TRPG プレイ雑感(2009年)
09年12月19日(土)
【単発】幻奏戦記ルリルラ・ノイシュタルトハイ『代償と歌御子』 GM
 単発「ルリルラ・ノイシュタルト ハイ」のGMをしてきました。ルリルラリハビリ。ら行多いな。
●チョコレート中毒のレンジャー英雄&天然・不思議系&電波の歌姫。
●松岡修○的熱血漢の白兵スポーツマン英雄&カバーリング木の精霊さん歌姫。

 以上の英雄歌姫4人2組のお話。村の独自の慣習に振り回される系。
 ストーリー重視のシナリオでしたが、戦闘を初めて数分……「あ、自分……ルリルラの戦闘好きだな」と思った。
 イニシアチブが決定したマス目戦闘って好きなんですよ、戦略パズルみたいで。スパロボよりはタクティクス系のSLGが好きなので、着々とグリッドを攻められていくのが、マップを設置したGMながら楽しかった。レベル1メイキングだったので戦略性は高くはなかったのだけど、久々にルリルラ戦闘は良い頭の回転でした。決して難易度高くない、寧ろシナリオの通過点に過ぎないヌルイものだっただろうけど……短い時間でホクホクしました。
 ところで、未だに蟲化ポイントの割合が判らない。……前も日記に書いたかもしれないけど、いっそのことシーン頭に必ず2D10……の方がいいのかな。それだと帰ってこられない人の方が多くなりそうだけど。未だ頃合いが読めません。大好きなゲームしシステムなんだけど、するたびに「ああ、こうすれば良いのかな……」と悩んでしまうな。しかし、私はルリルラの戦闘も好きだが、それ以外の方が好きなのもある。英雄と歌姫でデートしてればOK。そのノリがいいんです。
 あ、今回の良いシーン。『敵からの一撃!→足が破壊された!→それを歌姫が「身代わり」でHPダメージをカバーリング!→歌姫のHPが0に!→英雄「強き絆」発動で強化!』……凄く気持ち良いコンボでした。
09年12月18日(金)
【長期】千夜月姫『BLT千夜月姫』
第2話 PL:PC名…笠幡秋馬(空の鍵/超能力者/魔術師)
 長期「千夜月姫」第2回キャンペーン、PL参加してきました。
 BLキャンペーンで、PCにトマトがいることからサブタイトルが「BLT千夜月姫」になりそうな予感。ベーコンレタストマト的な意味で。
●炎使いのアンニュイもどき高校生魔術師。おじさん大好き。ベーコン担当(←myキャラ)。
●上司に認められたい軍用犬青年神父。迷える神父。今回の主役。レタス担当。
●トマト大好き吸血鬼(になりたくないと言い張っている巻き込まれ系)。トマト担当。

 BLTって良い略字。吸血鬼ものボーイズラブキャンペーンにピッタリ!
 今回は、PC2の軍用犬神父くんが中心になったシナリオ。
 大好きなおじさんと一緒に暮らすPC1。しあわせロール楽しいです。でもおじさんを口説こうとするとGMが逃げるのでなんか悲しいです。いいじゃないか、BLなんだし。色恋沙汰にもつれこもうとしたって。……はい、反省してきます。
 トマトは一段と、巻き込まれ系主人公の道を進む。「理知が1」という強烈なキャラクターづけのためにどんなバカで率直、生真面目なロールをしても怒られない得なキャラに。……非常に羨ましい。相手を疑わない、真っ直ぐな目でNPCを見られるPCが出来たらいいなと尊敬してしまうほどでした。
 そして今回主役の神父。怒られる神父という1話。
 というのも……「プレイヤー3人が、罠でもなんでもない失敗を犯してしまい、上司に怒られる」という展開になったため、「あの失敗を挽回してみせる!」という組織に所属している神父くんには大変おいしいシナリオになりました! いやぁ、怪我の功名。プレイヤー同士で選択が間違いだと気付いたときは思わず「ごめん!」の連発でしたが、終わり良ければ全て良し。一度失敗し、苦悩し、もう一度と立ち向かっていくPC達は凄く凄く美しいものでした。
 前回第1話では「戦闘が楽しかった!」の感想だったけど、今回は「あの流れはおいしかったね」とウットリできました。……しかし選択肢ミスや勘違いを多くしてしまったのも事実。今度は足手まといにならないように頑張らねば。
09年12月8日(火)
【長期】アナザーワールドSRS『DROWING/phantasmagoria』第2.5話 GM
 「ANOTHER WORLD〜ドロリア」第2ループ後半戦、GMをしてきました。
 第2ループ完結、結果は……やっぱりバッドエンド。まあループものだしバッドエンドは良いものだ。悲観してはならぬ。
●カップリングは、アサシン×航、藤原×相馬、黒須×盟、亜紀&祐希(最後のみ、どっちが上とか判らなかったので&表記で)。
●セッションが始まる30分前ぐらいまで「一体このシナリオ、どうなっていくんだ……」と思ってましたが、やってみたらそれなりな形になれた。ドロリアは、今までのキャンペーンの中では最も不安感を抱えたセッションになりつつあります。
●今回の神がかり展開。5D6振って、全部1。
●餓死。
●PvP戦闘をしてみた。やや変則的な闘いでしたが、5ターン近く闘い続けられました。PvPも出来なくはないようです。……大変だったけれど。
●謎が少しずつ明らかにしつつも、新たな謎を撒くという。何話で終わらせるとかGMもあんまり今後の予定を考えていないあたり、本当に模索シミュレーションゲームです。
●ドロリアは全体的に出目の良いリプレイです。まさかの1ゾロや、ここで出すかのクリティカルの山。ダイスの神様が「さぁ、ドラマティックにやりたまえ」と強制力をかけている気がします。その結果、今回も素敵なエンディングを迎えられました。
●黒須×盟はガチすぎる。祐希と亜紀のシーンはほんわかする。そして……デレる藤原×甘えていく相馬さんのカプが超燃えた。第2ループの内容は「相馬さんがラスボス」で説明がつく!
●航とアサシンは、アッー。しかされていない。
チートの相手はチートしかいない!
●次回、第3ループセッション日は年を越して1月です。持ち越さないようにできて良かった。でもって1月が待ちきれないよ……。

 もっと説明上手なGMになりたいな。対話はいくらでもやっていられるんだけどね。判り易く状況を説明する力がもっと欲しい。
 敵データの扱い方がやっと理解できる&バランスが読めるようになってきました。SRSは便利だ、他のSRSのルルブが役に立つ。
 第2ループ後編のリプレイも近日中に公開できるようにしたいですね。
09年12月1日(火)
【長期】アナザーワールドSRS『DROWING/phantasmagoria』第2.0話 GM
 「ANOTHER WORLD〜ドロリア」第2ループのGMをしてきました。
 一つの世界が終わり、新しいループはじまり。GMも初の試みばかりで、ドキドキです。ソワソワです。だってこのキャンペーン、今まで以上にアドリブ続きなんだもの。

●今回のテーマカップリングは、アサシン×航、藤原×相馬、黒須×盟、亜紀×祐希で。
●新ルールを適用させ、やっとキャンペーンの顔ともいえるループを開始させたことでGMも四苦八苦。まだまだマスタリングに慣れません。頭の中で時間系列が整理できてるつもりでなかなか検索できないのが今回一番の反省点でした……。
●今度から絶対グダグダにならないようにする。絶対キリッ。
●第2ループにしてアサシンルート開拓できたー。わーい。……今までinterlude編でもギャグで書いたネオロマ企画でもアサシンが描けなかったのでヤッタネ!
●第1ループえるーん!(`・▽・)→第2ループえるーん(´・_・)
相変わらずNPCの多いキャンペーンだ。また増えた。しかも戦略ゲーム風にコマを用意してしまった自分が悪いんだが。しかし1人もNPCを削れないんだよ。今回も増えたけど削れねーやい。
●リプレイにしないと把握できないゲームだと承知ですが、今回もリプレイ映えする……物凄いビジュアル重視&読み応えある壮大なシナリオになれました!
●プレイヤー同士手探りし合いのPvP情報収集戦。これがやりたかったんだと演出戦闘の数々。喋ったらそれで勝ち。……凄く楽しいよ!w
●BLキャンペーンらしくホモホモしい話になれました。ヤッタネ。
●次回もBLキャンペーンらしく更にホモホモしい話にする。よっしゃ。


 セッションが終わった後、徹夜で「ドロリア」のお絵描き会をしました。自分もここ半年分ぐらいの絵を描いた気がする。ビジュアル面強化するとキャラ性が見出せてきてずっとキャラロールがしやすくなるなー。来週はもっと喋れるGMになるんだべらべら。
09年11月24日(火)
【長期】アナザーワールドSRS『DROWING/phantasmagoria』第1.8話 GM
 BLキャンペーン「ANOTHER WORLD〜ドロリア」本編GMやってきました!
 ループ終わったよー。次から第2ループだよー。

 ……見事なまでのバッドエンドでした。

 開始1時間まで「今日で第1ループを一区切りさせたいなー。前後編でなんとか終わらせたいなー」と考えていて、大体のイメージは湧いていたのでそのままスタート。
 問題なく、酷いバッドエンドができました。詳しいことは後日リプレイ発表するので書きませんが……。
●今までの「interlude編」で足りなかったものを久々登場の亜紀くんがカバーしていってくれたよ!
●サーヴァントの夢演出を参加プレイヤーさんに任せてみたら、凄いことに。自分じゃ決して演出できないことを堂々とやってのける! GM任せて良かった……w
●未だに三日原望彦22歳。新NPCを出さないように、なるべく増やさないようにした結果がまたアレだよ。
●全員揃ったときのカッコ良さは異常。「ドロリア」はBLノベルゲーというより、格ゲー燃えゲー。
●予想以上にアーチャーの好感度や、キャスターへの愛着がプレイヤーさん達に残ってくれたので展開一つ一つが(登場人数多くても)メリハリ良く、印象深いものになってくれました。
●弁k……いや、ミスターBのチートさがマジ怖い。
●あるバッド条件が揃ったとき、GM心の中で「キター!!!」が止まらなかった。ホントは声に出してガッツポーズで喜びたかったけど、必死に堪えてたんだよ。
●そして展開はバッドエンドへ。


 始める前から「今日で話を一区切り入れる……終わらせる」という気でいて、それなのにシナリオを詰み込みたくて話をしたくて。時間制限があるというのにワーワー騒ぎたくて。……でも「まいて!」「もっと簡潔に!」を忠告し過ぎちゃったかなぁというのが今回の反省です。
 とても濃密な内容で、急展開(超展開にはならないでいてくれたかと……)、戦闘続きの良い第1ループにはなったかと自信作です。何より今回もダイス目が良かった! ドラマチックだった! 参加プレイヤー4名ともカッコイイこと続きだった!
 PC2は気高く凛々しく、PC3は泥臭く男らしく、PC4の日常・非日常落差の演出にホロリと涙を誘いながら、「巻き込まれ系主人公」のPC1には悲劇を演出してもらいました。
 バッドエンドですが、物凄く好きなシナリオです。伏線が多く残った状態なので「物足りない!」という気持ちは大いにありますが、それは後日またセッションで挽回すればいいことです。なんせ長期キャンペーンですから。
 ……第一、既に「ロリループですよ」ってキャラメ後に話し合ったことだからある程度のバッドエンドは覚悟していましたが、GMが想像した以上の壮絶な展開に満足しています。ていうかバッドになってPCが不幸にならなきゃループする必要が無いしな。
09年11月20日(金)
【長期】アナザーワールドSRS『DROWING/phantasmagoria』第1.5話 GM
 「ANOTHER WORLD」BLキャンペーン「ドロリア」のメンバー2人とまた……「ドロリア」即興セッションやってみた。
 以前リプレイとしてアップしたものと同じような、2時間ばかりプレイヤー2人とおしゃべりってみるセッション。今回も2話じゃないよ! だからネタバレに引っかかるところはすべて「禁則事項です」でまたまたカバーだ!
 今回は、PC1航くんとPC3盟ちゃんが二人で、学校に仕掛けられた罠を暴くという2時間を話し尽くしましたとさ。しかも今回はBLセッションらしい展開になった。……一応これも前回と同じようにTRPG活動記録にメモしておきますよ。
 明日・明後日でまた2時間分のリプレイ作ります。
09年11月17日(火)
【長期】千夜月姫『BLT千夜月姫』第1話
 PL:PC名…笠幡秋馬(空の鍵/超能力者/魔術師)
 「千夜月姫」長期キャンペーン第1話にプレイヤー参加してきました。
 しかもBLキャンペーン。なおかつ初プレイヤー参加。さらにPC1ハンドアウトを。
 参加メンバーは3人。私がBLキャンペーンやりたい言ってたら夢を叶えていただけました。ありがとうGM。これでもう「私いつになったらBLセッションできるのかな……」と嘆かなくて済むよ! 嘆き始めて1年で解放されたならいいほうじゃないか。
●PC1「魔術師/空の鍵/超能力者」の、手袋指パッチン炎を出すマスタングな17歳(おじさんデレ)
●PC2「代行者/狩人」の死徒退治に派遣されてきた中級者・生真面目代行者(中間管理職。これからデレ志願中)
●PC3「狩猟者/武闘家」の、吸血鬼によって死徒にされちゃった「元気な不運担当」(トマトにデレ)

 まず第一に、「千夜月姫」の戦闘システムが面白かった!
 以前自分がGMでプレイしたとき、ルールの解読がイマイチだったのか「こんなカンジでいいのかな……?」とやや疑問符の残るプレイになってしまいました。もちろんそのときのプレイも楽しかったですよ。当時初めてマスタリングするGMに付き合ってくれたプレイヤーさん達が面白かったので。
 でも、きちんと理解して、ちゃんと自分でキャラメをして、ガチ戦闘が好きだと宣言しているGMさんの元で戦闘を遊ばせてもらったら……ああ、面白いこのゲーム! 今までやったTRPGシステムの中で1、2を争うかも! 自分がGMをするとき、どうしても戦闘をおざなりにしてしまうタイプだったので気付きませんでした。格闘ゲームを元ネタにしているシステムというのも非常に判る作りだし、行動カウントと待機ラグが良い緊張感を生んでいて毎ターンわくわくサイコロを振っていました。
 このシステムはネット公開のもので、SRS本家のFEARが作成なさったものとは違うので「いつもの勝手」や「FEARっぽい楽しさ」とは違うのですが、とてもとても楽しめました。何より型月厨なんであの世界設定で楽しめるところが燃えなんだ。自分はサポート系なのにエーテライトのカッコ良さを求めて攻撃タイプを取得したよ。代行者のプレイヤーさんは、射撃系なのに第七聖典欲しさに白兵に走ろうとしているよ。ああ、本家もTRPG好きみたいなフリートーク発言しているんだから公式ルルブでも発売しないかなぁ……かなり客層を絞った企画だとは思うけど。

 シナリオですが、現代サイキッカーシナリオの情報収集ものです。戦闘にえらく感動してますが、久々に達成値を求めながら地図を片手に情報収集するゲームをしました。……情報収集の仕方ってどういうのだっけと忘れるぐらいに。近頃GMをしていたのも「迷宮キングダム」みたいな探索ものや、「パン爆」「番学」やら演出ゲームだったからな……頭の中でパズルするのは久々でした。良い運動になりましたよ。
 そして、BLキャンペーンということでPCが3人、推奨NPCが3人、その他登場人物も数人……男性ばかりでまだ恋愛に発展しない、それでも出会いが……というドキドキの第1話になれましたw 自分はデレデレのキャラ大好きなので専属NPCにはデレでいくぜ。その他の人にもデレでいきたい。恋愛重視っていいじゃないか。仕事より恋愛。そういうシナリオ大好きですよ、スイーツ(笑)とか!
 現在専属NPCは疑う目もなく「いいひと」なので存分にデレができて気持ち良いです。GMさん曰く3〜5話編成らしいから変化するだろうけど。しかし既にPC3さんがデキあがっている風な男の子(トマト大好き。血を吸わない代わりにトマトを食べる吸血鬼)が。……1話から最終回までデレるのもいいなぁ。
 ちなみに今日の自己ファンブル記録は4回。情報集めてるときもNPCのことで頭がいっぱいだったからだよ! 仕事に恋愛持ち込むなって言われるの判りますね!

 戦闘楽しかったと言っても悔いの残るところもある訳で、成長計画を早くも練ってます。だいぶハマらせていただける。次回は1カ月後。楽しみだなぁ。感想日記が長文なところでその気持ちが判りやすいなw
09年11月10日(火)
【長期】アナザーワールドSRS『DROWING/phantasmagoria』第1.3話 GM
 「ANOTHER WORLD」BLキャンペーン「ドロリア」のメンバー2人と一緒にお食事するだけの予定が……「ドロリア」即興セッションやってみた。
 TRPGセッションというのには失礼。キャラクターシートは用意してません(持参してません)。サイコロも振ってません(用意してません)。単にキャラクターになりきって話していただけ。でも充分1.5話でした。シナリオを用意しての2話じゃないから大丈夫! 2話のネタバレに引っかかるところはすべて「禁則事項です」でカバーだ!
 ……居酒屋でする萌え談話となんら変わらないな。しかしちゃっかり録音してたのでそのうちリプレイを作ってみようかと。これってTRPGリプレイに入るんだろうか……トークしてロールプレイングしているんだからTRPGだよ! 元からトークゲームが好きだからセッション場所なんて二人以上でテーブルにつけばどこでもできるんだけどさ……。
 という訳で、PC1航くんとPC2相馬さんが二人で他PCが眠っているところで色々NPCと話し合うという2時間を話し尽くしましたとさ。……一応TRPG活動記録にメモしておきますよ。
09年9月24日(木)
【長期】アナザーワールドSRS『DROWING/phantasmagoria』第1.0話 GM
 SRS使用のオリジナルTRPG「ANOTHER WORLD」をキャラメ&初プレイさせていただきました!
 急遽集まってくれて&提案を受け入れてくれて、キャラメとプレイをしてくれたプレイヤーさん達に感謝感謝。実質テストプレイっぽい感じで、試作ルルブに赤ペンをしたりといったマスタリングでしたが、大変勉強になったよ。面白かったよ!

 初めての犠牲者は、以下の4名。
●PC1:闘士/聖職者/世界遣いの16歳熱血バイト貧乏天涯孤独巻き込まれ主人公。
●PC2:狂戦士/処刑人/異端者の28歳……正体は「平将門・バーサーカー」。
●PC3:魔術師/霊媒師/領域遣いの16歳天才魔法使い少年、通称「スネオ」。
●PC4:感応力師/狩人/霊媒師の魔法使い一族の卒業間近な高校3年生18歳。

 元ネタは「Fate/staynight」のあらすじで、聖杯戦争1日目を再現してみました。TRPG自由度を上げるためにややオリジナル要素も混ぜつつ、「演出過多ゲー」を語って出したので「聖杯戦争に巻き込まれていく」少年達を描きつつ。襲いかかるサーヴァントを倒すという「いかにも導入編っぽい」舞台型シナリオをやってみました。
 いやぁ、楽しかった。
 SRSなのでFEAR系のゲームをやっているプレイヤーさん達は説明がいらないのでラクラク。皆さん、試作ルールブックを渡したら無言で読み込んでキャラメをしてくれました。ノリでゲームを始めて良かった。自分はある程度のシナリオは決めてGMをするのだけど、今回は思わせぶりなマスタリングをしてるが情報量を印刷するなら「A4用紙1枚程度」(普段は3〜10枚ぐらいは作りこむ)。流れを「Fateで言うところの体験版までを演出する」ことしか考えてなかったので、トークゲーが大好きな自分には最高の時間でした。プレイヤーさん達も短時間でよくキャラを立たせてくれて、個別のシーンが多くても会話を充実させてくれて、セッション後のレベルアップ作業(これもテスト)も真剣に付き合って下さって……感謝感激の嵐。
 「ここはこう書いた方がいい」や「こうあるべきだった」という修正点がちょっとのプレイでも判っただけ収穫でした。SRSを使って1週間で形には出来たけど、やっぱり完璧に遊び通せるものかまでは作れてなかったようです……ゲームデザイナーの道は厳しいな。趣味だけど。
 趣味で作れたにしては良いシステムになってたので自画自賛します。

 上にも書いた通り、今回やってみたかったのは「とにかくFate体験版を再現してみる!」ということ。
 どこまで「演出過多SRSが出来るか」ということ。雰囲気重視になれるかということ。
 Fateでエミヤにあたる役どころをPC2のサーヴァントさんがやってみてくれました。PC1が士郎、PC3が凛、PC4が大河っぽい感じ。NPCに桜やセイバーっぽい立ち位置を出してみたり。……なんと「壮大な第1話!」をやっているようで、GMとしても既存の話を追いかけているだけなのに「これからどうなってしまうんだろう?」のドキドキ感が止まりませんでした……。
 そのせいなのか、ゲームでいうところの「製品版をお楽しみに!」、アニメで言うところの「超作画の良い、掴みOKな1話放送視聴後」のような興奮状態を味わえました。……取り上げた題材が良かったよ。FateだけどFateじゃない、オリジナル聖杯戦争。やってみて良かったです。

 もちろん、反省点も多々。原作アリのTRPGセッションなので「思わせぶりなNPCが多すぎて混乱を招く(例を言うならイリヤや言峰にあたる登場人物)」などがありましたし、演出重視でゲームを進める筈がSRS(特にアルシャードガイア)を元にしているからか意外とガチバトルが楽しめてしまった→戦闘特技を取得した方がオイシイなどと、どっちつかずなレベルアップに走ったなどあります。……本当に演出重視にするなら「ゆうやけこやけ」や「メイドRPG」並みに戦闘要素を排除した方が良かったんだろな。

 ともあれ、大変面白い「いかにも第1話」ができました。
 すぐにでも2話をやりたい意欲が! 残念ながら参加者全員の都合上、やるとしても11月からになってしまうのが残念無念。しかしこれからが気になるセッションになってしまいました。サブタイトルが「DROWNING/phantasmagoria」という無駄に長い英語タイトルにした(ステイナイトやホロウアタラクシアぽくしたかった)ので「ドロリア」と略すことにします。なんか次にセッションできるようだったら今度はドロリッチ飲みながらGMしようw
09年9月18日(木)
【長期】迷宮キングダム『夢魔炎上』第8話最終回 GM
 BLキャンペーン「迷宮キングダム〜夢魔炎上」第6ループ8回目最終回、GMしてきました! 1から10までボーイズラブセッションでした。

 最終回でした!
 超が付くぐらいハッピーエンドでした!
 伏線全部回収という完璧な最終回ができました!
 プレイヤーさんの皆さん、参加してくれてありがとう。
 大好きなシリーズになれたので、早速リプレイ作りたいと思います。
 二次創作もするぜ! 五条大橋や木曽義仲戦、一ヶ谷の戦いSSとか書きたいんだぜ!

 シナリオ内容については、そのうちリプレイを作るのでネタバレを極力控えますが、以下を今後の反省点として書いておく
●今回、ループもので必ず3〜5話はやる長編シナリオでした。しかも使用システムが「迷宮キングダム」で合戦ものだったので必要NPCがどんどん増えていく罠……。登場するNPCなだけで、
【敦盛、義経、弁慶、与一、頼朝、政子、安徳天皇、知盛、忠度、経正、ニイの尼、清盛、熊谷、聖剣、キャサリン、クガネ、炊き出しのお姉さん、梶原(実質出番はなかったが)、カツ、PCの家族(千里、将人、旭人兄、鉄弥母)、青森のオッサン……】
 多すぎだと。とにかく多すぎだと。決してお勧めしないマスタリングをしたと思います。しかも今回、NPC同士の恋愛までしてしまったので。……普通シナリオに必要なNPCは3〜5人にまとめないと……。今回のキャンペーンシナリオでは、全員は外すことのできないキャラクター達でしたが、出しすぎだというのは反省すべきですね。
まさかのゲストキャラクター、青森恐一(45歳)。しかし三日原望彦(22歳)。……いや、ミカハラは出てないけど。年齢箇所が重要なので。楽しかったのは、青森のオッサンが出てきたときの、青森の中の人の反応(旭人の人ですwww)
●個人的にいつか明言したかった「 与 一 は 変 態 」ネタを最終回でついに言えた……! 物凄い満足。小さな満足。
●ハッピーエンドです。この上ないぐらい完璧な終わり方でした。聖剣が目指すように強調していた「目に見える全員が幸福になれ」が叶った形です。良かった良かった。
●しかも、「GMが予想した以上の全員が幸福」になりました。……一人は罰せられなければならない存在として作っていたキャラがいたんですよ。他の誰もが平和になっても、消滅するべくして設定されていたキャラ。そいつも救われたというのが、と思えた瞬間でした。GMが用意したもの以上の作品を作りだしてくれた。月並みだけど、嗚呼TRPGって楽しいなぁ。
●不幸率100%だった敦盛が、ついに最終回では……!
●こんだけNPCが多ければ絶対余る(手におえなくなる)キャラもいると思ったさ。それなのに、義経と弁慶が……!
09年9月10日(木)
【長期】迷宮キングダム『夢魔炎上』第7話 GM
 長期BLキャンペーン「迷宮キングダム〜夢魔炎上」7回第5ループをGMしてきました。
 当日朝、PLの1人(鉄弥の中の人)が欠席したので中止にしようかなという声も上がったのですが(あとは「AW」のキャラメをしようかとも考えたんだけど)。「もしループの途中で鉄弥が死亡してしまったら……?」をやってみました。
 「スカーレット」のときでも、「○○が○○だったら」のパラレルは世界の一つの可能性ってことでやっていたし。

 クサナギノツルギたん、最高。
 黒髪大和撫子な囚われの姫ww
 ……まあ、正体は○○だけどなwwww

 そんな爆笑。当初はエクストラステージの立ち位置になるシナリオにしようと思ったのですが、充分ループの1つに数えられる良い話になったので、ちゃんと話数換算してリプレイも作ろうと思います。クサナギノツルギたんにマジ萌える。だから正体は○○だけどさ!w
●シナリオ内容は、「与一による地獄ループ内での源平合戦」。与一が壊れる前の話。
●平家に寝返る話。
●弁慶本領発揮と、敦盛救済。
●義人さんは相変わらずヒドイことしたよねごめんなさいしないとry

 こんなカンジですが、1週間以内にはなんとかリプレイを作りたいと考えているのでネタバレ感想は控え目に。戦闘はまずしない方向で話に集中するプレイをしてみたのですが、ついにあの謎が解けたりとか、あの正体が判明しかけたりとか良い見せ場が沢山できました。スタート地点からPC1の鉄弥が死んでるのでバッドエンドは確定なんですが。敢えてここは「バッドエンドを楽しんでみよう!」と。
 エクスカリバーたん、マジ鬼畜。与一が壊れる前なのでまあよし。
09年8月29日(土)
【長期】千夜月姫(オンライン)『ANOTHER GRASS MOON』後編 GM
 8月18日にGMをやらせてもらったオンセ「千夜月姫」の後半をさせてもらってました。
●「ナイフ使い/空の鍵」の、直死の魔眼の「カワイソウな、はじめ君」(兄)……略して「かわはじ」。天然ナルっぽい。
●「魔の因子/魔術師」の、退魔の一族の新当主16歳少女(妹)。新人の退魔師として奮闘中! でもお兄ちゃん第一。

 まず、参加してくれた人には何度感謝の言葉を言っても足りないぐらい助かりました……拙いGMがやあっと1セッション終わらせることができたよ。正直終わらないんじゃないかって思ったorz
 オープニングがあって、PC2人の出会い、情報収集とも言えないシーンの幕間、そしてクライマックス……実際にオフのセッションをやったら戦闘を含めたってきっと2時間セッションで終わってしまうだろうに、前後編あわせて10時間近く使ってしまった……「3時間で終わらせるよw」とか言ったのは大嘘になってしまいました。あああ申し訳ない。オフのTRPGに慣れてるからオンセの恐ろしさを知らなかったよ。しかし楽しかったのには違いない!
 時間と体力の都合上、エンディングをメールでのマスターシーンで終わらせた。邪道だよなぁ。判ってるけどそれで満足してる自分がいます。これで一応終わらせた気になってます。反省点は沢山あったけど勉強になった。一度でも通してセッションができて良かったです。良い経験になったー!
09年8月21日(金)
【長期】迷宮キングダム『夢魔炎上』第6話 GM
 BLキャンペーン「迷宮キングダム〜夢魔炎上」第4ループ6回目のGMをしてきました。昨日ギリギリに前回のリプレイが作れて良かった……。
 戦闘に勝ったとはいえ、今回もバッドエンドくさいループでした。次回は運は良ければなんだかエンディングにいける予感!? ということで、後々リプレイを作るためにネタバレを控えた感想……というか垂れ流し。
●鉄弥の待ち人、来ず。
●安徳天皇が就職。
●旭人が裏切る。
●敦盛が呪ってデレた。実はいいこ。
●知盛が涅槃のポーズ。不敗神話崩れず。
●忠度が死ぬと涙が出る。
●千晶が勝利。
●義経が超男前。
●頼朝が外道。政子は卑怯。
●弁慶がチート。
●与一が死んだ目。
●黒那須は鬼畜。
●義人さんは与一にひどいことしたよね謝らないと以下略。
●ロリがかわいいですロリ(*゚∀゚*)

 前回での「第3ループ目の悲劇的な感動」ではなく、今回は同じ感激でも「新しい世界に辿り着けたことによる、プレイヤー達の成長を伺える感動」を味わいました! お疲れ様すぎるみんな! 複雑なシナリオについてきてくれることに感動。
 少しややこしいシナリオと自覚していただけに、諦めずにゴールへ向かっていってくれる姿は嬉しいものです。……ゲンナリさせないようにマスタリングも努力しないと。
 GMをしている自分も、このキャンペーンを愛せるようになってきた。NPCじゃ与一が一番好きだって言えるけど、PCもNPCも登場人物全員好きになってきたよ。今回のシナリオは「幸せになろうとして失敗した4人」です。掴んだ幸せが全部逃げていくという話。……ちくしょう、悲しすぎて萌えるなぁ! でも「プレイしていて心が痛んだ」という意見も上がったぐらいだよ! やりすぎた。しかし萌えた。乙女心は複雑だから困ります。

 手助けするけど攻撃的なロリが自分で萌えて困ります。聖剣は万能だなぁ。エクスカリバーたんはマジ使い勝手いいなぁ。ココちゃんがいいこだなぁ。達観した女の子はとてもやりやすいです。魂のテンプレなんだろうな。
 あと、「サティの土曜市」という言葉に、「ど与一……どんよりとした与一!(゚∀゚)」とはしゃぐのはもうダメだ。ダメでいい。
09年8月19日(水)
【単発】番長学園!!RPG『日本のヘソのゴマ・改』 GM
 久々にTRPGを続けて2回GMした……。「番長学園!!RPG」と「ポリフォニカRPG」のGMをやってきました。
 ホント久しぶりに1日にゲームを2回したよ……。疲れと倒れっぷりはハンパ無かったみたいだ。しかし2セッション連続はスケジュール的には助かるなあ。2日時間を取るよりずっとラクです。その分、帰宅したら潰れたけど。

 「番長学園」感想。
●ましゅまろウサギ番長。ツッコミ女の子。敵に付きまとわれ、絶叫をあげる系。
●金髪縦ロール生足スネ毛お嬢様風な、男の子。もといオカマ。守りたくないヒロイン。
●吐血で攻撃する番長。通り名は「レッドシャワー」。それなんてブラムストーカー?
●ひよこ。ヒロイン。マユゲがゴルゴ13風な18歳。

 ルールブックに掲載されている「日本のヘソのゴマ」を軽くアレンジしてやってみました。敵はグリーンリバ○ライト。魅惑の声とソラリスなノリで襲いかかってくる。そして誘拐されたナノさんを助けるんだ……だけで1時間半ほどやってきました。参加してくれたプレイヤーさん達が全員テンション高くて笑いっぱなしでセッションをしてくれたので楽しかったー。番学のギャグで貫けのテーマを分かってくれる人達で、気持ち良くGMができました。ルルブのサンプルシナリオだけど、ネタを知っていてもプレイヤー次第でいくらでも楽しめるのは良いゲームだな。
09年8月19日(水)
【単発】神曲奏界ポリフォニカRPG『ダブルクロスの犬』 GM
 「ポリフォニカ」感想。
●エルダーの、木琴使いの少年神曲楽士。お調子者のおじいちゃんっこ。
●グラップラーの、ドラマーシェパード精霊。無愛想でカタコトで喋る萌え系お姉さん。
●イノセントの、チョコボ精霊。ジブリでいそうおばちゃんキャラ。
●ヴァリエイション/ジーニアス/ノーブルの、チョコボのドライバー。
●カデンツァの、学士事務所の所長。悲しい過去を乗り切るヒーロー属性の年長者。

 もう既に3回ほどプレイした「DXの狗」をポリフォニカアレンジでやってみました。ただし、ループシナリオ要素は無しで改変。ロリは出ませんでした。……8枚羽のロリとか神々しくていいと思うんだけどな。
 自分の過去を正すために暴走するNPCを止めるシナリオでしたが……無難な感じに終われました。キャラクターが若返ってしまうトラップも、見事PC2人が引っ掛かってくれて、年長者所長のおじさんが少年に、チョコボが仔チョコボ(黄色い毛糸玉w)になってくれてビジュアル的に超OKでした。空気読んだなみんな!
 エンディングで、同じく若返ってしまったNPCを戻すロールを失敗したままにしたみんなに拍手。
09年8月18日(火)
【長期】千夜月姫(オンライン)『ANOTHER GRASS MOON』前編 GM
 オンセやらせていただきました。ちょっとした企画物で、「千夜月姫」で自分はGMを担当させてもらいましたよ。
 「既に展開が何度も公開されたゲームやアニメをTRPGで再現してみたらどういう風にアレンジされるのか」という試験セッション。基本のネタは原作と同じだけどTRPG的なアレンジはアリでの。
 今回は私が好きなゲームってことで「月姫」をチョイス。「月姫を知らないプレイヤーが、月姫とキャラクターと同じ状況になったらどうなる」をやってみました。今日は前半戦だけだったのでまだ結果は出せませんが、もうなるほどの違いと、やっぱりのシンクロ率が五分五分で楽しめています。プレイヤーの皆さんには終わった後にぜひ違いを見てほしいなー。
 オンセのいいところはパソコン上にプレイのログが出来るところだなと、オンセの当然のことを言ってみる。根っからのオフでのTRPGプレイヤーなので直ぐにリプレイ編集作業ができるデータが既にできていることがとても新鮮です。レコーダーからベタ起こしが、楽しくも苦行だからなー……。
●「ナイフ使い/空の鍵」の、直死の魔眼を持ってしまった17歳男子。妹にマジメデレなカワイソウ人。名前が「はじめ」なので通称「かわはじ」。
●「魔の因子/魔術師」の、退魔の一族の新当主16歳少女。別れた兄様にふんわりとデレているアルビノ(?)檻髪使い。

 確定はしてないけど、妹当主が白髪で「踊る髪」技能を持っているという話がチラッと出てボッと燃えたキャラデザでした。あと先生(青崎……)との出会いがどう動かしても胡散臭くなってしまうw チートキャラの宿命だろうか。
 反省点は、時間配分をまた気をつけます。2度目だけどまだ慣れないね。実際にいつも通りオフでやったら30分ぐらいしか経っていなさそうなイベント量なのに軽く予定時間を越えてしまって前半戦終了ということに……後半戦は絶対に気をつけないと!
09年8月17日(月)
【単発】ゲヘナアナスタシス PL:PC名…ニンバス(天使/炎術/邪眼使い)
 「ゲヘナ・アナスタシス」のPL参加をしてきました。
 1年ほど前に参加したいと挙手したセッションをやらせてもらって嬉しいですよ。アナスタシスのルルブを買ったのに一度も使えずにいたのでうれしい限りですよ。
 初版「ゲヘナ」は全7回の長期キャンペーンでやや前衛のPCで参加していました。あのキャンペーンが終わって1年以上経ってのゲヘナワールドですが……。
 ……慣れないせいなのかなんなのか、アナスタシスは自分の中で低評価です……キャラクターシートの出来で。なんでルルブとキャラシの項目記述方法が違うんだ。なんでアイコンなんか作っちゃったんだ。プロフィールとキャラクターイラストは背景欄としていっしょにしないで何故分けるんだ。一般技能と戦闘技能を分けたのはなんでさ。基準値に牽制やら渾身やら書くだけで判りやすさ判らないか。右側だけを戦闘ページにしたいなら何故生命力と気力を減らす欄をわざわざ作ってるんだ……。
 初版ゲヘナのキャラシがとても使い勝手良くて好きだっただけに、アナスタシスが凄く気になる……! 作りたいなぁ、今後プレイする予定は無いけど。
 サプリメントで追加されたクラスやカウンターシステムをまとめたこととランク制にしたのは、慣れれば楽しいです。でもランク制の意味が分からなくてポカーンとしたのも事実。楽しいのはゲームとして当然のことだけど、判りやすさって大事だと思うんだ……。堕落ポイントが最大値5点になったのもまあいい。アレやコレやが変わっているのは版上げものを見ている時点で仕方ないことだからいい。でもアイコンはいらねえ。

 今回シナリオを用意してくれたGMがとてもゲヘナワールドを好きな人で、「まさしくゲヘナ!」という心地よいアングラ世界へいざなってくれました。「砂漠で水が尽きて抗争するヤクザ(その裏に邪霊)」という、ゲヘナが好きになるシナリオでした。やりがいのあるPCをやらせていただいた!
●目からビームの炎術邪眼使い、特技は服の下を透視して下着の色をチェックする天使14歳少女。(←Myキャラ)
●馬と言われると泣きながら「ウマじゃないシマウマだー!」と主張する、魂装鷹匠の草食系男子。
●仲間の鷹から命を狙われ続ける(鼠ではなく)ハムスターの座空妖霊使い。水源マニア。
●「水が飲めなくなってピンチ」というシナリオの最大の被害者となった病弱26歳神語術師男性。

 言われるまで気付かなかったぐらい、ビジュアルが派手なメンバー。前回自分がプレイしたパーティが4人中3人が「種族:人間」だったせいかそれを指摘したらいつの間にか人間0人になってました。しかしゲヘナのいいとこ取りで良いことだ。

 今日の名シーン。「PCの仲間の男性」に変装した敵の女性。目の前まで来たところで少し怪しいところを見せ始める。しかし確信する要素は無い……。
 神語術師♂「ローブを透視しておっぱい見たらいいんじゃネ?」
 炎術邪眼師「赤と黒のブラジャーが見えるよ!」

 変態だー!!(あのAA風に)。
09年8月10日(月)
【長期】迷宮キングダム『夢魔炎上』第5話 GM
 BLキャンペーン「迷宮キングダム〜夢魔炎上」GM5回目・第3ループをしてきた。
 なんちゃって源平合戦でBLをするロリループもの……の3回目なんだが。

 全滅。
 バッドエンド。
 与一いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃ。

 凄い。今日は燃え尽きた。プレイヤーさんは涙目で終わってくれました。バッドエンドというより、前向きなデッドエンド。死にネタ。戦争もので戦死のラストって美しいよね? 終わった後に興奮で暫く呆然、でもハイテンションという最高のセッションでした。
 ラスボス戦に全滅という、気の滅入る展開なのに全滅がGMの出した敵PCが強すぎたというのでなく互角の戦いで、敗因はPC内分裂という……今回の「夢魔炎上」のキャンペーンのテーマにあったという、絶句する展開になりました。
 今日の出目はプレイヤーさん4人全員輝いていた。
 今日のでキャラロールもプレイヤーさん4人全員輝き過ぎていた。
 サイトにてリプレイ公開中の第2ループからの続きです。後日リプレイを発表するけど以下、リプレイだけで本編を楽しみたい方はネタバレ注意感想。

●ループもので、1人だけ記憶を引き継いでループを始めるPC4国王。前のループで愛した人(那須与一)……実は、不思議な存在だった。
●エクスカリバーたんからセカイについて聞かされる国王。一人だけで何ができるというのかと苦悩の日々。
●どこか暗く、裏のありそうな怪しい敦盛に笑顔で寄り添ってしまうPC3従者。
●平家のシンボルである安徳天皇に、好意のみで近づきのめりこんでしまうPC2の源氏の騎士。
●平家の頭領と周辺の武将に気に入られ、源氏から引き抜かれるPC1神官。
●衝撃の、神官が宮廷からの離脱。ラスボス戦闘には復帰が間に合うものの、源氏軍として戦いながら心は平家にあり。
●平家に魅入られる神官と騎士は重要なフラグを回収しつつも、逃れられない結末に溺れる。騎士は愛に走る。
●第1ループで悪行を重ねすぎたのか、プレイヤー達に恐れられてしまう敦盛(´・?・`)
●PC1のヒロイン(笑)神官が、「平家の皆さん、みんな生きてください……!」と願う。
●その結果が通じたのか、まさかのラスボス残りHP1桁での全滅エンド。源氏軍敗北。源平合戦は平家の勝利となる。
●PC1神官、平家に迎え入れられる。「家族ができたよ、やったねテッチャン!」
●PC2騎士、愛する人の元で消える?
●PC3従者、愛する人の前で死ぬ?
●PC4国王、愛する人の声を聞きながら新しいループに……?


 ラスボス戦時も、エンディングの最後も、GMのある程度思い通りに事は進んでいました。「ああ、バッドエンド直行だなぁ。残念だったねぇ」的なノリで。
 けど、最後の最後で……。
PL「GM、□□に□□するのは可能ですか?」
GM「マジで? プレイヤーが絶対今後不利になるけどいいの?」
PL「 萌 え る か ら O K ! ! ! 」

 ……と、GMの予想していない方向へ。全く考えていなかった展開へ。萌えるから許可したけど、想定していなかった重要な展開に今後も進むことになってしまい……正直困惑しています。しかし萌えるから良し! こんなに心震えるほどのセッション後の「超面白かった!」の感想が言えるなんて。感激で涙が滲んでくるんだぜ。
 だってさ……プレイヤーに不利な条件だから絶対にするとは思わなかったことをしてくれたんだから……感動するに決まっているじゃないか。勝ち負けに拘らず、PCが、キャラクターの気持ちを尊重して、損得を考えず有益な情報や便利な手段を捨てて愛してくれたらさ……恋愛を取り扱うシナリオでは完璧すぎる展開だよ。
 あああ、次回第4ループどうしよう! GMが、「話を用意する側」じゃなくて「話に加わっていく側」になったよ! 参加者の自覚あったけど、プレイヤーと同等の地位に立ったので、凄い次回プレイが楽しみで堪らない。どういう風になるのか判らないから余計に楽しみだ!
 あ、今日の合い言葉は「お前もカイルさん(スカーレット)の気持ちになってみろ!」

 とりあえず、NPCの与一が萌える。他のNPCも萌えるが、今回の与一は別格だ。別にセッションの為のNPCは自分の趣味が入るとはいえ、自分だけの萌えのためには作らない。しかし萌えるものは萌えるw はあ、今後私は与一をどうやって扱えばいいんだ……w GM揺れてますよー、良いキャンペーンにしてくれてありがとう、プレイヤーさん達!
09年7月31日(金)
【単発】ダブルクロス3rd『石棟の殺人』 GM
 「ダブルクロス3rd」2回目のGMをさせてもらってきました。
 昨日とは変わってシリアス話を、プレイ前にパッと思いついたシナリオにしては……そこそこなものだったかと。GM仕事で大失敗もしてしまいましたが、話的には気に入ってるのでリベンジしたいなぁ。

●ブラックドッグピュアの、日本刀持ち淡々チルドレンセブンティーン少女。
●ソラリス/オルクスの、トラック乗りあんちゃん支部長。

 2人が、とある箱庭舞台で殺人事件が起こり、犯人は誰か? どのようなトリックを使ったのか? 5人のNPC容疑者がいるが、一体何かどこで誰が……暴けという話。

 支部長の男性キャラが、折角トラックに乗っている設定を作ってくれたのに、舞台から1歩も外に出ないシナリオだったから申し訳なかったなー……。クライマックスも室内での戦闘だったから、オープニングでちょっとだけしか出てこないキャラの魅力になってしまった。面白かっただけに生かせなかったのは残念。
 上にも書きましたが、今日はトンデモナイ失敗をしてしまいました。
 ミステリーでいうところの謎に向かい、犯人を探し当てて、犯人を追いつめて、逮捕して一件落着、経験値配布でお疲れ様ー……したところで、謎が解けていないことに気付いてやり直し(状況証拠で犯人は判明したが)という事態に。
 説明した気分でいたのかな……ちょっと煮えていたとはいえ、最低なことをしてしまった……探偵ものでトリックを解けと提示されたのに解決しないままハッピーエンドと言われても納得しないだろ('A`) 気付いて巻き戻ししたからいいけど、気付かなかったらそのままメンバーと解散するところだったよ……とんでもねえ。

 今日の教訓。
●エンディングをさっさと終わらせようとしない。ラスボス倒して、バックトラック成功したからってセッション自体が終了だのムードを作らない。TRPGは、クエスト解決までがTRPGだ。
●謎解きに「まぁ、これくらいのことは判るだろう」は通用しない。どんなに簡単な謎でも救済措置は1つ以上必要。
初期シナリオロイスは調べるよう忠告する。「わざわざオープニング以前から強調している情報なんだから重要に思ってもらえる筈……」などと思わない。
●ヒロインは愛らしく演じる。守ってもらえなきゃヒロインじゃない。
●「中の人」(プレイヤー本人)が嫌いなものをセッションのネタにしない。嫌いだったか知らないならば仕方ないが、知っていたのに軽い気持ちで出してはいけない。参加してもらった気力を削ぐ行為は絶対にしてはならない。

 どうやら自分は、GMをしていても「探すまでが本番だから、エンディングは早く片付けてしまいたい」と思っていたらしいですね……きっと戦闘を作業にしているからこうなるんだ。「戦闘を1つのシーン」だと重点を置いて、自作ボスで愛着も込めて行えば無くなる……筈。もっと慎重に1回のセッションのGMをするべきなのかもしれない。パッと思いついたシナリオをやりたがる病が関係しているな、これは。……ああっ、「このセッションは昨日に続いて面白くしたい!」と思っていただけに自分の疎かな態度に反省! リベンジしたい!
 ところでダブクロルールブック2より、上級ルルブより、エネミーガイドが欲しいです。早く発売しませんか。
09年7月30日(木)
【単発】ダブルクロス3rd『メロン売り奮闘記』 GM
 突発的に「ダブルクロス3rd」のお試しキャラクターメイキングの会&簡易的にお試しセッションGMをしてきた。

 昔からダブクロに物凄い苦手意識がありました。キャラメが1人でできない、毎回確認しないと判定ができない、キャラロールでGMに求められているものができない、などなど……既にPLを5回以上はしている筈なのに「自分はダブクロ苦手だ」と思い続けてきました。
 で、折角新版が発売され、文庫本という読みやすい媒体になっての入手なので「一度、ダブクロを苦手だと思っているみんなでキャラメとプレイをしてみないか」を集合してやってみました。

 結果、超楽しいセッションができましたよ。ダブクロ好きになるぐらいに。
●エンジェルハイロゥ/ブラムストーカーの、チルドレン少年。夕張出身メロン販売員のコードネーム「アッテムト」。
●キュマイラ/ブラックドック/ハヌマーンの、30歳過ぎてからトライに進化したコードネーム「死の四十奏〜メタボリックシンドローム」。

 以上の2人が、最初のうちはハンドアウトに絡んでこないぐらい暴走したシナリオを。ハンドアウトNPCを放っておいて駅前でメロン売る話を。メロンはシナリオ関係無いけどな!
 しかもシナリオ開始時、GMは「ハンドアウトの少女」と言ったつもりが「幼女?」と聞き間違えされ、「じゃあサイコロの出目の年齢でいいよ」→10歳の児童になってしまった、もう中身なんてどうでもいいテンションなダブルクロス!
 そして、裏切り者がいない。

 ……シリアスな「ダブルクロス」の雰囲気を求めているプレイヤーがいたら拳で殴られるんだろうな。けど、楽しかった。そうだ、我らが求めていたのはダークでシリアスなサイキッカーファンタジーでなく、みんなでワイワイ騒げるTRPGなんだと結論づいたようでした。
 それなら「アルシャードガイアかナイトウィザード、もしくはシルバーレインでやれ」とあるだろうけど、ダブクロの判定方法・戦闘ルールを覚えたら楽しくて楽しくて。ダブクロの魅力の1つである、「このシステムじゃないとできない独自の判定方法」を1度覚えてしまうとやみつきになってしまいました。単なる上方ロールでない、独自の10面体の振り方。「今まで見たことない振り方だから難しい!」と敬遠していた全員が、ハマった瞬間でした。

 何故今回参加してくれたプレイヤー2人と、GMである自分が「ダブクロが苦手だったのか」。理由を挙げていたところ、
●独特なシステムやキャラメ方法なのに初プレイ時にクイックスタートで遊び、仕組みを理解できなかった。
●初プレイ時に体験したシナリオがバッドエンドで、「真剣にドラマを求めないといけない気の抜けないゲーム」とトラウマになっていた。
●専門用語が多すぎて一発で覚えられない。
 でした。なので今回、1からルルブを1人1冊持ってキャラメしてみた。じっくりエフェクトを選んでもらった。シナリオをギャグに特化させても修正できるものにしてみたりも(寧ろ「裏切り者しばり」さえも無くしてしまった……)。初心者GMながらに説明も努めてみた。
 ……結果、「面白かった!」と笑えて最後まで到達できたのは、苦手意識を持っていただけに良い仕事できたな。
 HPの値が増えたことで即死が無くなったのは戦闘へのモチベーションがアップして良かったな。あとレコードシートの説明箇所が便利。トライブリードの良さは……エフェクトを丸暗記しているような人でないと感じないんじゃないかと思ったり。演出の幅が広がったのは良いですね。エネミーエフェクトの多様化も高評価でした。

 というか文庫ルルブ作ったFEARが良い仕事したよ……手に取りやすくなったもの。800円でじっくり遊べました。検索性も良くなった。次々に続巻が出ることでどこまで不便になるかは心配ですが。でも正直2ndのB5本が何冊も販売されていくのを集めていくのは辛かったので今のスタイルがうれしいです。すっかりダブクロの虜になりそうなので、2巻も購入決定です。
09年7月14日(火)
【長期】迷宮キングダム『夢魔炎上』第4話 GM
 長期「迷宮キングダム」BLキャンペーン「夢魔炎上」第4回GMをしてきましたよ。

 マーサーGMのがよく使う「新ジャンル:ロリループ」の犠牲者になってきてもらいました。PC達、第2ループへ旅立ち編です。
●ループもののセッションをするときの「それじゃあスキップしましょう」「Ctrlキー長押しで」が久々に言えたwこれが言いたかったんだww
●相変わらずNPCが多く、口調が殆ど同じ故に作業感が否めないマスタリングにションボリしてしまう……けど、やっと個性がそれぞれ付いてきてくれたような気がする。特に与一。弁慶のキャラロールお気に入りっぷりは相変わらず変わらないけど!w
●まさかのバッドステータス地獄。それと、空気を読んだバッドステータスのラスボス直前回復。ランダム重視のゲームシステムっておそろしいなww
●PCがラスボス戦に出てくるキャラと仲良くなったため、戦力減少。……いくらレベル5のPCとはいえ、もう少しバランスを考えるべきだったかも。
「芸能スキル:音霊」楽しいいいいい! ランダムで「あいうえお」の5文字を選んでその1文字が含まれたアイテムD6のダメージ……面白すぎたw
●「天使ジャンル」の敵は使いやすいなぁ。このキャンペーンを始めてからすっかり迷キンの天使ファンだよ。
●記念すべき第1ループは、「PCの1人が消滅、無事に他PC3人は恋も成就し現世へ戻れることになったけど……」というラスト。
●今回の第2ループは、「PC4人はそれぞれの恋を成就させたけど、現世に戻れなくなったよ!」というエンディングでした。一応全員個々にはハッピーエンドになれたが……実質バッドエンドくさい状態にw
●でも、全員が幸せに未来へ進んで歩いていくということでノーマルエンドどまりか。
●そして、今までとは全然違う「記憶引継」システムが解禁……!

 あらためてリプレイを作ることにしたので詳細は書かない。自分でも長編シナリオを作りすぎてしまって混乱してるのはナイショ。リプレイを作ってこれからまだ「セカイの謎」を解いていくPCとマスタリングするGMのためにリプレイ作成に励みます……。
 「スカーレット」のときのようにフローチャートやウィキを作ればもっと判り易くなるかもしれないな。……長期キャンペーンで謎解きすると大変だな。1週間に1度とかまたやりたいなぁw
09年6月23日(火)
【長期】迷宮キングダム『夢魔炎上』第3話 GM
 長期「迷宮キングダム〜夢魔炎上」BLキャンペーン第3話GMしてきました。
 ……さて、第4話は7月か……。もうそんな予定になってますが、3話事実上最終回の感想。

●騎士の「かばう」は本当に使いやすいなー。憎いぐらいダメージを弾く弾く。弾いてくれなきゃ一気にPC達が落ちるけど。
●敵キャラとして「天使」が本当に使いやすいなー。「飛行」があるから進路妨害を受けなくて、ヘボ戦略家のGMとしては戦闘がラクに進められます。「平家は天使」という設定を付けて、マジで正解だった……。
●PC3と天皇がゴールイン。しかも遥時シリーズではお約束である、お持ち帰りエンド。……PC3をやっているプレイヤーが、私GMの卓に参加するとことごとくハッピーエンドを迎えるから憎い。
●しかし、PC1が消滅エンド。
●↑……NPCとのとあるフラグを回収しなかったら、という理由で、曖昧な形でエンディングを迎えていただきました。最終回で微妙な気持ちにさせちゃったかなーとGM自身もモヤモヤしながらも、心を鬼にしてノーマルエンド(バッドエンド?)を演出しました。
●PC1がシナリオ上ロストしたので、他PC達も後味の悪い悲しいシナリオに……皆、結ばれたけど。恋愛シナリオ的には拍手もの。
●ラストダンジョン:壇ノ浦の戦いを終えたが、歴史のままの「源平合戦」を進めたことで、おそらく源義経と武蔵坊弁慶は史実通り死ぬだろう――というラスト。
●キャラクター達は、涙を呑むエンディング。
そこでロリ参上!
●歩くと「ロリッ☆」と音がする、どこかに刺さるのが趣味な6歳児がシーン登場。
●…………というキャンペーンだったんだよ。

 今まで自分のGM卓に参加してくれたプレイヤーさん達なら思う、「 ま た か よ w 」のエンディングでした。
 ああ、まただよ。長い話で(3話を予定していた)、NPCの多くて(史実を元にしたかったので武将を管理できるだけ出したかった)、伏線張りまくりのシナリオ(NPCに感情移入してもらうために……)にしてしまったら、ループシナリオにして全て回収してもらうしかないと思いまして。
 という訳で、「ギガントマキア〜スカーレット」のときと同様に、リトライ方式のループシナリオを今後とも続けていくことにしました。
 ……正直、1話のエンディングを終わらせた段階で考えてはいたんだ。マスタリングをしていて「あ、3話予定とか言っちゃったけど終わる気配ないwww」と考えていたので。プレイヤーさん達には詐欺なことしたから、申し訳ない。でも「気が向いたら」「飽きるまでのお付き合い」ということで、まだまだ続くキャンペーンにしてもらえました。ホントに良かった。もう暫く長く付き合ってもらえるよう、飽きないマスタリングをしなければっ。
09年6月20日(土)
【単発】パンティ爆発『包丁さんの噂?』 GM
 多分GMするのは3回目ぐらい? 久々の「パンティ爆発」をGMしてきました。
●寅の恩恵を受けた、怒涛の言い訳上手なタイガースファンの兄が居る体力系女子高生。
●未の恩恵を受けている、事件のとばっちりでチョコ柄のデコ電を破壊された女子高生。
●名前が「イノ」で猪年の、年齢二転三転して年上なのか後輩なのか敬語キャラなのか迷走女子高生。

 前に小ネタでやりたいと書いた気がする「プライベートアイズ元ネタのパン爆」は再現ならず。超能力者が居る世界観で、ガチ推理もの3巻構成コミックスを1回のセッションでまとめようとしたら出来ないに決まってるよ……セッションが始まる1時間前までやろうかずっと考えていたんだけど、やめました。女装少年ネタはまた違うときにやってくれ!w
 ということで、今回やったセッションは「包丁さんのうわさ」ネタを再現してみました。
 オカルト研究部の好きな女子高生達が、イヤな教師を殺すために土地神を召喚してしまい、間違った召喚方法故に殺されかけてPC達超能力者も巻き込まれてしまう……という、実に「これなんてゴーストハンター?」と何度も確認されるシナリオ。
 ……うん、知り合い達が別場所の同時間に「ゴーストハンター」をプレイしていたらしいから何たる偶然w でも「勝てない強敵から逃げ続けろ」系のクロックタワーなシナリオは好きなので、今回も楽しくマスタリングできました。

 今日の名シーン。
GM「(小さな女の子に包丁で刺され倒れている教師を見たPCに向かって)判定をしてください。虫の息の先生が何かを言いたそうにしている……」
 →PC1「(ころころ)失敗です」
 →GM「(え、「女の子が刺した」って言いたかったのに……)じゃあ、先生は苦しげな声で『よう……』と呟いた」
 →PC2「よう? それって凄い重要なヒントじゃない?」PC1「なのに失敗しちゃった! ごめん! どうしよう!」PC3「ヨウってなんだ? 今までのメモを全部見直して!(壮絶な情報解析タイム)」
 →GM「…………いや、『幼女』って言おうとしただけなんだけど
 →(・A・)(・A・)(・A・)


 その後、先生大ブーイング。すまない。何故私は幼女と言おうとしたんだろう。女の子でいいじゃないか。

 「パン爆」の演出重視のシステムのおかげで、データ管理が苦手で数値の計算を面倒なものと思っているトーク重視のGMとしては最高に楽しい時間でした。口から出たものが全て採用できるっていいなぁ。既に確立されている記録や型に当てはめる楽しさもあるんだろうけど。なりきりでお話するだけ&サイコロは雰囲気で振るのも良いじゃないか。要は「美しい話を作っていくストーリーテリングゲーム」って大好きです。ラクで、じゃなくて、自由度の高さが爽快だから。……と、「ガンドッグ」好きのSRS尊敬しながら新システム作ってる身が言ってみる。
 「アリアンロッド」のスキルガイドが発売されるが……購入悩んでます。マジでどうしようかな、アリアンを今後プレイする気無いけど読み物としては……ううん。

 「パン爆」はもっと流行ればいいのに。でも日本語版のルールブックが出版されたら、サイキッカー女子高生ものというかなり萌えがプッシュされた表紙になりそう。それは良くない。気持ち悪いぐらいリアルが女子高生にはちょうどいい。公式のカットでリアルタッチの4人カラーイラストが、リアルらきすたってカンジで惚れる。実写でらきすたをやったらこうなるんだろうな、っていう絵が……。
09年6月16日(火)
【長期】迷宮キングダム『夢魔炎上』第1話 GM
 「迷宮キングダム」長期BLキャンペーン第2話のGMをやってきました。

 源平合戦シナリオ、舞台は三草山。全3話の2話目なので、急展開にストーリーが進みましたよー。展開を先延ばしにしないよう、メリハリをつけてみた! 「王国フェイズ」にフリータイムを設けたり、ダンジョン探索中に休憩表の他に個別のイベントを用意したり。NPCとフラグを回収して恋愛イベントに発展してほしかったので、イベントにレベル設定をして交流を段々と進んでいってもらうやり方をしてみました。
 ……前回キャンペーンでBLシナリオをやっていた「ギガントマキア」がいかにやりやすいかを思い知った……シナリオキーシステムは良いものだよ。フラグ形式を取るなら傑作だよ、あのゲーム。

●PCは、「PC1オトメン系神官」「PC2自由人系苦労人騎士」「PC3悲劇ヒロイン系従者」「PC4義経の影武者になった病弱国王(代理)」
●メインNPCは、「PC1にムッツリアタックする平敦盛」「PC2とPC4を拾う義経」「PC3がお気に入りの安徳天皇」
●サブNPCは、「丁寧語鬼畜眼鏡系弁慶」「ショタ平忠度」が既に出ており、今回「歌舞伎者平知盛」「兎系平経正」「普通な那須与一」が登場。
●重要NPCとして、「ロリ北条政子」と「ロリコン頼朝」w
●PC2とPC3が、プレイヤー同士でくっつくか?
●PC4は順調に天皇との恋文。しかしPC、NPC全員と満遍なくフラグを回収しつつ、どうなることやら。どっちにしろ悲劇しか待っていなさそうな展開に。
●PC1が平敦盛とデキました。
●PC1と平敦盛がデキて、平敦盛のヤンデレモードが発動しました。これが今回やりたかった展開ww見事PC1が来てくれたwww
●ヤンデレはかわいいよね。ヤンデルぐらいが心地よい。
GMのキャラロールのしやすさで、弁慶(丁寧語いじめっこ系)の熱上昇中。GM贔屓キャラはTRPG的には宜しくないんだが……普通に好みなんだから仕方ない!
●戦闘は、ギリギリで全員消耗するものができました。去年GMをやった「迷キンキャンペーン(全3回)」のときも、2話の戦闘だけは強めに設定ができて面白かったと言ってもらえたんだっけ。2話だけにならないといいなぁ。レベル4を越すとバランスがとれなくなる迷キンGMをやってます。
●でも、戦闘がメインではない恋愛中心シナリオなので……来週3話最終回の盛り上がりに注意しないと。あくまで戦うだけじゃないシナリオなんだ!
●重要なのは、「北条政子はポニテのロリッコ(推定年齢10歳)である」。これ重要。テストに出ます。
超越ロリが大が付くほど好きなんだから出さない訳にはいかないんだよ……!ww
●好きな時代だから源平合戦をTRPGで再現してみたけど、実際マスタリングをしてまた好きになりました。なんちゃって歴史モノだけど、原作付きって楽しいな。ただ出来るならもう少し「迷キン」成分も重視したいものだけど……どっちつかずになりそうなので悩み中です。

 なんとか重要な情報は2話で出しきれたかと思います。またプレイ制限時間ギリギリの内訳になってしまったけど、2話で出さなきゃいけなかったネタは全部出せたかな……1セッション6時間は足りないな……。ついつい1シーンで30分ぐらい使いたがるんで。
 とにかく、来週には早くも念願の最終回。悔いの残らないものにしないと。……で、気に入ってもらえたら「スカーレット」のときのように再プレイを考えてもらおう。そうしてもらえるためにもしなければー。
09年6月14日(日)
【長期】幻奏戦記ルリルラ・ノイシュタルトハイ『異次元メルト』番外編 GM
 「長期ルリルラ・ノイシュタルトハイ〜異次元メルト」外伝をGMやってきました。
 TRPGクロスオーバーシナリオ。リプレイにした2〜3話にかけての番外編。

 半年くらい前からやりたかったシナリオをついに出来ましたー……が、色々思考錯誤したかった箇所も多くて、PLの方々に助けてもらうことも多かったな。
●敵バランスの調整(既に最終回時にキャラメしてもらったPCデータを、そのまま敵として使用できるか挑戦)
●蟲化チェックの調整(英雄の獲得チェック可能に変更したらどれほど蟲化蓄積ポイントは上昇するのかの朝鮮)
 どちらも「もう一息?」な感想で。メンバーが多いので通常のプレイだったらちょうどいいのかもしれないが。6人ワイワイは多いよなー。戦闘は「1人ぐらい撃墜される方が」なので、PCデータそのままでもっと巨大な(HPが多めの?)のやつなら良かったのかも。まあ、今回は開催させてもらった会場の使用時間が迫っていたので「物足りない」でもピッタリ終了ぐらいで良かったんですが。それでももう少しゆったり出来なかったものか。うーむ。
 キャンペーンで高レベルになったPCをもう相手にすることは今後無いと思うので、「ルリルラ」をまたGMするときはPL達に戦闘特化でキャラメしてもらわないようにした方が個人的には賢明だということが発覚。私はルリルラが好きだが、ルリルラの戦闘は苦手らしい。10回ぐらいGMをしているのに未だに感覚が掴めないんだからそうなんでしょう。……残念だ。キャラメが楽しいだけに、相性が合わないのが残念だ。
 ちくしょう、PLを体験してしたいw いつぞやの「ガンドッグとギガマキのGMやりすぎたからPLしたい!」と同じ流れになってるww

 今回のシナリオは、「メルト」キャンペーンテーマだった「クロスオーバーで全員アーカイアから別のところから来たよ!」ではなく、「生粋のアーカイア生まれの女性」が出てくるシナリオ。尚且つ前々からやりたかった「TRPGカルトクイズ」的な演出ができました。
 「このキーワードのサンプルキャラクターは誰?」なクイズとか。ルールブック見てないと答えられない系。アリアンサガ、2.0、AL、ニルヴ、ギガマキ、特命、メイドRPG、ゆうやけの共通点はなんだ。とか。
 念願の「Aの魔法陣」ネタとか。TRPGクロスオーバーネタで、A魔シナリオはやりたかったんだ! ループもの大好き! 合言葉は「世界がループしてたんじゃない、俺達がループしてたんだよ!」
 ……ふう、これでループシナリオセッション、実質○回目か……まだ1桁だなw ループものに定評のあるGMです。フラグ立てゲーム大好きなんだよ! シチュエーション萌えなんだから仕方ない。
09年5月19日(火)
【長期】迷宮キングダム『夢魔炎上』第1話 GM
 念願の長期BL「迷宮キングダム」第1話GMをしてきました。
 前々から練っていた「源平合戦(元ネタ「遥時3」)で迷キンでBLシナリオのキャンペーン!」をついに開始できましたよー!

 今回参加PCは、キャラメの回(第0話)の通りですが……。
●「神官/星術師」の、PC1巻き込まれ系青年。お花と音楽が好きなお花ちゃん。突然現れた公家っぽい男(平敦盛)に翻弄されまくり……!?
●「国王/博士」天然ボケの財閥長男。病弱だけど、源義経に似ていたことから影武者……義経自身として軍(国)を任されることになって……!?
●「騎士/怠け者」元気なツッコミ剣道家。天然ボケの国王と頭の弱い義経に囲まれてギャーギャー。
●「従者/料理人・盗賊」不幸属性全開。オープニングに野党(?)に襲われ、貴族に救われ、スパイにされ……?

 そんなカンジの4名が、不思議なダンジョン探索(源平合戦風味)に巻き込まれます。

 NPCは……。
●いきなりPC1の元に現れ、意味深なことを言いまくる平敦盛。堂々ムッツリ。でも照れ屋。
●頭の弱い源義経。ボケというより頭が弱い。「やっちまったテヘー」とか「ごめんちー」とか言う武将。
●やたらフレンドリーに付き合ってくる安徳天皇。年は32歳。
●13歳の平忠度。ショタ。
●敬語鬼畜系・武蔵坊弁慶。


 このようなラインナップになってます。「迷宮キングダム」としても楽しんでもらいたいですが、とにかく「源平合戦でBLキャンペーンだぜ」と自己流歴史ものジャンルに手を出してみました。
 独特な世界観と、迷宮キングダム初心者がPLにお一人いるので説明文が長い1話になってしまいましたが……。5時間やって4時間トーク! 1時間ダンジョン探索と戦闘! そのようなテンションでお届しています。
 迷キンとしての反省は……自分、「配下」のシステムについて忘れすぎだorz 配下連れて行く人数を忘れたり、使い方を復習してなかったり、初心者がいる卓だったのに確認しないとか、ちょっとションボリな結果に。でも大体のキャラクターと世界観が掴めて、次からの目的がある程度判っていただけたので、まごまごしつつも良いマスタリングになれたのかな……と。
 今回、メインのNPC(PC達のお相手の男性)が、「ツンとした狐系の貴族」「Mの武将」「明るくフレンドリーな天皇」にしてみたのですが、若干キャラロールが似たり寄ったりになってしまったな……結局はGMが1人で管理するNPCなので、少し口調や描写で差別しないといけないですね。……とBLセッション的な悩みを抱えたりもしました。
 一番ロールしやすかったのが、上品な鬼畜系の弁慶だった。そりゃあ、いつもやってるからなwww

 今回のテーマの1つに「プレイヤー同士の戦い」があります。
 「ガンドッグ・リプレイ〜Answer the Voice」でもやった、「ハンドアウトで立場を縛り、PC同士で争いあってもらう」シナリオをしました。同じパーティ内にいるけど源氏と平家に分かれ、いずれは対立してもらうという。……「AtV」のときは完全ギャグの傑作になってもらいましたがw 今回はシナリオ重視でNPCに大量のフラグを設置してのセッションなので、GMでもエンディングが読めません……。
 パーティ内で、争いあうか、譲り合うか、殺しあうか、新たな道を見つけるか。
 ……久々の長期GMで、ハリキリ方がハンパ無い感じになってますよ!(*゚A゚) BLで長期は「ギガントマキア・リプレイ〜スカーレット」以降2回目なので、「2度目の趣味詰め込み」に集中できるか要になってきそうです……。

 第2回は1か月近く先の日程になってしまいましたが、メールでPL個々にこっそり秘密のハンドアウト配布してくるよ……皆さんがじっくり悩んで苦しんでもらえるキャンペーンになってくれますように!w もちろん面白がって萌えてもらう気でもいるが。
09年5月4日(月)
【単発】神曲奏界ポリフォニカRPG『BE TOGETHER』 GM
 「神曲ポリフォニカ奏界RPG」のGM参加してきました。
 今日、自分の誕生日ということで祝ってくれる人を募って、手作りのチョコレートケーキやゼリーや、可愛いアクセサリーを貰いつつ……前々からGMしてみたかったポリフォニカを念願のGMでプレイ!
 GMである自分以外、原作小説も読んだことなければルールブックも買っていないという3人でのプレイでした。
●金持ち屋敷の当主であり、執事やメイドに囲まれて過ごすギターお坊ちゃん(ファンタジー/エルダー)
●トロンボーンが妻だと言い張るインドア派35歳(レクイエム/ジーニアス)
●ピアノ使いのお茶淹れうまい癒し系お姉さん(スウィート/イノセント)

 以上3名がPC。楽士オンリーでのセッションです。金持ちのお坊ちゃんが修行のためにじいやからの依頼に励む話。もしくは、大きな犬が女の子を守る話。ぶわっ。

 システムがSRSを採用しているゲームだったので、ルールサマリーも何も作らず参戦。一度もポリフォニカRPGをプレイしてなくても「アルシャードガイアと同じだから」で説明が終われるところがやっぱりなSRSの魅力。なので必要なのが「世界説明を話す」だけだったのですが……。
 初めてプレイする世界観は、理解できないものである。
 当たり前かもしれないけど見逃してました。「何ができて、何がいけないの?」という。PC達が立つ基盤からして混乱させてしまった!
 「精霊と契約ができるんだよ」「精霊は主を1人しか選べないんだよ」「主は何人でも精霊と契約できるんだよ」という、その世界では「常識で調べるほどのものでもないこと」をおざなりにしてしまい……。PLが知らないことだからと手番を使って1つ1つ調べていかなければならなかったことが今回のセッションの一番の失敗でした。
 せめて、世界観のことをシナリオ中のトリックに使うぐらいだったら「常識リスト」とでもして1枚の紙にまとめて配布しておくんだった……!

 お初のシステムだからこその過ちでした。うー、基礎中の基礎に気付かず進めてしまったことが悔いる! 「まあ、なんとかニュアンスで伝わるかな……」と油断してしまいました……納得いかない終わらせ方になっちゃったかなぁ(・?・)
 至極簡単な結論:ルールブックは1人1冊持っているべきである。
 ルールブックの注釈ページでも書かれてますね。でも出来れば節約したいんだ……でもってプレイしてもらって面白ければ「自分も買いたい!」になると思うんだ……むう、どっちを先にするべきか。
09年5月1日(金)
【単発】ゴーストハンター02『ミラーオンザダーク』 GM
 無理言って「ゴーストハンター02」のGMをしてきました。「ええい私はTRPGがしたいんだ! 何のシステムでもいいから!」ってことで突発的にプレイヤーを2人募集。感謝感謝。
●コーラサワーノリの、恋のギャンブラー霊能力者(年上女性好き)ミスティック/ディレッタント
●マネキン大佐ノリの、理系大学院生サイエンティスト/ジャーナリスト

 そんな「ガンダム00」ノリの2人が、山奥の村での妙な事件に首をツッコんでいく話。

 自分の中にあるなんちゃって民族学を最大限生かした話を即興で組み立てて、3時間ぐらいの情報収集シナリオをやってきました。テーマは「神隠しと国境」。夕方になるとあっちの世界に行っちゃうよの話。
 でも元ネタは「沙耶の唄」が入っていたかも。
 「クロックタワー」風に敵から逃げ回る戦闘をやってみた。サプリメント(シナリオブック)に掲載されていた敵キャラクターの「鬼」を使用するのがブームのようです。使い勝手いい。普通に戦いを挑んだら倒せないけど、PCがあるスイッチを押すだけで優位に立てるって、逃げるだけの弱いキャラクターが「イケる!」という気になれる良い転結だと思う。パニック系映画のラスト15分のような怒涛の展開が出来るよね。基本ルルブに載っていないのが残念だ。

 1か月ぶりにGMしたけど、楽しかったー。……ダメだな、TRPGにハマりすぎてて1か月やってなかっただけで禁断症状が出るなんて。めんどくさい趣味にハマってしまったようです。大好きだー。
09年3月31日(火)
【長期】巨神戦記ギガントマキア『Forget me not Scarlett』ループ14外伝 GM
 「ギガントマキア」キャンペーン「スカーレット」、ついに完結してきました。
 ……なんか不思議なんだ。最終回症候群かな……。

 ループもののシナリオで、メインキャラクター8人の「誰かが1回でも死ぬ(不幸になる)とループする」という舞台でした。
 そして今回、「誰も死なず8人生き残って平和に未来を迎える」という話になりました。
 全員がしあわせになれました。メインキャラはもちろん、名前の無いNPC(事件の犠牲者になる街の人々やら)でさえも誰一人として傷ついていないエンディングを迎えました。

 正直、生ぬるいという感想もある。だって「今回はラストだから確実にハッピーだよね」という安心感があった。「今度は一体誰が死ぬ!?」の緊張感が無かった。……あったのは、「誰も死なせたくない!」っていうプレイヤー達の必死の叫びかな。
 さて、ループものの醍醐味は「ループしている世界を巡って、既視感を楽しむ」ことなので「ループを終わらせる」ことは決して楽しみではないと思うのですよ。ひとつのゴールではあって目標だけど、楽しみ方とは違うんだ。だから、ループしているキャラ本人を味方につけて、はいループ終わりは……はっきり言って面白くない話だと思うんだ。
 という訳で今回の議題は「いかに美しく、面白く、萌えてループの結末を片付けるか」でした。
 その答えが、「メインキャラ全員で集合写真を撮る」というもの。うん、凄いな。よくそこへ行けたものだ。

 9月から初めて半年間のキャンペーンがついに終わりました。3月31日に終わることができて本当に良かった。楽しかったけど「またやりたい!」じゃなくて、これでもうごちそうさまと言えるものが出来て良かった。綺麗な形で完結できたこと、GMとして心からしあわせです。
 ……ループしていたために未来を知らなくて、前人未到未知の世界を踏み出して困惑するキャラって可愛いよねw
09年3月31日(火)
【単発】ゆうやけこやけ『だいすきだよ、おばあちゃん』 GM
 「スカーレット」を終わらせる前に、ウォーミングアップとして「ゆうやけこやけ」をGMしてみましたよ。
 キーワードは「おばあちゃん」「最期の別れ」で。……ぶわ。
  ●おばあちゃん大好きの頭緩い犬
  ●おばあちゃんの膝大好きの猫
  ●おばあちゃんの家の草大好きの兎
  ●おばあちゃんの亡き兄代わりになろうとしている人形(幽霊)

 なんとかフラグの立て方のおかげでシナリオ中におばあちゃんはお亡くなりにはなりませんでした。……そうなったらホントに、ぶわ。
09年3月4日(水)
【単発】ギガントマキアFP『青い遺跡』 PL:PC名…アシュレイ(フェーダ/メイガス/グリタール)
 「ギガントマキアFP」のPL参加をしてきましたw
 レベル5、1000点メイキングの高レベル戦闘重視シナリオ。プレイヤー参加ということでハリキって作ってみた! 最近FPのプレイヤーばっかやらせてもらえて幸せでーすよ。

●15歳医者(not天才)なフェーダ/メイガス/グリタール(←myキャラ)
●某バンドメンバーをインストールしたと思われるマシンネイチャー/レンジャー/グリタール
●徳川(と、豊臣)の埋蔵金を探し求めるマシンネイチャー/ミンストレル/エクレール
●ライフコンバータでザクザク命を削る切り込み隊長ヒューマン/サムライ/セア

 こんな不思議なメンバーが謎の誘拐事件を解決する……というシナリオだったんです、が。
 今回のシナリオを担当したGMさんが腹がよじれるぐらいのギャグシナリオを用意してくれたので、笑っていた記憶しかありません。
 ヒント→ローソンの神がコンビニエンスストアの文化を人々に思い知らせようと破壊を決意。ギガマキ的には王道かもしれないネタだけどww

 ……カオスなシナリオでした。ネタの全てがコンビニ絡み。が、戦闘はガチでしたよ。カリバーン+エク+グリ+セアの4体1種類ずつを倒していくという。なんとかカリバーンの戦艦1体を倒すだけでエンディングを迎えられることになりましたが、そうでもない限り生き残れたかは……w
 個人的にメイガスのキャラで、アリアンロッドコードを強化して戦う神格機兵をプレイできたので満足です。ゲームシステムの穴をついた戦法だというのは判っている。でも一度はPLでやってみたかったんだよねw アリアンロッドコード+エナジーブーストは強いよww
09年3月22日(日)
【単発】ヴァンパイアザマスカレイド(&輪廻戦記ゼノスケープ)『不在の長老』 GM
 「ヴァンパイアザマスカレード」初GMでプレイしてきましたよ。
 レクイエムのリプレイを読んでいたので大体はルール把握できました。「ゲヘナ」をプレイしていたおかげだな。
 10面体ダイスを特技分振って、6以上が何個出たかで成功させる……けれど、「判定の意味は、プレイヤーをおおむね平等にさせる」と書かれている通り、あんまりダイスを重視しないシステム。ヴァンパイアである自分を楽しもうぜというシステムなので、ルールを読み込まなくても気楽にできました。……実際、ルールのまとめなんてB5の紙1枚で出来そうだしなw
 特徴として、エロイ。「夜に」「相手を暗闇に引き込んで」「いただきます」ってだけで昼間にやるゲームじゃないよねwww

 ところで今日のセッションは、「ヴァンパイア+輪廻戦記ゼノスケープ」のシナリオをする……予定でした。
 前半ヴァンマス、後半ゼノスケの、違うシステムで同じシナリオの解決をしてみよう、PL1人がPC2人を扱おうという特殊なプレイをしてみようと思いました……。
●ヴァンマスで、ヴァンパイア達がAの捜索を行う。
●ヴァンパイア達の活躍により、AにはBという団体の危機が迫っていた。
●ヴァンパイア達の記憶を「夢歩き」することによりゼノスケ覚醒者達が読み取り、覚醒者達がB(→実は光の使者)を倒す。
●ヴァンパイア達はいつの間にか現れた転生戦士達を利用して、もともとの目的Aを果たす。
 こんな、入り乱れたシナリオ。
 ゼノスケは「いくつもの記憶を合わせ、1つのものとして扱う」というのをテーマにした転生戦士のシナリオなので、ついさっきまでやっていたPCの記憶を引き継ぐ……というのを予定していたのですが。

 ……結局、この思惑は失敗でした。
 まず、ゼノスケPCが「どこまでヴァンパイアPCのことを知っていていいのか」ということで迷った。
 それとゼノスケの名物である「実は君のこと知っているよ!」が、思った以上に、信じられなくって不快感。
 一度も会ったことないNPCを一発で信じるって。……電波キャラってイヤねえ。いつも別のシステムでやってる自分が言うのもアレだが。

 「ゼノスケープ」は残念ながら失敗セッションになってしまいました。もうやらないかも。
 けれど、「ヴァンマス」は物凄く高評価。またやりたいと思いました。エロティックなストーリーテラーができる(寧ろそれがテーマな)ゲームなので更におどろおどろしいシナリオを作ってプレイヤー達をニヤニヤ見たくなったな!ww
09年3月17日(火)
【単発】ピーカーブー『ぬすんでひらいて』 GM
 大学のTRPGサークル仲間との卒業旅行、最後の夜つーことで初めて「ピーカーブー」GMしました。
 初マスタリングで、メンバー4人も全員初ピーカーブーだったので軽くやってみたのですよ。騙されたスプーキーが悪さをしちゃって、それを説得するシナリオを2時間ばかし。
●優等生ツインテメガネの小学5年女子児童。
●↑と契約した、びりびり使いのツンデレドラゴン。
●男の子とまじって遊ぶスポーティなボーイッシュ小学5年女子児童。
●↑と契約した、中二風の蛾(モスラ?)。

 やはり最初の印象通り、行為判定が面白いな!w
 最初の感想でも、斬新すぎるマスを数えての行為判定は慣れるものなのか、カンタンに見えて物凄く難易度の高いゲームシステムなんじゃないかと思っていましたが……その考えはあながち間違ってなかったかもしれない。これは単純なのに難易度高いぞ。
 自分の得意分野を見つけろ、というより、「言い負かせ分野」を見つけてしまえばこっちのものなのかもしれません。それまで「何で行為判定したらいいんだ!?」と悩んでしまう人も多数いるだろうな。演出を重視した行為判定とルール記載だから、どこまで許されるか周り(というかGM?)の機嫌を伺いながらのプレイを求められるのですね。面白いけどやっぱり難易度は高めに思える。
 最近は「ルリルラ」でもプレイした「パートナー制」のシステムですが、お互いやることがハッキリと分かれており、使用するパラメータさえも違い、キャラクターメイキングのやり方も違うことから「簡単に説明できるゲーム」とは言えないものでした。気をつけて説明を受けないとスプーキーかイノセントか、どっちがどうやればいいのか判らなくなることも多々。その判りづらさがマイナス印象でした。
 行為判定が複数あるゲームは取っ付きにくい。これ鉄則。
 あと、新書本サイズなのでキャラクターシートが印刷しにくい! ランダム決定の表が不規則に並んでいるので見にくい! ここが悪印象すぎた……。

 なんかマイナス感想ばっか書いてますが、以前のシステム雑感でも書きましたピーカーブーの魅力は引き出せば引き出せるだけ輝いている世界観です。
 ピーカーブーでないと出来ないことって多いし、何より行為判定の斬新さは目を見張るものがある。いちいち入ってくる描写が子供っぽく可愛らしく、また、「小学生」という立場から程遠くなってしまった身としては小学校の演出をするのが楽しかった。「朝の会」だなんて言葉、久々に口にしたなぁw
09年3月14日(土)
【単発】千夜月姫『歌が聴える』(焼きまわし2回目) GM
 「千夜月姫」GMをしてきました。今回で3回目。
 しかし3度目だというのにマスタリングが安定しないゲームシステムだな……もしかしてGMスランプ?

 今回の登場PCさん達は、
 ●みんなに振り回され消極的思考な生徒会長「剣士」
 ●性別不明国籍不明カタカナ名の「人形(主にシカ)遣い」
 ●元生徒会役員特権を乱用する番長風の「魔の因子」女子高生
 ●定期的に皆にアピールするが<無関心>しか感情を付けない「代行者/超能力者」(生徒会書記)

 以前に何度もした『歌が聴える』を焼きまわしプレイ。同じシナリオをプレイヤーを全員代えてやってみたのですが……うーん、GMのダメなところが浮き彫りになってしまったw
 自分は、「ハンドアウトに記載されているNPC」は必然的にスポットライトが当たるもんだと思っていたんですよ。ハンドアウトに名前が載っているぐらいなんだから、そのキャラは重要でシナリオの奥まで関ってくるキャラクターなんだと。だから真っ先にプレイヤーはそのNPCを追ってくれるかな……と思ってたんですが、「直接ストーリーに絡んでこない限り」ハンドアウトに載っていても近寄ってきてくれるとは限らないんだな……。
 ハンドアウトってプレイヤーをある程度サポートするものだけであって、完全にコントロールするものじゃないっていうのは判っていたハズなんですが、GMはこれに頼りきっていたみたいですね。うーん、ちょっと考えを改めるべきだな。
 それに、自分の作る情報収集系シナリオは「情報をつつけば出てくる」タイプを目指していたんですが、別な見方をすると「つつかなきゃ出てこない」タイプでもあるんですね。「今のところ、このキャラクターは接点が無いから不自然だと思われても困るし動かない(動けない)」と言われたとき……本気で焦ってしまったよ。今までどうやって似たようなセッションのGMしていたんだろ。よくシナリオこなしてきたな、自分。こっそりでなく本気で焦った。
 今回、参加してくださったプレイヤーの方々が「慎重派」の皆さんだったからでしょうか。プレイヤー参加するとき、いつもKYで電波な発言をするPCばかりやっているGMだからか、「関係無いから接触できない」ってあまり考えたことがありませんでした。「TRPGでシナリオってるんだからどこから切り出しても介入できるよな」という考えは考え直すべきなんだろうか。ううむ。でもそれって、NPCとPCの関係を完全に構築してからじゃないと物事が進まなくなるんじゃ? それを単発のセッションでやるべきなのか……ううううむ。

 とっても面白いキャラクター4人のシナリオは楽しかったですよ! けど今更自分の情報の出し方・スタイルを考えてみようと思った。公的機関(警察とか)でない限り、情報収集ってキャラクターによって「出来ない子」も出てくるよね。誰もがみんなお節介キャラではないと。……そう考えると自分のPCはみんなお節介だなぁ(・A・;)
09年3月8日(日)
【長期】アリアンロッド『コロシアムでどこまでいけるか頑張ってみようの会』第5話最終回 PL:PC名…メイズ・サワー(パラディン/ドラグーン)
 長期「アリアンロッド」キャンペーン〜エリンディルウォーカーのコロシアムシナリオで遊んでみる・最終回をPL参加してきました。

 レベル20参戦でしたよ。私史初のレベルです。もうウボァー。
 アコライト/モンクだったMyキャラは、最終的にはパラディン/ドラグーンになりました。ウォーリアとサモナーかませてあるよ。ウォーリアはちょっと無駄にした選択だったなぁ。ボルテクスアタック目当てだったけど、ヴァイタルフォース+ペネトレイトブロウ使いだったからバッシュレベル5上げた意味が無いまま終わった……ペネトレイトブロウを使わないとき用に習得したつもりだったんだけどね。
 初ドラグーン参戦は面白かった。スクウェア戦闘のときにドラグーンは是非! それ以外は、いや特にw 能力修正が微妙なんだよドラグーン……。

 闘技場最終回ということで、ドラゴン7体と戦うありえない強さの戦闘をしてきました。系4時間、ぶっとおしセッション。
 第1話のグレンデル戦のときから「このシナリオブックおかしいよ!」と涙ながらに文句を垂れ流していましたが、今回も叫ぶ。この強さ、おかしいよ! ホントに20レベルで勝てる強さなのか! 勝ったけど!
 2人戦闘不能になり、満身創痍なメイジ役&前線系のモンク系2人だけのクリアーでしたけどね。「正直最後、GMも手加減したんじゃね?」と思うぐらいの強さでしたけどね。
 毎度「エリンディルウォーカー」に苦情を日記に書いているような気がしますが、要はコレ「俺達アリアンロッド超上級者だぜ! どんな戦闘でも最強だぜヒャッハー」な人達にしばりプレイをやらせるようなシナリオなんじゃないかと。プレイするのにレベル制限があるのはそれだね。
 今回プレイヤーで参加したPC5人中、3人は「遊んだキャラメ(強さだけを特化させたのではなく、己の夢を詰め込んでいる)」をしているので余計にそう感じたのかもしれないけど。そうだとしてもチートすぎるね。PCの攻撃が当たらないから? そればっかりは出目の運だって? ……そういう問題じゃあないんだよと小一時間。

 ●16歳なのに何故か「小っちゃいおじさん」と呼ばれる年頃の男の子ガンスリンガー
 ●コロシアムで稼いだお金で性転換手術を目論むオカマ魔法使い(しかしメイジではない。攻撃系アコである)
 ●おかあさんアコライト。みんなからお母さんやらママやらオカンやら呼ばれる。自分に向けたダイス目だけいい。
 ●羽っこ前線系ぱこぱこモンク(←Myキャラ)
 ●第2話から参入の為、「新入社員」として先輩達4人からいびられるカバーリング要因ウォーリア。

 ……全滅エンドも何度も考えましたよ。でも「(もうこの時点で)4時間戦闘してるんだ、どうせ負けが決まっていても全員HPが0になるまでギブアップはしないぞ!」と言い聞かせて頑張ったら、最終的にはドラゴン部隊に勝利を収めることができました。
 ウチのパラディン/ドラグーンが最期のトドメ一発をキメられて嬉しかったな。何度も避けられた一撃をラストで輝かせることができて良かった良かった。攻撃もしてプロテクションで騒がしくアレコレやらせてもらえて楽しかったですー。高レベル戦闘は何のゲームシステムでも盛り上がるね!
09年3月5日(木)
【単発】千夜月姫『閉ざされた星追い人』 GM
 ボーイズラブセッションで「千夜月姫」GMをしてきました。

 2度目の千夜GM、そして「ギガントマキア」「ゲヘナ」に続いて3つ目のボーイズラブセッションをしてきましたよ!
 ●時計塔の少年魔術師(正義と性事情に燃える小悪魔系)19歳
 ●潔癖症の背反者大学生(若干乙女)20歳大学生
 ●代行者の使い魔持ちのんびり笑顔24歳神父
 ●狩猟者&魔の因子の吸血鬼探偵26歳

 わ……箇条書き設定だけでもなかなか萌える。シナリオも個人的には秀逸なものを作ることができたつもりでした。

 けど……昨日4日の「ギガマキFP」同様、惨敗……とは言わないまでも、失敗のセッションになってしまいました。
 理由は、深夜0時〜早朝までの時間帯での「深夜枠」セッションだったため、眠気に襲われてしまい「シナリオをこなす」よりも「寝るために早く終わらせる」ことを優先してしまったからです。優先することが終わらすことばかりで、GMに必要な描写でさえも放棄してしまいました。
 ああ、終わってからだと勿体無い……! 時間をかけてちゃんとNPC描写を細かくやっていけば、力作のシナリオに満足できたかもしれないのに……!orz
 夜中から朝方にかけてのセッションに慣れていたつもりで、4〜5時間で終わるものだと思っていたのに思いのほか潰れるのが早かったのがダメでした。まあ、それが普通だと思いますが。今まで眠気をTRPGしているときに一切感じなかったのが不思議だったぐらいだ。

 という訳で、入り組んだ情報収集に、アダルティなTYPE-MOON設定を取り入れてのシナリオを用意できたとハリキってはいましたが、GMとしては悔いは残る結果に。
 でもボーイズラブには必要な男友達からのワンステップ進む図から甘いエロスまで、重要な恋愛シーンは完成できたものだと思います。まだ救いがあるということで……リベンジがしたいと強く燃えておきます。同じシナリオでもいい、もう一度挑戦したいぞ!
 そして、「吸血鬼&吸血鬼狩り」組み合わせのボーイズラブは最高に腐女子の乙女心をくすぐる設定ではないかと確信する。当然でしたねサーセン。吸血鬼探偵×少年魔術師、神父×背反者(←2パターン)、キーワードだけで色々萌えられるな!ww
09年3月4日(水)
【単発】ギガントマキアFP『ブライトドーン』 PL:PC名…カミーユ・クオーカー(エルフ/レンジャー/エクレール)
 「ギガントマキアFP」のレベル5・800点メイキングのPL参加してきました!
 ●ライカンスロープ/レンジャー/グリタールの豹耳の子供大切人魔救済お兄さん。
 ●マシンネイチャー/レンジャー/セアのFBI捜査員キャリアウーマン。
 ●エルフ/レンジャー/エクレールのエルフなのにフェーダ耳の強化手術を行ったnot電波男(Myキャラ)

 まあ、つまり、レンジャーばかり3人ギガントFPだった訳です。
 最近「フュージョナーだらけ」「ロードだらけ」などやってたし、「サムライ2人+レンジャー2人」のセッションは2〜3回やってきました。なので「レンジャー3人プレイでもゼンゼンイケるよ、そうに決まってるよ! 大丈夫だよ!」と思ってました。
 結果は、惨敗です。
 ……上級者の驕りがありました。調子に乗りすぎました。「ベストなキャラメだ!」というより、「こんなキャラメでもイケるよ平気だよ!」という間違った自信が、今回用意していただいた折角の高レベル参加を崩してしまいました。ああ、猛反省。
 でも戦闘がカツカツすぎて面白かったのも事実。それは3人全員生き残ったから言える台詞だな……GMは情けをかけてくれて「生き残らせてくれた」というのが正解なのに。うん、自分は上級者だというフザケたサイテーのプレイヤーをやってしまいました。ああああ。

 しかし、情報収集は楽しく、敵はレベル10のキャラが出てくるという充実したセッションでした。
 いっつもGMばっかやっている自分がPLをやれることで気付いた点。
●変身台詞は3秒で言えるものですべき。GM脳で「言い聞かせる」ものを考えてしまったけど、テンポが一番重要です。
●エルフフェイバリット「ブラウハンド」は取っておいて損は無い。「どうせエルフだから高速起動あるし、いらねーや」と習得しなかったのは間違いでした。エルフだったら必ず習得すべきだよ、ロットハンドよりもさ!
●つーかロットハンドは嫌いなんです。卑怯すぎて。
●プレイヤーはあまり使わない「ブラックライトニング」がPCキャラでヒットしたときの快感は異常。
●レンジャーの「プロテクトショット」が使えたときの快感も異常。
●エクレールのアウターモジュールに「バーニアモジュール」ではなく「フライトモジュール」を装着してみた。単に後者を使うプレイヤーがあまりいないので自分がなってみただけです。結論は、地形効果が関ってくるシナリオ以外はフライトにする理由が一切無いです。1ターン目のAP決定フェイズが1Dしか振れないしね。
●強化兵によりキメラプレイは面白い。自分は、エルフなのにエルフとしての特徴は無く何故かフェーダの羽を持っているエルフをやってみました。最悪なキャラづけかもしれません。でも一度、キメラプレイはやってみたかったんだ……最近のブームだけに。GMが使用するキャラでキメラしても面白くないんだよ!w
●まあ、結局レンジャー3人はやめとけってことで。

 TRPGってパーティプレイが大事だよね……1つ1つのキャラメが出来ていてもバランスが良くなきゃ運営できないことだし。毎日のようにTRPGの話題をしているのに、そんなことを忘れてしまった自分を反省し続けたいと思う。
09年2月20日(金)
【長期】巨神戦記ギガントマキア『Forget me not Scarlett』ループ外伝〜13最終回 GM
 「巨神戦記ギガントマキア」キャンペーン「スカーレット」の最終回GMしました。

 最高傑作の神キャンペーンでした……全14話(6回)、やり終えてみんな感動で言葉が出なかった。
 自分のTRPGライフで最高で、最長で、最大のシナリオだったよ。GMだけど言える。最後に良い長期ができて良かった。

 ハッピーエンドではありませんでした。
 1人を犠牲にして他の人は全員平和になるという終わり方でした。
 そしてまた犠牲が増えていくという話でした。
 1人を犠牲して、また1人増えて1人を殺していく箱庭が舞台というシナリオでした……。 

 GMの自慢。2話から作っていた伏線にプレイヤー4人全員引っかかってくれたみたいだぞ! いつかやろうとしたトリックをやりきったぞ! それが大満足! 一応今回のセッションで最終回にしたけど、正直「遊び足りない」。もっともっとやりたいぞー。しかも今回のキャンペーンのエンディングは「まだまだ僕達の冒険は終わらない!」的なラスト、「異次元メルト」のように完結してないラストなのでまたまたやるかもなー。
 色々二次創作もしたくなりました。エクスカリバーたんも出ました。ループシナリオでした。最高でした。ああ言い足りないよー……。プレイヤーのみんな、ありがとうございます。大好きだスカーレット!

 半年間駆け抜けたよ。走り続けた甲斐があったキャンペーンだったね。
 流石に14話もしたキャンペーンなので完全リプレイ化は無理です。でも1話分だけは作るんだ。そして出来たらちゃんとした形にするんだ……いつか。夢が広がりまくりです。この楽しさを実際にプレイしてくれた人達以外にも伝えたいな。TRPGってホントに面白いよ!www
09年2月18日(水)
【単発】ギガントマキアFP『ユーブングロス』 PL:PC名…ジグルド(ヒューマン/ロード/カリバーンB)
 「ギガントマキアFP」PL参加してきました。
 久々にプレイヤー参加でギガマキやってきましたー。
 ●ヒューマン/ロード/カリバーンBの工作員完璧主義艦長。
 ●マシンネイチャー/ミンストレル/セアのバラライカ外見ほにゃー系。でも戦闘快楽者。
 ●ライカンスロープ/サムライ/エクレールの牛柄巨乳スリルを楽しむお姐さん。

 本来は4人で「メイガスの相撲取り」がいたんですが、急遽欠席したので3人プレイでした。おかげでNPCいじり放題。……前に似たようなセッションを経験したなw
 今回やらせてもらった戦闘は、通常の2倍の広さの防衛戦。「敵ユニットが指定されたマップ(街)に進入してしまったらゲームオーバー」というシナリオで、ギリギリ続きで焦ること。あと1ターンで潰れてしまいそうになる街……物凄く戦闘した気になった……全滅条件にあと一歩でなってしまうところだったからな(・A・;)
 自分は前線艦長をやらせてもらいました。ライフコンバータと艦首衝角の相性はいいな……18D6はダイスを振っていて気持ち良かったー。いっそ22D6をしても良かったかもしれないと思ったヒューマン/ロード。そして「ブレイブスパーク(判定振り直し)」が決まるとこっちも気持ち良いね!w 前回も似たような感想を書いた気がするがww
09年2月15日(日)
【長期】巨神戦記ギガントマキア(オンライン)『散り行く者への子守唄』 GM
 「巨神戦記ギガントマキア」、初のオンラインセッションGMをしてきました。
 初めてのオンセ、時間配分判らなくて前後編になりましたとさ。普通のTRPGなら2時間ぐらいで終わりそうなラクなものを目指したんですが……やっぱり一言会話するだけで5分かかるんだから仕方ないな。その代わり、リプレイはラクラク作れそうです。もう既に打ってるんだからな、当然。
  ●フェーダ/レンジャーの18歳巫女。いいんちょ系お姉さま。巫女ぷぇディア。
  ●フェーダ/レンジャーの16歳天然娘。お姉さまについていく妹系。天然とKYは紙一重萌え。
  ●フェーダ/ロードの村の長。若大将で巫女からも天然娘からもNPCの女の子からも好かれるエロゲ主人公。

 なにこの羽っこだらけってカンジの、「舞台はフェーダの村」のシナリオです。まだ前編だけしかプレイしてないので完全な感想は打てないけど、全員が1人のPCが好きというドキドキ恋愛ものやってます。恋愛シナリオが大好きだからGMやっていても楽しいわ。
 時間をちゃんととって完結させたいなー。リプレイ作成が今から楽しみです。
09年2月10日(火)
【単発】千夜月姫『歌が聴える』 GM
 初「千夜月姫」GMをしてきました。

 初めてのマスタリングなのでルール把握がいまいち出来てなかったんですが……それでも前日にキャラメしたり簡易戦闘してみたりしてルールサマリー作ったらなんとか運営できました。
  ●「代行者/空の鍵/超能力者」のサーヴァント(中村主水)。職業:家政夫。
  ●「剣士」のマスター。就職活動中。起源:停止によるベビーフェイス&精神年齢幼いニート。
  ●ジャーナリストの「狩人」。がんばれ突っ走り系。
  ●高校教師の「魔術師」。みんなから好かれている、ちょっぴり怖がり奈心優しい女性。

 以上4名のプレイヤーでやってもらいましたー。単発セッションだったけど、キャラクターが4人とも濃く、特にマスター&サーヴァントのニート&家政夫が笑いを誘ってくれましたw これだよ千夜月姫で見たかったことはww

 さて、システム自体の感想は、
●予想以上に面白かった。格闘ゲームを再現したSRSの印象はそのままでした。待機ラグやら行動カウントやら、カットイン付きの超必殺技などは慣れればもっとやりがいのあるシステムかと。
●高レベルになればクラスレベルを特化して上げていった方が有利なんだろうが、低レベル(キャラクターレベル3)ではバラけた方が使えるキャラクターが作れます。という訳で、上4名のメンバーでは「代行者/空の鍵/超能力者」君が最も成功したキャラメだったかと。
●「シルバーレイン」のバッドステータス合戦を思い出した。要はバッドステータスを与えた方が勝ち?
●戦闘に一切バッドステータスを与える敵PCを出さなかったけど、「背反者」欄ではバッドステータス推奨でした……「めんどくさいから」で却下した敵キャラ案だったけど、これは正直に失敗だったな。
●シナリオは「人形遣い」と「キャスター」と「死徒」をテーマにした、少しでもTYPE-MOONらしいものになれたかと! やっぱ型月の世界観は好きだー! ナイトウォーカー良いよね。
●世界観が(原作ファンなので)大好きだし、決して自分に合わないとは思えなかった初GM、これはハマるフラグかな……。
サーヴァント制度はやるべき。このゲームの魅力の1つでしょう。
●特に「フリーキャスティングシステム」「感情システム」は絶対ハマる! 人間関係構築システム、「無限のファンタジア」や「深淵」が好きな自分には当然ハマるべき制度だったな……w

 来月、BLシナリオで「千夜月姫」をすることになっています。それまでによくよく読解しとかないと! 今から楽しみでたまんないなー!ww
 セッション後、飲み会でしたが頭の片隅からは取れないぐらいに満足なセッションでしたよ。もっと充実させよっと。
09年2月8日(日)
【長期】アリアンロッド『コロシアムでどこまでいけるか頑張ってみようの会』第4話 PL:PC名…メイズ・サワー(アコライト/モンク)
 「アリアンロッド」キャンペーン第4回「コロシアムでどこまでいけるか頑張ってみようの会」PL参加してきました。

 ついにウチのアコライト/モンク君はレベル14になり、パラディン/ウォーリアになりましたよ。自分史上最高レベルです。見たことない数字に困惑してるよ……アリアンのGMはレベル1のプレイヤー相手にしかやったことないもので。アリアンリプレイは全シリーズ読んでるけど、自らの計算でのキャラシを見ると圧倒されるものがあるな。
 レベル20まで成長させろと宿題が出ましたが、いっそのことダンサーかニンジャか、はてまてドラグーンにクラスチェンジしようかマゴマゴ考えています。毎度同じ感想を書いてる気がするけど、どういう風に遊んだらいいかよく判らないw

 今回プレイした「エリンディルウォーカー」コロシアムは、「包囲網(砲台)攻略戦(前回のリトライ戦)」「ギルマン三銃士」「宝島」でした。
 一度負けてしまった包囲網攻略戦は、プレイ前に作戦を練ることで1時間ぐらいでクリアー。ギルマン三銃士は、GMがコンボの存在意義を見出せなくなったので案外楽々クリアーw 今回のプレイで「コンボは使えない子扱い」されることになりました……どうなんだ、ホントに。「宝島」は制限ターンギリギリでクリアーできたので、なかなかの緊張感のあるプレイができました。
 アリアン上級者にありがちなお金不足にそろそろ悩まされがちですが、なんとか生きてやっていけてます。次回5話はコロシアムキャンペーン最終回。どうにか役に立つ子を作ってあげるぞー('A`*)
09年2月2日(月)
【単発】ギガントマキアFP『メメントホリ攻略戦〜フュージョナーだらけのギガントマキア』 GM
09年2月2日(月)
【単発】ギガントマキアFP『メメントホリ攻略戦〜ロードだらけのギガントマキア』 GM
 「ギガントマキア」FPのGMをしてきました。
 短い戦闘特化シナリオを2本、3人プレイヤーで「ロードオンリーのギガマキ」&「フュージョナーオンリーのギガマキ」をやってきました! その名の通り、PC3人とも同じクラス。ロード3人を前半1時間、フュージョナー3人を後半1時間やってもらいましたよー。
 【ロードだらけのFP】
 ●エルフ/ロード/カリバーンA(Vipper艦長wwうはwwおけww)
 ●マシンネイチャー/ロード/カリバーンA(29歳女艦長、マリューとかナタル系ですね判ります)
 ●ライカンスロープ/ロード/カリバーンB(亀のおじいちゃん艦長)
 【フュージョナーだらけのFP】
 ●フェーダ/フュージョナー/グリタール(ロックオン=シトラス。ガンダムティラミス狙い撃つぜ)
 ●マシンネイチャー/フュージョナー/セア(物凄く影の薄く不幸なアレルヤ)
 ●ヒューマン/フュージョナー/エクレール(性別:ティエリア)

 上で語っている通り、元ネタは「ガンダム00」。しかもシナリオアイディアは「メメントモリ攻略戦」です。
 セッションを始める前にガンダムを全員で見直してギガマキ変換しながらプレイしましたよ! 今までで一番ガンダム00見ていて楽しかった……もう既に「メメントモリ攻略戦」4〜5回見ているのにねw

 ゲームバランスは……まあ、悪くはなかったけど良くもないかなっていうのは正直な感想。平等に装甲値が高い面々と、平等に能力値が高い面々。パワーゲームができる(高い点数を稼ぐ)けど、差が無いって変わり映えがしなくてつまらなかったな。戦闘はマップ戦を(メメントモリを攻略してもらうので)楽しんでくれたようだけど、そうでもない限り純粋な戦闘は楽しめないと思う。当然だよね、だってみんな同じことしかできないんだもの。同じクラスだから。
 あまりオススメは出来ないプレイを敢えて上級者プレイヤーの3名とすることが出来て満足です。もうやらないけど、一度はやりたかったしばりプレイ。凄く楽しかったです。ガンダムの戦闘を元ネタにするって楽しいね! 今までやらなかったのが不思議なぐらいだけど。

 今後は原作ギガントマキアでオンセをやれるそうです。やったね。初めてのオンセ、GMガンバルヨ!
09年1月30日(金)
【長期】巨神戦記ギガントマキア『Forget me not Scarlett』ループ11〜12 GM
 ギガントマキアキャンペーン「スカーレット」のGMしてきました。

 ループものシナリオで、4人のプレイヤーが何度も同じシナリオをこなしていく長編セッション。
 ループ11〜13の途中までプレイ。つまり12話まで終わらせてきました。12回も同じシナリオをやって、13回目にも足を出して……こんなに長いキャンペーンをしたのは初めてだ!w(最長記録のゴーストハンターを超えました)
 今夜が最終回かなと思っていたけど、エンディングにまで到達さえも出来ませんでした。まだまだ終われそうにないです。でも終わりは見えてきましたよ。
 ループ11(11話)は、複数恋愛(三角関係とか三つ巴とか)大好きにはたまらないランコーなワールド。一度も死んだことがないキャラが死んだりとか新鮮な回。
 ループ12(12話)は、一度も解消されなかった伏線をクリアできました。重要なキーワードに一切触れなかったということ自体が奇跡。
 そして最後に、ループ13話。時間と眠気の関係でシナリオ半分しか出来なかったけど……なんだか最終話らしい展開(?)になってきました。
 ループものって素晴らしい。プレイヤーは知っているのにキャラクターは記憶ゼロから同じ地点でスタート。判っているけど判らないジレンマは10回以上やると本格的な難易度になってきます。

 で、あるフラグが立ったときのこと。
 「日常パート1で部屋に訪れるとロードが眠っている」→「ロードは10回連続で居眠りし続けた」→「11回目もロードは居眠りしていた」→「12回目も居眠りしていた」→「13回目はロードが起きていた」→ プ レ イ ヤ ー 大 混 乱 。
 ……ずっと寝ているものだと思ったキャラが眠ってなくて計算を崩され混乱し泣き始める皆さん、乙。GMニヤニヤが止まらない。
 「うみねこのなく頃に」で言うところのベアトリーチェ登場とか、「ひぐらしのなく頃に」で言うところの羽入参戦とか、今回はそういうシナリオでしたよ。もしくは「リトルバスターズ!」で恭介と真人が敵にまわったときみたいなもんかな。
 ループものって素晴らしいなぁ……。何度でも言ってやるよ。10回も同じシナリオをやっていれば途中の会話が「既読スキップ」で埋め尽くされるけど、それでも新展開に進めたときの快感が堪らないです。あらためて良いキャンペーンをやれたものだー。

 2月に最終回(?)もとい、ループ13話後半をやる予定。プレイヤーの皆さんに納得してもらえるエンディングにしないと!
09年1月26日(月)
【単発】ゴーストハンター02『13の幽霊屋敷〜地獄の館』 GM
 久々かもしれない「ゴーストハンター02」のGMをしてきました。

 シナリオは、サプリメントブックの「13の幽霊屋敷」を元ネタにしたもの。「地獄の館」を参考にプレイしてみましたよ。「さあ、ごらんなさい」混ぜつつ。
 黒魔術の犠牲になった女性を救うために、これからの犠牲を出さないためにプレイヤー3名に頑張ってもらうという屋敷探索系をやりました。舞台は大正日本です。……あれ、もしかして大正ステージのゴーストハンターってGMしたの初めてなんじゃ……。
 いつも現代ステージだから! 長期でも単発でも現代ばっかやってたから! 大正の雰囲気を頑張って出そうとして、マゴマゴしつつ、なかなか成功していた方じゃないかと思います。今回のメンバーは、
 ●文学女学生のエクスプローラー/ディレッタント。
 ●青年芸術家の美男子ミスティック/ディレッタント。
 ●警察官(交通課)で手旗信号ってる怠惰サイエンティスト/ディテクティブ。

 袴だと手旗の道路とか異人館とか、大正浪漫ってカンジでいいよね! 知識が無いからなんちゃってだけど! こういうステージのGMができるようになったのは、間違いなく「魍魎の匣」を見たからです。……それまで大正浪漫ってよく判ってなかったんだ。映画の力って偉大だ。
 今回のセッションの見所だったのは、7回連続失敗の青年芸術家の見事な成功しなさでしょうか。イヤミでなく、もうネタにしかならない失敗っぷりはステキでした。痺れるね、50%以下が出ないって!w
09年1月16日(金)
【単発】ギガントマキアFP『戦う童僧〜奈良編』 GM
 「ギガントマキアFP」GMしてきました。

 3日前にもFPのGMをしましたが、今回は戦闘だけをするシナリオではなく、オリジナルのシティシナリオ。
 事件が発生したから解決しに行けパターンです。かなり久しぶりにオリジナルのシナリオをやった気がします。最近は1度マスタリングしたシナリオを焼き回ししたり、戦闘しかやらなかったりしていたので、事件を解明していく探偵ものが物凄く久々に感じるな……。情報収集でウンウン悩んでいくプレイヤーさん達を見るのがGMの楽しみですよ。で、今回の参加メンバーは、
  ●ヒューマン/サムライ/セア(70歳オーバーのおじいちゃん)
  ●マシンネイチャー/ロード/カリバーンB(熱血漢女艦長)
  ●マシンネイチャー/メイガス/グリタール(コスモカオス妄想家貴族♂)
  ●フェーダ/レンジャー/グリタール(13歳ロリ天使)

 でした。「コスモカオス」という新ジャンルの樹立おめでとう。
 ライフパスで「妄想家」が出た貴族のお兄さんが電波受信成功(直感判定多数成功)したから勝手にお前の目にはコスモが在るとか言ってたら予想以上にハマってしまっただけ。他人の電波も自分の電波の心地良い。広がれ、電波の輪。あ、あとヒューマンのブレイブスパークが初めて使える瞬間を今日見ました。
 話の本筋は……2日前にしたものを元ネタに、今度は奈良でせんとくんに襲われるというギガントマキア。
 フラッシュ(機動力ダウン)を2回使われ、シームルグコード(物理装甲無視)をしたことで、少ない衣服が剥がれポロリもあるよという展開のせんとくん。
 ……なんだ……自分、もしかしてせんとくんに恋をしてるんじゃないかってぐらいせんとくんネタ好きだな……知らなかったよ……知りたくもなかったよ('A`)
09年1月14日(水)
【単発】ギガントマキアFP『強化兵だらけの修学旅行〜京都編』 GM
 「ギガントマキアFP」GMしてきました。戦闘特化シナリオ……つーか戦闘しかやらないシナリオ。メンバーは、
  ●ヒューマン/レンジャー/グリタール/(鹿撃ち狩人)強化兵
  ●ヒューマン/ミンストレル/セア/(前線ミンス)強化兵
  ●ヒューマン/メイガス/エクレール/(お姉様)強化兵
  ●ヒューマン/ロード/カリバーンB/(幼女艦長)強化兵

 見事に、ヒューマンで強化兵しかいないダメなパーティーの戦闘シナリオでした。みんな思い切りすぎ。
 舞台は京都で……坊主姿で頭にツノの生えたモンスター(戦人くん)と戦うという話。

 今日の名場面。早口言葉に成功すれば敵に10D10の装甲無視ダメージだよ!
  →成功したよ、ヤッタネ! 敵さん自滅してやがんの☆
  →じゃあもう一回早口言葉に挑戦してダメージ与えてみようか!
  →失敗したよ。
  →プレイヤー全員に10D10装甲無視ダメージ
  →前線(レンジャー&ミンス)2人死す。
  →残された2人
  →(゚Д゚)(゚Д゚)

 ふう、LPが高いヒューマンばかりで良かったんだぜ……。
 あと。強化人間をやりたいからからというプレイヤーの話。「ヒューマンだけど強化手術でギガンティックレッグとギガンティックアームを習得して」「じゃあ最初からライカンでやれよ」……まったくだ。
09年1月11日(日)
【長期】アリアンロッド『コロシアムでどこまでいけるか頑張ってみようの会』第3話 PL:PC名…メイズ・サワー(アコライト/モンク)
 「アリアンロッド」闘技場オンリーシナリオキャンペーン3話、PL参加してきました。
 ……2度目の全滅だったよ\(^o^)/

 レベルは4、ちょっと変則的で遊びスキルの多い5人パーティ、けど計算高く自信を持ってプレイできるだけに強化したPL。そんなメンバーで「砲台包囲網突破戦」にチャレンジしたのですけど。
 ……玉砕しました。4つある砲台を1つも落とすことはできませんでしたとさ。
 リタイヤしてもう一度トライする気ではいます。お金の無駄だからと控えていた1〜2ぐらいしか上がらない防御アップも全員購入した。1ターンからの「戦闘フローチャート」なるものを作った。(1ターン目。1・陣形はまだ使わない。2・シーフ浮く。3・メイジ魔力付与する……みたいな、全ての行動を全メモw)
 そうでもしないと理解できない戦闘だったんだ……自分の頭が悪いからかな……けど5人で悩んでできなかった戦闘だったんだから……確実に勝つためにはの準備ってことで。
 全滅するだけで今日のセッション時間が終わってしまったので、次回数週間後に気力を込めて作ったフローチャートの通り戦闘し直してみますね。……アリアンロッドでこんなに自分達が弱いと思えるレベル4は今まで無かったな。毎度この「エリンディルウォーカー」闘技場キャンペーンをやるたびに、一体FEARではどんな戦闘が行われているんだろうと思います。一応この砲台包囲網シナリオ、推奨人数4人のレベル4以下らしいし。無理だろ。
 まだ遠いですが、「レベル20オーバー推奨ドラゴン退治」ミッションもやることになりました。……ウチの子、レベル16までしか育成計画練ってないや……レベル10までしかアリアンロッドプレイしたことないからどうやればいいのかサッパリ判らないww
09年1月8日(木)
【長期】幻奏戦記ルリルラ・ノイシュタルトハイ『異次元メルト』第5話最終回 GM
 「ルリルラ〜異次元メルト」第5話、最終回GMをしてきました。念願のラストをやっと。
 プレイヤーの皆さん、お疲れ様。あまりに色んなことがありすぎた感想。

 私の我儘「長編のルリルラやりたい!」からスタートしたシナリオでした。
 「英雄と歌姫は最終回で別れるよ」というのを1ヶ月前からプレイヤーに話し、最終回を自分達で演出してもらうプレイヤー任せなセッションでした。自分はなるべく干渉しない方向で。大成功でした。
 GM、涙ぐんだ。愛し合う男女が別れる恋愛シナリオを延々とやっていれば悲しくならない訳ないだろう……。TRPG中に泣くってまずないんですが、キャラクターの感情移入(GM視点だけど)で涙が出るって凄い遊びだなぁって思う。真剣に思った。マスタースクリーンの中で突っ伏して我慢しちゃったよ……悔しいぐらい良いエンディングでした。
 それぐらい、プレイヤーさん達6人が名演技と名ダイスロールをしてくれました。「最終回するのヤダー。もっとしていたーい」って言ってくれたけど、最終回を今日できて本当に良かった。
 今までリプレイを作ってきた自分GMの「ばじょ」「ファネプロ」「パラつば」に続く4冊目の長編リプレイの予定の今作の「メルト」は、過去3作に劣らぬ最高のエンディングになれました。ハッピーエンドにも程がある!ww
 でも、ラスボスが悲惨で鬱だったかな。敵だから仕方ないし、ルリルラのシビアな世界観にはちょうどいいかもしれない。けど最後の敵に救いが一切無く「倒されるだけの存在」にしてしまったのは、少し描写不足だった。一番の反省点。
 ……マスターシーンをするときは、ちゃんと書き出したものを読み起こす方がいいな。「パラつば」のときはやっていたのになんで今回しなかったんだろう……。うう、これも激しく反省だ。

 それとルールが……理解度が低いまま進めてしまい、ゲームの進行を止めるほどにしてしまったことが非常に残念。ハウスルールのまとめファイルを作るんだ……絶対作ってもう一度プレイするんだ。番外編でもなんでも! 明日からジェバンニが頑張ってみる!w
 リプレイも、近日中に公開するよう力を入れて編集してみようと思います。やりたいことがまた増えたw
09年1月7日(水)
【長期】幻奏戦記ルリルラ・ノイシュタルトハイ『異次元メルト』第4話 GM
 「ルリルラ〜異次元メルト」第4話GMやってきました。

 前後編の後編です。サッパリ味の事件の謎が解かれる後半戦なんですが、流石にキャラロール重視のゲームでの4話目……キャラ萌えでフリートークが楽しい時期になってきました。
 恋愛ロールっていいよね。ルリルラは男女の恋愛をキャッキャと遊ぶゲームだと思っています。戦闘めんどいとか絶対言わない。ロボット戦闘は好きだよ! 描写とか! 処理は大変だけど!
 自分は女性だけのTRPGサークルで活動しているので恋愛描写に「キャッキャする」ことをみんなで楽しんでいるんですが、……これって男性オンリーは……とつい思ってしまうGMです。良い迷惑ですね。それなりにルリルラが受ける理由は色々あると思いますよ。だがしかしロボットなんだろうなぁ。恋愛では……ないような気が……どうなんだろう。
 久しぶりのキャンペーン4話目だったんですが、先日怒涛の勢いで作ったリプレイが良いおさらいになったようで、大盛り上がりで久々のプレイができました。戦闘もそこそこキツくなれた。慣れが出来始めた。GMが!

 最近、シナリオメモをしなくなりました。ギガマキ感想でも書いたけど、今までは言う台詞を台本調に起こしていたのですがそれをすることもなく。おかげでマスターシーンをしなくなっていました。……けどGMの独壇場でプレイヤーが口出しできないところなんだからちゃんと考えておかなきゃいけないよなぁ。やりたい話はあるのに咄嗟に出せる言葉のレパートリーが少なくて「てな感じで」「みたいな」「と言った」が乱列させてしまうなあ……こればかりは反省しよう。
 シナリオはプレイヤーの皆さんが最高に盛り上げてくれて楽しかったけど、やっぱり長編シナリオで感動を求める以上、NPCの主張はカッコイイ台詞を用意してくるべきだったな。見栄えを良くできる言語力が欲しいよ……。
 最終回に向けてハリキっているプレイヤー達が可愛いんだがどないしよう。
08年1月6日(火)
【長期】巨神戦記ギガントマキア『Forget me not Scarlett』ループ9〜10 GM
 BLギガントマキアセッション「スカーレット」の9〜10話をGMしてきました。
 ついに2桁のキャンペーンになってしまいました。
 1セッション3〜6時間だから、実際のプレイは4時間として……単純計算で40時間も同じシナリオをループしてるのか。コレって凄いことじゃね? 何度も言ってるけど、だいぶ凄いことじゃね?www
 シナリオは、「ひぐらし」でいうところの「罪滅し編」まで進みました。次は「皆殺し編」みたいなノリです。ひぐらしで例えるなら、梨花ちゃんの本性が出てきたあたりです。10話が終わったけど早く11話がやりたい。時間が足りないのが悔しくてたまんないなー。

 ギガントマキアでPC間バトルをしてみました。10話にして初の試み。
 フュージョナーVSメイガスVSサムライのガチ戦闘をしてみたのですが、案外予想以上にバランスが良い。「神格機兵VS生身って勝ち目ないだろww」とばかり思っていましたが、玉砕覚悟でも突撃していくレンジャーやサムライはそれなりに強く作られているし、メイガスは便利だし、フュージョナーだって神格機兵に乗らなければの不利感が拭えないので、良いバランスで楽しめました。
 でも……疲れが尋常じゃないな。PC間バトルといえば「深淵」で、それよりもずっとラクな気もするけど。疲れた。前に9話分もプレイしたシナリオと全く同じなのに辛かった。もうやらない。けどやって良かった。
 10話もプレイして、ここにきて放置気味だったNPCに惚れるとか長期セッションの醍醐味を味わった。ああ、早く続きがやりたいなぁ。良いキャンペーンに恵まれましたw