アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 オーメン・ガールフレンド 第三特異点 』 2ページ ■
2022年4月2日




 ●ミドルフェイズ1/1回戦

GM/早速ですが1回戦、いきましょう。ジャンケンの結果、親プレイヤーはロア(プレイヤー1・現空)です。皆さんプロポーズを作ってください。それでは……10秒スタート!
ロア/10、9、8……2、1! プロポーズ作れましたか〜?
ミズ/無理です!
デュナ/10秒難しいです!
八雲/カード運が! 大変!(笑)
GM/ひ、久しぶりにこのゲームをやってみたけど、こんなに難しかったのか……!?(笑) えっと、ひとまず完成しました!
ロア/では、順々に発表していってください〜。

 デュナからのプロポーズ。
 「私は君だけの天使 運命の奇跡を受け取ってほしい 結婚しましょう」


ロア/凄い凄い凄い!(笑) 「天使」ってワードの入ったカード、まさにデュナさんじゃないですか〜!
デュナ/「天使」「奇跡」のデッキが完成したとき感動したよね(笑)
ミズ/カードの引きが強いな〜!

 ミズからのプロポーズ。
 「お前を死ぬまで大切にしてやる 結婚しよう」


GM/鬼つえええ!?(笑) オレ様キャラじゃん! カッコイイー!
ミズ/「死ぬまで」がミズかなって思って。……これはデレたな(笑)
八雲/いいな、凄くデレた! カッコイイ!

 プレイヤー3・ろってからのプロポーズ。
 「君にとって幸せだけのそんな世界 大切にするよ 結婚しよう」


ロア/わあ、綺麗! 爽やかなプロポーズだ〜!
デュナ/カードセンスの使い方が上手いなぁ。
GM/ではGMは……今回、横光をイメージしてプロポーズを考えてみました。

 横光からのプロポーズ。
 「本当の君 大切な君に 結婚しよう」


GM/横光利一の著書『春は馬車に乗って』という……「病気で性格が変貌していき、破綻しかけた夫婦。だけれども、どんなに君が変わったとしても愛は変わらない」という作品があってですね、それを前提で作りました。
ロア/うわああ、強い! 重い! でも良いな〜!
ミズ/『春は馬車に乗って』、良い作品だよね……泣いちゃう!
GM/では、4名のプレイヤーからプロポーズをされました。親プレイヤーさんはどのプロポーズが良かったですか? お選びください。
ロア/……采配が神ってた。ミズのプロポーズを受け取ります!
ミズ/ありがとう!
デュナ/オレ様キャラが格好良すぎたもんね〜!(笑)


 ●ミドルフェイズ2/2回戦

GM/続きまして、第2回戦。GM・マーサーに対するプロポーズを作成していただきます。
八雲/はーい。
GM/それではカウントしまーす。10、9、8……。
デュナ/…………。
GM/7、6、5……。
ミズ/…………。
GM/4、3……。先生、進捗どうですか〜?
ロア/〆切、伸ばしてくださーい!(一同笑)
GM/えー、では……お時間を伸ばしている間に、突然ですがここで大好きな横光利一エピソードを語ります。作成しながらお聞きください。
ミズ/はぁーいぃ……。
GM/……アンソロ編集中の横光さんの話。「みんな原稿、出さないな〜。あ、一緒に原稿を始めた川端康成も出してないよね? うんうん、そっかー……えっ? 川端、もう書き終えた? 提出した? 一緒にゴールするって言ったじゃん!?
デュナ/「裏切ったな!? 一緒にゴールするって約束したじゃん!」って……普通に現代の同人作家のやり取りじゃん。かわいいな、そのやり取り(笑)
GM/何十年、何百年経ってもオタクは言うことやること変わらないんだなって感じで好きな話でした(笑) さて、時間はもうOKかな? プロポーズを発表していただきましょう!

 デュナからのプロポーズ。
 「聞いてください 貴方だけの騎士になりたいんです 結婚しましょう」


ロア/力天使のデッキが強すぎる!(笑)
デュナ/少ない語彙を頑張って組み立てていますよ。これは≪神託≫で語彙を引き出してますね!(笑)

 プレイヤー2・ぷぇからのプロポーズ。
 「かわいい君を愛してる 笑いながら手を取り合って 結婚しよう」


GM/かっ、かわいいー! 歌に乗せる一節みたいで良いなー!
デュナ/結婚式場で流してほしい歌っぽい〜!
八雲/明るいポップスが似合いそうですね。

 八雲からのプロポーズ。
 「君の素敵な未来が膨らんでくる きっと大丈夫だ 結婚しよう」


デュナ/わあ、大人だー!
ロア/小説家みたいな言い回し! 凄い!

 ロアからのプロポーズ。
 「君にメロメロなんだ 大きくなっても永久に君を愛しているよ 結婚しよ!」


ミズ/かっわいー!(笑)
ロア/ロアは成長しないタイプの子です。そんなキャラが「大きくなっても」というのがポイントですね。
GM/え、凄い。全部良い。……ええっ、これ全部選ばなきゃいけないの!? 1人プロポーズ選ばなきゃなの!? やだー!(一同笑)
ロア/分かる! 全部良すぎて1つを選ぶって難しいよね!(笑)
デュナ/重婚は認められますか?(笑)
八雲/えっと、全員均等に1点ずつというのはアリなんですか、ナシなんですか?
ロア/ゲーム的にはアウトだけど、この卓のハウスルールとしてはどうでしょう?
GM/……では、ここで『とある演出』をさせてください。横光が言います。

 「干渉する。上階の者よ。私の声を聞け。私は全てを選ぶ。私の声を聞いてくれ」

GM/すると上から「いいよー」って声がします。上階と接触しました。ルールを改変して全員に1点あげました。
デュナ/軽いな上階!?(笑)
ロア/えっ……怖い!
GM/このことから皆さんには「横光は上階と接触できる、世界改変の能力を持っている」ということが判ります。クラスは[世界遣い]かな〜? ……横光利一の作品が読者に新感覚的表現で訴えかけてくるのをイメージしています。
ミズ/利一さんの作品、そこが怖いんだよね……。
八雲/これでミズさんが2点先取。残り1点で勝てます。リーチですよ。
デュナ/わーい、リーチだ。
ミズ/利一だけに。
GM/SANチェックしろ(一同笑)


 ●ミドルフェイズ3/3回戦

デュナ/次は私、プレイヤー4・ピロとデュナが親ですね。では……皆さんの作品を発表してください。

 ミズからのプロポーズ。
 「この感情は不思議だな お前は眩しい 結婚しよう」


ミズ/凄いシンプルだけどミズだなーって思った。
デュナ/告白がだいたいオレ様系!(笑) 少女漫画っぽい!

 八雲からのプロポーズ。
 「消すことのできない呪文をかけてあげよう 愛している 結婚しよう」


ロア/うわヤベー! 八雲さんがそれを言うのヤバイ!(笑)
ミズ/今の八雲さん、キャスターだしね。
デュナ/これは幸せになれる(笑)
GM/するとみんなの頭にハウリングする声が聞こえます。(バイロンになって)「どうだ楽しいだろう!? 言葉や文字で感情が突き動かされるの楽しいだろう!? 文学の良さが判ってきたかぁ〜!?」
ミズ/やかましいわッ!(笑)
八雲/電源オフにして!(笑)

 ロアからのプロポーズ
 「君はボクだけの神様みたいだね 結婚しよ!」


八雲/かわいいー! ロアさんが「神様」、良いカードを引きましたね。
GM/カード運がいいなぁ! では、GMは……メリケンのダーレスさんからのプロポーズを作成しました。

 ダーレスからのプロポーズ。
 「キミは女神! なんちゃって! まあ、世界一大切にするよ 結婚しようぜ」


デュナ/うわー! ちょっとチャラいけど良いー!(笑) ……悩ましいけど一つ選ぶとしたら、ミズくんかなぁ。中の人が少女漫画育ちなので(一同笑)
GM/中の人に特攻が入った(笑) ご成婚おめでとうございます! 私もミズくんの作風好き……何故なら私は吸血鬼『弱ったオレ様攻めが大好き』!
ロア/吸血鬼『弱ったオレ様攻めが大好き』!?(一同爆笑) おめでとうございます、3点奪取したので優勝ミズくんです!
ミズ/ありがとうございます! 勝った……勝った!? なんで!?(笑) でも楽しかったー!
GM/勝利者には、ダーレスからハスター印のアイスクリームを差し上げます。
八雲/貰っちゃった……(笑)
GM/なおかつ、勝利ボーナスとしてPC側からラスボスに対して特別にダメージが発生します。5D6点これから会うラスボスの【HP】を減らしておきます。(ころころ)21点。
ロア/凄いダメージだ!(笑)
デュナ/GMの出目の良さがGMに牙を剥いた!(笑)
GM/さて。……正直、まだまだこのゲームをやりたいです。カードの山札が終わるまで続けませんか?
ロア/了解です! みんなの作品をもっと見たいのでやりましょう!

 プレイヤー3・ろってからのプロポーズ。
 「僕にそっと触れてごらん 君だけのことで頭がいっぱいさ 大切にするよ 結婚しよう」


八雲/素直に配られたカードを素直にまとめてみました。
ミズ/わー! ヤバイヤバイヤバイ!(笑)
GM/わあ、カードの使い方が上手い。こういう使い方もあるんだ。綺麗な文章になってるね!

 ロアからのプロポーズ。
 「愛って何だろう? でもボクは尊いキミを失いたくないんだ ダメ……ですか? 結婚しよ?」


ミズ/かわいいー! かわいいねー!?(笑)
八雲/「ダメですか?」は凄い使い方だ。ダメですかはダメと言わせないんですよ、ずるい!(笑)
GM/「愛って何?」という問いかけもロアくんぽくて凄い! では……GMは千早をイメージして作りました。
ロア/わあ! 千早の作品だー!
GM/千早は……愛の言葉に関しては口下手というかバタバタして上手く喋れないキャラだと思うので、シンプルにいきます。

 千早からのプロポーズ。
 「私が守るよ 大切にするよ 結婚してください」


ミズ/一生懸命でマスターっぽいな!

 デュナからのプロポーズ。
 「私だけの太陽 これからも貴方を愛しています 結婚しましょう」


デュナ/デュナはアズラエンの代償で「誰も愛せない」なんですよ。敢えてそういうバステを受けているけど言うというプロポーズです。
ロア/「太陽」って、良いカードを引いたな〜!(笑)

 プレイヤー1・現空からのプロポーズ。
 「君を幸せにしてみせる 幸せにするよ 結婚しよう」


GM/おお、シンプルなプロポーズを作ったね!

 ミズからのプロポーズ。
 「ぽっかりと空いた胸 お前に見つめられるだけで心が張り裂けそうだ 結婚しよう」


ミズ/これ、絆レベルいくつのミズなんだ……マックスかな? ティンダロスの猟犬の夢小説?(一同笑)
GM/夢女子が大喜びだよ(笑)
デュナ/絆礼装のテキストフレーバーじゃん(笑) えっと……これは中の人、ではなく、柚弦からのプロポーズです。
GM/まさかのユズルンからのプロポーズ!?(笑)

 プレイヤー4・ピロ(柚弦)からのプロポーズ。
 「君とは一生いっしょ! マジスーパーしあわせ! 結婚しよー!」


ミズ/チャラい! かわいいー!(笑)
ロア/語彙力が無くてカワイイねー!(笑)
八雲/次は八雲の作品なんですが……プロポーズを受け取る貴方は八雲の婚約者で奥さんという設定です。少し雨が降っている中、傘を差しているところでの台詞です。
デュナ/シチュエーションを指定してきた!(笑)
GM/(バイロンになって)「さすが作家! これぞ創作力! これが描写力! これこそ本物の力だぁーッ!」
ミズ/すげーノイズが入った!(笑)
デュナ/うるせー!(笑)

 八雲からのプロポーズ。
 「僕は魔法をかけられたんだ 強がりな君を大切にするよ 結婚しよう」


デュナ/漫画のコマが見える!(笑)
ロア/「自分より背が高い先生の髪がさらっと流れて微笑みかけられた」シーンが見えた! ピッコマのスライドしていく漫画でカラーで一面バァーンみたいな!(一同笑)
GM/お次は、メアリーです。メアリーは……創作活動というか、「自分のものを出す」ことに抵抗がある人です。夫が詩人なんですけど、「夫より売れちゃダメだろう」と思っていたり。
ロア/わあ、そうなんだ……。
GM/でも、彼女の隣にはかわいいかわいい「ウー!」とやってるフランちゃんがいます。……子供に愛を託します。

 メアリーからのプロポーズ。
 「耐えられないんだ 私の愛になってよ 結婚して」


ロア/んー! 素敵ー!
デュナ/では……キザいのができたので、これはデュナからのプロポーズということでいいです。

 デュナからのプロポーズ。
 「私の大切な星 私だけの薔薇 大切にします 結婚しましょう」

ミズ/あらあらあら、キザー!(笑) じゃあ、ミズで……焦燥感の声で、唸るように。

 ミズからのプロポーズ。
 「どうにかなってしまいそうだ オレをぶち壊せよ 結婚してくれ」


デュナ/うわっ……オレ様ぁ……(笑)
ロア/オレ様だ、やべー!(笑) すげーすげー! ドヤァってしてる!
八雲/オレ様が弱ったぞ(笑)

 八雲からのプロポーズ。
 「僕は君が鬼になったとしても君を愛しています 結婚しましょう」


ロア/わー、いいっすねー!
GM/お次は……文才が無いジョンからのプロポーズです。
デュナ/ジョンが!? ジョン頑張れ!(笑)
GM/ジョンは与えられたカードを全て使って文章を作りました。取捨選択が出来ていない、文才が無い証拠ですね。滅茶苦茶な文章ですが、彼なりに頑張ったんでしょう。
ロア/そして……MPが0になった顔をしている(笑)

 ジョンからのプロポーズ。
 「美しいロマンティックを求めるのさ 幸せなじゃじゃ馬な君のことを想うと 愛してるよ 結婚しよう!」


デュナ/おー、悪くないのでは?
ミズ/なんだろう、キャラ性には合ってるかな?(笑)
八雲/私はこの中だとジョンが一番だと思いますよ。選ぶならジョンのプロポーズを受け取ります。
GM/えっ、ジョンの!?
デュナ/分かる、ジョンが頑張って文章を繋げたのは分かって良いよ。
ロア/ジョンの頑張っている感は凄く可愛いよ!
八雲/そう、キャラ性が一番出ているのはジョンだと思います。
ミズ/ジョンぽくて好き!
GM/ジョンで良いんですか!? 本当に!? ……GMは「ダメな例として出す」を意図的にしてたんですよ。なのに!? ありがとうございます!


 ●クライマックスフェイズ 〜決戦城〜

GM/数々のバトルをくぐり抜けてきた君達は、バイロン城こと新生ディオダディ荘に到着しました。目の前にあるのは頭が悪そうな城です。
ミズ/エリちゃんの城かな……?(笑)
八雲/上に姫路城とか重なってない? 大丈夫?(笑)
ミズ/オレは優勝者だから入るぞ。ガラッ。たのもー。
GM/そこには玉座に立っているバイロン卿の姿があります。……何故立った?
デュナ/GM、普通に言い間違えた!?(一同笑)
八雲/立ちたかったの!? 椅子は立つものじゃないよ!?(笑)
GM/(バイロンになって)「よくぞ来たな、最優秀文学者よ! この城はロンドン中のバトルに勝利した選ばれた者しか入ることができないのだ!」
ミズ/アッハイ。……落ち着かねえ(笑)
GM/「先ほどの文学聖杯戦争の様子……素晴らしい文学を見させてもらったぞ。ミズ先生の作品、拝見させていただきました! 夢女子大歓喜のときめき台詞にドキドキしちゃいまして! 地の文が最高でした! 凄く良かったです! これ差し入れです!
デュナ/コミケで久々に会ったオタクの会話やめない?(一同爆笑)
GM/差し入れはポッキーとホットアイマスクです。
ミズ/鋭角性が弱い!(笑)
デュナ/い、いったい貴方は何故……何が目的で文学聖杯戦争などを?
GM/「みんなの創作力で殴り合う、楽しいことだろう? 出来るのならする、それ以外に理由なんてある?」
八雲/本当にそれが目的かい?
GM/【理知】で難易度10の交渉判定に成功した人は「これ、裏表なく本心で言っているな」ということが判ります。
ロア/へー。……判定してないのに言っちゃったよぉ!?(一同爆笑)
ミズ/ごく自然にゲロったね!?(笑)
八雲/公平に判定します!(笑・ころころ)達成値13で成功。うん、嘘じゃなかった!(笑)
デュナ/す、凄い人ですね……ここまで裏表が無い人間なんてなかなかいませんよ!(笑)
GM/凄い人ですよ。これを政治の世界でもするから凄い人です。
デュナ/あー……それはウザがられる(笑)
ロア/議会でこれやるんだ……そりゃ追い出されるわ(笑) なんていうか、純粋な少年だねー。
GM/では……ここでNPC同士の会話をさせていただきます。君達をここまで連れてきてくれた、馬車を出してくれているメアリーとジョンに対してバイロン卿が話し掛けます。

 バイロン「ああ、君達もいたのか!
 君らの文学も見させてもらったけど、メアリーは一言だけでシンプルすぎる愛の告白で味気なかったね。
 ジョンの方はどうだい、使える言葉を全部使っての……もうちょっと巧い言葉を考えられたんじゃないのかい?」
 バイロンは、どうやら知り合いらしいメアリーとジョンを……厳しく批評し始める。

GM/メアリーの反応は、苦笑いしつつ「そ、そうですね……私なんかが」という苦しそうな顔。ジョンは涙だばだばで「筆、折ります!」と宣言するほどですね。
八雲/……うーん……。
ミズ/これは……ちょっと……。
ロア/君に刺さらなかっただけで好きな人はいるんじゃないのかい?
GM/「ええっ、そんなぁ、いるのぉ?」 バイロンは笑います。
ロア/ボクは好きだよ。面白いしねー。
八雲/ええ。ジョンの作品は好きでした。
デュナ/そもそもジョンは文字を書くタイプではなかった訳で……創作者でもないのに創作をさせるのは、どうなんだろう。彼が丹精込めて彼の持てる力をつぎ込んで作った詩作に対して、上から目線で批評するのはあまりにも理不尽ではないのか。
GM/バイロン卿は……そう次々に言い返されると、子供っぽく「ぷくー」と頬を膨らまします。普通に「口応えをされるのが嫌」なタイプのようです。
ロア/こ、子供……!(笑)

 ――そんなバイロンのもとに、声が届く。
 「君は腹が立たないか? 嫌なものは嫌だろう? 目の前に腹立たしい苛立つ相手がいる。吹き飛ばしてしまえ、みんな消してしまえ」


デュナ/悪魔の囁き!?
GM/その通り、悪魔の囁き。そのような声がPCのみんなにも聞こえるかもしれない。【知覚】判定で難易度10でお願いします。成功した人は、バイロンが何者かに囁かれていることに気が付きます。
八雲/はーい。(ころころ)ぴったり10で成功!
デュナ/(ころころ)1たりない!
ミズ/(ころころ)こっちも1たりない!
ロア/(ころころ)全然聞こえなーい。でも八雲さんが聞こえてる! 素晴らしい!
GM/八雲さんは……口応えされてムウッとしているバイロン卿に、姿が見えない誰かが囁いていることに気付く。囁きに対してバイロンが「そ、それはそうだけど……!」と応対しているのが判ります。
八雲/誰と話しているんです? 全員に聞こえる声で尋ねます。
ミズ/え。誰かいるのか?
GM/「う、うるさい蠅め! あっち行け!」
デュナ/……蠅?
GM/肩に虫がとまっている。
ロア/バイロン卿の?
GM/いえ、全員の。
ミズ/……全員の、肩?
デュナ/…………。ベルゼブブ?

 「ア、ヤッパリ判ッテシマウヨナ」

ロア/喋った!?
デュナ/あああーっ! やっぱり! こいつは……!
GM/ベルゼブブ。そう名を言われた蠅は、頷くように飛び始めます。

 ベルゼブブ。
 かつては太古の嵐と慈雨を司る大いなる最高神バアルゼブルであったが、のちに某宗教に世間の評価を堕とされ、蠅の王、悪霊の王、サタンと同一視されるようになった悪魔。
 魔界の君主。 地獄においてサタンに次いで罪深く、強大なもの、権力と邪悪さでサタンに次ぐと言われ、実力ではサタンを凌ぐとも言われる。
 支配者を暴君に変える、争いや嫉妬心を引き起こす、殺人を唆す、人間に悪魔崇拝をさせる、姦淫へと誘うなどの「暴食の悪事」を司る。


ロア/『よんでますよ、アザゼルさん。』のペンギンだ!(笑)
GM/色んな角度から、色んな蠅の口から、このような声が聞こえます。

 「バイロン卿。腹が立っているバイロン卿。本当に何もしなくていいのかい?
 君は今なら力が振るえる。君の声は誰にでも届く。君の作品だけじゃなく、君の主張も君の施策も君の愛も君の夢も何もかも、誰にだって轟かせることができるもの。
 聖杯を持った君なら何でもできる。口応えなんてさせない力が君にはある。みんなに『文学の楽しさを味わってもらう』という良いことをさせたい君、それを止めようとする不届き者。……君を止める邪魔な連中、さっさと聖杯で排除してしまおう?」


デュナ/黙りなさい、神の敵! 剣を抜く! ……バイロン卿、そのような悪魔の羽音に耳を貸してはいけません! その声は貴方を堕落させ、腐敗させ、地獄に落とすものです!
ミズ/……ムカついたら吹っ飛ばす。その気持ちは判んなくはないけど、ちょっとワンワンうるさすぎるんじゃねーか?
ロア/ワンワン! わーわー!
GM/こっちではOKの声、あっちではアウトの声。様々な声に囲まれ、子供なバイロン卿は「ぐ、ぐぬぬ……」とと唸り始めます。
八雲/……バイロン卿。君がやりたいのは、排除かい? より面白いものが欲しかったんじゃなくて? その可能性すら摘まむのかい?
GM/「可能性を摘む? そんなの……やりたくない! 暴力は、いけない! でも、腹立たしいのは確かだ! じゃあ……どうしたらいいんだぁ!?」 ギャン泣きします。
八雲/子供だ!(笑)
ロア/やっぱこの人、純粋な少年だよ(笑)
デュナ/暴力は良くない。貴方の思想は尊いものだ。……しかし、考えなさい。貴方がジョンに投げかけた言葉は言葉の暴力ではないのか。
GM/「うっ。うう、でもぉ……!」 ギャン泣きするバイロン卿……のもとに、声を掛ける男がいます。英霊のダーレスです。
ロア/おっ?
GM/(ダーレスになって)「暴力はいけない。良い方針じゃねーか。可能性は摘みたくない。良い心根じゃねーか。腹が立ってるから相手をコテンパンにしたい。どれも理解できるもんだ。マスター、お前の心を守ってやろう」
八雲/それは……?
GM/「マスターが作った戦争は何だ? 『より良い言葉で戦うこと』。言葉に詰まって泣いてあっちが折れるのを待つなんてお前には相応しくない。どうしたらいいか迷ったなら、白黒ハッキリつけたいのなら、お前の考えた戦い――お前自身の主張をまとめた作品で殴るんだ!」
ミズ/脳筋だ……(笑)
デュナ/なんでことごとく脳筋なの?(笑)
八雲/でも……そうだね。それがいいね?(笑)

 「おじさん達が文学で殴り合っている間、マスターは……自分の言葉と見つめ合え。
 今さっき自分がジョンに対して言った言葉をもう一度考え直せ。全員がお前に言い放った言葉も考え直せ。
 しっかり考え直してから、答えを出せ。周りに流されるな。
 誰の言葉も、どの言葉も、その人が心から考えて訴えた魂の叫び。いかなる言葉であれ無視していいものじゃない。……マスター、ちゃんと彼らの声を聞いてくれ」


ロア/うんっ……!
デュナ/い、いい人だ……!
ミズ/いいおじさんだ……(笑)
GM/ダーレスに諭されたバイロン卿は……ぐずぐずと泣きながら「さ、最終決戦……始めてくれ!」と英霊に命じる。「お前らが最高傑作を生んでいる間……もうちょっと考える!」 暴力には訴えず、彼は考え始めます。クライマックス戦闘を始めます。
ロア/はーい!
GM/クライマックス戦闘ではあるんですが、キャラクターシートに書かれた戦闘値や特技を使った戦闘でも実際は創作をする描写となります。FGOあるある、概念バトルです。
デュナ/なるほど、サバフェスみたいなやつですね(笑)
GM/サバフェスのラスボス「シメキリ」と戦うバトルですね。ダメージロールは渾身の作品を執筆したという描写になります。
八雲/了解です。……バイロン卿。君のレポートが良いものになるよう、面白い授業を始めようじゃないか。

【行動値】
 ダーレス:20
 ミズ:16
 八雲:15
 横光:15
 デュナ:14
 千早:12
 ロア:9

【戦闘マップ】
 エンゲージ:ロア、ミズ、デュナ、八雲、千早
 (↑10メートル離れている↓)
 エンゲージ:ダーレス、横光

【分類】
 ダーレス:神霊
 横光:ボス/神霊


GM/第1ラウンド、セットアップを始めます。ダーレスがバステ:放心を与える≪アポピス≫を宣言!(ころころ)対象はロアくんで。名状しがたきものを召喚します。「SANチェックしろー!」
ミズ/実家のような安心感。
デュナ/≪アポピス≫ってSANチェックなんだ……(笑)

 ロアは抵抗判定に成功し、バステ:放心を回避した。

ロア/よっしゃー! ボクの友達はそういうのいっぱいいるからね〜。

 ミズはセットアップで≪カーリー≫を使用、八雲は≪魂装支援≫をミズに使用を宣言。

GM/横光がセットアップに≪ハーメルン≫を使用。特技を[対象:シーン]にします。どこに行っても何をやっても当たるよ。
ロア/うわあ、エゲつねえ。
GM/横光は蠅を召喚します。
デュナ/えっ。
GM/横光利一の代表作に『蠅』という短編小説があるんですよ。無数の蠅を襲い掛からせます。
ミズ/これ……ダーレスにも当たるよね?(笑)
GM/ええ、当たるよ。ダーレスはもちろん、千早にも入るもので……。
ロア/ええっ!?
GM/しかしそこで呉用が「お任せください!」と庇います! 「絶対にマスターにダメージは入りません!」

 千早はセットアップ≪飛行の札≫をミズに使用。シーン間【行動値】+4になり、【行動値】20になった。
 続けて、ロアが≪空間知識≫を使用する。


GM/【行動値】がミズとダーレス同値になったので、PC優先でミズくんからのターンになります。
ミズ/あざまーす! ではミズはメインプロセスで≪毒の魔弾≫+≪渦巻く混沌≫+≪インドラ≫で攻撃します。まずは≪渦巻く混沌≫の対象を決める……(1D6ころころ)2! 敵全体
デュナ/よしよし! ダメージロールには≪鏡の加護≫も入っているぞー!
ミズ/(ころころ)命中は21。
GM/(ころころ)2体とも当たります!
ロア/ダメージロールに≪オグマ≫使用します! ダメージ+4D6させます!
デュナ/マスター、令呪を!
GM/「ミズー! 凄く良い言葉を吐いて〜!
ミズ/凄く良い台詞!?(笑) オレの畑はな……お前と同じコズミックホラーなんだよ!(ころころ)9D6の結果、ダメージ139点!
デュナ/固定値が意味判んない多さだな。本家本元の神話生物だぞー!(笑)
GM/「よその子が活躍してるの嬉しいなー!」(一同笑) 2体とも当たる……のですが、ダーレスが≪麗しき犠牲の盾≫をダーレス自身に使用し、横光へのダメージを庇わせます。
ロア/おっとぉ!?
GM/その結果、ダーレスは260点受けました。さらに≪金色の讃歌≫を使用……ハスターですから金色というより黄色で(笑) 260点ダメージをミズくんにどうぞ。
デュナ/ひ、≪光の一手≫で特技打ち消し!
GM/打ち消されました、ミズくんへのダメージは無し。ダーレスは【HP】0で倒れます……が、≪不屈≫を使用。(1D6ころころ)【HP】5点で立ち上がります。「まだまだいける! 極道入稿でもいける!
ロア/金を積むことでどうにかした!(笑)
デュナ/〆切アタックしてくるなよ!?(笑) あのダメージを庇わされるなんて、可哀想に……。
GM/横光さんのアンソロに穴が空いたのでダーレスが埋めました。
ミズ/つらいな!(笑)
八雲/胃が痛い!(笑)
GM/そんないつの間にかクライマックスになっているダーレスのターンです。ダーレスは≪バーストウェイブ≫で攻撃、SDを7個使います。この攻撃は≪ゾーンバースト≫の効果でPCの4人全員に霊力ダメージです。
八雲/全体攻撃ですか。
GM/横光が≪未来の吐息≫を使用。ダーレスの命中をクリティカルにします。
デュナ/げ、クリティカルになった!?
ロア/クリティカルは令呪じゃどうにもならない……切り札を使おう、≪光の一手≫でクリティカル打ち消し!
GM/クリティカルにはならなくなった。普通の命中判定させてもらいます。(ころころ)命中17です。

 ロアは回避成功。ミズは失敗したが、デュナが≪見えざる手≫を使用して回避成功。
 八雲は1たりなかったが、千早の≪コネ「特命課」≫を使って回避成功。デュナは回避失敗したが、令呪を使用して成功させた。

GM/(千早になって)「デュナさんに令呪! 素敵な言葉を考えて!」 これはみんなで作る合同誌のアイディアを出し合っているプロット会議です。
デュナ/素敵な言葉……素敵な言葉……(笑)
八雲/えーと、私のマイナーアクションどうしようか。マイナーでエンゲージから移動するのもいいけど、至近にいるロアさんに≪興奮剤≫を使うのもアリだな。
GM/〆切前のロアくんにリポDを飲ませてるみたい。
ミズ/モンエナかもしれない(笑)
デュナ/レッドブルで翼を授けてるかもしれない(笑)
八雲/じゃあ……必殺「褒めまくってMPを回復」。
ロア/わー! 嬉しいー!
GM/そのMP回復に令呪を使おう!(千早になって)「私も褒める! もっとロアくんを褒めるー!」
ロア/嬉しい嬉しいー!(笑)

 という訳で、八雲はマイナーアクション≪興奮剤≫+令呪を使用し、ロアの【MP】を24点回復した。
 メジャーアクションでは≪イバラの城≫を使用、全員にダメージ+4の支援を飛ばす。


GM/次は横光のターンだね。では……≪連続攻撃≫+≪這いよる混沌≫+≪魔導書≫で、シーン攻撃をします。
デュナ/≪這いよる混沌≫をシーンに!? サイテー! ……って、ダーレスにも!?(笑)
ミズ/≪這いよる混沌≫で巻き込む気じゃんよ!?(笑)
GM/この命中判定の方に≪未来の吐息≫でクリティカル化を使わなかったのはGMの温情です。(ころころ)命中19でした。2回攻撃するので、全員避けてね。

 1回目の判定結果は……ロアが回避成功。
 八雲は≪見えざる手≫を使用することでクリティカル回避。すぐにロアが≪トランキライザー≫で【正気度】を回復。
 ミズは回避失敗。八雲の≪逆転運命≫を使用して振り直し、千早の≪幻想式≫を使用したが、2回目の回避判定で自力クリティカル回避した。
 そして、デュナは回避失敗し……。


GM/デュナさんに、1回目のダメージロール。(ころころ)霊力84点ダメージをどうぞ。
ロア/そのダメージロールに≪念動障壁≫!(ころころ)30点軽減!
八雲/≪気迫の盾≫を15点分貼ります。すると……デュナさんは【HP】1点で起きてます。
GM/お見事、生き残ったね。……ではここで、今回の特技合戦に参ります。実はダーレス……≪契機惑乱≫という「範囲攻撃から自分だけ逃げられる」という特技を持っています。
ロア/おお、なるほど。だからシーン攻撃されても良かったのか。
GM/それなんですけどね、今回もまた「判定でPCが妨害できるか」を決めたいと思います。代表者はダイスで決めるよ。(ころころ)……3、八雲さん。なんか毎回これ八雲さんの役割になってない?(笑)
ロア/さすがー!(笑)
GM/八雲さんは【意志】判定で(ころころ)13に成功すると、ダーレスの≪契機惑乱≫が発動しません。84点のダメージがダーレスに入るようになります。
八雲/このタイミングで≪英霊「キャスター」≫の≪+50陣地作成≫を使用。ダイスロール+5します。2D6で3以上が出ればよい。(ころころ)達成値14、成功です!
GM/横光が「……進捗、どうですか」と全員に向けて呟くと、何故か隣のダーレスが血反吐を吐きました。
ミズ/可哀想に!(笑)
八雲/これは原稿用紙にも血が付いちゃいましたね(笑)
デュナ/書き直しだね!(笑) ……あ、ダーレスって確か【HP】残り5点だった気が。
GM/実はダーレス、≪不屈≫を≪合成回数≫で2回に増やしています。なので【HP】0になった後、また起き上がります!
八雲/おかえり(笑)
ロア/ガッツ2回分か、蘆屋道満のスキルかな?(笑)
ミズ/まだ倒れない! 朝に必死にホチキスどめをすれば間に合う!
デュナ/折れば本! 折れば本!(笑)
GM/横光の2回目の命中判定です。(ころころ)命中16。
ミズ/(ころころ)あ、クリった。
GM/おお凄い!? ……ミッズ、もしかしてこの文学聖杯戦争と相性が良い?(笑)
ロア/やっぱ身内のやり方を知っているね!(笑)

 同じくロアも回避判定に成功。
 八雲は回避失敗。デュナから≪悔改めよ≫で振り直し、千早の≪幻想式≫を使って2回目を振った結果、回避成功した。
 デュナは回避失敗。しかし令呪を使って回避した。


デュナ/【HP】1で立ってるデュナです、ヘトヘトです。
GM/修羅場でヘトヘトですね(笑)
デュナ/この程度で主の愛は変わりませんよ! 2体に≪力強き隣人≫+≪浄化の一撃≫を、≪瞑目の力≫を使う予定で攻撃!(ころころ)命中に≪見えざる手≫を使用。ダイス1個を6にして、クリティカル命中にします。
GM/テクニカルだなぁ!(ころころ)どちらも回避失敗でした。
デュナ/マスター、令呪と≪戦術指揮≫ください!
ミズ/≪戦術指揮≫の分!(ころころ)ダメージ+4!
ロア/ダメージロールに≪オグマ≫を使用! ダメージ+4D6!
デュナ/いきます!(ころころ)全部で、128点の霊力ダメージ!
GM/(千早になって)「どんどんめっちゃ良い台詞を書いて〜!」 ……さすがのダーレスもガッツ3回目は無い。デュナさんの渾身の一作を前に、ぐわぁーと倒れます。そして横光は……≪ジェリド≫を使用。【防御点】0なので、128点をそのままデュナさんに跳ね返す。
デュナ/私は【HP】1点ですよ!? オーバーキルにも程がある!(笑)
八雲/戦闘不能直後に≪黄泉がえり≫を使用! 【HP】1で蘇れ!(ころころ)残り【MP】7でーす。
デュナ/【HP】残り1点です、ふらふら! ……これ、第1回セッションのミズさんと同じですね(笑)
ロア/誰かは必ずそうなる運命なのでは?(笑)
ミズ/≪ジェリド≫と≪金色の讃歌≫持ちが敵だと起きやすいんだよね(笑)

 千早はメインプロセスで≪さきもりの声≫をミズに使用。クリティカル値を−2にした。
 ロアはマイナーアクションで≪興奮剤EX≫+令呪を使用してPC全員の【MP】を26点回復、メジャーアクションで≪セケル≫をミズに使用した。
 さらに、オートタイミングで≪還り名≫を使用。


ロア/≪還り名≫のクラス指定、何にしよっか?
デュナ/横光さんって……[魔術師]だったよね? PCの中で[魔術師]っていうと……あ、マスターも[魔術師]か。
GM/≪還り名≫を使用すると[魔術師]である千早にもダメージが入る……けど、千早はPCが2人以上いる今なら攻撃対象になりません。ダメージを受けても3点程度なら、[魔術師]指定してもいいと思いますよ。それに描写としてはマスターへのダメージはみんな呉用が受けてるし。
ミズ/ナイス呉用!(笑)
ロア/全部庇ってくれる! いい心意気!(笑)
ミズ/では……未行動化したのでまた横光さんに攻撃します。今度は≪グロウカリバー≫で攻撃。
GM/おっ、武器を持ち変えた。
ミズ/SDを最大5つ消費。≪インドラ≫をめり込む!(ころころ)命中クリティカル! 令呪も使うつもり!
八雲/クリティカルしたならマスター、≪戦術指揮≫を!(ころころ)ダメージ+4!
ロア/≪オグマ≫いるかーい!? ダメージ+7D6!
ミズ/それじゃあ……(ころころ)ダメージ121点+毒だ!
GM/…………。横光、まだ生きてます。
八雲/生きてるんだ……。
GM/生きているんですけど、この後、クリンナッププロセスになりますね。……ところで現在、横光のダメージ総計が249点なんですよ。
デュナ/……あ(笑)
GM/【HP】が、250なんですよ。
ミズ/はい……(笑)
GM/【HP】、残り1なんですよ。
八雲/は、はい(笑)
GM/ここにミズの毒ダメージがあるじゃろ?
デュナ/はい、クリンナップに1D6点ダメージですね(笑)
GM/1D6で1以下が出れば横光は生き残る!(一同爆笑・ころころ)お見事、ロアくんの≪還り名≫とミズくんの≪毒の魔弾≫のおかげで、倒れました。戦闘終了です。
ロア/スリップダメージって大事ー!(笑)
ミズ/最後にスリップダメージでトドメをってことは……。あれ? ここに誤字あるぞ?
GM/吐血して死にます。
デュナ/あんなに校正したのに印刷後に出てくる誤字!(一同笑)
八雲/凄くつらい!(笑)


 ●エンディングフェイズ 〜直面〜

GM/ダーレスと横光を倒した……という戦闘でしたが、実際はこれ、創作活動と評論会です。思いっきり途中から同人誌作りになってましたが(笑)
デュナ/途中からサバフェスになってましたね(笑)
ロア/限界修羅場って感じになってたね!(笑)
GM/お互いの作品の批評、創作に関する討論、これからのアイディアを飛ばし合っていたPC達、ダーレスと横光、メアリーとジョン、それを聞くバイロン卿……。そんな文学を介した熱いバトルを繰り広げていた訳ですが。その中で、「ある問題」を問いましょう。(ころころ)代表者は、八雲さん。
ロア/また八雲さんが選ばれた!
ミズ/作家の先生が選ばれる、ダイス運が良いねー!(笑)
GM/これから……メアリーが、ある質問を投げかけます。それに答えてください。正解はありません。お互いの価値観を話し合うことが目的です。
八雲/はい……。

 貴方はAという作品を作りました。よくできました! 自分でもAは最高だなと思える作品を作れました。
 ですが、貴方の信頼がおける友人や家族達は「B、凄く良いじゃん!」と言います。自分の理想ではないBの作品の方が絶賛されています。
 AとB、どちらか片方しか発表することができません。貴方ならどちらを出しますか?


八雲/ふんふん……難しいな、これ。AB、どっちも自分の作品なんですよね? ならBです。
GM/(メアリーになって)「そ、その理由は……?」
八雲/八雲が作っているものって、「編纂したもの」なんですよ。日本の民俗学であったり、人に聞いてたり、人から得て作ったものを愛しています。なので周りから愛されるものを優先すると思います。
ミズ/なるほどな……キャラ性に準じたと。
GM/ほう。では、横光が問いかけます。「プレイヤー・ろってとしての答えは?」
八雲/うーん、難しい。……難しいけど、信頼している人が「Bが良い」と言ってるなら、その信頼に応えたい。なるほどねと感心して学び取りたいから、私もBです。
ロア/ほー……。
GM/有意義な討論会でした。文学者達がお屋敷に集まってお互いの創作に対するスタンスを話し合い、読み合い、時に発表する。ここは良い創作会の時間が送れていますね。ところで千早が【意志】判定をします。
ミズ/おっ?
GM/難易度を10とします。(ころころ)千早は達成値13を出して成功しました。……横光の問いかけ、八雲とろっての回答を聞いた千早は、ハッとする。
デュナ/おや……マスター?
ミズ/どうした、千早?
GM/(千早になって)「……私も、きっと、そういう事があったなら、そう答えた」
ロア/え……?
GM/「みんながBが良いと言うのなら、私自身がAが良いと思っても……みんなが良いって言ってくれた信頼に応えたいから、Bを選ぶ。きっとそうすると思う。……そう、答えた……。なに、これ? 知らない光景が、いっぱい出てくる?」 千早は、頭を抱えます。
ロア/千早!?
八雲/今その光景は、マスターの目で見ているものなんです? ≪絆の両眼≫って使えますか?

 ≪絆の両眼≫
 精神世界を通じて相手と繋がる[世界遣い]の副特技。
 『契約』状態であるキャラクターが見ているシーンの内容を、登場していなくてもリアルタイムに共有して見聞きできる。


GM/おっ? つまりは……「千早の蘇った記憶を八雲さんが共有できるか」ってことですね?
ミズ/マスターが英霊の記憶を見たり、英霊がマスターの記憶を見たりするのっていいよね!
デュナ/千早自体も≪結び合う魂≫という「心と心を通わせ、絆をより深く結ぶ特技」を持っているので、ピッタリでは?
八雲/代償を払って≪絆の両眼≫を使います。視界共有! 何を見たのマスター!?
GM/……八雲さんの視界に、『千早の中にある過去』が見えてきます。

 父親や母親のような年上の大人達に「その選択がいいよ」と言われている。
 「我々はその研究を進めている。一族の願いを果たすために、その選択を選ぶべき」
 大勢に、ずっとずっと、そう言われ続けている。
 「貴方のお母さんもそうやってきた。お祖母さんもそうやってきた。お前も、その選択を受け入れなさい」
 「……はい。分かりました。私は……その、『手術』、受けます」


八雲/……手術?

 手術着のような礼装を身にまとい、手術室のような……儀式の間に入っていく。
 そのときの感情は……「嫌だなあ。でも、言われているから、しなきゃ」


八雲/…………。なるほどな……隠れている方の目で、その光景を見ます。
ミズ/おお、良い演出(笑)
八雲/マスター、その今呟いた「いいなあ」というのは、本心か?
GM/(千早になって)「えっ? ……う、うん。そう……思うけど……」 千早はそれ以上の言葉は紡がない。そうしていると、ダーレスが叫びます。(ダーレスになって)「そろそろ考えはまとまったかい、バイロン卿!?」
ミズ/レポート提出の時間だよ!
ロア/〆切! 進捗どうですかー!(笑)
GM/(バイロンになって)「うううーん! んんー! 強行突破に出るか、我慢するか、物理で解決するか、それとも……うんっ! 考えた結果! 暴力は無し!
デュナ/偉い!(笑)
GM/お前らのことムカつくから殴りたいとか思っているけど絶対にしないからな!」
ロア/思ってはいるんだ!? でも我慢できるのは凄いよ、バイロン卿!(笑) 精神力の強い人だね〜。
ミズ/別にオレは暴力で解決しても良かったんだがな〜?
GM/「しないもん! しないんだからなー!」
デュナ/こらこら煽るな(笑)
ロア/ミズ、どうどう(笑)
ミズ/だってオレ、ツヴァイククウォーターの暴力肯定派だから〜(笑)
GM/「ふんだっ! ……えーいっ!」 バイロン卿、聖杯をミズに投げつけます。
ミズ/おっ? やったぜ、ゲットだ。サンキュー!
デュナ/え、聖杯くれるの? ……あ、そっか。ミズさんはディビジョンバトルの優勝者でしたね(笑)
GM/ええ、無血で赤聖杯をお渡しします。フウフウと息を荒くしていたバイロン卿は、「……メアリー! ジョン! ごめん!」 面と向かって、謝り始めます。
デュナ/あ、素直に謝った。
GM/「考えた結果! 自分がちょっと言い過ぎた! 君達の作品……悪くない箇所はあると思う! だ、だから……書きたいもん書けばいいし、言いたいことがあればどんどん言っちゃえばいいんじゃないかなぁ!?」
ミズ/ちょっと大人になった(笑)
デュナ/うん……嘘をつく必要は無いけど、傷つく言葉を言う必要は無いと思いますよ。
GM/その言葉が届いたメアリーは、驚きながらも……ぽつぽつと口を開きます。(メアリーになって)「書きたいものを書けばいい、言いたいことがあれば言えば……。うん。実は、私の中にある主張したいもの、あるんだよね……」 彼女はフランちゃんを抱っこしながら言います。
ロア/かわいいうちの子だよね!
GM/フランちゃんはメアリーの腕の中で「ウー!」してます。

 メアリー「色んな人と創作談義をして……こんなの書いたらどうだろうって楽しくなったのは、バイロン卿が色々企画してくれたからだと思う。
 うるさく言われたときはムッとしたけど、天気が悪くて外に出られない日々の中、貴方が『みんなで書いてみよう!』という遊びを提供してくれたことは、感謝してるわよ」


ミズ/うんうん……。

 バイロン「感謝してる? じゃあ……これからも君が好みそうな怪奇談義でもするかい? 創作会をするかい?
 そう、このシティ・オブ・ロンドン新生ディオダディ荘でもいいし、本物のディオダディ荘での怪奇談義をしてもいい! 好きなだけ自分の言葉を大勢に届かせるといいさ!」


八雲/『ディオダディ荘の怪奇談義』? 怪奇と聞いて……。

 ディオダディ荘の怪奇談義。
 1816年、詩人バイロン卿が借りていた別荘で5人の男女が集まり、それぞれが創作した怪奇譚を披露しあった出来事。
 前年の1815年の火山大噴火の影響で長雨が続き、外出もままならず退屈していた一同は、哲学談義(現代でいう「SFについて」の討論会)を始め、続いて詩の朗読会を開き、さらにはバイロン卿により「参加者が一つずつ怪奇譚を書こう」と提案された。
 メアリーは1年間こつこつと書き続け、長編小説として発表した。それが『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』である。


ロア/ほー! なるほど、ここでメアリーはフランケンシュタインを執筆! 凄いな〜!
ミズ/それで世界初のSF小説を書いたのか……斬新だったろうな。
GM/ジョンも、モジモジと……「拙い文だけど、僕も書いていいかな?」と言い始めます。(バイロンになって)「ああ、もちろん! 君のアイディアは悪くないよ! 文才は無いけど悪くないと思う!」
ミズ/ハッキリ言うなぁ(笑)
デュナ/ジョンはほら……原作者みたいな立ち位置になるといいんじゃないの?(笑)
GM/(ジョンになって)「そうだよ、僕が書かなくても企画原作的な立ち位置になるとかさぁ……!」 (バイロンになって)「まだまだアイディアがあるのかい? いいさ、話してごらん。ジョン・ポリドリのお話、聞いてみたいよ!」
八雲/ジョン……ポリドリ?
GM/実は、このジョンという男……とても凄いことをした人でして。

 ジョン・ポリドリ
 1795〜1821年を生きたイギリスの医者・小説家。
 1819年に発表した小説『吸血鬼』により、それまでただのモンスターや逸話の怪物に過ぎなかった「吸血鬼」を、近代的なボスキャラクターである「吸血鬼」として生まれ変わらせた作家。
 彼が執筆した『吸血鬼』に登場するキャラクター・ルスヴン卿は、現代の吸血鬼作品における吸血鬼の始祖(真祖)と言える。
 ファンタジー小説における吸血鬼というジャンルの生みの親。


八雲/『吸血鬼』を執筆!?
GM/昔の吸血鬼はあくまで下っ端妖怪に過ぎなかったのを、「高貴なる最強の種族、魔王クラスの人外」という認識にさせたのはこのジョン・ポリドリなんです。もしジョンが『吸血鬼』を執筆しないと、アーカードとかアルカードとかディオとか忍野忍とかアルクェイドとかスカーレット姉妹とか現代における『吸血鬼という文化』は無くなります。
ミズ/真祖を作った人ってこと!?
デュナ/へー!? 凄い人だ!
ミズ/あっ。もしかして……冒頭でアクセンさんが体調が悪かった理由と、関係がある?
八雲/あっ!? 「吸血鬼が強い」という概念が世界から無くなっちゃうかもしれないから……?
デュナ/そうか、ジョンが『吸血鬼』を世に出さないと、世の吸血鬼キャラは弱体化しちゃうんだ!?
GM/ご存知の通りアクセンこと魔王は、吸血鬼の王です。『AW』的に魔王のパワーバランスが大きく変化するのって……とんでもない世界改変ですよね?
ロア/えええ……。ディオダディ荘って、フランケンシュタインと吸血鬼を生んだ場所なんですか……ヤバイな!?
八雲/二大モンスターを作った歴史的瞬間……それを作ったのが、バイロン卿なんですね。面白い!
GM/あ、ちなみに。ジョン・ポリドリは本当に文才が無くて『吸血鬼』は面白くないらしいよ。
デュナ/そうなの!?(笑)
GM/ガチで面白くて人気がある名作だったら、ブラム・ストーカーのドラキュラよりもポリドリのルスヴンの名前の方が有名になっている筈だよ。
ミズ/た、確かに……歴史的に文才が無いことが証明されてるジョン!(笑)
GM/ただし、アイディアは凄く良かったから劇としては大ヒットしたらしい。そういう人気の題材になったから、後世のドラキュラが生まれたというのはやはり偉大な功績と言える。
ロア/へえ〜、コンセプトというか設定作りは良かったんだね?(笑)
デュナ/ジョンが吸血鬼を執筆しなければ、ドラキュラやカーミラが生まれなかったのか……。
八雲/これは……バイロンくんを認めざるをえない。
デュナ/そこは素直に認めてあげようよ(笑)
八雲/ええ、認めましょう。貴方がいなければ「怪奇小説」と呼ばれるジャンルが繁栄することがなかった。その貢献者、先駆者ですよ。拍手をします。それはそれとして人物像がな。
ミズ/これはこれ!(笑)
デュナ/汝の隣人を愛せよ、ですよ(笑)
八雲/年1の付き合いで勘弁してください。
デュナ/月1では会いたくないんだ(笑)
GM/作品は良いけどフォローは外しておきたい枠。
デュナ/おけパ島か?
ミズ/おけパ島だ!(笑)
GM/こうしてジョンとメアリーがやる気を出した。よーし頑張っていこうかな! ……そうみんなが創作に意欲を出して笑い始めた途端、レイシフトの光に囲まれます。人理修復です。
八雲/ここで!? ……そうか、大事件を解決できたんだ。
デュナ/彼女らの創作意欲を取り戻した。それで世界が戻るんですね……。
ミズ/そっかぁ……「メアリーとジョンが筆を折る」、それだけで世界のパワーバランスが崩れたってことか。
GM/SFが生まれない&吸血鬼が力を持たない、これは相当な歴史改変事件だからね。さて、バイロン卿が悪ふざけした赤聖杯が無くなれば、不思議な力自体が無くなります。
ロア/そっか、良かったー!
GM/一般人の記憶も無理ない範囲に自然に修復されていくでしょう。君達がレイシフトを終えて消える頃には普通のロンドンに残る筈です。
デュナ/……あっ、一つ気になることが。誰がバイロン卿に聖杯を与えたのか?
GM/それを声に出して呟きますか?
デュナ/呟きます、ね。
GM/(バイロンになって)「僕に聖杯をくれたのは誰か? 横光利一、彼だよ
ロア/え。
八雲/……横光利一、さんだって?
ミズ/おん?
デュナ/…………。スッと剣を抜きます。
GM/剣を抜かれて殺意を向けられた瞬間、横光の周囲から蠅がバババと出てきます。デュナが抜いた剣のまわりに大量の蠅が群がる。
デュナ/くそっ! ……貴方がベルゼブブ、ですね?
ミズ/おーん!?
GM/横光は、頷きます。(横光になって)「ええ、拙は……文学聖杯戦争に協力していた横光利一であり、異端らしく不和を撒き散らしているベルゼブブ……どちらかの姿で人々を欺くもの。どちらで呼んでくださっても構いません」
デュナ/ギッ。
GM/「この聖杯を上手く使ってくれる人にお渡ししているのです」 ウズマキから赤聖杯を4つ取り出します。
ロア/いっぱい持ってる!?
八雲/お前が聖杯を撒いてるのか!?
GM/「ええ。『撒きたい人』がおりますので」
ミズ/撒きたい人?
八雲/立香さんは、お元気ですか?
GM/フッと笑います。「……お元気ですとも。貴方達も近々会えるのではないかな。だって……さすがに3回も妨害されたら、腹に据えかえるかもしれませんからね」
ロア/え……えええ……。
GM/「それでは、拙もこの辺りで退場させていただきます。空からいつも見守っておりますよ」
ミズ/なんだ、お前も……フォーリナーか?
GM/「いいえ。そのクラスとは違いまして。では改めまして自己紹介を。拙の名は横光利一、またの名をベルゼブブ。クラスはプリテンダー
ロア/プリテンダー!?
ミズ/プリテンダーがここで出るとは!?
GM/そう、プリテンダー。とある異端を羽織る者。人々を欺く者。……バイロン卿に赤聖杯を与えたのも、癇癪持ちの偉大な歴史的立案者が、『人類が思いつかないほど壮大な破壊』を繰り広げてくれることを期待してのもの。ですが……彼がもっと想像力の羽根を広げてくれれば面白かったのに、うまくいかなかったですな」
八雲/ええ、うまくはいかなかったですね。
ロア/バイロン卿は純粋な少年みたいな人だったからね! お前が思い描く暴力には訴えなかった!
GM/その純粋で実行力がある恐ろしさの塊に赤聖杯を渡して大混乱をもたらす……のが目的だった訳ですが、残念ながらトンチキ聖杯戦争に終わったのでした。そう話している間にも、君達のレイシフトの光が強くなっていきます。「それでは皆さん、さようなら。お先に失礼」
デュナ/ええい! 主の敵めぇー!
GM/プリテンダー横光ベルゼブブは消えました。残されたのはダーレスと美味しいアイスを持ったハスター。
八雲/あっ、どうも(笑)
ロア/君らもいっしょに帰る?(笑)
ミズ/カルデアに来るか?
GM/(ダーレスになって)「いいぜ! おじさんは、クリア記念礼装……いや、プレボに入ってるから!
デュナ/クリア報酬なんだ!?(笑)
GM/シュイイイイン。レイシフト終了です。さよならロンドン。……そうして君達はカルデアこと夜城家に戻ってきます。千早は相変わらずちょっと曇った顔をしたままですね。
八雲/……マスター、ひとまずは休もう。マイルームで休んでもいい。
デュナ/誰かと一緒にでもいいし、一人でゆっくり休むでもいいですよ。今日は大変でしたでしたからね。
GM/では、千早は……少し頭を抱えながらも、全員に言います。(千早になって)「みんなで、私の部屋に来ない? お茶、どうかな?」
八雲/よろしいのでは?
デュナ/マスターが望まれるのであれば、異存はありません。
ミズ/仕方ねーな、行ってやるか。
GM/最強で最高の軍師の呉用はお呼びでしょうか! せっかくですからグルメな僕がお茶を淹れましょう!」
ロア/呉用、声のボリューム落として落として(笑) じゃあ、みんなでマイルームに行こうー!
GM/ロアくんを抱っこしながら部屋に向かう千早と、ついて行くミズ、八雲、デュナ、呉用……そしてちょこちょことついて来る名状しがたきもの。プレゼントボックスにダーレスは入ったまま。
ロア/あ、ついて来てる!(笑)
デュナ/ゆるふわハスターはコマンドコードでは?(笑)
GM/マスター1人でではなく、誰か1体がついてではなく、みんなでマイルームの時間を過ごしましょう。次の第四特異点まで憩いのひと時をお楽しみくださいませ――。


 アナザーワールドSRS
   〜 Omen Girl Friend 第三特異点 〜  定礎復元





第四特異点にレイシフトする

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