アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 傍らに立つ囀り 』 5ページ ■
2014年12月23日




【戦闘マップ】
 エンゲージ1:小夜、智純
 (↑5メートル離れている↓)
 エンゲージ2:みすず、狛、ゆたか
 (↑10メートル離れている↓)
 エンゲージ3:柳葉、モブA
 エンゲージ4:モブB

【行動値】
 柳葉:17
 狛:16
 ゆたか:15
 小夜:14
 智純:14
 みすず:12
 モブA&B:11


小夜/【行動値】速いな、ギバニャン!?
ゆたか/セットアッププロセスで≪ペネトレイトアイ≫を使いたいけど、【MP】が無い。……幸運が無かったということで諦めます(笑)
GM/セットアップで智純は≪アポピス≫を使用。対抗判定をさせて、負けると放心になる特技です。目の前の小夜さんに使うよ。(ころころ)小夜さんは【反射】判定難易度9をどうぞ。
小夜/ちょっと待ってよー!(ころころ)9ピッタリ! 受動側優先で勝った。怖かった……放心して見惚れてる場合じゃないんです!
みすず/見惚れてたんだ(笑) みすずはセットアップで≪トート≫+≪アポロン≫を使用。回避ダイスを3D6からの選択式にします。これをみすず、コマちゃん、兄ちゃんがいるエンゲージに≪アメノウズメ2≫で範囲に使います。
GM/おお、[アーティスト]の範囲援護だ!
みすず/みんなの頭の上に「ksk」というコメントがつきます! あたしの仕事はこれで終わりだー!(笑)
GM/モブ2体という操られた一般人は、自分の身体も気にせず無我夢中に襲いかかってきます。2体とも≪処刑時刻≫を使用。ラウンド間【防御点】が0になるけどダメージ+4D6です。
狛/恐ろしい!
GM/では、セットアッププロセスが終わったので最速のギバニャンが……。
狛/ギバニャンキャンセルします! イニシアチブプロセスに≪鳥躍≫を使用、狛が先に行動します。マイナーアクションでギバニャンのいるエンゲージに移動!
小夜/狛さんの方が速かった!
狛/メジャーアクションで≪ヘル≫を使用します。狛の攻撃は≪ゾーンバースト≫で勝手に範囲になるので、エンゲージにいる全員を攻撃!
ゆたか/うわー、近寄りがてー(笑)
狛/近寄ったら死ぬよ! ≪ソウルデバイス≫を3つ使いますね。(ころころ)命中18です。
GM/(ころころ)回避失敗、当たります。
ゆたか/狛のダメージロール直前に≪インドラ≫を使用! ダメージプラス13してくれ! いけ狛、10万ボルトだ!
みすず/コマチュウ!?(一同笑)
小夜/コマさんマスター・ゆたか!?(笑)
狛/はーいセンパイ!(ころころ)ダメージが、物理46点です!
GM/麻痺したら移動できないんだよねー。……移動できないとしたら、攻撃されたギバニャンは狛さんに攻撃するよね。
狛/ですよねー。
GM/ギバニャンは狛さんに向って、≪強化術式≫+≪ヘル≫+≪デスブリンガー≫で攻撃!(ころころ)命中19です。ひゃくれつ肉球パンチだにゃ!
ゆたか/≪強化術式≫……[領域遣い]だ。
GM/PCの2人が設定してくれたクラスを聞いてから微調整して入れさせていただきました。[イレギュラー]中心で組んでいるけど、あとはPC達がつける設定に委ねようと思ってたので(笑)
ゆたか/あ、≪ヘル≫持ちってことは当たったら麻痺じゃねーか。お揃いだな(笑)
狛/同じ[イレギュラー]をかんでたら同じような戦い方になるよね!(笑・ころころ)おお、3D6を振って2個選んで……回避19でピッタリ避けます!
GM/みすずちゃんの支援が生きたね。
ゆたか/次は俺のターンだな。マイナーで≪興奮剤≫を使用。(ころころ)おお、≪インドラ≫分の【MP】が戻ってきました。リポDぐびぐび。
小夜/一本いっときましたー(笑)
ゆたか/メジャーで≪グロウカリバー≫でモブを攻撃します。≪ソウルデバイス≫はドドンと5D分使います。(ころころ)命中17です。
GM/(ころころ)麻痺なので回避も下がってるんだよね。回避11だから当たるよ。
ゆたか/(ころころ)24点の霊力ダメージです!
GM/……モブA、倒れます! でかいダメージを二連続で受けたらね! 的確に狛さんとゆたかさんに出ている触手だけを撃ち込まれた一般人達は、無力化して気絶しました。
狛/わーい、センパイカッコイイー!
ゆたか/後は狛に暴れてもらうだけだぞ!(笑) 倒れた一般人達を治しておこう。
GM/次は小夜さんのターンだね。
小夜/……小夜は、目の前にいる智純さんを殴らなきゃいけない?
みすず/旦那を殴ってください、旦那を!(笑)
GM/そうだよ、精神分析(物理)をお願いします!
小夜/マイナーアクションで≪守護者の盾≫を使用して、シーン間【物理防御点】をプラス5されます。メジャーアクションで≪イノセントヒット≫。自分のイヤリングに音叉をぶつけて攻撃します。(ころころ)命中17です。
GM/(ころころ)回避16で当たります。
小夜/(ころころ)10点のダメージです!
GM/反撃という形で、智純が小夜さんに攻撃します。≪メリクリウス≫+≪タイマスト≫+≪ツールマスタリー≫! ≪タイマスト≫の効果は……うーん、1体倒されちゃったからなぁ。

 ≪タイマスト≫
 周囲の者達から力を受け取り武器に込める[アーティスト]の主特技。
 味方キャラクターの【MP】を5点消費するごとに、自身のダメージ+1D6。例えば、2体のキャラクターが【MP】を5点ずつ消費で+2D6することができる。


GM/モブから搾り取ろうとしたけど、1体倒されちゃったのでダメージ減だな。
ゆたか/モブ、倒しておいて良かったー!(笑)
みすず/……これ、AF判定失敗してたらもっと恐ろしいことになってたんですよね? ドーピングコンソメスープ怖い!(笑)
GM/智純が命中判定します。(ころころ)命中19でしたよ。
小夜/(ころころ)回避15、避けられませんでした。
GM/ダメージロール直前に、ギバニャンが≪インドラ≫を使用します。
狛/あっ。……ギバニャン、使うよね! [イレギュラー]だもんね!?(笑)
みすず/い、一発で落ちるかも……みすずの≪念動障壁≫はレベル1なんですよ! ヤバイかもー!
GM/ダメージロールするね。(ころころ)霊力ダメージ59点。すまんな、敵キャラクターの最大火力攻撃なんだ。
小夜/……32点のオーバーキルになります! 33点弾かないと死にます!
みすず/……1D6で33点は無理です!
狛/れ、令呪は? ……いや、令呪でも1D6+20点は無理か。
ゆたか/誰か、戦闘不能回復特技は?
狛/誰も取っていないんですよね……。
GM/≪念動障壁≫以外のダメージ軽減特技の重ねがけは?
小夜/誰も持ってないです……。
みすず/マジかー! ……令呪で強制退場ってできませんか!?
GM/できるよ。

 『令呪:強制退場』
 既にシーンに登場しているサーヴァントを、強制的に退場させることができる。
 サーヴァントがダメージを受ける前に戦闘から退場させることができる。この効果を使用するとき、他の特技などによる「戦闘から離脱できない」という効果を無視する。


GM/ここは隔離された空間でもない。今まで君達が自らの足で駆け上がってきた建物だ。なので【幸運】判定に成功すれば1ラウンド後、失敗すれば2ラウンド目に参戦……というのはどうでしょう?
小夜/倒れるよりはいいと思います!
みすず/小夜センセイ、ごめんなさい! 流星群の弾幕で小夜センセイを戦闘から押し出します!
ゆたか/もしくは、プレミアム会員じゃないから枠から押し出された画面になっただな(笑)
小夜/ああっと、私プレミアム会員じゃなかったんだー!?(笑)
GM/小夜さん、シーン退場です。難しい難易度の【幸運】判定、難易度12に挑戦してください。
小夜/(ころころ)出た、成功です!
GM/凄い! 小夜さんは、3ラウンド目セットアッププロセスに登場できます。智純は……小夜さんがこの場から消えたことを死んだと勘違いし、ひどく嘆き悲しむ悲鳴を上げます。
みすず/と、智純センセイ……。
GM/でもその顔は歪んで笑っています。「彼女を殺したくない」が反転して「彼女を殺したい」になっていたので、恐怖したものと直面して気持ち良さそうに泣いています。
ゆたか/……複雑な気持ちだ。
GM/次に彼にとっての恐怖はなんだろうな。……知り合いを狙うことかな? となると、智純はみすずちゃんを命中指定します。
みすず/や、ヤバイ!?
ゆたか/ちょ、ちょちょちょちょっとヤバイ!(笑)
みすず/待って待って待って! みすずはマイナーアクションで≪興奮剤≫を使用します!(ころころ)あっ、【MP】が1点しか回復しない!?
ゆたか/テンパっちゃったな、飲むときガバガバ零しちゃったんだろ(笑) ……危ない目に遭ったらどうするか、兄ちゃん教えたろ?
みすず/逃げる! メジャーアクションで全力移動します! 特技の射程が大丈夫なぐらい、20メートル逃げるんだよぉー!(笑)
狛/逃げるのは大事だしね(笑)
GM/では、残ったモブBは……エンゲージに1人残されているゆたかさんを狙いにマイナーアクションで移動します。≪処刑時刻≫の入った≪凶々しき武器≫の攻撃!(ころころ)命中19です。
ゆたか/回避!(ころころ)あ、1・1・2だ……。
みすず/兄ちゃん、≪悔改めよ≫!
ゆたか/悔改めます!(ころころ)回避18……。
みすず/兄ちゃん、≪叱咤激励≫!
GM/……逃げ去って行くみすずちゃんが、兄ちゃんを≪悔改めよ≫+≪叱咤激励≫で支援している(笑)
ゆたか/お前、背中に目が付いてるのかな?(笑)

 全員行動済になり、クリンナッププロセスで移行。第2ラウンドセットアップ開始。
 智純が≪アポピス≫をみすずに使用し、みすずは抵抗失敗。『バッドステータス:放心』になってしまった。
 同じく、モブBは≪処刑時刻≫を使用し、ダメージアップをはかる。


GM/ギバニャンは≪強化術式≫+≪ヘル≫+≪デスブリンガー≫で狛さんを攻撃だ! ≪ソウルデバイス≫は5つ使用します。(ころころ)命中クリティカル!
狛/3D6振って回避頑張ります!(ころころ)6が出なかったので当たりますね……。
GM/自分のダメージロール直前に≪インドラ≫を使用します。(ころころ)狛さんに、物理ダメージ52点!
狛/……8点のオーバーキルです。でも9点ダメージを弾ければ生きていけます!
みすず/あたし、1D6+1点しか弾けないんですよ!?
ゆたか/そこで令呪だね。令呪をパーン!
みすず/ていっ!(ころころ)よし、最大値だ! ダメージを27点弾いてください!
狛/ありがとう、残り【HP】19点で生きてるよ! バステ:麻痺になっても攻撃には問題無い! なのでマイナーアクションで≪守護者の盾≫を使用して、【物理防御点】がプラス5します。
小夜/せやなー!
狛/メジャーアクションで≪軍神の知恵≫+≪機能維持≫を使用。≪浸蝕≫を使用して【HP】から代償を減らします! ≪ソウルデバイス≫は3つ使用して攻撃!(ころころ)命中22です!
GM/たっか!(ころころ)回避失敗でした。
ゆたか/狛に≪インドラ≫を使用! ダメージプラス13してくれ! さらに令呪も使うぞ!
狛/(ころころ)それなら……物理ダメージ74点です!
GM/強い! ……まだギバニャンは辛うじて生きてるけど、凄く痛いダメージです!

 ゆたかは≪興奮剤≫で自分の【MP】を回復し、≪清浄の使者≫で狛を回復した。
 智純はマイナーアクションで移動し、みすずを攻撃。≪タイマスト≫+≪ツールマスタリー≫を命中。ゆたかの≪逆転運命≫を使って二度回避判定を振ったが、当たってしまった。


GM/智純の攻撃に、最後の≪インドラ≫を乗せてダメージロールを振ります。(ころころ)みすずちゃんに霊力ダメージ35点だ。
みすず/4点のオーバーキルだから……5点弾ければ生きられる。1D6点で5以上が出れば生きる!
小夜/可能性はある! いこう!
みすず/(ころころ)……1。
ゆたか/……それは令呪しかないな。≪念動障壁≫に令呪を使います!
みすず/22点ダメージ軽減されたので、現在【HP】18点です!

 生き残ったみすずは、マイナーアクションで自分を≪興奮剤≫で【MP】回復。
 メジャーアクションで≪ミューズ≫+≪アメノウズメ≫を使用し、狛を単体回復した。


狛/ありがとう、みすずちゃん!
みすず/次はねぇからなぁ!? 悪いなッ!
ゆたか/なんでお前、ヤンキーっぽいんだよ(笑)
GM/さて、残ったモブBはゆたかさんを攻撃するよ。
ゆたか/判るー。(ころころ)あ、回避クリティカルだ!
GM/お、避けられちゃった。大ダメージだったところを凄い! ……これで第2ラウンドはおしまいだね? それでは、第3ラウンドセットアップになったので、小夜さんはシーンに登場してください。
小夜/はい、戻ってきました!

【戦闘マップ】
 エンゲージ1:小夜
 (↑25メートル離れている↓)
 エンゲージ2:智純
 エンゲージ3:みすず
 エンゲージ4:ゆたか、モブB
 (↑10メートル離れている↓)
 エンゲージ5:狛、柳葉


狛/セットアッププロセスで狛は≪仮面の暴君≫を使用します。≪ゾーンバースト≫を削除して、≪獣化≫を新たにゲットします!
ゆたか/範囲攻撃を消した! 偉い! ……そして元のコマさんになってしまうかもしれない(一同笑)
GM/狛さんが犬になるのか。モブは、相も変わらず≪処刑時刻≫を使用してダメージアップします。
ゆたか/ウォッチ! 今何時!?
狛/処刑時刻〜♪(笑)
GM/ギバニャンは、目の前の狛さんを攻撃だ。……武器を持ち変えて、≪大地の一撃≫で攻撃します。何故なら、込めるものがないから。
狛/あ、切れたのか!(笑)
ゆたか/俺はまだ≪ソウルデバイス≫が9個もあるけど、軍門に下る気はない!?(笑)
GM/君らを攻撃してもいいならいいよ(笑) ≪強化術式≫+≪ヘル≫+≪大地の一撃≫で狛さんを攻撃。(ころころ)命中17です。
狛/よっしゃ頑張ろう!(ころころ)おっ、回避17ピッタリです!
GM/おお、避ける盾は良いものです。次は狛さんのターンどうぞ。
狛/≪獣化≫+≪ヘル≫でギバニャンを命中判定だ! ≪ソウルデバイス≫は3つ使用します。(ころころ)命中20です!
GM/(ころころ)回避15で当たります。
ゆたか/届け、≪インドラ≫! これで3回使い切りました!
狛/(ころころ)それだと……59点の物理ダメージですね!
GM/……その狛さんの一撃を受けて、ギバニャンは倒れます。ギバニャンが倒れたことにより、支配下だったモブBも戦闘不能になります。
みすず/や、やったー!
狛/ゆたかセンパイを攻撃するモブも倒れてくれた、良かったー!
ゆたか/本当に良かった! ……冷静な顔で≪興奮剤≫を飲みます(笑) そしてメジャーアクションで智純を威嚇射撃! 当たってしまったら事故だよ!(ころころ)……1・1。ファンブル。
GM/い、威嚇射撃だからね?(笑)
小夜/次は小夜のターンなんですが……先に智純さんに行動してほしいので、小夜は待機します!
GM/それだと智純のターンになったね。みすずちゃんを≪メリクリウス≫+≪アテナ≫+≪ツールマスタリー≫で攻撃するよ!(ころころ)命中16だ。
みすず/回避ー!(ころころ)14かぁ……当たります。
ゆたか/……まだ≪逆転運命≫使ってないから振り直せるよ! 俺のファンブルの悔しさを晴らしてくれ!(笑)
みすず/パジェロ! パジェロ!(ころころ)よし、3D6振って6が2つある! クリティカルしました!
ゆたか/イェーイ!(笑)
みすず/兄ちゃんカッコイイよー!(笑)
GM/この兄妹は、振り直しからのクリティカルを呼び込むね!(笑) みすずちゃんは11D6点のダメージを回避したよ。
みすず/それ食らったら確実に死んでましたよ!?(笑) ……マイナーで≪興奮剤≫飲もうっと。
GM/それ、親の教えかな?(笑)
ゆたか/お母さんに「朝はお茶飲んでから出かけなさい」って言われてるんでね!(笑)

 みすずは、メジャーアクションで智純から34メートル移動した。
 シーンに登場し直した小夜は、マイナーで≪守護者の盾≫を再度使用。メジャーで全力移動し、智純さんの同エンゲージに入った。
 そうして第4ラウンドセットアップに移行。小夜は≪黄金の身体≫を使用し、【防御点】をアップさせた。


狛/マイナーで智純さんと同じエンゲージに入って、メジャーで≪ヘル≫を使用。≪ソウルデバイス≫は3つ使用して命中判定します!(ころころ)20で命中だ。
GM/(ころころ)智純は回避15で当たります。
ゆたか/ラスト令呪を使うぞ! ダメージにプラス20!
狛/ダメージロールいきます!(ころころ)50点……だったから、令呪を追加して70点のダメージです!
GM/……まだ智純は生きてます。
ゆたか/佐久間家の教訓、≪興奮剤≫は冷静に飲む(笑) そして≪グロウカリバー≫で威嚇射撃をします。(ころころ)ファンブル。
GM/……い、威嚇射撃ですね(笑)
狛/なんでぇ!?(笑) ゆ、ゆたかさんは人を傷つけること自体が怖いんですね!?
ゆたか/……撃つ気が無いんだね、こいつ(笑) 小夜さん、頑張ってください!
小夜/はいっ。智純さんを……≪撃滅≫+≪軍神の知恵≫+≪イノセントヒット≫で攻撃します! 音叉でガッツン!(ころころ)悪い出目ですね、命中13……。
みすず/小夜センセイ、≪悔改めよ≫!
小夜/(ころころ)おお、良い出目です! 命中20になりました!
GM/(ころころ)それだと回避失敗、当たります。
みすず/最後ですもんね、令呪どうぞ! センセイ頑張ってーという弾幕を飛ばす!
小夜/的確に音叉を刺す!(ころころ)ダメージは……物理44点です!
GM/……智純は、オーバー12点で倒れます。戦闘終了です。お疲れ様!
ゆたか/お、終わった……。
みすず/い、生きてて良かったー! 死ぬかと思ったー!
狛/死ぬかと思ったシーン、いくつもあったよ!(笑)
GM/小夜さんが智純のトドメを刺す……というより、意識を奪います。「死なないでくれ……」と言いながら襲い掛かってきた智純は、君の攻撃で倒れます。
小夜/それは、私の台詞です……。
GM/倒れた瞬間、智純の頭から1匹の虫が姿を現しました。虫はヨロヨロと、力を失くした宿主から離れて逃げようとしますが……。
小夜/……地面に音叉を叩きつけます。
GM/「カナカナカナ……カナ……」 微かなさえずり。叩きつけられた音により、蒼い光がパァッと舞う。智純の中にいたベラーターは昇華されます。
小夜/……昇華された……。
GM/ギバニャンも倒れてますが、頭から虫が出てくることはありません。
狛/な、なんでだよ……!?
GM/ギバニャンの頭にいた虫は、智純の虫と同じように逃げようと外に出ます。が、出られないのかジタバタしてます。逃げられないならしょうがない、宿主が回復してから逃げるしかないと判断した虫は、またギバニャンの頭に戻っていきます。
ゆたか/……これ、虫だけ都合良く倒すことはできませんよね?
GM/できないです。ギバニャンごと殺しますか?
ゆたか/したくないです。……教会へピピッと連絡を掛けながら、ガシャンとギバニャンに手錠を掛けます。あとは、高坂さんに任せよう。
狛/……はいっ。
GM/連絡を受けた高坂は、現場復旧委員会を連れてやって来ます。智純とギバニャンは連行されていきます。……操られていた一般人達は、復旧委員会が記憶を操作をしてくれました。セミナーはとある事故のため中止という形でね。
ゆたか/いやぁ、非常扉があんな事故になるなんてねー。痛ましい事故です。とても人間の技とは思えないですね!(笑)
小夜/も、申し訳無い気持ちでいっぱいに!(笑)
GM/……それでは、エンディングフェイズにいきましょうか。


 ●エンディングフェイズ 〜別れ〜

GM/PC3とPC4のエンディングシーンから始めましょう。ゆたかさんと狛さんは報告書をまとめます。今回の事件についてを提出していただくまでがいつもの仕事です。
ゆたか/はい。……はぁー、これが一番気が重いんだよなぁ(笑)
狛/センパイ、調査書の書き方ってこれであってますか?
ゆたか/3番目のフォルダの中に全部テンプレートを入れておいただろ!
狛/あっ、こ、これですね、はい! カチカチッ!(笑)
GM/君達は2人で報告書を作成します。……ギバニャンこと槙原は、警察に介入し情報を抜いていました。今まで数件の変な自殺事件でベラーターの死骸が発見できなかったのは、ギバニャンがもみ消してたからでしょう。
狛/そっか……。
GM/また、スタジオにあったテープを破壊したのもギバニャンです。実は君達が合流している最中に、こっそり壊していました。……ギバニャンと智純は共犯者でしたが、ベラーターの手足にされてやや本能に則って生きるようになっていたアッパー状態の智純の犯行を「ヤベェ、消さなきゃ!」と思って壊したそうです。自身のコネクションを駆使して建物を借りたり、恐怖症の……操りやすい人間を贄の材料として得るために暗躍していたようです。
ゆたか/ベラーターの手足としてな。……悲しいもんだなぁ。
GM/槙原は教会のエージェントとしてベラーターを研究したものの、能力に魅了されただけでなく、異端ベラーターと同化してしまった。そうして一度止めた筈の、ベラーターの本能……『欺く神の召喚』をしようとしていた。以上が今回の内容です。
ゆたか/なんだかなぁ……。
狛/なんというか……難しい事件でしたね!
ゆたか/お前、それ言っておけば済むと思ってるだろ?(笑)
GM/警察署に来た高坂が報告書を受け取りにきます。(高坂になって)「ありがとうございます、大変な事件でしたね」
ゆたか/すぐに発見できなかったのはこちらの不始末でもあります。
GM/「いえ、セミナーという名目で集められていた被害者をすぐに発見し救出できたのは、ゆたかさん達のおかげです。迅速な対応感謝します。さすが特命課です。しかもいつも通り完璧な報告書でありがたいですよ」
ゆたか/そう言っていただけると税金で生きている身ですがホッとします。貴方、本当に人を褒めるのがお得意ですね(一同笑)
GM/「いえいえ(笑) ところで、確保していただいた神無と槙原なんですが……」 ゆたかさんと狛さんは【幸運】判定難易度12をどうぞ。1人でも成功したらOKよ。
ゆたか/(ころころ)12で成功。
狛/(ころころ)15で成功ッス。
GM/お、2人とも成功か。「神無の治療は良好です。そして、槙原は長期の心霊治療によって、体からベラーターを引っぺがす手術に成功したそうです。五体満足ではないそうですが、幸い命に別状はないそうですよ」 【幸運】判定に失敗したら、ギバニャンは死んでました。
狛/おお、良かった……!
GM/「ですが、既に多くの被害者を出しています。たとえベラーターに魅了されていたといっても極刑は免れません。……偽りとはいえ、貴方達のかつての同僚だった人物です。この後のご報告は必ずお二人に伝えに参ります」
狛/判りました。お願いします。
GM/「……何か、彼に言っておきたいことがありますか?」
ゆたか/んー……。なんかそういう、刑事ドラマみたいなのは俺達には向いてないですから。「出所できたら話に来い」と言っておいてください。
狛/別に俺達は憎くはないです。でも、罪は罪としてきちんと償ってきてください、とだけ……伝えてください。
GM/「はい。それでは失礼します」 教会の高坂は去っていき、特命課の小さな事務所には『相棒』である君達2人が取り残されます。
ゆたか/……じゃあ、俺達は見回り行くか。
狛/はーい。ジージャンをバサーッと着ながら署を出ていきます!
GM/今頃、画面の下にはスタッフロールが流れていることでしょう……(笑)

GM/さて、PC1とPC2のエンディングシーンです。……場所は病室。杏ちゃんの容態は芳しくない。覚悟をするときがやってきました。
みすず/うん……。
GM/杏ちゃんのご両親が集まり、親戚であるみすずちゃんやゆたかさんも来ています。知り合いである小夜さんや狛さんも来てくれているかな。
小夜/はい……。
狛/お見舞いに来てます。
GM/お医者さんも深刻そうな顔。ご両親が付きっきりで看病していましたが、大変仲良くしていただいていた小夜さん達が呼ばれます。……最期の挨拶をしてあげてほしいだそうです。
ゆたか/俺達は……待ち合い室に居ますね。
GM/では、杏、小夜、みすずの3人だけの病室ですね。……細く痩せた体の杏は、ベッドの上でカタカタと震えています。今もなお、恐怖に苦しんでいるようです。
みすず/……いつも通り接します。手を握って、いつも見ていた動画を見せます。
GM/「みすずちゃん……みすずちゃん……」 ずっと震えています。
みすず/今日は冬至で一番寒い日だったから、明日からはだんだん暖かくなるんじゃないかな? 震えている手をぎゅっと握りしめながら言います。
小夜/…………。
みすず/ねえ、小夜センセイ。この動画、前に練習したやつじゃん。良い機会だからセンセイのヴァイオリンを聞かせてあげて!
小夜/良いですよ。ヴァイオリンを初披露します。
みすず/みすずはその曲に合わせて『歌ってみた』します! 杏ちゃんのための初披露です!
GM/……とても心のこもった、美しい音色を彼女に聞かせてあげる。そうするとカタカタしていた手が、止りまする。喋ることもできないぐらい弱っている彼女の震えは、少しだけ止まってくれたようです。「……小夜先生。智純先生は……」
小夜/……彼は、生きてますよ。
GM/「……病気、治らなくってごめんなさいって伝えてください」 それ以後、声が出せなくなっていきます。
みすず/……強く手を握りしめながら、ボロボロ泣きながら必死に唄います!
小夜/……私も杏ちゃんのこと、凄く大好きですよ……。
GM/2人とも【意志】判定をどうぞ。
小夜/はい?(ころころ)出目が1・2。達成値6です。
みすず/(ころころ)クリティカル一歩手前! 15です。
GM/みすずちゃんの足元に、コロンコロンと小瓶が転がっています。
みすず/ん? 拾います。
GM/液体の入った小瓶です。どこからともなく声が聞こえてきます。「……その水を彼女に飲ませてあげれば、彼女の体は強くなる。彼女の反射神経は機敏になり、彼女の意志は強固のものになる」 どこからか、とある少女の姿が聞こえてきます。
みすず/……少女……?
GM/その少女は、君達3人しかいなかった病室にごく自然に溶け込んでいる。……天使のような囀りが聞こえてくる。彼女の名は、魔鏡のカケラ。
みすず/ま、魔鏡様だー!?

 魔鏡のカケラ
 誰も居ない空間から現れる、謎の少女。14歳ほどの少女だが、その正体は異端を生み出す『欺く神』の体の一部。
 迷える者の元に楽しそうな話題を提供し、導いてくれる。優しく欲望を囁き、人々を『異端堕ち』させて世界を『負の感情』で満たそうとしている妖艶な魔女。


GM/魔鏡のカケラは、君達に優しくアドバイスをするかのように話し掛けてきます。難易度12以上のPCは怪しむことが可能です……が、彼女は構わず君達にアドバイスをします。「……その液体を飲ませてあげれば、信濃 杏の命は助かる。【体力基本値】をプラス20したり、【幸運基本値】をプラス20することでね」
小夜/……なるほど。
GM/「今ここで尽きてしまう理不尽な若い運命を、断ち切ることができるわ。もし彼女がここで生き延びることができたなら、貴方達にとって楽しい幸せな時間が過ごせるでしょう?」
みすず/…………。
小夜/……小夜は、その小瓶を見て見ぬふりをします。自分のことを楽しそうでも泣きながら殴ってきた智純さんを見ているので、あんな風になってほしくはないです。
みすず/……あたしも、やだって言います! ……杏ちゃんは今まで精一杯楽しんで生きてきたんだから、それをまた別の方法で紛い物で復活させるとか……ない……。
GM/……飲ませる気はないと?
小夜/その瓶の中身を彼女に飲ませるつもりは、ないです。
GM/「……そう。残念。彼女はここで死ぬわ」 床に落ちていた小瓶は、床に吸い込まれていくかのように消えていく。そのまま少女の声も遠く遠くに消えていきます。「また一つ、運命を外した異端が生めると思ったのに……」
みすず/……うう、うまいこと一つも言い返せなかった……。
GM/杏ちゃんの口を開きます。「……小夜先生、みすずちゃん」
小夜/はい。
GM/「……いっぱい慰めてくれてありがとう。一緒に居てくれてありがとう……二人の音楽や歌を聞いていられたから……何にもできなくても幸せになれたよ……いっぱいいっぱい聞かせてくれて、ありがとね」 君達の芸術に感謝して、杏は必死に動かせない唇を動かす。
みすず/……一生懸命、強く手を握ります! まだいっぱい生きるんでしょ!? そんな……幸せになれたよなんて言わないでよ!
GM/医者が察し、ご両親を呼び始めます。……信濃 杏は、17歳の生涯を閉じます。
みすず/う、ううううう。……兄ちゃん……! えーんと泣きます!
ゆたか/……お前らは、生きているうちにしてやれることがいっぱいあって良いな。俺らなんてやること後手後手だし、死んでからしかやってやれることなんてないから、俺の代わりにいっぱい居てくれてありがとな。
みすず/バカッ、兄ちゃん! こんなとこまでカッコイイこと言わないでよ、ぴーぴー!
小夜/コラ、さえずるんじゃありません(笑) ……泣いているみすずちゃんを、ぎゅっと抱きしめます。
GM/……最後に、マスターシーンという名の、杏のシーンをしたいと思います。

 ご両親に見守られている杏は、彼女達に生かしてもらったあたたかい笑顔を浮かべている。
 先ほどの恐怖心はどこに行ったのか。とても穏やかに気持ちで逝けそうだった。

「信濃 杏」

 杏は、最期の力を振りしぼって声がした窓際を見る。
 そこには、金髪碧眼ツインテールゴシックロリータ服の女の子が立っていた。

「貴方が身を削ってくれたおかげで、彼女らはこの惨劇を止めて前に進んでくれた。貴方のおかげで彼女達は未来へ進むことができたわ」

 小さな彼女……龍の聖剣は、杏に感謝し頭を下げる。

「私、[世界遣い]でも病気で動けないから何もできなかったし……こういうところでぐらい役に立たないと、悔しかったから」
「こんな[イレギュラー]なケースのループは私も初めてよ。……貴方が身を削ったから、彼女達は何も代償を払っていない。何も欠けずに、世界の滅亡しない未来を生きることができる。……でも、貴方という大切なものを欠いてしまうのは悲しいことね」
「でも、私は病気で死ぬのは変えられないんだもん。なら……小夜先生やみすずちゃん、異端に取り込まれそうだった智純先生を、殺したくなかった。何も失わずに歩んでいってほしかった。……最後に無理して凄く気持ち良かった」

 彼女は龍の聖剣に向けて笑った。
 その笑みのまま、両親達に笑顔で別れを告げて……生涯を閉じる。

「…………ありがとう、信濃 杏」
「ありがとう。私の命が尽きるまでずっとループを繰り返してくれて。長い繰り返しのループの中で、先生達の演奏が何度も聴けたことだけで、満足だから。……じゃあね」



 アナザーワールドSRS・リプレイ
  〜 傍らに立つ囀り 〜





END

GM/以上でセッションおしまいになります。『4版』のシナリオということで、[アーティスト]と[イレギュラー]、そして魔鏡のカケラというNPCを使ったセッション、お疲れ様でしたー。
一同/お疲れ様ですー!
みすず/ロリ……ここで、そういう……。
ゆたか/ループの有効活用というか……死ぬから代償を自分で払うとか、そういう……。
GM/最後、語りが長くてすみませんでした。「寄生虫が脳を侵食していって、脳味噌の中で虫の声が聞こえる」、それが『天使の囀り』というお話でした。シナリオ名の『傍らに立つ囀り』は、ベラーターだけじゃなく、ギバニャンとロリの意味でもあります。
小夜/ああ、ロリはずっと居たんですね!
狛/それに……ギバニャンも、ずっと居た!(笑)
GM/あとは、NPC1の最期を[アーティスト]の力を使って看取ってくれると信じての『傍らに立つ』というタイトルでもありました。
小夜/あの、もし小瓶の中身を飲ませていたら……どうなったんですか?
GM/杏ちゃんのクラスが[異端者]になって生還できました。ですが、おそらくその後の人生は【正気度】減少と戦い、『異端堕ち』と戦う苦痛に満ちたものになっていたでしょう。
みすず/あ、やっぱり……。
GM/でもそれは間違いではありません。PC達が「それでも生きてほしい」と思ってくれたなら、その選択は尊重されるべきです。彼女を支えていこうというPCがいれば、【正気度】が減ったとしても杏は君達の隣で生きようとしてくれるでしょう。
みすず/うう、難しい選択でしたね……。
GM/ちなみに原作『天使の囀り』と、元にしたパロディ動画でも「寄生虫の薬を与えるか?」の選択シーンが登場します。どちらもとても良いシーンなので比較して見てみてください。
狛/……自分は、今回の選択で良かったな。杏ちゃんは命を削って生きることを選択して、満足して逝けたんだから。それを止めたら彼女の選択を踏みにじることになると思う。
みすず/ううううう! でもさぁ! もっと良い選択がしたかったよぉ……!
狛/これは良い選択とか、正解や間違いなんて無いんじゃないかな……。
ゆたか/……ああ、ギバニャン……ギバニャン……。
GM/ま、まだ言ってる!(一同笑)
狛/……ギバニャンは[領域遣い]だから作る飯がうまかったんだろうなぁ。ギバニャンのカツ丼が食いてぇなぁ!
小夜/ギバニャンがカツ丼を作ってくれるんですか?(笑)
みすず/GIBA’Sキッチン! 最後はオリーブオイル!
小夜/カツ丼にオリーブオイルをかけるの!?(一同笑)
狛/センパイ! 特命課に新しい人が増えるといいですね!
ゆたか/まずは六角 精児を入れよう!(一同爆笑)




END