アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 Re/Advent 』 6ページ ■
2025年3月12日
GM/ではここで、マスターシーンをします。
時間は少し巻き戻り、リードベント拠点に教会エージェントの突入があった直後。
リードベントの拠点研究所、とある研究室にて。女性と少年が話をしている。
「教会の奴らが思ったより早く動き出したわね……もう少し調整の時間を稼ぎたかったのに! もう!」
憤慨する女性、ガブリエーレに少年は冷静な口調で答える。
「そんなに言うなら、あんなメッセージを送らなければ良かったのに。はあ、”母さん”の自業自得じゃないか」
「その呼び方は止めなさいって言ってるでしょう。
あれは宣戦布告なの。ようやくギガースが稼働可能になった今、その力を見せつけて、憎き教会に恐怖を呼び起こさせてやる必要があるんだから」
「ああ、そう」
興味無さげな少年の反応を余所に、ガブリエーレは陶酔した様子で言葉を続ける。
「そう、それもコート、貴方のお陰で。かわいいかわいい私の”息子”、機関で最高の頭脳を持った人の再現。いえ……再誕。貴方の頭脳のお陰で、私たちはギガースを復活させることが出来た」
ガブリエーレは愛おしそうに、いや、崇拝するように目の前の少年を見つめる。
「いずれは他の方たちも再び……。そうしてもう一度期間を再興させるの。機関が目指した全知への到達を、神の降臨を……」
うっそりと笑う女に抱きしめられた少年は、冷めた目を天井へ向けていた。
刀宇/んん? んんん……これはもしや……。
氷/クローン技術がお盛んな組織だから、ちょっと楽しくなってきちゃいますね。
オーウェル/いま凄い気持ち悪いこと言いかけた。
GM/気持ち悪いことってなんですか。聞かせて。
オーウェル/産んだのか、俺以外の奴と……。
氷/それは一体誰のどこ視点の台詞なんだ?
GM/別にどっかの眼鏡が産んだ訳じゃないんですよ?(笑) 3人のシーンに戻ります。研究所マップを手に入れましたね。マップを入手したことで研究所内の探索やコンピューターに接続が可能となり、以下の判定が解放されます。
【EX判定リスト】
(1)EX判定『捕まっている人たちを救助せよ』 【反射】 難易度:10
(2)EX判定『閉鎖区画を解放せよ』 【理知】 難易度:10
(3)EX判定『警備兵を倒して戦力を削げ』 【体力】 難易度:10
(4)EX判定『XXXXXX』 イベントキー入手で解放
【AF判定リスト】
(1)AF判定『所長と主任研究員について』 【体力】or【幸運】 難易度:20
(2)AF判定『建造中のギガースについて1』 【理知】or【意志】 難易度:20
(3)AF判定『プロジェクトRについて』 【意志】or【知覚】 難易度:30
※EX判定とAF判定は同時に1つずつ行なえる。
EX判定に成功すると、同時に行なったAF判定の特技宣言減少率を−2から−3へ変更できる。
刀宇/「警備兵を倒して戦力を削げ」は最優先でやりたい。一番最初にやるべきことっぽいし。
GM/良いよ! 同時にやるAF判定は何にする?
刀宇/『所長と主任研究員について』で。
GM/じゃあ早速、2つずつやっていこうか!
●ミドルフェイズ8/刀宇 〜前進〜
刀宇/『所長と主任研究員について』で! まずは難易度10の【反射】判定をやりますよ。(ころころ)12で成功。
GM/部屋の外は警戒レベルが上がったのか、哨戒している警備兵が増えたような気がします。うろうろ〜、侵入者はどこだ〜?
刀宇/かと思うじゃん〜? てやっとチョップして警備兵を黙らせ成功しました〜!
GM/ぐわっ! これだとアヒルみたいな鳴き声だな。
オーウェル/警備アヒル?(笑)
氷/アヒルちゃんの群れ。
GM/ぐわーっ! ぐわーっ! アヒルが警備兵のこの組織、もうダメだよ。人材が足りなさすぎる(一同笑) 刀宇さんの華麗な攻撃により、警備兵は数を減らしていきました。
刀宇/やったぜ! ≪+50仮面ヒーロー≫+≪エアライダー≫+≪勇者の紋章≫、颯爽に仮面ヒーローの姿でしゃしゃっと倒しました。
氷/素早い!
刀宇/≪ヒーロータイム≫、主題歌を流してのダイジェスト戦闘でした(笑)
GM/絵面がシアターGロッソ。
刀宇/≪アテナ≫で警備兵は全部ふんじばって、空いてそうなお部屋にポーイ。
氷/アヒルを箱詰めしてウズマキの中に解き放つ。
オーウェル/出荷アヒル?(笑)
氷/これでもしこの研究所が爆破されたとしてもアヒルちゃんたちは無事。
GM/優しい、キュン!(笑) ではその空いてそうな部屋の隣が運良くコンソールルームでした。
刀宇/刀宇の【幸運】は高めだからもう攻めていきます! 『現在難易度:5』なので(ころころ)達成値11で成功。アヒルちゃん達の命は第一だからね、みんな守りながら判定成功だよ。
GM/もしかしたら実験体だったのかもしれないな、アヒルたち。知らんけど。
氷/悲しき同僚アヒル……。
『所長と主任研究員について』で判明すること。
(1)所長ガブリエーレと主任研究員コートは、親子関係である。
コートはその知能と能力の高さからプロジェクトRの中心人物として若輩ながら抜擢されている。
刀宇/親子関係なんだ……優秀な子供にお手伝いさせたい気分は判らないでもないけど、いや……。
オーウェル/仲が良いかはどうであれ、手元においておいた方がいいだろ。
(2)コート自身がプロジェクトResurectionの研究成果であり、ReAdventのメインパインロットでもある。
【イベントキー:パスワードB】を入手。
GM/偶然入った空き部屋でそういった内容のレポートを発見します。そして、そのレポートの入ったデータの中に何かのパスワードのようなものが混じっているのに気付きました。また、AF判定をクリアしたので川越カウントが200減少します。
▼『カルト組織を壊滅せよ』の難易度を200点減少。(3500−200=3200)
氷/川越様の地道な活動。
GM/「難易度も一気に減らすだけではなく、地道な活動が大事なんだ」
刀宇/川越様のコメント、助かる(笑)
氷/インタビューしたのをショート動画で出してるのかな。
GM/平安時代にショート動画?
刀宇/川越様なら竹徳(チックトック)とか開発してるよ(一同爆笑) かぐや姫のあれの技術もあの応用だってことはみんなご存知だよね?
氷/光る竹って川越が作ったのか(笑)
オーウェル/竹状のものに≪水鏡≫を映し出すアーティファクトだな(笑)
GM/かぐや姫、地球に降りて動画を撮ってたの? 「【無理ゲー】火鼠の衣取って来た【配信】」とか?(一同笑) BANされて月に戻ったのか……。
刀宇/帝とかに超高額スパチャ貰ってたのにな……(笑)
●ミドルフェイズ9/オーウェル 〜救出〜
オーウェル/次のシーンで、捕まっている人たちを救助したいです。
刀宇/EX判定は救助で、AF判定はギガースについて1を調べてみてもいいかも!
GM/では、EX判定からどうぞ!
オーウェル/EXします。(ころころ)達成値13、成功。出目が戻ってくれた、ほっ。
GM/オーウェルさんたちは警備兵を倒しつつ、収容室と書かれた一室を発見しました。
氷/収容室をすぐ開けられるようロック解除します。
GM/見張りの警備兵を倒し、扉を開けると、そこには部屋の広さに見合わない人数の様々な人外種族が鎖に繋がれ閉じ込められていました。
オーウェル/……すぐに鎖の解除を。
氷/はい。
GM/その中にはうさ耳の男の子が居る。氷ちゃんは見覚えがある。貴方の隣でずっと喋りかけていた少年だ。
刀宇/あ、うさぎさんだよ!
氷/うさだ。ぺこーらじゃない(一同笑) ……うさぎ……。
GM/「あ、えっと、アンタたちは……?」
オーウェル/助けに来たぞ……いや、混乱させると悪いか。目的を真っ先に「ここから移動する」と伝える。
刀宇/大勢いるから簡潔にこなすべきだね。でも……氷ちゃんは、うさぎの彼に何か言ってあげなよ。
氷/…………。
GM/「……あれ、お前」 うさぎの少年は氷ちゃんに気付き、目を向けます。
氷/…………。特に彼と、親しくしていたとか、本当に友達だった……とかじゃないから、声を掛けるのを躊躇する氷。
オーウェル/……もっと感情を表に出してもいい。
氷/でも、声を掛けてもビックリするんじゃ……。
GM/「お前! 無事だったんだな! 研究所移動したときにそのまま処分されたって聞いてたけど無事だったんだ!」
氷/……死んではいない。そして……みんなが処分される前に救助を……だから、ここから移動を……。一段と口下手になります。
GM/「ふうん、良く分かんねえけど俺たちをこっから出してくれるのか」
氷/……いきなりキャラ変しておかしいって思われないかなと躊躇してる。
GM/うさぎの少年はじいっと氷ちゃんを見る。「お前、なんか雰囲気変わったな?」
氷/メジャーデビュー前のことを知っている昔のファンにどうしたらいいか判らなくて気まずいという顔。
刀宇/メジャーデビューじゃなくて高校デビューとかにしておきなよ!?(笑)
氷/外で色々あって……。あったとしても、忘れてはいない。……うさぎのこと。
GM/「……ふ〜ん」
氷/心配してた、から……移動を。お願い。
GM/「確かに、せっかく出してくれたのに逃げなかったら意味無いもんな」
氷/……みんな、出て。こみゃくさんについて行って。
GM/ぷにー! ふんす!
オーウェル/ぷにー! 先導ぴょーんぴょーん。
氷/ふにに〜! 行列こみゃくさん。
GM/「この……ぷにぷにしたのに付いて行けばいいのか?」
オーウェル/ああ、このスライムの後を追えば外の仲間と合流できる。
刀宇/ハーメルンのふにふに。
GM/ハーメルンはダメでは?(笑) 「判った、このぷにぷにした奴に付いて行くな」
氷/そう。こみゃくさんはレベル20だから頼れる。
刀宇/本体のミャクミャク様が外で待ってるから安心してほしい。ミャクミャク様に至ってはレベル30だから。知らんけど。
オーウェル/本当に知らない(一同笑)
GM/では、この部屋に収容されていた実験体の人たちはこみゃくさんについて行って脱出してきます。「じゃあ、あとでまた会おうな」
氷/……ん。……後で。
刀宇/もっとおしゃべりは後でじっくりとしようね。
オーウェル/ああ、後でじっくりできる。
氷/……はい。ここから逃げてくれるだけで私は充分なのに、何話せばって感じではありますが……。
刀宇/外はそろそろクリスマスだよ。
氷/……え、はい?
刀宇/クリスマスって外が楽しい雰囲気になる季節なんだ。この数日で美味しいものいっぱい覚えた氷ちゃんが彼に美味しい物を教えてあげるのはどう?
オーウェル/飯の話題ができるな。
刀宇/そういう、なんともない話題だけでもきっと楽しいと思うよ。
氷/……はい。してみます。≪一心同体≫とも言えたこみゃくさんに別れを告げたことでAF判定を始めます。
オーウェル/こみゃくさんと一心同体なのかよ、好感度高くない?(笑)
GM/そろそろこみゃくさんの絆礼装が貰えそう(笑)
オーウェル/絶対に人外の彼らは≪コネ「レジスタンス」≫の仲間たちが守ってくれます。昔ながらのエージェントや昔ながらのミャクミャク様が頑張ってくれる筈、≪太古の縁≫。
刀宇/ミャクミャク様、いったい何歳なんだ……(笑)
氷/神だし……(笑)
刀宇/でもキャラクターとしては浅いし。2025年の万博のキャラだし……。
GM/ミャクミャク様という名前が付いたのが最近なだけなのでは?(笑)
オーウェル/完全に去っていくまで警戒を怠らない、≪小さな眼≫で確認しておく。
刀宇/よし、この辺りも捜索をしておこう。さっきみたいな重要そうな何かが発見できるかもしれない……と勘で捜索! ≪運命の予感≫。
オーウェル/EX判定成功したからAF判定減少率−3になってるし、そろそろ振るか。『現在難易度:5』で、【意志】判定をします。(ころころ)達成値11で成功。
GM/では、収容室の奥が研究室の一つになっていたようです。
刀宇/お、僕の勘が当たっちゃったか。
オーウェル/氷、またロックを解除してくれ。
氷/はい。ずいずい。
刀宇/ずんずん。
氷/ずんどこ。
オーウェル/ずずず。これ全部ロック解除の効果音?(笑)
『建造中のギガースについて1』で判明すること。
(1)10年ほど前、機関の南米支部に保管されていた機体をガブリエーレ所長が隠匿。リードベント創設後、建造中だったその機体の改造と完成を目指す。
だが、機関の技術力・設備・資金には到底及ばないため、不足する出力をエンジン強化によって補うことを基本方針とする。
オーウェル/機関の南米支部なんてあったんだ……。
氷/バブル時代の機関なら海外支部もあるでしょう。教会自体も世界各国ありますし、教会とコネが深かった機関もあったっておかしくありません。
刀宇/上門狭山はグローバルな人だったってあるし、しっかり海外は手を出してそうだ。
(2)エンジン強化と機体改造は「1:パイロット(メインユニット)の選別及び強化」「2:サブユニットの増設」「3:遠隔操作によるコックピットスペースの省略」が主となる。
「1:パイロットの選別・強化」→能力の高い人外種族を探し出し拉致。更に強化手術や交配により、更に適性の高い個体を創り出す。
「2:サブユニットの増設」→失敗作や実験中に死亡した個体の脳や魔力回路を取り出し、演算やエンジン回路のサポートに再利用する。その分、機体は大きくなるが機動性の確保は優先事項ではないため問題ない。
「3:遠隔操作による省スペース化」→パイロットとなる個体を乗せず、操作自体を基地から行うギガースのドローン化計画。コックピットを極力省くことでエンジンや生体CPUを多く大きく積める。
オーウェル/人外種族を拉致……。
氷/いつもの機関あるある。オーウェルさんはよく拉致られなかった。
オーウェル/これでも拉致られ寸前だったんだよ。
刀宇/エルフの村を焼かれるときに偶然にも集落を離れていたから逃げられたんだよね、オーウェルくんの設定。
氷/勃起!
刀宇/中の人の性癖だからって『ゴールデンカムイ』みたいに軽率に勃起するな(一同笑)
GM/氷ちゃんのままで言うとふたなりになっちゃうよ(笑)
氷/勃起してきましたね。「死亡した個体の脳や魔力回路を取り出し、演算やエンジン回路のサポートに再利用する」も良い表現です。好きなボカロPにこれを歌詞に作曲してもらいたいぐらい。
刀宇/ヘキが強い表現をするな!(一同爆笑) ……正直「コックピットを極力省くことでエンジンや生体CPUを多く大きく積める」って、「そのアイデアがあったか!」って思ったよ。この辺り、『ガンダム』とかロボットアニメを見慣れてるからの先入観だ。
氷/モビルドール、無人化してAIによる外部補助がある兵器ってかなり効率的ですもんね。
オーウェル/いま思えば『ガンダムW』ってかなり先進的な内容だったな……。
刀宇/このプレイヤーたち、だいたいガンダムで会話してる。
GM/なお、この計画は「私が『ゼノギアス』のソラリスの研究者だったらゼプツェン・アハツェンをどう改造する?」を考えながら作りました。
氷/GMと握手。
刀宇/GMと握手!
オーウェル/握手。凄いアイデアだ。中の人は「カッコイイな〜」と思ってるけどオーウェルがずっと不機嫌な顔です(一同笑)
刀宇/オーウェルくんは気難しい顔しかできないよね。しかし刀宇は元エルスのシステムエンジニアだったため、感心や感激顔でレポートを読んでしまう……。
氷/氷は淡々としてます、が……「死にたくねえ〜!」という一番の感情は変わらないので、相容れはしません。
GM/『建設中のギガースについて1』の情報は以上です。クリアーしたことで、新しいAF判定が追加されます。
(5)AF判定『建造中のギガースについて2』 【理知】or【反射】 難易度:30
GM/また、AF判定をクリアしたので川越カウントが300減ります。
▼『カルト組織を壊滅せよ』の難易度を300点減少。(3200−300=2900)
オーウェル/川越もついに3000を切ったか。
GM/川越カウント以外の別の良い言い方を考えてるんですけど、川越カウント以外の判りやすい言い方が思いつかない(笑) では、2シーン終わったのでマスターシーンを挟みます。
――とある研究室。
研究室兼指令所となっている部屋で、ガブリエーレが各所に指示を飛ばしている。
「襲撃者の排除を最優先にしなさい! 重要区画への通路は緊急封鎖、不要なブロックは襲撃者ごと廃棄しても構わないわ!
戦闘用実験体を使って時間稼ぎしている間に、研究員は地下シェルターへ移動。バックアップを取ったデータは破棄しておくのよ! 教会に見つかりでもしたら面倒だわ!」
氷/戦闘用実験体、私の好きな言葉です。
刀宇/戦闘用実験体、私も好きな言葉です。
次々に入ってくる部下からの報告にガブリエーレは指示を出しながらも、その顔には苛立ちが浮かんでいる
「ギガース格納庫は最大レベルで封鎖、整備員は全て配置につきなさい。いつでも緊急発進できるよう……サブエンジンの調整がまだ!?」
整備員が応える。
「先日のビーム砲撃の際に焼き切れたサブユニットの補充が間に合ってません!」
「なら手近な収容室から手頃な実験体を持って行って構わないから、急いでエンジンにくべなさい! 人外なんて後でいくらでも補填すればいいわ!」
オーウェル/こ、こいつ……動きが迅速だな。
刀宇/理想的な悪人ムーブだ。
「ああもう! これだから教会のやつらは嫌いなのよ! 全てを壊せば良いと思って……!
私たちの研究が、機関の研究が、どれだけ人類に貢献するか分かってないんだから! とりあえず研究データとギガースさえ持って脱出できれば……」
苛立つガブリエーレ。
「…………はあ」
そのを見て少年は無感情に息を吐いた後、その場を後にした。
刀宇/「……はあ」、か。この口調、いったい誰に似たんだろうね?
●ミドルフェイズ10/氷 〜衝撃〜
氷/EX判定「閉鎖区画を解放せよ」とAF判定「プロジェクトRについて」といっしょにやります。
GM/OKです。ではEX判定からどうぞ!
氷/(ころころ)【理知】判定、達成値13で成功です。
GM/氷ちゃんは侵入した制御室で管理コンピューターにハッキングし、閉鎖区画へのロックを解除するのに成功しました。
氷/さささ、ぴーん。ぶい。
刀宇/いえーい! そのまま情報ロック解除して色々見られるかな〜?
氷/善処します。≪空間知識≫で、それっぽいものないかなとコンピュータを操作。≪過去視≫で過去のデータをあさろう。消されたデータも復元しちゃおう。
刀宇/自分もデータの復元ぐらいなら手伝うよ〜、≪リライト≫。
氷/助かります。機械の心も分かるかのような、冷淡な分析をしていきます。≪セルロイドの心≫。必要無さそうな情報でも、しっかりと全員に現状報告します。≪同調録≫。
オーウェル/……自分はそういうのは出来ないので、ひたすら体を休めておく。≪寝台確保≫。
刀宇/完全前衛の戦士なんだから休んでおくのは大事! 休んでるところにパンの差し入れをあげるね、≪いつものアレ≫。
GM/パンだ!
オーウェル/……いつでもどこでも持ってるんだな。
刀宇/いつものアレだからね〜。
オーウェル/……もぐ。食べる。
氷/ベーグル、ふにふに……ふに。≪一心同体≫のこみゃくさんが恋しい。
オーウェル/まだ別れて数時間も経ってないだろ(笑)
氷/≪銀の水晶玉≫、スマホで恋しいふにふに画像を見る……。
GM/(突然こみゃくさんになって)「ただいまぷに〜」
氷/帰ってきた!?(笑)
刀宇/まさかの帰って来てくれた!?(笑) 仕事が早いな、こみゃくさん!?
オーウェル/帰ってきてくれた(笑) その様子だとみんなは……大丈夫そうだな?
GM/外に居た人たちに預けて来たぷに〜。
氷/めちゃくちゃ氷が回復しました、≪肉体復元≫。『現在難易度:1』になったので【意志】判定します。(ころころ)9で成功!
オーウェル/凄いやる気が戻って成功させた(笑)
『プロジェクトRについて』で判明すること。
(1)プロジェクトRは機関の再興・機関幹部の蘇生・そして「死を供なす永劫の呪縛」による邪神の再降臨を目的とするものである。
刀宇/邪神の再降臨を目的とするか〜。
氷/しちゃうか〜。
オーウェル/するな〜。
(2)復権…Restoration。機関を再興し当時の権勢を取り戻すことを目的としたプロジェクト。兵器売買・人身売買による資金調達、魔術的科学的技術の向上、人脈の確保などが含まれる。
再臨…ReAdvet。「神を降臨させ、全人類を救う」という上門狭山の意志と遺志の元、再び邪神をこの世界に降ろそうとするプロジェクト。ギガースと死を供なす永劫の呪縛の解読はこの計画の要である。
再誕…Resurrection。機関の幹部である上門狭山・夜須庭航・剣菱一本松・器守大山・西大家銀之助の蘇生・復活を目指すプロジェクト。
ただクローンを作成するだけではなく、素体自体の強化・魂の再現までを目標とする。一部研究は成功している。
【イベントキー:パスワードA】を入手。
刀宇/ほえ? ……あれ!? なんか想像してたのと違うな!?
氷/え。……え?(笑)
刀宇/もう1回読み直そう。「機関の幹部である上門狭山・夜須庭航・剣菱一本松・器守大山・西大家銀之助の蘇生・復活を目指す」……なして!?(笑)
GM/そりゃ復活させたいからよ。機関箱推しです。
オーウェル/まじか。1人だけじゃないのか。
氷/……そもそも禁書を使って邪神を召喚するのって、そこそこ技術がいると思うんですよ。普通にレベル3の能力者ごときではできないことだと思います。
オーウェル/セヤナ。
刀宇/じゃあ「禁書を使って邪神を召喚する技術が既に持っている人を再現」しちゃえばいいじゃない?
オーウェル/ここらで、気付いてしまう。……ギガースがどうしてまた現れたか。クローン技術に精通した組織。機関の幹部の復活を目指す……つまりこれって。
GM/ギガースを開発して、死を供なす永劫の呪縛を解読した人って
やーすにわ?(一同爆笑)
オーウェル/そんな、まさか、夜須庭航のクローンが生まれている?
刀宇/凄い! それまだクラファンやってます? 中の人も参加していい?(一同笑)
氷/航先生だけでも復活したら、この世界的にヤバイ案件なんですけど……(笑)
オーウェル/でもまあ、カリスマと商才は確かにある人達だったしな。魂をそのまま復活できたら復権は間違いなしか。……えっと、航が復活したらヤバイのは判るけど、他の人達が復活するのもダメなのか? 西大家とか……。
刀宇/(←機関の上層部に詳しいプレイヤー)西大家銀之助さんって魂を物質化した人なんですよ。
GM/TYPE-MOONで言うと第三魔法を使う銀之助さんヤバイ。聯合(殺した対象の能力の引き継ぎ)をしていたのも銀之助さんですよね? 狭山ちゃんは時間跳躍研究してた人だから、TYPE-MOONで言うとゼルレッチか〜。
刀宇/一本松は最強の強化人間兼「神でも装具でもないのに自由なタイムスリップができるヤバイ奴」です。大山様は……正体は人類悪だし、令呪の第一人者だし。奴隷作りたい放題よ。言峰もビックリな複数令呪持ちよ。
氷/そして、航先生は……。
刀宇/言うまでもなく……最高の頭脳を持った最悪の異端犯罪者。
オーウェル/き、機関の上層部って凄い人ばかりだったんだな(笑)
氷/TYPE-MOONで言うと狭山はゼルレッチ、一本松は青子、大山はコヤンスカヤ。
刀宇/銀之助さんはユスティーツァ、航先生は……? あ、オーロラだ。
氷/オーロラ!? 好奇心で世界を滅ぼすやつ!(一同笑)
GM/オーロラに技術力を与えた結果があれだよ!(笑) みんなTYPE-MOONで例えてたら解像度が高まってしまった!
刀宇/よく分かるFGO。ダメですね、この計画ダメです。絶対に5人を復活させちゃいけない。
オーウェル/思ったより最悪だった。1人1人は良い人かもしれなくても悪用されたらダメだ。
GM/1人1人も良い人ではなくない?
刀宇/どう思う、元機関所属の榑嗣さん?
GM/(榑嗣になって)「ダメだよ」 大山様は令呪研究以上にペロペロの方が怖い(笑) でもまだ大山様復活させてないから!
氷/まだ復活じゃないらしいですよ!
GM/大山様のペロペロに動揺してネタバレしてもうた(一同爆笑) この判定から出る情報は以上です。川越カウントも300減ります!
▼『カルト組織を壊滅せよ』の難易度を300点減少。(2900−300=2600)
●ミドルフェイズ11/オーウェル 〜消せない過去〜
GM/残りのAF判定は「建造中のギガースについて2」と「XXXXXX」ですね。「XXXXXX」はイベントキーが揃っているので挑戦は可能です。
オーウェル/イベントキーはあります。どんな挑戦だろう?
GM/イベントキーAとBが揃ったのならば、「機密情報:KOシリーズ実験レポート」についての判定に挑戦できます。
「機密情報:KOシリーズ実験レポート」
【体力】(難易度:12)、【反射】(難易度:10)、【知覚】(難易度:12)、【理知】(難易度:10)、【意志】(難易度:12)、【幸運】(難易度:15)の各判定に挑戦できる。
判定に成功するごとに情報が開示される。
各判定成功につき川越カウント100減少、最大で600減らすことが出来る。
各判定は1人ずつしか挑戦できず、失敗した場合の再挑戦は不可。
オーウェル/3人で2回ずつ判定していく形か。……まずは、AF判定「建造中のギガースについて2」からやっていきますか。
GM/はい。EX判定はもう残ってないので、減少値の変更は出来ません。
刀宇/シーンのシチュエーションはどうする? ここって収容部屋の先にあった研究室だったよね。
GM/「捜索しながら移動した」という感じでもいいですよ。
オーウェル/移動しながらさっきの話をPC同士で真面目にやってみるとか? プレイヤーたちが型月トークで盛り上がっただけだったので。
GM/なるほど、PC側の理解度を深めるシーンにしますか。
刀宇/プレイヤーたちは『AW』のGM経験者なので「機関ってヤバいよねー!」で通じますけど、PCの刀宇は実はこの中だと機関についてさほど知らないです。なので機関解体事件の当事者オーウェルくんの話は為になります。
氷/氷もわりと全然知らない。
GM/じゃあ、話すのは廊下じゃなくて部屋がいいかな。研究員が引き上げた後の部屋に到着。そこら辺に研究レポートとか散らばっているのを発見したことにします。
オーウェル/研究レポートに目を通してみる。
GM/「魂の錬成と再現について」「成長促進と肉体崩壊の兆候」、そんなレポートとか落ちているかも。
氷/一度目を通して得た知識を2人の頭にコピペします、≪同調録≫。
刀宇/その超能力は便利すぎる(笑)
オーウェル/魂の錬成、再現……。
氷/≪肉体復元≫、もしかしたら私もその研究成果かもしれません。自分の素性もわかってませんので、可能性はあります。
刀宇/あらゆるワードがハガレンじゃん。
GM/君の手で〜♪ 切り裂いて〜♪
刀宇/消して≪リライト≫して〜♪ カラオケ繋げました(一同笑)
オーウェル/≪光の一手≫、ゴールデンタイムラバーです。
刀宇/せめて歌えよ!(笑)
オーウェル/エルフなんでアニソンはちょっと。≪太古の縁≫。
GM/エルフ、何なら歌ってくれるんですか(笑)
オーウェル/み、民謡とか子守歌とかなら……?
刀宇/……ここのレポートの引用元になっている人って、機関を牛耳っていた名前だよね? ウィキで見たことある名前だよ。
氷/あの人たちのウィキペディア記事、あるんだ……(笑)
刀宇/あれでも偉大な功績を残した人達だからね。表向きのウィキペディアや裏社会版アンサイクロペディアみたいなサイトには名前が載ってそう。
オーウェル/≪コネ「レジスタンス」≫。……俺は、夜須庭
航という男に会ったことがある……という話はしたな。
氷/はい。
刀宇/……うん。話してくれるの?
オーウェル/話したくはないが。……ギガースは、刀宇のような技術者からすると凄い物らしいな。それを造ったあいつが凄いと言われているのも分かる。
刀宇/異能研究・魔道具開発の分野では最高の天才だったらしい。前に会った榑嗣さんも「凄い人だったよ」って思い出話をしてくれたね。
GM/(回想の榑嗣になって)「夜須庭先生って凄いんだぜ!」
氷/教会にある資料にも、歴史に残る異端犯罪者と記されていました。夜須庭
航が手掛けた魔道具で時代を変えた物がたくさんあるそうです。
GM/航先生、時代を先取りすぎ……。
氷/……それで。オーウェルさんが思うには?
刀宇/うん。その人に会って……どうだった? ≪オーバーパワー≫、ちょっと話に圧倒されないように作り笑い。
オーウェル/俺が知っているあいつは、人間……自分以外のものを完全に見下していて、命としての無価値を見出していなかった。
刀宇/……それは。
オーウェル/違う価値は見出していた。魔力タンクとして役に立つとか、材料として有用だとか。
氷/……はい。
オーウェル/刀宇は、氷の命は無価値と思うか?
刀宇/思わないよ、一切。どんな命でも価値がある、そう……言うまでもなく、当然の感覚として僕にはあるよ。
オーウェル/俺の命は無価値と思うか?
刀宇/……これが僕を試す質問だと判っているけど答えたくないって思えるほど、当然なまでに、価値は大ありだと思っている。仲間を、友人を、無価値なんて言えるもんか。≪スポットライト≫、しっかりと光がある目で言います。
オーウェル/そう答えてもらえて俺は嬉しく思う。でもそんなの当然って思える……のは間違いで、世の中には、俺たちを電池にしか思っていない連中がいる。俺をただの魔力の塊、≪戦の切り札≫にしか思っていないやつがいる。リードベンドのあの女もきっとその一人だろう。
氷/……はい。
刀宇/……嫌だねえ。
オーウェル/その最たるものが、夜須庭 航だ。
氷/最たるもの。
オーウェル/俺はまだガブリエーレという女には会ってない。話をしてない。目を見て本心を確認したことはない。けど、おそらくあいつ以上の存在じゃないと断言できる。≪歪みを正す者≫。
刀宇/断言……。
オーウェル/あいつ以上の存在は、そう簡単に生まれるもんか。あいつ以上の歪みは、異端でもないのにあれだけ歪んだ異端児が生まれてたまるもんか。
氷/か、かっこいい言い回し……!
GM/言い方がかっこいい! 当事者からの発言でしか得られない栄養素うめえ!(笑)
オーウェル/あいつを再誕なんて認めてはならない。あってはならないことだ。……分かるな、この深刻さが。≪見通す眼≫、深刻な目。
氷/……思い知りました。思わず落ち着けようと≪サイコメトリー≫するべきかと思うけど、この大きな昂ぶりは醒ましてはいけない。いや、私ごときではオーウェルさんの炎は鎮火できないだろう……と悟ります。
オーウェル/……もっと具体的な事件例を語った方がお前たちには判りやすいかな。
刀宇/いや、そんなことない。語ってくれてありがとう。とても……一番大事なことが伝わったよ。もし目の前に現れたなら倒さなければならない存在だって実感した。
オーウェル/……ああ。何があろうとも止めるべきだ。……今度こそ。≪聖戦士の血≫。
刀宇/今度こそ……? 夜須庭 航は機関解体事件で君が倒してくれたんだよね、と客観的に記されている資料でしか知らない刀宇は、首を傾げます。ともあれ話をしてくれたオーウェルくん、『現在難易度:4』で判定どうぞ!
オーウェル/振っちゃっていいか。(ころころ)出目が6と5、達成値16で成功。
氷/殺る気満々の出目(笑) これは知らない世代も「止めなきゃ!」ってなれる気合の入ったお話でした。
オーウェル/……まだしたい話あったけど、これ以上は長すぎるんで止めます。
『建造中のギガースについて2』で判明すること。
現在改修中のギガースはプロジェクトR”ReAdvent”に使用。「死を供なす永劫の呪縛」を発動させるための動力源であり、依代である。そのため戦闘能力の向上は優先しない。
儀式の際はメインユニット・サブユニットを限界まで搭載し、遠隔操作による呪文詠唱と召喚を行う。遠隔操作のパイロットは主任研究員KO-10が担当予定。
魔力の不足、あるいは事故、第三者による妨害を受け儀式の続行が困難になった場合、ギガース本体を生贄として召喚の後押しとする。
それすら難しい場合、自爆による障害の排除と儀式の同時遂行も已む無しとする。
刀宇/「戦闘能力の向上は優先しない」って文章には、ほっとするね! ギガースと無理ゲー戦闘にはならないかな?
氷/でも「邪神召喚を何よりも優先」はヤバイです。……一応は救出作業を我々はしましたが、ギガースのメインユニットとサブユニットにはもう被検体たちが搭乗してるでしょうか。
オーウェル/俺たちが行った収容部屋に全員がいたとも限らない。……これ以上の被害者を出さないようにするには、責任者が暗躍する前に捕まえてしまえばいい。
刀宇/確かに。そのためにはどんどん川越カウントを下げていかないとね。
GM/このAF判定での情報は以上です。AF判定をクリアしたので、川越カウントが450減ります。
▼『カルト組織を壊滅せよ』の難易度を450点減少。(2600−450=2150)
GM/「日が暮れ始めても難易度を下げる仕事に休みは無い。だが必要な働きだ」
氷/川越インタビューショート動画の新しいのがアップされてた〜(笑)
オーウェル/毎回インタビューの台詞に吹く(笑) 川越の仕事もラストスパートだな。
氷/退勤間近。……でも川越って夜でも働いてそう(笑)
刀宇/あの人、総合医だし夜勤病棟にも居そう。早朝もいて夜勤にもいる。竹徳更新も楽しみだけど寝て!
GM/難易度減少職人の一言コメントを考えるの、楽しくなってきちゃった(笑) ではでは、シーンが2つ終わったのでマスターシーンを挟みます。
薄暗いモニタールーム。少年が一人、数多のモニターを見ながらコンソールをカタカタカタカタと操作している。
少年……コートと呼ばれた彼は、3人の侵入者が映るモニターをぼんやりと見上げていた。
「ふうん……襲撃者の中心はこの3人か。エルス製のパワードスーツも随分高性能になったみたいだ」
パワードスーツを身に纏い、警備兵を蹴散らすエージェントを興味深げに覗き込む。
「あれ、あの後ろのはYKシリーズの60番台…66ぐらいだったっけ? 確か廃棄になったはずだけど、はあ……教会に保護されたのか。置きっぱなしにするぐらいならギガースに組み込んじゃえば良かったのに、詰めが甘いなあ」
白い髪の少女を一瞥し、再度コンソールを操作する。カタカタカタカタカタカタカタカタ。
カタカタカタ、カタ。少年の手が止まる。モニターには緑の髪のエルフが一人。
「エルフ……ああ、彼の顔、見覚えがあるなあ」
オーウェル/不機嫌そうなエルフです。不機嫌そういうか、複雑な表情のエルフが監視カメラに映っている。
「『あの時』は彼のお陰で召喚を果たせたけど、今回はちゃんと『僕』を止められるのかい? いや、止められたら困っちゃうんだけどさ。
んー、彼らにはこのまま進んでもらって……ギガースの方は整備班がサブユニットの修理してるから任せておこう。今更サブユニット増設しても大してかわらないしねぇ。
母さんは……まあまだ利用価値はあるから生きててもらわないと」
刀宇/鉄さんが後方腕組みおじさんみたいにこのシーンを見てそう。
オーウェル/鉄がいたら後方どころか前方ですよ。
氷/カメラに入ってこないで!(一同爆笑)
GM/ちょっと自我の強い人は白い線の内側まで下がってもらって!(笑) スタッフに取り押さえられますよ!?
ごほ、とコートが一度咳き込む。その手に付いた赤いものを見下ろして、白衣の裾で拭う。
「……さて、セキュリティレベルの下方修正終了。基地魔力炉のリミッターも解除済、時限装置の設定もおーわり」
たん、と最後にエンターキーを押した後、少年はまた「ふう」と軽く溜息を吐いた。
「あとはまあ、この不出来な計画を有効活用しようじゃあないか。不出来は不出来なりに、貴重な資源は有効に、使っておかなきゃ。ねえ」
用は済んだと言わんばかりにコートは席を立ち、部屋を去る。
残されたのは、180からカウントダウンしたモニターの画面だけ。
刀宇/それ何のカウントダウン〜!? ガブお母さん……貴方、絶対開いてはいけない箱を開いたよ(笑)
オーウェル/…………。
刀宇/そこに「因縁の相手だから殺さなきゃって思ってるオーウェル」と「夜須庭
航が好きすぎるオタク」が同居してますね。
オーウェル/そんなオタクいるのか。どこだ。
GM/自分の胸に手を当ててみてえ?(笑)
刀宇/ねえねえ航先生オタクさん、推しがショタになった気分はどう?
オーウェル→鉄/…………。鉄が航に出会ったの、高校からなんですよ。
氷/(←当時の卓のGM)あ、はい。
鉄/10代前半の航には、会ったことないんですよ。
刀宇/はい。
鉄/持って帰ろうかな。
GM/持って帰るな!(一同爆笑)
刀宇/今から持って帰られたらコート役の子役ちゃんが困っちゃうでしょ!(笑)
鉄/俺、ロケ弁いらないんでダメですか?
GM/ロケ弁と等価交換なの!?(笑)
氷/出演者でもないのに持って帰るなよ!(笑) さて、マスターシーンはこれで終わりですが……。オーウェルさん、さっき言ってた「まだ話したいこと」を話していいですよ!
オーウェル/まじで要らない話をオーウェルがするだけなので、【知覚】判定の難易度12に成功した人しか聞けないことにします。
GM/じゃあGM権限で達成値+20していいです(一同笑)
刀宇/絶対成功させる気のGM(笑) 一応判定はしておこうか……(ころころ)1ゾロ!? ファンブル!? なんでー!?(笑)
GM/振り直し! 振り直し!(笑)
刀宇/≪逆転運命≫を即座に使用!(ころころ)達成値11+20で成功! 全然気づかな……って気付いてしまった!(笑)
氷/ここでファンブル出すか〜(笑・ころころ)まあ、氷は普通に達成値9で失敗なんですけどね。
刀宇/氷ちゃんにも+20あるよ! 成功して! +20ふにふにして!
氷/ふにふになら貰う〜
成功です。
オーウェル/……まず夜須庭 航の話をしているとき、かなり力を入れて、真剣な様子で、凄みを利かせるように2人に話しました。かなりその様子で「オーウェルは片意地を張っているな、無理をしているな」と思うでしょう。
氷/思うでしょう。
刀宇/既に思ってますね。
オーウェル/なので、震えているのを隠しています。【知覚】判定に成功した2人はそれが伝わります。
氷/気付かないふりをしています。
刀宇/同じく気付いちゃうけど、敢えて指摘しません。僕たちのために敢えて話してくれたことだからね。
オーウェル/…………。俺は……。
刀宇/うん。
オーウェル/何度も言ってるし、判っていると思うけど、エルフだ。
氷/はい。
オーウェル/お前たち人間みたいな器の為り方はしないし、造りからして違う。寿命も違う。お前たちが10年20年と老いていくとしても、俺にはそんな大きなことじゃない。
刀宇/うん、オーウェルくんは50年前からずっと18歳なんだよね。
オーウェル/だから。……俺にとっては、お前らが「もう10年前」と言っている機関解体事件も、お前らが「もう50年前」と言っているエルフの襲撃事件も、昨日のことのように思い出して……つらい。
刀宇/うわ。
氷/フリーレン様、それは……。PTSDってやつどころじゃない?
オーウェル/オーウェルがまだ立ち直ってない理由はこれです。
刀宇/……君にとっては、あの災厄も仲間を亡くした事件も家族を奪われた燃え盛る故郷も、殆ど昨日のことのように思い出すんだね。
オーウェル/……そういうことだ。
GM/まだ実感のある痛み……。
オーウェル/俺がこんなに……しつこく言ってるのも、立ち直ってないような姿を見せるのも、女々しいことを言い出すのもこれが理由だ。……分かっておいてほしい。すまん……この話をしても何もならないな。お前らに何と言わせたらいいか判らない。
氷/……確かに、何と言っていいのか判りません。私には以前のように「気にしないでください。お互い様です。これから頑張りましょう」と言って流すのが正解なのかも……アニメをたくさん見てかなり流暢になった声を手に入れても、判りません。
オーウェル/……アニメってやつは凄いな。こんなに情緒を育てるもんなのか、たった1ヶ月で。
氷/成長が早すぎてエルフのオーウェルさんには驚きでしょう? 私もです。
オーウェル/そう思う。
氷/正直、私も私のことは判ってません。とりあえず人間と言い張っていますが、もしかしたらリードベンドで生成された違うモノかもしれない。貴方の痛みを分かる種族かもしれないし、もっと……逆に、寿命が短すぎる種族かもしれない。
オーウェル/…………。
氷/寄り添うことができる種族がどうかは判りません。……けど、傷ついた人を慰めようと思う仲間であるとは、思うんですよ。
刀宇/氷ちゃん……。
氷/忠告をしつこいとは思いませんよ。立ち直ってないから女々しいとも思いません。貴方が深いところまで話してくれたことを感謝している、それが私にある事実です。これがオーウェルさんが求めた返答になるか自信はありませんが、ひとまず私の感謝は知っておいてくださいね。ぺこ。ふに。
GM/ふに〜。
オーウェル/……そうか。
刀宇/まず、つらい経験を話してくれたこと……それは氷ちゃんと同じく、話してくれてありがとう。氷ちゃんもだけど、おしゃべりなんてものに正解なんてそう「無い」もんだよ。分からないのは当然だ。
氷/無いんですか……?
刀宇/オーウェルくんやあの兎の子に「何を言えばいいか判りません」ってことを、そんなに落ち込まなくていい。君より人生の先輩である僕にも判らないことだし、こみゃくさんにも判らないよ。
氷/ふに〜?
オーウェル/ふに〜。
GM/ふにふに。
刀宇/じゃあ正解も不正解かも判らないときどうすればいいって言ったら、誠実に寄り添えばいいんじゃないかなあ。
氷/誠実に、寄り添う……。
刀宇/僕は今の話で、オーウェルくんの傍にもっと居たいと思ったよ。
オーウェル/…………。
刀宇/傍に居て支えたいと思った。仲間として戦いたいと思った。守ってあげたいと思った。誠実にオーウェルくんのことを想いたいと思った。拒絶するか受け入れるかはオーウェルくんが決めてくれればいいから、僕はそうするね。
オーウェル/…………。その、その話は……嬉しい。
刀宇/ん〜、そっか! オーウェルくん、いつでも弱音……吐いてもいいし、吐かなくてもいい。どっちでもいい。どっちでも、君の素顔な心が見たいから。好きな君を好きに見せてくれていいよ。
オーウェル/…………。なんか……すまん。
氷/すまなくないですよ。
オーウェル/辛気臭い顔しかできない……なんか、すまん。顔を背けます。
刀宇/背けただけなら、その背中を笑って見守るよ。さーて、まだまだ奥に向かう訳だからね。全員一旦深呼吸して、気合入れてこ!
氷/はい。気合の入れ方、教えてください。
刀宇/円陣でも組む?
オーウェル/3人で!?
GM/こみゃくさんも入れよう!
氷/こみゃくさんが大きくなればワンチャンいけます。
刀宇/こみゃくさんって巨大化もできるんだ!?(笑)
GM/ずもっ。
刀宇/大きくなった音がした!(笑) おお〜、成人男性と円陣が組めるぐらいにこみゃくさんが大きくなってくれたよ〜!
氷/やったー。そこまで変形できるならネコミミを付けるように頭部の2ヵ所が飛び出てくれると氷が喜びます。
刀宇/強欲な意見!(一同爆笑) 円陣いけるね!? こみゃくさん(大)!
GM/ふに!
氷/いけます。私はいつでも。
オーウェル/いけるんかい(笑)
氷/さあ! いつでも!
オーウェル/なんで(笑)
刀宇/円陣! さあオーウェルくんも! いつでも戻っておいで!
氷/いつでもいけます、キリッ!
オーウェル/…………。
氷/戻ってきてください。私に円陣させて!
刀宇/ほら、氷ちゃんが見たことないやる気になってるよ!(笑)
オーウェル/……ふ。ははははっ、バカ……なんで敵陣のど真ん中で、円陣やるとか……! 大口を開けて、笑いました。
→続