アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 デスエデュケーション 』 1ページ ■
2014年6月15日




 ●プリプレイ

 セッション会場となる某カラオケにて。
 『アナザーワールドSRS』初GMとなるしゅうらを中心に、MUMAマーサーすずかひすいピロの5名が集まっていた……。


しゅうら(以降、GM)/『アナザーワールドSRS』(以降、『AW』)を始めまーす。
一同/よろしくお願いしますー!
GM/セッションに使うと言っていたスマホの準備はできていますか? シナリオ名『デスエデュケーション』を開始していきます。まずはお配りしたハンドアウトに目を通してください。
ピロ/『デス』の時点で怖い!
GM/そんなことはない。どうぞお読みください!



 アナザーワールドSRS〜シナリオ名『デスエデュケーション』



【レギュレーション】
 『3版+』ルール使用。キャラクターレベル5で開始。
 全員知り合い設定であることが望ましい。
 
【ハンドアウト:PC1】
 コネクション:AI   関係:友人   推奨クラス:闘士 or 狂戦士

 君はPC2とPC3とともに旅行に行くことになった。遠い昔に住んでいた石段の街に。
 観光地で有名なその街を、君はみんなの案内も兼ねて訪れることとなった。
 懐かしい昔を君は思い出す。レトロな街並みにには似合わない金髪の友人を。自らを「AI」と称する彼は元気にしているだろうか。

▼NPC1:AI(人工知能)

 石段の街に住み、外人のような姿をしている。
 膨大な知識を有しているが、誰かの指示がないと自分で行動できないという欠点がある。
 名前や容姿はPC1が自由に決めてよい。

【ハンドアウト:PC2】
 コネクション:ハダリー博士   関係:仕事仲間  推奨クラス:魔術師 or 領域遣い

 君は研究者だ。昨日、仕事仲間の博士から一通のメールを受け取る。
 「自分のもとにいるAIを預かってくれないか」
 快く了承した君は、旅行を楽しむ心算でG県に向かうため電車に揺られていた。……博士がその晩から行方不明になったことも知らずに。
▼NPC2:ハダリー博士
 PC2と長いこと同じ研究に携わってる研究者。顔を見たものが誰一人としておらず、常に不思議な噂がつきまとっている。
 最近はAIを作ったという噂もあるが……。

【ハンドアウト:PC3】
 コネクション:龍の聖剣   関係:自由   推奨クラス:世界遣い or 聖職者

 君はハダリー博士のファンだった。ネットでは彼の不思議な噂をよく耳にする。
 もしかして、実物に会えるのではないだろうか! そんな希望を抱いて友人達についてきた。
 なのに、何故。目の前には大勢の人が膝を折り、崩れ落ちていく光景。そして真っ赤な夏の空が広がる視界、反射で目を瞑ると、声が聞こえた。
 「このままではたくさんの人が不幸になる。もちろん貴方の友人も。……ねえ、やり直したいとは思わない?」
▼NPC3:龍の聖剣
 人外。超越的な話題をする金髪碧眼の幼女。とってもふしぎ。どこからともなく現れる。とってもふしぎ。
 他PCが特別な設定を用意しない限り、PC3の前にしか現れない設定にする。

【ハンドアウト:PC4&PC5】
 ハンドアウトパターン1〜3を兼用する。
 PC1の場合、PC1と一緒にAIと出会い仲良くなる。
 PC2の場合、PC2と一緒にメールを受け取る。
 PC3の場合、PC3と一緒に瞳を閉じて君を思うよそれだけでいい。

プレイヤー5・ピロ/G県ってことは、群馬県か。
プレイヤー4・ひすい/岐阜県かもしれませんよ。
プレイヤー2・マーサー/いや、もしかしたらガンダム県かもしれないだろ?
プレイヤー1・MUMA/石段街があるんだから伊香保のある群馬ですよね!?(笑)
プレイヤー5・ピロ/伊香保が舞台か、温泉セッションなのかな〜。
プレイヤー2・マーサー/映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地にもなっていましたし、今が行き時ですよ。この前帰省したとき、至るところに『テルマエ・ロマエ』のポスターが貼ってあってビックリしたなぁ。
プレイヤー3・すずか/へえ、また行ってみたいなー。

 何故、こんなに舞台となる石段街・伊香保について詳しいかというと。
 実は全員が所属している女子大TRPGサークルが毎年夏に行く合宿旅行として、伊香保に何度も行ったことがあるからである。
 8〜9月になると伊香保のホテルで2〜3泊の旅行に行っていたため、全員伊香保に思い入れがあった。
 ちなみに、どうして伊香保に行くようになったかというと、今回のプレイヤーの一人・マーサーの実家が近くにあり、合宿場所を決定する際に伊香保を猛プッシュしたという経緯がある。


プレイヤー2・マーサー/せっかくだからMUMAちゃんが『シノビガミ』用に作ったシーン表を使いたいね!
プレイヤー1・MUMA/あれ、伊香保を舞台にしたセッションがやりたくて作ったんですよ〜。

 毎年行っていた観光地ということで、とても愛着があり、以下のような『伊香保シーン表』も作ってしまったプレイヤーもいるぐらいである。
 実際の街並みをイメージする材料として、目を通していただきたい。

2D6 伊香保シーン表
2 清廉な気配が漂う川沿いの道。登っていくと、源泉に辿りつくらしい。
3 石段街。様々な店が観光客で賑わっている。
4 うどん・ラーメン屋の中。店主は熱心に名物水沢うどんを薦めてくる。
5 遊技場で射的にチャレンジ! ごちゃごちゃと並んだおもちゃが景品のようだ。
6 歩き疲れた観光客を癒す足湯。PC達も一時の休息を得る。
7 伊香保ゆかりの芸術家達の作品が展示された美術館。入館時にはポストカードが貰える。
8 竹久夢二 伊香保記念館。アンティークのオルゴールが心地良い音色を届けてくれる。
9 馴染みの宿の中。レンタルの浴衣と下駄を身につけた宿泊客とすれ違う。
10 みやげ物店で何を買おう? 湯の花饅頭は何個入りならば足りるだろうか。
11 ロープウェイの乗り場。晴れていれば、伊香保の街が一望できるが。
12 石段を登り切った先にある伊香保神社。おみくじで吉凶を占うこともできるし、東屋で休息を取れる。

GM/ハンドアウトの注釈ですが、NPC2のハダリー博士とはAIを開発した人です。
プレイヤー2・マーサー/PC2はハダリー博士と会ったことはないの?
GM/PC2も博士の顔を見たことはありません。メールや電話のみやり取りをしたことがあります。PC2はハダリー博士から誘いを受け、PC2の誘いがあって皆さんには伊香保旅行に行ってもらいます。
プレイヤー5・ピロ/私、PC3で平井堅をやりたい。
プレイヤー3・すずか/平井堅をやりたいんですか?(笑)
プレイヤー5・ピロ/だってハンドアウトの「瞳を閉じて君を思うよそれだけでいい」を見たらやりたくなるよね!? 凄く気に入った!(笑) 単純にこの一言に惚れたのでPC3がやりたいです。
プレイヤー3・すずか/じゃあ私も平井堅をやる。
プレイヤー2・マーサー/なら私も平井堅をやりたい。
プレイヤー1・MUMA/みんな平井堅やるんですか!?(一同笑)
プレイヤー4・ひすい/私は『AW』の公式サイトでクラスの説明を読んだら[世界遣い]をやってみたいなーと思っていたんですよ。だからハンドアウト3が気になります。
プレイヤー2・マーサー/つまりPC3で平井堅だな。
GM/みんな平井堅ですね!?(一同爆笑)
プレイヤー2・マーサー/えーと、ご存知の通り私はここが地元なので……。PC1をやれたら、リアル知識がたくさん使えて本当にみんなの案内ができると思います!
プレイヤー3・すずか/私はPC1とPC2だったら、PC2の方がやりたいかな。
プレイヤー1・MUMA/うーん、PC1がやりたいけど……5人パーティーでPC1を1人でするのはちょっと……。
プレイヤー3・すずか/確かに、5人の期待を一身に背負うPC1って辛いよね(笑)
プレイヤー2・マーサー/それならMUMAちゃん、私といっしょにPC1ハンドアウトをしてくれないかな?
プレイヤー3・すずか/おっ、これならバランス良さそうですね。
プレイヤー2・マーサー/あとね、出来れば私……今回、人外キャラをやってみたいんだよね。だから[稀人]がやりたい。化けたぬきのPCがやってみたいな!
GM/伊香保の山に住んでいるたぬきですか、可愛いですね(笑) あ、あと……キャラクターメイキングの際に、キャラクターの「嫌いなもの・苦手なもの」を決定してください。シナリオに使うかもしれないので、キャラメが終わったら相談してください!
一同/はーい。

プレイヤー1・MUMA/PC1ハンドアウトを選択。
プレイヤー2・マーサー/PC1ハンドアウトを選択。
プレイヤー3・すずか/PC2ハンドアウトを選択。
プレイヤー4・ひすい/PC3ハンドアウトを選択。
プレイヤー5・ピロ/PC3ハンドアウトを選択。

GM/それでは、キャラクターメイキングをして自己紹介に参りましょう!

MUMA(以降、知世)/キャラクター名が、綿貫 知世(わたぬき・ともよ)。大学院生の23歳女性です。名前の中に「たぬき」が入ってるよ!
プレイヤー2・マーサー/たぬき仲間だ! 嬉しい!(笑)
GM/[処刑人]5レベルだ。特化タイプだねぇ。
知世/特徴は、【防御点】が0です。≪処刑時刻≫で【防御点】が0になるので防具を取得していません。ですがダメージは6D6+9点です。期待値で30点ダメージを出します。
プレイヤー2・マーサー/凄い、1回でたぬき1匹は落ちるダメージだ(笑)
知世/自分の血を使った≪血の彫像≫を使用して、モブ操作で庇ってもらえばダメージコントロールはできるかな。『重要キーワード』は「魔術の実験」。『背景』は「ロゼッタストーンを読める」。
GM/ど、どういうことだ(笑) どこで習ってきたの?
知世/ゼミで。
GM/ゼミで!?(笑)
知世/PC2さんが先生だったので、その先生のゼミで学んでいました。なので『特徴』は先生と同じ「コミュニティの古株」です。……あ、あと車を持っているよ!
プレイヤー3・すずか/車持ちか。
知世/たぬきを助手席に乗せたいです!
プレイヤー2・マーサー/やったー、たぬき尻尾をバターロールみたいに潰して乗るー!(笑) ……伊香保や、渋川(伊香保最寄りの駅)が『イニシャルD』の聖地なんだよ。
知世/そう、最近『イニD』を見てたので車に乗る子がやりたかったんですよ〜。

 綿貫 知世 (プレイヤー名:MUMA)
 クラス:[処刑人5]
  体力:16(+5)  反射:15(+5)  知覚: 9(+3)
  理知: 9(+3)  意志:12(+4)  幸運:12(+4)
  HP最大値:29  MP最大値:20
重要キーワード:魔術の実験  背景:ロゼッタストーンを読める  特徴:コミュニティ(ゼミ)の古株である
ボーナス効果:≪興奮剤≫取得  スキルウェポンのイメージ:モーニングスター
職業:大学院生  性別:女  年齢:23歳  身長:160cm  髪色:黒  瞳色:茶
 スキルウェポン→≪凶々しき武器≫
 処刑人→≪処刑時刻≫ ≪封印の牙≫ ≪血のいざない≫ ≪異端審問≫ ≪負の空間≫ ≪血の彫像≫ ≪暗号解読≫ ≪薬物調合≫ ≪強力調合術≫
 一般特技→≪興奮剤≫

プレイヤー2・マーサー(以降、梅々)/キャラクター名が、麦永 梅々(むぎなが・うめうめ)です。うめうめって呼んで!
GM/うめうめ! かわいい!(笑)
梅々/職業は、たぬき! 『ライフパス/重要キーワード』が「人ではないもの」です。クラス編成は[感応力師]レベル3、[狩人]レベル1、[稀人]レベル1です。たぬき少年です。
プレイヤー5・ピロ/たぬき! かわいい!
梅々/同じPC1ハンドアウトである知世ちゃんと子供の頃から一緒に遊んでいました。永遠の11歳で、お腹がぷくっとした年を取らない男の子です。
知世/か、かわいい……(笑)
梅々/データは回復キャラとして作ったよ。あとは≪神域の耳≫や≪痕跡発見≫で探し物が得意なたぬきだよ! 今は『平成たぬき合戦ぽんぽこ』の成長したたぬきらしく地元を離れてN市の林で一人暮らしをしながら、教会のエージェントをしています!

 麦永 梅々(プレイヤー名:マーサー)
 クラス:[感応力師3/狩人1/稀人1]
  体力:10(+3)  反射:12(+4)  知覚: 9(+3)
  理知:15(+5)  意志:15(+5)  幸運:12(+4)
  HP最大値:20  MP最大値:28
重要キーワード:人ではないもの  背景:兄弟姉妹にたぬき達がいっぱいいる  特徴:土地勘がある
ボーナス効果:≪興奮剤≫取得  スキルウェポンのイメージ:ドングリの鉄砲
職業:たぬき  性別:オス  年齢:外見11歳  身長:135m  髪色:黒  瞳色:金
 スキルウェポン→≪幻の射撃≫
 感応力師→≪空間知識≫ ≪肉体復元≫ ≪念動障壁≫ ≪念動障壁・改≫ ≪空のリング≫ ≪バベルの唄い手≫
 狩人→≪神域の耳≫ ≪痕跡発見≫
 稀人→≪光の一手≫ ≪葉っぱのお金≫
 一般特技→≪興奮剤≫

プレイヤー3・すずか(以降、乾)/キャラクター名は、乾 忠彦(いぬい・ただひこ)。年齢は還暦ちょい前の58歳。クラス編成は[霊媒師]レベル1の[領域遣い]レベル4。30メートル先に≪大地の一撃≫をブチ込みます。
プレイヤー5・ピロ/おお、カッコイイ。
乾/PC1の知世くんがいるゼミの教授をしています。可愛い孫が生まれたおじいさんで、今は孫が可愛くて仕方ないです。でもまだ「おじいさん」って呼ぶのには早いかな……。
梅々/けど孫から「おじいちゃーん!」って言われたらデレデレしちゃうんでしょ?
プレイヤー5・ピロ/そして孫以外から「ジジイ」って言われたらキレる。
乾/おじさまって呼んでください!(笑) 朗らかで親しみやすい、若作りなおじさまです。孫ができてかなり丸くなったタイプです。
GM/つまり、若い頃はブイブイ言わせてたんですね?
乾/昔は……異能力についてあまり肯定的ではなく、少し荒れていた頃もありました。けど子供ができて……「こういう能力を色んな人が使えるようになれば、能力者は孤独にならずに済むよね?」と思うようになりました。だから異能を広く一般化できないかという研究をしています。

NO IMAGE 乾 忠彦(プレイヤー名:すずか)
 クラス:[霊媒師1/領域遣い4]
  体力: 9(+3)  反射: 9(+3)  知覚:13(+4)
  理知:15(+5)  意志:15(+5)  幸運:12(+4)
  HP最大値:18  MP最大値:31
重要キーワード:孤独  背景:家族にかわいい孫がいる  特徴:コミュニティの古株だ
ボーナス効果:ファンブル振り直し  スキルウェポンのイメージ:??
職業:教授  性別:男  年齢:58歳  身長:?  髪色:?  瞳色:?
 スキルウェポン→≪大地の一撃≫
 霊媒師→≪視えない腕≫ ≪気迫の盾≫ ≪断末魔の叫び≫
 領域遣い→≪強化術式≫ ≪大地の守護者≫ ≪大地の勅命≫ ≪錬金術師の指≫ ≪知恵の分身≫ ≪彼方の音≫ ≪空隙の品≫

プレイヤー4・ひすい(以降、あやめ)/キャラクター名は、日高 あやめ(ひだか・あやめ)です。職業はジャーナリストです。
GM/おー、ジャーナリストなんだ。
あやめ/≪未来視≫や≪すりぬけの式≫、≪望淵鏡≫や≪千枚皮≫などを持っています。取材に使えそうなものを取りました。
梅々/ジャーナリストが持っていたら凄い特技シリーズが総じてあるね?(笑)
あやめ/足で稼ぐ系ジャーナリストですから。職業は記者なので、『重要キーワード』は「妄想」。
乾/……えっ!?(笑)
プレイヤー5・ピロ/その記事、捏造じゃない!?(笑)
あやめ/捏造を本物にしていきます。
知世/それいいの!?(笑)
あやめ/ちなみに『背景』は、「〆切から逃げている」。
乾/逃げちゃダメだろ!?(一同笑)
あやめ/クラスは[魔術師]2レベル、[世界遣い]3レベル取っています。ダイス振り直しとか、バステ攻撃ができます。スキルウェポンが≪押し寄せる闇≫なので、ランダムで味方を攻撃するかもしれませんが頑張っていこうと思います。

 日高 あやめ(プレイヤー名:ひすい)
 クラス:[魔術師2/世界遣い3]
  体力:13(+4)  反射:12(+4)  知覚: 9(+3)
  理知:12(+4)  意志:12(+4)  幸運:15(+5)
  HP最大値:30  MP最大値:26
重要キーワード:妄想  背景:〆切から逃げている  特徴:探し屋をしている
ボーナス効果:最大【MP】+2  スキルウェポンのイメージ:魔法
職業:記者  性別:女  年齢:27歳  身長:170cm  髪色:藍  瞳色:黒
 スキルウェポン→≪押し寄せる闇≫
 魔術師→≪ニュクスの冠≫ ≪千枚皮≫ ≪望淵鏡≫ ≪すりぬけの式≫
 世界遣い→≪リバース≫ ≪逆転運命≫ ≪輪廻の扇≫ ≪破却の理≫ ≪未来視≫

プレイヤー5・ピロ(以降、眞波)/キャラクター名、布津 眞波(ふつ・みなみ)です。35歳の男で、クラス配分は[闘士]1レベル、[狂戦士]2レベル、[霊媒師]2レベルの前衛系です。≪斬り返し≫+≪朽ちゆく魂≫+≪乱舞≫で、毒の範囲攻撃ができるよ!
乾/範囲で振り直しができる毒攻撃ができる、強いですね!
眞波/副特技には≪火霊操作≫と≪水霊操作≫があります。
梅々/温泉野郎だ!
眞波/温泉野郎、とは?(笑) 『ライフパス/特徴』が「スリルを求めている」。南米とか行って遺跡に潜り込んで、変なルポを書いてあやめさんがいる会社に持っていくライターです。
あやめ/同業者ですね、心強いです。
眞波/その日暮らしの自由人かも? 【理知】が[狂戦士]のわりには意外と高めです。文章で小銭を稼いでいる系おじさんをやるよ!

NO IMAGE 布津 眞波(プレイヤー名:ピロ)
 クラス:[闘士1/狂戦士2/霊媒師2]
  体力:15(+5)  反射:13(+4)  知覚:15(+5)
  理知:12(+4)  意志:10(+3)  幸運:12(+4)
  HP最大値:30  MP最大値:26
重要キーワード:事故  背景:事故のせいで両親不在である  特徴:スリルを求めている
ボーナス効果:特技取得  スキルウェポンのイメージ:体を刃にする
職業:フリーライター  性別:男  年齢:35歳  身長:185cm  髪色:灰  瞳色:濃い灰色
 スキルウェポン→≪殺戮の身体≫
 闘士→≪斬り返し≫ ≪鳥躍≫
 霊媒師→≪朽ちゆく魂≫ ≪守護するもの≫ ≪火霊操作≫ ≪水霊操作≫
 狂戦士→≪乱舞≫ ≪失われた日々≫ ≪狂舞≫
 一般特技→≪強化手術:理知≫

乾/では、それぞれの「嫌いなもの・苦手なもの」を発表しましょうか。
梅々/はーい。梅々は『犬』が怖いです。あとは『自分を忘れる人』が苦手というか、恐ろしいです。人より長寿の[稀人]なので、どんどん別れるし先に逝ってしまう……取り残されるのは嫌です。
乾/おじいさんは、『機械の操作』が苦手です。研究の為に一生懸命頑張ってますが、6歳ぐらいの孫にパソコンの扱いを追いこされてます(笑) あとは『一人になること』が嫌いです。人が居る場所に寄っていきます。
あやめ/あやめは『〆切』が苦手です(一同笑) 〆切はマジ怖いです!
知世/知世は『暗い所』が嫌いで、暗所恐怖症です。
眞波/眞波は『海』が苦手なカナヅチです。でも川は平気です……塩水がきっと苦手なんだ。スキルウェポンの≪殺戮の身体≫が、体を刀剣っぽく変化させるものなんで錆びるのが嫌なんだ(笑)
GM/(色々メモったり、パソコンをいじったりして)……かしこまりました。それではセッションの準備ができましたので、本編を始めていきましょう!


 ●マスターシーン 〜誘い〜

GM/PC2の乾先生のシーンから始めていく予定ですが……。乾先生、いえ、すずか先輩。自分のスマホを見てもらえますか?
乾/はい? ……うええっ!? 私のスマホにメールが届いてる!?
GM/先ほど、メールを送らせていただきました。
乾/先生は一生懸命慣れない携帯電話をコツコツ見ま……わあっ!?
梅々/えっ、何があったの?
乾/い、いえ……差出人名まで、ちゃんと……。GM、このセッションのためにわざわざアカウントを取ったの?
GM/はい。ハダリーの名前でホットメールを送りました。
眞波/凄い! 小道具が細かい!(笑)

 差出人:Hadary A   件名:乾くんへ
 本文:乾くん、君さえ良ければ私の頼みを聞いてくれないか。
 私がG県にいることは以前から話していたね。実は、私のもとにいるAIを預かってほしいんだ。
 ちょっとしたテスト、もとい実験をしたいんだよ。それには君の協力が不可欠なのだ。
 もちろん礼はしよう。宿は取っておいたから自由に使ってくれ。


GM/メールの本文には、複数人で宿泊できるホテルのチケット情報が記されています。
乾/もう宿を取られちゃったら行くしかないじゃん!?(笑)
眞波/「行ってくれるだろう? 答えは聞いてない!」だな(笑)
乾/む、昔から変わらない強引な人だなぁ……。ハダリー博士に電話をジーコジーコしていいですか?
梅々/ジーコジーコって、黒電話をかける音か(笑)
GM/電話OKですよ。「もしもし?」
乾/ハダリーかい。お久しぶり、チケットを受け取ったよ。
GM/「ああ、乾くん。メールを見てくれたんだね」
乾/行かないと言ったらキャンセル料がかかるよね……君は昔から強引なところは変わらないな。僕は困らないんだが、そっちが困るんじゃないかな?
GM/「それはどういう意味かな」
乾/AIを預かるってことだよ。僕の機械オンチは君も知っているだろう?(笑)
GM/「ちょっとやそっとじゃ壊れないように造っているよ」
乾/……孫を連れて行ったら綺麗に分解するだろう。孫は連れておかないことにするよ。
梅々/お孫さんは、機械を壊す系の子なの?(笑)
乾/キラキラとした目でテレビのリモコンとか3DSを「分解したよ!」って得意げに持ってくる孫です。
眞波/3DSを分解するとは、任天堂に喧嘩を売ってるな(笑)
GM/「で、乾くんはG県に来てくれるのかい? 行きたいという気持ちが3分の1も伝わってこないよ
乾/壊れるほど愛してもいないだろ、僕のこと!?
梅々/……これ、懐メロを積極的に含んでいくセッションなの?(笑)
GM/「行ってくれるということだね、ありがとう」
乾/そういう奴だよ、お前は!(一同笑) ……宿の食事は期待しておくよ。
GM/「とても美味しい所を取っておいた。君の口に合うと思うよ」 乾先生は【知覚】判定をお願いします。難易度は12。
乾/まかせろー。(ころころ)……あ、11。失敗だ。
GM/惜しいですね。……何かその会話に違和感を抱いた。でもその違和感の正体は判らないな。
乾/いきなりホテルを取ったとか言ってくる奴の違和感なんて僕には判らない!(笑)
GM/君はホテルのチケットを持ってみんなを誘おう……ということで、このセッションは始まります。
乾/やったー、タダで良いホテルが取れたよー! その分、遊べるぞー!(笑)
知世/ホテル代が浮くとなったら、相当いっぱい遊べますね! ゼミでお世話になっている乾先生から話を聞いて、「そこ地元なんです」って案内することにします。
梅々/知世が伊香保に帰るなら梅々も帰る〜ってついてきました!
あやめ/私は〆切から逃げてきました。
眞波/だからそれ逃げちゃいけないやつなんじゃない!?(笑)
あやめ/……なので、ネタを求めて旅行に来ました(笑) チケットがあるなら私も行きたいですって手を上げたんでしょう。
眞波/俺はちょうどあやめさんがいた出版社に原稿を持っていって、そこで旅行に行くっていう話を聞いて、それなら俺も荷物持ちするーってついて来たことにする。
乾/じゃあそんな感じで! 5人で伊香保に向かおうと思います。



 ANOTHER WORLD SRS
  〜 デスエデュケーション 〜




 ●オープニングフェイズ1 〜出会い〜

GM/みんなで伊香保に行くシーンの前に、PC1の回想シーンをしましょう。いかにしてPC1達とNPC1・AIが出会ったかをやります。
知世/はいっ。
GM/今から13年前。それはセピア色の記憶、遠い昔住んでいた懐かしい場所の思い出。石段がずっと長く続いている街。石段を登りきった頂上には神社があり、そこが君達の遊び場所だった。
梅々/きゃっきゃ!
知世/いっつも鬼ごっことか、氷鬼とか、かけっことかやってたね。
梅々/石段を何段上から飛べるかもやってたよ!
GM/彼と初めて会った日のは、とても暑い夏のことだった。セミがミーンミーンとうるさく鳴いている中、遊んでいると石段の上から13歳ぐらいの金髪の少年が下りてきます。
梅々/じゃあ……ジャンケンして勝ったら石段を駆け上がる遊びを知世としていますね。ジャーケン、グー! 勝ったー、ぐ・り・ん・ぴ・い・す……っと!
知世/あ、ずるい! グーはグリコだよ!(笑)
梅々/そうやって駆け上がっていると、その金髪の男の子とドンっとぶつかっちゃう……とか? あ、ごめんっ!
GM/少年は身じろぎもしない。……少年の後ろから、背の高い男の人がついて来ます。その人も金髪、外国人ですね。男性の方が「大丈夫かい?」と言ってきます。
梅々/大丈夫! そっち、大丈夫だった?
GM/男性は「大丈夫だった?」と少年に尋ねると、「大丈夫です」と答えます。
梅々/敬語を使っている。……こいつ、大人だ! カッコイイ!(一同笑)
知世/か、カッコイイ! 下の段から見てます。
GM/2人の顔を交互に見ながら、男性が「お名前を訊いてもいいかな?」と言ってきます。
知世/わたぬき、ともよですっ!
梅々/うめうめっ!
GM/それを聞いた少年は、「わたぬき ともよ……うめうめ……覚えました」と言います。男性は「さあ、自己紹介をしてもらったのだから自己紹介をしなさい」と言うと、少年が「初めまして。私はAI」と答えます。
知世/えー……あい? まだ「AI」という単語が思い浮かべられないので、首を傾げます。
GM/男性は「この子は僕が開発したんだ」と答えます。
梅々/……ロボットなんだ?
GM/「ここに来たばっかりで、名前をまだ付けていない。お近づきの印に、この子に名前を付けてくれないかな?」と言います。
知世/……とりあえずお近づこうと思って、石段を登ります(笑)
梅々/物理的に近づいた(笑) エーアイ……悪いアイじゃないよね?
GM/悪いアイ?
乾/……「良えアイ」じゃないよ?(笑)
知世/ああ、そういうことか! ……もういっそ名前は「アイくん」でいいんじゃないかな!?(笑)
梅々/うん、それでいいよね! 音も似てるし判りやすいし!
GM/少年は「覚えました。私は今日からアイという名前になります」と言い、隣の男性はニコニコと笑います。「せっかくだから、ここで流行っている遊びを教えてくれないかな?」
知世/うんっ。……今のあたし達の間でグリコゲームが大流行しててね!
GM/少年は「どういうゲームなのですか」と尋ねます。
知世/えっとね、ジャンケンをしてグーで勝ったらグリコ、チョキで勝ったらチョコレート、パーで勝ったらパイナップル分石段を上がることができるんだけど……。
梅々/しかし我々のゴールデンルールでグーで勝ったときグが付く単語であれば何段でも登ることができる。グリコじゃなくてグだったら何でもいいという言語力が試されるゲームなのだ!
眞波/なんつーゲームで遊んでいるんだ(笑)
乾/……「グッドです」とかは?
梅々/グッドですOK! 5段も上がれるよ! 通は「グッドコミュニケーション」で12段も登るよ!
あやめ/チョキだったら、「チョコレートパフェ」……とか?
乾/「超上級ルールブック」なら、15段も上がれるよ?(一同笑)
GM/少年は「それがナウでヤングな流行りなのですね」と言います(笑)
梅々/実際やってみようか! 石段の一番下に降りまーす。
GM/……という感じで、毎日遊んでいく中で、君達は仲良くなっていくのでした。
知世/お腹がすいたら小銭を掴んで、たまこんにゃくを買いに行こう!
GM/「たまこんにゃく」
梅々/喉が乾いたらラムネを買いに行って、飲ませてあげるよ!
GM/「ラムネ」 アイはまじまじと見つめた後、「これはどういうものですか」と尋ねます。
梅々/飲み物だよ。目から入れられるもんだったら入れてもいいんだよ?
GM/では目に入れようとします。
知世/あああ、だめーっ!(笑) ラムネは気を付けて開けないといけないんだよ。こうやって、ポンッて……。
GM/爆発したラムネがドボドボと流れていきます。
知世/うわっとー!? 早く口を付けて! 飲んで飲んで!
GM/飲みます。「シュワシュワします」
梅々/普通に飲食はできるんだね? ……シュワシュワするよね、飲み過ぎると空浮いちゃうから気を付けるんだ!
GM/「覚えました」
知世/ああ……次々に嘘を教えられていく……(笑)
GM/しかし時は過ぎるもの。君達は少しずつ成長していく……って、梅々は成長しないんだっけ?
梅々/たぬきは成長はしません。ずっと外見は11歳のままです……が、今は住んでいた山を出て、へんげの鍛錬のために遠く離れたN市で暮らすようになりました。だから教会のエージェントをしてるよ。
知世/知世は進学のため伊香保を出て、N市で暮らしています。乾先生のいる大学のゼミに通っていますよ。
GM/2人ともそれぞれの道に進み、だからAIだけが石段街に取り残された。今、AIがどうしているかは知らない。という夢を見ました。
梅々/……伊香保に向かう電車の中で寝ちゃって、そんな夢を見たのか。
乾/今は5人で伊香保に向かっている途中なんだね。……若い2人が2人とも寝てたんだ(笑)
眞波/その隣で冷凍みかんをもぐもぐうめえって食べてます(笑) 久々の国内旅行にテンション上がってもう冷凍みかんを3つぐらい食っちゃった!
あやめ/3つも冷凍みかんを食べたらお腹を壊しますよ(笑)
梅々/ふぁ〜、おはよう〜。
眞波/よしよし、寝起きのボーズにみかんをあげよう。
梅々/電車の中で食べる冷凍みかんおいしい〜(笑) ハッ、もう八木原駅だ! もうすぐ渋川駅だから下りる準備をしなきゃ!
眞波/そろそろ到着かー。お嬢ちゃんにもみかんをあげよう。
知世/あ、ありがとうございます。
梅々/知世、みかん半分あげる! 知世はおっきくなったから! いっぱい食べるでしょ?
知世/うん。ありがとうね、梅々。
乾/……眞波くん。皮が冷たすぎるから剥いてくれない?
眞波/それぐらい自分でやれよ、じーさん!(笑)
知世/じゃあ乾先生のみかんを剥いてあげますよ(笑)
眞波/ほらじーさん、35歳のおじさんじゃなくて若い子に剥いてもらったみかんの方が美味いだろ!(笑) なんなら駅弁もあるぞ!? 食べさせてもらえよ!
梅々/だるま弁当おいしいよ! そうだ……知世。なんかさっき、夢、見た。
知世/夢? あたしも見たよ。
梅々/知世も見たんだ? これからあそこに戻るから思い出しちゃったのかな。……むーっと背伸びをするとポコッと尻尾が出てきます。
眞波/おい、しまえしまえ!(笑) 確か2人は今から行く場所の生まれなんだっけ?
梅々/うん! 200年前に!
知世/20年前に!
梅々/同じ2! おそろい!
眞波/……お、おう(笑)
梅々/アイの夢、見た! 昔いっぱい遊んだ……AIの友達! AIの!
あやめ/……AIって、ロボットの?
知世/……子供の頃はあまり考えてなかったけど、今思えば「AI」って言うぐらいだしあの子ってロボットだったのかな?
GM/ちなみに、乾先生は駅にそのAIが待っているということを知っています。ハダリー博士が預けると言っていたAIとはそこで落ち合う予定です。
乾/そうなんだ。……AIって言うからコンピュータを預かるのかと思ってた。「ロボットを預かる」という認識でいいんだね? じゃあ「博士の知り合いが駅で待っているんだよ」って、みんなに話しておきます。
GM/ではそろそろ駅に到着するというとき、乾先生に高坂さんから電話が掛かってきます。
乾/わわっ、電車内だけど……もしもし? 高坂さん?
GM/(高坂になって)「もしもし、乾さんですか。もう駅に到着しましたか?」

 高坂
 様々な事件の仲介屋(コーディネーター)をしている男。PCのような能力者達に「仕事」を紹介することを仕事とする斡旋人。
 詳しくは『AW公式NPC・パーソナリティーズ』参照。年齢は永遠の33歳。年下にはどんな相手であっても「〜くん」「〜ちゃん」付け呼びをする。


乾/いえ、まだですよ。……年齢を高くしたから高坂に「さん」付けで呼ばれた。なんか楽しい(笑)
GM/「乾さん達がG県に行くということを他のエージェントから聞きました」
乾/高坂さんも今から来るかい?
GM/「お、俺も!?」(笑)
眞波/そうだよ、高坂さんも慰安旅行ということで一緒に来ようよ〜!(笑)
GM/「い、行きたいのはやまやまなんだけど……。実は今回はあまり良くない報せを伝えに電話をしたんです。昨夜、G県で一般人が異端に襲われたという事件がありました」
乾/異端が……。異端がいたんだ……?(笑)
GM/「これからそちらに行く乾さん達に気を付けてほしいから、情報を話しておきます。被害者は目立つ青い光を目撃し、皆一様に『死ぬかもしれないと思った』と話していました。その発光する異端の名前を我々は『デスエデュケーション』と名付けました」
知世/デスエデュケーション?
GM/『死への準備教育』のことです。「被害者は全員入院中で、死者は出ていません。伊香保という街で起きた事件なのですが、まだその光を放つ異端は捕獲できずにいます。もしかしたらもうその街から離れたかもしれません。G県と言っても広いから事件に遭うとも限りませんが、とりあえず伝えておきます」
乾/G県だけに、事件に……。
梅々/さっきから乾先生からおじいちゃんの香りがするよ(笑)
乾/年を取ったらね、親父ギャグを言わないと脳がおかしくなるんだよ!(笑)
GM/「事件についてはこちらで調べを進めておきます。乾さん達は旅行を楽しんできてください。何かあったら連絡をしてくれると助かります」
乾/そのときは特別ボーナスを期待してるね。
梅々/教会の人達へのお土産用に、湯の花饅頭のいっちばん大きな箱を買おうよ! あ、でも持ち帰るの大変?
知世/それなら宅配便で送ればいいんじゃないかな。
GM/そんな感じで、そろそろ電車が目的地に着きます。……電車を降りて改札に向かうと、背筋を正して立っている金髪の男の子がいます。
梅々/外見は?
GM/13歳ぐらいの男の子です。君達が昔あったことがあるAIのアイくんが、まったく変わらない姿でそこに立っています。
梅々/成長はしていないんだ。……あ、あれ! 知世! あれ! ……アイ!
知世/あ、あれ……あれっ!? あ、アイくん!?
梅々/アイー! 駆け出して、アイの体にドーンと飛び乗る!
GM/バターンと倒れます。
あやめ/だ、大丈夫?(笑)
GM/「こんにちは」
知世/こんにちは、久しぶり!
GM/「梅々、知世。覚えてます。お久しぶりです」 金髪の少年は、乾先生の方を見ます。「乾先生でよろしいでしょうか」
乾/驚きます。……あの博士も大したもんを造ったなぁ?
GM/「ありがとうございます」 ペコリと一礼する。その後にあやめさんと眞波さんを見て、「お名前を教えていただけますでしょうか」と言います。
眞波/お、おう。布津 眞波……です。
あやめ/日高 あやめ、です。
GM/「布津 眞波さん。日高 あやめさん。覚えました」
乾/君が、ハダリー博士のおつかいのAIかな?
GM/「はい。私はAIです。知世と梅々からアイという名前を貰い、アイと名乗って生きています。博士から伝言を預かっております」
乾/伝言を?
GM/『一日アイを預かってほしい。夕方になればサプライズを用意している。それまで伊香保の街で遊んで待ってほしい』というものです」
知世/さぷらいず……?
乾/きっとロクなもんじゃねぇ(笑) ……博士に電話しますが、通じますか?
GM/通じません。
乾/んー……まあサプライズだしな。通じないか。
梅々/……アイを預かるということは、アイも一緒に旅行できるってことだよね? じゃあ6人で旅行だー!
眞波/随分と大人数の旅行になったな。
GM/「では向かいましょうか」 アイは、バスが出る時間10分前にきっちりと移動したりします。時刻は昼すぎ13時ぐらい。それではこれからは夕方まで自由に遊んでください!