アナザーワールドSRS・リプレイ・アウトロウ ファミリア
■ 第2話『龍の謀』 3ページ目 ■
2017年6月13日




 ●ミドルフェイズ3/小夏 〜切り札〜

小夏/残るは交渉と探索かー。
円子/ですね。……あの、前回「五幾ちゃんが天女である=天女が島にいます!」と話すとマズイという情報が出ましたが、例えば暗号とかで比喩表現でもアウトになりますか?
GM/「声に出すと駄目」なだけです。あくまで初見殺しのトラップ扱いなので、「〜ということを伝えます」と言ってくれれば免除します。実は「魂を剥き出しの状態で顔を出す」のもアウトです。ひなちゃんの体から魂を抜いたときはオープニングなので判定免除しましたが、設定的にはトラップ対象なので五幾は正直ヒヤヒヤしていたことでしょう。
円子/魂丸出しの状態も危ないのか……。無難な言葉でと考えましたが、難しい。
小夏/声に出さず隠れつつ、でも遠回しだったらセーフだな。んー……交渉は最後にしようか? 探索でまた何か判るかもしれないし。
円子/ターン数制限は無いので、交渉は最後にしてもいいかな。あ、あと今のフェイズで供給がしたいです。
GM/AF判定演出する前に供給しちゃってください!
小夏/はーい! みんなでおててぎゅっぎゅかな!
円子/ぎゅっぎゅ!(ころころ)わーい、全回復!

『AF判定:江の島探索』
 ・使用能力値:【体力】【幸運】
 ・難易度:10
 ・ラウンド制限:なし

※「昨日一日遊んだけどまた江の島で遊んで過ごす」演出に成功すること。


小夏/おっす、今度は俺が頑張るー! みんなで観光として探索に行こう!
円子/行きましょう行きましょう! 五幾ちゃんも増えて5人家族旅行!
GM/(ひなたになって)「おさんぽおさんぽ、今日もおさんぽー」
小夏/江ノ電ガタゴトしつつ、さーてどこ行こうかな! 奥に五頭龍の像がある洞窟に行こうか。恋人の丘経由しつつ!
円子/ほうほう、良いですね! そろそろご飯も食べませんか? 小夏さんさっきから腹の虫が鳴いてますよ!
小夏/食べよう! ぐうぐう文庫本か禁書の写しがあったら頼むぐううううう(笑)
円子/そう思ってばっちり準備してますよ。禁書(写経)を手渡します。
小夏/サンキュー円子ばりむしゃあ! もっもっもっもっもっごくん! 生き返った! あとさっき買っておいた紫芋コロッケを円子くんとカオルさんに渡そう。
円子/俺も小腹が空いたところだったので嬉しいです。カオルさんと一緒に食べ歩き……。ここはトンビが襲ってこないかな?
小夏/トンビの取られないように先に≪暴食≫と≪食鬼≫で食べる!(笑)
GM/カオルは「コロッケや本だけじゃなく、水分も摂りなよ」とスポーツドリンクをマルコナツに渡すね。
円子/さすがカオルさん!
小夏/ありがとなー! スポドリぐぐっと一気飲み。えっちらおっちら山の階段を上って、やってきました恋人の丘へ。フェンスに括りつけられている錠前にうわぁってなって、「そういや案外ホラーな場所だったっけ……」って≪最奥の記憶≫で思い出したり、「案外、鐘って小さいんだなー」って触った瞬間にうっかり≪過去視≫しちゃって、別の意味で「はいはいお熱いですねーおなかいっぱいですー!」みたいな気持ちになったり。
円子/小夏さんの表情がくるくる変わるのを見ているのは楽しい。
小夏/全員ちゃんと居るよなー? 点呼! ≪魔印≫でチェック!
円子/はい! まだ大丈夫です! と言いつつ違う道を行きそうになる円子。
小夏/まだがもうだいじょばなくなったー!(笑) ≪念動障壁≫で行く手をやんわりクッションぽすっ!
GM/(ひなたになって)「円子お兄ちゃんのおててぎゅっぎゅ! はなさなーい!」
小夏/ひなちゃん偉い! そのまま岩場の洞窟まで連行だー!
円子/俺達の妹がこんなにかわいい!(笑) みんなで手を繋いで行くぞー!
小夏/出来た妹を持ったものだ。みんなで仲良し家族旅行って感じで、岩場までつきました。まさに≪掌の君≫な感じでおててぎゅっぎゅしてる二人、暗いから気をつけような。
円子/足場も悪いですからね。2号、しっかりと手を掴んでついてくること!
小夏/狐1号の指令だなーって笑いながらも、≪無の射撃≫の蝶をこっそりひらっと飛ばして≪生体侵入≫+≪肉体復元≫でみんなの疲れを回復させる。
円子/波のしぶきに混じってひらひらと舞う蝶々……。
小夏/奥の五頭龍の像まで来ます。暗くてよく見えないなー。≪−50天真爛漫≫らしく乗り越え防止みたいな仕切りをひょいっと跨いじゃう。これが本物だったら≪サイコメトリー≫とかで考えてること判ったかもなー。いや流石に触れたらやべえもんだよなー。五幾ちゃんの方をちらっと見る。
GM/見られた。
小夏/五幾ちゃん的にはこういうところ微妙なんだろうか。
GM/観光客に年間何千人も見られてるしね、「いつもの」って感じかも。でも天女的には「旦那との寝室見られてる」感じなのか。
小夏/なんかすいませんって気持ちになる!(笑) 自分ちが観光スポットってなかなかね……って気付いたら、特技を12個も使っていた。
GM/もう難易度が24も減少しているよ。
小夏/ファンブらなければセーフなので、そろそろ【幸運】で振ります!(ころころ)6・6でクリティカル。なんなの。
円子/小夏さん、絶好調!(笑)
GM/薄いカルピスでも飲みたくてたまらないらしい(笑) それでは、成功したAF判定の結果を貼っていくぞ!

 『AF判定:江の島探索』で判明する情報。
(1)江の島を探索しているうちに、江の島岩屋洞窟にやって来る。

GM/プレイヤーさんの動きを見て、演出の場所を臨機応変に変更しています。ちなみに岩屋について調べておいたから、ついでに貼っておくね。

 『江の島岩屋洞窟』
 長い歳月を経て波の浸食でできた岩屋。
 古くから信仰の対象にもされてきた岩屋で、龍を鎮めた天女が姿を現した場所とも言われる。弘法大師が訪れた、源頼朝が戦勝祈願に訪れたなど著名人が登場する歴史も多々あり。


円子/おおお、わりと凄い所だ。
小夏/弘法大師まで来てたのかー。

(2)江の島岩屋洞窟で,とある男性と出会う。40代ぐらいのオッサンだ。女夫饅頭を食べている甘味好きそうなオッサンは君に話し掛けてきた。≪+50明朗快活≫を持つオッサンは、親しくなった君に自己紹介をする。
 「俺は
青森 恐一(あおもり・きょういち)! よろしくな!」
 ※既に別のAF判定で出会っての再会なので、
≪+50英姿颯爽≫で「いよぉ、久しぶりだな!」の登場となる。

GM/来ちゃった。
小夏/また会った!(一同笑)
円子/メインヒロインの一人が青森さんだったか!(笑)

(3)青森のオッサンは愉快な話をたくさんしてくれた。どうやら海岸近くに住んでいるらしく,不動産関係にとても強いコネクションを持っているという。
 「実は、明日の五頭龍例大祭の巫女に梅ちゃんを推薦したのは俺のアイディアなんだよ! 直接彼女と話して推したのさ!
 神社の巫女さんで家柄的にも良いし美人だし文句無しだし、あんな素直な性格の良い子だし大きな仕事はせるべきだなーって思ったからさ!」 悪気は無さそうに言う。
(4)青森のオッサンは、君達に深いところまでフレンドリーに聞いてくる。
 「何かお困りなことでもあるのか? このオッサンが何でも相談に乗ってやるぜ!」


GM/(青森になって)「という訳で再登場! 俺だぜ!」
円子/また会いましたね!
小夏/円子の知り合いか?
円子/はい、さっき神社に行ったときに偶然お会いしたんです。なんでもお祭りを毎年開催することを提案したのも、青森さんだとか……。
小夏/そっか。俺は美淑小夏、よろしくな。
円子/青森さんが狐面つけてるか確認!
GM/「ちょwww岩屋でも仮面とかw視界暗すぎwwwwまあ俺もだけどwww」 あ、雑コラよろしく。
小夏/これ付けてない方がアウェイな感じするよな!(笑)
円子/円子が期待の眼差しで小夏さんを見ている!
小夏/……渋々赤い狐面をそっと頭に斜め被せる。家族サービス!(笑)
GM/(青森になって)「なんだー? 何かお困りのようかなー? 悩める青少年の悩みはオッサンが聞いちゃうぞー? 言いたくなければ泣きながらシーン退場して終わるぜ!」
小夏/ええと……。お祭りの毎年開催と、梅さんを推薦したのがあんたってことは、あんたお祭りの役員さんみたいな感じなのか?
GM/「ああ、そうだよ」
小夏/悪い人には見えないけれど、色んな要因というか原因になった人か。いや原因でもないけれど!(笑) ……本当にあんたが考えたことなのか? 誰かと話して思いついたとかじゃなくて?
円子/俺もその話を詳しく聞きたいです。意識が曖昧だったって、話されてませんでしたか。
GM/「勘が良い青年! 実はな……実は……」
小夏/「実は?」
GM/「……俺が考えたんだよ!」 ばばーん。言った後にオッサンは「してやったりー!」って大爆笑してます。一人で。
円子/…………(笑)
小夏/このやろ! ってなりますよそれぇ!(笑) 意識が曖昧って聞いたら俄然気になるね!?
GM/「いやー、なに、大人になると若い子からかいたくなるっていうかー? からかって楽しもうっていうかー? いやすんません睨むなってー! お困りのようなら相談に乗ってやるよ。オッサンは梅ちゃんとは仲良しだからさー、もしお前らが色々頼んできてくれたらさー、このイベントキーをあげようかなーなーんて!」

 『イベントキー:あおもり が なかま に なった!』
 青森のオッサンが仲間になったことを表わすイベントキー。
 梅が好意的になんでも言うことを聞いてくれるようになる。

円子/すげえイベントキーを手に入れた!?(笑)
小夏/わあー!? すげぇ便利なものきた!(笑) 先にこのAF判定をして良かった!
GM/「いやいや! 頼み込まないとダメだよー! このオッサンにさー!」
小夏/じゃあこんにゃろーって指で額うりうりしてたのを、ぱっと離して……。
円子/うりうりしてたのか(笑)
GM/うりうりされてた。あふん。
小夏/俺達な、その祭りのことで困ってたんだ。これかくかくしかじかで五幾ちゃんのことを伏せて伝えても大丈夫かな!
円子/五幾ちゃんのことを臥せるならば大丈夫かと……! 龍を下手に刺激するのはまずいし。
小夏/祭りの儀式を毎年やるとあれでそれですっげーまずいことを、めろっと話しますね! 五幾ちゃんのことはカットで!
GM/オッサンは親身になって聞いてくれるよ。「な、なんだってー!」 がびーん。「ちょま、早く祭祀書使った儀式やめさせるべきじゃねーか!」 
円子/いい人だ……(笑) とってもまずいことになるんですよ! ですから、ぜひ青森さんのお力をお借りしたく……。
小夏/それとは別に儀式に使う禁書が、俺達どうしても必要でさ。
GM/「梅ちゃんは気難しいとこあるけど話せば判ってくれる子だからさ! ほぼ初めましてのお前達より、昔からの付き合いである俺が頼めばきっと一旦俺を介して祭祀書を渡してくれるって。お祭りは真祭のまねっこで充分賄えるしな。観光客集め目的の祭りだし!」
円子/はい。梅さんもよく知る方からの説明の方が納得してくれるでしょう……! これから梅さんの説得に行こうと思っていたんです。心強い仲間が増えて嬉しいです! 青森さんいい人!(笑)
小夏/ありがとな、本当に助かる! あんたが急に物凄く心強く見えてきた……!(笑)
GM/「いやいや、ヤバイって知ったら手も貸すさー。ヤバくなくても手を貸すけどなー!」
円子/狐面つけてるし仲間だ。キツネ6号枠に入れよう!(笑)
GM/2人が青森さんを仲間と認めるなら、『イベントキー:あおもり が なかま に なった!』を2人に配布します。
小夏/……イベントキー名で、じわじわくるんだけれど(笑)
円子/今回のシナリオのイベントキーはどれも名前が一捻りしてあってとても素敵です(笑)
GM/ありがとう(笑) ではシーンエンド……の前に。
小夏/お?

(5)【理知】判定(交渉/難易度:15)、もしくは【幸運】判定(直感/難易度:15)の判定を行なうこと。失敗すると、何か違和感を抱くだけだが……?
※なお、
この判定は『イベントキー:あおもり が なかま に なった!』がPCが所持している場合、ダイスロールにマイナス2のペナルティが付く。

円子/え? 円子は【理知】判定をします。≪魔の感知≫は使えますか?
GM/OKです。若干のペナルティを相殺してあげてください。
円子/了解です、ありがとうございます!(ころころ)出目が1と2。なんだその腑抜けたダイスは。
小夏/こ、小夏が円子の判定に≪一心同体≫を使用します! 【幸運】判定なら俺の【幸運基本値】21が使える!(ころころ)あぁー、こっちも駄目か!
GM/という訳で円子くんの判定は失敗です。次に、小夏さんの判定が可能です。
円子/小夏さんに≪幻想式≫のラスト1回を使います!
小夏/支援ありがとう、いきます!(ころころ)……達成値14……。
円子/≪叱咤激励≫を使えば成功に届く! ひなちゃん、頼む!
小夏/そうだよ! まだ≪叱咤激励≫が無かった! うおおおお俺らの妹ー!(笑) ファミリーパワーが乗りました! 成功です!
GM/おめでとう。成功したことで、このAF判定のシーンで手に入るもう一つの情報を与えよう。

(6)青森のオッサンという男に、何か違和感を抱く。
 梅の話をした瞬間、顔色が悪くなったような気がしたし、それを必死に隠そうとしたようにも思えるが……?


小夏/お?
円子/おお?
小夏/……なあ、青森のおっさん。梅ちゃんに関して何か隠してることないか?
GM/(青森になって)「特に無いけど? 敢えて言うなら梅ちゃんは爆乳ってことぐらいかな。揉むとすっごい反応して昭和みたいな100トンハンマー振るってくる女子だぜ!」 茶化します。
小夏/そのリアクション古典的過ぎねえ?(笑) それを口に出したらヤバイとか、そういう訳じゃないなら教えてほしい。
GM/喋らせたいなら【理知】で交渉してみて。ただし某イベントキー持ちなのでマイナス2のペナルティ付きで。判定できるのは怪しめた小夏さん限定ね。
小夏/イベントキーにほだされてしまう!(笑) でもやるしかあるめえな!
円子/小夏さんがいぶかしんでる……。と思いつつも、円子はほぼファンブルだったのでオロオロして二人を見ている感じですかね。
GM/ひなたは「だいじょぶー?」って円子くんをぎゅっぎゅしてよう。青森さんは抵抗判定するよ。(ころころ)お、難易度は11ペナルティ付きで11を上回ってね。
小夏/うむうむ、覚悟を決めて振ろう!(ころころ)……あ、ダメだ。ペナルティがあるから達成値9。足りない!
GM/≪叱咤激励≫はラウンド1回までだ。小夏さんが失敗だったら、次のシーンにいきますが……。
円子/小夏さん、「タイミング:オート」で判定難易度を半分にするイベントキーが使えますよ。いかがしますか?
小夏/使い時ではあるよね……。ここで切っちゃっても大丈夫ならだけれども。もしくは、戦闘が大変になるかもしれないけれど令呪を使って達成値ブーストも手だ。
円子/令呪も手段の一つとしてある。凄く迷う、凄く迷うけど! ……あ、ひなちゃんの≪運命の予感≫で教えてひなちゃんのコーナーはどうですか?

 ≪運命の予感≫
 ほんの偶然やひらめきにより手掛かりを得る[世界遣い]の副特技。
 GMに対して疑問点を直接尋ねることができる。


円子/あの特技を使用して、「この判定でイベントキーまたは令呪を使うのは妥当かどうか」を尋ねるのはどうでしょうか?
小夏/い、いいと思います! 教えてひなちゃんしてもらおう!(笑)
円子/はい! GM、「この判定でイベントキーまたは令呪を消費して成功させるのは妥当な判断ですか?」
小夏/お願いしまーす!
GM/お答えしよう! 「交渉」以外にもう一つ隠された追加AF判定があるぞ! ミドルフェイズ以降に出現するぞ!
円子/ワーオ!(笑) ……イベントキーや令呪は取っておいた方が良いと思います。
小夏/うん、一先ずは失敗にしこう!(笑)


 ●ミドルフェイズ4/円子 〜説得〜

GM/青森は「梅ちゃんのとこに行くぜー!」と神社へ向かいます。君達と会った岩屋から神社へと先導していきます。
円子/青森さんに違和感を持っていないので、ついていきます。
小夏/その後を付いてきますね。さっきは訊ねたけれどのらくら躱されてしまったので、気にしつつもぱたぱた。
GM/神社にやってきました。お祭りの最終確認をしているような巫女服の梅がおります。さて、梅ちゃんが出たところで……。

『AF判定:早蕨 梅との交渉』
 ・使用能力値:【理知】【意志】
 ・難易度:30
 ・ラウンド制限:なし

※「早蕨 梅から未使用の祭祀書を貰う(奪う)」演出に成功すること。


GM/このAF判定をしてもらうシーンになるのですが、ここで『イベントキー:あおもり が なかま に なった!』を所持している場合、青森の口から梅に話をしてくれます。
円子/ありがたい! ここまで来たのでお願いしたい!
GM/では、NPC2人は会話を始めます。

 「すまんな梅ちゃん、ちょっと訳ありなんだ。急だけど俺の話を聞いてくれるかい? 出来れば他のおじさんやおばさんがいない所で……」
 「青森さん、どうしましたか? ……あ、お仕事のお二人とご一緒だ!」


小夏/あまり人目気にしない子だもんね……オッサンは心得ているんだ。どうも、梅さんって手をヒラリします。
円子/後ろでぺこっとお辞儀します。
GM/青森さんは、他の一般人が近寄らない神社の影へ梅を呼びました。マルコナツに対しては、昨日会ったばかりのせいかそこそこ警戒をしている梅。しかし青森はやんわりとしたトークで彼女を落ち着けていきます。

 「実はその祭祀書を渡してほしい。儀式は中止しなくていいが、祭祀書を使った儀式は中止してくれ。というのも、それがあると大変なんだ」
 「な、なんですってー!?」 梅は青森の言葉に耳を傾ける。


GM/さて、ここでプレイヤーさんの出番です。梅の校章を青森さんが仲介してくれるけど、「どうして大変なのか」、実際の口でに解説していただきたい。今のシーンプレイヤーは円子くんのターンだったかな?
円子/円子ですね。
GM/円子に「何故ならば……」を説明してもらいましょう。話を始めた青森は、円子くんをチラッと見ます。狐面で!
円子/狐面同士、頷き合う!(笑)
GM/(梅になって)「祭祀書が大変……とは?」
円子/はい……。本来であれば、祭祀書を用いた儀式は60年に一度行われるものです。この儀式により、龍を眠らせる結界を更新することができます。……あってますか?
GM/「その通りです! お勉強熱心で何よりです! ふんふん!」
円子/……ですが、最近ではこの儀式を毎年形式だけではなく祭祀書を用いて行なうようになりました。60年に一度だったものが、毎年行われています。
GM/「それは、青森さんのアドバイスによって……」
円子/「形式だけ模した儀式ならば、問題は起こらなかったでしょう。ですが毎年魔力を込めた儀式を行っている。龍の結界を、過剰に張り直している。60年に一度注がれる魔力が、毎年注がれ続けたら、どうなると思いますか?」
GM/「……食べ過ぎでお腹ぷっくりで動けなくなります……?」 梅は『魔力の飽和』の意味を悟ります。
円子/「普通の人間であればその通りでしょう。しかし、相手は強大な器を持った龍です。注がれれば注がれるほど力が増して、安らかな眠りが妨げられてしまう。
GM/「なんと!」 ……綺麗な言葉だな、円子くん(笑)
小夏/凄いよね。円子くんに任せて良かったって心の底から思っている……(笑)
円子/毎年行われたとなると、おそらく龍の限界もかなり近付いてきている筈です。今年儀式を行なってしまったら、また島に災厄がふりまかれる危険性だって高い。……俺達は、そういう嫌な結論に行きあたってしまったのです。
GM/梅は真剣な眼差しで円子くんを見ています。
円子/ですから、今年儀式を行われる梅さんの力と英断が必要なんです。儀式そのものを中止するのではなく、祭祀書を使う部分だけをカットしたお祭りにするなどして、どうかこれ以上の過剰な魔力供給は中止してほしい。
GM/凄く適切に解説してもらえているな。
円子/貴方がお祭りの準備を熱心に、一生懸命やっているところを見ました。だから、お祭りそのものを中止するのは悲しいなって。でもこのまま続けると絶対良くないことが起きるから、だから祭祀書を使うことだけはしないでほしいです。……五幾ちゃんの説明が判りやすかったのでアレンジしてみました。ゼーハー!(笑)
GM/これは文句言えないな……。NGワードが入ってませんので説得成功です。
円子/NGワード!? あっぶねー!(笑) キリっとした狐面で説明してるけど、握りしめた手は汗だくですよ!?
GM/「NPCが説得できる」と話したGMが、わざわざプレイヤーにキャラロールをさせる意図といったらそういうトラップを設置している訳だよ。せっかくなので、交渉成功の演出の前に何がNGワードだったか明かしておこうか。

 NGワード1「天女がいるよー! 天女からのアドバイスだよー!」
 理由:「ええええー!? 天女様が今いらっしゃるのですかあああ!?」→ドカーン


小夏/せやな。これは絶対アカン(笑)
円子/梅ちゃんは絶対天女様って言うと思ってたので言うまいと誓ってました。隠しごとがきっとできない真っ直ぐな子だから……(笑)

 NGワード2「龍は悪しきものです。災害を起こします。悪くて邪悪でダメなやつです」
 理由:「信仰の対象になんてことをいうのですか!? ふんだ!」


GM/「龍の限界です」って気遣ったのでセーフとしました。寧ろそれは心配になるやつだし、「安らかな眠りが妨げる」と明らかに良いように扱ってくれましたのでOKですね。
円子/良かった。そちらは意識しておりませんでした。
小夏/自分らが信じているものけなされたら怒るもんなぁ。良い言い方だった。こちらだったら多分絶対なんかしら踏んでた! プレイヤーが≪−50うっかり≫だから!(笑)

 NGワード3「マスターシーンであったことをわりと事細かに言う」
 理由:「あわわわわそんな恐ろしいことが祭り事態中止にしましょう!」→大混乱に乗じてもっと悪いイベント発生。


円子/ひええ。
小夏/もっと悪いイベント発生。おっかねえ!
GM/まあ、最後のは多分無いとGMは信じてましたが。以上です。
円子/ありがとうございます! 凄いドキドキする判定でした……リアルで手が震えている……。これは【意志】判定などは必要無くクリアーになるのでしょうか?
GM/はい。『AF判定:早蕨 梅との交渉』難易度:30を、イベントキー使用&説得ロール成功とみなして「自動成功」とします。そしてここでイベントを発生します。条件は『イベントキー:あおもり が なかま に なった!』があることと、青森のオッサンが梅といることと、某AF判定1つ以外に全部成功していること。3つ揃いましたので、NPC同士の会話を始めます。

「話は判りました。それではこれを……信頼できる人にお渡しします」
 梅は青森を見た。当然の流れだった。梅にとっては地元民であり、名前の知っている彼は信頼に値する人だった。
「ああ、ちゃんとこっちが預からせてもらうよ」
 梅から祭祀書を渡される青森。きちんと手渡しで、ウズマキから出てきた祭祀書を受け取る青森。青森は2人の方を見て笑った。「ちゃんと後で渡すよ」と目で訴えていた。


小夏/こちらも目線で判ったと頷く!
円子/頷きます!

「これが今年の分の魔力が込めてある祭祀書です。お仕事に来た二人には使用済みの状態でお渡しになるとのことですが。……ということは、魔力がこもった状態でお渡しになるということですか、青森さん?」
 思ったことをそのまま口に出すのは、梅の癖だった。
「いや、あの二人には使用済みで渡せばいいっていう話だったんじゃないか。そう話していただろ、オープニングフェイズで」


小夏/メタだな!(笑)
円子/……?

「あ、そうでしたね! ところで青森さん。
 …………私とこんなに至近距離で話して、大丈夫なんです?」


小夏/段々と怪訝な顔になる。……大丈夫、って何がだ?
円子/至近距離だと何かまずいんですか?
GM/小夏さんの声に、梅は振り返る。「えっとですね」
小夏/あ。……そっか、そういえばオッサンって! 素で忘れてた!

GM/ではここで、もし『AF判定:早蕨 梅との交渉』を事前に成功していたらの判定結果を、先に公開します。

 『AF判定:早蕨 梅との交渉』で判明する情報。
(1)梅は「どうして祭祀書を欲しがる(奪い取ろうとする)のか、説明を求めます!」と言ってきかない。返答をすること。
(2)梅は今まで数年間の歴史について語る。「祭祀書を使って毎年魔力を送る更新のお祭りをするようになったのは、地元の有権者である青森 恐一(あおもり・きょういち)さんです。鎌倉に本拠地を置く古川財閥のお人で、色々地元活性化のため尽力していただいているのです! きっと今日もお祭りの下見に来ているのではないでしょうか?」
(3)梅は青森について語る。
「でも青森さん……女性が大の苦手なんですよ。同じシーンに女性がいると、泡を吹いて倒れてしまうほどなのです」

小夏/青森のオッサンが女性恐怖症だったの、なんで忘れてたんだろうな!?(笑)
円子/中の人は気付いていたんですが、メタすぎて発言を自重していました……(笑)
GM/お気遣いありがとう(笑) このシーンでも梅は話します。「でも青森さん……女性が大の苦手なんですよ。同じシーンに女性がいると、泡を吹いて倒れてしまうほどなのです。そうでしたよね青森さん!」 そして梅が青森のいた方に振り返ると……。
円子/振り返ると……?
GM/祭祀書を持った青森はスタコラサッサだぜえええ!
小夏/ああああー!?

『AF判定:追跡』
 ・使用能力値:【体力】【知覚】
 ・難易度:100
 ・ラウンド制限:1ラウンド

※「祭祀書を奪った青森を追跡する」演出に成功すること。
※2人で1D6を振る。高かった方を先手とする。1ラウンド以内に成功できなければ、青森は逃亡する。


円子/これが例の判定かー!?
GM/です! ……ですが、さっき岩屋のシーンで決行中の人達がいっぱい話してくれたし怪しんでくれたよね。という訳で、「難易度:100」から「難易度85」に減少させてください。いっぱい提案してくれたからね。考えるプレイヤーには有利になってほしいGMなので。
小夏/難易度が減少した!
円子/おおお!? ありがとうございます! イベントキーの使い時ですね!
GM/では、まずは2人とも1D6を!
小夏/ (ころころ)4!
円子/(ころころ)…………1。小夏さん、後で追いつきます!
小夏/円子、未来で待ってる!(一同笑)
GM/では小夏さんからの判定になります。きっとひなちゃんは逃げていく青森さんを見て「あっ!?」と円子くんの袖を引っ張っちゃったんだ。
小夏/ひなちゃんかわいい。それじゃあ仕方ない!
円子/ひなちゃんをおんぶだ! 五幾ちゃんは抱っこだ!(笑) ではここでイベントキーを使いましょう!
GM/あらゆる難易度を「÷2(切捨)」することができるイベントキーを使用したことで、『現在難易度:42』になります。
小夏/よっし頑張る! 流石に一人で先走ったりしない! でもバトンは繋ぐぞ!
円子/頑張れ、小夏さん!
小夏/咄嗟に≪無の射撃≫で蝶を使役し、逃げていく背中に≪生体侵入≫させて≪魔印≫を使いますね!
GM/怒涛の攻撃開始だ。
小夏/円子くんが迷ってもついて来られるように薄い板状の≪念動障壁≫を作り出して、追う速度を落とさないまま、≪−50天真爛漫≫で道端の樹や塀にガリッ、ガッと印をつけていきます。これ円子くん用の魔印な!
円子/わー、小夏さんが先導してくれている!
小夏/≪単一化≫で追跡に集中しようとしていますが、全力で走ったのでお腹の≪暴食≫と≪食鬼≫も騒ぎ出す! お腹もそれから逃げていくオッサンも大人しくしなさい! ぐう!
GM/小夏さんのお腹は今日も大変そう(笑)
小夏/≪最奥の記憶≫で事前にチラッと見ていた一帯の地図を思い出しながら、見失いそうになったらそこらに触れて、≪過去視≫でどこに逃げたかを確認して、また追跡!
円子/青森さん捕まえて一仕事終えたら新しいご飯が手に入ります! あと少し!
小夏/新しいご飯という言葉に興奮する!(笑) これで使用特技は10個かな。
GM/難易度は20減少して、『現在難易度:22』だよ。判定にいく?
小夏/【体力】で判定いきます!(ころころ)達成値15、なんで安定して出目良いのコイツ!?(笑)
円子/では二番手の円子いきます!(笑) ≪器の支配≫を使おうとしたけど既に青森さんは逃げ出した後、慌てて円子も小夏さんと青森さんの後を追いかけます。しかし円子は≪L:ユウメイイスタディオ≫を持っているため正しい道に進めません。知らずのうちに違う道に迷い込みそうになる……。
小夏/迷い子にすることに定評のあるユウメイさん!(笑)
円子/けど小夏さんが魔印や≪−50天真爛漫≫で付けてくれた跡がある。ならば俺は≪魔の感知≫で自動追跡機能を備えた≪異形の触手≫を先に飛ばす!
小夏/触手の尻尾だ!
円子/小夏さんの魔印や残留する魔力を勝手に追いかけて、触手が伸びていく。≪すりぬけの式≫もおまけで付けて、人間も木も建物も関係なくぐんぐん触手が伸びる!
GM/禍々しいなー。
小夏/ざわざわ、もふもふ(笑)
円子/≪飢えし甲冑≫の狐面を受け取ってくれた良い人だと思ったけれど、一体何が目的なんだろう? 自分も≪野獣の鼻≫で二人を見失わないように追跡! 会場にいる人や観光客に見られてしまうかもしれない? ≪偽りの太陽≫で風が通り抜けたと思わせる!
GM/一気に特技を使ったね。
円子/戦闘になっても≪鬼の肌膚≫があればみんなを守れる。大丈夫、俺には≪魔法剣≫もある! 戦いの覚悟もしつつ尻尾が青森さんを捕えようとする!
GM/特技10個使用で難易度が20も減少だよ。≪野獣の鼻≫を持っている捜索の判定だし、達成値+1してもいい。
小夏/いける! 頑張って、サイリウムぶんぶん! ふぁいおー!
円子/振ります!(ころころ)達成値11……やったよ! 成功したよ! これも、みこーんの力!(笑)
GM/すんすん、みっけ逃がさない! そう青森さんを追い詰めます。
円子/小夏さん! 追いつきました!
GM/そうして辿り着いた場所は……稚児岬の断崖絶壁とか絵になるかな? もちろん都合良く観光客はいない。
小夏/すごい火サス!(笑) 絶好のクライマックスシチュエーション!
円子/いいと思います。サスペンスっぽくて! 突然強く吹く風!(笑)
GM/青森さんは、「刑事さん……よくぞ俺をここまで追い詰めた」って悪ノリします。
小夏/さあ、観念しな。故郷でおっかさんが泣いてるぞ……。猛ダッシュのげほげほを整えつつ思わずつられる(笑)
円子/えーっと、抵抗はやめてブツを置いて手をあげるんだ……!(笑)
GM/(青森になって)「もしここでお前達がAF判定に失敗したら……おねんねしている五頭龍のところまで行ってやったんだが、追い詰められちゃって、つい火サスにピッタリな断崖まで来ちまったぜ」 青森は祭祀書を持ったまま、断崖に追い詰められた。けど飛び降りはしない。追い詰めてくる君達を見る。
円子/……何が目的なんですか。
GM/「巫女さんである梅ちゃんが五頭龍に魔力をやりすぎて暴走、爆発。それだけじゃ楽しくない。やるなら……もっともっともっとたくさんいっぱい効率的に盛大に魔力を流し込んでやらないと、楽しくない。巫女さんが真似っこするだけじゃあ、せっかくの爆発寸前の今年、楽しくないんだよ」
小夏/……あんた、誰なんだ? 楽しいとか、楽しくないとか……そういうゲーム感覚な神様みたいなことを言って……。
GM/「ゲーム感覚な神様?」
小夏/性格の悪い鳥だよ。
円子/少々、ご縁がありまして。
GM/「ああ……弟が世話になったみたいだな
円子/弟!?
GM/「この地には毎年毎年飽きずに熱心な人間が信仰してくれている。天女のときもそうだったが信者がいると『俺達』は降りやすいんだ。さらに言うならこの体の主は……『イタコの家系』ってやつだからより器に降りやすかった」 青森の体から、ゆらりと何か光が蠢いて現れる。
円子/おおおおっ?
GM/光は完全に出てくることはない。だが五幾が現れたときのように、魂が一瞬だけ顔を出す。一瞬だけ、ある形になった気がした。それは、大きな龍だ。
小夏/龍! 青森のオッサンの体を借りているってことか!
GM/「俺の名前は……この世界の音で表わすとしたら、ツヴァイククウォター

 『ツヴァイククウォター』
 異端を生み出す欺く神『邪神八柱』の一柱。闘争、力、文明開化を司る『竜王』の邪神。
 ダメージロールを操作する力を持つ(特技≪這いよる混沌≫、≪殺界≫、≪爆塵≫、≪アンラマンユ≫など)


小夏/あ、なるほど龍繋がり!? なんかこう、素直にかっこいい!(笑)
円子/「ストレートに強い!」って感じがビシビシする!(笑) ……魔王様の言った通りになっちゃいましたね、小夏さん。
GM/「この世に降りてきけど正規の顕現じゃないから、誰かの力を借りないと破壊活動も一つも出来ないがな。俺に出来ることは、間接的なことだけ。神は直接、人に手を下すことができない。しかし……眠っている五頭龍をけしかけることができる。何が目的かと言われたら、この世で楽しもうとしていた弟ユウメイイスタディオと同じと答えるしかないな!」 青森の口が歪んで笑います。
小夏/こんの愉快犯兄弟……!(笑)
円子/じゃあ、弟と同じように俺達と遊んで満足したら大人しく帰ってくれますか?
GM/青森の体に入ったツヴァイククウォターは、2人を見て首を傾げます。「……お前ら、『正なる神』が生み出したもんじゃないな? 俺達側が生み出した異端じゃないか」
小夏/異端だね。
GM/「なら、神様である俺を愉しませるために爆発の中で消えていく綺麗な火花になってくれよ。いずれ終わる世界なんだし、上の者の言うことをきいてもいいと思うんだが?
小夏/生憎、上司がいる身でね。あんたを上とは思ってないよ。
GM/「ここは下がって、明日楽しくみんなで散ろうぜ」
小夏/……ゲーム好きなら、俺達が楽しませてやる。あんた、空の彼方までふっ飛ばされて祭り前の宵の明星にならねえといいな!
円子/世界を明日で終わらせるつもりはないんです! 明日はお祭りだから! 家族みんなで楽しむから!
GM/「……なるほど。障害物はゲームに必要。燃えてきた。タイちゃんの下のもんは、あったかくて敵わねぇな」
小夏/タイちゃん?
円子/誰だタイちゃんって!?
GM/タイマストトバール。魔王の先祖である邪神ですな。異端を生み出す『欺く神』の中に、「愛と希望と欲望の神」がいるのはちょっとおかしい要素だと思いませんか? 実は『AW』のあまり表に出してない設定なんですが、「異端系PCはこのタイマストトバールという愛と希望の神によって創られている」というものがあります。
円子/な、なるほど!
小夏/愛と希望……歪んでないとは言わない(笑)
GM/『AW』の敵役を担う異端という存在は、邪神から創られた「いわゆる悪しき魂」です。でもクラス[異端者]のキャラクターだって悪くない命はいるよね。そういった「良いとも言えないけど悪すぎない奴」を創る神様が、タイちゃんだと思ってください。あくまで軽い世界設定説明なので異端のマルコナツはお好きアレンジしてね!
円子/俺達、とっても愛に溢れた異端!
小夏/異端ファミリー楽しい!(笑)
GM/……異端系PCのいないセッションならこのシーンは「邪神の餌食となれ!」「邪神を止めてみせる!」からのクライマックスフェイズだけど、君達は異端側だから「俺のために働け!」「いーやーだ!(欲望)」になるよな。
小夏/うん。家族旅行を楽しみたいし、旅先で事故に巻き込まれるの普通に嫌だから嫌です!(笑)
円子/お祭り楽しみたいという欲望! 家族で楽しみたいという欲望! あと祭祀書が欲しいという欲望!(笑)
小夏/禁書を持ち帰って食べたいという欲望! 食欲!(笑)
GM/欲望丸出しの異端家族だな(笑) 青森さんはユラリとウズマキから日本刀を出す。「んじゃ、判りやすくゲームのラストバトルを始めようか!」 スラッと刀を抜いて、ダッと君達へ駆け出す!
円子/青森さん、どうなっちゃうんだ……!?
GM/大丈夫、倒せば帰ってくる!
小夏/イタコ設定をめちゃくちゃ活かされている青森さんゴメンな! 後でスタッフの小夏が手厚く治しますね!(笑)
GM/江の島舞台となったら五頭龍ネタと、鎌倉本拠地の古川家ネタと、前回のシナリオ同様邪神顕現ネタを全部入れたかったんだぜ。断崖絶壁で日本刀を構えて襲ってくる青森と対峙するアウファミ、運命やいかに。クライマックス戦闘開始です!