アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 オーメン・ガールフレンド 第五特異点 』 2ページ ■
2022年9月23日




 ●クライマックスフェイズ 〜鬼ヶ島戦線〜

【行動値】
 ミズ:19
 八雲:17
 デュナ:16
 赤鬼:16
 白鬼:15
 青鬼:15
 ヒダル神:13
 千早:12
 ロア:11

【分類】
 ヒダル神:ボス/異端/神霊
 赤鬼・白鬼・青鬼:人外/異端/従魔


八雲/鬼がいっぱい……まさに鬼ヶ島だなぁ(笑)
GM/それでは、聖杯戦線スタートします! まずは……セットアップ前の特別行動『呪い判定』から。対象は(ころころ)八雲さんとデュナさんの2人。
デュナ/あらま?
GM/酸素が薄いぞー、頭がクラクラするぞー! 【知覚】判定で難易度12に成功してください。失敗した場合、プロフィールやライフパスの書き換えが発生します。
デュナ/判定直前にマスターから≪幻想式≫を貰います。(ころころ)……ファンブル! マスター、ごめん!
ミズ/千早が≪リライト≫を持っていたよ!
ロア/≪リライト≫を使用して……千早とロアの≪コネ「特命課」≫を使えば、+2できます!
デュナ/全部貰えば達成値12で成功します。……初手からもうヤダー!(笑)
GM/ファンブルを出しかけたデュナさんは、頭がぽーっとする感覚に襲われる。
デュナ/うっ! ……頭を抱えるけど、マスターとロアさんの声援でハッとなります。
ロア/デュナデュナ、大丈夫大丈夫! 腐っても神の声援だよ。
八雲/腐ってないよ、イキの良い神様ですよ(笑) ≪英霊「キャスター」≫を自分のために使います。(ころころ)八雲は達成値15で成功しました。

 こうして聖杯戦線よろしく、マップ戦闘の行動を始める一同。

GM/メインプロセススタート。ヒダル神は≪鳥躍≫で一番最初に動くよ! ≪押し寄せる闇≫で全員に攻撃!
デュナ/[闘士]でマップ全体攻撃か!?
GM/≪殺法:重圧≫+≪破却打ち≫! ダメージをどどんと当てて、重圧にする。手足の痺れで動けなくするよ!
八雲/バステにかかっちゃったら八雲が治しますよ!
デュナ/八雲さんは何としてでも避けてくださいね!

 令呪や≪光の一手≫、千早やロアの≪幻想式≫や≪シェイクスピア≫を駆使しつつ、バステ全体攻撃を防衛していく。

ミズ/オレの方も全体攻撃いくぜ! 全員に≪渦巻く混沌≫!
デュナ/固定値81点の≪渦巻く混沌≫は怖いのよ(笑) いざとなったら≪悔改めよ≫と≪見えざる手≫もあるから……。
ミズ/せーの!(1D6ころころ)2!
ロア/よしっ、助かった!
ミズ/命中判定いきます。(ころころ)出目が、1・6……。
デュナ/その1の出目を6にします! 命中クリティカルにして!
GM/クリティカル命中ですね? では[世界遣い]のヒダル神が≪逆さ落ち≫を使用。クリティカルをファンブルに変更します。
八雲/その≪逆さ落ち≫に≪逆さ落ち≫! ファンブルをクリティカルにひっくり返します!
ミズ/オッケー! 色んなものを使ってくるっくる回ったけど助かったー!
ロア/じゃあ≪オグマ≫を使用! 千早も≪戦術指揮≫を使おう!

 ハラハラの緊張の瞬間を抜けながら、ミズを中心に高いダメージを叩き出していく一同。

GM/それでは、みんなの行動が終わったから敵のターンだね。……なんか、みんなマップ動いてないなあ……。
ミズ/なんかね……聖杯戦線って考えると動けなくて(笑)
デュナ/聖杯戦線って基本的に攻めてくる敵を迎え討つものだから(笑)
八雲/基本は動かない! 隣接マスで防衛しますよね。
GM/それはそう。敵も近距離の強い攻撃があるんだけど、動いてくれなかったから弱めの遠距離攻撃に切り替えていくしかないな……頑張ろう!

 ≪無の射撃≫による敵の攻撃を受けるのは……最大のダメージソースである、ミズ。

ミズ/回避します。(ころころ)……出目が1・2。今日の出目、腐りまくってる!?
ロア/酸素が少ないから調子が出ないのかな?
八雲/酸素が薄いからですね! 頭の回転がヤバくなってる!
デュナ/人間の体って酸素が薄いと不便なんですね〜、人体の神秘!(笑)

 しかし特技の支援により、なんとか回避していく一同。

GM/ここで青鬼が今回のオリジナル特技≪繰り糸:改≫を使用。他者をワープさせる特技を使います。
ロア/おおっ?
GM/【体力】もしくは【幸運】判定で難易度15に成功しないと、ワープさせられます。まずは対象を2名決めます。PC4人と、千早と、政子から選ばれます。
ロア/千早達も入るの!?
GM/(2回ころころ)ロアくんと千早の2人をボスがいるマスまで飛ばします。
ミズ/千早!? やめてあげてー!
デュナ/……あ、今回≪ちいさな呪い≫を取りました! 出目によっては助けられますよ!
ロア/や、やってみまーす。(ころころ)わあ!? 失敗すると思ったのに、まさかの成功した! イエーイ!(笑)
八雲/その出目、マスターにもくれないかな?
ロア/頑張ってみる! 千早の分を判定します。(ころころ)おお、出目が良い! でも達成値13……あと2足りない!
デュナ/≪叱咤激励≫で+2して成功させます! ロアさんマジ神様!(笑)
ミズ/マジ神様〜。……青鬼はヤバイ! ワープを使われる前に殺せー!
GM/今日のみんな、なかなか出目の浮き沈みが激しいな。ロアくんを崇めて出目を上げていこうね。
ロア/運命は変えられる!
八雲/何かの宗教みたいだな。
デュナ/……ごめん、宗教(キリスト教)だわ(笑)
ロア/ロアも宗教(ブードゥー教)だわ。
ミズ/オレも宗教(クトゥルフ神話)だわ(笑)
デュナ/みんな宗教だったわ(笑) 八雲さんに主の祝福を〜。
八雲/私がそれ受けていいのか。……あ、このタイミングでデュナさんへの台詞を公開したい。
デュナ/わっ。それなら……実はデュナも八雲さんへの台詞を設定したんですが。
ミズ/相思相愛じゃん!?
GM/おー! OKです、ぜひプロフィール公開してください。
八雲/正直……あまりに神聖な存在なので、私が近くにいていいのかなという躊躇いがあります。私は霊的なものを追いかけている無遠慮な人間ですからね。それはそれとして、頼りにはしてますよ。
デュナ/ありがとうございます。貴方は信頼する仲間の一人です。仲間たちの中で唯一の人間。マスターの良い師になる人ですし、今まで出会った人たちの本質を見抜いて、かつ的確に貫く言葉を紡ぐ人だ。
ロア/おお〜、良き良き〜!
GM/演出としてマイルーム台詞を使ってくれてありがとうございます!

 お互いの大切さを説きながら、再び総攻撃を始めるPC達。
 そうしてミズは≪獲物を狙う眼≫でクリティカル攻撃を再び行ない……ヒダル神は討伐。政子をてっぺんゴールまで移動することができたのだった。



 ●エンディングフェイズ1 〜〜

GM/ヒダル神を討伐し、千早がちゃんと赤聖杯をゲットします。危険なものは無くなったことで政子はダッシュ!
デュナ/走らないっ!(笑) さすがに肌襦袢だけの姿は可哀想なので、上着を被せてあげます……。
ミズ/オレの背に乗るか?
GM/乗れるの? ……あ、第二再臨でミズくんは大きくなったんだっけ。人間の女性も乗せられるのか。(政子になって)「では乗せてもらおう!」
デュナ/すげー『もののけ姫』って感じ(笑)
ロア/ぜはー……そういや久しぶりに人間の姿で歩いたから疲れた(笑) 今までずっと人形の姿だったから〜。
ミズ/あ、せっかくだからここでミズもプロフィール一部公開していいですか? 仲間へのコメントをロアにしたんで……。
ロア/えっ、何だろう!?
ミズ/……一番小さい奴がでかくなりやがって。まあいい、背中はいつでも開けておく。……ロアは人に対して寄り添ってくれるけど、それだけじゃない。シビアなところがオレ的には気に入っている。
ロア/じゃあ……ちょうどここで、ロアの好きなもの・好きなことを公開。
GM/おおっ。
ロア/好きなものは、おまじない。楽しい雰囲気。それと……ミズの背中に乗ること!
デュナ/エンダァー!(笑)
ミズ/イヤァー!(笑)
GM/相思相愛だったわ!(笑)
ミズ/という訳で、ロアと政子の2人乗りで走るぜ!
デュナ/八雲さんは乗らなくて大丈夫ですか?
八雲/山には慣れているので。
ロア/フィールドワークで(笑)
GM/ミズくんの背中にロアくんと乗った政子は、無事に山を終えたのでした〜。……さて、山を越えた先にある隠れ家のような屋敷に、噂の彼がいます。「ありがとう!」とお礼を言った政子は、幸せそうな顔で……ある男性のもとへと駆けていく。
ミズ/おおー、あれが頼朝くん……。
GM/愛しい男に会えた政子は笑顔で頼朝くんへとダイブ。イチャコラします。それと同時に君達の周囲がキラキラと光り始める。レイシフトの光だ。
ロア/もういいんだ?
デュナ/……それだけ、ここで彼女が彼に再会しなかったら、歴史が変わるということなんですね。
GM/その通り。政子の父はこの一件を受け、「娘がこんなに推す頼朝って奴、俺も推しておけば上手くいくんじゃね?」と思い直し、頼朝の味方になります。その結果……頼朝は日本のトップになるまで勝ち進むのです。
デュナ/政子が無事に頼朝と結ばれないと『鎌倉殿の十三人』が集まりませんね(笑)
八雲/あの人自身が特異点なんですね……(笑)
ミズ/人間の恋っていうのはよく判らないけど……まあ、見ていて悪い気分ではなねーな。
GM/(千早になって)「好きな人に会いに行っただけで歴史って変わるんだねー。……ハロウィンパーティーの後に登山したから、さすがにヘトヘト。夜城家に帰ったらしっかり休もう!」 レイシフトの光が、キラキラキラ……なんですけど。
デュナ/なん、ですけど?
GM/なかなか消えねえ。
ミズ/あれ?
GM/キラキラキラ。
八雲/……終わらない?
GM/キラキラキラ。ずっとレイシフトが終わるあのBGMが流れたままゲーム画面が止まってる状態です。
ロア/あれれー? 何か取り忘れたものがあるとか?
デュナ/このままキラキラしてると村人に見つかって新しい妖怪として言い伝えられますよ。『伊豆の黄金に輝く白天狗』とかで。
GM/そして八雲さんの作品が1本増える。
ミズ/「あれ? 怪談にこんなの書いたっけ?」状態になる(一同笑)
GM/「……お兄ちゃん? お兄ちゃーん。そろそろレイシフト終了して大丈夫っぽいんだけどー? 赤聖杯はちゃんと回収したよー?」 千早が、見ている筈の蛍に呼びかけますが……」 ここでシーンを終えます。
デュナ/ええええー!?
八雲/シーンが、終わった……!?
ロア/キラキラしっぱなしでフリーズした!?(笑)
ミズ/な、何かあったのか……?
GM/その通りでございます。……ロア、ミズ、デュナ、八雲のシーンは、これにて一旦中断させていただきます。


 ●断章

GM/しをんちゃん、ユズルン、アンラさん、奏志お兄ちゃんの断章組のシーンに参ります。……君達4人は、判らん所に居る。
柚弦/ホワイ!?
GM/扉が無い閉鎖空間に閉じ込められている。ここはどこだろう?
柚弦/ウズマキの中ではない?
GM/違います。
しをん/シヲンボックスの中でもない?
GM/なんでシヲンボックスに入る選択肢があるの!? なんで入れるの!?(笑) しかも……どうしてここに? 前後の記憶が何も無い。4人達の名前やお互いの関係は覚えていますが、何故ここに居るのか一切判りません。
奏志/え。これなにこれ?
柚弦/最近流行りの「●●しないと出られない部屋」!?
アンラ/マジで!? 厄介な部屋に入っちゃったな!?(笑)
GM/なんでここにみんなで居るんだろうねー、判らないねー。……断章組の現状をお知らせします。

 【断章組の現状】
 しをん、柚弦、奏志、アンラの4名は、見知らぬ空間に閉じ込められている。
 出口が見当たらない閉鎖空間は、不思議な結界が張られて出られない仕組みだ。
 しかも、何らかの作用で記憶が失われている。全員の名前や人となりは覚えているが、どうして自分達がここに居るのか、何のための集団なのか忘れてしまった。
 あまりの不安から30分間ごとに【正気度】1点減少するぐらい、ピンチだ!
 まずは落ち着いて、記憶を思い返していこう。状況を確認してからここから脱出しよう!

 以下の1〜8の隠された記憶は、判定に成功することで1つずつ明かされていく。
 しをん、柚弦、奏志、アンラの使用能力値&特技は、ミズ、デュナ、八雲、ロアのキャラクターシートのものを使用してよい。
 1つの判定に4人全員で挑戦してよい。
 判定成功して明かされた記憶は、全員が共有できる。1人でも成功すれば記憶が開放されるものとする。
 失敗するたびに現在のキャラクターシート上の【正気度】が1点減少する。失敗の恐れがあるなら判定しない選択をしてよい。


しをん/げえ!? 「30分間ごとに【正気度】1点減少」!? やっば!?
GM/どうやら自分達の様態を見ると、「それなりに負傷している」ことに気付きます。……PC達のキャラクターシートを継続して断章組のデータとして使ってもらうため、そういう仕様になってます。ミズくんは先ほどの聖杯戦線をしたおかげで現在【正気度】が2点ですが、同じようにしをんちゃんも記憶が無い場所で【正気度】が2点になっているほどの「何か」が起きていたことになります。
柚弦/[魔術師]であるしをんちゃんの【正気度】が2点まで減っている展開、ヤバくね?(笑)
奏志/……奏志は全快だ。八雲が最後、全回復したから(笑)
アンラ/なんでそこだけ全快してるんだよ? まさかお前が黒幕!?(笑)
GM/ええ、そう疑ってもおかしくはないです。何故なら前後の記憶が一切無い……記憶が奪われている状態だから、何があったかさっぱり判らないからです。
アンラ/ちょっとこういう不安がる状態……危ないな!

 【断章組の記憶】
 自分達は、(1)「■■■■■【意志】判定(難易度10)■■■■■」を解明するべく集められた教会エージェントだ。
 教会は(2)「■■■■■【体力】判定(難易度10)■■■■■」、捜査に乗り出した。
 第一回セッションで、被害者達が残してくれた情報のおかげで、(3)「■■■■■【知覚】判定(難易度10)■■■■■」ということが発覚。
 第二回セッションで、人外就労支援組織『居酒屋さきがけ』で情報収集しつつ、(4)「■■■■■【幸運】判定(難易度10)■■■■■」始めた。
 第三回セッションで、異端の王アクセンから、(5)「■■■■■2人【意志】判定(難易度12)■■■■■」と知らされる。
 第四回セッションで、田舎から出てきたという少女を助けてあげて別れを告げた後、(6)「■■■■■2人【体力】判定(難易度12)■■■■■」される。
 第五回セッションで、ついに、(7)「■■■■■【幸運】判定(難易度10)→【反射】判定(難易度12)→【意志】判定(難易度10)■■■■■を発見。■■■■■■■■■■」であると確信したため、結界が張られたそこへ突入した。
 しかし攻防の末、精神攻撃を受けてしまって閉鎖空間に閉じ込められてしまった……が、記憶を取り戻したなら、(8)「■■■■■【幸運】判定(難易度11)■■■■■」、脱出することができるだろう。

しをん/面白い! 何これー!(笑)
GM/穴ぼこだらけの記憶を現したものです。判定に成功して記憶を取り戻していってね。なお、千早はいませんけど断章組の4人は「お互い契約をしている設定」なので残り令呪を使用していいです。まず、誰かしら【意志】判定難易度10に成功してください。
アンラ/とりあえずやるか。(ころころ)オッケー、16で成功!
奏志/(ころころ)あ、駄目だった。
GM/奏志お兄ちゃんは失敗したので【正気度】を減少させてください。
奏志/そ、そうだった! 減少します〜。夕飯にカレーを作ろうと思って野菜を買ってた気がするんだけどな(笑)
柚弦/無暗に判定しないで成功できる人が記憶を取り戻した方が良さそう……。

 自分達は、「人外・稀人ばかりが誘拐され、能力や記憶が奪われ廃人状態にされる事件」を解明するべく集められた教会エージェントだ。

アンラ/ああっ、そりゃアンラも参加するわ! 人外のエージェントだもの、人外が被害に遭ってるなら事件解決したい!
しをん/だから居酒屋さきがけとか人外支援の組織に顔を出してたんだね!
柚弦/ただ俺達、くっちゃべってるだけじゃなかった(笑)
GM/続きまして、【体力】判定で難易度10をどうぞ。
柚弦/(ころころ)よし、大丈夫です! ……柚弦は今の判定で≪コネ「三剣家」≫を使いました(笑)

 教会は「一連の事件の犯人を『カルデアオス』と命名」、捜査に乗り出した。

奏志/カルデアオス?
GM/名前の由来は「カルディ+アディオス」です。「摘まみ取る+去っていく」という意味であり、「記憶を奪って去っていくもの」ということですね。
しをん/アディオス!
アンラ/アミーゴ!(笑)
GM/みんな記憶が少しずつ蘇ってきたね。次は【知覚】判定で難易度10だよ。
しをん/≪マックスウェル≫を使用。出目を5に固定します。(ころころ)よし、16で成功。

 第一回セッションで、被害者達が残してくれた情報のおかげで「ホムンクルスを使って襲われ、大ボスは姿を現さない」ということが発覚。

アンラ/ほう、なるほど?
GM/第一回セッションでは手下を使ってクライマックスバトルをしたため、諸悪の根源が判らない状態でエンディングフェイズを迎えました。次は【幸運】判定難易度10です。
しをん/頑張れー。(ころころ)よし、自力で11成功。
柚弦/しをんちゃんがどんどん思い出していくぞ!
奏志/名探偵しをん。
しをん/真実は多分ひとつ!
奏志/自信が無い!(一同爆笑)

 第二回セッションで、人外就労支援組織『居酒屋さきがけ』で情報収集しつつ「龍の聖剣が行方不明になっていることが判明。万が一に備えて警戒を」始めた。

奏志/ああっ、そういえば捕まってたもんね……。
GM/お次は、「2人以上が【意志】判定難易度12に成功」で解放される記憶だよ。誰か2人以上成功するんだ、頑張れ〜。
奏志/(ころころ)成功。
アンラ/(ころころ)14で成功!
GM/奏志お兄ちゃんとアンラさんが無事成功しました。

 第三回セッションで、異端の王アクセンから「異端の王は周囲の異端達に命令を下していない。つまり、異端ではないもの……人間が起こしている事件だ」と知らされる。

しをん/な、なんだってー。犯人は孫じゃないのか。
柚弦/アクセンさんが知ってたら知ってたで問題なんだよな(笑) 次は……2人以上が【体力】で難易度12!
アンラ/(ころころ)出目が良い、12で成功。
柚弦/(ころころ)え、嘘でしょ。失敗した……でも≪見えざる手≫を使います。達成値12にして成功させます! ぜーはー、俺これが終わったらカノジョとデートするんだ〜!

 第四回セッションで、田舎から出てきたという少女を助けてあげて別れを告げた後、「彼女・千早の邸宅を見たその日の夜、ホムンクルスに4人は襲撃」される。

アンラ/えっ、みんなで車で送迎した後に……襲撃された!?
奏志/次は……1人以上が【幸運】判定難易度10→【反射】判定難易度12→【意志】判定難易度10に成功ですね。連続作業判定だから続けて1人が成功しないとダメなやつです。
アンラ/(ころころ)1回目成功! (ころころ)2回目失敗、あと4足りない……。
柚弦/じゃあ令呪を使いましょう! 最後の【意志】判定も頑張って!
アンラ/【意志】ならある!(ころころ)ヒヤッとした、でも成功です!

 第五回セッションで、ついに、「龍の聖剣による懸命な救助信号により、ホムンクルスの反応」を発見。
 「先日、邪神の反応がする使い魔を連れていた少女の邸宅こそカルデアオスの本拠地」であると確信したため、結界が張られたそこへ突入した。


GM/そういやあのとき……出会った少女が変なものを連れていたね。邪神っぽいものがいた。
柚弦/ハスターのこと!? 確かにあれ邪神は邪神なんですけど!(笑)
しをん/次が最後の判定なら……≪マックスウェル≫使います! 出目1つを5に固定にします。
柚弦/1D6で3以上出れば成功だよ! 3以上出れば成功だよ! えいっ!(ころころ)2……(一同笑)
アンラ/フラグを立てるから!(笑)
しをん/おいしいなあ(笑)
柚弦/気が付いたら柚弦の【正気度】が4になっていた……でも≪見えざる手≫を使用して成功にします(笑)

 しかし攻防の末、精神攻撃を受けてしまって閉鎖空間に閉じ込められてしまった……が、記憶を取り戻したなら、「全部の判定に成功したこの瞬間」、脱出することができるだろう。

柚弦/きっと柚弦が壁に体当たりをしたんだろう(笑) えーい! どーん!
奏志/やったー! 脱出できた!
アンラ/よくやった! これで出られるぞ!
GM/という訳で、君達は脱出できました。プレイヤーの皆さんは内容が判っていただきましたか?

 【断章組の記憶】
 自分達は、人外・稀人ばかりが誘拐され、能力や記憶が奪われ廃人状態にされる事件を解明するべく集められた教会エージェントだ。
 教会は一連の事件の犯人を『カルデアオス』と命名、捜査に乗り出した。
 第一回セッションで、被害者達が残してくれた情報のおかげで、ホムンクルスを使って襲われ、大ボスは姿を現さないということが発覚。
 第二回セッションで、人外就労支援組織『居酒屋さきがけ』で情報収集しつつ、龍の聖剣が行方不明になっていることが判明。万が一に備えて警戒を始めた。
 第三回セッションで、異端の王アクセンから、異端の王は周囲の異端達に命令を下していない。つまり、異端ではないもの……人間が起こしている事件だと知らされる。
 第四回セッションで、田舎から出てきたという少女を助けてあげて別れを告げた後、彼女・千早の邸宅を見たその日の夜、ホムンクルスに4人は襲撃される。
 第五回セッションで、ついに、龍の聖剣による懸命な救助信号により、ホムンクルスの反応を発見。先日、邪神の反応がする使い魔を連れていた少女の邸宅こそカルデアオスの本拠地であると確信したため、結界が張られたそこへ突入した。
 しかし攻防の末、精神攻撃を受けてしまって閉鎖空間に閉じ込められてしまった……が、記憶を取り戻したなら、全部の判定に成功したこの瞬間、脱出することができるだろう。

GM/しをんちゃん達の記憶が蘇ります。……君達は、人外達ばかりを襲うカルデアオスを探していました。ホムンクルス使いのカルデアオスを探しているある日、アイス屋の前で少女に出会いました。
しをん/うんうん。
GM/その少女を送り届けた屋敷には、実は龍の聖剣が捕らわれていました。龍の聖剣は近付いてきてくれた4人に助けを呼んだ! それを察知した君達! 龍の聖剣がカルデアオスに捕らわれており、あの屋敷に居ると発覚!
柚弦/なんと……。
GM/山奥の屋敷がカルデアオスの本拠地だと確信した君達は、突入。しかし魔術師の攻撃を受け、君達は捕まってしまった! しかも記憶を奪われたまま閉じ込められていた! ……という事情でした。
柚弦/あの女の子の家がボスの本拠地だったなんて!?
しをん/まさか……そんな風な子だとは思わなかったけど……。
GM/でも、怪しい存在は連れていたでしょ?
柚弦/確かに謎の黄色いふよふよしたものは連れていたけど……(笑)
しをん/もしかしたらあの女の子は巻き込まれてるだけかもしれない!
奏志/その考えは優しいね。
しをん/だって甘い物好きに悪い子はいない!
アンラ/だが……こうして俺達に実害が出ている以上、完全なシロではねえな。
柚弦/知らないうちに利用されてるだけってあるかもしれないよ! 本人は「ここは正義の組織なんだ」って思っているだけかも!
アンラ/若い子達、みんな優しいね(笑)
GM/閉じ込められていた一室から脱出できた君達は、屋敷を駆け抜けます。そこは衛宮家を思わせる広い日本家屋、アインツベルンを思わせるホムンクルスの群れ、間桐家を思わせる邪悪さを兼ね備えたラスボス本拠地です。
柚弦/みんなフェイトじゃん(笑)
GM/君達が閉じ込められた部屋から出たとき……君達の反応が確認したとき、それが合図となりました。外で待機していた教会エージェント達、反応を察知して一斉突入ー!
アンラ/おおっ。
GM/救援です。既に君達から連絡を受けていた教会の仲間達がカルデアオスを捕らえるべく動いてくれています。

 GM/「みんな大丈夫かい!? 協力しに来たよ!」 君達のもとに、お世話になった居酒屋さきがけの店長・時雨が駆け寄ってきます。

柚弦/あっ、時雨さんだ!
しをん/一応元気じゃないけど元気ー!
GM/「元気じゃない!? 怪我があるなら治療するよ! 屋敷の中にも外にも教会のみんながいるから、もう安心してね」
奏志/はい。良かった……。
GM/ここで通信。「えっと、なになに? ……わっ、別動隊が首謀者と思われる男性、異端犯罪者カルデアオスを確保したってさ」 家宅捜索成功をお話します。
柚弦/良かった! じゃあ、ロリちゃん……龍の聖剣は見付かったんですか?
しをん/無事なの!?
GM/「うん。彼女も救出できたって」
しをん/本当!? 良かったぁ〜!
GM/「別動隊と合流しようか」 時雨に連れられて、君達は……屋敷の中央と思われる「儀式の間」に向かいます。そこは、何やら大がかりな魔道具や魔術の痕跡がある一室。教会のエージェントによってホムンクルス達は無力化され、それを操る……眼鏡の男が取り押さえられています。
柚弦/えっと……あの人が?
GM/「あの男性が、我々が異端犯罪者カルデアオスと名付けていた人物。本名は……夜城蛍というらしいよ」
アンラ/へえ……。
GM/大勢のエージェント達や高坂が現場チェックをしております。高坂が君達4人を見つけると、笑顔で駆け寄ってきます。(高坂になって)「無事で良かった! 君達がこの屋敷の存在を知らせてくれたこと、先に突入してくれたこと、そして事件性を知らせる反応を示してくれたおかげで敵の目を欺いてボスを捕らえられたよ。ありがとう!」
しをん/良かったー!
GM/現場では次々とヤバイものを発見していきます。(時雨になって)「……どうやらここで捕らわれていた龍の聖剣は、カルデアオスによって強制労働をさせていたみたい」
アンラ/強制労働を!?
GM/「ご存知の通り、龍の聖剣は超越的存在だから途轍もない量の【MP】を持っている。その【MP】を500〜1000点使っていつもPC達を時間跳躍させてるんだ。……カルデアオスは、それを龍の聖剣にさせていたらしい。セッション5回分ほど、20000MP以上のただ働きを強要されていたようだね
柚弦/20000MPとか想像もつかねえな!? ブラック企業か!?(笑)
しをん/そんなに働かされてたなんて!? なんてことを……ひどーい! 最悪じゃーん!(笑)
奏志/まずは、龍の聖剣には休んでもらわないと……(笑)
アンラ/それに……そんな時間跳躍をしなくちゃいけないことが、俺らが知らないところで起きていたって訳か? 正気の沙汰じゃない。
GM/「高坂さん達が事情聴取をちゃんとしてくれる筈だから、理由は後で伝えるよ」 明らかに今も何かの儀式の真っ最中だった男性、夜城蛍は、異端刑務所へ連れていかれようとしています。
しをん/うん……。
GM/ですが、連行されるというとき、彼は口を開きます。「待ってください! 今、儀式の途中で……仲間達が時間跳躍から戻ってこようとしている最中なんです! 彼女達をこの時間に戻してからでもいいですか!?」 せめて千早達を戻してから刑務所に連れていってとお願いします。蛍が手続きを完了させないとPC達のレイシフトが終わりません。
アンラ/ああ、確かにそれをしてもらわないと……PC達が帰れない(笑)
しをん/確かに! でも……怪しい〜。そんなこと言って隙を見て何か悪いことするんじゃないの〜?
GM/しをんちゃん的確な言葉をありがとう大好き! 聖杯あげる!(一同笑) もちろん数人のエージェント達も、しをんちゃん同様に警戒して提案反対します。
柚弦/……助けてあげた方がいいんじゃないの? この前に会った女の子がいないのは、時間跳躍してる最中だからだよね? 知らない時代、知らない土地に置きっぱにされてるなんて可哀想!
奏志/そうだね。それに、事情を聞ける人数は多い方が思う。
アンラ/わざわざ敵を呼び寄せるなんて危険だとは思うが……。でも今の状態なら他にエージェントもいるし、そこまで警戒しなくてもいいか。
しをん/……そっか。もう一回あの子の話を聞きたいかも。せっかく友達になったんだし!
アンラ/……悪いことをした子かもしれなくても?
しをん/えっ。悪いことしてたのはあの眼鏡でしょ?
GM/ではその眼鏡が「妹達を戻してほしい……!」と懇願します。
奏志/おう、自分も兄貴だから妹がいるお兄ちゃんに同情してしまう(笑) 警戒しながら、戻してあげましょう。
GM/君達が、高坂と時雨が、教会のエージェントの皆さんが警戒する中、カルデアオスの一味を救出します。魔術の儀式は再始動し、不思議な光が一室を満たしていき……ロア、ミズ、デュナ、八雲の4人のキャラロールに戻ってください!
八雲/レイシフトの光がキラキラ〜!(笑)
デュナ/断章のターンは終わりました〜!(笑)
ロア/キラキラ、キラキラ!(笑)
GM/ワイワイと白天狗について談笑しながら帰還を待っていた皆さん、夜城家に戻ってくると警察っぽい連中に包囲されてます。
ロア/お?
ミズ/やんのかコラァー!?(一同爆笑)
ロア/ミズだめ! 急に大声でキレちゃだめ!(笑)
デュナ/開口一番キレるな!(笑) ステイステイ!
GM/……ここ、リプレイでミズの台詞だけクソデカフォントにしなきゃ(笑) 君達は武装された集団に取り囲まれています。「では、事情を説明してもらうためついて来てもらおうか……」
デュナ/こ、これは……どういうことですか? こっちこそ事情を説明してください!
GM/「詳しくはあちらで聞かせてもらおう……異端刑務所で!」
ミズ/球体には入れるなよ。友達のルルハリルちゃんがそれされて死ぬような想いをしたからな!
八雲/トラウマ!(笑) 日本の牢獄はだいたい角ばってるから大丈夫だよ!
GM/では……最後に、マスターシーンに参ります。

 夜城家の一同は、重要参考人として連行された。
 しをん、柚弦、奏志、アンラの活躍により、異端犯罪者カルデアオスは確保。誘拐されていた龍の聖剣も救出成功。
 N市を中心に起きていた人外襲撃事件はこれにて解決する……誰もが胸を撫で下ろしていた。
 教会のコーディネーター・高坂は様々な団体に連絡をしている中、高級車から、ある女性が下りてきた。


 GM/魔術師の大家、夜城家の若き当主。名前は――夜城マリーゴールド。

ロア/……マリーゴールド?
GM/耽美めのお嬢様キャラです。オルガマリーとゴルドルフをかけた名前を付けました。
デュナ/なるほど、所長っぽいキャラ!(笑)

 「夜城家の者がこのような不祥事を起こしてしまうとは……申し訳ございません! 名門である夜城家から犯罪者が出てしまうとは、なんて嘆かわしい!
 異端犯罪者カルデアオスの正体は、夜城蛍で間違いありません。夜城蛍は夜城本家の生まれだった男。夜城家としては教会の皆様に可能な限り情報提供させていただきますわ」
 「ご協力、感謝致します。然るべき団体に収監し、事情聴取を行ないます。保護した方々もこれから……」
 「それなんですが、厳しく罰してくださって構いません!
 なんでも夜城蛍は英霊を複数体召喚させていたと聞きました。
すぐにそんな危険な英霊など、退去させましょう!

ミズ/なんだってー!?
GM/あんな恐ろしい兵器をいくつも召喚してたなんて〜! 危険です〜! そう訴える女性。しかし……それに対し、普段PC達に甘ったるい温和な態度を取る高坂ですが、今はコーディネーターとして仕事をします。冷静沈着、慎重な様子で、「誠実に対応させていただきます」。……PC達をすぐキャラロストさせないよ。
デュナ/重要参考人だしね!

 「夜城家の技術は、門外不出のもの。それは魔術一門でしたら当然のことでしょうけど、家宅捜索の際はわたくし達・夜城家の者を同行させてくださいませ。
 決して警察の皆さんの邪魔は致しません。こちらとしても犯罪者を匿ったりするつもりは一切ございませんから!
 ……では、貴方。お願い。エージェントの皆さんについて行ってあげて」


 GM/マリーゴールドはそう言って、後ろで待機していた男性に声を掛ける。

ロア/うわあー!? こいつかー!?(笑)
デュナ/今回出てこないなあとは思ったけど、ここで!?
GM/彼は……ゴルドルフの横に立つコヤンスカヤのように、忠実な配下のように頷きます。
八雲/ゴルドルフの横のコヤンスカヤのようでいて、オルガマリーの横のレフのよう(笑)
ミズ/……花に集る虫だな。
八雲/マリーゴールドに、蠅だもんな……。
GM/良い表現をするなぁ(笑) そんな訳で、PC4人、千早、呉用とダーレスも閉じ込められてしまう……という、まるで『FGO』の第二部プロローグのようなエンディングシーンでしたとさ。


 アナザーワールドSRS
   〜 Omen Girl Friend 第五特異点 〜  定礎復元





デュナ/横光ベルゼブブがコヤンスカヤ……セクシー枠じゃん。特異点ごとに衣装が変わっちゃう!(笑)
八雲/マリーゴールドさん、オルガマリーじゃなくてゴッフの成分が強かったら生き残れますね。
ロア/どっちの成分が強いかな〜? でも核に放り込まれそうな顔してるよね〜(笑)
ミズ/オルガマリーだったら大統領として再登場できるよ?(笑)


異端刑務所に収監される

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