アナザーワールドSRS・リプレイ

■ 『 舟に刻みて欲を求む 』 2ページ ■
2016年9月10日





 ●ミドルフェイズ1−1/絢1回目 〜はじめてのおつかい〜

絢/まずは蘭さんとお友達になってもらおう! 蘭さんと【感情】を結びます。
蘭/うん、お友達になろう!
GM/シーンプレイヤーである絢くんは、シーンに登場するキャラクターを選んでください。最初に決めたキャラクター以外は登場できません。
絢/それならえーっと……蘭さんと1対1のシーンがいいかな。ちょっと時間を巻き戻して服を買いに行くシーンをしよう!
GM/雰囲気を出すために『シノビガミ』のシーン表を使ってみようか。「都市シーン表」と「館シーン表」から選んでいこう。
絢/はーい、2D6を振ります。(ころころ)9ですね。

 館シーン表9『長い廊下の途中。ここは広すぎて迷子になってしまいそうだ』

絢/……前略。一人で服を買いに行こうと勇み足で来たものの、ハイソサエティを感じて迷子! 服屋がどこにあるか判らない! 廊下でさめざめと三角座りをしています……。
蘭/ど、どうしました?
絢/あーっ! センパーイ! 服を買おうと思ったんですけどここの廊下が長すぎて! 絶対[領域遣い]の仕業ですよ!?
蘭/いやいや、そんなことはないよ(笑) 僕と一緒に買いに行くかい?
絢/エンダアアアアアアァァァー!
蘭/結ばれるにはまだ早いっ!(一同笑) ハンカチを取り出して彼に渡します。
絢/もうハンカチは2枚目だからいいですっ!
蘭/ハンカチゲッター・ジュンじゃないか。フリーターよりカッコイイよ。
GM/『フリーター、服を買う』(一同笑) ということで、2人で仲良く服を買いに行きました。
蘭/と言っても自分も初心者なので。コンシェルジュに訊いてカジュアルかフォーマルかお店を教えてもらおう。
絢/俺に似合う服をください。
蘭/こいつ、急に強気に出た!?(笑)
絢/ということで2着ぐらい買って、派手な方を2日目の朝食に着ていくのでした。これが社会勉強ってやつなんだなー!
蘭/……君は社会を勉強しにきたんですか?
絢/そうです! 俺はおじさんに「社会を勉強してこい! コンビニの店員なんてやってないで!」って言われまして。
木ノ葉/深夜のコンビニバイトだったんだね。
ウルリヒ/完全にカイジじゃないか(笑) 競馬でやりくりしようとしていないだけカイジよりはマシか……。
絢/うっうっ、蘭さんは凄く良い人だー! 【反射】で情報判定なので、反射的に手を握ってしまいます!(ころころ)えーと……9で成功しました!
木ノ葉/ギリギリ成功でドキドキしちゃった!
ウルリヒ/これだけお世話になっておきながら感情が無いとは!(笑)
GM/無事【感情】を結んだので、お互い1D6を振って何の感情か決定してください。
蘭/はーい。(ころころ)3……『愛情』か『妬み』。別に絢くんを妬むことはないから、ここは『愛情』にしておきましょう。可愛いな。人間はやっぱり自分より慣れていない人を見つけると落ち着くな(笑)
絢/(ころころ)2で『友情』か『怒り』……。間違いなく『友情』です。今日も一生懸命服を着て頑張ります!
ウルリヒ/今日、なに着て生きてく?(一同笑) これでちゃんと彼もスーツを着たな。……かっちりとしたスーツに首輪って良いよね。
蘭/良いよね。
GM/(突然低い声の男性になって)「悪くない……」
絢/今どっかから子安がわいてきたんですけど!?(一同爆笑)


 ●ミドルフェイズ1−2/蘭1回目 〜グリッター号の食事〜

蘭/【感情】を結んだから絢の【秘密】が欲しい!
絢/俺かよ!? せっかく【感情】を結んだのに『情報共有』発生しねーじゃねーか!(笑)
蘭/はーい、シーン表を振りまーす。2D6よいしょっと!(ころころ)8でした。

 館シーン表8『食堂。染み一つないテーブルクロスに覆われた長い食卓。その上には年代物の燭台が花で飾られている』

蘭/まだ朝食を食べてるのか!?(笑) ……そうだ、ランチにしよう。せっかくなので賑やかしとして他のPCも登場しますか?
ウルリヒ/行く行くー。このビュッフェが他のお客様の様子も見えるしねってことでまた偶然会います。
木ノ葉/私も行きましょう。……二度寝をして、おはようございますってやってきます。自堕落!(笑)
蘭/優雅な朝ですねー(笑) 欄はランチをもぐもぐ食べてますよ。
絢/ご飯を詰めるだけ頬に詰めておきます! 食べられるだけ食べます!
蘭/まだ今日を含めて3日間もあるのに……(笑)
木ノ葉/今までのお仕事で頑張ってきたんですから、この5日間はゆっくりダラけてもいいんですよ?
絢/……木ノ葉さんは誰かを買う予定は無いんですか?
木ノ葉/実は私……一晩だけ買うことはあっても、身受けしたことは一度も無いんですよ。一人が気楽なもので。
蘭/へー。
ウルリヒ/人を一人囲うにも、維持費が掛かりますからね。
蘭/維持費……。ウルリヒさんはさすがお仕事で来ていらっしゃるだけありますね。
ウルリヒ/いえいえ。業者によってはここでジュエルを買って、別の場所に転売する方もいらっしゃるようです。ここに出品されているジュエルは素材としても逸品ですから。
木ノ葉/料理人がジュエルを買っていったときは、さすがに用途が判りやすすぎて笑っちゃいましたね。
蘭/絢。これが社会だ。
絢/嫌な社会だなぁ!(笑) 今食べているお肉は何なんですか!? 人肉じゃないですよね!?
ウルリヒ/メニューには松坂牛って書いてありますよ。
絢/松坂獣とかじゃないですよね!?
蘭/松坂の獣って何だ(笑) ここはちゃんとしたレストランですから、パンフレットには「私が作りました」って農家の顔写真がありますよ。
絢/この人が原料ですか!?
蘭/違う違う! からかいすぎた!?(笑)
木ノ葉/そういうのが食べたい気分になったら下の階にあるレストランへ案内してあげるわ。
絢/実際そういうお店あるんですかー!?(笑)
蘭/では……ローストビーフを食べながら【知覚】で絢の【秘密】を得る判定をします。いっぱい喋ったもんね!(ころころ)良い出目だ。達成値15で成功。
GM/PC2・蘭は、PC1・絢の【秘密】を入手します。どうぞこっそりPC1の【秘密】をお読みください。
蘭/はーい。(PC1【秘密】を読む)……よく判った。彼が迷える子羊だということが。
絢/その通りすぎる。
ウルリヒ/一体何が判ったって言うんだ(笑)
蘭/……知ってる? 序盤に良い人だったキャラってさ、後半で……。
絢/フラグ立てないで!(笑)


 ●ミドルフェイズ1−3/木ノ葉1回目 〜牽制〜

木ノ葉/よろしければウルリヒさんの【感情】を結びます。シーン表を振っちゃいますね。(ころころ)5でした。

 館シーン表5『階段でふと足を止めた。何者かが足音を近付かせてくるようだ』

木ノ葉/階段でウルリヒさんとバッタリ出会いましょうか。……おや?
ウルリヒ/ランチで別れて、午後に船内で詮索しているところに再会しましょう。今日はやけに会いますね。
木ノ葉/こんなに広くて人も大勢乗っているというのにね。
ウルリヒ/まあ、我々のメインイベントは夜ですから。昼はあまりやることもありませんし。
木ノ葉/それもそうですね。あの子達は随分楽しそうにしているようですけど。
ウルリヒ/若々しいですねぇ。まさか未成年でここに来るとは。しかも全く事情を知らないときたから危なっかしいにも程がある(笑) 売られて来たのではないだけマシですかね。
蘭/絢はいつか攫われて売られる展開もあるんじゃない?(笑)
GM/売られなくても買いにくる人がいるかもしれないよ。スーパー攻め様の子安が「君のことが忘れられなくて……」と薔薇を持ってアプローチしてきたり。
ウルリヒ/あっちでBLCDが再生されてるぞ!?(一同笑) ジューエラーとして上船したら逆にジュエルとして売り出されていたっていう話もザラにありますが……。
木ノ葉/カジノで使い過ぎるとありうるケースですね、体で返すしかなくなるパターン(笑) たまに夜にそういった感傷的な話を聞くのも面白いですよ。
ウルリヒ/それを良い趣味と言っていいのか、悪い趣味と言うべきなのか。……私は買ったものにさほど感傷は抱きませんので。使えれば使うし、使えなければ使わないだけです。
木ノ葉/なるほど。貴方がもう少し感情的な人だったら七海さんはあんなことにならずに済んだかもしれませんね。
ウルリヒ/ビジネスに感情は持ち込まない主義なんです。
木ノ葉/正しいです。……のらりくらりと話をして、【反射】で【感情】を結びます。(ころころ)達成値14で大丈夫です。
GM/【感情】を結んだので、お互い1D6を振ってください。
木ノ葉/(ころころ)2でした。シンプルに『友情』にしておきます。この船限定のお友達って感覚で。
ウルリヒ/(ころころ)4。うーん、『忠誠』か『侮蔑』かぁ……難しいな。
木ノ葉/この船にいる人は、みんな違ってみんなクズなので『侮蔑』でもいいのでは?(笑)
蘭/自分と価値観が合わないという意味での『侮蔑』とか?
ウルリヒ/ちょっと『忠誠』とは違うと思う。機会があったら上書きしたいけど、とりあえず今は『侮蔑』にします。


 ●ミドルフェイズ1−4/ウルリヒ1回目 〜大山の商売〜

ウルリヒ/最後は私のターンですが……やっぱり自分は大山さんの【居所】が欲しい。欲望に忠実に生きようと思う!(笑)
GM/マジすか。GMが言うのもアレですが、もっとやってもいいことあると思います。
ウルリヒ/あるけど! 大山さんが気になり過ぎて! 安心したいんです!
蘭/大山さんの何か情報を手に入れて安心したい! 手元に大山さんが欲しいよ!(笑)
ウルリヒ/シーン表を振ります。(ころころ)8でした。
GM/さっき館シーン表8の『食堂』が出たので……都市シーン表の方を見ますか。

 都市シーン表8『劇場。照明は落ち、貴方達以外の観客の姿が……』

絢/『タイタニック』を観よう。
ウルリヒ/なんで船で船が沈没する映画を観なきゃいけないんだよ!? 縁起悪いな!(笑) 木ノ葉さんと別れた後、劇場を観に行ったらたまたま大山さんがいたことにします。
蘭/冷やかしに蘭も登場していいですか?
絢/あまり大山さんには会えてないので、絢もシーン登場したいです。一緒に映画を観にきました!
ウルリヒ/いいよ、おいで。今なら『ダイハード』とかやってるよ。
木ノ葉/それなら『ジョーズ』も入れておいてください。
GM/なんだこのラインナップ。『ポセイドン』と『セプテントリオン』でもやっといてください(笑) ウルリヒさんと会った大山は「お楽しみいただけているなら何より!」とご挨拶します。「昨晩からうちのスタッフがお客様に粗相があったようで、失礼しました」
ウルリヒ/内情のことには口を出すようなものではありませんので。……そうだ、絢くんと蘭さんの方を見て、大山さんにお願いしてみよう。彼らはこの船のことは初めてだというので、館長からレクチャーしてもらうことはできますか?
蘭/凄くビシッとします。
絢/ぴ、ぴしっ!
GM/「ほうほう? では今宵のイベントですが……」と大山は営業トークをし始めます。軽快な口調と優しい笑顔を聞いていると「一人ぐらいお持ち帰りしちゃおっかな!」って気分になってきます。
ウルリヒ/さすが大山さん。大山さんの商品なら安心ですよ。よく判らないフォローを入れます(笑)
絢/あ、安心なんですか? 凄く良い商品なんですね?
GM/この五日間のイベントは販売メインだけど、大山は調教や改造も受け付けてます。「この奴隷を自分好みに調教してほしい」という注文があったら気軽に言ってね。彼は一流の調教師だから。連絡先を交換しましょう。
ウルリヒ/自分はその交換に応じていた……ということで、【理知】で【居所】を得る判定をします。(ころころ)12で成功しました。
GM/おめでとうございます。NPCの【居所】をゲットしたウルリヒさんは、大山さんを味方として操作できるようになりました。
蘭/す、凄いなー!
木ノ葉/ハッキリ言って大山さんは怖い!(笑)
GM/【居所】は貴重な情報の一つです。他人に譲渡することもできるので、駆け引きの道具としてお使いください。他人に「大山さんが味方」という権利を渡すこともできるのです。共有はできません。それでは……ウルリヒさんは大山さんのデータを見ることができます。(ウルリヒにキャラクターシートを渡す)
ウルリヒ/(キャラクターシートを読む)…………。ぷ、ぷくくくく……。
木ノ葉/え? めっちゃ笑ってる……?
ウルリヒ/キャラシの職業欄に「優しいおじさん」って書いてある!(一同笑) せやな、優しいおじさんだね。優しすぎるから注意してね!
GM/あと注意してほしいことがあるのですが、大山さんだけは他のNPCと違って自主的な行動権を持っています。たとえ味方でもPCの意向に沿わない行動をする場合がありますので、ご覚悟ください。
ウルリヒ/判りました。この行動は中の人の安寧のためなので理解しています。手元に大山さんがいるという謎の安心感、プライスレス!(笑)


 ●真夜中シーン1回目

GM/楽しい時間になって参りました、夜です! 真夜中シーン票の記入をお願いします。
絢/どうしよっかなー! 怖いよー!(笑)
蘭/本当にどうしようかな……誰をどうこうしよう……?

 全員の真夜中シーン票を回収。

GM/これからGMは結果をお教えします。誰が誰を襲ったかは判りませんなので、襲撃があったかの事実だけをお伝えします。

【真夜中シーン1回目の結果】
 絢が【襲撃】されました。20点の物理ダメージを受けます。
 ウルリヒが【襲撃】されました。20点の物理ダメージを受けます。
 一ノ瀬が【襲撃】されました。行方不明になります。
 三澤が【襲撃】されました。行方不明になります。

木ノ葉/絢くんとウルリヒさんが【襲撃】された!?
蘭/ど、どこから襲われるか判らないって怖いね……?
ウルリヒ/20点ダメージを受けたか、キツイな! しかも……一ノ瀬と三澤が襲撃!? こういうのもアレだが、アドベンチャーゲームで真っ先に死にそうな2人がいなくなったな!(一同笑)
蘭/確かに(笑) 2人とも判りやすいキャラでしたからね。
GM/せっかくなのでちょっと描写をしていいですか? 偶数が出たら絢くん、奇数が出たらウルリヒさんのシーンをします。(ころころ)奇数だったのでウルリヒさん。何者かに襲撃された訳ですが、一体誰が自分を襲ったのか判りません。
ウルリヒ/こんな仕事をしているから、覚悟はしていたが……イテテ。
GM/3日目、朝の船内で……偶然通りすがりの二宮に会ったことにしましょう。彼も能力者なので負傷をしたウルリヒさんをすぐに察したことにしてください。「あ、あの……大丈夫ですか?」
ウルリヒ/曖昧に笑います。ちょっとヘマをしましてね。ここの船に乗っている方々なら商売敵に会うこともありますから。
GM/「スタッフの方々がお客様がいなくなったと話をしていました。どうか気を付けてくださいね」 ということで二宮がウルリヒさんに、そして他のPC達にも他のNPCの口から「一ノ瀬と三澤がいなくなった」ということを知ってください。
ウルリヒ/お客様に危害が遭ったなら、我々に情報を開示するのがスタッフの役目だろうしね。
GM/ちなみに、なんで2000年初頭が舞台なのかというと……大山さんが逮捕されていない『機関解体事件』前という理由もありますが、「SNSが発達してない時代」にしたかったからです。ツイッターで「監禁なう」とか「襲撃なう」って呟かないようにね(一同笑)
絢/100%近い人が携帯電話を持っている時代だと、すぐに助けが呼べますしね。ネットにも書き込みができるし。
蘭/今頃街には『LOVEレボリューション2001』とか流れてるんだ……うぉううぉう(笑)
GM/ということで、早速ミドルフェイズ2を始めていきましょう!


 ●ミドルフェイズ2−1/絢2回目 〜超秘密〜

絢/蘭の【秘密】をゲットしにいきます!(ころころ)またシーン表が8だ。
GM/それだと『劇場』か『食堂』になるね。
蘭/朝だからご飯を食べに行こうか。今朝はビュッフェじゃなくて和食でも食べる?(笑)
絢/そうしよう! ということで良いお店に入りましたが俺には事情がございまして……めっちゃ襲撃されちゃいましたよ。
蘭/この船で襲撃ですか。夜這いとかされたんじゃなくて?
GM/あの子安が「オレのモノになれ……何故オレのモノにならないんだ、お前は……面白い奴め!」って?
ウルリヒ/そりゃ子安が襲ってきたら20点ダメージぐらい受けるわな(笑)
蘭/もしかしたら吸血鬼が本当に乗っているのかもしれない……なんてね。それより子安に襲われたって本当? 
絢/襲われたけど子安には襲われてませんよ! 多分!
木ノ葉/もしかしたら絢くんが誰かを襲っている可能性もありますよ。
蘭/でも君、童貞だよね?
絢/何故そっちの【秘密】を知っている!?(一同爆笑) ええい、もう【反射】的に童貞の会話を遮って【秘密】ゲットしてやるー!(ころころ)ぴったり9で成功です!
蘭/ぴったり9じゃしょうがないなー。PC2の【秘密】あげるよ。
GM/童貞のPC1さんはPC2の蘭さんに【秘密】を渡してあげてください。
絢/まだ俺、何も言ってないですよぉ!?(PC2【秘密】を読む)……ですよねぇー! 超判ってたー! マジ【秘密】ウケるんですけどー! もうぉー!
木ノ葉/なんだか絢くんがヤケクソに笑っているんですが……(笑)
蘭/いやいや、ここは僕と仲良くやろ?
ウルリヒ/仲良くできるんですか?(笑) ……『感情共有』が発生しないからあの2人だけで情報が止まってますねぇ。なんとかしないと。
絢/どうしよっかなぁー!? くっそー! 颯爽とシーンを終わりにしたいと思いますー!


 ●ミドルフェイズ2−2/ウルリヒ2回目 〜交換条件〜

ウルリヒ/今度は私が先に動きます。シーン表は……(ころころ)11でした。

 館シーン表11『図書館。古今東西の名著が、ぎっしりと棚に並べられている』

GM/船の中の図書館か……本や雑誌がいっぱいある休憩スペースですかね?
ウルリヒ/そこがいいですね。目的は、蘭さんを引っ張り出して交渉したいです。
蘭/ほう、交渉ですか?
ウルリヒ/判定でやりたいことは、木ノ葉さんの【秘密】を手に入れたいです。
木ノ葉/うえっ!? 私ですか!?(笑)
ウルリヒ/休憩スペースにいた蘭さんにお話をしましょう。そちらはどうですか? なかなか私も仕事である仕入れが進まなくてですね。
蘭/実はわたくしもでして。……なにぶん依頼人の注文が難しくって。探し屋といえど探しづらいものを探していますから。
ウルリヒ/レア探しは面倒くさいですよね。知ってますか、10連ガチャのSSR排出率は1%ですよ。
蘭/たった1%かー! せちがらい世の中ですねー! (笑)
ウルリヒ/オークションが始まって今夜で3日目です。ここで2人で足踏みをしているより少し手の内を明かすというか……お互い持っている情報を明かしませんか? 具体的に言うと、大山さんの【居所】をあげるからPC1の【秘密】くれない?
絢/えええーっ!?(笑)
ウルリヒ/大山さんの【居所】と交換しよ。いざというときの責任者の安心感はパないぞ!(笑)
蘭/もし何か自分にあったら一番に救命してもらえそう(笑) けど絢くんの【秘密】か……僕、あまり絢くんのこと知らないんだよな。
ウルリヒ/えぇー? またまた、本当でござるかぁー? 最近習った日本語です。
蘭/どいつからだよ!? ……ドイツだな、ごめん!(一同爆笑)
ウルリヒ/今の天然なの!?(笑) では蘭さんに大山さんの【居所】を渡します。これでどうでしょう?(蘭に大山のキャラクターシートを渡す)
GM/ウルリヒさんが大山の【居所】を蘭さんに譲渡しました。この先、大山は蘭さんの味方をするようになります。
蘭/わあ、大山さんのキャラシだー! どれどれー?(大山のキャラクターシートを読む)……ぶっ! 本当に職業欄に「優しいおじさん」って書いてある! あと特技が凄い!
絢/何が凄いんだ!?(笑)
蘭/ほうほう、これは確かに安心感……。ありがとうございます。それなら僕も、PC1の【秘密】をウルリヒさんに渡します。
ウルリヒ/交渉成立だな。……ちなみにウルリヒは木ノ葉さんと【感情】を結んでいるから、『情報共有』が発生して【秘密】が全公開になる。
絢/お、俺の【秘密】が全公開じゃないですかぁ!? 早いよー!
蘭/PC1の【秘密】だしさ、一番最初に明かしておかないと。まずみんなが気になりますところからね! 全公開だから読み上げていこうかー。

 【PC1:籠原 絢の秘密】
 君は、グリッター号で発生する行方不明事件を解決するために送り込まれた教会のエージェントである。
 この船には巨大な誘拐組織の一員が入り込み、乗員した者を無力化し攫って奴隷にしている。
 君はその魔の手から人々を救うためにこの船に乗り込んだ。
 君の『本当の使命』は、「行方不明事件の背後にいる犯人を1人でも、自分の手で戦闘不能もしくは死亡させること」だ。


GM/PC1の正体は「絶対殺すマン」です。
ウルリヒ/うわー、そりゃキャラメのときに「火力が欲しい!」って言いますわ!(笑)
蘭/火力はみんな欲しいよね、欲しくない火力は無いよ(笑)
木ノ葉/ということは……船に乗りなって言ったおじさんも、教会のエージェント?
絢/はい。おじさんはおじさんでも、教会の上司のおじさんですね。
ウルリヒ/彼は教会のエージェントだったんですか。教えてくれてありがとうございます。そうですか、あの人畜無害そうな青年が……。
絢/ですが俺、マジで人畜無害なんですよ。何も判らずに船に乗り込みましたので。犯人の検討ぐらい教えてほしかったよ、おじさんー!(笑)
木ノ葉/「オレ達にも判んねーからそこんトコ調べてきて! よろしこ!」ってやつだな(笑)
ウルリヒ/彼にも事情があるんでしょうねぇ……(笑) ではウルリヒは、このシーンのメジャーアクションで【理知】を使って木ノ葉さんの【秘密】を手に入れようとします。(ころころ)達成値13で成功しました。
GM/無事成功ですね。それでは、PC3・木ノ葉の【秘密】を入手できます。どうぞお読みください。
ウルリヒ/はい。(PC3【秘密】を読む)……ほうほう、ほうほう? ふーん? うーん?
蘭/唸ってる? 悩むぐらいならください。
ウルリヒ/…………。ちょっと待ってほしい。
蘭/いつ?
ウルリヒ/具体的に答えろと?(笑) ……3ラウンド目まで。吟味したいから。
蘭/次までですかー? ……判りました、次のシーンまでお楽しみにしていますね。
ウルリヒ/すまないね。そしてシーンの最後に、自分のホムンクルスと『契約』します。ホムンクルスをマスターに、ウルリヒをサーヴァントにします。
GM/了解です。ウルリヒさんはお互いのキャラクターシートの契約欄に名前を書いておいてください。
絢/そのホムンクルスの右目ってやっぱり良い声で喋るんですか。子安? 子安!?
ウルリヒ/体の中に子安声があるのは嫌だよ!(一同笑) ……そうだ、蘭さん。せっかくなら私と『契約』しちゃいます?
絢/えっ、でも【秘密】が判ってない状態での『契約』は怖いと思いますけど……? 【秘密】によっては「令呪ください!」「嫌です!」ってやり取りもありうる訳ですし!(笑)
蘭/けど敵か味方か50%の確率だしね。(暫く相談して)……そうだな、面白いですし良いですよ。じゃあウルリヒさんがマスターでOKです。
ウルリヒ/相談の結果、ウルリヒがマスターで、蘭さんがサーヴァントになります。幕間でビジネスライクな契約書を交わします(笑) 利害がぶつからない限りはお互い協力関係ということで。
蘭/はい、了解です。契約しましたー!


 ●ミドルフェイズ2−3/蘭2回目 〜ジュエルの青年〜

蘭/蘭はこのシーンで五木くんに会いに行きたいです。彼の【秘密】を知りたいな。早速だけどシーン表を振りまーす。(ころころ)4でした。

 館シーン表4『美しい庭園。丹精こめて育てられたであろう色とりどりの花。そして、綺麗に刈り込まれた生垣が広がっている』

GM/おお、綺麗なシーン表が出た。船の中とは思えないぐらい綺麗な自然に囲まれた公園にやって来ました。
蘭/きっと草木が海風にやられないようにするため、植物園みたいになっているんでしょうね。庭園に偶然いた五木くんに声を掛けましょう。
絢/「花のように美しい男だ」って言ってほしい。
GM/スーパー攻め様の子安が言います。
蘭/どっかから朗読CDが流れてるぞ!?(一同笑)
GM/五木はジュエル、売り物なんですが非常に大人しく、言うことも聞く良い子なのでスタッフとして働いています。今は休憩時間で自由な行動を許されていますが、やはり首輪が巻かれており、いつでも手を出せるように名札に値段がしっかりと書かれています。
蘭/ほう、五木くんは良い子なんだね。……君、お花は好きかい?
GM/声を掛けた蘭さんの方を向く五木。「……何か御用ですか」
蘭/君と同じようにぷらぷらしていただけだよ。ここは好き?
GM/複雑な顔をします。「……ここでの生活が好きなように見えますか」
蘭/うーん、でも路地裏でゴミを食ってるよりはラクだからここの生活は素敵なんじゃないかな。人それぞれだけど。……斎賀みつきの声で言います。
GM/ヒュー、クールな声だ!(笑) 五木は人と接触したくない雰囲気を出します。ですが蘭はジューエラーでお客様なので失礼に値しないよう振る舞っています。
蘭/まあまあ、ちょっとお話をしよう。ベンチに座ります。……僕が知りたいのはね、今夜君が空いているかってことだ。今日は君を買うよ。
絢/おっ!?
GM/「……はい。ありがとうございます」 かしこまって言う五木の顔は、感謝よりも複雑な顔だ。何か思うことがあるのでしょう。
蘭/夜の時間帯に移行します。と言ってもシーンは立てないよ。
ウルリヒ/なんだよ夜のシーンをやらないのかよ!? やることやんねーのかよ!?(笑)
木ノ葉/マツコ・デラックスなら「性行為かって聞いてるのよッ!?」って怒鳴られるとこですよ!(一同爆笑)
絢/外野のマツコさん、強い!(笑)
蘭/……僕はね、君の知っていることが知りたいんだ。2人きりの部屋で、ゆっくりと飲み物を飲みながら……陥落させていこうかな。その後にやることをやろう。ということで【知覚】で情報判定!(ころころ)達成値10で成功です。
GM/誘惑して話させるんですね。蘭さんに、NPC5・五木の【秘密】をお渡しします。
絢/『情報共有』で絢にも五木くんの【秘密】が流れます! ありがてえありがてえ!
蘭/はい、いっしょに読もうか。えーと……(NPC5【秘密】を読む)……へー!? なるほどねぇ!
絢/(NPC5【秘密】を読む)ふえええぇー!? そ、そっかぁ……えええ!?
木ノ葉/なんだかすっごく驚いてますね。「なるほど」って何でしょう?(笑)
蘭/えーと、今の自分がこの【秘密】を貰ったのなら……今日はこうするかな。やることはやりましょう、どっちが上か教えてあげて堪能するよ!(笑)
GM/大山さんから調教を受けてますのでどっちにも対応している五木くんです。アーンな夜を過ごします。
蘭/ベッドで五木くんを撫でながら……次のことを考えて、シーンを終わりにしましょう。
絢/ぱ、ぱふぱふだー……みんな本番してるぞぉー……(笑)


 ●ミドルフェイズ2−4/木ノ葉2回目 〜潜入〜

木ノ葉/他のNPCの【秘密】も抜きたいなー。交流の多かった六川さんにも行きたいしー、でもシンプルに大山さんも気になる!
ウルリヒ/汝の成したいことを成すが良い。あとは交渉材料に使えそうなNPCの【秘密】を手に入れるとかな。
木ノ葉/そうなると初登場NPCの情報は気になりますね。……それでは、六川さんの【秘密】を手に入れようとします。シーンの同行者には絢くんを指名したいです。
絢/俺ですか、やったー! シーンに登場します!
木ノ葉/まずはシーン表を振りますね。(ころころ)6!

 館シーン表6『割り当てられた部屋。ベッドは柔らかく、調度品も高級なものばかりだが……』

蘭/絢くんは六川さんと木ノ葉さんと一緒にベッドにいるの!? お姉さんに教えてもらうの!? 筆おろしなの!?(笑)
GM/PC1の【秘密】「君は童貞である」が全公開されたし丁度良かったんじゃない?
絢/勝手なことを!(一同笑) それはオープン秘密であって俺の秘密は「教会のエージェント」です!
木ノ葉/童貞を拡散情報みたいな扱いするな!(笑) 絢くん、私はこの船に起きてることを探ってみたいんです。ひとまずジュエル達の部屋に潜入するから来てくれません? 君も職業柄気になるでしょう?
絢/おおおっ、潜入ですか! いいんですか、俺は怪しい人ですけど?
木ノ葉/怪しさだったら私も負けてませんから大丈夫ですよ。ということで、2人でこっそり立ち入り禁止のジュエル達の部屋に入っていきます。関係者以外入っちゃダメなフロアーですが、そこは私に任せてください。
蘭/おー、自信満々でカッコイイー!
木ノ葉/職業がスパイですから。どんな所でもどんどんとセキュリティーを突破していきます。絢くんほど立派な仕事ではありませんけどね。
絢/わぁースゴイ! おぉースゴイ! えぇースゴイー!?(笑)
ウルリヒ/語彙力の無い教会エージェントだな、君は(笑)
木ノ葉/実は絢くんをパートナーに選んだのは理由がありまして。今から調べる情報は貴方にもお渡しする代わり、私に教えてもらいたいことがあるんですよ。私が知りたいのは、蘭くんについてです。
絢/いいっすよ全然オッケー。
蘭/すげえ軽く扱われた!?(笑) やーだー僕の【秘密】渡すのやーだー!
絢/お前だって俺の【秘密】売ったくせに!(笑)
木ノ葉/絢くんは話が早くて助かります。彼……いや彼女と言うべきですかね。私には≪見通す眼≫がありますので、服の下を透視できちゃうんです。彼女には謎が多い。だから知っておきたいんですよ。……ここは六川さんの部屋ですね。面白い、入ってみましょう。
絢/は、入っちゃっていいんですか!?
GM/六川の部屋を開けるとなんと着替えシーンでした。
絢/きゃあ!? ありがてえっ!
木ノ葉/絢くんを連れてパッと六川さんの部屋に入ります。後ろ手に扉を閉めて……【反射】で潜入したので六川さんの【秘密】をゲットします。(ころころ)達成値15で成功です。
GM/それでは無事成功した木ノ葉さんは、NPC6・六川の【秘密】を入手できます。どうぞ。
ウルリヒ/ウルリヒは木ノ葉さんと【感情】を結んでいるので、『感情共有』で私も六川さんの【秘密】を見ることができます。絢くんはきっと女の子の着替えを見てワーワーしてたから【秘密】の会話が聞こえなかった。
絢/俺、どんだけウブなんだよ!?(笑)
木ノ葉/ウルリヒさんもどうぞ、みんなで見ましょう。この【秘密】は絢くんに渡す気満々ですよ。とりあえず先に私から見て……(NPC5【秘密】を見る)……ううっ!?
ウルリヒ/(NPC5【秘密】を見る)……うーん!?
木ノ葉/え、ええっ……えっとぉ!? どうしようかな!?
ウルリヒ/こ、これはちょっと……うーん……やっべえな。語彙力が無くなるぐらいには、やべえ。
木ノ葉/え……あ……その……。絢くんに渡すのが悩ましくなってきた!
絢/えっ、そんな【秘密】なんですか?(笑) なんかのっぴきならない理由があるのは判りますけど……。
蘭/そんなに!? 僕の【秘密】より重要!?
木ノ葉/それは君の【秘密】を知らないから何も言えないな(笑) でも……今は判断材料に困る。……ごめん、絢くん。さっきの話は無かったことに……。
絢/まあ……ラッキースケベがあったからいいんじゃないかな。
GM/六川は木ノ葉さんにのみ身の上話をしました。話を終えた六川は、木ノ葉さんに期待しているような目をします。
木ノ葉/わあ、期待されてるな!? ……絢くん、先程の話は明日まで待ってもらえませんか? 申し訳ないです、無理矢理こんな所まで引っ張って来たというのに。
絢/いいよ、全然。何か事情があったみたいだし。
木ノ葉/……今回の事件、思ったよりも闇が深そうです。ということでこれで私のシーンを終わりにします。
GM/シーンの最後に、GMは六川の【秘密】を見た木ノ葉さんとウルリヒさんに『ある確認』をします。
蘭/『ある確認』?
ウルリヒ/六川さんの【秘密】には「ある行動ができる」と書かれていて、それをするタイミングが「シーンの最後」なんだ。【秘密】を見た人は特別な行動ができるようになるんだよ。
GM/そうです。ではどなたかその行動をしますか?
木ノ葉/えっと……木ノ葉は遠慮しておきます。
ウルリヒ/……ウルリヒは、『とある行動』をします。選んだ内容は『1つ目』です。
GM/かしこまりました。ウルリヒさんは六川の【秘密】に明記された『とある行動』に成功し、『1つ目』のボーナスを獲得しました。
絢/な、何をしてるんだ……こえー(笑)
木ノ葉/絢くん。【秘密】が渡せなかったですけど……私と『契約』しませんか? もし貴方が怖いと言うのなら私がサーヴァントでもいいですよ。
ウルリヒ/「サーヴァントでもいいですよ」という言葉の重み!(笑)
絢/な、なんというか……俺、今めっちゃ疑心暗鬼ですからね?(笑) 嬉しい申し出なんですけど、貴方がしたように俺も保留でいいですか?
木ノ葉/……ふふ、そうですね。では気が向いたらよろしくお願いします。
絢/……大人の世界って何なんだろうな(笑)


 ●真夜中シーン2回目

GM/それでは2回目の真夜中シーンのお時間になりました。皆さん、真夜中シーン票に記入をしてください。
木ノ葉/楽しい時間だ! 猿みたいに騒ぐ!(笑)
蘭/ウキャキャウキーッ!(笑) 今度はどうしよっかなー!
絢/襲撃するときって、みんなで黒い全身タイツを着たりするのかな?(笑)
ウルリヒ/誰に襲われたか判らなくしなきゃいけないんだし、全身タイツは義務化しないとだな(笑)

 全員の真夜中シーン票を回収。

GM/……はい。皆さんの結果を回収した結果、2日目に『とあるイベント』が発生しました。そしてある複雑な処理が起こるんですが、ルールに則った結果をお伝えします。

【真夜中シーン2回目の結果】
 二宮が【襲撃】されました。行方不明になります。
 五木が【襲撃】されました。行方不明になります。
 四ツ谷が【襲撃】されましたが、朝に発見されます。
 一ノ瀬が行方不明でしたが、朝に発見されます。
 七海が行方不明でしたが、朝に発見されます。


木ノ葉/わあっ!? 一ノ瀬と七海が帰ってきた!?
ウルリヒ/おかえり!? 帰ってくることがあるんだね!?
GM/はい、なんと一ノ瀬が行方不明ではなくなりました。四ツ谷も本日【襲撃】されて行方不明になるところだったんですが、とある理由で発見されます。
蘭/今日はPCにはノーダメですね。でも……一ノ瀬、一体何があったんだ!
絢/い、一ノ瀬さん、真っ白くなって帰ってきたんですかね!?(笑)
ウルリヒ/実質いなくなったのは二宮と五木だけか。……そして、三澤だけが戻ってこない(笑)
木ノ葉/帰ってこない三澤! 一体彼はどうしてしまったんだ!(笑)
GM/それではPC達は翌日、残っているNPC達から「二宮と五木がいなくなったこと」「一ノ瀬と四ツ谷と七海が一時行方不明になったけど発見されたこと」を教えてもらってください。
絢/な、なんだってー!?
GM/なお、一ノ瀬と四ツ谷は犯人の顔は見てないとのこと。命にも別状は無いようです。ですが七海だけは重症で発見され医務室に隔離されています。だから相変わらず七海の【居所】や【秘密】は無いという扱いでシナリオを進めてください。
絢/俺は行方不明事件を追いかけてきたんだけど……解放される人もいるんだ。良かったー。
木ノ葉/けど新たに襲撃された人もいるんですね。
絢/まだ行方不明になることもあるなら、終わったとは言えないな。ていうか船の中、慌ただしすぎだろー!(笑)