アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 天塵 腐飾の摩天楼 』 1ページ ■
2021年11月20日




 ●プリプレイ

 ――1981年の世を走る朱指のメンバー達が主役の『天塵卓』、その参加プレイヤー連絡用グループDMにて。

鴒/今度の休み、私がGMで『天塵卓』のミニセッションをやりたいなーと思うのですが、いかがでしょうか? マーサーさんにはいつもGMしていただいてるし、PCで動いてる七那ちゃんが見たいな〜。
七那/(←1分後に現れて)ななな!? なななですか!? ななないきたいでーす!
鴒/はい七那ちゃん早かった(笑) 『FGO』の石が貰える幕間ぐらいの軽さでやれれば良いな。



 アナザーワールドSRS・シナリオ「天塵 腐飾の摩天楼」



【ハンドアウト1:照行&硝湖】
 コネクション:黄船 湧一郎  関係:ターゲット

 御臓から新たに任された仕事。それは機関の商売ルートを争うとする愚か者の暗殺だ。
 鴒から渡されたのは黄船会というヤクザの息が掛かった製薬会社主催のパーティーの招待状。
 そこに潜入してターゲットを闇に葬るのが今回の任務だ。

【ハンドアウト2:七那&ちゅん】
 コネクション:頭垓の研究員  関係:頼みごと

 新たな任務の招集が掛かり、朱指の詰め所に向かおうとする君達に頭垓の研究員が声を掛ける。
 「君達これから御臓に頼まれた任務に行くんだろ?なら一緒に取り返してきて欲しいものがあるんだけど」
 亀岡 望という研究員が持ち出した新薬のデータ、どうもそれは御臓から下された任務と無関係ではない代物のようだ。



鴒→GM/おはようございます〜! 数年ぶりのシナリオ作成&GMなので大目に見てね! めっちゃ緊張する、助けて。
ちゅん/GMが緊張してる。おてて、ぎゅ〜。
七那/ぎゅー! あ、硝胡お姉さんの中の人、お誕生日おめでとうございます!
硝胡/ありがとーございます!(笑) 「誕生日にセッションだ〜」とウキウキですよ。
GM/誕生日セッションとか責任重大じゃない?(笑)
ちゅん/でも今日は鴒さんはいないんですね。鳥仲間のぎょくりんさんもいない……。
GM/今日は鳥仲間はお休みです。その分、思う存分照行さんとイチャイチャして。
照行/ちゅん、俺の膝の上に乗るか?
ちゅん/はい♪ 乗ります!
照行/七那、硝胡。両隣に座ってもいいぞ。
七那/うふふ♪ まさにハーレム椅子♪
硝胡/反対側に座ります。
照行/ほら山本。表紙撮影だ、俺を男らしく撮れよ。
GM/朱指の広報誌でも作ってるの? 山本、カメラマンか……戦闘以外のスキルが育っていくな(笑)
照行/山本は猫だからどこにでも行ける。しかもウズマキからカメラを出して撮って情報を持って帰って来る。
ちゅん/えらい、山本! 潜入お手の物!
硝胡/優秀! スパイにもなれる山本!(笑)
七那/なななも負けてられないなぁ〜! お尻に尻尾を着けます。
GM/そっちで対抗すんな(笑)


 ●オープニングフェイズ1/照行&硝湖 〜暗殺依頼〜

GM/では、ハンドアウト1のオープニングから。
照行/あの……ハンドアウトにある「黄船 湧一郎」って、なんて読むんですか?
七那/「ゴールドシップわきイチロー」では。
硝胡/ゴールドシップ!?(笑)
GM/俺の愛馬が!?(笑) 読み方は「きふね・ゆういちろう」です。という訳で、照行さんと硝胡さんは朱指の詰め所の一室にいる。作戦の簡単な打ち合わせや来客対応をするような応接間のシーンです。
照行/今は身内しかいねえな? じゃあ酒だ酒。
硝胡/はい、お酒あけました〜。注ぎま〜す。
照行/硝胡には飲ませねえよ、まだオープニングフェイズだからな? 優しいだろ。
硝胡/注いだ後に注いで損したって顔をしました(一同笑)
照行/良い女は茶酌みができて偉いな〜。んん? なーに飲めるぞって顔してんだ。お前、禁酒中だろ?
硝胡/自分で言うのもなんだけど全然禁酒はできてないのよ。
GM/さて、今の時間はお昼前頃。「御臓から新たな任務がある」と鴒が照行さんと硝胡さんに説明します。七那ちゃんとちゅんちゃんは健康診断に行ってるとかで今はいません。
七那/健康♀診断♂にイってます♪
GM/そんなやましい健康診断ある?(一同笑)
照行/硝胡を構いながら鴒の話を聞きます。
硝胡/おつまみを食べながらセンパイの話を聞きます。
GM/(鴒になって)「御臓から新しい任務が下されました。簡単にまとめると、『機関の商売ルートを荒らしている新手の組織があるので潰せ』とのことです」 鴒は言いながら2人に資料を手渡します。
硝胡/ふーん? 怖いもの知らずもいたもんね〜。
照行/潰せっていうぐらい邪魔なことしてんのかー。厄介度はどれくらいだ? 一般企業……って訳じゃないか。
GM/資料をめくると、どうやら異能力者向けの兵器や人身売買、薬物売買を行っている組織だと分かります。御臓も「やってることうちと丸被りやないかい!」って思ってます。
硝胡/わっかりやすく商売敵か。
照行/でもうちの方がもっと凄い殺人兵器を出してるし、もっと凄い人身売買をしてるし、もっと凄い薬物を……それもどうかな(笑)
GM/そうですね、質は機関の方が上等でしょう。「質は落ちるが幾分か安い」というのがセールスポイントらしいです。「3日後、○○ホテルで行われるパーティーで新商品のお披露目があります。そこに潜入しその組織の長を暗殺し、可能であれば新商品のお披露目前にそれを回収してこい、というのが大まかな内容です」
照行/組織の長を暗殺。新商品回収。……楽しそうじゃねえか、ニヤリ。
硝胡/パーティーに潜入。そういうのは好きよ。
GM/「朱指の頭領が出張るには少し簡単すぎる任務に思えますが、恐らく他の組織に対する見せしめも兼ねているのでしょう。『うちのシマ荒らしたら次はお前がこうなる番だ』という示威行為ですね」
照行/頭領自ら出撃ご指名かい? はー、モテモテはつらいねえ。気に入られて引っ張りだこなのはありがたいが、俺ももう年なんだがな?
GM/「ご冗談を」
照行/鴒、硝胡。そろそろ真剣にウチの顔にならねえか?
硝胡/え〜?
照行/お前だってちゅんを膝に乗せて遊びたいだろ? 頭領特権で揉めるぞ?
ちゅん/お、おねーさんになら……揉まれても!(笑)
硝胡/そう言われると揺れるわね。
GM/揺れるのか(笑) 「自分は表に立つような顔じゃあありませんよ。……女頭領は、悪くないじゃないか?」
硝胡/でもまだ早いわ、レベル2桁まで育ってからのほうがいいと思うの。それにどちらかというとちゅんはお膝に乗せたい。お膝に乗せてギュッとして癒しパワーを得たい(一同笑)
GM/そんな話をしてる2人、【理知】または【幸運】判定をどうぞ。難易度は8です。成功すると組織について追加で情報が判ります。
硝胡/(ころころ)8。ギリギリセーフ。
照行/(ころころ)さすが俺、達成値15。まるで知ってた顔。
GM/2人は分かります。組織の名前は「黄船会」。組長の名前は「黄船 湧一郎」。……嵐山組とは抗争寸前までいった組ですね。どうも数年前から異能関係のシノギにも手を出し始め、市場が被る機関の事を目の敵にしているようです。
照行/そりゃ……知ってるなあ。そんなの受け持ってきたとは。意地悪するなあ、鴒?
GM/「御臓のことですから、その辺も織り込み済みで持ってきたんでしょうね」
硝胡/ここ知ってる。ちょっと若気の至りでここの賭博場を荒らしたことある。
ちゅん/まさかの!?(笑)
GM/「何してるんだ、お前は」(笑)
照行/硝胡、お前の過去映画にしたら売れるぞ。
硝胡/とてもじゃないけど世間様にはお出しできないわね……。でも昔は普通の組織だったと思ったけれど、異能関係にまで手を出しちゃったの?
GM/「自分が組に居た頃はまだ黄船も普通のヤクザだった、と覚えがあります。お頭が朱指に移ったあと、黄船も代替わりしたようで。異能関係に手を出し始めたのはここ数年だそうです」
硝胡/有力な異能者と出会って商売を始めた可能性もある。しっかり備えておかないとね〜。
照行/多少なりとも警戒はした方がいいな。異能で暗殺しようとして異能で反撃に遭うかもしれない。ドンパチやるのが俺達のお得意とはいえ、やるならスマートにやらねえとな。
GM/一通りの説明が終わりると、鴒が少し申し訳なさそうな顔をします。「自分は今回、野暮用があってご同行できません」
照行/ただの出張か?
GM/何か嵐山の組でトラブルがあったみたいです。
照行/ふうん? まあいいや。鴒に任せておきゃ何とかなるだろ。
GM/信頼が厚い。
照行/鴒が俺の不利益を持ってくると思うか?
硝胡/思わないわね。何にも言わずに予定以上の戦果出してくるわ。
照行/だろ? じゃなきゃあんな洒落たネクタイ結ばせてねえ。
GM/「……硝湖、お頭の護衛しっかりと頼むぞ。念のためお前にはこれを渡しておく。何かあったら使え」 なんかちっちゃいシマエナガを渡してくる。≪悔改めよ≫が3回、≪叱咤激励≫が3回使えるアイテムです。
硝胡/シマエナガ!? かわいい!(笑)
ちゅん/えっ、いいな! おねーさんいいな!(笑)
七那/ふわふわまんまる! かわいい! しかも便利!
GM/ぎょくりんをこう、千切って作りました。
硝胡/千切って!?(笑) つまり、この子は……ぎょくりんちゃんの一部……。
七那/ぎょくリリィ……。
照行/ぎょリィ。
硝胡/奇声みたいになったわよ(笑) かわいいし強い、やるじゃない!
七那/もふもふかわいいー! 山本がジュルッとしないことを祈る。
照行/一本松もジュルッとするかもしれない。
ちゅん/ジュルッしたら許せない!(笑)
七那/きっと一本松くんの場合、こんな小さなふわふわした生き物を渡されたらぼのぼのちゃんみたいな汗を出して困るわよ(笑)
硝胡/あの、ぎょくリリィちゃんは特技を使い切ったら消えますか? 使い切っても残ってもふもふですか?
GM/「え、残った方が良いのか?」
硝胡/いや、だってもう、いのち……。
ちゅん/もふもふの……いのち……(笑)
GM/「じゃあ、残るようにしておくな?」
ちゅん/やったー! おめでとう!
硝胡/ありがとうレイセンパイ、ナイスサポートよ! 今回の任務まかせてちょうだい!
照行/勝ったな、この戦い。
七那/しかし何も始まっていないのである。
GM/では話がまとまったようなので、鴒は一礼して退室します。
照行/野暮用、頑張れよー。
硝胡/もふもふが気に入りました。酒をあびれない寂しさをもふもふで誤魔化します。
GM/(ぎょリィになって)「酒飲むなちゅん」
硝胡/もふもふに釘を刺された!?(笑)
照行/声が……鴒の声優と同じ、だと!?(笑)
ちゅん/鴒さんがちゅんって言うですか? ありがとうございます。
七那/その声を素材に音MADを作ります。
GM/合成するな!(笑)


 ●オープニングフェイズ2/七那&ちゅん 〜頭垓からの〜

GM/お待たせしました、ハンドアウト2のオープニングフェイズです。……なんだか色合い的に黒組と白組になったな?
硝胡/本当だ。ちゅんと七那は白いから……。
七那/白いので濡れるなんてそんな恥ずかしー!
GM/言ってない言ってない(笑) 時刻はハンドアウト1の黒組と同じ頃。2人は朱指の詰め所に戻る途中です。
ちゅん/ふむふむ!
七那/るんるん! ちゅんちゃんは健康診断の結果どうだったー?
ちゅん/はい、行きましたよ〜。脱がされました! イメージは全身スキャン!
GM/特殊な能力を持ってたり、強化手術を受けてたりする人は定期的に検査やメンテナンスがあるだろうしね。
七那/何事も無かった? なら良かった良かった〜! これで「ちゅんちゃんの身体にダメなとこありましたー」って結果だったらみんなワーワーで今日のセッションどころじゃないからね! 看病シナリオに早変わりよ!
照行/みんなでちゅんを看病するだけのシナリオか(笑)
硝胡/AF判定「おいしいお粥を作ろう!」(笑)
GM/七那ちゃんもあれですかね……武蔵さんのメンテナンスを受けてたんですかね?
七那/キャーむさしさまー! またアレとかアソコとか大きくされました♪ むさしさまは人体改造と頭いじりの天才なので♪
照行/まだ昼なのでヤメテください。
GM/そんなちゅんちゃんと武蔵さまBOTの2人。診断の帰りに「新しい任務だってよ」という知らせを受け、朱指の詰め所に戻ろうとしたところ……男性に声を掛けられます。「あ、ねえ、君達朱指の頭領のお付きの人だよね? これから御臓から頼まれた任務に行くんなら頼みたい事があるんだけど」
ちゅん/なんでしょう?
GM/年の頃は30代前半から半ば。ふわふわした無造作ヘアと眼鏡の男性です。
七那/なーんでしょ?
GM/「ちょっと前にうちの研究員が一人、開発中の薬物のデータを持って行方をくらませちゃってさあ。どうもこれから君らが潰しに行く組織にそれを売り込んだみたいなんだよね」
七那/あらあ?
GM/「はあ……全く困ったものだよねえ。未完成のものを持ち出したばかりでなく、勝手に自分の手柄みたいに扱って金に換えるなんてさ。そもそもあの薬の開発には僕の技術が多分に使われていて、彼自身の成果なんて雀の涙ほどしか貢献してないって言うのに……っと話が逸れた。要は、そいつからデータを取り返してきてほしい」
ちゅん/その話は、私達以外にも言っているんですか?
GM/「いや、君達が任務に行くって言うから頼んでるんだけど? 内々で処理できれば良かったんだけど、生憎とうちは外で荒事するようなことに向いてないんだよね。そしたら丁度良くそこに行く人達がいるって聞いたから、ついでに持って帰ってきてもらおうかと。効率的だろう?」
七那/大変ですねご苦労様です! 頼まれたとなったらお助けしましょう! 頭カラっぽなので男の両手を握ってなななのおっぱいの上に乗せます。
GM/「うわ、脂肪の塊」
七那/どうぞ! お揉みください! 揉みながら詳細を教えてください! お助けしますので!
照行/何してんの?(笑)
硝胡/おっぱいの押し売り……かな?(笑)
七那/せっかく先ほどむさしさまに会えて大きくしてもらったのでそれを堪能できる第1号を探していたところなんです! さあ! 揉みながら! 詳細どうぞ!
GM/男は特に反応する事も無く、そっと七那ちゃんから手を離します。「結構。そういうの僕いらないから」
七那/ああんクール〜。なななにはまだフェロモンが足りないらしい。あと50リットルぐらい欲しい。
ちゅん/リットル!?(笑)
硝胡/フェロモンってリットルで数えるんだぁ……?(笑)
照行/気化させるのか……?(笑)
七那/まあ、貴方のお名前とお薬の特徴と諸々とをお教えくださいね。自分で揉みながら話を進めます。
GM/「名前? ああ、夜須庭だけど」
硝胡/……やはりな、モブにしてはキャラが立っていると思った(笑)
GM/「薬の内容は、端的に言えばドーピング剤だよ。非能力者が使用しても一時的に異能が使えるようになる、能力者が使えば更に強力な異能力を行使できる。そういうやつ。君達みたいな戦闘部隊にはピッタリなんじゃない?」 頭垓が開発してる途中の薬持ってトンズラこいた奴がいて、そいつの駆け込み先が君達が潰しに行く組織みたいだからついでに盗られたもの取り返してきて、という話です。
ちゅん/分かりました!
GM/「研究員の名前は確かカメ……亀岡 望(かめおか・のぞむ)。本人の生死は問わないよ。データと、あとサンプルが手に入れば十分だから。彼程度があの薬を完成させてるとは思わないけど、持ち出した時点のデータの再現だけでも少しは役立つかもしれないからね。それさえあればあの程度のヒトの頭脳は不要だから」
七那/夜須庭さん、お話が判りやすい〜!
GM/「本人ごと持ち帰って来れば上層部が改めて処分を決めるんじゃない? まあ、そんな手間かけるぐらいならその場で処分した方が楽だと思うけど。朱指の方に資料あると思うから確認しておいて。じゃあよろしく頼んだよ〜」
ちゅん/はい、2人で伝えます。
GM/言うだけ言って、男はさっさか君達の前から立ち去っていきます。
七那/良かった、ちゅんちゃんがいてくれて。もしここになななだけしか居なかったら「なななのおっぱい揉まれなかったんです〜!」としか鴒さんに言わなかったよ。
照行/仕事しろ。

GM/そして鴒の仕事を増やすな(笑) 2人が朱指の詰め所に戻ると、鴒から先ほど照行さん達にしたのと同じ話が聞けるでしょう。
七那/では、こちらも夜須庭さんからお願いされたこともさらっと話しましょう!
ちゅん/奪ったカメを懲らしめに〜!(笑)
GM/鴒は2人にも一通り御臓からの任務の話をし、「自分は数日野暮用で留守にするのでお頭の護衛をよろしく頼むぞ」と言って立ち去ります。
ちゅん/はい、お任せください! キリッ。
七那/鴒さんお仕事頑張ってくださいね〜。なななで良ければテレホンセックスしますのでいつでも困ったらお電話どうぞ!
GM/ちゅん、頼むぞ(一同爆笑)


 ●オープニングフェイズ3/全員 〜パーティー会場へ〜

GM/3日後。鴒から資料と一緒に渡された招待状に書かれたホテルの前に皆さんはいます。
照行/三者三葉の美女に囲まれて俺は幸せもんだなあ。俺に合うやつを着て可愛くしとけよ?
硝胡/露出多めの黒いドレスで来ました。
ちゅん/露出少なめドレスです!
七那/なななはお着物かな。ちゃんと着てるお着物姿です!
GM/ちゃんと着てる、だと!?(笑)
ちゅん/ギャップ萌えってやつですか? わかります!(笑)
七那/着物の下はマイクロビキニです。いつでもパージできます♪
硝胡/あっ、安心した。いつものなななちゃんですね。着てて。
GM/逆に何か安心したな?(笑) エントランスを通り、ロビーで招待状を見せると上階のパーティー会場へと案内されます。ホテル自体のグレードも高めですね。
七那/わー♪ きれー♪
硝胡/クロークでコートを預けられるような会場なんだろなー。
GM/立食形式のパーティーで、皆さんが会場に入ると近くにいたボーイがシャンパンを渡してきたりします。
ちゅん/すごい! おめめキラキラ!
七那/おねーさん、シャンパンですよシャンパン!
照行/仕事で来ていたとしても、ここで飲まないのは逆に変だからなあ。飲んでいいぞ。
硝胡/そうそう、逆に飲まないのは変だから。いただきましょう。ああシャンパン久々のシャンパンうっとり!(笑)
ちゅん/ちゅんが貰ったシャンパンはおねーさんに渡そう〜。
七那/おねーさん2杯も飲めるね! やったね!
硝胡/両手でグラスを持ってたら一気に酒乱っぽくならない? 大丈夫?(笑)
GM/ちゅんが硝胡にグラスを渡しているのを見たボーイが「失礼致しました。ノンアルコールのものもご用意がございますので、こちらをどうぞ」とお高い葡萄ジュースを出してくれます。
ちゅん/ありがとうございます! 香りが良い……!
硝胡/ホテルのグレードが高いから接客がしっかりしている!(笑)
照行/こういう場も覚えておけよ。後学のためにな?
硝胡/後学、それはつまり妻としての……? 私は訝しんだ(笑)
GM/では皆さん、【知覚】判定をお願いします。難易度は8。
一同/(ころころ)成功。
GM/全員成功ですね! 会場を見渡すと、表向きは製薬会社の謝恩会となっているため、見るからに怪しい人物などは見当たりません。ですが各所に配置されているガードマンの中にはカタギに見えない風体の者も混じっているのが判ります。
照行/……へえ〜。知り合いに会わなきゃいいな。
GM/パッと見た感じ、照行さんの極道時代のお知り合いっぽいのはいなさそう。
ちゅん/ご、「極道時代」……!(笑)
照行/極道をしていたからな。これでも背中や肩に刺青を入れてるんだ。
ちゅん/刺青! あるんですか!
GM/鴒も刺青、ありますよ。
七那/なななも子宮の上にありますよ。
ちゅん/えっちだ!(笑)
硝胡/それ、ハートなんでしょ!?(笑)
七那/むさしさまから頂きました淫紋です♪ 露出0のお着物の上からこの辺ですって指差します。
ちゅん/なななさんえっちすぎる、最高……(笑)

『AF判定:パーティーを楽しむ』
 ・使用能力値:【任意】
 ・難易度:30

※「怪しまれないようにパーティーを楽しむ、客に紛れ込みながら情報を集める演出を行う」演出に成功すること。
 難易度を6下がるごと(特技を3つ使うごと)に「会場で噂話」が聞ける。
※協調行動OK。自動成功。一人特技を3つ使ったら次の人にバトンタッチ。
 【行動値】順(照行→七那→硝胡→ちゅん)に行なう。

ちゅん/噂話を聞けばいいんですね!
GM/そうです。みんなでパーティー、楽しんでくれよな!


 ●ミドルフェイズ1 〜パーティー会場〜

照行/【行動値】順だから、俺からスタートだな。……っつったって、こういうパーティーに行ったことはあるが好きでもねえんだよなぁ。
GM/好きじゃないんですね? なんか意外。
照行/誘われれば行くし、バーでもスナックでもキャバクラでもホステスでも酒の席はどこでも良いが。俺はもっと畳の宴会席でビールを持ってやいのやいの鍋を囲んで騒ぐ方が性に合っている。元が小物なんでね。
ちゅん/小物ダウト!
七那/お前のような小物がいるか。
GM/1セッションに1回は言われてる「おま小物」(笑) 美女3人もはべらしてる照行さん、会場で視線を集めてそうだな。
硝胡/スーツの似合う渋い男が視線を集めない訳がない。
照行/判りますか。そうです。色男ですから。
ちゅん/照行様♪ さすがです♪(笑)
照行/まぁ、パーティーはパーティーは楽しいもんだ。気を切り替えていくか、≪属性スイッチ≫。……チラリと無言で、露出の高いドレスの硝胡を見回す。
硝胡/露出度が高くて身体にぴったりしたドレスです。アクセサリーがシャンデリアの光を反射してきらきら輝いています。スリットが入ってるからドレスでも動きやすい!
ちゅん/おねーさん、お美しい……。
GM/それは他の招待客のおじさんも鼻の下を伸ばしちゃうな。
照行/あのドレス姿でウズマキから鞭を取り出してオホホとキメるんだろうな、大した≪戦場の華≫になる。続けて、露出の低いドレスと着物で着飾っているちゅんと七那を舐めまわすように見る。
ちゅん/いっぱい見てください♪
照行/2人とも硝胡と違って女の柔肌が見えない。敢えて隠しているが、どれもこれも可愛い曲線に目の奥が躍る。あ〜、掌に馴染む肉付きしやがって。≪猛る身体≫。
ちゅん/嬉しい……。
GM/しれっと揉んでる(笑)
硝胡/公衆の面前でいちゃつくカップルか。他所でやってほしい(笑)
GM/では、特技を3つ使って難易度は6減少。照行さんはセクハラしていると他の招待客の話が聞こえてきます。
照行/セクハラ親父小物っぷりを出しました。噂ゲットだぜ。ふにふに。
ちゅん/にこにこ!(笑)

 「黄船組長の姿が見えないな」
 「始まりの挨拶も副社長からだったしな」
 「ご挨拶したいのだが……こちらにはいらっしゃらないのか?」
 黄船組長はどうもこの会場内には居ないらしい。組長に挨拶したい人々が困った顔をしている。


照行/……ほう? お忙しいのかねえ。今のトップがどんな玉体か見たかったんだが。
GM/そんな話を小耳に挟んだところで、お次の方どうぞ。
七那/なななのターンですかね! なななはお手洗いに行きまーす! なぜならもう既にいっぱい飲んじゃったから♪ いっぱいお仕事なのに飲んじゃったから♪ ≪罪ありき≫。
GM/それは罪〜(笑) お手洗いはボーイさんが案内してくれるでしょう。
七那/お花摘みへゴー! 会場を出て、緊急非常口や従業員通路をチェックします。
GM/おお、現場把握してる。
七那/なななの本職はお掃除屋さん、現場復旧係です。もしここで大惨事になったらそれを直したり片付けたり一般人の記憶操作がお仕事です♪ 元の現場と雰囲気、従業員の顔色・服装・色形・様子ぜーんぶチェックします! 情報は全部≪ソウルデバイス≫にイン!
ちゅん/有能〜!
硝胡/仕事のできる女!
七那/これで皆さんに「会場ってどうなってた?」と尋ねられても「このSDをご覧ください!」ってできますしね。緊急時の記録にもなります。御臓への提出用としても活用できますよ。
GM/報告書を作るのが捗る!
照行/えらいぞ……!
七那/GM、会場にショタはいますか。または20歳前後の若い子はいますか。
GM/えっ。さすがにショタはいないかな……20歳ごろの新人男性はいるかもしれません。
七那/20歳頃の男性をトイレに連れ込み≪邪の道は此方≫をします。
ちゅん/性癖を歪ませるんです!?
(一同爆笑)
GM/(青年になって)「え、あの、アーッ!?
七那/シーン暗転。ごちそうさまでした。特技3つ使って以上です!
GM/七那ちゃんのテクに耐えられるモブ青年いると思います!?(笑・青年になって)「……しゅごかった……」
照行/しゅごかったか……(笑)
硝胡/うら若き青年の性癖が歪んだか……(笑)
七那/あ、プレイヤーの皆さんはセクハラキャラロールが嫌だったらすぐやめるんで言ってくださいね!? 嫌なら怒ってくださいね!? ちゅっちゅ。
照行/あ、俺のセクハラロールも嫌だったら言ってくださいね! 揉みませんから! もみもみ。
GM/またPCとプレイヤーが喧嘩してる!(一同笑) えー……では、そんな性癖を歪ませられた青年は、呂律が回らない口調でお話してくれましゅ。

 「黄船組長もお姉さんみたいな女の人大好きみたいでしゅううよく銀座の高級クラブでホステスさん侍らしてたって親父が言ってましたああああ」
 「でも最近は女遊び控えてるみたいでしゅううううこの間会った時は周りをガードマンで固めてたって言ってました(はぁと)」


七那/あらら♪ ハート喘ぎがお上手ねボク♪
GM/普通に話していい?(一同笑) 「顔を出すとしたらパーティーの終わりの頃だろう。それまではどこかで警護されているのでは?」
七那/どこかで警護されている……なかなかにガード固いねー? ボクありがとう♪
GM/(青年になって)「ど、どういたしましてぇ……お役に立てたならご褒美くだしゃぁい!」
照行/堕ちたな……(笑)
GM/モブ青年、もう普通の女の子じゃ満足できない身体にされてしまって……(笑)
ちゅん/えろかわいい……(笑)
七那/いっぱいいっぱい愉しませてあげる♪ で、ご褒美をあげたらバイバーイちゅっ! それから硝胡お姉さん達に「ねえねえ、ななな聞いちゃったー!」ってお話しにいきますね♪
GM/では、可哀想な青年は置いておいて、次の方どうぞー。
硝胡/はーい、硝胡いきます。……うーん、誰に話を聞いてみようかしら。あちらの紫のネクタイのおじさまか、それともそっちの緑のネクタイのおじさまか。迷ったのでコイントスをします、≪ライフコイン≫。
照行/賭けに出た。
ちゅん/かっこいい〜!
硝胡/裏。緑のネクタイのおじさまに探りを入れてみましょう。ところで機関にもキャバクラはあります、天足っていうんですけど。
GM/そっすね(笑) まだ大山様が天足のトップじゃなくてもキャバはあるのか……。
七那/ありますよー♪ 研究の疲れを癒す素敵な部署です♪
ちゅん/研究の疲れを癒しているのかぁ〜。
硝胡/≪コネ「魔王の落とし子1:機関「天足所属」≫……そこを通って来たとき、大山くんの飼ってる子にちょっとキャバの接客のコツを教えてきました。私が教えた。つまり私もできる。
ちゅん/「飼ってる」……えっちポイントが高いワードだ(笑)
GM/緑のネクタイのおじさんが「おや……美しいお嬢さん、お連れの方はいらっしゃらないのかな?」と視線に気付いて声を掛けてきます。
硝胡/ええ、一人で退屈していたところなんです。素敵なおじさまがいらしたから見惚れてしまいましたわ。
GM/「はは、お上手なお嬢さんだ」 悪い気はしない男性はボーイを呼び寄せて2つグラスを受け取り、1つは硝胡さんに渡します。
硝胡/ふふ、ありがとうございます。微笑を作って、おじさまとお話します。
ちゅん/大人だ……。
七那/そうそう、こういうシーンがセッションで見たかったんだよ。
照行/セクハラ親父と痴女とは違うな!
硝胡/どういう肩書きのお方なのか、黄船のトップと関わりがあるのか……もう≪馴染みの技≫という感じ。気持ち良くお喋りしてもらいます。
GM/硝胡さんの話し方が上手くて色々喋っちゃうんだろうな。「自分は××社の取締役で〜。ここの製薬会社とは提携を結んでいて〜。トップともプライベートで飲みに行くこともあって〜」 おじさんの自慢トークが軽快に。
硝胡/取引先の方なんですの? 凄いわ〜。持ち上げて程良く相槌を打って美味しいお酒も飲みました。
ちゅん/おねーさんも優秀……かっこいい……。
GM/お酒も入って気持ち良くお喋りさせてもらったおじさん、つい口が滑りやすくなったようです。
照行/つるっつる滑ろう、その頭みたいに(一同笑)

 「ここだけの話なんだけどね……最近黄船さんの羽振りが良いだろう? なんでも外部からやってきた研究員が開発した新種の麻薬を裏ルートで販売しているかららしい。
 表向きは製薬会社だけどね、大本は黄船会っていう裏社会の組織なんだよ。だから、今日のパーティーも後半は『そういう人達』が集まってくるのさ。
 今日のパーティーではその研究員が新薬のお披露目をするとかしないとか? みんな、それを目当てに集まってきたんだよ」


硝胡/あらまあ、悪いお方なのね。ふふ。おじさまったらよくご存じ。
GM/表向きのパーティーは適当なところで一旦切り上げて、そのあと『本番』が始まるといった風なのでしょう。事情を知らないガチ一般招待客は前半で帰らされるんだ。
硝胡/まあ……教えてくださってありがとう、おじさま。ふふふ、お礼におじさまのいけないことは聞かなかったことにしておきますわ。
GM/「こちらこそ楽しい時間をありがとう、良かったらこの後……」 部屋の番号を渡そうとしてきます。
硝胡/いけませんわ、奥様に悪いもの。ウィンクして去っておきます。
七那/うまいな〜!
ちゅん/上手〜!
硝胡/照行サマ〜、みんな〜、聞いちゃったの〜。かくかくしかじか。
照行/危ないところだから前半で帰らないとな〜。
GM/帰らないで(笑) ではでは、最後はちゅんちゃんですね!
七那/ちゅんちゃん!
硝胡/ちゅんちゃん!
照行/ちゅんちゃん!
ちゅん/ちゅんちゅん!
七那/いつもの雀のお宿(笑)
ちゅん/ちゅんっ。……ちゅんは、照行様の隣で、会場の様子を見ていると思います。会場のシャンデリアがきらきらと瞬いていて綺麗だな……まるで夜空の星のよう、≪星の息吹≫。パーティー会場は毎回違った美しさがありますね。
照行/気に入ったか? 欲しいならうちにも飾るか?
ちゅん/シャンデリアを、ですか? 飾りたいです!
照行/鴒に頼めばいいの見繕ってくれるだろ。
硝胡/あの応接室とかなら飾ってもいい感じになりそう。
七那/応接室は見栄え良くしてナンボですもんね♪
GM/バカラクリスタルのシャンデリアが飾られる朱指の詰め所って何?(笑) ホテルレベルのシャンデリアは流石に入らないんじゃないかな!? 800万円ぐらいしますよ!?
照行/欲しかったら欲しい〜って強請っておけよ。シャンデリアでも煌びやかな食器でも、ドレスでも化粧品でも何でもな。可愛いお前に頼まれて嫌って言う男はいないぜ?
ちゅん/……て、照行様も、そう思ってくれますか?
照行/そりゃあ常識だろ?
ちゅん/嬉しそうに微笑んじゃう♪ ……照明を浴びてきらきらと輝くテーブルの上のご馳走達。きっと食べてほしくて、だから輝いてみんなを呼んでいるんだ。≪生命の叫び≫。
照行/詩的だな……。
七那/ここだけ絵本の世界……。
GM/さっきまでセクハラが横行したりモブ青年が性的に食われてた会場と同じとは思えない……(笑)
ちゅん/ちゅんはとても嬉しい。照行様の隣にいられて。会場の人々もパーティーを楽しんでいて幸せそう。その幸せは、長くは続かないけれど。≪禍福のさざなみ≫。早く運命の人に逢えますように。心の中でお祈りします。
七那/かわいいなあ。でも不穏な空気がログインしました。
GM/ふわふわと、まるでお伽噺の舞踏会にでもいるような夢見心地になっていたかもしれないちゅんちゃん。煌びやかな雰囲気を味わっていると、そんな空気を壊すような薄暗い噂が耳に入ってきてしまいます。

 「今日の会場は地下らしい」
 「例の裏パーティーか。若いのはそっちの方が目当てだろう?」
 「最近流行りのクスリが試せるからな」
 「そういや、さっき白衣の人とすれ違ったけど、ホテルに常駐してる医者の人かね?」


硝胡/会場で試せるんだぁ……。
ちゅん/そりゃ、不穏な空気もログインするというもの……。
GM/最近巷に出回っている新種の麻薬の取引も行われているらしい。悪い遊びに興味がある上流階級の人間や裏社会の人間が出入りしているようだ。
照行/後半戦はそっちに行くか。俺の腕にちゅんを組ませる。
ちゅん/はい、照行様♪ ぴとっ。くっついちゃう!
七那/完全におデートか?(笑)
GM/……あと、この情報も出して良いかな。鴒が野暮用で出て行ったのは、この新種の麻薬絡みの様です。どうやら、嵐山組のシマでも出回っている様子。
照行/……あ?
七那/あら、照行おじさんったら低音ボイスなんて出しちゃって。
照行/……ほほーん。鴒が自ら回るだけはあるな。あいつ一人でなんとかなるって踏んでの行動ならいいが。よし、腹が膨れてきたし次の場所に行くか。良い女が3人もいるんだし、良いホテルの良いベッドで運動させてもらうよ。
GM/では、これで難易度24減少、『現在難易度:6』です。どなたがダイスを振ってもOKです。
照行/じゃあ俺が判定するか。これでファンブルしたら今日は鴒のせいだからな。
GM/なんでえ!?(一同笑)
照行/【体力】が高いので【体力】判定します。(ころころ)達成値14で成功。良かった、鴒のせいにならなかった。
硝胡/おめでとう、レイセンパイ(笑)
GM/AF判定成功です。皆さんは他の客やガードマンに怪しまれず情報を得られました! 結果、次の事が分かります。

 「ターゲットの黄船 湧一郎と亀岡 望はこの場には居ない」
 「新薬を公表される前に仕留めるにはホテル内を捜索するほかないようだ」


照行/本業……暗殺……に専念するために、遊びの真似はここまでにするか。
硝胡/そろそろ急がなくっちゃね〜。

 『連続作業判定:黄船組長を探せ』
(1)居場所の聞き込み:【理知】9
(2)警備を潜り抜けてスイートルームに辿り着け:【知覚】10 or 【幸運】10
(3)見張り役を無効化せよ:【体力】12

 『連続作業判定:亀岡 望を捕まえろ』
(1)居場所の聞き込み:【理知】9
(2)パーティールームの捜索:【意志】10 or 【幸運】10
(3)亀岡を捕まえろ:【反射】12


GM/という訳で、黄船組長と亀岡研究員を探していただきます。ホテルは広いので、みんなで固まって捜索していると片方は捕まえられてももう片方はその隙に逃げてしまうかもしれません。
照行/2手に分かれるか。
ちゅん/ハンドアウトで分かれる感じです?
七那/レベル配分的にも、特技やぎょリィの配分的にも、ハンドアウトで分かれてもいいかも!
硝胡/確かにちょうど良さげ!
七那/じゃあ、なななはレベル的に亀ちゃんゲットの方にいきますね。
ちゅん/ちゅんも頼まれたのだから、カメさんを探すちゅん!
硝胡/責任感があってえらいちゅんかわいいちゅん(笑)
七那/なななにまかせて♪ 不安要素しかないよ♪
硝胡/どうして!?(笑) では、硝胡達は組長を探しに行きますね。
GM/ところで……今回、鴒がいないのでちゅんちゃんに令呪が使えないんですよね。どうしようか?
照行/GMが許可してくれるのなら、このセッション内だけでも照行がちゅんと『契約』したいです。OKですか?
GM/あ、いいですよ。
照行/よし。……ちゅん、臨時に俺と契約するか? 
ちゅん/は、はわわ……はい、ぜひお願いします、マスター!
照行/じゃあ、ほい。右手の小指に付けてた指輪を外して渡す。魔力のパスを臨時に繋ぐようなイメージで、私物を渡します。小指でもお前にはデカイかな?
ちゅん/き、きっと大きい……! あ、ありがとうございます!
GM/……照行おじさんさあ(笑)
七那/理由はどうあれ、男性が女性に指輪をお渡ししましたわよ(笑)
硝胡/私の誕生日に推しカプが結婚した(一同爆笑)