アナザーワールドSRS
■ 『 時哭ノ声 』 2ページ ■
2025年6月7日/6月23日




 ●ミドルフェイズ1/ジェズアルド 〜ベテランお手本〜

柊也/裕二さん。俺の血を捧げますから、主として受けてください。……ぴっと自分の指先を爪で弾き、一滴血を流す。血に力を宿す千々野の作法ということで。
裕二/その血を掬ってペロリと舐めてから、二人と手を繋いで。『銀の名札 エメラルドの板 私達は共に名を刻む 離れぬように 破らぬように 約束事を記しましょう』 契約魔術を結んでおきます。
ジェズアルド/あら〜! 本格的ねえ。なかなか珍しいの見せてもらっちゃってテンション上がるわ〜!
裕二/エルフの目の前でやるのはちょーっとこっぱずかしいけどな。時間もあやふやなんだ、略式でもちゃんとしとかねぇとな。
柊也/うちの家、わりかし旧いんで……これでも簡略化はしてるんすよね。
ジェズアルド/じゃあ、うちもお返し契約完了の儀式してあげる。(^ε^)-☆Chu!! 済んだよ〜。
裕二/一工程(シングルアクション)で契約魔術するのずるいわー、エルフズルイワー(笑)

『AF判定:月影学園探索』
 ・使用能力値:【体力】【知覚】
 ・1回目難易度:20

※「月影学園探索」演出に成功すること。成功した場合、イベントが発生する。


GM/さて、『契約』も済んだところで。……君たちは九十九が消えた学校に入り込み、さあ見つけたぞ! どうっすっか〜! ってところに化け物に殺されたよ。そして4時、グラウンドに戻ってきたぜ! ミドルフェイズは【行動値】順にこなしていくので、【行動値】22のジェズさんからです。
ジェズアルド/【行動値】で攻撃するタイプなので圧倒的な値にしました。
GM/ユージはんとシューヤはんの中の人は『AW』初プレイヤーだし、何度も『AW』やっている上級者プレイヤーであるジェズアルドが先にAF判定のお手本を見せてくれたらGMも嬉しい。
柊也/AF判定の演出での使用は、『Aの魔法陣』みたいなイメージでいけばいいですよね。
GM/そう、『Aの魔法陣』です! あのゲームシステムを参考にAF判定を作りました。……あのゲームを知っている方がいらっしゃる、最高!
ジェズアルド/ちなみに中の人は『ガンパレード・マーチ』好きです(笑)
裕二/『式神の城』シリーズが好きです。でも来須パイセンは私の青春(笑)
柊也/だいたい理解した気がする(笑)
GM/この『AW』では「AF判定で言ったことはだいたい現実になる」という世界改変が行われます。当たり前ですけど、「異端は死にました! 九十九は救われました! おしまい!」と演出しても、GM(神)が「却下〜」と言いますので、あまり万能すぎる演出はしないでください。
ジェズアルド/そんな奇抜なことはせずにやりますよ! ≪テリトリー≫を使用。とりま自分の足場を固めたいわ〜。どっか落ち着ける場所あらへんか?
柊也/拠点の確保か。重要すね。
ジェズアルド/日本の学校とかよう判らんのや〜。なあ、最近まで学生やってたっぽいシューヤはん。どっかいいトコある〜?
柊也/部室棟か、特別教室の準備室を借りられるか師匠に訊いてみますか? いや、いきなりは厳しいかもな……でも、当たってみましょう。師匠は分かってくれます。
裕二/……あ、確か。当時の3年生の卒業後に取り壊すからって使われなくなった部室棟あるって言ってなかったっけ? どこだっけ、校庭の隅とか言ってたような。
ジェズアルド/おお、お二人さんイキぴったりやん。≪ストリートワイズ≫、二人の記憶から情報収集! 幸運的にいいカンジのテリトリーになりそうな特別教室みっけ! ここをキャンプ地とする! ≪ソウルデバイス≫である悪魔の双子たちがワーイと飛んでいき……安全地帯にするよう結界を張ります。
GM/安心な場所を作れました。
ジェズアルド/≪マジックコスメ≫……落ち着いた教室で、お化粧をし始めます。これで周囲の生徒には今後、怪しまれることなくお話しにいくことができる筈〜!
GM/おお、認識を誤認させるお化粧か。
ジェズアルド/なんせうち、かわいすぎて目立っちゃうから……
GM/褐色大男ダークエルフだけど。
柊也/手際いいすね。
裕二/美人だよなぁ。おのれ、いくつになってもツヤツヤお肌め。
ジェズアルド/あら〜! 息を吸うように誉め言葉を言うんだからユージはんは!(^ε^)-☆Chu!! ≪インドラ≫、ダメージ+16分の投げキッスをしておきます。
裕二/なんかすごい投げキッスきた!(笑)
ジェズアルド/≪バーストウェイブ≫、この投げキッスは範囲攻撃です。≪L:コネ「裏社会」≫……裏社会とも言える能力者ユージはんとシューヤはんに、お化粧を施します! 範囲で!
柊也/裕二さんはともかく、俺はどうなんすかね? 似合います?
裕二/化粧なんて男だって昔は魔術的な戦化粧とかしてたんだし、普通普通。
ジェズアルド/キレイにします! まっ! 人間の20年しか生きてない肌! 触り心地が違う! うらやま〜! そんなワケで『現在難易度:6』、【知覚】は5で高いので判定します!
GM/よろしく!
ジェズアルド/(ころころ)1ゾロ、ファンブル。なんでー!? お手本やろがぁー!?(笑)
柊也/すげえ! ダイス芸すげえ! 説明のためにこれ以上ない展開だぞ(笑)
ジェズアルド/1ゾロはファンブルです。6ゾロがクリティカルです。……くっそぉ!? もしかしてうち、フラグ1級建築士として売り出していけばいいんとちゃう!?
GM/だ、誰かファンブル振り直しとかない!?(笑)
裕二/……あ。ある! ≪コネ「特命課」≫! ダイス目+1すればファンブルじゃなくなる!
ジェズアルド/おお!?
GM/なるほど! ≪異端の集い≫からの≪コネ「特命課」≫でファンブル回避をさせてあげるんですね、よろしくお願いします!
裕二/はい!
GM/その結果……ジェズさんの達成値8! 難易度は6なので、1回目のAF判定成功です!
ジェズアルド/ありがとう〜!(;ε;)-☆Chu!!

 ここで注釈。
 実は≪コネ「特命課」≫はルールブックの記載文には
「この特技はファンブルには使用できない」とあります。
 ですが、このセッションプレイの最中では参加者たちは全員その一文に気づかなかったため、このセッション内ではファンブルでも使用OKのまま進めていきます。


ジェズアルド/ユージはんのおかげで成功できました! 素晴らしい情報を頼んます!
GM/おらよ、素晴らしい情報を出すぜ!

【1回目情報で判明すること】
(1)君は周囲を観察する。日付は5年前の1月23日から変わっていない。あの時間、あの世界の1月23日が再現され、何度も繰り返されているようだ。
 何のために? 「何者かが、この世界が再現されることで得をするから」。
 どうして自分は最後に殺された? 「殺すことで、得をする何者かがいるから」。
 そのようなことを、感覚的に察する。
 ここは異空間である。普通のルールが通用しない、不条理さで動いているのかもしれない。


ジェズアルド/ほむほむ。

(2)ところで、例の放送が外にも流れたことが事件再開のきっかけであった。あの放送はどこから流れているのだろう? ……放送室だ。
 PCたちは放送室に向かった。ごく普通の学校の放送室があった。
 ……開かない。


ジェズアルド/放送室……開かない。

(3)武器で攻撃しても開かない。異能で、解除を試みてみたも一切開く気配がない。何かしらの条件が必要だと思われる。
 
※『イベントキー:解き明かすもの』がなければ、放送室に入ることはできない。
 放送室には何かがあるはず。少なくとも、あの放送を流している何かが。……君はそう思った。


ジェズアルド/放送室前で男3人ガチャガチャしてる。剣で振るっても開かなーい。
GM/シューヤはんの武器でも開かなーい。
裕二/ちっ、すぐ解決ってわけにゃあいかねぇか。そうだ、それこそ九十九くんなら鍵の場所を知ってるんじゃねぇの?」
柊也/そすね。職員室に鍵があるかも。
GM/「午後四時になりました。午後四時四十四分になりました。生徒の皆さん、気を付けて帰りましょう。地域の皆さん、子供たちの見守りを……――」
ジェズアルド/んげ!?
GM/放送の声。……この先から聞こえる。ざ、ずず、ざずあずあずあずずうずずずずず――。放送室の扉の隙間から、赤黒い何かが、虫のように這い出てくる。
ジェズアルド/ぎゃあ!?
裕二/うわきもっ!
柊也/クソ、時間か……。でも出来るだけ抵抗してやる。
裕二/やられっぱなしは性に合わねぇとはいえ……。
GM/ずずずずずぞぞぞぞ。虫の動きのようなそれは(ころころ)ジェズさんを狙う! 1D6をどうぞ。
ジェズアルド/うちのこと大好きやね〜!?(1D6ころころ)3!
GM/「3:幻覚が見える。夢見るように終わる」
ジェズアルド/(ころころ)【知覚】11で成功しました! ここで≪プロパゲイト:トランキライザー≫を使用。【正気度】減少値を−2点する! 使っていい!?
裕二/いいよ!
柊也/使う場面だ!
ジェズアルド/うち、備えあれば憂いなしのいい男やから〜! 【正気度】減少は0!
GM/じゃあ【正気度】減少は0ですが、死んでください。現実は無常。
ジェズアルド/……悪魔っ子! 使い魔に声を掛けて、ブスッと短剣で刺してもらう。……ばたん。死にました。怖くなく。異端は負の感情を喰らう! 変に恐怖して異端の思う通りの餌になって成長させるのは避けるんやで……!
裕二/じゃあ、演出≪空間知識≫+≪抉る幻≫+≪ヒュプノスの枝≫で、勝てないのが目に見えてるので、魔術と幻で全員の痛みを誤魔化そう。
GM/おおお、優しい。確かに異端は「怖い」とか「痛い」と言った感情が大好物。そう感じている人を食べると経験値が倍貰えます。
裕二/やられっぱなしは癪だが……! 『痛みを眠りに 恐怖を幻に 死を眠りに 夢の続きを現に求めよ』 眠りの香薬と魔術をまき散らす。
ジェズアルド/そんな美味しいごちそうになってたまるか〜! 死にました!
GM/続きまして(ころころ)シューヤはんを狙います。
裕二/またおじさんが最後なの!?
柊也/順番だー。(1D6ころころ)6。
GM/「6:幸運なことに即死」
柊也/(ころころ)達成値13で成功。
GM/余裕で成功! 【正気度】は1点だけ減少です! 即死してね。
柊也/今、餌になるつもりはない。最後には俺がお前を殺す。待っていろ。自分の血を操って脳内の血管を破裂させます。そして負の感情を与えることなく即死。
ジェズアルド/華麗なる自殺! 『AW』で遊んでいると「みんな死ぬのがうまい!」ってゲーム感想を言う。
GM/「死ぬのがうまい!」 あるある感想だ(笑)
裕二/さて、最後はおじさんかぁ……今度は大丈夫だといいなぁ。(1D6ころころ)6。
GM/「6:幸運なことに即死」
裕二/ぐ……5だったら【意志】判定で楽勝なのに!(ころころ)達成値13で成功。
GM/成功ですね〜!
裕二/迫りくる赤と黒。虫のようなものを幻が覆う。ふわりと、体が浮き立つような感覚に包まれる。痛みは……ない。幻惑に自らを侵して痛みを遮る。恐怖もない。ヒュプノスの枝が己の心を眠気でつつむ。
柊也/ちゃんと対異端対策できてるー。
裕二/おそらく自分は今末端から喰らわれているのだろうが……それを知覚する五感を己の魔術で閉じれば。……ざまぁみろ。夢見るように、事切れた。
GM/かっこいい〜!(笑) ……訪れる、死。がつがつと食われていく体。これで、2度目だ。2度目の敗北。これを何度繰り返す……? 自分たちは、いや……この世界にいる生徒や教師は何度食われてきた?

 「ファイ、オー! ファイ、オー!」
 そんなことを想っていると、グラウンドの向こう側から声が響いた。
 見上げると、校舎の壁に埋め込まれた校庭の時計がゆっくりと針を刻むのが見える。
 ……時刻は、「午後四時ちょうど」。



 ●ミドルフェイズ2/柊也 〜せんせい〜

GM/おはようございます。皆さん、ミドルフェイズ2のスタートです。
ジェズアルド/はああああ〜。虫おらんくなったわあ……気遣いありがとなあ、お二人とも。
裕二/……そりゃ、同じ轍二度踏みたくも踏ませたくもねぇもの。柊也くんは大丈夫? 一応痛みは幻覚で誤魔化せたと思うけど。
柊也/あざす。俺はすぐに自死したんでまだ何とも……でも、やっぱり40分ぽっちでリミットは時間足りないすね。急ぐ必要がありそうす。
裕二/そだね、とりあえず九十九くんに放送室の鍵、借りにいこうか。

『AF判定:月影学園探索』
 ・使用能力値:【体力】【知覚】
 ・2回目難易度:30

※「月影学園探索」演出に成功すること。成功した場合、イベントが発生する。


柊也/≪血の彫像≫+≪血のいざない≫+≪血の宴≫。演出で5体の血の従者を造り出し、使役する。これで調査の手を増やし、難易度を下げます。
ジェズアルド/おお、いっぱい使い魔を造ってる!
裕二/鉄分補給できる薬もあるから、欲しかったら言ってね。興奮剤も鎮静剤もあるよ!
柊也/あざす。≪本能の拐引≫、さらに血流を操作して従者および味方全員の思考能力を加速します。ばりばり行きましょう。まずは職員室すね。≪完全演技≫、師匠、仕事中すみません、急ぎの話です。時間いいすか? 真剣な眼差しで有無を言わせぬ雰囲気で交渉。
GM/びっくり、でも真剣に対応する九十九。
裕二/……そういえば、九十九くんが記憶持ってるか確認してなかったけど、持ってないっぽいな?
GM/今も普通に対応してますね。44分後に死ぬと分かっている人の対応ではないです。
ジェズアルド/分かっていたら、多少なりとも動いてくれそうな人やもんね〜。
柊也/今、この学園は異端事件に巻き込まれてるす。俺たちはその調査中す。今の手がかりは放送室にありそうなんで、鍵を貸してほしいす。
GM/「放送室の鍵……? ああ、これか」 普通にあげます。演出は省きますが、手続きなど最低限の話はしました。
ジェズアルド/普通にくれたわ。
裕二/よきよき。
GM/すると、時間なのか「せんせ〜」とクラスの生徒たちの声が近寄ってくる。最初のループで見たような微笑ましいクラスの光景が広がります。
ジェズアルド/おや、仲睦まじい生徒たちや。
柊也/そのイベントから先は、時間が無いな。あざす。師匠、必ず助けます。鍵を持って放送室に向かいます。
GM/「必ず助けます」という言葉は力強くて良いなぁ!
柊也/≪闇の衣≫で強化。めっちゃ足速い。移動。
ジェズアルド/学校! 階段! いっぱい!
裕二/速い! ぜひーぜひーいってしまう。
柊也/一段飛ばしで息上げてる場合じゃないすよ! 二段飛ばしくらいで行こう。
GM/だんだんだんっ(笑) 放送室の前、到着。
柊也/≪闇の勇姿≫+≪凶々しき武器≫、突撃の下準備を調えていく。3人揃ったところで、鍵を開けようと試みます。
ジェズアルド/開けられるかな?
GM/鍵が、入る。するりと鍵穴に。間違いなくこれは放送室の鍵だ。……が、開かない。『イベントキー:解き明かすもの』がなければ、放送室に入ることはできない。
柊也/……開かない! これじゃまだ駄目か! まぁ、まだ判定もしてないからね(笑)
裕二/えーい! 引きこもりおってからに!
ジェズアルド/条件が合わないってか。うーん、開くための条件ねえ? 普通、扉と鍵があれば開くとちゃいます?
柊也/そうしているとそろそろ時間になると思うので、今度は少しでも敵と長く交戦して、手掛かりを掴もうと試みよう。余裕のあるうちでないとできない作戦。≪罪ありき≫+≪惨劇≫+≪故に報いを≫……おい、俺はしつこいぞ。今のうちに震えておけよ! 腹からの声で放送室の扉の向こうに宣戦布告。
GM/きゃー、かっこいい!(笑)
柊也/ファンブル以外は成功まで持っていった。ということで【体力】で判定します。(ころころ)出目が5・6。16で成功。
ジェズアルド/めちゃ出目いい!
柊也/俺たちを何度殺して、何度食おうと、心を折れると思うなよ。腹の中から食い破ってやるからなァ!
GM/さっすが〜! やる気出てる!
裕二/おぉぅ、なかなかワイルド……。GM、これ判定クリティカルしたらいい事あります?
GM/特にシナリオ的にはクリティカルを出しても何も無いです。……ですが、私はクリティカルしたらいいことを作ろうとするGMです。
柊也/お、+1してクリティカルにしてみますか?
裕二/うん。せっかくだから≪コネ「特命課」≫を使用。ダイス目+1してクリティカルにするよ。調査の前に、特命課から貰っておいた学校の見取り図を渡してました!
GM/ひゅ〜! クリティカル成功! じゃあ……今回の情報で出てくる「あるもの」に特典を付けちゃうことにします。……かつかつと、君たちのもとに足音が近づいてくる。九十九だ。
ジェズアルド/おや。おいでやす?
GM/君たちは「異端討伐」と口にしていた。重要なことだと雰囲気で察した。どうやら心配……いや、加勢するべきかと彼は動いたらしい。「心配する」だと、シューヤはんに失礼かなって。
柊也/師匠にとって柊也は一人前になっていない18歳だと思うので、心配もありだな。
ジェズアルド/ええ大人ねえ。
裕二/ごきげんよう九十九くん。なぁに、手伝ってくれるのかい?
GM/「……こちらに手伝えることがあればだが。とはいえ、自分は今何も準備ができてない。足手まといになるかもな」
柊也/師匠が味方なら、百人力すね。
裕二/戦える人間が増えるのは良い事だぁね。どうせならおじさんと契約でもしとく?」
GM/「契約を言い出すぐらいには緊急事態か。じゃあ、詳しいことを時間が許す限り聞こう。……いや……」 九十九は遠くを見る。そこには、生徒たちがいた。
ジェズアルド/おやあ?
GM/生徒たちが、近づいてくる。「……すまん、ちょっと待っててくれ」 教師としての姿を見せるので、どうも契約してる最中ではねえ〜! って感じ。
裕二/……あいよ。

【2回目情報で判明すること】
(1)九十九の受け持つ生徒たちを見る。
 卒業が間近に迫っているということで、彼らは彼らだけの卒業旅行を企画していた。
 中学生に卒業旅行は学校主導では企画されていない。彼らが、クラス主導で旅行をしたい!と言い出したことだった。


裕二/凄く仲良いクラスじゃないとできないことだ。

(2)企画したのはクラスのリーダーである女子・一橋である。「みんなで日帰り温泉・宴会・パーティーとか、そういう大人みたいなことをしたいです!」
 賛成はクラスの90%。九十九はそれを「みんなで決めるなら」と許可をした。


柊也/90%か。
ジェズアルド/凄い支持率やん。

 一橋「みんなと別れるのは悲しいけど……いっぱい楽しい思い出を作って高校でも頑張ろう!」
 二木「でも、みんなと……先生と会えなくなるのは悲しいよ……」
 一橋「それを吹き飛ばすための楽しい思い出作りだよ! 大事でしょう!? よーしみんな、やりたいことを書き出していこー!」
 三吉「卒業近くなったら、部活動を引退したからもっと活動したかったな〜。放送部だったけど、3年の今もまた放送係させてくれないかな?」
 四葉「僕、図書部だったからもっと色んな本を読んで調べものがしたかった〜。進路決まったからいっぱい本読みたいな。滅多に出ないような図鑑とか……」
 三吉「みんな! 最後の時間! 大事にしていこう!」


裕二/別れるってことは、みんな高等部に上がるーとかじゃないのね。
ジェズアルド/別れる子もいるってことかな?
柊也/この世界の再現で得をする誰か……は、「卒業したくない誰か」かな。
ジェズアルド/あ〜、それかあ……。

(3)とても眩しい中学生たちの様子だ。九十九も、その光景を大事そうに見ている。……守るべきだと、君たちは思うかもしれない。
 『イベントキー:決意』
 NPC「5年前の知り合い」に、あらためて深い親愛を思い出すイベントキー。
 全員【意志】判定難易度8に挑戦できる。成功したキャラクターは、【正気度】を5点回復できる。この際、最大正気度を上回って回復してもいい。


GM/2回目情報は以上です。ででで、クリティカルしたシューヤはんは……このイベントキーの効果に、ボーナスとかどうすか!?
裕二/便利!

 ≪クリティカル決意≫
 柊也専用イベントキー。対象:単体 射程:視界 代償:なし 回数:1シナリオに1回
 【正気度】を減少した直後に使用。九十九に関するロールをすることで、【正気度】を即座に1D6点する。


柊也/良いかと! これで柊也はブラム=ストーカー・ソラリスみたいな動きをするぞ(笑)
GM/という訳で、みんな! 『イベントキー:決意』の【意志】判定をしろ〜!

 3人は【意志】判定をしたところ、裕二とジェズアルドは難なく成功。
 しかし柊也は達成値7だったため、直後に裕二が令呪を使用し、その判定を成功させた。


柊也/師匠、生徒たちに慕われてて……やっぱ、いい先生なんすよね。
GM/「そりゃあ、学校の教師だからな?」 きょとん。
柊也/修行のときは、俺だけの師匠だと思ってたけど……。
ジェズアルド/お、かわいい台詞回しやん。
裕二/なぁに、やきもち?
柊也/……認めたくないけど、そうっす。
ジェズアルド/あらま〜。
GM/あらま〜!
裕二/可愛いこと言っちゃってぇ、このこの。ほっぺたつんつくつん。
GM/「……だいぶ柊也と鍛錬をできていない気がするな」 九十九の中では3日ほどの時間だけどね。「そんなにナイーブな柊也の顔を見るのは、久々だ」
裕二/……ほんとにね。俺とも久々にあそんでくれよなー、九十九くんや。
GM/「……午後四時四十四分になりました。生徒の皆さん、気を付けて帰りましょう。地域の皆さん、子供たちの見守りを……――」
ジェズアルド/んげ。
柊也/放送が入ると、表情を引き締める。
裕二/ったく……空気読めねぇやつ。GM、生徒たちはどんな様子?
柊也/何が起こるかわかっているような生徒や、驚いた演技をしている生徒はいますか?
GM/生徒たちじゃ「え?」「え?」「なに?」「……?」と分かっていない顔。九十九も「放送室の鍵はお前らに預けてる。つまり誰もいないはずだが……」と言っているうちに、ずずずずずぞぞぞぞぞ! 扉の隙間から、赤黒い虫の大群のように現れる何か。
ジェズアルド/んもー! いないけどいるんだなあー!
裕二/GM、≪ヒュプノスの枝≫で周りの生徒たちがパニックになる前に眠らせてあげたいですの。
GM/優しい!
柊也/裕二さん、頼むす。
裕二/眼鏡を外して、調合したラベンダーの香薬を撒きながら。『ラベンダーの花弁 月の欠片 ザントマンの砂よ降れ 眠れ眠れ愛し子や 痛苦は夢の彼方へと……眠れ』 魅了の魔眼で周囲を見渡し、香りを触媒に眠りの魔術をばらまく。
GM/うお〜! 詠唱いい! 好き〜(笑)

 すやぁ。生徒たちはばたんばたんと倒れていく。
 そして……裕二が眠らせた直後、化け物が襲いかかった。
 一橋の体が斜めに引き裂かれた。眠った彼女は、頭から胸までを食い破られた。恐怖も無く、殺されていく。


GM/そして、いくやでー。(ころころ)お、最初は柊也くんからだ。
ジェズアルド/おあ!? 宣戦布告したシューヤはんから死ぬん!?
GM/ふふ、堂々と宣戦布告したから狙われたのかな? 1D6をどうぞ。
柊也/師匠、悪いんすけど、俺と一緒に戦ってください。(1D6ころころ)2です。
GM/「2:目・鼻・耳から貫かれて死ぬ」 痛いやつやーん。ちなみに九十九さんのスキルウェポンは何だろう? ウズマキからすぐさま取り出すけど。
裕二/[処刑人]クラスだろうから、≪血と骨の武器≫かな。
GM/なら大剣かな。ウズマキから柊也くんと似ているけどサイズが違う剣を取り出します。
ジェズアルド/スーツ姿の先生が、大剣!
柊也/大変おいしゅうございます(笑)
GM/一橋がやられた。苦い顔をしたが、すぐに[処刑人]の≪完全演技≫で冷徹な顔になる師匠。虫を追い払うよう薙ぎ払う。「……柊也、お前の戦いを見せろ!」 柊也に声を掛け、謎の化け物に立ち向かう。
柊也/もちっす。師匠の知らない5年の成果、見せますよ! 師匠と背中を合わせて守り合いながら戦う。
GM/5年は長いよ〜……。
柊也/脳内にアドレナリンをドバドバ出して、目を赤く光らせながら虫を潰しまくる。
ジェズアルド/ユージはん、お二方に加護を! うちの悪魔っ子たちが加勢もするで〜!(あくま^ε^)^ε^)-☆Chu!!
裕二/眠りの魔術を維持しながら、ついでにその対象を虫たちにも拡大して動きを鈍らせてやろう。
ジェズアルド/けれど……剣は敵の心臓には、届かず。
GM/死が訪れる。
柊也/そうしているうちに、左手をもがれる。右わき腹に穴が開く。耳が食い千切られる。目が潰れる……。背中の傷はないが、死は容赦なく首に手をかける。(ころころ)【反射】判定16で成功。
GM/背中の傷は無い、素晴らしいな。しかし……師匠は弟子の、死を、察した。
柊也/一匹でも、多く、潰してから……師匠! 俺は!
GM/「……!! ……!」 もう君の耳には、師匠の叫びは聞こえなくなっていた。
柊也/そして、喉に空いた穴から血の泡と最後の吐息を漏らして残った眼が焦点を失った。
GM/……死。
ジェズアルド/最高の死。
裕二/つよつよな戦死。
GM/良い死の演出でした。(ころころ)お、ユージはんの番です!
裕二/トリじゃなくなった、だと……?(笑・1D6ころころ)4です。
GM/「4:走馬灯が見える。夢見るように終わる」 現実逃避か、それとも幻惑か。
柊也/敵も、負の感情を失わせている邪魔な術師を除いてから、残った獲物を啜ってやろうと対象を選んだに違いない。
ジェズアルド/やだー! 成長してるやないかーい!(笑)
裕二/(ころころ)【理知】判定、12で成功。3度目の死……はぁ、とため息を吐きながら、小さく呟く。仕事だ。俺の代わりに眠りの術を維持しろ……そこからどうせ見物してるだろ? 自分の『ウズマキ』に話しかける。
GM/お?
裕二/褒美は『次』でまとめてくれてやる。誰かと会話するような言葉を最後に、自分もヒュプノスの枝の対象に含める事で昏倒する間際、迫る死を見つめて。……残念、今日も食いっぱぐれたな?
ジェズアルド/お〜、負けないつよつよロールだ。
柊也/肉付きいいおじさん、もぐもぐ。
GM/むしゃあ! ……んじゃ、ジェズさん。本日のオチおなしゃす。
ジェズアルド/イヤーッ。(1D6ころころ)1。
GM/「1:体を引き千切られて死ぬ」
ジェズアルド/イッタイやつやーん! ……グ、ギギギギギギ。虫に捕まって、ギリギリギリギリ。
GM/あっち持って〜。こっち持って〜。腕と腕を引っ張ってー、ギリギリギリギリ!
ジェズアルド/『BLOOD-C』みたいなことしおってえええ!(ころころ)【体力】13で成功!
裕二/死ぬ直前に≪ヒュプノスの枝≫に巻き込んで痛みは誤魔化してあげよう。……意外と出番が多いな、≪ヒュプノスの枝≫(笑)
ジェズアルド/ありがと!(^ε^)-☆Chu!! ユージはん仕事してるわ。めっちゃ安らか〜。……なあ、うちを今まさに引き千切ってる、ここに巣くっている異端が何者か。まだなんなのか分かんないやけど……あんた最悪やな。
GM/ギリギリギリギリ、チギチギチギ、ギリギリギリギリ。
ジェズアルド/あんなカワイイ子供達を頭からグロく食べて、成長してんやろ? そして今も美味しいユージはんやシューヤはんから頂いちゃって満足してんのやろ? キレるぞ。
柊也/キレたー。
裕二/おこだ。
ジェズアルド/ええい待っとれ! あんたの絶対無敵モードなんか、何度も何度もやり直して最強になったうちらが木っ端微塵にしてやるさかいー! 虫の腕で首洗って待ってなー! グギッ。死にました。
GM/グッバイ! 「……!」 また死ぬ。君たちは殺される。君達だけでなく全員殺される。学園中が、消えてなくなる。虫が、九十九に近寄る。
柊也/師匠が、最後まで残ったか……。
GM/彼は大剣を構え、虫に最後の一撃を……。しかしその後どうなったかは、君たちは知る由もない。
ジェズアルド/毎回生き残って、強いんやなあ……師匠はん。

 「……午後四時になりました。生徒の皆さん、気を付けて帰りましょう。地域の皆さん、子供たちの見守りを……――」
 学校は夕焼けに染まり、笑い声が満ちていた。
 あまりにも穏やかで、あまりにも作られたような、放課後の光景。
 ……そして君たちは、戻ってきた。


GM/おかえり! ミドルフェイズ3だよ!
裕二/ただいま!
ジェズアルド/おはよう諸君! ……最悪やね! いや〜、たった3回でもアカンわこれ!
裕二/あれを、5年間ずぅっとかぁ。今更だけど余計に腹立ってきたな。
柊也/もう一回行ってきますだな! ……でも、師匠は記憶を引き継いではいないんだよな?
ジェズアルド/せやね。……師匠はん、そこそこ強いやん。だから最後まで生き残っちゃうんやろな。可哀想やな〜。

【現在正気度】
 裕二:7
 柊也:10
 ジェズアルド:6



 ●ミドルフェイズ3/裕二 〜潜伏〜

『AF判定:月影学園探索』
 ・使用能力値:【体力】【知覚】
 ・3回目難易度:30

※「月影学園探索」演出に成功すること。成功した場合、イベントが発生する。


裕二/確か、前のシーンでは放送室から偉いことになったんだったな?
ジェズアルド/なんか、放送室から何かが出てくるっぽい描写があるんよなぁ。
GM/ずももがずももももってやつ。
柊也/ずもももももも、もももももも。
裕二/……悪いけど、10分だけおじさん別行動を取るから。なぁに、すぐ戻るさね。一旦二人から離れて、別の空き教室に行きます。
柊也/ん……別行動って。大丈夫すか?
裕二/なぁに? おじさんのやらしいとこ見たいのー? ニヤニヤしてからかう。
柊也/別に、俺はそんなんじゃないす。でも何するかくらい教えてくれたって……あっ、え、エッチなのとかは、別に教えなくていいっす!
GM/反応がめちゃかわいい(笑)
ジェズアルド/ピュアちゃん、やね!
裕二/別に見ててもいいけど……あんまり面白くないから、終わったら教えたげる。それまではな・い・しょ♪
柊也/じゃ、じゃあ、俺も10分調べ回ってくるっす! 逃げる。
ジェズアルド/いやん逃げたわ(笑) うちも退散しとこ〜。
裕二/空き教室に入り、椅子の一つに腰掛ける。魔術用にハーブから調合した薬剤≪鎮静剤≫+≪興奮剤≫を服用します。
GM/ねりねり、ごくごく。
裕二/そして、一種のトランス状態になったまま自分に≪ヒュプノスの枝≫で意識を眠らせ、≪心身置換≫……心(精神)と身(肉体)のメイン回路を切り替えて、自分の夢の中へ。
ジェズアルド/お〜、夢の演出っぽい。
裕二/ここなら体感時間をいくらでも引き延ばして、現実に囚われずに『調査』ができる。そして夢の中では……褐色肌で、黒髪に赤い目で髭を蓄えた執事が待っていた。
GM/なんや知らん何かだ! どきどき!
裕二/彼は魔王の落とし子に所属する、自分と契約している悪魔だ。名前は便宜上「レオ」と呼んでいる。≪コネ「魔王の落とし子」≫。さて……あんまり他の能力者の前でお前さんを使うと外聞が悪いから控えてたが、そういうわけにもいかなそうだからな、働いてもらうぜ?
GM/かっこいい……!
裕二/もちろん『ご褒美』は『前回も』含めて、存分にあげるから……な? そう言って頬を撫でると、恍惚とした顔をするのだから、力関係は明らかだろう。
ジェズアルド/エッチだ。
裕二/≪感性強化:意志≫+≪愉悦の波≫+≪堕落の教え≫+≪魅了の魔眼≫でしっかりと躾けられた≪背徳の従者≫です。
GM/エッチなやつやん!
柊也/えっちー。
裕二/そして≪異端の集い≫で得た≪コネ「特命課」≫で、特命課から貰った学校の見取り図を≪空間知識≫と実際に調査した記憶で網羅。≪抉る幻≫で目の前に詳細な学校の立体幻影を映し出します。
GM/学校の立体幻影、助かる。
裕二/さて……これで思う存分時間を気にせず調査できる。が、その前に、俺もストレスたまってるからな。ほら、時間はあるんだ。慰めておくれ……? 服をはだけさせ舌なめずりをすれば、執事を誘って夢の中で絡みあい……というわけで、判定いきます。
柊也/やらしぃ!(笑)
裕二/頑張って特技を演出いっぱい使いました!(ころころ)達成値9で成功。
GM/成功です! 現実に戻ってきて〜。
裕二/で、夢の中で幻影の学校を使ってたっぷり調査を深めて、現実時間10分で目を覚まします。現実では10分椅子に座って寝てただけ。
柊也/帰還したー。
ジェズアルド/おは〜。おおっ、なんか冴えっさえな顔しとるな〜。
柊也/何か分かったんすか?
裕二/まぁまぁかな。夢の中にこの学校のレプリカ作って、10時間くらい使って探索してきたさね。
ジェズアルド/10時間!? お疲れやな〜。40分しか制限時間が無いうちらにはめっちゃいいことしてくれたやん。
裕二/あいにく、領域遣いみたいに自分の外側じゃあんまり好き勝手できねぇが、『心の中』なら、な。それでGM、調査結果ちょーだい。

【3回目で判明する情報】
(1)君は、ある場所に目星をつけた。それは、図書室だ。
 そこには、九十九が受け持つクラスの子たちが先ほどまで使っていたのか、ノートや本が一時的にそのままに置かれている。

裕二/ほほう。図書室だ?
GM/「なんで今、彼らはいないのか? それは今の時間は先生のところに行っている」と君らは知っている!
ジェズアルド/置きっぱやん〜。

 その中で、君は気になる本を見つけた。
 『身近な魔術〜お呪い(おまじない)〜』
 ただの占い本や民間伝承の紹介書。一般流通している、中学生でも読めそうな「おまじないブック」だ。


裕二/あら、おまじないとな。おじさんの専門分野じゃん。……魔術が指先一つで使えるエルフだと逆に「わざわざ使う必要がないからよく知らない」とかありそうね。
ジェズアルド/ありそ〜。こういう文献になってるやつはユージはんの方が物知りそ〜。

 「著書・原案:アレイスター・クロウリー」
 アレイスター・クロウリー……20世紀初頭に活動した実在の魔術師・思想家。
 数々のオカルティズム団体に関与しながら、その極端な思想と儀式によって「20世紀最大の黒魔術師」とも「神に最も近づいた異端者」とも呼ばれた。
 本には、わりと身近なおまじないのものから、プロの魔術師から見ても本格的な魔術の初歩中の初歩が掛かれている。


裕二/急にキナ臭い名前出てきて草。
柊也/この本……魔術のものとしては本物なのか。
ジェズアルド/なあ、「神に最も近づいた異端者」って……『アナザーワールドSRS』的にめちゃくちゃ怖いワードすぎひん?(笑)

(2)その中で、折り目がついているページを発見する。
 「第七章 声のしずくとこころのお守り 〜ずっと縁を途切れさせないためのおまじない〜」
 ずっとわたしを忘れないでね。そうお願いした声を、あなたは覚えていますか?
 このおまじないは、大切な人との“縁”が切れてしまわないように、たとえ遠く離れても、時が過ぎても、心の中で繋がっていられるようにと願う方法です。
 ◎用意するもの
 ・自分と相手がともに過ごした場所の「音」
 ・黒い紙と、赤いインク
 ・(用意できたらいいもの)お相手の大切なもの(あるとより効力アップ! なくてもできるよ☆)


ジェズアルド/おまじないブック記載で草。

 紙の真ん中に、「思い出の音」を書きます。紙のまわりを赤い糸で3周巻いて、最後に息を吹きかけます。
 そのとき、心のなかでこう唱えましょう
 「時の底、なきむしの部屋にて、あなたの名を結びます」
 紙を封筒に入れ、思い出の音の場所――できれば誰にも見つからないようにそっと置いてください。
 願いを叶える妖精が現れる、かも!
 ◎効果と注意
 このおまじないが成功すると、相手との“記憶”や“想い”が時の底に保存されます。ふたりが忘れあってしまっても、その声だけは、どこかに残ると言われています。
 ただし、この声に呼ばれてしまった人は、時々、帰ってこれなくなるとも……。
 「ふたりでいれば、怖くない」と信じられるなら、どうぞ☆


裕二/なるほど……『時の底無き、蟲の部屋』か。

(3)君は思う。……これ、呪術的に、かなり信憑性のある方法が記載されている。
 もし好条件が重なれば本格的に効果が発揮されるし、悪条件が重ねれば悪いものが引き寄せられてもおかしくない。
 そうして君は、結論が出る。
 「この学校で、故意か偶然か魔術儀式を成功させて、悪いもの(異端)召喚させてしまったに違いない。九十九はその被害者になってしまったのだろう」と。


柊也/縁を繋げておきたいなら、魔術とかじゃなく普通に連絡先交換すればいいと思うんすけどね!
GM/まさに正論!(笑)
裕二/では……2人に見たいものがあると言って図書室に行って、その本をペラペラと流し読みして、さっきの台詞を言いますね。
GM/「時の底、なきむしの部屋にて、あなたの名を結びます」 きゃー、条件が重なったら何か来ちゃうかもー!
ジェズアルド/来ちゃうやもー! ……今は来ない?
GM/来ないね。色々条件が整ってないから。
柊也/これが、事の発端になってる可能性が高いんすね。
裕二/永遠に同じ時を繰り返せば、確かに別れは来ない。『時の底を失くす』呪術と化したわけだ。そこで呪文を区切ったから、『蟲の部屋』になって呪いが溢れ出す……さて、引き寄せられたのやら、利用されたのやら。
ジェズアルド/はー、説明わっかりやすー! センセイに向いてるやんユージはん!
柊也/さすがすね。
ジェズアルド/昔の有名人が記した魔術で儀式をしちゃって、それであのうちらいくつも殺す蟲が現れたってことかあ。……こうして事実と予測羅列してみると、なんつーかシンプルな真相になりそうやね。
GM/そのシンプルな事件でも、外部からは絶対に辿り着けないね。……5年ほど外で探っても一切ね。
裕二/多分、儀式の場所は放送室で間違いないと思うが……そうなると鍵は、『音』か『物』か。
柊也/この本の貸し出し履歴は調べられる?
裕二/あ、そうか、貸出履歴。
GM/お、良い着眼点ですね、じゃあ「そこまでこの世界がちゃんと再現してるか」を【幸運】判定で、難易度10以上が出れば成功とします。
柊也/(ころころ)達成値10で成功。
裕二/ぴたり! えらい!
GM/1週間前:三吉小太郎。3日前:二木亜子。直近だと以上2名の貸し出しが確認とれます。「……午後四時四十四分になりました。生徒の皆さん、気を付けて帰りましょう。地域の皆さん、子供たちの見守りを……――」
ジェズアルド/……あ〜。
裕二/あーくそ、時間切れかぁ…あとちょっとだと思うんだがなぁ。時の底を切り取られ、妖精は蟲と化し、殖えた呪いが部屋から溢れる……うーん、悪循環。
GM/ざ、ずず、ざずあずあずあずずうずずずずず――。足元に、黒。蠢く、何か。君たちはもう、知っている。蟲だ。蟲の大群だ。
ジェズアルド/ええかげんしつこいで!
GM/いつものいくで!(ころころ)シューヤはんを狙うで!
柊也/(ころころ)「6:幸運なことに即死」……ジェズさん、裕二さん。俺が少しでも時間を稼ぐんで、その間に解析してください。
ジェズアルド/うわ、有能〜!
柊也/……おい、俺を殺せるまで他に手を出せると思うなよ! 血の従者を呼び出して2人を守りつつ、場所を少しずつ変える。来いよ、蟲ども! 噛み砕いて吐き捨ててやる!
GM/では、ちょっと特殊演出を今回はさせてください。蟲が襲い掛かろうとしている……そのとき、大剣を持った九十九が、柊也への一撃を防いだ。
裕二/ふぇ?
柊也/師匠っ?
ジェズアルド/師匠が現れて庇った!? 助太刀ー!?
GM/「今のを喰らったら即死だったぞ」 忠告しながら背を預ける。彼は武器を持ち、蟲たちと戦うという意思をすぐに構えて加勢する。
裕二/つよつよだー。
柊也/……っす。師匠、どうしてここに? 生徒たちは無事なんすか?
GM/「無事ではない、ああ、無事じゃない、が……■■■■■を守りに来た。そこの台詞は、蟲の足音のせいで聞こえない。
ジェズアルド/ハァ? 『ちいかわ』のうさぎみたいな声出ちゃった。
柊也/聞こえなかったっす……何、いや、誰を守りに……?(ころころ)あ、1足りない! 【幸運】9で失敗。
裕二/今の【正気度】いくつだっけ?
柊也/10。まだまだあるんで、俺は大丈夫っす。(ころころ)【正気度】5点減りました!
GM/「っ……!」 ちょっと目を離した隙に、柊也が攻撃を受けていることに師匠は焦る。
柊也/師匠が守ってくれたのに簡単に死ねないっすね……と頑張ってしまい、そのせいで死までの時間が延びる。
GM/柊也の目には映るだろうか、彼が君の死を認めたくないと一瞬目を見開いていたのを。
柊也/そして時間を稼いで死んで、【正気度】5になった。……死にます。
GM/ぐあー……苦痛を長引かせてしまったか。(ころころ)次は、ユージはんを狙います。
裕二/(ころころ)「1:体を引き千切られて死ぬ」 ぐぅ、よりにもよって一番苦手なの……。
GM/蟲が寄ってたかって体を挟み込もうとしてくる〜!
ジェズアルド/九十九はん! あんた強いんやろ!? ユージはんを守ってえや!
GM/「……必ず!」 応戦はする。だが現実は無慈悲である。
裕二/(ころころ)10で成功! では……魔術の触媒を取り出そうとした腕に噛み付かれ、そのまま引きちぎられる。痛みや苦痛を奪われた前回と同じ轍は踏まないとばかりに。
GM/「くっ……そっ!」 武器で蟲を少しでも討伐していこうとする、が、圧倒的な数になすすべもない。
裕二/っぎ、っぐ!? そしてすかさず口に、目に蟲が詰め込まれるように群がり、呪文も魔眼を封じられ……残った腕で蟲をはがさんと掻きむしるが……。生きるのに重要な部分に虫が辿り着いたのか。ビクン、と一つ痙攣すると、そのまま崩れ落ち、蟲に埋もれていく。
GM/シューヤはんもユージはんも描写が痛々しくて最高。ありがとう。本当にありがとう。いいループ死です。
裕二/お礼を言われちゃった(笑)
柊也/2人で蟲に飲み込まれて行こう〜(笑)
GM/頑張って戦って足掻く人と、グチャグチャになる人。最高! んじゃ、ジェズアルドさんも頼みます
ジェズアルド/いや〜!(ころころ)「5:忍耐強くじわじわと苦しんで死亡」 痛いヤツやーん!
GM/がんばれ死 がんばれ死
裕二/ひっどい応援を見た(笑)
ジェズアルド/2人とも蟲との戦い方にコツをつかめてきたのか、少しずつ粘るようになってきた。つまり消耗して死んでいる。そりゃ集団戦でうちら3+1やで! 勝てっこないやん! しかしこれでやられるわけにはいかんし、あっちだって無敵なワケない! なんらかの対処法ぐらいあるハズなんや!
GM/よう喋るな、このダークエルフ(笑)
ジェズアルド/うちバイリンギャルや このベラベラ喋っている間も常に血まみれなんや。……九十九は〜ん。
GM/「……なんだ」 名前を呼ばれて返事する彼は、今このときまでジェズを庇って戦い続けている。
ジェズアルド/ええひとだ。……あんた何?
GM/「……あんた何、とは?」 武器を構えて戦いながらも、疑問に疑問で返す。
ジェズアルド/ユージはんとシューヤはんはあんたを救いに来ていて、あんたはこの事件に巻き込まれた可哀想なヒロインだって頭では分かってるんやけど。……それ以外もあるよね?
GM/「何故そう思う」
ジェズアルド/(ころころ)【意志】12で成功。……うちのなけなしの意志が、あんたは『何らかの鍵』を握ってそうやなあって叫んでいる……んやけど、もうどうなってもいいや!
GM/諦めんな〜(笑)
ジェズアルド/ほな、次は早めに助けに来てね ……あの2人、あんたに会えるだけでもやる気出してイキイキすっから。2人の笑顔の為にもお頼み申す。
裕二/このイケメンフェイスでこの台詞を喋ってるんだよなぁ……(笑)
ジェズアルド/イケメンって言ってくれてあんがと(^ε^)-☆Chu!! 手札の悪魔にド頭を撃ち抜かせます。パァーン。

 彼は、戦う。戦う心得を持っている彼は、蟲と戦える彼は、戦い続ける。
 ――そして、君たちの世界は終わり、静かに始まる。



 ●ミドルフェイズ4/ジェズアルド 〜異端〜

GM/おはようございます、皆々様。いつもの校庭スタートでございます。
ジェズアルド/いや〜前のループも死んだ死んだ! ようしゃべっとわ〜。
裕二/あー、くそ……いい加減イライラしてくんなぁ。あらかじめ薬飲んでても痛ぇもんは痛ぇんだわ、ったく。
柊也/今、師匠が助けに来てくれた……っすよね? たまたま居合わせたとかじゃなく。
ジェズアルド/ああ、いたよ〜。
裕二/前回のループは、会いに行ってなかったものね……?
ジェズアルド/2人にご報告しちゃお。……最期まであの人、2人を庇って戦ってたで〜。めちゃくちゃ二人を守ろうって意思、ビンビンやったわ〜。愛されてるねえ?
裕二/おや、それはそれは……ご苦労なこって。
柊也/……そりゃそっすよ。俺は師匠の愛弟子なんで。
ジェズアルド/おお、自信家!
柊也/……提案なんすけど、今回は今から師匠に会いに行きませんか? ほら、あの本を借りた子とか放送の子とか職員室に来ますし。
ジェズアルド/頭いい提案や〜! ……せっかくだから、おしゃべりしていい?
GM/なーに?
ジェズアルド/ユージはんとシューヤはんに質問。……九十九はん、どういう人? うち、初めましてなん。二人にとってどういう人か、教えてくれへん?
GM/お、いいな。それはGMも聞きたーい。職員室までの道を歩いている間におしゃべりしてください。
柊也/俺にとっては師匠で、兄貴で……尊敬してるんす。師匠は百原って家の出で、千々野の分家筋なんすけど、本家に勝るとも劣らない力量を持ってて……強いんすよ。
ジェズアルド/ほうほう!
柊也/俺も結局まだ一本も取ってなくて……。寡黙でストイックっていうんすかね。常に鍛錬を怠ってなくて。俺も見習わないとなって。形からってわけじゃないすけど、感情の制御の訓練とか、師匠の真似してやってみたりとかしてますし……。つらつらつらつらと師匠語り。
ジェズアルド/うち並みに喋るやーん! そして、大好きやん。
柊也/……分かります?
ジェズアルド/分かっちゃう。
裕二/じゃあ、こっちは逆に簡潔に。うちの客で……俺の。俺が気に言ってて、狙ってるから、俺の。
柊也/俺の師匠っす。
裕二/柊也くんの師匠だけど、おーれーの〜。それか、柊也くんも俺のになる〜?
柊也/裕二さんあっちこっち目移りしそうなんで、ちょっと……。
ジェズアルド/マジレスしとるわ(笑)
裕二/この世に良い男がいっぱいいるのが悪い。おじさん悪くない。
柊也/しょうがないっすね裕二さんは。ほら、そんなこと言ってる間にもう職員室すよ。
ジェズアルド/ええ話あんがと。……それじゃあ、何が何でもあの人は救うって方向性ってことで?
柊也/もちっす。
裕二/意義なーし。……ま、上手くいけば、な。
ジェズアルド/2人の感情を確認させてくれてありがとうございます。PC2の自分も、他人ながら応援する気になりました! PC1のヒロインはちゃんと救いますよ!
裕二/ジェズさんもヒロインにならなきゃ!
ジェズアルド/うちはサブヒロインってコトで九十九はんルートをクリアーしたら次うち攻略してね
GM/クリア後開放ヒロインじゃん(笑)
ジェズアルド/ジェズアルドルートはネタバレありシナリオなんですよ、知らんけど。
GM/そんな訳で君たちは職員室に到着しました。その際の九十九の反応や描写は、第1回目のループとまったく同じなので台詞スキップします。
柊也/今回も覚えてはいないか。新しい情報とか伝えてみるか?
GM/話してみてOKですよ。
柊也/……ということで、この世界は閉じてループしてしまってるんす。図書室に基礎編とは言え魔術書があったみたいで、どうやら生徒の誰かが儀式を成立させてしまった可能性があるっす。
GM/(九十九になって)「生徒の誰かが、儀式……」
裕二/正確には、別れを惜しむおまじないが呪術として成り立っちゃったって感じだけどな。
ジェズアルド/おかげで蟲がわんさか出てうちら毎回死んでるんすわ〜。ループって教えてくれたからこれくらい言っていいでしょ?
GM/「……蟲……?」
柊也/心当たりあるっすか?
GM/とある条件が当てはまるため、次のAF判定の難易度を半減します。NPCが凄く協力的になるという演出です。

『AF判定:月影学園探索』
 ・使用能力値:【体力】【知覚】
 ・4回目難易度:20→10

※「月影学園探索」演出に成功すること。成功した場合、イベントが発生する。


ジェズアルド/おお、難易度10になった!
柊也/すぐ成功できそう。
ジェズアルド/判定の順番は、ジェズになっちゃうけど……ここは2人にやってほしいな〜! どう考えてもNPC絡みの内容やん。
GM/あ、それなら『協調行動』してもいいですよ。2人で特技を使って演出して、2人のどちらか1名が代表して判定をしてください。
柊也/じゃあ……まず、≪完全演技≫。わずかな師匠の表情も見逃さない。だって真似しながらずっと見てたもん。わずかな師匠の表情も見逃さない。だって真似しながらずっと見てたもん。
ジェズアルド/いいデレや〜(笑)
裕二/皆に鎮静効果のあるハーブティー≪鎮静剤≫を淹れて一息入れながら、≪抉る幻≫で今までの事を幻視させる形で共有します。SANチェック起きない程度にボヤかしておく(笑)
ジェズアルド/いや〜、よう死んだ死んだという幻視!
GM/4人で情報共有、助かる。では特技を6つ使ったので、『現在難易度:4』になりました。
裕二/はーい、じゃあ俺が判定していい?(ころころ)12で成功!
GM/お見事! では、しっかりと情報共有を……九十九としてくれた君たち。彼が、真剣に向き合います。
裕二/幻覚や催眠って便利ね。
ジェズアルド/言い方が悪い(笑)
GM/「……蟲に襲われてる。それを調査しにきた、か」
柊也/っす。
GM/「そしてそれが、物凄い力をつけて……何度も殺している……」
ジェズアルド/なんか知っとる?
GM/「ああ。知っている。昨日、俺は単独で異端と対峙していた
ジェズアルド/……昨日!?
GM/彼にとっての昨日、5年前の1月22日です。「昨夜、いや早朝のことで、その報告書を退魔組織に提出する前ではある。報告はまだ上げてないし、書きかけだ」

【4回目で判明する情報】
(1)九十九はある異端と遭遇し、その情報を外部に渡すことなく彼は事件に巻き込まれ、消えてしまったということが発覚する。


ジェズアルド/……あー! だからあんた戦い方知ってて最期まで生き残ったん!?
裕二/なるほど……ちなみに報告書は、今見れる?
柊也/書きかけでもいいす。見せてもらってもいいすか?
GM/「ああ、書きかけならここに」 彼は虚空・ウズマキから、書きかけの報告書を取り出す。

(2)『異端ナキムシ』との交戦報告
 ■概要
 ナキムシとは、特異音響によって発生・増殖・拡張する記憶寄生型の異端である。
 その実体は極めて希薄で、物質としての存在を持たず、声・音・記憶・時間といった非物質的現象に寄生する。
 “虫”と呼ばれるのは、その鳴き声に無数の“幼声(こどもの泣き声のような音)”が混じっており、不定形な闇の中に節のある肢体が浮かぶ姿が目撃されているためである。
 だが、それはあくまで「記憶に応じて変質する幻影」に過ぎず、真の姿は存在しないともされる。
 ■生態と活動構造
・強い感情に晒された声を起点とする
・栄養源は人間の記憶と時間。一度捕食対象を取り込むと、そいつが“最も悲しんだ瞬間”をループ再生し、そこに時間を固定する。
・巣化現象が発生。空間全体がひとつの再生装置と化す。特定範囲内にて、常に同じ時間帯が繰り返される。外界との時間同期が切断される。


GM/「俺は、幼体(初期)の存在を察知し、昨夜、学園内で討伐。完了した、んだが、記録にあるとおり実際姿は不確かなものだったため、討伐の確信が持てずに今に至っている。その幼体を見つけた場所は……放送室。そのとき、現場に生徒がいたので記憶操作をしたりと忙しかったんだ」
ジェズアルド/生徒……。
GM/「ああ、もう夜間に近かったのになかなか帰らない生徒がいて……」 その生徒の処置はしっかりしたっぽい。
裕二/「時の底 ナキムシの部屋にて 名を結ぶ」 ……二重の意味付けになったかぁ。
ジェズアルド/「その生徒って、どの子か聞いてええ?」
GM/「いたのは……放送部の三吉。彼に付き添いを頼んだんだ」

 『イベントキー:解き明かすもの』
 この学園の暗部を探っていたのは君達だけじゃない。5年+数日前の九十九もその一人だった。
 君たちは察する。「九十九と生徒の三吉(放送部の男子)を放送室の前にいる」という再現をすることで、「あのとき鍵を開けた」の再現ができるかもしれない。


GM/PCは『イベントキー:解き明かすもの』を入手してください。
裕二/なるほど。時間を切り取って再現している関係上、「過去実際に起きていた事」を再現されると閉じていられないのか。
ジェズアルド/頭いい注釈!
裕二/鍵も必要かもしれないけど「先生と三吉君が開けた」という事実が過去として残っている以上、それが揃うと「開いた」という事実をナキムシはいやでもループ中でも再現しないといけない?
GM/解説、助かる!
柊也/そしたら、協力してもらう必要がありそうすね。
ジェズアルド/三吉って子と九十九はんをいっしょに放送室の前に来てもらお! ……九十九はん、行くで! 三吉って子も呼んでなあ。中学生がおっても守れるやろ、九十九はん強いんやし! 勝ったなガハハ。
GM/フラグを立てんな(笑)
裕二/ナキムシとやらは実際に九十九くんに負けてるわけで……その時間を直近で『切り取ってる』以上、反故にできないのやも? ま、こればっかりは推測だし、俺達が必死こいて戦わないといけないのには変わりないけど。
柊也/そんなん、望むとこっすね。俺は異端をブチ殺すために鍛えてるんで。
GM/では、九十九は三吉を呼びます。三吉は事情を半分以上理解していませんが、先生の「ついて来てくれるか」の提案を了承し、君たちに同行します。
ジェズアルド/三吉はん、まだ中3? カワイイわね!
GM/大型褐色オカマちゃんを前に九十九の後ろに隠れます。
裕二/先生の陰に隠れた(笑)
柊也/分かるっすよ。師匠の背中は頼りがいがあって安心するっすよね。
GM/シューヤはんの天然デレが凄い(笑)
裕二/可哀想だからジェズくんなでなでしてあげよう(笑)
ジェズアルド/あふん
裕二/三吉くんに「なんだコイツラ」みたいな目で見られてる気がするけど気にしない!(笑) さて、いよいよご対面かぁ……さんざん人をむしゃむしゃしやがってー。
柊也/これでやっと敵の頭と胴体を切り離してやれそうっす。行きましょう!