特命転攻生・リプレイ
■ 『 清王学園一斉神隠し事件 』 1ページ ■
2021年度サイコロ倶楽部 部誌『サイコロン』掲載 リプレイ





〈特命転攻生とは〉
 現代日本の学園で怪事件が頻発する中、超法規的な学生エージェントとして解決にあたる学生たちの活躍を描く。勇気と絆の熱血学園RPG。

 発行元:株式会社エンターブレイン
 著者:坂東真紅郎+エルスウェア
 発行日:2001年9月6日

〈キーワード〉
○文武省…文部科学省の下部組織。以前は教師を派遣していたが、現代ではその姿を適応し、生徒を主に派遣している。
○震龍…人の信念が構築した高密度エネルギー体。思春期の悩み、不安を多く持つ学生にとってその力は大きく、強い。震龍自体に自我・意志はないが、異常活性化することによりさまざまな学園災害を引き起こす。
○エキストラ…震龍を構成するパワー〈EPP〉、または自らが持つEPPを利用し超人的能力を発揮する者。
○卵…むやみに活性化しないように封印を施した震龍の姿。想念の多いところに発生しがち。
○托卵…震龍とリンクしてしまった生徒のこと。異常活性化を促してしまう。

〈あらすじ〉
 秘密政府組織に所属する特務生のあなたたちはある日、上司から喫茶店に呼び出され、9月1日に起きた「清王学園一斉神隠し事件」の潜入調査をすることになったと知らされる。
 上司は実害のある事件ではないし、すぐに終わるだろうと気楽に構えていたが…。

〈キャラクター紹介〉
〇相沢 優(あいざわ ゆう) PL:めろん
 アーキタイプ:レスキュー
 専守防衛学校1年。穏やかで明るく、ムードメーカー的な性格。中学時代に師匠に散々しごかれたのでトラウマになっているが、おかげでかなり身体能力は高い。この学校に入学した理由には、大好きな家族を守れるくらい強くなりたいという意志と師匠を傷つけた仇敵への復讐を果たすためでもあった。
〇朝霧 光(あさぎり こう) PL:におー
 アーキタイプ:呪忍
 風迅2年。実家は寺で普段は少し大人しめな性格。中学生の時に特務高生と出会いその青年が師匠になるも文武省に敵対するグループに暗殺される。特務高校には文武省に両親の借金の肩代わりをしてもらったのでその返済のため入学した。
〇千代 朔(ちしろ さく) PL:みや
 アーキタイプ:呪忍
 風迅2年の女子学生。家族との関係は良好。姉と弟がいる真ん中っ子。そのため割と自由奔放。小学生の頃から付き合っている彼氏がいる。面倒見のいい彼氏に甘えることが多いのでやりたい放題な節がある。彼氏は別学校。
〇柳 さくら(やなぎ さくら) PL:よわ美
 アーキタイプ:アイズ
 専守防衛学校1年。資産家一族の娘。中学時代に家族関係がぶっ壊れ、今では過去の行いについて黒歴史だと思っている。しかし根っこのファザコンがなかなか治らない。高校入学前に病弱だった兄の言葉により特命高校入学を決意。

GM:ガーナ


 ●スタート

GM/夏休みが終わり、新学期が始まってしばらくした頃、貴方たちエキストラは直属の上司、エリートである八神幸子に呼び出され、横浜のとある喫茶店に集まっていました。八神が到着するのを待つ傍ら、エキストラはお互いに自己紹介を始めます。
 じゃあ、ロールプレイお願いします。自己紹介でもなんかしてみてください。

柳/相沢君と柳クラスメイトとかでも良いかな? 良いですか?
GM/はい、大丈夫ですよ。
柳/せっかく学校2:2で分かれてるし。
GM/同じ学校の人同士は知り合いかもしれないですね。うん。その辺も加味しつつ自己紹介を。
朝霧/何も考えてなかった。
GM/一番最初のロールプレイですから気楽に…中身(PL)がはみ出てもだいじょぶなんで(笑)
柳/「専守防衛一年の柳ですよろしくお願いします」ってみんなに挨拶するわ。
千代/「風迅に通ってます、二年の千代です。よろしくお願いします」
相沢/「専守防衛学校一年の相沢優です、よろしくー」
朝霧/「えっと風迅二年の朝霧光ですよろしくお願いします」
柳/みんな丁寧。
GM/今回はえっと…お互い初対面という感じで大丈夫ですかね?
柳/うーん…そうだね、同じクラスではないかもしれん、この気まずさは(笑)
千代/学校は同じだけど、あんまり接点が無かった感じかな。
柳/高校で見たことあるかも知れん。
GM/学校広そうですもんね。お互いに自己紹介を済ませたしばらくあと、八神が「待たせたね」と遅れて現れました。



 八神は軽い挨拶を交わすと事件の詳細について語り始めます。

GM/(八神になって)「二日前、この学園の教師や生徒が一斉に行方不明になる事件が起きた。被害者数は全校生徒、2589名に加え、教員等全ての関係者が一斉に失踪した。被害者は全員清王学園内で消息を絶ち、次の日の朝に同じく清王学園内で発見されている。つまり失踪といっても1日だけ、それも行方不明者は全員無傷で帰ってきている。しかし、失踪中の記憶を失っているようだ。
 この上なく奇妙な事件だ。私たちエキストラの仕事の領域である可能性が高い。こういった事件の要因となる《卵》が誰かの手に渡り、活性化しているかもしれない。君たちにはこれから清王学園に潜入し、この神隠し事件の調査と事件の解決をして欲しい。ここまでで何か質問はあるか?」

GM/何か聞きたい事とかあればどうぞ。
柳/「八神先輩も探すのに同行するんですか?」
GM/「いや、私は潜入しない。あくまで君たちの監視役だからな。」
柳/「何千人もいなくなっちゃったんだっけ?」
GM/「そうだ。2589名いなくなった」
柳/はーい。柳は被害の大きさに驚きます。
朝霧/「発見されたときの状態ってわかりますか?」
GM/「発見されたとき全員無傷だった。で、学校のあちこちにいたらしい」
朝霧/「被害者が転がってたって事ですか?」
GM/「転がっている人もいたが、普通に立っていた人もいたし、歩いてる人もいたらしい」
柳/今のところ瞬間的に神隠しされて、その後すぐ元の位置に戻されたみたいな感じかな。
相沢/うん、確かに。
GM/「清王学園に転校という名の潜入をするにあたり、いくつか注意事項がある。まず君たちには仮の家に住んでもらう。そこで、1日の成果や情報の交換をすることになるが、異論は無いな?」
柳/「え、同居ってこと?」
GM/そうそう。
柳/「修学旅行みたいで楽しそう!」柳は異論無いです。家族嫌いだし。
朝霧/朝霧も特には。大丈夫です。
GM/「まあ、異論があろうと無理矢理家に連れて行くんだがな」と言って、続けます。
「学園に潜入している特務教師と接触して情報を得ることを忘れないように。特務教師は一般人に紛れているため、こちらから接触するのは困難だが、向こうが君たちのことを知っているはずだ。ほとんどの場合、学園生活の中で直接呼び出されるが、唐突に校内放送で情報を暗号化して情報を流すやつもいる。頑張って聞き逃さないようにしてくれ。
 まあ、もし特務教師から情報を得られなかったとしても、その時は自分で解決すればいい。出来るね? 無理とは言わせないよ」
柳/スパルタな先輩だね。暗号ってなんか聞くのに技能とかいる?
GM/いや、特に必要ないです。
柳/柳は頭の能力値高いから、「私が絶対暗号気づくわ」とどや顔しときます。
相沢/頼んだ(笑)
柳/これで気づかなかったらめっちゃ面白いなあ。

GM/「最後に。当たり前だけどとても重要なことだ。貴方たちエキストラや特務教師の存在は一般人に知られてはならない。エキストラが潜入している事が発覚すれば、任務が妨害される可能性が高くなる。
 また、文武省についても公になってしまうことは絶対にあってはならない。もし文武省のことを漏らしてしまったら、その時は君たちの命が狙われる可能性だってある。それだけは肝に銘じるように。何か質問は?」
一同/「無いです」
柳/「頑張りまーす」
GM/八神幸子から一通り話を聞いたエキストラたちは、家に帰ると、明日から始まる潜入捜査の準備を始めます。仮の住まいは、明日学校で過ごした後に八神と一緒に向かうことになるでしょう。いったん家に帰って、何かする事でもあればどうぞ。
柳/えーでも持ち物とか準備したところでなんとかなる?
GM/いや、特にないですけど……学校について調べるとか出来るかもしれないですね。
柳/じゃあその神隠し事件が一般の方で騒がれてるかどうか、ニュースになっているかどうかって調べられる?
GM/神隠し事件は一般でもかなり有名な事件になっています。ニュースでも報道されています。
柳/この事件、1年2年に任せちゃって良いの?(笑)3年が行くべきなんじゃないの?
 あ、専守防衛組(柳・相沢)が1年で風迅組(千代・朝霧)が2年なんだ。千代先輩、朝霧先輩、相沢君。え、じゃあ誰か学校について調べといてください。なんか一人で色々やっちゃうのもアレなんで。
千代/この潜入する学校について知りたいです。
GM/はい。では千代さんは家のパソコンで清王学園についてグー○ルで調べました。
 すると、清王学園のホームページが出てきて、基本的な情報を得ることが出来ます。清王学園の生徒数は2500名を超え、今年で創立124年になります。
 弓道部は全国大会の常連校であり、他にもバスケ部、バレー部、テニス部といった運動部の強豪校である事も有名です。絶対勝利を掲げ、練習試合でも負けることを許さないんだそうです。
柳/八神先輩に悪い噂は無い?
GM/八神について調べますか? じゃあ、ちょっと柳ちゃんの情報網を元に八神を調べてみました。
柳/どうやって調べてんのそれ(笑) ネットで検索しても出てこないでしょ。
GM/なんか友達つたいとかで……はべらせてる男子とかから聞いてるかも知れない。
 八神の悪い噂は、去年八神が担当した事件で、その一緒に同行していた人たちが全員精神を病んでしまい、自傷行為や自殺未遂してしまうとか、とにかく追い詰められて帰ってきたっていうのがありました。あと、恋人をなくしたのを境に一気に老けたと噂されているようです。
柳/ひえー。黒い噂って聞いて思いつくやつがすぐ出てきたなあってびっくりします。想像通りの黒い噂だ(笑)
GM/それ以外は出てきません。
柳/ふーん。本当スパルタなんだなあ。失敗しないように気をつけようと思います。明日頭をしゃっきりさせるために早めに寝ます。
GM/夜が明け、貴方たちはこれから潜入する事になる私立清王学園へと足を踏み入れました。PC達はそれぞれバラバラのクラスに転校することになるのですが、ここで早速ダイスを振ってクラスを決めましょう。
柳/やった、初めてのダイスだ。
GM/では、1D6です。
千代/(ころころ)2
朝霧/(ころころ)6
柳/(ころころ)1
相沢/(ころころ)6
GM/柳は1年A組、相沢は1年F組、千代は2年B組、朝霧は2年F組に入りました。
柳/なんか、ほんと大所帯な学校だね。
GM/2500名ですからね。それでは、クラスに転校し、午前の授業も滞りなく終わり、昼休みになりました。
 昼休みはクラスメイトから話を聞く程度の探索ができます。ここでクラスメイトから話を聞くこともできるんですが、突然「ピーンポーンパーンポーン」と校内放送が始まりました。
 その放送では「放送室にイースターエッグのキーホルダーが落ちていました。そのままにしてあるので心当たりのある者は取りに来てください」と言って終わりました。
柳/暗号じゃないかな? 卵だもんね。柳はもう自分がやるって言っちゃった手前、暗号じゃないかなって思い込みます。
GM/他のキャラクターも聞き流すとか聞き逃すとかあるかもしれないですけど、どうです?
千代/クラスの人に落とし物の放送っていつもやってるのかどうか聞きたいです。
GM/いいですよ。じゃあクラスメイトに聞いてみてください。
千代/「いつも落とし物の放送ってしてるの? 」
GM/(クラスメイト)になって)「え、してない気がするな。そういえば初めて聞いたかもしれない。」
千代/「やっぱりそうだよね。落とし物の放送って珍しいよね」
柳/情報共有は後でできるかな。じゃあ残りのクラスメイトに話聞いてない人たちはその放送されたところに行きます? お昼休みに行けない? 
GM/行けないですね。放課後になります。
柳/じゃあ行こうって思いながら昼休みにご飯食べときます。
GM/他にクラスメイトから何か情報を得たい人とかいますか? 大丈夫そうならこのまま放課後に移っちゃいますけど。
柳/一人聞いとけばいいんじゃないかな? 千代さんから放課後に教えてもらうみたいな感じで大丈夫じゃないかな。
千代/じゃあ千代が皆に「落とし物の放送することはないみたいだから暗号じゃないかな」ってお伝えします。
GM/放課後進めますけど大丈夫ですかね? 
柳&朝霧/平気です!
GM/はい、じゃあ放課後に入ります。6時間目の授業が終わり、皆がさあこれから何をしようかなと考えていると八神から連絡が入ります。

GM/(八神になって)「仮の家の鍵が手違いで他の家に渡ってしまったので穏便に取り返してくる。取り返したら学園まで迎えに行くから夕方18時ごろまで学校で待機していてほしい」

GM/今多分時間が15時くらいです。そこから18時まで調べるとしたらだいたい3カ所まで調べられるでしょう。
GM/調べられる場所は校舎、体育館、部活棟、放送室、屋上、校庭、旧校舎です。
柳/行くとこ多くない? 3カ所しか行けないんでしょう? 
GM/でもバラバラで調べられる。全員まとまって行く必要は無いので、一人でも二人でも一緒に行っていいよ。
柳/柳は対人系の技能が多いから人がいそうなところがいいな。校舎とかかな。
GM/各々行きたいところを選んでまずは行ってみてください。探索なので、頭とか感とかがよく使われるので、その辺の自信がない人は誰かと一緒に行くとか。

 PL達はPCの能力値を考え、、柳・相沢ペア、千代・朝霧ペアに分かれて探索することに決める。

GM/その二人でまたどこを調べるのかを相談して。3カ所まで調べられます。最大で6カ所になっちゃうのかな? 
柳/1カ所だけ調べられないところあるね。
GM/そうですね、慎重に。どれを省くかって考えたらいいかもしれないです。
柳/旧校舎が一番情報出そう。なんか旧校舎って普通あんま無いから。あと放送室は絶対情報出るし。校庭・体育館・部活棟の情報はかぶってそう。屋上もなんかありそうな気がしてきた。
千代/とりあえずかぶらないようにしたいから柳ちゃんと相沢君がどこ行きたいか知りたいな。
柳/「相沢君どこ行きたいっすか?」
相沢/「うーん、運動してぇから体育館行きてぇ」
GM/単純! (笑)
柳/柳は暗号のこと気にしてたんで放送室行きたいな。だから体育館と放送室は行きたい。あと一個は屋上かな。
千代/校舎で繋がってる感じ移動もしやすそうね。
柳/じゃあ相沢君の望むままに体育館ちらっと見た後、柳が放送室連れてって最後屋上行くか! みたいな感じだね。
千代/「朝霧君はどこ行きたい?」
朝霧/「旧校舎かな」
相沢/「旧校舎と、あとどうしよう」
朝霧/「旧校舎、部活棟、校庭、校舎が残ってるね」
相沢/「そしたら部活棟行っとこうかな」

GM/確認しますね。柳・相沢ペアが、体育館、放送室、屋上。朝霧・千代ペアが、旧校舎、部活棟、校舎。で、大丈夫ですか?
柳/はい、大丈夫です。
GM/では、柳・相沢ペアから行きましょうか。
柳&相沢/はーい。

GM/では体育館に着きました。
柳/「相沢君って運動好きなの?」
相沢/「運動好き……かな、多分」
 師匠にしごかれてトラウマになっちゃってるかもしれないけど。
GM/体育館に着くと、弓道部が練習をしていました。部員の方から二人に話かかけてきます。

GM/(部員になって)「君たち誰だ? 弓道部に何か用事?」
柳/「転校生です!」
GM/「転校生か。そういえば今日4人一気に入ってきたって聞いたな。」
柳/「えっとぉ……入部したいんですけど。この男の子とは前の高校も一緒でぇ」みたいな感じで、二人で媚を売るように話しかけます。
GM/「弓道部に興味があるのか。じゃあ見てってくれ。あ、そうだ、弓道部に興味があるなら、これだけ知っておいてくれ。弓道部には部長が居ない。なぜなのかはわからないが、恐らく学校の方針だろう。」と、教えてくれます。
柳/部長が居なくなったって言うのは、部長が失踪したとかではなく、職がないということ?
GM/そういうこと。副部長はあります。弓道部以外には部長があります。
相沢/不思議な部活ですね。
GM/ここで好意判定ができます。難易度が10です。柳の【好意判定】は能力値的に自動成功ですね。判定に成功した柳さんは、誰も使っていないという、開かずのロッカーを見付けます。しかしよく見ると、埃が積もっておらず、使い込まれていることがわかります。
柳/誰のかは分からない?
GM/分からないです。相沢と共有しますか?
柳/します。「開かずのロッカーみたいだけど、埃とか積もってないから、たぶん誰か使ってるよ」と相沢に教えます。部長さんのものかな? と心の中で思います。
GM/わかりました。ではそんな感じで。次、朝霧君と千代さんの探索に移ります。
朝霧千代/はーい。

朝霧/まず校舎から見たいです。
GM/では二人は合流し、校舎の探索に出掛けます。校舎を歩いていると、3年?組の教室で、風紀委員と書かれた腕章を付けた人が何か仕事をしているところを発見します。
千代/ほうほう。
GM/声をかけていいんですよ!
朝霧/では声をかけます!(笑)
GM/声をかけた人は、こちらを振り返って挨拶をしてくれました。

GM/(風紀委員になって)「あなたたちは転校生ですね? 学校生活はどうですか?」
朝霧/「まだ初日だから分からないですけど、いま校舎を探検してます。」
GM/「ああ、いいですね。この学校にはいろんな場所がありますからね。……そうそう、いまこの机を撤去しているところなんですよ。ずっと持ち主が居なかったのに、置いてあって不思議だったんですけどね。それでは私はこれで」と風紀委員の方は去っていきました。
千代/その机を調べたいかな。
GM/どうぞどうぞ! 【感応】の能力値で、15以上が出せたら成功です。
千代/(ころころ)【感応】15。ぴったり!成功です。
GM/では、机をよく見てみると、薄く掘られた文字を発見します。ほぼ消えかけていますが、なんとか解読に成功しました。俗にいう相合傘のようなものですが、名前を書くところには、カタカナで、「馬場」としか書かれていません。
千代/ふーん、馬場かぁ。これ一応朝霧君に、「相合傘が書いてあるよ」と教えます。
GM/はい。ではもう一度、柳・相沢ペアに戻りましょう。次はどこを調べますか?
柳/放送室で。

GM/体育館を後にした二人は、放送室に向かいました。放送室のカギは開いていますが、中には誰も居ません。ここでイースターエッグのキーホルダーの忘れ物を、【体】で判定お願いします。相沢くんの出番ですね。20以上で成功です。
柳/私は適当に他のところ探索してます。
相沢/じゃあ、《柔道》の技能を使っても良いですか? 《柔道》の技能レベルが3なので、合計で5?6できます。
相沢/(ころころ)【体】24。成功です。
GM/余裕ですね(笑)。では相沢君は、放送室の天井が薄く開いていることに気付きます。そこまで上がっていき、天井裏に侵入することができました。そこには卵のキーホルダーと一緒にメモが置いてありました。そのメモを回収しますか?
柳&相沢/します。
GM/これでメモを発見した人だけに渡したいんですけど……
千代/怖いメモだったらどうしよう。
GM/そんなことはない(笑)
柳/怖いよ、お前の後ろだ、みたいな感じかな。
GM/怖い怖い(笑)
朝霧/チェーンメール的な?(笑)
柳/天井裏上がった瞬間そんなん見えたらめっちゃちびる(笑)
千代/怖すぎ(笑)
柳/柳は屋根裏登れないので下で待ってます。
相沢/これは……
GM/言っても大丈夫ですよ。
柳/柳が「何それ何それ〜?」みたいな感じになりますね。
相沢/『夏に去りし君 死に給うこと勿れ』
柳/柳は「わかんないねー。なんだろうね、これ。また暗号かな?」みたいな感じで適当に言っとく。相沢君は何かRPします?
相沢/他にはもうない?
GM/ないですね。
柳/じゃあ、柳は別に体そんなに強くないので相沢君に「そのメモとキーホルダー持ってて欲しいな」って言います。なにか呪いとかあっても嫌だし。
相沢/「わかった」
柳/相沢強そうだから頼る!(笑)
相沢/あはは、俺やっと活躍できたわ(笑)
柳/荷物持ちをお頼み申す(笑)
相沢/了解了解。
柳/ありがと!

GM/次、朝霧君と千代さんです。どこ行きますか?
千代/部活棟行きます。
GM/部活棟で大丈夫ですか?
千代&朝霧/OKです。
GM/校舎を後にした二人は部活棟へと向かいました。部活棟に入ると、トロフィーなどが所狭しと並べられているのを発見します。ここで行為判定やりましょう。【指】の能力値が使われるので……二人は指どうですか?
朝霧/【指】7です。
千代/【指】8です。
GM/うーん、感のほうが高かったりとかしたらそっち使ってもいいですよ。
千代/【感】9ですね。
朝霧/【感】7です。
GM/あと技能が……
千代/マジで捜索振ってないのがな……
GM/ちょっと技能で使えそうなものがなさそうでしたね。
千代/なんか戦闘に極振りなんですけど(笑)
GM/この二人脳筋だった(笑)
柳/柳は変装とか特化してますよ。スリとかできる。
千代/マジかよ。
柳/資産家の娘だからもぐりこむのが上手なの。
千代/千代は手先の器用さで言ったら《応急手当》くらいしかない。
柳/私も持ってます、《応急手当》
千代/女子力高い(笑)
GM/成功判定です。【指】の能力値+2D6で10以上出れば成功となります。二人やっても大丈夫ですよ。
千代/感で回します。(ころころ)【感】14。
朝霧/(ころころ)【指】18。
GM/二人とも成功です。
千代/朝霧が余裕で成功してる(笑)
GM/めちゃめちゃ高い(笑)
柳/なんか今回は男子がすごい。
GM/判定が成功した二人は次の情報を手に入れます。トロフィーが並べられているすぐ横に各部活動の部長たちの名前が連なっているのを発見します。バスケ部部長細谷駿、バレー部部長日野大地、テニス部部長永井精一、弓道部部長中河内将也。まだなにか行動しますか?
千代/朝霧/大丈夫です。

GM/柳・相沢ペアに戻ります。
柳/屋上! 送ってくよー、青春!
GM/屋上に行った二人は「あ、屋上庭園があるな」と思いました。
千代/屋上庭園!?
柳/金持ち校……わかってたけど。
GM/以上です。
柳/「すっげー金持ち校だな」って思う。資産家の娘だから驚かないかな。「学校にしてはそこそこの大きさの庭園ですね」って言っとこ。
相沢/「すっげー」って言っとこ。
柳/相沢君は素直でいい子だ……
一同/あはは(笑)
柳/何かの技能で情報収集できる?
GM/いや、屋上は特に調べるところがないです。
柳/えっ、嘘やん。何かありそうと思って来たのに。
GM/そういうところあるからね(笑)
柳/屋上は屋上庭園があるってだけか。じゃあ屋上庭園で6時まで暇潰しとこ。
相沢/そうね。
GM/では柳・相沢ペアが終わり。次、朝霧・千代ペアです。
一同/はい。
GM/部活棟を出た二人は旧校舎へと向かいます。旧校舎に着いて中に入ってみると、特に手入れがされていないのか埃も積もっているし、ちょっと汚いなって感じがします。

千代/んぎゃー!
柳/女子にはきつい環境かもしれない。
千代/やだー。
GM/じゃあここで行為判定。【感】か【頭】で難易度15にしとこうかな。《捜索》とか入ってないんでしたっけ。
千代/《捜索》レベル振ってなくて……
GM/そうですよね。じゃあ《隠れる》使ってもいいですよ、ここで。
千代/マジですか! やったー!
柳/隠れるところがわかるってことは隠すとこも分かる、ってやつだ。
GM/朝霧も使えますね、《隠す》は。
朝霧/《隠す》と《隠し持つ》があるからそれで。
千代/この二人でかくれんぼやったらやばそうなんだけど(笑)
柳/戦闘特化だからね、二人とも。
千代/超やばそう(笑)
千代/(ころころ)【隠れる】21でした
朝霧/(ころころ)【隠す】18。
GM/どっちも成功ですね。
千代/やったー!
GM/二人は校舎の中に段ボールとかで塞がれている隠し通路を発見しました。
 その通路の先を行くと、校舎の中に比べると綺麗かなって思うレベルの小さな部屋のようなところに出ました。部屋といっても窓があって、カーテンがあって、寝るためのシーツが一枚置いてある、そんな部屋です。
柳/屋根裏部屋に知らない人が住んでる怖い話思い出した。
千代/「旧校舎に人でも住んでんのかな?」って言っとこ。ちょっと綺麗なのが気になる。絶対生活感あるやん。
柳/まだ共有できてない情報ですけど、弓道部の開かずのロッカーなのに埃がないのと同じ気配を感じる。同じ人が使ってるのかもしれない。
千代/綺麗な部屋ってシーツとカーテンと窓があるだけ?
GM/それだけです。調べるところも特にはない。
千代/落とし物みたいなのもないってことですよね。
GM/そうですね。
千代/なんか手がかりが欲しかった。
朝霧/旧校舎って埃だらけじゃないですか。跡とかないんですか? 埃だらけで小部屋が綺麗なら足跡があるかなーって思って。
GM/不思議とないですね。
 各々探索が終わり、18時になりました。辺りが暗くなると、PCたちの視界に目の前を黒く塗りつぶしたような闇が広がり始めます。
 その闇は廊下の奥、または校舎の向こう側から周りの電球、植物、ありとあらゆるものを飲み込み、徐々にこちらに迫っているように見えます。もしあの闇に呑まれてしまったら自分の存在ごと消えてなくなってしまうような。そうPCたちは直感します。じっと眺めていると気が狂ってしまいそうな闇を目の前に、あなたたちはどう行動しますか?
柳/庭園の植物が飲み込まれてるのは悲しいけど、相沢君の腕引っ張って校舎のほうに。逃げる。……え、校舎のほうに逃げていいの? これ(笑)
GM/逃げるには校舎の中を通るしかないので、やるしかないですね。
柳/まあね……「相沢君逃げましょう」って言って逃げるわ。
GM/朝霧たちは?
千代/いや、ちょっと怖いから逃げたいな。その、隠し部屋? の窓から逃げたいです。
GM/はい、どうぞ。
千代/「朝霧君出よう!」って言って出ます。
GM/では、これから闇から逃げるフェーズに入ります。すごろく形式です。
 屋上にいる柳・相沢は50の位置、旧校舎の千代・朝霧は40の位置からスタートです。後ろからは闇の化身シャドウちゃんが迫ってきます。追いつかれることなくゴールすると闇から逃れ校舎から脱出できます。使う技能は能力値【脚】+1d6で、出た数字の分だけ進めます。
 ほかに使える技能があるならば、技能レベル?6を足して良いです。
朝霧/《回避》は無理ですか。
GM/《回避》なら良いです。相沢もジャンプ使っていいですよ。千代と柳は……特にないですね。
千代/ないですねえ。
柳/ないよねえ。能力値低いし。
GM/そうですね。頑張って良い数を出すしかないですね。それでは早速振っていきましょう。

 相沢は19、柳は4、千代は15、朝霧は24マス逃げた。

千代/千代と朝霧の二年生ペア、逃げ足はや!(笑)
相沢/さすが二年生(笑)
柳/まず犠牲になるの柳ですよね。専守防衛高校に帰りてえ! 「相沢くん助けて!」
GM/(ころころ)あ、柳はアカンですね。闇に追いつかれました。
相沢/あー、柳のこと背負って走りたかったな。
柳/相沢逃げろ、柳の屍を越えてゆけ!(笑)
GM/闇に飲み込まれた人はあとで描写するから待っててね。ではもう一回柳以外で振ってください。

 相沢は22、千代・朝霧は19マス逃げた。

柳/相沢最大値じゃん! この中で体力無いの柳だけじゃん。
GM/柳は頭脳に極振りしてたからね。あ、全員逃げきれそうですね。……全員じゃないか。
一同/あはは(笑)
相沢/やっぱり柳ちゃんを助けに行きたいな。
GM/飛び込んでみます?
相沢/マジか。うーん、別行動になりそうだな。
柳/柳だけ単独行動でも探索だけならなんとかなりそうだけど。戦闘になったとき怖いよね。《クロスボウ》しか持ってねえ。
相沢/相沢は柳のこと助けたい。
千代/同じ学校だもんね。
相沢/相沢はレスキューだし職務的にも助けたいって思うのが自然。
千代/いい子だもんな……
朝霧/一緒に行動してましたもんね。
柳/柳は相沢に「背負って!」って言おうとしたけど、メモ帳とかキーホルダー持たせてるから我慢したんだ。「背負って」って言えばよかったな。
千代/もう後の祭りだわね。
柳/親指立てながら溶鉱炉に沈んでいく柳さくら(笑)
一同/あはは(笑)
相沢/相沢は助けに行く! 2対2で分かれたいからRPしよう?
GM/そうですね、PC同士で話すなら1ターン消費になります。メモとキーホルダーを渡してもいいし、情報交換してもいいですよ。
千代/OK。「相沢くん、柳ちゃんいないけどどうしたの?」って逃げながら話しかける。
相沢/「走り始めちゃって柳を背負いそびれた。たぶん柳は闇に飲み込まれた。柳を助けたい。俺だけ闇に飛び込むから、情報だけ渡させてくれ」
千代/「相沢君は柳ちゃんのことを助けたいのね。……私と朝霧君は外から助け出す方法を探すから、柳ちゃんのこと頼んだ」
相沢/「もちろん!」

 相沢と千代は3年D組の使われていない机、トロフィーの部長の名前、弓道部の開かずのロッカー、キーホルダーとメモ、旧校舎の情報を交換する。

相沢/「また会えるといいな」
千代/「うん、絶対助ける」
うーん、いい子だな! ではここから別行動で。
GM/分かりました。では相沢君は逆走してシャドウちゃんに向かっていきましょう。
(ころころ)(ころころ)シャドウちゃんの2ターンの行動が終わりました。朝霧はもう逃げ切りましたね。では残りの二人、振ってください。

 相沢は15マス闇に近づき、千代は12マス逃げた。

相沢/シャドウちゃんに飛び込めそう。
柳/おいで。
千代/あ!《誘惑》してる!(笑)
一同/あはは(笑)
GM/相沢は闇に飛び込みました。千代は逃げ切ることができました。逃走フェーズを終了します。
校舎から脱出できた二人の元に八神が現れます。
千代/「八神さん!」
GM/その前に失敗した方の描写します。
 闇に飲み込まれた柳と相沢は突然宇宙空間に放り出されたような感覚に陥ります。足の裏から伝わる振動が一切消えてしまったよう。
 いや、そもそも足を動かしている感覚すらない。何も見えない、何も聞こえない。しかし幸か不幸か思考だけははっきりとしていて、手足はちゃんとつながっているように感じます。
 けれど自分の身体を掴もうとしてもなぜか掴めず宙を掴むばかり。まるで自分の存在ごと消えてしまったかのような感覚に苛まれ、あなたたちは暗闇の中をもがき続けることになりました。
柳/失踪者たちと同じ体験してるのかもね。
千代/ああ、なるほど。
柳/だとしたら我ら闇に飲み込まれたペアは先輩たちに忘れられるんじゃないか。誰も助けてくれないのでは?
相沢/助け損だなあ。
千代/記憶が消えていくみたいになっちゃうかな。
GM/こちらとしては止めはしないですけどってだけですからね。推奨はしてませんもの。
千代/そうなると、もし助けるときにシャドウちゃんと戦うことになるんだとしたら相沢の戦闘力欲しかったな。
柳/助けに行く、じゃなくて相沢が倒しに行くみたいな方でもよかったんじゃないだろうか。
相沢/戦えたんだっけか?
GM/行為で出すことはできましたよ。
相沢/攻撃すればよかった。
GM/シャドウちゃんにはまた会えるかもですしね。
千代/ではとりあえずシャドウちゃんに会ったらぶん殴るってことで。
GM/校舎を出たところで八神幸子と合流しました。八神は汗だくで出てきた二人を見て、「何があった」と聞きました。
柳/状況分かってるの千代先輩だけじゃないですか?
GM/そうですね。
千代/とりあえず八神さんに詰め寄ります。
GM/はい。
千代/「シャドウちゃんっているじゃないですか。あんな危険なのがいるってなんで教えてくれないんですか?」
GM/(八神になって)「何かあったんだな。でもそんなこと分かりきっていることだろう。お前ら自分が何者なのか忘れたのか」と逆に詰め寄られます。「何があったかもう一度ちゃんと説明してくれ」
千代/とりあえずあったことを説明する!「私たちは二手に別れてこの学校を捜索してたんです。ちょうど18時ごろに突然暗闇が私たちの目の前に現れて、とりあえず逃げることに必死で校舎の外に出ようとしたんですけどそこで柳ちゃんと相沢くんが飲み込まれちゃったんです」
GM/「なるほど。二人のことは死んだと見ていいかもしれないな」
千代/「死んだかもしれないですけど」と不服そうにしています。
GM/「とりあえず今は家に帰ろう。そこで落ち着いて情報の整理をしよう」ということで3人は全員で住む家に行きます。
千代/千代すっごい喚いてそう。
柳/柳が家楽しみだなあって言ってたこと思い出してください(笑)
千代/柳いいいい!(笑)
相沢/そういえば1日目に楽しみにしてたね(笑)
千代/とりあえず千代は家に行くまでの間ずっと喚いてます。「戻りたい、あいつ探す! あいつ倒すから!」って。
GM/「うるさい! いいから帰るぞ」
柳/ガって校門まで逃げて退避してるから、朝霧先輩はめっちゃクールなイメージが私の中でついてる。(笑)
千代/朝霧は千代を止める役だね(笑)
朝霧/少し窘めます。「落ち着いて」
千代/千代は後輩を置いていったことをすごい後悔してる。
GM/助けに戻るのは八神が絶対に許さないので、連れて帰りますね。
千代/引き摺られてくんだろうなあ。
GM/お家に着いたらまずこの3人で情報交換と整理ですね。知ってるのが千代だけになるので。
千代/そっか、全部私が喋るのか。
GM/千代の話を聞いて、朝霧と八神が推理していく感じになると思います。
千代/なるほど。説明は省略しますね。かくかくしかじか。はい! こんなんでした!
GM/はい。じゃあ全部話を聞いて朝霧はなんか推理することとかありますか?
朝霧/「旧校舎の小部屋を使っていたのと弓道部のところにあったロッカーは同じ人なのかな」と言います。
GM/その意見に八神も頷きます。
柳/天国の柳も頷いておこう。
GM/で、そこで暗号を教えてもらった八神が、千代に「この暗号ちょっと大袈裟なところに隠してあったりしないか?」と確認するように聞きました。
柳/暗号ってあれ? 『夏に去し』?
GM/そうそう。
柳/ちゃんと情報共有したよね。
千代/うん。『夏に去し君死にたもうことなかれ』
GM/「それって具体的にどこにあった」
千代/相沢くんが、放送室の天井裏にあったって言ってましたよ。
GM/それを聞いて八神は「なるほど」と言いつつちょっとため息をつきました。
千代/「何か思い当たる節があるんですか?」
GM/「実は特務教師の中に知り合いがいてな。そいつはことあるごとに派手なことをしてくるから。わざわざ放送で暗号があることを呼びかけるなんて普通やらないでしょう? あいつに直接聞いてやりたいところだが……とりあえずこの暗号を読むに、この学園の誰かが人間に催眠術を掛け、生徒の一人を誘拐していると見ていいかもしれない」
千代/なるほど。
GM/「夏に去し君、ってところが誘拐されてるってこと。死にたもう事なかれってのは生死不明みたいなことを特務教師は察して置いていったのかもしれない。それと、あなたたちの見たシャドウちゃんと言ったか? それも卵による怪異の可能性が高い。もしかしたら明日も起こるかもしれないから柳と相沢の二の舞を演じないように」と忠告します。
千代/「二人を助ける方法はもうないですか?」その知り合いの教師のことを知ってたし、三年生だしもし他の高校とかで似たような事象あったらそれが助けるヒントになるかな。
GM/八神は「助ける方法の検討はつかないな」と言っています。「知り合いの特務教師っていうのは本当にただの知り合いで、偶然学校の潜入の時に接触したことがあるだけだ。よく知る間柄ではない」
千代/まあ八神さんに噛みついても仕方ないかあ。「あ、八神さんが言ってた、一人拐われたかもしれないってやつ。それ弓道部の部長かもしれない」
GM/「その線はあるな。明日はその弓道部近くを調べてみたらいいんじゃないか」と答えます。
千代/「了解しました」
朝霧/「了解でーす」
GM/今八神から好感度上がりましたよ、きっと。
千代/やーい! 媚びとけ媚びとけ(笑)
柳/媚びておいた方がいい。ないよりは。柳と相沢のこのシャドウの空間は時間進むの?
GM/それは2日目の朝の描写待ってください。
千代/時間経過で脱出できるのかね。
柳/闇の中で相沢くんと合流しときたい。話し相手だけでもいいから。
GM/それはできない。見えない聞こえないっていう状況だから、相沢がいることもわからない。
柳/これ普通に発狂しない? 見えない聞こえないって。
千代/それはマジでやばいぞ。
柳/シンプルに狂う。
GM/君たちはエキストラで訓練積んでるし大丈夫じゃないかな。
相沢/戦ってくれたらなんとかなるんじゃない?
千代/せやなあ。
GM/どうでしょうねえ。飲み込まれてるから。
千代/ロストしないだけよしとしよう!
GM/そうだ、相沢にEPPを復活するチャンスを渡そうかなと思います。柳を助けに訳のわからない影に中に入っていってたので、その分。流石に助けに入ったのに何もなしじゃかわいそうなので。
千代/確かに(笑)
GM/EPPはダイスロールで1が出ると増えます。EPPの溜まり具合によってダイスロールにバフやデバフがかかります。EPPを使うと、《秘技》が使えます。
一回しか1が出てないから、いっときましょう。3D6を振ってください。出た数字だけ増やせます。
相沢/(ころころ)【EPP回復】10。
GM/あ、でかい。
千代/本当だ。でかい。
GM/柳は単純に飲み込まれただけなのでサービスは発生しないです。
相沢/じゃあEPPを+10にすればいい?
GM/はい。相沢はそれで大丈夫です。
相沢/はーい。
GM/相沢は、ぎりぎりバフかかる高揚ゾーンには届いてないですね。
相沢/そうだね。
GM/本当、惜しい。
 さて、2日目の朝、柳と相沢は我に返ります。
相沢は昇降口登ったあたりにいて、柳は屋上からの階段降りたところにいます。闇に飲み込まれた位置だね。闇の中でのことは覚えてないです。闇での時間の記憶がないから、一瞬で戻ってきた感覚です。

相沢/じゃあ、柳を探しに行くかな。
GM/合流しますか? 二人。
柳/うん。
GM/相沢は柳を助けに行こうとしてましたからね。時間的に朝5時くらいなので日の出たばかりです。学校には二人しかいないので、すぐ会える。合流し、特に異常は見当たらないので普通にその日の探索には参加できます。
柳/うん。
GM/千代とか、家に帰ってる二人の連絡先を、二人は知っているはずですよね?
千代/うんうん。
GM/仲間だし。
千代/多分最初に交換してるはず。
GM/だから連絡入れて、二人に無事だったことを伝えませんか。
相沢/そうしよう。
千代/よし合流。無事でよかった!
GM/では朝5時ぐらいに合流して、登校時間になります。
全員/はい。
GM/4人の無事が確認できたことで、また学校生活が始まります。では昼休みになりました。ここでクラスメイトから情報を入手できるのですが、この時点で色々気になっていることがあると思うので、各自聞きたいことはありますか? 『開かずのロッカー』のこととか、弓道部のこととか、失踪事件についてなど。
柳/「この学校に伝わる怖い話とかってある?」
GM/話しかけられた生徒はこう答えます。「怖い話とか学校の怪談はあるにはあるけど、どれもたいしたことないと思うけどなあ。でも昨日の夕方、相沢君だっけ? すごい勢いで走ってたけど何かあったの?」
柳/「なんか黒い渦みたいなのが迫ってきたんだよ!」
GM/「え、それ幻覚とかじゃない? 柳ちゃん大丈夫?」……頭大丈夫? みたいな反応されました。
柳/「あー……そうかも! ちょっと熱中症気味で頭ふらふらしてたのかも」とごまかします。
GM/「そういうことあるよね」といった感じで談笑します。他の方はどうですか?
朝霧/弓道部のこと聞いていいですか?
GM/じゃあ聞かれた生徒が、「弓道部の部長はずっと前からいないよ」と答えてくれます。
朝霧/ずっと前から……。でもトロフィーに名前が書いてあったんけど、それはどれくらい前なの?
GM/トロフィーに名前が書いてあったことに関して全然ピンときてない様子ですが、「自分が入学した時にはもう弓道部の部長っていう制度は無かったよ」と教えてくれます。他にありますか?
千代/失踪した時の話を聞きたいです。
GM/声を掛けられた生徒は「失踪のことを何も覚えてないんだよね。部活をやってたらいきなり次の日の朝になってて、周りの人もいたから、いなくなったっていう事実にすら気付かなかった」と教えてくれます。
千代/「その時、周りに怪しいものって見なかった? 」
GM/「特に見てないけど、怪しいっていったら……いなくなった日から馬場先輩の様子がおかしいんだよね。その人すごい真面目なんだけど、失踪事件があってから家にも帰ってないみたいだし、校内の色んな場所を何度も行ったりきたりと不気味な行動が増えちゃったって噂なんだよね」と教えてくれます。
千代/「ありがとう。もう一つ聞きたいんだけど、旧校舎の中に入ったことある?」
GM/「ないよ、あんな汚いところ。入りたくないし」と教えてくれます。
千代/「そっか、ありがとう。」
朝霧/その先輩気になるね。先輩に会いにいけないの?
GM/そうですね、先輩の話を聞いた二年の千代だけ、先輩が三年であることは絶対分かると思います。三年の教室のところへ行って、探せるようにしましょうか。三年の教室に行って、通りがかっている先輩に声かけてみてください。
千代/「すいません、馬場先輩知ってますか?」って聞きます。
GM/(先輩になって)「馬場くん? 知ってるよ。探してるの?」
千代/「そうですね。ちょっとお話したいことがあって」
GM/「あー、でももうすぐ昼休み終わっちゃうから話してる時間はないかもね。教室なら教えてあげられるよ」
千代/「本当ですか? 教えてもらっていいですか?」
GM/「えっとね、三年C組だよ」
千代/「なるほど、ありがとうございます」
GM/「あと、風紀委員やってるよ」
千代/「なるほど。放課後とかそっち探してみます」
GM/「校内歩いてたら見つけられるかもね」
千代/「ありがとうございます」
GM/じゃあ千代の所はおしまいということで。
千代/はい。
GM/聞くことが浮かばないなら昼休みはここで終わりますが、なにもありませんか?
全員/無いです。

GM/では放課後になります。昼休みが終わり、午後の授業も終わり、自由に探索が出来る放課後の時間になりました。ここで千代は馬場先輩を探すことが出来るのですが、他の三人はどうします?
千代/馬場先輩の情報をメールとかで共有したいですね。
GM/共有された上で四人はどう行動しますか?
全員/馬場先輩の所に行きます。
GM/分かりました。四人で馬場先輩を探しに行きましょう。じゃあ千代が三年C組の生徒だって知っているので、三年C組に向かいますよね?
千代/向かいます。
GM/ここで馬場先輩だと思われる一人の男子生徒を見つけるのですが、話しかけてみますか?
千代/とりあえず千代が情報を得ていたので千代が行きます。「すみません、馬場先輩ですか?」って聞きます。
GM/(馬場になって)「はい、私が馬場ですけど何か御用ですか?」と答えてくれます。
千代/「失踪事件の時のことについて色んな生徒に聞いて回ってるんですけど」
GM/「それはまた……」
千代/「馬場先輩は何か覚えていますか?」
GM/「何も覚えていないんですよ、私も」
千代/「なるほど」
GM/「すみません、お役に立てず」
千代/「いえいえ、あの、他の生徒に聞いたんですけど、馬場先輩がお家に帰ってないって本当ですか?」
GM/「え? 誰から聞いたんですか?」
千代/「同級生から聞いたんですけど……もしかして違いましたか?」
GM/そう聞かれると、馬場は黙りこくってしまいました。では《弁論》30以上出せたら聞き出せることにしましょう。
柳/(ころころ)【弁論】26です。
GM/失敗ですね。馬場先輩と歩きながら話していたら、屋上に着きます。馬場はきょろきょろと周りを見渡し始めました。
相沢/じゃあ、「何か探してるんですか?」と聞きます。
GM/(馬場になって)「何か忘れ物をした気がするんですけど、気のせいだったんですかね。……もう用は済みましたか。私はこれで失礼します」と言って屋上を後にします。
柳/行っちゃった。どんな忘れ物だろう。このまま馬場先輩を尾行します。
GM/馬場は屋上から降りて、保健室へと向かい始めました。保健室のドアを開けて、先生に一度挨拶すると、ベッドがあるところをパッと見て、引き返していこうとしました。
柳/馬場先輩、何してるんですかね。いろんんなところ行ったり来たりしてるのか。
GM/そうですね。
柳/マジで何してるんだろう。保健室か。ちょっと不審だね。
GM/そうですね。あ、全員保健室には初めて来ましたね。先生がいるので、話しかけたりできますよ。
柳/先生に話しかけるか。馬場先輩に聞こえないように、先生に「馬場先輩っていつもここに来るんですか」と聞きます。
GM/そう聞かれた保健室の先生は答えてくれます。

GM/(保健室の先生になって)「いつもっていうか、三日前かな。失踪事件があってから、急に来るようになって、あれ」と、そこで急に戸惑い始めます。「いや、その前からもよく来ていた気がするし、でもなんで来てたんだろう?」

 PLたちは相談します。

柳/屋上の忘れ物さ。例えば友達と軽く話してから帰るとかで、いつもの癖で屋上に来たけど、その友達のことを忘れちゃってるんじゃない? 馬場先輩は忘れちゃってるのに、体は覚えてるから不可解な行動をとっちゃってるのかも。
相沢/悲しい。
柳/馬場先輩は自分でも分からない行動に辻褄を合わせるように「忘れ物したのかな」って言ったんじゃないかな。
千代/可哀想すぎるなあ。しかもそれで、生徒から不気味がられてるんだよな。
相沢/えー、弓道部部長関係してそうだよね。
柳/確かに。
GM/保健室を出た馬場はそのまま廊下を進みます。
柳/ついていきます。次はどこへ行くんだろう。
GM/廊下を歩いていると、前の方から誰かが三人歩いてくるのが見えます。すれ違った後、その三人が突然背後から襲い掛かってきました。
相沢/わー!
柳/校内? てかこれ各部活の部長たちだ。
GM/校内です。廊下ですから。馬場はこちらには気が付かず、どんどん行ってしまいました。
相沢/いやー! 馬場先輩待って!
GM/戦闘です。まず、戦闘の順番、イニシアティブを決めます。反応、能力値+2d6で出目が大きい順ですね。 私も三人分振るので、全員振っておいてください。

 ダイスロールの結果、柳、朝霧、細谷(敵)、千代、相沢、永井(敵)、日野(敵)の順番に決まる。

柳/柳と朝霧出目が高いな。
GM/柳から行動どうぞ。
柳/そうですね、中距離でできる攻撃の人がいましたっけ。いたな。私だ。
GM/柳の攻撃は、《射撃》か《格闘》か。まずそこから選ぼう。
柳/じゃあ、《射撃》。
GM/攻撃する相手誰にします?
柳/攻撃順は……
朝霧/細谷が早いね。
柳/じゃあ細谷に攻撃しようかな。(ころころ)【射撃】21。
GM/調子いいですね。(ころころ)細谷は攻撃をかわしました。次、朝霧のターンです。
朝霧/はい。
GM/朝霧は攻撃なにでいきますか?
朝霧/《金剛杵》持ってるんで、それで。(ころころ)【武器】37。
GM/でか!
相沢/ほぼマックス値。
GM/細谷がんばろ。ちょっと待って。勝てる気がしないな。(ころころ)うん、あかん。 攻撃が当たります。
朝霧/やった。
GM/ダメージの値をお願いします。
朝霧/(ころころ)あっ、低い。
GM/そのダメージ分と命中判定値の達成値の差で与えられるダメージの量も変わるので計算します。いま朝霧が高い出目を出しているので、ちょっとまずい。攻撃を受けた細谷は、ふっとよろめきました。虫の息です。 いっぺんに結構削られてるので、これは気絶かな。細谷は気絶して、戦闘不能。
朝霧/おお。
相沢/いいぞ。
GM/次、千代のターンになります。
千代/はい。《日本刀》とかって使えますか?
GM/使えます。
千代/《日本刀》使っちゃえ。永井に攻撃します。(ころころ)【武器】26。
GM/当たりました。
千代/やった。
GM/《日本刀》のダメージロールお願いします。
千代/はーい。(ころころ)【日本刀】6。
GM/あっ、ゾロ目。クリティカルです。
千代/やった。
GM/クリティカルということで、永井も気絶しました。残るは日野です。
相沢/《柔道》を使って攻撃します。(ころころ)【柔道】14です。
GM/(ころころ)ギリギリ当たりました。大丈夫です。持ち物に戦闘用ナイフがあるので、柔道の技と戦闘用ナイフどちらも使ったということでダメージロールお願いします。
相沢/【戦闘用ナイフ】16です。
GM/日野くんだけが一生の怪我を負って倒れました。戦闘終わります。
千代/1ターンで倒しちゃうの強い(笑)
GM/この3人を気絶させたあなたたちはどうしますか。起こしてみますか? 一番軽症そうな細谷がいいかもしれません。
相沢/ビンタで起こします。
GM/バチッと音がしてパッと目が覚めました。(細谷になって)「頬が痛い!どうして?」
相沢/「いきなり襲うとは何事ですか?」
GM/「いきなり襲うって、何を言っているんだ?」
相沢/「すれ違った瞬間に襲ってきたじゃないですか?」
GM/「君たちとすれ違ったことは覚えているが襲った覚えはない…はず。」と不明瞭な感じで否定しています。卵の影響を受けていないかどうか、【感応】の能力値で判定しましょうか。
柳/(ころころ)【感応】15成功です。
GM/柳はそこで卵の気配を察知します。詳しい場所は分かりませんが、3人が卵の影響を受けていたのは確かです。
相沢/「ちなみに私たち4人の他にもう一人にもすれ違った人がいるけど覚えているか?」
GM/「そういえば馬場くんがいたな。どこ行った?」
相沢/馬場に殴り掛からなかったのですかね?
GM/そうですね。襲われた時にはすでに奥の方に歩いて行ってしまいましたね。
千代/薄情者(笑)
柳/この人たちは馬場との面識はあるんですかね。とっかかりあるかな。
GM/あるんじゃないですかね。その辺も細谷に聞いてみてください。
朝霧/とっかかりは相合傘じゃない?「馬場って人のこと何か知ってる?」
GM/「馬場は弓道部の副部長だよ。部長会議など重要な会議には馬場が代わりに出ている」
相沢/細谷に馬場が片想いされていたとかしていたとか、恋人がいたのか聞きたいです。
GM/それに対して細谷は答えてくれます。「馬場は1年の時から一応モテてはいたよ。バレンタインではクラスメイトからチョコをもらったり、告白されている現場をたまに見たことあったよ。恋人がいるという話は聞かないな」
相沢/「なるほど。ありがとうございます」
GM/細谷たちは立ち去って行きました。そこで夕焼け小焼けが流れ出しました。それを合図にしたかのように廊下の奥から闇が現れ始めました。飛び込みたい人はいますか?

 4人は逃げることができた。

GM/闇から逃げつつ後ろを振り返ると、昇降口でじっとこちらを見つめながら立っている馬場を発見します。しばらく見ていると、闇に飲み込まれてしまいました。八神が迎えに来て全員が戻らないように引き止めます。
千代/馬場先輩、抵抗もしない、逃げもしない。
相沢/何で突っ立っていたのだろう。
GM/そこら辺を考察しながら夜のミーティングのターンになります。(八神になって)「お疲れ。というか柳と相沢、お前ら生きていたのかよ」
相沢/ひっでー(笑)
GM/(八神になって)「それでは今日の成果を報告してもらおうか。何もなかったわけじゃないだろうな」と圧をかけてきます。
相沢/「失踪者に話を聞いたところ、馬場先輩の様子が変だと聞いたので、馬場先輩ついて回っていました。途中で3人の生徒に襲われたのでその後はわからなくなりましたが、帰るときに闇が出てきて馬場先輩は飲み込まれちゃいました」
GM/(八神になって)「朝霧、考えを聞かせてくれ」
朝霧/「根拠はあまりないですけど、馬場が卵を持っていそうだな。ラスボス感がある」
GM/「それは私も同感だ」と笑っています。GM/「相沢はどうだ?」
相沢/「そうかもなぁ」
一同/能天気だな(笑)
GM/「そうか」適当にあしらいました。「最後に千代、お前はどう考えている?」
千代/「私もほとんど同じですかね。馬場先輩怪しいです。いい人そうですけど。」
柳/「自覚なしで卵に踊らされてる可能性もあるよね?」
GM/「その可能性もあるが、学園に異常事態を引き起こしているのは変わりがないし、本当に持っているのならば容赦なく叩きのめすしかない」と厳しめに言います。
GM/「馬場というやつの行動が気になる。行方不明者と何か関係があるかもしれないし、この事件の黒幕かもしれない。明日から注意して動向を追ってみてくれ」と言い、ミーティングは終わりました。八神に言っておきたいことがあればどうぞ。
相沢/相談したいことはないです。

GM/それじゃ、3日目です。4人揃って登校しますか?
柳/一緒で。
GM/仲いいなって思われてますよ(笑)
朝霧/全員転校生で仲いい(笑)
GM/登校すると、風紀委員の抜き打ち服装チェックが校門で行われていました。
柳/ぴえん。
GM/当然馬場もその場にいます。
柳/「馬場先輩、おはよーございまーす!」とかわいこぶります。
一同/あはは(笑)
GM/(馬場になって)「あ、おはようございます……」と引き気味に言い、4人の風紀チェックが始まりました。そこで柳が引っかかります。
柳/おっと。
GM/「髪の色どうにかできないのか。地毛証明書は持ってきているのか」
柳/「馬場先輩怖ーい(笑)」
GM/髪色ピンクだからね(笑)

GM/「全く、学校にそんな恰好で来るのはあなたと……いえ、何でもありません」
相沢/「誰ー?」
GM/中途半端なところで会話が途切れました。
相沢/「どうしたんすか、誰っすか(笑)」
GM/「な、なんなんですかあなた」
相沢/「いやー、ちょっと気になるなー!」
一同/あはは(笑)
千代/彼女とかじゃない?
一同/なるほどね。
GM/朝の風紀チェックも終わり昼休みになります。……そうですね、ダイス振って決めちゃおう。そんな怖いことじゃないので大丈夫。(ころころ)相沢!相沢のクラスを調べた馬場が会いに来ました。

GM/(馬場になって)「相沢君ですよね?」
相沢/そうです。
GM/「実は、相沢君と昨日会った他の3人の方、皆さんに頼みたいことがあるのですがいいですか?」
相沢/「いいですよ」
GM/「ありがとうございます。実は自分の行動が不可解なことは自分でもよくわかっているんです。その不可解な行動をする理由を一緒に探してくれませんか」
相沢/「もちろんいいですよ」
G?/「ありがとうございます!」馬場君は喜んでいますね。「放課後に図書館で待ち合わせでいいですか」
相沢/「わかりました」
GM/「ありがとうございます」と言って馬場は立ち去っていきました。

GM/放課後に時間飛びます。
 放課後、馬場と図書館で待ち合わせをして4人が集まります。
 ここからもう一度学校の中を探索することになります。各所で【行為判定】が成功すればその分馬場にとって重要な記憶がよみがえり、より有益な情報を得ることができるでしょう。今回は馬場が居なければ始まらないので、全員一緒に探索します。
 調べられる場所が二か所までになります。三か所目まで調べると闇から逃げるフェーズに巻き込まれると考えてください。
 調べる場所の候補として、皆さんが一日目に調べた体育館、放送室、屋上、旧校舎、部活棟、校舎がありますが、その中で重要そうな場所を話し合って二か所までに絞ってください。どこを調べたいですか?
千代/千代は屋上調べたいです。馬場先輩の後ろについていったとき屋上行ったので、屋上行きたいなと思います。
相沢/体育館とかは?弓道部のロッカーとか知っているのかなって。
柳/そのロッカー見て部長のこと聞くとか。
GM/それじゃあ体育館行きますよ。
 それでは一行は体育館へと向かいました。体育館には誰も使っていない、開かずのロッカーがあります。そのロッカーはエキストラたちが行為判定でこじ開けられます。あかない鍵は壊してしまえという発想です。
 馬場もロッカーの中身が気になっていたので、副部長公認のもと、4人の誰かが【腕】成功でロッカーをこじ開けることができます。
千代/【腕】デカイ奴が良いな。朝霧か相沢?
GM/難易度は30です。
柳/結構高い。
千代/どっちも【腕】10で1d6あるからどっちでもいいね。
GM/使える技能が相沢の方がそれっぽいかな。《格闘》使えるよ。
相沢/サイコロの数はいくつになる?
GM/《格闘》使って、元の2?6があって、高揚ゾーンのサービスで1?6があるから5d6。プラス能力値10あるので……あっ成功するんじゃないか(笑)
相沢/5ってすごいなあ。(ころころ)【腕】26です。
GM/ガタガタっと音を立てましたが、なかなか開きませんでした。もう一人いけますよ。
朝霧/朝霧?
GM/いっちゃいましょう。
朝霧/《武器》と《空手》で無理ですかね?
GM/《武器》使っちゃいましょうか。【腕】ついているし、レベル3だし。
千代/頑張って朝霧!
朝霧/(ころころ)【武器】32です。やった。
GM/成功しましたね。それと相沢と朝霧に1が一回ずつ出ていますね。高揚ゾーンなので+5して、二人ともEPP66になります。
 では、ロッカーの扉が開きました。
 ロッカーの中には冷汗スプレーや救急箱、弓道着など部活で使う道具のほかにも、馬場龍之介と書かれた電子辞書など様々なものが乱雑に置かれていました。他に目を引いたのは、そんな混沌としたロッカーの中、一番上に投げ捨てられたぐしゃぐしゃに丸められた写真でした。
 写真を開くと、それは弓道部が全国大会で優勝した時の集合写真でした。
 その写真を見た馬場は、その写真に写っている中で、一人だけ全く見覚えがないことがわかります。
相沢/部長じゃない?
GM/馬場は何か思い出そうとしているのですが、どうにも思い出せません。ここで誰かに判定をしてもらいたいです。何も覚えていない人の記憶を思い出させようとしているので、【腕】を使って衝撃を与えて思い出させるショック療法、もしくは【頭】とか使って言葉巧みに思い出させられます。
千代/一番有効そうなのは柳の《弁論》かなって思うけど。
GM/柳やってみます?まだ高揚ゾーンにも入れていないので。
柳/なんとか入りたいところはある。
GM/ここは抵抗判定で、柳の値が馬場の振る抵抗値よりも高ければ成功となります。
柳/おっけ。(ころころ)【弁論】28です。
GM/(ころころ)柳の《弁論》がうまくいったので馬場は思い出します。
柳/「もしかしてなにか、忘れていることがあるんじゃないですか?」
GM/思い出します。(馬場になって)「そうだ、この写真に写っているのは中河内だ。弓道部の部長で、彼がいなければ全国大会も優勝できなかったのに。なぜ忘れていたんだろう。」と、中河内と言う人間を思い出しました。
千代/結構な戦力だったんだな。
GM/そうですね、なかなか強かったみたいです。ここでさらに行為判定をしたら思い出させられそうなのでやってみましょうか。そもそも中河内って誰だか覚えています?
朝霧/部長。トロフィーに書かれてた。
GM/そうです、部長です。
千代/うーん。何も使えないな。
GM/もう一回柳がやってみます? あと一回1がでたら柳が高揚ゾーンに入れるので。
千代/やってみましょう。
GM/もう一回さっきと同じ感じで振って、抵抗判定です。
柳/さっきと同じ《弁論》でいい?(ころころ)【弁論】24かな。
GM/さて、抵抗うまくいくかな。(ころころ)馬場がさらに記憶を思い出すことに成功しました。
千代/いいぞ馬場先輩。
GM/(馬場になって)「そういえば一度頬あたりに、こう、何て言えばいいんでしょう? 顔を近づけられたことがあります。その時はさすがに強い口調で諌めましたが、今思えばそれが彼との最後の会話だった気がします」
朝霧/頬あたりに顔を寄せられた?
GM/「本当に急に、突然だったので驚いたんですけど」
千代/フランス人? 確かフランスの挨拶って顔を寄せるんだけど。
相沢/あー、なるほどね。いや中河内ってめちゃくちゃ日本人の名前やんね。
柳/なんだろう。わからん。
千代/何かありそうなんだけど。
GM/何か聞きたいこと、突っ込みたいことがあれば今ここで突っ込んでも大丈夫ですよ。
柳/これって何か目を覗き込もうとしたとか何かをしようとした感じ?
GM/そうではない。
千代/馬場のほっぺに顔が近づいてきたってことですか?
GM/そうです。中河内の方から近づいてきたって話です。
朝霧/内緒話とかじゃなく?
GM/じゃなく、突然来たって感じですね。
千代/耳とかじゃなくほっぺ?
GM/ほっぺですね。それじゃあ、次に行きましょうか。どこ行きます? さっき出ていたのが屋上と教室と旧校舎と部活動か。
千代/そうですね。
朝霧/体育館がめちゃくちゃいい情報だったな。
千代/今出た情報をまとめますね。弓道部の部長が中河内だと馬場は思い出した。部活動行っても中河内の名前があるだけなのでそこはもう思い出せる情報はないとみても良さそうですよね。
相沢/旧校舎気になります。
千代/じゃあ旧校舎見てみますか?
柳/か、屋上かどっちか。ワンチャン最後に会話をしたのが屋上なんじゃないかなって思ったんですよね。その後に失踪事件が起こって、記憶が曖昧になってるから、屋上に何か忘れ物をした気がするのかなって考えてるんですけど。皆さんどっち気になります? 屋上か旧校舎。他の場所もどこか気になるところあります?

柳/その、馬場先輩が3年C組の生徒なのに3年B組の机に馬場先輩の名前があったのはなぜだろう。中河内の机に馬場先輩の名前があったのかなって思う。めっちゃ勝手な推理なんですけどね。
千代/私も柳さんと同じで屋上気になるかな。
朝霧/朝霧は屋上の方が気になります。
相沢/じゃあそっち行くか。
千代/相沢いいやつだな(笑)
GM/屋上に行きましょう。階段を上り一行は屋上に着きました。ここで全員【感知】やってみましょう。【感知】10以上出せれば成功になるので頑張って。あ、柳と千代と朝霧は自動成功ですね。
千代/はーい。
相沢/(ころころ)【感知】15、ゾロ目でクリティカル。
GM/クリティカルですね。どうしようかな。
相沢/「感が冴え渡ったぞ」
GM/冴え渡ってますね。じゃあ、柳、朝霧、千代の自動成功組は屋上に入った瞬間ここに卵の気配、と言うか托卵者がそこに直前までいたことに気がつきます。クリティカル成功の相沢は……他のところで使えそうなところがあったら使っちゃおう。
千代/別のところに持ち越しということで。
GM/相沢も同じように托卵者がここにいたことに気がつきます。屋上にやってきた馬場が、そこでようやく屋上に探しにきていたものが中河内であることを思い出しました。
GM/(馬場になって)「屋上や保健室でサボっては授業や部活を休む、そんな人を僕が迎えに行っていたんでした。」ここで行為判定しましょう。千代がまだ振れていないので……千代が得意そうな【腕】? ショック療法しますか。
千代/ショック療法(笑)何で振ろうかな。
GM/そうですね、《投擲》?
千代/何投げるの(笑)……何か馬場先輩のもの投げるか、大切なもの。
柳/えー、メガネ?
千代/あ、メガネ、メガネかー。
GM/あ、じゃあいいですよ、それで。
千代/マジですか(笑)本当に?
GM/メガネとって投げます、と。
千代/それショック療法になるのかな。
GM/ショックですよ、メガネ取られたらきっと。
千代/目見えなくなるし、それでいきます。メガネ投げます。
GM/では抵抗判定でやっていきましょう。
千代/(ころころ)【投擲】17ですね。
GM/成功です。メガネを奪った千代が、そのメガネを屋上庭園の方へ投げました。それに驚いて馬場は「何するんですか!」とメガネを追いかけました。そしてメガネを取ると、「そういえば中河内君にも同じことをやられたな」と言います。
千代/やられてたんだ、ごめんね馬場先輩。
GM/「中河内とは仲が良かった、良かったのに……彼は今どこにいるんだ?」
相沢/どこにいるんやろな。
GM/ここ数日会っていないことに今更気が付きました。
柳/今更……。
相沢/メガネ投げるやつは警戒しておいたほうがいいぜ。
GM/千代がさ、前回からずっとやばいやつみたいになってるんですよ。
千代/キチガイみたいになりつつあるんですよ、やばい(笑)
GM/はい、では2カ所調べ終わり、例の如く闇が現れます。皆さんこれでもう大丈夫ですか? 一応3か所目まで調べられますけど。
一同/帰ります。
GM/では、チャイムがなり、エキストラたちに闇が迫ってきます。しかし、馬場はそれに気がつきません。馬場をここに置いていきますか?
柳/え、いや、置いてっちゃアカンくない?
朝霧/連れて出たい。
GM/じゃあ馬場を一緒に連れて校門まで出ます。しかし、もうすぐ校門を出るというところで黒い影から一気に腕のようなものが伸びてきて馬場だけ引き込まれてしまいました。
千代/馬場先輩だけ?
GM/馬場先輩だけですね。で、そこで帰れなくなりましたね、馬場だけ。
相沢/昨日も同じ感じやったんかね。
GM/いや、でも今日は帰ろうとしてましたから。では飲み込まれましたが、皆さんこれ帰ります?
千代/どうだろう。飲み込まれてもこないだ柳たちが経験したことと同じようなことにしかならなそうだから帰るかな。
GM/では皆さんはミーティングの時間となります。

 PC達は今日の調査について八神に報告する。

柳/「それから、屋上で托卵者の気配を感じました」
GM/「なに?本当なのか」
柳/「はい、感じました」
GM/「なぜもっとよく探さなかったんだ?」
柳/「闇が出てきちゃったから、逃げるのに必死だったんです」
GM/「せっかくの情報を得たのに帰ってきてしまうとは、お前らそれでもエキストラか!」と、罵声を浴びせられます。
柳/「だって。シャドーちゃんいたし」と泣きます。
相沢/泣いちゃったよ(笑)
柳/「シャドーちゃんいたし!」
相沢/「おーい、泣かせるなよ!」
全員/あはは(笑)
GM/「わかったわかった! 泣くな!」
柳/「うう……」まぁ、?泣きなんですけどね。
千代/「記憶無くなるくらいヤバかったので、突入はできません」って言い訳しときます。
柳/ナイス、柳ちゃん。?泣きだけど(笑)
GM/「経験者がそう言うなら、仕方ないか。」
柳/「怖かったんです!」
GM/「だが、その托卵者の気配が重要なのは確かだ。明日、闇が消えてから校舎に入って調べてみよう。少しでも早く痕跡を調べるのが良いだろう」ということで今日のミーティングは終わります。翌朝の描写に移ります。
柳/はい。
GM/八神に罵声を浴びせられたエキストラたちは、八神と共に翌朝、朝日が出るのを待って校舎の中へと入っていきます。校舎の中に入ると昨日までと校舎の造りが変わっていることに気がつきます。
 廊下は正面へまっすぐ続き、壁は掲示板で埋め尽くされ、その掲示板にはB組のクラス名簿や各部活動の部長の名前が並んでいますが、不自然に一か所だけ空欄になっています。エキストラ達が廊下の先にある保健室に到着すると、ガラガラと音を立てて扉が勝手に開きました。その扉の向こうには、入口を塞ぐように立つ男子生徒の姿があります。その男子生徒の後ろに見える保健室の中には、ベッドに横たわっている馬場の姿がありました。
柳/「馬場先輩!」
GM/扉を塞ぐ男子生徒の足元をよく見ると、サッカーボールほどの大きさになった虹色に輝く《卵》がありました。《卵》は生徒の足にぴったりとくっついています。このことからエキストラ達はこの男子生徒こそが一連の怪事件の黒幕である托卵者、そして突如学園から存在ごと消えた中河内雅也であることを察します。
中河内もまた何かを察したようにエキストラを安心させるように話し始めます。

GM/(中河内になって)「馬場には何もしていない。ちょっと記憶をいじっただけだ。もうすぐに目覚めてまたいつもと同じ学校生活に戻るだろう」それだけ言うと中河内はじっとこちらの様子を伺いました。敵意は感じられません。

GM/中河内に対して説得するか、そのまま殴り始めるか選べますがどうしますか?
柳/話したい! 「なぜこんなことをするんだ?」
GM/「別に闇に取り込んだところで馬場には何の害もない。お前たちには関係ないだろ」と突っぱねます。
千代/「何が目的ですか?」
GM/聞かれた中河内は少し黙り、「俺がいないほうがたぶんいいんだよ。だから俺は俺の記憶を皆から消した」と呟きます。
相沢/「それはお前の勝手な考えだろ!」
一同/うふふ(笑)
GM/相沢にそう言われると、中河内はぐっと黙ってしまいました。図星を突かれたようです。
朝霧/青春ものになってきたな(笑)
柳/確かに(笑)
朝霧/「いない方がいいってどういうことですか?」
GM/「俺が邪魔者になるから」と言って、また黙ってしまいます。
千代/なるほどね。「邪魔者ってどういうことですか」って聞きます。
GM/「馬場にとって俺が邪魔な存在になるっていうだけのことだ」と言います。
朝霧/なんか相合傘と関係してたりするのかな。
GM/聞いてみてください。
相沢/「想いを寄せてる人はいるの? 」
柳/相沢かわいいな(笑)
千代/恋バナかな?(笑)
GM/中河内は黙ってうなずきました。
相沢/お、ビンゴ。
柳/おっと?
GM/誰か! ゴールしてもいいんですよ! (笑)
相沢/「もしかしてお前、馬場が好きなのか?」
GM/中河内はじっと相沢の顔を見つめ、「だからなんだってんだよ」とぶっきらぼうに言います。
柳/可愛い(笑)
朝霧/「いいよいいよ応援するよ!」
千代/「好きな人の記憶いじっちゃダメだろ!」
柳/馬場はさ! 記憶が消されても毎日放課後は中河内のこと探してるんだよ!っていうのを埋めしたいんだけどどうしたらいいかな!
GM/そのまま思いの丈をぶつけてください(笑)
柳/「馬場さんは記憶を消されても毎日あなたの思い出を巡っているんですよ! 馬場さんはあなたのことを大切に思ってるのは間違いないじゃないですか!」って肩をがたがた揺さぶる!
相沢/すげー、急になごやかになってきた。
GM/揺さぶられながら中河内は「知ってる! 知ってるから揺らすな!」と言います。
千代/恋バナの雰囲気になってきた(笑)
一同/あはは(笑)
千代/「馬場先輩に好きな人はいるの? 自分が邪魔者って言ってるけどその根拠は?」
GM/「あいつに好きないる人がいるって聞いたことはない。でも男同士だから。あいつはいいやつだから、気遣って逆に苦しめる気がするんだよ」と言って黙ります。
柳/なるほど。
相沢/「思いは伝えたの?」
千代/めっちゃ可愛い(笑)
一同/あはは(笑)
GM/「伝えてるわけないだろ!」と言います。
朝霧/「伝えればいいじゃん」
千代/「そうだよ伝えろ!」
GM/「絶対に言わない」と頑なに拒否しています。
柳/「逆にいま馬場先輩は記憶が混乱してて苦しんでるんだぞ」
朝霧/「そうだそうだ!」
GM/「それでも俺と一緒にいるよりはましだろう」と言います。
千代/まどろっこしいな、ぶん殴ってやろうか(笑)
相沢/「馬場がせっかくお前を探しているのに、お前から引いちゃ意味ないじゃん! 伝えてもないくせにダメだとか言ってんじゃないよ!」



GM/あはは(笑)では、四人からの猛烈な説得を受け、ついに中河内が折れました。
一同/やった!
GM/中河内は足元の《卵》を4人に差し出します。説得された中河内は、「分かった。あんたたちの言うとおり、もうちょっと頑張ってみる。もう終わりにしよう」と言います。
 その《卵》が元凶で、怪異を起こす引き金なので、エキストラたちの目的は《卵》の破壊になるのですけど……。まさか中河内と戦闘しないで終わるとは思わなかったな。
一同/あはは(笑)
GM/恋バナしてた、普通に(笑)
千代/しかも青春だった、ただの恋愛相談室だった(笑)
GM/相沢が純粋すぎて……。
相沢/「好きな子いんの?」
一同/あはは(笑)
千代/かわいいなあ、もう。
GM/サッカーボールほどの大きさになった《卵》。どうやら既に、第三段階まで進んでいたようです。馬場と中河内を安全な場所に運んでから、エキストラたちは《卵》の破壊に取り掛かったほうが良いでしょう。というのも、このサッカーボールくらいの大きさになると《卵》を破壊すると、龍が出てくるからです。その龍も倒さないと、学校が大変なことに。
朝霧/ああ、大変だ。
GM/《卵》を破壊して、そこから出てくる龍を倒して、やっと事件解決!となるので。
一同/はい!
GM/では、《卵》の破壊をしていきましょう。《卵》は何もしてこないのでタコ殴りできます。
千代/一方的?
GM/はい。ただHPはちゃんと存在するので、HPを削りきってね。ではイニシアティブを決めましょうか。戦闘という扱いになります。イニシアティブは【感知】+2D6で順番が決まります。

 ダイスロールの結果、柳、千代、相沢、朝霧の順番に決まった。

GM/柳から《卵》に攻撃お願いします。攻撃に何を使いますか?
柳/ガジェットの《クロスボウ》を使いたいんだけど、どうすればいいんだろう。
GM/これは《射撃》を使います。
柳/オッケー。(ころころ)【射撃】18かな。
GM/《卵》は動かないので成功です。《クロスボウ》の4D6でダメージを出してください。
柳/(ころころ)【クロスボウ】16
GM/《卵》にダメージが入ります。次は千代ですね。
千代/はい! 《武器》使いたいかな、《日本刀》使いたいです。
GM/《日本刀》は《武器》を使って判定です。
千代/(ころころ)【武器】19。
GM/それでは《日本刀》のダメージお願いします。
千代/ふりまーす。(ころころ)【日本刀】12。
GM/もうちょっとで半分ってところです。結構HPが高い。じゃあ脳筋ふたり(笑)
一同/あはは(笑)
GM/相沢から!
相沢/はーい。《ナイフ》使う?
GM/そうですね、《ナイフ》……《柔道》使いますか?
相沢/うんうん。
GM/高揚ゾーンだから、合計で7D6になります。
相沢/(ころころ)【柔道】25。
一同/おお、すごっ。
GM/それじゃあ次は《戦闘用ナイフ》の3D6を。
相沢/はい。(ころころ)《戦闘用ナイフ》8。
GM/ああ、また1が出てる(笑)EPPが増えて暴走ゾーンに入ります。
千代/あら、相沢!
GM/暴走ゾーンに入ると関係ない行動を取ったりします。
相沢/やべえ、やべえわ。
GM/さっきのクリティカル分をここで抑える感じで使っても。
相沢/ああ、なるほど。そうしよう。
GM/もうちょっとで《卵》が壊れますね。では満を持して朝霧の番です。
一同/あはは(笑)
朝霧/やってまいります。《金剛杵》を使いたいです。
GM/どうぞ。
朝霧/(ころころ)【金剛杵】18。
GM/おお……。すごいな。それじゃあダメージ判定お願いします。
朝霧/(ころころ)【金剛杵】10。
GM/すごい。壊れました!
一同/お!
千代/やったー。いえーい。
GM/壊すと中から例の闇の渦が出てきます。そして、中から未成熟な龍が出てきました。その龍はまだ体ができあがっておらず、十分に動くことも困難でしょう。しかし、そうは言っても震龍は震龍。この怪物を倒さなくてはなりません。
GM/それでは戦闘です! さっきのイニシアティブを引き継ぎましょう。それと八神と神龍のイニシアティブを決めて戦闘に参加させましょう。
千代/戦闘できるんだ、八神。
GM/できるけど、ちょっと弱いです。
相沢/あら。
千代/あれだけ厳しく言ったんだから、先輩も参加してもらわなきゃ(笑)
GM/そうですね、結構ヘイトたまってましたもんね。
一同/あはは(笑)

 ダイスロールの結果、柳、震龍、千代、相沢、八神、朝霧の順番に決まった。

GM/まず柳から戦闘を始めましょう。攻撃は《射撃》ですかね。
柳/(ころころ)【射撃】18。また1出た。EPP上がる。
GM/高揚ゾーンに入ったよ。
柳/なにしよう。高揚ゾーンでなにかできることないかな。
GM/あれ、震龍、結構強いかもしれない。
(ころころ)めっちゃ強い!柳の攻撃は当たりませんでした。
一同/マジか。
GM/震龍の攻撃です。(ころころ)千代さんに攻撃します。
千代/はーい。
GM/反撃できるので、なんか自分の攻撃できるやつどうぞ。
千代/《投擲》ですかね。
GM/《投擲》か。一応いま近距離だからどうしようかな。でも《投擲》かっこいいな。まあいっか、《投擲》使っちゃえ(笑)
千代/あはは(笑)《投擲》いきまーす!
GM/はい(笑)
千代/(ころころ)【投擲】24。1が2回出た、やった!
GM/あ、本当だ。高揚ゾーン入れましたね。(ころころ)震龍の攻撃が入ります。千代さんは震龍の攻撃をかわして反撃はできなかったということですね。
千代/おぉ、はーい。
GM/9のダメージが入ります。
千代/あ、オッケーでーす。

GM/じゃあこれで、震龍のターンが終わりです。次、また千代さんですね。
千代/はーい。とりあえず、《日本刀》で攻撃かな。(ころころ)【日本刀】22です。
GM/震龍が回避、反撃します。(ころころ)あ、逆に震龍の攻撃が入ってしまいました。
千代/うわー!
GM/これは。
相沢/やばいなぁ。
千代/ばちぼこEPP使った方が良さげな感じですね。
GM/そうですね。
朝霧/やば!
GM/えっと、(ころころ)……あぁ、でもそんなに攻撃力は強くないので……すみません、ダメージは強くないって言ったんですけどさっきより多いですね(笑)
千代/わー!(笑)
朝霧/うわぁ……(笑)
相沢/あはは(笑)
GM/ダメージが15入りますけど、大丈夫? 生きてる?
千代/残りHP12になりますね(笑)
GM/あはは(笑)でもまだ負傷のとこですよね? うん、頑張りましょう(笑)
千代/あー怖いよー!
朝霧/ははは(笑)
千代/まだ1ターン目だよー……(笑)
GM/ふふふ(笑)
相沢/やばいなぁ(笑)まだダメージ与えられてない……
GM/入ってないですね。
千代/入ってないねぇ。
相沢/えー。
柳/やばぁ。
朝霧/うわぁ。
GM/次、相沢、頑張ってください。
相沢/がん……(笑)えー、うわー(笑)
千代/がんばれ!(笑)
朝霧/相沢ー!(笑)
相沢/えーと、《柔道》使えるかな……
GM/使えます。相沢は高揚ゾーンなので、かなり期待できるんじゃないですかね。
千代/強めな感じがする!
相沢/怖いよー。
GM/もうちょっとで暴走ゾーンにも入っちゃうので、秘技使ってEPP使うのもいいですね。
相沢/なんか使う? でもな、秘技微妙なんだよね。
GM/うーん(笑)秘技が敵にダメージを与える感じじゃないですね(笑)
相沢/そうそう。
GM/今回千代の回復して、朝霧と八神に託すって言う手もある。
相沢/なるほど。どうすっか。じゃあ《ピンチランナー》かな。

 PLたちは相談し、相沢は秘技《ピンチランナー》を使用した。EPPが低く、消沈ゾーンに入ってダイスロールにペナルティが入りそうな柳にEPP19を渡した。

GM/はい、じゃあ相沢のターンはそこで終了です。
相沢/はーい。
GM/次は八神のターン。じゃあ八神も、EPP使っちゃおうかな(ころころ)……っふ、攻撃当たらねぇ。
千代/震龍のダイスたっけぇ。
GM/震龍の出目が良すぎる。
千代/高いですね。いやー……
朝霧/うわぁ……
相沢/やばいねぇ。
GM/八神に7のダメージが入りました。
千代/八神ー!
GM/次、朝霧のターンです。
朝霧/震龍の近距離のところに誰かいますか?
GM/全員いま近距離です。
朝霧/じゃあEPP使って、《愛染明王》いっていいですか。
GM/分かりました。成功にはまず達成値出して、震竜より高い数値出さなきゃダメですね。
朝霧/そうだった!ダメ元でやってみよう。
千代/あはは(笑)
千代/いけるいける!
相沢/朝霧頑張って!
GM/あと震龍の出目が低ければ……低くなれ!(笑)
一同/あはは(笑)
朝霧/(ころころ)【愛染明王】21
GM/お、低そう……(ころころ)すみません気のせいでした。【愛染明王】は失敗です。
一同/え、うそ!全然当たらん。
GM/震龍の反撃です。とりあえず攻撃はそんなに高くないので安心して。あー……朝霧に18のダメージ。普通に高かったや。
柳/HP14になった。

柳/やばい二年生組がHPめっちゃ低い!
相沢/相沢が回復用員になっちゃうよ。
GM/次、柳のターンが戻ってきます。
柳/これって普通に攻撃していいの?
GM/そうですね、大丈夫です。
柳/じゃあ《射撃》かな。
GM/遠距離だから震龍の反撃は来ません。
柳/(ころころ)【射撃】22。
GM/これは当たりました! 震龍は遠距離の回避ないので。
柳/おー! じゃあ当たりさえすれば!
GM/これもしかしたら柳が救世主とかあるかもしれない。
柳/遠くから撃ってるだけの救世主ってだいぶ絵面的には地味だな(笑)
GM/じゃあダメージ出して。てかクロスボウのダメージ4D6ってなかなか強いな(笑)
柳/(ころころ)【ダメージ】8。わりと少なかった。
GM/やっと震龍にダメージ入りましたよ。
柳/いえい。
相沢/遠距離のほうがいいかもね。
GM/震龍にダメージ入ったけど……びくともしてません。
柳/ぐぬぬ。
GM/なんか通ったか?みたいな(笑)
一同/ああ……(笑)
柳/やだー。
GM/じゃあ次、震龍のターンですね。攻撃する人決めよう。(ころころ)
千代/やー、2年組来ないでほしいな……
GM/あ、2年生ですね。朝霧。
朝霧/ああ……
千代/2年生マジやめてー!
GM/でも朝霧は回避がレベル3。反撃しますか? 回避しますか?
朝霧/回避かな。(ころころ)【回避】31。
GM/あ、攻撃当たっちゃいます。でもダメージはそんなに入らないはず! (ころころ)
千代/こんだけ大きな出目でも当たるんだ。
GM/ダメージは8です。
朝霧/残りHP6。あー……

 ここで攻撃を受けたことによるEPPの増加の判定を皆で行い、千代が9、朝霧が11増加し暴走ゾーンに入る。

GM/1年生が無事(笑)
柳/2年がんばれー!
GM/じゃあ続きやっていきましょう。次は千代のターンです。震龍からの反撃来ないので、《投擲》で何か投げるのを推奨します。
千代/うん、苦無投げます。それか秘技《護法童子法》か。
GM/いまEPPだいぶ高いですし秘技でもいいですね。
千代/使っても高揚ゾーンのままなんで使っちゃおうかなって思います。
GM/これは召喚になります。護法童子のイニシアティブ決めます。
千代/(ころころ)【イニシアティブ】15。
GM/柳、震龍、千代、相沢、護法童子、八神、朝霧の順番になります。
千代/オッケーです!
GM/次、相沢です。なんか投げられるものあります?
相沢/え、どうしよう。うーん、ワンチャン賭けてもう一回殴りかかる!
GM/やってみましょうか……さっきから神龍の出目が高すぎるんですよ!
朝霧/ほんっとに高い。
相沢/じゃあ《柔道》でいきます。(ころころ)【柔道】35ですね。
朝霧/おお!
相沢/高め、いいぞ!
GM/これは期待できる! 震龍、頼むぞ。
一同/あはは(笑)
柳/じわじわと1年も頑張ってる。
千代/頑張れ1年!
GM/お、攻撃当たりました!
一同/やったー!
柳/やっとまともな一打が(笑)
GM/じゃあ攻撃、《戦闘用ナイフ》ですね。けっこうダメージ入りそうだな。
相沢/いけ!(ころころ)【ダメージ】20
柳/おー!でかい!
GM/相沢の攻撃にさすがの震龍もうろたえる。傷を負っている状態です。
柳/遠くから削っていく戦法だ(笑)
GM/次、護法童子です。
千代/はい。振りまーす。(ころころ)【攻撃】26です。
GM/当たるかなこれ。
千代/当たってくんないとHP10だから消えちゃうコイツ。
GM/すごくHP低いんだ。やめてあげてー!
千代/あはは(笑)当たってくれー!
GM/(ころころ)現実は、無常なり。震龍の回避が成功し、反撃が入ります。
千代/悲しき哉。
GM/(ころころ)あ! ……力加減でも間違えたのか、護法童子にダメージは入りませんでした。
千代/やったー!
GM/すごい弱々のパンチが来たんですかね(笑)
GM/次は八神か。八神は何の活躍もしてないけど。何ができるんだこの人は(笑)
千代/八神、強気なんだからがんばっちくりー!
GM/八神の攻撃は空しく、震龍の攻撃が入りました。マジで八神役に立ってない……
千代/あー!
GM/八神は11のダメージを負いました。次は朝霧のターンです。
朝霧/《金縛り》にして動けなくすればだいぶダメージが減らせるかなって思うんですけど。
GM/やった方がいいと思います! これ、ワンチャン震龍は《金縛り》解けない気がします。
朝霧/おー
GM/まずいな(笑)では朝霧はEPPを25消費して、震龍を1ターン《金縛り》にさせようとします。震龍は達成度18の【頭】の判定に成功すると《金縛り》を回避できます。しかし震龍は頭が無いので、自動成功になります。
朝霧/やったー!
千代/頭がないってなかなかのパワーワードやな。
GM/考える頭が無いんです。
千代/本能で生きてるのね(笑)
GM/そうそう。殴りたい放題ですよ!
相沢/やったー!
GM/いいぞー朝霧ナイスー!
千代/いいぞー!
GM/じゃあそのまま柳のターンです。
柳/ほいやー! さっきと同じ《射撃》します。全然火力出ないんだけどね。(ころころ)【射撃】23。
GM/いやいや、最初にダメージ与えたの柳ですよ
柳/一番槍!
千代/反撃の狼煙あげよ(笑)
GM/動けない敵に対する攻撃は難易度10の攻撃判定です。攻撃は当たりました。次は《クロスボウ》のダメージ。これ結構凄いかもしれない。
柳/(ころころ)【クロスボウ】25。
GM/25のダメージが入ります。やべえ!
千代/すげえ!
柳/「さっきのちまっとした攻撃は忘れてくれ」
GM/さっき掠り傷かなって思ったもん(笑)
千代/1年生めっちゃ頼りになる(笑)。朝霧もナイス過ぎるし。
柳/要所要所で頼れ過ぎる朝霧先輩。ナイスな動きをいつもしていく。
GM/震龍が動けないので、次は千代のターン。
千代/(ころころ)【日本刀】27ですね。
GM/じゃあ3D6振ってダメージの値を出しましょう。
千代/(ころころ)【日本刀】13!
GM/うわっ高い!
千代/イエス!
GM/今の攻撃はかなり効いたようです。震龍は息も絶え絶えです。
柳/やっぱ先輩たちや!
GM/もうちょっとで倒せそうです。金縛りつよ!
千代/超強い(笑)
GM/次は相沢のターン。決めちゃえ!
相沢/やったるぜ!
柳/やっぱり最後はパワーイズパワー。
朝霧/力こそパワー。
柳/パワーこそ力。
相沢/(ころころ)《柔道》いきます。【柔道】36です。まあまあいいかな。
GM/え、ダメージ判定するまでもなく倒されちゃいました。
相沢/お!
GM/相沢の渾身の一撃が震龍に入り、震龍は悲鳴をあげて倒れていきました。
相沢/やったー!
GM/任務成功です、おめでとうございます!
千代/やったー!
GM/最初の何だったんだ?
千代/最初めっちゃグダグダだったのに(笑)
GM/震龍が倒れていなくなった後、学校は元の姿に戻り、皆さんは気づけば体育館に放り出されていました。
柳/わあ!
GM/八神は《卵》の残骸やらを後片付けするためにその体育館に残ります。エキストラ達が校舎から出ようとすると、馬場と中河内が昇降口のところで無言のまま向き合っているところを発見します。しばらく沈黙が続いた後、ふと、馬場の口が開きました。

GM/「お前、どこ行ってたんだよ」

 学校は元に戻り、エキストラたちはこれで任務完了。馬場と中河内がこれからどのような選択をとるのか。それは皆さんのご想像にお任せします。




 END

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