アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 狂った果実 』 4ページ ■
2023年9月1日




GM/最初のシーンプレイヤーは、百合人と同じマスになった陽子にします。他のPCは不参加です。シーンは外での出来事になります。
夢野/おんも行っといでヨウ子。
GM/時刻は1日目の夜。夕飯を食べた19時すぎ。部屋に戻って明日の準備をしていると、陽子は庭に真白と百合人が居ることに気付く。
陽子/ハッ。……夜の散歩かしら? ねえ真白ちゃんとユリちゃーん! デート〜!?
GM/(百合人になって)「あらっ、陽子ちゃん。そうよデート!」 (真白になって)「うふふ、でーとだよっ」
陽子/お外デートいいわね!? あたしも混ざっていい!?
GM/(百合人になって)「もちろん! あ、ちゃんとメイドさんには許可を取ってるわよ。真白ちゃんって昼間はお勉強やお遊戯で忙しいでしょ? ドライブで清里の夜景でも見に行くのもお勉強になるんじゃないかって提案したの。という訳で今から夜景デートに行くわよ!」
縹/避暑地で夜景ドライブデートとか、最高に昭和じゃん(笑)
夢野/微笑ましいしカワイイね!
陽子/真白ちゃん。あたしもついて行っていい? それともユリちゃんと2人きりがいい?
GM/(真白になって)「みんなもいっしょだからいっしょに行こう!」 そう言う真白は両手に人形を抱えている。(百合人になって)「これはね……最初はもっといっぱい人形を連れていくって言ってきかなかったんだけどね、アタシが『2人だけにしてね』ってお願いしたの」
夢野/お友達いっぱいだね。
GM/「……うふふ」 【知覚】判定どうぞ。難易度7。
陽子/うふふ?(ころころ)達成値16で成功です。
奈奈緒/達成値が高い!
GM/陽子は思った。……真白はいたずらっこな顔をしている。どうやら何か企んでいる顔をしている。だけど「悪意が無い」と判ります。
陽子/ほうほう〜? 害が無い感じか。ユリちゃんを驚かせようとしているのかしら? 分かるわ、ユリちゃんは驚かせ甲斐ある。ドッキリを仕掛けたら「ギャピー!?」って盛大に驚いてくれるのを信じてる。
夢野/リアクション良いな(笑)
GM/真白はリアクション良い反応を楽しみにしている様子です。(百合人になって)「さあさ、乗り込んだ〜!」 3人は百合人の車に乗ります。ドライブ中は流行りのテクノミュージックがかかってます。
陽子/わ〜! 夜景がキレーイ! 真白ちゃんほんといいトコ住んでるわね〜!
縹/百合人さん、良い車乗ってそう(笑) 昭和の人気の高級車だとクラウンとかかな?
GM/「最高の車よ アタシの車はカワイイ子を乗せるためにあるの」 真白はあまり外に出ないからか、ドライブは大好きのようで人形を抱きながら笑顔でドライブを楽しんでいます。
陽子/避暑地ってやっぱ最高ね〜! 夏でもクーラーつけないで窓全開に開けていれば風が気持ち良いわ〜!
縹/夜ならちょっと肌寒いかもだな。
GM/「きもちいい〜♪」 真白もご機嫌。【知覚】判定で難易度10をお願いします。失敗すると死にます。
奈奈緒/突然の死!?
陽子/なんでぇ!? そ、即死イベント!? 期待値が出ないと死ぬわよ!?(ころころ)達成値12で成功です!
縹/セーフ!
夢野/ヨウ子なら大丈夫と信じてた!
GM/1988年当時の車はまだエンジン音が大きく、音を聞いただけで車の様態が分かるエンジニアも数多くいたという。……陽子は涼しい風を浴びるため窓から顔を出していた。だから車外の異様な音に気付く。
陽子/令和の車は「エンジン音が静かすぎて気付かず逆に事故が起きるようになった」らしいけど……って、エンジンが異常!?
GM/異常を知らせないと恐ろしい目に遭うと陽子は思う。
陽子/ユリちゃん! 車を停めて!
GM/百合人は言われた通り、車を停めます。
陽子/ありがとう! 真白ちゃんはそのまま待ってて! 少し車をチェックできますか!?
GM/内部分を見ることができます。車の内部みっちり人形。
奈奈緒/(オンセ画面いっぱいに広がる無数の人形画像を見て)ひい!?
縹/ギュアアアアア!?
夢野/お友達いっぱい〜!? 高級車が一気に禍車に!?
陽子/…………。ユリちゃん、覚悟してこっち来て……SANチェックの準備しておいで。
GM/「嫌よッ!!!」
陽子/来なさい! 気持ちは分かるけど!(笑)
GM/「ナニナニどうしたの点検なら昨日ちゃんと……ぎぇぴーーー!!!???
縹/新鮮な悲鳴だ……(笑)
夢野/良い声で鳴く人だ……(笑)
陽子/ユリちゃん抱きしめたい(笑) いや、これはお互い怖がって抱き合うやつだよ! ……ユリちゃんは普通に怖がっている反応ですね?
GM/百合人は普通に怖がっています。「ギューッ! 何これ何これ!? あっ……これ、お友達? 真白ちゃんの……」
陽子/え。
GM/「真白ちゃんのお友達でしょ……見たことあるもん。っていうか、さっき『連れていく〜!』ってメイドちゃんに止められてたのを見てたから絶対そうよ。アタシがヨソ見しているうちに詰めたの!?」
夢野/みんなと一緒にドライブがしたかったのか。
奈奈緒/ドライブするには団体すぎるんだあ……(笑)
陽子/……そっか。じゃあ、真白ちゃんに話を聞こうか……。真白ちゃんはまだ後部座席で座ってますよね?
GM/そうです。
陽子/後部座席に入って座ります。
GM/後部座席に入りましたか。にこにこ。
夢野/いたずらが大成功して嬉しい顔だ……。
GM/にこにこ。どっきり大成功。一緒に行きたかったから、隠れてみんなを連れてきた。そう言うかのような、本当に悪意が無い顔です。
縹/悪意は、無いんだろうけど……。
陽子/……でも、悪意が無いとはいえ、GMは「エンジントラブルによる即死イベント」と言った。
GM/はい。車の繊細な部分に大量の異物を詰め込んだまま激走していました。……実際の車はそう簡単に爆発はしないと思いますが、ここではとても危険な状況だったと言います。
陽子/だからそれは、叱らなきゃいけない。
夢野/お、指導だ。エライぞヨウ子。
奈奈緒/これも教育ですね。
陽子/真白ちゃん! 夜のお勉強タイムだよ!
GM/「うん?」 きょとん。
陽子/はい、ちゃんとお話を聞いてくれる姿勢で嬉しいわ! ……あのね、真白ちゃん。今から5分だけ真白ちゃんを叱らせていただきます。この車は爆発するところでした。真白ちゃんが人形を入れたせいで。
GM/「……え」
陽子/乗っている車が爆発したらどうなると思う? あたしも、ユリちゃんも、お友達も、真白ちゃんも……大変な怪我をするかもしれませんでした。
GM/「…………」
陽子/きっと真白ちゃんはお友達を連れていきたい、あたし達を驚かせたい、そう思ってこっそり悪戯をしたと思います。でもこれは、みんなの命の危機でした。貴方はもっと自分の行動を考えなきゃいけない。
GM/「…………」
陽子/以上、5分ほど真白ちゃんに危険性と反省点をお話しました。それ以上は言いません。危険である事実と反省すべきことを挙げて、終わりにします。そういや陽子は教師志望だったわ。
夢野/先生してるね……立派だね、ヨウ子。
GM/「……はーい……」 話を聞き終えた真白。そんな彼女の様子に、陽子はこうも思います。「この子は叱られることが平気で、好きな、構われたくてたまらない子供なんだ」と。
夢野/……あー、なるほどな。寂しいのかな……。
奈奈緒/危うい子ですね……。
GM/でもしっかり謝ります。陽子が真白と話している間に百合人が後部座席をお友達だらけにします。
縹/それはそれで怖いな、後部座席(笑)
陽子/真白ちゃん、あたしの話をちゃんと聞いてくれてありがと! さあ、今度こそお友達みんなでデートが出来るよ! デート再開ね!
GM/百合人が「陽子ちゃん。ちょっと車外に出て最終チェックしてくれる?」と外に呼びます。真白が聞いていない所で会話をしたいみたいです。
陽子/はーい最終チェックするわねー! もうちょっと待っててね真白ちゃん! 車から出て……ありがとユリちゃん! 怖いのによく人形全部出してくれたわね!(笑)
GM/(百合人になって)「ちょっと人形が熱を持ってたわ。あのままブンブン走らせてたらヤバかったわよ。気付いてくれてありがとう」
陽子/どういたしまして。素敵な車を守れて良かったわ。
GM/「貴方は命の恩人よ! ……真白ちゃん、あれで悪気が無いのが困ったわね」
陽子/んー……でも反省してると思うわよ? あの子は頭が良いから、社会的にダメとされていることはダメだと取り繕えるタイプだと思うわ。一度言えば反省してくれる筈よ。だから安心して帰りましょ!
GM/「……ありがと。何かアタシお礼がしたーい! そうだわ、割引券とサービス券と福引券と、あとこれあげる! ラッキーガールなんだから当たるかもよ!?(^ε^)-☆Chu!!」

 ■イベントキー:宝くじ
 サマージャイアント宝くじ。番号は3957194。


夢野/斬新なイベントキーが見えた。
GM/「8月になったら当選が分かるサマージャイアント宝くじよ。あ・げ・る
陽子/ねえ未来人! 未来人の2人! 後でこれ見て! これってそういうことでしょ!?
奈奈緒/いくらか判るぞう!(笑) 8月には富豪になるかも!?
夢野/豪邸が立つかも。先々の楽しみだね(笑)
陽子/まあ火災で燃えなければな。
GM/みんな百合人の財布の中にありました。
陽子/1988年7月31日に全部燃えるやつだったんじゃん……(笑) 割引券とサービス券も全部貰っておきます! きっちりウズマキにしまいます。
夢野/ウズマキにしまった! エライぞ!(笑)
GM/「じゃあ帰りましょ! ドライブ再開! 今度は安全運転で帰るわよ〜

 続いて、フラグマスに留まった夢野のシーン。

GM/次は夢野のシーンです。フラグマスなのでシーンに登場するPCを自由に指定することもできます。夢野も陽子と同じく屋敷の外、庭でのシーンになります。
縹/薔薇園に佇む夢Q、あまりにも耽美。
奈奈緒/絵になりますね〜。
陽子/……みんなにドライブ中にあった出来事を話したい。すぐ会えるなら夢Qと会いたいな。
夢野/したら、陽子が帰って来てすぐのシーンにします!
GM/では、夜の庭に居た夢のは百合人の車が屋敷に戻って来るのを目撃します。百合人、真白、陽子の3人がドライブデートから帰ってきました。
陽子/ただいまー!
GM/百合人は真白をお部屋に連れて行きます。おやすみ(^ε^)-☆Chu!!
陽子/おやすみエスコートよろしく〜!
夢野/オヤ、ヨウ子。お出かけだったかな?
陽子/ええ、夜のデートをみんなとね! 夢Qは何してたの? 薔薇園に一人佇んで耽美真っ最中じゃん。今度の小説の構想でも練ってた?
夢野/ソウだね。ブルジョワな屋敷に探偵、そうして美女と美少女! シチュエーション最高! 意欲がメギメギと湧いてね! ……ヨウ子は、何かあったね?
陽子/……うん、あった。話すわね。かくかくしかじかSANチェックガチョーン。
GM/ぎぇぴー。
陽子/ってユリちゃんが叫んだわ。
夢野/……そうかい。真白チャンがお友達を……。“清浄の女が此世にあると云ふか……影の無い花が、此世にあると云ふのか”
陽子/うわCVイメージ浪川の有効活用(笑) 後でこのことはミタさん達にも伝えておくつもり。まあ、あちらはあたしより何歳も年上だから小さな女の子の扱いもお上手かもしれないけどね。
夢野/君は良くやったよ。しっかり指導してくれて有難う。俺ではドウニモ優しくしてしまうだろうから。
陽子/……そうね、あーゆー子は優しくしすぎると調子に乗るわ。何故ならあたし自身がそうだったから! 子供が大人をギャフンと驚かせるの、楽しいって知ってるもん!
夢野/はは、ヨウ子は昔わんぱくだったんだね。でも君はきちんと人を叱れる立場に育っているジャアないか。
陽子/もっと褒めていいわよ〜。
夢野/本当に、健やかな心根だよ。俺は影のない花などないと歌ったが、君を見ていると掌を返しそうになる。きっとソレが知りたくて、君に呼ばれたのかもしれないね。
陽子/……本当、貴方はいい男、いい英霊ね。ここに呼ばれた何かもそうであったらどんなにいいもんか!
GM/そう話している夢野は【知覚】判定で難易度10に挑戦できます。失敗すると、大事なシーンを見逃します。
夢野/わわ?(ころころ)達成値14で成功です! 目撃ドQン!
縹/目撃ドQン!?(一同笑)
GM/夢野は、紗々音が、深刻そうな顔で走って行くのを見えた。
夢野/ヨウ子、ちょっといいかい。……貴瀬嬢があちらへ駆けて行った
陽子/え、紗々音が?
GM/もう夜も遅い。そろそろ庭の散歩には相応しくない時間だ。だが紗々音はあちらに駆けていく。
夢野/何かあったのかもしれない。追おう。只事ではないと見た。チョロQします。
GM/はい(笑) 判定に成功している夢野は紗々音に追いつけます。紗々音は……何者かから逃げるように身を隠しています。
夢野/貴瀬嬢、何があったんだい。声を掛ける。
陽子/……紗々音? あたしよ、あたしと夢Qよ〜。どうしたの〜?
GM/「……あっ……」 泣いているような、怯えているような、真っ赤になっているような、異常な様子です。
陽子/どうしたの!? 何があったの!? 何か……!?
GM/「え、あの、その……あはは、ちょっと話したくないっていうか……」 無理矢理話させるなら交渉の【理知】判定で難易度10を、第六感で察するなら【意志】判定で難易度13で挑戦できます。
夢野/……≪サイコメトリー≫、します。

 ≪サイコメトリー≫
 激しい感情や狂気に陥った対象を一時的に鎮静化させる[感応力師]の副特技。
 また、使用者は引き抜いた感情や記憶を観察・理解できる。


GM/「激しい感情や狂気に陥った対象」そのものですね……しかも「引き抜いた感情や記憶を観察・理解」ぴったりですね(笑)
陽子/この場にピッタリな特技じゃん! めっちゃ働く夢Q〜!
夢野/1MPを払って≪サイコメトリー≫を使用! “真夜中に 心臓が一寸休止する その時にこはい夢を見るのだ”
GM/夢野は紗々音が月島黒葉に金銭がともなう性行為を誘われ断って急いで逃げてきたことが判ります。
陽子/……ひえ。
奈奈緒/おやおやおや。
夢野/……ヘキにくるな、って一瞬思っちゃう! でも顔に出さない! 我慢!(笑)
陽子/ちょっ……こ、これ、陽子が知ったら激昂するよ!? 花田さん達も知ったら嫌な情報でしょ!?
縹/俺、その場にいなくて良かった。いたら館に放火するぞ。
奈奈緒/館に火を放てば確かに安心かもしれない。
夢野/火薬いっぱいあるしね。
陽子/爆発オチなんてサイコー!
縹/『月雫』のときも館を燃やそうとしてたな。
夢野/あれはいとがバーサーカーだったので!(笑) ……しっかりとその苦痛を取り除いて、噛み砕いて、ああ……俺が触れるのもしんどかっただろうな。ごめん。何も言わなくていい。
陽子/落ち着いていく紗々音と何かしんどさを感じ取った夢Qを見て、陽子は深刻なことがあったと察します。……ねえ、紗々音。その、お部屋に戻れる? 外はさすがに寒いし……。
GM/「戻れる……。ごめんね陽子、心配させて。すみません、夢野さん……」
夢野/ああ、同じ女性であるヨウ子が部屋まで送ってあげると良い。男である自分は少し離れて歩こう。
陽子/うん、連れていくわ! ……ねえ、バイトは無理して続けるものじゃないから。無理しないで。ダメそうだったらすぐに帰りましょ?
GM/「…………。そう、ね……」

 ■貴瀬生存フラグ
 4:貴瀬が特別なバイトをするかもしれないことを知った。

 貴瀬は家庭教師だけではない、いかがわしいことに手を出そうとしている。それにより、バイトを絶対こなすという熱意がやや薄れていることを知った。


GM/バイトに積極的じゃなくなりました。
縹/……貴瀬は「知ってて来た」じゃなくて「こっちに来てから誘われた」ってことで良いのかな?
GM/はい。今さっき誘われました。
奈奈緒/知ってたら最初から来なそうですもんね。……これは、帰宅チャンスなのでは?
陽子/くっそぉ、これって「ガードになりそうな陽子がドライブで居ないときを狙って声を掛けられた」ってことでしょ。紗々音ならイケるとか思って。いやらしー! ……夢Q、≪サイコメトリー≫で得た情報は陽子に教える?
夢野/うん、教えるよ。ヨウ子にも危険がを及ぶかもしれないから。
陽子/そうね! あたし美女だし!
GM/自信満々だなあ(笑)
夢野/君なら声を掛けられても毅然と断ってくれそうだけどね。でも無理やり行われることだってある。気を付けて。……ミタ嬢も危ないね。あちらにも伝えに行かなくては。……良からぬことを考えたっていい。だが、それを実行に移すことは大罪だ。
奈奈緒/夢Q、ちゃんとしたオトナで安心感あるんだな。
夢野/正直この話を聞いた花田氏の反応が見たいというヘキ。
縹/このヘキが酷い1988。じゃあ情報共有のために合流しよう。……お? 美男美女が夜半に逢引きかい?
奈奈緒/ひゅうひゅう〜。
陽子/ええ、でもデートは終わりました。
夢野/生憎彼女のデート相手は俺とじゃなくてね。
奈奈緒/冗談の通じない空気だわあ。
縹/……何かあったのか?
夢野/今から大変厭な話をする。貴瀬嬢のことについてだ。君達は、冷静に、話を聞けるかい。
奈奈緒/善処するわ、とだけ言っておくわね。
縹/……内容によるが、まずは聞こうじゃあないか。
夢野/≪サイコメトリー≫で見た情報を包み隠さず伝えましょう。これに関してはボカさずはっきり言ったほうが良いからね。
GM/縹、奈奈緒、陽子の3人は「紗々音が黒葉に性行為を迫られた」ということを知ります。
陽子/激昂で顔が真っ赤になる。しゅっぽっぽ。
奈奈緒/陽子ちゃんが可愛くて救われるわ〜(笑) ……ひとまずは、無事で良かったわ。
縹/おじさんこれから黒葉を今から黒葉を殴りに行こうかって気分なんだけど。
奈奈緒/やーやーやー?(笑) でも、彼が召喚された英霊の可能性だってある訳じゃない? 一人で行くのはおすすめできないわあ。ということで私も行くわ。
縹/俺が奈奈緒ちゃんをバフ。奈奈緒ちゃんがBBBチェインで黒葉を沈める。これだ。
奈奈緒/殴る蹴るするかは相手の出方次第だわ。
陽子/みんな殺る気じゃん(笑)
縹/おそらく、声を掛けられた女性は貴瀬だけじゃないだろう。もしかしたら既にそういう誘いを受けた被害者がいるかもしれない。
陽子/うええ……ありそう。だって、あたし達以外にもバイトに来た女性はそれなりにいるでしょ……?
GM/小学生女子の家庭教師だし、多そうですよね。
縹/断った子も、断ったことを理由に何かされるかもしれないしな……。
夢野/……邪悪の森だな、まさに。君達なら遅れを取ることはないだろうけれど、万一はあるからね。気を付けて。
縹/夢野せんせーも綺麗な顔してますから、気を付けた方が良いと思いますよ。
奈奈緒/でしょうねえ……ストライクゾーン広そうに見えるし。
陽子/というか、夢Q。さっきはありがとう。貴方の異能のおかげで最善の形で紗々音の心が守れたわ。交渉判定で話させるのは、二次レイプでしょ……。
GM/二次レイプしたかったんですが不発ですね。
陽子/二次レイプしたかったんですが不発ですね?
縹/一番邪悪なのはGMなのでは疑惑(笑) 貴重な情報と、貴瀬のこと守ってくれてありがとうな。
奈奈緒/お二人もお気をつけてね〜。それじゃ、良い夜を!
GM/はい、そんな情報共有シーンでした。
縹/…………。2人と別れた後、頭を抱えて蹲ります。あ”〜! うおおおお! 過去の自分殴りてえええええ!
陽子/ひ、悲鳴を上げちゃった……。
奈奈緒/あらら。背中をさすりますよ。先生が感情をむき出しにしてくれるおかげで冷静でいられるわあ。
縹/まさかここまで胸糞案件だとは……!
奈奈緒/本当にね。……あのときの私達、全然知らなかったものね。
GM/知らずに大学生縹と幼児奈奈緒は夏を過ごしていました。
夢野/そんなこだまが美しいお庭に響いたのさ……。

 続いて、奈奈緒のシーン。黒葉と同じマスになった奈奈緒のイベントは……。

縹/このタイミングに黒葉とのシーンがあるって、確実にお誘いイベントじゃん?
GM/夜のシーンです。奈奈緒さん、1人になるシーンしません?
奈奈緒/しますか!(笑) では、屋敷の中を行ったり来たりしております。
縹/縹は自室に戻りますね! 気を付けるんだよ!
陽子/あたしは紗々音と一緒にいます! 何事も無いと思いますけどミタさん気を付けてくださいね!
奈奈緒/みんな気をつけてね〜と、1人でひたひた廊下を歩く訳です。
GM/廊下で黒葉と出会います。
夢野/出た〜!(笑)
縹/マジ今どの面下げてって感じだ!(笑)
GM/(黒葉になって)「こんばんは。夜の散歩はお済みですか」
奈奈緒/ええ、ちょうど散歩から帰るところだったのだけど……貴方はこれからお散歩かしら?
GM/「はい。まだまだ夜には早い時間ですから」 【意志】判定で難易度10をお願いします。ジャブです。
縹/ジャブって言っちゃった(笑)
奈奈緒/ほほう。(ころころ)11、ギリギリの理性でお送りします。
夢野/でも成功だ! ベリーグッド!

 三田奈奈緒。君は、5歳の女の子です。遊園地にいます。

奈奈緒/……あれ?

 君は5歳の女の子。今日はお姉ちゃんと遊園地に来ました。
 「ななちゃん、メリーゴーランドなら乗れる? 身長制限は大丈夫だよね〜」
 お姉ちゃんは君の手を引きながら、青空の遊園地の中を歩きます。


奈奈緒/……うん! ななおは去年よりたくさん大きくなったから! ささねーちゃんを見上げながら、笑顔で返します。

 「去年は無理だったけど、今年からはお姉ちゃんと一緒に乗れるね!」
 青空の下のとっても楽しい遊園地。みんな笑顔です。


奈奈緒/嬉しい、楽しい! こんな夢みたいに楽しいのは久しぶり!

 凄く楽しくて仕方ない! みんな凄くわくわくしていて、とっても幸せ。
 そんな遊園地の光景を、お姉さんとお兄さんがカメラに収めます。
 大学生のお兄さん、縹が君達の笑顔をカメラにカシャリ。


縹/ほら、こっちこっち! パシャッ。
奈奈緒/写真の中で一番の笑顔のまま……ささねーちゃんに抱きつきます。お姉ちゃん、大好き!
GM/「嬉しいこと言ってくれるなあ! そういうこと言ってくれる人に会えて、私、嬉しい。もっと言ってほしいからもっとななちゃんを抱っこしちゃおうー!」
奈奈緒/きゃーっ!
GM/【意志】判定で難易度15をお願いします。失敗すると自分を失います。
奈奈緒/いくぞー!(ころころ)達成値10……ここで≪機関「チルドレン」≫を使用。達成値20にします。
夢野/ナイスチルドレン! 判断が早い!
奈奈緒/多分……こんなに幸せなのに、頭の何処かで、あの地獄みたいな光景がちらつく。嬉しいけど、温かくて、涙が出そうだけど、でも、自分の現実はここじゃない……。
陽子/うう、幸せな世界なのに違和感で払っちゃうんだ……。
奈奈緒/あの燃えた山の中が、本当の現実なんだって……夢から、覚める。

 いいこいいこ。5歳の君、いいこ。
 幼い君。優しい彼女と楽しい遊びの時間に更ける君。かわいい君。
 でも強いね。覚めてしまうんだ? 気持ち良いのに?


奈奈緒/気持ち良い? ……そうね。でも、夢の中にずっといたら、取り戻せないじゃない……お姉ちゃんを。あの人を取り戻すためなら、一生痛い思いしてもいいと思ってここまで来たの。

 ふふ、健気。
 どこまでも5歳だと思いきや、どこまでも大人だ。
 可愛い女の子じゃなかったか、立派な女性だ。とても魅力的な。


奈奈緒/いつまでも、5歳のままじゃいられないもの。
GM/君はベッドの上に居ます。
奈奈緒/……視線だけ、動かします。
GM/ベッドの上で寝かされていて2人の男達に囲まれています。なお、このセッションをしているのは2023年9月1日の令和なので事後でも事前でもどちらでも構いません。
縹/令和アレンジ!?(一同爆笑)
夢野/コンプラの規制が入った!(笑)
奈奈緒/偶数が出たら令和、奇数が出たら事後。(ころころ)6……令和ちゃん仕事したわ。
GM/黒葉と教授に犯されそうになりましたが、挿入寸前で終わりました。
陽子/黒葉と教授に3Pされかけてる……! って、レイプ寸止めじゃないの! 令和なんでしょ!?(一同爆笑)
縹/挿入してなきゃいいってもんじゃねえぞ令和ァ!(笑) 奈奈緒ちゃんの身までなんかあったら泣くぞ!?
GM/前戯に時間を掛けすぎたのか奈奈緒は無事です。
奈奈緒/意外と丁寧なのねえ。2人でないと1人のオンナも襲えないの? 笑いますね。
夢野/か、かっこいい!(笑)
縹/俺の奈奈緒ちゃんは最強なんだ!(笑)
GM/「夢から覚めても冷静。理性的で、堕ちなそうにないな。君がそんなに……意志力が高いとは思わなかった。もっと心が弱くて付け入るところがある人間かと。見かけによらないな。より魅力的に思えてきた」 黒葉は退きます。
奈奈緒/付け入る隙がある方が、油断してもらいやすいでしょう? ま、褒め言葉として受け取っておくわね。
陽子/か、かっこよ……(笑)
縹/奈奈緒ちゃん、攻めじゃん……。
奈奈緒/奈奈緒が生えちゃう薄い本100000冊ください。
陽子/うわミタさんのスキルウェポン≪巨大武器≫凄い!
夢野/読みた〜い!(笑)
GM/「君のような人には……騙すようなことをせずに素直に話をした方が良かったかもしれない。私は色欲に溺れる君が見たかった。熱に侵された人間は好ましい。君が涙で濡れる姿を求めている。……真正面から誘っても、君は頷いてはくれない?」
奈奈緒/…………。なんか、エッチな男だな……(一同爆笑) 魅力的なお誘いだけど、私、泣くよりも泣かせたい性格なのよね。言いながらベッドを降ります。
GM/「では退散しよう」
奈奈緒/随分素直だわあ。私のために泣いてくれないのね。
GM/「好きにしたいのであれば、お付き合いするが?」
奈奈緒/んーん、眠くなったしもういいわ。
GM/では2人はしっかりと帰します。同マスのイベントシーンは以上です。これ以上のことは何も起きないです。
奈奈緒/きっちりと帰りました。
陽子/……もし殴りかかっても、問い質しても、何も情報は得られない?
GM/はい。これはただの遭遇イベントなので何か発展することはありません。ちなみにさっきの判定に失敗していたらこのイベントキーをあげました。

 ■イベントキー:堕落
 甘美な声に誘われて。甘美な指に踊らされ。君の心身はもう君のものではない。
 (プレイヤーはPCのロール権を奪われる。プレイヤー発言は自由。PCのシーン登場はGMが許可するまでできない)


縹/判定失敗するとヤられちゃう……そして、ほぼキャラロスト!
GM/途中退場ぐらいのニュアンスですよ。他のみんながどうにかして救出してくれればPC参加復活できます。
奈奈緒/えっちじゃん! 中の人は奈奈緒×黒葉が見たいけど令和なのでポイピクでやります。もしループしたら今度は男子組を襲ってもらいましょう。
GM/男性PCが黒葉と同マスになっても3P発生してましたよ。
縹/節操がねえ!(一同爆笑)
陽子/男性PCでも人妻PCでも、やろうと思えば子供PC相手でも3Pするイベントとか……面白すぎじゃない?(笑)
夢野/愛妻家なのでノーセンQですぅ!
縹/ノーセンQ、語呂が良い!(笑)
陽子/ところで……シーン冒頭でミタさんは幼少期の遊園地にいたのは、何だったんだろう?
GM/あれは「対象のPCを惑わすためのもの」ですね。「そのキャラにとって一番気持ち良い思い出を見させられた」という幻覚の演出です。
陽子/黒葉が幻覚を見せてるのか。例えば縹さんの場合、紗々音との時間……とか?
GM/はい。縹と紗々音が花火大会に行くシーンなどを見せます。
陽子/紗々音との花火デートから覚めたら男に3Pされてる羽目にならない?
夢野/帰還が最悪すぎておもろい。
縹/尊厳凌辱!(笑) もしそうだったら≪未来の吐息≫を使ってでも判定成功してみせる! 奈奈緒ちゃんが無事に帰ってきて良かった……!
奈奈緒/強靭な意志で帰ってきちまったぜ。
夢野/……これ、メイドちゃんや真白ちゃんも悪魔に手出しされてないかな。ちょっと心配。
縹/メイドは食われてるでしょ。だってイガさんですよ。
陽子/この人は卓ゲでセックスしないと死ぬGMなの?