アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 天使が消した12月 』 4ページ ■
2019年3月11日/3月12日/3月20日




 ●クライマックスフェイズ

スワンプマン/次は誰に成り代わるかな〜。(ころころ)おっ、よすがに成り代わります。
よすが/双子コーデしなきゃ!(笑)
GM/これから天使もクライマックスフェイズに登場するから、三つ子コーデになっちゃうよ?(笑)
スワンプマン(よすがのすがた)/ふえるよすが顔。ところで、イベントキー『イベントキー:A市 防衛駐屯地』の代償は誰が払う感じ?
地獄太夫/オトチャンは特技取得で【HP】を上げてムキムキなので、オトチャンが【HP】を1点消費していきます! みんなで「お〜」って言うと行けるんでありんす!
ローニン/おー!
よすが/『お〜!』
スワンプマン(よすがのすがた)/お〜!
GM/では……メインの商業施設や居住区とは離れた、林が多いところにひっそりと基地へとやって来ました。基地の入口には、警備員さんが居ます。大きな門に左右に2人、男性がビシッと立って警備をしているのですが。……能力者なら「あの人達、石化してるよね?」と判ります。
スワンプマン(よすがのすがた)/邪魔するぜぇ〜……おっと?
神助/≪石化の魔眼≫を使われたのか……。
地獄太夫/あらまあ。よすよすしておきましょ。
よすが/バステ回復が≪呪いうつし≫しかなくて、もどかしみを感じる……。
ローニン/後で元に戻すからね……多分。
GM/……そうだな、今回の皆さんは予想よりずっと早めな時間に到着してくれたので、【反射】判定で難易度11に過半数、5人中3人が成功したなら、天使より早くに目的の物の元へ行けることにします。
スワンプマン(よすがのすがた)/はーい。(ころころ)達成値17で成功。
よすが/スワンプマンさん凄い!(ころころ)達成値8。
ローニン/さすが知ってるだけある。(ころころ)ごめん、達成値8。
地獄太夫/達成値9。スワンプマンが一足飛びで行った感じ!
神助/(ころころ)達成値7。……神助は誰かに≪悔改めよ≫で振り直しをせることができる。オトチャン、もう一度振り直してでいってくれ!
地獄太夫/ワンチャンありそうだし了解です!(ころころ)達成値12で成功!
スワンプマン(よすがのすがた)/ビューティフォー!
神助/ハイタッチ。
地獄太夫/タッチタッチ! 神助くんありがとう!(笑) そしてローニンくんに≪逆転運命≫、振り直してがんばぇー!
ローニン/(ころころ)達成値……11!? ありがとうハイタッチ! えへへ怖かったぁ!(笑)
GM/ローニンくんよすよす。スワンプマンとオトチャンとローニンくんが先導してくれたので、全員成功とします。
よすが/よすがはスワンプマンにおんぶしてもらいました。ぬいぐるみは、よすがの背中に風に揺れながらしがみついて連れて行ってもらえました!
スワンプマン(よすがのすがた)/同じ顔でおんぶ〜。
ローニン/神助くんもおんぶしようか?
神助/……結構で、す……いや、頼んだ。
地獄太夫/仲良しだなぁ(笑) ドドドドって走るよ!
GM/足腰しっかりしてそうだもんな。
ローニン/安産型イイネ!
GM/突入する君達。中に居る人達で出会った方々は、みんな石化していて君達を止める者はいなかった。戦闘不能状態であり、死亡はしていません。
神助/……石化は、俺達にとってはラッキーかと言うべきか。
よすが/容易に侵入できてラッキーだけど 自衛官全滅が事態の重さを物語っている……。
地獄太夫/殺されなくて済んだのが僥倖でしたえ。
GM/では、対異端兵器が厳重に保管された倉庫にやって来ました。天井も広く、ヘリコプターが入るような室内です。まだ誰も居ませんね。
ローニン/神助くん! 転移を!
神助/やるよ……って、代償でかいな?
よすが/私がやろうか? という身振り手振り。正気度はリソース!
神助/大丈夫だ、俺がやる。よすがは、これから来る……自分の顔と同じ奴に動揺しないよう、構えていろ。
よすが/こくりと頷くよすが……。
神助/(ころころ)【正気度】5点喪失……。神助はイースの禁書といい、異能を利用するのが下手である。
GM/ある意味おいしいよ(笑) では禁書を本日体感2回も使った神助くん。ミサイルに向かって呪文を唱えます。ルーラのごとくびゅーんびゅーんびゅーん。
地獄太夫/3つとも飛んだ!(笑)
GM/それと同時に……そこに保管されていたミサイルの、あった場所。天井が開けた訳でもないのに、天使がそこに舞い降りた。
ローニン/……出た。
地獄太夫/来しんしたね。
GM/兵器、つまりはロボットとは思えないほど、柔らかく暖かそうな少女の姿をしたそれ。天使はある物を探している。だがそれは無い。探した結果、見つけたものといえば、君達だった。
よすが/自分と同じ顔をまっすぐに見つめ返す。いつ戦闘が始まっても良いように、よすがもマスクを下ろします。
GM/マイナーアクション:マスクを下ろす。
よすが/メジャーアクション:胸を張る!
地獄太夫/かわいい!(一同笑) そちらに向き直り姿勢を正すぞい。
スワンプマン(よすがのすがた)/にたぁ、と意味深に笑っておこう。
神助/余裕なスワンプマンの横で、警戒してスキルウェポンの日本刀を、ウズマキから出す。
ローニン/ボクは手を振っておこうかな。
GM/周囲に光が舞う。戦闘の構え……に見えたが、光が浮くけど明らかにその出力は弱い。魔力が不足しているようで、天使は首を傾げます。
スワンプマン(よすがのすがた)/よしよし、弱体化してるぞ……。
GM/……首を傾げていた天使ですが、天使の口が開きます。

 「爛れた世界には浄化の光が必要である。
 選ばれし我らには、穢れた世を正しき道へ導く使命がある。光を生み出し、人々を導く使命がある」


GM/この台詞、元機関チルドレンである2人はビクリと体が震えるほど聞いた言葉かもしれません。機関の訓えだ。機関の最高責任者であり君達チルドレンの支配者、実質の神であった上門 狭山のありがたいお言葉だから覚えている筈。
よすが/さ、狭山さんの置き土産かぁ〜!
ローニン/う、うろたえる……!
神助/……どこがありがたいお言葉だよ。呪いじゃないか、どう考えても。

 「今から光を連れていく。多くの人々に光を届ける。そして穢れた世界を浄化する。
 それが我々の使命。世界を救う者達の使命。負の感情で溢れた悲しき世界を消さなければ、本当の平穏は訪れはしない。
 ……だというのに、何故君達は魔力を切ったのだ? 君達はキレイな世界を作りたかったのではないのか? キレイな世界を見たかったのではないか?」


GM/天使は、ここにいない誰かに話し掛けるように口を開いています。
ローニン/テヲに言っているの? やめろよ。
GM/話し掛けられた。そう認識した天使は、ローニンを目視します。
ローニン/そんなこと、テヲに言うな。悲しむだろ。痛みや死で溢れた世界なんて、キレイじゃない。
神助/……ローニンの言う通りだ。お前がキレイにする世界ってのは……メチャクチャで血まみれで最低の世界だ。そんなものにテヲの力を使わせるな、お前の好きな機関はもう無くなったんだから、お前も無くなっておけ!
GM/「……穢れた世界を正すために私は生まれた。どうか人々に世界を。救いを。全人類に正しい未来を」 光が、舞います。ふわっと……美しい光が、兵器とは思えない光の破片が、よすがちゃんやスワンプマンやオトチャンの周囲にも散っていく。
地獄太夫/……マスターが望むのであれば、天使であっても地獄に落として見しんしょう。戦闘体勢に入ります。
よすが/『生まれた目的が間違ってる、その手段は汚い、そう急に言われても納得できねえだろうけど、だからって見過ごすわけにはいかないんでな』「 あなたを止める。 」 決意表明のように言うことで、戦闘モードに入ります。
GM/「……光は必要……絶対なる光が必要……」
スワンプマン(よすがのすがた)/光じゃなくってもいいだろぉがよぉ。じゃあ、やりますかねぇ〜。
地獄太夫/スワンプマンもにもにしながら戦闘しましょ!
スワンプマン(よすがのすがた)/もにもにされるぅ〜(笑)

【行動値】
 スワンプマン:16
 天使:15
 神助:13
 ローニン:13
 よすが:11
 地獄太夫:9
 天使のモブA・B・C:8


GM/なお、ミサイルがシーンに登場している状態で、誰かがファンブルしたら『ミサイルファンブルチャート』を振ってもらう予定でした。
スワンプマン(よすがのすがた)/ひょええ、ファンブルチャート(笑)
神助/ミサイルが控室でドッキリ待ちしてたのか。
よすが/わくわくしますね。そんなミサイルさんに逆ドッキリを仕掛けて神助くんのお部屋に転送を目論んだ我々(笑)

 第1ラウンド目、セットアッププロセスが開始。
 天使はオリジナル特技≪天使のセットアップ≫を使用を宣言した。

GM/(ころころ)ダイスロールの結果、天使はセットアッププロセスに[感応力師]の≪瞬足≫を使用。(ころころ)自身の【行動値】を8点追加し、【行動値】23になりました。
地獄太夫/うおお早い!?
神助/早くなりやがった! 神助は≪機関「頭垓 所属」≫を使用して、10メートル離れた天使にも攻撃できるよう、≪鋼神の鉄槌≫である日本刀の射程を伸ばします。普通の刀が金色に光る!
GM/日本刀が伸びた!(笑)
ローニン/ローニンは、≪ペネトレイトアイ≫で対象識別をします。天使のステータスを見たい、かな!
GM/OKです。ラスボスデータなので、【幸運】の判定難易度は12とします。がんばぇー。
ローニン/【幸運】判定!(ころころ)達成値12で成功!
スワンプマン(よすがのすがた)/さすがぁ。天使のスリーサイズまで判りそう。
GM/よすがちゃんと同じです。
ローニン/同意が無いので見ないかな。
地獄太夫/紳士!(笑)
神助/偉いぞ、ローニン!(笑)
GM/ぴったしの達成値なので、データを公開しますね。オリジナル特技≪天使のセットアップ≫の解説です。天使は、追加クラス[アーティスト]と[イレギュラー]を除いた12種類のクラスの特技を全て持っています。ランダムで何のクラスになるか決定し、取得したクラスの≪特技マスター≫を使います。
地獄太夫/ほほほ、楽しくなってまいりました(笑)
GM/なお、今は[感応力師]マスターとなっています。戦闘特化クラスじゃないから安心だね。
よすが/支援系は痛い。僧侶から殺せ。
地獄太夫/殺意の波動!(笑) 火力で押し切りましょ!

 よすがは≪魂装支援≫をスワンプマンに使用し、ダイスロールとクリティカル値の強化を図る。
 地獄太夫は≪闇の衣≫で、シーン間の自身強化を行なった。


GM/最速メインプロセスは、まさかの[感応力師]になって一番手の天使です。重圧を選択した≪パスアウト≫+≪思念の刃≫で、40メートル以内の範囲選択対象に攻撃します!
スワンプマン(よすがのすがた)/とんでもねえ!
神助/重圧で範囲攻撃かよ。魔王じゃねーんだから!
GM/そこで魔王をチョイスすんな(笑) 命中判定を振ります、全員回避判定してね。(ころころ)命中14。
ローニン/ふええええ!(ころころ)回避14! 成功。
スワンプマン(よすがのすがた)/回避19。成功。
よすが/スワンプマンさんとローニンさんのファインプレイが輝く!(ころころ)回避12、あらまあ。
神助/(ころころ)回避10、失敗。
地獄太夫/(ころころ)回避13。オトチャンは1点だけ足りないので、≪血の媚薬≫で成功させる。あと、よすがちゃんには≪叱咤激励≫!
よすが/いけます! おとちゃのがんばぇーに背中を押されて回避!
神助/よすが、令呪を頼めるか!? 神助は2D6で11が出ないと無理だ!
よすが/「 神助くん、避けて! 」 令呪ー!
GM/わーお、まさか全員回避でOK。幸先が良いね。お次はスワンプマンのターン、どうぞ。
スワンプマン(よすがのすがた)/スワンプマンはメインプロセスで、≪却奪:足≫+≪グロウカリバー≫、消費SDは3つをモブ天使に攻撃。出し惜しみしない!
よすが/モブから殺しましょう、天使の手番を減らしたいので!
スワンプマン(よすがのすがた)/まずは命中を振ります〜。(ころころ)命中18!
ローニン/お高い!
GM/モブAが回避を振ります。(ころころ)回避10、当たります。
スワンプマン(よすがのすがた)/≪念動障壁≫されるのを鑑みて、確実に落とすために≪インドラ≫を使います!(ころころ)霊力ダメージ45点! 雷がぴしゃーん!
地獄太夫/おお! さすがイレギュラー!
ローニン/とても強い!
よすが/固定値の時点で1よすが消し飛ぶ威力ですよ!(笑)
GM/モブAは【防御点】を計算することなく、落ちます。

 神助は、モブBに≪強化術式≫+≪鋼神の鉄槌≫で攻撃。
 命中することができたが、ダメージロールで1・1を出し、ダメージは9点。撃墜することができず。
 続いてローニンは、≪覇魔矢≫+≪無の射撃≫+≪機関「チルドレン」≫でモブCを攻撃し、23点で撃退した。
 そしてよすがは、≪興奮剤≫で【MP】を2点回復、≪朽ちゆく魂≫+≪魂を纏う腕≫で天使とモブBを攻撃し、毒+24点ダメージを与え、モブBを殲滅する。


よすが/「 潰れろ 」 意志を込めた言霊を発すると、見えない何かに押さえつけられるように、敵は自ら地面に激突する!
ローニン/惚れる!
スワンプマン(よすがのすがた)/ひゅうひゅう!
GM/神助くんが既にダメージを与えていたモブBは倒れるが、天使は自身へのダメージに≪念動障壁≫を使用!(ころころ)ダメージを13点軽減します。
地獄太夫/弾いてきた!
ローニン/おのれ固定値……!

 地獄太夫はマイナーアクション≪興奮剤≫+令呪で【MP】を22点回復。
 メジャーアクション≪躍動の呪歌≫で、スワンプマンを未行動化した。


地獄太夫/ではスワンプマンに≪躍動の呪歌≫! 体がどんどん軽くなる〜。
スワンプマン(よすがのすがた)/ひょお〜。体が軽くなったなぁ〜! いくぜ、消費SDは3つで≪却奪:足≫+≪グロウカリバー≫!(ころころ)命中20!
よすが/クリティカルには惜しい、でもこれは当たる!
GM/(ころころ)回避14で当たります。
スワンプマン(よすがのすがた)/≪インドラ≫をダメージロール直前に使用。(ころころ)ダメージは、霊力46点。ちょっと早いクリスマスプレゼントだぁ。
ローニン/えっ、凄い! 高い!(笑)
神助/令呪とか使っちゃう?
スワンプマン(よすがのすがた)/いいねえいいねえ、いきたいねえ。よすがぁ、頼む!
よすが/「 やっちゃえー!! 」 令呪です!
GM/よすがちゃん(偽)からのプレゼントなんて嬉しいなぁ。でも天使はまだ≪念動障壁≫が使える。(ころころ)13点軽減だ。

 クリンナッププロセスで、天使がバッドステータス:毒の効果で5点のダメージを受ける。
 そうして第2ラウンドに突入。天使の【行動値】が15に戻り、再び天使はオリジナル特技≪天使のセットアップ≫を使用した。


GM/(ころころ)ダイスロールの結果……[狩人]を取得します。
ローニン/ボクと同じやつだ!
地獄太夫/バステが怖い!
スワンプマン(よすがのすがた)/≪零力射撃≫も怖い。
GM/天使はセットアップで≪蜂の唄≫を使用。移動しなくてもいいけど、PC達に気持ち5メートルだけ近寄っていい?
スワンプマン(よすがのすがた)/これで心の距離も縮まる。
ローニン/ローニンがセットアップで≪異常鉱物≫を使用して、モブ1体作成。いでよバクちゃん!
よすが/おお〜、バクちゃんが戦場に! よすがは≪魂装支援≫をスワンプマンに! がんばぇー!
スワンプマン(よすがのすがた)/よっしゃ来い〜!
地獄太夫/オトチャンは≪本能の拐引≫を使用。ラウンド間、味方全員ダメージ+4。みんなのダメージあげてきましょ。【MP】やばいので後で回復するぞい!
GM/ぞいぞい、セットアップが終わったのでメインプロセスへ。スワンプマンのメインプロセス といきたいところなんですが!
神助/が?
GM/なんと、[狩人]になった天使がですね……≪ハヤテの爪先≫という、イニシアチブプロセスにメインプロセスができて行動済みにならないという、2回行動特技を取得しているのです。
スワンプマン(よすがのすがた)/な、なんだってー!(笑)
GM/という訳で、天使のメインプロセスが先です! でも今回は範囲攻撃じゃないのでダイスロールで対象を決めます。(ころころ)スワンプマンを狙うよ。
スワンプマン(よすがのすがた)/うむ、道理だな。
GM/スワンプマンに、≪覇魔矢≫+≪無の射撃≫、ついでに≪圧縮撃≫で攻撃!
ローニン/えっ、本当にローニンと構成が同じじゃん!?(笑)
GM/まさかの同じだ。命中いくぞー。(ころころ)命中は……出目が1・2で……12。
スワンプマン(よすがのすがた)/(ころころ)固定値で避けたー。
地獄太夫/華麗に避けた!
GM/≪零力射撃≫で回避をファンブル化。[狩人]になって良かった!(笑)
スワンプマン(よすがのすがた)/ですよね。でも【MP】は順調に減少してそう。
GM/うん、テヲからの供給が止まっているので2ラウンドもしないでガス欠するかもね……。ダメージロールいきます。(ころころ)ダイスが6・5・5で、物理43点ダメージ。
神助/なんだその出目!(笑)
ローニン/高すぎでは? 恐ろしい殺意の高い出目!(笑)
よすが/『案外負けず嫌いと見た』!(笑)
地獄太夫/そこもよすがちゃん似なのか気になるところ……(笑)
スワンプマン(よすがのすがた)/本気出しすぎだろぉ〜。ダメージ軽減特技は……?
よすが/戦闘不能回復特技はあるけど、ダメージ軽減は無いです……。
神助/みんな、倒す方で向いてたから……。
地獄太夫/当たったら死ぬやつだった……。
ローニン/ごめん……。
GM/スワンプマンの【HP】0だね。……あっ、一つ手が。バクちゃんって、移動してなかったよね?
スワンプマン(よすがのすがた)/バクちゃん!?
ローニン/バクちゃん、いってください!
GM/バク「(なんかすごくいい台詞)ーーーー!!!」 庇いました。
神助/なんかすごくいい台詞!(一同爆笑)
スワンプマン(よすがのすがた)/なんかすごいいい台詞を胸に刻みます(笑)
よすが/なんかすごくいい台詞を胸に刻んで、天使を止めねばと決意を新たにしました!(笑)
地獄太夫/来世でまた会おうね!(笑)
神助/来世って3ラウンド目のセットアップだよな(笑)

 スワンプマンはマイナーアクションでエンゲージを離脱、消費SD3つの≪グロウカリバー≫で攻撃を行ない、命中させる。
 ダメージロール直前に≪インドラ≫を使用し、50点を叩き出した。

スワンプマン(よすがのすがた)/これで出し惜しみなし最後の一発!
神助/相変わらずの出目! 令呪いっておこう!
よすが/「 いっけー! 」 令呪令呪!
地獄太夫/≪禍福のさざなみ≫を使用!(1D6ころころ)5なのでセーフ、そこに20点追加してください!
GM/天使が≪銃幕≫を使用!(ころころ)11点のダメージ軽減! ……天使は、生きてます。
スワンプマン(よすがのすがた)/はぁ〜、しぶといなぁ〜。後は頼んだ!
GM/そして天使の2回目のメインプロセスだ。≪覇魔矢≫+≪無の射撃≫のランダム攻撃を……(ころころ)地獄太夫を対象に!
ローニン/オトチャン!
地獄太夫/にっこり! こいこーい!(ころころ)1・1でファンブル!
ローニン/えええええ!?(一同笑)
地獄太夫/≪聖者の友≫を使用、シーンに3人聖職者がいたらクリティカル! 乱高下!(笑)
よすが/オトチャン! 出目が! おいしすぎる!(一同爆笑)
地獄太夫/一瞬、挫けかけましたがみんながいるので気合をいれて避けました! ありがとう仲間の力!(笑)
GM/フラグ回収凄いな……(笑) さて、次は神助かローニンのメインプロセスだけど?
神助/ローニン。命中に令呪を使って確実に当てて、ダメージに令呪を使って確実にダメージ20点越えをしよう。
ローニン/いいの? ヤっていい?
神助/やっちゃえバーサーカー。
ローニン/いえーい!(笑)
スワンプマン(よすがのすがた)/がんばぇ、恋のバーサーカー。
GM/それローニンのキャラソンか何か?(笑) では先にメインプロセスで動くのは、ローニンくんだね。
ローニン/≪覇魔矢≫+≪無の射撃≫で命中判定をします!(ころころ)天使に、命中14!
GM/ 天使の回避判定!(ころころ)回避14……あ、避けた。
ローニン/ここに令呪!
神助/令呪だ! 当てろー!
ローニン/神助くんの力も合わさって、だから当たったんだね……これでも食らえ!(ころころ)ダメージは、19……!
神助/重ねて令呪をもって命ずる、確実に天使を射落とせ! ダメージ+20点!
地獄太夫/熱い! ダメージ39点!
GM/39点……天使、オーバーキル。【HP】0です。戦闘終了になります!
ローニン/やったー! 神助くんありがと!
スワンプマン(よすがのすがた)/ひゅー! そうこなくっちゃぁなぁ! みんなよくやったぁ!
地獄太夫/やったー! 最高に格好良かった!
よすが/くうう、感動的! マスクをもどしてぴょこぴょこ跳ねて喜ぶ!
神助/……みんなの、おかげだな。


 ●エンディングフェイズ 〜キレイな世界〜

GM/最期の一撃、ローニンの一撃が天使にトドメを刺した。トドメの一撃を貫かせたというのに、苦しみもしない肉体。「人間みのない、こいつはロボットなんだ」とローニンくんは感じるかもしれません。苦しみもしないけど機能停止に向かっている天使は……最期の一撃を食らわせたローニンくんを見てる。
ローニン/天使さんは、愛を知ったほうが良いよ。
GM/「……愛?」 
神助/愛?
ローニン/愛を知れば、キレイな世界が幸せの世界だって、分かるから。物理でキレイにしようなんて、手を抜きすぎだよ。
GM/手を抜きすぎ。良い言い回しだなぁ。
神助/ローニンぽい言い回しだ……。
GM/「……愛を知れば……愛を知れば、私は、いや、私でない誰かも……愛してみれば……もっと世界は美しく……キレイに……作……?」
ローニン/ボクのこと、愛してみる?
GM/……その言葉は、茶化すようなのかな。それとも?
ローニン/純粋に提案している感じ? 天使を口説いています。ローニンは愛の狩人なので本気ですよ。
神助/……さすが。
GM/「私は世界をキレイにする目を負い生まれた……その職務を、今の私は全うできない……。愛を知れば、違ったのだろう。しかし、愛を知っている者が、ここにいて、世界にいて、世界を、よりよく、創造していくのなら……良き未来へ導く者がいるというのなら、不出来な私ハ、イラナイ」
ローニン/天使に近付いて、頬を撫でたい。
GM/言語機能が完全に崩れた彼女は、ガクリと崩れる。その体を近付いたなら支えて、頬を撫でることもできるだろう。
ローニン/支えて、背中を撫でたい。その魂が、どうか、次は愛を知れますように。……愛されますように。
GM/……器に宿っていた魂は蒼い光になって消え、ただの機械になっていく。……周りに人の声がしてきます。どうやら石化していた人達が少しずつ元通りになっていくような安心する声ですね。
ローニン/ローニンは機械を抱えるよ。ここに置いといたらダメだよね。
神助/……ローニン。機械と最後まで話していたローニンに声を掛ける。
ローニン/なぁに?
神助/……ああ、俺が言うまでもなく、そうやって持って行くべきだと思う。いや、違うな……連れて行ってあげるべきだと、思う。
GM/敢えて、言い直してくれた。
神助/連れて行ってあげて、早くここを出よう。
ローニン/うん! そうだよね!
神助/みんな、大丈夫だよな?
スワンプマン(よすがのすがた)/あぁ。ここを出て、ミサイルも戻しとこうなぁ。
神助/帰ろう。ミサイルが待つ俺の家に……。
地獄太夫/雰囲気が台無し!(一同笑)
よすが/……よすがは、泣いていました。天使はとんでもないことをした敵でもあったけど、どこかで……血を分けた妹みたいに感じている部分が、少しあったから。
神助/あっ、よすが……。
GM/そうか。人造人間の妹だったもんね、天使は。
よすが/……自分をいらないなんて言わないでほしかった。でもそういうことをよすがは言えないので、何も声を掛けられなかった……。
スワンプマン(よすがのすがた)/黙ってマスターにくっつく。
よすが/めそめそしていましたが……スワンプマンがくっついて安心して、あとミサイルで完全に不意を打たれて笑いました。
神助/ミサイルが家で冷えてるって前にオトチャンが歌ってたぞ。
地獄太夫/歌ったなぁ(笑) よすがちゃん、たんと笑いなんせ。そして家に、帰りましょ。
ローニン/うん愛がいっぱいのお家に帰ろ。
よすが/……涙を拭って笑顔になります。「レモン!」『帰ろう帰ろう』 お姉ちゃんに甘えるみたいにオトチャンにもピト!
地獄太夫/うふふ。ぎゅぎゅう抱きしめて髪の毛を梳きます。
神助/……帰ろう。いっぱい待っているものがあるぞ。ケーキとか、クリスマスのパーティーの準備とかがな。
ローニン/そうそう!
よすが/「アップル―!」『買い出しから始めないとなぁ』 ……優しい人に囲まれてよすがは幸せ。心うきうきわくわく!
GM/では……それぞれ想いを胸にして、クリスマスが待っているお家へ帰りましょう。天使の魂は昇華されたからロストではありますが、彼女を埋葬するなり何なりは、どうぞお好きに。今回は教会が直接任務で介入してくるシナリオではないのですが、教会に任せるというなら鶴瀬総支配人が大事に引き取ります。
ローニン/……ローニンが愛を知らないままだったら、天使みたいになってたのかなぁ?
神助/それは、つらいので、させない。ローニンを天使みたいにはさせない。
地獄太夫/イケメンだ!
神助/オトチャンだってさせないだろう?
地獄太夫/うんうん。座布団あげるでありんすよ。

    ◆

GM/基地を出たスワンプマンとオトチャンは、みんなが帰る足取りの中、小さな女の子の影がひょっこり居ることに気付きます。ろりんぽいん。
スワンプマン/誰の姿に成り代わるかな。(ころころ)お、花栄さんになるぞ。
GM/キャー! 花栄くーん!
神助/GMのテンションが(笑)
スワンプマン(花栄のすがた)/スワンプマン、花栄さんの姿お気に入り説? ……オトチャン、寄ってく? にゅーっとウズマキに入りますかね。
地獄太夫/「寄ってく?」って居酒屋みたいで可愛い(笑) これにはニコってウインク1つで応じる。ウズマキピットイン!
よすが/ウズマキに入ったら一瞬すぎて2人が居なくなったのにも気付かない。
神助/恐怖! 3秒だけ消えるオトチャンとスワンプマン!
スワンプマン(花栄のすがた)/どもども〜って暖簾をくぐるジェスチャーをして聖剣さんのところへ行きました。
GM/ウズマキの中で龍の聖剣は待っていました。「2人とも、お疲れ様。もうあのピカッは無いわよ」
地獄太夫/それは重畳!
GM/「ピカッする300D6点ダメージももう無いわ。移動させて光らせようとする者がいなくなったことだし」
スワンプマン(花栄のすがた)/そうだな、良かった良かった。みんな頑張った結果だなぁ。
地獄太夫/大団円という訳でありんすね。ロリにサメを渡しつつ言います。
GM/「わぷっ」 顔に大きなサメぐるみを受けるロリ。
スワンプマン(花栄のすがた)/サメ、イズ、どこから?
地獄太夫/ヒント。ここはウズマキ。ロリちゃんがいつも頑張って教えてくれるから、これはお礼のサメ。
スワンプマン(花栄のすがた)/な〜るほどね。これから開くクリスマスパーティーに来ればアイスケーキもあるぜぇ ちょっと寄ってったらぁ?
GM/「……私からも。はい、クリスマスプレゼント」 ロリは君達にコンビニで売ってるアイスクリームを渡してきます。
スワンプマン(花栄のすがた)/おぉ?
GM/「あら、アイスケーキでプレゼントが被っちゃったわ」
地獄太夫/あちきら仲良しでありんすねえ〜。
スワンプマン(花栄のすがた)/あははぁ、だな!
GM/「……貴方達のおかげで、世界が全部綺麗サッパリ無くなることはなくなったわ。ありがとう。そしてもう一つ、お願い」
スワンプマン(花栄のすがた)/なんだぁ?
GM/「貴方達の大切な友人が守られた。異端に曲げられることなく彼らは生きていく。……でも今は、彼らは悩んでいる。それを貴方達が導いていってほしい」
スワンプマン(花栄のすがた)/おぅ、任せとけ。
地獄太夫/あちきらが手をひかずとも、あの子たちはより良き未来にたどり着くでありんしょ。でも、その背中を支えることなら……頼まれずとも、喜んで。
GM/「……言うまでも無かったの、自覚あるわよ」 顔の前にサメを出して隠れるロリ。
スワンプマン(花栄のすがた)/優しいなぁ、よすよす。
地獄太夫/色んなところにまで目が届くなんて、お利口さんでありんすね〜! ロリちゃんの頭をぽんぽん。ありがとう。
GM/「どういたしまして。さめさめ」
地獄太夫/スワンプマンを猫撫でしてターンエンド!
スワンプマン(花栄のすがた)/撫でられつつ……。いっこだけ聞きたいんだけどなぁ?
GM/「何かしら?」
スワンプマン(花栄のすがた)/イースの禁書を落としたのは天使だったよなぁ?
GM/「そうね」
スワンプマン(花栄のすがた)/そうかぁ。じゃあ天使は柳田朔を、救ったんだなぁ。
GM/……さぁね、直接助けるのは一体誰になるのやら。というところでシーンを終わりにしておきます!

    ◆

地獄太夫/は〜い、ウズマキから着地!
スワンプマン/ただいま! 何事もなかったかのように現実にピットイン!(ころころ)このシーンはテヲさんに成り代わっておきます。
GM/おおっ、テヲになった! ……さて次は、よすがちゃんと、天使を連れ持ってきたローニンくん達にご相談なんだけど。
ローニン/天使をどうしようかなってずっと悩んでいる。埋葬するのも何か違うような気がするし……よすがちゃんならどうする?
神助/GMは教会に預けてもいい、と発言はしているが?
ローニン/そうなんだよなぁ。なんか、預けるのもなぁ、とか変に考えちゃって……。
よすが/よすがに委ねると、≪いとしのシト≫を天使ちゃんの器に≪縛呪≫しかねないです。
ローニン/≪いとしのシト≫が自律する?
よすが/ぬいぐるみちゃんはただのぬいぐるみちゃんになり、天使ちゃんに野郎の人格が入ることに。……天使ちゃんの身体を教会に預けてしまうと、それで終わりになってしまう感じがして。天使ちゃんの魂は昇華してしまったけど、何か一つでも未来に繋げられるものがあるといいな。
ローニン/双子PCになるの、とてもアリだよ!
神助/そこまで天使を愛してあげられるの、良い展開だと思う。神助は応援する。……何より鶴瀬総支配人は、機関の遺物を跡形も残さず処理しそう。
よすが/うっ。
ローニン/跡形残してえええ!(笑)
よすが/つ、つらい! 天使ちゃんは渡さん!
神助/そう思ったのなら、残そう。渡さないでいい。
ローニン/鶴瀬さんにぷんすこするよ! 濡れ衣だけど!(笑) あの人ヒドいよ! もうっ!
神助/ということで、スワンプマン達が居なくなっていた3秒間に「鶴瀬が怖い」という話をしてました(笑)
ローニン/うん! 壊させないぞ!
地獄太夫/あらあらまあまあ、まだそうと決まった訳じゃないでありんしょ〜(笑)
スワンプマン(テヲのすがた)/でも教会に渡したら跡形も無くなりそうだし、あるいは永遠に封印されそうというのは判る。
よすが/よすがは……ぬいぐるみちゃんの中にインしている≪いとしのシト≫を、天使ちゃんの器にインさせます。
GM/なるほど。よすがちゃんが、引き取るという形にするんですね。
ローニン/ボクも嫌だなって思ったのでそう持ち帰るよ。よすがちゃんのお家にピットイン!
GM/では≪縛呪≫の知識があるよすがちゃんは、その場で一連の作業が可能です。……よすがちゃんが魂の操作を行なうと、ローニンに抱えられていた天使が動き始めます。固い動きだけど、少しずつ少しずつ、よすがに引っ付いていた彼の動きになっていきます。
よすが/「ニルギリ!ニルギリ!」 いつもならここで『動き出したぞ!』という相槌が入るけど……そのぬいぐるみの中は、もういない。
GM/ゆらゆら、と天使が動き始めます。まだ動きが鈍く固いけど、よすがの前に立って、両手を取り……マスクの無い口元がニコリと、生きた動きになる。
よすが/……わぁーっ! 天使ちゃんをぎゅー!
GM/きゃー、と後ろに倒れる天使。
神助/さ、支える!(笑)
ローニン/バクちゃんが! 下敷きに!
地獄太夫/バクちゃーん!(笑) すっかりバクちゃんがカバー要員に!
よすが/天使の姿になった元ぬいぐるみちゃんと、おてて繋いで帰ります。よすがは満足です!
GM/では君達5人は……いや6人は、帰宅する。そのまま歩いて、帰りたい場所に行きましょう。……次は、マスターシーンです。

 とある廃ビルの最上階にて。

「みんなー。天使様が言っていた『あの時間』になるよ。窓際に来て」

 朝食のおでんを食べ終わった彼女達は、隠れるためのブラインドを開けて、街を一望する。
 眼下に広がるのは、平和な街並み。クリスマス前の日曜日だから、駅前に人々が行き交っていた。
 それは、この街を知っているならいつも通りの景色だ。

 空は光らない。浄化もされない。何も起きない。
 そのまま、正午12時を迎える。

「……凄い。駅の周辺のイルミネーションが、キラキラしてる。12時になったら色が変わった!」
「凄い凄い! 夜になったらもっとキレイになるよ!」
「天使様はこれを私達に見せたかったのかな? とてもキレイだね!」
「山奥の中でずっと隠れて住んでいるつもりだったけど……みんなで勇気出してここまで来て良かったね」

 みんなが感激して窓の外を見下ろしている中、テヲ……いや、朔が声を上げた。

「聞いて、みんな。…………私の友達がこれから来るんだけどね、そしたらみんなで……!」


神助/正午……。「キレイなもの見せてあげる」が、違う意味になった。
GM/違う意味でも、彼女達は満足できるんだよ。
神助/テヲ達は天使のこと、信頼して、街に来たんだな。
ローニン/しんどい。心臓が痛い。……でも、防げて良かった。
神助/みんなに提案だ。俺のアパートでクリスマスパーティーをするけど……テヲやチルドレン達をアパートに呼んでいいかな?
ローニン/みんなアパートに入るかな? ミサイル退ければワンチャン?
神助/ミサイル換算で考えられるアパート。
よすが/最上階だから屋上にも登れるね!
地獄太夫/神助くんの家はミサイルも入るしきっと屋上くらいあるよ。はい、条件が整った。
神助/どんどん俺のアパートの設定が増えていく……(一同笑) 俺は先に帰ってミサイルを退けて、パーティー準備をする。ローニンは、電話をしてくれ。テヲが電話を待ってるから。
ローニン/ふふ、判った〜。
神助/俺と一緒にパーティー準備をしたい奴はついて来てくれ。
地獄太夫/ミサイル退けるのはあちきも手伝いましょ。
スワンプマン(テヲのすがた)/買い出しを手伝うぜぇ〜。
よすが/ルンルンでついて行きます。
GM/天使はよすがちゃんについて行く。ローニンがテヲを迎えに行く係、神助とオトチャンがお部屋準備、よすがちゃんとスワンプマンは買い物チームだな?
神助/1日目と同じように買い出し、頼んだぞ。
スワンプマン(テヲのすがた)/そうでしたそうでした パーティーグッズを用意したり花栄さんと遭遇したのでした。
神助/その花栄なら今頃「おかしいな……呉用軍師にあげるサメが1つ足りない……」って言ってるよ。
地獄太夫/ロリにあげちゃったから!?(一同笑)
GM/呉用だけサメが貰えなくて泣いてるよ!?(笑)
スワンプマン(テヲのすがた)/クリスマスだから野生のサメくらいいるだろ、多分。
神助/野生のサメに気を付けて買い出しに行くんだぞ。ローニンも電話中サメに襲われるなよ。
ローニン/ば、バクちゃんが食われた!
GM/早速バクちゃんがサメぐるみに食われた!(笑) じゃあ、テヲは携帯電話を手にしながらビルで外を眺めている真っ最中になっておきますね。
ローニン/電話は死守しながらテヲに電話だー!
GM/あわあわあわ! ばたばたばた! あせあせあせ! 「……は、はいもしもし?」
ローニン/慌てるテヲ可愛い(笑) もしもーし! ボクだよ!
GM/「ローニン!」 心なしか嬉しそうな声のテヲが電話に出ます。「あのね今、駅前の方がキレイにライトアップして……」
ローニン/夜に見に行こうね! その前に、みんなで神助くん家でパーティーしよ!
GM/「えっ、良いの? 行く! ……即答しちゃった、ごめん。ええっと、良いの……?」
ローニン/もちろんだよ〜! 今から迎えに行くね。移動中に電話してます。ローニンはテヲが断るわけないと思ってるから!
GM/移動しながら通話をしましょう。「ローニン……天使様の供給を切ったのは教えたけど、実は12時になる前にね、天使様から連絡があったの」
ローニン/ど、どんな……?
GM/「……私は世界を綺麗にすることができないかもしれない。それでも、君達の前には違う力で世界を綺麗にできる人達が、現れるだろう。君達は安心して浄化されていく美しい世界で生きていきなさい」
神助/…………。
GM/連絡があった時刻は……ちょうどローニンが、天使と最期の会話をして機械になったあの時間です。[稀人]の≪テレパシー≫でテヲ達に声を届けたのでしょう。
ローニン/そうかぁ……ひとまず安堵しました。優しい言葉で良かった……ほんと良かったぁ。
GM/「アイが何だとかどうとか、なんだか天使様本人もよく判ってないようなことを言ってた気がするけど……でも、素敵な言葉だよね。さすが天使様!」
ローニン/そうだねぇ、天使様って凄いなぁ。
GM/電話先のテヲは声からして嬉しそうで、幸せそうで、ニコニコしていることでしょう。
神助/(いきなり乱入してきて)【体力】判定難易度10に成功したら、ミサイルを片付けて部屋も準備できてテヲに会いに行くローニンに追いつく!(ころころ)達成値7、失敗。
よすが/神助くん!?(一同笑)
GM/なんでわざわざ判定してんの!?(笑)
神助/ぜーはーぜーはー。くっ、体力の無い俺には無理か。
地獄太夫/ええい≪血の媚薬≫!(笑) しゃんしゃん行ってきなんし! わちきがミサイル片付けとくでありんすから!
神助/だ、だがオトチャンが血を吐くことはないのでは……!?
地獄太夫/行った行った! そのままお外にポーイ!(笑)
神助/後で何でもする! ということでビルに到着して階段を登っているローニンの後ろからドダダダダダ!
ローニン/音にビクッ! バクちゃん助けて!(笑)
神助/俺だ。
GM/お前だったのか。
ローニン/そ、そうだね?
神助/ろ、ローニンに……テヲとみんなを頼んだけど……。や、やっぱり、俺も、一緒に……行きたくて。悪いか?
GM/……こいつ、ツンデレうまいなあ?(一同笑)
ローニン/だ、大丈夫? おんぶする?
神助/いい。……けど、肩は貸してくれ。
ローニン/おんぶするのに〜! ムリしちゃって〜。
神助/おんぶはしない! ……部屋は片付けてきた。アイスケーキも、綺麗にチョコレートのマーブル柄が出来てた。だから、一番良い状態を、テヲにプレゼントできるぞ。……そうローニンに報告したかった。
ローニン/すっごい笑顔になっちゃう。……楽しみだね!
神助/楽しみだ。じゃあ息を整えて、行くぞ。
ローニン/うん、みんなを迎えに行こ。
神助/テヲ達がいる部屋に突撃。メリークリスマス!
GM/メリークリスマス、と突撃した2人を……電話を抱えて笑顔で迎えるテヲ。テヲから2人が来ることを聞いていたチルドレン達は、警戒もしてたけど幸せを持ってきた2人を見て、次々とビルを離れていく。10人ばかりを連れて、昼間の街を歩こう。
神助/みんなで、キレイ、とか言いながら歩こう。
ローニン/周りに不思議な目で見られるかもしれないけど仕方ない。バクちゃんがたくさんいるので異形の子たちをカバーする!
GM/バクちゃんがここでも庇ってくれている(笑) フードを被った異形の子が、チラチラと隙間からクリスマスイルミネーションの街並みを間近に見ては、目を輝かせている。
ローニン/人間は映画の撮影だって思うよ。
神助/ハロウィンのおかげで案外怖がる奴はもうこのご時世、いないんじゃないかな。
GM/「わあ、凄い!」「わー!」「キレーイ!」 フードを被っていた子が取っ払うぐらいの感激を見せる子達。テヲが笑顔で2人に「ローニン。神助くん。早くエスコートしてよ!」
ローニン/もちろんだよ、お姫様!
神助/……そんなこと言ってるローニンはおいといて、早く行こう。みんな、アパートで待ってる。
ローニン/神助くんは冷たいなぁ。王子様達も、お姫様達も、どうぞこちらです!
GM/限られた感情ではなく、本当の感情を曝け出すような笑顔を見せた彼女と共に。みんなで行きましょう、楽しいクリスマスパーティーの会場に――。


 アナザーワールドSRS
   『 天使が消した12月 』   END





GM/『アナザーワールドSRS〜天使が消した12月』、終わりにします。ありがとうございました!
一同/ありがとうございましたー!
GM/最後の切り方っていつも迷っちゃうけど、ローニンくんが格好良くも可愛い台詞を言ってくれたので! 「それー!」って思いながらここでラストにします! ありがとうです!
神助/なんというか、さすがの台詞。
ローニン/えへへ。お疲れ様でしたー。
GM/後はみんなでパーティーわーいしてください。オトチャンは、神助くんが何でもしてくれるってよ。
神助/なんでも作ります
地獄太夫/30段のパンケーキとか作って生クリームとかたっぷりかけてほしい。
神助/なんだ、それでいいのか? シャノアールとバイエルのバイトをしている俺だぞ? パンケーキにあんことあんずシロップを掛けて、味に飽きたら違うソースを用意する。
地獄太夫/プロー! 神助くんに不可能はない!?(笑)
ローニン/いいなぁ、ボクも食べたい!
よすが/至れり尽くせりのやつ! クラッカーとかループ1周目に買ったときより大量に買ってきて、みんなでパーンする! わーい!
スワンプマン(テヲのすがた)/キラキラしてる帽子とか被っちゃおう。イェイイェイ。
GM/……って、テヲとしてみれば神助くんの家に行ったらテヲに化けてるスワンプマンもいるし、実は天使様もいるしビックリするよ!(笑)
ローニン/実は天使様は三つ子だったのじゃ!?(笑)
GM/しかも再会した天使様、べらんめえ口調だし。テヲとチルドレン達は困惑するしかない。
神助/なんだかんだチルドレンの子達も、仲良くできると思うんだ。人外っぽい人外だとしても、よすがやスワンプマンやオトチャンが恐れる訳が無い。
よすが/この信頼、凄い。
スワンプマン(テヲのすがた)/仲良くできるできる、なぁんも怖くないね。
神助/そんなスワンプマンのパンケーキにはスワンプマンの顔を書きたい。メタモンぽい顔をチョコレートソースで。
スワンプマン(テヲのすがた)/おぉ〜、神助は器用だなぁ〜。共食いする。
よすが/共食い!(笑) ふわっふわのパンケーキをインスタに上げよう! そして既によすがはチルドレンのみんなとケーキを分けてもぐもぐしているので友達です。
GM/ケーキを分けてもらえたチルドレン達は「わーい! カブトムシ以来のケーキだー!」って大興奮だよ。
よすが/銀之助さんの作るケーキなら美味しかった筈だよ!?(一同笑) さすがに人生を変えたのはごめんという顔になるけど!(笑)
神助/そう……俺はあの突然出されたカブトムシに衝撃を受け……甘味を作るという道に走った。遠い目。
よすが/「道に走った」という言い方!(笑)
地獄太夫/むしろコースアウト感があるのは何故なのか。
ローニン/……ローニンは、ヒモを辞めて保父さんになる!
スワンプマン(テヲのすがた)/おおっ! 華麗なるクラスチェンジ宣言。
地獄太夫/えらいえらい。
神助/高坂さんにコツでも教えてもらいに行け。
GM/高坂は保父さんではないのだが?(笑)
ローニン/ローニンはまず、孤児院「止まり木」で研修を受けた方が良い。居酒屋「さきがけ」にも行ってコネを作りにいけばいいのかな?
神助/またご冗談を……。と思ったけど、本格的に考えているなら……朝に弁当箱を持たせるぐらいならできるぞ。
GM/美味しいものを作ってくれるってさ。
地獄太夫/美味しいものが作れるってそれだけで正義だよネ!
ローニン/美味しいは幸せの素だよネ。
神助/クリスマスを楽しんで、年末を過ごして、正月を過ごしたら、本格的にテヲの両親探しをしにいこうな。
GM/探偵を雇ったりして、ローニンくんが見つけてくれた両親と会えるように動き出すのもアリだね。という感じで、これからの5人の活躍を見守ってあげてください。ありがとうございました!




END

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