アナザーワールドSRS・リプレイ
■ 『 傍らに立つ囀り 』 2ページ ■
2014年11月16日




 ●オープニングフェイズ3/合流 〜恐怖の放送〜

GM/全員ラジオを聞くシーンになったので、共通のオープニングシーンをしていきましょう。4人はラジオから「海原 道山のお料理クッキング!」という番組タイトルコールを聞きます。
小夜/……海原 道山? お、『美味しんぼ』ですか?(笑)
ゆたか/「お料理クッキング」って、タイトル被ってるじゃねーか!(笑)
GM/「本日のゲストは『ホンマでしょうか』で大人気出演中の、あの精神科医・神無 智純さんですー!」「どうもどうも、いつもお世話になっておりますー」 タレントとして智純の声が聞こえてきます。
狛/あ、小夜のカレシだ。
小夜/カレシだって知ってるんだ?
狛/前に紹介されたとかにしておこう(笑) ……なんで精神科医がお料理番組に?
GM/美人医師とか塾講師とか作家兼お笑い芸人のタレントとか、色んなのいるからいいでしょ?(笑) 美食タレントの海原 道山と精神科医の神無 智純は、軽快にトークを進めていきます。

 「神無さん、お料理はなさるんですか?」
 「ええ、料理は好きですよ! 最近は調理器具や材料に凝るようになりましたね」


小夜/へえ、そうなんだ……。

 「今日は海原先生のために私が選りすぐりの材料を用意してきましたので、披露したいと思います」
 「ほうほう、それは楽しみですね!」
 「実はもう作っております!」


狛/もう作ってあるのかよ!?(笑)
ゆたか/いやね、ラジオで料理番組ってところがね、もう面白いね(笑)
GM/しかしこの番組、なかなか人気です。美食タレントの海原が日本語豊かに「美味しい!」という表現をいくつも綴っていくのが面白いとのこと。電波を通して大勢の人達に「神無さんの料理は凄い!」と流していきます。
みすず/おーっ。チュルッという音とか、些細な音が美味しそうに聞こえてきたりするのかな……?(笑)
GM/そうそう。「う、うまい! スタジオ内に立ちこめるあつあつのお肉が素晴らしい! ピリッと鼻を刺激するスパイスが12月の体を温めてくれる! はふはふ!」とかね。
狛/……ラジオで料理番組ってどうなのって思いましたけど、聞いているとお腹空いてきましたね(笑)
ゆたか/うん。俺も肉を食いたくなってきた……(笑)

 「はふはふ! うまい! 野菜も溶けきって出汁が出ています。肉は固めですがこの絶妙な歯ごたえ、真っ赤で食欲をそそるトローリスープ! これは一体何の料理ですか?」
 「ああ、それ、マネージャーの今川さんですよ」


小夜/やめて。
みすず/い、今川さん!?

 「マネージャーの今川さんですか! 美味しいなぁ! ではこちらのお肉は?」
 「それはADの竹田くんですね」
 「竹田くんでしたか! はっはっは、こんなに美味しい材料が身近にあったなんて知らなかったなぁ!」


GM/番組は、自然に続いています。
小夜/え……えええ?
みすず/と、智純センセイって、こういうこと言う人だったっけ……?
ゆたか/……タチの悪いシャレを言う人だな。
狛/最近の日本のラジオにしては、なかなか突っ込んだ内容ですね……。

 「では海原さん、このスープに隠し味を入れちゃいましょうか!」
 ――ザシュッ! 何かを刺したような音が聞こえる。
 「わあっ! 何をするんですか、神無さんー!」
 「イキの良い海原さんの臓物をそのままスープに入れちゃいます!」
 ――ザシュザシュッ! ゴポ、ゴポゴポッ!


GM/海原さんは愉快にトークを続ける。でも吐血して喋れないのか日本語になっていない。「いただきます! ああ! せっかく私の臓物を入れたのに私のお腹に穴が空いているから出てしまう! 駄目ですねぇ!」
狛/す、凄いことになってる……!?
GM/ラジオを聞いた全員、【正気度】判定をお願いします。難易度は10で低めですが、失敗したら「恐ろしいことが起きている」ということに恐怖して、放心してしまうかもしれません。
一同/(ころころ)成功です!
ゆたか/全員成功だ。……チャンネルを動かしてみます。
GM/他の番組は普通です。この番組が異常です。
みすず/つ、ツイッターのタイムラインを検索していいですか……?
GM/(タイムラインになって)「なにこれ音が凄いリアル」「きもちわるい」「ドッキリ? やりすぎだろ」「やばくね?」
ゆたか/「ちょww海原食われたんだけどwwww」(一同笑)
GM/みすずちゃんはツイッターの反応の一つに「ラジオ局にパトカーが集まってきてる。何かあったの?」というツイートを発見する。それと、ゆたかさん達が乗っているパトカーにも無線が入る。「ラジオ局の番組スタジオが占領され、スタッフが中に入れないまま番組が流されていると通報があった。近くにいるなら対応を頼む!」
ゆたか/了解しました。……狛、ラジオ局まで行ってくれ!
狛/イエッサー! ギュインとラジオ局まで車を走らせます!
ゆたか/安全運転で頼むぞ!(笑)
GM/ギバニャンもラジオを聞きながら「これはヤバイ、なんてことを」と焦り顔です。ゆたかさん達のパトカーがラジオ局に向かう最中も、放送は続きます。遠くでスタジオのドアを叩くようなドンドンという音。「おい、扉を開けろ! 放送をやめろ!」という微かな怒声。それでも続く智純の声……。

 「聞こえているでしょうか、リスナーの皆さん!
 そうです、『自分が食われる』という恐怖を海原さんは克服しました!
 そうなんです、恐怖は克服できる! 恐怖は駆逐できるんだ!
 人々は恐怖に立ち向かうことができる! 俺はその手段を手に入れた!
 今から『死ぬ』という恐怖を俺自身が克服できたことを皆さんにお見せしましょう! さあ、今から俺は……首が回転しますよッ!」

 ――バキ、ボキ、ボキボキボキボキィ……!


GM/首が捩じ切らたような音が、ラジオから聞こえてくる。
小夜/…………。
狛/……せ、センパイ……これ、異端系の事件……っすか?
ゆたか/……まだそうと決まった訳じゃない。イタズラかもしれないだろ。そう言いながらも、覚悟をしている顔。
狛/センパイに構わずラジオ局に突っ込んで行きます。
ゆたか/構えよッ!?(一同爆笑)
GM/えーと。ラジオ局に到着したところ、大勢が動かせなかったスタジオのドアを狛さんが蹴散らしたことにしましょう(笑)
狛/警棒を持ちながら蹴ります! ドォーン!
GM/見事なトンファーキックだ。(名も無きモブになって)「ああっ、みんながタックルしても全然開かなかったスタジオのドアが一発で!?」(笑)
ゆたか/下がって! 一般人を近付けないように言います!
GM/スタジオのドアを開けた瞬間、むあっという血の匂いがする。わざとラジオスタジオ中を真っ赤に染めたんじゃないかってぐらい、臓物をブチ撒けた赤いスタジオだ。……首が取れた一人の男性が倒れている。
狛/……あ……。
GM/テレビで見ていた彼が、小夜の恋人だと紹介されていた彼が……二つに分かれていた。口から食べてはお腹から出しを繰り返していたタレントの海原も事切れており、マネージャーやADなど番組を流していたスタッフも全員死んでいる。
ゆたか/……生きてる人間は?
GM/いません。
狛/み、みんな死んでる。……「なんじゃこりゃあ!?」って言いたい!
ゆたか/言ってくれ。
狛/なんじゃこりゃああああぁ!?(一同爆笑)
ゆたか/……ふう、狛の悲鳴のおかげで冷静になれた(笑) でも、加害者がいないって……どうすりゃいいんだ?
狛/加害者がいない? 誰かに強要された訳じゃない? まさか……一連の自殺事件と同じ?
ゆたか/…………。とりあえず封鎖しろ。調べるぞ!
GM/ではそろそろPC1&PC2組と、PC3&PC4組の合流をしましょうか。
小夜/……病室でイヤホンをつけてラジオを聞いていましたが、飛び出していきます! すみません、杏ちゃん! 急用が出来ました!
GM/ダッシュで病室を出る小夜さん。杏ちゃんは「急用なら仕方ないな」と小夜先生にバイバイと言って、ノートパソコンで動画サイトを見始めます。
みすず/今から防災訓練が始まるの!
GM/「え?」
みすず/今から防災訓練が始まるからパソコン閉じて待機しなきゃダメだよ! ……そう言ってノートパソコンの電源を消します! スマホの電源も落とします!
GM/「え、そうなの?」
みすず/看護師さんを呼びます!
GM/なら、君とも知り合いである看護師の栄子さんがやって来ます。
みすず/……栄子さん、さっきラジオでヤバイ事件が流れててさ、杏ちゃんを安全なところに匿ってほしいの! 今日の杏ちゃんは過敏になっていて……。
GM/看護師は杏ちゃんの様態を知っています。凄惨なニュースは彼女のタナトフォビアを刺激するものだから、みすずちゃんが「なるべくニュースを聞かせるな」と言いたいことを察します。
みすず/よろしくね。あたし、こういう風に嘘を吐いたから繕っておいてね! 小夜センセイの後を追いかけます!
GM/自然な流れで『杏に智純の死を聞かせないようにした』ね。うまいなぁ。
ゆたか/う、うまいなぁ……!
GM/看護師もお医者さんももちろん了解し、協力してくれます。(看護師になって)「そんなに急いでみすずちゃん、今日はこれからデートかしら?」
みすず/どちらかというとデッドかな!
ゆたか/うまいなぁ!?(笑)
狛/オブ・ザ・デッドってキレッキレだなぁ!(笑)
GM/みすずちゃんは、飛び出して行った小夜さんが今すぐ車を走らせそうなところに追いつきます。
みすず/小夜センセイ、支援系のあたしを置いて行くとは何事かーっ!?(笑)
小夜/す、すみません先走りました!(笑) みすずちゃん、きちんとシートベルトを着けて! 椅子に背中をくっ付けておいてくださいね、飛ばしますよ! 全速力でラジオ局に向かいます!
狛/……小夜、俺と同じような運転だろうな(笑)
ゆたか/やだなぁ、この世代……(笑)
GM/小夜さんの車でビューンと全速力でラジオ局に向かう途中……みすずちゃんのスマホに、高坂から電話が入ります。
みすず/なんでこんなときに悠長に電話してくるの高坂さん!?(笑)
GM/ラジオを聞いてなかったんだよ(笑) 高坂はここで小夜さんとみすずちゃんに「特命課と一緒に異端ベラーターの事件を追ってくれ」と依頼してきます。
みすず/うん判ったよ高坂さーん! あと≪物品調達≫を使いたいんだけど高坂さん≪興奮剤≫をドロップボックスにZipで送っておいてぇー!
GM/Zipでかよ(笑) オープニングフェイズだから【幸運】判定難易度8に成功したら≪物品調達≫を使っていいよ。
みすず/(ころころ)はーい、成功しましたー! 2シーン後に≪興奮剤≫ゲットします!

【AF判定リスト】
※1ラウンド1人1回まで行動可能。メジャーアクションでAF判定を行なう。
※マイナーアクションで供給が可能。
※クリンナッププロセスで契約が可能。

『AF判定:探索「事故現場」』
  ・使用能力値:【体力】【知覚】
  ・難易度:15
  ・ラウンド制限:なし

※「謎の自殺事件が起きた現場を調べる」演出に成功すること。成功した場合、ある物を発見する。

『AF判定:調査「ケニアの村での事件」』
  ・使用能力値:【理知】【幸運】
  ・難易度:50
  ・ラウンド制限:なし

※「11月にケニアで起きた災害について調べる」演出に成功すること。成功した場合、ケニアで起きた真実が判明する。

『AF判定:調査「神無 智純」』
  ・使用能力値:【意志】【幸運】
  ・難易度:20
  ・ラウンド制限:なし

※「神無 智純について調べる」演出に成功すること。成功した場合、神無 智純が関わっていたものが発覚する。

『AF判定:調査「異端『ベラーター』」』
  ・使用能力値:【理知】
  ・難易度:30
  ・ラウンド制限:なし

※「文献をあさって異端について調べる」演出に成功すること。成功した場合、ベラーターについての情報を入手する。

『AF判定:調査「団体」』
  ・使用能力値:【理知】【幸運】
  ・難易度:30
  ・ラウンド制限:なし

※『イベントキー:団体』を所持していなければこのAF判定は行なえない。

※「団体について調べる」演出に成功すること。成功した場合、団体の詳細情報を入手する。


狛/『AF判定:調査「団体」』は『イベントキー:団体』が無いと判定できないんですね。どこで出てくるイベントキーなんだろう?
ゆたか/事件について調べるか、異端について調べるか……。うーん、NPC1を調べると出てくる可能性もあるな。
みすず/みすず達はテレビ局に到着して入口で「入っちゃダメー!」って取り押さえられてますね。すみませーん! あたし達は関係者でーす! 入れてくださーい!(笑)
ゆたか/その声に気付きます。……狛、アレを回収してこい。
狛/判りましたー。……えーと、彼女らは関係者なので入れてやってくださーい(笑)
小夜/狛さん、ありがとうございます。そして、お久しぶりです。
狛/お久しぶり。……小夜、こういう言い方もアレだけど、ご察しください。
小夜/……ラジオの時点でショックを受けているので、もう大丈夫。
狛/小夜さん達をゆたかさんが休憩している場所まで連れて行きます。
ゆたか/……お前らか。
みすず/兄ちゃん、2日ぶり!
ゆたか/あのな。俺はお前が寝ているときに帰って、お前が寝ている時間に出勤したの。
みすず/それ働きすぎでノイローゼになっちゃうよ、不健康になっちゃうよー!(笑) ……さっきラジオを聞いてたんだけど……あれって本物? ドッキリじゃないの?
ゆたか/…………。小夜さん、気を確かにお持ちください。これから見てもらうのは相当ショッキングなものです。これから教会の一員として協力を仰ぐことになりますが、ご無理は申しません。
小夜/……大丈夫です。スタジオを見せていただけますか。……本人かの確認は必要だと思います。
ゆたか/せめて遺体の目を閉じさせておきます。遺族の方として小夜さんをスタジオに入れます。
GM/教会のコネクションにより、小夜さんとみすずちゃんは現場に入ることができます。ここにいる一般人の警察官も、彼女らには事情があり招かれているんだと納得してくれます。
ゆたか/……覚悟をして見てくれ。
小夜/もう覚悟はできてる……筈です……。
GM/真っ赤なスタジオの中で、頭と胴体が外れたものが横たわっています。
小夜/……間違いなく智純さんなんですよね。
みすず/せ、センセイ……? ううっ、無理しなくていいんですよ……。
小夜/……涙を流しますが、ゴシゴシと目を擦ります。泣き言は言いません。
みすず/うううう、小夜センセイ強いぃ……!
GM/オープニングフェイズですが特別にPC1、【幸運】判定難易度18をどうぞ。この判定は「この場にPC1がいたから」であり、後々AF判定に成功すればちゃんと手に入る情報だと言っておきます。
小夜/難易度18、高いですね。でもここで成功しておけば、行動指針が決まってラクになるかも……?(ころころ)達成値13です。
ゆたか/あと5足りないか? それなら≪君に幸あれ≫を使う!
みすず/あたしからも、≪叱咤激励≫を使います!
小夜/それだと……達成値は19です! 18以上になったので成功! ありがとうございます!
GM/難易度18なのに成功したか。……小夜さんは見たくないと思いつつも首が捩じ切れた智純の顔を見る。
小夜/これは、間違いなく……。
GM/急激に違和感を抱く。【理知】判定をしてください。
小夜/え?(ころころ)あ、出目が1・2!?
みすず/小夜センセイ、≪悔改めよ≫! 何か判る良いチャンスです!
小夜/みすずちゃんに助けられてる。頑張れ!(ころころ)うう、さっきと同じ出目……。
ゆたか/≪逆転運命≫で振り直して! ……振り直しばかりの良い兄妹だな、俺達(笑)
小夜/ま、また振り直します! いきます!(ころころ)あ、クリティカルだ!
みすず/クリティカルだ!? すごーい!(笑)
GM/ゆたかさんとみすずちゃんの支援が飛びまくった結果のクリティカルって良いね! 小夜さんはこれが、[イレギュラー]の≪マジックコスメ≫で変装された死体であることが判ります。

 ≪マジックコスメ≫
 上手に化粧ができることを表わす[イレギュラー]の副特技。
 まるで魔法を使って変身したように変装する、または変装させることができる特技。判定が必要な場合は【理知】を用いる。


ゆたか/ええっ!? ≪マジックコスメ≫……俺も持ってるやつだ!?
GM/……今回のシナリオはね、出来るだけ[アーティスト]と[イレギュラー]の特技を使用したネタをしていくつもりだよ(笑) 小夜さんは、「この死体は智純ではない」と確信しました。
小夜/えええ!? ……智純さんじゃない……あ、安心した……! だ、誰かの死体には変わりないけど!
狛/誰かの死体であることには変わりないけど、智純さんに変装させた死体ってことだから……!
みすず/……本物の智純センセイ、どこに居るの? 2週間前から全然会ってないんだよね?
小夜/そうです。連絡はありましたが、2週間姿は見てません。
GM/調べたいことが決まってきたかな? ミドルフェイズを始めていきましょうか。
小夜/……智純さんは死んでないって思ったら、なんだか落ち着きました。これからミドルフェイズで調べて行くモチベーションが全然変わって良かったです! 智純さん、今何をしているんだ……?

 このタイミングで『契約』をすることが可能なため、相談をするプレイヤー達。
 相談の結果、小夜とみすず、みすずとゆたか、ゆたかと狛で契約することになった。


狛/センパイ、契約契約っ!
ゆたか/はいはい、お手!(笑) ゆたかがマスター、狛がサーヴァントの関係になります。
小夜/私達はみすずちゃんをマスターに、私がサーヴァントになります。みすずちゃんと握手をします。
みすず/えへへー、握手ー! それと兄ちゃん、みすずのマスターになってー!
ゆたか/……嫌だなぁ。死にに行けって妹に言うのかよ。
みすず/死にませんもん! 僕は死にましぇーん!
ゆたか/はぁ、約束な。……妹の検死なんてしたくないよ。
みすず/でもあたし、エージェントだから! そういうの覚悟でなっているから!
ゆたか/俺はエージェントじゃないから! ……もうっ、だから教会は嫌なんだよ!
狛/そういうのもあって、ゆたかさんは[イレギュラー]なんでしょうね(笑)


 ●ミドルフェイズ1/狛 〜血まみれの中〜

狛/この現場に残って、現場の調査をします!
ゆたか/頼んだぞ。現場は壊すんじゃないぞ!(笑)
狛/せ、センパイが現場を壊すなと言っている。どうしよう!?(笑)
GM/現場なうの狛さん、AF判定いきましょう。……ちなみに狛さん達が小夜さん達を迎えに行って相談している最中に、ギバニャンが現場に入って「ある程度のこと」をしていたのを知っておいてね。
ゆたか/おお、ギバニャンがいち早く仕事をしておいてくれたんだな(笑)

『AF判定:探索「事故現場」』
  ・使用能力値:【体力】【知覚】
  ・難易度:15
  ・ラウンド制限:なし

※「謎の自殺事件が起きた現場を調べる」演出に成功すること。


狛/まず……≪ソウルデバイス≫を、異端に反応する銃弾にします。ポケットから取り出して、それに反応があるかないかを見ることによって、この辺にいる異端の気配を察知します。
GM/狛さんは銃使いって言ってたもんね。
狛/出来るだけ冷静になろう。普段何も考えず突っ走っている自分を抑えようと……≪デュプリケイト≫のもう一人の自分を抑えましょう。
ゆたか/ほう。
狛/≪デュプリケイト≫のもう一人の自分は≪仮面の暴君≫でもあります。自分のことを客観的に考え、「凶悪な面を持つ人格はどうするだろうか?」など、暴力的な人間についての考察を始めます。
みすず/頑張れー!
狛/異端に対抗できる唯一の武器、≪デスブリンガー≫を手でなぞって充分に警戒しながら探索を続けます。
GM/プロフェッショナルな動きだなー。特技を4つ使ったので、難易度が8減少します。
狛/【体力】で判定します。(ころころ)そこそこスリリングな出目が出た、けど成功です!
ゆたか/俺の見てないところで狛が仕事をしている。嬉しいなぁ! やればできる子なんだ!(笑)
GM/見事成功したので、判定の結果をお話しましょう。……君は、他の捜査官が見つけられなかったベラーターという異端の虫が落ちていたことを見逃さなかった。
狛/げっ。
GM/直径10センチぐらいの虫が、昇華寸前のところ倒れているのを発見しました。駅の女子トイレで捕獲されたものよりも小さいけど、それでも10センチって大きいよね。
狛/ど、どうしよう?
GM/ギバニャンがやって来ます。「何か発見しましたか?」
狛/ギバニャン、これどうしよう!?
GM/「これは……」 ギバニャンは「ヤベェな、落ちてたのか」という顔をします。【意志】判定難易度10をお願いします。
狛/(ころころ)失敗です!
GM/では……何事もなく、ギバニャンは狛さんの前で≪自然の檻≫を使って捕獲、上手に保存してくれるよ。
狛/ギバニャンって便利だなぁ! ありがとう、ギバニャン!(笑)
ゆたか/[領域遣い]って便利だなぁ。食べ残しのおにぎりとかあったらギバニャンに保存してもらおう(笑)
GM/それは【MP】消費しないで冷蔵庫に入れときなよ(笑) 昇華寸前のところを透明パックに入れて保存しますが、虫は今にも消えそうで死にかけです。
狛/死にかけ? そうだ、駅の女子トイレでも死にかけだったな。……なんでみんな死にかけなんだ、ギバニャン?
GM/さあ? ……セミファイナルを終えたような死にかけの虫を発見した狛さんは、ラジオ局のスタッフから死んだ人達の話を聞くことができます。
ゆたか/事情聴取できたんですね。
GM/スタジオで死んだ人達の、収録前の様子を教えてくれます。彼らは終始ニヤニヤニマニマして、凄くテンションが高くて明るかったらしいです。今思えば気味が悪いぐらいアッパー状態だったって。
小夜/アッパー状態……?
GM/タレントの海原さんも、神無さんもマネージャーもADも、朝からビールでも飲んで仕事してたんじゃないかってぐらい元気だったと話してくれます。
狛/朝からテンションいっぱいか……気持ち悪いなぁ。
GM/そしてギバニャンいわく、スタジオにあった物は滅茶苦茶に壊されていたそうです。ですがスタッフの人が一つだけ修復可能なビデオテープを発見でしてくれました。狛さんは『イベントキー:壊れたテープ』を手に入れてください。
狛/壊れたテープ?
GM/このテープは『能力を使ってのみ修理することが可能なもの』です。能力を使わない場合、素の判定で修理できますが、何シーンか経った後でなければ中身を見ることができません。PCの誰かが「壊れたものを修復する」「物品を製作する」「偽造する」といった特技を持ってますか?
ゆたか/……俺が≪リストーン≫を持っている!

 ≪リストーン≫
 破れたり、壊れたりしたものを元の姿に戻す[イレギュラー]の副特技。
 破損した道具や、解除されてしまった仕掛けなどを元に戻す。対象の一部が失われていても修繕が可能。


GM/なら、狛さんはゆたかさんに『イベントキー:壊れたテープ』を同じシーン内でオートアクションを消費し渡すことで、彼にマイナーアクションで『修理イベント』を発生させることができます。
ゆたか/じゃあ、次のラウンドまでお預けか……。
狛/……あの。これから行なわれるゆたかさんのシーンに、狛の≪インビジブルマン≫を使って登場してから渡すことは可能ですか?

 ≪インビジブルマン≫
 神出鬼没であることを表わす[イレギュラー]の副特技。
 自身がシーンに登場していないときに使用。そのシーンに登場していたことにする。


GM/おお、さっそく[イレギュラー]の特技が使う機会だ! 使ってくれてOKです。
狛/次のシーンでゆたかさんにテープを渡しに行きます! スタッフに壊れたテープを預かりますって言っておきますね。
ゆたか/うわぁ、俺の仕事が増えたぞー(笑)


 ●ミドルフェイズ2/ゆたか 〜挑戦状?〜

GM/狛さんが≪インビジブルマン≫を使ってシーンに登場すると言ってくれたし、せっかくだから次はゆたかさんのシーンにしよう。
狛/マイナーアクションで修理イベントを発生させるためには、メジャーアクションのAF判定より前に渡さないといけませんよね?
GM/そうだね。先に狛さんに登場していただきましょう。
ゆたか/……事件については警察署で調べられるけど、異端については教会で調べなきゃだよな。なので教会に向かいます。すみませーん、警察なんですけど……。
GM/教会の詰め所みたいな所で、テレビを観ながらグータラお菓子を食べてた金髪ミニスカシスターの男の娘と、魔法生物がいます。
ゆたか/…………(凄く嫌そうな顔)

 ルカ&フォイ
 教会所属のミニスカシスター服の女装男子と、単眼の魔法生物。教会の名物エージェントコンビ。
 ちなみに、
ルカはゆたかと中の人が同じである。

GM/(ルカになって)「あー、警察かー。ハイハイ話は聞いてるからテキトーに入っちゃってー」「さっさと入れフォーイ」 投げやりに君を書庫に入れてくれます。
ゆたか/仕事やる気無いならさっさと帰れ!(笑)
GM/本物のルカちゃん、反応どうぞ。
ゆたか/(本物のルカになって)「ハンッ! さっさと帰って書庫に鍵掛けちゃってもいいのぉー!? アイザックさんが奥で寝てるし保護者同伴ですからいいんですよぉーだ!」 (すぐにゆたかに戻って)これだから教会は嫌なんだッ!(一同爆笑)
GM/君は無事、教会の書庫に来ることができました。ありがとう、すずか。
ゆたか/こういうフリは疲れます!(笑) ……という訳で教会で文献をあさっている。
狛/(超大声で)センパーイッ!
ゆたか/うわ、来た(笑)
狛/センパイ! 聞いてください! 壊れたテープです!
ゆたか/お前なに壊したの!?
狛/オレが壊したんじゃないです! 元から壊れてたんです! 今回のはオレじゃないです、冤罪です!(笑)
みすず/……「今回のは」?(笑)
ゆたか/ホントだな!? ホントにお前が壊したんじゃないんだな、信じるぞ!(笑)
狛/ちゃんとギバニャンがオレはやってないって証明してくれます!(笑)
GM/あ、ギバニャンはこの場に居ません。「彼にはここに居る権利が無い」ので登場できないものとします。入ったり資料を見せてもらうためには、教会で正式な手続きをしなければなりません。
ゆたか/あー、そっか。PCじゃないから教会に入れないもんな。……じゃあ修理するぞ。取ってて良かった≪リストーン≫!
GM/滅茶苦茶に壊されていた物が、無事再生可能レベルにまで戻ってきます。
ゆたか/修理は得意なんだー! 代償を払って、なんとかガチャガチャ修理しました。
狛/おー、センパイ凄い! これでテープの中身が観られますね! ビデオ機器はありますか?
GM/教会にAV機器が用意されています。ではビデオを再生すると……カメラを設置している男性が映し出されます。男達はスタジオ内でビールでも飲んだかのように楽しそうに、臓物で遊んでます。
ゆたか/……うっ……。
GM/スタジオを真っ赤にしていく彼ら。みんなあのスタジオで死んでいたメンバーですね。……一人の男性が、撮っているこのカメラに向かって話し始めます。コメンテーターとしてテレビにも出演していた神無 智純です。
狛/うん……?
GM/「この映像を見ているということは、誰かが異能を使って俺を追跡をしているということだよね?」 まるでカメラの先の自分達に話しかけるように彼は話す。
みすず/ひぃっ!?
ゆたか/……話し掛けられて、ぎょっとします。
GM/「俺はこれから恐怖をこの世界に振り撒く。もっともっと多くの恐怖をこの国に、この街に振り撒いて……完成された儀式の舞台を作るんだ。多くの人に恐怖を知ってもらいたい。だから公共の電波を使わせてもらうよ」
ゆたか/……。なんだ、これ……?
GM/「何故こんなメッセージを残すかって? そりゃあ、『怖くない』からだ。堂々と悪事を働いて逃げるのは、捕まるのが怖いからだろ? 恐怖を克服した俺は何も怖くない! だから堂々と! この行為を残しておく!」
小夜/……何言ってるんですか……。
狛/そうだよ、何言ってるんすかこの人……。だって、記録を残しておくのは俺達にとってありがたいですけど、『じゃあなんでテープをわざわざ壊したんです』?
GM/…………。
狛/……ん?
GM/……君達は、ビデオカメラの前でスタジオを赤く染めるアッパーな一同を見ます。カメラの中央で声高らかに演説をしているのは神無 智純だ。ビデオを見ている人は【理知】判定難易度10をどうぞ。「スタジオにあった死体が智純ではない」と判った状態なら、プラス3のボーナス付きで判定してみて。
ゆたか/(ころころ)12です。
GM/成功したゆたかさんは、「カメラの前の神無 智純は、本物の神無 智純である」と思います。映像の中で話している神無 智純の足元に、既に死体になっている神無 智純……として化粧された物体が置いてある。
狛/え、本物? ……じゃあこの本物はどこに行ったんだよ!?
ゆたか/……この足元にあるのが、俺達がスタジオで見た死体か。既に死体を用意してたんだな。
狛/……そうだ、あとセンパイ! スタジオに虫が落ちていました。異端の仕業で間違いないです。
ゆたか/……そうか。
狛/ここから先はセンパイの専門です。
ゆたか/……ありがとう。絶対捕まえるぞ。
狛/ハイ、もちろんです!
GM/おお、刑事ドラマっぽい……(笑) では判定を始めていきましょう!

『AF判定:調査「異端『ベラーター』」』
  ・使用能力値:【理知】
  ・難易度:30
  ・ラウンド制限:なし

※「文献をあさって異端について調べる」演出に成功すること。

ゆたか/……狛が持ち場に戻るために去って行く。完全にいなくなったのを確認して、ダッとトイレに駆け込んで吐きます。
みすず/ああっ、兄ちゃん……!?
GM/臓物三昧の、狂気のビデオだったからね……。
ゆたか/……さすがにこれは無理だった。でも自分を≪清浄の使者≫と≪興奮剤≫で立ち直らせる。書庫に戻って、得意の文献検索を始める。まずは≪ヒストリアー≫で洗いざらい探すぞ。
GM/ざざっとな。
ゆたか/≪ストリートワイズ≫という裏社会の繋がりで情報を得られる特技で、以前聞いた現場の人の情報を今見ている文献と重ねていきます。……さっきのスタジオを思い出す。≪断末魔の叫び≫を使う勇気が、とてもじゃないけどありませんでした。
GM/ヤバイ現場だったからね……。
ゆたか/でも一回冷静になれたので、それをする覚悟はある。
GM/……ゆたかさんの弱いロールと強いロールが交互にくるAF判定、とても好きだなぁ。
ゆたか/ありがとうございます。ゆたかは能力者だとしても、教会の人間ではないので一般人寄りの考えなのでこうかなと思いました(笑) ……異端に対抗できる銃である≪グロウカリバー≫の整備をして、判定に入ります。
GM/使用特技は6つなので、難易度は12減少します。『現在難易度:18』です。
ゆたか/実際に≪ストリートワイズ≫を使って、情報収集判定を【理知】から【幸運】に変更します。変更すると達成値にプラス2のボーナスがきます。
GM/代償を払えばOKだよ。
ゆたか/常時発動の≪ヒストリアー≫でボーナスプラス3。【幸運】判定の達成値にプラス4する≪君に幸あれ≫を使います。なので、合計でプラス9で判定します。
狛/情報収集に強い人だ。センパイ、強い!(笑)
ゆたか/出目で3が出れば成功です。(ころころ)はい、成功。達成値は21です。
みすず/すごーい! 一回の判定で達成値21だ!
GM/お見事です! ……君は異端ベラーターについての資料を読み込むことができました。オープニングフェイズで「過去の異端調査ファイルでベラーターを見たことがある」って言ったの覚えてる?
ゆたか/はい。
GM/今読んでいる資料は「過去にあった異端退治の報告書」です。事件後に犯人だった異端ベラーターについてまとめたものだと思ってください。
小夜/ほうほう。
GM/読み上げていきます。『異端ベラーター。虫のような形をしている憑依型の異端。体内に侵入し、宿主と一体化する。頭蓋骨を貫通し、脳に侵食するのが特徴』
ゆたか/脳に、侵食!?
GM/人間の頭ほどの大きさの虫が頭に貼りついたと思ったらズモモと中に入ってきて、人間の脳味噌をベラーターそのものにしちゃうそうです。
みすず/あっ。だからもしかして女子トイレで頭から突っ込んだり、顔を壊したりした被害者がいたんじゃない? 頭に変なモノが入ってきたと思ったら、咄嗟に頭を壊したくなるし……。
GM/……頭の中に入ったベラーターは、宿主になってしまった人間を操り人形にします。ベラーターは自分の手足として人間を使うために、憑依します。5年前、ベラーターに憑依されてしまった人間達は操られて「とある儀式」を行なおうとしていました。
ゆたか/儀式?
GM/親玉の召喚。欺く神『ユウメイイスタディオ』の召喚です。
みすず/あ、アイエエェ! 欺く神ぃ!?
ゆたか/ユウ……なんだってぇ?
GM/まず「欺く神」の説明ですが、異端を生み出す邪神のことです。この世に来られたら世界が終わるという存在で、レベル50〜100の超強すぎて倒すなんて無理な連中のことです。
狛/レベル50以上か、そりゃ無理かなー(笑)
GM/異端は人々に「負の感情」を抱かせるために、様々な悪行を強いてきます。「居るだけで世界滅亡の親玉を召喚する」がいかに異端にとって有意義な悪行か判っていただけますでしょうか。
小夜/世界、終わっちゃいますやん……(笑)
狛/人間を苦しめて殺すどころじゃないよね。だって世界滅亡レベルだもん(笑)
GM/うん、ヤバすぎるやつです。でも邪神召喚なんて異端でもできるのは「頭の良い上級魔族」ぐらいです。大抵の異端は本能に従って「お腹空いたから人間食べよう!」程度の知能しかない下級の化け物だから。
ゆたか/……でも、ベラーターは頭が良かった?
GM/ベラーターは「人間を操る」ことができた。人間であれば複雑な作業もできるし、人間の知能を借りて魔術の儀式だってできた。ベラーターに操られた人達は、ベラーターに意思を乗っ取られたまま……複雑な邪神召喚の儀式を行なおうとしました。しかし教会のエージェントによって、彼らは討伐されました。
小夜/討伐されたんですね。
GM/「一匹たりとも残していない」と報告書をまとめたエージェントは書ききってます。この報告書を書いた5年前の担当エージェント……名前は槙原 利彦(まきはら・としひこ)という人のようです。
ゆたか/……もう恋なんてしなそうな名前だな?
GM/なるべくPC達とイニシャルを被らせたくなかった結果のトシヒコ・マキハラだよ!(笑) おそらく5年前のセッションでPC3かPC4の教会ハンドアウトだった人がこの報告書を書いたらしい。
ゆたか/……もう恋なんてしなそうな名前だな?
GM/アマヅルでもサクマでもイブシノでもないMにしたかったんだよ!(一同笑) 槙原さんはベラーターについて詳しく調査してくれたみたいですね。……なんでもベラーターは特定の条件が満たされないと繁殖しないらしいよ。
狛/特定の条件……?
GM/「特殊な加工をした水中じゃないと繁殖できない」らしい。なので、ベラーターは自分達で増えることができないそうです。
みすず/……ってことは、今いるベラーターは人為的に増えたってことじゃないですか!?
ゆたか/そ、そういうことになるよな。
GM/5年前の報告書には「ベラーターはまず繁殖しないから全滅したN市で心配はしなくていいよ!」と書いてあるけど、実際はどうなんだろうね。
ります。
小夜/……ベラーターって人間を操っちゃうんですよね。人間生活にとけ込んじゃってもおかしくないです。
ゆたか/邪神召喚の儀式の手順って判りますか?
GM/うん。三つの条件が必要だそうです。

 (1)大勢の人間の体。
 (2)大勢の人間が、「自ら血を流す」行為。
 (3)大勢の人間の「正の感情」。


ゆたか/……正の感情?
GM/文献でも、とても重点を置いて書かれています。

 『この邪神ユウメイイスタディオの召喚方法は、楽しいや嬉しいや喜ばしいなど、正の感情が必要ということが特徴的だ。
 そしてこれは、とても難しい条件とも言える。
 何故なら、大抵の人間は「血を流すこと」を「負」と捉える。大半は苦痛を拒み、死に直結する事象を好まない。
 それに、異端は本能的に負の感情を求めてしまう。
 だから「異端によって、血を流しながら、正の感情を糧に召喚を行なう」なんて噛み合わない現象は、奇跡的な確率の偶然が起きない限り、まず真っ当されることはないのだ』


小夜/……そういう書き方をされると、奇跡が起きちゃう気がしますね(笑)
ゆたか/……神無 智純は、ラジオの演説の中で「恐怖を克服した」と言っていた。そしてスタジオに虫がいた。……ああ、嫌なことを思いついてしまった(笑) 次はこの槙原 利彦をあたってみるかな?
GM/槙原 利彦さんの話題が出たので、新しいAF判定を提示するね。

『AF判定:調査「槙原 利彦」』
  ・使用能力値:【理知】【幸運】
  ・難易度:20
  ・ラウンド制限:なし

※「槙原 利彦ついて調べる」演出に成功すること。成功すると、槙原 利彦の詳細情報を入手する。