クトゥルフ神話TRPG・リプレイ
■ 『 狂気山脈 』 1ページ ■
2022年6月27日




 ●プリプレイ

プレイヤー1・マーサー/映画化が決定している『狂気山脈』が上映されてネタバレを踏む前にぜひプレイヤーやりたいです! セッションやらせてください!



 クトゥルフ神話TRPG 『狂気山脈』
   シナリオ製作者:FORESTLIMIT Publishing 様 シナリオ掲載サイト



 ニュージーランド航空の南極飛行観光旅客ジェット機が謎の失踪を遂げた。
 南極調査隊の必死の捜索の末、旅客機の無線信号が途絶えた座標の先には、未知の巨大な山脈が立ちはだかっていた。前人未踏のその山脈は、最高高度が海抜10300mにも達する、エベレストを越える世界最高峰であることが明らかになった。
 誰が呼んだか、『狂気山脈』。
 そのあまりに暴力的な山嶺に、今、無謀にも挑もうとするものがいる。果たして、神々の頂の上で、探索者たちが出会うものとは。




ピロ→KP/真夏並みに暑くなってきた今日この頃、皆さんには南極大陸の山に登って頂きます。涼しいね!
プレイヤー1・マーサー/やったー! クーラーがんがんに効かせて遊びます!

 ●ハンドアウトの選択
 各探索者にハンドアウトが1つずつ配られる。ハンドアウトは全部で6つ。そのうち3つを選ぶことになる。
 プレイヤー間で相談しあって、ハンドアウト番号の数字が重複しないように選択すること。

プレイヤー1・マーサー/ハンドアウト1A「孤高の人 ミッション:山頂に立つ」を選択。
 君は登山家だ。それ以上でも以下でもない。
 君が山の頂を目指すのは、そこに山があるからだ。
 前人未踏の世界最高峰、君がそこを目指さない理由がない。

プレイヤー2・イガ/ハンドアウト2B「最後の生き残り ミッション:第一次登山隊全員を見つけ出す」を選択。
 君は第一次登山隊として、狂気山脈に挑むはずだった。
 しかし、登山開始直前に体調を崩し、チームから脱退してしまったのだ。
 第一次登山隊帰還者0の報を受けたとき、君は決意した。
 彼らを見つけ出し、その無念を晴らすことを。

プレイヤー3・トモ天丼/ハンドアウト3A「伝説の見届け人 ミッション:伝説的登頂の記録を残す」ハンドアウトを選択。
 君は記者、あるいはカメラマンだ。
 君はかねてより目をつけていたクライマーがいた。それはハンドアウト1だ。
 奴は、前人未踏のの伝説を成し遂げようとしている。その伝説の見届け人になること、それが君の目的だ。

プレイヤー2・イガ/10300メートルって、エベレストを越える山なんだ……。
プレイヤー3・トモ天丼/ガチ登山家を作らないとダメなシナリオだ。
KP/頑張って登って生きて還ってきてね!


 武尊 恋色(プレイヤー名:マーサー)
 職業タイプ:[登山家]
  STR:12  CON:14  POW:13  DEX:13
  APP:17  SIZ:11  INT:14  EDU:15
  HP:13  MP:13  SAN:65
  アイデア:70  幸運:65  知識:75
  ダメージボーナス:+0  不定領域:52
 回避:80  キック:30  応急手当:70  聞き耳:80 精神分析:61  追跡:60  登攀:85  目星:80  跳躍:60  ナビゲート:41  オカルト:15
 職業:登山家  性別:女  年齢:21  身長:しっかり  体重:がっしり  出身:群馬  髪色:金  瞳色:茶
 持ち物→アイゼン、ピッケル、登山グッズ、折り畳み座布団、食糧、スマホ・モバイルバッテリー、使い捨てライター、折り畳み傘、ミニ浄水器、ファイヤースターター、ビクトリノックス

▼武尊 恋色(ほたか・こいろ)の設定
 留年してる系大学生。旅行系動画配信者。
 子供の頃からチャリでのお出かけ、18歳にバイク免許を取ってからはツーリングが好きで、それらの記録を残すためにブログ・SNS・動画配信を始めた。日記をつけるように自分の旅を世界のみんなに見てもらっている。
 人気は中堅。条件的に自分に可能な「世界最高峰の山に最年少・女性での参加達成」を目指している。「達成したらカッコイイし凄いよね〜!」ぐらいの考え。
 旅行好き・さっぱり系の女子。深いことは考えず、落ち込むけど落ち込むだけじゃいられない、乙女ゲーの主人公的な女の子。


 苗場 迅(プレイヤー名:イガ)
 職業タイプ:[登山家]
  STR:14  CON:15  POW:13  DEX:15
  APP: 9  SIZ:15  INT:17  EDU: 8
  HP:15  MP:13  SAN:65
  アイデア:85  幸運:65  知識:40
  ダメージボーナス:+1D4  不定領域:52
 回避:55  キック:32  応急手当:60  聞き耳:70  追跡:33  登攀:70  目星:70  跳躍:80  ナビゲート:80
 職業:登山家  性別:男  年齢:34  身長:188cm  体重:80  出身:埼玉  髪色:黒  瞳色:黒
 持ち物→アイゼン、ピッケル、登山用具、携帯端末、食糧

▼苗場 迅(なえば・じん)の設定
 第一次登山隊の生き残り。
 送り出す会(食事会)に出席したら体調を崩し、寝込んでたら出発した仲間を失ってしまった。
 小学生のときから両親の趣味で登山や遠足に連れて行ってもらったり、高校は登山サークルが無かったので、飲みサー=ビリヤード愛好会(みんなでキャンプやバーベキューが好きだったので頻繁にしていた)に身を置いたが、やっぱりアウトドアが好きだと成人してからのめり込んだ。
 本格志向。半ば諦めている仲間の消息を掴み、満足して山を下りたいと思っている。


 諏訪上 潤(プレイヤー名:トモ天丼)
 職業タイプ:[登山家]
  STR:16  CON:14  POW:17  DEX:15
  APP: 8  SIZ:17  INT:16  EDU:15
  HP:16  MP:17  SAN:85
  アイデア:80  幸運:85  知識:75
  ダメージボーナス:+1D6  不定領域:68
 回避:50  キック:35  聞き耳:65  写真術:80  精神分析:51  追跡:50  登攀:70  目星:65  跳躍:75  ナビゲート:70  地質学:51
 職業:登山家  性別:男  年齢:34  身長:180cm  体重:71kg  出身:長野  髪色:黒  瞳色:黒
 持ち物→アイゼン、ピッケル、登山グッズ

▼諏訪上 潤(すわがみ・うる)の設定
 恋色が登頂するのをサポートするカメラマン。
 本職・趣味はカメラ。アウトドア趣味も昔からあり、登山経験も多い。プロの登山家ではないが難易度の高い登山にも挑戦できるほど、趣味に打ち込む力は誰にも負けない。
 正体は恋色のファン(おっかけ。ストーカー)。恋色の配信を欠かさず見ていて、お近づきになりたいがために(少しだけ心得があった)登山を始めた。推しの舞台を間近で見るためにスタッフになったようなもの。正攻法で付き添い取材メンバーになったので悪いことはしてない。



 ●オープニング、登山隊の結成

 オーストラリア某所。登山道具が所狭しと壁にかけられたロッジの中、暖炉がパチパチと音を立てて部屋を温めている
 白髪の老年男性を中心として、6名がその場に集まっている。いずれも、色とりどりのウェアを来た登山家たちだ
 「皆、集まってくれてありがとう。僕は
ケヴィン・キングストンだ。イニシャルをとってK2と呼んでくれると嬉しい。もちろん、イニシャルに恥じないよう、K2は単独で登頂している。今回、パーティのリーダーを務めることとなった。よろしく頼むよ」

KP/K2(ケーツー)というのは世界最高峰のことですね。自身のイニシャルと、世界最高峰にかけたあだ名です。あだ名通りK2を単独登頂しているベテランアルピニストです。
プレイヤー3・トモ天丼→潤/ガンダムみたいでかっこいい。
プレイヤー1・マーサー→恋色/それは意味判らんがかっこいい(笑)
KP/「今回のパーティはここに集まった6名だ。初対面の者も多いだろう」
恋色/6人。犠牲者いっぱいですね!
KP/犠牲者言うな(笑) 「ガンダムとやらは不勉強で分からないんだが、まずは自己紹介をしてくれ」 という訳で、DEX順に自己紹介ターンです!
プレイヤー2・イガ→迅/DEX15だから最初をいただきます。苗場 迅です。日本人で、34歳。ハンドアウトを読み直したら登山者でいかないとヤバそうだったので今さっきガチ登山家設定になりました(一同笑) でも実家が民宿を開業してます。
恋色/民宿やってるんですか! そして山が趣味、いいなあ!
KP/民宿やってる登山家ってそれっぽくて良い。まあ、登山家は登山家一本じゃ食っていけないので(笑)
迅/この戦いが終わったらうちに遊びに来てね。
KP/フラグを立てるな!(笑)
潤/いつでも殺人事件の現場になっても安心の民宿だ(笑)
迅/そんな俺なんですけど、第一次登山隊で参加する予定でした。でも直前に体調を崩しちゃってチームを抜けさせてもらって……第一次登山隊の話は、皆さんご存知だと思います。……帰還者0。
恋色/……うん。
迅/今回自分は、第一次登山隊のみんなを見つけられたら、って思っています。もちろん本来の登頂を目的として。皆さんのご迷惑にならないよう気を付けます。頭の片隅にでもおいといてくれれば。お願いします。頭を下げます。
KP/「ああ、君の決意は十分に理解した。君の仲間も見付けられるよう、僕たちも協力しよう」 黒髪の女性も肯定するように頷きます。金髪の男は「ふーん」といった様子。ではお次の方、潤さんどうぞ〜。
潤/……どうも。すわがみ、うる、です。
恋色/名前の読み、ジュンじゃなくてウルなんですね。
潤/うる、です。カメラマン、やってます。この度は、武尊恋色ちゃんの取材で、同行します。彼女の登頂の取材で、カメラマンとして、参加します。
恋色/私が武尊恋色でーす。
潤/武尊恋色ちゃんの取材ではありますが、しっかりと今回の登頂の記録を取らせてもらいます。しっかりと後で公開する予定のこと話しますね。
恋色/後でドキュメンタリー映画とかになるのかな?
潤/そんな感じ。写真や動画や色んな同行の記録を取ったりする。プロのカメラマンです。
KP/K2は「記録を取ってもらえるのはありがたいね。後の挑戦者の参考にもなる」と言い、金髪の男が「それはいい! 俺の活躍が世界に見てもらえるな! 是非アンタには生きて下山して欲しいもんだ」と言います。
迅/この金髪、お調子者か?(笑)
KP/っぽいですね。隣の女性は彼の発言にちょっと眉を顰めたりしています。
迅/プロのカメラマンってことは、カレンダーの写真とか撮ってそう。
潤/写真素材とか作ってる。
KP/同人オタクなので素材集、ありがてえ(一同笑)
潤/真面目にカメラマンとして自己紹介します。不真面目に自己紹介すると……<幸運>で振ってください。武尊恋色ちゃんだけはマイナス50%で。
迅/<幸運>!?(ころころ)39、成功。
恋色/<幸運>−50されたら15しかないんだが!?(ころころ)93、見事に失敗です
KP/(ころころ)15……おっ、金髪の男が成功したわ。
潤/幸運的にも成功した人は判ります。潤は武尊恋色ちゃんのストーカーです。気付いた貴方はSANチェックです。
恋色/幸運的にも!?(笑)
KP/不運では!? 気付いてしまった金髪の男はドン引きした顔になります(笑・ころころ)40でSANチェック失敗しちゃった!(笑)
迅/恋色ちゃんの取材だからやっぱ恋色ちゃんよく映すな〜……ん?(ころころ)10、成功(笑)
潤/恋色ちゃんのガチ恋勢です。カメラマンとして恋色ちゃんに近づいて色んな写真を撮ります。カメラマンは嘘じゃないんで。
恋色/配信者ガチ恋勢か(笑)
迅/ガチ恋でここまで来るとかスゲーな(笑)
KP/ガチ恋のあまり南極まで同行するのはもう愛なのでは?(笑) では、そんなストーカー被害に遭われている方……。
恋色/<幸運>90以上で失敗してストーカーには気付いていない武尊 恋色です。コイロって呼んでください! 今年で21歳になりました! ここでは最年少かな?
KP/迅さんと潤さんが34歳。金髪が28歳、黒髪女性は34歳ですね。K2は登山家としては高齢な55歳です。
恋色/最年少ですね、本業は大学生ですが色んな旅行先を紹介するチャンネル配信やってます! 今回も色んな人の応援で挑戦させていただくことになりました〜! これでも色んなとこ行ったことあるんです! 日本のお山はもちろん、海外もコラボ取材でいかせてもらったことがあって〜! APP17で話します。
迅/APPが17もあった。
KP/(金髪の男になって)「ふーん、カワイイ顔してるのに結構頑張ってるじゃん」
潤/うんうん腕組み。
恋色/後方カレシづらしてる人がいる(一同笑) まだまだ経験不足ではありますが、足を引っ張らず皆さんについて行きますので〜! 時々一緒にカメラまわすと思いますのでいっぱいお話してくださいね! ……なお、配信者はマイク依存で喋る人が多いから自然と声が大きくなるらしいよ。
KP/へ〜、はきはき喋る良い感じの子だ。黒髪の女性が「同郷の同性が同じパーティーに居るのは心強い。よろしく」と言います。
恋色/はい! よろしくです〜!
KP/そんな……目つきが鋭く容姿端麗と言っていい女性が自己紹介します。セミロングの黒髪に利発的な表情をした人です。「穂高 梓(ほたか・あずさ)です。日本生まれ。医者をしてます。今回はパーティの医療スタッフとして参加させてもらいます」
恋色/わっ、名字が私と同じですね! 恋色の武尊は群馬県にある武尊山と同じなんですよ〜!
KP/「ええ、違う山だけど同じ読みの名字の子がいて嬉しいわ。女性登山家もまだまだ多いとは言えないし、この大きな挑戦に同郷の同性が一緒に居てくれるのは正直心強い。よろしくね武尊さん。もちろん、苗場さんも諏訪上さんも」
迅/はい、よろしくお願いします。
潤/……ぺこり。
KP/「皆さんのように先鋭登山の実績があるわけじゃないけど、それなりに山は登ってるつもり」 ケヴィンが肩に手を当てながら補足します。「彼女は僕が個人的に声をかけたんだ。信頼していい。そこいらの自称・登山家よりよっぽど登れるよ。国境なき医師団で紛争地帯を走り回りながら働く傍ら、休日にはいろんな山をやってる。技術も知識も十分だ」 その言葉には彼女への強い信頼が感じられる。
恋色/すご〜! お医者さんなんて頼りになる〜!
KP/技能的には<医学>と<精神分析>が80以上。回復役という立ち位置なので、メンバーの安全と生存を優先するタイプです。ちなみにお名前の由来は日本アルプスの穂高連峰と梓川からだそうです。恋色ちゃんと苗字の読みが被ったのは偶然です(笑) 最後に金髪の人……若く、軽薄そうな表情の男。
潤/NTRしそうなチャラ男だな。
恋色/顔で判別すんな。
KP/性癖の話っすか。
迅/おっと、NTRの話は禁句だ。最近『宝石の国』を全話読んでな。
潤/それNTRの漫画なんだ?
恋色/『宝石の国』とNTRは関係ないですよ! NTRですけど。
潤/どっち?(笑) こいつ顔からしてNTRがする。
迅/確かに眉と口にNTRみを感じるが。
KP/プロの診察が入った!(笑) 梓の自己紹介が終わるとずずいと前に出てくる。「コージーだ。出身はオーストラリア」
恋色/コジコジ?
KP/急にさくらももこみが増したな(笑) 見るものが見れば、身に纏っている衣服や装備がいずれも高価なメーカーのものであることが分かる。K2が「彼は今回の登山隊のスポンサーとなってくれた、オスコー財団の御曹司だ」と捕捉すると、コージーはふふんという顔をします。
潤/御曹司か、凄いな。
KP/「御曹司だなんて言い方やめてくれよ。俺はいわゆる金持ちのボンボンとは違う。自らの足で、自然に抗う一流のアルピニストだ。今回の登山だって、親父がカネを出さなかったとしても俺は登っていたさ。いいか、俺は、俺の力で登るんだ。オスコー家の力で登るんじゃない」
迅/おお〜!
KP/コージー、脳内CVが神谷浩史なんですよね。
恋色/シンジ属性か〜! 凄く良い奴っぽい〜。
迅/シンジはシンジでもエクストラシンジかもしれない。
KP/それだと中身10歳児じゃん!(笑)
潤/いい奴っぽいからなおさらNTR顔が悪いな。
恋色/顔で判断するな(笑)
KP/ちなみにコージーくんが得意なことは<水泳>と<ライフル>と<乗馬>です。
恋色/登山に役立つ乗馬って義経か何か?
KP/<登攀>は60、<跳躍>は50、<聞き耳>と<目星>は40〜50ある一流アルピニストです! なお、コージーくんの名前の由来はオーストラリア大陸最高峰のコジオスコ。標高2228メートルと七大陸最高峰の中ではダントツで低く、登頂も容易……だそうです。
潤/絶妙なチョイスのキャラ名だ(笑)
KP/PCもNPCも山由来の名前揃いで、登山シナリオ〜って感じ。
迅/実は「苗場」も山から名前を取っています(笑)
潤/ちなみに俺は「ストーカー→狩人→諏訪神とウル(どっちも狩猟神)」からです。
恋色/登山家よりストーカー成分の方が強い潤さんだった(笑)
迅/……今更だけど、調べてみたらエベレストって8849メートルあるんだあるんだ? やっぱ高いんだな。
KP/そのエベレストより高い山にこれから挑戦するのよ! 「自己紹介も終わったところで登山ルートの打ち合わせをしよう。御存知の通り、この科学の時代においても、かの南極大陸は謎のヴェールに包まれた土地だ。そこについ先日、驚くべき山脈が発見された。誰が呼び始めたか知らないが、“狂気山脈”。最高峰の推定標高は10300メートルにもなるという。エベレストを1000メートル以上も超える、世界最高峰さ」
潤/成功したら、歴史的登頂になるじゃん……。
KP/ここまで言うと、K2はちらりと迅さんの方を一瞥し、説明を続けます。
迅/(^_-)-☆
KP/ウィンクされた(笑) 「先日、大規模な登山隊が組まれた。名だたる登山家たちが参加していた。しかし、彼らは失敗した。帰還者0だ。そのあまりに大きな失敗を前に、各国は尻ごんでいる。……けど、僕たちは登山家だ。今までにない大きな山が姿を表した。臆している場合じゃない。何が起こるかわからない、危険な挑戦になる。だが、夢がある。そうだろう?」
恋色/きらきら目を輝かせちゃいますね!
KP/「南極上陸の許可や、そこからの移動手段などはオスコー財団が手配してくれた」 K2の説明を聞いているコージーが、何故かドヤ顔をしています。「狂気山脈周辺は気候条件が厳しく、安全上の観点から航空機が飛ばせない。だから、南極上陸後、南極調査隊の犬ぞりを借りて山脈の麓、おおよそ4000メートル地点まで移動する。そこから標高差6000メートルの登山だ」 
迅/麓でも4000メートルあるんだ……。
恋色/麓の時点で富士山よりある……。
KP/「目標は、山脈最高峰ただひとつ。航空写真から割り出された地形図を元に、最も登頂確率の高いルートを割り出した。……第一次登山隊が通ったのと、恐らくほぼ同じルートだ」
迅/はい。……きっと自分も見たことあるルートだ。
KP/「さて、作戦を立てよう。主に装備に関してだ」 登山装備を選んでもらいます。装備は2種類あります。ざっくりいうと長期向けか短期向けかです。パーティー全員で共通の装備となります。

 【A】Caravan(極地法)
 長期の登山に耐えうる十分な装備を運んでいくスタイル。装備の恩恵と精神的な安心感を得ることができるが、動きは鈍くなる。デポ(装備を捨てること)することでBへ切り替え可能

 【B】Light&Fast(アルパイン・スタイル)
 なるべく装備を軽量化するスタイル。素早く行動ができ、体力消耗を抑えることができるが、装備による様々な恩恵を得ることが難しくなる。

 どちらの装備にするか相談した結果、3人は【A】の長期登山に耐えうる装備を選択した。

恋色/天候に恵まれて問題なく登頂……できるといいな〜! Aがいいです! 安全のA!
迅/安心のA。
潤/BADのB。
KP/座布団一枚(笑) 装備が決まり、登山ルートの方針も決まったところで、登山隊の皆さんには数週間の準備期間が与えられます。南極だし未踏峰地に行くし、色々用意したり体のコンディションを整える必要があるからですね。

 登山隊が南極に向けて出発するまでの数週間中に、いくつかの準備を行うことに。
 一同は「体のコンディション調整」を行ない、全員成功。恋色が耐久力を+9、迅が12、潤が+10した。

KP/身体を整えたなら、あと情報収集ができます。
潤/では「狂気山脈について」調べます。<登攀>で(ころころ)24、成功です。

 【狂気山脈について】
 南極大陸の奥に発見された巨大な山脈。推定高度10,363メートル。確認できる限りの世界最高峰であり、未踏峰。気象条件が厳しく、十分な調査ができていない。
 航空写真の分析から、登頂可能と思われるルートを割り出し挑むこととなる。
 6000メートルを越えたあたりから、雪が無くなり、漆黒の山脈となるようだ。9000メートル地点に、高い登攀技術を要求される岩壁「大黒壁」が存在する。
 近年、ニュージーランド航空の旅客機が行方不明になり、その捜索の最中に発見された。なお、行方不明の旅客機は未だ発見されていない

KP/<オカルト><クトゥルフ神話><歴史><人類学>でまたちょっと違う情報が出てきます。あとは<知識>の半分でも可にします。
潤/<知識>÷2で(ころころ)30、成功。
KP/潤さんは以前ネットでこんな話を見たことがあるのを思い出します。

 「実は1931年に一度、この山脈は人類に発見されている。発見したのはミスカトニック大学の南極調査隊。
 しかし調査中に何らかの事故があったらしく、『山奥で未知の生物を発見した』という通信の後、調査隊は壊滅。その後、何故かミスカトニック大学は、この山脈の存在を世間からひた隠しにしていた」

KP/この山脈が発見されたと報道があったとき、オカ板は大盛り上がりしたかもしれない。
潤/都市伝説山キタ――!!
恋色/反応が電車男だったわ(笑)
迅/俺は登山隊について調べたいです。しかし<知識>がない。<信用>もない。俺には何がある……?
KP/なんかこう、こじつけて技能提案してえ?(笑)
迅/元々調査隊だったから既に知識はつけてあると思うんですよ。<目星>はついてると思うので、<目星>……?
KP/<目星>いいですよ。あと迅さんは第一次登山隊の生き残りなので、ボーナス+10%をつけます。
迅/それなら<目星>80%になって振ります!(ころころ)60、成功よし。
KP/では迅さんは第一次登山隊の仲間たちの事を思い出す。その後の報告の事も……。

 第一次登山隊は、ニュージーランドの国家プロジェクトとして発足。新たな世界最高峰の登頂という偉業を成し遂げるため、世界最高の登山家たちを集め、潤沢な支援により実行された。
 しかし、途中までは順調に進んでいたが、標高8000メートルを越えたあたりで音信が途絶える。最後の通信では、メンバー達の言葉は支離滅裂で、まるで狂気にでも侵されたかのような様子だったという。
 リーダーの残した、「ここは狂気の山脈だ、来てはならない場所だ」という言葉の不気味さから、ニュージーランドはプロジェクトの続行を断念。
 第二次登山隊はそのプロジェクトの断念を知ったケヴィン・キングストンにより、民間で発足された。

KP/民間で頑張るためにオスコー財団などのスポンサーが必要だったわけですね。
迅/……まるで狂気にでも侵されたかのような様子で「来てはならない」と言ったリーダーとも、迅は顔見知りです。
KP/そうですね、迅さんは第一次登山隊の人たちのことはよく覚えているでしょう。
迅/もちろんそんな大層なことでもない限り、錯乱するような人達とは思えない。ある程度のピンチを乗り越える技量や経験、あった筈だ。なのに……。
潤/……何がそんな狂気なんだ? 化け物でもいるのか?
恋色/だいたいエベレストぐらいにいったらいるのかな? あ、恋色は登山前の決意表明配信しておきます〜!
KP/その配信が上手く行ったかどうか<APP×5>でロールどうぞ(笑)
恋色/(ころころ)2でクリティカルです(一同爆笑) ××さん、スパチャありがと〜! ●●さんも! ありがと〜! 頑張ってくるね〜!
潤/もちろん迅もその配信録画してます。
迅/スパチャしてそう。隣にいるのに(笑)
潤/合法的に推しにお金を投げられるので……。
恋色/……この前日配信、登頂成功しても失敗してもどっちでも伝説になるね。成功したら歴史的山頂成功の日記だし、失敗したら遺言だし。
KP/そういえば「登山配信中に滑落して……」っていう事故動画、あったよね。ちょうどいいのでここで『クリチケ』についてのご説明を! 今回、普段の振り直し以外にも追加効果をご用意しました。

 ■狂気山脈クリチケ効果
 (1)振り直し(ファンブルへの使用可)
 (2)HPを1D6回復(死亡状態からの蘇生は不可)
 (3)SANを1D6回復(一時的発狂・不定の狂気の回復にも使用可)

潤/め、めっちゃ良い効果がある……そんだけ使う可能性があるシナリオなんだ?(笑)
KP/というところで、事前準備の期間が終わります。いよいよ南極大陸へ!


 ●オープニング

 船を降り、南極へ降り立つと、そこは厳寒の真白き大地だった。ペンギンたちが、奇怪なものを見るような目で君たちを出迎える。
 手配どおりに南極調査隊の雪上車を借り、犬ぞりの犬たちとともに乗り込む。見渡す限りの純白の大地を進んでいく登山家たち。
 数日の行程を末、ついに南極横断山脈へとたどり着いた。
 南極の山々はおおよそ全てが氷河に埋まっており、氷の上に辛うじて山頂の頭を突き出しているにとどまっている。
 気候が苛烈さを増す中、さらに氷河を進み、目標の座標へ向かう。どこまでも続く、白銀の世界だ。

KP/万全の準備を終えた第二次登山隊はオーストラリアを船で出発し、数日かけて南極大陸へと向かいます。南極到着配信とかしてもええんやで?
恋色/してます! いえーい!
潤/カメラ回してます。
恋色/みんな〜! 南極到着したよ〜! こっから先は大変になるかもだけど、綺麗な景色をみんなにお届け〜! 見て見てペンギン〜! かわい〜!
KP/ペンギンが「ナンヤワレ」「ナンヤワレ」とガンつけてきます。
恋色/ガンつけてるかわい〜! ちゃんとここにも生き物って生きているんだね! 地球って凄い!
潤/ペンギンと戯れる恋色ちゃんを映します。
KP/ちょっと離れたとこではコージーがペンギンに取り囲まれて「うわ! なんだよ! 引っぱんな! 突っつくな!」ってやってます。
迅/「アアン? ヤンノカ、オンドレ」
KP/「ナンジャワレ、メンチキッテンノカコラァ」
迅/「オマエラ、ウチノシマデナニシテクレテンジャイ」
恋色/かわい〜! かわいい料を払うので撮らせてね〜!
潤/恋色ちゃんがかわいい料を払いましたので撮ります。
KP/K2が「はは、ペンギンと戯れるのも良いが、そろそろ目的地に向かって出発しようか」と言います。
恋色/はーい! ネットが繋がる箇所まで配信はしたいね。
潤/それからはオフラインで記録します。
迅/記録を取るのは大事だ。
恋色/見て見て犬ぞりだよ〜! かわいいわんわん力強いね〜!
KP/(犬になって)「おれはやるぜおれはやるぜ」
潤/動物と戯れる映像が受けない訳がない……。
恋色/みんな、行ってきます! と最後の配信およびツイート超良い景色投稿!
KP/(コージーになって)「お、SNSに投稿か? オレの雄姿を撮ってもいいぞ」
恋色/いっしょに並んで撮ってくれますか〜!? コージーくんと犬と恋色で並んで撮りましょ!
KP/コージーは馴れ馴れしく恋色ちゃんの肩を抱いたりしてきますね。
恋色/しっかりと近寄って良い角度に誘導します。写真映えする近づき方で、かわいい犬もちゃんと入るように!
KP/こんなに接近してくるなんて、こいつオレのこと好きなのでは?
潤/カメラのレンズを恋色ちゃんに向けて3〜4枚撮った後にようやく全体を撮ります。
KP/コージー絶対見切れてるじゃん!(笑)
迅/引き立て役だな(笑)
KP/はしゃぐ君たちを余所に、K2は「進めば進むほど、人類の文明から遠ざかっていく。ここには本当に、手付かずの自然しかない。まさに神の聖域だ。かつて、エベレストを登ったマロリーも、ここまで不安じゃなかっただろうな」と厳粛な顔で呟きます。
迅/人工物が無い景色、やっぱ感動しちゃうよな。

 数日後、目的の山脈……つまり、氷河に埋まっていない、天を劈く山脈に突き当たった。狂気山脈だ。
 ここから先は、雪上車では入れない。雪上車をそこに停め、犬ぞりで移動を開始する。

 梓「犬ぞりでの移動は標高4000メートルまで。その先は本格的な雪山登山になるから、皆気を付けて」
 コージー「まあ暫くは犬たちがそりを引いてくれっから、オレたちはそれまで楽ができるな」

 1000メートル、2000メートル……幸運にも天候に恵まれ、犬ぞりは順調に距離を進んでいく。
 しかし、標高3000メートル程に達した頃、異変は起きた。
 「グルルルル……」 犬たちが、唸り声を上げ、立ち止まったのだ。見れば、足がすくんでいる。何かに怯えているようだ。山脈に向かって吠え続けている。

KP/「どうしたのかしら」「おい、どうしたんだよ! さっさと進めって!」
潤/怖がってる……?
迅/雪崩の予兆とかか?
KP/犬ぞりを降りる登山家たち。犬たちは言うことを聞かず、一歩も動こうとしない。「ウーッ!」 犬たちはリーダーであるK2の言う事にも従わず、あまつさえ、何匹かはリードを引きちぎり、猛スピードで引き返して行ってしまう。
恋色/なになにどうした〜!?
KP/周囲を伺っても、白クマなどが近付いてきているとか異臭がするとか、そういった異常は見付けられない。残った犬たちも尻尾を丸めて山に向かって吠えたり唸ったりするだけだ。「原因は分からないが、こうなってしまっては犬ぞりで進むのは無理だろう……行程が1000メートル伸びただけさ。行こう」 K2は犬ぞりから荷物を降ろし、登山準備をするよう皆を促します。多分もうネット配信は無理です。
潤/……いわゆる電子機器の乱れとかそういうのなのか。そしてもう犬たちは難しい、と。
迅/プラズマの仕業?
恋色/雪山で何かあったらプラズマの仕業だからな〜。これ、第一次登山隊のときもあったのかな……?
KP/不穏な雰囲気なまま、貴方たちは予定より早く登山をスタートさせるのでした。実質的な登山の開始、ここから登山のルールを説明します。1日が経過するごとに食糧を1日分ずつ減らしていきます。現在地は一番下。ここから1000メートルごとに判定したりイベントが発生します。

 (1)<幸運>で天候決定ロール。
 全員成功で快晴、以下失敗が増えるごとに天候が悪化する。
 ・快晴無風→ペナルティ無し
 ・1人失敗:降雪  体力消費:耐久力−1  <ナビゲート>−10% 知覚系技能−20%
 ・2人失敗:強風  体力消費:耐久力−1D3  <ナビゲート>&知覚&運動系技能−30%
 ・全員失敗:猛吹雪  体力消費:耐久力-1D6/あらゆる技能−50%

潤/全員成功で快晴できるけど……。
迅/猛吹雪、怖い!

 (2)<ナビゲート>ロール
 登山隊全員(NPC含む)が、[DEX]順に<ナビゲート>ロールを行う。判定終了後に、天候による体力消費が発生
 全員が成功すれば、標高1000m高度を上げることができる
 対象が同意すれば、判定の【肩代わり】も可能。
 だが、「その日に既に行った判定回数×10%」のマイナス修正がかかる。また、判定の都度、体力消費が発生する。

恋色/カバーしてあげることできるんだ?
KP/はい。ただし、判定する側は最低でも−10%の修正がかかり、更に余計に体力消費してしまうのでご注意ください。肩代わりに回数制限はありません。極端な話、1人で全員分の判定を肩代わりすることも可能です。<ナビゲート>に失敗した場合は(3)のアクシデントロールに進みます

 (3)アクシデント
 <ナビゲート>に失敗した場合、【アクシデント・チャート】を振る。1D10でロールせよ。出目に対応した遭難アクシデントが発生する。
 アクシデントを突破した場合、<ナビゲート>に成功したものとする

KP/こちらのアクシデント表はシークレットなので、ドキドキしてね。
迅/アクシデント突破すればナビゲート成功になるの、ありがたいな。

 (4)【停滞】
 その日の判定を中断し、【停滞】を選ぶことができる。【停滞】すると1日が経過する。翌日の判定は前日の続きから行うこと。
 ・1日の途中で【停滞】すると「ビバーク」となる。
 耐久力回復なし/未行動の場合は<応急処置>など可
 ・1日の開始時、あるいは1000m到達ごとに【停滞】すると「キャンプ」となる。
 耐久力回復1D3/<応急処置>など可

KP/これは例えば天候が猛吹雪になっちゃって「やば〜い!」みたいな時に「ここをキャンプ地にする!」という宣言をするやつです。
恋色/日数把握をしっかりしなきゃですね!
KP/ビバークは……例えば、アクシデント表の結果それ以上の判定を行なう事が難しくなった場合などですね。判定の途中で「ここをキャンプ地とする!」宣言です。アクシデント表の結果、マイナス修正が付きすぎてヤバいとかそういうとき、「一旦休んで仕切り直そう!」って感じかな。すでに行動を開始しているので耐久力回復はありませんのでご注意を。あくまで緊急避難です。
迅/ビバーク……ぐぐったら「緊急時野営」ってことが分かった。
KP/基本的にこれを繰り返して山頂を目指します。では、最初のナビロールやってみましょう! 3000〜4000メートルの判定です。


 ●1シーン目:3000〜4000メートル

 <幸運>で天候決定ロール
 3人とも成功。

恋色/快晴やったー!

 <幸運>でアクシデントチェック
 迅、潤、K2が成功。恋色、コージー、梓が失敗。

KP/1D10でアクシデント表を振ります! 恋色ちゃんからどうぞ!
恋色/(ころころ)7。

 ■アクシデント7:ブロッケン現象
 登山道に薄く霧がかかっている。ふと、あなた達の前方に、人の形をした巨大な影が、頭に幾重もの虹の輪をまとった姿で現れた。
 古の登山者たちは、その姿を妖怪や仏、神と見たという。しかし、科学がオカルトを駆逐した時代を生きる君たちは知っている。
 これが、太陽光が霧によって散乱されて起こる自然現象だということを。ブロッケン現象。数多の山を登ってきた君たちには見慣れた風景だ。

迅/「ブロッケン現象とは、太陽などの光が背後から差し込み、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象」……ってググったら出てきた。
KP/ドイツのブロッケン山で見られた現象だからこういう名前になりました。日本でもある現象だよ。
恋色/へー、だから山に神様がいる伝承が生まれる〜!
KP/探索者は、全員<アイデア>ロール。
潤/(ころころ)12、成功。
迅/(ころころ)18、成功。
恋色/(ころころ)7、失敗。恋色わからんぷー!

 成功したものだけが気づく。君たちの前にブロッケンの影が現れたのであれば、太陽は君たちの後ろになければおかしい。
 だが、今、太陽はどこにある?
 そんな疑問が頭をよぎったとき、影だけの存在であるはずのブロッケンの妖怪の目が見開かれ、君を捉えた。
 口元を大きく歪ませて笑い、そして消えた。 <正気度>ロール(0/1D3)

潤/笑ってる! 怖い!(ころころ)SANチェック67、成功。
迅/SAN値チェック。(ころころ)43、成功。
恋色/アクシデントしたの恋色なのにそっちに申し訳ねえ〜!
KP/アクシデント表の結果は全員に影響するのである! ……はっ、と気付くとブロッケン現象は消えてなくなり、奇妙な影もまたいなくなっています。
迅/……あれは……。
潤/……笑ってた。あんなことあるのか? 恋色ちゃん、笑って。
恋色/にぱ〜!
潤/<精神分析>成功しました。いけます。
KP/推しの顔で精神分析するな(一同爆笑) いざとなったら<APP×5>で<精神分析>して良いっすよ……。次はコージーくんのアクシデント表を振ります。(ころころ)7。もう見た!(笑)
潤/また見る!(笑)
恋色/やっほー。ブロリー、忘れ物しちゃって戻ってきたの?

 一同はもう一度<アイデア>ロールを行ない、恋色と迅が成功、潤が98でファンブルでSANチェック回避。
 恋色はSANチェック成功でSAN値減少無し、迅は失敗で3減少した。

KP/(ブロッケンになって)「さっき見て可愛いなって思って会いに来ちゃいました
恋色/チャンネル登録お願いします ハッシュタグ「#恋色式」でつぶやくと質問とか反応するからね 良かったらツイッターのフォローもよろしく〜!
KP/チャンネル登録して満足したブロッケンくんは山に帰りました。

 梓のアクシデント結果は、「9:雪崩」。
 <聞き耳>ロールをして雪崩の気配を察知。無事に恋色が<聞き耳>成功し、全員<回避>ロールを行なった。

KP/PC、NPC全員回避! 全員何とか雪崩から逃れる事が出来ました。
迅/あっちから来るぞ! 気をつけろー!
恋色/コージーくんこっちー! 誘導します!
KP/「ぎゃー!」「わー!」 ちなみに、雪崩に巻き込まれて<幸運>ロールに失敗すると4D6ダメージです。
潤/4D6ダメージを受けたら死ぬ……。
恋色/期待値下回れば12点で済むから、パワーアップしてる登山家ならギリ生き残るぐらいだね……。
KP/油断せずに行こう。そうして全員アクシデントもクリアし、1000メートル進むことに成功しました! 無事に1日目を切り抜けられたので今日はここでキャンプするとしよう。
恋色/ここをキャンプ地とする〜!
KP/K2の提案で比較的平坦で風避けになる岩もある場所にキャンプを張ります。食事を済ませ、就寝までの時間を各々自由に過ごします。
潤/1日目、大変だった。記録を撮ります。恋色ちゃんに今日のことをインタビュー。
恋色/ハラハラも全員無事で過ぎてしまえばよい思い出! 山の洗礼を受けた感じでした! 大変だったけど、気を引き締めよう〜。
迅/あんなことあってもポジティブでいいね。
KP/そんなインタビューやレポートをテント内でしていると、K2が「おおい」と声を掛けてきます。「おい、外に出てみろ。凄い空だぞ」
迅/どうしました?

 外に出てみると、満天の星空にオーロラが出ていた。
 「オーロラの下で飲むコーヒーなんて、贅沢でしょ?」 梓が雪を溶かして湯を沸かし、コーヒーを入れてパーティの皆に配ってくれる。「こんな美しい夜空は初めてだよ」

恋色/わあ! 空きれ〜い〜!
潤/これはカメラチャンス。
KP/「色々な山に登ってきたが、オーロラは初めてだ」
迅/オーロラ見ながらコーヒー、まさしくじゃん。K2さんでも見るのは初めてですか?
KP/「ああ。今、ここに居る私たちは幸運だ。そうは思わないか? 登山家たちにとっての栄誉は数あれど、やはり、世界最高峰・人類初登頂、これに勝るものはない。」 コーヒーを啜りながら、K2はぽつりと語り始めます。
迅/来るまでが大変だけどな〜。
KP/「エドモンド・ヒラリー、テンジン・ノルゲイ……あるいはジョージ・マロリーかもしれんが。彼らが初めてエベレストを登ったとき、その栄誉は二度と他のものには手に入らなくなってしまった。その筈だった。しかし、今になって、新たにエベレストを超える前人未踏の世界最高峰が発見された。こんなチャンス、後にも先にも、きっとこの一回きりだ。登山家にとって、こんな幸運なことがあろうか」
潤/K2さんは、心の底から登山家なんですね。
KP/「そう言われると照れくさいが……。そうだな、私は根っからの登山家なんだよ」
潤/その雄姿をカメラに収めますよ。
迅/成功させたいですね、今度こそ。
恋色/良い思い出を持ち帰って、世界初になってやりたいですね!

 K2「そうだな、それがーー」
 コージー「いやあ、それもこれも、第一次アタック隊が失敗してくれたおかげっすね」
 梓「……貴方、何を言っているのか分かっているの?」

 梓が心底気を害した顔でコージーに詰め寄る。K2の眉間にも深いしわが刻まれている。
 コージー「なに怖い顔してるんだよ? だって事実じゃないか。彼らが失敗したおかげで、俺達にチャンスが巡ってきた。違うか?」
 軽い調子で、彼はそんな事を言い、一層梓の表情が険しくなった。

迅/コージーくん。俺は第一次隊に参加する予定だった。
KP/「あ……ああ、最初のブリーフィングのとき言ってたよな」
迅/第一次隊にいて、第一次隊の人達と顔見知りだ。知り合いが死んでいる可哀想な男なんだ。その可哀想な男が傷ついちゃうぞ。泣いちゃうぞ。こんな綺麗なところで男泣き、見たくないだろ?
KP/「そりゃ可哀そうだと思うけど、でもアンタはラッキーだったじゃないか」
迅/勘弁してくれ。生きてラッキーだけど友人に死なれてアンラッキーなんだ。ほら、俺の心境を理解してあんまりなこと言わないでくれよ。
KP/「……チッ」 コージーは舌打ちすると、バツが悪そうにその場を離れていきます
迅/ごめんね? 俺がナイーブな男なばっかりに君に気遣い強要させちゃって! 退場してくれてありがと! 優しいな! そう言った後、他の4人に頭を下げます。
潤/……言い出してくれて、感謝します。
恋色/わあ……こっちが宥めるより先に、説得力と情に訴える言い方ありがとです。
迅/あれで逆上したりさらに売り言葉しなくて良かった。彼が大人で助かったよ。
潤/でも、悲しいことを本人に言わせてしまった。すみません。
KP/「……いや、僕の方こそすまない。リーダーなのだから真っ先に宥めるべきだったのに、君に全てさせてしまった」
迅/いえいえ、まあ俺がラッキーで悲しくてアンラっキーなのは事実ですし? 誰よりも俺が文句言う立場でしょ?
潤/そうなのかもしれない、けど、すまない。それとありがとう。どっちも言いたい。
恋色/その……感謝のお礼、何してほしい?
迅/笑って綺麗なオーロラ見て。
KP/いい男か?(笑)
迅/きっと第一次隊の人達も見ていた綺麗なオーロラだよってこれを世界に公表して。彼らも経験した良い思い出をみんなに見せる準備をしよ。はい、またカメラ回して潤くん!
潤/回します。全員の静かな様子を撮ります。
恋色/素敵なオーロラ映した映像を撮ります! 後で絶対公開しましょうね!
迅/あ、あと恋色ちゃん。
恋色/はい!
迅/もし良ければ、コージーくんにフォローしに行ってくれる? 可愛い子に仲間になってもらえれば空気良くなるから。嫌ならしなくていいけど、君そんなにさっきのこと嫌がってないだろ?
KP/アフターケアも万全かよ?(笑)
恋色/それはもちろん行きますよ! コージーくんだってみんなを嫌な空気にさせたくて言った訳じゃないでしょうし! という訳で、暫くしたらコージーくんを追いかけに行きます〜!
潤/好きだ。
KP/潤さんの語彙力が失われている(一同笑) 「そうだな、僕なんかが行くよりも歳の近い恋色くんが行く方が良いかもしれない。すまないが、コージーの事を頼めるかな?」
恋色/はい! コージーく〜んコーヒー置きっぱですよ〜って追いかけに行きますね! そうだ、コージーくんはどうして登山好きなんですか〜とかおしゃべりしたいです!
KP/コージー的には「オレのことをこんなに気にかけてくれるこの女、やはりオレの事が好きなのでは?」と思うんじゃ……。
恋色/好きだよ?
潤/ファッ!?
KP/ヒュー!?(笑)
潤/遠くからライフルスコープで覗いています。
迅/ライフルで!?(笑)
KP/何か悪寒がするな!?(笑)
恋色/ここ標高何メートルで寒いからね!(笑) ……実は、私もコージーくんと同じこと、思ってた。迅さんには悪いけど。
KP/「……第一次登山隊が失敗してくれてラッキー、ってやつ?」
恋色/その通り同意見だったんだけど……嫌な標的にされちゃったね。すぐに「私もそうだよ」ってあの場で同調すれば良かったのに。すぐ同意表明できなくて、ごめんなさい。
KP/「……別に、あんたが謝ることじゃねーだろ」
恋色/でも、コージーくんだけが嫌な目で向けられるの、嫌。もしこれからも嫌だな〜って思ったなら仲間の私にいつでも言ってきていいから。私はコージーくんの仲間だよ。
KP/「べっつに、実際そう思ってんのはオレやアンタだけじゃないだろ。あの爺さん……K2だってちょっとはそう思ってる筈だ。
潤/だよね。
迅/だよね。
KP/「世界最高峰、未踏峰の人類初踏破、なんて高齢登山家が最後に見る夢としちゃ最高のモンだろ。オレは思ったことを正直に言ってるだけだし〜」
恋色/みんな思ってる……かもしれないけど、それでコージーくんだけ貧乏クジを引かせるの嫌だし。だから……人類初党派を成功させる有言実行の人に2人でなろ!? 勝った奴が勝つんだから、勝とう。
KP/「そうだな! 2人で最年少踏破者になってやろうぜ! 女性最年少は恋色がなればいい」
恋色/男性最年少はコージーくん! そうなると我々伝説のコンビになれるのでは!? 頑張ろう〜!
KP/「コンビかよ。そこはカップルとか言えよ」
恋色/まだ出会って数日目ですよ? ハリウッド映画じゃないんだからすぐラブシーンするとか、死亡フラグっぽくなっちゃうよ〜?
KP/「いやいや、これからまだ先は長いんだし分かんねえじゃん? むしろ向上心と野心があってオレたちお似合いだと思うだよな〜」
恋色/えっへへへ期待してます〜!
KP/この女、落ちたな……!(笑) 肩を抱こうと近寄ります。
恋色/あ、さっきのバツ悪そうな顔はもう無いですね? よーし機嫌直りましたなら手を繋いでテントに戻ろう〜!
KP/「え?」
恋色/あ、手を繋ぐのダメ?
KP/「ダメじゃないっ!」
恋色/やった〜! そんな風に、キャンプの夜は更けていくのでした。
潤/推しが……優しくて尊い……推しが人類に優しい……尊い……。
迅/潤的にはあの恋色ちゃんは良いんだ……?
潤/推しの顔がかわいいので勝利。
恋色/潤さんは推しが他の男と絡んでいても嫉妬する系でなく感謝する系ストーカーなんだ?(笑)
潤/推しがイキイキしてる姿が好きだから切り抜き動画を作ったりしてるんで。健全だから本来のカメラマンを滅して自分が同行スタッフになりました。
迅/滅してるじゃねーか。


 ●2シーン目:4000〜5000メートル

 <幸運>で天候チェックをしたところ、天気は「快晴」に決定。

恋色/やったー快晴!
潤/推しの行いが良いので天気が良い。

 続いて<ナビゲート>は、コージーのみが失敗。

恋色/6人中1人失敗は凄くない!?
迅/快晴で1回アクシデントはラッキーだ!
KP/凄い、めっちゃ順調! コージーのアクシデント表を振ります。(ころころ)5でした。

 ■アクシデント5:蜃気楼
 眼前に、蜃気楼が浮かび上がる。
 その蜃気楼が空間へ逆さまに映し出した光景は、人類の技術力では到底創造し得ない、奇怪な建築物からなる巨大な都市の姿だった。
 幾何学法則を不気味に歪ませた石造物の群れ。円筒形や立体、円錐や四角錐を組み合わせた塔、五角の星型を積み上げたようなテーブル上の建物。これら熱病が運んだ悪夢としか思えぬ建築物の姿が、視界の果てまで延々と続いていた。
 なぜ、未踏の山脈にて、このような異色の文明の跡が浮かび上がったのか。わけがわからぬまま、蜃気楼はゆらめいて消えていった。全員<正気度>ロール(1/1D6)

 全員SANチェックをしたところ、K2以外は成功。だがK2は97でファンブルしてしまった。

KP/(K2になって)「な、なんだあれは…!?」(ころころ)K2はSAN値を5減少。「その場に釘づけにしてしまうかもしれない極度の恐怖症」を引きました……って、内容ぴったりだ(笑)
恋色/わあ、動かなくなっちゃった!?
潤/「常識的に考えてありえない……!」ってビクビクしてそう。
KP/「こ、こんな未開の山で!? あんな建築物が……!?」 K2は蜃気楼が映し出した奇妙な都市群に大きな恐怖を感じてしまったのか、足が竦んで動けなくなってしまいました。
迅/梓さん! <精神分析>!
KP/(梓になって)「もしかしたら高山病の初期症状で幻覚を見てしまったのかもしれない。少し休みましょう」 梓が<精神分析>を振って良いです?
潤/医者が直接見た方が良い。お願いします。
恋色/お医者さんの方が説得力ありますしね〜!
KP/了解です。(ころころ)9で成功。梓の診察により、K2は次第に落ち着きを取り戻していきます。「ふ、ふう……すまない、あまりに有り得ない光景だったものだから取り乱してしまった。足を止めさせてしまって申し訳ない」
迅/仕方ないですよ。まだまだとはいえ、もう5000メートルですからね。
恋色/無事で何より! 快晴で何より! ですね!
潤/しかし、やはりベテランの登山家でも高山病にはなると……。
KP/「天気が悪くならないうちに進んでしまおう」 アクシデントも無事乗り越え、全員5000メートル部分まで到達しました。
恋色/到達やったー!
潤/到達カメラぱしゃ。
KP/昨日と同じように手頃な場所にテントを張り、食事の準備や装備の整備などを各々行います。……だいぶラッキーな状態で進んでますね。KPがプレイヤー参加したときは<ナビゲート>が失敗して大変でした。天気が荒れるとそれはもう大変で……。
迅/今のところ凄くラッキー続きですね。
KP/特にやりたいロールが無ければ翌朝まで進めます。コージーはやけに恋色ちゃんに距離近めで話したりします。
恋色/やったー! コージーくんが懐いてくれた! わんわんっ!
迅/犬扱いか(笑)
KP/さて……翌朝になりました。<目星>ロールをお願いします。
恋色/5000メートルから上から<目星>〜!(ころころ)54で成功!
KP/……おや? 朝食を摂っているK2の顔色が悪いような?
潤/カメラぱしゃぱしゃ……ん?
迅/本日の体調はいかがですか皆さん。みんなに訊くようにして、K2を見る。
KP/「え? ああ……いや、なんでもない。ちょっと夢見が悪かったんでな……」 K2は歯切れ悪そうに答えます。
迅/ちょっとの異常はみんなの命取りですよ? まあ、ベテランのK2さんがそのことを忘れるとは思いませんが。
KP/「はは、本当に夢見が悪かっただけさ。未踏峰に挑むというのは緊張するからね」
潤/<応急手当>とか……そういうのでチェックは無理か?
KP/うーん、強いて言えば<心理学>ロールかなあ……。
潤/みちる、来てくれ。
KP/いないよ。
恋色/実散なら今頃お家でオニキスをモフモフしてるよ。
迅/高校時代の後輩が最近猫を飼ったって言ってたけどあれ猫じゃない。
KP/オニキスの噂がこんな所まで!(笑) 実散さんが5000メートル越えた雪山に来れる訳無いでしょ!?
潤/オニキスに呑まれたらいつの間にか5000メートル地点までワープとかしませんか?
KP/草摩さん、そんな危ない所に実散さんを行かせて良いんですか?
潤/考え直します。オニキス……ワープは近場からにしような……。
恋色/兄ちゃん、ショゴスにワープ機能は無いのよ(笑) 恋色はK2さんをよしよししますよ。
KP/「ごほっ、んんっ……。さて、朝食が終わったら片付けて進もうか。今日は難所を越えるぞ!
迅/……医者の梓さんが問題ないと結論したなら、俺達も出発するかな。
KP/梓さんは心配そうな顔はするものの、今のところは止める理由がなさそうなので特に進言したりはしませんね。
潤/体調の判断は申し訳ないがプロに任せます。


 ●3シーン目:5000〜6000メートル

 標高5000メートル地点に到達した一同。
 狂気山脈登山、前半戦の難所を迎える。誰が名付けたかここは“ショゴス乗越(のっこし)。

KP/さっきタイミング良くオニキスの話題が出て大笑いしてましたことご報告申し上げます。
迅/俺は高校時代の後輩から「猫の名前はオニキスだよ〜」としか聞いてないのでショゴスのことは知りません! 猫の足音とか聞いたことないです!
恋色/テケリリテケリリ!(笑)
KP/そのうちショゴス乗越の動画を送ろう。
恋色/高校時代のセンパイからショゴス写真送られた!(笑)

 ここを越えるまでは、天候が1段下のものとなる。
 全員成功かつ1人でもスペシャルだった場合は快晴無風としてもよい。

KP/なので基本的に快晴は無くなります。一番良くて降雪の天候になりますね。
恋色/うえーん! <幸運>良い出目出ろ〜!(ころころ)あ、13だからスペシャルですね!?
KP/スペシャルなら晴れたわ! 3回連続快晴は凄いな! 恋色ちゃん、もしかして晴れ女なのでは?
潤/推しが神に愛されてる。

 天候が良い状況のまま進もうと、一同は<ナビゲート>ロールを行なう。
 6人中、恋色とコージーが失敗。アクシデント表を振った結果……ダイス目は、7だった。

恋色/アクシデント表の7って……ブロリー?
迅/チャンネル登録してくれた?
潤/ツイッターフォローしにきた?
KP/そんなに好きか(笑) もうブロリーは7人目のメンバーなのでは?
恋色/応援ブロリーくんありがと〜 グッズはBOOTHで販売中です。
迅/ついに配信者グッズまで買ったか(笑・ころころ)アイデア成功です。
潤/<アイデア>は(ころころ)10で成功。
恋色/<アイデア>!(ころころ)98、失敗。でもコメ返信するね! ブロリーくんまた見てくれたんだねありがと〜!
KP/「キャッ! 推しから返事を貰っちゃった!」 男性陣はSANチェックをお願いします。
潤/SAN値チェック。(ころころ)82、失敗。こいつ……1米してる……!
KP/え、嫉妬したから失敗したの?(笑)
迅/ブロリーくんも上を目指す?(ころころ)67、失敗。君、いつも良いスマイルだね? サービス業?
KP/もうブロッケンSANチェック3回目なんで、みんなSAN減少1で良いです(笑) こんなブロッケン出ることある? もう次ブロッケン出たら判定免除します!
迅/ブロリーが仲間になった!(笑)
恋色/すっかりレギュラーですね!(笑)
KP/続けて、コージーのアクシデント表を振ります。(ころころ)4。コージー、お前だけだよ……ピンチを演出してくれるのは(笑)

 ■アクシデント表4:クレヴァス
 探索者全員で<目星>を振る。成功した場合、行く手に大きなヒドゥン・クレヴァスを発見する。
 発見できなかった場合、チャートを振った探索者はクレヴァスに落下する)

KP/雪などに覆われて見えないクレヴァスのことをヒドゥン・クレヴァスというそうです。とても危ない!
潤/(ころころ)成功して発見しました!
KP/装備が【A】の場合は、梯子をかけてクレヴァスを渡ることができる。みんなで協力して梯子を渡し、対岸に向かうことが出来ました!
迅/潤くんが見つけてくれたおかげで無傷!
潤/コージーくん、危ない。クレヴァス注意して、渡ります。
KP/「わわ!? あっぶね! ……サンキュ」
潤/クレヴァスの裏から覗いてるブロリーも気をつけろよ。
恋色/4人目が覗いていてかわいい(笑) また配信見てね〜!
KP/みんなが無事にクレヴァスを渡ったのを見届けて、ブロッケンは消えていきました。どういうこと?(笑) 前半の難所だったはずのショゴス乗越を無事にクリアすることが出来ました! おめでとう! ……おかしいな、ショゴス乗越でドキドキ大ピンチになる筈だったんだが。
恋色/ショゴス乗越ってことはショゴスが出てくる予定だったのかな?
迅/でも……この卓でショゴスって聞くとどうしても脳内が猫になるよね(笑)