アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 嵐のメロディ 〜アイドル編〜 』 3ページ ■
2015年5月23日




 ●ミドルフェイズ9/普也 〜被害者?〜

普也/被害者についてはオレが調べます! とりあえず家に行ってみるか!
GM/とりあえず自宅に行ってみるんだ。被害者男性・沼田はマンションで独り暮らしだったそうだよー。

『AF判定:調査「被害者 沼田博人」』
 ・使用能力値:【理知】【意志】
 ・難易度:20
 ・ラウンド制限:なし

※「昨晩の被害者である沼田博人について調べる」演出に成功すること。


普也/そこら辺にいるエージェントを≪獲物を狙う眼≫で捕まえて「知らないか!? 吐けぇ!」と情報を手に入れます。
デイヴィット/乱暴はやめよう!?(一同爆笑)
GM/(締め上げられるエージェントになって)「き、君はPC2だから資料を読めば被害者宅が判る筈っ……!」
普也/そっか! よし行こう! なんだよ沼田の奴、結構良いとこ住んでるな!?
GM/良いとこに住んでる設定になった(笑) 沼田は表向き「心臓発作で事故死」みたいな改竄が現場復旧委員会によって行われています。「魔法の銃で殺されてゾンビになってその後また死んだ」なんて公表できないし。
普也/なるほどね。自宅の玄関を開けよう、と思ったけど開かない。でもオレは諦めない! ≪不屈≫の心を使って更に≪殺戮の身体≫で鍵をこじ開ける! バキィッ!
花乃子/マンションの鍵を無理矢理こじ開けた!(一同笑)
普也/やっちゃったぁー!?
デイヴィット/やっちゃったぁー、じゃねーよ!(一同爆笑)
普也/やっちゃったじゃねーな。やったぁー!
友陽/やったー、でもないよ!(笑)
普也/入ります。何か手がかりになるものはないか! 本棚に一転集中、≪単一化≫で見る! 踊るように≪狂舞≫であちこち探る! あれでもないこれでもない! ≪投擲≫で投げてます!
GM/ドラえもんみたいにあっちこっち散らかしてるのか(笑)
普也/あ、何か見つけた。卒アルじゃん! こいつもしかしてリア充だな!? カノジョらしき人と一緒に映ってる写真があるじゃん! リア充かよ!?
友陽/被害者の過去が赤裸々になっていく!(笑)
普也/そのとき自らの≪失われた日々≫を思い起こす。普也の失われた日々! それは平凡な日々! 自分の中学のときの卒アルに自分の写真なんて一枚も載ってなかった! 大好きなあの子に告白しようと思ったのに親友に取られちゃった忌まわしき過去! もしかしてオレは平凡ではなくそれ以下だったのではッ!?
友陽/せつねぇ!(一同爆笑)
ロッテ/ライフパスを書き換えなきゃいけない可能性が浮上してません!?(笑)
普也/オレの≪狩猟感覚≫は暗い場所が見えるだけで暗い過去にいる必要なんて無い筈だ! よし、オレは行動するぞ! ≪戦神の巣≫で筋肉モリモリ高校生へ生まれ変わったのだ! うおおおおおおおおおおおおぉ!
友陽/おおお、普也くん的には変わったんだね!(笑)
普也/なおこれはイメージ映像です。
GM/(笑い疲れながら)は、はい……『現在難易度:2』です……(笑)
普也/窓を開けて筋肉モリモリになったオレは「バカヤロォーッ!」と叫びながら卒アルを捨てたのだった。シーンを終わりにします。
GM/判定しろッ!(一同爆笑)
普也/あ、【意志】判定しますね。(ころころ)イケた、達成値11!
ロッテ/せ、成功した……(笑)
デイヴィット/シーンエンドにならなくて良かった……(笑)
GM/笑い過ぎて全員、涙出ちゃってるよ……っていうか沼田の設定が色々生えたね……(笑)
普也/カノジョと別れたことにしてもいいんですよ! AF判定は設定を生やすもの!
GM/諭された。じゃあ今は別れて一人身設定です。でもリア充な設定は残します。
普也/クッソオオオオオオォォ!(一同爆笑)
友陽/なんでそこまで落ち込んだ声出すの!? 腹筋が痙攣するからやめて!(笑)
GM/既に普也くんは、窓から投げ捨てたノートなどから沼田の仕事を把握できております。
デイヴィット/被害者の私物、捨てちゃったよ……(笑)
GM/沼田は『タイタニア』という小さな会社の代表をしておりました。関西から進出したという少人数の会社で、観葉植物やハーブなどを取り扱っていて通販サイトなどをやっています。現状は沼田博人だけがやっている会社ですが、それでも数十万以上の儲けがあります。
普也/ハーブ? なんかやっちゃってるのかな?
花乃子/キナ臭いですね……。
GM/普也くんは発見します。フリスクを砕いて入れているような透明な袋を。
普也/こ、これは……! し、塩かな!? ペロッとしてみれば判るな、探偵だし!
デイヴィット/やめろっ!(一同爆笑)
GM/えっと、【理知】判定でこの粉が何か判るよ。
普也/(ころころ)1・1! ファンブルです!
GM/普也は塩だと思った。
花乃子/おいっ!?(笑)
普也/関西から塩を売りにきた売人か!(一同爆笑) よし、これ持って帰ろう! ただの塩だしな! 塩だからな!
GM/……冗談はさておき(笑) 沼田の商売というのは、いわゆる脱法ハーブ販売です。『危険ドラッグ』という名前で問題視されているニュースは聞いたことがあるかな。いくら法で禁止しても新種が出るから取り締まれずにいるのが社会問題になっているね。どうやら沼田は裏社会でブイブイ言わせていたようだ。
普也/やっぱりな! 卒アル見ればそれぐらいチャラい奴だって判ったよ!
GM/ええ。写真だけでなく、仕事のメモからでもかなり柄が悪い人だったことが見て取れます。恨みを買われていてもおかしくないと思えるほどです。
普也/友達になりたくないタイプだな。腹立つ奴でしたよ!
友陽/それ、私怨だよね?(笑)
花乃子/沼田が死んだのは……まあ、自業自得というか、なんというか……うーん。
GM/ところで合法ハーブは覚せい剤っぽい扱いではありますが、新種が次々開発されるため法律では販売する人達を取り締まれないのが現状です。合法という言葉で買ってしまう人が後を絶たず、それを使ってしまったがために錯乱して交通事故を起こす事件も多発しているそうだよ。
デイヴィット/事故の原因……。
友陽/……あ。交通事故……。
普也/あっ! ……美希ちゃんのお姉さんが死んだのは、それが原因?
友陽/……暗殺を頼んだ人がこの世のどこかにはいる。それが美希だったなんて……決めつけたくないな。
普也/……とりあえず窓は閉めておこう。鍵を壊しちゃったけどどうしよう? ドアノブに付いた指紋は拭いておくか。部屋はグチャグチャだけどいいや。
デイヴィット/どう見てもお前の方が怪しい!(笑)
友陽/後で入ってきた警察が間違いなく普也くんを怪しむよね!(笑)


 ●トリガーイベント 〜追及〜

GM/時刻は16時。本日17時から開幕するライブの時間が近づいてまいりました。5人は会場に向かいます。
花乃子/はーい。
GM/ではここで……ライブが始まる前の美希に会って話をすることができます。『イベントキー:歌』と『イベントキー:ダウンポーソング』を持っている人は、シーンに登場できます。……友陽ちゃんは、まだ時間に余裕がある美希ちゃんを発見しました。
友陽/あっ、美希! 駆け寄ります!
GM/(美希になって)「わあ、友陽ちゃん! 今日も来てくれてありがとね!」
友陽/美希のライブだよ。絶対に行くに決まってるじゃん!
GM/「さっき池本先生が『もう一回ソロ曲を唄っていいよ』って言ってくれたんだ。昨日、お客さん達が好印象だったからって!」 笑顔で話す美希ですが、心なしか彼女は……少し震えています。
デイヴィット/あ……。
友陽/……また唄えるなんて良かったじゃん!
GM/「あ、ありがとう」 応援してくれる友陽ちゃんには、素直に嬉しい笑顔を見せます。何か話すことはありますか?
友陽/……友陽的にはせっかくのソロ曲だし、おばあちゃんの歌を唄わせたい気持ちはある。彼女のステージは応援したい。見送ります。
GM/そうですか。美希は去って行きます。友陽ちゃんはPC4人と合流してください。
友陽/……暗殺を依頼したのが彼女なのか、確証は無い。確証が無いことを言ってモチベーションを下げたくないよ。
ロッテ/お嬢様、大丈夫ですか?
友陽/ご、ごめんねー……。あのさ、確証が無いのにこういうことを言っちゃいけないかもしれないけど……ハーリケインに暗殺の依頼をしたのって……。
普也/美希ちゃんだろうね。
デイヴィット/…………。
GM/会場が次第にザワザワと賑やかになっていく。今日のライブを楽しみにしているお客さん達が増えてきた証拠だ。君達はそんな中、話し合う。
友陽/……正直、どうするのが正しいのかな。私には判らないよ。……私は美希を応援したいと思っている。みんなはどう思う?
デイヴィット/ワタシも飛鳥美希というアイドルがとても好きデス。応援したいデス。今は、目の前に起きたことを対処するのを優先したいデス。この先、危険なコトが起きたなら止める。それでいいと思います。
花乃子/そうだね……。美希ちゃんの口からいつか話してくれるんじゃないかな? だって友達なんでしょ。
普也/本当に困っていたらあっちから声を掛けてくれるよ。友達なんだし!
ロッテ/ロッテはお嬢様のメイドなので、お嬢様の意思に従います。
友陽/……じゃあ私の意思として訊くけど、ロッテちゃん自身はどう思ってるの?
ロッテ/うっ。……確証はありませんが、飛鳥美希がハーリケインに依頼した確率は……高いと思われます。
友陽/……うん。
ロッテ/それは……ハーリケインを捕まえて吐かせればいいのではないでしょうか。ハーリケインが大量殺人を目論んでいるなら止める。いずれ捕まえる機会は訪れます。
友陽/……ごめんね、なんだか無理矢理言わせちゃって。ありがとう!
GM/そんな話をしていたら、あと5分で開場です。開場5分前となれば殆どのお客さんは会場に入り、外には誰も居ません。
友陽/あ、急がないと!
デイヴィット/ハイッ、入りましょう!
GM/「おうおうおう!? 箱に詰めおった連中とは比べもんにならんぐらい強い魂が5つも! よう入ってきよったなぁ!」 男の声がします。
花乃子/ハッ!?
GM/肩幅ぐらいに足を開き、腕を組んだ2メートルぐらいの黒人男性がいます。
普也/マックさん!?
GM/なお、偉そうに立っている黒人の後ろには……ある男性がいます。普也くんとロッテさんは見覚えがあります。顔は≪千枚皮≫で変えてますが、間違いなくハーリケインです。
ロッテ/そいつをキッと睨みます!
GM/「のう、マスターよ! 箱の中の人間どもはどいつもこいつも虚弱貧弱だが、こやつらだけはイレギュラーではないか? これから大虐殺の予定が規格外のモンが入ってきてよいのか!?」 黒人男性は楽しそうに言います。
友陽/そうよ、イレギュラーよ! ……あんた達の思い通りにはさせないわよ! サイリウムをぎゅっと握ります!
普也/マックさん、考え直してマックさん!
GM/「誰じゃい」
花乃子/真っ当な反応だった!(笑) えっと、じゃあなんとお呼びすれば……?
GM/「わしゃあ人を殺すためだけに英霊として召喚されし者。人の死を求む召喚主によって新たな地獄を生み出す者として現界した……ライダーの英霊」
友陽/え。
GM/「『人を殺すことに特化したウィルス』、エボラ出血熱だ」

 エボラウィルス
 フィロウイルス科エボラウイルス属のウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症。50〜80%という死亡率を誇る、人類が発見したウイルスの内で最も危険なウイルスの1つ。
 症状が進行すると口腔、歯肉、結膜、鼻腔、皮膚、消化管など全身に出血、吐血、下血する。体中の至るところから出血し、死亡する。

花乃子/えええっ!? エボラウィルス!? エボラウィルスが、英霊!? 怖いわっ! ……ハッ、だから黒人!?(笑)
GM/スーダンで発見されたから黒人設定だよ。エボラに感染するとどんな死に方か、ご存知かな?
友陽/……夢の中でも、全身から血を噴き出していた。みんなそういう死に方だった。
普也/や、ヤバイやつじゃん。オレ、かなりマックさんと至近で話したけど大丈夫かな!?
GM/大丈夫だよ。PCである限り【HP】があれば隕石に潰されても死なないから。
普也/その言葉を信じるよ!?(笑) 他にももっと違う生き方があるよ、マックさん! あんたは悪い人じゃないよ!
GM/(エボラになって)「わしはここに召喚された英霊じゃあ! 英霊である以上、マスターの願いを聞き入れてやるまでのこと!」
友陽/私達がいる限りあんた達の儀式はさせないわ! もし儀式をしたいのなら私達を倒してからにしなさい! ガルルルル!
デイヴィット/身長だけならワタシも負けません!(笑)
友陽/先生、結構大きいんだね!(笑)
GM/「良い遠吠えだ。しかしまだ魂が震え上がっておらん! このままでは最高の舞台が完成せんのぉ……最高潮の正の感情から墜落する瞬間こそ我が地獄に相応しい。肩慣らしにこいつらを血祭りに上げてやろうではないか! ……表に出よ!
花乃子/ひぃっ、怖い!(笑)
友陽/上等よ!
GM/なお、後ろにいるハーリケインは「えーと……別に肩慣らししなくても今から≪破壊者の孤独≫で観客のエキストラ全員殺しても儀式できますよ?」と発言する。すると、エボラはマスターの頭を掴んで壁にガーンと押し付ける。
ロッテ/ああっ!?(笑)
GM/ペラペラになったマスターをズルズル引き摺って会場裏に行きます。「さあ行くぞ! 我らのバトルフィールドにな! 貴様らの血を味わってから最高のコンサートを興じてやろう!」
デイヴィット/……か、完全にサーヴァントに主導権を奪われている(笑)
友陽/多分エボラって[狂戦士]で≪抗いの定≫を持っていると思うよ(笑)
GM/うん。≪破壊者の孤独≫を持っている[狂戦士]のエボラは、≪抗いの定≫という『マスターに逆らうことができる』特技も持っている。
デイヴィット/ああ……とんでもない英霊を召喚しちゃったね(笑)
普也/マックさんを更正させるぞー!
GM/「ところでさっきからマックとは誰だ!?」(一同爆笑)


 ●クライマックスフェイズ 〜激突〜

GM/ライブ会場裏の林で戦闘は行なわれます。エボラは「ふんぬぅ!」と叫ぶと、着ていた服がバリバリと破れ、同時にモブのカビルンルン達が現れます。
デイヴィット/ヒィッ!?(笑)
GM/背筋が凍り、体がギシッと軋む感覚がする。遠くの国で見た凄惨なニュースを思い出し……友陽ちゃんとデイヴィット先生は、あの夢の光景が思い浮かぶ。
友陽/ああっ……鼻水が出てくる……(笑)
GM/「あんな奴に勝てる訳ない!」と思ってしまうほどの威圧感。あれは倒せない。でも、あれの供給先を倒せば無力化できるのでは……?
友陽/……マスターだ! マスターをぶっ飛ばす!
花乃子/マスターをボコればいいんですね!?
ロッテ/ええ、先にマスターを倒しましょう!

【行動値】
 エボラ:23
 デイヴィット:13
 ロッテ:10
 花乃子:10
 ハーリケイン:10
 友陽:8
 普也:8
 モブA&B:6


デイヴィット/【行動値】23!? 怖っ!(笑)
GM/第1ラウンドセットアッププロセス、いくよ。最速のエボラは≪EP:集団統率≫を使用。モブキャラを自分と同じ【行動値】にする。
デイヴィット/ギョエッ。デイヴィットはセットアップで、友陽さんに≪飛行の札≫を使用します!
友陽/ありがとう! ふよふよ、しゅっしゅっ!(笑)
ロッテ/ロッテはセットアップで≪闇の衣≫を使用します。ジャキンジャキンと戦闘モードになります!
花乃子/花乃子はセットアップ≪模倣犯≫を使用して、≪念動障壁≫をコピーします。にょきっ!(笑)
GM/セットアップでハーリケインは≪アポピス≫を使用。対象を放心させます。(ころころ)ダイスロールの結果、普也くんを狙うことにしました。
普也/げっ!
GM/【反射】で対決して勝たないとバステになるよ。(ころころ)こちらの達成値は9。ハーリケインは黒い銃弾のようなものを放ち、普也くんを襲います。
花乃子/普也くんの【反射】は高い!
普也/(ころころ)達成値12! うわぁー! マトリックス避け! ハッ、できた!?
GM/もうマトリックスネタは古いよ!(一同笑)
デイヴィット/というか、初めてできたんだね!?(笑)
GM/最後にモブ達はセットアップで≪闇の血統≫を使用。カビルンルンがダメージアップをし、どんどん増えていきます。
友陽/ばっちぃ! あっち行けー!(笑)
GM/それでは、第1ラウンド目メインプロセスを開始します。まずはエボラのターンからです。
普也/マックさん!
友陽/頑なにマックと呼び続ける!(笑)
GM/ソウルネームとして考えればいいでしょ。
デイヴィット/そ、ソウルネーム……?(笑)
GM/エボラことマックさんは、≪乱れ撃ち≫+≪覇魔矢≫+≪尖る毒≫+≪無の射撃≫で攻撃。「ハァッ!」とエボラウィルスを撒き散らします。エンゲージに入っている人全員が対象です、回避判定をお願いします。(ころころ)命中16です。
花乃子/ひいいぃっ!?(笑)
友陽/全員が対象じゃねーか!(笑・ころころ)10で当たっちゃいます!
普也/(ころころ)16です、受動側優先回避! セーフ!
花乃子/(ころころ)回避15でーす。回復役として避けておきたいかな!
ロッテ/花乃子さんを令呪1つ消費で回避させます!(ころころ)ロッテは回避失敗、当たります。
デイヴィット/(ころころ)デイヴィットも11で回避失敗です。友陽さんにも令呪を消費して回避を!
友陽/うん、ありがとう!
ロッテ/デイヴィット先生を≪影の軍勢≫で庇います! ロッテの【HP】が最大値なのでやるなら今です。耐えられます!
デイヴィット/お願いします!
GM/エボラのダメージロールいくよ。(ころころ)物理ダメージ41点!
ロッテ/1D6点ダメージを軽減します。(ころころ)3点軽減で……【防御点】もあるから、実際受けるのは32点。
GM/自分も回避失敗して人を庇ったときは実ダメージ2倍掛けだよ。
ロッテ/ということは、食らうダメージは64点……? い、いきなり死にそうだ。【HP】はマイナス14です。
花乃子/れ、令呪を使えば! ロッテさんに≪念動障壁≫を使います!(ころころ)6点軽減……令呪を貰って、26点軽減!
ロッテ/なら【HP】12点で立ってます。肉体ボロボロですけど立ってます!
友陽/か、カッコイイ!(笑)
GM/立ってるんだ、すげーな。そして当たった対象が1人だけなのも良くやった。だったね。
普也/普也は食らっていたら一発KOだった。でもゾンビハンター探偵マトリックスハンターだから避ける!
友陽/二つ名なげーな!(笑)
デイヴィット/こんがらがるからやめなさい!(笑)
GM/ロッテちゃんは1点でもダメージを食らったので、毒のバッドステータスになったよ。早急に回復をしておくのをオススメする。さて……エボラと【行動値】が同じになったモブ達が動きます。
デイヴィット/は、ハイ……。
GM/マイナーアクションで前進するカビルンルン。(ころころ)1体目は命中ランダムの結果、友陽ちゃんに攻撃。命中は12でした。
友陽/(ころころ)……出目が低い。≪逆転運命≫を使用!(ころころ)悪くない、回避15で避ける!
GM/2体目も前進するカビルンルン。(ころころ)ランダムの結果、普也くんに攻撃。命中は12。
普也/マトリックスで頑張ります!(ころころ)あえっ!? クリティカルです!
GM/もう一回マトリックス避けをしてください(笑)
普也/もっかいできたー! さっきよりも美しくできたような気がする!(一同笑)
デイヴィット/次のターンはデイヴィット先生。こっちのエンゲージにモブが入ってきたので離脱が難しい……飛行ではないので普通の移動はできません。ここは順当に、射程20メートルの≪ニュクスの冠≫+≪魔導書≫でハーリケインに攻撃を行ないます。
GM/先生は遠距離攻撃を持っていたしね。
デイヴィット/まずは≪ニュクスの冠≫の代償の1D6を決定しよう。(ころころ)なんで最大値!? 1D6の最大値を出さなくていいんだよ!? もうちょっとそのテンションの高さを別のことに生かしてくれないかな!? ウグウウウウゥ!
GM/何気にデイヴィット先生、テンション高いよね(一同笑)
デイヴィット/命中判定いきまーす!(ころころ)命中18でした。
GM/やはり[魔術師]は命中が高いな!(ころころ)こちら13で回避でした、ダメージをください。
デイヴィット/イエアアアアッ!(ころころ)15点の霊力ダメージです! 1点以上受けたら放心のバッドステータスが入ります。
GM/ハーリケインはグラグラしています。放心になったので判定ダイスがマイナスされます。みんな、当てやすくなったよ。
友陽/うんっ! 次は【行動値】がプラスになってる友陽のターンです。……モブとハーリケイン、どっちを叩いた方がいいかな?
ロッテ/……ハーリケインを落としてください!
花乃子/うん、マックさんは怖いよ!
友陽/判った。≪飛行の札≫で飛行状態になっているし、エンゲージを離脱します! ハーリケインのいるエンゲージまで移動します。
GM/ふよっと友陽ちゃんはハーリケインの元まで飛びました。行動は以上ですね。

 ロッテは≪凶々しき武器≫でモブを攻撃。物理11点のダメージを与えた。
 花乃子はマイナーアクションで≪興奮剤≫を使用。自身の【MP】を回復し、ロッテの【HP】を≪生命の叫び≫で9点回復した。
 そして普也は≪殺戮の身体≫でモブを攻撃。物理13点のダメージを与える。


GM/ロッテちゃんが弱らせていたカビルンルンは、普也くんの一撃を受けて倒れます。
ロッテ/1匹倒しました!
GM/そして次はハーリケインのターンだね。≪法則拡大≫+≪タイマスト≫+≪魔導書≫で、PC4人が集まっているエンゲージに範囲攻撃します。(ころころ)命中……14でした。
ロッテ/で、ですよねー(笑・ころころ)回避16です。
デイヴィット/(ころころ)回避14! 回復役の花乃子さんが落ちると非情に辛いので、花乃子さんの回避判定に≪幻想式≫を使います。
花乃子/はーい!(ころころ)回避16です。
普也/(ころころ)回避17です! ……ところで≪幻想式≫を使うって、先生が使ってるのって何魔術なの?
デイヴィット/古しき懐かしき魔術を使ってるんじゃないかなー。ただし格好はドルオタだけど(笑)

 全員の行動が終了し、クリンナッププロセスに移行。ロッテは≪尖る毒≫の効果で毒による11点の実ダメージを受けた。

ロッテ/回復してくださった分が一気に消えた……!?
デイヴィット/これは……自転車操業ですね(笑)
GM/なんせエボラ出血熱だからね。ロッテちゃんは体の軋みを感じると同時に、鼻血が出てきたことに気付いてください。
ロッテ/……グッと拳で血を拭います!
デイヴィット/なんて男前!(笑)
GM/そしてクリンナッププロセスに、ハーリケインが≪紅蓮の指≫を使用。エボラにメジャーアクションを行なわせます。
デイヴィット/や、ヤメテェー!(笑)
GM/≪紅蓮の指≫は再行動ではなくメジャーアクションのみを行わせる特技です。なので特別なダメージアップの無い状態のエボラが、1体だけを攻撃します。誰を狙うかはダイスで決めるよ。(ころころ)……普也くんだ。
普也/マックさん、俺のこと好きすぎるだろ!?(笑)
デイヴィット/マックさん(仮称)だからね!(笑)
GM/だって好敵手だからな! 全ての攻撃を自力で避けきっている君を「おぬしやりおるな!」と気に入ったらしい。
普也/ゾンビマトリックスなんちゃらハンターだからな。
友陽/自分で判ってねーじゃねーか!(一同爆笑)
GM/その体に血みどろにしてやるわー!(ころころ)命中17です。
普也/(ころころ)あ、回避17です。
ロッテ/受動側優先で避けた! 凄い、輝いてる!(笑) ……マックさん、マスターを普也さんに乗り変えませんか? エボラマーク2とかで……。
花乃子/それ、名前的にもっと強くなってるね? 殺傷力が上がってる!(笑)

 第2ラウンドセットアッププロセスに移行。
 エボラは再び≪EP:集団統率≫を使用し、モブの【行動値】を上昇させた。そして≪EP:チャージ≫が発動し、エボラのダメージが+1D6された。

GM/周囲が禍々しい黒い霧で包まれていきます。エボラはラウンドが増すごとにどんどんと強くなっていくタイプですね。
花乃子/うぇっ……。早くマスターを倒さないと!
GM/ということで、エボラがどんどん大きくなっていくよ。2メートル、2メートル10センチ、2メートル20センチって……。
デイヴィット/ひぃっ、巨人化してる!(笑)
友陽/駆逐せよ!(笑)

 ハーリケインも二度目の≪アポピス≫をデイヴィットに使用。
 放心にさせようとしたが、対抗判定にデイヴィットは≪幻想式≫を使用し、無事バッドステータス攻撃を回避した。


GM/エボラのメインプロセスに参ります。マイナーアクションで4人のいるエンゲージまで移動。
友陽/き、来ちゃったぁ!(笑)
GM/命中対象はダイスで決めよう。(ころころ)……ごめん、運命を感じたらしい。普也くんで。
普也/うわああああー!?(笑)
花乃子/愛されてるね、普也くん(笑)
友陽/うん、愛だね(笑)
普也/黒人だから固い友情に夢見てやがるんだろッ!? ブラザー的みたいに! ブラザー的みたいに!
GM/なにその理論!?(ころころ)命中18。
デイヴィット/回避判定に令呪を使用します! 達成値に+20!
普也/(ころころ)えー、回避13。避ける避ける!
GM/ダッダッダッと力強く走り込んできたエボラは、普也くんの頭を掴んでヒートエンドォ! ……しようとしたけど、デイヴィット先生の令呪付き魔術で避けられます。
普也/先生ありがとう! 初めて先生ポイントが上昇したよ!
デイヴィット/ヒドイよ!? ワタシ、アナタにとって正しいセンセイであろうとしていたのに!(一同笑)
友陽/デイヴィット先生は良い先生だよー!(笑) ……マックさんのダメージ固定値は聞きたくないなー。
GM/残ったカビルンルン1体の攻撃だ。(ころころ)……ロッテちゃんを狙う、命中12です。
ロッテ/よし、こっち来た!(ころころ)む、回避10ですね。回避失敗です。
GM/カビルンルンダメージ、てやっ!(ころころ)霊力ダメージ16点です。
花乃子/≪念動障壁≫を使用!(ころころ)やった、ロッテさんへの愛が凄い。6点軽減です!
ロッテ/1点だけダメージが入ります。
GM/ほぼカキンの無傷だね。でもクリンナッププロセスの毒のためにも早めに【HP】は回復しておこう! 次はデイヴィット先生のターンだ。
デイヴィット/デイヴいきまーす! どんどんハーリケインさんに当てにいこうと攻撃いきまーす! ≪ニュクスの冠≫+≪魔導書≫で念動波的なもの。(ころころ)えー、命中14です。
GM/(ころころ)回避12です。
デイヴィット/良かったー。ダメージいきます。(ころころ)おお、出目が良いぞ! 霊力21点ダメージです、放心も入ります!
友陽/おおっ、良かったー!
デイヴィット/やったぜ! さあ友陽さん、やっておしまいなさい!
友陽/どぉーれぇー!(笑) ≪会心の一撃≫+≪イノセントヒット≫でハーリケインを攻撃しますね。(ころころ)命中16!
GM/(ころころ)回避クリティカル!
友陽/……回避判定に、≪逆転運命≫!
GM/了解です。ハーリケインはもう一度ダイスを振ります。(ころころ)回避12で避けられませんでした。
友陽/う、うん、心臓に悪かった(笑) ダメージロールに≪失われた日々≫を使いますね。
普也/ちゃんと失われてた?
友陽/失われるのを防ぐために! あたしはサイリウムを振るの! ≪会心の一撃≫で全身を光に包まれたままサイリウムで斬りかかりますよ。
GM/サイリウムで斬りかかる、とは?(笑)
デイヴィット/令呪を使います! ダメージロールに+20点!
友陽/ズンバラリだよ!(ころころ)お、結構良い出目なんじゃないの? ……物理ダメージ53点!
GM/……オーバーキルです! ハーリケインはキュウっと倒れます。マスターの魔力供給が無ければ自家発電しない限り英霊は動けなくなります。なので、エボラは戦闘を放棄。以上でクライマックス戦闘が終了します。
花乃子/お疲れ様ーっ!(笑)
GM/(エボラになって)「なんじゃい!? わしゃあ弱いマスターなんぞに召喚されたんかぁ!?」 エボラはざっとハーリケインに近づき、その首を持つ。
友陽/あっ。
GM/エボラはハーリケインを殺します。もし止めたいのであれば【体力】判定をしてください。達成値13以上で成功です。
友陽/待って、犯人がいなくなったら困る! 友陽は止めます!(ころころ)達成値13です!
ロッテ/私も止めます!(ころころ)達成値13です。
デイヴィット&普也&花乃子/(ころころ)失敗。
ロッテ/2人で成功だ! 手を出します!
GM/「敗者は死ぬべきではないかな?」 武人の考えで言います。
デイヴィット/頭がマッチョだなぁ(笑)
友陽/このままだと正しいことが何も判らないまま終わってしまう。悪いことをさせないように私達が引き取る! そして然るべき罰を与えるわ! ……罰するのは貴方じゃないよ。
ロッテ/貴方の役目は終わりました。さっさと消えてください。後はこちらでやります。
GM/「……その通りだ。わしは不当なやり方で日本に来てしまったことを不服に思っておる。マスターにぐらい筋を通させないとな」 ハーリケインをポイッと投げ捨て、笑います。「ワシは召喚された目的に従ってこの場に留まっておる。そして召喚された目的を達成できないとなればこの世に現界している必要は無い」
友陽/……うん。
GM/「良き宴だった! 充分に楽しませてもらったぞ!」 特に普也くんに向かってグッと親指を立てます。
普也/マックさんに気に入られた!(一同爆笑)
GM/役目を果たしたり、果たすことができなくなった英霊は消滅します。黒い霧を纏ったエボラ出血熱は、蒼い光を纏ってパァッと消えます。エボラは昇華されました。
花乃子/消えた……。
デイヴィット/なんと去り際の美しさよ……アッパレです(笑)
普也/ほら、やっぱり良い人だったよねマックさん! エボラだけど!(笑)
GM/友陽ちゃんとロッテちゃんは無事ハーリケインをお縄にすることができます。教会に連絡すれば現場復旧委員会の藤原が、≪籠脱け≫というワープ特技を使って駆けつけます。
花乃子/あ、藤原さん!
GM/会場の裏が恐ろしく抉れているし空気が悪いけど、それも全部、現場復旧委員会が浄化してくれます。このシナリオで空気を清浄化させるのは重要!
デイヴィット/オオーッ、空気が清浄になっていく……!(笑)
GM/駆けつけた藤原達がハーリケインを対比し、現場を復旧させているとき話をしますね。(藤原になって)「ここは我々にお任せを。貴方達は異端犯罪者を捕らえるという重大な任務を終えました。用事があるならそちらに向かってください」
友陽/判った! ありがとう! ……サイリウムを握りしめてパッとライブ会場へ向かいます。
デイヴィット/ワタシも! スミマセン、後はよろしくお願いシマース! シュタッ!(笑)
花乃子/じゃあ……私も行きますね!
普也/まったくしょうがないな〜。オレも行きますね!
ロッテ/……頭を下げて、お嬢様の後を追います。
GM/「後で報告書を提出するように」 ……さて、君達が会場に入ると既にライブは始まっています。ですがちょうど挨拶の時間だったので、実際はこれからスタートってところですね。
デイヴィット/間に合った〜。
GM/何曲かアイドルグループが唄った後、美希が1人でステージに立ちます。(美希になって)「知っている人は知っていると思うんですけどぉ……昨日、私のソロ曲を発表しました。特別に今日も披露しちゃおうと思います」
友陽/おおーっ!
GM/途中で美希は、友陽ちゃん達の顔を発見します。……どんな想いで美希の顔を見てますか?
友陽/……戦闘前にどうしたらいいか判らずって言ってましたけど、今はスッキリとした気分で応援できるよ。頑張れ! ニコーッと笑います。
GM/「……私、最近身内に不幸がありました。凄く悲しかったことがありました……」 会場からはファンから「ガンバレー!」という声援が上がる。
友陽/うん。
GM/「なので、元気が出る歌を唄いたいと思います。私なりの歌として聞いてください!」 彼女は、歌を唄います。
普也/おー!
花乃子/おおーっ!
GM/とても力強い歌は……レベルアップしたら、歌以上のものになるかもしれません。これからも頑張って、何度も何度も唄って経験を積んでいく彼女は……どうなってしまうのでしょうか。それは、笑顔で見守ってくれる友陽ちゃん達の手に掛かっているかもしれません。


 ●エンディングフェイズ 〜それぞれ〜

GM/エンディングフェイズに参りましょう。一番最初はPC2組。報告書のターン!
ロッテ/書きます。
GM/書きました。
ロッテ/提出します。
GM/提出しました。
普也/ありがとうございます! オレ何もしてないけどありがとうございます! 16歳なのでそんな凄いの書けないです!
ロッテ/普也様はお嬢様と一緒に日常を過ごされる。それだけで私は充分です。
普也/ありがとうございます、ありがとうございます! ありがてえありがてえ!(笑)
GM/(高坂になって)「ロッテちゃんの報告書って凄く見やすくてありがたいよー」
ロッテ/ところどころにお嬢様を賛美する言葉が入りますがね。三行に一度は。
デイヴィット/すげえサブリミナル効果!(一同爆笑)
普也/あいだあいだに友陽お嬢様の絶賛!(笑)
友陽/読みやすいのに読みにくいっ!(笑)
GM/「君は本当に友陽ちゃんのことが好きだねー。俺も好きだよ」……って、これはロッテちゃんに言ったらアカンか。
花乃子/おい高坂さん(笑)
GM/「俺はロッテちゃんも好きだよ」……ってこれもダメだな(一同笑) 「逮捕された異端犯罪者ハーリケインだが、君達も知っての通り異端刑務所に送られた。そのうち極刑が下るだろう。こちらで奴の世話はしてやる。その報告も後できちんとするから。……お疲れさん、今は傷を癒してくれよ。風邪にも気を付けるんだぞ?」
ロッテ/はい、ありがとうございます。
普也/お疲れさんでーす! オレは体には傷は負ってないけど心にはポツポツ負ってます! エボラことマックさんと友情が芽生えたのにいなくなってしまったから……。
花乃子/一応、ショックなんだ。
普也/でも次もまた頑張りますよ。何かありましたらこのゾンビハンター探偵……えっと、なんだっけ?
デイヴィット/自分で覚えられる肩書きにしようよ!(笑)
GM/「キャラクターシートの名前欄に書ける肩書きにしような」
普也/キャラクターシートって何ですか?(一同爆笑) あー、いつかマックさんを英霊召喚してマスターになりたいわー。
デイヴィット/アレってまた召喚していいの!?(笑)

    ◆

GM/次に、花乃子さんのエンディングシーンをしよう。あのライブの日、蔓延したエボラウィルスを完全に浄化するまで藤原さんは凄く仕事をしていたそうです。
花乃子/あ、遊んでいてすみません……(笑)
GM/(藤原になって)「構いませんよ、ライブは一日一日ごとに違うのでしょう? それならその一日を大事にしなくては」
花乃子/良かったー!
GM/「それにしても……ライダーの英霊・エボラ出血熱ですか。恐ろしい相手でしたね。撃退できたのはさすがと言ったところです」
花乃子/いえいえ。いやぁ、人の世とは大変なものですねぇ(笑)
GM/「もし彼が……エボラの≪破壊者の孤独≫を使ってハーリケインが大量殺戮を行なっていたら。エボラ出血熱で数百人の観客達が死んだでしょう」
花乃子/はい……。
GM/「そして、その状態でもしゾンビ化するようなことがあったら? ……エボラウィルスを持ったゾンビがライブ会場の外を出て街をうろつき、N市は死の街と化していたかもしれない
花乃子/ひぃっ!?
デイヴィット/うう、バイオハザード!?
花乃子/あー……おそろしや。
GM/「冥府の神の私としてはホームグラウンドが若干拡大するだけなのですが」
花乃子/なんか故郷を懐かしんでいる顔ですね(笑)
GM/「ですが、それは貴方が嫌でしょう?」
花乃子/そうですね……せっかくここで楽しい場所を見つけてしまいましたから。それは守っていきたいですね。あはは。
GM/「なら貴方がこの任務で活躍し、成功させたことを喜びなさい。では充分に休息を」 ハーデス様は教会としての仕事人の顔に戻り、去っていきます。
花乃子/はーい、藤原さんも気を付けてー。……よーし! 花乃子はこの後もライブに行ってきます!

    ◆

GM/最後にPC1達。美希の手からCD化した『嵐のメロディ』を手に取っていただきたいのですが……。
デイヴィット/か、感無量デス……!
友陽/初回限定盤で買うよ!
GM/(美希になって)「友陽ちゃん、先生。CD買ってくれたんですね! ありがとうございます!」
デイヴィット/モチロンデス、3枚買いました!(一同笑) スバラシイ歌です! 大絶賛しますヨ!
友陽/実際聞いて格好良かったもん。良い歌だったよ!
GM/「……本当はあの歌、あまり外に出したくないなって思い始めてたの。おばあちゃんの思い出を……と思ったけど、池本先生も絶賛してくれたし……」
友陽/うん……。
GM/「でもあまりクヨクヨしてちゃいけないって思って! 過去に縛られてばっかりって駄目だよね! 友陽ちゃんみたいに明るく生きないと!」
友陽/前に進むため唄うんだね。……ねえ。もし時間があるなら、これからカラオケに行くのはどう?
GM/「いいの? 行きたいな。……先生はお忙しくないですか?」
デイヴィット/フフフ、時間はいくらでも作れます!(笑)
ロッテ/そして私も友陽お嬢様達に合流しましょう。普也くんも一緒に……。
普也/オレも行くぞー! おーい、オレをおいていくなよー!
花乃子/美希ちゃんの生歌を聞きにきたぞー!(笑)
GM/美希は新曲を唄ってくれます。でも美希の歌を聞きに行くだけじゃなく、みんなの歌も聞きたいな。
友陽/昼間からみんなであの歌を唄おうか。よっしゃ、それじゃあ善は急げ! 行こう――!


 アナザーワールドSRS・リプレイ
  〜 嵐のメロディ ・ アイドル編 〜





END

「嵐のメロディ 〜バンドマン編〜」を読む

「嵐のメロディ 〜バイオリニスト編〜」を読む

元ネタ「人外夜会 第2話」を読む

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