クトゥルフ神話TRPG・リプレイ
■ 『 人間観察ミ=ゴです 』 2ページ ■
2022年7月1日




 ●2人でラブホテップへ

草摩/居酒屋ナイアの前にあるラブホに入るぞ。天鴻、部屋の希望はあるか?
天鴻/俺が決めるの!?(笑) 和室とか、ちょっと雰囲気の違うSM部屋とか、ラグジュアリーなのとか、いっぱいありますけど……。
草摩/天鴻が好きな部屋を選べ。
天鴻/え、ええ……じゃあダイスで決めます。さっき言ったやつを順番に……(ころころ)待って。ダイスが「SM部屋にしろ」と言ってるんだけど? なして!?(一同爆笑) 
草摩/そこか。決まりだな。
天鴻/隣の和室を押そうとして間違って押したんだ!(笑) やっべ! 取り消しできねえの!? ああっ、部屋の鍵が出てきちゃった!?
草摩/広いベッドがあって良い。天鴻は大きいからな、ピッタリだ。
百合人/チェーンや拘束具もいっぱいあるね。ベッドに四肢拘束できるやつとか。
天鴻/つ、使わなくてもいいんじゃないかな!?(笑)
草摩/シャワーを浴びようか。行ってくる。シャワーざぁー。
実散/そうしてSM部屋に一人残されるたかひろくん……(笑)
天鴻/草摩さんがシャワーしてる間にベッドの上のチェーンとか隠す! ないない!(笑) このデカいのは……隠せないな、壊すか……ダメだ、器物損壊だ……後は何をすればいいんだ!?
実散/実散からたかひろくんにラインを送るね! 「たかひろくん元気〜?」
天鴻/ラインする余裕あるんだ!?(笑)
実散/「兄ちゃんとお元気してる〜?」
天鴻/どういう意味!?
実散/「え、そのままの意味だけど?」 きょとん。
天鴻/げ、元気に2人で飲んでるよ!
実散/「良かった! 兄ちゃんはたかひろくんのこと大好きだからきっとスキスキ言ってるんだろうな〜。お世話よろしく!」 スタンプぺたり。
百合人/ミチルちゃん! オレ達もよろしくヤるよ!
実散/あ、待ってセンパイ。さくくんからラインが来たから……。
百合人/ヤるよ! オレの邪魔をするなオレのPC!(一同爆笑)
草摩/ざざぁー……キュッ。シャワーを浴び終えたぞ。
天鴻/ピャッ!?(一同笑) お、おかえり……。今更だけど緊張してきたな!?(笑)
草摩/腰にタオル巻いたままシャワールームから出てくる。セクシーインキュバス草摩だからな。
実散/兄ちゃん、わりとガチムチッてしてるよね。
百合人/ウホ、いい男。
天鴻/うーわー! 今は本当にそうだから何も言えねえ……!(笑) あ、俺もシャワーを浴びてきます……もしかして、中の準備とかした方がいいのか!? しとかないと、草摩さんの迷惑になるもんな……。
草摩/天鴻が隠したチェーンを復活させます。
天鴻/くっそぉー!(一同爆笑) 先にシャワーへ行かせたのが間違いだった!(笑) シャワワワ……キュッ。草摩さんに質問です……腰にタオルとバスローブ、どっちがいい?
草摩/バスローブで。
天鴻/はいよ!(笑) バスローブを羽織って戻ります……お待たせしました。
草摩/おかえり。ベッドに座ろう。
天鴻/はい……。ぽすん。ベッドの端っこに座る。
草摩/端に座ったなら、端にいる天鴻の隣に座る。頬を撫でる。
天鴻/びくっ。
草摩/唇を指でなぞる。
天鴻/んっ……。
草摩/真顔で見上げる。口を開いてくれ。
天鴻/う……ああ。口、緩く開ける。
草摩/指を突っ込む。人差し指と中指を、舌の上でぐにぐに。痛くはしない。
天鴻/んぐっ。……ふ、あ、んんっ。指が上顎なぞる度に、鼻から抜けるような声が出る。口の端から唾液が流れ落ちる……。
草摩/しばらく口の中を指でマッサージ。興奮させるには口呼吸を奪うのが一番だからな。効率的に高揚させたぞ。
天鴻/医者〜!(笑) は、はっ、あ、ふあ……。ぎゅう、とバスローブと端を掴む。苦しくなってきて、かり、と草摩さんの指に歯を立てる。
草摩/そういえば、このホテルには媚薬があったな。今からでも使うか? 薬は、ラクだ。俺もお前も。体を簡単に騙せる。どう思う? 指を口から離す。
天鴻/は……んっ、あ……。自分の唾液塗れの草摩さんの指先を見てしまう。……薬は、いい。使われたら、おかしくなりそうだから、いらない……。
草摩/いいか。……濡れた手を天鴻の身体へ。バスローブの中へ。股間へ。ペニスへ。
天鴻/んっ、あっ……。あっ、う、草摩さん、ちょっと……。ゆるく、勃起しているそこに、直接触れられて身体が跳ねる。
草摩/柔く撫でる。優しく撫でる。根元から先へ柔く押し潰すように何度もなぞり上げる。
天鴻/ふ、あ、ああっ、や、め……ンッ。
草摩/声、上げたいだけ上げろ。
天鴻/言われて、逆に手で口を塞ぐ。ん、ンンっ、ぐう……。
草摩/さわさわ。優しい撫で方から、じりじり、こりこり、隙間部分を力入れて摘まんでいく。強弱をつけながら摘まみ上げていく。
天鴻/ひっ、あっ……。ァッ。声が漏れないように必死に口を塞ぐ。
草摩/かわいいな。何がそんなにかわいいのかな。
天鴻/うう……。お、れの、声とか、かわいくない、だろ……。
草摩/雄々しく堂々とした体格の天鴻が、縮こまって小さく震えている。かわいいと思うぞ。
天鴻/ひう……。草摩さんの肩口に額を当てて、うずくまる。……はっ、はッ、ん、も、う。
草摩/唾液だけじゃ乾いてつらいか。用意していたローションを手に取って、塗りたくる。
天鴻/ひあっ!? つめた、いっ……。
草摩/ヒヤッとするけど許してくれ。コリコリしているうちに熱くなる。ぬめったもので包まれるの、好きだろう?
天鴻/はうっ……、あ、うぐう……。
草摩/先端、ツンツン突こうか。指の腹でスリスリしよう。お前の芯を感じろ。コリコリ、コリコリって……。
天鴻/っ、イッ、いいっ、あっ……そ、れ、だめ、やあ!
草摩/……俺の指に摺り寄せてくるな? 快感に呑まれて貪欲にもがく。かわいいぞ、発情してる匂いがする。……手を止める。
天鴻/あっ……草摩さん? 名残で無意識に揺れていた腰が、緩く動く。動いてしまう……。
草摩/天鴻は「嫌だ。やめる」と言わず、俺に擦り寄って来た。これ以上をしよう。チェーンで両手両足を拘束しようとする。うつ伏せ大の字で拘束だ。
天鴻/へ……? あの? ちょっと? それ、必要なんです!?
草摩/四肢を一つ一つ拘束していくぞ。天鴻の顔をシーツにうずめるような形で、大の字拘束する。
天鴻/これ恥ずかしいな!? あ、の、草摩さん……?
草摩/腹の下に枕を置く。股間がちょっと浮いて空間が空く。尻がちょっと突き出たようになり、後ろから自由に攻めやすくなった。……尻穴を指で撫でる。
天鴻/ひっ……!
草摩/恥ずかしがっているのに、天鴻は逃げない。しかも、準備もしてくれていた。
天鴻/うっ、その、それはマナーっていうか……。人とするのは、初めてだし……。
草摩/腰が枕で浮いてぶら下がっているペニスの先側に、極粒ローターを充てる。
天鴻/ふぁっ!? あ、な、なに?
草摩/アナルには、ローションで濡らしたスティック状バイブを突く。ただし、まだ入れない。
天鴻/そっちも!? なに、何してんの……!? 俯せになってるから草摩さんが何をしてるのか全然見えない!
草摩/ペニスを重力でシーツに押し潰せばローターの刺激が伝わる。ローターから逃げるように腰を上げればアナルのスティックがズブッと入る。前をローターで重力に従い苛むか、前から逃げて後ろに引いてバイブを咥え込むか。お好きにどうぞ。
百合人/え。すごっ?(笑)
実散/うつ伏せでちんちんローター攻め、逃げて腰を上げるとお尻をバイブ攻め? すげー発想じゃん(笑)
草摩/今はスティックバイブの先っちょを少し咥えているだけ。腰が逃げなければ中には入らない。さあ、どっちが天鴻の好みかな?
天鴻/は、あっ!? ああっ、なっ、あう……。
草摩/どっちが好みか見せてくれ。ブブブブブと粒ローターがシーツの上で震える。
天鴻/ヒッ、アッ、ああっ、やあっ、あああっ……! ガチャガチャと手足を拘束する鎖が鳴る。性器への直接の刺激が辛くて、腰が逃げる。どっちの刺激にも翻弄されるように、交互に腰が動く……。
草摩/同時に楽しむのか?
天鴻/ひ、あ……あっ、あっ……。段々、腰が落ちる。シーツに性器を擦り付けるように、腰が揺れる。は、はあ、はう……んっ。んっ、も、イきそう……。草摩さんに見られてる……。
草摩/見てるぞ。
天鴻/見られているけど、腰が止まんない。……ローターに押し付けるように、深く腰をシーツに沈める。や、ば、もう、むり、あっ ぐ……。
草摩/きっと今、天鴻はかわいい顔をしている。後ろからだと見られなくて残念だ。代わりに、かわいい声を大きく上げて俺に気持ち良いを聞かせてくれ。
天鴻/……ああああっ、アッ、ひああっ! 身体をシーツに押し付けて、ローターをペニスに強く擦り付ける。びくっ、と背がしなって、吐精する。
草摩/いい喘ぎ声だ。プロになれるぞ?
天鴻/なんの……プロ……。
草摩/気持ち良くなれるプロだ。いっぱい育ててそこにいこうな? 離れて腰がシーツから浮いたら、ツプッって尻に細いバイブが入り込む。
天鴻/あっ、いっ……! しまった、と思ったけどもう遅い。つぷり、とバイブが後孔に少しだけ入る。
草摩/ウィンウィン、ズプププ。
天鴻/あ、あ、ああ! ま、って、あうっ、待って……!
草摩/そんなに呑み込んで。天鴻は欲しがりさんだな。
天鴻/アッ、あっ、あたって、ひい……! 前立腺にあたるとこで、ガクガクと太腿が震える。
草摩/なるほど、その角度がいいんだな。覚えたぞ。
天鴻/あ……。びくんっ、と大きく身体が跳ねる。
草摩/教えてくれてありがとう。イけ。
天鴻/ああああっ、イッく、ぅっ! 舌も突き出して、みっともない声出して、2度目の精を吐き出す。
草摩/イった。かわいい声、聞かせてくれっていう俺のお願い、叶えてくれたのか? さすが天鴻。好きだ。(1d100ころころ)というのを、87分間やります。
百合人/1時間半!?(一同爆笑)
天鴻/なげーよ!?(笑) ……あ、90分耐久快楽攻め、『ローターデート』シナリオのギミックで処理できるわ。

 ▼ローターの強弱
 最強・強・普通・微弱・弱の5段階あり、それぞれで<CON*n>の乗数が変わる。
 乗数は最強が1、あとは1刻みで弱が5である。装着しているPCはこの<CON*n>ロールに失敗したら感じてしまう。
 強弱は操作するPCが自由に操作して良い。装着しているPCは、ローターが振動していれば常に気持ち良いものとする。
 ただしこれは目安である。時間が経つにつれて慣れてくる人もいれば、感じすぎて弱でも声が出てしまう人もいるためである。RPによって絶頂したり感じたりしてよい。

草摩/何分でイったか分数も決めて、90分到達するまで何回か数えますか?
実散/微妙にゲーム性があるようにしやがった。
草摩/記録係、みちるに頼んだ。
実散/アッハイ。場外で時間カウントを担当します(笑)
KP/なお、天鴻のCONは17ですね(笑)
草摩/では……いくつも極粒ローターをじゃらじゃらと、天鴻のペニスに絡ませる。
天鴻/ひっ!?
草摩/ペニス全体に、プルプルプルと微かな震えが全体に伝わるように。優しくな。最初は×5で。
天鴻/ぁぁっ、う、やあ……っふ、ぅぅ……ンッ。(ころころ)成功……成功だから、絶頂はしない。さっきのに比べると弱い刺激快感はあるが……イくほどじゃない。
草摩/じわじわやっているので、1d10分でカウント。
実散/(1d10ころころ)7分経過しました。
天鴻/これはこれで生殺しじゃない!?(笑) んっ、ん……。弱い刺激がもどかしくて、ゆるゆると腰を揺らしてしまう。
草摩/腰振りダンスかわいいぞ。少しずつ強くしていくか。欲しいだろ? 中ぐらい、×3で。
天鴻/ンンッ!(ころころ)71、失敗。
草摩/イった。1d8分経過。
実散/(1d8ころころ)7分経過。じわじわマッサージを14分やりました(笑)
天鴻/さっきよりも強くなった振動に腰が跳ねる。あっ! ああっ! ひあ……ッ。
草摩/ズプッ。それと同時に、跳ねた尻にスティックバイブが入る。
天鴻/アッ。……あ、う。また、はいって、うう……あっ、おく、はいる……ッ。
草摩/そのままこっちでもイこう? ×3ロール。
天鴻/ふあっ、あっ、ヒィ……ッ! ィッ!(ころころ)58、失敗。ぃ、あ、また、イくゥ……ッ!
草摩/中なので1d8分で。
実散/(1d8ころころ)7分経過。規則正しくイかせてる。
天鴻/さっきから規則正しく攻められてるなあ!?(笑) ビクビク、と腰と腹が震える。けど、吐精は無い。
草摩/奥でイったか。きもちいいとこ、見つかったな?
天鴻/腰が落ちてバイブが抜けていく……あ……んっ。
草摩/前のローター、×3で。変わらず付ける。
天鴻/腰が落ちて、またローターと性器が擦れる。(ころころ)58、失敗。
実散/1d8でロールかな?(1d8ころころ)5分でイった。
草摩/ん、間隔が早くなったな? 逃がさないように、小さなローターを敏感な箇所に掌で押し付ける。
天鴻/ひゃあっ!? まっ、まって、いま、イッたばっか、でぇ……っ! ひいいいっ!
草摩/天鴻のここ、元気だな。大きくて天鴻らしい。逃げたなら、また尻にバイブが入るぞ。……ああ、また大きく咥えこんだな? 今度はちょっと動かしてやろうか? ×2で。
天鴻/なっ、ちが、あっ、うあっ……あぅっ。や、め、とめ……! 前に逃げても、後ろに逃げても、快楽が襲ってくる。(ころころ)88、失敗。ああああッ!
草摩/ここかな? コツコツ。俺がいいところを突いてやる。1d6分だ。
実散/(1d6ころころ)2分でイっちゃったね
天鴻/あっやっ、そこ、やだ、突くの、やめイッ、ぐ、アアッ!? ぐり、と前立腺を強くえぐられて、喉を反らしてイく。
草摩/声がトロけてきたな。……粒ローターが熱を持ってきた、変えよう。卵状のローターに持ち替える。ゆっくりと天鴻の弱点を探し始める。×5、どうぞ1d10分の最弱で。
天鴻/うわ、ああ……っ!?(ころころ)62、成功。……正直「物足りない」と感じてしまった。
実散/(1d10ころころ)あ、1だ。1分だけしか経ってなくてごめんね
草摩/10分だと思えるぐらい濃厚な1分だったな。あんまり気持ち良くないところを鈍く攻める。見当違いをツンツンする。
天鴻/んっ、んんっ……っ!? わかって、やってるだろ……!
草摩/かわいい涙だ。いっぱい流してもらおう。的確にローターを押し付けて刺激。×1、1d3分で。
天鴻/(ころころ)82、失敗。ひああああ!?
実散/(1d3ころころ)2分後の出来事でした〜。
草摩/逃さないぞ好きなところ、覚えた。イってイって好きなだけ泣け。
天鴻/イッて、イってるから、ぁっ! とめ、やあああっ……! イくあぅ、あっ、も、むりぃ……ッ!
実散/おめでとうございます! これでなんと……30分が経過しました!
草摩/ああ、まだ30分なのか。あと3倍ぐらいイきまくろう、な? 無理と言いながら動く天鴻の尻に……今度は、アナル専用棒ビーズを。ビーズ状の丸い物がポコポコを中へ入れていく。
天鴻/ひゃあ!? なに、いれ、てぇッ……。そうま、さ、あんっ、ひぃ、なに、やだ、こわい……! 知らない、初めての感覚に身体全体が震える。
草摩/壁面をいっぱい刺激してくれる優しいオモチャだ。天鴻的に好きなら×2で、嫌で堪らないなら×4でロールを。好きかな? 嫌いかな? どっちだ?
天鴻/気持ちイイより……未知の感覚への恐怖が勝った。×4で(ころころ)7、成功。
草摩/×4の方なら、1d8分だ。
実散/(1d8ころころ)3分経過だね。
天鴻/や、だ、これ、ぬいて、そうまさん……ッ! 涙を零した顔を一生懸命後ろに向けて、懇願する。
草摩/抜く。言われた通りズボボボボっと引き抜く。×3でどうぞ。
天鴻/ああああああっ!(ころころ)5、クリティカル成功……って鬼かよ!? そして意地でもイかねえ俺!(一同笑)
草摩/クリチケあげます(笑) ×3なら1d6分かな?
実散/(1d6ころころ)5分経過だ〜。
草摩/嫌なら違うのをあげよう。こっちの、アナルプラグはどうだろう? ゆっくりゆっくり調教していこうか。
天鴻/あ、あ、ああ……。ひゅ、と息が漏れる。は、あ……。
草摩/角度をつけてゆっくり挿入。ピッタリとハマるかのように、止める。カチッとスイッチを入れて、揺さぶる。今までのような無作為にではなく、ジンジンと熱くなるような振動で……。
天鴻/うあぅ、ふあ……。じわじわ、じくじくと中が、熱くなっていく。
草摩/これはドンっていう刺激じゃなくて、コップの水が溢れるように当然の限界が来るモノだ。1d20分、時間をかけた×1でどうぞ。
天鴻/(ころころ)15、成功。……いっそイけた方が幸せだったのでは?(笑)
実散/(1d20ころころ)そして11分経過。
天鴻/……きもちいい。けど、イくには、決定的な刺激が足りない。
草摩/ずっとイイが続いている。最高だろ? 嫌なもの全部忘れられる。
天鴻/あ……や、イ、きた、イきた、いいいい……。や、だ、やだ、イかせて、そうまさ、んんんっ……。イきたくてもイけない刺激にずっと苛まれて、鎖がうるさく鳴るほど身体を捩って動かす。
草摩/天鴻。好きだ。お前は? これ、好きか?
天鴻/あ……すき……? オウム返しに言葉を発する。
草摩/きもちいいの、好きか? だから欲しいか?
天鴻/すき……ほしい……もっと……。
草摩/俺は天鴻の好きをいっぱいあげられる。好きをあげる、そんな男だ。俺と一緒に居ると、お前は好きでいっぱいになるぞ? 幸せだな。俺のこと、好きか?
天鴻/しあ、わせ……? 偶数で答える、奇数で我に返る。(ころころ)2。……す、き。
草摩/俺もだ。かわいい天鴻。×1、1d3分でロールを。
天鴻/(ころころ)……17以下成功で、18で失敗。ギリギリ失敗だ……。
実散/ギリギリだ〜。(1d3ころころ)1分経過!
草摩/では……ついにダム決壊。コップから溢れたどころじゃない、ダムで全部押し流すような絶頂を味わえ。
天鴻/ぷつん、と切れたように大仰に身体が跳ねる。……い、いい、あっ、おく、イって、ひゃあっ! 腹に入ったモノをぎゅうと締め付けながら、何度も中イキする……。
草摩/イって止まらない天鴻、かわいいな。こんな天鴻を見た奴、他にいるかな? 追加で絶頂しよう、×1で。
天鴻/また!?(ころころ)96、ファンブル 潮吹いたわこんなん!(笑)
実散/追加オーダー入りまーす!(1d3ころころ)3分間ひたすらイキまくりだ
天鴻/ぷしゃっ、と精液ではないものが性器から溢れる。あ……やあ……ごめ、なさ、もらし……。快感と羞恥で、はらはらと泣く。
草摩/……大変そうだな。ベッドの前に回って、うつ伏せな顔を上げさせて、口移しでミネラルウォーターを飲ませる。
天鴻/んっ、ん、んぐ……。はあ……もっと、舌、伸ばす。舌を絡めようと草摩さんの口内に入れる……。
草摩/かわいいな。1分したら、またキモチイイに戻ってやる。
天鴻/じゃあ……1分、好きなだけ草摩さんの唇を奪う……。
草摩/かわいい舌遣いだ。今度は舌を調教するのもいいかもな? では、後ろに戻って……電マを取り出す。布団と体の中に、電マを差し込む。
天鴻/ひ……っ!?
草摩/ボディーテープでペニスに電マを固定。
天鴻/っ、まって、草摩さん、それは、ちょっと……。一回経験してるから、ソレのやばさは知ってる。
草摩/1分休憩したから、再開だ。カチ。ブウウウウン。
天鴻/それ、それは、ああああああっ!? あっ、ひいっ、や、あああッ……とめ、とめ、て、イイイイッ!
草摩/一番強い刺激、暴力が押し寄せる。×1だ。
天鴻/(ころころ)30、失敗。むりぃ……叩きつけられるような快感に、背をしならせてイく。
実散/(1d3ころころ)2分でイく〜。
草摩/カチッ。イったら止める。……もう一つ、ディルド頭を被せた電マを、アナルに宛がう。ずぷ。
天鴻/ひんっ!? っあ……。
草摩/ペニスの形をした者が、ずるっと中へ。ずぷずぷ動くぞ。覚悟しろよ? 後ろを×1。
天鴻/弱弱しく首を振る、けど……いあああああっ!?(ころころ)64、失敗。
実散/(1d3ころころ)また2分でイった。
天鴻/ひっ、ひあ、あああっ、いく、いく、いって、ああああああっ!?
草摩/いい声だ。もう声も我慢しなくなったな。じゃあ……前だ。ボディテープで固定された前の電マが動かす。×1で。
天鴻/あうううっ!?(ころころ)1、クリティカル成功!? 後ろイきしたときにテープが剥がれて、その状態で動かしたから電マが外れたでは?(笑)
実散/そんなこんなで(1d4ころころ)3分経過。おめでとうございます! なんと1時間が経過しました! まだまだ続くよー!(笑)
草摩/振動が強すぎると難しいな……労わるぞ。ローションをまとわせた指で、ペニスをすりすり。その指で×5どうぞ。
天鴻/はあ、はあ……。(ころころ)9、成功。快楽に耐性がついてきたか?(笑) そうまさ、しつこい……百合人さんだってここまでは……!
草摩/ほう。百合人先輩はどうしていた?
天鴻/……しまったという顔。
草摩/あっちはプロだからな。お前の好きをしてもらえたんだろ? しかも天鴻は、百合人先輩を好いていた。さぞ気持ち良かったんじゃないか?
天鴻/……別に、大したことは、してねえですよ。あの人としたのは、縛られて、尻いじられて、散々イかされた、それだけですよ。俺は何も、してない……させてもらえなかった。そんな資格が無いのは分かってましたけど……。
草摩/天鴻がかわいいから大事にしたのかな? 百合人先輩も格と同じぐらい口が達者だからな。
天鴻/違うよ。あの人が大事なのは実散さんだけだから。実散さん以外を抱くつもりはないんですよ。
草摩/あれだけ「タカちゃんスキスキ」言ってるのに?
天鴻/リップサービスでしょ。それに、俺がちょっと舞い上がっちゃっただけ。
草摩/……俺なら天鴻のことを想って、お前の好きをいっぱいやるのに。
天鴻/……それ、は、ずるいぞ……。
草摩/お前の苦悩を全部吹き飛ばす。塗り潰す。消し去ってやるそれぐらい……イかせてやる。前を掴んでシコる。
天鴻/あう!?
草摩/天鴻の背中を抱く。抱きついて、股間に手を伸ばして、ローションで濡らした指でシュッシュシュッシュってシゴく。
天鴻/ふ、あ、あっ、ちょ、はや、ぃっ……!
草摩/背中を抱きながら、大きな背中、首元、うなじにキスしながら……好きだって言いながらシゴく。×3で。
天鴻/あ、う、それ、きもち、いい、いい……。(ころころ)99、ファンブル〜! 人の手の、ぬくもり、動き、さっきまでの機械的な刺激じゃない……あったかい。
草摩/首元に唇を寄せて、あちこち吸う。1d10分ゆっくり吸う。
実散/(1d10ころころ)8分……ゆったり吸ったね。
天鴻/きもちいい、いい、ふわふわする……ん、ん、あっ……そうま、さん……もっと、あぅ、あ、さおと、たま、どうじはっ……。
草摩/いっぱい手でされるの、気持ち良いか? 好きか?
天鴻/すき……ふれてもらえるの、好きだ……アッ、ああっ! 同時に揉まれて身体が跳ねるけど、吐精はしない。空イキするだけ。
草摩/では天鴻の目を隠します。視界が真っ暗になってください。
天鴻/なっ!? なに、暗い、そうまさん……?
草摩/手が増えます。黒い触手がいくつもベッドに拘束された天鴻にまとわりつきます。
天鴻/手が増えた!?
草摩/オニキスとたまに遊んでやる触手だ。でも触手プレイを見せるとSANチェックするからな。見ないでくれ。
天鴻/触手プレイ解禁されてしまった!?(一同笑) あっ、や、からだ、じゅう、さわられ、てぇ!? ひゃ、う……っ!
草摩/さっき前でイったから、今度は後ろだ。尻の穴にも侵入する。休むことなく刺激を続ける。
天鴻/あああっ、そこ、あっ、いい……!? 指をもっと咥え込もうと腰を付き出す。
草摩/かわいいポーズもしてくれた。ゆっくりしていこう、大事なかわいい天鴻。×5、1d10分でどうぞ。
天鴻/(ころころ)58、成功……。んっ、あっ、ああっ、そうまさ、んっ、あっ……!
実散/(1d10ころころ)8分間ゆったりとマッサージ〜。また後ろを馴らそうね〜。
草摩/次々と体中を触手で攻める。×4、1d8分かけて。
天鴻/(ころころ)32、成功。はああっ、あぅぅぅ、んっんぐっ、ん、口の中に入って来た指も舐める……。
実散/(1d8ころころ)1分経過。
草摩/必死に俺を受けとめようとしているな。乳首も、ぴんっと張っているじゃないか……シーツに潰して見えなかったが、こんなにも膨れ上がって、セクシーだ。×3どうぞ。
天鴻/あうっ、あ、や、ちくび、つねったら、アッ……。(ころころ)59、失敗。……気持ちいいとこ全部同時に刺激されて、またイく。
実散/1d6分かな〜?(1d6ころころ)3分イっちゃった。
草摩/全部俺の気持ち良いで埋めよう、な? 中でイったから、今度は前を集中的に。×2。時間は掛けよう、1d8分で。
天鴻/あっ、また、まえ、アアッ!?(ころころ)45、失敗。かはっ……ち、んこ、いじられても、もう出ない……!
実散/(1d8ころころ)6分? あっ、おめでとうございます! なんと87分経過です!
天鴻/うわ、ぴったり!?(笑)
草摩/じゃあ……最後は、後ろだな? ×1で、後ろを攻める。
天鴻/ひくんひくん、身体が跳ねて、喘ぐ。(ころころ)4、クリティカル!? 最後の最後で!?(笑)
草摩/イカずに終わりだな(笑) ずっと後ろをちくちくちくちく弄んでよう。
天鴻/あ、あああ……やあ、イかせ、て……! いやいやするように首を横に振る。
草摩/…………ああ。×0で。何の出目が出てもイくように攻める。
天鴻/(ころころ)45……ひあああああっ! 一際大きな声で啼いて、目から涙を零して泣いて、イく。
草摩/触手を消して、しっかりと全身でイキまくった天鴻を眺める。……記録はどうだ?
実散/13回、90分フィニッシュです!
天鴻/時々甘イキしながら、やだやだと啼く……。実散さんすげえな、こんなんと毎度セックスしてんの?
実散/してます。
天鴻/それに加えて百合人さんと、3人で? すげえな!?(笑) ……ぼろぼろと涙を零しながら、ひいひい泣きながら……も、ゆるして、おかしくなる……。
草摩/よし、もう1時間。終わりにしよう。
天鴻/……やめ、る? ……おれだけ……。
草摩/ん?
天鴻/おれだけ、きもちいいのは、やだ……。さわらしてくれるって、言ったじゃん……。
草摩/言った気がする。でもイきまくったんだから気にせず眠っていいんだぞ?
天鴻/……それは、やだ。一方的にされんのは、嫌いじゃないけどそればっかは、やだよ。
草摩/…………。拘束を外す。
天鴻/草摩さん……。手を伸ばして、草摩さんの顔を挟む。
草摩/挟まれた。ビューティー草摩フェイスだぞ。
天鴻/ほんとに顔が良いんだよなあ。……なあ。キス……。
草摩/したいのなら、しよう。キスする。
天鴻/ん……6達成ですね。……は、あ、そうま、さんの、きもちい……。
草摩/ここに来るまでも恥ずかしがっていたのが、今じゃこんなにキスをねだってくる。1時間前の天鴻より、さらにかわいくなったな。
天鴻/……あのさ。草摩さんは、その、イかなくて良いのかな。90分、草摩さんは見てるだけなの……?
草摩/そうだが? 俺は見ているだけで楽しい。間隔の周期とか、声の張り方の変化とか、言葉がどんどん崩れていく様子を観察するの、楽しかったぞ。
実散/研究者……。
百合人/それ、論文にして出そう。
天鴻/やめろ(笑) 草摩さんが楽しいならそれはそれで良いんですけど……触りたいとか、入れたいとか、思わないんです? されてる側としては……ちょっと寂しいかな、とか。せっかく準備したのに、いや、ンンッ!
草摩/どういう準備のつもりだったんだ?
天鴻/だから、その、セックスするって言うからっ、い、入れるのかと思って……!
草摩/…………。あ、そっか。
実散/忘れてたの!?(笑)
天鴻/言わせんな! ばーかばーか!(笑) うううううう!
草摩/セックス……そうだな、7があった。「恋人にはならない」という話をしたから、ちょっと頭から飛んでた……。
天鴻/……草摩さんが嫌じゃないなら、続きしたい。俺ばっか気持ち良くされて終わるのは、もやもやする。ただ……その、ひ、人のモノ入れんのは初めてだから、それが嫌じゃなければ……。
草摩/うん? 天鴻はセックスがしたいんじゃないのか?
天鴻/そうだけどお!(笑) ……草摩さんが気持ちよくなれなかったら、って思うと、怖い。
草摩/……そういう考えも、あるのか。安心しろ、天鴻。好きだ。何十回何百回、何日前からずっと言ってる。元より好きな人を抱けて喜ばない男がいるか?
天鴻/うわ、わあ……。
草摩/努力しよう。その努力は、心地よく誇らしい努力だ。嫌々じゃない。努力してお前を気持ち良く、俺自身も気持ち良く抱く。覚悟してくれ。
天鴻/……草摩さんは、いい男だなあ。
草摩/じゃあ、天鴻……俺のを舐めてくれるか? 実は俺、フェラチオが好きだ。
天鴻/そ、そうなんだ……いいよ。草摩さん、ベッドのとこ腰掛けて。
草摩/まかせた。
天鴻/ベッドから降りて、草摩さんの足元に座り込む。……質問、勃ってるんすか?
草摩/偶数なら勃ってる、奇数ならしてない。(ころころ)6。
天鴻/……勃ってた。ちょっと笑う。俺を見て、こんなにしてくれたのか……ちょっとホッとした。
草摩/天鴻の90分間のおかげだな。俺も興奮していたようだ。
天鴻/俺ばっか気持ち良くなってたんじゃないんだ……。太腿を撫でて、ゆっくりと両手で掴んで、顔を近づけて……じっと、草摩さんを見る。
草摩/かわいい顔をじっと見てる。
天鴻/草摩さんの方を見たまま、舌を出して先端に触れる。……んむ、ちゅう……。
草摩/頭を撫でる。天鴻の舌、俺の味に変わっていくぞ。
天鴻/撫でられて少し目を細める。……先端に吸い付いて、くびれに舌を這わせて、段々と下におりる。竿を舐め上げて、横から食んで、根元に吸い付いて……。
草摩/ああ、ビリビリするな……。特等席で天鴻が変わっていくのを見られるなんて、みんなに自慢しないとだな?
天鴻/それは止めてくれ……じゅっ、む、んんっ、ちゅ、ん……。むう、と口をとがらせて、尖らせた唇で性器の先端を強めに吸う。
草摩/恥ずかしがっている顔も、そそられる。耳を指でなぞる。
天鴻/……んっ。もっと、気持ち良く、なってほしい……。口全体を使って、性器をしゃぶる。舌を這わせて、口をすぼめて、形を覚えるように草摩さんの形を、口で覚える。
草摩/形を覚えるか、嬉しいな。
天鴻/そう、教えられたから、そうしてる。んっ、んっ、む、ぅぅ……。
草摩/それも、百合人先輩に?
天鴻/……否定はしない。ただ無心に草摩さんのものをしゃぶる。ズッと一際強く吸い上げる。
草摩/もしそうだとしたら、感謝しよう。「かわいい天鴻を俺にくれて」って。……ああ、腿が汗ばむ。腹の奥から熱くなってくる。
天鴻/気持ち良かったら×2で、そうでもなかったら×5で。
草摩/腰も熱がこもる……×2でいこう。(ころころ)71、失敗。天鴻、射精する。口に欲しくないなら退いてくれ。
天鴻/…………。ちゅう。口、離さない。
草摩/甘え方まで、かわいい奴だ。吐き出す。ぴゅううう。
天鴻/んんっ、んっ……口の中、草摩さんのでいっぱいになる……。
草摩/では「その精液が美味くてたまらない、この世にそんな美味しいものがあったのかという幸福感に包まれる」……という催眠をかけます。『鳥は空へ』でみちるにかけたアレです。
天鴻/ふわふわしてるので簡単にかかりますね(笑) んあ、む、ごく……いっぱい、あふれる……もったいない、もっと……。
草摩/体中にそれを流し込まれたら、もっと幸福になれると思わないか? 天鴻、ベッドに上がって、獣の格好になろう?
天鴻/そしたら、もっと、飲ませてくれる……? こてん、と首を横に傾けて見上げる酩酊してるかのような状態で、のっそりとベッドに上がって、言われた通り四つん這いになる。これで、良いか……。
草摩/天鴻。……俺はお前の、お前達の大事な人や時間や未来を奪った。
天鴻/……それ、は……。
草摩/償いとして、いっぱい満たしてやる。後ろから挿入する。
天鴻/あっ! ……そうまさ、はいって……あっ、あっ、う……っ。
草摩/幸福感が、とんでもないだろ? ほら、安心してイっていい。アクメに酔いしれてくれ。
天鴻/……ああああ、あっ、ひぃ! ディルドとかバイブとか、無機質なオモチャとは違う、生々しい人の体温を感じる。ぷしゃっ、と色の薄い精が出る。
草摩/吠えていい。忘れよう。全部な。
天鴻/きもち、い、いい、あっ、こし、うごいちゃ、あああっ……そうまさ、そうまさん、きもちいい、や、あっ、ああっ。
草摩/擦り付けるように腰を振る。天鴻が満足できるならいい。頭を犯しつくす、そういう時間ができたなら、大成功だ。
天鴻/はじめて、なのに、なんで、きもちいい、やだ、あっ、あう……。腕を立てていられなくなって、上半身は突っ伏してしまう。
草摩/上から圧し掛かる。ずずっと奥へ。
天鴻/ひ、ひぃ、あ、そうまさ、んっ、そう、ま……。ごりごり、と中を抉られてイく。ずぶずぶ隘路を穿たれてイく何されてもイく。
草摩/こうやって、天鴻を……満たせればいいな。そして何も無くなるといいな。結局は何したって、最終的には「俺には償えない」とみんなは言うだろう。……でも、今の天鴻が、あの天鴻でなくなればいい。
天鴻/あ、ああ、あっ、おく、おく、きて……ああああっ! ぐちゃぐちゃにシーツを掻きむしって、足はピンと張り詰めたままで……。
草摩/嫌なら×5、イイなら×1で。……俺の力で、俺の仕業でイってくれ。
天鴻/ううううっ、あっ、ああっいく、いくから……そうま、さんも、イって……!(ころころ)……×1で47、失敗。中に入っている草摩さんのモノを締め付ける。
草摩/イく。……はっ……ん。
天鴻/はう、あ、ああっ!? ……中に出された刺激で、またイく。
草摩/…………。
天鴻/あ、あつ……はらのなか、あつい……。
草摩/…………。
天鴻/ん、あ……そうまさん?
草摩/…………。
天鴻/きもちよく、なかった……?
草摩/…………。体、拭いてやる。よしよし。
天鴻/ん……悪い。やっぱ、俺じゃ……。
草摩/<アイデア>ロールをどうぞ。
天鴻/(ころころ)37、成功。なになになに?
草摩/天鴻には判る。「草摩が情けない顔してイったので、顔を作ったことを。恥をかいて取り繕っている姿」だということを。
天鴻/…………。草摩さん。
草摩/…………。
天鴻/ぷはっ。はははは! 悪い悪い、いや、草摩さんもそういう顔するんだと思って、はは……。
草摩/ムーっとする。
天鴻/イった途端に怖い顔するんだもん。「俺やっぱ気持ち良くさせられなかったのかな」って、ちょっと不安だったのに……かわいい。そういう草摩さん、可愛いな。
草摩/とんでもなく情けない顔をしただけだぞ。
天鴻/俺の方がみっともない顔してたじゃん。俺のみっともない顔を見たんだから、草摩さんもそういう顔を見せてよ。不公平だ。
草摩/俺のイキ顔は天鴻絶頂13回分に匹敵すると思ってくれ。
天鴻/レートが高いなあ!(笑) でも、貴重な顔だったからいいよ。……草摩さんのさっきの顔はSSRだな。
草摩/SSRだ。とにかく、お前の全てを圧し潰せたならいい。天鴻にキスして寝かせる。
天鴻/……ああ。あのときだけは全部忘れられた。草摩さんのことしか考えられなかったよ。
草摩/よし、寝るか。触手、電気を消してくれ。ぱちっ。
天鴻/ねえ、それ、なに……?(笑)
草摩/しまった、天鴻の目を閉じさせるの忘れてた。SANチェックは気分でしてくれ。
天鴻/SANチェック!(ころころ)65、ピッタリ成功した。疲れたから幻覚を見たんだな、うん!(笑) ……また俺が潰されそうになったら、草摩さんが押し潰してくれ。
草摩/ああ。なんだってしてやる。……だって俺は、みちるの大切な女を奪った。格の大切な家族を奪った。天鴻の大切な未来を奪ったんだ。
天鴻/…………。
草摩/俺はその罪をずっと抱いていく。だから、お前達にはなんでもしてやりたい。好きだから。
天鴻/…………。俺は、草摩さんと「恋人になりたくない」んじゃなくて、「恋人になっちゃいけない」と思って、断った。その席は、本来なら実散さんのための場所だと思ってるから。
草摩/…………。
天鴻/草摩さんの恋人の席に「弟だから」という理由で実散さんが座れないなら、自分はその席に座っちゃいけない。空席のままがいい、そう思ってる。……でも、草摩さんが俺の恋人になりたいって言ってくれたのは、嬉しかった。
草摩/みちる、好きだ。天鴻、好きだ。格、好きだ。全部、本気だ。
天鴻/うん、それは伝わってるよ。草摩さんの頬を撫でながら、頷く。……好意には好意で返したいけど、恋人という枠に収まることだけは出来なかった。だから「傷の舐め合い」っていう卑怯な立ち位置を提案したんです。
草摩/ごめん。
天鴻/……謝るなよ。
草摩/「ごめんなさい」は3年前から口癖なんだ。
天鴻/そっか……。でも俺には、謝らなくていいよ。謝らなくていい相手が、1人でもいた方がいいだろ……。
草摩/……ああ。それは……特別な関係だな。「恋人」とはまた違う……「2人だけの特別の関係」かもな。
天鴻/うん。それに、俺の傷跡を見せられるのはあんただけだよ。……草摩さんを抱きかかえて、眠る。ぎゅう。
草摩/ぎゅっ。好きに抱き締めながら、目を瞑る。……いつでも俺を、利用してくれ。償いが、俺の手でできるなら、いくらでもするから……。




『 人間観察ミ=ゴです 』

END

格と天鴻の飲み会帰りに続く

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