アリアンロッド2E・リプレイ・Re
■ 第1話 『 Re卓・リスタート 』 マスターシーンページ ■
2012年10月20〜21日




 ●マスターシーン 〜2人の視線〜

GM/共通オープニングに入る前に……マスターシーンを挟みます。

 上も下も右も左も無いような、真っ暗闇。しかし何かが渦巻いている不思議な空間。
 ウズマキの中から、世界を渡っていく光。

 4つ? いや、その倍……8つ。
 8つとも、正気を保った魂。
 負の感情に呑みこまれず、悪しき姿に変わり果てることはない……幸せを追い求めることができる、意志を持った魂達。
 金髪に碧色の目、ゴシックロリータ服の小さな彼女は、一層渦が激しく巻く世界――エリンを見た。
 彼女は静かに世界を見ている。そこに声。

「まだそんなムダなあがきをしているのね、龍の聖剣」

 少女の声。名を呼ばれた龍の聖剣は振り返る。
 龍の聖剣と呼ばれた少女の目には、特別な感情は無かった。

「貴方達がいくら頑張ったところで、貴方がいくら漂流物を送り込んだ所で、私の勝ちなの。貴方がいくら頑張っても、全ては無駄な事なの」

 龍の聖剣と同じく碧の目、だが光輝く銀の髪の少女は、勝ち誇った笑みを浮かべる。


GM/ドヤァ!
ネコ/か、かわいい……(笑)

 しかしその言葉に対して、龍の聖剣は表情を変えることはなかった。

「消えなさい、魔鏡。欺く神よ。繰り返し幸福を求める戦士達に、貴方達のような間違いは屈しない。決して屈しない」

 金髪碧眼の彼女は一瞥した後、顔を背けた。


GM/ぷんだ!
大津/かわいい……(笑)

 動じない彼女の様子に、銀髪の少女は一瞬睨みつける。

GM/むむむっ!
ケイ/かわいいなぁ、もうっ(笑)

 でもそれも一瞬だけ。すぐにニヤと笑う。

GM/ふーんだ!
孫一/幼女だもんな(笑)

「やれるものならやってみて。貴方達の『漂流物』なんかで、『殺意の女王』の『廃棄物』が倒せるわけないもの!」




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 「Re」 第1話 リスタート





孫一/あの、『殺意の女王』って……もしかして『CV:大竹みゆ』じゃないですか?(笑)

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