす
ドレーク/よし、明日は会食だな。明日朝になったらブティック行ってサマードレス買おうぜ!
スウィフト/行ってらっしゃい、僕は二度寝します。
ドレーク/PC1の言うことぐらい聞かない!?
オーウェル/PC1特権のつもりか?(笑)
スウィフト/PC1だから何だって許されるわけじゃないんだからな!(笑)
オーウェル/……あ、そうだ。ウズマキからギョを出します。
カタリナ/ギョ!
GM/呼ばれたギョ。
オーウェル/次の依頼だ。アミラを遠くから見守る係、頼んだぞ。ギョを解き放ちます。
カタリナ/それは便利ギョすぎない?(笑)
ドレーク/さすがにアミラは「なにこいつ? ペイッ」てされそう(笑)
GM/「なあにこれ、磯臭い」
オーウェル/「ギョ〜!? ギョはサンリオのキャラだギョ〜!?」
GM/「呼ぶならキティさんとかいるでしょう!?」
カタリナ/ギョだってサンリオの人気投票8位の人気者だギョ!?(笑)
オーウェル/ギョが何するという訳ではないけど、なんか解き放っておきます。ただの≪小さな眼≫なんで(笑)
カタリナ/アミラに近づくとペイッとされて楽しいギョ〜。
GM/あれだ、わんこが飼い主さんに抱っこされて移動させられるのを遊びだと勘違いするやつ(笑)


 ●ミドルフェイズ7/2日目夜 スウィフト&カタリナ・ドレーク&オーウェル

スウィフト/じゃあ、夜はカタリナお姉ちゃんと倉庫探索をしに行きます。

 ・倉庫
 乗客の荷物や船の備品などがしまわれている。基本的に乗客は利用できない。


GM/普通に倉庫がある階に行こうとすると、スタッフに「申し訳ございません、こちらは従業員専用エリアとなっております」と止められてしまいます。なので、倉庫エリアに潜り込めるかどうかAF判定があります。難易度は12、使用能力値は【反射】か【幸運】で、成功すると倉庫内に侵入できます。
カタリナ/私はやるぜ私はやるぜ、対魔忍だからね! ≪+50対魔忍≫。
GM/それは対魔忍なのか、犬ぞりハスキーなのか(笑)
カタリナ/潜入捜査だからお手の物! だってシノビだから高速移動!
スウィフト/お姉ちゃんの動きが機敏すぎて見えないな。僕は≪飛行の札≫でふよ〜って飛びながらついて行く。足音すらしません。
カタリナ/ふよふよ〜!
スウィフト/こういう所って、赤外線がビンビン通っているトラップとかない? 侵入者を拒むアレ。
カタリナ/あるよね。サーチしちゃお! ≪共鳴する声≫、きぃーんと耳を澄まして異物音を感知します。一定の空間の仕掛けを察知する。
スウィフト/≪すりぬけの式≫、忍者が切り開いてくれた道を消えながら追います。
GM/……スウィフトさん、意外と潜入調査向きなのでは?
カタリナ/新座くん、意外と動くね?
スウィフト/動かないよ。動きたくない。動かないように仕向けるの。不得意なことを自分でやるとか非効率的だし……ってもう『現在難易度:4』だね。
カタリナ/対魔忍だし判定するよ!(ころころ)【反射】で達成値9、成功です。失敗して囚われ対魔忍お約束ルートにならなくて良かった!
GM/ファンブルしたらそうなってたわね(笑)
ドレーク/ファンブれ。
カタリナ/ファンブったらアナザーワールドSRS Xになってしまう! FANZAで配信中。
スウィフト/AWがR18ゲーになってしまう(笑)
オーウェル/ギョもセクシーになってしまうのでNGです。
ドレーク/サンリオコラボが今後できなくなってしまう!?(笑)
カタリナ/今後のAWサンリオコラボの為にも、それだけはダメだ……!(笑)
GM/ハンギョドン マイクロビキニ部?
オーウェル/あるかないかで言ったら、あるな。
ドレーク/サンリオと喧嘩するからヤメよう!(笑)
GM/では、2人は警備員などの目をかい潜り、無事に倉庫エリアに侵入しました。パッと見は普通の倉庫です。船内で使う備品や、乗客から預かった荷物の一部などが保管されています。
スウィフト/普通だね。
GM/ですが、奥まった区画で魔術の痕跡……歪んだ空間を発見します。
カタリナ/に、新座くん! これ!
GM/スウィフトさんは、夜の劇場に赴いた際に同じような空間の歪みを見たことがある気がします。
スウィフト/ああ、あれ、≪クリエイトゲイト≫みたいなヤツだ。
カタリナ/ご存知? どっかに繋がってるってこと?
スウィフト/そうだね、こんなスタッフオンリーな所のゲイトなんてどこに繋がっているか分かったもんじゃないから先行きたくないな〜……チラッ。
カタリナ/じゃあ私が行くよ。
GM/コイツ……(笑) スウィフトさんは1回怒られるべき。
スウィフト/え〜。お姉ちゃん、危険だから気を付けてね〜?
カタリナ/私の素早さはさっき見てくれていたよね? イエス、対魔忍!
ドレーク/対魔忍GOGO!
カタリナ/高速機動ができるシノビがそう簡単にヘマすることはないよ。【反射】5だし!
オーウェル/フラグか?(笑)
カタリナ/という訳で、警戒しつつ前進して調べまーす!
GM/はーい。空間の歪みが発生している壁に手をつくと、ずぶりとそのまま沈んでいくような感覚があります。ずぶぶぶぶと壁の中を進んでいくと、鉄扉のようなものが目の前に現れます。
カタリナ/かべのなかにいる! ……おや?
GM/扉は物理的にも魔術的にも施錠されているため、開けることは困難そうです。もし開錠を試みるのであれば、【反射】判定で難易度12と、【意志】判定で難易度12の両方成功してください。すると扉が開きます。
カタリナ/連続作業判定だ!(ころころ)【反射】は14で余裕クリアー。(ころころ)【意志】は……無理! 新座くん……貴方の脳内に話しかけています……来て……と≪テレパシー≫を送ります。
GM/お、正しい≪テレパシー≫の使い方だ。受信したスウィフトさんは先に進んでもいいですよ。
スウィフト/はい、挑戦しに行きます。
カタリナ/ファミチキください……からあげクンください……。
GM/いま午後の紅茶無糖といっしょに買うと100円引きになってます……。
ドレーク/宣伝乙(笑)
スウィフト/壁の中で【意志】判定をします。(ころころ)達成値11。≪特権階級≫を使用。達成値に+1して成功させる。
GM/判断が早い!
スウィフト/開錠の魔術ぐらいちゃんと覚えておくんだったな〜。実家に帰ったらそういう魔導書でも貰ってこよ〜。ブツクサ言いながら解除成功。
カタリナ/実家の蔵書、凄そうだね〜。なお機関。
GM/では2人はある場所にやってきます。……鉄扉の向こうは船の中とは思えない、土壁の空間。壁や天井からは鎖や手錠がぶら下がっており、その先には獣耳の人間や羽の生えた人間……人外種族たちが繋がれています。
カタリナ/こ、ここはいったい!?
スウィフト/……オークション出展品の保管庫、かな?
GM/人外種族だけでなく、頭が2つある獣や合成獣などもいる。ここがオークションで出品されている品物の保管庫であると気付くことでしょう。
カタリナ/そっか、そりゃあ魔術的な施錠してしっかりと保管するよね!
GM/「う、貴方たちは……?」 壁に繋がれていた女性が、おそるおそる貴方たちに声を掛けます。
カタリナ/えっと、私たちは……。
スウィフト/携帯電話で写真を撮ります。
カタリナ/いきなり捕らわれの女性を撮ったでござる!?(笑)
スウィフト/鶴瀬くんのために撮影しとこうかなって。可能になったら送れるようにしとかないと。
カタリナ/れ、冷静……! 周囲は拘束された奴隷たちばかりなのに、マイペース!(笑)
GM/残念ながらここは圏外です。「ここのスタッフ……じゃないわよね? 新しく納品されたの?」
カタリナ/我々は……スタッフです! ≪偽りの太陽≫でそう思い込ませます。
GM/「あ……そう、ですか。じゃあもうオークションの時間なんですね……」 声を掛けた女性を始め、ここにいる人たちは貴方がたをスタッフとして認識します。
スウィフト/……なんかここ、オーウェルが来なくて正解だったな。すぐ「助ける!」って言いそう。
オーウェル/言う。すぐ助ける。
スウィフト/鶴瀬くんが言ってたことを思い出してあげて。
オーウェル/普通に脳死で言うかも。
スウィフト/ドレークも連れてこなくて正解だよ。繋がれた奴隷たちを見て興奮しちゃうから。
ドレーク/奴隷たちの牢屋なんて見たらビクンビクンして危なかった。
GM/こちらの保管庫内では、人外種族や魔獣類の他にも特殊な能力を持った人間、強化手術を受けた人間なども繋がれています。鎖や首輪には魔術によって特殊な施錠がされており、専用の鍵と「ここではない場所での開錠操作」が必要な術式が組まれていることが分かります。ここで開錠操作をしようとすると警報が鳴ります。
カタリナ/ちょっと特殊な鍵開けが必要だね。
スウィフト/「ここではない場所での開錠操作」が必要な術式……か。本当にオーウェルがいなくて良かった。
オーウェル/時と場合によっては破壊を始めた。猪突猛進! 猪突猛進!
カタリナ/イノシシみたいな山エルフは可愛いなぁ(笑) ここでは彼女らは救出できない、では今すぐするべきことは……?
GM/保管庫内に居る商品たちと話が出来るんですが……今って「スタッフ」という立場でいるんですよね?
カタリナ/あ、スタッフだと警戒して話してもらえないやつかな?
スウィフト/じゃあ「スタッフだと思われているのは≪偽りの太陽≫を使用しているカタリナお姉ちゃん」ということで、付き添いの僕が話をしてみようか。
カタリナ/助かる! それでお願い〜。
GM/そうですね……スウィフトさんが話し掛けやすそうだと思ったのは、やはり最初に声を掛けてきた女性でしょう。
スウィフト/その子の状況を教えてくれませんか? 格好とか表情とかが知りたいです。
GM/パッと見た感じは人間ですが、よく見ると腕や足に文様のようなものが見えます。おそらく魔導種族、魔術に長けた希少な一族などなのでしょう。服装は手術着というか、貫頭衣みたいなやつ。奴隷が着てそうなのをイメージしていただければ。
オーウェル/魔導種族か。
ドレーク/魔導種族か〜……。
スウィフト/……厄いやつ、見つけちゃったなあ。拘束されてる子の前にしゃがむ。顔を覗き込む。
カタリナ/ヤンキー座りをしてほしい。
スウィフト/柄悪い座り方だな!(笑)
GM/「な、なんですか……?」 ビクビクしています。
スウィフト/ちなみに僕、それなりに体格良いです。身長が180センチあります。
GM/でっか。
ドレーク/第1話とか昔はあんなに小さかったのに……(笑)
スウィフト/つまり、威圧できると思うんですよ。いきなり知らない体格が良い男が目の前に座って目を覗き込んできたら……?
GM/怖い。
カタリナ/とても怖い。
GM/「あ、ごめんなさいごめんなさい! 違うんです、見たことない人だったから気になって……! 逆らうとかそういうやつじゃないんですごめんなさいごめんなさい!」って怯えます。
スウィフト/怖がりましたね。
GM/怖いよ! 拘束されてるのにでっかい男が目の前で座り込んで覗き込んできたら! コンクリ詰めにされる前の人の気分だよ!(一同笑)
スウィフト/すっと耳元に口を寄せる。「あとで助けるよ」って小声で言います。
GM/「ひ、う……えっ?」
スウィフト/怖いと思った瞬間に優しそうなギャップを生じさせる。殺されると思った次の瞬間、助けるってウィンクをされる。信用度が倍になりませんか? 無条件で交渉が成功できると思いませんか?
GM/怖い! ヤクザの手口だ!(一同笑)
スウィフト/でも刺青を入れてそうないかにも怖そうな人がコンビニの店員さんに会計の後「ありがとな!」って笑顔でお礼を言ってたら普通のことなのにグラつきませんか?
ドレーク/それな。
オーウェル/分かる。
GM/分かる。それ吊り橋効果って言うんだよ! どこで習ってきたのそんな手管!(笑)
カタリナ/実家かな……(笑)
オーウェル/ちなみに照行もコンビニで煙草を買ったら「ありがとな姉ちゃん!」って店員さんにどでかい声で礼を言って退店します。
GM/くそ、そこのコンビニ店員になりたい(笑) 「ほ、本当に助けてくれるんですか!?」と縋るように尋ねます。
スウィフト/さっきの凄みや圧は一切消して天使の笑顔。見てよ、どう見たって僕は秩序善でしょ?
GM/そして助けてくれるかに対して肯定はしない。カタリナさん、やめときなよこんな男。
カタリナ/新座くんったらすぐに女の子が素直にお話してくれるぐらい仲良くなってる! 尊敬しちゃうな〜!(笑)
GM/やめときなよこんな男!(笑) 懐柔されてしまった魔導種族の女の子はスウィフトさんとお話をしてくれます……。「ここの人たちは、オークションや秘密クラブに出品される時に出されます。それ以外でここから出る方法はありません」
スウィフト/むぐむぐ。
カタリナ/むちむち。
GM/「出された人がここに戻ってくることはなくって、噂だと売れ残った時はそのまま処分されるんだって……。力のある人や、暴れた魔獣が鎖を引き千切ろうとしたのも見たことがあるけど、随分強力な魔術で施錠されてみたいでビクともしなかった。それどころか『商品にならない』って言われて外に出されて、それっきり」
カタリナ/ふむふむふむ。
GM/「開錠できるかどうかは分からないけど、船の中の魔術的な仕掛けは制御室だか機関室だか……そういう所で管理してるって、オーガ族の人を止めにきたスタッフがそんなことを言ってた気がする
スウィフト/オーガ族?
GM/ジークさんじゃないです。ジークさんは今、西表島にいます。ただの「色んな人外が捕まって売られたりしてるんだよ〜」という情報です。
スウィフト/……ジークじゃないって知ってますぅ〜。分かってますぅ〜。
カタリナ/ついついジークを思い出して拗ねるスウィフト、かわいいね(笑) 制御室だか機関室に行けば、仕掛け解除はできそうということだね?
GM/「ちょっと前に、貴族みたいな女の人が連れてこられて……そしたらここのオーナー? って人に気に入られて連れ出されていったんだけど……あの人ももう売られてしまったのかな。それともオーナーのあの女の人に殺されちゃったのかな。そのうち私もそうなるのかなって思ったら、怖くて……」
スウィフト/僕に会えたんだから怖がる必要無いね、君は助かるんだし。
カタリナ/言い切ったわ。
GM/「……信じても、いい? 私も、ここの人たちも、みんな助かる?」
スウィフト/うん、正義の味方はどこにでも現れるからね。海の上でも来てくれるから信じていいよ。
GM/「うん、うんっ」 ぐずぐずと泣き始めますが、手は鎖で繋がれているので涙を拭うこともできません。
スウィフト/カタリナお姉ちゃんを見ます。
カタリナ/うん?
スウィフト/お姉ちゃん、ハンカチを持ってる? もし良かったら涙を拭ってあげてくれないかな。変なお願いでごめんね?
カタリナ/いいよ、私持ってる! ぬっぐいぬっぐい!
GM/「う、うううう」 ……本当にスウィフトさんは、自分の手を動かさないな(笑)
カタリナ/マジで徹底してやがる〜(笑) 蔑みとか上から目線とかじゃなく「僕の仕事じゃねえ」って思ってる感じ!
スウィフト/だって……綺麗なハンカチを持っていそうで、お姉ちゃんのやわらかい手で、女同士で触ってあげた方がいいでしょ? 僕がやる必要ポイントどこにも無いよね?
カタリナ/理系の効率厨〜!
GM/カタリナさん、やめときなよこんな男。スウィフトさんって少女漫画を読んで「なんでコイツこんな無駄なことしてんの?」とか絶対言う(一同笑) ここで得られる情報は以上ですね。探索箇所に『機関室』が増えました。「……そろそろ巡回の警備員が来るころだから、早く出て行った方が良いですよ」
スウィフト/分かった、ありがとね。
GM/では、またずもももも〜と通路を通り、倉庫に戻ってきます。遠くからカツカツと靴音が聞こえてきます。きっと先ほど言っていた警備員でしょう。という感じで、倉庫組は終了です。
カタリナ/新座くんの≪すり抜けの式≫と≪+50対魔忍≫でするっと離脱! お腹減ったから喫茶室でも行こう!

 一方その頃、ドレーク&オーウェルのコンビは……。

GM/ドレークさんとオーウェルさんの劇場組のシーンいきます〜。こちらは日中は「エリザベート・バートリー」を題材にした演劇が上演されています。
オーウェル/2人で演劇を見るのかな。
GM/劇の内容はエリザベート・バートリーの生涯を描いたもの。出征した夫の代わりに領地を治めていた伯爵夫人が、ある侍女を折檻していた際に偶然血がついてしまった肌が艶やかになったことに気付いてから始まる物語……。
オーウェル/……こういう話なのか。
ドレーク/あるある〜! 「赤い血って美容に良いじゃん」って気づいたときの感動〜! 吸血鬼あるあるすぎる〜!
オーウェル/なんかドレーク、『翔んで埼玉』を観てるときの埼玉県民みたいな反応だな(一同爆笑)
GM/それ、埼玉県民のGMが『翔んで埼玉』を一緒に観た神奈川県民のフォロワーさんに言われた台詞だ(笑) そんな舞台を見ながら気付くものがあるか、探しているものが見つけられるか、AF判定してみましょうか。難易度12、使用能力値は【知覚】か【理知】です。
ドレーク/あるある美容ネタに≪美しき我が世界≫持ちが爆笑しています。もちろん口を塞いでうるさくならないようにマナーを守ってます!(笑) うわ、あの舞台女優めっちゃ美味しそう! ≪食糧調達≫。
スウィフト/女優を食糧カウントするな(笑)
オーウェル/あれ、吸血鬼的に美味しそうな女優なのか……?
ドレーク/もしかして監修入ってる? さすが〜! 性癖≪乱れ撃ち≫されました。
カタリナ/プロによる監修(笑)
オーウェル/ドレークが楽しそうだからこの話はガチなんだなって思いました。笑いを堪えきれなくなっているドレークの口にポップコーンを詰め込んで笑いを殺します、≪歪みを正す者≫。
スウィフト/映画館か?(笑)
ドレーク/舞台にポップコーンは売ってないよ!?(笑)
オーウェル/≪殺法崩し≫があるので長い上映でも眠くなりません。
スウィフト/それ、普通に欲しい。
GM/長いやつだと3日間ぐらいやるオペラとかありますからね。
オーウェル/このバステが欲しいのは中の人だな……って思った俺が振ります。(ころころ)【知覚】で10、成功です。
ドレーク/初エリザベートどうだった?
オーウェル/隣のドレークが面白かった。
カタリナ/謎感想(笑)
GM/では、上演が終わった劇場から出ようとすると……ちょうど前の方の席で観劇していたらしい羽鳥と鉢合わせます。「あら、お二人もご観劇に? 奇遇ですね」
オーウェル/……さっとフードを被る。
ドレーク/素敵な観劇ができました。見られて良かったですよ。爆笑。
GM/「それは良かった。この劇の主人公は私のお気に入りなんですの。お気に召していただけなら嬉しいですね」
ドレーク/へえ、それはお名前がエリだからとか? 軽い冗談のように言います。
GM/「ふふ、そうですね。彼女にあやかった名前を名乗っているのは事実です」
ドレーク/おや、あやかってる? もしかして名前の由来とか?
GM/「ええ、尊敬している人物の名前にあやかって名を付けるのは珍しい事ではないでしょう? かの江戸川乱歩だってエドガー・アラン・ポーに由来していますし」
ドレーク/エリザベート・バートリー、お好きなんですね。そういえば綺麗なものが好きっておっしゃってましたし。それに、この船の名前も。
GM/「趣味がバレバレでお恥ずかしい限りですが」 にこりと笑って答えます。
ドレーク/もしや……羽鳥さんはエリザベート・バートリーの生まれ変わりとかご子孫とか?
GM/「まさか、生まれ変わりだなんて滅相も無い。子孫かどうかは分かりかねますね……。一応、先祖に東欧の者がいて、私自身もあちらで生活していたこともありますが」
ドレーク/好きが高じてこれほどのことが出来ると、人生がとても楽しいしょう。綺麗なものに囲まれて、綺麗をとにかく追求できて……きっともっともっと欲しくなりますよ。
GM/「……そうですね、かの方も同じ御心境だったのでしょう。美しさを求めて求めて、それでも足りなくって、どこまでも手を伸ばして……そういうお気持ちだったのでしょう、エリザベート・バートリーも。でも、彼女は伝説のように吸血鬼ではなかった。吸血鬼であったのなら、あんな哀れな死に方はしなかったでしょう」
ドレーク/闇の中に閉じ込められても、闇に溶けてイキイキ後世謳歌したかもしれませんよ?
GM/「そう想像した人が、彼女を吸血鬼にしたのでしょうね。ですが、私はそうは思いません」
ドレーク/それは何故?
GM/「彼女は人だったからこそ、あれだけの美を追求できたのです。老いて死ぬ人間だったからこそ、誰よりも美と若さを追い求めた。ですが、ただの人間の血を浴びたのでは伝説に謳われるような美を得られるわけがない。それに、ただの人間の血にそんな効果があるわけがない」
ドレーク/プラシーボ効果ってスゲー!
カタリナ/思い込みの力ってスゲー!(笑)
GM/「だから、ある研究ではこう言われています。『エリザベート・バートリーが美容のために浴びていたのは、人外の者の血だった』と」
ドレーク/ナ、ナンダッテー!
GM/「彼女が最初に浴びた血、折檻した侍女は偶然人里に住んでいた人ならざる者だった。その血には若返り、あるいは高揚効果が含まれていて、エリザベート・バートリーは『この血を浴びればもっと美しくなれる』と理解した」
ドレーク/なるほど、いい学説。
GM/「けれど彼女は人と人ならざる者の区別かつかなかったため、領地に居た若い女性を集めては色々調査・実験していた……と。時は中世、現在よりも人外が人の世に近かった時代です。村や町に住んでいた獣人やエルフも少なくなかったのでしょう」
オーウェル/里エルフもいっぱいいた。
カタリナ/里エルフ!?(笑)
GM/新しい概念が生まれた(笑) 「多く捕まえればそれだけ成功率も上がるし、共通点や捜索範囲も絞り込める。そうして彼女は目的の血を集めていたのでしょうね」
ドレーク/執念凄いですね、女の執念は恐ろしい〜!
GM/「男性から見れば恐ろしい執念に見えるでしょう、ですが私は彼女の努力に敬意と尊敬を覚えます。己の美のためならなんでもする、どのような犠牲も厭わない。そのためのこの船です。その理念に敬意を表して、船の名も、船内で上演している舞台も、エリザベート・バートリーに捧げているのですよ。なにより……」
ドレーク/なにより?
GM/「ただの人が、美のために何でも出来る。それは同じくただの人である私にとって理想の姿なのですよ」
オーウェル/……幸せそうな顔しているように見える……。
GM/では、【知覚】か【理知】で難易度12で判定してみてください。あることに気付くか、の判定です
ドレーク/(ころころ)【知覚】11で失敗。
オーウェル/【知覚】判定で(ころころ)12、成功できました。じっと観察。
ドレーク/話してる担当の俺、見てる担当のオーウェルだ。
GM/オーウェルさんは気付きます。彼女が身につけている物が、全て高品質な魔道具であることを。そして、それ以外の魔力や霊力は一切感じないことを。
オーウェル/……これは……。
GM/身に着けている物を全て取ったら、目の前の女性は「異能の無いただの人間」なんだろう。もし魔力の匂いを感じたとしたら、それはバスルームで嗅いだ血の匂いと同じものです。ブラッドバス効果+本人の思い込みって凄いね!
オーウェル/…………。羽鳥が前にいる限り口は開かない。ドレークには後で言う。
GM/「おっと、失礼。推しの話になるとつい口が走ってしまって(笑) ああ、そろそろ劇場から出ないとスタッフが困ってしまいますね。私も夜のオークションの準備がありますので、お名残り惜しいですがこの辺で」
ドレーク/おしゃべりしてくれてありがとうございます。また付き合ってくださいね
GM/「こちらこそ、お付き合いありがとうございました。またお時間があればぜひ」 会釈をして、羽鳥は劇場から去っていきます。
オーウェル/……ドレークの従者らしく守るように立って、頭を下げる
ドレーク/ばいばーい(^ε^)-☆Chu!! ……オーウェル、ちょっと顔を作る練習でもしない?
オーウェル/顔に出すぎだったか。
ドレーク/なんか言いたそうだけど言わないようにしてる我慢が伝わった。何がそんなに琴線に触れたよ?
オーウェル/いや、単に……人間、魔力が無いのに、必死に理想を求めて走る姿は滑稽だなって。翼も無いのに空を目指しているようで。
ドレーク/ポエミーだな!
オーウェル/あれだけ無いもの求めて必死になれるの楽しそうだな、人生。飽きないだろう。ずっとゴールを求めて走ってられるんだから。
ドレーク/それって、彼女に「永遠に美しくなれないよ」って言ってるようじゃない?
オーウェル/あんな醜女に世辞は必要か?
ドレーク/女性である限り必要だよ。
オーウェル/……とりあえず、あいつに魔力や戦闘力は無いぞ。魔道具を奪ってしまえばただの人だぞとドレークに教えます。
ドレーク/つまり……全部脱がせちまえばいいってこと?
GM/お巡りさん! もしもし鶴瀬さん、この人です!(笑)
オーウェル/全部剥げるか?
ドレーク/いくらでも! 大得意です! 俺を誰だとお思いで!?
オーウェル/変態。
スウィフト/直球(一同爆笑)
ドレーク/その通りでございます。古今東西たくさん脱がしてきました! 「AF判定:羽鳥を脱がせ」、成功やれます!
GM/勝手にAF判定増やされた。訴訟。
ドレーク/俺の今後の目標は「羽鳥をすっぽんぽんにする」でOK?
GM/難易度∞にしときますね。
オーウェル/魔道具を引き離せば無力化できるのは確かだから……間違いではない? うん、OK。
スウィフト/同意しちゃった。
GM/ゆ、唯一の良心が……!(笑)
ドレーク/このまま仲間を集めていこう! HND(羽鳥さん脱がす同盟)発足!
GM/治安維持法違反だよ。アミラにとってNTRだよ。百合に挟まる男は死刑って思想もあるんですよ。
ドレーク/俺の国では推奨です! 税金補助も出ます!
GM/手厚いかよ!(一同爆笑) 治安の悪い国だなあ! えー、このシーンは以上です。予定していた探索が終わりまして……現在、マップが新たに「機関室」が開きましたところです。
カタリナ/やったー。……話の流れ的にカタリナたちが機関室に行くのでいいかな? 行く前に喫茶室でジョッキパフェを啜ろう。
スウィフト/栄養補給して行こう。
GM/啜るもんか、あれ?(笑)


 ●ミドルフェイズ8/3日目昼 スウィフト&カタリナ

 ・機関室
 船の動力、魔術制御を管理している場所。スタッフオンリーのため、乗客はどのような立場でも入ることはできない。


GM/ですが、今回は特別に!?
カタリナ/お邪魔しちゃいましょー! 変身ッ!
スウィフト/変身の指輪、便利だなあ。これを使わないオーウェルは面白いなあ。
オーウェル/スウィフトは人の心が乏しい。
カタリナ/エルフに言われた(一同笑)
スウィフト/面白い評価を貰っちゃった。僕は効率厨なだけです。
GM/オーウェルさんは人間に疎いけど、スウィフトさんは人の心に乏しい。ドレークさんは疚しい。
ドレーク/なんでここに俺くんが!?(一同笑)
GM/では、機関室の内部を調べるべく【知覚】判定で難易度10をどうぞ!
スウィフト/(ころころ)8で失敗。むぐー、こういうのムリムリ。
カタリナ/(ころころ)11で成功、良かった!
GM/カタリナさんの退魔忍センサーに反応あり!
カタリナ/対魔忍の感度を舐めないでいただきたい!
ドレーク/なんと3倍!?
カタリナ/逆にちょうどいい!
スウィフト/3倍で充分だよ、3000倍は怖いし(笑)
GM/倉庫に居た魔導種族の女の子が行っていた通り、ここで船内の魔術的な仕掛けや結界などを操作・制御しているようです。ですが、この船のクルーでない貴方では流石にどのスイッチが倉庫に居た人たちの開錠システムなのかまでは分かりません。
カタリナ/発見! 確信!
スウィフト/把握。
カタリナ/如何!? 制御可能機関室破壊希望!?
オーウェル/中国語か?
GM/また、適当に弄ったり壊したりすると船が危ないということもうっすら分かります。リアルタイタニックごっこになっちゃうよ。逆に言えば、「有事の際にここを制圧できれば船を乗っ取れる」ということも分かります。今は警備システムもあるため、制圧したところで無用な混乱を招くだけでしょう。
スウィフト/有事のときに乗っ取れるかあ。覚えておいてね、カタリナお姉ちゃん。
カタリナ/……有事を起こす気ある?
スウィフト/今のところは別に。……僕らの今の目的は、数日後の惨殺のストップ。アミラが暴走して、なんか悪い事を魔道具を使ってやってそうな羽鳥オーナーが何かをする前に食い止めるヒントがないかって船中を探しているとこ。
カタリナ/うんうん。私たちが助かるためにもね。
スウィフト/とりま魔道具である首をなんとかすればいいと思うけど……。船の主導権を握るのも手ではある。生存は優先で。そのために……。
カタリナ/そのために?
スウィフト/ここの制御をなんとか把握して、あそこに囚われていた人外種族とか能力者とか解放して巨悪と戦わる。
カタリナ/え。
スウィフト/いい戦力として動いてくれないかな?
カタリナ/……え? 捕らわれてる人達を戦わせるの!?
スウィフト/だって、「強化してある能力者」だって言ってたよ。魔導種族とか貴重な種族とかいるらしいし、グールや吸血鬼のお姫様に対抗できるんじゃない?
GM/考え方がテロリストなんだよな。
ドレーク/彼らを解放してあげた上、復讐の手助けもできる。最高だな。
カタリナ/えっ……ええ……。て、てっきり私は、捕らわれの彼女らは救うべくNPCなだけで、戦力として利用しようと全然考えてなくって……。そ、それを考えたから新座くんは彼女らの解放に前向きになったの!?
スウィフト/あれ? 読み違った? オープニングシーンで鶴瀬くんは「助けなくていい」って言ってた。でもGMは「助ける手段がある」と言っている。その理由を考えたら、「助けたら自分たちが有利になる=クライマックス戦闘が楽になる」と予測したんだけど。……読み、間違ってた?
GM/GMの隠しごとを読み取るスウィフトさんこわ。うーん! 効率厨!
カタリナ/か、カタリナはかなりお天気な頭でいました……。そっか、あの子たちって、助けるだけじゃなく戦力にしていいんですね……。
スウィフト/良く言えば「一緒に戦ってくれる大勢の仲間」だよ。
カタリナ/悪く言えば「駒」だよ!
オーウェル/……俺の考えはカタリナ寄りだった。まさか救出するべき彼女らも戦力に加えるとは考えていなかった。
カタリナ/良かった、私だけが驚いているんじゃなかった!?
GM/考え方としては、カタリナさんオーウェルさんの考え方も合ってます。カタリナさんとオーウェルさん、善なるもので良い。そして、ぶっちゃけスウィフトさんが言う「そのためのイベントはちゃんとあります」。物量で押してくる演出はしてましたからね。
スウィフト/だってさ。じゃあこの場では重要な意思疎通をカタリナお姉ちゃんとしました〜。
カタリナ/ありがとう……来たる時のために備えます……。