アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 天使が消した12月 』 3ページ ■
2019年2月6日/3月6日




GM/さて、タイムスリップしてきた君達に話し掛ける機関上層部の男・西大家 銀之助が現れた訳ですが。
ローニン/本当なら全力で逃げたいんだよ! 我慢してるボクって凄くない!?
地獄太夫/偉い偉い! 気を確かにしなんせ!(笑)
スワンプマン(高坂のすがた)/凄く偉いぞぉ〜。
神助/泣きそう。
よすが/偉いぞ偉いぞ!(笑) という身振り手振り!
ローニン/神助くんも凄く偉い……。
GM/女に子供、若い子達を見て銀之助は不審げな顔をします。だけど入れ替わりが激しい職場、特に深い追及はしてきません。
地獄太夫/入れ替わり……(笑)
よすが/離職率が高い職場……(笑)
ローニン/失神しそう。
GM/ところでそんな銀之助さんですが、手には何やら雑誌を持っています。
スワンプマン(高坂のすがた)/お、なんだなんだぁ?
ローニン/試し斬り用の雑誌?
GM/その雑誌ですが、普通の雑誌……「クリスマス特集」「クリスマスのディナーはこれで決まり!」とか書かれている雑誌です。
地獄太夫/ソーキュート!(笑)
よすが/dancyuとか読んでいてほしい!(笑)
ローニン/き、機関に、クリスマスという概念があったなんて……!?(笑)
神助/あの、クリスマスの料理でも考えているんですか? おそるおそる尋ねてみる……。
GM/ギロリ。
神助/ひいっ!
ローニン/ひぇっ!(笑)
スワンプマン(高坂のすがた)/さりげなく2人の視線を遮る位置に立ちたい(笑)
よすが/気を強く持ってー! という意味を込めてこっそり二人の手をギュッ!(笑)
GM/みんな優しいな(笑) 「そんなところです。何人かあっちの部署には小さい子供もいますからね、その子らに何かをあげようと思いまして。でもその子らにガツガツと叱っているからプレゼントなんかを貰っても怖がらせるだけじゃないかと考えたら、誰にも相談できなくてですね……いえ、聞かなかったことにしなさい」
よすが/待って。可愛くないですか?
ローニン/……は?
神助/お……おう? バクちゃんと同じ顔になってるぞローニン……(笑)
地獄太夫/ああかわいいー! 母性を刺激されて胸を抑えます!(笑)
スワンプマン(高坂のすがた)/へぇ、そりゃあいいなあ。うまい飯ならみんな笑顔になるもんなぁ。
よすが/「くわがた! くわがた!」 ちょっと雑誌貸して〜という動きをします。雑誌を引っ張って、ケーキのページを開きたいんですが!
神助/よすが、勇気ある〜!
よすが/ケーキのページを見せて目をきらっきらさせます。「へらくれすおおかぶとー!」『これで子どもは大喜び!だそうだ』
スワンプマン(高坂のすがた)/子供はケーキ大好きだもんなぁ〜。
よすが/うんうんと頷きます。ケーキの味を思い出して幸せな顔に……うっとり……。
GM/「へらくれすおおかぶと……ふむ、大喜びという意味ですか」
神助/……ケーキの味は大好きで幸せだもんな。俺も好きだ。
ローニン/ヘラクレスオオカブトのクリスマスケーキが爆誕する未来?
神助/そっちかよ!?(笑)
よすが/砂糖の固まりでできたヘラクレスオオカブトが乗ってたら、それはそれで少年たち大喜びでは?
神助/属性多いな!?(笑)
スワンプマン(高坂のすがた)/なるほどヘラクレスクリスマスオオカブトケーキ。ブッシュドノエルをベースに作ったら結構カッコイイケーキになりそう。
ローニン/確かに喜んじゃう。ケンカが起きるね。
GM/ここで不思議なことが起きます。神助くんとローニンくんは「おれ……ヘラクレスケーキ食べたことあるぞ……」と思い始めます。
ローニン/えええええ!?(一同笑)
神助/えっ、マジかよ! うまかったよ(一同爆笑)
地獄太夫/まさかの! でも過去で起きたことに干渉したら現在に影響が出るのは必然なんだなぁ!(笑)
神助/そういや俺は、あのとき食べたケーキの再現度が忘れられなくて厨房に立つことを決めた……あのときのローニンの顔が忘れられず……? いとも容易く歴史が改変された!(笑)
よすが/愉快な思い出を生やさせてしまった。
地獄太夫/じゃんじゃん属性追加して未来を変更していきましょう。そのヘラクレスケーキに花火を刺したら子どもはいっそう大喜びでありんすよ!
GM/花火が熱かったなあという記憶が神助くんとローニンくんにじわじわと生じてきます。
神助/記憶を生やすな!(一同爆笑)
GM/「いや、そのですね、私も柳田が『プレゼントを貰うと嬉しい』って言ってるのを見て『やっぱり他の子達もそうなのかな』と思いましいて……なるほどケーキの味は大好き、思い出して幸せに顔に……ですか、ふむふむ」
地獄太夫/子どもはサプライズが好きでありんしょ。仮装とかもおすすめでありんす。
よすが/雑誌のサンタさんの写真が載ってるページを開きますね!
ローニン/包丁を持った赤い服の男の記憶が生まれてしまうよ!?
スワンプマン(高坂のすがた)/実は最近サメがナウなヤングにバカ受けらしいぜ。
よすが/『サメはキャラクターとして人気なんだよ、サメのケーキも一つよろしく。キャビアを乗せてな』
GM/「なるほど、仏の眷属であるサメがですか……メモメモ」 こうしてローニンと神助は、包丁を持った赤い服の男がサメを片手にヘラクレスケーキをご馳走する記憶が蘇ってくるようになります。
神助/うわっ、脳内に色んなものが浮かんでくる!?(笑)
ローニン/トラウマになりそう!(笑)
よすが/私の中の小学生心が大喜びしてしまう。
地獄太夫/これは楽しくなってまいりました。
神助/いやちょっと待てそれどころじゃない! 柳田イズ誰!?
スワンプマン(高坂のすがた)/柳田ってぇ誰だっけ?
地獄太夫/それオブそれ。
GM/スルーされたかと思った。「ああ、最近配属されたあんた達にいきなり言っても判らないですよね。柳田はT−02ですよ。私は、実験体とはいえナンバーで呼び合うの好きじゃないのです」

 『イベントキー:柳田 朔』
 テヲの本名を表わすイベントキー。


ローニン/テヲの本名!?
スワンプマン(高坂のすがた)/唐突に明かされる本名。
GM/「柳田は機関第三部署の朱指が『本当だったら家族全員お連れしたかった』って言ってたぐらいの能力者なんですが、結局彼女しか機関に招けなかったらしいのです。それで、当時のことを忘れたいっていうから本名は呼ばないように……でも私はつい本名で呼んでしまうのです。ご両親も柳田を探しているだろうし、大事な本名を忘れちゃいけないと思うのですが」
ローニン/……柳田は、売られたんですか?
GM/「連れてこられた、と言った方がいいですね。だから両親が探していることでしょう」
よすが/あ、テヲちゃんのご家族は生きてる!?
GM/「……ケーキの他に、彼女に何か買ってきた方が良かったですかね。彼女は何か貰うの、大好きみたいですから」

 『イベントキー:クリスマスプレゼント』
 タイミング:オート  対象:単体  代償:1MP
 クリスマスプレゼントを用意していたことを表わすイベントキー。クリスマスプレゼントを持ち、対象に渡すことができる。


よすが/プレゼントは獲得チェックの基本。という言葉をそっと飲み込んだ私なのであった。
神助/なんと……テヲの本名と趣味が判ってしまった。
GM/あと神助くんがケーキを作り始めたキッカケも判ってしまった。
神助/それな。
ローニン/時間跳躍って凄い。でもなんか、機関への感情が複雑怪奇になってしまって何も言えない(笑)
地獄太夫/すごいプレゼントになってしまったんだなぁ。
神助/キャビア入りのケーキの味を覚えてしまったしな……。
ローニン/機関って何だったんだ……(笑) ローニンの体から魂が抜けかかっているよ。
地獄太夫/詰め込みなんし。魂を口からぎゅむぎゅむ。
よすが/銀之助さんならきっと美味しく調理してくれたことでしょう……(笑)
スワンプマン(高坂のすがた)/実験体の身を案じてくれる人もいたんだなぁ。
ローニン/食材として案じてくれていたの!? 家畜を心配するみたいな、そういうことなんでしょ!? ガタガタガタ!(笑)
GM/神助くんは、そろそろ時間跳躍をやめて元の時代に戻らないと体が危ういかな、と感じ始めます。何も無ければ元の時代に戻りましょう。
神助/……もしかして、テヲにクリスマスプレゼントとして本名と……家族をプレゼントしてやると、天使よりPC達を信用してくれる、とか?
地獄太夫/ほうほう!
神助/天使に懐いている理由は「自分達を導いて居場所になってくれるから」だと思う。なら、確固とした本名と……があれば……?
スワンプマン(高坂のすがた)/ふむふむふむ、帰る場所と、名前みたいな? なるほど、それならチャンスはありそうか。
地獄太夫/ありますあります!
神助/あ、GM……元の時代に戻るのって強制?
GM/はい。強制というか、戻らないと神助くんにペナルティがくるような禁書の呪文を使っている状態です。それにこれ以上この過去シーンでイベントは発生する予定は無いです。
神助/……イースの時間跳躍って、元は自由な時間跳躍ができるっぽい。もっと何時間か前に戻るとか無理?
よすが/ん……?
神助/このままだと爆発して3シーン目にいけないから。もっと前の時間にタイムスリップすることは……。
スワンプマン(高坂のすがた)/あ……帰ってくる時間を、数時間前に設定するということ!? あと2時間くらいしか猶予がないし!
よすが/アッ、そういうこと!?
ローニン/1回爆発してから3シーン目に移行、じゃなくて?
地獄太夫/天才すぎる……(笑) がんがんに戻りたいですなぁ!
GM/あの……GM凄く納得できてしまったので、可能ですね。「禁書の操作が難しい」とかで、【意志】判定で成功したら1D6時間前に時間跳躍で降り立つことができるのはどうでしょう? みんなの記憶はこのまま引き継ぎで、「シャノアールでご飯をしていた時間から1D6時間前に跳躍」、とか。
神助/1D6時間もあれば、世界が爆発しないでクリアーできる可能性が生まれるんじゃないか?
スワンプマン(高坂のすがた)/自分は賛成だぁ、みんなが痛まない方法があるならぜひチャレンジしてみたいねぇ。
地獄太夫/ありがたい! 支援しますよ!
よすが/がんばぇー!
ローニン/がんばえ〜!
神助/久々のプリキュア応援がきた(笑) ダイスロールいきます。(ころころ)【意志】判定達成値は……9。うっ、1足りないやつ?
地獄太夫/≪叱咤激励≫!
スワンプマン(高坂のすがた)/オトチャン!
よすが/おとちゃー!
ローニン/あわわ、ありがとう! 達成値10で成功した!
GM/それでは1D6を振ってください。1D6時間だけ時間を巻き戻してスタートします……。
神助/さすがサポートの天才おとさん。(ころころ)3でした。よすがさん、令呪を使ったら23時間巻き戻りますよ。
GM/……ってオイ!?(一同爆笑)
地獄太夫/しこたま巻き戻す気だ!(一同笑)
よすが/天才。使いましょう。令呪使用!
ローニン/凄すぎかよ! 何時になるんだ!?(笑)
神助/約23時間前、大体1日前に戻ります。みんなで俺の家でスマブラを始める頃の時間だな。
スワンプマン(高坂のすがた)/聖剣さんが巻き戻した時間より前に!? やったぜ(笑)
神助/これはロリにごめんなさいしないといけないな。おとさんとスワンプマンが。
スワンプマン(高坂のすがた)/大団円で終われるならアイス10個くらいで許してくれるだろぉ、多分。
地獄太夫/今度、謝罪のケーキを振る舞いに行きましょ。
スワンプマン(高坂のすがた)/いいねぇ、どうせならアイスケーキとかにしようぜぇ。
よすが/謝罪のケーキにヘラクレスオオカブトが乗ってる図しか想像できない……(笑)
ローニン/それ神助くんが作るフラグ。
神助/アイスケーキでカブトムシな、判った。
よすが/判ったと言って作れてしまう神助くん、さすが(笑)

 シーンの終わりで全員で『供給』することにした一同。
 サポート特技を乱発していた地獄太夫や、禁書を使ったことによる消耗をしていた神助など、4D6点回復した。


よすが/体感的にはずっと起きているので、そろそろ休息を取らないと……もぐもぐすやすやギュッ!
ローニン/みんなとちゅーできる……と思ったけど、自分は【HP】も【MP】も1点も減ってない……。
神助/ローニンに業務用生クリームを差し出す。
ローニン/生クリームおいしい。疲れが取れていく……。
地獄太夫/シャブ生クリーム。
神助/生クリームで変なこと考えるなよ。
ローニン/考えてないよ! 麻薬みたいなんて考えてないよ! 神助くんの手からチュールみたいに吸っていいの? 神助くんのえっち!
神助/(渾身のガンつけ)あん???
M/という訳で、まさかの1日前から3シーン目を始めるよー(笑)


 ●ミドルフェイズ3/スワンプマン 〜夜中のあの場所へ〜

スワンプマン/そういえば自分が光を見ていたし、よろしければスワンプマンがシーンプレイヤーいきます〜。次は誰に成り代わるかな?(ころころ)花栄さんになりました。
GM/キャー! 花栄くーん!(笑) 花栄くんの姿で誰とうろつくのー?
スワンプマン(花栄のすがた)/自分と調査に行ってくれる人〜? お手上げ!
よすが/はぁーい! 前回のシーンでスワンプマンがとても助けになってくれたので、よすがもスワンプマンの助けになりたいのです!
ローニン/かわいいやったー!
スワンプマン(花栄のすがた)/だろぉ? わしわし、マスターゲットだぜ、心強いぞぉ。
よすが/マスターがいて損は無いですし、力いっぱい頑張るよすがです。むきっ。
地獄太夫/ぷにぷに。
よすが/むきっ、できてない……。
地獄太夫/おとも色んなところに顔を出してるので、そろそろ腰を落ち着かせるのだぞ。
神助/自分は禁書で出番を貰ったし、保留にしておこうかな。神助はケーキの型番を作るためにネットでヘラクレスの資料をあさります。
ローニン/神助くんありがとう!(笑) じゃあボク行く〜! やった〜!
スワンプマン(花栄のすがた)/よしよし、一緒にいこうぜぇ〜!
よすが/「おさむし!」『いってきま〜す』 時間が余ってるし、難易度が低いところで確実に1回でクリアーしちゃいましょう!

★『AF判定:光の正体について「知っている人に訊く」』
 ・使用能力値:【理知】【意志】
 ・難易度:40

※「町を滅ぼした光について、知っていそうな人に思い出した話を訊く」演出に成功すること。
 成功した場合、
1D6+5時間が経過した上で光についての情報が入手する。

神助/時間が巻き戻って、今は真夜中なんだよな……。じゃあ花栄がサメを捕獲しに出かけているころだ。
地獄太夫/サメを捕獲するのが花栄くんのこのセッションの目的!?(一同笑)
GM/真夜中に何をしているんだ、あの英霊は……(笑) さて、「知っていそうな人を訊く」というAF判定です。知っている人って誰でしょうね、勝手に適当な人を用意してOKです。
スワンプマン(花栄のすがた)/うぇ〜い。12月の肌寒い夜に繰り出そう。
神助/夜中に現れた花栄に「がんばれがんばれ」とエールを送られます。
スワンプマン(花栄のすがた)/おんなじ顔した奴にがんばれと見送られました。
GM/脳が混乱する光景を作るな。
スワンプマン(花栄のすがた)/ぴかーっと光ったのが天使の仕業なら、あれは異能によるものかなぁ? 異能に詳しい奴、いたっけなぁ。≪ヒストリアー≫で思い出そうとします。知り合いいねえかなぁ。
GM/スワンプマンの場合、「知り合い」というか「知っている人」を脳から検索するっぽいね。
スワンプマン(花栄のすがた)/あーとと、外寒いからなぁ。一緒に来てくれるよすがとローニンに≪トイボックス≫からあったか手袋とマフラーを取り出して手渡します。
ローニン/ありがと!
よすが/あったかい! うれしい! もこもこ。
スワンプマン(花栄のすがた)/2人も何か思いついたら教えてくれるとうれしぃな。とりあえずどっかにいこう。……どこへ?
ローニン/んー……教会とか?
神助/教会とか……昔馴染みとかがいれば……。
よすが/『異能に詳しい人が集まるといえば……教会とか、木ノ本アパートとかか……異端刑務所とか……?』
スワンプマン(花栄のすがた)/いっぱい手段が出てきたぞ、やったね。異端刑務所と教会とが面白そう。どちらかに行ってみようかな?
ローニン/異端刑務所に西大家さんっているんです?
よすが/えっ!? ……銀之助、生きてます?
GM/西大家 銀之助は「機関が解体したとき刑罰を受けた(処刑された?)」という設定なので、詳しくは決定されてないです。……別に生きていてもいいのよ。
神助/プレイヤーが生きてることにすれば、NPCは生きてる。
よすが/処刑されてるのではと思いつつ、獄中で存命だったらだいぶ面白いことになる……。生きていた方が面白いです!
地獄太夫/これは面白い展開の予感!
スワンプマン(花栄のすがた)/機関解体事件に関わった人間なら収容されてねえかなぁ。じゃあ行ってみるか、刑務所。
M/オラわくわくしてきたぞ。……刑務所は、少しここから時間を掛けたところにありまして、到着することができましたとさ。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/では≪+50肉体再現≫で鶴瀬さんになります。夜分にすまない。西大家 銀之助に面会を願いたい。
GM/なんと!?(一同笑) 教会の一番トップになってしまった。そりゃ夜中でも面会OKになるわ、一大事だもんね!
ローニン/うわぁ、凄いや!(笑)
よすが/無事に通された。……鶴瀬さんには事件を解決したあとにお礼の品を献上しておこうとよすがは思った!(笑)
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/まぁなんとかなるだろ〜と思いつつ、お話を伺いにきました〜(笑)
ローニン/……あ、あのさ。面会前にさ、恐怖心を押さえるためにバクちゃんを呼んでもいい?
よすが/いいとも〜!
ローニン/やった〜! ≪異常鉱物≫にてバクちゃんに登場いただこう!
GM/バクちゃんがめちゃくちゃローニンくんの頭に食らいついています。もぐもぐもぐ恐怖心と悪夢をもぐもぐ。
神助/めっちゃ食おうとしてる……。
ローニン/不安でしんどいけど、提案したのはボクだからね。毒を食らわば皿まで、だよ。≪悪喰らい≫。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/うまい。いい男だ。
ローニン/頭にバクちゃんいるけどね!(一同笑) まぁボクが役に立たなくても、2人がいるから大丈夫! ≪絶対の自信≫。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/はは、ローニンがそこにいてくれるってだけで充分に役に立ちまくりなんだよなぁ。
神助/でもローニンはそういうところがある。
よすが/まかせて! 力こぶをします。ふんっ!
地獄太夫/ぷに。
よすが/力こぶ、出ない。
ローニン/よすがちゃんかわいい!(笑)
よすが/重い物を持つときは妖精さんが助けてくれるので、つい甘えてしまっていますね……という≪妖精使役≫。さて、スワンプマンさんとローニンさんとよすがは長い廊下の奥、独房にいるであろう、銀之助さんのところに向かいます!
GM/緊張するシーンになったきた。
よすが/ドキドキの対面が待ち受けていますが、よすがはいつも通りに振る舞います。よすがは本当に色んな人や人でないものに≪魂装支援≫で助けられているので、何があっても大体なんとかなるだろうという自信に満ち溢れています。あ、独房じゃなくて面会室かな?
GM/萌える方でお願いします。
よすが/薄暗そうな独房の方が萌えるので独房の前に案内されました(笑)
ローニン/萌える方は重要だね!(笑)
GM/萌えたので独房になりました。出会った彼ですが、10年経っていますのでさっきのシーンより老けております。
よすが/第一声はもちろんこれ。「へらくれすおおかぶとー!」
神助/やっぱり!(一同笑)
よすが/『久しぶりだな、機関のお偉いさん』 ≪いとしのシト≫ことぬいぐるみちゃんとそろってご挨拶しました!
GM/そんなこと言われたら、覚えてるだろうなぁ(笑) 本日は昆虫の名前しばりをしていたよすがちゃんを見て、「……貴方は、あのときの」と覚えている顔をする銀之助です。
よすが/やったー! 認知されたー!(笑) ぺこりとします!
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/よし、ここは気前良く令呪を使って成功しておくかぁ〜?
よすが/令呪で一気にかっ飛ばせますし、アリアリのアリではと思いました!
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/昆虫しばりだけに?
GM/審議中。
地獄太夫/こんなところで審議中が見られるとは!?(一同笑)
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/よしよし。単刀直入に光について知っていること伝えて【理知】判定しよう。明日さ核爆発レベルの光で街が一つ吹っ飛ぶんだけど君って何か知らん?
地獄太夫/単刀直入!(笑)
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/(ころころ)達成値14、令呪を足して……?
よすが/『この外見で髪が水色の天使が何がしかやるっぽいんだけど知らん?』 令呪を使用!
ローニン/たかっ! 達成値34!
GM/「知っとるわ」 成功です、おめでとう。
よすが/銀之助さんも軽くなった!(一同笑)


    ◆


GM/という訳で、異端刑務所へ光について知っている人に訊きに来た君達ですが。
神助/どきどき。
ローニン/わくわく。
よすが/そわそわ。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/きらきら。
GM/効果音が仲良しかよ。(銀之助になって)「異能によるもの……いえ。その光は、異能によるものではありません。敢えて言うなら、科学によるものです」
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/ほへぇ?
よすが/『なに!? 科学だって!?』
GM/「光の正体は、ミサイルMST315によるもの。簡単に言えば[聖職者]のスキルウェポン≪浄化の一撃≫を超巨大化させて一般人にもスイッチ1つで扱えるようにしたものです」
地獄太夫/ひえ。
GM/「そのミサイルは、大規模異端事件発生した際の武力行使を想定した一般兵装備。ミサイルが3つあれば、街を破壊するぐらいのダメージのある対超巨大生物討伐兵器ってところでしょうか」 閃光して、広範囲に炸裂する爆弾ですね。
ローニン/なにぃ……。
よすが/「たまむし…」『ミサイルだと……』
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/3回爆風があったのはそういうことか?
神助/3回爆風、それだ、。300D6だったから、ミサイル1とで100D6だな。
GM/「かつて機関が開発していた兵器です。機関は異能力開発研究所……教会が昔に手を組んでいた理由も、強敵な異端や魔族から人々を守るための力を編みだす為です。機関は解体され、10年が経ちましたがあの技術は無くてはならないものとして残され、今の人々のために使われていてもおかしくない話」
地獄太夫/実際使われて大変なことになったという。
ローニン/そのミサイルは、何発残っているんですか?
GM/「……3発以上は造られていない、と思いますがね」 そのような兵器が保管されている場所に検討がつくか、【理知】判定の難易度10で調べることができます。情報収集系の達成値アップ特技を持っている人は使ってOKよ。
よすが/(ころころ)出目が5と6で、達成値16。たっか。
ローニン/凄い!(ころころ)達成値8。うん、納得。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/≪ヒストリアー≫を使って……(ころころ)クリティカル。その組織の人間に成り代わったことある。
ローニン/凄くない!? とても凄い!(笑)
よすが/スワンプマンさすがスワンプマン!?(笑) 「あかはねむし!」『あれだなあれ、絶対あれ』
GM/よすがちゃんは検討がつき、スワンプマンは我が事のように知っていた。『A市駐屯地防衛設備所』という場所を思い出します。『A市駐屯地』とは、A市にある自衛隊基地のことです。
神助/自衛隊基地! スワンプマンは自衛隊員に成り代わってたのか(笑)
GM/AWの舞台となっているN市、そのお隣のA市とS市では、とても異端が多い地方です。という訳で様々な退魔組織や異能力団体、国の団体が集まって街の平和を守っています。自衛隊の基地があるのはもちろんなのです。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/国も……そりゃあそうか。
GM/じゃあスワンプマンは昔、成り代わった自衛隊隊員の過去を覗いたことがあるからこんなことも今更思い出した。「極秘事項。今年度12月1日〜1月31日にかけて大規模異端事件発生した際の武力行使を想定した一般兵特殊訓練を異能力団体の合同訓練として行なう」という報告を。……12月6日の今日は、訓練の真っ最中ですね。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/覗き見た記憶を皆さんにお伝えします。こういうことがあってさぁ。
ローニン/襲撃されちゃったのか…。
よすが/昔、スワンプマンと一緒に航空ショーを見に行ったことのあるよすがは思い出したのだ。
神助/航空ショーとかで見る基地ってテンション上がるよな(笑)
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/訓練があるし、ミサイルのメンテナンスをしていて……いつが使われちまったかもしれねえなぁ。
地獄太夫/あわわ、なんてこったい。
よすが/スワンプマンさんの有能っぷりに痺れライナーよすがなのであった!
ローニン/2人とも凄いなぁ!
GM/さて、君達は前のシーンで……『イベントキー:繰り糸×クリエイトゲイトの禁書』をゲットしている。そこには「視界内にある単体の対象を、自由な場所に移動させる」って効果が書かれていた。
神助/ああ。
GM/視界内にある単体でなければならないので、視界に収めねば禁書は使えません。ところで天使は禁書の知識をいっぱい備え付けられた兵器です。
よすが/あ、ああー! なるほどー! 天使が……。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/禁書を使って天使がミサイルを街中に持ってきたということ……?
ローニン/天使の視界にミサイルを入れたらアウト……。
GM/そのミサイルの保管場所はどこに行かなくてはいけないか。駐屯地を思い出してくれたなら、基地の住所も思い出せる、もしくは調べられるでしょう。

 『イベントキー:A市 防衛駐屯地』
 タイミング:イニシアチブ  射程:シーン  代償:1HP

 A市にある防衛駐屯地に向かうことを表わすイベントキー。クライマックスフェイズに突入する。


神助/クライマックスフェイズにいくイベントキーだ!
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/天使より先に自分達が禁書を使って、ミサイルを天使の知らない場所に隠して……戦闘に突入すればいいのか?
地獄太夫/なるほ! 天使ちゃんとミサイル争奪戦!?
よすが/天使の視界から隠してしまえば良き良き!
ローニン/どこに転送しちゃう? 教会? 神助くん家?
神助/ミサイルを家に飛ばすなよ!?
ローニン/でも天使は知らないよね、神助くんの家?(笑)
地獄太夫/ミサイルが家に収まりきるかが問題だよ!?(笑)
神助/『AW』ならAF判定でミサイルが置けますって言えば置けるよ。
よすが/そっか。ミサイルのサイズってどれくらい?
神助/『AW』なら3センチですって言えば3センチになるから3センチでいいじゃん。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/科学力って凄ぇ。
GM/3センチはねーよ!?(一同爆笑) 神助くんの家って独り立ちしてただスマブラやってたアパートでしょ!?
ローニン/6畳くらいの部屋なら入るのでは?
よすが/玄関から廊下を通って6畳間くらいの長さがあれば格納できるのでは?
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/横に寝かせれば入りそう?
地獄太夫/ミサイルを床下にしまいましょう。いけるいける。
GM/ハイ、イケマスネ。
神助/いけることになった!(一同爆笑) 機関の力ってすげー。
地獄太夫/ミサイルが家で冷えてる。心ウキウキわくわく。
神助/アイスケーキと共に冷えてる。……もうクライマックスフェイズに移行してミサイルをワープさせに行くぞ!
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/その前にテヲさんにプレゼントしなくていいのかぁ?
地獄太夫/重要重要。テヲちゃんにはこちら側についてもらわねば。
ローニン/テヲに……天使への提供を止めてもらわないとかぁ。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/両親の所在とか調べなくてもいいのかなぁ?
GM/テヲの両親を探すなら、【理知】か【幸運】で難易度12の判定をしてもらおうかな。
ローニン/幸運で振りたい!(ころころ)達成値14、わーい! きっと以前テヲに似た人を見かけたんだよ! デート中に!
GM/テヲに似た人を見かけたローニンくんは、「あれはきっとテヲの両親だ」という第六感を、絶対の自信を抱きます。『イベントキー:クリスマスプレゼント2』として、「両親健在。2人とも元気に生きているよ。平和だよ!」を渡してやったね。
地獄太夫/素晴らしいプレゼントだ……。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/生きてた、よかったなぁ。今もテヲのこと探してやってくれてるのだろうなぁ。
GM/それは、もちろんそうでしょう。過去の銀之助の台詞にも、そうあります。こうしてみんなは異端刑務所を出て行くのかな。
神助/じゃあ、安心してクリスマスプレゼントを渡しに行こう。
よすが/銀之助さんにぺこり! 『助かったぜ!サンキュー!』
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/情報は有効に使わせてもらう、君のおかげでたくさんの命を救うことができる。感謝する。
ローニン/包丁を持ったケーキの人、怖いだけじゃなかった。……ありがとうございました。
GM/その男達の言葉に、彼は無言で頭を下げるだけだった。……という訳で、『イベントキー:テヲの居住区』を使用してテヲのもとへ向かってくださいね。
神助/クリスマスプレゼント……何か買いたいな。ローニンは何かテヲにあげるとしたら、何にする?
ローニン/テヲとどんな関係になりたいか、じゃないかなぁ。バラの花束? 指輪? もしくは、いつでも連絡できるように、プリペイド式の携帯?
神助/携帯電話と花束と指輪で、どんな関係なんだよ。
ローニン/「いつまでも仲良くしてください」?
神助/あ……そうだな、納得。
GM/神助くんは何かプレゼントしないの?
神助/…………。
ローニン/ボクの担当は、両親の情報をプレゼントだと思ってたよ。
神助/もういっそサメのぬいぐるみでもあげたい。
ローニン/それは花栄さんじゃん。
神助/ぐっ、マジレスされた。
地獄太夫/思いさえあれば、女の子は男の子から何を貰っても嬉しいでありんすけどねえ。後ろからこっそり声だけ掛けよう。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/オトチャンいい大人。
地獄太夫/三人の行く末を優しく暖かく、時に生温く応援しております。
よすが/『サメはともかく、ぬいぐるみってのもいいんじゃねえか』とぬいぐるみちゃんが、鼻の下コスコスします。
神助/ぬいぐるみの鼻をコスコスしておく。……よし、じゃあ、プレゼントを考えた。テヲの所に行きます。
GM/おっ、隠すタイプかコノヤロウ。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/いいねえいいねえ。
ローニン/何にしたのかな〜?


 ●トリガーイベント

GM/ローニンくんと神助くんは、テヲの居住区のあった廃ビルへ向かいます。夜もまだ深い時間だよ。
神助/寒い。
ローニン/カイロをあげる。
神助/ありがとよ。ココアをあげる。
GM/今回の世界線では、まだテヲと出会えていません。ですが、君達はテヲがそこから出てくることをしっています。
神助/そっか、タイムスリップしたから
ローニン/警戒させちゃうかな?
神助/警戒するかもしれないけど、何も変わってなければ、再会を喜んでくれる筈だ。
ローニン/うん、そうだね……切ないね。
GM/彼女の、近所のコンビニから……大勢で食べる量のおでんを買って帰ろうとしている姿が見えた。他のチルドレン達の朝ご飯を買いに行ってあげているみたいだ。彼女は廃ビルの方に消えていこうとするけど?
神助/テヲ。声を掛けます。
GM/声を掛けられた彼女は驚いて、「……神助くん……? 神助くんだ!」と凄く驚き、嬉しそうな顔をします。駆け寄ろうとすると大量のおでんがバシャバシャと揺れる。
神助/熱い!(笑)
ローニン/おでんを持とうとする。ボクもいるよ〜(笑)

GM/「ろ、ローニン! ローニンも……!」 感動の再会、それはやっぱり変わらない。さて、反応は前回の世界と同じなので、スキップスキップで省略させていただきます。彼女の台詞は前回同様全部話して聞いたことにしてください。『AW』にありがちなこと。
ローニン/はい。
神助/了解です。
GM/再会を喜び、自分の過去を話し、ビルにいる子達のことを話し、天使のことを話す。天使がキレイなものを見せてくれると言った、そのお手伝いをするんだ。3日前にここに来たんだよ。MPを供給してるよ、神助くんたちは何を……という感じです。まだビルに入らず外で話してるかな?
ローニン/うん。他の子達たちに聞かれるの、ちょっと困るかもだし。
神助/3人で話す夜空の下というのも、悪くない気がしてきた。……チラリとローニンを見る。
ローニン/じゃあ、ボクから。あのね、プレゼントがあるんだ。
GM/「……えっ?」 きょとん。
ローニン/携帯電話。いつでもボク達と連絡できるように。受け取ってくれる?
GM/「……えっ! こ、これ、ちょっと高いものでしょ?」 慌てるテヲ。でも困っている様子は全然無い。「いつでも連絡」の言葉が嬉しいという顔だ。
ローニン/そんなことないよ。大丈夫だよ。
GM/「ローニン、10年経って金持ちになったの?」 小突くテヲだけど、受け取った電話をキラキラした目で、細い両指で包み込んでいます。
ローニン/神助くんの方が金持ちだよ〜! 今、神助くんの家に居候してるんだ〜。
神助/不本意にもな。
ローニン/テヲも遊びに来てよ!
GM/「い、行ってもいいの? ……お友達の家に昔遊びに行ったみたいに……連絡していいんだね」
神助/ああ。俺からのプレゼントは……俺の家の合鍵だ。金色の糸を編んだストラップをつけてある。
GM/合鍵だ。
神助/ローニンから貰った携帯電話も使いたいだろうから、事前に連絡はしてほしい。連絡しなくてもテヲなら俺達はいつでも出迎える。いつでも会いたいから。
ローニン/最高じゃん。
神助/……その金色の糸は、俺がさっき編んだ。
GM/自分で作ったんだ?
神助/俺は[領域遣い]で、金を作れるとかいう能力があった。機関時代には、失敗作だと言われたけどな。でも、今は……教会に保護されて、良いエージェントの家に引き取られた。そこで色々と教えてもらって、良い友達もできて、余裕が生まれて……能力をしっかり自分で使役することができたんだ。その10年の成果を、テヲにあげたい。
GM/「……ローニンはお金持ちになってるし、神助くんは10年凄く立派になったし……私は10年間、山にこもっていて……」 思うところがあるのか、少し口を閉ざそう。
ローニン/でもテヲは他の子達を守っていたんでしょう? それはテヲにしかできかった、凄いことだよ。
神助/あとな……携帯電話と合鍵、プレゼントはそれだけじゃないんだ。
GM/「ちょっ、もうこれ以上は貰えないよ!」 さすがに申し訳無くなって断ろうとするテヲ。
ローニン/ふっふっふ、聞いて驚け! テヲのご両親は生きている! しかもテヲを探してる!
神助/そうだよ、生きていて探しているんだ。……柳田さんが、娘の朔を。
ローニン/凄いでしょ? ビックリりでしょ?
GM/「……探して、くれたの? ローニン達が……調べておいてくれたの?」
神助/俺達が調べたのもある。でも、ご両親は自分から会おうとしてくれていたと思う。生きていて、平和に過ごしているらしい。
ローニン/だからね、テヲの幸せな時間を、ボクたちにちょうだい? テヲからのプレゼントは、テヲの幸せな時間がいいなぁ。
GM/うっ、言い方が可愛い(笑)
神助/また軽い台詞を……と思いながら、ああその通りだ、と思った。
GM/「……ねえ。私は、既に幸せな時間を過ごしているけど……もしかして、他のチルドレンの子達も探してくれたり、助けてくれる人が……いるのかな?」
神助/いるよ。俺はそうだったんだから。
ローニン/もちろん、異形でも人間じゃなくても、助けるよ。助ける人間だって、いるよ。
神助/そうだ、教会に相談しよう。エージェントに、高坂さんに、俺の両親になってくれた人達に、友人達に相談しにいこう。
GM/異端者のローニンが、保護されて助かったという神助が「助けるよ、相談しにいこう」と言ってくれる。その言葉に頷いたテヲは、意を決して言います。「明日……ううん、今日!まだ朝方だし、昼間にでも……連れて行ってくれる?」
神助/行こう。いいよな、ローニン?
ローニン/「もちろんだとも! みんなで行こう!
GM/「……ありがとう、2人とも!」 満面の笑みで、テヲは言う。「こんなに幸せなこと……そうだ、天使様とちゃんと話そうと思う。えいっ!」 ブツッ。
ローニン/えっ。
神助/ブツッ?
GM/天使様とのリンクを切ってみたよ。これで今お出かけで会えない天使様だけど、きっと天使様はそのうち帰ってきてくれると思う。何か私達にあったら来てくれる人だもの!」
神助/……おう?(笑)
地獄太夫/……テヲちゃん、思い切りがいい(笑)
GM/「みんなにも天使様とのリンクを切るように言っておくね」 次々ブツブツと魔力供給が切られていきます。君達はこう思う。「あ、早めにクライマックスフェイズいかないとヤバイぞ」と。
ローニン/うわああああ!?(笑)
神助/いや! これは逆にいいことだ! 補給路が無くなったのだから!(笑)
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/強行突破してくるかもなぁ?(笑)
ローニン/そうなの!? そうなの!?(笑)
よすが/パーティーが分断中に即飛んで来られたら死ぬ!(笑)
GM/そこは大丈夫。「おでん冷めちゃうね、いったん戻るね。……後で連絡、ちょうだい。この電話にね!」 わくわくにこにこ、テヲはシーンを去りますよ。
神助/あ、ああ……ちょっと俺達はこれからすることがあるから……。全部終わったら、連絡するよ。その携帯電話に。
ローニン/待ってて〜!
GM/「待ってる! ……約束だよ、ちゃんと電話してきてねー!」 シーンアウトするテヲでした。
神助/……早く行こう。
ローニン/うん。早く天使をどうにかしないと。
神助/どうにかしないと、連絡する電話も灰になっちまうからな。電話で、よすが達に基地に向かうと連絡します。
スワンプマン(鶴瀬のすがた)/よぉし、行くかぁ!
よすが/『のんびりシャノアールでくつろいでる場合じゃねえな! 向かうぜ!』 おー!
地獄太夫/シャノアールでもぐもぐしながら拳を上げます。栄養補給は大事でありんしょ!(笑)
ローニン/補給は大事!(笑)