アリアンロッド2E・リプレイ・Re
■ 第1話 『 R卓・リスタート 』 5ページ ■
2012年10月20日




【マップ】
 エンゲージ1:大津、ワトスン、ランピィ、ケイ
  (↑10メートル離れている↓)
 エンゲージ2:大彫刻
 エンゲージ3:小人形×2
 エンゲージ4:ダイダロス

【行動値】
 ケイ:15
 大彫刻:12
 ワトスン:11
 ダイダロス:10
 ランピィ:9
 小人形:8
 大津:5

GM/戦闘を開始します。第1ラウンドセットアップ。大彫刻がギギギと歪んだ口を上げ……生き物らしくない妙な絶叫を上げる。≪呪いのおたけび≫を使用。

 ≪呪いのおたけび≫
 範囲(選択)の対象に【精神】の対抗判定を行なわせる。
 対象が失敗すると、対象のあらゆる判定ダイスマイナス1D。この効果はマイナーアクションで解除を宣言するか、シーン終了まで持続する。


ワトスン/わあ、マイナーを潰される……!(ころころ)抵抗成功!
ランピィ/フェイトを使って抵抗!(ころころ)失敗……。
ケイ/(ころころ)こちらも失敗。
大津/(ころころ)抵抗成功。
GM/ランピィとケイは≪呪いのおたけび≫のバステを受けます。次に、ダイダロスがセットアップで≪ストーンスキン≫を使用。【物理防御力】にプラス15します。
ランピィ/セットアップに、≪エンサイクロペディア≫+≪トゥルースサイト≫+≪コンコーダンス≫を使用します!(ころころ)全員を達成値16で調べます!
GM/ダイダロスと小人形のみデータが判明しました。

【ダイダロス=ヴァンパイアメイジ(R2/P.266)】
 レベル:10  分類:妖魔(廃棄物)  防御:13+15/6
 使用スキルは、主に以下の通り。
 ≪夜の御子≫:[暗闇]にいる間、すべてのダイスロール+1D。
 ≪ストーンスキン≫:セットアップに【物理防御力】にプラス15点。
 ≪エキスパート≫:マイナーで魔術判定+1D6。
 ≪マジックブラスト≫:マイナーで範囲化。
 ≪ドレインパワー≫;メジャーで武器攻撃をして1点以上ダメージを与えられたら自身の【HP】15点回復。
 ≪マジックフォージ≫:ダメージロール直前にダメージ+6D6。

【小人形=オルゴーレム(R2/P.242)】
 レベル:5  分類:機械  防御:14/0
 使用スキルは、主に以下の通り。
 ≪ファイトソング≫:セットアップに1シナリオ1回使用に+1。
 ≪ジョイフルジョイフル≫:メジャーで対象を未行動にする。
 ≪ディスコード≫:ダメージロール直前にダメージに+5D6。


GM/セットアップで小人形2体は、特殊な行動を行ないます。2体がスイッチをポチリと押すと、室内が真っ暗闇になります。
ケイ/わっ!? 暗闇になった!

 [暗闇]
 【移動力】が常に5メートルになり、全力移動ができなくなる。
 また、あらゆる判定ダイスがマイナス1Dされる。


GM/今回の[暗闇]は、誰か1人が「火を点ける」というメジャーアクションをすれば解除されるルールです。では第1ラウンドメインプロセスに移行します。サー・ケイのターンから。
ケイ/ひとまず支援を待つので、メインプロセスは待機。
GM/先に大彫刻が動き始めます。そこら辺にあった物を持ち上げ、投げつけます。メジャーアクションで≪連続魔法≫を使用!

 ≪連続魔法≫
 メジャーアクションの魔術を2回使用できる。
 同じ魔術を使用しても、別々の魔術を使用してもよい。また、同じ対象に2回でも別々の対象に1回ずつ使用してもよい。


GM/対象は……やわらかそうなランピィに対して2回攻撃。(ころころ)命中は20。
ランピィ/[暗闇]で1Dしか振れないので(ころころ)回避10!
GM/(ころころ)ありとあらゆる物を吹き飛ばして、魔法ダメージ36点!
ランピィ/メジャーを2回ってことは2回ともダメージ軽減スキルは使えないんだよね……なら最初に≪サモン・アラクネ≫を使います! 暗闇の中、物凄い風が巻き起こったのに気が付いて(ころころ)10点ダメージを弾く!
GM/2回目の命中判定いくよ。(ころころ)命中16。
ランピィ/(ころころ)回避は8です。
GM/(ころころ)36点の魔法ダメージ。
ランピィ/……このままだと落ちるね。
ワトスン/ランピィに≪プロテクション≫!(ころころ)21点ダメージを弾いて!

 次にワトスンは自分のターンで、PC4人全員に対し≪マジックブラスト≫+≪ホーリーアーマー≫を使用。【防御力】にプラス10点をした。

GM/ダイダロスのターンです。≪マジックブラスト≫+≪ファイアボルト≫で、4人に対して攻撃。(ころころ)命中21。
一同/(ころころ)回避失敗。
GM/ダメージロールに≪マジックフォージ≫+≪ディスコード≫を使用します。(ころころ)火属性60点ダメージを全員に。
ワトスン/ランピィに、フェイトを1点使用して≪プロテクション≫!(ころころ)25点弾いて!
GM/全員まだ生きてるね? では次、ランピィのターン。
ランピィ/ムーブアクションで、5メートルだけ移動。
GM/敵エンゲージから下がって15メートルになったね。
ランピィ/その後に、大津達のいるエンゲージに≪マジックブラスト≫+≪エンチャントウェポン:炎≫を使用! 1Dしか振れないけどみんな避けないでね!(ころころ)……あ。
ワトスン/……1!?
GM/1D6で1が出たので、ファンブルだね。
ランピィ/……フェイトはもう無いから、振り直しが出来ない。
GM/これは[暗闇]を用意した効果があったね。残念だけど、小人形のターンにいくよ。

 小人形は、ダイダロスに≪ジョイフルジョイフル≫を使用。少しでも多くダメージが行なえるように支援を行なった。

ケイ/で、ですよねー(笑) 小人形、厄介だな……。
大津/大津のターンなので、ムーブアクションで5メートルだけ前進する。
ワトスン/エンゲージは分けておいた方がいい!
大津/マイナーアクションで、『ファントムレイ』に【MP】を吸わせてダメージアップ。そしてメジャーアクションで、ランタンをカチッと……。
GM/大津がランタンを点けられたので、[暗闇]が解除されます。
ランピィ/わーい、明るくなったよー! 素晴らしいー!(笑)
大津/いやあ、ランタンの点け方を教わっておいて良かった。文明の利器って大事!(笑)
GM/もしここで初回シナリオなのに『冒険者セット』を買い忘れてたら大変なことになってたんだよ。……まあ、その対策として部屋に『発火する石像』を設置してたんだけど。
ランピィ/そのためのオブジェクトだったんですね……。
GM/では、未行動状態になったダイダロスのターンになります。≪エキスパート≫+≪ファイアボルト≫、ついでに≪ディスコード≫付きでランピィを攻撃。
ワトスン/……ここは、攻撃を打ち消そう!
ケイ/≪ファイアボルト≫に対して≪インタラプト≫!

 ダイダロスの行動は終了し、待機を選択していたケイが動き出す。
 全力移動で小人形達のいるエンゲージに移動し、≪ワイドアタック≫+≪ピアシングストライク≫で範囲攻撃物理ダメージ42点を与えた。
 続いて、第2ラウンドセットアッププロセスに移行。

大津/ギルドサポート≪陣形≫を使います。大津が小人形達のいるエンゲージまで移動!。
ランピィ/セットアップで≪ウィークポイント≫を使います。1D6で発動判定……(ころころ)あ。
ワトスン/……1が、出た。
ランピィ/全然魔術が発動しない……つらい……(笑)
ケイ/こっちの世界に来たばかりだから、本格的な魔法が使用できないんだよ……(笑)
GM/いやあ、≪呪いおたけび≫と[暗闇]は地味な嫌がらせとしてなかなか優秀で安心したなぁ。

 小人形はセットアップで≪ファイトソング≫を使用。ダイダロスの≪マジックフォージ≫の使用回数を回復。
 メインプロセスに移行し、ケイはまずマイナーアクションで≪呪いおたけび≫を解除、小人形2体に対して≪ワイドアタック≫+≪ピアシングストライク≫で範囲攻撃物理ダメージ46点を与える。だが、2体を倒しきることは出来なかった。


GM/大彫刻がランピィに≪連続魔法≫!
ランピィ/ひぃ!(2回分の処理をころころ)……2回目のダメージが痛いので、≪ガーディアン≫を使用します! ミニランピィ、来てー!
GM/ミニランピィが現れて、そのダメージを……口を大きく開けて食べた!
ケイ/「もぐー!」(笑)
GM/ミニランピィのお腹が大きくなりました。
ランピィ/ふー、全部消化するのに1シーンかかります(笑)
ワトスン/お腹いっぱいで動けないんだ、可愛い……(笑)

 ワトスンは、大津とケイに対して≪マジックブラスト≫+≪ホーリーウェポン≫で【攻撃力】にプラス15点の支援を行なう。
 その後、ダイダロスがは大津とケイの2人に≪マジックブラスト≫+≪ファイアボルト≫+≪マジックフォージ≫の攻撃を行なう。算出結果は、魔法ダメージ71点だった。


大津/だ、ダメージがでかい!
ケイ/マジアヴァロン見えちゃう!(笑)
ランピィ/まず≪サモン・アラクネ≫!(ころころ)14点ダメージを弾くよ!
ケイ/……あと16点以上ダメージを弾かないと、ケイは倒れる!
ワトスン/イケる! サー・ケイに対して≪プロテクション≫!(ころころ)13点……。
GM/足りないね。
ワトスン/フェイト1点使って振り直し!(ころころ)よし、16点だ! これで次はギルドサポート≪蘇生≫で充分保てる!
ケイ/よし、1点で生き残った!
大津/凄い……ギリギリで生き残った!(笑)

 ランピィは味方の支援よりも、先に敵の支援キャラをどうにかするべきだと判断し、小人形に対して≪マジックブラスト≫+≪エアリアルスラッシュ≫の攻撃を行なう。

ランピィ/(ころころ)2体に対して、37点の風属性魔法ダメージ!
ケイ/それが素通しでいく……念のため、そのダメージに≪チェックメイト≫を使用!(ころころ)プラス20点してくれ!
ランピィ/最終的なダメージは……57点の魔法ダメージです!
GM/ランピィの突風を受けて、人形は壁に打ちつけられバラバラになりました。2体とも倒れます。
ワトスン/ランピィ、凄いぞー!
ランピィ/うっうっ、まだ体がなんか重いよぉ!(笑)
GM/次は……大津のターンだね。どうする?
大津/ムーブアクションでダイダロスがいるエンゲージまで移動して、≪バーサーク≫+≪バッシュ≫+≪バイオレントアタック≫!(ころころ)ダイダロスに93点の物理ダメージだ!
GM/流石、強化した大津の破壊力は凄いな!

 その後、第3ラウンドのセットアッププロセスに移行。
 ≪陣形≫+≪ランナップ≫でケイが大彫刻のいるエンゲージまで移動。ランピィはダイダロスに≪ウィークポイント≫を使用した。


ケイ/大彫刻に攻撃! ≪スティール≫を使うぜ!

 大彫刻に対して攻撃は成功し、その際にケイはフェイトでダイスを追加した≪スティール≫で『巨人の大牙(3000G)』を入手した。
 彫刻の一部をブン取られた大彫刻は、反撃といわんばかりにケイにクリティカル攻撃。物理ダメージ66点の大打撃を与えられるが……。


大津/ギルドサポート≪蘇生≫を使用! 全員【HP】を満タンにしてくれ!
ケイ/わりとみんな【HP】は1桁だったぜ!(笑) その後に、ダメージに≪ナイフパリィ≫を使用!
ワトスン/サー・ケイに≪プロテクション≫を使用!(ころころ)13点軽減!
ランピィ/同じく≪サモンアラクネ≫を使用!(ころころ)16点軽減! ダメージ軽減3枚張りだよ!

 なんとかケイへのダメージを最小限にすることに成功。
 その後、ワトスンはケイに対して≪マニフィカート≫で命中にプラス1D6の支援を行なう。


GM/ダイダロスは、目の前にいる大津に攻撃。
大津/来るか。
GM/斧を装備して、≪ドレインパワー≫を使用。(ころころ)魔法ダメージ35点、1点でも入ったらダイダロスの【HP】が回復します。
ワトスン/大津に≪プロテクション≫!(ころころ)17点ダメージ軽減してくれ!
大津/ダメージは0だ!

 ランピィはマイナーアクションで≪呪いおたけび≫の効果を無効化し、ケイに対して≪エンチャントウェポン:炎≫を使用。
 その後、大津はギルドサポート≪祝福≫を使用。PC4人全員の【MP】を全回復する。


大津/マイナーアクションを使って……ダイダロスのいるエンゲージから離脱して、大彫刻に≪バッシュ≫+≪ボルテクスアタック≫+≪スラッシュブロウ≫!
ケイ/そのダメージに≪チェックメイト≫!(ころころ)26点プラスしてくれ!
大津/(ころころ)ダメージは……物理178点です!
GM/……それは木端微塵にされた。大彫刻が倒れます。

 第4ラウンドセットアップに突入し、最後の≪陣形≫を使用し、残ったダイダロスのエンゲージまで移動する。
 ランピィはダイダロスに≪ウィークポイント≫を使用した。


ケイ/(ころころ)ダイダロスに≪ピアシングストライク≫+≪スティール≫で、63点の魔法ダメージ! ドロップ判定は……18でした。
GM/それだと『ヴァンパイアの帽子(1200G)』を2つ入手できます。……帽子を2つも被っているのは面白すぎるので、帽子を被った可愛いイカロスちゃんが2体いたってことでお願いします。
ケイ/こいつ、息子好きにも程があるだろ……(笑)
GM/サー・ケイの炎を纏ったナイフの一撃を受け、ダイダロスの【HP】は0になります。
大津/倒せた……。
GM/人形や彫刻はバラバラになって動かなくなりますが、ダイダロスは最後の一撃を受けると……「あっ」と固まり、途端にザーッと塩になっていきます。「クケケケケケケケケッ!」
ケイ/わっ!?
GM/ダイダロスは完全に塩になる直前、気味の悪い笑い声を上げます。そして……ただの塩の山になりました。
ワトスン/……な、何なんだ?

【ドロップ品】
 ダイダロス:ヴァンパイアの帽子(1200G)×2
 大彫刻:巨人の大牙(3000G)
 小人形A:オルゴールパーツ(1500G)
 小人形B:ゴーレムの宝石(150G)


ケイ/……廃棄物は、塩になるんだったな。
ランピィ/……アタシ達も死んだら塩になるのかな。それとも砂糖かな?
ケイ/どうだろうな……。
GM/ダイダロスの笑い声が完全に消え、塩の塊だけが残されたとき……周囲がポワワワンと夢を見ていたかのように歪んでいきます。周りが全然違う景色になります。
大津/なんだ……?
GM/そこは、大工さんの作業場のような所から……まるで「王様がいる玉座の間のような場所」になります。先程のような違和感や不快感の無い、ちっとも不思議な光景じゃない「この世界に合った風景」になりました。
ランピィ/あるべき姿に戻ったんだね!
ワトスン/戻ったのか……本当に常識の通用しない所なんだな、ここは。
GM/迷宮の呪いのようなものが解け、元のレイウォールの城に戻ったみたいです。……王座の間から外が見えるテラスに出られるよ。
ワトスン/ああ、街の様子を見てみよう。
GM/先程まで巨人のような恐ろしい化け物が街中をうろついていたようだけど、高いテラスから見下ろしてもそのような姿は一つも無い。ただ静かに雨が降り続けているだけの城下町が見える。騒ぎはもう無いみたいだ。
ランピィ/その雨もだんだんとやみ始めて、明るくなってきているかもね。
ケイ/狼煙でも上げるか?
ワトスン/それだと、城が落ちたように見えるんじゃ……(笑)
GM/ミニランピィちゃんを上げれば?
ワトスン/それだ! 戦闘も終わったしミニランピィも復活してるだろ!(笑)
ランピィ/膨れたお腹が元に戻ったミニランピィを城門の外に飛ばすね。それいけー!(笑)
ケイ/……我々も城門前に出ようか。
GM/では、4人がお城から出ると同タイミングぐらいに……生き残った城下町の人々がやって来ます。知盛がミニランピィを連れながら来たみたいだよ。(知盛になって)「よお、廃棄物を倒したのか?」
ケイ/なんとかかんとか、な。
ランピィ/説明するのもなんかフクザツだったよー。
GM/「へー、よくやったな……」とトモリンが言い終わる前に、女性が駆け寄ってきて「ありがとうございますっ!」。
ケイ/アメリアさんだっけ?
GM/そうです。それと「大丈夫だったかい!?」とフィルボルのおばあちゃんも大津ちゃんに駆け寄って来る。
大津/ジュリアナ……良かった。この通りピンピンしてるよ。
GM/≪蘇生≫と≪祝福≫を使ったからね。……ピンピンとしている君達を見て、みんな驚愕。
ランピィ/あ、そっか。
GM/この街に居たのは、傷を負っていた人々。力の無い子供、女、老人だけ。力が一切敵わず、ただただ虐殺されるだけだった彼らは「無傷で帰ってきた」4人を見て驚きを隠せません。
ケイ/いや、3ケイぐらいは死んでますから!(笑)
ランピィ/3.5ランピィぐらいは死んでるよ!(笑)
大津/でもそこは、「無傷だった」と言って堂々としていよう(笑)
GM/さっすが(笑) ジュリアナもアメリアも、他の人々も「自分達を守ってくれた」ということに次々と感謝の言葉を述べてきます。
大津/その姿を見て……「守れたんだなぁ」と実感します。
ランピィ/やったねイエーイ!


 ●エンディングフェイズ 〜大津達の始まり〜

GM/感謝と歓声と共に、ジュリアナを中心とした人々から4人を見合うもてなしをされます。主に「疲れただろう?」とご飯をご馳走されます。
ランピィ/うん、ウマイ!(笑) 変わった食べ物ばかりだけど……大津、大丈夫?
大津/珍しい! 面白い! 食事にこんなに知的好奇心がそそられたのは初めてだ!(笑)
GM/煌びやかでカラフルな料理だもんね、大津には驚きの連続だろう。
ワトスン/ボクはそんなに食事に違和感は無いけど、不思議だなぁと思いながら食べてるよ。
ケイ/私もそんなに変には思わないが……ランピィは?
ランピィ/辛くなーい! コショウとかトウガラシが入ってなーい!(一同笑)
GM/そんな風に食事をして【HP】とかフェイトを回復している4人の元に、アメリアがやって来ます。(アメリアになって)「すみません。もし宜しければ……皆さん、今後もレイウォールに居てくれませんか」
ランピィ/この国に?
GM/「……この国を束ねる者達はもういません。ですが、レイウォールはまだ滅亡はしていません。生き残りはまだ何百人もいます。私達だけでは、これからどうしようもなく……」
ワトスン/……この国の王様はどうしたんだい?
GM/「……ステラ国王は、お亡くなりになりました。レイウォール王家の血筋……ベルフト殿下、リディル殿下も既に」 また、レイウォール王国の貴族は大抵騎士団に入っているため、前線に出て皆を守るために廃棄物と出陣し、戦死したと言います。
大津/上が総じて戦死してしまったのか……。
ケイ/そのステラ国王というのも、きっと廃棄物に一矢報いてから逝ったのかな……。ケイはベルフトのことは知らないけど、大陸最強のベルフトなら廃棄物の一団を全滅させて死んだとかであってほしい!(笑)
GM/どうやらそのようです。ベルフトの乳母だったジュリアナが、涙ながらにそのことを語りますよ。
ワトスン/ああっ、おばあちゃん……(笑)
GM/(アメリアになって)「今、頼れる力を持った者達も……騎士団と呼べないほどの人数です。今、皆が笑顔になっているのは、脅威を退けた貴方達が居てくれるからなんです。また同じようなことがあったら……」
ケイ/……また暫くしたら、廃棄物が現れるかもしれないか。
GM/ちなみに今は、ジュリアナ達による最大級にご馳走を召し上がってます。ですが、今でも外では巨人に壊された家々を修理している人達でいっぱいです。
ランピィ/復興にも時間が掛かるよねー。
GM/「街は半壊とまではいきませんが、3分の1は壊滅状態です。城は……何も変わったことは無かったようですね。壊されたところもなく、元の状態で残っているようです」
ケイ/あんなにトラップが造られたのに? 盗られた物はなかったか?
GM/「数Gほど無くなっていました」
ケイ/……それは、オカマが(笑)
ワトスン/でも、サー・ケイが≪スティールスリット≫で小銭を落としたからプラマイゼロなんじゃ……(笑)
GM/「ああ、別のところから無くなった数十Gがあったという報告があったようです」
ケイ/私の失敗が巡り巡って国の為になったよ!?(笑)
GM/数人が城を探索したところ、落とし穴などのトラップは一切見付からなかったようです。相変わらず「この国では城が一番安全」には変わりないようですね。
ケイ/駐在するとしたら、城を本拠地として構えるのが妥当か。
ワトスン/……この国には国王がもういないんだよね。誰かに国王になれとは言わないけど、誰かがみんなの上に立つべきなのは事実だ。
ランピィ/それなら、ちょうどいいんじゃない? 育ちの良さそうな大津とサー・ケイを見て言います。
ケイ/良かったな、大津。国が持てるぞ。
ワトスン/自分が王になるという選択肢は無いんだ、サー・ケイ(笑)
ケイ/もちろん嫌味っぽく言ったんだよ(笑)
大津/……その嫌味を聞いて、ちょっと苦笑する。
ランピィ/じゃあ大津が国王で、サー・ケイが大臣かな!? ワトスンはー……?
ワトスン/ボクは政治のことはよく判らない。その辺りはこの国のことに詳しいアメリアがやるべきだろ? 知っている人間がいて、それをまとめる人間がいればいい。……そう言って大津を見る。
大津/…………。参ったな。こんな……自分の元に国が転がり落ちてくるとは思わなかった。
GM/知盛が「こんな変な世界だ、何が起こってもちっともおかしくねーだろ」と……ワインを飲みながら言うよ。
ケイ/そうだな。それに……本格的に上に立つなら、これから勉強してもらわないとだし。
大津/……俺はこの国の事情も判らないし、勉強していかなければならない。
GM/(知盛になって)「でも、博識で正義感があり勇敢で人望に厚い『大津天皇』ならなんとかなるんじゃねーの?」
大津/…………。
ケイ/……『天皇』って言った。いいぞトモリン、もっと言ってやれ(笑)
大津/……頼られるならば、その主柱になることもやぶさかではない。何も判らないが、それでもこの国の人達を守る力はある。永久にとはいかないが、それでもこの国が混乱の中にあるうちは、俺達がこの国を守ろう。
ケイ/ああ。
ランピィ/うんっ!
ワトスン/……ということは、ここは『ボク達の城』ってことでいいんだね?
GM/(アメリアになって)「はい。ここは安全で、皆もここを慕っております。滞在していただくならここが一番妥当かと……」
ワトスン/食べていたのをやめて、立ち上がります。……城の一室を借りるよ。今からそこが病院だ。怪我人を全員連れて来い!
ランピィ/わ、わあ……!?(笑)
ワトスン/全員ボクが面倒を診る。看護師を何人か寄越してくれ。……ボクはもう行くよ。鞄の中から白衣を取り出して着て、出て行きます。
ランピィ/ま、待ってワトスン! 口の中に食べ物もぐもぐ! 待ってよぉー!(笑)
GM/ミニランピィも口の中にいっぱい食べ物を詰めてついて行く。……ワトスンとランピィの2人が出て行きました。
ケイ/はぁ……。首をクキッと鳴らします。……アメリア殿、城内と市街地の被害状況を書類にして私の元に持ってきてくれ。至急、復興資金を算出する。
GM/「かしこまりました!」と、アメリアは元あった軍人の顔になってそこから出て行きます。……そのやりとりを見て、ジュリアナばあちゃんがボロボロ泣き出す。
ワトスン/わあっ、大粒の涙!(笑)
ランピィ/国を束ねていた人の元に住んでいて、その人達が全滅した、「この国、どうなっちゃうんだろう」と思っていたところだったからねー。
GM/ジュリアナは大津の手を掴み「どうかこの国を……レイウォールを、いえ新しく生まれ変わる貴方の国を導いてください……」と、祈るように言う。
大津/ああ……俺達について来てくれ。彼女の手を握り返しながら言います。
GM/……それでは。新しいレイウォールで生活することになった君達がそれぞれ動き始めたところで、エンディングフェイズを終わりにします。


 ●マスターシーン 〜リスタート〜

 ――闇の中、声がする。
 誰の声なのか、誰に対しての言葉なのか。そんなものは誰一人として判らない。
 その人物は、ただただ呪いの言葉を口にする。

「……もはや遅い。落ちる実なのだ。
 追え。探せ。見付け、殺せ、この大陸の人間すべてを生かしてはならぬ。決して一人として生かしておけぬ。
 もう二度と、この大陸……いや、この世界を血に染めぬため……。
 血祭に上げろ!」

 ……一方、その頃。
 レイウォール王国ノルドグラムは、少しずつだが活気を取り戻しつつあった。
 消えていた笑顔が少しずつ戻り、街はかつての姿へ徐々に戻っていくようだ。

「ノルドグラム城の一部が病院になるらしいよ!」
「新しくレイウォールを守ってくれる人々が現れたらしいよ!」


 たとえ遅くても、少しずつでも、街に賑わいが戻ってくることだろう。

「あらあら大変大変! なんかこの国、すっごいコトになっちゃったわよぉ!」


ケイ/お、オカマだぁー!(一同笑)
ワトスン/オカマ、無事だったんだ。良かった!(笑)

「まったくぅ! アタシ、壁を一生懸命登ったのにあっという間の城門開いてみんな街に戻ってくるしぃ! 無駄な体力使っちゃったわぁ! この国にもスッゴイ人達がこ居ることになったみたいだしぃ……もしかして安・泰?」

 彼は、遠くから……復興しつつあるノルドグラム城を眺めた。

「んぅー、よく判らないけどこれからどうなるのかタ・ノ・シ・ミ! そうでしょう、アーサー?」


ワトスン/…………えっ!?
ケイ/ええぇっ!? だ、誰なんだお前……!?

 眼鏡を掛け、両手を前に組み、祈るように……いや、指を弄ぶように終始動かし続けるアダラナ。
 そこに聞こえる声は甲高いものから、落ち着いた男声へと変貌していた。

「彼らは漂流物。この世界における異端。だが大陸を導くものでもある……まあ、まだ判りませんが。……見極める必要があるようですね……」



 アリアンロッドRPG 2E
  「アリアンロッドRe 第1話『リスタート/R卓(レイウォール編)』」 END





【アフタープレイ】
※成長点176点を配布。
※ドロップ品換金の結果、15640Gを獲得。
※シナリオクリアの報酬として、ギルドに12000G配布。


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→第2話「リメイク」に続く