アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 アイビスパーティー 』 5ページ ■
2024年5月12日






崇号→陽子/本日のセッションは、沖田 陽子(アラフィフのすがた)でPC参加させてもらうことにしました。データは『果実卓』からのレベルアップではなく、崇号のものを流用して演出は完全陽子仕様でいかせてもらいます。
GM/おおお、カッコイイー!
琢磨/美魔女ー! 最高ですね、これには夢Qもニッコリ。
縹/紗々音さんとは違うタイプの美人さん!
八重花/最高すぎますね!
陽子/解像度を落とすと『チー付与』の暗殺の母になります。
琢磨/解像度を落とすな。
陽子/あらためて『チー付与』の暗殺の母の顔を見直してみたんだけど、記憶よりずっと美人だったな……。
琢磨/目を覚ませ、解像度は下がってる。
GM/…………。あっ、暗殺の母にみんな夢中になってたらセッション開始時間が過ぎていた(一同爆笑)
八重花/全員いたのに全員遅刻!(笑)
縹/全員いるのに全員遅刻、つまり遅刻じゃないな。ヨシ!(笑)
陽子/どうも、全員を遅刻させた原因の陽子です。おっ、琢磨・八重花・陽子の並び……縹さんハーレムだな!
八重花/つまり縹さんも美少女ってこと。
縹/そうはならんやろ。
琢磨/オセロ式に挟もう。これでじわじわ美少女になる筈。
陽子/女の子になっちゃおうね……。むさしさま、今すぐCV:飛田展男でこれ言って。
縹/女体化なのかメス堕ちなのかの議論が発生しない?
GM/そんな訳で今回、崇号はセッションに参加できません。控室でポムポムプリンといっしょに居てください。
八重花/お兄様はポムポムプリンを投げて日曜を終わらすことがないそうですね。
縹/ポムポムプリン投げて日曜日を終わらすのもどうかと思うよ?
GM/サンリオカフェで休んでいる崇号をおいて今日のセッションします(笑) 今回からシナリオが区切れるところなので、個別オープニングシーンを用意しました。
陽子/おお〜、オープニングテーマも変わるやつ!
八重花/アニメ終盤って感じがしてきましたね。
縹/変則2クールだったら3ヶ月ぐらい間をあけられる鬼畜仕様。
GM/シーンの流れは「縹→琢磨→八重花と陽子→ちょっと崇号→集合して本編スタート」でいく予定です。
陽子/陽子は八重花ちゃんといっしょスタートだ〜。……そして、PC2ハンドアウトでいっしょだった崇号が琢磨ちゃんと合同シーンができないの、寂しいね。
琢磨/バディ合同オープニングシーンができない……でも今は一人で頑張る。
縹/崇号くんのお部屋、ポムポムプリンで埋め尽くされる前に戻っておいで……。
陽子/真っ黄色の中にアヒルちゃん混ぜよ……。
縹/間違い探しグワッ(笑)
八重花/みんな黄色。つまりプリンもアヒルも金神の使い?
縹/崇号くんがプリンとアヒルが好きな理由……親近感ってこと!?
琢磨/黄色きものは皆、貴きもの。あとタンポポ似合いそう。


 ●オープニングフェイズ1/縹 〜愛する人が〜



GM/3人は、空に浮かぶ崇号……金神を目にした。
琢磨/「下りてきなさい!」って反射的に言いたい。
陽子/ふよふよ〜(笑)
GM/「タカ!」 叫ぶ琢磨の声に応じるかのように、彼が手を掲げ、宙に槍を出す。その槍が……街へ。人が大勢いる方向へ。例えばそれは日常の象徴である女性のもとへ。
縹/やめろ……!
GM/その声は届かない。彼はある一点を「見つめる」。方位神に見初められる。それが――7の合図だ。

 光がひらめいた。
 青空の街に、一筋の煌めく火炎が走り、こだまをあげた。
 爆発の瞬間、爆発点は数十万気圧という超高圧となった。周りの空気が急激に膨張して衝撃波が発生し、その後を追って強烈な爆風が吹き抜ける。
 爆発の威力はTNT2万トンを上回る。
 爆風によりあらゆる建物が倒壊し、窓は全部吹き飛ばされ、内部はことごとく焼失する。


陽子/原爆……。
縹/……あ、ああ……。
琢磨/た……タカああああああッ!
縹/紗々音……紗々音っ!

 爆風により人々は吹き飛ばされ、即死した人、負傷した人、倒壊した建物の下敷きになって圧死する人が相次ぐ。
 あたり一帯が夕焼けのように染まり、焔のなかに家屋が崩壊してゆく不気味な音がたえまなく響く。
 建物は火を噴きながら瓦礫の山と化し、人々は阿鼻叫喚とともに生きながら焼かれていく……。




GM/マップで言うなら、こんな被害です。
縹/市街地が……。
八重花/うわ……でかい。
陽子/PCの住宅が……消えてる。広島・長崎の原爆と威力がもし同じだとしても、あの頃と人口密度のワケが違うでしょ……。
八重花/被害がでかいでしょうねえ……なにより高い建物が多い訳ですから、倒壊による被害も凄まじい。
琢磨/生存者を探すのは困難な規模だ……。
縹/でも……助けに、行かないと。
GM/崇号は……いや、金神は浮遊してある方向へ飛んで行く。
琢磨/奥歯を軋むほど食い締め、無言で地を蹴る!
八重花/追いかけます。
縹/走って、走って、自宅のある方へと向かいます。
GM/ここで3人は分かれ、それぞれの視点を演出していきます。……縹は自宅へ向かう。その道は、地獄絵図という言葉がよく似合う。死体が見える。死体のような生者も見える。苦しむ声も聞こえる。苦しむ声も上げられない声が見える。
縹/紗々音のスマホに連絡を入れながら、地獄絵図の中をただ真っ直ぐに向かう。紗々音っ……!
GM/縹は素早くいつもの道、いつもの帰路を走る。かつてクリスマス、2人人で仲良く歩いて家へ帰った道を走る。
縹/瓦礫を避けて、時には跨いで……もしかしたら死体も飛び越えてるかもしれない、けど、向かう!
八重花/生きていて……!
GM/そして到着した、貴方の自宅……ある世界では存在すらしなかった紗々音との家は案の定、崩壊していた。
縹/あ……。
GM/が、幸い紗々音は死んでいなかった。
琢磨/生きてた!
縹/紗々音!
GM/顔面が真っ赤に爛れて死んでいないだけ。
陽子/うわ。
八重花/こらあ。
琢磨/絶望が上手い。
GM/人の顔をしていない。でも、紗々音です。
八重花/AWでトップレベルに入るトラウマシーン……。
琢磨/トラウマ集動画に載るよ……。
縹/紗々音、紗々音! 大丈夫か! 今、助けるから! 瓦礫を退かして、身体を抱きしめて……。
GM/「……ぁ……ひょ……ふ、ふふ」 笑っている。なぜか笑っている。
縹/喋るな、大人しくしてろ。もう大丈夫だ。助けに来たから……すぐ、病院に、連れて行くから! 紗々音の身体に、頭からすっぽり覆うようにコートをかけて彼女を抱き上げてまた地獄絵図の中を走る!
GM/「ふふ……貴方って、凄い人」 抱き上げられます。その体は、凄く重い。
縹/ぎゅ……。
GM/「……最期だから、せめて会いたい、って思ってた」
縹/最期とか言うな、ばか。くそ、回復術式、覚えておけば……!
GM/「……夢、たまに私が見る夢……話したの、覚えてるかな」
縹/夢……。
GM/「凄く暗いところで一人きりで……貴方や……ななちゃんに会いたい会いたい会いたいって思い続ける夢……」
縹/……夢だそんなのは、悪い夢だ。
GM/「今、まさに、その気分だった。……夢から覚めると隣に貴方が寝ているから、いつも安心してた……本当に、今も、まさにその気分。……安心する……」
縹/いつでも傍に居るから! だから、安心して休んでろ! 無理して喋らなくていいから、もうすぐ病院に着くから……。
GM/「……いつでもそばに……ああ、いてくれて、ありがと…………」 無。
縹/紗々音……?
GM/返事はもうしません。
縹/おい、おい。……走る、この地獄絵図を抜け出すまで走る。気を失っただけだと言い聞かせて。
GM/走りました。いつか地獄の切り目が訪れます。野戦病院もあるでしょう。
縹/……紗々音、ほら起きろ。
GM/起きません。一生起きません。
縹/紗々音。
GM/声を掛けても一生起きません。介抱してくれる人達ですら声を掛けてきません。「生きている人」を優先して、貴方達には近づきません。
縹/……紗々音。あ、あああああああああああああああ……。紗々音の身体を抱きしめたまま、その場に蹲る。
GM/何も起こりません。
縹/どうしてっ、どうして、俺は、こんな死に方をさせるために、お前を取り戻したわけじゃ……! どうしてっ、どうして、ここまでのことが起きても何もしないんだ……!
GM/誰もその声には反応しません。
縹/くそが……世界を廻すのに、あと何が足りないって言うんだ!
GM/その声に反応できるのは……琢磨か八重花ぐらいでしょう。
琢磨/琢磨は、タカを追ってるかな……。
八重花/八重花も、この場にはいない……。
GM/つまり、縹はずっと一人。
縹/…………。血に濡れたコートに包れた紗々音の身体をずっと抱きしめてる。
GM/満足したらこのシーンは終わりです。次のオープニングシーンにいきます
陽子/満足できんが?
八重花/もうむしろエンディングレベルの状態。
縹/抱きしめたまま、どうしたらいい、何をしたらいい、何が出来る、をずっと考えて……無力だ。
GM/絶望。シーンを終わりにします。ありがとうございました。
琢磨/……闇のGM、絶望がお上手。
八重花/少しも光が差さないよ〜。
縹/縹のソウルジェムはもう真っ黒よ……。


 ●オープニングフェイズ2/琢磨 〜戦友が〜

GM/あちらの空が赤黒い。炎に包まれ、煙で黒く世界を満たしていく。琢磨は、空を駆ける崇号を追った。という訳で、琢磨のオープニングシーンです!
琢磨/ぜいぜいと喉を鳴らして、足は止めない。空を駆ける神を、地を這う怨霊は追う。
陽子/かっけえ! 頑張れー!
GM/宙を飛ぶ崇号はゆっくりとある場所を目指している。さっき自分が爆破した北部か? いや……中央の都市部、天高い塔へ吸い込まれるように崇号は飛ぶ。
琢磨/神の目当てを察し、いつか遊んだ塔を目指す。……いつしか、その手には鞘から抜かれた刀が握られている。
GM/天高い塔で、崇号はまるで休憩しているようだった。「運動したから休憩! また運動=爆破するまで待機しよ〜」という顔です。
陽子/宝具を打つまでNPチャージ中だ!
GM/はい。つまりは2連射目の準備です。
八重花/なんかかわいいな……やってることはかわいくないんだよな。
琢磨/怪力無双、強引に両足に力を溜めて、塔の頂上まで内側から駆け上がる。最上階まで時間を掛けず、そのまま屋上に続く扉を蹴破り……タカ!
GM/琢磨は超人的な動きで塔の最上まで昇りきる。屋上には、姿が変わった彼がぼんやりと虚空を見つめている。そして屋上からなら、地獄絵図もよく見える。次第に背景の炎が広がって絶望が感染していくのも見える。
琢磨/虚空を見つめる瞳、そこに普段の彼がいないことを感じる。眼下の焦熱地獄もよく見える。負が渦巻く。……君が何をしようとしているのかは解る。だから止めに来た! タカ、しっかりしろ! 己を忘れるな!
GM/「声を掛けるのは気を付けた方がいい。目で見定められた瞬間、君を含む7人が死んでしまうよ。そこ生あるものを奪う、素晴らしき平等の神だから」 男の声がする。
縹/で、出た〜!
琢磨/切っ先を声の方に向ける。貴様……貴様か……!
GM/「たった数日だけだけど私と仲良くした仲だから、覚えているね」 剣菱武蔵が屋上に立っていた。「やあ、可愛い女の子のまま死んだ君」 煽ります。
琢磨/黙れ!! どれほど人を踏み躙るというんだ! 今すぐにタカを解放しろ!
GM/「そう、彼は解放された。解放されたのだよ。生前は散々な目に遭っていた彼が、耐え続けた結果……良き存在として顕現できた」
琢磨/散々な目に合わせ、死に追いやったのは貴様だろうが! どの口が! なにが善き存在だ! 彼を地獄を生み出す兵器に変えておいて!
GM/「そうだね……可哀想な子だったね? 『君が早々に死んでしまったせい』で、あの子は半年間も殺され続けて、殺され続けて、泣き叫んで殺され続けて……ようやっと何も感じず職務を全うする装置になれて、彼も浮かばれる。我慢した甲斐あって素晴らしき存在になって、大勢に感謝されるものになれたのだから」
陽子/煽る煽る……。
縹/邪悪……。
GM/「君もその候補だったが……弱い女だったから、残念だったね」(笑)
琢磨/弱い、という言葉を否定はせん! 故にこれはこの身の不始末でもある!
陽子/琢磨ちゃんは最強だよ〜!
八重花/魂の強いオンナだよう!
GM/煽られるの嫌だったら言ってくださいね。
琢磨/楽しいで〜す♪
GM/嬉しいで〜す♪(一同爆笑)
琢磨/この身は今この存在を、命をかけてお前の企みを止める! その為ならここで潰えてもいい!
GM/刀で斬りかかってもいいですよ
琢磨/いいなら言い切ると同時に、斬りかかりますよ。罪ありき! ──報いを!
陽子/まさしく!
GM/ザシュッ。肉体に斬りかかれます。
琢磨/袈裟掛け。心臓ごと裂き、背骨ごと断つつもりで刃を振り抜く。
GM/琢磨は剣菱武蔵に殺す一撃をお見舞いした。「そんな刀で私の最高の武蔵様がやられると思って!?」 隠れ潜んでいた高橋繭子が、勝ち誇った声を上げる。
八重花/隠れ潜んでいた!(笑)
琢磨/新手か!
縹/私の武蔵様は最高なんだ!(笑)
GM/そして……振り抜く刀に、「そう。効かない」としっかりと声を出して、彼は微笑む。



GM/「ふふ。殺せてないよ?」
陽子/ひゃあ!?
縹/うわ! 悪い顔〜!
八重花/顔がええ〜!
琢磨/朱指で学んだ戦の技術、それが通用しないのを刃越しに感じる。そこにいるのに、殺せない。
GM/何度殺そうとしても、死なない。何故なら高橋繭子が芽実の魔法で「私の最高の男を描いて!」ってお願いして、叶ったから!
陽子/ぼくのかんがえたさいきょうのむさしさまじゃん!
琢磨/くそが! 何太刀も浴びせる。どれもが、普通ならば死ぬはずの一刀。……普通ならば。どれほど殺意を浴びせても。どれほど怨嗟を浴びせても。……やがて、枯渇する。技を扱う活力が。
縹/最高の男、死なない。
八重花/イケメンだから仕方ない。
陽子/琢磨ちゃんだってイケメンだから最強なんだよ! つまり勝てる!
琢磨/技も使えない、故に力も篭らない。文字通り「弱い女」の一打が肩に力なく当たる。ああっ、くそがっ……! 殺す、殺してやる!
GM/「ご苦労様。彼に与える甘味に一躍かってくれたね。私の崇号は……半年間、何度君の名を叫んでいたことか。本当に君は良い味付けになってくれたよ。絶望のね」
陽子/マイタカゴ。
縹/そんな、マイバッグみたいな。
八重花/お買物が便利になっちゃう……。
琢磨/黙れ! その口を閉じろ! 鋸を引くように、首筋に刃を押し当てる。誰がお前のだ! 彼は彼だけのものだ!
GM/「頑張って協力してくれた君に教えてやろう。……彼がしたことで、世界は動かない。彼がいくら人を殺そうが、世界は動かない」
琢磨/……それ以上、絶望を囀るな! 動かしてやる! 今は動かないとしても! 今お前を殺せないとしても!
GM/「彼は正なる神が自らの意思として負に仕上げた。欺く側は世界によって訂正されるが、彼は……君達側の存在だったからね。異端による歪みは世界が正す。だから……私は、正さない歪みを生んだ。彼は『金神』として目についた7人を、その先の823543人を、そのまた678223072849人を殺し続ける
縹/うわ。
GM/7の7乗の7乗人です。
八重花/日本人口、終わったな。
琢磨/とはいえ動くギミックはある筈なので。
八重花/プレイヤーが冷静すぎる(笑)
琢磨/PCが激昂してるから手綱は冷静でなくてはならんのだ。……何かあるはずだ! 語る数字に気圧されない。騙る絶望に屈しない。
GM/「止められる手段など……無い」と武蔵が言ったとき、【知覚】か【幸運】判定で難易度6をどうぞ! あることにこっそり気付くかの判定です。
琢磨/幸運でいきましょう。(ころころ)達成値9、いけた!
陽子/最高イケメン! マストダイ!
GM/武蔵がおしゃべりをして、繭子が推しの活動にはしゃいでいる間……。
縹/推し活をするな(一同笑) もうペンラを振ってる繭子先生しか見えない(笑)
GM/崇号、眠そうです。
琢磨/あ。
陽子/(崇号になって)ふわぁ〜。あくび〜。
八重花/崇号くん、おねむタイムなの?
琢磨/ねんねしなしゃい。ひなたぼっこにはいい天気やぞ。
GM/琢磨は気づきます。「崇号は……おそらく武蔵から大量の魔力供給を受けている。それによって大ダメージを叩き出している。ということは、やっぱり武蔵を、供給源を絶てば?」
琢磨/……神を動かせるほどの供給力、ぼくのかんがえたさいきょうのむさしさまなら造作も無いか。
GM/そうです。つまりはあれです、おしゃべりと推し活に必死な2人のせいで崇号のご飯が放っておかれて疲れて眠そう。
琢磨/煽るの楽しくなっちゃったんだね、武蔵さん(笑)
八重花/大人の大はしゃぎはかわいいのだ(笑) 崇号くん、お腹ぺこちゃんなのかあ〜。
縹/そして、宝具を連打できるほどの供給はすぐには出来ないと。
GM/今すぐ最悪にはならない。PC達がミドルフェイズで妨害をしていけば、逆転のチャンスはあると踏みます。なので「このまま戦い続ける演出をする」もOKだし、「対策を練るため一旦引く演出にする」でもOKです。
琢磨/……一旦引く。エア【MP】が枯渇した描写をしたし。
GM/じゃあ……武蔵が刀を出して崇号を斬る。かっこいいので空から落ちてください
琢磨/な……ああっ、畜生! 一太刀は躱したが、躱した先は虚空。足がかりのない中を落ちていく。落下の直前に残した言葉は、もはや怨嗟ではなく……必ず迎えに行くからな、タカ!
陽子/うわ〜、今日の『アイビスパーティー』は作画が良いな〜。MAPPA製作のアニメかな?(笑)
縹/青い空の下、墜落していく女戦士。格好良すぎるな……。
GM/金神は琢磨の声に頷かない。虚空を見つめたまま、琢磨を見ない。意識が無いのか。それとも無意識で認識しないようにしてるのか。
陽子/ああ……その目で見て認識したら、殺しちゃうもんね。
琢磨/忸怩たる想いの中、落下する前に刀の先をスカイツリーの側面に突き刺す。怪力無双、両手両足、指先に至るまで力を込めて……ロッククライミングやポルタリングの要領で壁面を下りていく。
GM/満足したら琢磨のオープニングシーン終了です。次シーンにいきます。
陽子/満足できんが? 2度目。
琢磨/……待っていろ。足の裏が灼けるようなアスファルトを踏みしめる。塔の上を一瞥して、そのまま仲間たちの居るであろう方へ駆けていった。


 ●ミドルフェイズ3/八重花 〜前へ〜

GM/原爆被害の中を八重花は行きましょうか。
陽子/このセッションにはセンシティブな発言が含まれております。
琢磨/センシティブすぎる。
GM/八重花は……縹が爆心地に向かい、琢磨が崇号を追いかけていく中、どうしてますか?
八重花/真っ先に先輩を探しに行く。家族はみんなゴリラだからまあ生きてるでしょ。
琢磨/家族への信頼フルマックス(笑)
八重花/ゴリラは爆発じゃ死なないから。
陽子/ゴリラ、つっよ(笑)
琢磨/でも……みんなそれぞれに大事な人の元に走ってくのいいよな。



GM/ちなみに、芽実の家で居候を始めた八重花は、都市部の家……イメージは4−4あたりの住所に芽実と住んでました。そのため爆破の直接被害は免れています。
縹/あぶねー!
八重花/でも外出してるとも限らない。
GM/そう、爆心地じゃないだけで物凄い突風の被害などは出てそう。なお、琢磨が行ったツリーは4−5あたりということで。
八重花/確実に古い建物は余波で倒壊してる。信号も止まって混乱してそう。
陽子/震度5ぐらいは裕に発生してそう。
GM/そんな中、八重花の端末に高坂からお電話があります。
八重花/高坂さん!? 応答します。
GM/(高坂になって)「つ、繋がった……! 八重花ちゃん、無事かい!?」
八重花/はい、私は大丈夫です。教会は大丈夫ですか?
GM/「こっちは幸い……だが! やっぱり何かあったのか!? 数刻前、君も知ってる崇号くんから情報提供の連絡があった」 崇号が森林山を散策して送った連絡のことです。「その後にあの大爆発だ。彼と近かった八重花ちゃんなら何か知っているんじゃないかって思って!」 あれ何、と情報提供を呼び掛けてます。
八重花/……崇号お兄様が、剣菱武蔵に、奪われました。苦しげに説明します。
GM/「んな……」 高坂は絶句します。そして金神のことも頭を抱える。
八重花/でも、崇号お兄様が直接の原因ではありませんの。剣菱武蔵をどうにか、どうにかできれば……あの男を、消しさえできれば!
GM/「そうか。我々教会はもちろん、対策に出る。……討伐に出る。剣菱武蔵と高橋繭子と金神の討伐に」
琢磨/ああ……。
縹/……だろうね。
陽子/むしろ、早い人達はもう動いているだろうね……。
八重花/……分かっています、分かります、でも……。
GM/「でも?」
八重花/たかごお兄様だけは……どうか、助けて……。
GM/「…………」
陽子/高坂すら無言になるレベル。
琢磨/悪神と化してしまったから……さすがに、ってことなんかな。
縹/実害が出てしまっているからね……。
八重花/分かってます、無理なお願いです。高坂さんにもどうにもできないこと。でも、私達の、大事なお兄様なんですの……。
GM/「……逐一こちらの動きは、君達にも連絡する。君達にも協力してもらいたいから。そう、君達にも討伐に加わってほしいから。……都合の悪いこととか隠さないよ」
陽子/誠意あるなあ!?
縹/事実上の情報横流しじゃん。
GM/違います、早くみんなで討伐しなきゃヤバイから情報を正確に伝えるだけです。
陽子/そして、いち早く八重花ちゃんに伝えてくれるという……?
琢磨/ね。高坂さん……誠意の人。
八重花/優しい大人だなあ……。はい、ありがとうございます。ぐす、と電話口で鼻を啜って、我儘言ってごめんなさいと謝罪します。……八重花は知ってる。武蔵様をどうにかできれば、崇号お兄様を救えることを。
GM/ぐすっと電話で詳細や今後の作戦を話す八重花は、スマホにピコンとメッセージが受信したことに気付きます。
八重花/今度は誰?
GM/芽実からのメッセージです。『八重花ちゃん無事〜!? さっき凄い地震だったよね! 救急車とかいっぱい出て凄いっぽい! テレビ番組もどこもずっと緊急番組だよ〜(・□・;)」
八重花/生きてる〜!
GM/無事っぽい、日常のメッセージです。テレビの放映も直接的な放送はされておらず、「大変だ、ご注意を」と災害が起きたようなニュースばかりだそうです。芽実も現在起きていることを把握できていません。
八重花/……伝えるべきか、迷う。ひとまずは自分は無事であることと、先輩も自分の身の安全を第一に、避難が必要な際は素早く避難するように……とメッセージを送ります。
GM/『一人暮らしを始めてまだ数ヶ月目だから、救急防災グッズとか用意してなかったよ〜! 後でカンパンとかいっしょに買いに行こうね」 まだ事の重大さに気付いていません。
陽子/良くも悪くも災害慣れした日本人だな。
八重花/疲弊した頭で……ごめんなさい、先輩、一緒に買い物、行けないかもしれません、と打つ。あの爆発は、剣菱武蔵が原因だから。
GM/打ち込みますか。
八重花/打ちます。伝えなきゃいけないと思った。
GM/メッセージの既読がついて、返信が……遅くなります。何かしら考えて打っているようです。
八重花/……何もフォローの言葉を追加で打つ込めない。悔しい。でも、真実は伝えなきゃいけないと思った。
琢磨/それもまた誠意だね……。
八重花/またあとで、ちゃんと直接お話させてください、とだけ送ろう。
GM/では、ここで……八重花にはしてほしいことがあります。陽子と話して仲間加入イベントをしてほしい! ここで「陽子とこれからよろしく!」したらシーンエンドになります。
琢磨/お、美魔女参加イベント!
八重花/陽子おば様〜! ……八重花は泣きながら、スマホを両手で持ちながら立ち尽くしている。
陽子/八重花ちゃん? ……そこにいるの、八重花ちゃんじゃない!? 無事だった!?
八重花/陽子おば様……。
陽子/ドーモ、50代になりました=誰がおばさんよ=沖田陽子です。
GM/ミドルネーム(笑)
琢磨/ヨウ子はいくつになっても美女だよ
陽子/でもおば様呼びは許すわ! エレガンスな口調な八重花ちゃん大好き!(^ε^)-☆Chu!!
八重花/いつも太陽みたいにキラキラしてる陽子おば様、見たら……安心して、崩れ落ちてしまう。
陽子/……え!? 八重花ちゃんのもとに駆け寄って元コーギー女子のお腹撫でる!? きゅーんきゅーん! します!
八重花/コーギーのお腹は撫でたい(笑) ……おば様、私、何にもできなくて……どうしよう、誰も、助けられない……。
陽子/よしよし私のお胸でお泣き! 何があったの!? いや聞きたいことありすぎなんだけど大体のことは紗々音の旦那から聞いてるわ! 事件の事は共有してもらっていることにします。
GM/今までのセッションのことの共有、OKです。
八重花/ナイス情報共有。今あった爆発の原因について話します。
陽子/とはいえ、崇号の境遇・人柄・怨霊で神様として仕立てられたことは知りません。貴方の友達が、あの爆発を起こした? 30年前の犯罪者がやっぱり生きてて今もしでかしてる!? 許せない! なんでそんなことをしてるの!? 破滅思想!? もう世紀末から20年経ってるのよ! 剣菱武蔵は何しやがってるのよ! いえきっと魔力の供給源とかになってるんでしょ!?
GM/(沖田になって)「君って昔から物分かり良すぎない?」
縹/1を聞いて10を知る才女なんだね!
陽子/大丈夫、遠坂凛なので肝心なところでウッカリ外します。
琢磨/チャームポイントです。
GM/きっと沖田猛も指輪を持って陽子にプロポーズしにいったら「え!? 紗々音に渡すの!? 許さん!!」って斬りかかられました(一同爆笑)
陽子/自分へのプロポーズは察せない陽子、解釈一致です。
琢磨/結婚してからもドタバタしてそう(笑)
八重花/物分かり良すぎ侍助太刀してくれよる〜(笑) 私は何も出来なかった……でも、お兄様を助けたいんです。剣菱武蔵は八つ裂きにしたいんです……けどあの人を倒すには力が足りない。
陽子/ここにおば様がいるじゃない!
八重花/……一緒に、手伝ってくださいますか?
陽子/おば様のこと知ってるでしょ!? 貴方のおば様よ! 泣いてる八重花ちゃんを泣かせた野郎をぶっとばさないと令和を終わらせられないわ!
琢磨/令和はまだ終わんなくていい(笑) でもトントン拍子で仲間になってくれるヨウ子だ〜いすき!
八重花/おば様! 抱きつきます。
陽子/お胸ぽよん。
八重花/ぽよぽよ最高。ありがとう、本当にありがとう……。
陽子/じゃあ! とりあえず剣菱武蔵とファンクラブ先生と神様をぶっ倒しに行くわよ!
八重花/早い早い!(笑) 神様の人は殺してほしくなくってえ……かくかくしかじか、仲間でえ……ついでに武蔵様を間接的に殺せそうな術があってえ、今どうにか探しててえ……。
陽子/倒し方あるの!? 探しましょう! 絶対しょーもないフラグよそれ!
八重花/そうなの?
陽子/GMが「中の人でもできる」と言っていたのと「幼い芽実がやれた」というのだから、きっと答えは「日常的な動作の一つ」よ。
八重花/……くしゃみとか?
陽子/ええ、それありえそう。芽実ちゃんはお金を消したいと思ったのではなく消えてしまったのだから、「何気なく行えてしまうレベルのスイッチ」なのよ。
琢磨/本当に物分かりが良い。
縹/確かに、「意識してないうちにやってしまった動作」って感じだよな?
八重花/あと、ついでに契約もしてほしくってえ……。マスターが崇号お兄様だったので、おば様には八重花のマスターになってほしい。
GM/はい、ここで八重花と陽子の『契約』はOKです。
陽子/この会話の流れなら普通に八重花と陽子が『契約』するのが自然ね。……よし! おばさんにまっかせなさーい! 契約! 誰がおばさんよッ!
八重花/んふふ、信頼してます!(笑) ハッピーな気分になりました、ありがとうございます。ハッピーのためなら暗殺も辞さんというおば様と『契約』しました。
陽子/とりあえず紗々音の旦那に連絡しましょう! ……そうして縹さんに電話をして、我々は紗々音の死を知るのだった。
八重花/ええーん泣いちゃう! ……ロリ、まだ寿司食ってるの?
GM/ロリなら出勤拒絶でヤケ寿司を食ってる。
陽子/出勤拒絶されてる!(笑) ロリにとってはそれ、めちゃおこヤケ食い寿司でしょ……。
琢磨/ルールの穴をつかれての大被害だもんな、めちゃおこやで。
陽子/縹さんに電話が繋がって、嘘でしょ……と今度は陽子が膝から崩れるところで、シーンエンドかな。
八重花/崩れ落ちた陽子さんに寄り添いながらターンエンドよ。
GM/では……ターンエンドした八重花の端末に、芽実からこんな長文メッセージが届く。

 『私ができることならなんでもするから言って。私、絵バカなだけで頭はよくないから、言ってもらわないとダメだし。
 でも、やれることならなんでもする。八重花ちゃんの言うこと、なんでも信じるから。
 信じてるよ』


陽子/……芽実ちゃんなりに、いっぱい推敲して送ってきたように見えるよ。
琢磨/そうだね……。
八重花/先輩……。


 ●オープニングフェイズ4/?? 〜????〜

GM/ミドルフェイズへの説明の前に。……少しだけ、崇号の個別オープニングシーンをしましょう。
陽子→崇号/はい。
GM/崇号は眠ってます。瞼を開けますか。少しだけおっきできます。
崇号/……う……。僕、起きる……。
GM/凄く眠いです。眠いので、また寝たくなります。なにより、【正気度】が0になって絶望にくれた君は、起きたくないかもしれません。なので寝ようと思うでしょう。……どうぞ、好きに寝てください。寝たらシーンエンドです。
崇号/……また僕、熱が出たのかな。それで動けないのかな。……また、役立たずになっちゃった、かな。……ごめんなさい。
縹/祟号くん……。
崇号/……やえちゃんのお花、どこだろ。飾ってくれたのに……絵が、見えない……。
八重花/えん……。
崇号/……タク、どこ? まだ、帰ってきてない……?
琢磨/タカ……。
崇号/ひょうさん……ぎゅって……してくれない、かな。してくれないか……僕、悪い子だから。ぎゅって……もうしてくれないかな……してほしいな……。
縹/ぎゅ……。
崇号/……独りぼっちの暗闇の中、目を閉じます。
GM/ありがとうございました。では、ミドルフェイズの説明を始めます。

・マップ4『工場地帯』 【反射】10→【知覚】10
 └工場地帯やビジネスの場所。

AF判定「金神顕現」
 ・1回目 金神を牽制せよ   【体力】【反射】 難易度:20
 ・2回目 金神から離脱せよ  【知覚】【幸運】 難易度:30
 ・3回目 金神の急所を探れ 【理知】【意志】 難易度:20
 ・4回目 金神へ刃よ届け   【命中値】 難易度:40

 「金神と戦っていく」演出に成功すること。成功した場合、「クライマックス戦闘」に突入する。
 4人のPCは1人1回、4種類のテーマに沿ったAF判定を順々に挑戦する。
 AF判定の演出内時間は、1時間〜2か月ほどを想定。
・1回目 金神を牽制せよ→活動を開始した金神の動きを止めるように戦ったり、直接コンタクトを取ってみたりできる。「金神と戦う」がテーマ。
・2回目 金神から離脱せよ→戦闘から逃げる。金神の目が届かない場所へ行く。「金神から離れる」がテーマ。
・3回目 金神の急所を探れ→「金神を倒す方法は無いか」を探る。文献を読んだり、誰かに聞いたりする。「決定的な情報を得る」がテーマ。
・4回目 金神へ刃よ届け→再び金神のもとへ向かい、クライマックス戦闘突入する。「金神を倒しに行く」がテーマ。


GM/PC達はこれから「新しいAF判定を始める」もしくは「まだやっていない判定をする」のどちらかができます。
八重花/まだ「マップ4:工場地帯」の判定が終わってなかったんですよね。ちなみに、【正気度】回復ってこの先あります?
GM/えっとですね……実は、無い。
縹/あら〜(笑) 実は縹、一回も【正気度】回復してないですね!
八重花/なんなら叔父様は実質【正気度】0ですよ(笑)
琢磨/0.01で踏み止まってるかもしれない(笑)
GM/……回復手段を設けていいかなって思えてきました。というのも、AF判定の説明文にもありますが「AF判定の演出内時間は、1時間〜2か月ほどを想定」とあって、何日もあるのを想定しているんですよ。つまりは日常パートできそうだなって。
陽子/なるほど!?
GM/なので、元々1ラウンドって3シーン換算だったので、「1シーン目→誰かが工場の判定、2シーン目→【正気度】を回復、3シーン目AF判定」という流れにすればバランスが良くなりませんか?
縹/助かりますね!
琢磨/ありがたすぎますね。
八重花/GMのやさしさに感謝。みんな現状どのくらい?
琢磨/最大【正気度】7点で、現在値は6点ですね。
縹/最大【正気度】は10、現在値は5です。
GM/「陽子は【正気度】満タンからスタート」です。途中加入キャラの特権です。
陽子/実際の陽子は最大【正気度】8なんですが、今回のセッションでは「崇号のデータを流用して使う」とGMから許可を貰っているので、崇号の最大値5点が現在の値になります。
八重花/おば様、元気いっぱいで助かる。ちなみに八重花の最大【正気度】は11で、現在値は8ですね。……叔父様を日常に詰め込むか!
GM/大丈夫です。原爆が落ちても日本は続いてますから。
縹/今の状況での日常って……紗々音のお葬式になる。
八重花/喪の儀式も大事と言えば大事だけどな……認めたくない日常になる。
琢磨/お葬式で悲しみに向き合って傷を塞ごうとするシーンはありですね。それで減った【正気度】を回復しましょう。
陽子/……それなら、【正気度】回復を必要としない子が1シーン目の工場の探索をしてもいいですか? 3人には落ち着いて日常シーンをしてもらって、陽子は「私が代わりに調べておいたわよ!」してあげたいです。
琢磨/お願いしたいですね。
縹/正直、縹は今……動く気力0なんでね。
八重花/叔父様はゆっくり休んで……。
縹/……紗々音が入ってる骨壺をきゅって抱え込むシーンをしよう。
GM/縹さんのそういうところ見たかった!
陽子/この闇のGMめ。
縹/闇のイガさんめ。
GM/名指しされた!(笑)
琢磨/ヨワラーが多い卓だ(笑)
八重花/ヨワラーからは癒えていく過程も乙なものと聞きました。うーん喪服、味わい深い。


 ●ミドルフェイズ1/陽子 〜発見〜

GM/早速ですが1シーン目をしていきましょう。立候補があった陽子のシーンです。
陽子/はいはーい。夢Q、息子の光兵の世話はよろしく!
琢磨/(夢野になって)今2人でチョコバナナサンデー食べてる。
八重花/夕飯前なのに食べてそう(笑)

・マップ4『工場地帯』 【反射】10→【知覚】10
 └工場地帯やビジネスの場所。


GM/工場地帯に来た陽子。爆破テロが起きた現場は長く封鎖されているが、調査名目のエージェントであれば爆破の中央である内部を捜査することができる。
陽子/私なので入ります。
琢磨/強いな(笑)
陽子/正直、八重花ちゃんや紗々音の旦那は……今はとりあえず休ませないと。私だって紗々音の訃報にびーびー泣いたけど厚化粧で調査に向かいます。
八重花/強い女……。
縹/気遣いができる美魔女だ……。
陽子/なお、琢磨ちゃんとは接点がなかなか無い。だから後で何か交流したいところ。鴨頭草探偵事務所に遊びにいってた息子の光兵が崇号くんって子と遊んでもらって、その子のお姉さんが琢磨とかいう名前だったっけ……ぐらいの認識でいます!
琢磨/ああ、琢磨は光兵くんとボール遊びとかしてあげそう。
陽子/うちの子がお世話になったお姉さんね! 今から会うのが楽しみ! ……で、その崇号くんていうのが、例の神様にさせられた子。ツリーの頂上で今も陣取って、エージェント達の標的になっているという……。お姉さんも内心どうしてるのかしら。まだ見ぬ彼女を心配しています。
GM/では、判定をお願いします。まずは【反射】で難易度10の判定だ。
陽子/(ころころ)9で失敗。チャカポコチャカポコ!(2回ころころ)【HP】−4、【MP】−2します。
琢磨/スチャラカチャカポコ、ポコポコチャカチャカ♪
縹/お、本家本元だ。
GM/本家は夢Qでは?(笑)
琢磨/どっちも本家だよ(笑)
陽子/判定再挑戦いきます。(ころころ)よし達成値12! 見たかドグラマグラァ!
縹/【正気度】減ってんじゃん(笑)
陽子/続けていくわよ! 私達には時間が無い!(ころころ)2回目の判定は達成値15で成功!
八重花/素晴らしい!
GM/……えっと、まず謝りたいことがあります。これは偶然なんですが、工場でのイベントは……。
縹/おや、初手謝罪?
GM/工場でのイベントは……沖田猛が出てくるシーンです。
八重花/旦那が登場!?(笑)
縹/ご夫婦で共同シーン!?(笑)
陽子/マジかよ。
GM/マジなんですよ。だって今までどの探索のシーンにも出なかったじゃん。ここで出番が用意されていたからです。
縹/え、最高の絵面じゃん。……というか、崇号くんが武蔵さんと遭遇するといい、マーサーさんのNPC引き運が強すぎる(笑)
琢磨/引きが本当に強い。夫婦が揃ってシーンできるって最高よな!
GM/という訳で、工場地帯に来たPCは調査に向かう前に、とある人物に出会う。沖田猛だ。偶然にも同日、同じエリアをパトロールおよび調査することになった沖田と同行する。
陽子/偶然っていうか……もう2人で打ち合わせして一緒に来たことにしない?
琢磨/打ち合わせたの自然だもんね(笑)
GM/確かに。問題無いのでそういうことにします(笑)
陽子/この工場地帯の調査、私ちょっと不自然だと思うのよね〜。もう少し調べ上げたいから爆発物のプロも一緒に来なさいよ〜。
GM/「……確かに、ここで何も報告が上がらないのはおかしいな。かつて30年前もここは事件が起きた場所なのに」
陽子/ほえ? そうなの? 私まだそのこと把握してないわ。おとーさん、話しなさいよ。
琢磨/……おとーさん呼び、可愛いな(笑)
八重花/ぐっときたな(笑)
縹/他のエージェントと話してる時もうっかり「おとーさんはな……」とか言ってほしい。
八重花/息子くらいの年のエージェントと話しているときに「おとーさんは……」って言ってほしい。
琢磨/きゅーと〜! かわいい〜!(笑)
GM/「30年前もここは事件が起きた。そのときはこれほど大きな工場地帯ではなかった。もっと町工場って感じの場所で、非常に雑多で部外者が入り込むことも容易い場所だった」
陽子/ほむほむ?
GM/「30年前に多くのエージェントやハンターたちがこぞって主犯を捕まえようと躍起になった……のは、覚えている?」
陽子/知らーんらんらん。その頃の私、まだ教会にあんま興味無かったっていうか、教会には旦那の職場だから縁が深くなったのよね。
GM/「はいはい(笑) ……異端犯罪者エンポニティスの事件について少しだけ話しておこう。30年前、エンポニティスと呼ばれた男は魔術的儀式のため数々の破壊活動を行なっていた。エンポニティスの思想は非常に破滅的だった。『世はこのまま一般人の手で進んでは良くならない。選ばれしものが平等なる世界へ導くべし』という選民思想で若者たちに破壊活動を行わせていた」
陽子/最悪。……でも、懐かしいわね。『東京バビロン』を読み直すとあの頃が思い出されるわ。
縹/好きそう(笑)
陽子/陽子の最推しは『CLAMP学園探偵団』の残様であとCLAMP繋がりで『創竜伝』も好きです。
八重花/光兵くんはお母さんの本棚から『ホリック』抜いて読んでそう(笑)
琢磨/『ツバサ』も似合うよ、こーへ(笑)
GM/「エンポニティスは、大学生ぐらいの若者を特にターゲットにしていた。俺もちょうど大学生のとき、エンポニティスを追って身を置いていた洋館に潜入したこともあったな……そこでも若者を大勢集めていて、魔術儀式をしようとしていたぐらいだ」
陽子/それ、私達の馴れ初めでしょ!
GM/あ、これ思いっきり他のPC向けの説明台詞でしたね(笑) 「しかし、悪事を重ねていればそれだけ証拠を残す。有名になりすぎて大勢に狙われ過ぎて……奴も大勢を返り討ちにしてきたが、最終的には討伐された。討伐されたという報告を受けたとき、我々は安堵したが……『エンポニティスを喪った支持者たちが大量自殺する事件』も起きた」
縹/某ロッカーのこと思い出しちゃったな……。
陽子/私は某宗教の教祖様と集団自決したカルト事件を思い出したわ。
GM/「神にも等しいカリスマ指導者を失った若者たちは未来が無いと絶望して、集団自殺だ……まだ18とか未成年だっていたっていう。生きていれば、アラフォーぐらいだろうな」
陽子/それが、高橋繭子ね。
GM/「分かるか」
八重花/察しが良すぎる。
陽子/高橋繭子の解説にわざわざ「40代後半」と年齢記述があったもの。
琢磨/聡い。
陽子/高橋繭子は、大学生時代に剣菱武蔵に感化されたJDだった。死んだ報告を聞いて自殺するぐらいの熱の入りようで、その生き残りで……死を選べるほど熱中していたぐらいだもの、30年経っても狂気は消えずにいた、ってとこかしら。
GM/「ああ。……恐ろしいのは、『高橋繭子もまたカリスマ指導者になってしまった』ことだ。彼女は大勢の生徒を励まして、元気にして……『自分の思いどおりに動かせるコマ』にしてしまった。アーティストという『正の感情』を操る力を使ってな」
陽子/……前向きに洗脳をしていたのね。消沈した芸術家たちを洗脳し、自覚もなく異端テロリストにしていたと。
縹/正しく使えばセラピストとして大成できたのになあ……。
GM/「30年前の剣菱武蔵の支持者たちも、自覚は無かった。自分達の意思で、前向きに、破壊活動をしていたんだ。だから厄介だった」
陽子/……いっそ無理に嫌がらせのように操って世界崩壊させてくる悪の方が倒し甲斐があったわよ! 芸術塾の生徒たちは無自覚な一般人。それゆえに、たとえ愚かでも「ただの人間たちの選択」として世界は目を瞑ってしまう。どんなに彼らが自爆して死んでも、それに巻き込まれて大勢が亡くなっても、「欺く神による歪みではないから時間は戻らない」!
縹/ルールの穴じゃないか……。
GM/あらためて君達は工場地帯を見渡す。第三の事件は内部で爆破されたのではなく、工場入口近辺で「部外者である青年が突撃してきて爆破」をしたという。従業員入口に車ごと突っ込んできて止める間もなくドカーンしました。
陽子/こ、怖い……。
GM/内部まで完全に破壊された爆破ありません。そうして判定に成功した結果……「ほんの数個の輪っか。鎖の数センチ。通常の人の目には見えない、霊力の塊。うっすらと残った霊力の鎖の一部分」を見つける。
陽子/およ? 何これ、見付けちゃったわ!
GM/自分で判定する人は【理知】判定難易度10で。≪物品鑑定≫があれば自動成功。沖田に尋ねる場合は難易度8でOKです。
陽子/おとーさん、夫婦なんだから自動成功にしなさい。
GM/アッハイ(一同爆笑)
琢磨/強いぞ、ナイス押し切り!(笑)
八重花/夫婦だからあり(笑)
縹/陽子ちゃん、強いな(笑)
GM/これは≪生体侵入≫+≪器の支配≫+≪縛鎖≫+≪上級領域操作≫+≪爆塵≫+≪無限の解放≫+≪空隙の品≫の鎖です。
縹/え。……最悪コンボか?(笑)
GM/「勝手に体に入り込み、相手を縛って動きを封じるなど勝手に操作し、強制的にダメージを与えるというコンボ」が仕込まれた物品です。「その鎖に絡まれると無意識下に洗脳されてドカーンと自分ごと攻撃したくなる」と思ってください。
琢磨/特技の複合物……。
八重花/それ作るのに凄く【MP】使うやん。
縹/いいなぁ! 潤沢な【MP】がある奴はよぉ!(笑)
陽子/うわ何この鎖!? 数センチしかないのにこれにどんだけの魔力を込めて作ったのよ!? これを自爆特攻させる生徒全員に配布してるの!? どんだけの【MP】があるのよ! そんなに魔力があったら英霊召喚またして夢Qの仲間を増やすわ!
琢磨/性癖が合う文豪がいい。
縹/夢Qと性癖の合う文豪……江戸川乱歩とかか?(笑)
陽子/陽子が好きそうな作家の坂口安吾じゃダメ?(笑)
八重花/これで太宰とか来たら大変なことに。
縹/太宰治は召喚しても勝手に昇華しそうだからダメだよ。
琢磨/(夢野になって)乱歩先生が! いいなあ! 駄々!(笑)

 『イベントキー:鎖』
 かつて機関の研究者が開発し愛用していたという、非常に高濃度な魔力を帯びた鎖……の数センチ。本来は捕縛用アイテム。
 犯人を縛り、操って爆破テロを起こしていた装置。触れると乗っ取られて自爆するので注意。取り扱いをきちんとしていれば無害(PCには効かないものとする)。


陽子/……これ、航先生のじゃん!? 航先生がアクセンを捕らえるときに使ったやつじゃん!
GM/そうです。武蔵が盗みました。繭子に与えました。
琢磨/持ち出した研究成果だ〜!?
縹/最低! 航先生の成果も持ち逃げしてる……これは航先生も助走をつけたエセルちゃんで殴るレベル。
陽子/承認欲求の塊である航先生ブチギレ案件。
八重花/チンチラも助太刀しますよ。砂とかかけます!
陽子/チンチラかわいい!(笑)
琢磨/仲良しだな〜(笑)
GM/チンチラとエセルちゃんは頭垓同士、仲良くしてほしい(笑) とりあえず、取り扱い注意の重要物品を陽子は手に入れました!
陽子/鎖に操られないようにしっかりと保管します! ……重要証拠、よく残ってたわね。
GM/「一般人には認識できない霊力の塊だ。しかも爆破でかなり見つかりにくい所まで飛ばされていた。発見できなくても無理もない。……見つけてくれてありがとう。この鎖に残る波動を辿ればこれを仕掛けた犯人を辿ることもきっとできただろう」
陽子/でも……もう。
GM/「ああ。その犯人は、今は堂々と塔の頂上にいる」
縹/なるほど、武蔵さん探索装置になったのか。
GM/はい。早いうちにこれを発見していたらそういう展開にもなりました。
陽子/……塔の上で魔力チャージが終わったら、原爆レベルの二射目が打たれる。光兵もどっかに疎開させようかしら?
GM/疎開はですね……きっとできないですよ。何故ならあの金神は678223072849人を殺すので。
陽子/6000億。日本人ってそんなにいたっけ?
八重花/世界人口79億人だって……。
琢磨/世界滅亡だねえ。
縹/ああ……どこにも逃げられない。ミジンコも生命カウントされるのかな?
琢磨/微生物も含めないと六千億はいけない気がする。
陽子/マジであの神様は人だけでなく全ての生命を殺すつもりなのね。6000億って数字おかしいわよ、インド神話か!?
GM/素晴らしい。まさに欺く神ですね。私の崇号です。
縹/うるせえ!(一同爆笑)
八重花/「崇号さんに人権を」ってプラカードを掲げなきゃ(笑)
陽子/とりあえず、危険なブツを放置しておくことなんてできない。回収回収! 報告を教会にしておきます。
GM/「ああ、調査はこれぐらいにしておこう。……この後は、顔でも出してやってくれ」 あの3人に。
陽子/するわよ。……紗々音との最期の挨拶もしてくるわ。もうっ、化粧が崩れる……! 涙を啜って、シーンエンドです。
縹/いいご夫婦のシーンでした。……この後は死に別れた夫婦のシーンをよろしくお願いします。


 ●ミドルフェイズ2/縹&琢磨&八重花 〜沈む日常〜

GM/日常パートの時間です。……あ。今、思いついたんですが【正気度】回復は「2人で1D6点回復」と「3人で1D4点回復」だったらどっちがいいですか?
縹/3人で1D4点回復で良いと思います!
琢磨/こちらも異議なし!
八重花/はい! 全体回復量は落ちるけど、全員回復できるのはいいですね。
GM/では3人で日常を演出して、終えたら【正気度】を1D4点回復してください。
縹/縹は喪服を着ています。その方がGMが喜ぶかなって……。
GM/(^ε^)-☆Chu!!(^ε^)-☆Chu!!(^ε^)-☆Chu!!
琢磨/サービス精神だ(笑) ……さて、文字通りシーンはお通夜状態でいこうか。
縹/……大きい災害の後だから、通夜葬式は内々で済ませるかな。
八重花/葬式が立て込むと火葬には時間が掛かるから、お葬式をするにも亡くなってから結構先になるらしいですよ。
GM/じゃあ、やっと紗々音の番が訪れて、燃やしてもらえた日ですね。
八重花/長かったけど、燃えて骨になる瞬間はあっという間だった……。
縹/小さくなった紗々音と一緒に、事務所に帰る。自宅は……無くなっちゃったからね。……また、ここで一人暮らしか。
八重花/また……?
琢磨/台詞が重い。
縹/ああ、2人とも、ここまで付き合ってもらって悪いね。お茶、出すから。座ってて。
八重花/私、やりますから、叔父様こそお座りになって。叔父様は喪主だったし疲れてらっしゃるでしょう?
琢磨/……それとも、何かやっていた方が気が紛れる?
縹/……動いてた方がマシかな。
八重花/そうですの……。
琢磨/なら、お願いする。
縹/普段は紗々音に任せていたお茶淹れを、久々に自分でやる。お茶、あいつどこにしまってたかな……≪超越感覚≫。
GM/縹は葬式後のみんなにお茶を出す。……葬式ではきっと奈奈緒、一真も来ていただろう。
陽子/陽子も出席して、大学時代からの親友が亡くなったことにびーびー号泣してました。
縹/はい、どうぞ。アイツみたいに美味くないかもしれないけど。
琢磨/ありがとう。いただくよ。
八重花/ありがとうございます。お茶を受け取ります。……今日、自分よりいくつも年上の人たちが泣いてるのを見て、母が初めて泣いてるのを見て、なんとなくずっと居心地が悪い。ずっともやもやして、そわそわしてる……≪暗黒の渦≫。
琢磨/≪葬送の衣≫、着ていた喪服のジャケットを脱いで、軽く膝に乗せながら。……一人暮らしとは言ったけれど」、まだこの身も少しの間、厄介になる。
縹/ああ……うん、好きに使ってくれて構わないよ。
琢磨/助かる。一人にさせない方がいい、と静かに思う。こんなにもすっかりと、寂しくなってしまった事務所だから、せめて。
八重花/なんだか、まだ現実感がないというか……ひょっこりあのキッチンから、紗々音おば様が出てきそうな気がして、亡くなったって思えないんですのよね……≪幻想式≫。
縹/……そうだね。まだ、紗々音が自分を呼ぶ声が聞こえる気がした。≪過去視≫。
GM/彼女は死んだ。大勢が死んだ。それでも日常は続いている。
縹/……これから、何をしたらいいんだろうな。あれだけの災害が起きても、世界は巻き戻らない。魔王さんは巻き戻る可能性があるやもなんて言い方してたけど、結局また何も変わらないままだ。
GM/絶望、無気力。魔王なら「居心地良くて飯がうまい」って言ってます。
縹/くそがよ。
陽子/アクセン史上最高にくそがよ魔王やで。最高(笑)
縹/いやまあアクセンさんは悪くないんですけどね。八つ当たりだよ。
GM/アクセンは悪いですよ。ドレークもそーだそーだと言ってます。
陽子/完全に弟の私情じゃねーか!(一同爆笑)
琢磨/それでも。……金神となったタカに向き合いながらも、何か方法がないかを、この身は探すつもりだ。自分自身に≪叱咤激励≫するように言う。
陽子/今も教会のエージェントやハンターたちは「あの被害を出した金神を討伐せよ!」って動いているんでしょうね……金神に立ち向かおうとする能力者は多そう。
八重花/……母が、昔、今日のように紗々音おば様を取り戻したくて、全てを手放してでも取り戻したいと願った日があったと、叔父様と一緒に同じ気持ちを持った日があったと、言っていました。
縹/……うん。そうして取り戻した結果、また失うことになった訳だ。それも最悪の失い方でね。まったく、嫌になるな。……ぎぃ、と椅子の背もたれに寄りかかる。
八重花/叔父様は、今回は、諦めてしまいますか?
縹/…………。
八重花/私、子供だから、大人じゃないから、こんなの嫌だって、ずっとずっと思ってる。神様に縋って駄々をこねても返してって言いたい。叔父様は、そう思わない?
縹/その神様の使いが、何もしてくれないんだよね。
陽子/(いきなりロリになって)「ぐぎぎぎぎもう寿司食い飽きたわよッ!」(一同笑)
琢磨/……対話をする2人から離れて、静かに窓の外を見る。
GM/もう夏。綺麗な青空だ。
琢磨/……全てを手放してでも取り戻したい、。誰にも聞こえない声で、独り言ちる。今、自分もそんな気持ちだ。そして、何か、必ずや何か世界を回す歯車があるのではないかと。愚直にこの身は信じている。
縹/でも何が足りない? 何をすればいい? 何を捧げれば世界は動く?
八重花/分かんないよ、でも、人間が頑張らなきゃ、きっと神様だって動いてくれないと思うから……。
縹/ああ……こうして異端堕ちするんだなあ。
陽子/(ロリになって)「第一なんなの!? プレイヤーが作ったPCがしたことだからそれは人類の決断カウント!? だから日ノ本崇号が原爆を落としてもループはできないって!? あんなの崇号の本音なワケないじゃないーッ! 剣菱武蔵や高橋繭子という異端犯罪者がさせたことでしょうがーッ!」
八重花/ロリと一緒にヤケ寿司を食うしかねえ……(笑)
縹/……今、縹が動くとしたら、モチベは完全に復讐になります。
陽子/誰への?
縹/武蔵と、金神への。
八重花/愛が愛を……重すぎるって理解を拒み……憎しみに……変わっていく前に……。
陽子/ガンダム00!
八重花/おば様、早かった!(笑) 縹さんは仮面を被りましょうね。
GM/ミスターツキクサ。
縹/でも、前者はともかく後者は、それは紗々音が喜ばないだろうって気持ちでギリギリ耐えている。剣菱武蔵はぶっ飛ばすけど、金神もぶっ飛ばしたいけど、けれど祟号くんは……。
琢磨/取り戻すよ。
GM/取り戻すよ、ですか。
琢磨/断じるように、続ける。
八重花/…………。八重花は、怖いことを考えてしまった。
縹/やめてよ。
八重花/先輩に、紗々音さんを、描いてもらえれば……。
縹/やめろ。それは俺の紗々音じゃない。
琢磨/……それは、あの女と同じ手段を取ることになる。≪悔改めよ≫。
GM/ここにユウメイイスタディオがいたなら「ええ〜? いいことでは? だって会いたいでしょ? 生き返らせられるよ〜」って笑ってそう。
縹/帰って。
八重花/今、鶏むね肉めんつゆに漬け込んでるから。
縹/いや、でも……あの勾玉を複製してもらえれば?
八重花/複製か……それか、武蔵さんから強奪でもあり?
縹/あれから強奪する方が難易度高くないか?
GM/勾玉なら新住宅地にありますよ。
琢磨/あるんだ?
GM/芽実が塾の飾り棚に戻したんで。
縹/貴重品は持ち歩きなさいよ!(笑)
GM/あと、芽実は描かせることも可能ですよ。芽実はPCに「なんでもするよ」とメッセージを送った通りです。
琢磨/なるほど、勾玉を描いてもらうのはありだね?
GM/もちろん、紗々音だって描けます。そのときは縹さんに詳細を聞くけど。
縹/描かせねえよ?
八重花/先輩にはもう魔法を使わないでねって言ってる手前、描くよりかは取りに行きたいけどな……。あと、どの条件で消えてしまうか判らないし。
縹/そうそう。消滅のトリガーが判らない以上、危険物の量産は避けたいよね。
琢磨/……現物が敵の手元にずっとあるのも危険だ。塾にあるというなら、回収はするべきだな。
縹/……あ。蕎麦ってまだあるの? 蕎麦って食べても無くならないの?
GM/無くなります。何故なら芽実が描いた絵はただの「美味しい蕎麦」なので。普通の蕎麦として食べられます。
陽子/もし芽実ちゃんに「無限増殖する蕎麦を描いて」ってお願いしたら?
GM/芽実に「無限蕎麦を描いて」って言えば無限蕎麦ができます。
縹/それって高橋繭子は武蔵さんを描かせる時に「武蔵様は無限復活するのよ!」とか吹き込んだんか?
GM/そうです。武蔵を亡くした繭子は「武蔵様は死にません!」って注文しました。
縹/ばかなの?
琢磨/「さいきょうの剣菱武蔵を殺せる武器」とか作ったらホコタテになる?
GM/……琢磨。それ、できますよ。矛盾が発生した場合、「運命力が強い方が勝ち(出目勝負)」になります。あるものとあるものが対等だった場合は、GMとプレイヤーのダイス目が高い方が勝者となります。
八重花/おっとお! できちゃうんだ!?
琢磨/けど、あまり取らせたくはない手段だ。消せる手段がどうしても無かった時の最終手段チャレンジかな。
縹/それにそれ、最強の剣菱武蔵を殺せる武器のイメージを作らないと。
陽子/……あ。剣菱武蔵って討伐されたんだよね? 討伐完了の報告を受けた沖田猛は安堵した、って描写されていた。
GM/はい。「異端犯罪者エンポニティスの詳細は沖田猛が知ってます」。
陽子/……史実として剣菱武蔵は殺されている。じゃあ、芽実ちゃんに剣菱武蔵の死因を描いてもらえば?
GM/沖田に聞けばその辺りは話してもらえそうです。でもそれはもちろん「芽実に描かせる=魔法を使わせる」という展開です。
八重花/描いてもらうのは、最終手段にしたい……。
琢磨/ああ。創造物を増やすより、確実に消せる手段を知った方が穏当ではある。もしものときの手段にしよう。
縹/つまりこれからするべきことは……「勾玉を確保する」、「剣菱武蔵の最期を確認する」、「芽実ちゃんの魔法の解除条件を探る」、かな。
八重花/お通夜モードからは脱することができたのではないでしょうか?
縹/まあ、このままにしておくのは目覚めが悪いからね。
GM/では……最後のAF判定にいこうという気になったなら、【正気度】回復ロールをしましょう。
縹/はい。(1D4ころころ)ふふ、1点回復。ささやか(笑)
八重花/(1D4ころころ)4点回復。若さゆえに全快しちまった。
琢磨/(1D4ころころ)琢磨もこれで全快ですね。……縹さん、休憩が必要では?(笑)
縹/でも腰を上げるぐらいの気力は出たってことで。……琢磨くん、悪いんだけど八重花ちゃんを送って行ってもらえる? 夜も遅いしね。何をするにも明日からの方が良いでしょ。
琢磨/勿論。
縹/ああ、それと。……悪いんだけど、今日は2人のところに泊まって行ってくれるかい。
琢磨/分かった。……今日は静かにさせてあげたい。
縹/ごめんね。
八重花/……叔父様、あまり一人で思い詰めないでね。
縹/芽実ちゃんによろしくね。
琢磨/……では。一晩厄介になるぞ、八重花。
八重花/ええ……琢磨お姉様と一緒に、帰ります。
琢磨/簡単に泊まりの支度だけ鞄に入れて、八重花と共に事務所を後にする。
GM/芽実は事情を八重花から教えてもらっているので、突然のお泊まりでも「少しでも元気づけてあげたい!」っていっぱい元気づけると思います。そうして鴨頭草探偵事務所は、一人きりになる。
陽子/アヒルちゃんとプリンくんが心配そうな顔で縹さんを見上げている。
縹/どうしてぬいぐるみはすぐ意思を持つのか。……2人を見送って、テーブルの上に置かれた骨壺の前で、ひとり静かに泣いて……シーンエンドです。


 ●ミドルフェイズ3/全員 〜天啓〜

縹/勾玉回収をしに行きます。
陽子/新住宅地! ですね!
GM/全員で行く? 代表者が行く? なお、武蔵と繭子はシーンに出ません。
縹/よし、エロトラップは無いぞ。
琢磨/良かった、貞操が守られる。
縹/喪服でエロトラップ発動したらそれただの未亡人ものなんだよ。
GM/未亡人ものいいじゃないですか! 骨壺の前でどうです!?
八重花/味わい深いですね。
琢磨/正直悪くないと思ってしまう。
縹/闇の性癖発表プレイヤー(笑)
八重花/闇の性癖発表プレイヤーが、闇の性癖発表を発表します。
琢磨/カニバ。
八重花/NTR。
GM/琢磨が金神になったならおっぱいドーン肌色成分多めのエロ衣装を着せる尊厳陵辱。
陽子/設定暴露ありがとう、唐揚げあげる(笑)
縹/正直、喪服の縹はGMが興奮するだろうなと思って言いました。確信犯です。
GM/縹さんと再婚しました。結婚ありがとうございます。幸せにします。新婚さんいらっしゃい。
縹/しないよ?
陽子/娶るの早くない?(笑)
八重花/とりあえず、本日ノーエロトラップ! 全員で行こう、なんか怖いし!(笑)
GM/では……4人は新住宅地の塾へと集合します。陽子も3人に合流してください。
陽子/陽子、正式参戦です。
縹/おや陽子ちゃん、久しぶりだね。
陽子/紗々音とのお別れのときも居たわよ。私の号泣を見てないなんて重症ね。
縹/悪いね、泣き顔はあいつのだけで充分なもんで。
陽子/で、ここがあの男のハウスね?
縹/厳密にはあの男を匿ってる女のハウスだねえ。
琢磨/ええ、ご婦人。目的は勾玉の確保です……行きましょうか。
陽子/あらやだ宝塚系がいるわ!? 光兵ちゃんったらそういう大事な属性のことぐらいちゃんと言っておきなさいよ! てっきり大人なお姉さんって言うから「あらあらうふふ系お姉ちゃんタイプ」だと思ってたのに!
琢磨/陽子さん……でしたね? 協力ありがとう。暫しの間、よろしく。握手!
陽子/うわイケボー! 耳が孕む! 最高のイケボ声優を連れてきてよろしく!
GM/(沖田になって)「俺の嫁が着実にオタク」
琢磨/声を褒められたのは初めてだな……(笑)
八重花/ではでは、気づかれる前にさくっと拝借しましょうか。
縹/こっちだったな。さて、例の勾玉はっと……。
GM/縹はこの教室のインテリア雑貨があった飾り棚のもとへ行けます。縹はあっさり見つけました。
縹/罠とか警戒しつつ……勾玉を手に取ります。はい〜。
GM/縹さん。――カッ! 衝撃が走る。
縹/……2回目だな。
陽子/我々が揺さぶるまで夢の世界へご案内〜?
GM/はい。ちょっくら縹さんを過去までご案内してきます!


 ●トリガーイベント 〜???〜

 8月の陽気を感じる。
 目を開けた先は、礼拝堂だった。8月の熱さがじっとりと肌を伝う。
 先ほど朝刊を入れたばかりの新聞が、読まれた直後なのか、そこに置きっぱなしにしてあった。


縹/真夏の喪服って暑いんだよな、さすがに上着は脱ぐか。……新聞を見ます。
GM/日付は、1945年8月6日。
縹/……当日か。
GM/少年が、祭壇に向かって祈っているように腰を下ろしていた。朝の陽気の中、静かに鎮座している。
縹/……どうも。朝から祈祷とは敬虔なことですね
GM/「……昨今の世は、良くない流れになっています」 新聞には「快勝!」という文字。どこかで戦って、どこかで散っていったが、我々は頑張っている……そう主張している愚かな日本の図があった。
縹/誇張された戦果ばかり知らされて、実際は南方戦線なんかスタボロの頃ですね。大本営発表を信じてないんですか?
GM/「……そうですね。しかし色々と憂うだけでは何も変わらないのは、分かってます。でも、私は世界をどうにか変えたい……どうすれば平和に変えられるか……そればかり考えてしまうのです」
縹/何が出来るか、何をすればいいのか……。
GM/「はい。私は、まだ子供ですが。何か手段があれば……自分も何かの力になりたいと」
縹/その手段を得て、貴方は何を為したいと?
GM/「……それは」「おおい!」 礼拝堂の外から、元気で明るい男性の声がする。

 「せっかくの良い天気なんだ、お祈りはいいもんだが、お前もいつまでもいないで、なあ……」
 青年が少年の手を引く。その顔は、まんざらでもない。心地良さを感じている、少年らしい前向きで明るいものだった。
 少年は、「……失礼」と縹の横を通り過ぎて外に出ていく。


縹/……貴方は、もしその手段を得られなかったとしたら。何をしてでもその手段を得ようと、考えますか? 例えば、失った愛するものを取り戻すための力が欲しいと願ったのなら……。
GM/「……自分の目の前に、得られる幸運がもし舞い降りたなら、きっと」 彼は外に出る。とても良い8月の空。鳥が一匹もいない。
縹/いい天気だ……。
GM/……いいや。

 光がひらめいた。
 青空の街に、一筋の煌めく火炎が走り、こだまをあげた。
 爆発の瞬間、爆発点は数十万気圧という超高圧となった。周りの空気が急激に膨張して衝撃波が発生し、その後を追って強烈な爆風が吹き抜ける。


縹/……8月6日、午前8時すぎ。

 爆発の威力はTNT2万トンを上回る。
 爆風によりあらゆる建物が倒壊し、窓は全部吹き飛ばされ、内部はことごとく焼失する。

 爆風により人々は吹き飛ばされ、即死した人、負傷した人、倒壊した建物の下敷きになって圧死する人が相次ぐ。
 あたり一帯が夕焼けのように染まり、焔のなかに家屋が崩壊してゆく不気味な音がたえまなく響く。
 建物は火を噴きながら瓦礫の山と化し、人々は阿鼻叫喚とともに生きながら焼かれていく……。


陽子/金神が放った描写と、まったく同じ……。
琢磨/地獄絵図……。
GM/……だが。その爆発中央に居る縹と少年は何故か無傷だった。何故か? 能力者であるそこの青年が、守るべく決死の≪念動障壁≫をしていたから!
縹/おおう!? 君……!?
GM/青年は必死に縹と少年へ声を掛ける。「大丈夫か!? 大丈夫なのか!? 良かった、咄嗟だったけどなんとか守れた……!」 彼の異能のおかげで、少年と縹は【HP】満タン無傷です。
縹/お陰様で……! いやだが! あんた……。
GM/彼は皮膚がとろけています。どろーん。
縹/あっ……すまない……。
GM/死亡には至ってませんが、2人の救助を優先したようです。
琢磨/自分を範囲に入れなかったのか……? 入れられなかったのか。
GM/はい。きっと「対象:範囲(選択)」で少年と縹さんだけが同一エンゲージだったんですよ。なので2人は無傷です。良かったね!
縹/お前も同一エンゲージにいろー!?
陽子/でも少年たちを優先してくれた……! 優しすぎかよ!
縹/少年の、様子は……?
GM/怯えている。何が何だか判らない。そういう顔です。無理もない。普通の少年ですから。目の前で数十万が即死、もしくは……皮膚が爛れて水を求めるほど苦しんでいる姿など見たことがない。その光景に、恐怖のあまり釘付けになっている。
琢磨/トラウマ確定……。
縹/そりゃそうだよ……とりあえず少年の身体を抱える!
GM/少年は硬直して全く動けず、縹に抱きかかえられたならそのままだ。そして少年は「り、リーダー……手当を……」と声を絞り出す。
縹/見るな、見なくていい……掌で顔を覆う。
GM/「自分のことは、ともかく、彼を……どうか、彼だけでも……」 縹さんに訴えるように、声を絞る。しかし……瀕死の青年は「いや! 俺はいい! あんた達だけでも逃げろ……!」と凄く必死だ。どっちが助かるかは、縹の目には明らか。
縹/……分かった。命の恩人の頼みだ。引き受けよう。……君、名前は? 青年に尋ねます。
GM/「嵐山! 名前よりもリーダーって言った方がきっと伝わるから……! 後でな!」 顔を歪めながらも、平気だと言わんばかり。
縹/ああ、後で……俺は鴨頭草だ。あとでまた……。
GM/ガシリ。駆け出した縹の足に、何者かの手。
縹/捕まれた?
GM/「タスケテ」「ツレテイッテ」「ワタシモ、タスケテ」 そういう手が、無数。全て、少年の目を襲う。
縹/ああ……すまない、定員オーバーなんだ……。少年を抱えて、少しでも市外へ向かう。

 「タスケテ」「タスケテ」「タスケテ」「タスケテ」「タスケテ」
 「ドウシテ」「シナナイ」「タスケテクレナイ」「モウ」「コレナラバ」
 「サイショカラ」
 「シ」
 炎の手が、声が、次々と襲う。襲う。少年を襲う。


縹/持ってたジャケットで少年の頭を覆って、地獄絵図の中を走る、走る……!
GM/炎の中を走る。……そのとき、とても綺麗な声がした。

 「生きるのがお上手だね。とても綺麗な生命だ。綺麗な生命。私と同じだ。もっと私と同じにならないかい? いっしょに創り出すという、同じものに」
 何故か地獄に、綺麗な鳥がいた。


縹/……芽実ちゃんの前に現れた、鳥。
陽子/ユウメイイスタディオ……。
GM/そうして少年は、鳥の声に、頷く。

 「皆を、平等に、幸せに。平等に平穏を与えてください。それが、ずっと祈って願っていたことなんです」
 途端、縹を引っ張る腕が消えた。
 彼らは……苦しむことなく、平等に、最初から死んだ者達と同じように、死ねた。それはここにいる者全てへの救済と言える。


琢磨/欺く神の手を、取った……。
縹/願ってしまったのか、目の前の手段に……。
陽子/苦しんでいる人達を助けられて良かったね……ばか……。

 「……どうして人は管理したがるのか。どうして人は争うのか。どうして苦しむのか。どうして人は干渉し合うのか。
 全部、平等に、全員が、残すことなく、全ての命が、同じ結末へいけたら……差別もなく、苦痛もなく、諍いもなくなる。なにより、残された人間も『あの想い』をしなくて済むでしょう……?」


縹/………これが、君の望みか。悲しみや苦しみから解放されたくて、そう願ったのか。
GM/「はい。救済を全員にしてあげたいと思いました。そうするべきが使命だと、あのとき私は天啓を受けたのです」
縹/ああ……それは……かわいそうに。
GM/そう言って剥がれたフードの下の顔は、縹も知っている男によく似ていた。
縹/……剣菱、武蔵。
陽子/彼は、邪神にそそのかされてしまったのか……。
琢磨/悪い鳥は両面よく焼こうね。
GM/では縹さん、現代におかえりなさい。みんなの前で目を覚まします。
陽子/肩ゆっさゆっさ!
縹/んん……。
琢磨/……縹さん、気が付いたか。何か見えたか?
縹/全ての元凶、かな。
陽子/まるでラスボスに会ってきたような顔をしてるわね。
縹/ああ、なんもかんも焼き鳥が悪い。クソデカ溜息を吐くしかねえ〜。……地獄を見た人間の願う事なんて、大体同じなんだな。どうしてあんな純朴そうな少年がドスケベ大王になっちゃったんですか。
八重花/死の象徴として焼鳥が目に焼き付いてしまったんだろうなあ……(笑)
陽子/ユウメイイスタディオ、「生あるものを無限に介入できる存在」だもんな……そりゃそんな神の加護を受けてしまったら、「魂の改竄」ぐらいできるよ。「生きる」を操作できる邪神だもん。
GM/焼鳥は「生命、どうせ死ぬなら一度に平等な死を!」という願いを叶えてくれたんですよ。
縹/闇の腐女子理論やめろ(笑)
陽子/それはともかく、はいポカリ。8月だもんね。頭ボンヤリするなら水分補給よ。
縹/はあ……ありがと。
陽子/で、勾玉は使えるかしら?
GM/この勾玉自体は「これさえあればタイムスリップできる!」という代物ではありません。実はこれ、「コントローラーが無い状態のタイムマシーン」です。
陽子/ふむ?
GM/ゲーム画面は点くのに、コントローラーが無いからカーソル移動ができない。
陽子/……セーブロード画面は開けるけど、カーソルが「表示されているセーブポイントだけしか選択できなくてロードできるものが固定されている」ってこと?
GM/はい。なので「固定されたある時代しか再生できない」状態です。
八重花/もし自在に時間跳躍したいなら、他にも必要なものがあると?
縹/……まあ、こっちには使い道が無くても、あっちには重要な使い道があるかもしれないしね。確保しておいて損はしないでしょ。
琢磨/確かに。持っていくに越したことはないな。
GM/勾玉回収イベントは以上です。では……八重花の端末に、高坂から連絡。
八重花/……嫌な予感がする。応答します。
GM/(高坂になって)「八重花ちゃん。申し訳ない。……作戦が実行されるよ。全力進軍の討伐作戦だ
陽子/来たわね。
琢磨/ついにあちらが動いたか。
陽子/きっと全力進軍する前からこの数日間、何人かの能力者が金神と剣菱武蔵に戦いを挑んでは、破れたでしょう。でも、もう全軍で動かないといけないと判断される時間になってしまったのね。
八重花/…………。分かりました。私達も、向かいます。そう言って連絡を切ります。……ついに、崇号お兄様を……。
縹/そう簡単にやられることはないでしょ。なにせ金神だ。
八重花/そう。あの金神が早々に討伐される訳はない、のだ……。
琢磨/……それでも、これ以上タカに傷つけさせたくない。
陽子/ええ。お友達にこれ以上、罪を背負わせたくもないわね。それに、楽にしてあげるなら早めにしてあげたいわ。
縹/とはいえ、無策で突っ込んでも意味はない。教会の皆さんには時間稼ぎしてもらおう。
陽子/ところで。……みんなは絵が消滅するスイッチ、検討はついた?
琢磨/それはまだだな。
縹/なーんもわからん。
八重花/何もヒント得られてないもんねえ。
GM/ここでひらめいてなくても、AF判定を進めていれば最終的にヒントが出て答えに近くなります。ひらめいていたならこの場でイベント発生しますが。
陽子/よし判らん! 時間稼ぎしてもらいながらいきましょう!
GM/という訳で、あらためてAF判定を掲示します!

AF判定「金神顕現」
 ・1回目 金神を牽制せよ   【体力】【反射】 難易度:20
 ・2回目 金神から離脱せよ  【知覚】【幸運】 難易度:30
 ・3回目 金神の急所を探れ 【理知】【意志】 難易度:20
 ・4回目 金神へ刃よ届け   【命中値】 難易度:40

 「金神と戦っていく」演出に成功すること。成功した場合、「クライマックス戦闘」に突入する。
 4人のPCは1人1回、4種類のテーマに沿ったAF判定を順々に挑戦する。
 AF判定の演出内時間は、1時間〜2か月ほどを想定。
・1回目 金神を牽制せよ→活動を開始した金神の動きを止めるように戦ったり、直接コンタクトを取ってみたりできる。「金神と戦う」がテーマ。
・2回目 金神から離脱せよ→戦闘から逃げる。金神の目が届かない場所へ行く。「金神から離れる」がテーマ。
・3回目 金神の急所を探れ→「金神を倒す方法は無いか」を探る。文献を読んだり、誰かに聞いたりする。「決定的な情報を得る」がテーマ。
・4回目 金神へ刃よ届け→再び金神のもとへ向かい、クライマックス戦闘突入する。「金神を倒しに行く」がテーマ。


八重花/私、≪マイガーデン≫を取得しているので高難易度にいけますよ〜。
琢磨/頼もしいな、≪マイガーデン≫!
陽子/ぜひとも八重花ちゃんは4回目の難易度:40に挑戦してほしい! 難易度:20のものはどの能力値を担当してもAF判定なら確実に成功できるけど……個人的には、1回目の「牽制、戦い、接触」の演出を、琢磨ちゃんにしてほしい。
八重花/わかる〜。
琢磨/ああ。「倒しに行く」というより「止めようと戦う」の方が琢磨らしい。なので琢磨が1回目を担当します。
陽子/光兵も戦いに行くわ! 共闘よ!
GM/きっと奈奈緒と一真も戦いに出ている。
八重花/がんばれ愚兄、人類の礎となってくれることでしょう(一同笑)
琢磨/夢Qは怪我しないように光兵の補助をしてるね(笑) 咲守は……一般人の家族のみんなを避難場所で守っていそう。
陽子/縹さん、「離脱するアクション」と「弱点把握するやつ」、どっちがやりたい?
縹/陽子ちゃんは演出的にどっちやりやすい?
陽子/騒がし要員として2番目だったら陽子は解像度下げてでも大アクションします。
八重花/暗殺の母がついに!
琢磨/いや、離脱の母になる可能性(笑)
縹/跡部母の解像度で頼む(笑) ……じゃあ、縹は探偵らしく探りましょうか。
GM/では「1回目→琢磨、2回目→陽子、3回目→縹、4回目→八重花」の順番でAF判定を始めていきます。
陽子/よし、跡部母になるならヘリを持ってくるか! おとーさん! ヘリちょうだい!(一同笑)
琢磨/教会から手配したやつだ!(笑)
陽子/そもそも金神相手なら空中戦になるんだからヘリは必須よ! ベテランエージェントならあなたクラスに[聖職者]入ってるでしょ!? ≪物品調達≫で今すぐヘリを用意するのよ!
GM/アッハイ。ヘリが来ました。
琢磨/ごり押しが通った! 妻に弱くていいぞ(笑)
八重花/パパ、有能なんだよな〜(笑)
縹/でももしかしたらカプコン製のヘリコプターかもしれん(笑)
GM/GMが「ヘリから飛び降りて金神に接触する琢磨たち」が見たいので採用しました! ……天高い塔の上で崇号は、二射目を発射するかのように手を掲げていた。それを止めるために、AF判定を始めよう。
陽子→崇号/発射だめ〜! 崇号はそんなの望んでない〜! 崇号は、ひょうさんにぎゅっしてもらって、ささねさんの卵雑炊を食べて、やえちゃんのお花の絵を見ながら、アヒルちゃんやプリンくんたちといっしょにタクとおしゃべりするの〜!
縹/……なんか、そういう夢を見てそう。
琢磨/見てそう……。
八重花/甘い飴玉を食べる夢……ヘブンズフィールでは?
GM/GMは言いましたよね、フがつくエロゲが元ネタだって。フェイトステイナイトです。
琢磨/ガチでそっちだったのか。友愛かと思ったじゃないすか。混ぜるな自然(笑)
GM/まあ、ヒロインの名前が「めぐみ」である時点でフラテルニテも入ってますね。
八重花/仰げば尊しを最後に歌いましょうね(笑)