ギガントマキアFP・リプレイ・ファネスプロジェクト
■ 外伝 『笑が燃える』 ■
2006年12月23日




※このセッション(?)はPL史上最大の過ちを犯してしまったクロン氏を救うための後日談です。GMはシナリオを全く用意していません。PLがノリと勢いで話を展開させていくアドリブストーリーです。辻褄の合わない部分や性格の崩壊などが多大に見られますが、本編とは違う番外編としてお楽しみください。


 少女の肩の上には黒猫。
 彼らは帰ってきた……みんなの前に!



クロン/……にゃ。どうも、皆さんごきげんよう。お久しぶりです、クロン・カッツェ(猫)です。あの後、俺とマナはデシード寺での霊格リンクの光が見えまして、無事に遭難することなく帰ってきました。けどこんな姿になってしまいまして……めそめそ。元に戻る方法調べてくださいにゃー!
クロード/クロンさーん。……ハイ、丸いもの。
クロン/にゃっ! ころころころニャー……て、ちがあぁうっ!(笑)
ヴァロード/クロンさん、触らせてください! わきわきっ!(笑)
カミール/……とりあえずアレは何なんだろうか。【知力】で調べてみよう。(ころころ)【勇気】の3カード入れて23。
クロード/(ころころ)20でいきます。
GM/『ネコ』。ネコ目(食肉類)ネコ科の哺乳類のうち小形のものの総称。体はしなやかで、鞘に引き込むことができる爪、ざらざらとした舌、鋭い感覚の髭、足裏の肉球などが特徴。
クロード/にくきゅーっ!(笑) クロンさんぷにぷにーっ!
クロン/みゃおおー! ヒイィッ、やめてくださいー!
カミール/という事で、猫ということが判明。アレは猫だ!
ヴァロード/アレは猫!
クロード/ねこー!
クロン/……あの、クロンです。クロンなんです。
クロード/うん、クロンさんなのは判るよ!(笑)
クロン/……ああ、どうしよ、目が輝いてる! でもクロン・カッツェ、なんとかみんなの元へ戻ってきました。
ヴァロード/しかし、……なんで猫になったの?
クロン/あれから色々と考えてみたんですけど、実を言うと瓦礫が崩れた時に【オーバーロードスキル/アルティメットシールド】を使いました。そしたらゲーム的にLPが0になってしまいまして……。
クロード/折角オーバードで全回復してあげたのにー。
クロン/うっかりライカンスロープとしての人生が終わってしまったらしく、でも奇跡の力によって元に戻ることができました……猫だけど。何故猫に生まれ変わったか判らない!
GM/更にゲーム的な事を説明をしますと、LPが0になったPCは死亡し、霊格判定15以上を出せば記憶を受け継いで転生します。
クロン/つまり、その判定に成功し……還る体を猫にしてしまったと。神様もうっかり入れて「まっ、ライカンスロープだったしいっか!」ってことになったんだろう(笑)
カミール/という回想があった――デシード寺院の一件から早数週間。……今日もクロンの一言から朝は始まる。
クロン/……うっうっう、ヒトに戻りたい!(笑) 鋼魔は時々出るけど今までのように頻繁して出たり集団で街を襲うことはまず無くなりました。だから皆さん暇になってきたでしょう。
カミール/暇だな。……私はアークを辞めて真っ当な人生を送るから。
クロード/何やってるんですか?
カミール/……コック。料理屋を始める。ミルティアの問題も解決したしアークを脱退して料理屋で修行中だ。しかしアークから呼ばれればやる。掛け持ちしてるが本業はこっち。勿論ミルティアは女将だ。
クロード/……いつの間にそんな仲良くなったの?
ヴァロード/私の方はですね、お参りした後にとてちて艦の方にやりつつ、そろそろ元にツーデル村に戻って聖堂騎士の仕事をまたやろうかなと思いながら【魔導生態学】に本腰入れて学んでみながら鼻歌唄いつつ……そんな生活を送っています。カブト虫狩りに付き合ってくれる騎士がいないんで帰ってきてくれという要望が村人(小)の方から来てたから里帰りしてますよ。
クロード/ワタシは普通に傭兵かな? ……あと将来の相手探しに本腰入れるかな?
カミール/お買い得は、そこの猫を元に戻すことだと思うが?
クロード/……というか猫探し? 白猫を探そうかな?
クロン/俺はアークにいると思います……猫として。というかクロードさんと一緒にいるといい。元々記憶喪失で行くところが無いためにアークに雇われたということで。
GM/マナもお世話になっているかな。彼女も家はありませんから。
クロード/そうしましょうか、じゃあ一緒に暮らしましょう。艦長にファルシオン隊を継いでくれって責任を全部押し付けられました。艦長のバカーッ!(笑)
クロン/ああ、早く元に戻りたーい……よよよ。
クロード/……そうですね。それでは、クロンさんが元に戻る方法探しましょう! ……同窓会でもする?
クロン/そうだな、じゃあ……ツーデル地方のニイザシという所にアトミジョシダイという遺跡がありました。そこで怪しい謎の影が出現! アークからそこを調査してくれと新生ファルシオン隊に依頼がやってきた! それの調査にみんなで向かうということで(笑)
クロード/任務だ、呼び出し! 全員来てね。特に艦長、絶対来てね!
カミール/えぇ〜? しょーがねーなぁー、行くかぁー、店休業にしなきゃなー、どーしよぉー。『同窓会のため一週間休業します』と。ペタリ。
ブロッコリー/ぶろぶろ、ぶろぶろー……。
カミール/食材は大人しくしてなさい。……寧ろブロッコリー、お前は店を守ってろ。ちょっと俺いなくなるから店に不審者が来たら退治しとけ。
ブロッコリー/ブロッ!
カミール/任務が終わったら良質な肥料やるからな。
ブロッコリー/ブーローっ!
クロン/……なに、意外と良好な関係?(笑) あんなに争い合っていたのに!
カミール/という訳で食材費はタダなレストランなんだ。行ってくるぞ。ミルティアも連れてくる。
クロード/あ、じゃあブロッコリーも1匹連れてきてよ。
ブロッコリー/普通にクロードのところにもいるブロ。ぶろっ!
クロード/はう〜、かわい〜っ!(笑)マナちゃんも一緒に来るよね?
クロン/……ねぇ、アトミジョシダイって、なあに?
カミール/「まだ大学生じゃないから詳しく知らないけど、実はそこ受験しようと思ってたの。あいうえおのあだし、直ぐ見付かるし、ハウフェトからもうっかり近いし」(笑)
クロン/学校みたいなところなの?
GM/「学舎ね。女の子が【歴史学】や【神秘考古学】について調べたり、人の心を読もうと頑張ったり、絵を描いたり芸術的なこともする学校よ」
ヴァロード/あとは【国際情勢】を頑張ってみたり?(笑)
クロード/本当は女の子しか入っちゃダメだけど、昔の話ですし大丈夫ですね。――という訳で遺跡にババーン!
ブロッコリー/マナもブロッコリー抱いてるブロ、ぶろーっ!
クロード/は〜う〜っ、かーわーいー!(笑)
カミール/そこに現れようか、久しぶりだな。お、こんな所にも食材。
クロード/この子は食材じゃないですよー!
ヴァロード/お久しぶりです、皆さんー。
クロン/お久しぶりです、ヴァロードさん。
ヴァロード/すいません、そのブロッコリーを【魔導生態学】で調べさせてください! やっとスキルとったんです!(ころころ)17。
GM/調べられました。『ブロッコリー』。キャベツの一変種。カリフラワーの原型で花蕾が緑色で側枝にも生ずるものがありこれを食用とする。メハナヤサイ、ミドリハナとも言う……そのままやん!(笑)
クロード/艦長、ここにいるブロッコリーはダメですからね!
カミール/大丈夫だ、料理はしない。――という訳で、呼び出した用件は何だ?
ブロッコリー/呼び出した理由は変な影が出たからブロー。……でもブロ達は頬を赤らめてるブロ。ぽっ!
クロード/あ、かわいいー。……どんな子達なの?
ブロッコリー/ブロブロブロ。とてもいいひとなのですブロー。
カミール/ほう、知ってることを話してもらおうか?
ブロッコリー/攻撃食らうとバッドステータスになっちゃうブロー。ちなみに形状は、こんなん。



クロン/……あー、いわゆるマヨネーズですね。
カミール/調べていいかな?(ころころ)21。
GM/『マヨネーズ』。高カロリー。このキャラクターの攻撃が成功するとダメージによってキャラクターは知力判定を行い、失敗すると肥満のバッドステータスを受ける。
クロード/……肥満、ですか。速攻で倒しませんか?(笑)
カミール/ちなみにブロッコリーにかけると美味しいそうだ。……乱獲しよう。ウチで使う!
GM/ブロッコリーはポッと顔を赤らめてる。相性はいいらしい(笑)


 ★アトミジョシダイ


GM/ツーデルの遺跡に着きました。入り口を抜けるとロータリー、まず目に入るのは緑色の神殿。沢山木もありますね。
カミール/……カラスの数が多いな。いかにも何か出そうだ。
ブロッコリー/マヨネーズが出るブロー!
クロード/うん、マヨネーズが出るねー。いいこいいこ!(笑)
GM/それでは見た感じで判る遺跡の全体地図はこちら。
 @グリーンホール(食堂・売店)
 A一号館校舎
 B二号館研究室
 C三号館ホール
 D図書館
 Eクラブハウス
 Fグラウンド

カミール/なるほど、大分西暦の形のまま残っている貴重な遺跡だな。戦艦を消して、行くぞ。ミルティアはここで待っていてくれ。
クロン/「カミール。美味しい料理を作って待ってますから、早く帰ってきてくださいね」
カミール/ああ、もちろんだともっ! 愛してるよおまえっ!(笑)
ヴァロード/か、艦長のこんな笑顔初めて見た!(笑) 会わないうちに随分変わっちゃいましたね。
クロード/ええ。どうしたんでしょう、あの人……。
カミール/何か言ったか? ――という訳でさっさと片付けて帰るぞ。戦闘員、前を行け!
クロン/マナの肩に乗ろう。よろしくっ。
ヴァロード/ハイ、では行きますよー。どこへ向かったらいいかな?
GM/まずグリーンホールと呼ばれる緑色の開放的な建物。……艦長のような人々が戦っていたんだろう。厨房がある。次に、一号館と言われてるところは、どこか暗い感じ。古くて、歴史が一番ある場所のようだ。図書館は……西暦の遺物庫です。
クロード/図書館だー! 西暦の本がいっぱい〜♪
カミール/二号館という建物は比較的近代らしい作りをしているがそこは……本だらけの未知の領域だった! そんな研究室。
GM/そりゃ未知だ!(笑)
カミール/まずは図書館に行くか。並木道をてちてち歩く。
ヴァロード/春の時に来れば良い景色が見られるんだろうなー。桜が舞い散ったりねー。
ブロッコリー/ぶろぶろー。木々がいっぱいブロー。
クロン/……ところでさ、改めて訊きたかったことがあるんだけど。何でブロッコリーなんだ、マナ?
GM/「なんで? ブロッコリーはお父さんとの思い出深い野菜だからだけど?」
クロン/いや、そうじゃなくてね、……なんでブロッコリーが使い魔なの?
GM/「……この子は、私を救ってくれた人が喚び寄せてくれたの」
カミール/……白いアレか?
GM/白猫がいきなりね。「マナ。西暦人は力が無いからボディガードをつけてやろう。お前は力が無いんだから……オレもだけど
一同/そうだけど!(爆笑)
GM/知力は20ぐらいあるけど体力は1しかないヒトなんだよ!(笑)「という訳で使い魔を創ってやるよ、何がいい?」「……。ブロッコリー
カミール/はぁっ?(笑)
ブロッコリー/そうやって創られたブロー。ぽこぽこできたブロー。
クロン/……なんというかアイツ、意外とお人好しだったんだね(笑) そういえば話題が出たから訊くけど、シロンはどうしたの?
カミール/サイレンスで隔離病棟してたんだが、次元を裂いて逃げやがった。
クロン/次元を裂いたの!?(笑) そうか、結局逃げたのかー……。
クロード/大丈夫ですよ、ちゃんと見付けますから。……ここで会えるような気がするしね(笑) という訳でクロンさんを戻す方法を図書館で調べるよ。
ヴァロード/資料が沢山あるからきっとあるかもしれない。【捜索】で(ころころ)22出ました。
クロン/もうねこまんまな生活は嫌だ……ちゃんとしたご飯を食べたい!(ころころ)ネコだけど18!
GM/普通にねこまんましか作れないクセに何を言うか。ネコジャンプして本棚にタッチ、ガターン! バラバラと崩れていく本。
クロード/あぁっ、貴重な本がー!(笑)
GM/そのバラバラになって落ちてきた本の中、ヴァロードがめぼしいものを発見した。……ネコだけど頑張ったな!(笑)
クロン/や、やっぱりヒトに戻りたい……【神秘考古学】をお任せします。
カミール/(ころころ)ヤル気ねぇ、17。
クロード/(ころころ)ヤル気無い、15。でもカードを足して22。
GM/戻す気無いのがよく判るなぁ。ではそれは民俗学の資料だった。……『ネコ→ヒトの元に戻し方』。
クロード/そんなのあるの!?(笑) パッと見て何て書いてある?
クロン/@愛しい人とキスをする。
ヴァロード/Aマヨネーズを少々。
カミール/Bもう1匹必要です、できれば白いの。――とりあえずマヨネーズが必要だ!(笑)
クロン/そ、そうか、マヨネーズって魔術的な生き物だったんだ。よーし、マヨネーズを探すにゃーっ!
カミール/……しかしだなクロン。お前はよくよく考えれば珍しい存在なんだぞ。戻すには惜しくないか。
クロード/……出来れば研究材料にしたいです。
ヴァロード/だ、ダメですよ。貴重な生態を傷付けるなんて!
クロン/生態言わないでください!(笑) 実験動物とかするな……ってあぁっ、やっぱ早く元に戻りたーい!(笑)
クロード/ココ、カラスが多いからね。気を付けてくださいねクロンさん! ブロッコリーも食べちゃダメー。
クロン/……いいです! 追い掛けられたらセレスを喚びます! 愛しき女神よウニャアアァッ!(笑) ――ここで解説ですが、クロンは猫になったんだけどそのまま聖印は残っています。体は猫なので操縦はちょっと大変だけどだからマナと一緒にいるんです。マナが操縦して、俺が指示するって形で。
カミール/肩というか脇の下にあるんだな。マナ、ニャンコ乗せて前を歩け。
クロン/ま、マナ! カミール艦長の言うことなんて聞かなくていいからね!
GM/うるさい
クロン/……すいません。
クロード/流石マナちゃん!(笑) このニャンコ、預かってくださいね〜。
クロン/……なんだか最近マナがさ、たくましくなっちゃって……クロードさんのせいか……?
ヴァロード/それじゃ、マヨネーズを探すために【気配察知】!(ころころ)18です。どのあたりにいる?
クロン/(ころころ)20。ヤル気を出した……早く戻りたいー。
GM/では二人は何となく気付いた。……クラブハウスの方に行けば判るんじゃないかな?
カミール/……野草料理研究部の冷蔵庫があるし暖房も入る、それにグリホの調理場に一番近い。一番適切な場所だな。
GM/では二階建ての中に入ると、いきなり一階と二階への階段にに分かれている。
カミール/前には鏡、左には謎の箱。一階を覗くと部屋の扉がばーっと並んでいるな。
クロード/ニャンコ下ろす。
クロン/ニャンコ下ろされる。
クロード/埃がありますけど白猫にはならないようにねー。……もしかして、クロンは戦闘になったら白打だけ?
クロン/肉球パンチだけだよ!(笑) 防具のアビリティアップとシールドビットだから大丈夫だろうけど。……もうー、人に撫でられるのは好きじゃないのにー、と毛繕い始める。
カミール/クロン、それは猫がやる仕草だ。
クロン/……う、にゃあああぁっ! ふにゃああ、何やってんだ俺はああぁーっ!(笑)
クロード/ダメですよ艦長、言っちゃ!(笑)
カミール/流石にあそこまでやると自尊心を傷付けるだろ(笑) ブロッコリー、鳴いてみろ。マヨネーズが来るかもしれない。
ブロッコリー/判ったブロ。……ぶろぉー!
GM/……まよー!
クロード/いた!(笑) ブロッコリー、連れて行って!
ブロッコリー/一階を行くブロー! ブロー、ブロ、ブロッ……とある扉の前でぶろっ! ……部屋番号1番?
クロード/え? ……『サイコロ倶楽部』……って何だろ?(笑)
GM/調べるなら【歴史学】で難易度30ぐらいかな?
カミール/高っ!(ころころ)17……カードを全部つぎ込むか。
クロン/つぎ込むな、こんなところで!(笑)
ブロッコリー/多分西暦の人間でもTRPGの知名度はあまり高くないんじゃないかブロ〜。だから凄く難しくて判らなかったブロ〜。
ヴァロード/じゃ中にいるか、【気配察知】!(ころころ)20です。
GM/中には何も生き物はいないと思われる。……しかし、シーフの勘で貴方はここにお宝が沢山あることに気付いた!(笑)
ヴァロード/ガチャっと開けてみますよ!
GM/そこを開けますと、カセットテープが沢山置いてあったり、青いロッカーがあったり、何やら本もズラリ。
カミール/予定表らしいカレンダーに『ガンドッグ 十二月二十七日』とか書いてあったり!(笑)
ヴァロード/随分そのまま残ってるな!(笑) マナちゃん、これどういうところか判る?
GM/「私もちょっと判らないけど……クロンさんに関することが何かないかな?」
クロード/……文献を調査してみよう。難しい言葉が沢山書いてありますねー、専門用語ばかりです。「アニマルテイマーは動物を操る」とか書いてありますが。コレ覚えておこっ!(笑)
クロン/……ぶるっ! 悪寒を感じた!(笑)
GM/マナもダブルクロスという文献を見ます。「……アンタ、キュマイラじゃないの?」
クロン/なになに、……「獣化する人」?
カミール/まさにだな。お前は獣化しっぱなしだが。
ヴァロード/えっと、コレ何だろう? 「ギガントマキア」?
カミール/お、オーバーロードとか出てるぞ! なんてことだ、エクレールやカリバーンまで載っている!(笑)
クロード/しかも列島の地図まで、はー……凄いですね。
クロン/管理者いないし、回収してもいいんじゃないですか?
クロード/じゃあ、責任は全てクロンさんということで、……持って行きましょう!
クロン/待ってくださーい!(笑) 置いておいた方がいいと思いますよー!(笑)
カミール/――改めてマヨを探さないか。どこにいるんだ?
ブロッコリー/叫ぶブロ。ブーロー!
GM/……まーよー!」おそらくヤソケンの部室にいるのでは。
ヴァロード/奥の方に行きますか。てこてこてこ。
GM/てっこてっこ。廊下を歩いていると――そこで! ババーンとマヨネーズが部屋から出てきたマヨー!
クロード/……女の敵? でも可愛い! おいでおいでーっ!
カミール/ブロッコリーをサッと前に出す!
ブロッコリー/ぶろっ?
GM/まよっ?
ブロッコリー/ブロッ!
GM/マヨッ!
ブロッコリー/ブーローッ!(抱きっ)
GM/マーヨーッ!」(抱きっ)
カミール/ツカツカツカ、ガシッ……ゲッツ!(笑) マヨ、ウチの料理屋に来ないか! ブロッコリーとずっと一緒にいられるぞ!
GM/「まよっ!」きゅん……ってそれプロポーズ!「あ、でもちょっと待つマヨ!」
クロード/なーに?
GM/「とりあえずココに住んでいるのは理由があるマヨー。……ここにはカミサマがいて、とってもいいひとだから研究のお手伝いしてたマヨ!」
カミール/カミサマ? ……名前は?
GM/「ロキ様っていうマヨー。ブロッコリーもマヨネーズも大好きなカミサマだからご奉仕してたマヨー!」
クロン/……随分と菜食主義なカミサマだな(笑) どんな研究してたんだ?
GM/「よりよく野菜が食べられるようにマヨ」
カミール/その研究データを是非欲しい! ロキとやらにお願いして譲ってもらおうか……という訳でカミサマはドコだマヨネーズ!
GM/「二階にいたと思うマヨ」
ヴァロード/……一応ヤソケンさんの部室も見ておきますか。ガチャ。
クロン/そこはマヨネーズが住処にしていた……百均で売ってるようなサイズの子マヨネーズがいっぱい?(笑) 簡易マヨネーズキングダム!(笑)
クロード/まよきん! 可愛い!(笑)
カミール/マヨネーズ達よ、部屋は補償してやるからウチ来ないか? ロキには話をつけてやる!
GM/「それじゃみんなにも挨拶するかマヨー?」じゃあ文学研究部、ガチャリ。「……にんじんっ」ラクロス部、ガチャリ。「こんにゃああぁく!
クロード/これ、前に見たことある!(笑)
ブロッコリー/ブローブロー! 久しぶりブロー!
GM/マンドリンクラブ、ガチャリ。「たまぁーねぎっ!」軽音楽部、「とまぁーっと!
カミール/……ここの連中、全部連れて帰る!(笑)
クロン/ねえマナ。……もしかしてコレ、君のせいじゃないよね?
GM/「……なんで」
クロン/だって、ブロッコリーとか。
GM/「……」うにょ、うにうにうに!
クロン/いたいいたいいたい! 髭引っ張らないで、割と痛いんだからー!(笑)
GM/では二階に上がると、じゃがーいも、とか、やまーいも、とか、さつまーいも、とか、むらさきーいも、とか出てきたりする。
クロン/歓迎されてるのコレは!?(笑)
クロード/だって攻撃されてこないしね。興味深げに「なんか来たぞ?」って見てますねー。
GM/たろいも? たろいもっ?
クロード/あ、かわいー! ……ロキ様ってきっとお芋が好きなんですね!(笑)
GM/――では一番奥の多目的室まで連れて来られて、ノック。コンコンまよまよ。扉をギィー……まよ?
カミール/あ?
GM/「いないマヨ。きっと巡回に行ったマヨ」……ロキ様のお部屋らしい多目的室を開けてみましたが人影はいない。中にはマヨネーズが奥の方でウニョウニョしてます。
ヴァロード/集団で?
クロード/うにょうにょ。……あれ? 何か白いものが見えたような気がしたんですけど。
カミール/……そこのマヨネーズ達! ちょっと退いてくれ。引っこ抜く。
クロード/なんですか、それ。マヨネーズでぐっちょりした白いものですけど。
カミール/引っ掴んで水道まで行って、トスッ、じゃー、バシャバシャバシャ!
クロン/白い……猫ですか?(笑)
カミール/生きてるか?
GM/「……汚い手で触るな」
カミール/……蛇口キュッ、じゃーっ!(笑)
GM/ああああぁっ! やめろおおぉお! ……ぜぇーはぁー!
クロード/ダメですよ、そんなことしちゃ! ふきふきしまーす。
GM/「やめんか、そんな拭き方では毛が乱れるだろう!」
カミール/という訳で、白猫がいた。――クロン、猫だぞ。
クロン/白猫? ぽってぽって歩いていって……見る。
クロード/白猫を目の前に置きます。
クロン/……。
GM/「……」
クロン/……シロン?
GM/お前のせいだ、ネコパンーチっ!
クロン/ぶにゃあああっ!(笑) いきなり何すんだお前ーっ!
GM/とにかくお前のせいだ! 猫になったのも時計が右回りなのもGMがファンブルしか出さないのもお前らのせいだぁーっ!
カミール/知らねーよ!(笑) とりあえず具体的に順を追って説明しろ。何でそんな姿になってる?
クロン/説明します。俺はラストバトル中、シロンに【オーバーロードスキル/アブソルートソウル】を使ってしまいました。……鋼魔でもないのに使っちゃった訳ですよ。結果的に機体から引きずり下ろし捕獲も成功したんだけど、鋼魔ではないために変な霊格リンクが繋がってしまいまして。どっちにしろ白猫は寿命だったので同時期に死んだことにはなりますが……。
カミール/ぱったん。気付いたらネコ。「……どういうことだこれは!?」(笑)
GM/とりあえず訳は判らんが、お前のせいだああぁ!」(笑)
カミール/よく判らんが、それでどうしてここにいるんだ?
GM/群馬の山奥から埼玉まで変なリンクにより飛ばされたんでしょう。しかしここはカラスの大群がいた、追いかけ回された、だがシロンは体力が無かった、謎のカミサマによって助けられた。その後「ふわふわなの来たマヨ」「ふわふわなの来たマヨ」「ふわふわなの来たマヨ」「うにょーっ!」
カミール/……そうか。ロキはどんな奴か知っているか?
GM/「男で、頭部はピエロっぽいくせに下は全裸で長いファーを巻いてる」
カミール/変態だな。……しかしお前、人間姿の時にファーを巻いてなかったか?
GM/……ああっ! だからオレ、野菜でもないのに助けられたのか!」(笑)
クロード/今、ロキ様がどの辺にいるかは知らない?
GM/「奴が行くとしたら三号館だろうな」
カミール/そうか。とりあえず大人しく抱っこされろ。
GM/フ、フーッ!
カミール/抱っこする。
GM/フゥーッ!
カミール/……頭の上に乗せる。これならいいか?
GM/「……ふっ、お前が下になるなら許してやろう。乗ってやるさ!」
カミール/では三号館にいくぞ、メモリアルホールへ。……石造りで、今まで見てきた建物に比べると一番豪勢なところだな。
ヴァロード/入りました。随分と綺麗な所ですね、ステージがありますし。ここにロキ様が……?
GM/「マヨッ!」
ヴァロード/ん、ステージの上っ?
GM/じゃじゃーん! 「イエローマヨ!」「イエローマヨ!」「イエローマヨ!」「イエローマヨ!」「イエローマヨ!」
カミール/『五人揃って、我らロキ様親衛隊ー!』(笑)
クロン/全部黄色じゃねーか!(笑)
GM/「まよまよ! マヨ達は、ロキ様から遺跡に『野菜と調味料以外が来たら戦え』って言われてるマヨー! 一応ロキ様はカミサマだから守るマヨー!」
クロン/一応とか言ったぞ、今!(笑)
GM/「ロキ様は戦うカミサマだから強い人じゃないと会ってくれないマヨー。……ちなみに我らはロキ様に勝ったマヨ
クロン/うそぉっ!?(笑) 下克上できるんじゃないかマヨレンジャー!
クロード/……えっと、君達に勝ったらロキ様に会わせてくれるんだね?
GM/「そうマヨ! 戦闘開始だマヨー!」
クロン/手っ取り早くするか! マナの肩から下りる。
カミール/ブロッコリーとマナは後ろにいろ。白猫、お前はどうする。
クロード/首輪を着けようか、元々クロンの物だけど。
GM/「なに? アイツのお下がりだと……そんなもの着けられるか!」
クロード/でも新品だよ? クロンは着けてくれないんだもん。ホラ、キラキラしていて似合うよー。
GM/「……はは、仕方ないな着けてやってもいいぞ。アイツは心の狭い男だな、ハンッ!」
クロード/流石シロン、心広いねー!
クロン/……ちょっと同情的な視線でシロンを見る。俺、あんなんと同じだったんだ(笑)
GM/では――戦闘です。テキトーにあしらってください。
クロン/……白猫、お前も戦えよ。
GM/「はっ、いいだろう。オレがわざわざ前に出て戦ってやろうじゃないか!」
カミール/そうしてくれると大変助かる。頼む、お前がいなければ乗り切れないんだ!
GM/「お前らのためにやってやるか! はは、もっと讃えよ!」
カミール/……やるか。【魔術/バンシーコード】! 超音波でマヨネーズ達を黙らせる!
クロン/続いて、猫ぱーんち! 一応【武器/白打】でダメージ出しておくか。(ころころ)6……弱っ!(笑)
GM/「まよーっ!」……ぷよぷよマヨネーズにパンチする猫。
クロード/かーわーいー!(笑)
クロン/次は肉球きーっく!(ころころ)【愛】の3を足して8。ぺちーん。
GM/「こっちも行くマヨ!」マヨのおしりのふにっとしたところでヒットまよー!
クロン/みゃあゃーっ! 猫だから吹っ飛ばされる! 
カミール/……猫とマヨネーズがじゃれてるようにしか見えないな。
クロード/かーわーいー!
ヴァロード/こっちは【武器/ライトブレード】で峰打ちしておきます。柄の部分でバコッ。
カミール/……そうだ、マヨネーズを殴ってみたくなった! 【武器/ホーミング】を使って【武器/セスタス】!
クロード/こっちも攻撃させて! わーい【魔術/シェードコード】! ざしゅー。……シロンも攻撃したら?
GM/「ふん、動いてやるか……【フェイバリット/ピクシーコード】! 消え去れ!」無数の妖精が瞬時に襲いかかり火花が散ります。
クロン/あぶなっ! おい、今ヒゲがコゲたんだけどヒゲが!
GM/そのまま焦げてしまえお前は!
クロン/なんだよお前、さっきから!(笑)
クロード/わあスゴーイ、流石シロンだよね〜!
GM/「ははは、そんな当然なこと言う迄もない!」

 そんな感じでマヨネーズとポカスカやること数分。
 見事マヨレンジャーロキ様親衛隊に勝利したのだった……。


カミール/戦闘が終わった。とりあえずシロン、乗れ。
GM/「……みゃう」
クロード/さーてブロッコリーを抱っこ抱っこ。マヨネーズ達、生きてる?
GM/生きてるまよー。「よくぞやったマヨ、お前達を認めてやるマヨー。じゃあ呼ぶマヨ。ロキ様、ローキーさーまー!」ちゃーんちゃーんちゃーんちゃーちゃちゃー♪(笑)
カミール/音楽と共にステージがライトアップされる! ……けど後ろからバーン!(笑)
クロン/よく来たなキミタチ!」(笑) 全裸でファーを巻いた男が参上!
クロード/ヴァロードさんを盾にしまーす。マナちゃんもこっちこっち。
カミール/ついにカミサマとの対峙。……さぁカミサマ、一言どうぞ!
GM/……誰っ!?
一同/そうだった!(笑)
GM/「マヨネーズが『ローキーさーまー』って叫んだから来たんだけど、誰よキミタチ!」
クロン/勝手に入ってすいませーん。アークの者ですけど、最近この遺跡にてちょっと怪しいモノがいるってことで調査に参りました。
GM/怪しいやつだなんて、そんな奴はいないぞ?
一同/お前だーっ!(笑)
クロン/「ハッ、もしやマヨ達が怪しいとでも?」「マヨ達は怪しくないマヨー!」(笑)
ヴァロード/……と、とりあえず貴方は誰でどうしてここにいるんでしょうか。
クロン/「ふっ、よくぞ聞いてくれた」でもってマヨ親衛隊がいつの間にかマヨマヨと周りで踊る!
GM/「ラグナロク――新しき神デウスエクスマキナと古き神々との戦いにて古き神々を裏切った神・ロキ……オーディーンと義兄弟だったりする!」
カミール/「判ったか、アルシャードフォルテッシモの世界からやって来たよー!」(笑)
GM/「いやね、オレ……十二月十八日に正規アルシャードが終わっちゃって、あっちの方の世界が救われたからちょっと旅行に行こうと思ってね? 一月までやることになってる正規まよキンの王様といっしょにギガマキの世界まで遊びに来たの。でもこのジョシダイって居心地良くってさー」
カミール/居住区を作って、ヤサイヤサーイ?
クロン/簡単にまとめますと、……この世界を乗っ取ろうとしてるんですね?(笑)
GM/「何故そうなるか判らないけどそのとーり! 正規ギガマキの世界をオレとマヨのものにするのだー!」「古代サイコロ王国もマヨのものマヨー!」
クロン/……世界をどうかするっていうのだとこっちのラスボスと同じだな。似た者同士か。
カミール/白猫、アレと同属と言われて悔しくないか。
GM/「……激しく異論を唱えたいが、シャードの力と肥満のバッドステータスは恐ろしいものだぞ?」
カミール/しかし、マヨネーズに負けるとは体力いくつだ。
GM/革命返しされたんだよ!
一同/大貧民かよ!(笑)
カミール/……ロキ様。平和的に話をつけるべく、我らも大貧民をやりましょうか。
GM/やりますか、イイカンジでグダグダになってきた。それではロキはあぐらをかいてその上にマヨネーズを乗せます。
クロン/俺はマナと一緒にやります。
カミール/シロン、お前の知恵を貸してくれ。……とりあえずロキに勝てばいいんだな? 一回勝負だ、いくぞ!

 ●戦闘?/1ターン目
GM/「じゃあオレ、スペ3持ってるから出すよ。スタート!」
クロン/クロン&マナ組、スペード4でしばり。
ヴァロード/クイーンのスペード。
クロード/クロード、パス。
カミール/カミール&シロン組、パス。
GM/ロキ、パス。
クロン/クロン&マナ組、スペードのキング。
ヴァロード/パス、流れます。

 ●戦闘?/2ターン目
クロン/ハートとスペードの6、2枚出し!
ヴァロードクロード/パス。
カミール/ハートとダイヤの9。
GM/ハートとスペードの10。
クロン/パス。
カミール/スペードとダイヤの11。我らの面子にかけて!「負ける訳にはいかぬ!」……流れるぞ。

 ●戦闘?/3ターン目
カミール/クローバーの6。
GM/ダイヤの7。
クロン/クローバーの10。
ヴァロード/パス!
クロード/ダイヤの11。
カミール/クローバーのキング。
GM/パス。
クロン/ハートの2。……流れます。

 ●戦闘?/4ターン目
クロン/ではいきなり、ハートのキング!
ヴァロード/クローバーのエース!
クロードカミールGM/パスー。
クロン/クローバーの2。流して、8流しして、エース出し……マナ&クロン組、あがりました! 西暦人の力だ!(笑)

 ●戦闘?/5ターン目
ヴァロード/ダイヤの3を出します。
クロード/はい、ヴァロードさんの8流し。……クーデター!
カミールGM/なにぃっ!?
クロン/あ、あがっておいてよかったー!(笑)
クロード/3を出して、7! あっがりー♪ 皆さん頑張ってー!
カミール/……シロンとカミール、顔色が悪くなります。

 ●戦闘?/6ターン目
カミール/ハートのエース。
GM/ダイヤのキング!
ヴァロード/ダイヤの10!
カミール/……パス。
GM/パス!

 ●戦闘?/7ターン目
ヴァロード/ダイヤのエース!
カミール/クローバーの12。
GM/クローバーの11。しばりだ!
ヴァロード/クローバーの4。誰も出しませんね、流れます!

 ●戦闘?/8ターン目
ヴァロード/ダイヤの6。
カミール/ダイヤの5、しばる!
GM/……うわあーん、いじめだー!
ヴァロード/ダイヤの4。やった、あがります!

 ●戦闘?/9ターン目
カミール/スペードの5。
GM/……パス。
カミール/よし、あがった! すまんな……っていうかさ、ゲーム的にナイスな流れだ!(笑)
GM/く、クーデターがなかったら勝ってたのにー!
クロン/「大丈夫マヨー、ロキ様弱くないマヨー。ロキ様は悪くないマヨー、だからそんなに落ち込まないマヨー!」(笑)
カミール/ではこの野菜達は貰っていく! さぁ、私のところに来るがいい!
GM/「あー……みんな、優しく食べられるんだよ。野菜は食べられることが一番だからねー。しあわせになるんだよー」
クロード/……っていうか、ロキさんも艦長のレストランに食べに来たらいいじゃないですか。
カミール/なにっ? ……ロキ様、来る時はご一報願いたい。貴方の為にお出迎えをして特別室と料理を用意しよう!
クロン/まずは服着ろとかそこを説得しようよ、手っ取り早くさぁ!(笑)
ヴァロード/その、怪しい影の正体がなんとなく判ったところで、……お訊きしたいことがあるのですが。
GM/「なーに? アルシャードのことならまかせて!」
クロン/……あの。俺は元々ライカンスロープだったんです。だからヒトの姿になる方法を探しているのですが。
GM/「ブラックマジシャンにそんな技があったような気がするなー。……じゃあ『ネコ→ヒトの元に戻し方』の詳しいことを教えてあげるよ」まず猫を二匹、マスタースクリーンの上に置きます。
クロン/みゃーみゃ?
GM/そこにマヨネーズを少量かけます。
クロン/うみゃんっ!
GM/呪文を唱えます。エロイムエッサイムエロイムエッサイム……ぐっちょんぐっちょんになります。
カミール/鍋に入れて鍋に湯をかける前に――鍋にキス!
ヴァロード/猫のだし汁をとります。これで猫鍋の完成です。
カミール/……失敗したら取り返しのつかないことになりそうだが。
クロード/やってみますか? というかシロンは体力無いから大丈夫かなぁ。
カミール/しかしやるしかない。……確か、クラブハウスの中にコンロがある場所があった! 二人とも覚悟を決めろ!
クロン/茹でられる! みゃおおおおっ! グツグツ煮られたら死ぬだろ、今度こそ死ぬだろ! もっとマトモな方法ないんですか!
クロード/マナちゃんマナちゃーん! あのね、この鍋にキスして!
GM/「……えー? ちょっと赤茶色なんだけど?」
クロン/ちょっと待ってマナ、そんなことしな、水が、水がぁガボガボガボッ!(笑)
GM/……シロンは沈められるとすぐに大人しくなります。「しょうがないなー、……ちゅっ
カミール/クロード、お前もやっておけ。
クロード/わかりましたー、ちゅっ!
カミール/という訳で二人とも、口を濯いでこい。
ヴァロード/コンロの火をつけまーす。巨大化するためには仕方ないですよー。
クロン/巨大化じゃなーい!(笑)
クロード/……ぐっつぐっつ。ちゃんと沸騰させる前に出さないと死んじゃいますねー。
カミール/ぐつぐつぐつ。……よし、汁とれたか?
GM/とれましたね。イイカンジにマヨネーズ臭い、薄い黄色い汁が。
カミール/ヴァロード、冷水の用意だ。
ヴァロード/最初はぬるま湯の方がいいですね。洗ってやります。クロン、シロン、大丈夫かー?
GM/では――そこにロキ様が、猫汁をペットボトルに入れて……カミサマのキスをプレゼント! んちゅっ! ……するとマヨ猫汁が紫色に変わっていく!(笑)
カミール/……ああ。これを飲ますのか……ヴァロード、口をおさえろ。
GM/だがその前に! ゴゴゴゴゴ……、鍋が動いてます。
クロード/……艦長、鍋って動く物ですか?
GM/ペットボトルもビチビチしてるけどカミサマのキスのおかげで大人しくなります。……ところがどっこい、あっちの鍋は放置だ。ゴゴゴゴゴ!
ヴァロード/な、なんか鍋がどんどん大きくなっていく?
クロード/あれは……やっぱりあの猫汁で巨大化しようとしている鍋ですか。巨大化の作用がありますから……。
GM/大きくなっていく鍋はぴょーんぴょーんとクラブハウスから出ていき、グラウンドの方へ!「なべっ、なべなべなべーっ!」ドオーン! ――現れたのは、手にはラクロス、左手には漫研らしくGペン、ソフトボールが遠距離射撃砲門となり、競技ダンスのような華麗なステップを踏み、ミスアトミらしく美しい……乙女のオーラを纏った鍋!
ヴァロード/【魔導生態学】で調べます!(ころころ)17。
GM/『ナベ』。食物を煮たり炒めたりする器。金属製または陶磁器製で、底が比較的浅く口が開き、蓋・把手・つるなどを付ける。
カミール/……まんまやん!(笑) とりあえずロキ、ペットボトルを預かってろ。全員出撃……シロン。
GM/「んみゃ?」
カミール/力を貸せ。
GM/「……ああ、お前に貸してやってもいいぞ、……しかし! 別にお前らの為にやってやるんじゃないからな!
一同/ええぇっ!(笑)
カミール/とにかく一緒に乗るぞ。――カモン・サイレンス!
クロン/戦艦に乗るとミルティアさんが「あら、おかえりなさい。お仕事終わったの?」(笑)
カミール/いや、ちょっと問題が起きちゃってね。君は危ないから部屋に戻っていなさい、これから戦わなければならないんだ。
クロン/「まぁそんな……怪我をしないでくださいね、カミール!」
カミール/ああ、晩ご飯の前までには終わらせるよー!(笑) ……コクピットに白猫を乗せる、早く神格機兵を出せ!
ヴァロード/来たれ、マンジー。ドーン……鍋だからなぁ、ちょっとやる気出ない。
クロード/えっと、ブロッコリー達をどうしようか。
ブロッコリー/ふぁいとブローっ!
GM/「がんばるマヨーっ!」
クロード/かわいー!(笑) そうだ、みんなで一緒に乗ろっか! おいでーフェンリルーっ!
GM/マンジとフェンリルがどんどーん。「クロン、早く起きないとやられるわよ」
クロン/う、うーん……マナの肩によじよじ上ります。
GM/「大丈夫、私はそれなりに操縦方法は判るから」
クロン/……うん、よろしく。大丈夫だよ、君のことは俺が守る。じゃあいこうか、マナ――セレスティアルス来い!

GM/戦闘です。けどグダグダなのでまったりとどうぞ。
カミール/彼女の為に私は絶対に沈む訳にはいかない! 白猫、動け。
GM/「動いてやってるだけありがたいと思え――では【フェイバリット/オベロンコード】! 全員物理・霊力装甲プラス20しろ! ふはははは……皆の者、我にひざまづけー!」
カミール/お前は戦艦乗ってるのにやりたい放題だな。よしよしなでなで。
GM/なでなで。ごろ、ごろごろ……ふー。
クロン/……うわあ、本当になんていい奴なんだ(笑) じゃあマナ機、【サブアーム/フレイムアロー】! マナ、いくよ!
カミール/耳元で叫ぶな! アンタの指示うるさいのよ!
クロン/……めそめそと泣きます。俺だって自分で操縦したいのに。
ヴァロード/それじゃ【メインアーム/ソードライフルライフルモード】、鍋にパンパン撃ちまーす!
GM/「ハッ、何をしているか。さっさと潰してしまえばいいものを!」
カミール/落ち着け、そう簡単に動けんものだ。ごろごろ。
GM/「んみゃーっ」ごろごろごろ。
クロード/可愛いなぁあっちも!(笑) とりあえず攻撃します。【メインアーム/バスターガトリングガン】! どががががー。
クロン/「ブロー、凄いブロー!」「まよー、頑張るまよー!」
クロード/ああ……すっごいしあわせ(笑)
カミール/いくぞ。【メインアーム/噴進霊子弾】! 【武器/ライフコンバータ】を付けて最大火力。(ころころ)おお、6が4個も……霊力ダメージ53……えーっと、ツンデレパワー?(笑)
GM/「やるじゃないか、お前も……我らの力を見せてやるといい!」
カミール/お前のおかげだ、ごろごろ。
GM/「にゃーにゃー。クロン、どうやらお前より役に立っているそうだぞ? なーごなーご」(笑)
クロン/おい、ヒトとしての威厳を忘れるな!(笑)
GM/オレは目の前にある快楽を求める刹那主義者なのさ!
クロン/……確かに、ポリシーは自分第一主義だけど。【メインアーム/エーテルランスランスモード】、一世一代の見せ場だ! ……あー、なんかコレ使うの久しぶり?
カミール/なんかセッション始まって以来の出番? まったくご主人さー、いつもオーバーロードするんだもんさー、オイラ達だって頑張ってるんだよー?
クロード/ランスがカワイイー!(笑)
カミール/いくぜ、おやびーん! ザシューッ! ……オイラ達も頑張ってるでしょ? いつも腰にいるだけじゃないんだからねー!
GM/……なんか、このゲームに出てくる人外みんな可愛いですね。ブロもマヨも、ナベもランスも(笑) ――では総攻撃を食らって鍋がゴゴゴゴと揺らす。そして、鍋がパーンと割れた! めひょ、めひょっ。「コナベーっ!」……小鍋になって増えました。
クロード/かーわーいーいー!(笑)
クロン/……クロードさんがさっきから悶えています。
GM/「ナベナベ、合体攻撃なべー。コンバインアタックなべー!」――セレスに向かって!
クロン/マナ、来るよ!
カミール/「わかってる!」
GM/4体だけどジェットストリームアターック!(ころころ)鍋の破片がズダダダ! 物理80ダメージ!
クロン/うああああぁ! どごーん! ぷすぷす……グラウンドの砂煙にまかれていなくなります。
クロード/あ、クロンさんが消えました。……マナちゃーん、平気ー?
クロン/……いきます、【チャクラフェイバリット/裂風】! 砂煙の中から風がっ、小鍋達に襲いかかるー!
GM/「なっ、なーべーっ!?」
クロン/すっと煙の中から出てきます。――艦長、指示を!
カミール/……思う存分やるといい。白猫なでなで。
クロン/了解! いくよ、セレスティアルス、セラフィムオーバーロード! オーバーロード承認……クロンがヒトの姿になって現れます!
GM/おお、戻った!
クロード/オーバーロードすると戻るんですね。勿体ないー、黒猫の方がいいー。
クロン/……で、艦長の膝の上にヒト型のシロンがいる訳だが。
GM/「……うわっ!」
カミール/おりろ。……お前も神格機兵で出るか? お前がいなければ勝てない戦だ。行ってくれるか、我が友よ?
GM/「あ、ああ……そうだな。ありがとう、カミール・クライアス! お前の為にこの戦いを終わらせる! ――ブリュンビルデ、召喚!
クロン/待てぃ!(笑) いつの間にか艦長の名前覚えてるし、お前ホントにそれでいいのかぁー! ……あ、マナは平気っ?
GM/「あー……デカイのがいると酸素が薄くなるわー
クロン/ひでぇっ!(笑)
GM/「……まぁ、頑張ってさっさとこの場をぬけましょう? 早く本当の姿に戻りたいんでしょ」
クロード/それじゃオーバーロードしたことだし、いくよ。……鍋よ悪夢に魘されるがよい。【フェイバリット/ナイトメア】!
GM/「きゃー、いやナベー! グツグツ底を焦がされてカンカンおたまで殴られる夢を見たナベー!」
クロン/よし今だ! ……みんな、霊格リンクしてくれ! 全員でコンバインアタックしよう!(笑)
ヴァロード/わかりました、【フェイバリット/刀渡】!(ころころ)ダメージ40!
クロード/わーい、初めてのコンバインだね!(ころころ)52ダメージ!
GM/「行くぞ、友よ!【フェイバリット/タナトスコード】!(ころころ)ダメージ63だ!」
カミール/行こうか、【フェイバリット/ブレッドミサイル】!(ころころ)60のダメージ! 4人合計で、193だ!
クロン/……マナ。
GM/「……クロン、やっちゃって」
クロン/……ああ、了解!

 暁のように輝きその先に見えるものは光。
 右手には夢を、左手には君の手を。
 我はセレスティアルス、女神のつるぎをいだく者。

「ソード・オブ・クゥーン。
 愛しき女神よ、我らは貴方の元にひざまづきましょう――」


クロン/(ころころ)ソードが133。……合計ダメージ、326!
GM/描写を言うと、剣がざーんとくるんだろうな。……鍋に向かって(笑) 鍋は跡形もなく粉砕ー!
ヴァロード/寧ろ粉塵って感じですね。
GM/ぱらぱら、なーべー……コトン。――戦闘が終了します。皆さん神格機兵から下ります。……にゃあ。
クロン/あ。ひゅるるるる……ポンッ。
カミール/シロンも消えるな? 【フェイバリット/サルベージ】、落ちる前に呼び寄せてやる!
GM/艦長の膝の上に、ポンッ!
カミール/おかえり。
GM/「……ただいま」
クロン/……なんだろ、アレ(笑)
クロード/はいはい、クロンさんもよくやったよくやった、なでなで。……そうだ、ロキ様どこー?
クロン/「一号館の屋上からトウ――ッ!」親衛隊もババッ!(笑)
クロード/ロキ様、さっき預けたものを貸してください。
GM/「これだー!」さっきは紫色になったものが……いつの間にやら墨色に。
ヴァロード/黒?
GM/黒ではない、墨色。「さぁ、これを飲むんだ。元の姿に戻りたいという気持ち分だけね!」
カミール/とりあえず二人とも、……覚悟はいいか?
GM/「ぐっ……しかし、お前が作ってくれたものならばオレは! お前の想いをいただこう!」
カミール/口を開けろ、シロン。……ガポッ!
GM/うにゃあああぁっ! ごくごくご……口の中から煙りが、もああああ! 煙がシロンの体を消して……明るくなる時には。
カミール/……よくやった。マントをかけてやる。
GM/「……ありがとう」
クロード/シロンは戻りましたね。さーてと、ク・ロ・ン?(笑)
クロン/校庭の隅まで逃げます! ちょっと待ってちょっと待ってウニャアアァ!(笑)
クロード/そうだ、マナちゃんが抑えておいて。……最終兵器マナ姫(笑)
クロン/ちょ、待っ、にゃあああぁっ!
GM/「――大人しくして、戻りたいんでしょ?」
クロード/クロンさん、戻りたくないんですか。じゃあこれ捨てますよ?
クロン/…………飲ましてください。
クロード/はい、わかりましたー。自分で飲んでくださいね。クロンさんがが飲みたいだけ!
ヴァロード/せーの!
クロン/ごっごっごっごっご! 口の中からプシュアアアアアァーッ!(笑)
カミール/煙がどんどん消えていく、そしてそこには……。おかえり。
ヴァロード/おかえりなさい。
クロード/おかえり。……お水飲む?
クロン/バッ! ゴクゴクゴク! はぁ、はぁっ! ……な、何だか長い夢を見ていたようです……。
クロード/コレを見ても夢だって言う? ……黒猫の写真をぺらり。
クロン/――くらあっ、パタン! ……ああ、でもヒトだ……なんて素晴らしい……おかえり俺!(笑)
GM/――ではそんな所にロキ様がやって来る。「ちょっと残念そうな顔をしているキミタチにコレ、あげるよ」艦長に、スイッチをくれます。
カミール/スイッチ?
GM/「コレを押したら猫が元に戻ったり戻らなかったりするよ」
クロン/……待てい!(笑)
クロード/これを押したら猫に? 猫のモードで押したらヒトに、ヒトのモードで押したら猫になるんですね!
クロン/ちょっと待て、ちょっと、ちょおっと待ってえ!(笑)
カミール/試させろ。カチ、あっ……猫になった!
クロン/んにゃああああぁっ!
クロード/わーっ、おもしろい、貸してー! もう一回ポチッ!
クロン/ぽすっ。……ヒトの姿でえっぐえっぐ……AP5消費して奪います!(笑)
GM/「まぁ、みんなも不用意に押さないでしょ。だからプレゼント。カミサマのきまぐれってヤツさ!」
クロン/いらんそんなものおぉ!(笑)
カミール/……シロンにも効くのか? ポチッ。
GM/ポンッ。「にゃ?」
カミール/白猫を頭に乗せる。……帰るぞ、みんな。
GM/「にゃふー。……クロン、そんなに悲観することもないぞ。上から見下ろすのも爽快だ! お前も言ってたではないか、世界は見方を変えるだけで美しいと!」
クロン/……さめざめと泣きます。さめざめと泣きます!
カミール/ロキ様、ありがとうございました。引き取る野菜達は必ず幸せにしてみせます。……最低限の手下をおいて食材を貰っていく!
GM/「それじゃ、みんなを宜しくねー」「バイバイまよー」「バイバイとまとー」「バイバイたろいもー」
クロード/バイバーイ、また遊びに来るよー!

 そんなこんなで謎の遺跡アトミジョシダイの任務を終えた一向。
 場所は変わって、……レストラン・ファルシオンに全員集まった。


GM/ということで帰ってきた、レストラン・ファルシオン。みんなでクロンが元に戻れたお祝いをしましょう。……今のクロンの姿はどっち?
クロン/じゃあ、洋服を着た人間で。
カミール/シロンも人間で。手伝え、友よ。寧ろウェイターとして。ソムリエっぽくグラス磨いてろ。
GM/今日のお祝いにワインセラーでワインを品定めてます。
クロン/……そこにちょっと訪れよう。随分とまるくなったな、お前。
GM/「何の用だ」
クロン/……もういいのか? 世界を壊したいとか言ってたのは。
GM/クロンを睨む、久しぶりに(笑)「ふぅ……この新しい体は少々やりずらい。直ぐに猫に変身するわ、体力が無いところは変わっていないわ。おそらく目指しても達成できん」
クロン/……そうか。
GM/「それに。……笑うなよ?」
クロン/え? う、うん……神妙な顔で頷く。
GM/「本当に笑うなよ。……生き甲斐を見付けた」
クロン/……え?
GM/きゅっきゅとワインを磨いてます。「この軟弱で不便な身が尽きるまで生きてみる……そんなどうしようもない目的も良いものだと思うようになってしまった。……笑うなよ」
クロン/……そっか、そっかそっか! 嬉しそうに笑う。
GM/「……笑い方がうざい!」
クロン/なにぃっ!(笑) ほおー、そのことを言うのはこの口かー!
クロード/あ、シロンとクロンが喧嘩してる。――ポチッ。
クロン/んにゃっ! んみゃあああ、にゃああ、んにゃあああぁっ!
GM/みゃー! んみゃあーっ! にーっ!
クロード/二人ともうるさい。……お風呂入れちゃうよ、水の中どぼんするよ!
GM/んみゃっ! ……みい」
カミール/お前らほどほどにしろ。ワインセラーの空調が乱れるだろ。
クロン/みぃーっ! ……その姿のまま、ちょっとマナの所にも行きます。訊きたいことがあるんだ。
GM/マナは洗い物をしています。使い終わったお鍋をきゅっきゅ。
クロン/ねえ、マナ……この世界には慣れた?
GM/「……まだ慣れないところは沢山あるわ。不便なものが多いんだもの」
クロン/そう。……元の世界に戻りたい?
GM/「……戻りたくないって言ったら嘘になる」
クロン/……マナ、今度の日曜日は暇? 俺、ヒトに戻れるようになったからさ、もうピンチに陥ることもない。北の方に巨大図書館があるんだってさ。……君の世界に続く路の手掛かりがあるかもしれない。セレスに乗って……探しに行かない?
GM/「艦長……いや店長がヒマをくれたらヒマになるんじゃない? まずはシフトを確認してからね」黙々と洗い続けます。
クロン/うう、そっか。
GM/「……日曜日ね。ちゃんと、覚えておくから」
クロン/……うん、約束だよ。
カミール/……で、扉の所にはシロンがニヤニヤしてる。見たぞ見たぞー!(笑)
クロン/ビクゥッ!(笑) ちょっと待てちょっと待ってふみゃあああー!
カミール/さて、クロンとシロンのために【調理】をするか。(ころころ)……クリった。
クロード/ええっ、そんな美味しい料理作りたいの?(笑)
カミール/振り足し。(ころころ)……もう一回クリった。
一同/ぇっ!?(笑)
カミール/(ころころ)……38!(笑) 煌びやかなフルコースが出来上がる!
GM/カードも足してないのになんで40近いんですか!(笑) ――ではクロン達がヒトに戻れた(?)お祝いということで……物凄い料理がキラキラキラ! ということで全員席について!
クロード/ヒトの姿にしてあげます。もうポチッとかしないよ、……手元にあるけどね(笑)
ヴァロード/お祝いですからね、先にどうぞ。ぱちぱち!
クロン/えっと、皆さんありがとうございました。俺のせいで苦労かけてしまいました……いや、本当に嬉しいです。やっぱヒトっていいな!(笑) じゃあいただきます。もっきゅもっきゅ……ああ、ごはんって美味しい!(笑)
カミール/ということで、みんな食え。
GM/「いただきまーす!」……マナやミルティアさんも、楽しくもぐもぐ美味しく頂くのでした。
カミール/そして――またレストラン・ファルシオンの営業は始まるのだ! さぁ手伝え、みんな!
クロン/いらっしゃいませー、ファルシオンにようこそー!(笑)
カミール/これ、3番テーブルに。
ヴァロード/はーい! ブロッコリーたっぷりグラタンです。あ、いらっしゃいませ、どうぞー!
GM/「ふっ、お前ら何人だ? 煙草を吸うか吸わないか……さっさと言え!」
ブロッコリー/ブロッコリーいれるブロー、ぶろー。
GM/「いっしょにいれるマヨー、マヨー」
クロン/……あっ。艦長、じゃなくて店長。お手紙が届いてますよー。アークからですね、任務の要請とか来てますけど?
カミール/ほっとけ。
クロン/ハイ判りましたー!(笑)
クロード/だ、ダメです、任務なんだからーっ!(笑) ……とりあえずアークの要請のものを見る。
カミール/まーた鋼魔退治か、しかしこの地域には確か別働隊がいたような気がしたが。
クロード/一応行きましょうよ。新たにお金貯めて資金にすればいいじゃないですか。
カミール/そうだな……ではシロン、ミルティア、マナ。店はまかせたぞ。シロン、教えた通りにやれば大丈夫だ。ミルティア、留守を頼む。
クロン/「いってらっしゃい、あなた。どうか無事でいてくださいね」……って結婚しちゃったー!(笑)
クロード/もうっ、早く行きますよ! よく見たらこの消印、だいぶ前じゃないですかー!
カミール/ああ……ヴァロードとクロンも行くぞ!
ヴァロード/はーい。今回はどんな鋼魔に会えるんだろう、ウキウキ!
クロン/エプロンを外して、店の外に出る。みんなコートを翻しつつ、任務の地へ。

 ――ああ、今日もいい天気ですね!




 ギガントマキア ファネス・プロジェクト 完