アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 SKY FIRE! 』 2ページ ■
2025年3月2日
●ミドルフェイズ1/結芽 〜空へ走る〜
GM/ミドルフェイズは誰からでも好きな順でできます。初っ端のシーンをしたい人はいますか?
結芽/一応「こういうのやりたいかな〜」って思っている想定はもう作ってあります!
すがら/お、結芽ちゃんがトップバッターいくかい。
カナエ/どうぞどうぞ。
『AF判定:台風に向かう君』
・使用能力値:【体力】【意志】
・難易度:20
※「台風に向かうまでの君の姿」演出に成功すること。
成功した場合、ミドルフェイズが終了する。
※仲間PCは1シーン1回、特技を1つ使ってシーンプレイヤーの演出に介入することができる。介入すると、いいことが後で起きる、かも?
結芽/「仲間PCは、演出に介入すると……いいことが起きる」?
カナエ/いいことって何だろ。気になる。
すがら/いいことがあると言われたからにゃあするしかないですね。
スリジェ/にゃー!
GM/にゃあ〜っとやっていきます。では1人目、結芽のシーンから。
結芽/にゃあ! ……水守結芽は女子高生である。小学校から陸上を始め、走ることが好きな17歳だ。≪L:耐久力上昇≫。
巻/さわやかスポーツ少女良いですね、とてもね。
結芽/父親は特撮好きのスーパーマンとして教会でもレベル20ぐらいで活躍しているヒーローだ。娘である結芽も奥歯を強く噛むとカチリと常人ではないスピードが出せた。
すがら/かっこいいね! 奥歯に加速装置がある!
GM/なんでそこサイボーグなんだろな(笑)
結芽/ある日「自分がありえない速度で走れること」に気づいてしまった結芽。≪+50m5秒≫、とても速い。
カナエ/いい副特技だ(笑)
スリジェ/もうそれ、世界記録なのよ。
結芽/とはいえ、異能を使って一般人に勝負してもそれはレギュレーション違反。だから結芽は異能を使わず、陸上部で勝負をした。
巻/心意気がかっこいい。
結芽/成績は上とは言えなかった。それでも夏の大会で自己ベストを更新できた。そこまでして「一般人の陸上」にこだわりたかったのは何か。ただただ、「走ること」が好きだったからに過ぎない。
すがら/好きなことに一心になれる子はまばゆいな……。
結芽/生まれついての異能を使えばいくらでも無双はできる。能力者同士のアスリート対決だって世界を探せばあるだろう。でも、普通に入った学校で……偶然にも出会った部活仲間たちと、同じ目標を掲げて力を合わせて優勝する。それがしたかっただけだ。だから一般の自己ベストを更新して大会に出るメンバーに選ばれたときは嬉しかった
巻/良かったねぇ……実力だ。
結芽/そして訪れる、台風来襲のニュース。ふざけんなし!
カナエ/そりゃそうだよね。
スリジェ/おのれ台風。
結芽/「台風は異端だよ」と同じ教会のエージェントである父親から言われたとき、「はよ倒してお父さん!」って叫んだよ。異能封印していた自分もなんとか力になりたくて教会に行ったよ。≪念動障壁1・2≫。
すがら/ヒーローなら地域の安全を守りそうだもんな。でも……アイテムに選ばれたのは。
結芽/私だ。
GM/お前だったのか。
巻/お父さんレベル20! 適合せず!
スリジェ/それ、お父さんはお父さんで悔しがりそうだな……。
カナエ/レベル20お父さんは用水路を見に行ってるかもしれない。
スリジェ/おじいちゃん流されてない!?(笑)
巻/お父さんとおじいさんが無事に帰れる判定に≪君に幸あれ≫しておきますね(笑) 辻幸あれ!
結芽/ありがとう介入で助けてくれて!(笑) 例の石は、小さな石が邪魔にならないように付いたミサンガにしました。≪空と心のリング≫。
GM/おー、ブレスレットだ。そろそろ飛んどく?
結芽/飛ぶか〜!
GM/結芽は飛ぶ。ヘリに乗ってでもいいし、誰かといっしょでもいいし、いつものようにグラウンドを駆ける足で空を飛んでくれて構わない。自由に空を飛んでください。
結芽/空を飛ぶことに感慨は……無い。異能を使えば凄まじいスピードで、文字通り空気の中を飛んでいくことはできた。こういうこともきっと不思議能力ならできるだろうなと自覚していた、≪強化手術:体力≫。……そうして作戦開始。駆け出した空、雲を足場に走っていく。≪鳥躍≫!
カナエ/かっこ良すぎる。
すがら/格好いいよな……シンプルに、「どこでもどこまででも速く走れる」って。
GM/ではここで攻撃しちゃおう。結芽は1D3をしてください。
スリジェ/えっ。
結芽/戦闘が始まるんかい!?(1D3ころころ)3。
カナエ/台風って攻撃してくるんだ? サメとか内包してるかも。
巻/シャークネードすな!(笑)
3:黒い霧の攻撃。負のエネルギーのような空気が物質化、叩きつけられる。
GM/突然の物理攻撃。結芽は回避は成功してもいい、ダメージをぶつけられてもいい。
結芽/ぐあ!? 回避できない、そんな心の余裕がなかった!
GM/何者かが、敵意をもって襲い掛かってくる。もちろんこの場に仲間はいてもいいよ。
カナエ/負けないで! 上昇気流になって援護! ≪飛行の札≫。
結芽/再び来る攻撃。……これはいけない、他の人が狙われちゃう! ≪空間知識≫で周囲を把握し、すぐにバリアーを張る。自分を中心に、全員を守るように黒い攻撃から守る!
巻/防御助かる! くそっ、でもダメージが……!
GM/仲間は同じように攻撃を受けている。このままだと大本へ辿り着くことなくやられてしまう。
スリジェ/悪意が形を取ってエージェントたちを屠っていく≪愚者どもの手≫。異端側の介入(笑)
結芽/あ、死ぬ。バリアーで守るけど、あまりにも攻撃が凄まじい。
すがら/少しでも被害を軽減しよう! 有利な位置取りをしようと指揮を飛ばす声がするかもしれない。≪陣形:跳躍移動≫!
結芽/どこからかの声に、ちらつく恐怖を払おうとする。やべ、これ本気の戦闘だ。死ぬの怖いな。親の顔がちらつく、勝利を誓い合った友人たちや恩師の顔がちらつく。やばい怖い、死ぬ、死ぬなら……いっそ即死にしてほしい! 思いながら≪鬼の羽根≫で空を走って、他の主戦力エージェントさんを支援する。
GM/そうして君は自慢の足で、一気に走り抜けてボスの前まで近づく。
結芽/ボス……! いるよね、攻撃の主が!
GM/いるようだ。何者かはまだ見えない。
結芽/せめて何か情報を握らなきゃ……! というところで判定したいな。
GM/『現在難易度:1』ですね。
結芽/(ころころ)【意志】で達成値13で成功! 走るのを成功しました! せめて何か判れば……! 走り抜けたよ!
すがら/期待値上! 好調!
GM/達成値13、GMメモしました。結芽は感じる。死を。
結芽/う。
GM/体に衝撃が走る。風が、まるで剣のように体を貫いた。
結芽/あう。
GM/風が槍のように体を貫通していた。空を駆けるより早くその体は落ちていく。死んでください。
結芽/悲鳴も上げられず、激しい戦いは上空で続いたまま……ちょっと背伸びして参加しただけのただの小娘は、なーんも出来ずに海の下へと走っていった。
巻/うわー……。
すがら/凄絶……。
結芽/そんな死の人生を走りぬいた結芽へ、こんな声が聞こえた。男の声だ。「貴様の震える心が我が力を増幅させる。感謝しろ、そしてその心を差し出せ。今、静かに堕ちろ」
結芽/誰……誰?
GM/声を掛けますか?
結芽/堕ちながら、掛けます。
GM/「勇敢なる闘士よ、よくぞただの人間小娘風情が我が膝元まで辿り着いた。その勇気は褒めてやろうではないか。恐怖に包まれ、意識を失え。闇の中で永遠に眠りにつけ。我の糧となるがいい」
結芽/闘士……。
GM/水守 結芽は死んだ。……シーンありがとうございました。人生と出撃と死を描いてくださいというセッションに応えてくれて、格好良かったです。こんな良いシーンがあと4回も見られるぞ(笑)
結芽/これ、凄いAF判定だ。味が『事件簿卓』というより、桐生がGMをした『神様の言うとおり』に似たしんどさじゃない?(笑)
すがら/(←『神様の言うとおり』参加プレイヤー)分かる、以前食べた味がする(笑)
結芽/みんな、これがスタートダッシュで良かったかな!? みんなも死に放題をいっぱい堪能してね!
巻/みんな得意なやつ、知ってます!
すがら/死に方のお子様ランチだ!
スリジェ/死にざまビュッフェだ! 死ゃぶ葉(一同爆笑)
カナエ/もはや次のシーン、誰がいってもわくわくする〜(笑)
●ミドルフェイズ2/すがら 〜空に戻る〜
GM/シーンプレイヤーの立候補者がいなかったので公平にダイスで決定した結果、2シーン目はすがらがすることになりました。
カナエ/死にざま晒していこうぜ!
すがら/おっけーです!
結芽/頑張れ〜。待機デスルームで結芽はDIEの字になって寝てます。
『AF判定:台風に向かう君』
・使用能力値:【体力】【意志】
・難易度:20
※「台風に向かうまでの君の姿」演出に成功すること。
成功した場合、ミドルフェイズが終了する。
※仲間PCは1シーン1回、特技を1つ使ってシーンプレイヤーの演出に介入することができる。介入すると、いいことが後で起きる、かも?
すがら/……もう幾許もすれば、自分は戦場に身を投じる。教会の壁に凭れながら、傍らに立てかけておいた≪浄化の武器≫に視線をやる。……正直、こいつを手に取って、再び戦う日が来ようとは思わなかった。
GM/礼拝堂で、武器と思案。凄く絵になる。
すがら/否。戦場への未練はあった。あったがゆえに、配信活動の傍ら、足繁くリハビリ室に通い、鈍らないように努めていた。……されど≪戦闘聖衣≫厚手のコートの下で、傷痍の痕が引き攣れたように疼く。いまや9割が作りものとなった臓器が、幻肢痛のように吼える。
結芽/「9割が作りもの」なんだ……。
すがら/属性が「機械」を取ってるんですよ。
GM/めっちゃ重症だったんだな……。
すがら/本当に行くのか。お前は戦えるのか。──黙れよ。≪悔改めよ≫。震える弱音を噛み殺す。自分は何だ? ……教会のエージェントだ。
GM/かっけえ……。
結芽/その声、あまりの鬼気……≪獣のごとく≫。
すがら/教会の床に伸びるシルエットには最早、男女の区別がつくような起伏はない。その体をゆっくりと壁から引き剥がす。……行くか。無事に帰ってきたら。そうだな、ネットで頼んでしまった災害グッズでも、教会に寄贈しよう。誰かの助けになるだろうから。≪ミネルヴァ≫。
スリジェ/あ〜、災害グッズって……。
すがら/配信で言ってたやつですね。災害グッズ頼んだ後に、チームに選ばれてしまった。
GM/チームに選ばれたのは良かったのかどうか……。
すがら/……ちら、とスマートフォンに視線を落とす。自分のチャンネルにセッティングされた、プレミア配信予定の動画。≪情報隠蔽≫……これが流れるころには、きっと自分は雲の上だ。
巻/うわあぁ……プレミア配信が! 生配信のふりして自分が死地に赴いているのを隠すやつ?
すがら/ふふ、かもしれない。
カナエ/もはやVの姿って概念が≪幻惑の衣≫。
すがら/単に見えないところでエールを送りたいのかもしれない。チームのみんなに、震える自分自身に、≪見えざる手≫。
巻/≪君に幸あれ≫だ。なんというか、気持ち。そういう祈り。
すがら/エージェント、祝内すがら。“葬り討ち”のすがら、出撃します! 強引にでも震えを隠して、声を張る! ≪オスカー≫。
スリジェ/二つ名かっけえ!
すがら/ロザリオが如く、十字の形に切りだされたような宝石。コートの中で揺れるそれを、ぐっとと握りしめる。神よ。≪神託≫の答えが返るのも待たずに、双刀を持ち、突貫する。
結芽/地の文が上手すぎる!
カナエ/劇場版なんだなあ……。
すがら/≪陣形:跳躍移動≫で指揮を飛ばす。皆さん、黒い靄には注意を! 距離を測って!
スリジェ/先輩エージェントだ!
巻/了解! ……っと、回避成功! 指示のおかげでちょっとだけ寿命が延びる。
すがら/……鈍らないように研鑽したが、それでも力量は落ちた。教会の判定する数値に換算すればレベルは6。それでも。それでも、≪力強き隣人≫たちがここには居る。
カナエ/かっこ良すぎるよ……!
すがら/できるだけ身を守ってください! 無理はせず! 死ぬな。散るな。朽ちるな。……頼むからさ。
スリジェ/武器を手に、決意をもって戦場で指揮を振るう祝内すがらの前に立ちふさがるは嵐の異端……≪運命の宿敵≫。
すがら/≪浄発≫、聖別の刃にて見えないものを切り裂こうと、して……ぁ、ぐ。ククリの柄を持つ手が震えた。チーム:モンストラムの皆の最後が頭をよぎる。体を抉り、腹を掻き混ぜられた苦痛の烈風が頭をよぎる。かつて共にあった≪十字軍≫、討伐メンバー。その最後が……今のメンバーと ブレて、重なる。
GM/そろそろやっちゃおうかな。すがら、1D3をしてください。
すがら/(1D3ころころ)2。
2:轟く雷の攻撃。魔力の塊が稲妻を走らせる。体を焦がされる。追加で1D2を振る。
すがら/わ〜!?(1D2ころころ)2。
偶数→仲間PCの出番あり。GMはダイスを振って誰かをシーンに演出させよう。
カナエ/これは熱いシーン!
GM/「1:魔術師、2:闘士、3:世界遣い、4:異端者」で。(1D4ころころ)2……結芽。
スリジェ/結芽ちゃんだ。
すがら/むすめガール!
結芽/はわわ!? ぐぬぬぬぬとみんなについて行くのが必死な女子高生がいるよ!
GM/結芽、出番だよ。……すがらは、稲妻を食らう! 鋭い光が一瞬で周囲を照らし、全身に激しい熱が走る!
結芽/あっ……! 危ない! ≪念動障壁≫〜ッ!
すがら/……まばゆい閃光が、走ったかと思った。ふたつも。衝撃に、かは、と咳き込む。喉は無事かな。ああ、思ったより、痛くな……。
結芽/まもるまもるまもる〜! あんまり戦場に似つかわしくない叫び声。大声出してなきゃ怖くてやってらんね! す、少しだけだけど、バリアでダメージが軽減できたかと……!
すがら/その声に、はっとする。聳える障壁を見る。
結芽/大丈夫ですか〜!? 涙目で叫んでるよ。
すがら/……貴方は、チームの。ありがとうございます! 来た攻撃を捌く。今度は自分が。……先ほどから思ってましたが、見事な走りですね。稲妻が二つきたかと思いました。
結芽/あああありがとうございます……! びゅーんびゅーんたたたたばりあどーん! でもあっちの魔法少女もすっごいですよ〜!? 貫禄あるし!
カナエ/魔法少女、すっごいことしなきゃだなあ!?(笑)
スリジェ/涙目で大声張ってでも頑張る女子高生、守護らねば(笑)
すがら/様々に力を持った者たちが居る。……後で改めて礼を言わせてください。地上に戻ったら。彼らを、無事に帰さなくては。その想いから、ちょっと逸った行動に出ます。
結芽/は……はい!地上で! 早く帰って、美味しいものを食べに帰りましょう!
すがら/いいですね、なんて声が聴こえたかもしれない。……そうして。単身、間合いを詰めすぎてしまう。殺し時です。
スリジェ/自ら殺し時を!(笑)
GM/判定しますか!(笑) 『現在難易度:1』です。
すがら/【体力】で判定しますね!(ころころ)達成値9で成功。やはり殺し時だったかもしれない(笑)
GM/無事にAF判定は成功しました。……ボスが見えたか見えないか、何か一矢報いたか何もできなかったか。どれがいい?
すがら/一刀斬りつけるくらいはしたいですね。トラウマの嵐とは刺し違えたので、その構図で。
GM/いいですね! ……鋭い風が軋む体を切り裂くように吹き抜けた。風がひゅうひゅうと耳元で鳴り響き、心臓が高鳴る。……敵が、近い。あそこにいる。確信。君は、敵を捉えた。
結芽/とらえた!
すがら/外は傷だらけ、中身も造りもの。唯一残った、生の心臓が、ふいごのように鳴る。空を蹴る。刃が、二本の牙が、そこにいた存在に、喰いついた。
GM/空を飛ぶ中、世界が敵に回ったかのような圧倒的な恐怖が迫る。それでも! ……それでも!
結芽/行く!
GM/食らいつく、が。……全身がその腕に裂かれるのを感じた。すがらは、自分はやられたのだ、と思うだろう。
すがら/……今度も、届いただろうか。痛みは最早ない。ただ、寒さが襲う。
GM/君は、敗れる。雷の前に……「聖職者よ。祈りを捧げる者よ。正義を信じて戦った者よ」 男の声がした。
すがら/その声を、微睡みの中で聞く。なんだ。誰だ。
GM/「お前の信仰も今は無力だ。だが、恐怖の中で無駄に命を散らしたことを、せめて安らかに眠れと祈ろう」 それは確かに嵐の中にいる……不釣り合いな影だ。
すがら/……信仰と魂は、在る限り膝を突かんさ。
GM/「ふ……良い詞を並べる。しかし、お前の終わりはここだ。だが、今はただ恐怖に震え眠り、過去の栄光を抱いて安らかに眠れ」
すがら/お前に祈られる筋合いはないよ、嵐の異端。
GM/ぐわし! 拳が稲妻のように走る! すがらの肉体を突く!
すがら/そんな言葉も届かずに、赤が散る。……不思議と、最後の瞬間、その時だけは……一本の背骨のような反骨か。……恐怖は無かった。
GM/恐怖は無かった、か。……それでも、さよなら。
巻/……格好良かったぁ……。
カナエ/最高演出すぎた。こんなシーンをまだまだたくさん楽しめるなんて最高すぎる。
●ミドルフェイズ3/スリジェ 〜空を斬る〜
結芽/デスルームいいとこ一度はおいで。
すがら/デスルーム2人目です、わくわく(笑)
GM/やったねたえちゃん、デスルーム家族が増えるよ! 次はダイスの結果、スリジェのミドルフェイズです。
『AF判定:台風に向かう君』
・使用能力値:【体力】【意志】
・難易度:20
※「台風に向かうまでの君の姿」演出に成功すること。
成功した場合、ミドルフェイズが終了する。
※仲間PCは1シーン1回、特技を1つ使ってシーンプレイヤーの演出に介入することができる。介入すると、いいことが後で起きる、かも?
スリジェ/王からアーティファクトを受け取って≪コネ「カフェ・アリス」≫のマスターに「ちょっくら嵐片付けてくるわ」と言って退勤。
結芽/嵐の空へゴー!
スリジェ/荒れ始めた空を見上げる。王はあれに積極的に介入するつもりはないようだ……。
GM/「好きにせよ」という一言が命令のような気がしますね。
スリジェ/好きにせよと言われたなら好きにやろう。結果的に王のお役に立てたなら武勲になろうさ、≪コネ「魔王の落とし子」≫。
すがら/かっこいいな、異端らしくて。
スリジェ/うん、それに何より……王以外の異端が世界を滅ぼそうとするなんて気に食わない! あと80年大人しくしていろ! ≪+50魔王強火担≫。
GM/強火担(笑) そんなにやる気があるようなら、わりと魔王から信頼されているんじゃね?
スリジェ/ぷんすこしながら王から頂戴したアーティファクトを弄る。うーん? こうしてこうして、こうか? 勘で操作する≪野獣の鼻≫。
巻/勘でいける。凄い(笑)
カナエ/細かい操作ができて偉い! ≪紅蓮の指≫。器用に動かせましたね!
スリジェ/お、浮いたな。コイツは便利だ。んー、教会に顔出し……は良いか。おっかない総支配人が居たら怖いし。
GM/鶴瀬おっかなくないよー。異端は即死させるけど。
スリジェ/俺だけ殺される相手が違うことになる!(笑) とんとん、と足場を確認して……空気の床を思い切りキックして飛び上がる!
結芽/ぴょーん! ≪鳥躍≫、鳥になれ!
GM/鳥になった!
すがら/はばたけ!
スリジェ/そんじゃあ、異端殺しの全力出してやろうかねえ! ≪運命の宿敵:異端者≫+≪偏執:異端≫。
巻/異端絶対殺すマンかっこいい〜!
スリジェ/飛び上がり、空を駆けながらふと過去を思い出す。……元々は辺りに毒を吐くコカトリス、それが機関に取っ捕まってその毒を異端殺しに特化させられた≪コネ「機関:チルドレン」≫。
すがら/鳥さんだ。空が舞台のシナリオにぴったり。
スリジェ/異端の仲間からも疎まれ≪異端の集い≫からハブられることもままあったけど、まあ致し方ねえ。嵐に突っ込む。手には自身の毒を固めて作った片手剣、≪那由多の武器≫。この蛇腹剣を振るえば麻痺毒を散らして有象無象を痺れさす≪愚者どもの手≫がどれだけ嵐相手に通じるか。
GM/かっこいい〜。さて、ここで異端者PCさん……というか「教会外のPCという部外者さん」GMから提案です。他のPCさんと出会いませんか?
スリジェ/いいよー! いきなり現れた第三勢力ですけど合流しよ!
GM/では……さっきダイスで選ばれなかった2人、巻とカナエがスリジェに出会ってください。
巻/出ていいなら出ま〜す!
カナエ/出ます出ます!
スリジェ/おらあ! 痺れたくねえ奴は退きな退きな! ≪那由多の武器≫なので対象が範囲だ! 選択できない。
巻/危ねぇッ! マジで退かないと巻き込まれるやつじゃねーか! ……ってかあんなやつ、協力者リストにいたっけ?
カナエ/でも味方は何人でも大歓迎でしょ?
巻/ま、それはそう。倒す前から内輪もめしてる余力ねえもんな。
スリジェ/≪邪曲なる刺青≫を励起させた姿は異端そのもの、だけどその攻撃は(一応)嵐にだけ向けられている。あ、やっべ、かまいたち来るじゃん。ちょいと邪魔するぜ……。(ころころ)ダイスの結果、近くに居たカナエちゃんに≪生体侵入≫してかまいたちを回避します。
GM/侵入した!
カナエ/ひゃあ!? わおわお!?
すがら/生体侵入する異端ムーブ、好き!(笑)
巻/こらぁ!? ったく、レディに対する礼儀がなってねーな! ほらカナエ、≪未来の吐息≫で絶対に避けろ!
カナエ/でむでむが先に生体侵入してるんですけど、これは邂逅?
スリジェ/先客がいた。うわ何だこの手がにょろっとしてるやつ!(笑) 回避し終わったとこでひょいっとカナエちゃんの身体から脱出〜。
すがら/雷が来ます! 左へ! 遠くからざらついた声の指揮が飛ぶ。
結芽/おお、支援してるっぽい!
巻/やべ! 回避回避!
すがら/……異端の気配を察してもなお。敵の敵ならば一先ずは味方だと、判断したのだろう。であれば≪力強き隣人≫だと。
スリジェ/悪いな。間借りさせてもらったぜ。
カナエ/身軽なんだね! 無事でなによりだよ!
スリジェ/アンタら教会のエージェントか。訳あって乱入させてもらうぜ。
カナエ/教会の人じゃないんだ? でもこんなときは一連托生だよね!
巻/指揮取ってんのは俺じゃねーからな、加勢してくれるうちは目を瞑る。
スリジェ/俺はアンタらの邪魔をする気はねえ。だからアンタらも俺の間合いにはなるべく入ってくんなよ。
すがら/やれ、気にしなければならない間合いが増えたとは……。
カナエ/忠告してくれるなんて優しい! 一緒に頑張ろうね!
結芽/危なくなったらバリアを飛ばします〜!
カナエ/バリア助かる! 今のうちに! ファイアー!
巻/バリアに達成値を足してくぜ! 生きろ! そんで攻撃だ!
スリジェ/被弾した文句はあとで言ってくんな。じゃあ、先に征くぜ。≪黒のヨロイ≫≪黒のカブト≫≪飢えし甲冑≫で完全武装!
巻/……なんだったんだ? あいつ。 ま、日本の危機だもんな。知らん奴も駆けつけるか……。先にいった背を見送る。視界にいるうちは幸運で支援しよう。
GM/よし、ピンチになるかな? それとも奮戦するかな? 1D3をどうぞ。
スリジェ/(1D3ころころ)3。
3:黒い霧の攻撃。負のエネルギーのような空気が物質化、叩きつけられる。
結芽/結芽とおそろいですね。謎のグーパン!
スリジェ/がはっ!?
GM/突如として周囲の空気が重く、ひどく息苦しく感じ始めた。まるで負のエネルギーが具現化したかのような不気味な空気が肌にひんやりと触れ、冷たくて重い圧力をかけてくる。息をするたび暗い力が内側から押し潰してくる!
スリジェ/おう、いいパンチ持ってんじゃねえか……。口から流れた血を拭って笑う≪血の媚薬≫。
すがら/うーん、かっこいい。セクシー!
GM/次から次へと攻撃は、来る!
スリジェ/避ける! ぶつかる! それでも前に進むのは止めない!
GM/嵐の中央へ。君は飛べる。
スリジェ/中央に飛び込む! 剣を大きく振りかざして、王の邪魔をする不埒者を一刀両断せん――! としますが、殺し時ですどうぞ。
結芽/AWあるある、強くてかっこいい死(笑)
スリジェ/特技全部使っちゃったしい〜(笑) 【体力】でいきます!(ころころ)達成値9で成功。どりゃあああああ!
GM/相棒を手に、君は空を駆けた。魔王の「自由にせよ」いう命令でも、君は空へと走っていった。
スリジェ/地を這う毒鳥だって、空を飛べるもんだ。獲物にくらいつきます。王に無様な姿は見せたくねえ! 斃れろ!
巻/かっけぇ!
すがら/覚悟人、かくごんちゅ!
GM/辿り着く。嵐の中央へ。嵐の王がいる玉座へ。
スリジェ/王は一人で良い……!
GM/そして君は……見た。巨大な影を。確かな人影を! 恐怖の相手を!
スリジェ/恐怖は唇を噛んで耐える! あれはー……。
GM/「よくぞ来た、同胞」
スリジェ/悪いな、俺は同胞殺しなんでね。御身のお命、頂戴仕る!
GM/「あの小童の駒でも、よくやる」 奴は、君を見て笑い……称えた。そして、腕を振るう。「……笑止!」 稲妻が走る。
スリジェ/刀身で受けるも、受けきれない。
GM/圧倒的な武器の重さ。巨大すぎる『腕』という兵器に、君の胴体は……半分、消えた。
結芽/穴が空く……血が出ることなく損壊する体。
スリジェ/あ、が……くそ、せめて、ひと……たちっ……。
GM/「よい、我が道を共に歩みし異端者。お前の死は無駄ではない。闇に帰り、無限の力となり我の中に戻れ。死後もお前の恐怖の魂は闇に包まれ、次の戦いへと導かれるだろう……我の力として」
スリジェ/お断りだ……! 俺の、血肉は、一片一滴まで、アクセンさまの……!
GM/もう一つ、穴あけていい?
スリジェ/穴はあけていいです。
カナエ/追い穴あけ(一同爆笑)
すがら/穴のちょい足し(笑)

GM/「良い啖呵だ。では覚えておけ、小僧の駒よ。我が名は獣王ボルガノン。獣の力を宿し、荒ぶる大地を支配する者。恐怖と破壊の象徴、そして終焉をもたらす者だ」
結芽/まっ!? ま……魔王ボルガノン! 世界で確認されたたった4体の魔王の1人!
巻/魔王の風格が凄い! 青い薔薇、不可能を意味する……す、素敵!
スリジェ/きゃああああボルガノン様だ〜!? 『5000兆円卓』ぶりですね!?(一同笑)
結芽/私は『アワフェス』ぶりですね!?
すがら/ボ様かっこいいなあ! 同人誌即売会の運営か〜。
GM/みんなの知り方が酷い!(一同笑)
「覚えておけ。我こそが欺く神の命を受け、世界を終わらす異端の王。
そう、腑抜けた他の魔王など眠っておれ。――これこそが、繁栄の終焉を告げる名だ」
GM/――粉砕! 拳を捻り上げ、絶命!
スリジェ/がっ! 粉微塵になって死にます。
結芽/GM、『ニンジャスレーヤー』はお好き?
すがら/ワザマエ!
スリジェ/グワーッ!
GM/『忍者と極道』も好きです。『フレッシュプリキュア』も好きです。
「さあ、次はどいつだ? どいつが我の……糧となる恐怖だ?」
空に響く高笑い。墜ちていく異端者。
恐怖するものたち。生き残っているものは、どう死んでいくのか――。
カナエ/最初から最後までかっこいいじゃん……来週のデスルームもお楽しみにね!
→続