アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 Woes unite foes 』 1ページ ■
2025年8月6日
●プリプレイ
ドレーク/可哀想じゃないとヌけない!
プレイヤー4・マーサー/最低挨拶。
ピロ(以降、GM)/オーウェルさんが『リアド卓』でPC1で頭垓シナリオ、『ハバナイ卓』でスウィフトさんがPC1枠で朱指シナリオぽかったので、「じゃあ次はドレークさんがPC1のシナリオをやろう!」って思いました。ドレークさんなら、天足シナリオが好みですよね? 天足の豪華客船セッションをしましょう!
ドレーク/機関シナリオだ、嬉しいです! 楽しみすぎる。エッチになってもらわないと困りますね。
GM/エッチなことを期待されている(笑)
ドレーク/豪華客船×機関でエッチじゃない世界線があるんですか!?
アナザーワールドSRS・シナリオ『Woes
unite foes』
【レギュレーション】
OA組はキャラクターレベル20、新規PC(ハンドアウトPC3)はキャラクター10で作成。
【ハンドアウト:ドレーク】
イベントキー:令嬢探し
吸血鬼の真祖・王族の一人である貴方の元に父からの使者が訪れる。
「旧き盟約により、攫われた同胞の令嬢を探し助けよ。
ただし、その身が貶められし時は慈悲を与えよ」
父からの伝言と共に、使者は『la Comtesse
de sang』と書かれた豪華客船のチケットを貴方に手渡した。
▼セカイのイベント:令嬢を捜索する
▼イベントキー:令嬢探し
貴方の使命は「行方不明になった令嬢、アミラ・レティシア・ドラローシュを探す」ことだ。
探し出し親元に返すか、彼女の身を案じて慈悲を与えるかは貴方次第である。
【ハンドアウト:スウィフト&オーウェル】
イベントキー:潜入調査
対機関の対抗組織として動き始めた鶴瀬が貴方たちの元にある調査を頼みにやって来た。
「とある豪華客船で人外種族や特異能力を持った人間を売り買いしている非合法なオークションが行われているらしい。調べてきてもらいたい。
どうやら機関の収入源の一つらしいが、詳しい話は不明だ。まずは潜入調査し、内部情報を得て来てほしい」
人員不足の中、君たちだけを送り込むことに心苦しそうな鶴瀬は『la
Com tesse de sang』という船のパンフレットを差し出した。
▼セカイのイベント:潜入調査の依頼を受ける
▼イベントキー:潜入調査
貴方の使命は「非合法なオークションが行われている豪華客船に乗り込み内部を調査する」ことだ。
あくまで調査であり、壊滅や救助は優先されない。何故なら貴方たちの身の安全が第一だからだ。
【ハンドアウト:PC3】
イベントキー:オークション
貴方は豪華客船の客であり、そこで行われる秘密のオークションに参加予定だ。
貴方には欲しいものがある。それを競り落とすまで帰れない!
……それはそれとして、貴方は最近夢見が悪い。オークション会場で死ぬ夢を何度も見ている気がするが。
【秘密】→貴方の正体は、機関の中枢部署『御臓』に所属する監査官だ。
貴方の本当の使命は「客船の運営に問題がないか調査する」ことだ。
※PvPシナリオではありません。呉越同舟ってやつで仲良くしてね。【秘密】はプレイヤー後悔情報としますが、PC敵には秘匿情報となります。
▼セカイのイベント:秘密のオークションに参加する
▼イベントキー:オークション
貴方の使命は「オークションで希望の品を競り落とすこと」だ。希望の品は自由に決めて良い。
黛 カタリナ(プレイヤー名:マーサー)
クラス:[処刑人1/稀人6/異端者3]
体力:13(+4) 反射:15(+5) 知覚:12(+4)
理知:12(+4) 意志:13(+4) 幸運:11(+3)
HP最大値:40 MP最大値:45 正気度:11
分類1:人間(HP+4) 分類1:魔族(MP+4) 分類1:機械(MP+4)
使用命中値:10 回避値:10 行動値:12 物理防御点:50 霊力防御点:0
重要キーワード:先祖 背景:エリート見習いだ 特徴:大食いである
ライフパス特技:≪機関「チルドレン」≫ スキルウェポンのイメージ:サイバー手裏剣
職業:秘書/監査員 性別:女 年齢:24 身長:169cm 髪色:青 瞳色:青
スキルウェポン→≪血と骨の武器≫
処刑人→≪躍動の呪歌≫
稀人→≪光の一手≫ ≪音霧≫ ≪クローゼット≫
≪打ち震える霊魂≫ ≪逢魔が時≫ ≪只人囲い≫
≪守護の石≫ ≪共鳴する声≫ ≪テレパシー≫
≪別れの刻≫ ≪老練の品≫
異端者→≪鬼の肌膚:物理≫ ≪麗しき犠牲の盾≫
≪美しき我が世界≫ ≪偽りの太陽≫ ≪魔印≫
一般特技→≪強化手術:意志≫ ≪+50対魔忍≫
▼黛 カタリナ(まゆずみ・かたりな)の設定
とあるIT会社の社長秘書。社長が欲する商品を手にするために現地に赴いた会社員――というのは仮の姿。正体は、機関の中枢部署『御臓』に所属する監査官。そして、吸血鬼の能力とサイバー兵装を組み合わせた対魔忍である!
吸血鬼の父と人間の母のハーフ。人間として育てられるも、超人的な身体能力に目をつけられ、御臓に拉致・サイボーグ改造された。
戦闘重視ではなく、真価は情報収集と敵中撹乱。戦場の後方で戦術のための情報を得るための後衛特化忍者。
常に冷静に分析し、血液を使った能力で体力を削りまくる。血糖値を維持するため定期的に高カロリーを摂取しなければならないので豪華客船の食事は全部私のものだ!
好きなものはチョコパイとイチゴミルク。
プレイヤー4・マーサー(以降、カタリナ)/潜入捜査のPCですので、対魔忍をします。
ドレーク/対魔忍やったー!
オーウェル/うわ、胸デッカ。
カタリナ/デカいでしょう。前回のレミハが未熟な少女だったので、高レベルな大人の女やりたいと思いました。OA組は男子ばっかだから。
ドレーク/最高。エッチ。対魔忍はいいぞ。10レベルでエッチです。
GM/語彙が無くなっちゃった(笑) それではGMはセッションの準備をしますので、しばらく性癖の話でもしていてください。
ドレーク/感度だって3000倍で良いですからね。エッチです!
カタリナ/感度10倍ぐらいがちょうどいい。逆に気持ちいい!
GM/10倍でもアレだよ(笑)
オーウェル/今回のセッションの時系列、できれば熱海旅行の直後だといいです。ギョを連れていけるから。
スウィフト/ギョがついて来ちゃったギョ?
オーウェル/オーウェルの≪小さな眼≫をギョにしたい。ギョはレミハのお土産を買いに来ただけだギョ。
ドレーク/……オークション会場でレミハに買える土産があるかな?
オーウェル/「何も無かったら鳩サブレでも買って帰るギョ!」
ドレーク/「東京ばな奈でもいいギョ!」
スウィフト/どこから出発する船から知らないけど……今回行く豪華客船、どう考えてもスウィフトの実家が関わってきそうだよねえ。
カタリナ/まあ、天足が関わってくるというのは確定しているしね。けどスウィフトの家族は出ないだろうから安心していいのでは?
ドレーク/スウィフトのお兄さんを紹介してください! 美人な女王様だって聞きました! 性格もメスガキみたいだと聞いて! 紹介してください! 踏まれたいです!
スウィフト/ヤだよ。
ドレーク/なんで!?
GM/「踏まれたいから兄を紹介してください」って言われて紹介する弟はどうかと思うよ。
カタリナ/そういや『無限列車卓』のときもドレークさん、「ジト目が好き」って発言してたな(笑)
オーウェル/……ドレーク、見下されるのが好きなのか?
ドレーク/踏まれたくないか?
オーウェル/わかんないッピ。
カタリナ/タコピーは踏まないで(笑) ……え、最近アニメで『タコピーの原罪』が話題だからハマったの?
GM/それはそれとして、スウィフトさんの立ち絵ってちょっと見下ろし感あって良くないですか?
スウィフト/あん?
ドレーク/ありがとうございます。その兄が当主様で女王様なんだろ? 好みだよ! 妖艶な視線に微笑まれながら見下されたいな〜! やっぱ紹介しろよ!
スウィフト/ヤだよ……。
ドレーク/女王様のお兄様にグズグズにされてえ〜! もう一人のお兄さまの組長の方はグズグズにしてえ〜!
スウィフト/さっきから好き勝手に性癖を語ってるの、1人しかいないな。
ドレーク/お前らも性癖を語れよ!
オーウェル/オーウェルは話が終わるまで寝ますね、おやすみ。
カタリナ/エルフはお昼寝で数ヶ月寝るからタイマーつけておやすみしてね。
スウィフト/僕も語りませーん。兄弟の写真あげるから勘弁してください。
ドレーク/お写真ありがとうございます! 貰いました! ブロマイド貰っちゃった! やったー!
GM/食導の購買で好評販売中!(笑) スウィフトさんも個ブロAとBぐらいあるでしょ。
スウィフト/なんで!?
カタリナ/端正なお顔立ちの家だからかな(笑)
GM/スウィフトさんの痛バを作るので、ランダム缶バ無限回収中です。よろしくお願いします。
スウィフト/たまにしか実家に帰らないけど、いざ帰省してみたらなんか売店で売ってる……(笑)
ドレーク/……そういや今日マーサーがやるキャラ、機関PCだ。食導の売店でメロンパンと当主様と組長のブロマイド買ってこいよ!
カタリナ/か、買ってきます! ヤキソバパンは要りますかぁ!?
スウィフト/(いきなり1D100ころころ)メロンパン98個食べます。
オーウェル/多い!(一同笑)
GM/在庫まるごと持って行く勢いだ(笑) ではお待たせしました、アナザーワールドSRS『Woes
unite foes』セッションを始めます。
カタリナ/いえーい、メロンパン食べながら待機。
オーウェル/メロンパン食べながらよろしくお願いします。
●オープニングフェイズ1/スウィフト&オーウェル 〜鶴瀬からの依頼〜
GM/スウィフトさんとオーウェルさんのオープニングシーンからやっていきます〜。ドレークさんも登場しても構いません。鶴瀬さんはスウィフトさんを通じて皆さんに声を掛けました。
スウィフト/はーい。現在拠点にしているアパートに帰ってきました。
ドレーク/熱海旅行、楽しかったな〜。
オーウェル/ジークは西成からイリオモテヤマネコ捕獲の旅に出たらしい。
カタリナ/西成から何やってんだよ。
ドレーク/イリオモテヤマネコなんで?(笑)
GM/西成で仲良くなったおっちゃんに「兄ちゃん! ちょっとイリオモテヤマネコの捕獲しに行かんかね!?」「行く行く〜! 西表島ってどこ? やったーリゾートバイトってやつだ!」された?(笑) 捕獲すると懸賞金的なのが貰えるとかかな。
スウィフト/という訳であいつ不在でいいです。……せっかく熱海お土産を買ってきてやったのにね! 久々に会えるとか思って帰ったらそんな式神が送られてきたときの僕の心情を答えよ!
ドレーク/配点20点。
GM/回答「ジークのバーカ!」
オーウェル/……会いたかったか?
スウィフト/会いたくない! おっちゃんと島で台風でも巻き込まれろ! てな感じでジークに買った土産をポイッとベッドに放り投げました。ふーんだ、飛行機墜落しーろ!
カタリナ/拗ねちゃって可愛いね〜(笑)
ドレーク/スウィフトがまたあの赤子みたいなことをしてる。
オーウェル/孫だから。……しかし、煙草の量が増えてるな。
GM/熱海旅行の後のある日。鶴瀬さんがアパートにやって来ます。(鶴瀬になって)「はわ、タバコ臭い……新座くん、体に良くないよ」 部屋を換気します。
スウィフト/煙草ぷかぷかさせながら部屋に招待する兄です。はい、これ熱海土産のお茶請け。鶴瀬くんにもあげる。
ドレーク/秘宝館のおっぱいプリンか?
GM/お土産を見る。そっと目を反らす。
オーウェル/鶴瀬は人間の乳房が嫌いか?
GM/「の、ノーコメントで(一同笑) お土産ありがとう。みんなで熱海に行ってたんだね」
スウィフト/そうそう。プリンをむんずと食べながら話を聞こう。で、今日はどうかした?
ドレーク/俺も土産の饅頭食べよ〜。
GM/「ごほん、実は新座くんたちに頼みがあって来たんだ」 居住まいを正し、鶴瀬はまずある豪華客船のパンフレットを3人の前に差し出します。
オーウェル/船旅の案内……?
スウィフト/饅頭2D6個目を食べながら見る。
カタリナ/爆速で消えていく温泉饅頭。
オーウェル/水分無しでよく食べられるな……?
スウィフト/ミルクココアをいっしょに飲んでるから問題ないよ。
カタリナ/口が甘い。カロリー爆弾(笑)
GM/『la Comtesse de sang』(ラ コンテス デ サン)で素敵な船旅を、などと書かれたパンフレットには大型の豪華客船が表紙を飾っています。中を見れば、豪華絢爛な内装、プールやカジノなど様々なアクティビティ、見目鮮やかな料理の数々など見るだけで心躍るような内容があります。
オーウェル/ラ コンテス デ サン……船の呼び名や略称はありますか?
GM/そうですねえ、じゃあ『伯爵夫人号』で。
スウィフト/いいねえ、船旅。今の時期じゃない?
オーウェル/熱海旅行から直の時系列なら、夏か。
カタリナ/暑い今こそ行きたい豪華な旅。まだ最高気温が32度だった頃の夏の旅……。
オーウェル/最高だ。
ドレーク/ちょうどいい。逆に気持ちいい。
GM/もうこの卓の流行語、決まっちゃったじゃん(笑)
スウィフト/船旅ねえ、誕生日のときとかよく行ったなあ。
ドレーク/スウィフトはわりとこういうの行くタイプか?
スウィフト/うん。実家がね、僕の誕生日になると船貸し切りでパーティーを開いてくれるタイプだった。
GM/「あのときはフランスまでの航路だったっけ? 懐かしいね」
スウィフト/行った行った。フランス語も判んないのによくあちこち歩き回ったねえ。
カタリナ/せ、セレブのお坊ちゃんたちの会話だ……。そうだった、このいとこ兄弟たち、大企業の御曹司と元華族の息子だった(笑)
オーウェル/ドレークもセレブだが、次元が違うからな。
ドレーク/スウィフトと鶴瀬は貴族で、俺は王族だから。さすがに吸血鬼は船旅はやらないと思うけど(笑)
GM/「新座くん、『エッフェル塔のてっぺんまで登るんだ〜』って一生懸命階段上って、途中で疲れてお兄さんにおんぶされてたね」
カタリナ/エピソードが可愛い!(笑)
ドレーク/お兄ちゃんにおんぶしてもらっていいなあ! その写真ください。いや見せてくれるだけでいいです。所有権まで主張しません(一同爆笑)
スウィフト/懐かしいな〜。最近はこういう船旅は行かなくなったけど……。
GM/「っと、思い出話をしに来たんじゃなかったんだ。……先日保護した人魚の子が、ある客船で奴隷として出品されたことがあると話していたんだ」
オーウェル/人魚……。レア種じゃないか。
カタリナ/レア種すぎてこれには天足も「高く売れる!」って大喜びしたでしょうねえ。レアモンゲットした朱指にはボーナスをあげる制度でも作ってほしい。
ドレーク/照行、そういう制度を作ってから引退してよ。
オーウェル/一本松がそういう制度は失くしそう。
カタリナ/分かる(笑)
GM/「彼女も外部情報は殆ど知らないまま売買されてしまい詳細は知らないと言っていたが、どうやらいくつかの客船で非合法なオークション……人身売買が行われているらしい。船籍や乗客データを調査した結果、この客船『ラ
コンテス デ サン』が現状一番怪しいと睨んでいる」
スウィフト/さすがの情報網。いつもどこからか手に入れてくる情報、凄いね。黒桐幹也なみに凄い。
カタリナ/それは凄すぎる褒め言葉だよ(笑)
GM/「怪しいと思えてもクロだという確信までには至らない。そのためにも、一度調査しに向かいたいところなんだけれど……」
スウィフト/うんうん。……で? 饅頭3D6個目、ぱくり。
ドレーク/ペース早いな(笑)
GM/「新座くんたちに、その潜入調査をお願いしたい」 どこか申し訳なさそうな顔で言います。「本当なら俺も同行したいところなんだけど、こっちでまだまだやることが多くて……」 立ち上げたばかりの対抗組織、その中心人物である鶴瀬さんは日本から離れられるほど余裕が無いって感じです。
スウィフト/いいよー。
GM/「即答だなぁ」
ドレーク/もしかして船旅に興味ある?
スウィフト/別にー。ただ……。
オーウェル/ただ?
スウィフト/……イリオモテヤマネコだかツチノコだか捕獲するから僕を2回連続で放っておいて遠方で楽しんでいるどっかの阿呆への当てつけに豪華客船旅行なんて考えてないよ!
オーウェル/お前、ジークのことが本当に好きなんだな?
スウィフト/今だいっきらい!
GM/「はわわ、私怨だ」
スウィフト/ゴージャス旅行第2弾してやるんだからね! ……何も無ければただの旅行で終わるんだから。
GM/「ふふ、そうだね。何も問題無ければただのハワイまで豪華客船10日間の旅だよ」 横浜発ハワイ着の片道10日間の船旅です。帰りは飛行機に乗るなり、再度乗船するなりご自由にって感じですね。
オーウェル/ハワイか、懐かしいな……『ワンアンドアナザー』でもハワイ回があった。
GM/ああ、鶴瀬さんが無双したハワイ……(笑)
スウィフト/鶴瀬くん、お土産は何が欲しい? なんでも言ってごらん、仕事が忙しい鶴瀬くんを労わってあげる。
GM/「え、いいのかい?」
スウィフト/何も言わなかったらおっぱいプリンinハワイにするよ?
GM/「それはちょっと困るなあ。じゃあ新座くんが俺に渡したいと思ったもので。その、おっぱいとか……そういうの以外で」 鶴瀬さんにおっぱいって言わせる罪悪感が凄い(笑)
オーウェル/なんだかんだ鶴瀬は何でも喜びそうだが……あまり苛めてやるなよ。
カタリナ/新座くん、普通にS。
スウィフト/プチSぐらいでーす。
ドレーク/って言いながらいいプレゼントを買って来てくれるに1票。安心しな。
GM/「本当に俺が嫌がるようなものは買ってこない人だから。そこは信頼してるよ」
スウィフト/……むぐ、詳しいこと聞いていこっか。真面目な話もしていきまーす。
GM/鶴瀬さんが乗船方法とかを説明してくれますが、それはあくまで「一般的な乗客として」の乗船方法になります。チケットサイトでチケット買うとかですね。「非合法なオークションが開かれているなら、それ専用の乗客の乗船方法があるはずだと思う。例えば、既に乗船経験のある客から紹介してもらう……とか」
スウィフト/そういう乗船してる……知り合い、いないかな〜。
オーウェル/いるのか?
ドレーク/あ〜、じゃあ俺の周囲でも聞いてみるか〜。って続きのオープニングシーンに期待します。
GM/ありがとうございます(笑) 今は「こういう怪しい船がある」「準備出来次第、潜入調査をお願いしたい」という感じで話が終わります。「あくまで今回は調査がメイン。可能なら捕まっている人たちや諸悪の根源を叩きたいところだけれど、船という閉鎖空間はそれだけで危険度が高い」
スウィフト/うんうん。
GM/「こっちもまだ救援に人員を割けるほど余裕が無いのは新座くんたちも知っての通りだと思う。だから、無理しないで。自分たちの身を第一に考えて行動してほしい」
スウィフト/気遣ってくれてるねえ。
オーウェル/本格的に助けに行けない場所だからな。
スウィフト/可哀想な人を見つけたら猪突猛進に「助けてみせる!」だなんて言い出さない正義漢がいないことを祈るよ。……無理かな?
オーウェル/俺の顔を見ながら言うことか? ……これはあくまで調査であり、壊滅や救助は優先されない。
ドレーク/そう。突っ込んだらダメだぞ。
オーウェル/時と場合による。
GM/「最悪、調査自体難しいと思ったら脱出も視野に入れてもらって構わないよ。まあ、海上から逃げ出すのはそれだけで困難だと思うけど……」
スウィフト/吸血鬼。泳いで脱出できる?
ドレーク/沈むなあ。そのときはいい感じの板を見つけてしがみ付くしかないな。
スウィフト/事前に『タイタニック』でも観ておく?
GM/「それ沈んじゃう船の話だよね?」
ドレーク/逆に気分落ち込まない? 景気づけに『セプテントリオン』でも遊んでいく?
オーウェル/『日本沈没』でも読む?
スウィフト/陸地の方が沈没したか。
GM/なぜ自らテンション下げて行こうとするのか(笑) というあたりで、スウィフトさん&オーウェルさんのオープニングシーンは終わりです〜。
●オープニングフェイズ2/カタリナ 〜幹部からの指令〜
GM/お待たせしました、カタリナさんのオープニングシーンをやっていきましょう。貴方は、社長に呼び出された……という名目で、本来の立場の上役と言える人物に呼ばれます。

カタリナ/出たわね。
スウィフト/顔が怖い(笑)
GM/豪奢な社長室で待っていたのは『機関』の一部門・天足のトップである器守 大山です。「やあやあ、すまないね。御臓の君を呼びつけたりして」 座って、と大山様はカタリナさんに着席を促します。
カタリナ/失礼致します。御前に参上つかまつりました。お会いできて光栄です。ご命令承ります。
GM/「いやあ、御臓のエージェントは相変わらず遊びが無くって話が早いねえ」
カタリナ/軍用犬の構え! わん!
ドレーク/かわいい(笑)
GM/「そういうもの需要があるからね、悪くないよ。そういうのが欲しくてうちに掛け合ってくる顧客も多いから」 ずず、とお茶を一口。「……さて、君を御臓から借り受けたのは他でもない。実はうちが運営している客船の方で些か良くない噂が立っちゃってねえ」
カタリナ/よくない噂、ですか。ムチィ。体を動かすときの効果音です。
スウィフト/なんて?
カタリナ/ムチムチしているのでSEです。
オーウェル/SE鳴るんだ……(笑)
GM/「何でも商品が揃わなくってオークションに欠品が出たとか、せっかく買った奴隷がいなくなったとか、お客様が行方不明になったとか。まあ一つ一つは大した問題じゃないんだけどサ」 茶飲み話のように大山様は軽い調子で話を進めます。
カタリナ/客船内にて、大山様にも予期せぬ不具合が連続して生じていると? 全て偶発とは考えにくいですね。内部か外部か、今のところ可能性はどちらのお考えで……?
GM/さすが頭の回転が速い。「外部……の可能性は低いと考えている。客船内での出来事だからね、いくらなんでも同じ乗客が乗り込んでいるよきに何度もトラブルが発生していたら現場スタッフが対応しているよ」
カタリナ/承知しました。内部要因を中心に洗い出します。
GM/「内部犯が有力なんだけど、各客船の運営は責任者に一任しているからねえ。ある意味、あそこは私でもうっかり手を出せない治外法権なのサ」
カタリナ/現場スタッフが対処しきれなかったということは、敵が彼らよりも内情に通じていたか、あるいは彼らの目が届かぬ盲点をついていた可能性があります。それでしたら、あらためて船内構造、動線、乗客・乗員の名簿と背景、監視網の死角……全て私が調べます。問題を引き起こしている芯を見つけ次第、ご報告を致します。
ドレーク/真面目だ。
オーウェル/かっこいいな。
スウィフト/ちゃんとしてる!
カタリナ/最初ぐらいちゃんとした軍用犬エミュします!
ドレーク/最初ぐらい。
GM/「取り扱ってる品物が品物だから多少のトラブルは付き物だし、船内トラブルを解決できない程度の能力の人間に大事な取引場を任せられない。だから、ある程度の自由はお痛は見逃してあげてるんだけれど。でも」 にたり、と大山様は笑みを深めます。
カタリナ/でも?
GM/「私の耳に届くようになっちゃあ、しっかり躾をし直さないと。才覚ある子にはある程度自由裁量で遊ばせてるけど、度を越したら分からせなきゃだよね」
カタリナ/ひゅ〜(笑)
ドレーク/言い回しがエッチですなあ。
カタリナ/大山様! あちらの観客席から「大山様はエッチ!」というお声が!
GM/「(^ε^)-☆Chu!!」
オーウェル/ファンサがエグい。
カタリナ/エグい(笑) ……仰るとおり。ある程度の自由の裏にある秩序は、放任ではなく、一番は大山様のご意志による調律かと存じます。目的は、秩序の回復。必要な犠牲は、私が引き受けましょう。
GM/「もしかしたらホントに不慮の事態が起きている可能性もあって、私に怒られたくないから頑張って隠してるのかもしれないからね。それならまあ、陰ながらお手伝いしてあげるのもいいでしょ」
カタリナ/お手伝いわんわん!
GM/「内部犯の可能性がある以上、天足の者を調査に向かわせるのはちょいとばかり都合が悪い。そんな訳で、外部の監査役を派遣しようと思って御臓にお願いしたってワケ。予想通り内部犯なら処断して良し、もし不測の事態が起きているようなら事態解決の手助けをしてあげてもらえるかい?」
カタリナ/お目通しを賜り、光栄に存じます。御臓の名を背負う者として、任を預かること、喜んでお引き受け致します。客船の秩序と、主のお耳を煩わせぬ静寂のため。私が見届け、時に助け……または、裁きましょう。
GM/「う〜ん! かたっくるしいお返事! かわいいねえ。それじゃあよろしくお願いするよ。あ、内部調査ってことはくれぐれも内密にね」
カタリナ/では、客船で客として潜入致しますので……そのあたりの設定の煮詰めを始めます。
GM/「真面目ちゃんだねえ。チケット諸々の手配はこれね。夜のオークションにも参加できるようにしてあるから、まあ気になったモノがあったら好きに買いなさいな」 そう言って大山様は伯爵夫人号の乗船チケットと、経費用のブラックカードを渡してくれます。経費というか、まあお小遣いですね。
カタリナ/じゃあ、そのお小遣いで潜入用の衣装を買いました。社長秘書として完璧なスーツ姿になった!
オーウェル/結果、おっぱい部分が開いてるスーツ。
GM/「え、社長秘書っぽい服が欲しい〜!? じゃあこのおっぱい見えそうなシャツとえっちなベルトとか良いんじゃないかな!?」
カタリナ/大山様の趣味と言われたら納得(笑) うふ〜ん
このセクシーな台詞を読んだら水分補給するのよ〜ん
(一同笑)
GM/「あ、そうそう、この潜入してもらう伯爵夫人号の責任者は羽鳥 恵璃(はとり・えり)っていう子だよ」
カタリナ/羽鳥様、了解です! 資料を集めて相応しいロールを調べつつ……かな。御臓に泥をぬらないよう必死に頑張るぞ〜!
GM/「よろしくね〜
」と大山様はカタリナさんに退室して良いよって許可します。ハンドアウトで欲しいものは何でも良いですよ。ワインとかはオークションでも出るしね。他のPCの方も設定してもらって構いません。オークションに出るかもしれません。
ドレーク/なんと。
GM/宝石でも骨董品でも、魔術書でもアーティファクトでも、人でも人外でもいいですよ。
カタリナ/欲しい物、何がいいかな。いっそダイスを振ったら決まる「オークションチャート」でも作ろうかな?
GM/あ、オークションチャート良いな! ちょうどミニゲームみたいなのを考えてたので使いたい。
スウィフト/作ったらそれ振らせて。
カタリナ/了解です、セッションの休憩時間にでも作成しますよ〜。……あくまで「社長秘書としてオークションに参加する」は潜入調査の設定に過ぎないので、カタリナ自身は欲しい物が無いんだよね。でも誰かにプレゼントをあげるようにはしたいな。
ドレーク/御臓の仲間とかにあげれば?
スウィフト/「御臓に好きな先輩がいる」とか、「仲間に差し入れとして渡す」とか?
カタリナ/犬は仲間意識はそこそこありそう。よし、同僚に渡すプレゼントを買うことにするか〜。
ドレーク/妹やお姉様の対魔忍がいてくれ。
GM/カタリナさんがボイン系だから、本日休養の相方対魔忍は赤系スレンダー系が良い(笑) ……あ、そうだ、夢の話をしてねえ。大山様のキャラロールが楽しくってついシーンを終わらせようとしちゃった。
カタリナ/では夢の話をしますか。おやすみなさい! いつもアリナミンEXとQPコーワとコーラック飲んで寝ます!
オーウェル/腸、ダメなの?
GM/(←「腸、ダメなの?」がツボに入って爆笑するGM)
カタリナ/まさかこんなにウケるとは(笑) 先日、「肌荒れしている人は腸を綺麗にするといいからコーラックを飲め」という話を聞きましてね。
ドレーク/腸ね。エロいね。
スウィフト/腸はエロくはないだろ。
ドレーク/腸だぞ!? エロワードだぞ!?
オーウェル/腸自体はどうかな……。
ドレーク/快活な生活で生きろ! 快便でいけ!
GM/お腹の話から離れて!(笑) ……貴方は夢を見ます。
豪奢な作りの劇場。その舞台上には様々な物品が現れては客席の人物に買われていく。
握り拳大の宝石、絶滅した動物の剥製、希少な魔術書、封印指定にされている呪具。
獣の耳や尻尾が生えた少年、背中に生えた翼に包帯を巻いている少女、宝石の涙を流す若い女性、鎖で拘束されたいかにも凶暴そうな大柄の男。
カタリナ/興奮しているイガちゃん。
ドレーク/ガッツポーズ!
GM/お客様、落ち着いて(笑)
ドレーク/放せー! 俺は客だぞー!
オーウェル/興奮して取り押さえられてる!(笑)
スウィフト/睡眠薬入りの吹き矢プスッ。
ドレーク/眠らされた!(笑)
頭部が二つある鳥――その体は裸の女のもの、下半身が獅子にされた男。
四肢を斬り落とされ、棺のようなガラスケースに納められている耳長は、性別不明の美しさが気に入られたのかどんどんと値が釣り上げられていく。
オークションの様子を貴方は眺めている。
ドレーク/こんな素敵なステージあるのに寝てられるかあああ!
GM/起きちゃった!(笑)
スウィフト/プスプスッ。
ドレーク/バタバタン。
カタリナ/興奮する患者に扱い、大変だな〜(笑)
「ではナンバー99、こちらは本日の目玉商品の一角でございます」
オークショナーが紹介したのは、人の頭部を模したオブジェ。
「こちらは……の頭を……」 オークショナーの言葉はノイズ混じりでよく聞き取れない。
「では1000から……おや」
オークショナーの言葉が止まる。舞台袖から一人の女が現れたのを確認したからだ。
カタリナ/……何者……?
長い銀髪の女がふらりと舞台に上がる。
オークショナーは「失礼、次の商品が待ちきれずに出てきてしまったようです」とあくまで冷静に、にこやかなまま話し続ける。
警備員が女を舞台袖に戻そうと、その肩に触れようとしたとき……ぐちゃり、と警備員の頭が握りつぶされた
スウィフト/わあお。
女の細い指が、警備員の頭蓋を粉砕し、その手についた血を女は甘美な顔で舐め取り飲み下す。
「ひっ」 短い叫び声をあげたオークショナーは、それが最期の言葉となった。
喉元に噛みつかれ、あっと言う間に身体から血の気が引いていく。女を止めようと、警備員たちがこぞって舞台に上がるも、それらは全て女の喉を潤すだけの肉塊でしかない。
「アハハハッハハハハ!」
狂ったように、いや狂った笑い声を女は上げ、今度は客席に降りる。
目についたものを手で貫き、首をはね、血肉を食らいながら女はオークション会場を練り歩く。
それに付き従うように、ゆらりと死体たちが起き上がり……女と同じように生者を食らい始める。
「アハハハ! アハハハハハ!」
人々の叫び声が響く劇場内でも、女の狂った笑い声は良く聞こえた。
女とその従者たる死人の群れは貴方の方へと近づいていくだろう。
「アハハハハ! ねえ、もっと、もっとチョウダイ! おまえの血も、肉も、わたくしのために!」
カタリナ/なるほど。これは事故では済まないな。封印の緩み? いいえ、もっと単純な暴走。……御臓に報告。して、よし。これより処理に入……って戦闘する前に死にたいでーす!
オーウェル/死ぬ判断が早い(笑)
GM/御臓に報告し、武器を手にしようとしたカタリナさん。だが、武器は握れない。「きれいな、手ェ……」 貴方の手は女の手に握られている。
カタリナ/手裏剣をメジャーアクションで構えて〜……あれえ?
GM/ザクっとされた。
カタリナ/おててナイナイ?
スウィフト/おててバイバイ!
GM/「その大きな胸、さぞかし大きな心臓があるンでしょう? おいしそお……」 にたり、と牙を輝かせ、女は貴方の胸へと素早く手を伸ばし……ザシュ。
カタリナ/おっぱいナイナイ?
GM/ずぶり、ずるり。脈打つ心臓が女の手の中にある。ああ、あれは己の心臓だと貴方はぼんやりと思うでしょう。「あーははははは! 最高! とても美味しいわ! アリガトウ! その顔とこの血、それがわたくしを更に美しくするの!」
カタリナ/ありえなっ……い……と叫び声をあげることもなく、死!
GM/貴方の心臓を平らげた女は狂笑を上げながら劇場の扉を開いた。それがどういう結果を齎したかは、死んでしまった貴方には知らない話だ。
カタリナ/ぶっちゃけありえなーい! という夢だったんじゃ。
GM/貴方は乗船する日にそんな嫌な夢を1D10回ぐらい見ました。嫌な夢だったね!
カタリナ/嫌な夢でしたわね〜。しかし、オークション会場までの道を自分の足で確認しながら。夢の中のシミュレート完璧だわ〜って。(ころころ)10回ぐらい夢見ました。
GM/めっちゃ見てる!(一同笑)
スウィフト/そんだけ同じ夢を見てたらオークション会場までの道もバッチリ!(笑)
カタリナ/エミュ能力高くて褒められちゃうなあ! でも今回単独任務だから誰もいい子いい子してくれないなあ! 寂しい〜。
ドレーク/あとで姉と妹の対魔忍にいい子いい子されて
カタリナ/怖い想いを10回ぐらいしてるから船に知ってる顔がいてほしいなあと思ったりしたカタリナであった!
スウィフト/あ、それならスウィフトと知ってる顔になる?
カタリナ/いいの? ……なんかいきなり素敵な出会いが待ってる予感がしてきたぞー!(笑)
●オープニングフェイズ3/ドレーク 〜父王からの勅命〜
GM/ドレークさんのオープニングシーンです。時間的には、スウィフトさんとオーウェルさんのオープニングの後。
ドレーク/さーて、俺も例の船のこととか聞きまわるか〜。もしくは誰か捕まえて食事でもすっか!
カタリナ/「もしくは」の方が本題っぽい(笑)
ドレーク/熱海でいっぱい食べたけど、そういや愚兄にクレジットカードを返しに行……かなくていいか! クレカのことは黙ってればいいな、よし!
GM/借りパクする気?(笑)
ドレーク/催促してこない愚兄が悪くない?
スウィフト/自由すぎるだろ(笑)
オーウェル/「ギョ〜。返してもらったクレカでお土産でも買って帰ってギョ〜」(笑)
GM/夜道を歩いているドレークさんの元に、ふと1匹の蝙蝠がふらら〜と飛んできます。
ドレーク/おっと、なんだ?
GM/ぽん、と蝙蝠が可愛らしい音を立てたかと思うと若い女性の姿に変わり、フレンドリーな感じでドレークさんに話し掛けてきます。「はあい、弟殿下お久しぶり〜だったかしら?」
ドレーク/(←『無限列車卓』のプレイヤー)中の人が嬉しくなりました!
GM/「今更名乗りもアレだけど一応礼儀として、アルノル・ド・ラキーユ、ドレーク殿下の御父上より伝言をお預かりし罷り越してこざいます
」 手前味噌の解説ですが、以前『無限列車卓』で遊んだ自PCで魔王の落とし子でリリルラケシスな吸血鬼な女です。
オーウェル/吸血鬼の子か。ドレークと仲良さそう。
スウィフト/仲良さそう。悪口?
オーウェル/悪口ではない(笑)
ドレーク/これはこれは、どこの美少女かと驚いた。お久しぶり、父のお気に入りちゃん。
カタリナ/おお、「お父様のお気に入りちゃん」なんだ〜(笑)
GM/アクセンさんやドレークさんの部下ではなく、どちらかというと先代魔王派閥のお気楽吸血鬼です。
ドレーク/お父上からの伝言ってやつは……何かな? 人類へのラブレター(という名の破壊)? それとも、誰かしら首でも刎ねてこいってお願い?
オーウェル/「人類へのラブレター(という名の破壊)」とは?(笑)
GM/「どっちかって言ったら後者かしら。今からメッセージ再生するわね。『旧き盟約により、攫われた同胞の令嬢を探し助けよ』」 少女の口から、低い男性の声が響く。貴方にはそれが父親の声だと分かるでしょう。
カタリナ/あっ! 以前、別卓でまりさがされたやつ! 声帯が全て子安声になるやつだ!(笑)
ドレーク/俺の父親、人の声帯を奪うんだよなあ……(笑)
GM/「『不遜なる血袋どもに身の程を知らしめると共に、同胞を一族の元へ。ただし、旧き者は純血と純潔を尊ぶ。万が一にもその身に傷一つついているようであれば、哀れなる穢れた身に慈悲をくれてやっても良い』……伝言は以上よ。何か質問ある?」
ドレーク/愚兄と同じ処女厨からのお願いかよ。
GM/「盟約っていうのは、まあ吸血鬼社会も古いから『何かあったらお互い協力しような』的な口約束ね。今回はその相手方……娘さんが攫われた方の家の者が先代様に盟約を盾に泣きついたってところかしら」
ドレーク/お堅いお言葉、確かに拝受致しましたよ。攫われた令嬢の捜索ね……その子は可憐なお姫様なのかな? どんな子?
GM/「えーっと、ちょっと気位が高い世間知らずの貴族の令嬢〜って感じね! あ、姿絵を預かってるから見せるわね。こんな子よ」
ドレーク/ほうほう。
GM/「アミラ・レティシア・ドラローシュ。ドラローシュ家の令嬢、まあ政略結婚の道具ね。ドラローシュ家は人間嫌いで、人間のことは家畜程度にしか思ってない典型的な古い家。だから、万が一にも人間に傷付けられたり、キズモノになんかされてたら家門の恥、と考えてるんでしょう」
ドレーク/ほうほう。純潔を大切にね……うっかりキスの一つでもしたらどうなるかな?
カタリナ/戦争かな……。
ドレーク/そんな乱暴に扱ったりしないって。俺、紳士だから。……とはいえ、「男でも女でも食べる! 食べられてもいい!」のドレークとドラローシュの人とは相性悪いな(笑)
GM/「弟殿下に何かされる分には大丈夫じゃないかしら? というか、それを口実に結婚まで持っていくに花京院の魂を賭けてもいいわ」
ドレーク/もし結婚まで持っていかなかったら花京院の魂を木の下に埋めてもらっても構わないわよ!
カタリナ/ババーン。
スウィフト/花京院が何をした(笑)
ドレーク/……でも、まあ。
GM/「でも、まあ?」
ドレーク/ここで「やれ」って言われて俺ができなかったら……「お前できんのか〜い」って言われ続けるだろうな、300年ぐらい……ずっとずっと失敗をコスられる。
オーウェル/それは……つらいな。
GM/「パーティーの度に先代様に擦られるわね、間違いないわ」
カタリナ/激怒で何度も叱られるというより「こいつ失敗しやがったんだよ〜www」ってずっと親戚中に言いまくりそう。300年ぐらい。
ドレーク/やだ〜! 中学のときの恥ずかしい思い出を正月の親戚の集まりのたび言う最悪な父親〜!(笑)
GM/「なんなら今代様からも言われるわ」
カタリナ/アクセンは言うよ。
ドレーク/死ね〜

(一同笑) という訳で、頑張りましょう。
GM/「うふふ、放蕩息子も大変ねえ
お昼に弟殿下ってば人間のお仲間さんたちとお話してたでしょう?」
ドレーク/聞いてたの?
GM/「聞いてた〜。けど空気を読んでお邪魔しませんでした〜。いやだって、なんか同一シーンに入ったらジュワッってしてきそうな子がいたから」
スウィフト/鶴瀬のことか(笑)
GM/「という訳でじゃじゃーん
『la Comtesse de sang』の乗船チケット〜
」
ドレーク/わ〜
ありがとうアルえも〜ん


GM/「欲しい? 欲しいかしら? どうしよっかな〜
」
ドレーク/ちょうだい
じゃないと
俺300年間ダメな子扱いされるう
GM/「それはそれで見たいわね」
ドレーク/200年目あたりからつらくなるよ。
GM/「可哀想な弟殿下、かわいい
なんて冗談は置いといて、はいチケット。取り敢えずオトモダチの分も用意しておいてあげたわよ」
ドレーク/おお、いい女がすぎる〜。
GM/「あとはこれ。あそこ多分人間の巣窟だから、先代様の宝物庫から拝借してきたわ」 そういってアルノルは指輪を3つ、ドレークさんに渡します。
ドレーク/お? なになに。
GM/「これは『姿変りの呪具』。データ的に言うと≪千枚皮≫とかそういう姿形を変える呪文が入ってる魔道具ね」
スウィフト/変化の杖だ。
GM/「あのジュワッてしてきそうな子の話の通りなら、人外種族がウロウロしてたら捕まって売られちゃうんじゃない? エルフの子なんて高値で売られちゃいそうだし〜。何より弟殿下がうっかりオークションに出品なんかされたら500年は指差されるわ」
ドレーク/すまないな、どんな宝物よりも美しい第二王子で……。
カタリナ/ドレークさんのそういうとこ、愛してる(笑)
ドレーク/エルフのオーウェルももちろん、スウィフトもわりと人間にしては端整で優秀だから狙われる側なんだよな〜。
スウィフト/おじさんだからデバフあるよ。
カタリナ/おじさんはバフでは?
スウィフト/世間一般的にはデバフだよ。
GM/「という訳で、見た目を人間に見せかけるアイテムよ。それ以外の効果は特にないから、常時変装してると思ってもらっていいわ」 人間ばっかりの船内を問題なくうろつけるアイテムだと思ってください。
ドレーク/貰います……が。
GM/「が?」
ドレーク/……なんか、オーウェルの性格的にこういうの、一番嫌いそう……だと思うのは俺だけ? あいつ、エルフで狙われるくせにコソコソするのが嫌いだから堂々と耳を出して生活してるぐらいだし。
カタリナ/……あ〜……。
スウィフト/そこは……リスクを考えてもらえば。
オーウェル/リスクは、考えないことはないんで……うん。もちろんそのあたりを計算するし、手段として貰うよ。
GM/「使うか使わないかはお任せするわ。もしかしたら『人外の姿』だからこそ得られる情報もあるかもしれないし、勘の良い術者なら見破るかもしれない。ただの気休めよ。……直近の出航は来週みたいね。横浜からハワイの船旅、楽しんできてね
」
ドレーク/海に落ちないように頑張る〜。お姫様は「穢れてたら処分可」って本人が聞いたら泣くキャラかなあ……ま、俺は船旅笑顔で行ってきまーす。
GM/「それではドレーク・イングラーム・ロズワルド・ノクトアシュ・アズリュレアン殿下、良い夜を」 ばいばーい
ドレーク/そちらも良い夜を。せっかくだから日本の夜を楽しんでおいで
GM/アルノルは再び小さな蝙蝠に変化すると、そのまま満月の光に消えるように飛び去って行きました。
ドレーク/……あんなにカワイイお気に入りちゃんにも良い顔しておきたいし、ちょっとばかりやる気出すか〜。
●オープニングフェイズ4 〜豪華客船へ〜
GM/という訳で最後のオープニングです。船旅だよ、全員集合! あ、お着替えは好きにしてギャーッ!?

カタリナ/うわっ! 立ち絵がみんなカッコイイー!(笑)
スウィフト/セレブ旅ということで着替えました。
GM/この出で立ちでカタギは嘘だよ!(笑)
カタリナ/す、スウィフト、どう見てもヤのつくお家の御曹司……!(笑)
スウィフト/旅行に行くからそれっぽい服ちょうだいっておねだりしたら貰えたんだよ。
GM/甘えん坊の末っ子ムーブ! 誰におねだりしてきたんですか!?
カタリナ/おねだり詳しくー!(笑)
GM/ドレークさんは腰細い! 綺麗!
ドレーク/顔が好みの立ち絵です
でもスウィフトと並ぶと軟弱そうに見えるよな……。
GM/ちゃうねん! ドレークさんは上半身が鍛えられてるから腰が細く見えてるんですよコレ、肩幅ガッツリしてるし! ひゃっほう!(笑)
カタリナ/笑顔がちょっと邪悪! 美形! かっこいいよう!(笑) フードのオーウェルさんはちょっと幼い! かわいい〜!
GM/オーウェルさん〜! きゃわいいね〜!
ドレーク/オーウェル、シンプルかっこいいな〜。
スウィフト/フードで顔を隠しているところとか、アサシンっぽくてカッコイイ。
カタリナ/……そうだ、オーウェルさん。結局、指輪を使って人間に変身はするの?
オーウェル/……なんか、ドレークが話していたこと解釈一致だったんだよな。「なんでエルフであることを隠さなきゃいけないの?」って。
カタリナ/うんうん。
オーウェル/説得されればもちろん使うし、危険になったら使うけど、でも確かに……「人間に変身しとこう」という考えは、したくないなって。
スウィフト/デリケートな話だったな。
ドレーク/なら変心しないでいいかな?
オーウェル/すまん。指輪は貰ったけど敢えて使わない、でいきたいです。
ドレーク/GM、それでいい?
GM/いいですよ。全員指輪の効果は使わない、正体の隠匿はしないで良いですかね?
ドレーク/俺も使わないですね〜! 使わない方が面白そうなんで
スウィフト/スウィフトは一応「使った方がいいんじゃない?」ってコウモリちゃんの意見には賛同はしとくよ。
GM/コウモリちゃんって呼び方かわいい(笑)
ドレーク/俺は吸血鬼ではあるけどわりと社会的地位のあるとこの坊ちゃんだから、もし喧嘩を吹っ掛けてきたなら制裁を与えられるっつーか。そういう方向で攻めていくよ
スウィフト/あー、一応人間社会での地位があるんだっけ?
カタリナ/ロズワルド家は世間的には家具などを販売している企業ですね。裏社会や吸血鬼の王族とか知らない人には、海外のインテリアブランド会社って認識です。
GM/ドレークさんは一般人が見ても吸血鬼とか判んないと思います。魔術師や能力者が「おや?」と思うかもしれない。オーウェルさんはフードを被ってるなら、フードを被っていることで注目を集めるかもしれません。
オーウェル/という訳で、こんな格好で2人の後をついて行くオーウェルをします。
GM/「こんな船の中でフード被ってるなんて変な人だなあ」「メカクレ! ボーテ! 100000点!」(一同笑) フードが取れて長い耳が見えちゃったり、やはり魔術師や稀人など魔力に敏感な能力者に見つかると「あれ?」とは思われるかもしれません。
オーウェル/そんなのいつものことだし。って平気な顔をします。
GM/では3人がそう話し込んで時間を潰していると、「『ラ
コンテス デ サン』号にご乗船の皆様にお知らせ致します」と、乗船を案内するアナウンスが流れてきます。時刻は夕刻、黄昏時の出発時間です。乗船アナウンスに従いチケットを確認され、船内に入るとまず目に入ったのは広々としたロビー。
スウィフト/乗船します。……へえ、なかなか綺麗な船じゃん。
ドレーク/庶民的でいい感じだな〜。
オーウェル/どこもかしかもキラキラしていて……なんか目が痛くなる場所だな。
ドレーク/そんなん言ったらカジノで目が潰れるかもしれないから気を付けて
スウィフト/なんか船に乗るだけでお腹減ったよ。レストランとか行かない?
オーウェル/早いよ。
GM/「本日は『ラ コンテス デ サン』号をご利用いただき誠にありがとうございます。本日午後7時よりセレモニーパーティーを予定しております。皆様ふるってご参加ください」
オーウェル/ほら、アナウンスが流れてるぞ。ちゃんと聞け。
スウィフト/パーティーだってさ! ディナーメニューは?
ドレーク/本当に腹が減ってるんだな(笑)
カタリナ/レストランに行きたくてたまらないスウィフトさんかわいいね(笑)
GM/今はだいたい5時ぐらい。出航して、落ち着いた頃に出航パーティーが行われるようです。
オーウェル/遠回しに「落ち着け」って言われてるぞ。
スウィフト/むぐー。おじさんだから頑張るー。
GM/ほら、荷物を置いたりとか船内を見てまわる時間もあるし、スタッフさんも出航直後のバタバタがあるからね?
スウィフト/だよね〜。じゃあ喫茶店とか行かない?
GM/お腹が減ってるんだなあ(笑) ……カタリナさんはどうします?
カタリナ/どういう風に合流するとかキッカケなどはGMからは何かあります?
GM/出航パーティーでは合流できるかな〜ってぐらいですね。「パーティー前でに顔合わせしたい」という希望が無ければパーティーまでシーンを進めます。
カタリナ/どうしよっかな……。
スウィフト/さっき少し話したことだけど、どうする、カタリナをスウィフトと知り合い設定にする?
カタリナ/お、本格的に知り合い設定にしてもOKですか?
GM/顔見知りの方が合流しやすければじゃんじゃん設定を盛ってください。
スウィフト/どんな関係にするか……「家の繋がりで知り合い」「以前、仕事の繋がりで出会った」「いま運命的なデイ愛をする」
GM/デイ愛?
オーウェル/ワンナイトラブ?
GM/あら〜、スウィフトさんったら積極的〜?
スウィフト/……そうだ。カタリナって吸血鬼だったよね?
カタリナ/はい。対魔忍設定にしたかったので吸血鬼設定にしました! 機関に拉致られて調整された吸血鬼です。
スウィフト/僕が子供のときエッフェル塔で会えない?
カタリナ/そうくる!?(笑)
GM/まさかのエッフェル塔!?(笑)
オーウェル/なるほど、旅行先で出会ったからワンナイトラブか。
GM/そこは「小さい頃の美しい思い出」とかにしておこうよ!?(笑)
スウィフト/「僕が10歳の誕生日で行ったフランス旅行で出会ったお姉ちゃんと再会」ってどう? 人外設定で成長してないなら、あのとき見たお姉ちゃんと姿が変わってないから僕はすぐ気付くとかで。
カタリナ/拉致られていない頃のエッフェル塔!?
GM/まるでエッフェル塔が拉致されたみたいに言った(笑) まあ、パリって治安悪いしね……。
カタリナ/「人間と吸血鬼のハーフ」としか設定を決めてなかったからな! お母さんかお父さんがフランス人だったかもしれない(笑)
スウィフト/…………。オーウェルとドレークと話しながら腹減った〜って言ってたスウィフトが、突然あらぬ方向へ目を凝らす。
オーウェル/どうした? すぐ声を掛ける。
ドレーク/視線の先を見ると、女がいる。
スウィフト/……あっちに歩いて行くスーツの女性を目で追っている。
カタリナ/すたすたすた〜。普通に船に乗船して歩いて行くカタリナです〜。
ドレーク/なになに? あの子が気になる? 一目惚れ?
オーウェル/知り合いか?
スウィフト/……かもね。行ってもいい?
ドレーク/パーティーまでしばらく時間があるってGMがアナウンスしてたからいいよ。
スウィフト/じゃ……すたすたと歩いて行く女性を、すたすたと追いかける。
カタリナ/すたすたすた〜。【知覚】判定に成功したように、後ろを振り返る。無遠慮な視線に気付いて男性を見る。
スウィフト/……むぐ。
カタリナ/内心、殺気ではないから何だ……と警戒しながら笑顔で応対する。こんにちは、とっても熱い視線を感じたものでつい。いかがしましたか? もしや私、落とし物でもしましたか?
ドレーク/おいおいおい、なかなかの美女だな。めちゃ好み
スウィフト/すみません。昔、僕たちお会いしたことがあるんじゃないかなって思いまして。
カタリナ/は?
GM/ナンパの常套句だギョ。
オーウェル/「あれはナンパじゃないかギョ?」
ドレーク/そう、あれはナンパだよ。
スウィフト/やっぱり。絶対会ったことありますよ。一緒にあんな思い出深い所をまわってくれたんだ、忘れてません。
カタリナ/え、あ、ナンパ!? 流暢すぎて慌てる……!
スウィフト/すっと近づいて、耳打ちします。……あのときの吸血鬼のお姉ちゃんでしょ? 名前、カタリナだっけ? 姿が変わってないから分っちゃった。
カタリナ/耳元で囁くように、「あのときのお姉ちゃんでしょ?」!(笑)
ドレーク/ナンパだな。
オーウェル/ナンパだよ。
GM/やだ伊達男ムーブ〜! 平成だ〜!?(笑)
スウィフト/大丈夫、僕も知り合いに吸血鬼いるから。だからお姉ちゃんのことも昔と同じように偏見なく接するよ。
GM/それ安心材料になるかギョ?
カタリナ/ふ、ふえ!? その!? 赤面! まさかの展開!? ちょっとこういう方向性のロールは考えてなかったっていうか今の私は社長秘書なんですがー!?
スウィフト/覚えてる? 僕、新座っていう名前なんだけど。あ、覚えてないって言われたらちょっと落ち込むよ。
カタリナ/ふえ……ふええ……? 当時10歳だった可愛いショタが20年後に甘めのイケオジになって迫ってくるやつだよ!? 超セレブな格好した顔のいいおじさんにいきなり口説かれたら普通はドキドキしませんか!?
GM/カタリナさんは昔のこと、覚えてるんですかね?
カタリナ/覚えていることに……しよう。ただ、拉致られてから色々心もいじられて今は機関一筋にはされているので、「うっすらと覚えている少年との記憶」程度で……!
スウィフト/やったー。それなら後で記憶チャートでも作ろう。2D6で思い出が次々思い出されていくやつ作ろう。
カタリナ/記憶チャート!?(笑)
オーウェル/2D6を振ると思い出が蘇っていくチャートを作ろう(笑)
スウィフト/いやあ、知り合いがこんな所に居て嬉しいな。カタリナお姉ちゃんって仕事で来てるの? それなら後で一緒にお話できる?
カタリナ/は、はいいい……あっ、仕事! 私には仕事があるので! また今度……! スタコラサー! ……逃げました、いや仕事しに行きました!
スウィフト/じゃあね〜。僕の部屋番、教えておくよ〜。
カタリナ/教わっちゃった!?
ドレーク/……なになに〜? なに面白いことしてんだよ〜! いきなり女の子にナンパしてなんなのスウィフトってそういうキャラだったの〜?
GM/ドレークさん、めっちゃ楽しそう(笑)
スウィフト/……吸血鬼のお姉ちゃんとフランスで出会ったのは20年以上前の偶然で、ここで再会できたのも奇跡だけど。それにさ、手札は多い方がいいじゃん。
オーウェル/手札か。
スウィフト/ドレークの話によると、吸血鬼のお姫様が誘拐されてるっていうじゃないか。ドンパチは極力したくないし、するのは非推奨だって鶴瀬くんに言われてるけど……あんな仕事がいかにもできそうなデキる子、頼りになりそうな手札じゃん?
GM/計算づくでナンパしてるー! ちょっと男子ぃ!?(笑)
ドレーク/おぬしも悪よのお
スウィフト/いえいえ、ドレーク様ほどでは。
オーウェル/……お前ら、レミハのときも思ってたんだが。
カタリナ/「ギョギョ?」
オーウェル/女の子の前だと、いい格好したがるよな。
スウィフト/そりゃあ、男の子ですから?
ドレーク/男はいつだって女子の前では格好つけたいもんでしょ?
オーウェル/仮面を被るのとは違うと思う。……と言いながらオーウェルはフードを被る。騒ぎは起こす前に去れって鶴瀬に言われてんだ、おおごとにしないようにな。釘を刺しながら、さらにフードを被りました。
スウィフト/はーい。
ドレーク/はーい
もし彼女が誘拐事件と関係なくても、俺の同胞だ。いざとなったら何とかしてもらおっか
でも良かったじゃん、幼馴染でお姉さん属性だよ
GM/では……偶然再会がありつつ、部屋に荷物を置いたり我慢できなくて軽食を食べたりしていると、セレモニーパーティーの時間がやってきます。
スウィフト/はーい(1D10ころころ)パイナップルを3つ食べました。
GM/それ、3切れじゃないですよね。
オーウェル/3房じゃないかな?(笑)
GM/では夜7時、船内のダンスホールにてセレモニーパーティーが始まります。全員【知覚】判定を振ってみましょうか。難易度は10。
ドレーク/[狩人]なので【知覚】は高いでーす。(ころころ)達成値13、成功。
カタリナ/やっぱドレークさんは高いな。(ころころ)達成値12で成功。
オーウェル/(ころころ)9で失敗。
スウィフト/(ころころ)8。ライチを食べるのに夢中でした。
GM/ドレークさんとカタリナさんは気付く。乗客の半数程度は一般人……普通のセレブなお客様ですが、残りの半数ほどは、どこか裏社会や異能の世界を知ってる人間の雰囲気があるな、と。同業者の独特の空気を感じ取ります
ドレーク/ここにいる奴みーんな同業者や〜。
オーウェル/……ある意味、やりやすいな。ほぼほぼ例のイベント目当ての客ってことか。
ドレーク/そのイベントに拉致られたのかね、お姫様は。
オーウェル/おそらくは。
GM/パーティーが始まって30分ほど歓談していると、壇上に一人の女性が上がってくるのが確認できます。
スウィフト/もぐもぐ、ライチちゅるちゅる……ん?
GM/めっちゃ食ってるな(笑) 壇上に上がった女性は一度周囲を見渡した後、マイクを手に挨拶を始めます。「紳士淑女の皆様、本日は私ども『la
Comtesse de sang』号の航海に御参加いただき誠にありがとうございます。私はこの船の責任者、羽鳥
恵璃と申します。皆様に快適かつ優雅な10日間をご提供することをお約束いたします」
ドレーク/いい女だ。コスりつけたい……。
スウィフト/何を?
オーウェル/どこに?
カタリナ/カタリナはじっとアナウンスを聞いています。いただいた資料をぺらりぺらりしたり。
GM/「本航海は横浜を出航後、10日間かけてハワイ本島へと向かいます」 簡単に航海のスケジュールなどを説明しますね。「明日より日本領海を離れるため、カジノなど一部施設の利用が解禁となります。どうぞお楽しみください」 日本の領海内だとカジノとかは営業できないんですよ。
カタリナ/へえ、そうなんだ〜。日本の不思議な法律ですね。
ドレーク/日本人はパチと競馬で我慢しような。
カタリナ/ジークとのお約束だ!
スウィフト/ジークはイリオモテツチノコでも捕獲してな。
オーウェル/イリオモテヤマネコとツチノコが合体した?(笑)
GM/これって本当にイリオモテヤマネコなんですかあ?(笑) 「……それでは、今宵はセレモニーパーティーを心行くまでお楽しみください」 彼女はステージを下ります。
ドレーク/いや〜、いい美女だった。
オーウェル/ずいぶん上機嫌だな。
スウィフト/何点?
ドレーク/92点
カタリナ/高得点だ……。
オーウェル/いや、レミハのお父さんの100点が凄すぎるな(笑)
GM/締めの挨拶をすると羽鳥は壇上を降り、そのまま近くにいた顔見知りと思われる乗客に挨拶したり、雑談したりして会場を回り始めます。では、奇跡の再会をしましょうか……立食パーティーだからね、同じもの取りに行ったとかじゃないですか。
カタリナ/どうも。
スウィフト/あ、カタリナお姉ちゃん!
GM/30すぎの男から出てくる「お姉ちゃん」!(笑)
カタリナ/わ、私もちょっとフルーツを食べたいかなって思って……。って、そうだ私からお知り合いの皆さんに名乗ってませんでしたね? 黛カタリナです。……新座くん、よく私の名前を覚えてたね?
スウィフト/そりゃあ旅先で出会ったお友達との素敵な思い出、忘れたくても忘れられないよ? しかも再会できたらさ、嬉しくてついつい次々思い出しちゃった。
カタリナ/なんでそんなスルスルと台詞出てくるん?(笑)
スウィフト/会えて嬉しいから?
GM/流暢にナンパするのう(笑)
スウィフト/で、お姉ちゃんはお仕事でここにいるんだっけ? あ、僕は友達と観光だよ。ただのね。
カタリナ/そ、そう、仕事で、オークションにね、ちょっと欲しい物があって……。GM、カタリナが知ってるオークションのこと話していいですかあ!? 大山様らから貰っていた資料を出しまーす!
GM/動揺のあまり情報を漏らそうとしている!(笑)
ドレーク/助かる〜
オーウェル/情報共有は助かる。チョロい。
カタリナ/黛ちょろちょろカタリナです! だからぁ! かつで出会った10歳の少年が三十路の美男になって超キメキメのスーツで「お姉ちゃん」って口説いてきたら動揺するんよう!
オーウェル/ティーンズラブ漫画かな?(笑)
ドレーク/FANZAでありそう?
GM/がるまにじゃない?(笑) まあ、一般的なオークションの方ならええか。裏オークションとは別に、普通に普通の美術品などが出品されるオークションも行われます。
スウィフト/ふむふむ、オークション。……ちょっと表にできないオークションとかあるんじゃないの〜? お姉ちゃんは知ってる?
カタリナ/あります……。
オーウェル/話しちゃった!(笑)
GM/詰め寄りおる、そしてゲロるのが早い(笑) スウィフトさんのASMR、食導で公表発売中! 無許可。
カタリナ/今だって絶対カタリナの耳元で囁いたでしょ!? という訳で、例のチャートを作ってきたので出しまーす!
【オークションチャート(1D20)】
1:新鮮な臓器
2:金銀財宝
3:美少年奴隷
4:文化的な壺
5:人魚の卵
6:芸術的絵画
7:邪教の禁書
8:ブランドコレクターアイテム
9:神域の装身具
10:超美酒
11:瓶詰の精霊
12:魔力がこもった魔石
13:歴史ある楽器
14:獣人奴隷の契約書
15:歴史的偉人のサイン
16:神殺しの武器
17:未来視の能力者
18:天使
19:高性能ホムンクルス
20:時を遡る(という噂の)懐中時計
オーウェル/チャートだ!(笑) 実際リストを見たオーウェルは「うわっ……」って顔で見る。
スウィフト/へ〜。結構色んな物が出るんだね〜。
ドレーク/需要は判ってるラインナップだな〜。
GM/イマジナリー大山様が「あーあー、カタリナちゃん情報漏洩だよ〜」って言ってるよ(笑)
カタリナ/違います、これはお客様へのサービスです〜。そのうち公開される情報ですもん〜。
スウィフト/えっとね、僕は……(1D20ころころ)18、天使とか興味あるなあ。
オーウェル/……天使が出展されてるのか。
カタリナ/天使、イメージ的にもきっと綺麗な商品ですもんね。もう一目で惹かれるワードだし。
ドレーク/「でももうその天使、見つけちゃった
君だよ
」とか言わない?
スウィフト/って先に言割れちゃった。つまんないよね、……僕が言いたかったのにー。
カタリナ/はわ。……はわわ、はわわわわわ。
オーウェル/はわわになっちゃった……(笑)
GM/鶴瀬さんになっちゃった(笑)
ドレーク/(1D20ころころ)5。おお、人魚の卵だって。……これって……
GM/ギョ卵だ。
オーウェル/人魚か……。オープニングシーンで鶴瀬が言っていた話を思い出す。もしや、救出された人魚の子が産んだものじゃないよな?
GM/採用。
ドレーク/へえ! 産まされた上にそれを出展される! ……最高!
オーウェル/最低だよ。
GM/でも出産ショーとかしてそうじゃないっすか?
スウィフト/息子か娘をすぐに売られるってやつか。悪趣味。でも……するでしょ?
ドレーク/します!
GM/施設の管理人の方ですか?(笑)
ドレーク/はい!
GM/元気なお返事!(一同笑) カタリナさんやオーウェルさんは何か気になったものはあるのかな?
オーウェル/(1D20ころころ)10。酒だった。
カタリナ/お酒だ!
GM/このラインナップの中で一番マトモそうなの選ぶオーウェルさん、解釈一致です(笑)
カタリナ/いや、でもこれきっと……1本数千万円とかの希少酒だよ(笑)
GM/ちなみに最高額のワインはロマネコンティは10億円だそうで。
オーウェル/いいな、中の人は飲んでみたい……(笑)
カタリナ/カタリナが目をつけているものは(1D20ころころ)2だから、金銀財宝でした。この写真にあるネックレス、凄いですよね〜。ダイヤの装飾が凄そう〜。
GM/めっちゃでかいダイヤの周りを様々な宝石が彩ってる的なやつだ。
ドレーク/普通っぽい反応。
スウィフト/着けたい?
カタリナ/……し、社長が欲しがっているものがこちらなんです。それを競り落とすのが私の仕事なんです! 私がオークションに来た理由もそれで、私はただ仕事で船に乗ってるだけで。ワタシ無害な社長秘書デスヨ〜。
オーウェル/……この女、まともか?
ドレーク/……奴隷とか選ばないで貴金属のあたり、まだ読めねえな〜。
GM/疑われている(笑)
スウィフト/なるほど〜……でもカタリナお姉ちゃんがこれを着けたら似合いそう。このネックレス、可愛いしね。
カタリナ/はわわっ!?
ドレーク/えっと、カタリナちゃんだっけ? 俺たちと一緒にオークション楽しむ?
カタリナ/あ、はい、ぜひ。
GM/では、そのようにオークションの話をしていると……「あら、皆さまは初めて見るお顔ですわね」 会場を回っていた羽鳥が皆さんのところにやって来ます。
カタリナ/あっ、羽鳥さん。
スウィフト/酒を飲んで優雅に楽しんでますアピールしとこう。
ドレーク/会釈ぺこ〜。どう見てもセレブ旅のオーラを出しておきます。
オーウェル/そそくさと後ろに隠れる。
GM/「先ほどは高い所からのご挨拶で失礼致しました。私、責任者の羽鳥と申します。失礼ですが、皆さまはどなた様かのご紹介でこちらへ?」
ドレーク/俺の紹介で〜す。はいどーぞ
チケットを見せます。
GM/「ああ、アレッサンドロ様のご紹介で……それはそれは。そちらのお美しいお嬢様もお連れ様でしょうか? ふふ」
ドレーク/今さっきお連れ様になったところでして。ふふ。
スウィフト/すっとカタリナの隣を陣取っておこう。
カタリナ/は、はわあ。
オーウェル/……オーウェルは2人に「任せた」の顔で下がっておく。
GM/羽鳥は4人のを見渡して……オーウェルさんとスウィフトさんで一瞬視線が止まるかな。(ころころ)「……失礼。そちらのフードの方、よくお顔が見えませんがなかなかの美男子とお見受けしました。いずれそのフードの下のお顔をシャンデリアの下で拝見したいものですわね」
オーウェル/…………。
ドレーク/おやおや、美女に言い寄られて照れてしまいましたね。シャイなんですよ、彼。
GM/にこりとオーウェルさんに微笑みかけました。オーウェルさん、【知覚】判定で難易度10をどうぞ。
オーウェル/(ころころ)12で成功。
GM/では、羽鳥の視線がどこか値踏みしているような、そんな印象を受けました。
オーウェル/なんだァ? てめェ……。
スウィフト/独歩、キレた……!(笑)
GM/スウィフトさんを見た羽鳥は一瞬怪訝な顔をしますが、すぐに笑顔をスウィフトさんに向けます。「そちらの方は………ああ、いえ、どうぞお楽しみくださいませ。何かお困りの点がありましたら、お気軽にお申し付けください」と言います。スウィフトさんも【知覚】判定で難易度10をどうぞ。
スウィフト/(ころころ)7です、失敗。僕はね、[魔術師]なんです。【意志】以外はダメだこりゃ。
GM/じゃあ判んねえな。
スウィフト/僕は何もおかしくないです〜。どこにでも居るヤのつく家の男の子です〜。
GM/どこにでもは居ないのよ(笑) 「設備も料理も全て最高のものをご用意していますので、きっと皆さまご満足いただけますわ。カジノやオークションなど日本では楽しめない催しもございます。明日より本格的に各施設が開きますので、どうぞ色々見て回ってみてください」
カタリナ/ぺこり。頭下げておきます。
GM/「特に、『夜』はお楽しみいただけるかと」
ドレーク/夜が本番ですもんね
スウィフト/ディナー、楽しみだな〜。棒読み。
GM/「では」と一礼して、羽鳥は次の客の元に行きますね。
オーウェル/…………。
スウィフト/オーウェル、睨みすぎ。
オーウェル/……すまん。嫌な目をしてしまった。
ドレーク/にしても自重しろ。もうちょっと覚えな?
オーウェル/……反省する。
カタリナ/3人の会話はカタリナは聞いてないことにします!
GM/カタリナさん! あっちにカタラーナあったよ!
カタリナ/おいちいやつ〜
カタリナ、カタラーナ大好き

食べに行ってきまーす


オーウェル/食べに行った、かわいい(笑)
スウィフト/……さっきの表情を責める気は無いけど、ちょっとね。あれはちょっと、責任者さんが……あっち側だったら狙われるやつだよ?
オーウェル/……で、どう思った? あの女は、あっち側か?
スウィフト/さあ? あっち側……攫ったやつとか怖いことしてる人とか、今の会話だけじゃ判んないなあ。
ドレーク/勘で言えば?
スウィフト/悪い匂いがしたねえ。
オーウェル/したか。
GM/そんな、ただの責任者ですう〜(笑)
ドレーク/そうそう、こんな素敵な船の責任者だからいっぱい色んな責任を抱えているんだ。闇ぐらいあって素敵な女性だよ……ってことにしとこ
スウィフト/好みなら、ドレークが彼女を落としたら?
ドレーク/カタリナは僕が落とすから、って?
スウィフト/人聞き悪い言い方しないでよ(笑)
オーウェル/……また人聞き悪い会話をしてるぞ、お前ら。
ドレーク/(笑)
スウィフト/(笑)
GM/「悪い大人たちだギョ〜!」
オーウェル/ギョはディナーを食べてろ。
GM/「ごちそう美味しいギョ!」
スウィフト/まあいいや、色んなところを探ってみようよ。……あと僕もカタラーナ食べたい!
カタリナ/カタラーナ大好き! 1D100個は食べられる!(1D100ころころ)98個食べます。
ドレーク/さっきからみんな出目デカくない!?(笑)
GM/なんでみんな食いしん坊なの?(笑)
スウィフト/そういうそっくりなところで僕らは仲良くなったんだ(笑) 10歳の僕が「クロワッサン98個食べる〜!」って言ってたのを当時のカタリナお姉ちゃんが「同志よ」って仲良くなってね。
ドレーク/鶴瀬もお兄ちゃんも止めるよ、そりゃ(笑)
GM/お兄さん、早く何とかしないとパリのパン屋からクロワッサン消えちゃうよ(笑) そんな思い出話に花を咲かせながら、航海初日の夜は更けていくのでした……。
→続