アナザーワールドSRS・リプレイ・ワンアンドアナザー
■ 第5話『 リターン・ムーヴ 』 2ページ ■
1998年〜2004年(仮想リプレイ公開2017年12月30日)




 ●プリプレイ

GM/どうも、先日死んだユーキです。にゃー。今日はGMをします。よろしく。
ジーク/よろしくお願いしますー!
スウィフト/よろしくー!
ドレーク/(←第2話ぶりの参戦)……いつの間にか仲間が入れ替わったり死んだり生き返ったりしていたんだが、何があったんだ?(笑)
スウィフト/うーん、色々あったんだよとしか言えない(笑)
GM/第5話セッションはジーク、スウィフト、オーウェル、ドレークの4人でやっていくよ。突然だけど誰か、2D6を振って。
ジーク/はーい、俺が振るよ。(ころころ)7だ。
GM/第4話から7年後が舞台です。
オーウェル/7年!? あっという間に7年が経った!(笑)
スウィフト/7年っていうと……僕、17歳だったから……24歳になる!?(笑)
ジーク/俺は半分オーガ族で人間じゃないんで外見は変わらない設定にするよ。
オーウェル/なんだその取って付けたような設定。……俺もエルフ族だから外見変わらなくていい?
ドレーク/それなら俺も吸血鬼だから外見が変わらない。
スウィフト/僕しか成長しないのかよ!?(笑)
GM/別に良いけど。7年どうやっていたかはオープニングでそれぞれ決めていくよー。



 「アナザーワールドSRS・シナリオ〜ワンアンドアナザー第5話〜リターン・ムーヴ」



【レギュレーション】
 キャラクターレベル7で開始。2D6年後(7年後)が舞台。

【ハンドアウト:ジーク&オーウェル】
 コネクション:ドザミ  関係:自由

 君達の目の前に、オネと呼ばれる存在がまた現れた。
 その名はドザミ。重要な話があると言って君達の前に姿を見せた。
 「世界崩壊のゲーム、ルール変更がありました。なのでご報告致します」
▼セカイのイベント:ドザミの話を聞く。
▼コネクションNPC1:ドザミ

 ドラえもんの妹っぽい形をしたオネ。敵対するような態度ではない。

【ハンドアウト:ドレーク】
 コネクション:吸血鬼の王  関係:血縁

 上流魔族の吸血鬼である君は、血縁である『吸血鬼の王』に呼び出された。
 そして勅命として、ある国へ向かうことになった。
 「我々に歯向かう人間達を放っておく訳にはいかない。全て駆逐しろ」
▼セカイのイベント:吸血鬼の王の話を聞く。
▼コネクションNPC2:吸血鬼の王

 吸血鬼の真祖。異端の王の一人。ドレークの義理の兄(親密な関係)を想定。

【ハンドアウト:スウィフト】
 コネクション:クレイモア  関係:イトコ

 君は、退魔組織『教会』に所属するイトコと久々に出会った。
 これから大がかりな作戦に参加するらしく、親しいイトコである君も参加しないかと誘ってきた。
 「今すぐ答えてくれとは言わない。でも一緒に戦ってくれるなら心強いな!」
セカイのイベント:クレイモア
▼コネクションNPC3:クレイモア

 スウィフトの従者的存在なイトコ。7年経ってすっかり逞しく、また強くなった。クレイモアという名はスウィフト同様、コードネーム。


スウィフト/ドザミ……ついにドラミちゃんが出てくるのか……(笑)
GM/ドラミじゃなくてドザミな。
ジーク/そういやドザエモンズの一覧にはドザミはいなかったな。まあ、ドラミちゃんはドラえもんズの一員じゃないもんな。
GM/ドラミじゃなくてドザミな。にゃー。

 ▼PC1:ジーク(キャラクターレベル7) ※前回からそのまま
 クラス[感応力師3/霊媒師4/異端者1]
 霊媒師より、主特技≪風霊操作≫、副特技≪地霊操作≫を取得。

 ▼PC2:スウィフト(キャラクターレベル7) ※前回からそのまま
 クラス[魔術師7]
 魔術師より、主特技≪暗黒の渦≫、副特技≪魔の結界≫を取得。

 ▼PC3:オーウェル(キャラクターレベル7) ※前回からそのまま
 クラス[闘士5/稀人1/聖職者1]
 聖職者より、主特技≪式神返し≫、副特技≪小さな眼≫を取得。

 ▼PC4:ドレーク(キャラクターレベル7)
 クラス[狩人3/異端者4]
 狩人より、主特技≪技芸の雨≫、副特技≪投擲≫を取得。


 ●オープニングフェイズ1/ドレーク 〜吸血鬼の城〜

GM/さて、この7年間PC達がどうやって過ごしてきたか。それを決めてもらうチャートを作った。

【経験チャート(1D6)】

 1:大失敗 (この数年間、とんでもない大失敗をして大変だった)
 2:失敗 (この数年間、ちょっと事故ったけど何とか生きてきた)
 3:平凡 (この数年間、あまり変化が無かった)
 4:成功 (この数年間、少し良いことがあった)
 5:大成功 (この数年間、大成功と言える人生だった)
 6:運命 (この数年間、運命が変わる転機が訪れた)


GM/大まかだけで決めるチャートを2回振って、「大失敗があったけど今は成功」とか「平凡だったけど今は大成功」みたいに現状を決めてもらう。
スウィフト/おー、面白いなこれ。僕は成人してるから大きな転機が来そうだなー。
GM/まずはドレークのオープニングシーンをしていこう。……ドレークは今まで本国イギリスに戻ったって設定にしていたけど、この7年間日本に来なかったってことにしてほしい。日本にいなかった設定を何か作れる?
ドレーク/そもそも日本にはハンターの仕事で偶然来ていただけで、ドレークはメインではイギリスで……ヨーロッパで活動しているハンターだ。そうアジアには行くことは無かった。7年間はずっと本国近辺で活動していたよ。
GM/そんなドレークの経験チャートは……。
ドレーク/(2回1D6をころころ)……おっ? 「大失敗」の後に「平凡」だ。何か大失敗してるな?
オーウェル/どうやらハンター業に精が出なかったらしい。
ドレーク/あまり仕事に力が入れられず、あっという間に7年が経ってしまった……。吸血鬼にとって7年なんて7ヶ月ぐらいだしな。そろそろ本腰を入れるかと、平凡に戻ってきたかな。
GM/それなら実家の家族に「実家に戻ってこい」って言われたことにしよう。そして家の細々した仕事を手伝っていたら、ハンターとしての収入は全然無くなったってことで。
ジーク/ドレークの実家って何をしてるんだ?
ドレーク/特に決まってなかったが……ハンドアウトに書かれているのを見ると、俺の義理の兄が「吸血鬼の王」なんだよな? 相当偉い家柄じゃないか。政治家とか。
スウィフト/政治家! 吸血鬼の政治家、なんか凄い!(笑)
GM/魔族には魔族の世界がある。魔族の中で統治する社会がある。そしてドレークは吸血鬼の王の血縁者だった……その家を手伝えと声が掛かった。ハンドアウトで吸血鬼の王を「義理の兄」って書いたのは、あまり家柄を縛りすぎるとドレークが動きにくくなるんじゃないかと思って設定しただけ。自由に設定していいよ。
ドレーク/……文章のまま採用しよう。吸血鬼の王は俺の乳母兄弟で、直接血は繋がってないけど遠縁だ。年が近くて子供の頃は一緒に過ごしたこともある。兄は王になり、俺は外に出て過ごしているが未だに交流はある。
GM/そんなある日、「ハンターとしての仕事を再開しよう」と考えていたドレークに、義理の兄である吸血鬼の王から声が掛かった。そうして今、20世紀とは思えぬ霧が掛かる古城に呼び出された。今夜はこの古めかしい城で兄王と会食をする予定だ。
ドレーク/……あいつからの呼び出し。何か嫌な予感がする。
ジーク/うわー、お城暮らしなんだー、凄い。家賃が高そう。
オーウェル/城で暮らしている王様は家賃を払ったりしないと思う(笑)
GM/玉座で謁見するような感じではなく親戚同士の会食シーンだ。豪華絢爛な長いテーブルの上にご馳走があって、そこでドレークが待たされている。ちなみに料理は……。
ドレーク/普通のメニューで。
GM/ドレークの意思を尊重して、普通のご馳走が用意された。遅れて吸血鬼の王が悠々とやって来る。「お前がリクエストしたならイキの良い生娘ぐらい調達させたのだがな」と話しながら。
ドレーク/……はん、吸血鬼の真祖は血を吸わなくても生きていけるだろ。相手は王だけど兄弟らしく砕けた口調で話す。
GM/では同じく兄弟らしく親しい口調で。「判らんな、吸わなくても生きていけるが吸いたいという本能は消えてない筈だ」 偶然近場にいた給仕の女性に食らいつく。胸の肉をブチッとな。
ドレーク/……せめて皿に盛られた肉を食べろ。メイドをこれ以上減らすな、優秀なのを拾ってくるのも部下の仕事なんだぞ。はぁと溜息を吐きながら違うメイドが注いだ血のワインを飲む。
スウィフト/……自然に猟奇なシーンにした(笑)
オーウェル/凄い。異端っぽい。
ジーク/忘れてたけど俺も[異端者]なんだ!
スウィフト/「ドイツ人陰陽師」って充分に異端っぽいから安心して。
ドレーク/……で、兄王自ら俺を呼び出して何の用だ? あんたの踊り食いをわざわざ見せるために呼んだんじゃないだろ。
GM/「近頃、人間どもの元気が有り余っている」
ドレーク/ほう?
GM/「血袋には適度に繁栄してもらわねば我らの餌が減る。それは判っている。少しは活発な方が良いとは思っていたが、あまりに調子に乗っているな」
ドレーク/吸血鬼の王が危険視するほどか? ……人間が繁栄して数百年も経っているだろ。100年も満たない寿命の生き物を気にするなんて、器が小さくなったんじゃないか?
GM/「数年前にこの城が襲われ、大勢の同胞が失われた」
ドレーク/……それはそれは。
GM/「吸血鬼だけでなく妖精族や獣人族も頭を抱えているほど、人間は精力的だ。栄えるのは構わない。しかし『種の絶滅に追い込むほど』の奴らを……それでもお前は子供の戯れだと笑うか。だとしたらお前の器は大したものだ」
オーウェル/種の絶滅……。
スウィフト/王様的には見過ごせないよね。……7年前にエルフ族とドワーフ族の里が滅ぼされてる訳だけど。
ドレーク/そこ、俺は初耳だな。それに吸血鬼にとって7年は7ヶ月程度だから(笑) ……なるほど、お前も笑っていられなくなったってか。じゃあどうする。人間と全面戦争でもするか?
GM/「ああ」
ドレーク/マジかよ。
GM/「2100年か2200年には開戦する準備を整えている」
スウィフト/100年後の予定! 長い!(笑)
ドレーク/7年を7ヶ月って言っちゃう連中だし(笑) ……200年後の開戦か、100年も満たない寿命の連中は死んでるな。あんたが危険視している連中を止めることは出来そうにないぞ。
GM/「無論、今現在の対策も練っている。その一つとして人間外の種族と同盟を組むこととなった」
ドレーク/同盟?
GM/「主に我ら吸血種が先だっているが、吸血種に拘らない組織を作った」 要は、『人間が最近人外を襲って好き勝手しすぎだから人外は人外同士で協力しようっていうチームを作ったよ』という報告だ。この吸血鬼の王が企画発案して、資金を出して運営していくらしい。その組織の名前は『リリルラケシス』。吸血の女精霊リリス(リリトゥ)+調停の女神ラケシスから取った人外同盟だ。
ドレーク/自衛のために組織を作ったか。猟奇趣味なあんたにしては協力的で悪い話じゃないな……。
GM/「食事をするたびに批難されては私もお前も生きる資格は無いぞ」 そう言いながら、魔族の王は先ほどの給仕の女の心臓を引き抜き、食べる。
スウィフト/おお……魔王って感じだ……。
GM/大丈夫、この給仕は食用だから。
オーウェル/その考えが猟奇趣味なんだろ……(笑)
GM/「さて、この7年間……家に戻って暇をしていた愚弟に仕事を渡してやろう。無論タダ働きではない。そろそろ国を出るつもりだったなら丁度良いとは思わんかね」
ドレーク/……いけすかない奴だと思いつつも、タダ働きじゃないと聞いて……とりあえずどんな仕事だと尋ねる。
GM/「人間どもが大掛かりな狩りを計画していると……早速人間達に混じっているリリルラケシスのスパイから連絡があった。人間が、盟約を結んだ精霊ツァドキエル族の集落を襲うという算段を立てているらしい。
ドレーク/……聞いたことない種族だな。
GM/「おそらく11月30日の安息日にツァドキエルを襲うのではないかという情報だ。11月30日は精霊ツァドキエルにとって、神が休まる日とされている。何もしてはいけない日なのだよ」 11月30日は「静かに眠りについて明日から頑張るぜー」っていう神聖な日。騒がない静かなお祭りの日に、人間達が戦争を仕掛けてくるのではって話が挙がったらしい。
ドレーク/へー。じゃあその組織で守ってやれよ。
GM/「頼んだぞ」
ドレーク/…………。俺が、行けと?
GM/「暇をしていたなら人を動かす勉強をしてこい。100人ばかり貸してやる。その100人を使って人間どもから精霊ツァドキエル族を守ってこい。……我々に歯向かう人間達を放っておく訳にはいかない。全て駆逐しても構わんぞ」

 『イベントキー:リリルラケシス』
 吸血種を中心にした人外同盟リリルラケシスの部下がいることを表わすイベントキー。
 タイミング:オート   対象:本文
 効果:部下を任意の人数減らすことで、以下のことができるようになる。部下の人数は100人とする。
(1)1D6人減少させるごとに、シーン単体の【HP】と【MP】を消費させた人数点回復する。
(2)5D6人減少させるごとに、シーン単体の達成値+1。
(3)10D6人減少させると、シーン単体の判定結果をクリティカルに変更する。


ドレーク/し、趣味の悪い特技を作りやがって!?(一同爆笑) めちゃくちゃ使えるけど、使うたびに心が痛むやつじゃないか!?
GM/「遊び回っている愚弟の心を強くする修行を用意してやるのだ。好きに配下を使うがいい。……リリルラケシスには期待している、それだけ金を注ぎ込む価値があると見ているからな。頑張りたまえ」
ドレーク/……ここで断っても仕方ないな。くそ、行ってやるよ愚兄。……その精霊が人間の手で絶滅させられると聞いて見て見ぬふりはできないしな。
スウィフト/そのツァドキエルってどこの精霊なの? 日本にそんな奴がいるの?
GM/「という訳でドレーク。お前にこれから行ってもらう国は、ハワイだ
オーウェル/ハワイ!?(笑)
ジーク/ワイハ!? 今日のセッション、ワイハが舞台なの!? やったぁー!(笑)


 ●オープニングフェイズ2/ジーク&オーウェル 〜ドザミ、参上〜

GM/お待たせ、それでは7年後のジークとオーウェルのオープニングシーンを始める。まずは経験チャート表を2回振ってくれ。

【経験チャート(1D6)】
 1:大失敗 (この数年間、とんでもない大失敗をして大変だった)
 2:失敗 (この数年間、ちょっと事故ったけど何とか生きてきた)
 3:平凡 (この数年間、あまり変化が無かった)
 4:成功 (この数年間、少し良いことがあった)
 5:大成功 (この数年間、大成功と言える人生だった)
 6:運命 (この数年間、運命が変わる転機が訪れた)


オーウェル/じゃあ俺から……。(ころころ)「平凡」の後に「成功」だ。
GM/平々凡々にハンターとして働いてきた。そして名前がそこそこ売れてきて……報酬も高くなってきた。
オーウェル/あまり変わってないけど、少しずつ良い生活にはなっているな。
ジーク/はーい、俺もチャートを振るよー!(ころころ)「大失敗」からの、「大成功」! アパートが焼けた時点で大失敗ではあるよね!
スウィフト/ジーク、やっぱお前はそういう出目を出す男だと信じてたよ(笑)
オーウェル/そういや、ジークの逆転させた運命の代償って……。
ジーク/「出会ってきた人達」だったよ。これってトプさんやユーキやドリスのことだろうね! アパートも鍋一式も全部燃えた後だけど、まあそこから株を買って大成功した訳で。
GM/株について解説してみろよ。
ジーク/買うと儲かるもんだろ?
スウィフト/本気でこう言い切るから困る(笑)
GM/わりと成功しているジークとオーウェル。7年間付き合いはあったかな? 無かったら、久しぶりに会ったようなシーンを作ってほしい。
ジーク/じゃあ結構有名になったオーウェルに「有名人になったんだから奢ってよー! 俺も株を買って大成功したから奢ってよー!」って声を掛けるよ。
オーウェル/いや、株で大成功を収めたならお前が奢れよ……。
ジーク/「判った、奢ってやる」って言ってくれたので遊ぶ約束をしました。
オーウェル/勝手に押し通すなよ!?(一同笑)
GM/場所は? 2人とも日本人じゃないしどこで会うの?
ジーク/えーと、じゃあ……1D6を振って1・2が出たらアメリカ、3が出たらイギリスで4なら中国で5はフィリピンで、6が出たら知らない所!
スウィフト/そういうとき必ずジークは6を出す。
ジーク/(ころころ)6。知らない所で約束しました。
スウィフト/本当に出すしさぁ!?(一同爆笑)
GM/さて、ここは知らない所です。この7年、日本にはいなかった2人。知らない所にいてください。
ジーク/わーい。久々にオーウェルに知らない所で会うぞー。
オーウェル/7年ぶりにジークと知らない所で待ち合わせだ。
ジーク/やあ、オーウェル久しぶり! 知らない所だけどよく来てくれたね!
オーウェル/おう、とりあえず店にでも入ろうぜ。知らない所だから何があるか判らないが。
GM/知らない所で再会した2人は知らない店で知らない物を生まれて初めて食べます。よく知らない名物を使った知らない物なので味も知りません。
ジーク/よく知らないけどこれ、美味いな。
オーウェル/俺達がどこで何を食べているか何にも知らされないけど美味いな。
ジーク/腹も膨れたしこの後は知らない所に行っちゃう?
GM/知らない所でドザミが現れます。
オーウェル/なんでドザミだけは判るんだよ!?(笑) っていうか今! 俺達は、何をしている!?
GM/知りません。とりあえず君達の前に黄色い自立型タヌキ、名前はドザミがいます。
ジーク/わあ! 知らない所で知らないことをしてたら知らないドラミちゃんが出てきたよ!
GM/ドラミじゃなくてドザミだと知っていてください。
スウィフト/いいかげんゴリ押しネタやめない?(一同爆笑)
GM/現れたドザミは「以前、神々のゲームについて説明した皆様。重要なお話がありますので失礼します」と淡々と話します。
ジーク/……わ、いきなりだね。今なんて言った?
GM/「以前、神々のゲームについて説明した皆様。重要なお話がありますので失礼します」
ジーク/ドザミちゃんって小さいよね? 視線を合わせるようにしゃがみ込むよ。オネだっけ、ドザエモンズに会うのは7年ぶりだなー! お兄ちゃん達元気ー?
オーウェル/そ、そうか、オネと会うのは7年ぶりになるんだよな……。ジークが7年前にみんな消したんだから。
GM/そういうことになっているね。7年間ドザニコフやエルマタドーザ達に会うことはなかった。だけど突然目の前にドザミは現れた。「世界崩壊のゲーム、ルール変更がありました。なのでご報告致します」
オーウェル/……なに?
GM/「以前、ユウストタディアスが貴方達に神々が興じているゲームを説明しました。世界を守る神々と、世界を崩壊させる神々が遊ぶ天上のゲームの話です」
ジーク/あ、うん。すっごくスケールのボードゲームのことだよな。
GM/改めて説明をしながらドザミは話す。「この世界『ゼフィロス』は、上階の神々によって勢力争いのゲームが行なわれている世界です。世界を守る神と、世界を壊す神が、それぞれの駒を使って争わせています」
オーウェル/…………。
GM/「7年前。壊す側の神が自ら世界に降り立ち、争いと負の種を撒くことで世界を壊そうとしました。守る側の神は……貴方達を駒として使い、世界が焼け落ちるのを食いとめました。貴方達がユウメイイスタディオを世界から払ったことで、守る側の神は勝利となりました」
ジーク/うん、確かに俺達の勝利……って言えるかな、あれは。
スウィフト/ちょっと変化球の勝利だったけどね(笑)
GM/「そこで神々はお茶会で開かれるゲームについて協議し、新しいルールを設定しました。以前までは『神自ら、世界のモノに直接手を加えることを禁止』していました。しかし新しいルールでは、今後『神自らが世界のモノに手を加えることを許可』します。
オーウェル/おい。それヤバイんじゃ。
GM/ユウメイイスタディオのような邪神自ら、自分の意思で好きに人間を焼き殺して世界崩壊させることができるようになったよ。
ジーク/ヤバイじゃん。そんなルールにしたら、7年前より簡単に死者が出ない?
GM/「ですから、『神が上階からこのゼフィロスという世界に堕天するための規則をより厳しくします』。その1、神本体がそのまま堕天をすることを禁止。その2、堕天する場合は何の力を持たぬ子供が神を殺せる程度の器まで出力まで抑えること。その3、招かれた堕天は元の出力のままで良いことにする」
ジーク/……んんん? どういうこと?
GM/「言葉通りの意味です。吸血鬼のように、神も招かれなければ訪れることができない。招かれれば訪れることができる。そのような規則を設けます」

 「これで駒達の駆け引きがより白熱する筈です。
 世界を壊そうとする『欺く神』は、悪しき野望を抱いた駒を使って邪神をこの世に下ろさせるように誘惑し、苦悩させ、その葛藤を味わいながらゲームを楽しむ。
 世界を守ろうとする『正なる神』は、正しい魂を持った駒を使って邪神を下ろそうとする者達に立ち向かい、協力し合い、その感動を味わいながらゲームを楽しむ。
 今まで通り『異端』と『立ち向かう者達』の戦いに変更はありません。世界を掛けた駒達の戦いを、楽しみます」


GM/ドザミはそう語って……ぺこりとお辞儀をします。
ジーク/ぺこり。
GM/メタ的に言うと、『欺く神』こと悪さを考えるGMは……「異端や悪い連中に邪神を召喚させようとさせる」よ。だから『正なる神』ことプレイヤー達は……「そんな敵達を止めてね」ってことで。プレイヤー達が頑張らないと世界は崩壊するからね。頑張れよって激励です。
オーウェル/はあ、そうか。……判っちゃいるけど、オーウェルにとってはどっちの神も「人の命で遊ぶんじゃねーよ」って苛立たしいけどな。
スウィフト/ですよねー。
GM/「今後の邪神は、簡単に堕天することができなくなりました。なので『邪神の使い』達が人々に負を与えます。負を求める者達が、世界を壊そうと邪神の意思のもと動いてくれるでしょう」
ジーク/邪神の使い? 異端のことじゃないの?
GM/「ええ、異端です。そこは変わりありません。ですがここは……異端達を束ねる異端の王、魔王こそが『邪神の使い』と言うに相応しいでしょう。多くの異端は魔王から力を授かっています」 偉さの順番で言うと、『邪神→魔王→ドレークみたいな上流魔族→下っ端のザコ異端』って感じ。
ドレーク/俺をその中に入るのかよ(笑)
スウィフト/うわ……ドレークのオープニングで出てきたあの人と戦うかもしれないんだ(笑)
オーウェル/…………。本当に、異端や魔王が邪神の使いなのか? ドザミを問い質す。
GM/「そうですが?」
オーウェル/……俺達には、もっと邪悪なものがいるように思えてならない。エルフ族や、他の精霊族を襲おうとしている人間達も悪なんじゃないか?
ジーク/確かに。第1話に異端ダークエルフとか、第4話で邪神ユウメイイスタディオと戦ったけどさ、ギガースとか……もっと危ないものが邪神以外にいたよね?
オーウェル/機関、アザーズっていう連中だ。……邪悪でも何でもない人間以外の種族を襲っている連中。そいつらも敵なんじゃ……。
GM/……【幸運】判定、難易度は8。
ジーク/(ころころ)達成値14で成功。
オーウェル/(ころころ)こっちも14で成功。
GM/「『邪神の使い』達が人々に負を与え、世界を壊そうと邪神の意思のもと動いてくれる。そう自分は言いました」
オーウェル/ああ。
GM/「以上です」
オーウェル/……お、おい。だから、人間もそういった邪悪な連中がいるんじゃないかって……!
ジーク/いるんだよ。人間にも。……『邪神の使いによって負を与えられ、世界を壊そうとする邪悪な奴らが』。言葉通りの意味だ。
オーウェル/…………。異端に限らず人間も、世界崩壊を目論んでるって?
ジーク/ギガースを作ろうとした人外狩りの連中が人間って決めつけるけどさ、そこちゃんと確認した方が良いんじゃないかな? マーティは人外嫌いの人間だったけど、あくまで雇われ者の下っ端だったよ。組織のトップが世界を滅ぼす魔王かもしれないじゃん。
オーウェル/……魔王は、その人外狩りの連中を気に食わないって言ったんじゃないのか?
ジーク/魔王は一人とは限らないよ。
ドレーク/……んん、そうか。なんでオーウェル達がそんなに言い争ってきたか判ってきたぞ。勢力が分かれていることをまとめないとだな?

 勢力1:PC達。ジーク、スウィフト、オーウェル、ドレークのこと。世界を守ろうとする『正なる神』の駒。
 勢力2:異端。第1話に出てきたリゲルなど、ハンターが狩っている『負の感情を求めて人を殺す』化け物。
 勢力3:邪神。ドザエモンズのこと。『負』を与えて世界を滅ぼそうとしている。勢力2のボス?
 勢力4:人外狩りを行なっている連中。マーティ、カディン、剣の男、ドクターTほか研究所にいた『機関』の者達。ボスが人間とは限らない。

 勢力5:人外同盟リリルラケシス。ドレークの兄である吸血鬼の王。邪神の使い。人外狩りをしようとする勢力4とは敵対。


ドレーク/もしかしたら、勢力4の人外狩りの連中は……勢力2と同じで、勢力3の邪神がボスかもしれない?
オーウェル/王ドザがドクターTに協力していたし、勢力4の『機関』のトップが他の邪神と関わっていてもおかしくないかも。
ジーク/そこどうなの、前回のGM?
スウィフト/(←第3〜4話のGM)ごめん、その辺の設定はノータッチ。というかこんな複雑に考えずにGMをしていたよ。「とりあえず邪神の化身であるドザエモンズをいっぱい出そう」と思ってドザリーニョを出したはいいけど冒頭以外登場させなかったのもあるし。
オーウェル/あれ伏線でも何でもなくて、ただ忘れて放置だったのか(笑)
GM/GM交代制で世界観を作っているとこじれるの、よくあることだ。とりあえず……ドザミは「前回みたいに邪神が街を燃やすとか派手なことはしないよ」って言って、帰ろうとする。
ジーク/帰るんだ。俺達と遊んでいかない? 知らない所で。
GM/「……この話を、他のお友達にも教えてあげてください」 ドザミは2人に、スウィフトにもこの話をしに会ってくれと言います。そして消えます。
ジーク/あ、消えちゃった。
オーウェル/……スウィフトには俺達から伝えろ、か。神様は身勝手な奴らが多いな、クソ……。
ジーク/じゃあスウィフトに会いに行く? 人間にとって7年は長いだろうから、久しぶりに会ったらきっと驚くよ。
オーウェル/……教えてあげろとわざわざ言ってきたんだ。教えなかったら大変なことになるかもしれない。スウィフトと会おう。
ジーク/ということで、知らない所から去ります。
GM/知らない所での再会、お疲れ様でした。
オーウェル/……ここは一体どこで、俺達は何をしていたんだ……(笑)


 ●オープニングフェイズ3/スウィフト 〜イトコとの再会〜

GM/さて、最後にスウィフトのオープニングシーンだ。経験チャートを振ってくれ。

【経験チャート(1D6)】
 1:大失敗 (この数年間、とんでもない大失敗をして大変だった)
 2:失敗 (この数年間、ちょっと事故ったけど何とか生きてきた)
 3:平凡 (この数年間、あまり変化が無かった)
 4:成功 (この数年間、少し良いことがあった)
 5:大成功 (この数年間、大成功と言える人生だった)
 6:運命 (この数年間、運命が変わる転機が訪れた)


スウィフト/良い人生を歩んでいるといいな。(ころころ)うんっ!? 「成功」かつ「運命」!? めちゃくちゃ劇的な7年間だったよ!(笑)
ドレーク/運命……また面倒なチャートを引いたな(笑)
GM/運命的な何かが訪れたでも構わないし、これから転機を訪れるようにするでもOKだ。ところでスウィフトは日本人だけど日本にいる? それとも他のみんなみたいに海外に出る?
スウィフト/んー……燃えたN市ってどうなった?
GM/ユウメイイスタディオによって1週間燃えたN市は、「歴史的な自然災害があって火事が起きて多くの死傷者が出てしまった」と情報隠蔽された。邪神が出たとは報道されていないし、能力者の間も「何か強い異端が出た」程度にしか広まってない。……どんなに大災害でも1年経てば復興はする。7年も経てば普通の街に戻っていくんじゃないか?
スウィフト/そっか。でもそんな場所にずっと住むのはおかしいよね。ジークもアパートが燃えて知らない所に行っちゃったし、僕は7年間実家に戻ったかなー。
オーウェル/スウィフトの実家って、確か……凄くでかい魔術師の家だっけ?
スウィフト/代々続くお金持ちで色んな企業に出資している地主さんぽいところだと思う。ハンドアウトの子が勤めている場所に出資していてもいいんだよ?
ジーク/おおお、金持ち設定良いな〜!
スウィフト/確か第1話では「後継者問題でイザコザがあるような伝統ある魔術師の家」って設定にしてたなぁ。そこの魔術師だから僕も修行させられて[魔術師]レベル一点伸ばしにしているぐらい。……後継者争いがあって大変な家だけど、嫌いじゃないから第3〜4話でも実家に帰省するし、こうして戻っていくんだろうね。
オーウェル/家族は良い人が多いんだろ。
GM/じゃあN市から離れた場所にある実家で過ごすことにしたスウィフト。そこで修行も好調で、後継者問題に巻き込まれて事件になったりもしなかった。
ジーク/一族当主の後継者に無事なれたから「運命」とか?
スウィフト/いや、後継者になったら面倒そうだから……僕は家出息子だし無事跡継ぎを外されたってことにしよう。しがらみの無い生活がようやくゲット! やったー!
GM/……という運命を手に入れたんだ(笑) しがらみが無く自由の身になったスウィフトに、イトコから声が掛かる。第1〜2話で大活躍した君のイトコだ。
スウィフト/ああ、あのクリティカル連発した中学生のイトコ。
GM/もう7年経っているから成人しているよ。名前はクレイモア。異端や怨霊から人々を守る『教会』と呼ばれる退魔組織に所属している構成員だ。久々に会って話がしたいと喫茶店かレストランに呼び出すよ。
スウィフト/あー、あの子……強かったしそんなところに行ったんだー。もちろん会いに行くよ。……でもクレイモアってコードネームだろ? イトコ同士で偽名で呼び合うのっておかしいんじゃ?
GM/あ、それもそうだな? スウィフトと同じでカタカナ名で揃えようと思ったんだけど。
ドレーク/スウィフトは、家出中にハンターをしているときのコードネームなんだよな? 本名は?
スウィフト/出来れば偉そうな名前が良いな。(暫く考えて)……僕の本名は、仏田 新座(ほとけだ・にいざ)って言います。最初から本名を名乗っても良かったけど、「ドイツ人のジーク」とか「エルフのオーウェル」とか「イギリスの魔族ドレーク」って名前の中に1人だけ漢字は嫌だから、偽名にしたんだ。
オーウェル/ホトケダ……なんか偉そうな魔術師の家っぽい名前だな(笑)
GM/では……(暫く考えて)スウィフトのイトコの名前は、鶴瀬 正一(つるせ・しょういち)で。新座が小さい頃から一緒に遊んでいた弟のような存在だ。
スウィフト/小さい頃から強かった。
ジーク/中学生にして異端を666匹1ラウンドで倒すというおかしい強さ。
オーウェル/ああ、あの出目は確かにおかしかった……(笑)
GM/スウィフトが待ち合わせのレストランにやって来ると、席に着いたイトコがブンブンと手を振る。「新座くん! こっちこっち! 久しぶり!」 20歳になって……まだ真新しくて着慣れてないスーツに身を包んだ鶴瀬が呼んでくる。
スウィフト/むぐ、そんな大声を出さなくったって判るよ。お店の人に怒られるよ。
GM/「は、はわ……ごめんなさい……」 しゅん。仲の良いイトコのお兄さんに怒られてションボリ。
スウィフト/……鶴瀬くん、何を注文してたの?
GM/「え? まだ注文してないけど、コーヒーでも……」
スウィフト/僕が年上だから奢ってあげるよ。体を動かすタイプだしハンバーグとか好きだよね、注文しなよ。20歳になったお祝い、まだしてなかっただろ?
ジーク/大人だぁ!?(笑)
オーウェル/スウィフトが、大人になってる!(笑)
スウィフト/せっかくGMが「7年経った」舞台にしたし! 成長したロールプレイをするぞ!(笑) 僕はカルボナーラで鶴瀬くんにはハンバーグを奢ってあげるぞ! 大人だから!
GM/「はわわぁ……お兄ちゃんだぁ……!」 弟は感激しながら満面の笑みでハンバーグを食べる。GMが感動しちゃったからここでハッピーエンドにしたい。
スウィフト/いいんだよ、ハンバーグを食べてハッピーエンドで。
GM/セッションお疲れ様でーす!
ジーク/本日はお疲れ様でしたー! オープニングフェイズすら終わってないけどな!(一同笑)
GM/「ごちそうさまでしたー!」と腹が膨れたところで、本題に入ろう(笑) 「新座くん、俺が退魔組織『教会』に所属しているってことは知っているよな?」
スウィフト/聞いているよ。連日大活躍だって噂じゃないか。
ジーク/(3D6ころころ)昨日は545体の異端を狩ったんだって?
ドレーク/(3D6ころころ)一昨日は464体を異端を狩ったと聞いた。
GM/なんでお前らよりにもよって1D6で4以上しか出さないの?(一同爆笑)
ジーク/いや、何故か不思議と4以上が出ちゃうんだよ……(おもむろに1D6ころころ)2、普通だ……でもこいつのダイスになると高くなるんだ(笑)
スウィフト/君が優秀な戦士だという噂は我が家でも聞いているよ。……僕の兄じゃなくて君があの家を継いだ方が良かったんじゃない?
GM/「それは無いよ、俺は魔術師じゃないし……。はわ、そんな話じゃなかった! これから俺の所属する『教会』で、大がかりな作戦があるんだ」
スウィフト/作戦?
GM/「……異端の群れが連日、人々を襲って大変なことになっているらしい。その異端はなかなか討伐されない強敵らしくって、討伐隊の人数を募集しているんだ。もし良かったら一緒にどうかな?」
スウィフト/僕に参加しろって?
GM/「最近、実家のイザコザが解消されただろ? また外に出るって聞いて……どうかなって」
スウィフト/…………。
GM/「今すぐ参加するか答えてくれとは言わない。でも一緒に戦ってくれるなら心強いな! だって俺のお兄ちゃんである新座くんが強い魔術師だってことは知ってもん! ダメかな?」 ……無言になってどうした?
スウィフト/…………。なんか頼られるって良いね。でも男なんだよなぁ。
ジーク/何故イトコが女キャラじゃないか不満そう。
スウィフト/それ! なんで数ヶ月前の自分、この子を女にしなかった!?(笑)
オーウェル/みんな総じて男キャラだから今のところ男しかいない。
ドレーク/ドリスもいなくなっちゃったしな……。
GM/性別不明のドリスは男の可能性が高いけどな。
スウィフト/なんで!? 魔族の男とフラグが立ってたし女でいいじゃん!(笑) 新キャラも男だし本当にこのセッション、男しかいないよ! あっ、ドラミちゃんがいたか!
GM/ドリスの中の人が頑なに「性別は不明」って言い張ってるんだ。それとドラミちゃんは妹だけどドザミは実は男です。
オーウェル/なんでぇ!?(一同笑)
スウィフト/なんでそこで意地でも男100パーセントにしたぁ!?(笑)
GM/(凄く悲しそうな声で)「はわぁ……ごめんよぉ、俺が男で……今から女になろうか……?」 あーあ、年下を泣かせた。というか、異端を1ラウンドで666体殺せる奴は筋肉隆々の男じゃないと。
スウィフト/うん、ごめん、泣かないで……そして鶴瀬くんって筋肉隆々なんだ……(笑) 話を戻すけど、詳細をちゃんと話してくれるならその作戦に参加してあげてもいいよ。誰でもない君の頼みだしね。
GM/パアァッと顔を明るくする鶴瀬。幼さが残る満面の笑みで、「ありがとう! お兄ちゃん!」。
ジーク/だが男だ。
スウィフト/絶対こいつ腹筋が割れてる男なんだよなぁ……(笑)
GM/「作戦の詳細を教えるよ。場所はハワイ諸島で悪行を働いている精霊ツァドキエル族を倒すっていうやつを11月30日にする予定なんだけど
スウィフト/ちょっと待って。
GM/「どうかした?」 スウィフト、君はハワイに行ったこともないしそんな精霊がいたんだってレベルで知識は無い。
スウィフト/……OK、続けて(笑)
GM/「ツァドキエルという精霊族はハワイ諸島にいる原住民なんだけど、最近旅行客を次々と襲うようになってね。教会のエージェント……諜報員によって調査した結果、首謀者と思わしき精霊の一団を把握した。奴らに出頭命令を出したが本日まで無視されたまま、しかも未だに被害者は出ている。だから俺の所属する異端討伐部隊が出動することになって……」
スウィフト/……そうか、なるほど。なんだか昔の知り合いに出会えそうな「運命」を感じるねぇ。
オーウェル/あ、うまく繋げやがった(笑)
GM/うまい繋げ方だ。ということで、作戦の詳細まで聞いちゃったスウィフトはイトコと一緒にハワイに行くことになる。精霊討伐のためにね。オープニングフェイズはこれで終了だ。