アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 2017年度OG誌『 ラブシックス・ヤー!! 』 ■
2017年8月17日




 ●プリプレイ

マーサー(以降、GM)/2017年度OG誌掲載用リプレイセッション『アナザーワールドSRS』を始めます。
ピロすずかしゅうら/よろしくお願いしますー!
GM/先に断っておきます。実は……今日の為に作ったシナリオがありましたが、今朝夢の中でGMしていたシナリオの方が面白そうだったので、さっき30分で作ったものを今からやります。
プレイヤー1・ピロ/夢でセッションしてたの!?(笑)
プレイヤー3・しゅうら/マーサー先輩って結構それしますよね!?(笑)
GM/私は現実でも夢でもよくGMをするからな。さて、今年のOG誌で募集した3つのお題は「タイムリミット」「学校」「生きる伝説」です。
プレイヤー2・すずか/良いお題ですね、楽しみ!



 『アナザーワールドSRS・シナリオ 〜 ラブシックス・ヤー!! 〜』



【レギュレーション】
 キャラクターレベル5で開始。
 PC1とPC2は、高校生同士で知り合い設定。PC1はPC2のことを愛していること。
 PC1とPC2は、PC3と面識が無い。またPC3の年齢指定はなく、記憶喪失設定である。

【ハンドアウト:PC1】
 コネクション:『5月9日の伝説』  関係:執着  推奨クラス:前衛系

 君はPC2のことを愛している。
 君が通う高校では、5月9日に告白すると幸せになれるという伝説があった。
 PC2を屋上に呼び出した。精霊も召喚できた。あとは愛の告白をするのみ、だが?
▼セカイのイベント:17時の告白を成功させようとする。
▼コネクション:『5月9日の伝説』

 PC1とPC2が通う高校にある伝説。
 『5月9日火曜日17時に、伝説の樹が生える屋上で、V6が見守る中で告白すると、エーヴィーシャラララーイェイウォウォウオー』するという。
 具体的な方法は、V6と呼ばれる精霊を2体召喚し、屋上に告白したい対象を呼び出し、樹の下で待っている君が愛の告白をすること。そうすれば恋が成就する。

【ハンドアウト:PC2】
 コネクション:『OK』  関係:自由  推奨クラス:後衛系

 君はPC1に好意を抱いている。
 PC1のことを愛していてもいいし、それほどでもなくてもよい。
 『5月9日の伝説』は知っていてもいいし、知らなくてもよい。
 とにかく君は好意を抱くPC1に呼び出され、16時55分、伝説の樹が生える屋上へ向かった。
▼セカイのイベント:16時55分に屋上の扉を開ける。
▼コネクション:『OK』

 タイミング:オート  対象:単体  射程:5m  代償:2D6MP
 効果:使用を宣言することで、対象に賛成・同意・好調を示したり容認をすることができる。代償によって【MP】が0になる場合、1点まで回復する。

【ハンドアウト:PC3】
 コネクション:『記憶喪失の力』  関係:仲間  推奨クラス:世界遣い

 君は、突然ウズマキの中から現れた能力者だ。
 5月9日16時55分、屋上にて2人の男女がいる中、記憶の無い君は突如現れた。
 前後の記憶が無く動転する君と、PC1とPC2は、そのまま17時を迎える。そのとき、世界がいきなり……。
 ※記憶喪失の扱いについて
 失っているのは前後の記憶だけ。自分の名前や素性(能力者であることや教会のエージェントであることなどの背景設定)は覚えていてよい。
 しかし「どうして自分がウズマキから突然出てきたのか」「どうして知らない学校の屋上、しかも知らない男女の間に現れてしまったのか」は不明。
 ウズマキを自由に行き来できないキャラクターであることを前提にしたいため、クラス[稀人][異端者]禁止とする。
▼セカイのイベント:記憶喪失の状態で屋上に現れる。
▼コネクション:『記憶喪失の力』

 君は前後の記憶が無いが、自分が能力者であることを忘れていないことを表わすイベントキー。
 タイミング:オート  対象:自身  射程:なし  代償:【正気度】1点
 効果:時間跳躍をすることができる。

【その他】
▼[アーティスト][イレギュラー]解禁。
▼[稀人][異端者]禁止。
▼追加ライフパス「機関コネ」「組織コネ」「英霊」禁止。『異端堕ちルール』禁止。


プレイヤー1・ピロ/ハンドアウトがおかしいよ!? V6が呼ばれちゃうの!?(笑)
プレイヤー2・すずか/学校の屋上に生える、伝説の樹? どんな夢を見てるんですか!?(笑)
プレイヤー3・しゅうら/エーヴィーシャラララーイェイウォウォウオー! って、これ『イエスタデイ・ワンスモア』じゃないですか! 別れの歌ですよ!?(笑)
プレイヤー1・ピロ/V6の中から2体チョイスしなきゃいけないの!?(笑)
プレイヤー3・しゅうら/告白OKの射程5メートルって、射程が伸びる特技を取れば広範囲に告白できるってことですか!?(笑)
プレイヤー1・ピロ/範囲化した場合、「お前達が俺の翼だ!」が出来るの!?(笑)
プレイヤー2・すずか/1行に1つから2つツッコミどころがあるハンドアウトって何だこれ!? ……これ、どこまで夢なんですか?
GM/殆ど。
プレイヤー2・すずか/元のシナリオが気になるなー!? ハンドアウトがヤンチャすぎるでしょ!?
GM/なお、V6のうち誰が召喚されるかは1D6で決定してもらいます。
プレイヤー2・すずか/かつてなく丁度良いチャートですね!?(一同笑)
GM/伝説の樹が屋上にあるのは、ほら、緑化計画で屋上に自然があるんだよ。植物は「生きる伝説」だよ。ほのぼのあったか恋愛スクールドリーミーライフだよ。
プレイヤー2・すずか/うん……うん……?(笑) それにしても、告白OKの代償が「2D6MP」って大きすぎません?
GM/ホイホイと告白にOKなんかしちゃダメでしょ?
プレイヤー1・ピロ/確かに。……出したくないけど6ゾロ出してトキメキ死したいよね(笑)
プレイヤー3・しゅうら/逆を言えば、PC1は何度でも告白してもいいんだ。3秒に1回「好きです!」って言ってもいいんだ?
GM/もちろん可能です。それではこれからキャラクターメイキングだけど……V6メドレーを流しておくね(一同笑)

 V6の歌を聞きながら、ハンドアウト選択をすること数十分。
 PC1→ピロ、PC2→すずか、PC3→しゅうらに配分は決定し、キャラクターメイキングが行なわれた。

GM/キャラクターメイキングが終わったので、早速自己紹介をしましょう。PC1から順々にお願いします。

プレイヤー1・ピロ(以降、成海)/PC1のキャラクター名は、棟方 成海(むなかた・なるみ)。クラスが[狂戦士]2レベル、[イレギュラー]3レベルの前衛系です。木製バットで殴る攻撃タイプの高校球児です!
プレイヤー3・しゅうら/野球部なんだ!
成海/PC2を一途に想っている男子です。≪獲物を狙う眼≫で獲物の指定をPC2にしましたが、ストーカーじゃないです。
GM/その特技の効果により、PC2が登場しているシーンのみ1回だけ行為判定をクリティカルにできます。
プレイヤー3・しゅうら/凄い! 愛の力ってやつだ!
プレイヤー2・すずか/PC2が試合の応援に行けば、ホームランが打てるんだ。
成海/カッコイイところを見せなきゃね! あとは≪パミュートメモリ≫という記憶を≪ソウルデバイス≫に込められる特技を取りました。「俺の気持ちを受け取ってください」って投げる暴走機関車です!
プレイヤー3・しゅうら/≪ソウルデバイス≫を投げないで!(笑)



プレイヤー2・すずか(以降、乃梨子)/PC2のキャラクター名は、榎木 乃梨子(えのき・のりこ)。クラスは[感応力師]1レベル、[霊媒師]1レベル、[領域遣い]3レベルの生物部の女子です。キノコを育てるのが趣味です。≪籠脱け≫というワープする特技を持っているので、逃げます。
成海/逃げられた。
乃梨子/部室でキノコをひっそり育てるのが好きで……部室の窓から、こっそり野球部の練習風景を見てました。成海くんの活躍する姿はいつも見ています。でも成海くんには嫌われていると思ってます。
成海/なんでぇ!?
乃梨子/そりゃあ……バット片手にメチャクチャ追いかけまわされたら逃げますよ(一同爆笑) なので今日ついに屋上に呼び出されてしまい、「とうとうシメられる日が来てしまったか」と思ってます。
成海/違うよ、俺は結婚を前提にお付き合いしてほしいだけだよ! 成海の『ライフパス/重要キーワード』は「結婚」です! 何度でも言いますが「結婚」です!
プレイヤー3・しゅうら/重いよー、まだ高校生には早いよー(笑)
乃梨子/乃梨子の『ライフパス/背景』は「野望が大きい」。品種改良したマツタケをいっぱい育てて一発当てたいと考えています。私はキノコを育てて美味しい、しかも美味しい、そして儲かる! これは凄い!
GM/わりとシビアなリケジョだった(笑)



GM/最後にPC3の自己紹介をどうぞ。何故屋上にいるか判らないキャラクターの設定を教えてください。
プレイヤー3・しゅうら(以降、丞一郎)/難しい自己紹介だな!(笑) PC3のキャラクター名は、早苗 丞一郎(さなえ・じょういちろう)です。17歳の男子で、成海くんと同い年。でも学校は違います。
成海/知らない制服の男子がいきなり屋上に現れた。不審者だ!
丞一郎/ウズマキから現れたオレは、右手には包丁、左手にシイタケを持っていました。制服の上にはエプロンを着けています。
乃梨子/ご飯を作っていただけじゃん? なんだろ、この屋上……一方はバットをぶんぶん振り回しているし、一方は包丁を持っているし、一方は命の危機を感じている。
GM/ド修羅場だね。
乃梨子/しかし誰も教師を呼んでいないのである!(一同笑)
丞一郎/丞一郎のクラス配分は[聖職者]1レベル、[世界遣い]1レベル[アーティスト]3レベルです。≪クリエイション≫を持っているので、何かを作るのが得意な[アーティスト]です。支援特化のデータのPCだよ!
成海/ちなみにライフパスは何かある?
丞一郎/『ライフパス/重要キーワード』が「裏切り」です。皆さんの期待を裏切らないように頑張ります(一同笑)




 ●オープニングフェイズ

GM/PC1の成海くんは、この学校の伝説を知っている……。5月9日火曜日17時に屋上に生えている伝説の木の下で告白すると、何か幸せになれるかもしれないという言い伝えを。
成海/近隣の高校でも有名なんだろうね。「なんかあの学校、屋上に木が生えてるんだけど?」って(笑)
GM/その噂を聞いた君は、V6を呼び出す禁書をメルカリで買いました。
丞一郎/メルカリで!? 禁書を!?(笑)
成海/その禁書、教会に持って行ったら引き取ってくれる!?(笑)
GM/1D6を2回振って誰が召喚できたか決めてください。「1→森田、2→長野、3→坂本、4→三宅、5→岡田、6→井ノ原」です。ダブった場合は2体来ます。
丞一郎/2体あわさってレベルが高くなっちゃう!(笑)
成海/俺の告白を手伝ってくれるV6は誰だー!?(ころころ)……5、岡田!
GM/「オカーダー!」と召喚されます。
成海/2人目のV6は誰だー!?(ころころ)……4、三宅! 両方カミセンか!
GM/「ミヤーケ!」と鳴いています。V6の召喚儀式が完了、もうすぐ16時55分です。想い人である乃梨子ちゃんをどんな風に呼び出しましたか?
成海/朝にメールしました。……「拝啓、榎木様。爽やかな5月の風、いかがお過ごしでしょうか。突然のご連絡申し訳ございません。本日どうしてもお伝えしたいことがありますのでお忙しいところすみませんが、16時55分に屋上にある伝説の木の下でお待ちしております。かしこ
乃梨子/そんなビジネスメールみたいに言わないで!(笑)
丞一郎/こいつ、ネットで手紙の挨拶を調べてコピペしたな(笑)
GM/乃梨子ちゃん。ぶっちゃけ成海くんのことをどう想っているの?
乃梨子/えっと……入学したときから野球の練習を頑張っていて、生物部の部室からでも「行くぞー!」という誰よりも大きい声はいつも聞いていました。だからいつも気になってはいた……けど、私を凄い目で見てくる。
成海/≪獲物を狙う眼≫で、じぃっ!(笑)
乃梨子/キノコは日当たりの良い場所に出すと涸れるんですよ……私のような根暗な陰キャラとは棲息する場所が違うんだ(笑)
GM/君もこの学校の生徒なら、5月9日火曜日に屋上に呼び出されることがどんな意味か知っている可能性もあるけど?
乃梨子/とは言え、あの態度ですよ?(笑) 伝説の木の下に呼び出して何をされてしまうのか!? なので今日は≪気迫の盾≫と≪大地の守護者≫の準備をしています。
丞一郎/完全防備だ!(笑)
GM/君はいつでも特技でダメージを防ぎきれる【MP】満タンの状態で、屋上に向かいます。
成海/屋上で気合を入れるためにバットで素振りをしています。シュッ、シュッ!
乃梨子/……あ、ヤベェこれ。
成海/ブオン! ブオン! 落ち着かないのでずっと素振りをしています!(笑)
乃梨子/このまま逃げたい! でも逃げたら余計酷い目に遭う!(一同笑) ……大丈夫、≪籠脱け≫はオートタイミングで逃げられる! 命の覚悟を決めて、屋上の扉をギィと開けま……。
成海/物音に気付いてバッと扉を見る!
乃梨子/ヒィッ!?(笑)
成海/乃梨子さん! メッセージは呼んでいただけましたでしょうか!?
乃梨子/めっちゃ声が大きい! 学校中がザワザワしちゃう!(笑) ……ご、御用件は何でしょう?
成海/(全校生徒に聞こえるような大声で)乃梨子さんにぃー! 伝えたいことがありまぁーす!
乃梨子/……なぁーにぃー!?(笑)
成海/俺はぁー! 乃梨子さんことがぁー! 好ぅ……!
GM/16時55分、PC3の丞一郎くんはウズマキから登場してください。
丞一郎/どぅああああああああぎょええええズザアアアアアアごろごろごろごろおおおバァーン! 伝説の木に激突して止まります!
成海/なんか凄い勢いで落ちてきた!? な、なんだお前は!?(笑)
丞一郎/いやいやいや君こそ誰だ!? うわっ、バット持ってるよ怖いっ!
成海/包丁を掲げている奴の方が怖いよ!
乃梨子/……2対1になったぁ!?(一同笑) しかも手には包丁! 凶器! 怖い人と怖い人がいるよぉ!?
成海/と、とりあえず乃梨子さんから離れろぉー! バットを上段の構えてどちら様ですかああぁー!?! 刃物を下ろせえええええ!
丞一郎/凶器を下ろしてくれないと包丁を下ろせないかなぁー!? オレは早苗丞一郎と申しまーす!
成海/ご丁寧にどうも! 俺は棟方成海といいますー!
乃梨子/せ、生物部の榎木乃梨子でーす! ……怖いよぉ!(笑) 冷静に屋上から逃げたい! 鈍器と刃物と呪術が混ざり合った空間なんていられるか!?
GM/逃がさん。乃梨子ちゃんの腰にオカーダとミヤーケが引っ付いてます。
成海/告白が成功するか失敗するか確定するまで逃がさないつもり!?(笑)
GM/では……突如、世界がカッと白くなって爆発の音がする。
乃梨子/えっ。
GM/時刻は17時ちょうど。君達は爆風に吹き飛ばされます。みんな死にました。
丞一郎/えええええっ!?
GM/ドリフの爆発オチBGMをかけておきますね。
成海/待って! エーヴィーシャラララーイェイウォウォウオーはー!?(一同笑)
GM/『学校へ行こう!』も『8時だヨ!全員集合』もTBSです。という訳でオープニングシーンが終わりです。
成海/局の話をしてるんじゃないよー!?(笑) 終わっちゃったー!?
乃梨子/爆破オチなんて聞いてない……。GM、このオープニングを夢で見たんですか?(笑)


 ●ミドルフェイズ1 〜丞一郎〜

GM/さて、次のシーンにいく前に……PC3の丞一郎くんに、とある情報を差し上げます。

 『PC3の正気度減少について』
 1シーンを終えると17時を迎え、5月9日の世界が終わる。
 世界が終わったらPC3が【正気度】を1点消費することで、5月9日16時55分に時間を戻すことができる。
 PCは3人とも記憶継続してよい。この減少はPC3の【正気度】が0になるまで宣言可能。


丞一郎/16時55分に時間が戻るって……結構ギリギリだな!?
GM/丞一郎くんの現在【正気度】は8ですね? あと8回までループできます。プレイヤー間で管理しやすいようにGMが表を作ったので使ってください。

 PC3の残り正気度
 □□□□□ □□□■■ ■■■■■


乃梨子/なにこれ!? 既に7回分が塗り潰されているってことは……7回もドリフの爆発オチをしたの!?(一同笑)
GM/それは誰にも判らない。ただ丞一郎くんは「自分は時間跳躍をしている」という記憶がある。そして7ループも経験したからか、魂が経験を詰んで記録されてしまったからか……16時55分の世界に戻ってきた君達は目覚めたとき、お互いのことを覚えています。
丞一郎/ハッ。……こ、ここは?
GM/5月9日16時55分です。丞一郎くんが成海くんと乃梨子ちゃんの間に入ってきたあの瞬間です。
成海/……ただいま?
丞一郎/……まず、包丁を下ろそう。
乃梨子/今……ドリフでしたね?(笑)
成海/ドリフだったね。おかしいな、俺が依頼したのは『学校へ行こう!』であって『8時だヨ! 全員集合』ではないのに(笑)
GM/この会話、実に15秒。君達はあと4分45秒以内に事態を収拾しなければならない!

『AF判定:5分で怪しい物を探す』
 ・使用能力値:【体力】【知覚】
 ・難易度:150
 ・ラウンド制限:なし

※「5分間で学校にある怪しい物を探す」演出に成功すること。成功した場合、異常なものを発見することができる。
※協調行動OK。難易度:6。

GM/リアルタイムでは何分でも演出と判定をしていいですが、この世界的には「5分間の中で起きたこと」をAF判定でしてもらいます。成功したらみんな死にませんが、達成値に到達しなければまた爆発によって吹き飛ばされ、丞一郎くんの【正気度】消費して5分前に戻らなければなりません。
丞一郎/たった5分で何とかしないといけない!?
成海/と、とりあえず、爆破は阻止しないといけない気がする!
丞一郎/それなオブそれな! だって今、世界が滅んだからね! この世界はインスタントラーメンのごとく滅びるからな!
GM/この相談、2秒。
乃梨子/わー!? 早くしないとー!(笑)
GM/『契約』は1秒でしてください。
丞一郎/珍しいホットスタートの『AW』だな!(笑) もう『契約』はWAになりましょう!
乃梨子/ウォウォウ、さあWAになって踊ろう! ……本当にスピードセッションだな!(笑)

 高速相談の結果……成海が乃梨子のマスターになり、乃梨子は丞一郎のマスターになり、丞一郎は成海のマスターとなった。

乃梨子/し、知らない人と『契約』しちゃった……一刻も早く終わらせて令呪を使い切りたい!(笑)
GM/この間、2秒。
成海/よし調査を早くしよう!(笑)
丞一郎/とりあえず5分であっても備えは欲しい、5秒で≪物品調達≫します! ≪霊薬≫が欲しいって教会に連絡したい!
GM/5分で届くか判らないけど、データ的には2シーン後に≪霊薬≫がゲットできます。
丞一郎/自分を奮い立たせるために≪叱咤激励≫! で、どこに行けば怪しい物がある!?
成海/時間が無いので掻い摘んで話すね! ≪トイボックス≫から≪ソウルデバイス≫を出して、≪パミュートメモリ≫を知らない人にブチ込みます! 学校の全体図はこうです!
丞一郎/記憶を植えつけた! なるほどオッケイ、状況把握ができたよ!
乃梨子/その≪パミュートメモリ≫に私の≪全方位視覚≫による情報も乗せますね。≪過去視≫も使って、過去にこういうこともありましたと教えておきます。
丞一郎/凄いお、全ての地図が頭の中に入っていく! これからどうすればいいかな、≪電波受信≫します!
GM/GMは「頑張れ」と電波を送ります。
丞一郎/神が雑!(笑)
成海/いきなり神と交信し始めたことに警戒!(笑) ≪巨大武器≫であるバットでいつでも範囲攻撃できるように≪乱舞≫の準備をしておきますね。
乃梨子/……自分に≪大地の守護者≫の準備を。自衛する(笑)
丞一郎/ええい、落ち着けぇ! ≪トランキライザー≫でクスリを摂取します。
成海/何のクスリを摂取したの!?(笑)
丞一郎/静脈にビタミン剤! 訓練されているから注射もできるんだよ! 怪しい人を探すために……そうだ、まずは職員室に向かおう! ≪クリエイション≫で屋上から校内に穴を開けて梯子を作ります。
GM/ドリラー?(笑)
丞一郎/職員室までの直通の道を作ります! きっと教員達は「なんやねん!」と驚くけど≪ラブモーション≫があるので好意的に接してくれます!
乃梨子/おー、強い(笑) ……穴を空けられた訳ですが、≪成長促進≫で木で埋めます。この木に柚子とか実ったら美味しいんじゃないかなって≪食物錬成≫をしていきます。
GM/穴を空けられた学校の生徒達は「木が成長したのか、なら仕方ないな」と言います。
丞一郎/木に耐性がありすぎ!?(笑)
成海/……一生懸命に校内を修復してくれている乃梨子さんに、≪獲物を狙う眼≫で一途な熱い視線を送っておきます!
丞一郎/後ろのキャプションに≪押し寄せる闇≫と入れておきます!
乃梨子/く、≪空間知識≫で嫌な予感がすると感じ取ります! ≪気迫の盾≫の準備!
丞一郎/みんな落ち着け≪悔改めよ≫! 本当にみんな落ち着こう!?(笑)
成海/これが落ち着いていられるかー!
丞一郎/≪悔改めよ≫が効かないだと!? ええい、≪逆転運命≫で運命を変えてください!(笑) 職員室に来てみたんだが怪しい先生とかいないかな!
GM/プレイヤーがAF判定で「怪しい先生がいます」と発言すれば本当にいるよ、この『AW』ってゲームは。
乃梨子/わ、私の肩に乗っている≪いとしのシト≫がGMならきっと「怪しい先生がいます」って言ってます!(笑) 疲れた! もうダイスロールしてもいいかな!?
GM/これで演出に使った特技は24個。なので難易度は48も減ったよ。そろそろ17時になるよ。死んじゃうよ?
丞一郎/はいダイスを振ります!(ころころ)ファンブルです!
GM/死にました。

 大爆笑。

成海/(←爆笑している)
丞一郎/(←爆笑しながら謝罪している)
乃梨子/(←爆笑して涙が出てきてしまっている)
GM/ファンブルしたので達成値は0です。難易度減少も無かったことになります。爆風に吹き飛ばされてみんな死にました。
成海/何の成果も得られませんでしたああああー!(笑)
丞一郎/マジかー! 何これー!?(笑) 【正気度】を1点消費して16時55分に戻ります! マジでごめんなさい!(笑)
GM/ではここで、とある条件が満たされているのでGM側が有利になるイベントが発生しました。そして君達は……丞一郎くんが【正気度】を減少させたことで、16時55分の世界に戻ってきます。
成海/16時55分なう! バットをしまいます!
丞一郎/包丁をしまいます!
乃梨子/……ペコッとします!(笑)
成海/ドンマイ、ドンマイ! 次キバって行こうぜ!(笑)


 ●ミドルフェイズ2 〜成海〜

成海/次は成海がシーンプレイヤーでいきます! ……先ほどの爆発で≪失われた日々≫に想いを馳せる。そろそろ自分の告白が無かったことにされそう!
丞一郎/後で君達に≪ラブモーション≫を使っておくからさ! 君達の愛の形はそのままで保たれていてくれ!(笑)
成海/ああ! 相変わらず≪+50一途≫と≪獲物を狙う眼≫で、乃梨子ちゃんをじっと熱く見守る!
乃梨子/その視線をかわす≪気迫の盾≫(笑)
丞一郎/≪叱咤激励≫、頑張れよな! オレは味方だよ……会ってまだ3秒ぐらいしか経ってないけどさ!(笑)
成海/ありがとう! いつか≪トイボックス≫から出した≪ソウルデバイス≫に≪パミュートメモリ≫で想いを乗せて≪巨大武器≫のバットでカキーンってするよ!
丞一郎/至近でソフトタッチをすればいいじゃん?(笑) そんなアドバイスをするので≪逆転運命≫! 彼の運命を変えます!
成海/よし、やる気満々で自分の告白判定にクリティカル値を下げる≪ロキ≫を使いたい!
乃梨子/≪籠脱け≫で逃げる。
成海/逃げ出した!?(一同爆笑) ま、まず原因を探らなくてはならないのだ! この爆発の原因が異端なら≪ヘル≫+≪インドラ≫という自分の攻撃力で乃梨子さん達を守ろう!
丞一郎/ファンブルしちゃった自分、もうちょっと頑張れよと≪悔改めよ≫! そして≪電波受信≫をします。神様、何か言ってください!
GM/乃梨子ちゃんの肩の何かがカタカタカタカタカタ。
丞一郎/コダマか!?(笑)
乃梨子/ごめんなさい、友好的なんですけどこの≪いとしのシト≫、何にも出来ないです……(笑) 喋れそうなのは、岡田と三宅ぐらい?
GM/「オカーダ!」「ミヤーケ!」
丞一郎/オカダとミヤケしか言わないじゃねーか!(笑)
GM/ちなみに井ノ原は「イノッチ! イノッチ!」と鳴くよ。
丞一郎/イノッチ可愛い!?(笑) 興奮しちゃったから≪トランキライザー≫を打ちます。あーもーメチャクチャ脳のシナプス系の何かが刺激されて≪押し寄せる闇≫だなぁ!
成海/危ないおクスリじゃない……?(笑)
乃梨子/≪肉体復元≫で頑張りましょうと2人を応援しながら、≪空間知識≫と≪全方位視覚≫で丞一郎くんが落ちてきたウズマキを見ますが……。うーん、よく判らない。この人は一体誰なんだろう?
丞一郎/オレは前後の記憶が無い。ただ包丁とシイタケを持っていたということは、≪クリエイション≫でチンジャオロースを作ろうとしていたんだと思う!
乃梨子/≪食物錬成≫で食事は好きなので考えます。チンジャオロースにシイタケは珍しくないですか?
丞一郎/中の人の家ではチンジャオロースにシイタケを入れるんだってば!(笑) あれ!? みんな納得していない顔をしてるね!? うちは本当に入れるんだよ!
乃梨子/≪過去視≫で自分の家を思い出しますが……えっと、シイタケってチンジャオロースに入れますか?
GM/シイタケトークで30秒消費しました。
成海/シイタケトークに時間を使い過ぎじゃない!?(笑)
丞一郎/今度作ったの持ってくるから食ってよマジで美味いから、≪物品調達≫! もうシイタケの話はいいんだよ!
GM/この間、2分。
丞一郎/シイタケに使い過ぎだよ!?(笑) とりあえず一発≪興奮剤≫を飲んで、職員室に行くぞ! 神様仏様≪ミネルヴァ≫様と≪アテナ≫様、何か働きかけてくださーい!
GM/これで使った特技の数は30個。難易度は60も減っているよ。
乃梨子/そろそろ判定をしましょうか。……成海くん、クリティカル化する特技を使っちゃうのもいいのでは?
成海/そうだね。≪獲物を狙う眼≫使っちゃう? じぃっ。
乃梨子/危機感。
丞一郎/彼女、怯えてるよ!(笑)
成海/怪しいものはないかなー、チンジャオロースに入っているシイタケのような違和感を探すんだ! ≪獲物を狙う眼≫で、判定クリティカル化します!
GM/AF判定でのクリティカルは達成値30として扱います。……君達は職員室に来て違和感を探した。すると、男性の影が。
成海/おっ……?
GM/しかし『現在難易度:90分の30』、目標難易度に到達していないため失敗です。時刻は17時ちょうど。学校は爆風により吹き飛ばされます。
成海/アイエー!?
GM/みんな大爆発により死にました。丞一郎くんは【正気度】を1点減少させることで、5分前にループすることができますが?
丞一郎/しましょ。ノータイムでループします!
GM/了解です。そしてファンブルではないので、とあるイベントが発生します。
乃梨子/おっと……?
GM/17時になって世界が爆発して無くなった君達は、5分前まで時間跳躍します。……シーンプレイヤーの成海くんは、時空の狭間であるウズマキの中で、パッと目を覚まします。
成海/あれ、ここはウズマキの中……?
GM/君の魂は今から5月9日16時55分に向かう。だけどその中で、ある人物が書物をカリカリと書いているのが見えた。【体力】か【意志】判定で難易度10に成功すると、ボーナスが発生します。
成海/こんなウズマキの中で書き物を……?(ころころ)達成値11で成功だ!
GM/「き、貴様は!?」 男が君に気付いて飛び退いた瞬間、ページがパラパラと舞う。成海くんはそれを受け取ることができました。

▼異端ソウルディレクターはこのように世界を治めた。
 5月9日16時55分。何者かが
『学校の人間達を不幸にするために』爆弾を設置した。
 爆弾が17時に爆発すると、
【多くの人が死んでしまう】
 その結果、PC1とPC2は
【命を落としてしまう】
 PC3はPC1の
【恋仇】であり、PC3はPC2の【恋人になるべく爆弾で無理心中しようとした犯人】である。
 この世界は
【PC3が大勢を殺すための物語】である。

GM/「ああっ、まだ物語が固定できていないというのに!」と慌てる男。彼の耳が尖っていて目が赤く、見た目からして異端だということが判ります。
成海/……お前が、学校に爆弾を仕掛けた犯人だな!?
GM/「違うよ。犯人は、PC3……早苗丞一郎だ。これから世界はそのように改変されるのだ! 私の『編成の禁書』による超魔術によってね!」
成海/なんだと……!?
GM/さて、ここでルールをご説明します。この『編成の禁書』に書き込まれた文字は、世界に大きな影響力を与えます。異端ソウルディレクターとの対抗判定に勝利したPCは、【 】の1つを自由に書き換え、内容を固定できます。残念ながら【 】が『 』になっている1行目は、丞一郎くんがファンブルしたミドルフェイズ1でGMが固定した内容です。1行目の『学校の人間達を不幸にするために』は変更することはできません。
成海/なるほど! 残りの5枠のうち、俺は1つを好きに改変できるんだ?
乃梨子/PCがGMより先に、良い世界を作っちゃえばいいんですね!
成海/まずは「PC3はPC1の【恋仇】」を書き換えないと!
丞一郎/待って! まず【多くの人が死んでしまう】とか書き換えようよ!?(一同笑)
乃梨子/……爆弾が爆発しても、なんだか楽しい事態にすればいいのでは?(笑)
成海/それだ。誰も死なないようにする!

 5月9日16時55分。何者かが『学校の人間達を不幸にするために』爆弾を設置した。
 爆弾が17時に爆発すると、
『思わせて不発弾だった。世界は無事』

GM/異端は「なんてことを!」と憤慨しています。次のシーンでPC達に勝利して固定するターンをゲットし、違う文章をさらに酷い内容に書き換えようとします。
乃梨子/おお、なかなか難しい。でも世界の改変合戦なら、良い言葉をこれからも入れていけばいい話……。
GM/その通り。……この『AW』は「怪しい人がいるっていったらいることになる」ゲームです。それをGM側がしてみたら、というシナリオなんです。みんな、頑張って良い世界を治めてね!


 ●ミドルフェイズ3 〜乃梨子〜

GM/丞一郎くんがループしてくれたおかげで16時55分に戻ってきました。成海くんの手元に例の書は無いですが、「世界が良い風になっている実感」はあります。
成海/……バットをしまう! 2人にウズマキであったことを、かくかくしかじか! 職員室にいた男が異端だ、このままだと丞一郎くんが犯人にされてしまう!
乃梨子/オッケー、把握! 異端がいたんだ!(笑) 状況が緊迫してきましたが、シーンプレイヤーは私です。
GM/その間、2秒。
乃梨子/≪食物錬成≫で手に持ったおやつを2人に渡します。……お疲れ様です、≪肉体復元≫!
丞一郎/あ、ありがとう! 美味しい!
成海/ああっ、乃梨子さんからプレゼントを貰ってしまった! 食べられない! ≪獲物を狙う眼≫と≪+50一途≫で熱い視線じぃー!(笑)
丞一郎/オレもお菓子じゃないけど≪興奮剤≫があるから渡すね! データとしても乃梨子ちゃんに渡しておきます。
GM/OKです。丞一郎くんの≪興奮剤≫が乃梨子ちゃんに譲渡されます。あ、2シーン目なので丞一郎くんは≪霊薬≫を入手してください。
成海/そうだ……さっきウズマキであったことを≪トイボックス≫から出した≪ソウルデバイス≫+≪パミュートメモリ≫で2人と共有します。
乃梨子/その説明を受けながら、≪過去視≫で自分にフィードバックします。怪しい人物の特徴を把握して……≪全方位視覚≫+≪空間知識≫で学校中を探します!
丞一郎/学校の全体図を把握したので、≪叱咤激励≫しながらアドバイスを出そう!
乃梨子/アドバイスを出してもらったので、パチンと≪籠脱け≫で校舎に穴を空けます。≪成長促進≫で植物の階段を作って2人に渡ってもらう。その際に≪大地の勅命≫で2人をパワーアップをするよ!
成海/運動部の足で駆け出す! 俺の告白の機会を返せ! ≪失われた日々≫!(笑) ≪巨大武器≫のバットを構え、すぐに攻撃に移れるように≪ヘル≫+≪インドラ≫の準備、もし敵が複数だった場合は≪乱舞≫を≪機能維持≫でブンブンしておきます!
丞一郎/で、どうなるでしょうかね、≪電波受信≫! ……あっ、ちょっと待て! みんな落ち着けと≪悔改めよ≫+≪トランキライザー≫を使用! あと5分しかないから慎重にいかないとまた世界が滅びる! 仕切り直しだ、≪逆転運命≫!
GM/『現在難易度:38分の30』……乃梨子ちゃん、8以上が出れば成功だよ。
乃梨子/私の【知覚】は5なので、2D6で3以上が出れば!(ころころ)出目が1と2だけど、8ピッタリで成功です! これで1足りないで爆死したら笑い転げるとこだった(笑)
GM/乃梨子ちゃんの作った道を駆け出した成海くん、しかし落ち着いて行こうと指示を飛ばした丞一郎くん……。乃梨子ちゃんは【知覚】で成功して、そして?
乃梨子/こっちです! 先回りしていきましょう!
GM/乃梨子ちゃんが言った先には、奴がいた。あいつは……伝説の木の幹部分、中庭にいる!
成海/木が学校を突っ切っている!?(笑) 学校が木の周りに造られたのか、木が学校をブチ抜いたのか!
GM/今年のお題を「生きた伝説」なんてものにした人のせいです。
乃梨子/こんなお題にした人を責めろと言わんばかりだ(一同笑)
GM/乃梨子ちゃんは例の異端を発見します。今まさに書を記そうとしている奴から、【体力】か【意志】判定の難易度10に成功することで執筆権を奪うことがします。
乃梨子/【意志】で振ります。(ころころ)やった成功、キャッチ!
GM/それでは乃梨子ちゃんは、1行目と2行目以外をお好きな内容にしてください。
乃梨子/……どこを書き換えたらいいと思う?
丞一郎/乃梨子ちゃんの好きなところを書き換えたらいいよ。
乃梨子/え、えーと、それじゃあ……。なんか恥ずかしい、けど……こうします!

 この世界は『ハッピーエンドになるようにできてるの』である。

成海/おおーっ、約束されたハッピーエンドになった!
GM/異端ソウルディレクターは「しまった!」と焦ります。そして慌てて呪文詠唱に失敗したからか……爆発が起きません。時計を見ると17時1分に突入しました。
成海/17時の壁を越えたぞ! これで何とか救われた……。あとは異端が「みんな一緒に死ぬのもハッピーエンドだよね!」とか言い出さなければ。
乃梨子/異端との間にハッピーエンドの解釈違いが起きる可能性がある(笑)
GM/異端は「ええい、忌々しい! ここまで完璧に仕組んでいたのに!」と怒りながら、君達に襲い掛かってきます。AF判定に成功して爆弾から逃れたことにより、異端自らが手を下そうとします。クライマックス戦闘を始めます!

【戦闘マップ】
 エンゲージ1:成海、乃梨子、丞一郎
 (↑10メートル離れている↓)
 エンゲージ2:異端、モブA、モブB

【行動値】
 成海:13
 乃梨子:11
 異端:11
 丞一郎:10
 モブA&B:6


GM/ここで特別ルールをご説明します。メジャーアクションで、異端ソウルディレクターに至近距離で「書を奪う」という対抗判定をすれば、書き換える作業ができます。無難に倒すも良し、改変を行なうも良しですよ。

 第1ラウンドセットアッププロセス開始。
 乃梨子は≪空間知識≫を、異端は≪魂砕≫を、モブは≪闇の血統≫を使用した。

GM/まずは一番始めに【行動値】最速の成海くんのターン、どうぞ。
成海/マイナーで異端がいるエンゲージまで移動します。メジャーアクションで≪乱舞≫+≪巨大武器≫の3体を範囲攻撃、頭数を減らします!(ころころ)命中14です。
GM/(ころころ)3体とも全員回避できませんでした。
成海/ダメージロール直前に≪インドラ≫+≪失われた日々≫を使用! 全員叩けるうちに叩いちゃおう! 一体何回俺の告白の機会を失わせれば気が済むのかー!?
丞一郎/失われっぱなしだよね、9回は無かったことにされたし(笑) 成海くんに令呪をあげるよ、ダメージ+20点!
成海/どんだけ決意を込めてメールをしたと思っているのかコノヤロウ! うわーん乃梨子さん付き合ってくださーい!(ころころ)物理ダメージ64点+バステ麻痺攻撃です!
GM/岡田と三宅が「どうだ!?」とキラキラした目で乃梨子ちゃんを見ています(笑) ……次は、乃梨子ちゃんのターンです。
乃梨子/マイナーアクションで、異端がいるエンゲージまで移動します。私はメジャーアクションで書を奪う!
GM/【体力】か【意志】判定で難易度10に成功してください。
乃梨子/(ころころ)令呪ください、達成値20にして成功させます。……死にたくはないので書き換えをします!

 5月9日16時55分。何者かが『学校の人間達を不幸にするために』爆弾を設置した。
 爆弾が17時に爆発すると、
『思わせて不発弾だった。世界は無事』
 その結果、PC1とPC2は
『お友達から始める』

丞一郎/おおーっ!
乃梨子/ここで私は『イベントキー:OK』を使います。(ころころ)【MP】を10点消費!
成海/おおおー!?
GM/……乃梨子ちゃん、「OK」してくれましたね? 異端は「しまった!」という顔をします。そして、『イベントキー:OKの裏の真実』を差し上げます!

 『イベントキー:OKの裏の真実』
 異端ソウルディレクターは、思春期の少年少女の苦悩・わだかまり・負の感情を自身の魔力として吸収し、『編成の禁書』を発動させている。
 魔力のもとになっている負の感情を解消されると、異端ソウルディレクターは『編成の禁書』を編集できなくなる。
 例えば、鬱憤を抱えた生徒が救われたり、恋の成就でハッピーエンドすれば……。

GM/異端ソウルディレクターが弱体化します。そして……岡田と三宅が「やったああああ!」とスローモーションで成海くんに抱きつきにいきます。
成海/告白成功パターンだ!?(笑)
GM/流れる音楽、笑い合う精霊達、笑顔で2人の愛を称える学生達……。
丞一郎/何故か全校生徒達に見られてる!?(笑))
GM/岡田と三宅が乃梨子ちゃんに「ねえ、彼の、どこが良かった?」とインタビューします。
乃梨子/オートタイミングで≪籠脱け≫を使用して10メートル離脱します。
成海/下がったー!? なんでー!?(笑)
乃梨子/敵の近くにいるのも嫌だし恥ずかしいからですよ!(笑)
GM/そこでV6からのエールが送られます。「これからね、2人でね、頑張っていきなよっ!」 V6が乃梨子ちゃんの【MP】を3D6点回復します。(ころころ)6と6と3なので、15点回復してください。
丞一郎/優しい!?(笑) さすがアイドルだな!
乃梨子/フル回復ありがとう、V6!(笑)

 異端は、またわだかまりが発生すれば再び力をつけることができる。
 そのためにも3人を傷つけようと、≪魂を纏う腕≫で攻撃。命中してしまった乃梨子は、霊力ダメージを受けてしまうが……。


GM/(ころころ)本来であればダメージは28点。なんですが、乃梨子ちゃんが「イベントキー:OK」を使った状態なので、14点の霊力ダメージになります。
丞一郎/ダメージが半減された! 強い!
乃梨子/それなら……≪気迫の盾≫で【MP】を2点削って≪大地の勅命≫を使用。実質【MP】4点だけでダメージ14点カッキンです。
GM/おー、面白い運用法だな! 乃梨子ちゃんには異端がとても弱体化していることが判りました。次は、丞一郎くんのターンだよ。
丞一郎/ここでオレが「無理心中しよ!」って≪押し寄せる闇≫で攻撃したら?
成海/ブッ飛ばすぞ!?(笑)
丞一郎/うそうそ、マイナーアクションでエンゲージに入っちゃうよ。書を奪う!(ころころ)令呪ください、【体力】で達成値27にします!
成海/実は恋仇だったそうだが、乃梨子さんとは結婚を前提にお付き合いを考えているからな! やらんぞ!(笑)
丞一郎/そうそう、それなんだけどさ……。だからオレは、こうします。

 PC3はPC1の【恋仇】であり、PC3はPC2の『腹違いの兄』である。

丞一郎/妹は! やらねぇぞー!
乃梨子/突然の兄!? マジかー!?(笑)
成海/お、お義兄さん!?(笑) お義兄さんだったんですか!? 俺は妹さんと真剣交際を……!
丞一郎/貴様に兄と言われる筋合いは無い! オレの愛しい妹に何をするんじゃああー!?
GM/(異端になって)「ええい、私のことを忘れるな!」
成海/うるせぇ!
乃梨子/……ああ、世界がラブコメ時空に支配された……(笑)

 第2ラウンドセットアップに移行。乃梨子は≪空間知識≫を、異端は≪魂砕≫を使用した。

成海/俺も本を奪う! 【体力】で判定します!(ころころ)おっと出目が1と2、達成値8で失敗だ。
丞一郎/≪逆転運命≫を使用、振り直して! 何としても運命を書き換えろ!
成海/(ころころ)お、今度はクリティカル! 俺に運命を変える力をー!(笑)
乃梨子/それは強い(笑) クリティカルだし何を書いてもいいですよね……って最後の1行をどうするんですか?

 PC3はPC1の『友好的な理解者』であり、PC3はPC2の『腹違いの兄』である。

丞一郎/……仕方ないなー、友好的にまずは親睦を深めようじゃないか!
成海/やったー、お兄さんと友好的になれたぞ!
乃梨子/汚い! さすが汚い!(一同爆笑)

 乃梨子はメインプロセスで≪興奮剤≫を使用。令呪を消費して、味方全員の【MP】を23点回復する。
 異端は≪魂を纏う腕≫で成海と乃梨子を攻撃。成海は回避成功、乃梨子は失敗するが、兄となった丞一郎の≪叱咤激励≫によって避けることができた。


乃梨子/お、お兄さん、ありがとう?(笑)
丞一郎/呼び方は「にーにー」でいいよ!(一同笑) さあ、後はひたすら殴るだけ。オレはマイナーアクションで≪霊薬≫を使用してダメージアップ、≪押し寄せる闇≫で攻撃します!(ころころ)よし、命中対象は敵のみ。命中値は12!
GM/(ころころ)回避失敗です。
丞一郎/ダメージロールに≪ミネルヴァ≫を使用します。(ころころ)ダメージに5点追加。
乃梨子/ダメージロールに令呪を使用、そしてその≪ミネルヴァ≫にも令呪を使用! ≪ミネルヴァ≫のコストを2倍にして≪大地の勅命≫を使用し、さらに効果に+10します!
丞一郎/つまり……(ころころ)霊力ダメージ、77点です! ウズマキから現れたコールタールの粘性な黒い波で押し流す!
成海/そのウズマキは何処に繋がってるの?(笑)
GM/異端は丞一郎くんによる黒い波に「ぐわー!」と攫われる。そうして蒼い光になり、昇華されました。戦闘終了です! ……さて、世界はこのように固定されましたとさ。

▼君達はこのように世界を治めた。
 5月9日16時55分。何者かが
『学校の人間達を不幸にするために』爆弾を設置した。
 爆弾が17時に爆発すると、
『思わせて不発弾だった。世界は無事』
 その結果、PC1とPC2は
『お友達から始める』
 PC3はPC1の
『友好的な理解者』であり、PC3はPC2の『腹違いの兄』である。
 この世界は
『ハッピーエンドになるようにできているの』である。

成海/イエーイ、幸せだぜー!(笑)


 ●エンディングフェイズ

GM/爆弾は異端が昇華されたことにより完全消滅しました。まず確認しておくことといえば、乃梨子ちゃん……君は今日、初めて兄に出会いました。
乃梨子/は、初めまして?(笑) 父から聞いたことがあるような、ないような……。
GM/次第に丞一郎くんの失った記憶が蘇ってきます。……どうやら大切な妹を救うために[世界遣い]である君は、記憶が飛ぶかもしれないという無茶を承知でウズマキの中に飛び込み、彼女が危機になるであろう16時55分の世界に降り立ったようです。そんな心優しい兄だったのです!
丞一郎/シイタケ入りのチンジャオロースはオレの得意料理! 妹に調理してプレゼントしに行こうと思っていたんです!
乃梨子/そ、そういえば昔……まだ母と離婚する前に、父がチンジャオロースを作っていた気がする。あのときのキノコの味が好きだったから、私はキノコの道へ……!?
GM/伏線回収されました。
乃梨子/うそぉ、伏線回収されちゃった!(一同爆笑)
GM/あれ? 狙って話していた設定なんじゃないの?
丞一郎/まったく狙ってませんよ!(笑)
乃梨子/そんなん狙えるかい!?(笑)
成海/お義兄さん、ありがとうございますっ! 笑顔で握手を求めます! 友好的に!
丞一郎/オレは『友好的な理解者』だからな! そういう世界だからな、友好的にしなくちゃないけないな!(笑)
GM/でも、この物語は……『お友達から始める』のだよ。
乃梨子/そう、まだお友達から始めるのですっ!(笑)
成海/じゃあ……改めて! 服に付いた埃を払います。……えっと、乃梨子さん!
乃梨子/はい……。
成海/……入学式のときから好きでした! お友達から……付き合ってください!
乃梨子/め……めっちゃ怖かったけど、そういうことじゃなかったのかってようやく気付きます(一同笑) わ、私も口下手なので、お友達から、よろしくお願いします!
GM/2匹のV6がパァッと顔を明るくさせる。「エンダアアアア!」「イヤアアアア!」 V6が2人の門出を祝福しようと、スローモーションで駆け寄っていき――。


 アナザーワールドSRS
   〜 ラブシックス・ヤー!! 〜  END




GM/以上で「夢の中でGMしていたセッションを現実でやってみた」を終わりになります。お疲れ様でした。
丞一郎/なんて夢だ!(笑)
成海/凄い夢を見たな、GM!(笑) ていうか、1シーン目のAF判定でファンブルを出したの……凄かったな。
乃梨子/あれはまさかの神の出目でしたね、振り直し特技を持っているのに自分には使えないからファンブルでしかないのが面白すぎる!(笑)
丞一郎/そしてシイタケは伏線だった。
乃梨子/まさかそんなところで回収されるとは思わなかった(笑)
GM/突発的なシナリオでも無事終わることができてGMはホッとしてます。『編成の禁書』の内容ですが、GMは上から順々に不幸になるように固定化していきます。でもPC達が判定に勝利すればいくらでもどんでん返しを書き加えることができます。そこはプレイヤー3人の語彙力を信用していました(笑)
成海/書き換えのシステムが面白かった! ファンブルには笑ったけど、1行目を敵側に固定されることでPC側としては良い危機感を抱けたよ。
GM/良い塩梅になりましたね、ファンブルだけはGMも予想できなかったです。あと「5分でループするシナリオ」はいつかやってみたかったネタでした。すぐ世界が崩壊するのって面白くないですか。
丞一郎/面白かった! すぐ爆発した!(笑)
乃梨子/このシナリオ、周回プレイできそうですね。遊ぶ人によって内容が変わりそう。今回のセッションは凄くテンポが良くて楽しかったです!
成海/お腹痛いぐらい笑ったよ、全てをブチ壊すドリフの爆発が強すぎたね!(笑)




END