やや2ヶ月ぐらい前にキャラメをした、「アリアンロッド・サガ」キャンペーンの第1話をプレイヤー参加してきました。
キャンペーン名は「ゼウス・アリアンロッド」。5人の参加者がGM交代制で、「四天王」をテーマにアルディオン大陸のフェリタニア特務隊のシナリオをこなすというもの。2年間ぐらいやりたいと言っていた企画の第1話が、やっとできました!
●今回のGM・ロロ/PL:すずか
フェリタニア(元アヴェルシア)出身の、ドラゴネット/メイジ/フォーキャスター男子。没落貴族の軍師の息子で、軍師のタマゴ。野心家で、出世と自身の成長のためにフェリタニアに志願した。まだ旅に出たことがないため、未熟そのものだがヤル気だけはある。プライド高いツンデレ少年。
●PL1・トム/PL:51
ゴルフォート出身の、ヴァーナ(狼)/ウォーリア/シーフの女の子。純粋無垢&無知な野生児。森深い場所で何故か1人で過ごしていた。そこに現れた謎の少年とトモダチになったのは10年前の話。そして10年後の現在、新たにトモダチを求めフェリタニアを訪れたところで、運命の再会が……。
●PL2・シムーン=ブレンディ/PL:マーサー
レイウォール出身の、エルダナーン/アコライト/フォーキャスターの32歳男性。サポート神官。10年間戦争の最前線に立ってレイウォール王家を支えていたという。ピアニィの逃走劇&フェリタニア独立を裏から支えるため小さな任務に精を出す。だがそれとは別の目的があり……?
●PL3・エドガー=トーラム/PL:ユウ
カムロート出身の、ヒューリン/ウォーリア/プリーチャーの23歳男子。複雑な出生で、「家のためになろう」と頑張っていた騎士になる道も諦め、それでも国に利益を持ち帰るようにと寄せ集めの中央・フェリタニアを目指す。一見、軟派男で軽快な性格だが、盾として周囲を守り、重々しい一撃をお見舞いする。
●PL4・レンス=ノーバッド/PL:MUMA
グラスウェルズ出身の、エクスマキナ/メイジ/セイジの、メイドの女性。完全無欠(ノーバッドという名に相応しく)の最大火力高機動メイドロボット。グラスウェルズ国の貴族ルッツ家のお嬢様のもとに誕生日プレゼントとして贈られたエクスマキナ。戦乱の中、愛するお嬢様と離れ離れになってしまい、彼女を探す旅をしている。
公式リプレイ「デスマーチ」のような、フェリタニアに色んな出身国のPCが集まり、一つの部隊を組んで戦っていると「四天王」と呼ばれる者達が現れ……という、回しGMセッションでした。
まずはメインGM(キャンペーンの主軸になるシナリオを作成する人)である人からの、「ギルド結成」の話。初めてのパーティプレイ。なんだか怪しい四天王がいる組織に命を狙われたり、アルディオン大陸の運命を左右するようなことを言われる回でした。
2ヶ月間(人によっては2年間)あたためてきた設定を吐き出したりするのに、オープニングシーン(ギルド結成まで)で2時間セッション時間を使ったり、気合い入れて作ったキャラクターを動かすこと数時間、まだ第1話だけというのに相当濃厚なギルドになりました。
3回戦闘をしたけど、ところどころにトラップがあるマップでの戦闘だったため、想定していたデータで戦うだけでなく頭を使い、大変やり甲斐のある、頭を使う面白いシナリオをやらせていただけました。開始キャラクターレベルが8だったので、数値が高くド派手な戦闘、トラップがあること前提のマップは、本当に楽しかった! プレイヤーをしていて「自分もGMがやりたい!」と思えるほどでした。
見習わなきゃと思わせる、様々なトラップの合わせ技で窮地に追い込まれて、清々しくやられたときの気持ち良さ。「アリアンって面白いなぁ!」と再確認するダンジョンシナリオで、とても勉強になりました。特に「2回目の戦闘開始前」と「3回目の戦闘開始直後のトラップ発動」は、興奮しまくった! ああ、GMやりたい!
そんな「GMやりたい」願望は、GM交代制の回しGMキャンペーンということで既にやることができると確定してるんだけどね。でもやりたい。次に抜けるメンバーは決定しており、つまり今回が最高だったとしても毎回パーティーバランスが変化するので、次回は散々な目に遭うかもしれない。けどそういった「先を読めない辛さ」が魅力で、毎回違ったパーティーで楽しめるというのが良いところでもある。
●「目立った特徴は乏しいがなんでも出来る」ドラゴネット男子。
●「回避&行動値&移動力特化、まさにシーフの鏡」のヴァーナ少女。
●「プロテクション&タクティカルプレイ&チェックメイトしかしない完全後衛」エルダナーン男。
●「物理防御力60点に突破した」ヒューリン男子。
●「範囲攻撃持ちのダメージ50〜100点が当然の砲台」メイジ女子。
どれも抜けたら痛いパーティーバランスです。でもなんとかなりそう。終わったばかりの今から次の戦闘が楽しみで、しかしどうなるか判らないから不安だらけの、緊張感があって毎度死にかける楽しさが味わえそうです。ゲームは、1人本当に死にかけるぐらいが楽しい。勝利が見えない方が良い。しかもGMが変わるからシナリオ傾向も大いに変化するし、「どうなるか判らない」を存分に堪能できそうです。
早くも第2話(防御点がバカ高い盾役の男子がGM回。防御が激しく不安な回)が待ちきれないや。そんなに楽しみにしたって第2話は2月を予定。それまではリプレイを作って次の対策に備えるんだー。
私的こと。
今回のキャンペーンでは「32歳フォーキャスターの男性(ギルドマスター。元レイウォールの軍師)」をやってます。性格は、落ち着いた大人キャラ。あまり積極的ではなく、物静かな人のイメージ。そのためオープニングシーンでは、若くて元気がある他のPC達とは関われなくなっちゃうような、ぼっちのキャラになってました。始めのうちは不安だったけど、プレイ後には一切不満はありません。
というのも、第1話のラストシーンで「他のPCよりあまり設定を語らなかった理由」を爆発させて、それなりにウケたので、「このキャラ造形は間違ってなかった」とガッツポーズしておきます。ぼっちになってもキャラプレイは個人的には大満足でした。
あとは2話、3話でゆっくり、どんどんギルド内で好感度を上げていきます。少し後ろに下がる大人キャラらしく全員に優しくして、無くてはならない完全後衛サポートキャラになって、引っかき回して、このキャンペーンシナリオを大成功にするため頑張るPCにします。
今日やった第1話でPC全員好きになりました。みんな可愛いんだもの。和気藹々していて次の任務が待ち遠しいぐらいです。うちの子ことシムーンおじさんも、PC全員好きになってもらおう。愛情をふりまく良い人をやるぞー。にやり。
単発「パラサイトブラッド」初プレイヤー参加してきました。
半年前ぐらいから企画していた念願のパラブラ、念願の変身ヒーローRPG、プレイヤー参加です。
●PC1・乾 ユズリハ/PL:マーサー
ブリガンダインの20歳女性。DUSTコマンダーだが、隊長っぽいことはしない幼い女。PC3のキツネをペットとして飼い、PC2の男性に面倒を見てもらっているややオタク。冷気を纏い、銀色の蝶々のような鎧騎士に変身する。
●PC2・二日市 静修/PL:なちこ
カラドボルグの25歳男性。本来は隊長ではないが、PC1のコマンダーがしっかりしてないので「なんで僕がこんなことをー!?」といいつつ特務隊を引っ張る頑張り屋さん。雷属性で、良い香りのフェロモンを漂わせている。盾役ではないが、壁。情報技術や剛力でシーフ的な役割を果たす。
●PC3・紫蘇(シソ)/PL:ろって
バルディッシュのキツネ。紫色のキツネで、人間でいえば20歳前後の若々しい言動をするが性別不明。PC2と同じく雷属性であり、戦闘時はポケモンのサンダースのように巨大化変身する。もっふもふでローリング。通称「シソコーン」。
GMもプレイヤー3人ともパラブラは初挑戦。でも私、マーサーは前版の「デモンパラサイト」プレイ済みです。そんな初心者ばかりの卓で、フルメイキングでセッションをしました。
参加者全員が初めてなのでキャラメから躓いたり、キャラクターシートをどう書いたらいいか悩んだり、戦闘中にうんうん唸ることもありましたが、無事ミッションは成功、シナリオ課題は大成功だったので、ドキドキでしたが楽しめましたー。
ダンジョンものをやらせていただいたんですが、不満なく無事エンディングに辿りつけました。3人パーティーで仲良く賑やかにミッションコンプリートできたし!
一番面白かったのは、やはりこのゲームの目玉ともいえる、「衝動」システムでした。ヒーローポイントだから使い甲斐があるし、でもNPC化してしまう危険性があって緊張感もあり、段階ごとにマイナス要素がランダムで発生するから中盤で大波乱が起きたり、でもそれほど致死性は高くないシステムだからどんどん使える。絶妙な「プレイヤー殺し」の難易度が、レベル1キャラメ3人パーティーでとっても楽しかったです。
最初は「衝動」を溜めすぎるとNPC化してしまうというルールにビビりすぎて、なかなか動けなかったけど、後半になったらどんどん窮地に陥った方が楽しいと気付いてどんどんド派手な行動ができるようになってました。コツを掴めてからはダイスロールも振り直しも、どの判定も楽しくやることができました。技能の習得の仕方が、正直失敗なところがあったけど、何が足りなかったのか、今後もっとよくするためにはどうしたらいいかがハッキリ判ったからプレイ後が清々しいです。
回復特化クラスであるモリオンがいなくてもなんとかなったし、回復役がいなかったからのドキドキ感もあった。でも本格的に戦闘をするなら回復役は1人は必要だな……サポート役のブリガンダインも楽しかったけどさ。
シナリオは、GM曰く「旧版デモパラのサンプルシナリオを改良した」とのことですが、世界観がよく判る入門編と言える良いお話でした。おかげで「デモパラ・パラブラやりたい」と思えました。GMが話を作りやすそうな世界観とルールだなー。敵が「生存本能に従って襲ってくる」って単純明快で良いな。「ジャンル:変身ヒーローもの」だから、それぐらい簡単なテーマの方が話を深めやすいんだろうけど。一発限りもそこそこ楽しめるけど、長期がやりたくなるジャンルです。
長期がやりたくなる理由はもう一つ。パワーチャートのレベルアップ分岐が……見てるだけで楽しい! これはレベルアップしたいと思えるページ! 格闘ゲームを思わせる戦闘システムに、シミュレーションゲームを連想させるレベルアップシステムは惹かれるなぁ。機会があったらルールブックを買おう。そして長編シナリオを立ててみよう!
何のゲームでも、人間以外の異種族ってあんまり好きじゃないんですが(人間の「平均的能力値」が迷わずキャラメできてラク)、デモパラ・パラブラの動物プレイは面白そう。というか愛せる。セッション中もずっとPC3のキツネさんを「かわいいー!」って言いまくってました。PCもプレイヤーもどっちも。ああ、キツネのしっぽもふもふしたい……ついでにお兄さんに面倒見てもらいたい……なんて心に優しく幸せなパーティーだったんだww
単発「シノビガミ」GMをしてきました。プレイしたシナリオは、8月に1度遊んだ公式シナリオ「楽園」。参加プレイヤーを変えてのもう一度プレイでした。
今回もデザイナーが作ったシナリオの完成度に感動しつつ、ネタバレ無し感想いきます。
●PC1・田中 寿々緒/PL:51
高校2年生、手芸が大の得意の男の子。家庭科部に所属し、常に裁縫をしている。文化祭の出し物が「女装メイド&男装執事喫茶」となり、部員全員の衣装作りに追われることになる。無事に文化祭が終わるよう奮闘するが、その正体は「隠忍の土蜘蛛」であり……。
●PC2・八屋 あげは/PL:ピロ
高校1年生、家庭科部の部員全員でワイワイ楽しむことが好きな女の子。部内唯一の1年生ということで次期部長としてみんなから期待され、頼りにされている。年下だけどクール真面目、と思わせておいて、好きな人にはデレデレな女子。手刀が得意。実は「ハグレモノ」。
●PC3・村上 花火/PL:犬熊猫
家庭科部部長の活発系高校2年生女子。部長だけど剣道部と兼部しているという、常に木刀を持ち歩いている男勝りな性格。雄々しい女子で、男子を肩車したり豪快に力仕事をしたりする。実は「鞍馬神流」で、信念は「凶」。
●PC4・氷室 キリエ/PL:しゅうら
家庭科部元部長の高校3年生、オタク男子。「二次元に嫁がいる」と公言するオープンなオタク(現在のブームは「魔法少女まどかマギカ」)。自分の嫁は二次元だけど、新聞部と兼部している血的に他人のコイバナが気になって仕方ないお年頃。実は「御斎」所属。
NPC1は、みんなとワイワイしたい元気な女の子。NPC2は、ちょっとダルデレな真面目系男子という。そんな6人が騒ぐ家庭科部のお話でした。
「楽園」は「シノビガミユーザーなら一度はやっておけ!」のシナリオ。今回参加してくれた4人は何度もシノビガミプレイしたことある方で、GM経験も豊富な方々。そんな4人を誘っての「楽園」は、またもや絶賛のシナリオでした。「楽園はトラウマ製造シナリオ」と名高かったけど、まさにその通り。沢山の涙を見せつつ良い思い出を作り出してくれました。
※同じシナリオをした「楽園A卓」の日記は、8月21日(カテゴリ:TRPG活動記録)からご覧ください。
●PC1が男で、NPC1が女。それが「A卓」と一番に違う箇所でした。
●PC1とNPC1が駆け落ちエンド。でもPC1男とPC3女が相思相愛。相思相愛だけどラブラブエンドじゃない。お互いのことを想い合ってるから別れる系エンド……という感じ?
●PC2とPC4は、ラブラブ結婚オチ。付き合ったのはこの2人でも全員で「PC4を幸せにしたい!」と思う一同。ここに全員の仲の良さが伺える。
●NPC1を守ろうとするPC1。NPC1のためにPC全員を敵にまわすPC1。それに感動。PC1はPC全員を愛している、でも悩みに悩んだ結果、1人敵になってしまったNPC1を守ろうとする。最後まで苦悩しつつも戦ったPC1に感動。
●最終的には6人が2手に分かれて戦う。でも登場するキャラクター6人は憎しみ合ったんじゃないと思いたい。文化祭を楽しむ6人は、本当に楽しそうにぎゃーぎゃー騒いでいた。楽園のような青春を送っていた、仲良し6人。とても可愛かった。愛おしかった。愛せる6人でした。
●あのエンディングは、誰も死なない、不幸な人はいない最高のシナリオ……だったのかな。
●セッション全てが終わった後にアフターミッション(反省会)で、「ああ、やっぱあそこは楽園だったんだ」「楽園って凄かったんだね」と思い返す一同。うわあ。何度でも言うけどコレ、凄いシナリオだよー。
●GM席で全員の苦悩と「楽園」の幸せっぷりを見ていて、2度やったけど2度とも面白かったです。
●泣けた。苦悩の末に泣くって、TRPGではご褒美です。
●戦闘が、2人VS4人だったけど白熱。出目が走りに走ったー。でも綺麗なシメで終わった。
●「愛しているから対立!」って良い。「愛していても戦う!」ってカッコイイ。でも愛し合っている6人カワイイ。
●改めて思う。「シノビガミ」を何度もプレイした人なら絶対プレイすべきシナリオだ!
さてさて。
以下、A卓とB卓の差異を語ってみる。
●A卓PC1は、イケイケおせおせ残念系女子。B卓PC1は、ツッコミ属性持ち大人らしさを持ちつつ未来に苦悩する男子。NPC1を超えるべき存在と見なしたA卓女子と、NPC1と共に生きようと許容したB卓男子。大違いでした。
●A卓PC2は、年下系男子。B卓PC2も、年下系女子。同じ後輩ポジション。仲間を大切にしたい。好きになった人には相手にデレデレ。実は2人とも同じ属性だという!
●A卓PC3は、剣道部兼部の武骨な武人男子(生徒会長)。B卓PC3は、剣道部兼部の豪快系女子(家庭科部部長)。どちらも鞍馬で剣道部という被りっぷり! でも同じ戦闘系民族でも、男子女子の違いが全く違うキャラ性になってた。恋愛観も、父性と母性の違いがハッキリと。
●A卓PC4は、ぶりっこ女子。B卓PC4は、軟派男子。「好きな人を探っちゃおう!」というハンドアウトがあるのでどちらもフレンドリーな性格。フリーダムで軽薄に見られがちだけど、実は……というギャップ萌えがどちらもあり。ここも男子女子の違いがハッキリと。
●A卓NPC1は、全員で悪ふざけがしたかった男子。B卓NPC1は、全員でどこまでも頑張りたかった女子。でもA卓NPC1男子は「死にたい」と決断してしまい、B卓NPC1女子は「生きたい」と決断してしまった。これは突っ切って男を見せたいという心と、大好きな人達に守られたいという女心が何よりの変化か。
●A卓NPC2は、無愛想だけどみんなのことを気遣うお姉さん。B卓NPC2は、ムスッとしてるけどツッコミ気質の男子(お母さん力強め)。どちらも暖かく、楽園に生きるPC4人+NPC1を見守っていたなぁ。「早く帰りたい」と言ってたけど楽しんでいたんじゃないかなー。
GM視点だと、なんかNPC2である2人(A卓の凪乃ちゃん、B卓の由縁くん)への好感度がメチャメチャ高いです。何故か。
NPC1はぶっちゃけラスボスで、シナリオのキーパーソンなのでイベント装置としての立ち位置が強い。でもNPC2は振り回される(シナリオに関わってはくるけど)ので、GMが操るPCとしての意識が高いのがNPC2だった。だからキャラクターに成りきれるのはNPC2の方。NPC2の目からPC8人分が誰も彼も愛おしくてたまんないです。
2卓やって一番シナリオが変化した要因は、間違いなく「キャラクターの性別」でした。
PC1が男性か女性か、ラスボス格であるNPC1が男性か女性かによって、「恋愛」が関わってくるシナリオは大きく変化します。それは「やっぱり」と思いました。
男のラスボスが愛に生きることを許せるか、女のラスボスが愛に狂うことを許せるかって、プレイヤーの性格以上に変動するものがあるよ。男女逆転したから結末が大きく変わった。キャラクターメイキング時の「男でも女でもどっちでもいいよ」というのは、実は重い台詞なんだね。
他にA卓とB卓の違いといえば……。A卓は「パーソナル秘密」から先にバレていって、B卓は「普通の秘密」から先にバレていったことか。これでプレイヤーが「事を始める」スピードが変わりました。あと、PvPを視野に入れた戦闘をするか否か。A卓は協力で、B卓はやや対立型になりました。これも秘密の開示タイミングが異なったからの変化かな。
2度やって更に面白さに気付きました。「楽園」は面白い! 感動した!
何より「パーソナル秘密」、面白いです。自分で秘密をメイキングできるのが良い。GMも何がどうなるか判らなくてドキドキです。今回もまたパーソナル秘密に振り回されたところはあるので、今度また「シノビガミ」をプレイするときも、パーソナル秘密を使用したシナリオがプレイしたい!
NPC語り。
A卓のNPC1男子・多藤リョウマ君は、「殺してくれ」の人だった。B卓のNPC1女子・三好直ちゃんは、「生きたい!」の女の子だった。
その違いがGMとしては感動です。全く同じデータ、全く同じ「みんなと仲良く文化祭を楽しむ!」だったのにこの違い。PC1の対応でここまで人生が変わる。……とても感慨深いです。ああ、なんかどっちもなでなでしたいよー。みんなー、なでなでしてやってくれよー。
今日の笑いどころ。
(1)PC1の「みんな、生きてほしいよ……」に対する、PC4の乾いた笑い。
(2)ロリとルージィルさん、仕事しろ。
企画物第1段となる「アナザーワールドSRS」キャンペーン第1回のGMをしてきました。その企画物というのが……。
『ラブアゲイン シンドローム』、『アナザー
イブ ウィークス』、『サークルビショップ テラー』、『バッドルイド』、『デイズ
フォールエス』のクロスオーバーセッション!
その名は、『アナザーワールドSRS~ワンダフルワールド』。とりあえず仮タイトルですが。
単発AWリプレイシリーズだった5作品を繋げてしまおう企画という長期キャンペーンの栄えある第1回を、『サークルビショップ
テラー』の4人に活躍してもらいました!
●PC1・草壁 巡一郎/PL:すずか
「魔術師/霊媒師」の伊賀崎家・執事長。前回、とある山奥の屋敷での一件から腕を磨き、「屋敷に住んでた貴族風の男」の魂を元にホムンクルスを従えている優秀な錬金術師。お嬢様の葛藤に苦悩しながらも、「真実のお嬢様」を探し出すよう奮闘をする。
●PC2・曽路 まどか/PL:しゅうら
「処刑人/稀人」のジェイソンメイド。DNA鑑定の結果、正式なジェイソンと認定され、立派な稀人デビューをしたばかりのサブカルメイド。愛用のチェーンソーを(ウズマキに収納せず)手に、今日もまたバスタブいっぱいの紅茶を人に好意で進める天然娘。
●PC3・伊賀崎 万里/PL:なちこ
「狂戦士/狩人」の伊賀崎家次期当主。1月になり、そろそろ卒論の発表の準備に慌ただしく、最後の学生生活を送る大学4年生リア充。普通に暮らしているけど、近頃、従者達がやたらと何か探りを入れてくるのは何故だろう……。
●PC4・香坂篤史/PL:MUMA
「感応力師/聖職者」の伊賀崎家執事見習い男子。主な仕事はジェイソンメイド・まどかちゃんのストッパー。ここ最近、合宿で車の免許を取り、運転手としても活躍中。機転のきくアイディアマンっぷりを生かして、「ある企み」に率先的に暗躍するが……?
ドキドキのキャンペーン第1話、しかもPC交代制(プレイヤーさえも交代!)。一体これからどんだけ大きな話になっていくのか、GMだった私でさえも判らないスタートは、大爆笑と称賛の嵐で終わることができました。
●AWリプレイ5作品の巻きこんでの大シナリオです。その1話目です。「他の4作品を巻き込むように」みんなで運命を介入しまくりました。具体的に言うと、「病院にある別卓のPCがいるように仕向けたり」、「情報収集の場にまた別卓の教会組が登場しているように仕向けたり」、「大事な情報を別卓の小耳にはさめるようにしたり」。
●別名「他の人に責任を押し付けよう」作戦。もしくは、「自分の首を絞めよう」合戦。(いくつかの卓をかける同じプレイヤーもいるので)
●第1段となった『サークルビショップ テラー』のメンツの、テンションの高さが、おかしかった。
●どこまでもまどかちゃんはまどかちゃんのノリ。アックンはガチ安定感。万里様は王子様。巡一郎はPC1パワーとお嬢様大好きっぷりゆえに出てくる運命改変力が凄すぎる。
●半年以上ぶりのキャラクターとの再会だったけど、全員イキイキと、キャラを見失うことなく今回のシナリオに臨んでくれました。
●開始3時間ぐらいはGMは率先的に喋らず、シーン指定もせず、「従者PCの3人(巡一郎&まどか&篤史)が、ご主人様(万里)の誕生日会を企画してください!」で盛り上がってもらいました。1週間の猶予を与え、いくらでもシーンを作っていいので好き勝手「ご主人様の誕生日パーティーを企画」してもらい、当日を演出してもらいました。その間、GMはNPCの台詞だけ。参加PC4人だけでシーンを作って楽しんでもらいました。
●アドリブでダンジョンを作ってもらったり。作るお料理を選んでもらったり。お歌を唄ったり。
●しかし、楽しい誕生日だけじゃ終わる訳が無い。
●『サークルビショップ テラー』といえば謎解きシナリオなので、クイズっぽいイベントを設置し、迷ってもらいました。
●相変わらず謎解き(リドルやパズル)の難易度を決定するのが難しい……。「これだと簡単に解いちゃって萎えちゃうかな?」とも思えるし、「こんなに難しいと解いてもらえないんじゃ……」と思うときもあるし。途中、プレイヤー達が全員お手上げ状態になってしまったので、曖昧な言い方ばっかしてしまうマスタリングしか出来ない性格なので苦しい想いをしました。このハッキリしない口は日頃のために改善したい……。
●しかし、「わっかんねー!」と言ってる中、PC1がひらめいた。
●その瞬間の「(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)!」というアハ体験。その顔を真正面からGM席で見たときの快感って言ったら……!
●戦闘はピンチになる仕掛けを2つ用意していたのに、2つとも回避されてしまった。く、悔しい。でもその分頑張ってもらったんだから仕方ない! 自分の中ではAWの特技知識を総動員した良い戦闘プレイをしようとしてたので、悔しくても気持ち良いです。
●どこまでもイケメンな巡一郎&万里&篤史。果てしなく萌え系なまどかちゃん。カワイイカッコイイの称賛の嵐の台詞集。名言と迷行動が多すぎて楽しい。
●NPCで登場したお嬢様を中心としたシナリオで、前回敵ポジションだった貴族風の男を第5のPCに加えて、『サークルビショップ
テラー』チームらしい話で始まり、それっぽい話で終わることができました。
●ついにリプレイにルージィルさんが載れる予感。
●キャンペーンの第1話はもちろん、半数のGMは自分がやるのに、PC達が(他の卓のメンバーのために)伏線をバラ撒いてくれるのと、自分も『バッドルイド』のアクセンでPCとして立てるためのシナリオ読めなさ具合が楽しい。ゾクゾクする。
●なんか壮大な第1話だったのは確かだったよ。これが壮大か小規模なのかは他の卓のテンションにかかっている。
●企画第1段は、大成功でした。
レベルアップ作業込み&休憩有りだったとはいえ、12時間セッションでした。終わったときはクタクタだったしお腹空いて倒れました……。
それだけ夢中になれたセッション1回で、夢中にしていく気になれたキャンペーン第1話でした。『サークルビショップ
テラー』のメンツで3回目をやってもいい。それぐらい和気藹々楽しくできましたー。
今後ともよろしく。
単発「巨神戦記ギガントマキア」GMをしてきました。めっちゃ久々のギガマキGMでした!
●PC1/PL:もげおか
名前は「ラズ」。狼耳の「ライカンスロープ/フュージョナー」。元ストリートチルドレンで、同じような生活をしていた「ヒューマン/フュージョナー」の弟分とともにアークに入隊する。勉強をしたことない暮らしだったために字が書けないなどのハンデはあり、また、頭が緩い。弟想いの熱血漢。
●PC2/PL:ピロ
名前は「ドロテア」。「マシンネイチャー/ロード」。とある遺跡で事故に遭い、自身のデータを消滅(記憶喪失)、代わりに変なソフトがインストールされ(聖印が生じた)クルースニクとなった29歳の女性型マシンネイチャー。自由奔放な性格。
●PC3/PL:辰巳
名前は「リロ」。「フェーダ/ミンストレル」。一攫千金を狙うギャンブラーの青年。借金取りから逃げる必死な日々を送っているが、基本は軽いノリ・能天気な飄々とした風来坊。任務のために訪れた街で、数年前に知り合った女の子と再会する。
●PC4/PL:すずか
名前は「ディー」。料理が得意な「エルフ/メイガス」の25歳男性。PC1やその弟は「アニキ」と慕うほど、面倒見の良いベテランのクルースニク。ライフパスからして死亡フラグが漂っている。
ギガマキは大好きだけど、自作のシナリオは「スカーレット」に続く2作目です。念願の2回目のシナリオが作れた!
●久々すぎてキャラクターメイキングの仕方を忘れてた……そういや「スカーレット」はサンプルキャラを改造したPCを使っていたんだっけ。ということは今回初めてフルスクラッチのキャラメ! スキスキ言ってるわりには5年越しのプレイだったという。
●シナリオMAPは面白い。だけど、ちょっとした情報の受け渡しミスをやってしまったのが失敗。ううむ。結構良いシナリオを作れたと思ってただけに、ぼうっとしてたのが残念だなぁ……やってもうた。
●「結構良いシナリオ」と自分で言っちゃうぐらい、好みな要素を詰め込んだ話だったので楽しくGMをやらせていただけました。好きな話の傾向だとテンションが上がる! しかし完璧には進めず、リベンジがしたいです……。
●プレイヤーさん達のカード運が良すぎてピンチに出来なかったのも残念! でもそれはお見事だから文句は無い!
●戦闘名シーン。鋼魔の攻撃→フュージョナー狙われる→フュージョナーが倒れたら絶体絶命→大ダメージを与えられるも、鋼体で生き残る!→その後、神格機兵を召喚! 絵になるドキドキのシーンだなぁ。
●迷シーン。前半パート情報収集でファンブル。「これだから振り直しの無いゲームはイヤだよ!」ww
●エンディングを綺麗にまとめてくれてなんと美しい話になったことか! これだから良い女とギャップ萌えのある男はイヤだよ!
●PCの1人ぐらいはロストしていただこうと思ってたのに、カード運も良くみんな生還。ううう残念! でも敵が増えるフラグも回避されて、カードを駆使して生存フラグを立てていってくれたのでこの残念は良いものと思おう!
●今回初めて、マザー以外の公式NPC、アップルちゃんとデューンを登場させました。こいつら、物凄い動かしやすい! ホログラムのマシンネイチャー(子供)はどんなシーンでもそれっぽいところに登場して茶化したり重要な情報を渡せるし、強くて気まぐれ屋な敵幹部(子供)は茶化しながらも上から視線でぽんぽん情報を渡せる! 使いやすさに感動した! 今後ギガマキシナリオするときは是非とも活躍してもらおう!
シナリオMAPとシナリオキーのシステムが大好きです。考えるのが難しいけど、考えた後の安心感が好き。「スカーレット」のときも良いシステムだなぁと思いましたが、今回もGMをしていて面白かったです。GMが楽しく運営できるって大事だよ!
もう少し煮詰めたくなってきました。もっとギガマキGMがやりたいと思えるセッションになりましたー。でもって今度こそPCロストをさせるほどのドキドキ戦闘をやるんだー! いや、充分にロストの可能性がある戦闘だったんだけどね。
長期キャンペーン「アリアンロッド〜ミラクルモンブランズ」第2回GMをしてきました。
1話限りで終わる筈だった単発セッションの長期化決定、2話を3月から約半年ぶりですがやってきました。
この「ミラモン」は公式リプレイである「アリアンロッド・リプレイ・ルージュ」シリーズを同じギミック、敵データで再現してみようという企画ものです。今回は第2回プレイでしたが、リプレイ2巻の「みっしょん3」を5人プレイで再現してきました。
●PC1-a/PL:MUMA
名前は「ターラ」。ノエルハンドアウトを勤める、「ウォーリア/プリーチャー/ヒューリン」の16歳女の子。グリーンフィールド孤児院で育った関西弁の女の子。伝説の武具の封印を解く者として噂されているが、本人は「神竜王様のお告げを聞いて旅をしている」だけ。正々堂々な性格。
●PC1-b/PL:シノハル
名前は「ミルフィ」。ターラと同じくノエルハンドアウトを勤める、「ウォーリア/サムライ/ドラゴネット」の18歳女の子。頭がドラゴンの爬虫類系女子。赤ん坊のターラを抱いているところを保護され、孤児院で育ったが天啓を聞いたため冒険者になる。武器とお話をすることができる。カラドボルグを背負っている。
●PC2/PL:犬熊猫
名前は「ホリア」。クリスハンドアウトを勤める、「アコライト/セージ/エルダナーン」の17歳男の子。神官長マティアス(美形)に育てられ、立派なマティアス厨になった誠実な神官。高いセージやフォーキャスター能力を持ち、買い物上手で、料理上手で、中性的な顔立ちから、「男の娘」扱いされている。
●PC3/PL:51
名前は「スグリ」。トランハンドアウトを勤める、「メイジ/シャーマン/ヴァーナ」の22歳お姉さん。悪の結社ダイナストカバルの幹部。ダイナストカバルに身を寄せる小さな子供達を養うために懸命に働く、ちょっとゲヘナ臭がするウサミミ呪術師。Hカップ。
●PC4/PL:しゅうら
名前は「クラエル」。エイプリルハンドアウトを勤める、「シーフ/ガンスリンガー/エクスマキナ」の24歳お兄さん。大犯罪者として囚われていたが「ボクは冤罪だ!」と言ってまわっている、CVイメージ神谷浩史(眼鏡あり&運命表:絶望)。「いかにも犯罪者っぽい言動」をする軽薄な男。
「ルージュ」でいうところの2と3のシナリオを合わせた3、冒険者大会を中心にしたシナリオをプレイ。ギルド同士の追いかけっこダンジョンをやってきました。
●前日に第1話のリプレイ(まだサイト未公開)をプレイヤーさん達には読んでもらってきたので、3月から実に半年近い懐かしいメンツでのセッションでの2回目にも関わらず、全員慣れ親しんだキャラクターのように楽しくガヤガヤワイワイ楽しめました。リプレイ作って良かった! そして今後も「プレイ前のリプレイ読書は大事!」の自信がついた! 作るぞ!
●リプレイのGM(きくたけ)の台詞をそのまま読むのはできない(私のテンション的に真似できない)ので、私マーサー風のアレンジをちょいちょい入れるのが、個人的には楽しい遊び方でした。例えば、大首領の面白いキャラが再現できないからダイナストカバルの一員の女の子で代役させたり、いかにも怪しくギャグで輝くハゲのマティアス様ができないから32歳の温和な男性に変更したり。
●特に変わったのは、ガーベラを「温和敬語な男騎士」に変更したこと。ただただ! 敬語の騎士っていうのが! 私が好きなだけである! 萌えたいだけだった!
●お祭り舞台のシーンはみんなが仲良く楽しんでくれるからとても見ていて幸せである。
●オリジナルアイテム「毒クマのぬいぐるみ」のトラップ(?)が発動して用意した、GMとしては幸せである。
●オリジナルトラップ「ジャンプの間」のギミックに見事PC達が引っかかってくれて、GMとしてはやっぱり幸せである。
●バッドステータス4連続はつらいというのが身に染みたシャーマン有効活用の戦闘3回でした。バステ怖い怖い。だが爽快感ある。
●アコライトのレイズもプリプレイ中は「レイズは使わないかな〜」と雑談していたのに最重要スキルになっていたり。サムライのソニックブームがうまく生かされたり。PC1がカバーリング要員になったことで戦闘のスタイルが変わったりと、戦闘が非常に楽しかった。
●PCロストもありえた激戦、からの、勝利。気持ち良い! ギリギリの戦いはドキドキもんでした。データは一切いじらないでマスタリングをしていたので、デザイナーのバランスの良さが伺える感動もの!
●「あ、インタラプト持ってたわ」「持ってたのかよ!?」「なんで使わなかったの!?」
●「またつまらぬものを斬ってしまった……」「それが言いたかっただけだろ!」
●カラドボルグ、放置。両手剣を装備できるPCがいないので(PC1-aは片手剣、PC1-bはサムライ)、使われず背負われるだけの悲しい伝説の剣。カラドボルグたんは不憫っ子。
「ルージュをやってみたらどれだけ違うもんになるのか?」という企画で始めたキャンペーンでしたが、一番の違いは「伝説級のアイテム放置」という展開になりましたw
なにかとこのセッションの武具(虎鉄、菊一文字、カラドボルグ、アガートラーム)は喋る世界になってしまった。カラドボルグたんの報われなさっぷりは異常。
ラスボス戦での絶望的な戦いからの展開は、GM席にいても絶妙なバランスすぎて震えてました。いつ全滅するかと何度思ったか。マスタースクリーンの裏で何度データを変えようとしたり、手加減しようかと思ったけど、コンセプトが「どこまで再現できるか!?」だったので妥協せずに戦いました。でもそれほど優位な敵を出したのに、なかなかトドメが刺せないという、ゲーム性の高いバランスの良さに感動。巧さがじわじわ伝わってくる、とにかく「戦闘が楽しい! アリアンって凄い!」という感想が出てくるシナリオでした。
余裕のある確実に勝てる戦闘より、勝てないかもしれないという緊迫感のある戦闘の方が面白いさ……プレイヤーの皆さんにも気に入っていただき、遣り甲斐のあるセッションが出来ました。早く3話も挑戦してみたい! 次は後書きで「GMは勝つ気で臨んだ」という戦闘のみっしょん4、リプレイ完成させながら次回を待ちます。
「DROWNING/phantasmagoria」番外編キャンペーン「ドロリア/Zero」中盤戦セッションのGMをしてきました!
「ドロリア」10年前の聖杯戦争を描くゲーム、じっくりと第2回セッションをしてきました。もう2年近くやっているキャンペーンの息のあったメンバーでの語り、とにかくみんなメチャクチャ良いシーンばっかで、神がかっていて、GM席でふわふわしてばっかの1日でした。ああ、良いゲームだったー!
▼PC1:ライダーの英霊・九尾の狐/PL:すずか(「ドロリア」で航をプレイ)
武骨実直なお坊さんのマスターに召喚され、キャラロストのピンチに陥るももう二度と負けないと怒涛の踏ん張りを見せる!
▼PC2:ランサーの英霊・ウンディーネ/PL:みっこ(「ドロリア」で亜紀をプレイ)
超軟派系チャラ男に召喚される不運な女の子と思いきや、超ガチガチ完全前衛のパワフル英霊っぽさを発揮、負けない!
▼PC3:アーチャーの英霊・ファントム/PL:ユウ(「ドロリア」で盟をプレイ)
とある目的を持って聖杯戦争を終わらせようとするオペラ座の怪人。周囲を不幸にするため様々な工作をしかけ、最悪のバトルステージを生み出す。
▼PC4:バーサーカーの英霊:沖田総司/PL:辰巳(「ドロリア」で相馬をプレイ)
八木沼盟の母・八木沼藍に召喚された新撰組の超平凡人。人間の庶民生まれだからこその魅力に溢れ、愛され、そして……。
本当なら今日でエンディングを迎えるつもりでしたが、ゆっくりのんびりすぎてタイムアップ。戦闘後半も含めた後半戦セッションは来週改めてやることになりました。でもじっくりのんびり色んなお話がしたかったんだい!
「ドロリア」で語られていたエピソード(落ちていくエルとか、航と祐希の話とか、某公園の話とか)を散りばめながら、新しいエピソード(新キャラであるライダーとランサーのマスターの話)を盛り込んで、「ドロリア」本編に繋ぐ最悪のシナリオになるようみんなで演出し合うのが、楽しくて楽しくて……。でもってプレイヤーの皆さん全員、息の合った語りがとにかくカッコ良くて! ほわあああ、楽しかったー。
無理矢理今日中に終わらせなくて良かった。来週、じっくり「最悪の結末〜ドロリア本編のオープニング」をやってきます。こりゃテンション上げなきゃ来週出来ないな!
ちょっとした反省→リプレイ製作が「ドロリアホロアタ中盤戦」で止まっていますが、プレイする前に作っておけば良かった。自分がリプレイ作る大きな理由って、前のプレイの記録がちゃんと残っている形にするためだったもの。前半戦から1ヶ月以上経ってのプレイだったので、色んな経過を思い出すまで時間がかかってしまいました。たとえリプレイ製作が済んでなくても、一度は録音を聞き直しておくべきだったな……失敗失態。キャンペーンで1話と1話の間が空いてしまうとどうしてもこういったことが発生してしまうね。「前、何があったっけ?」「そんなことしてたっけ?」と言い合うのは気を付けよう!
初「マギカロギア」のプレイヤー参加しました。GMはピロ先輩で。初システムプレイ感想!
●PC1/PL:犬熊猫
名前は「道己 光」。男子高校生の訪問者。同じ学校に住むお淑やか女子生徒に片思いをする。それとは別に、とある活発な女の子とも知り合いであり……。
●PC2/PL:マーサー
名前は「紫壁 美景」。書警をしている司書22歳女性。過去に禁書を封印し、保管している図書館で働いていた。共に禁書を封印した年上の男性のことを気遣う。
●PC3/PL:すずか
名前は「マルヤム」。面倒見の良い、アラビアンナイトな外典。騒ぎまくる低級の禁書達を面倒している「自宅警備員」。自分を封印してくれた人の子孫の女性と仲が良い。
●PC4/PL:ユウ
名前は「筧 藤男」。定年退職、シルバー派遣で図書館に毎日入り浸るおじいさん異端者。大事な孫の男の子のためにもまだ現役で活躍する。車椅子と因縁があり……?
初めての「マギカロギア」をやってきました。
サイコロフィクションは「ピーカーブー」→「シノビガミ」で3作目。近頃は「シノビガミ」でPvP前提のシナリオばかりをしていたのでパーティープレイのシナリオはとても久しぶりでした。以下、やや箇条書き感想。
●戦闘システムが独特で、1対1が基本なので「主役になっている間は他のプレイヤーは暇なんじゃ?」と不安でした。実際に防御サイドまで他PCの出番が無し。でも実際プレイしてみたら、そんなに億劫には感じなかった。寧ろ「自分の力で他人を守ってあげられる! 出番が無かったら自分にプラスになる」が快感でした。3サイクルでクライマックス戦闘含め4回戦ったけど全部楽しかったです。
●正直「シノビガミ」の単独戦闘っぷりが緊張感ありすぎて心臓に悪く(1点入ったらアウトな部分が。忍の孤独っぷりを表現しているんだろうけど)感じていたので、1対1でも全体に守られながら押していくタイプだったのは好印象です。
●遣り甲斐を感じる戦闘システムに、もっと戦ってみたくなった。しかも断書の攻撃ダイスロールはGMになってやってみたいぐらい面白そう。「自分もGMやりたい!」と思えるものでした。
●「ダブクロ」のロイスダンジョンのような、人間相手に情報収集をしてトラップを解除していくシステムは、「トラップ感知をしてから解除(NPCハンドアウトの秘密ゲット)、敵に遭遇したら討伐」という、単純なダンジョンシナリオをやっているようで面白い。淡々としているので作業ゲーになりやすいかもしれないけど、トラップが人間相手なのでいくらでも差別化できるだろうから良い。宝物をゲットして、特技が手に入ったり技が即座に使えたりできるのも、ダンジョンに潜ってドロップ品をゲットして喜ぶのと似ている。単純作業の繰り返しでもサイクル制で時間を区切り、メリハリをつけられるのも良かったです。
●絶賛ですが、何より世界観が好みなんだー! ルールブックの古今東西魔法使いの名前リストを見るだけで滾ってくる(木之元とか中禅寺とか、ファウストやらマーリンやら、オーフェンやらハリーやらネギやら)。いつかGMでこの世界観で戦ってみたい。難点だと思っていた戦闘がとても好印象なのでまたやりたいゲームでした。
●欠点は、専門用語が多いとこかな。クラス名が完全暗記だし、漢字読み英語読みどちらもあるし、慣れるまで説明が追いつかないのは超短所。理解するにも理解出来ないほど難解にされるとね、苦手意識が先行しちゃうし……。
●一応、このゲームの売りである「鬱展開製造機」は名前ほど恐ろしいものではない気がする。名前の怖さが先走りすぎてるだろ。
●今日やったシナリオは、閉鎖空間となった図書館で、PC達の大切な人を守るために封印が解かれてしまった本を再度封印するというものでした。ファンブルの連続、まさかのPCロストの展開、運命に介入することで逃れた死、アンカーを殺してしまう運命変転表、断書の奪い奪われ奪い返しのギリギリサイクル。「まるでお手本リプレイのような、ルールに書かれている全てを再現してしまった」王道セッションになりましたw
●リプレイだったら絶対に参考になる。……って、リプレイは気が向いたらしますww しやすそうだしな。
●今日のネタ。……PC4のおじいちゃんは、実は昔、車椅子に乗って活躍するガンドッグさんでした……。そんなネタ。
セッション後、TRPGのGMをやるにあたっての講義を受けてきました。
突発的に開いた講習会、長編のキャンペーンについてあれがダメ、これがダメの意見が沢山聞けたので凄くレベルアップになった。出来るなら録音しておきたかったぐらい、今後TRPGをやっていくにあたって為になるお話をいっぱい聞けました……。そしてその話をしているたびに思う。ああ、キャンペーンしたい! 既にお約束しているものがいくつもあるので募集をするのは控えるべきなんだろうけど、やりたいものが多すぎる。
近頃、TRPGでションボリな現象が結構多かったんですが、語っているとやっぱりやりたくなってしまう。自分ゲームが好きなんだなぁ。だから一緒にプレイしてくれる人にもその熱意と楽しさが伝わるよう、ちゃんとレベルを上げて卓を立てなきゃ。熱意が大変こもった1日でした。
念願の「DROWNING/phantasmagoria」番外編キャンペーン「ドロリア/Zero」前半戦セッションのGMをしてきました!
「ドロリア」は、インターネット公開されているリプレイの中で、最も長いリプレイシリーズ。1年半以上、航&相馬&盟&亜紀でプレイしてもらったプレイヤーさん達が、今度は「全員聖杯戦争に召喚された英霊」としてPCを新しく投入、「10年前の聖杯戦争」を楽しんでもらいました。
▼PC1/PL:すずか(「ドロリア」で航をプレイ)
正体は「ライダーの英霊:九尾の狐」。既に聖杯戦争に何度も優勝してきたが、そのたびに願いをマスターに捧げ、自分は幸せになれずにいた美女。武骨実直なお坊さんのマスターに召喚されて、ドキドキ☆エロカワ☆ライフを送る。
▼PC2/PL:みっこ(「ドロリア」で亜紀をプレイ)
正体は「ランサーの英霊:ウンディーネ」。人間の心を得るために男のものになり、浮気してきた男を殺すという運命を何度も繰り返してきた女性。「もう男はいらない、人間の心が欲しい!」と聖杯戦争に参加するが、召喚したマスターは超軟派のチャラい男でゲッソリなう。
▼PC3/PL:ユウ(「ドロリア」で盟をプレイ)
正体は「アーチャーの英霊:ファントム(オペラ座の怪人)」。周囲を引っかき回し、不幸を楽しむという見るからに醜悪で悪役的な男。舞台俳優のような言動をするロマンチスト。同じく醜悪で、外道で、負の感情に満ちた英国魔術師に召喚され、今回の戦争を最悪な結末に導く。
▼PC4/PL:辰巳(「ドロリア」で相馬をプレイ)
正体は「バーサーカーの英霊:沖田総司」。八木沼盟の母・八木沼藍に召喚された新撰組の美男子……と有名な、「+50平凡」「+50可哀想」なDT臭い男子。一般市民代表のような、自然な感性の持ち主。子供好きで盟とも仲良くなり……?
「Fate/staynight」における「Fate/Zero」のごとく、既に本編で決定している設定に忠実に、決定されていない10年前の戦争を勝手に演出していこうというのがコンセプトのセッションです。
聖杯戦争の優勝者は、もう既に決まっています。生き残る人も決まってるし、死ぬ人は死ぬ運命から逃れられません。
でも全員10年前を存分に「聖杯戦争で勝利するため!」戦い、穴の空いた設定を埋めてもらいました。「どうせこのキャラは死ぬのに、負けるのに」と悲観的にはならず、「どうせ負けるけどこいつは全力で戦っている!」を演出してもらうシナリオは、演出重視のTRPGとして作られた「アナザーワールドSRS」にピッタリなものだと思いました。大変心地良くGM席で全員がバトルロワイヤってる姿を見ていましたよー。
●AF判定で、とにかく聖杯戦争の激闘を演出する口プロレス、茶番戦闘! 口からデマカセ、演出戦闘が大好きなGMは楽しかった。プレイヤー達の演出バトルを聞いてるだけでも楽しかった!
●ライダーの九尾の狐は、真面目すぎるお坊さんとのツンデレラブライフを楽しみ……。
●ランサーのウンディーネは、「絶対相手にしたくない」タイプの軟派男の隣を歩くことになり……。
●アーチャーのファントムは、何も判らぬ子供の航と戦闘人形であった頃のエルを惑わし……。
●バーサーカーの沖田総司は、平和だった頃の八木沼家の暖かさに触れたり、エージェント時代の黒須と接触したり、教会でいたずらばっかの楽しい生活を送るショタ航とショタ亜紀に振り回されつつ、10年前の聖杯戦争を謳歌する「ドロリア」でのおいしい役どころをやってもらいました。
●プレイヤーさん達4人が安定したキャラロールの巧さで……かつての自PCの扱いも、今回投入した英霊達も全員輝いて聖杯戦争を生きていて……GM席でただただ感動して座っているだけになってしまった今日です。
●いや、座ってるだけじゃないつもりですが。GMとしてやってみたかった試みや、演出したかったエル&祐希&黒須の話、バトルロワイヤルな聖杯戦争を飽きずに演出出来るような新ルールをいっぱい含んだ上でのマスタリングだったので、始まるまでは緊張してました。
●でもいつも通りの安定したセッションで楽しかったなぁ。美しく事が進んでるなぁ。
●やっぱ「ドロリア」は神な展開が多い。自信を持って凄いセッションだと言える。
●素晴らしいプレイヤーさん達に囲まれて良いプレイを見せてもらって、改めて「TRPG楽しい!」とハシャいでいます。
●「ドロリア」では、うまいところでクリティカルとファンブルが出る、ドラマチックな出目に定評がありましたが、おいしい出目は今回も出ました。「そこでファンブルか!」や「ここで6・6を出すか!」の連発でした。
●全体的にダイス目がおいしいキャンペーンだわ……大絶賛しちゃう。
●恋愛に惑わされていく2人の美女ウンディーネ&おキツネ様が可愛すぎる! 女の子可愛い! 全てを破滅に導いていく、バッドエンドが確定されたシナリオでの悪役・ファントムはカッコ良すぎる! 沖田総司は……「ドロリア」大好きな人にはたまらん立ち位置です。相馬さんをやった中の人の、日本史に深い歴史上の人物ロールがうまくて、でも「+50平凡」ぽい自然な男性ぽさがとにかく良くて……! ああもう全員大好き。
次回後半戦は1ヶ月後にプレイします。「例の彼らが優勝する」のは確定した未来ですが、その中でもライダー、ランサー、アーチャー、バーサーカーの4名が、どんなドラマが生まれるのか楽しみです。
うお、なんかマンセーな感想過ぎるだろ。そんだけ「ドロリア」は楽しいシナリオだったってことです。
でもって早くも雑談中に「シノビガミ」や「ギガントマキア」をやろうぜっていう話になってしまった。みんなTRPGに飢えてんな。そりゃやるさね。
前々から眠れずの日々を送っていた、初のGM「シノビガミ」単発セッションをしてきました。
GMは私ことマーサー。久々に初めてのゲームシステムに手を出すということで、しかも全員「シノビガミ」大好き、何度もGMもプレイヤーもやってらっしゃる上級者さん達の緊張の中、無事セッションを終えてきました。念願の「シノビガミでのBLシナリオ」をやってきましたよ。
▼PC1/PL:しゅうら
名前は「夜鳥 藍」。鞍馬に所属するタレント。「笑って○いとも!」のコーナー司会をするぐらいの人気のある、セカンドシングルも出している芸能人。10年前の大事件との関係者でマネージャーと良い仲?
▼PC2/PL:MUMA
名前は「辰巳 勝助」。金融業に勤めている隠忍の血統。座敷童子であり、己の居る場所に富を振り撒く。計算高い、野心家な眼鏡男子。無口クールの上司に耳を引っ張られ、今回の任務に呼ばれ……。
▼PC3/PL:ピロ
名前は「佐々倉 靖臣」。医師見習い28歳。比良坂の息が掛かっている病院で研修医をしている。そんなヘトヘトな生活の中、上司からハグレモノのPC4との生活を命じられてしまい……。
▼PC4/PL:すずか
名前は「浅木 宗」。強力な力を持つ忍者。周りを圧倒する能力を持っているが、生活能力は皆無な、一見不安だらけのハグレモノ。
今回は「シノビガミでBLシナリオがやりたい!」という、リプレイでBLキャンペーンをやりまくっていた私の願望を詰めた「感情重視のシナリオ」をやらせていただきました。
「シノビガミ」のGMをやって「みんなのデータ見放題!」「みんなが秘密を知ってニヤニヤしてる!」をGM席から眺めている経験をさせていただきました。気分良いですが……何分初めてなシノビガミGMなので「大丈夫かな? これで平気かな!?」の不安の方が強かったですよ。いや、ニヤニヤ止まりませんでしたけど。
●テーマは、「たとえ○○をしてでも貴方に愛してほしい」。PC4には思う存分恋愛ロールをしてもらいました! ああもうみんな可愛い。全員ボーイズラブしてらした。
●カップリングは、「PC1タレント&NPCの32歳マネージャー」「PC2&NPCの上司」「PC3×PC4」の3パターンでガッツリエロあり話でした。
●基本はラブラブ。最初からみんなでデレデレ。嫉妬あり、イチャつきあり、若干切ない系あり、恥ずかしい殴り合いあり、やや凌辱あり、照れ屋同士のぶつかり合いあり、家族愛でほんわか系ありという、より取り見取りなラインナップ。ボーイズラブゲームとして満点だね!
●エロシーンはきっちりやりました。ボーイズでラブってもらいました。みんな愛に溢れていたよ。愛だらけの台詞乱舞だったよ。
●強そうロールがするのもされるのも超楽しい私は、演出戦闘が大好きです。
●デレデレ好きには、固定カプの2人組がイチャイチャしたり、相手に嫉妬してムキーッてなってる姿を見たり、どうしたもんかと相手を想って悩んでいる姿は御褒美でした。
●GM席で全員の奥義データを見ていたのですが、PC4人の奥義のエフェクトが好み過ぎて……PC1はキャラ設定そのままの面白奥義名だし(表の顔「タレント」を有意義に使ってらっしゃってた!)、PC2は大変勉強してきてくれた豆知識奥義で「すげー!」が止まらない感じ。PC3が医者描写をOPからEDまでずっと続けていてビジュアル映えしていた。PC4は、も、萌えた。奥義で「カッコイー!」「燃える!」「自分の中の中学生解放!」はあったけど、初めて見たときに萌えた声を出してしまうぐらいでした。全員好みです。
●PCが全員カッコ良く決めてくれたので、NPCを2人用意したけど、2人ともヘッポコでヘタレになってしまった。途中からヘタレすぎて謝罪三昧になってしまいましたが、PCの動きにそうなるざるえなかったというか。必然的だった!
●GMは全てオープンダイスで、大事故。そして大成功。
●エンディングは笑って終わらせてしまいましたが、PC2とNPC2は案外酷いエンドではないでしょうか。ギャグのように語って終わらせたけど、愛情が本当に愛情でいられるのとか、どギツイ復讐劇とかしそうだなとシリアス脳が言っている。
●でもやっぱヘタレすぎてて修正が効かなかったNPC2人が問題ありすぎて、PC4人がカッコ良すぎてGMはぐでんぐでんの萌え骨抜き状態です。全員可愛いようカッコイイよう。
●セッション外の感想。先週のプレイヤー参加では遅刻、そして今週は若干の体調不良という中、セッションにお付き合いしていただきました……それが本当に申し訳無くてならない。前日は元気だったんだ。初GMに不安はあったけどきっと楽しいものになるという確証があったから楽しみにしていたんだ! 唐突な体調不良は……数年ぶりに経験して、もっと自己管理気をつけようと思いました。次回はこんなことにならないようにする。
●がっつりとカップリング萌えに浸れる良いキャラクター達でした! 楽しかった! 後日談とかデート話とか2人だけの会話とかいっぱい見たいな! そういう二次創作が見たいです、私は全カプ好きだー!
同じシナリオを違うメンバーで、今月19日にやってきます。通称B卓と呼ばれるものですが、メンバーが今回の参加者さんとはまた違ったキャラクター傾向をやってくれそうで、同じシナリオでも楽しみです。
今回マスタリングをしていて、大きなシナリオ改変は無くやっていけそう。どれぐらい別のシナリオになるか、素敵なホモビガミになるかワクワクたまらん。ああ、出来るなら明日にでもやりたいぐらいだよw
3月から連載報告の為ブログの書き方を改めたので、TRPG活動報告も読みやすいように改良することにしました。
ということで、単発「シノビガミ」セッションにプレイヤー参加してきました。
既に今回のGMしゅうらちゃんは、違うメンバーでやったシナリオをもう一回やってくれたお方、慣れている人の練りに練られたシノビガミのシナリオは、大変濃厚でおいしい味付けでした。感想!
▼PC1/PL:マーサー(自分です。前回もシノビガミPC1やってきたのにまたPC1ハンドアウトを選んでしまった!)
名前は「騎士寺 リュウセイ」。記憶喪失のハグレモノ。目が殆ど見えない(頭を叩けば辛うじて見える、壊れかけテレビのような)大学生。見えない中、なんとなーくプライズを探せば失った記憶に辿りつけるのかなと思っている。
▼PC2/PL:辰巳
名前は「化女沼 四織」。隠忍の葬儀屋33歳女性。シノビガミ復活の野心を抱き、そのためのプライズを入手。プライズ所持がバレてしまったために多くの派閥から狙われる。だが返り討ちにするラスボス力を持った妖艶な美女。
▼PC3/PL:すずか
名前は「根津 美琴」。鞍馬の探偵。「鞍馬からハグレたって俺にはやらなきゃいけないことがある!」と突っ走る熱血漢若人。ちょっぴり残念成分があるけど、梅雨の中、カラッと晴れた太陽のようにアツく真っ直ぐな男。
▼PC4/PL:なちこ
名前は「蔀 鞘香」。斜歯の新卒デザイナー女子。昔からシノビガミ復活が関わっているプライズに因縁がある女性。上忍の指令のため、仕事のためと事件を追う。しかしその裏には深い因縁が……。
▼PC5/PL:ピロ
名前は「式守 秋生」。御斎学園の講師42歳。PC1の保護者の、誰にでも温厚な男性。PC1の幸せを見守るというのが使命。だがPC1と関わりのあるNPC女性とも面識があり、ある秘密も抱えており……。
後々、リプレイ公開化することが決定し、そのリプレイ編集作業を私がやらせてもらえることになりました。なのでネタバレ無しにキャラクター紹介とプレイ感想を!
●作ったGM自身「ゲスいと評判のシナリオです!」という自信作。全員シノビガミは経験者なのでフルスクラッチで万全の態勢で挑みました。大変頭を使う、知恵熱が出そうな混戦するシナリオでした。混乱したけど楽しかったー!
●初めは感情を結び、秘密を探り合い、サイクル終盤になって戦闘をしかけ合うという展開でした。以前参加したセッション(リプレイ化した「ロードムービー」)では初っ端から戦闘をしかけられるという忙しい生命力削り合いプレイだったけど、それとは全く違い、参加者の関係性がある程度出来あがってから波乱でした。今回は、全員を愛した状態で戦わなければならないという悲しいシナリオになってくれました。ああ、この展開がホント嬉しい。楽しい。
●キャラクター個人としては好き嫌いはあったけど、プレイヤーとしては今回のPC達はみんな良いキャラで応援したいぐらいでした。それぐらいキャラが立ってて、全員の動きが素晴らしくイキイキしてた。大好き!
●何より今回、自分のキャラクターが愛せる子になってくれました!w それがすっごく嬉しかった。これ結構重要。前回「ロードムービー」(リプレイ公開中)のPC1フブキさんは、大好きだけどプレイ中は愛せない子だった。今回は自分の子ながら愛おしくなれたのが良かった……。
●いや、フブキさん大好きですよ。萌えるよ。でも「ねーわww」とは思うからさ。
●記憶喪失系PC1、軸が無くてブレちゃう「俺って何なの。どうすればいいの。みんなと平和にいたいよ」という弱いタイプの性格でスタート。そしてサイクル中盤から壊れて、アヒャヒャヒャヒャと壊れちゃう展開に。狂ってからは楽しかったです。「何にも軸の無かった子」が、「壊れてしまったけど方向性を見つけて生きていく」って感じで。作中でキャラクターがうまく変貌してくれたと思います。周囲のPCには迷惑かけてしまったかもしれないのが心配ですが、個人的にはやれて良かったと思ってます。
●それが良い結末なのか、悪くなってしまったかはおいといて。
●自分の中では、「消極的な性格が少しでも変化ようなキャラする」「いなくてもいいようなキャラにならない」「愛され系(笑)になるとは言わない、でもプレイしている本人が愛せるキャラにする」という、やりたかったことが全て達成したので満足です! それなりに言いたいことは言えたし! 不完全燃焼は無いエンディングでした〜。
●みんなに守られて進めて心があったかだったです。キャラは途中、壊れ系になりましたが。
●壊れ系といってもアヒャった訳じゃないけど。ホラー演出は若干したけど。軽い病み描写なだけで。
●色んな人に「いいこいいこ」と撫でられて嬉しいなぁ。出来ればもっと、敵対した方々と、敵対しながらもホッコリして和んだ演出がしたかったかも。愛され系(笑)男子。
●リプレイ、作ります。仕事が一息ついたら作るぞー。
来週は、ついに自分が初シノビガミGMをしてきます!
今日学んだシノビガミ知識・シノビガミ技能を生かしてシナリオを練ります。いや、ずっと考えていたものを練り直してきます! 今日、声高らかに「シノビガミ楽しかったー!」と言えたように、来週も参加してくれる人達に「楽しかったー!」と言ってもらえるGM目指して頑張らないとだな。
面白かったからこそこのテンションを1週間保って来週に繋げたいです。繋げてみせる。やるぞー、やる気出てきたー。
1年前に完結したキャンペーン「BLT千夜月姫」の外伝セッションにプレイヤー参加してきました。
去年の3月に全5話で完結したキャンペーン。先週、リビルド会議をして、クラスを削ったり特技を増やしたりと生まれ変わった「超能力者/魔術師」の17歳少年PCで参戦してきました。
「聖母系(やや腹黒要素あり?)武闘家少年」と、「ツンデレ代行者青年」との3人PCのキャンペーン。1年前にプレイしていたキャラクターだったけど、「らぶコミュ」で参加者さん達と交流し合ったり、「カードワース」の交換セッションなどで活躍していたキャラだったので勘は鈍らず、1年前と同じノリで戦い、爆笑のまま帰って来ました。ふう、笑い転げてきた。息が出来ないぐらい笑える仲間達との語らいだったので、大変楽しいものでした! このメンバー大好き!
今回のセッション目的は「恋愛フラグが立っていたけど不発のまま終わってしまったっぽいPCとNPCを進展させる回」だと思っているので、その2人がアレコレしている姿にニヤニヤしてましたよ。戦闘も前々から準備するぐらい(昨日の日記のテンションの高さからも判る)、しっかり組んで万全の状態で乗りこんできました。そして見事勝利を収めて大満足。
良い感想ばかりです。1年前に大円満で終わったPCは更に楽しく笑って終わらせてくれた。今回進展してドキドキしてたPCはこれからに期待させてくれた。でもって、自分のPCはいつも通りで楽しいセッションをしてきました。
……ただ、セッション終了後。「今日も面白かったねー」の雑談の中で、自分のPCである魔術師少年が、「人間的成長をしていない」ことに気付かれて、固まった。
キャラクターとして「どうすれば進展するの?」の質問に、何も出来ず黙ってしまい、プレイヤーも達観して彼を見ていたので、「成長していない事実」に気付きませんでした。他のPC達が何かを獲得している中、「第1話から進展していないPC」を自分に気付かなかったとは……。あれ、ホントにどうしたんだ、このPC。びっくり。何も出来ない。とってもふしぎ。
あまりに私が不思議な顔をしてしまったせいか、結局1年前のキャンペーンの外伝扱いだった今日のセッションから、来月にもう1話続きをやらせてもらえることになりました。雑談から生えて出たセッションでありがたいですが、何やら申し訳ない気も。とっても嬉しいんですけどね。個人的には他のPCが大好きなので、みんなの活躍が見られるのが心から嬉しい。だから他の話をプレイできるのは幸せいっぱい。ないがしろにしているつもりはなく、自分のPCが進展することは、二の次感がしてます。いや、うちのこ大好きですよ。成長させたいと思うし、進展できたらなと思いますよ。……でもこの子の成長と進展って何だろうな。「与えられてる幸せで満足できる子」からの脱却って何だろう。現状で満足してしまっている人のモチベーションを上げるにはどうしたらいいんだろう。何か障害(ライバル? 大きな壁?)があるのが一番なのかな。調子乗ってるのが打ち砕かれるのとかどうだろう。今の幸せが一転するぐらいの大事件とか? でもそれ1年前のキャンペーンエンディングで余裕でスルーしてクリアーしちゃったような気も。そうだ、コイツ、スルー技能の自分への納得力ポジティブシンキングが強すぎるんだ。でもこれって折角作って認められた面白いキャラ性だしな……ちょっと来月まで考えてみよう。
セッションとは別の話。過去のTRPGプレイの思い出話をして、いつものように交換セッションの話題になってから、赤毛が泣きやまない。赤毛が自己主張が激しい。なんでも話題に飛び出して、1人泣いて、帰ってくる。近頃の赤毛の感情移入が多すぎる。ここ半年ぐらいアクセンブームが来すぎだな。どんだけ好きなんだよ。
赤毛もそうだけど、ココちゃん(乙女団)も成増さん(ガープス)もバグ子(リプレイしてないけどギガマキで長期PC1をやらせてもらった子)もそうだが、セッション内成長が見込めない子を作るのが癖になってるんだな。そういや最近までやってた凛太郎(ダブクロ)も、既に成長しきってこれからが無い達観にしてしまった。嫌いじゃない、寧ろそういうキャラはツボだしやりやすいからやってる。でももう少し「振り回され」っていうのに挑戦してみたい気がする。……まあそれは、まずは長期キャンペーン参加をしなきゃですね! うん、まずはGM以外をやろう!
セッションの帰り、超が付くほどの強風に見舞われて、あまりの風の強さに息が出来なかった。死ぬかと思うぐらいの風の強さって初めてかもしれない。死を覚悟ってそんな簡単に使っちゃいけない言葉なのに、一瞬よぎるほどだった。怖かったなぁ。帰宅した後、セッションとは違う疲れにぐてんと倒れてしまったよ。明日のニュースで死者が出ませんように。
「らぶコミュ」をみんなでいたずらしまくってクラウンを溜め合ったけど1時間やっても何も買えない。課金しなきゃ望み薄いな。
単発「アナザーワールドSRS」セッションのGMをしてきました。本来だったら1月にやる筈だった単発セッションの代理日です。2週間分あたためたシナリオを解放してきました。
●大屋敷に仕える執事長アラサー潔癖症男「魔術師/霊媒師」。
●ジェイソンの孫であるチェーンソー使いのメガネっ娘メイド「処刑人」。
●高校生兼執事兼アルバイターの18歳ストッパー男子「感応力師/聖職者」。
●大屋敷の跡継ぎである大学生坊ちゃん「狩人/狂戦士」。
以上4人で、「閉ざされた館から脱出する」というAW的ループシナリオ。いつものAWシナリオっぽく、事件が起きて時間が戻ってロリにお願いされる系です。シナリオ元ネタは、「青鬼」「ヘタ鬼」「クロックタワー」「バイオハザード」「うみねこのなく頃に」。ここ半年でハマったというか熟読していたものばっかを詰め込んで、一度もやったことのなかった3版新ルールを使用したシナリオをやってきました。目標にしていたものは今日やりきった感はあります。
ただ、終了予定時刻よりセッション時間が2〜3時間も伸びてしまったのが、申し訳ないし自分の不甲斐無さを感じる。相変わらずGMの時間配分スキルが身に付かなくて悔しい。毎度毎度「あと1時間あれば!」とか思いながら急いで片付けをするようになってる。実際に1時間余っていてもきっと「あと1時間あればー」って言うまでグダグダになっちゃうんだろうね。こればっかりはどっかで切る方針を取らないとダメだな。ラウンド制限やターン進行による強制イベントで、メリハリをつけようとはしてるんだけどなぁ……。
今回のセッションは、「謎を解くまでクリアーできない。謎は達成値算出で解けるものではない(【理知】や【幸運】で高達成値やクリティカルを出してもエンディングにはならず、PC・つまりはプレイヤーの口から答えを言うまでクリアーにならない)」というクエストにしました。
「たとえキャラが頭良い設定でも、中の人が頭良くなきゃ進まない」ってやつです。閉鎖空間でミステリーとかサスペンスがテーマを目指してたので、そんな謎解きシナリオになりました。
ここで思い出話。以前、自分がプレイヤー参加をした卓でリドルが出題されたとき、「参加プレイヤーがいくら考えても謎が解けない! ギブアップ! キャラが知力判定に成功したら判ったことにしよう!」という状況になり、結局判定でクリアーした記憶があります。あれ、ちょっと微妙な思い出。他のTRPGでリドルやクイズが出るたびに引っかかる思い出になってしまいました。
あのときは自分を含め参加プレイヤー全員がお手上げだったので、判定でも何でもして先に進めるしかなかったとは思います。でもなんかその展開が自分の中で許せなかった。そんなこともあって、今日やったシナリオは、ちゃんと答えを導き出せなければクリアーできない系にしました。もちろんいつまでも解けないからって終わらないシナリオじゃなく、「謎が解けず全滅デッドエンド」と「1人だけバッドエンドになればとりあえずノーマルエンド」も用意していましたとも。
幸い、今回のセッションは綺麗な形でエンディングを迎えることができました。けど、マスタリングしててエンディングフェイズになるまで怖かった。プレイヤー達が本気で悩んでいる中、途中から「本当にこのマスタリングでいいのか」とソワソワし始めたり。もっとヒント出そうと思ったり。でもそこで妥協したら折角用意したものが楽しくない。我慢して口を閉ざして、最初から最後までやり通しました。大変だった。……で、終わった後にプレイヤーさんに「GMが無理に口を閉じているのが怖かった」と威圧感があったと言われたときにはー……わあ、必死感が伝わっていたんだなぁ。顔に出てたんだぁ。なんかショックー。
そんな必死にもがいたマスタリングでしたが、今回のPC4人のキャラクターが面白すぎて、愛せる4人で、NPCも面白く演出できたので大好きな、超お気に入りな自作シナリオになれました。長々と日記書いてるけど簡潔に感想を言おう。楽しかった! これは嘘じゃない! もっと判りやすい説明をしたいし伸びなきゃって思うけど面白くやらせてもらった! ありがとうみんな!
今回のシナリオも「ラブアゲイン症候群」「アナザー・イブ・ウィークス」に続いてリプレイ化を予定しています。リプレイの巻末に、マスタースクリーンの裏側、シナリオメモ(ギミック解説、タイムチャート、敵データ)を全部掲載しようとも考えています。読み応えのあるものが作れそうだ。終わったばっかりでプシューと煙が出てるけど、今からリプレイ製作がワクワクしてきたぞー。
BLキャンペーン「アナザーワールドSRS〜ドロリア」の外伝セッションGMをやってきました。
第8ループで終わったドロリアのロリの台詞「次は夏ね……」の言葉通り、聖杯戦争中断した2009年の7月でまた戦うよというシナリオをしてきました!
●「笑ってはいけない聖杯戦争24時」。笑ったらデデーンアウトーで1D6ダメージ。
●亜紀と弁慶さんと青森さんの新生活、七里ヶ浜に夏休みに行くぜ!
●夏舞台、夏服で遊びまくるPC4人。
●でも現れる、怪しい「黒い」影。
●唐突に現れてしまった一人称「あっし」、語尾「ヤンス」の犬ッコ健康美少女。
●やりすぎ古川家。
ドロリアは一旦エンディングを迎え、今回新ステージ外伝ということで、聖杯戦争舞台の街から離れ、別マップで情報収集をするシナリオをやりました。PC4人で力合わせて何かを探すという、TRPGではよくあるスタイルでもPvPをやっていたドロリアでは珍しい光景。協力し合ったりプレイヤー同士で相談したりするのもなんだか懐かしい雰囲気。2年目突入のドロリアキャンペーンですが、新鮮味は失われていません。今回のシナリオは鎌倉が舞台ということで、リアルで観光ガイドを広げてプレイしていました。ガイドにラインマーカー引いたりするのってなんかワクワクするー。色々悪ふざけが過ぎてしまったのでシナリオ続きはまた後日になってしまいました。まあ計算通り。1ヶ月後の第2回開催の前に、またリプレイ作ってまとめをするぞー。
相変わらずプレイ最中も「リプレイになること前提」な話をするプレイヤーさん達、愛してる。案外好きな言葉→「まぁーたリプレイにしにくいネタばっか言いやがって!」……リプレイ作業、頑張ります。んなこと言っても楽しみの一つだもん、ワクテカ作業しちゃうだろうよ!
百合ゲーのBL拡張サプリ版が発売された「少女展爛会異聞 Infinite Babel」をプレイしてきました。キャラメだけじゃなくなんとなーくシナリオもやってきた!
●「マッド/ボギー/ロゴス」の、工具でなんでもできちゃう快楽主義者17歳。(GM兼任)
●「ツッコミ/ウィザード/パトス」の、ナイフと刃物で打算を繰り出す16歳(←myキャラ)
●「ヘタレ/ジョー/エロス」の、敬語ほんわかわんわんお属性掃除青年19歳。
そんな3人で初のインバベプレイ。インバベって略し方であってる?
GMもシナリオ初挑戦だったので軽くプレイ。それだけのつもりが途中で「アルシャードガイア」のシナリオクラフトを使用しての大乱闘になりました。
「テキトーにルルブ巻末のチャートを振って楽しもうぜw」→「折角だからアルシャードのシナリオクラフト使っちゃおうぜw」と笑いながらページをぱらぱらしていたら、目に入ったのは「放たれた野獣」。
公開されてるドロリアリプレイをお読みの方は判るかと思いますが、この「放たれた野獣」というシナリオクラフトは「(一同爆笑)」的な意味でお世話になりまくったもの。「今度こそ野獣っぽいシナリオにしようか」と軽いノリでサイコロを振り始めるプレイヤー3人。決定した野獣の形状は、巨人。えっ。
……まあ、それから、もしリプレイにしたら「(一同爆笑)」しかないような展開になりました。ギャグに突っ走るということで決まってからが本番。「巨人のイメージCV:関俊彦」とか「巨人と言っても2メートル越えのバレー選手並なだけの男子」とかで萌え属性を増やしてなんとかBLゲーっぽくしたり、公式NPCの吉田を被害者にすることで場の雰囲気をあったかくしたり、どんどん展開をエロくしようと頑張ったり、最終的にはAV会社をバベルの中で立ち上げていくまで成長したり……。そうかこれは「Aの魔方陣」と同じ楽しみ方か。先に言ったもんが勝ちか。ムチャぶりをし合うPC達、プレイヤー達。なんとか平和に終わらせて息切れしながらエンディング。トークゲー好きには大変楽しかったです! ただシナリオクラフトは収拾がつかなくなってやっぱり怖いね!
システム自体の感想。今回はきちんとシナリオを練ってのプレイではなく、プレイヤー全員ルルブと戦いながらのプレイだったので最初はアタフタして大変でした。だって専門用語が多いんだもの。普通の達成値を出して武器を持ってバトルするゲームでないから、ゲームが始まるまで長かった。でも、一番のコンセプトである「人間関係バトル」と「それっぽい雰囲気で押しきれ!」は楽しめました。まず「クラス/タイプ/オーデ」の選択から萌える。ルルブの後書き(「オレサマ/キング」と「ヘタレ/キング」の違いについて)からして萌えたんですが、テキトーに決めたキャラでも愛着が湧くものになれました。トークゲーの大事なところはPCがいかに愛されるものができるかだと思います。キャラメの少ない単語だけで十分萌えられるか、一番大事なところは全て入ってたルルブに感動です。原作である「少女展爛会」でも思ったけど、ルルブだけで楽しめるゲームって大事。あと売りの1つであるオーデを動かすスウェイシステムが良かった! このゲームの顔であるシステムが、何より楽しいというのが良い。上でも書いた通り、最初のうちは専門用語の多さに混乱したけど、慣れてくると戦闘駆け引きでのコマのやりとりに熱中しました。それぐらい独特なシステムに魅了されます。今回はギャグで笑いまくりでやったけど、ガチでシリアスで対決しても楽しい筈。「自分もGMがやりたい!」と思えるTRPGでした。
「条件が揃えば奇跡が起きる。願いがなんでも叶う」という大雑把な世界設定も凄く好みです。世界遣い大喜び。既存のステージを使ってシナリオがやってみたくなりましたよー。絶賛システムに出会えて嬉しいなー!
ちなみに。原作ゲームである「少女展爛会」は、なんか……ダメでした。プレイする気になれない。それは私が百合嫌いのBL好きだからという理由が大いにあるんだろうけど、それだけじゃなく、女性だから「女の子同士の戦闘」に夢を持てないというのが一番かもしれない。女の子同士心理バトルで争ったら醜くてたとえゲーム内でも心が苦しくなりそうで……荒んでいきそうで……。いつも女性プレイヤーと一緒にプレイしている仲良し女子大サークルでも駄目です。きっと男性プレイヤーのBLバトルも気持ち悪いって判る。でも夢があるから楽しめるんです。百合とBLについて本気出して考える時間を貰えたよ、ありがとう……。